JPH06278078A - ダイレクトドライブ形手首機構 - Google Patents

ダイレクトドライブ形手首機構

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Publication number
JPH06278078A
JPH06278078A JP7253693A JP7253693A JPH06278078A JP H06278078 A JPH06278078 A JP H06278078A JP 7253693 A JP7253693 A JP 7253693A JP 7253693 A JP7253693 A JP 7253693A JP H06278078 A JPH06278078 A JP H06278078A
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JP
Japan
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direct drive
motor
wrist mechanism
arm
joint
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Withdrawn
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JP7253693A
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Inventor
Masayoshi Takahashi
真義 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガタを防止して精度(位置精度)を高くし、
また内部に配線、配管等を施すことができ、さらに防爆
を確実に行うことができるダイレクトドライブ形手首機
構を提供することを目的としている。 【構成】 各関節41,47,53をそれぞれに設けられた中
空のDDモータ38,44,50によって直接的に駆動するこ
とによって、ガタが殆どなく位置精度に優れるととも
に、また中空のDDモータを直列的に設けることによっ
て、内部に配線、配管等を容易に行うことができる。ま
た、各関節41,47,53に、これら関節に設けられたDD
モータ38,44,50のコイル部空間38g,44g,50gどうし
を直列に結ぶ流体の通路60a〜60dを形成することによっ
て、内圧防爆用エア通路が1本道となるので、防爆を確
実に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットの手首
機構に係り、特に、内圧防爆構造のロボットに用いて好
適な手首機構に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットの手首機構としては、従
来例えば、本出願人が先に出願したもの(特願平3ー2
52571号)や、特公昭60ー31637号公報に記
載されたものがある。前者の手首機構は、図5および図
6に示すように、アーム1の後部に3基のダイレクトド
ライブモータ(以下、DDモータと略称する。)2,
3,4を配し、トルクチューブと歯車を伝達系として、
3つの軸5,6,7を駆動するようにしている。
【0003】第1DDモータ2のアウターロータ2aに
は、第1トルクチューブ8が固定されており、第1DD
モータ2の回転は、第1トルクチューブ8、かさ歯車1
1a,11bを介して第1ケース部材12に伝達され、
当該第1ケース部材12を第1軸5回りに旋回させるよ
うになっている。
【0004】また、前記第1DDモータ2のアウターロ
ータ2aには、スペーサ13を介して第2DDモータ3
のステータ3bが取り付けられ、さらに、アウターロー
タ3aには、第2トルクチューブ9が前記第1トルクチ
ューブ8の内側において固定されている。そして、第2
DDモータ2の回転は、第2トルクチューブ9、かさ歯
車11c,11d、平歯車14a,14b,14c、お
よびかさ歯車15a,15bを介して第2ケース部材1
6に伝達され、当該第2ケース部材16を第2軸6回り
に旋回させるようになっている。
【0005】また、前記第2DDモータ3のアウターロ
ータ3aには、スペーサ17を介して第3DDモータ4
のステータ4bが取り付けられ、さらにアウターロータ
4aには、第3トルクチューブ10が前記第2トルクチ
ューブ9の内側において固定されている。そして、前記
第3DDモータ4の回転は、第3トルクチューブ10、
かさ歯車18a,18b、平歯車19a,19b,19
cおよびかさ歯車20a,20b,21a,21bを介
して軸部材22に伝達され、軸部材22を第3軸7回り
に回転させるようになっている。
【0006】一方、後者(特公昭60ー31637)の
手首機構は、図7に示すように、2個の油圧揺動モータ
25,26を、その回転軸25a,26aが90度の食
い違い角をなすように配置し、油圧揺動モータ25,2
6のシリンダ25b,26b内に、前記中空の回転軸2
5a,26a内を通して油を供給し、この油圧によって
ベーン25c,26cを介して回転軸25a,26aを
回転させる構成となっており、また、2個の油圧揺動モ
ータ25,26は、独立に制御する必要があるため、そ
れぞれのシリンダ25b,26bは隔壁27によって仕
切られるとともに、回転軸25a,25bの中空部どう
しの連絡は断たれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特願平
3ー252571号に記載の手首機構においては、次の
ような課題がある。 DDモータ2,3,4の駆動を伝達するのに多数の歯
車を使っているのでトルクの干渉があり、ダイレクトテ
ィーチングしずらく、しかも歯車間に不可避的にガタが
生じるので、精度に問題がある。
【0008】トルクチューブ8,9,10と多数の歯
車を伝達系としているために、手首機構に塗装用のガン
を取り付ける場合、ガンへの塗料配管を外に配置せざる
を得ない。
【0009】手首機構に塗装用のガンを取り付ける場
合、手首機構内への噴霧塗料の侵入による爆発を防止す
るために、手首機構内を内圧防爆構造にする必要があ
る。この場合、アームの解放部をシールで覆い内部にエ
アを流し、そのエアを手首機構内に設けられたDDモー
タ2,3,4が取り入れトルクチューブ8,9,10を
通し内部で1つに集め外部に放出するようにしている
が、内部の掃気状態を判断するのはこの集合後のエアの
圧力であるため、各DDモータ2,3,4にエアの取り
入れが均等に行われていない場合があり、掃気が完全に
出来ているという保証がない。
【0010】一方、前記特公昭60ー31637号公報
に記載の手首機構においては、手首機構内が隔壁27に
よって仕切られているとともに、2個の油圧揺動モータ
25,26の回転軸25a,25bの中空部どうしの連
絡が断たれているため、駆動用チューブやケーブル等の
収納ができず、また、手首機構に塗装用のガンを取り付
ける場合も、ガンへの塗料配管を外に配置せざるを得な
い。
【0011】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ダイレクトティーチングを容易行えるとともに精度
(位置精度)が高く、しかも内部に配線、配管等を施す
ことができ、また防爆を確実に行うことができるダイレ
クトドライブ形手首機構を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、トルクチューブと歯車を使わず直接アク
チュエータを配する機構を考え、直列に中空モータを設
けるようにした。また、エアが均等に取り入れられる様
それぞれの間に直列に流体の通路を設けるようにしたも
のであり、請求項1に記載の手首機構は、アームの先端
に直列に取付けられ、複数の自由度を持った手首機構の
各関節に、外側リングと内側リングとを備え、かつ、い
ずれか一方のリングが回転するロータとされ、他方のリ
ングが前記ロータを回転自在に支持するステータとされ
た中空のダイレクトドライブモータを直接設け、さらに
前記各関節に、これら関節に設けられたダイレクトドラ
イブモータのリング間であるコイル部空間どうしを直列
に結ぶ流体の通路を設けたことを特徴としている。
【0013】また、請求項2に記載の手首機構は、請求
項1のダイレクトドライブ形手首機構において、3つの
関節を有してなり、アームの先端部に設けられた第1関
節に、前記アームの軸回りに回転する第1ダイレクトド
ライブモータを設け、この第1ダイレクトドライブモー
タに第2関節を設け、この第2関節に、前記第1ダイレ
クトドライブモータの回転軸と直交する軸回りに回転す
る第2ダイレクトドライブモータを設け、この第2ダイ
レクトドライブモータに第3関節を設け、この第3関節
に、前記第2ダイレクトドライブモータの回転軸と直交
する軸回りに回転する第3ダイレクトドライブモータを
設けたことを特徴としている。
【0014】さらに請求項3に記載の手首機構は、請求
項1または2のダイレクトドライブ形手首機構におい
て、各関節に設けられたダイレクトドライブモータを、
全て内側リングが回転する構成とし、かつアーム側から
手首先端へ向かって順番に外側リングが小径としたこと
を特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1の手首機構にあっては、各関節をそれ
ぞれに設けられた中空のダイレクトドライブモータによ
って直接的に駆動する、すなわち、従来のような歯車、
トルクチューブ等が用いることなく駆動することによっ
て、ガタが殆どなく位置精度に優れるとともに、摩擦抵
抗が少なく、ダイレクトティーチングを容易に行うこと
ができ、さらにはトルク干渉・軸干渉がなく、操作性に
優れており、また中空のDDモータを直列的に設けるこ
とによって、内部に配線、配管等を容易に行うことがで
きる。
【0016】また、各関節に、これら関節に設けられた
ダイレクトドライブモータのコイル部空間どうしを直列
に結ぶ流体の通路が形成することによって、内圧防爆用
エア通路が1本道となるので、防爆を確実に行うことが
できるともに、エア溜まりがなく、掃気(エアによる気
体の置換)を確実に行うことができる。
【0017】請求項2のダイレクトドライブ形手首機構
にあっては、3つの関節によって3つの自由度を持って
いるので、最小構成部品によってあらゆる方向への手首
機構の駆動が可能となる。
【0018】請求項3のダイレクトドライブ形手首機構
にあっては、各関節に設けられたダイレクトドライブモ
ータを、全て内側リングが回転する構成とし、かつアー
ム側から手首先端へ向かって順番に外側リングを小径と
することによって、モータの負荷を小さくすることがで
き、しかも手首先端のダイレクトドライブモータが小さ
いので、狭い所にでも侵入できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2は本発明のダイレクトドライブ形
手首機構(以下、手首機構と略称する)の一実施例を示
すものである。図1は本発明に係る手首機構を適用する
塗装ロボットの全体図である。基台30は床面に固定さ
れ、その上部には旋回ベース31が矢印A方向に回転自
在に支持されている。旋回ベース31には第1アーム3
2の一端が矢印B方向に旋回自在に支持され、第1アー
ム32の他端には第2アーム33が矢印C方向に旋回自
在に支持されている。また、第2アーム33と旋回ベー
ス31の間はリンク部材34で連結されている。
【0020】前記第2アーム33は、前記第1アームに
連結されたアーム基部35と、このアーム基部35に軸
線を同一にして延設されたアーム胴部33aとを主体と
して構成されており、このアーム胴部33aの先端部に
本発明に係る手首機構36が取り付けられている。
【0021】この手首機構36は3自由度を持ってお
り、次のように構成されている。すなわち、図1および
図2に示すように、前記第2アーム33の先端には、四
角形でかつ中空の板状をなすフランジ37が取り付けら
れており、このフランジ37には、第1DDモータ38
がその軸線を第2アームの軸線と一致させて取り付けら
れている。この第1DDモータ38は、円筒状のステー
タ38aの内側に、円筒状のインナーロータ38bを同
軸にかつ軸回りに回転自在に配設した構成となってお
り、ステータ38aの左端面が前記フランジ37に固定
されている。インナーロータ38bとステータ38aと
の間には、その両端側に一対のオイルシール38c,3
8cと、これらオイルシール38c,38c間にベアリ
ング38dが設けられ、これらオイルシール38c,3
8cおよびベアリング38dによって、ステータ38a
に対してインナーロータ38bが回転自在に支持されて
いる。
【0022】また、前記第1DDモータ38には、ステ
ータ38aとインナーロータ38bとの互いに対向する
周面に、磁気回路38e,38eと、インナーロータ3
8bの回転量を検出するレゾルバ38f,38fとが設
けられている。前記インナーロータ38bに設けられた
磁気回路38e、レゾルバ38fには、それぞれケーブ
ル40a,40bが接続されている。これらケーブル4
0a,40bはそれぞれインナーロータ38bを径方向
に貫通しパッキン41,41でシールされたうえで、イ
ンナーロータ38bの内部空間に通され、フランジ37
の内部空間を通って前記第2アーム33の内部空間に配
線されている。そして、上記フランジ37に取り付けら
れた第1DDモータ38によって、D軸回りの自由度を
持つ第1関節41が構成されており、第1DDモータ3
8を起動させることによって、インナーロータ38bが
軸回りに回転するとともに、その回転量が検出されるよ
うになっている。
【0023】前記第1DDモータ38のインナーロータ
38bには、ステータ38aとほぼ同径の中空円板状の
フランジ42が取り付けられている。このフランジ42
にはケーシング43が取り付けられている。このケーシ
ング43は筒状のものであり、一方の開口端面がフラン
ジ42に固定され、他方の開口は前記D軸と直交する方
向に向けられている。ケーシング43の他方の開口側に
は第2DDモータ44がその回転軸Eを前記D軸に直交
させて取り付けられている。この第2DDモータ44
は、前記第1DDモータ38と同様に、ステータ44a
とこのステータ44aの内側に回転自在に設けられたイ
ンナーロータ44bとを備え、ステータ44aがケーシ
ング43の開口部に固定されている。また、ステータ4
4aは前記第1DDモータ38のステータ38aより小
径とされている。なお、ステータ44aとインナーロー
タ44bとの対向する周面には、第1DDモータ38と
同様に、オイルシール44c,44c、ベアリング44
d、磁気回路44e,44eおよびレゾルバ44f,4
4fがそれぞれ設けられている。
【0024】前記インナーロータ44b側の磁気回路4
4e、レゾルバ44fには、それぞれケーブル45a,
45bが接続されている。これらケーブル45a,45
bはそれぞれインナーロータ44bを径方向に貫通しパ
ッキン46,46でシールされたうえで、インナーロー
タ44bの内部空間に通され、ケーシング43の内部空
間、フランジ42の内部空間、第1DDモータ38の内
部空間、フランジ37の内部空間を通って前記第2アー
ム33の内部空間に配線されている。そして、上記フラ
ンジ42とこのフランジ42に取り付けられたケーシン
グ43とこのケーシング43に取り付けられた第2DD
モータ44とによって、E軸回りの自由度を持つ第2関
節47が構成されており、第2DDモータ44を起動さ
せることによって、インナーロータ44bが軸回りに回
転するとともに、その回転量が検出されるようになって
いる。
【0025】前記第2DDモータ44のインナーロータ
44bには、ステータ44aとほぼ同径の中空円板状の
フランジ48が取り付けられており、このフランジ48
にはケーシング49が取り付けられている。このケーシ
ング49は筒状のものであり、一方の開口端面がフラン
ジ48に固定され、他方の開口は前記E軸と直交する方
向に向けられている。ケーシング49の他方の開口側に
は第3DDモータ50がその回転軸Fを前記回転軸Eに
直交させて取り付けられている。この第3DDモータ5
0は、前記第1および第2DDモータ38,44と同様
に、ステータ50aとインナーロータ50bとを備え、
ステータ50aがケーシング49の開口部に固定されて
いる。また、第3DDモータ50は、そのステータ50
aが前記第2DDモータ44のステータ44aより小径
とされ、さらに第1および第2DDモータ38,44と
同様に、オイルシール50c,50c、ベアリング50
d、磁気回路50e,50eおよびレゾルバ50f,5
0fがそれぞれ備えられている。
【0026】前記インナーロータ50b側の磁気回路5
0e、レゾルバ50fには、それぞれケーブル51a,
51bが接続されている。これらケーブル51a,51
bはそれぞれインナーロータ50bを径方向に貫通しパ
ッキン52,52でシールされたうえで、インナーロー
タ50bの内部空間に通され、ケーシング49の内部空
間、フランジ48の内部空間、第2DDモータ44の内
部空間、ケーシング43の内部空間、フランジ42の内
部空間、第1DDモータ38の内部空間、フランジ37
の内部空間を通って前記第2アーム33の内部空間に配
線されている。そして、上記フランジ48とこのフラン
ジ48に取り付けられたケーシング49とこのケーシン
グ49に取り付けられた第3DDモータ50とによっ
て、F軸回りの自由度を持つ第3関節53が構成されて
おり、第3DDモータ50を起動させることによって、
インナーロータ50bが軸回りに回転するとともに、そ
の回転量が検出されるようになっている。
【0027】前記第3DDモータ50のインナーロータ
50bには、ステータ50aとほぼ同径の円板状のフラ
ンジ54が取り付けられている。このフランジ54には
その右端面中央部に円筒状の凸部54aが形成されてお
り、この凸部54aには断面略コ字状をなす連結部材5
5の一端部がキー55aを介して取り付けられている。
この連結部材55の他端部には塗装ガン56が取り付け
られており、この塗装ガン56は、前記第3DDモータ
50を起動させることによって、フランジ54、連結部
材55を介してF軸回りに回転せしめられるようになっ
ている。
【0028】この塗装ガン56には該塗装ガン56に塗
料を供給するための塗料チューブ57が接続されてい
る。この塗料チューブ57は、前記フランジ54を軸方
向に貫通しパッキン58でシールされたうえで、第3D
Dモータ50の内部空間に通され、ケーシング49の内
部空間、フランジ48の内部空間、第2DDモータ44
の内部空間、ケーシング43の内部空間、フランジ42
の内部空間、第1DDモータ38の内部空間、フランジ
37の内部空間を通って前記第2アーム33の内部空間
に配管されている。
【0029】前記第3DDモータ50のインナーロータ
50bには、第3DDモータ50の内部空間とコイル部
空間50gとを連通する流体通路60aが形成されてい
る。また、ステータ50a、ケーシング49、フランジ
48および第2DDモータ44のインナーロータ44b
には、第3DDモータ50のコイル部空間50gと第2
DDモータ44のコイル部空間44gを連通する流体通
路60bが形成されている。さらに、ステータ44a、
ケーシング43、フランジ42および第1DDモータ3
8のインナーロータ38bには、第2DDモータ44の
コイル部空間44gと第1DDモータ38のコイル部空
間38gとを連通する流体通路60cが形成されてい
る。また、ステータ38a、フランジ37および第2ア
ーム33には、第1DDモータ38のコイル部空間38
gと外部空間とを連通する流体通路60dが形成されて
いる。
【0030】そして、内圧防爆用の供給エアは、第2ア
ーム33の内部空間から手首先端まで送られるが、手首
先端は前記パッキン58で密閉されているので、手首先
端に達した供給エアは、前記流体通路60aから第3D
Dモータ50のコイル部空間50gに流入し、流体通路
60bから流出する。コイル部空間50gから流出した
エアは流体通路60bを通って第2DDモータ44のコ
イル部空間44gに流入し、流体通路60cから流出す
る。さらに、コイル部空間44gから流出したエアは流
体通路60cを通って第1DDモータ38のコイル部空
間38gに流入し、流体通路60dから流出する。コイ
ル部空間38gから流出したエアは流体通路60dを通
って、別に設けた圧力スイッチ(図示略)で圧力をチェ
ックされた後、外部に放出される。
【0031】上記のように構成された手首機構36にお
いては、3つの関節41,47,53が3つのDDモー
タ38,44,50によって直接的に駆動され、従来の
ような歯車を全く必要としないで、ガタが殆どなく位置
精度に優れている。また歯車が全くないので摩擦抵抗が
少なく、よってダイレクトティーチングを容易に行うこ
とができる。さらに、従来のようなトルクチューブと歯
車が全くないので、トルク干渉・軸干渉がなく、操作性
に優れており、しかも構造が単純となるので部品点数を
大きく軽減することができる。加えて、中空のDDモー
タ38,44,50を直列的に設け、しかもこれらDD
モータの間に介在するケーシング、フランジ等も中空と
したので、内部に配線、配管等を容易に行うことができ
る。
【0032】また、DDモータ38,44,50のそれ
ぞれのコイル部空間38g,44g,50gが、流体通
路60a〜60dによって直列的に連通されている、す
なわち内圧防爆用エア通路が1本道なので、防爆を確実
に行うことができるとともに、エア溜まりがなく、掃気
(エアによる気体の置換)を確実に行うことができる。
さらに、DDモータ38,44,50のそれぞれの外側
リングであるステータ38a,44a,50aがアーム
側から手首先端へ向けて順番に小径とされている、すな
わちDDモータ38,44,50を順番に小さくなるよ
うに直列的に繋いでいるので、モータの負荷を小さくす
ることができるとともに、手首先端のDDモータ50が
小さいので、狭い所にでも侵入できるという利点もあ
る。
【0033】図3は本発明の手首機構の第2実施例を示
すものであり、この図において上記図3に示す手首機構
と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略す
る。図3に示す手首機構61が図2に示す手首機構36
と異なる点は、第2アーム33側の第1DDモータの構
成である。すなわち、この第1DDモータ62は、外側
のリングをアウタロータ62a、内側のリングをステー
タ62bとしたものであり、このステータ62bに第2
アーム33がフランジ37を介して取り付けられてい
る。なお、図中符号62c,62d,62e,62f,
62gはそれぞれ、オイルシール、ベアリング、磁気回
路、レゾルバ、コイル部空間を示す。上記構成の手首機
構61では、上記第1実施例の手首機構36と同様の効
果が得られる他、第1DDモータ62の内側のステータ
62bに第2アーム33を取り付けるようにしたので、
第2アーム33の外径を小さくできるという利点があ
る。
【0034】図4は本発明の手首機構の第3実施例を示
すものであり、この図において上記図3に示す手首機構
と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略す
る。図4に示す手首機構63が図3に示す手首機構61
と異なる点は、手首機構先端の第3DDモータ64の構
成である。すなわち、この第3DDモータ64は、外側
のリングをアウタロータ64a、内側のリングをステー
タ64bとしたものであり、このステータ62bを前記
ケーシング49に取り付けた構成となっている。そし
て、この手首機構63では、第1、第2、第3DDモー
タ62,44,64がアーム側から手首機構先端にかけ
て、順番に、アウターロータ型、インナーロータ型、ア
ウターロータ型のモータとされている。
【0035】また、第3DDモータ64のコイル部空間
64gと前記第2DDモータ44のコイル部空間44g
を連通する流体通路60bは、内側のステータ64b、
ケーシング49、フランジ48および第2DDモータ4
4のインナーロータ44bに形成されている。さらに、
コイル部空間64gと第3DDモータ64の内部空間と
は、ステータ64bの端面とフランジ54との間の隙間
60eによって連通され、この隙間から内圧防爆用のエ
アをベアリング64dを通してコイル部空間64gに取
り入れ、前記流体通路60bから流出するようになって
いる。なお、図中符号64c,64e,64f,64g
はそれぞれ、オイルシール、磁気回路、レゾルバ、コイ
ル部空間を示す。
【0036】上記構成の手首機構63では、上記第2実
施例の手首機構61の効果に加えて次の効果が得られ
る。第1、第2、第3DDモータ62,44,64がア
ーム側から手首機構先端にかけて、順番に、アウターロ
ータ型、インナーロータ型、アウターロータ型のモータ
となっているので、DDモータとしての内径が同一であ
り、よって内径を気にせずに配管、配線等を行うことが
できる。また、DDモータとしての内径が同一であるの
で、DDモータを構成する内外のリング(ロータとステ
ータ)等において、同一形状の部品が多くなり、DDモ
ータの製造コストを低減することができる。さらに、手
首先端の第3DDモータ64がアウターロータ型である
ので、内側のステータ64bに流体通路を形成しなくて
も、ステータ64bの端面とフランジ54との隙間64
eから防爆用のエアをコイル部空間64gに取り込むこ
とができ、また第3DDモータ64の先頭部にシールを
設ける必要もない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のダイレクトドライブ形手首機構によれば、各関節がそ
れぞれに設けられた中空のダイレクトドライブモータに
よって直接的に駆動されるので、次のような効果を奏す
る。 従来のような歯車を全く必要としないで、ガタが殆ど
なく位置精度に優れている。 歯車が全くないので摩擦抵抗が少なく、よってダイレ
クトティーチングを容易に行うことができる。 従来のようなトルクチューブと歯車が全くないので、
トルク干渉・軸干渉がなく、操作性に優れており、しか
も構造が単純となるので部品点数を大きく軽減すること
ができる。 中空のDDモータを直列的に設けたので、内部に配
線、配管等を容易に行うことができる。
【0038】また、各関節には、これら関節に設けられ
たダイレクトドライブモータのコイル部空間どうしを直
列に結ぶ流体の通路が形成されているので、次のような
効果を奏する。 直列に結ばれた流体の通路によって、内圧防爆用エア
通路が1本道となるので、防爆を確実に行うことができ
る。 内圧防爆用エア通路の1本道となるので、エア溜まり
がなく、掃気(エアによる気体の置換)を確実に行うこ
とができる。
【0039】請求項2のダイレクトドライブ形手首機構
によれば、当該手首機構が3つの関節を有している、す
なわち3つの自由度を持っているので、最小構成部品に
よってあらゆる方向への手首機構の駆動が可能となる。
【0040】請求項3のダイレクトドライブ形手首機構
によれば、各関節に設けられたダイレクトドライブモー
タが、全て内側リングが回転する構成とされ、かつアー
ム側から手首先端へ向かって順番に外側リングが小径と
されているので、モータの負荷を小さくすることができ
るとともに、手首先端のダイレクトドライブモータが小
さいので、狭い所にでも侵入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手首機構を備えた塗装ロボットを示す
斜視図である。
【図2】本発明の手首機構の第1実施例を示す側断面図
である。
【図3】本発明の手首機構の第2実施例を示す側断面図
である。
【図4】本発明の手首機構の第3実施例を示す側断面図
である。
【図5】従来の手首機構の一例を示す側断面図である。
【図6】図5におけるXーX線視断面図である。
【図7】従来の手首機構の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
33 第2アーム(アーム) 36,61,63 手首機構 38,62 第1ダイレクトドライブモータ 38a ステータ(外側リング) 38b インナーロータ(内側リング) 62a アウターロータ(外側リング) 62b ステータ(内側リング) 38g,62g コイル部空間 41 第1関節 44 第2ダイレクトドライブモータ 44a ステータ(外側リング) 44b インナーロータ(内側リング) 44g コイル部空間 47 第2関節 50,64 第3ダイレクトドライブモータ 50a ステータ(外側リング) 50b インナーロータ(内側リング) 64a アウターロータ(外側リング) 64b ステータ(内側リング) 50g,64g コイル部空間 53 第3関節 60a〜60d 流体通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームの先端に直列に取付けられ、複数
    の自由度を持った手首機構において、 前記手首機構の各関節には、外側リングと内側リングと
    を備え、かつ、いずれか一方のリングが回転するロータ
    とされ、他方のリングが前記ロータを回転自在に支持す
    るステータとされた中空のダイレクトドライブモータが
    それぞれ設けられ、 さらに前記各関節には、これら関節に設けられたダイレ
    クトドライブモータのリング間であるコイル部空間どう
    しを直列に結ぶ流体の通路が設けられていることを特徴
    とするダイレクトドライブ形手首機構。
  2. 【請求項2】 請求項1のダイレクトドライブ形手首機
    構において、3つの関節を有してなり、アームの先端部
    に設けられた第1関節には、前記アームの軸回りに回転
    する第1ダイレクトドライブモータが設けられ、この第
    1ダイレクトドライブモータには第2関節が設けられ、
    この第2関節には、前記第1ダイレクトドライブモータ
    の回転軸と直交する軸回りに回転する第2ダイレクトド
    ライブモータが設けられ、この第2ダイレクトドライブ
    モータには第3関節が設けられ、この第3関節には、前
    記第2ダイレクトドライブモータの回転軸と直交する軸
    回りに回転する第3ダイレクトドライブモータが設けら
    れていることを特徴とするダイレクトドライブ形手首機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のダイレクトドライブ
    形手首機構において、各関節に設けられたダイレクトド
    ライブモータは、全て内側リングが回転する構成とさ
    れ、かつアーム側から手首先端へ向かって順番に外側リ
    ングが小径とされていることを特徴とするダイレクトド
    ライブ形手首機構。
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