JPH06277541A - ローラ式粉砕装置 - Google Patents
ローラ式粉砕装置Info
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- JPH06277541A JPH06277541A JP7031893A JP7031893A JPH06277541A JP H06277541 A JPH06277541 A JP H06277541A JP 7031893 A JP7031893 A JP 7031893A JP 7031893 A JP7031893 A JP 7031893A JP H06277541 A JPH06277541 A JP H06277541A
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 15
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 abstract 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
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- 239000003245 coal Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ローラ式粉砕装置において、加圧フレームの
回転荷重を受けるストッパ機構を剛性の高いものとし、
ストッパ部およびハウジング部の破損を防止するととも
に、粉砕装置の振動を低減する。 【構成】 ハウジング19内に回転自在に支持された粉
砕リング1上で、回転方向に所定間隔で配置された粉砕
ローラ2とこの粉砕ローラを回転可能に支持するローラ
ブラケット3と、ローラブラケットを加圧する加圧フレ
ーム9を備えたローラ式粉砕装置において、ハウジング
に設けられ、加圧フレームの多角形頂点部を収容する開
口部を設け、この開口部にストッパ23a、23bを設
け、加圧フレームの多角形頂点部にストッパーと接触す
るスペーサ24a、24bを設け、加圧フレームからの
回転荷重をスペーサとストッパを介してハウジングの円
周方向に伝えるようにする。
回転荷重を受けるストッパ機構を剛性の高いものとし、
ストッパ部およびハウジング部の破損を防止するととも
に、粉砕装置の振動を低減する。 【構成】 ハウジング19内に回転自在に支持された粉
砕リング1上で、回転方向に所定間隔で配置された粉砕
ローラ2とこの粉砕ローラを回転可能に支持するローラ
ブラケット3と、ローラブラケットを加圧する加圧フレ
ーム9を備えたローラ式粉砕装置において、ハウジング
に設けられ、加圧フレームの多角形頂点部を収容する開
口部を設け、この開口部にストッパ23a、23bを設
け、加圧フレームの多角形頂点部にストッパーと接触す
るスペーサ24a、24bを設け、加圧フレームからの
回転荷重をスペーサとストッパを介してハウジングの円
周方向に伝えるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はローラ式粉砕装置に係
り、特に加圧フレームのストッパ部およびハウジングの
破損を防止すると共に粉砕装置の振動を低減するのに好
適なローラ式粉砕装置に関する。
り、特に加圧フレームのストッパ部およびハウジングの
破損を防止すると共に粉砕装置の振動を低減するのに好
適なローラ式粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5にローラ式粉砕装置の全体構造を示
す。ヨーク10は減速機11の出力軸上に回転可能なよ
うに取りつけられており、このヨーク10上には環状の
粉砕リング1が固定されている。粉砕リング1上のくぼ
み部には、ローラブラケット3にローラ軸およびベアリ
ングにより回転可能なように固定されたローラ2が円周
方向に等間隔で3組設置されている。ローラブラケット
3の上部および加圧フレーム9下面にはピン4が入る溝
が加工されており、ローラブラケット3およびローラ2
はピン4を介して加圧フレーム9により粉砕リング1上
に押しつけられ、ローラ2が転倒しないようになってい
る。加圧フレーム9にはピボットアーム12が取りつけ
られており、このピボットアーム12のもう一方の端は
加圧シリンダ17に固定されたローディングロッド13
とつながっている。
す。ヨーク10は減速機11の出力軸上に回転可能なよ
うに取りつけられており、このヨーク10上には環状の
粉砕リング1が固定されている。粉砕リング1上のくぼ
み部には、ローラブラケット3にローラ軸およびベアリ
ングにより回転可能なように固定されたローラ2が円周
方向に等間隔で3組設置されている。ローラブラケット
3の上部および加圧フレーム9下面にはピン4が入る溝
が加工されており、ローラブラケット3およびローラ2
はピン4を介して加圧フレーム9により粉砕リング1上
に押しつけられ、ローラ2が転倒しないようになってい
る。加圧フレーム9にはピボットアーム12が取りつけ
られており、このピボットアーム12のもう一方の端は
加圧シリンダ17に固定されたローディングロッド13
とつながっている。
【0003】モーターにより減速機11の入力軸を回転
させると、減速機11の出力軸に取りつけられたヨーク
10およびヨーク10に固定された粉砕リング1が回転
する。この時、加圧シリンダ17はローディングロッド
13を引張っており、この引張り力はピボットアーム1
2を介して加圧フレーム9を下方向に押しつけており、
この加圧フレーム9はピン4、ローラブラケット3を介
してローラ2を粉砕リング1に押しつけている。被粉砕
物(例えば、石炭)は中央上部の供給管14から投下さ
れ、ローラ2と粉砕リング1にはさまれ、圧壊作用によ
り粉砕される。粉砕された被粉砕物(例えば、微粉炭)
は熱風40により吹き上げられ、分級機15を通り、所
定の粒度のものは出口管16へ、それより粒度の大きい
ものは粉砕部へ落下し、再び粉砕される構造となってい
る。
させると、減速機11の出力軸に取りつけられたヨーク
10およびヨーク10に固定された粉砕リング1が回転
する。この時、加圧シリンダ17はローディングロッド
13を引張っており、この引張り力はピボットアーム1
2を介して加圧フレーム9を下方向に押しつけており、
この加圧フレーム9はピン4、ローラブラケット3を介
してローラ2を粉砕リング1に押しつけている。被粉砕
物(例えば、石炭)は中央上部の供給管14から投下さ
れ、ローラ2と粉砕リング1にはさまれ、圧壊作用によ
り粉砕される。粉砕された被粉砕物(例えば、微粉炭)
は熱風40により吹き上げられ、分級機15を通り、所
定の粒度のものは出口管16へ、それより粒度の大きい
ものは粉砕部へ落下し、再び粉砕される構造となってい
る。
【0004】図6は、従来のローラ式粉砕装置の加圧フ
レームの固定方法を示す平面図である。ハウジング19
内面の加圧フレーム9の三角形頂点部が対向する部分に
は、一対のストッパ20a、20bが加圧フレーム9と
の間にわずかのギャップをもたせて支持棒21によりハ
ウジング19に固定されており、粉砕リング1の回転に
伴って加圧フレーム9が回転することを防止する構造と
なっている。粉砕時、加圧フレーム9は粉砕リング1の
回転方向にはストッパ20で拘束されており、上下方向
のみ動くことが可能である。
レームの固定方法を示す平面図である。ハウジング19
内面の加圧フレーム9の三角形頂点部が対向する部分に
は、一対のストッパ20a、20bが加圧フレーム9と
の間にわずかのギャップをもたせて支持棒21によりハ
ウジング19に固定されており、粉砕リング1の回転に
伴って加圧フレーム9が回転することを防止する構造と
なっている。粉砕時、加圧フレーム9は粉砕リング1の
回転方向にはストッパ20で拘束されており、上下方向
のみ動くことが可能である。
【0005】また、加圧フレーム9の形状が図6とは異
なる従来のローラ式粉砕装置の平面図を図7に示す。本
装置では、フレーム9の形状が図6の装置と異なるた
め、粉砕リング1の回転に伴ってフレーム9が回転する
ことを防止するためのストッパ20a、20bがハウジ
ング19に取りつけられたカバー22に支持棒21で固
定されている。本装置も図6の場合と全く同様に、加圧
フレーム9の回転のみがストッパ20によって拘束さ
れ、粉砕装置の上下方向には自由に動くようになってい
る。
なる従来のローラ式粉砕装置の平面図を図7に示す。本
装置では、フレーム9の形状が図6の装置と異なるた
め、粉砕リング1の回転に伴ってフレーム9が回転する
ことを防止するためのストッパ20a、20bがハウジ
ング19に取りつけられたカバー22に支持棒21で固
定されている。本装置も図6の場合と全く同様に、加圧
フレーム9の回転のみがストッパ20によって拘束さ
れ、粉砕装置の上下方向には自由に動くようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置は、加圧
フレームの回転を拘束するためのストッパ取りつけ部に
局所的な過大荷重が作用するため、ストッパ取りつけ部
が破損したり、ストッパ機構の剛性不足により、加圧フ
レームが粉砕リングの回転方向に振動し、これに伴って
ローラや粉砕装置全体が振動するという問題点があっ
た。
フレームの回転を拘束するためのストッパ取りつけ部に
局所的な過大荷重が作用するため、ストッパ取りつけ部
が破損したり、ストッパ機構の剛性不足により、加圧フ
レームが粉砕リングの回転方向に振動し、これに伴って
ローラや粉砕装置全体が振動するという問題点があっ
た。
【0007】上記、従来構造のミルにおいて、ハウジン
グのストッパ取りつけ部にき裂が発見されている。ま
た、異常振動の発生原因の一つとしてストッパ部の剛性
不足が指摘されている。図6において、粉砕時、粉砕リ
ング1は矢印に示した方向に回転し、これに伴ってロー
ラ2は粉砕リング1上で定置回転している。被粉砕物は
粉砕リング1とローラ2の間で粉砕され、この時、ロー
ラ2は被粉砕物から激しい衝撃荷重を受けている。従来
のローラ式粉砕装置では、加圧フレーム9の粉砕リング
1の回転方向への回転を、ハウジング19に支持棒21
で固定されたストッパ20で拘束する構造となってい
る。そのため、加圧フレーム9に生じた粉砕リング1の
回転方向の衝撃荷重Fは、加圧フレーム9からストッパ
20、支持棒21を介してハウジング19に伝わり、図
6に破線で示すようにハウジング19に局所的な変形を
生じさせ、この部分に過大な応力が発生する。支持棒2
1やハウジング19は激しい衝撃荷重を受けても破壊し
ないように設計されているが、被粉砕物中への金属等の
異物の混入などにより、予想以上の大きな衝撃荷重が発
生することが多々あるため、支持棒21およびハウジン
グ19にき裂が発生したり、破損してしまうことがあ
る。
グのストッパ取りつけ部にき裂が発見されている。ま
た、異常振動の発生原因の一つとしてストッパ部の剛性
不足が指摘されている。図6において、粉砕時、粉砕リ
ング1は矢印に示した方向に回転し、これに伴ってロー
ラ2は粉砕リング1上で定置回転している。被粉砕物は
粉砕リング1とローラ2の間で粉砕され、この時、ロー
ラ2は被粉砕物から激しい衝撃荷重を受けている。従来
のローラ式粉砕装置では、加圧フレーム9の粉砕リング
1の回転方向への回転を、ハウジング19に支持棒21
で固定されたストッパ20で拘束する構造となってい
る。そのため、加圧フレーム9に生じた粉砕リング1の
回転方向の衝撃荷重Fは、加圧フレーム9からストッパ
20、支持棒21を介してハウジング19に伝わり、図
6に破線で示すようにハウジング19に局所的な変形を
生じさせ、この部分に過大な応力が発生する。支持棒2
1やハウジング19は激しい衝撃荷重を受けても破壊し
ないように設計されているが、被粉砕物中への金属等の
異物の混入などにより、予想以上の大きな衝撃荷重が発
生することが多々あるため、支持棒21およびハウジン
グ19にき裂が発生したり、破損してしまうことがあ
る。
【0008】また、従来の粉砕装置では、前述のように
ハウジング19が局所的に変形するため、加圧フレーム
9に粉砕リング1の回転方向への振動が発生し、ひいて
は粉砕装置全体に振動が発生するという問題点があっ
た。ハウジング19の局所的な変形により、加圧フレー
ム9が粉砕リング1の回転方向に振動すると、加圧フレ
ーム9に取りつけられたローラ2も粉砕リング1の回転
方向に振動することになる。ローラ2は粉砕リング1上
の被粉砕物上で定置回転しているため、ローラ2と被粉
砕物の接触状態は非常に不安定な状態となり、最悪の場
合、ローラ2と被粉砕物にスリップが発生し、ローラ2
が粉砕リング1の外側方向へ移動する。粉砕リング1は
環状であり、外側へ移動するほど回転半径が大きくなり
周速度が速くなるため、ローラ2と粉砕リング1上の被
粉砕物に速度差が生じ、これに伴いローラ2は被粉砕物
上でジャンプし、粉砕装置に激しい振動が発生する(ス
ティックスリップと呼ばれる現象である)。
ハウジング19が局所的に変形するため、加圧フレーム
9に粉砕リング1の回転方向への振動が発生し、ひいて
は粉砕装置全体に振動が発生するという問題点があっ
た。ハウジング19の局所的な変形により、加圧フレー
ム9が粉砕リング1の回転方向に振動すると、加圧フレ
ーム9に取りつけられたローラ2も粉砕リング1の回転
方向に振動することになる。ローラ2は粉砕リング1上
の被粉砕物上で定置回転しているため、ローラ2と被粉
砕物の接触状態は非常に不安定な状態となり、最悪の場
合、ローラ2と被粉砕物にスリップが発生し、ローラ2
が粉砕リング1の外側方向へ移動する。粉砕リング1は
環状であり、外側へ移動するほど回転半径が大きくなり
周速度が速くなるため、ローラ2と粉砕リング1上の被
粉砕物に速度差が生じ、これに伴いローラ2は被粉砕物
上でジャンプし、粉砕装置に激しい振動が発生する(ス
ティックスリップと呼ばれる現象である)。
【0009】図7は、図6の装置とは加圧フレーム9の
形状が異なるローラ式粉砕装置である。本装置は、ハウ
ジング19に取りつけられたカバー22に固定されたス
トッパ20で加圧フレーム延長部27を支えて加圧フレ
ーム9の衝撃荷重Fを支持する構造となっている。本装
置も図7に破線で示したようにカバー22が局所的に変
形するため、図6の装置と全く同様な問題点がある。
形状が異なるローラ式粉砕装置である。本装置は、ハウ
ジング19に取りつけられたカバー22に固定されたス
トッパ20で加圧フレーム延長部27を支えて加圧フレ
ーム9の衝撃荷重Fを支持する構造となっている。本装
置も図7に破線で示したようにカバー22が局所的に変
形するため、図6の装置と全く同様な問題点がある。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、より剛性の高いストッパ機構を提案し、ストッ
パ部およびハウジングの破損を防止すると共に粉砕装置
の振動を低減することにある。
解決し、より剛性の高いストッパ機構を提案し、ストッ
パ部およびハウジングの破損を防止すると共に粉砕装置
の振動を低減することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願の第1の発明は、ハウジング内に回転自在に支持さ
れた粉砕リングと、この粉砕リング上で回転方向に沿っ
て所定間隔で配置された複数個の粉砕ローラと、粉砕ロ
ーラを回転可能に支持するローラブラケットと、このロ
ーラブラケットを加圧することにより粉砕ローラを粉砕
リング上に圧接する加圧フレームとを備えたローラ式粉
砕装置において、ハウジングに設けられ上記加圧フレー
ムの多角形頂点部を収容する開口部と、この開口部に設
けたストッパと、加圧フレームの多角形頂点部に設けら
れ前記ストッパと接触するスペーサとを備え、加圧フレ
ームからの回転荷重を上記スペーサとストッパを介して
ハウジングの主として円周方向に伝えるように構成した
ことを特徴とするローラ式粉砕装置に関する。
本願の第1の発明は、ハウジング内に回転自在に支持さ
れた粉砕リングと、この粉砕リング上で回転方向に沿っ
て所定間隔で配置された複数個の粉砕ローラと、粉砕ロ
ーラを回転可能に支持するローラブラケットと、このロ
ーラブラケットを加圧することにより粉砕ローラを粉砕
リング上に圧接する加圧フレームとを備えたローラ式粉
砕装置において、ハウジングに設けられ上記加圧フレー
ムの多角形頂点部を収容する開口部と、この開口部に設
けたストッパと、加圧フレームの多角形頂点部に設けら
れ前記ストッパと接触するスペーサとを備え、加圧フレ
ームからの回転荷重を上記スペーサとストッパを介して
ハウジングの主として円周方向に伝えるように構成した
ことを特徴とするローラ式粉砕装置に関する。
【0012】第2の発明は、ハウジング内に回転自在に
支持された粉砕リングと、この粉砕リング上で回転方向
に沿って所定間隔で配置された複数個の粉砕ローラと、
粉砕ローラを回転可能に支持するローラブラケットと、
ローラブラケットを加圧することにより粉砕ローラを粉
砕リング上に圧接する加圧フレームとを備えたローラ式
粉砕装置において、ハウジングに設けられ加圧フレーム
の外方延長部を収容する開口部と、この開口部に設けた
ストッパとを備え、加圧フレームからの回転荷重を加圧
フレーム延長部とスペーサを介してハウジングの主とし
て円周方向に伝えるように構成したことを特徴とするロ
ーラ式粉砕装置に関する。
支持された粉砕リングと、この粉砕リング上で回転方向
に沿って所定間隔で配置された複数個の粉砕ローラと、
粉砕ローラを回転可能に支持するローラブラケットと、
ローラブラケットを加圧することにより粉砕ローラを粉
砕リング上に圧接する加圧フレームとを備えたローラ式
粉砕装置において、ハウジングに設けられ加圧フレーム
の外方延長部を収容する開口部と、この開口部に設けた
ストッパとを備え、加圧フレームからの回転荷重を加圧
フレーム延長部とスペーサを介してハウジングの主とし
て円周方向に伝えるように構成したことを特徴とするロ
ーラ式粉砕装置に関する。
【0013】
【作用】ハウジングの開口部に取りつけられたストッパ
で、加圧フレームに生じた粉砕リング回転方向の衝撃力
を受けることにより、ハウジングに作用する荷重の方向
が、ハウジングの円周方向に一致するため、加圧フレー
ムの衝撃力は、ハウジングに局所的に伝わらず、ハウジ
ング全体に伝わるようになる。そのため、ハウジングに
局所的な過大荷重が作用することがなくなり、ストッパ
部およびハウジングが破損することがない。また、ハウ
ジング全体のねじり抵抗で加圧フレームの回転を拘束す
ることができるため、加圧フレームの回転拘束力が大き
くなり、加圧フレームの粉砕リング回転方向へのねじり
振動を防止することができ、粉砕装置の振動をも低減す
ることが可能である。
で、加圧フレームに生じた粉砕リング回転方向の衝撃力
を受けることにより、ハウジングに作用する荷重の方向
が、ハウジングの円周方向に一致するため、加圧フレー
ムの衝撃力は、ハウジングに局所的に伝わらず、ハウジ
ング全体に伝わるようになる。そのため、ハウジングに
局所的な過大荷重が作用することがなくなり、ストッパ
部およびハウジングが破損することがない。また、ハウ
ジング全体のねじり抵抗で加圧フレームの回転を拘束す
ることができるため、加圧フレームの回転拘束力が大き
くなり、加圧フレームの粉砕リング回転方向へのねじり
振動を防止することができ、粉砕装置の振動をも低減す
ることが可能である。
【0014】
【実施例】図1は、本発明になるローラ式粉砕装置の一
実施例における加圧フレーム取りつけ状態を示す平面図
である。ハウジング19の加圧フレーム9の三角形頂点
部が位置する部分には、加圧フレーム9を収容するため
の開口部が設けられており、この開口部の両端にはそれ
ぞれストッパ23a、23bが例えば溶接により固定さ
れている。このストッパ23とハウジング19の固定部
には、図1のように一対の補強リブ25がハウジング1
9の内面および外面に取りつけられており、十分な強度
を持つよう考慮されている。また、加圧フレーム9の三
角形頂点部にはそれぞれ一対のスペーサ24a、24b
が固定されており、このスペーサ24a、24bとスト
ッパ23a、23bの間隔は微少な隙間となるように調
整されている。そのため、加圧フレーム9は粉砕リング
1の回転方向のみ拘束され、粉砕装置の上下方向(図1
の紙面に垂直方向)のみ自由に動くようになっている。
また、ハウジング19には内部の被粉砕物のもれを防止
するためのカバー30が取りつけられている。
実施例における加圧フレーム取りつけ状態を示す平面図
である。ハウジング19の加圧フレーム9の三角形頂点
部が位置する部分には、加圧フレーム9を収容するため
の開口部が設けられており、この開口部の両端にはそれ
ぞれストッパ23a、23bが例えば溶接により固定さ
れている。このストッパ23とハウジング19の固定部
には、図1のように一対の補強リブ25がハウジング1
9の内面および外面に取りつけられており、十分な強度
を持つよう考慮されている。また、加圧フレーム9の三
角形頂点部にはそれぞれ一対のスペーサ24a、24b
が固定されており、このスペーサ24a、24bとスト
ッパ23a、23bの間隔は微少な隙間となるように調
整されている。そのため、加圧フレーム9は粉砕リング
1の回転方向のみ拘束され、粉砕装置の上下方向(図1
の紙面に垂直方向)のみ自由に動くようになっている。
また、ハウジング19には内部の被粉砕物のもれを防止
するためのカバー30が取りつけられている。
【0015】図2は、本発明になるローラ式粉砕装置の
一実施例における加圧フレームのストッパ部の詳細を示
す一部拡大平面図である。ハウジング19の開口部に取
りつけられたストッパ23は、3枚の板をボルト26で
結合することで構成されており、中央またはスペーサ2
4側の板の厚さを変えることによって、スペーサ24と
ストッパ23との隙間の大きさを調整することが可能で
ある。
一実施例における加圧フレームのストッパ部の詳細を示
す一部拡大平面図である。ハウジング19の開口部に取
りつけられたストッパ23は、3枚の板をボルト26で
結合することで構成されており、中央またはスペーサ2
4側の板の厚さを変えることによって、スペーサ24と
ストッパ23との隙間の大きさを調整することが可能で
ある。
【0016】本発明になるローラ式粉砕装置では、加圧
フレーム9に生じた粉砕リング1の回転方向の衝撃荷重
をハウジング全体のねじり抵抗で支持することができる
ため、ハウジング19に局所的な変形や過大応力が発生
せず、かつ高剛性で加圧フレームの回転を拘束すること
が可能である。図1において、粉砕リング1は図示した
矢印方向に回転している。この時、粉砕リング1上のロ
ーラ2は定置回転し、粉砕リング1との間で被粉砕物を
粉砕しており、ローラ2は被粉砕物から激しい衝撃力を
受ける。この衝撃力のうち、粉砕リング1の回転方向の
衝撃力は、ローラ2から加圧フレーム9に伝わり、さら
に加圧フレーム9に固定されたスペーサ24を介してハ
ウジング19に固定されたストッパ23で受けとめられ
る。本発明になるローラ式粉砕装置では、図1に示すよ
うに、この衝撃力Fがハウジング19の円周方向と一致
するため、衝撃力Fは、ハウジングに局所的に伝わら
ず、ハウジング全体に伝わるようになる。そのため、衝
撃荷重Fをハウジング全体のねじり抵抗で支持すること
ができ、ハウジング19に局所的な変形や過大応力が発
生せず、ハウジング19のき裂発生や破損を防止するこ
とができる。これに対し、図6および図7に示した従来
のローラ式粉砕装置では、加圧フレーム9からハウジン
グ19に伝わる衝撃力Fの方向がハウジング19の円周
方向と一致しないため、ストッパ20取付部近傍に局所
的な変形および過大応力が発生し、き裂発生や破損の原
因となる。
フレーム9に生じた粉砕リング1の回転方向の衝撃荷重
をハウジング全体のねじり抵抗で支持することができる
ため、ハウジング19に局所的な変形や過大応力が発生
せず、かつ高剛性で加圧フレームの回転を拘束すること
が可能である。図1において、粉砕リング1は図示した
矢印方向に回転している。この時、粉砕リング1上のロ
ーラ2は定置回転し、粉砕リング1との間で被粉砕物を
粉砕しており、ローラ2は被粉砕物から激しい衝撃力を
受ける。この衝撃力のうち、粉砕リング1の回転方向の
衝撃力は、ローラ2から加圧フレーム9に伝わり、さら
に加圧フレーム9に固定されたスペーサ24を介してハ
ウジング19に固定されたストッパ23で受けとめられ
る。本発明になるローラ式粉砕装置では、図1に示すよ
うに、この衝撃力Fがハウジング19の円周方向と一致
するため、衝撃力Fは、ハウジングに局所的に伝わら
ず、ハウジング全体に伝わるようになる。そのため、衝
撃荷重Fをハウジング全体のねじり抵抗で支持すること
ができ、ハウジング19に局所的な変形や過大応力が発
生せず、ハウジング19のき裂発生や破損を防止するこ
とができる。これに対し、図6および図7に示した従来
のローラ式粉砕装置では、加圧フレーム9からハウジン
グ19に伝わる衝撃力Fの方向がハウジング19の円周
方向と一致しないため、ストッパ20取付部近傍に局所
的な変形および過大応力が発生し、き裂発生や破損の原
因となる。
【0017】また、本発明になるローラ式粉砕装置は、
ハウジング全体のねじり抵抗で加圧フレームの回転を拘
束することができるため、加圧フレームの回転拘束力が
大きくなり(剛性が高くなり)、加圧フレームの粉砕リ
ング回転方向へのねじり振動を防止することができ、ひ
いては粉砕装置の振動をも低減できるという効果があ
る。図1に示したように、本発明になるローラ式粉砕装
置は、ハウジング19が加圧フレーム9から受ける衝撃
力Fがハウジング19の円周方向となり、ハウジング1
9の局所的な変形がないため、加圧フレーム9の粉砕リ
ング1の回転方向への動き(ねじり振動)を小さくする
ことが可能である。また、ローラ2は加圧フレーム9に
取りつけられており、加圧フレーム9のねじり振動の低
減に伴って、ローラ2の粉砕リング1の回転方向への振
動が低減される。ローラ2は粉砕リング1上で回転して
いるため、ローラ2の粉砕リング1の回転方向への振動
の低減は、ローラ2と被粉砕物の接触状態を安定なもの
とし、激しい振動の原因であるローラ2と被粉砕物のス
リップを防止することができる。
ハウジング全体のねじり抵抗で加圧フレームの回転を拘
束することができるため、加圧フレームの回転拘束力が
大きくなり(剛性が高くなり)、加圧フレームの粉砕リ
ング回転方向へのねじり振動を防止することができ、ひ
いては粉砕装置の振動をも低減できるという効果があ
る。図1に示したように、本発明になるローラ式粉砕装
置は、ハウジング19が加圧フレーム9から受ける衝撃
力Fがハウジング19の円周方向となり、ハウジング1
9の局所的な変形がないため、加圧フレーム9の粉砕リ
ング1の回転方向への動き(ねじり振動)を小さくする
ことが可能である。また、ローラ2は加圧フレーム9に
取りつけられており、加圧フレーム9のねじり振動の低
減に伴って、ローラ2の粉砕リング1の回転方向への振
動が低減される。ローラ2は粉砕リング1上で回転して
いるため、ローラ2の粉砕リング1の回転方向への振動
の低減は、ローラ2と被粉砕物の接触状態を安定なもの
とし、激しい振動の原因であるローラ2と被粉砕物のス
リップを防止することができる。
【0018】一方、図6および図7の従来の装置では、
ハウジング19が受ける衝撃力Fの方向とハウジング1
9の円周方向が一致せず、ハウジング19の半径方向の
成分を有することからハウジング19のストッパ20取
付部付近またはカバー22の局所変形を生じるため、ス
トッパ機構が剛性不足となる。そのため、加圧フレーム
9が粉砕リング1の回転方向に振動し、加圧フレーム9
に取りつけられたローラ2も粉砕リング1の回転方向に
振動することになる。
ハウジング19が受ける衝撃力Fの方向とハウジング1
9の円周方向が一致せず、ハウジング19の半径方向の
成分を有することからハウジング19のストッパ20取
付部付近またはカバー22の局所変形を生じるため、ス
トッパ機構が剛性不足となる。そのため、加圧フレーム
9が粉砕リング1の回転方向に振動し、加圧フレーム9
に取りつけられたローラ2も粉砕リング1の回転方向に
振動することになる。
【0019】以上のように、本発明によれば、加圧フレ
ームの衝撃力をハウジング全体のねじり抵抗で支持する
ことができるため、ハウジングの局所的な変形や過大荷
重の発生によるき裂発生や破損を防止することができ
る。また、加圧フレームの回転拘束力が高まり(ストッ
パ機構の剛性が高まり)、粉砕装置の振動を低減するこ
とが可能となる。
ームの衝撃力をハウジング全体のねじり抵抗で支持する
ことができるため、ハウジングの局所的な変形や過大荷
重の発生によるき裂発生や破損を防止することができ
る。また、加圧フレームの回転拘束力が高まり(ストッ
パ機構の剛性が高まり)、粉砕装置の振動を低減するこ
とが可能となる。
【0020】本発明の他の実施例を図3に示す。本実施
例は、図1の加圧フレーム形状とは異なる加圧フレー
ム、すなわち三角形の加圧フレーム9の頂点の延長部2
7を用いた場合の実施例である。本実施例では、図1の
スペーサ24は不要となり、加圧フレームに生じた衝撃
力はハウジング19に固定されたストッパ23で直接支
持することが可能である。本実施例も図1の実施例と全
く同様に、加圧フレームの衝撃力をハウジング全体のね
じり抵抗で支持でき、局所的な変形や過大荷重によるき
裂発生や破損を防止すると共に、粉砕装置の振動を低減
できるという効果がある。
例は、図1の加圧フレーム形状とは異なる加圧フレー
ム、すなわち三角形の加圧フレーム9の頂点の延長部2
7を用いた場合の実施例である。本実施例では、図1の
スペーサ24は不要となり、加圧フレームに生じた衝撃
力はハウジング19に固定されたストッパ23で直接支
持することが可能である。本実施例も図1の実施例と全
く同様に、加圧フレームの衝撃力をハウジング全体のね
じり抵抗で支持でき、局所的な変形や過大荷重によるき
裂発生や破損を防止すると共に、粉砕装置の振動を低減
できるという効果がある。
【0021】図4の実施例はストッパ23にベアリング
29を取りつけたものである。加圧フレーム9は粉砕時
粉砕装置の上下方向のみに動くようになっており、ベア
リング29によりスムーズに上下動できるようになる。
本実施例特有の効果として、ベアリング29と加圧フレ
ーム9の間の隙間を小さくすることができ、加圧フレー
ム9の粉砕リング1の回転方向のガタを小さくできると
いう効果がある。なお、加圧フレーム延長部27は、加
圧フレーム9の三角形の各辺の中央部より外方に直角に
延長しても同様の効果がある。
29を取りつけたものである。加圧フレーム9は粉砕時
粉砕装置の上下方向のみに動くようになっており、ベア
リング29によりスムーズに上下動できるようになる。
本実施例特有の効果として、ベアリング29と加圧フレ
ーム9の間の隙間を小さくすることができ、加圧フレー
ム9の粉砕リング1の回転方向のガタを小さくできると
いう効果がある。なお、加圧フレーム延長部27は、加
圧フレーム9の三角形の各辺の中央部より外方に直角に
延長しても同様の効果がある。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、加圧フレームの衝撃力
をハウジング全体のねじり抵抗で支持でき、局所的な変
形や過大荷重によるき裂発生や破損を防止すると共に、
加圧フレームの回転拘束力が高まり(ストッパ機構の剛
性が高まり)粉砕装置の振動を低減できるという効果が
ある。
をハウジング全体のねじり抵抗で支持でき、局所的な変
形や過大荷重によるき裂発生や破損を防止すると共に、
加圧フレームの回転拘束力が高まり(ストッパ機構の剛
性が高まり)粉砕装置の振動を低減できるという効果が
ある。
【図1】本発明になるローラ式粉砕装置の一実施例にお
ける加圧フレームの取りつけ状態を示す平面図。
ける加圧フレームの取りつけ状態を示す平面図。
【図2】本発明になるローラ式粉砕装置の加圧フレーム
の取りつけ状態の詳細を示す一部拡大平面図。
の取りつけ状態の詳細を示す一部拡大平面図。
【図3】、
【図4】本発明になるローラ式粉砕装置の他の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図5】従来のローラ式粉砕装置の全体図。
【図6】、
【図7】従来のローラ式粉砕装置の加圧フレームの取り
つけ状態を示す平面図。
つけ状態を示す平面図。
1…粉砕リング、2…粉砕ローラ、3…ローラブラケッ
ト、4…ピン、9…加圧フレーム、10…ヨーク、11
…減速機、12…ピボットアーム、13…ローディング
ロッド、14…供給管、15…分級機、16…出口管、
17…加圧シリンダ、19…ハウジング、23…ストッ
パ、24…スペーサ、25…補強リブ、27…加圧フレ
ーム延長部、30…カバー。
ト、4…ピン、9…加圧フレーム、10…ヨーク、11
…減速機、12…ピボットアーム、13…ローディング
ロッド、14…供給管、15…分級機、16…出口管、
17…加圧シリンダ、19…ハウジング、23…ストッ
パ、24…スペーサ、25…補強リブ、27…加圧フレ
ーム延長部、30…カバー。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジング内に回転自在に支持された粉
砕リングと、この粉砕リング上で回転方向に沿って所定
間隔で配置された複数個の粉砕ローラと、粉砕ローラを
回転可能に支持するローラブラケットと、このローラブ
ラケットを加圧することにより粉砕ローラを粉砕リング
上に圧接する加圧フレームとを備えたローラ式粉砕装置
において、ハウジングに設けられ上記加圧フレームの多
角形頂点部を収容する開口部と、この開口部に設けたス
トッパと、加圧フレームの多角形頂点部に設けられ前記
ストッパと接触するスペーサとを備え、加圧フレームか
らの回転荷重を上記スペーサとストッパを介してハウジ
ングの主として円周方向に伝えるように構成したことを
特徴とするローラ式粉砕装置。 - 【請求項2】 ハウジング内に回転自在に支持された粉
砕リングと、この粉砕リング上で回転方向に沿って所定
間隔で配置された複数個の粉砕ローラと、粉砕ローラを
回転可能に支持するローラブラケットと、ローラブラケ
ットを加圧することにより粉砕ローラを粉砕リング上に
圧接する加圧フレームとを備えたローラ式粉砕装置にお
いて、ハウジングに設けられ加圧フレームの外方延長部
を収容する開口部と、この開口部に設けたストッパとを
備え、加圧フレームからの回転荷重を加圧フレーム延長
部とスペーサを介してハウジングの主として円周方向に
伝えるように構成したことを特徴とするローラ式粉砕装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7031893A JPH06277541A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ローラ式粉砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7031893A JPH06277541A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ローラ式粉砕装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06277541A true JPH06277541A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13427988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7031893A Pending JPH06277541A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ローラ式粉砕装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06277541A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103934066A (zh) * | 2014-05-09 | 2014-07-23 | 上海建冶路桥机器设备有限公司 | 锥磨机锥形吊架 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP7031893A patent/JPH06277541A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103934066A (zh) * | 2014-05-09 | 2014-07-23 | 上海建冶路桥机器设备有限公司 | 锥磨机锥形吊架 |
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