JPH06277924A - 開先加工機における切削位置決め方式 - Google Patents
開先加工機における切削位置決め方式Info
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- JPH06277924A JPH06277924A JP9540193A JP9540193A JPH06277924A JP H06277924 A JPH06277924 A JP H06277924A JP 9540193 A JP9540193 A JP 9540193A JP 9540193 A JP9540193 A JP 9540193A JP H06277924 A JPH06277924 A JP H06277924A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- work
- clamping
- flange
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 剛体からなるストッパー定規手段を排除し、
構成及び操作の簡素化を図ること。 【構成】 搬入コンベヤによって移送されるワークの
端部を、他方の支持体側の第2の検出スイッチにより検
出し、この検出信号によって搬入コンベヤを停止する
搬入コンベヤの停止後に、他方の支持体側のクランプ
手段でワークをクランプする 一方の支持体側を送り
方向に移動し、ワーク端部が一方の支持体側の第1の検
出スイッチに検出されるとき、この検出信号を起点とし
て一方の支持体を移動制御する 一方の支持体の移動
停止後に、一方の支持体側のクランプ手段でワークをク
ランプする 一方の支持体によるワークのクランプ後
に、他方の支持体側のクランプ手段を解除し、一方の支
持体側を送り方向及び反対方向に移動制御する 第2
の検出スイッチがワークの端部を検出するとき、その検
出信号を起点として一方の支持体を移動制御する 一
方の支持体の移動停止後に、他方の支持体側のクランプ
手段でワークをクランプする 以上〜の工程によっ
て切削位置決めを行う。
構成及び操作の簡素化を図ること。 【構成】 搬入コンベヤによって移送されるワークの
端部を、他方の支持体側の第2の検出スイッチにより検
出し、この検出信号によって搬入コンベヤを停止する
搬入コンベヤの停止後に、他方の支持体側のクランプ
手段でワークをクランプする 一方の支持体側を送り
方向に移動し、ワーク端部が一方の支持体側の第1の検
出スイッチに検出されるとき、この検出信号を起点とし
て一方の支持体を移動制御する 一方の支持体の移動
停止後に、一方の支持体側のクランプ手段でワークをク
ランプする 一方の支持体によるワークのクランプ後
に、他方の支持体側のクランプ手段を解除し、一方の支
持体側を送り方向及び反対方向に移動制御する 第2
の検出スイッチがワークの端部を検出するとき、その検
出信号を起点として一方の支持体を移動制御する 一
方の支持体の移動停止後に、他方の支持体側のクランプ
手段でワークをクランプする 以上〜の工程によっ
て切削位置決めを行う。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、H形鋼の開先加工を
行う加工機の切削位置決め方式に関するものである。 【0002】 【従来の技術】端面部を勾配状又は直角に切断したH形
鋼が、建築用構造材として用いられるが、この構造材に
は健全な溶接を行うために図7のような開先加工がされ
る。要するにワークWにおける両側フランジa、bとウ
ェブcとの両接合部に、奥部を円弧状とした切欠きF
a、Fb(スカラップ加工)を形成し、また両側フラン
ジa、bの端部に直線状のルート面Ra、Rbと斜面状
の面取り面Va、Vb(開先加工)を形成したものであ
る。 【0003】この開先加工を行うための加工機として、
従来、実開昭63−186515号に提案されるもの公
知である。この従来の装置は、ワーク搬入路の両側に一
対の支持体を備えており、この支持体にワークをクラン
プするクランプ手段、ワークを切削する切削手段を配設
し、さらにワークの幅と先端の勾配に対応するために一
方の支持体側に前後調整手段を、他方の支持体側に左右
調整手段を設けたものである。 【0004】そして、ワークを適切な切削位置に設定す
るために、両支持体に突き当て式のストッパ定規手段を
備えている。さらにこのストッパ定規手段には、ワーク
に対する追込み量、補正量を設定し、適切なルート面R
a、Rbと面取り面Va、Vbを得るための前後微調整
手段が備えられる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】開先加工に供されるワ
ークは、短尺で軽量なものから長尺で数トンに及ぶ重量
材まで各種存在する。従って上記のストッパ定規手段
は、重量材に対応する堅牢さが要求されることになり、
極めて大型となる。また、各々に前後微調整機構を備え
るために、構成が複雑で操作も面倒であるなどの問題が
あり、総じてコストの高騰、作業性の低下を招く要因と
なっている。 【0006】本発明は、上記した従来技術の問題点に着
目してなされたものであり、当接定規手段を排除するこ
とができ、しかも操作性が向上する新規な切削位置決め
方式を提供しようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が採用した方式は次の通りである。すなわ
ちその要旨とするところは、搬入コンベヤによって移
送されるワークの端部を、他方の支持体側に備えた第2
の検出スイッチによって検出し、この検出信号によって
搬入コンベヤを停止又は減速する第1の工程。搬入コ
ンベヤの停止又は減速後に、他方の支持体側のクランプ
手段によってワークをクランプする第2の工程。一方
の支持体側を送り方向又は送り方向と反対方向に移動
し、ワークの端部が一方の支持体側に備えた第1の検出
スイッチによって検出されるとき、この検出信号に基づ
いて一方の支持体の移動を制御する第3の工程。 【0008】一方の支持体の移動が停止した後に、一
方の支持体側のクランプ手段によってワークをクランプ
する第4の工程。一方の支持体によるワークのクラン
プ後に、他方の支持体側のクランプ手段を解除し、一方
の支持体側を送り方向又は送り方向と反対方向に移動制
御する第5の工程。第2の検出スイッチがワークの端
部を検出するとき、この検出信号に基づいて一方の支持
体を移動制御する第6の工程。一方の支持体の移動が
停止した後に、他方の支持体側のクランプ手段によって
ワークをクランプする第7の工程を備えたことにある。 【0009】 【実施例】以下、この発明に係る切削位置決め方式を具
体的構成と共に説明する。図1〜図3は、この方式を適
用した開先加工機の動作説明図であり、AはワークWを
前方から後方(図の上下方向)へ搬送し、後方端の加工
機Ba、Bbへ給送する搬入コンベヤ Mは搬入コンベ
ヤAを駆動する駆動モータ 1a及び1bは加工機B
a、Bbを構成する一方及び他方の支持体で、この支持
体1a、1bは左右に一対配設する。図中の右側に位置
する一方の支持体1aには、前後移動手段Cが関連して
おり、搬入コンベヤAの送り方向及び送り方向と反対方
向に支持体1aを移動制御する。 【0010】上記の前後移動手段Cは、サーボモータ2
とこのサーボモータ2に駆動される送りねじ軸3及び送
りねじ軸3に螺合する支持体1a側の受動ナット4によ
り構成する。また他方の支持体1bには、左右移動手段
Dが関連しており、上記一方の支持体1aの移動方向と
直交する方向に支持体1bを移動制御する。この左右移
動手段Dは、サーボモータ5とこのサーボモータ5に駆
動される送りねじ軸6及び送りねじ軸6に螺合する支持
体1b側の受動ナット7により構成する。 【0011】E、Fは一方及び他方の支持体1a、1b
にそれぞれ設けたクランプ手段で、ワークWにおけるフ
ランジa、bを上下方向から挟圧するクランプ片8及び
9により構成する。上記のクランプ片8、9は油圧シリ
ンダ10、10(図4参照)によって作動する。G、H
は上記クランプ手段E、Fにより後方位置にして一方及
び他方の支持体1a、1bに配設した切削手段 この切
削手段G、Hは追込カッター、開先カッター、スカラッ
プカッターを備えており、上昇送りによってワークWに
開先加工を行う。 【0012】Saは一方の支持体1a側の上部に配設し
たリミットスイッチからなる第1の検出スイッチで、ス
イッチ作動片11をワーク移送路に対し上向きに突出し
てあり、フランジaの先端が当接するとき検出信号を出
力する。この検出スイッチSaは、切削手段Gの切削位
置にワークWが到達したとき作動する。Sbは他方の支
持体1b側の上部に配設したリミットスイッチからなる
第2の検出スイッチで、スイッチ作動片11をワーク移
送路に対して上向きに突出し、フランジbの先端が当接
するとき検出信号を出力する。この検出スイッチSb
は、切削手段Hの切削位置にワークWが到達したとき作
動する。 【0013】上記のスイッチ作動片11、11は定位置
において、ワークWの下面に対応するものである。(図
4参照)また両検出スイッチSa、Sbは上記の接触型
のものに限らず非接触型のものを用いることができるこ
とは勿論である。この場合は、検出用の光線を上向きに
照射させた反射式の光電スイッチが好適である。さらに
これら検出スイッチSa、Sbは、切削手段G、Hに固
定して配設することもできる。 【0014】Seは搬入コンベヤAと加工機Ba、Bb
の間においてワークWの先端を検出する検出スイッチ
で、駆動モータMを制御し、ワークWの搬入速度を高速
から低速に切り換えるものである。Hは加工機Ba、B
bの後方に配設した搬出コンベヤ Jは他方の支持体1
bと搬出コンベヤHとの間に配設した連結コンベヤであ
る。 【0015】次に、一方の支持体1aの前後移動を司掌
するサーボモータ2の制御装置を図5のブロック回路図
によって説明する。サーボモータ2には、速度検出器1
8及びエンコーダ19を接続する。サーボモータ2の回
転は移動位置設定器20、パルス発生回路21、偏差カ
ウンタ22、D/A変換器23、差動増幅器24及びパ
ワーアンプ25からなる駆動制御装置26によって制御
され、これによって一方の支持体1aが移動する。 【0016】サーボモータ2を制御するために必要な操
作信号は、操作盤27、検出スイッチSa、Sbによっ
て移動位置設定器20へ所定のプログラムとして与え
る。なお位置レジスタ28は、一方の支持体1aの移動
方向すなわち、サーボモータ2の回転方向に応じてエン
コーダ19からのパルスをアップ又はダウンカウント
し、現在位置を監視する。 【0017】一実施例に係る加工装置の構成は上記の通
りであり、以下のようにしてワークWの開先加工を行う
ものである。ワークWを加工機Ba、Bbに送り込むに
当たっては、まずサーボモータ5によって他方の支持体
1bを横移動し、左右間隔をワークWの幅に適合する。
なお、図においては一方の支持体1aが他方の支持体1
bと正対しているが、搬入コンベヤAとの間にスペース
がある後方位置に待機している状態であっても差し支え
はない。また、ワークWとしては図に示す勾配材のほか
先端が直角の鋼材であっても良い。 【0018】上記の状態において、搬入コンベヤAを駆
動し、ワークWを後方へ移送する。ワークWが勾配材の
とき、図1のように一方のフランジaが先行して移送が
行われる。この移送中に上記フランジaが検出スイッチ
Seによって検出されると、この検出信号により、搬入
コンベヤAの駆動モータMが高速から低速に切り換わ
る。これによりワークWは充分遅い速度で後方へ移送さ
れ、そして加工機Ba、Bb側へ進入する。 【0019】まずワークWが一方の支持体1a側へ進入
し、第1の検出スイッチSaがフランジaを検出する
が、この検出信号によっては何らの動作は起きない。し
かし他方の支持体1bへのフランジbの進入し、その先
端が第2の検出スイッチSbにより検出されるとき、こ
の検出信号によって駆動モータMが停止し、ワークWの
移送が停止する。そして、クランプ手段Fが作動し、他
方のフランジbをクランプ固定する。 【0020】ここにおいてワークWは、検出スイッチS
bの検出位置に一致して固定することが望ましいが、慣
性によるオーバラン、クランプによる位置ずれなどによ
って誤差を生ずることは避け得ない。この誤差量は、ワ
ークWの大きさなどによって常にまちまちである。 【0021】片側のフランジbのクランプが行われたな
らば、図の例では、サーボモータ2を正転方向に駆動し
て、一方の支持体1aを後方へ移動する。この支持体1
aの移動によってフランジaの先端を第1の検出スイッ
チSaが検出すると、その検出信号によってサーボモー
タ2が停止し、一方の支持体1aの移動が停止する。な
お、フランジaの先端に図6の追込み切削(追込量を符
号mで示す)を行う場合は、検出信号が出力された後
に、今度はサーボモータ2を逆転駆動する。 【0022】このときのサーボモータ2の逆転量は、エ
ンコーダ19によって計測されるものであり、追込量に
相当する設定値と上記回転量とが一致したとき、サーボ
モータ2が停止するように制御される。なお上記の追込
量は、補正量なども考慮しながら予め操作盤27のキー
ボードによって移動位置設定器20へ入力設定しておく
ようにする。 【0023】上記のサーボモータ2による一方の支持体
1aの送り動作は、充分な位置決め精度が得られる速度
で行う。一方の支持体1aが停止したならば、一方のク
ランプ手段Eを作動し、ワークWにおける一方のフラン
ジaをクランプ固定する。上記の動作によって一方のフ
ランジaは、切削手段Gによる切削位置に正確に設定さ
れる。この設定が終了したならば、他方の支持体1b側
のクランプ手段Fを解放し、続いてサーボモータ2を逆
転方向に駆動する。 【0024】上記のサーボモータ2の動作によりクラン
プ状態でワークWが前進移送され、この移送中に、ワー
クWにおける他方のフランジbの先端が第2の検出スイ
ッチSbによって検出される。この検出信号によりサー
ボモータ2が停止し、一方の支持体1aによるワークW
の移動が停止する。 【0025】フランジbの先端に図6の追込み切削(追
込量を符号nで示す)を行う場合は、検出信号が出力さ
れた後に、さらにサーボモータ2を逆転駆動する。この
ときのサーボモータ2の回転量は、エンコーダ19によ
って計測されるもので、追込量に相当する設定値と上記
回転量とが一致したとき、サーボモータ2が停止制御さ
れる。なお上記の追込量は、補正量なども考慮しながら
予め操作盤27によって移動位置設定器20へ入力設定
しておく。 【0026】上記のサーボモータ2による一方の支持体
1aの移送動作は、充分な位置決め精度が得られる速度
で行う。支持体1aが停止したならば、続いて他方のク
ランプ手段Fを作動し、ワークWにおける他方のフラン
ジbをクランプ固定する。上記の動作によって他方のフ
ランジbは、切削手段Hの切削位置に設定される。この
ようにして両方のフランジa、bに対する切削手段G、
Hの位置が決定したならば、各カッターを回転駆動し、
そしてこれらに上昇送りを与える。これによってワーク
Wには所要の開先加工及びスカラップ加工が行われる。 【0027】開先加工が終了したならば、他方のクラン
プ手段Fを解放し、サーボモータ2を高速で正転駆動す
る。この駆動によって一方の支持体1aが後方へ移動さ
れるもので、一方のクランプ手段Eによってクランプ状
態のワークWが一緒に後方へ移送される。支持体1aの
後方への移送に伴って、他方のフランジbが連結コンベ
ヤJ上に載置される。(図3参照)そして、一方の支持
体1aが移送端に到達するとき、一方のクランプ手段E
を解放する。 【0028】これによってワークWは、搬出コンベヤH
へ受け渡され、そこから後方へ搬出される。ワークWの
搬出が終了したならば、サーボモータ2を高速で逆転し
て一方の支持体1aを図1の待機位置に戻し、また両方
の切削手段G、Hを下降位置に戻して次のワークWの搬
入に備えるようにする。以上が1回の加工サイクル動作
である。なお、次のワークWが前記と同じものの場合
は、一方の支持体1aを図2の位置付近まで戻せば良
い。 【0029】なお一実施例では特に説明してないが、一
方の支持体1aの移動に伴ってこの支持体1aと搬入コ
ンベヤAとの間及び支持体1aと搬出コンベヤHとの間
には大きな隙間を生ずるものである。よってワークWの
落下の危険があるときには、両者間に伸縮可能な接続コ
ンベヤを配設することを可とする。 【0030】 【発明の効果】以上のように本発明に係る切削位置決め
方式によれば、支持体側に剛体からなるストッパ定規手
段を配設する必要がない。また、この定規手段を前後に
調整して切削位置を設定する必要もない。このため構成
をシンプルにし、全体装置のコストダウンを図ることが
できるという優れた効果を発揮する。さらに操作性を向
上することができ、円滑作業を行うことができる。
行う加工機の切削位置決め方式に関するものである。 【0002】 【従来の技術】端面部を勾配状又は直角に切断したH形
鋼が、建築用構造材として用いられるが、この構造材に
は健全な溶接を行うために図7のような開先加工がされ
る。要するにワークWにおける両側フランジa、bとウ
ェブcとの両接合部に、奥部を円弧状とした切欠きF
a、Fb(スカラップ加工)を形成し、また両側フラン
ジa、bの端部に直線状のルート面Ra、Rbと斜面状
の面取り面Va、Vb(開先加工)を形成したものであ
る。 【0003】この開先加工を行うための加工機として、
従来、実開昭63−186515号に提案されるもの公
知である。この従来の装置は、ワーク搬入路の両側に一
対の支持体を備えており、この支持体にワークをクラン
プするクランプ手段、ワークを切削する切削手段を配設
し、さらにワークの幅と先端の勾配に対応するために一
方の支持体側に前後調整手段を、他方の支持体側に左右
調整手段を設けたものである。 【0004】そして、ワークを適切な切削位置に設定す
るために、両支持体に突き当て式のストッパ定規手段を
備えている。さらにこのストッパ定規手段には、ワーク
に対する追込み量、補正量を設定し、適切なルート面R
a、Rbと面取り面Va、Vbを得るための前後微調整
手段が備えられる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】開先加工に供されるワ
ークは、短尺で軽量なものから長尺で数トンに及ぶ重量
材まで各種存在する。従って上記のストッパ定規手段
は、重量材に対応する堅牢さが要求されることになり、
極めて大型となる。また、各々に前後微調整機構を備え
るために、構成が複雑で操作も面倒であるなどの問題が
あり、総じてコストの高騰、作業性の低下を招く要因と
なっている。 【0006】本発明は、上記した従来技術の問題点に着
目してなされたものであり、当接定規手段を排除するこ
とができ、しかも操作性が向上する新規な切削位置決め
方式を提供しようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が採用した方式は次の通りである。すなわ
ちその要旨とするところは、搬入コンベヤによって移
送されるワークの端部を、他方の支持体側に備えた第2
の検出スイッチによって検出し、この検出信号によって
搬入コンベヤを停止又は減速する第1の工程。搬入コ
ンベヤの停止又は減速後に、他方の支持体側のクランプ
手段によってワークをクランプする第2の工程。一方
の支持体側を送り方向又は送り方向と反対方向に移動
し、ワークの端部が一方の支持体側に備えた第1の検出
スイッチによって検出されるとき、この検出信号に基づ
いて一方の支持体の移動を制御する第3の工程。 【0008】一方の支持体の移動が停止した後に、一
方の支持体側のクランプ手段によってワークをクランプ
する第4の工程。一方の支持体によるワークのクラン
プ後に、他方の支持体側のクランプ手段を解除し、一方
の支持体側を送り方向又は送り方向と反対方向に移動制
御する第5の工程。第2の検出スイッチがワークの端
部を検出するとき、この検出信号に基づいて一方の支持
体を移動制御する第6の工程。一方の支持体の移動が
停止した後に、他方の支持体側のクランプ手段によって
ワークをクランプする第7の工程を備えたことにある。 【0009】 【実施例】以下、この発明に係る切削位置決め方式を具
体的構成と共に説明する。図1〜図3は、この方式を適
用した開先加工機の動作説明図であり、AはワークWを
前方から後方(図の上下方向)へ搬送し、後方端の加工
機Ba、Bbへ給送する搬入コンベヤ Mは搬入コンベ
ヤAを駆動する駆動モータ 1a及び1bは加工機B
a、Bbを構成する一方及び他方の支持体で、この支持
体1a、1bは左右に一対配設する。図中の右側に位置
する一方の支持体1aには、前後移動手段Cが関連して
おり、搬入コンベヤAの送り方向及び送り方向と反対方
向に支持体1aを移動制御する。 【0010】上記の前後移動手段Cは、サーボモータ2
とこのサーボモータ2に駆動される送りねじ軸3及び送
りねじ軸3に螺合する支持体1a側の受動ナット4によ
り構成する。また他方の支持体1bには、左右移動手段
Dが関連しており、上記一方の支持体1aの移動方向と
直交する方向に支持体1bを移動制御する。この左右移
動手段Dは、サーボモータ5とこのサーボモータ5に駆
動される送りねじ軸6及び送りねじ軸6に螺合する支持
体1b側の受動ナット7により構成する。 【0011】E、Fは一方及び他方の支持体1a、1b
にそれぞれ設けたクランプ手段で、ワークWにおけるフ
ランジa、bを上下方向から挟圧するクランプ片8及び
9により構成する。上記のクランプ片8、9は油圧シリ
ンダ10、10(図4参照)によって作動する。G、H
は上記クランプ手段E、Fにより後方位置にして一方及
び他方の支持体1a、1bに配設した切削手段 この切
削手段G、Hは追込カッター、開先カッター、スカラッ
プカッターを備えており、上昇送りによってワークWに
開先加工を行う。 【0012】Saは一方の支持体1a側の上部に配設し
たリミットスイッチからなる第1の検出スイッチで、ス
イッチ作動片11をワーク移送路に対し上向きに突出し
てあり、フランジaの先端が当接するとき検出信号を出
力する。この検出スイッチSaは、切削手段Gの切削位
置にワークWが到達したとき作動する。Sbは他方の支
持体1b側の上部に配設したリミットスイッチからなる
第2の検出スイッチで、スイッチ作動片11をワーク移
送路に対して上向きに突出し、フランジbの先端が当接
するとき検出信号を出力する。この検出スイッチSb
は、切削手段Hの切削位置にワークWが到達したとき作
動する。 【0013】上記のスイッチ作動片11、11は定位置
において、ワークWの下面に対応するものである。(図
4参照)また両検出スイッチSa、Sbは上記の接触型
のものに限らず非接触型のものを用いることができるこ
とは勿論である。この場合は、検出用の光線を上向きに
照射させた反射式の光電スイッチが好適である。さらに
これら検出スイッチSa、Sbは、切削手段G、Hに固
定して配設することもできる。 【0014】Seは搬入コンベヤAと加工機Ba、Bb
の間においてワークWの先端を検出する検出スイッチ
で、駆動モータMを制御し、ワークWの搬入速度を高速
から低速に切り換えるものである。Hは加工機Ba、B
bの後方に配設した搬出コンベヤ Jは他方の支持体1
bと搬出コンベヤHとの間に配設した連結コンベヤであ
る。 【0015】次に、一方の支持体1aの前後移動を司掌
するサーボモータ2の制御装置を図5のブロック回路図
によって説明する。サーボモータ2には、速度検出器1
8及びエンコーダ19を接続する。サーボモータ2の回
転は移動位置設定器20、パルス発生回路21、偏差カ
ウンタ22、D/A変換器23、差動増幅器24及びパ
ワーアンプ25からなる駆動制御装置26によって制御
され、これによって一方の支持体1aが移動する。 【0016】サーボモータ2を制御するために必要な操
作信号は、操作盤27、検出スイッチSa、Sbによっ
て移動位置設定器20へ所定のプログラムとして与え
る。なお位置レジスタ28は、一方の支持体1aの移動
方向すなわち、サーボモータ2の回転方向に応じてエン
コーダ19からのパルスをアップ又はダウンカウント
し、現在位置を監視する。 【0017】一実施例に係る加工装置の構成は上記の通
りであり、以下のようにしてワークWの開先加工を行う
ものである。ワークWを加工機Ba、Bbに送り込むに
当たっては、まずサーボモータ5によって他方の支持体
1bを横移動し、左右間隔をワークWの幅に適合する。
なお、図においては一方の支持体1aが他方の支持体1
bと正対しているが、搬入コンベヤAとの間にスペース
がある後方位置に待機している状態であっても差し支え
はない。また、ワークWとしては図に示す勾配材のほか
先端が直角の鋼材であっても良い。 【0018】上記の状態において、搬入コンベヤAを駆
動し、ワークWを後方へ移送する。ワークWが勾配材の
とき、図1のように一方のフランジaが先行して移送が
行われる。この移送中に上記フランジaが検出スイッチ
Seによって検出されると、この検出信号により、搬入
コンベヤAの駆動モータMが高速から低速に切り換わ
る。これによりワークWは充分遅い速度で後方へ移送さ
れ、そして加工機Ba、Bb側へ進入する。 【0019】まずワークWが一方の支持体1a側へ進入
し、第1の検出スイッチSaがフランジaを検出する
が、この検出信号によっては何らの動作は起きない。し
かし他方の支持体1bへのフランジbの進入し、その先
端が第2の検出スイッチSbにより検出されるとき、こ
の検出信号によって駆動モータMが停止し、ワークWの
移送が停止する。そして、クランプ手段Fが作動し、他
方のフランジbをクランプ固定する。 【0020】ここにおいてワークWは、検出スイッチS
bの検出位置に一致して固定することが望ましいが、慣
性によるオーバラン、クランプによる位置ずれなどによ
って誤差を生ずることは避け得ない。この誤差量は、ワ
ークWの大きさなどによって常にまちまちである。 【0021】片側のフランジbのクランプが行われたな
らば、図の例では、サーボモータ2を正転方向に駆動し
て、一方の支持体1aを後方へ移動する。この支持体1
aの移動によってフランジaの先端を第1の検出スイッ
チSaが検出すると、その検出信号によってサーボモー
タ2が停止し、一方の支持体1aの移動が停止する。な
お、フランジaの先端に図6の追込み切削(追込量を符
号mで示す)を行う場合は、検出信号が出力された後
に、今度はサーボモータ2を逆転駆動する。 【0022】このときのサーボモータ2の逆転量は、エ
ンコーダ19によって計測されるものであり、追込量に
相当する設定値と上記回転量とが一致したとき、サーボ
モータ2が停止するように制御される。なお上記の追込
量は、補正量なども考慮しながら予め操作盤27のキー
ボードによって移動位置設定器20へ入力設定しておく
ようにする。 【0023】上記のサーボモータ2による一方の支持体
1aの送り動作は、充分な位置決め精度が得られる速度
で行う。一方の支持体1aが停止したならば、一方のク
ランプ手段Eを作動し、ワークWにおける一方のフラン
ジaをクランプ固定する。上記の動作によって一方のフ
ランジaは、切削手段Gによる切削位置に正確に設定さ
れる。この設定が終了したならば、他方の支持体1b側
のクランプ手段Fを解放し、続いてサーボモータ2を逆
転方向に駆動する。 【0024】上記のサーボモータ2の動作によりクラン
プ状態でワークWが前進移送され、この移送中に、ワー
クWにおける他方のフランジbの先端が第2の検出スイ
ッチSbによって検出される。この検出信号によりサー
ボモータ2が停止し、一方の支持体1aによるワークW
の移動が停止する。 【0025】フランジbの先端に図6の追込み切削(追
込量を符号nで示す)を行う場合は、検出信号が出力さ
れた後に、さらにサーボモータ2を逆転駆動する。この
ときのサーボモータ2の回転量は、エンコーダ19によ
って計測されるもので、追込量に相当する設定値と上記
回転量とが一致したとき、サーボモータ2が停止制御さ
れる。なお上記の追込量は、補正量なども考慮しながら
予め操作盤27によって移動位置設定器20へ入力設定
しておく。 【0026】上記のサーボモータ2による一方の支持体
1aの移送動作は、充分な位置決め精度が得られる速度
で行う。支持体1aが停止したならば、続いて他方のク
ランプ手段Fを作動し、ワークWにおける他方のフラン
ジbをクランプ固定する。上記の動作によって他方のフ
ランジbは、切削手段Hの切削位置に設定される。この
ようにして両方のフランジa、bに対する切削手段G、
Hの位置が決定したならば、各カッターを回転駆動し、
そしてこれらに上昇送りを与える。これによってワーク
Wには所要の開先加工及びスカラップ加工が行われる。 【0027】開先加工が終了したならば、他方のクラン
プ手段Fを解放し、サーボモータ2を高速で正転駆動す
る。この駆動によって一方の支持体1aが後方へ移動さ
れるもので、一方のクランプ手段Eによってクランプ状
態のワークWが一緒に後方へ移送される。支持体1aの
後方への移送に伴って、他方のフランジbが連結コンベ
ヤJ上に載置される。(図3参照)そして、一方の支持
体1aが移送端に到達するとき、一方のクランプ手段E
を解放する。 【0028】これによってワークWは、搬出コンベヤH
へ受け渡され、そこから後方へ搬出される。ワークWの
搬出が終了したならば、サーボモータ2を高速で逆転し
て一方の支持体1aを図1の待機位置に戻し、また両方
の切削手段G、Hを下降位置に戻して次のワークWの搬
入に備えるようにする。以上が1回の加工サイクル動作
である。なお、次のワークWが前記と同じものの場合
は、一方の支持体1aを図2の位置付近まで戻せば良
い。 【0029】なお一実施例では特に説明してないが、一
方の支持体1aの移動に伴ってこの支持体1aと搬入コ
ンベヤAとの間及び支持体1aと搬出コンベヤHとの間
には大きな隙間を生ずるものである。よってワークWの
落下の危険があるときには、両者間に伸縮可能な接続コ
ンベヤを配設することを可とする。 【0030】 【発明の効果】以上のように本発明に係る切削位置決め
方式によれば、支持体側に剛体からなるストッパ定規手
段を配設する必要がない。また、この定規手段を前後に
調整して切削位置を設定する必要もない。このため構成
をシンプルにし、全体装置のコストダウンを図ることが
できるという優れた効果を発揮する。さらに操作性を向
上することができ、円滑作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る切削位置決め方式を説明するた
めの、開先加工機の動作説明図である。 【図2】同じく動作説明図である。 【図3】同じく動作説明図である。 【図4】開先加工機の構成を示す正面図である。 【図5】この発明の位置決め方式に適用した制御ブロッ
ク図である。 【図6】開先加工形状を示す説明図である。 【図7】開先加工を施したワークの斜視図である。 【符号の説明】 A 搬入コンベヤ B 駆動モータ 1a 一方の支持体 1b 他方の支持体 C 前後移動手段 2 サーボモータ E クランプ手段 F クランプ手段 W ワーク a 一方のフランジ b 他方のフランジ G 切削手段 H 切削手段 Sa 第1の検出スイッチ Sb 第2の検出スイッチ 11 スイッチ作動片 Se 検出スイッチ H 搬出コンベヤ J 連結コンベヤ 19 エンコーダ 20 移動位置設定器 27 操作盤
めの、開先加工機の動作説明図である。 【図2】同じく動作説明図である。 【図3】同じく動作説明図である。 【図4】開先加工機の構成を示す正面図である。 【図5】この発明の位置決め方式に適用した制御ブロッ
ク図である。 【図6】開先加工形状を示す説明図である。 【図7】開先加工を施したワークの斜視図である。 【符号の説明】 A 搬入コンベヤ B 駆動モータ 1a 一方の支持体 1b 他方の支持体 C 前後移動手段 2 サーボモータ E クランプ手段 F クランプ手段 W ワーク a 一方のフランジ b 他方のフランジ G 切削手段 H 切削手段 Sa 第1の検出スイッチ Sb 第2の検出スイッチ 11 スイッチ作動片 Se 検出スイッチ H 搬出コンベヤ J 連結コンベヤ 19 エンコーダ 20 移動位置設定器 27 操作盤
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ワークを搬入する搬入コンベヤの送り方向端部に左右一
対の支持体を配設し、これら支持体にそれぞれクランプ
手段と切削手段を備えると共に、一方の支持体側に送り
方向と同方向の前後移動手段を、他方の支持体側に送り
方向と直交する左右移動手段を関連させてなる開先加工
機において、 搬入コンベヤによって移送されるワークの端部を、他
方の支持体側に備えた第2の検出スイッチによって検出
し、この検出信号によって搬入コンベヤを停止又は減速
する第1の工程。 搬入コンベヤの停止又は減速後に、他方の支持体側の
クランプ手段によってワークをクランプする第2の工
程。 一方の支持体側を送り方向又は送り方向と反対方向に
移動し、ワークの端部が一方の支持体側に備えた第1の
検出スイッチによって検出されるとき、この検出信号に
基づいて一方の支持体の移動を制御する第3の工程。 一方の支持体の移動が停止した後に、一方の支持体側
のクランプ手段によってワークをクランプする第4の工
程。 一方の支持体によるワークのクランプ後に、他方の支
持体側のクランプ手段を解除し、一方の支持体側を送り
方向又は送り方向と反対方向に移動制御する第5の工
程。 第2の検出スイッチがワークの端部を検出するとき、
この検出信号に基づいて一方の支持体を移動制御する第
6の工程。 一方の支持体の移動が停止した後に、他方の支持体側
のクランプ手段によってワークをクランプする第7の工
程。 以上〜の工程を有することを特徴とする開先加工機
における切削位置決め方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9540193A JPH06277924A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 開先加工機における切削位置決め方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9540193A JPH06277924A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 開先加工機における切削位置決め方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06277924A true JPH06277924A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=14136647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9540193A Pending JPH06277924A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 開先加工機における切削位置決め方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06277924A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015160279A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 大東精機株式会社 | H形鋼の開先加工方法及び開先加工装置 |
| JP2015199136A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 株式会社武田機械 | 両頭切削機用のワーク保持装置 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP9540193A patent/JPH06277924A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015160279A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 大東精機株式会社 | H形鋼の開先加工方法及び開先加工装置 |
| JP2015199136A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 株式会社武田機械 | 両頭切削機用のワーク保持装置 |
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