JPH06279235A - 粉末固型化粧料 - Google Patents

粉末固型化粧料

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JPH06279235A
JPH06279235A JP5103427A JP10342793A JPH06279235A JP H06279235 A JPH06279235 A JP H06279235A JP 5103427 A JP5103427 A JP 5103427A JP 10342793 A JP10342793 A JP 10342793A JP H06279235 A JPH06279235 A JP H06279235A
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JP
Japan
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powder
weight
mica
solid cosmetic
oil
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JP5103427A
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Inventor
Masayuki Naganuma
政行 長沼
Eiko Kinoshita
栄子 木下
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 肌に塗布しやすくソフトでなめらかな感触を
有し、奇麗に仕上がる粉末固型化粧料を提供する。 【構成】 球状粉末、板状粉末、油分および/または粉
末賦型剤を含有してなる粉末固型化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肌に塗布しやすく、ソ
フトでなめらかな感触を持ち、肌に負担を与えることが
なく、更にはしみ、しわ、あざ等を目立ちにくくする上
に奇麗に仕上がる効果を有する優れた粉末固型化粧料に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粉末固型化粧料は油分が約10−
25重量%程度のものがほとんどで、ソフトな感触がな
く、肌上でぼかしにくいという欠点を有している。ま
た、固型状の白粉や頬紅のように油分が10重量%未満
のものもあるが、これらは粉末成分としてタルクを多量
に配合するため、ソフトな感触は得られていない。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本発明者らはこのよう
な事情に鑑み、肌に塗布しやすく、ソフトで滑らかな感
触をもち、肌に負担を与えることがなく、しみ、しわ、
あざ等を目立ちにくくして奇麓な仕上がりを可能とする
粉末固型化粧料を開発すべく鋭意研究した結果、球状粉
末15−30重量%、板状粉末40−70重量%に、油
分9重量%以下及び/又は粉末賦型剤10重量%以下を
配合すると、前記の課題が解決できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、 (1)球状粉末15−30重量%、板状粉末40−70
重量%、油分9重量%以下及び/又は粉末賦型剤10重
量%以下を含有する粉末固型化粧料 (2)球状粉末が平均粒子径3−20μの球状樹脂粉末
である(1)記載の粉末固型化粧料 (3)板状粉末がセリサイト、マイカ、合成マイカ、焼
成セリサイトおよび焼成マイカからなる群から選ばれる
1種又は2種以上である(1)または(2)記載の粉末
固型化粧料 に関する。
【0005】以下、本発明の構成について詳述する。本
発明においては、球状粉末と板状粉末を基本の組合せと
し、それにできる限り少量の油分及び/又は粉末賦型剤
を粘結剤として配合して粉末固型化粧料とするものであ
る。
【0006】本発明に用いられる球状粉末は、当分野に
おいて使用される一般的な球状粉末が全て対象となる
が、特に球状樹脂粉末、例えば、ナイロンパウダー、ポ
リアクリロニトリルパウダー、ポリエステルパウダー、
ポリスチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリ
エチレンパウダー、四フッ化エチレンパウダー、ポリメ
タクリル酸メチルパウダー、シリコンパウダー、セルロ
ースパウダー等があげられ、これらは1種又は2種以上
が用いられる。
【0007】球状粉末の配合量は粉末固型化粧料全量中
15−30重量%であるが、好適には15−25重量%
である。球状粉末の配合量が15重量%より少なくて
も、30重量%より多くてもソフトで滑らかな感触は得
られず、そして30重量%より多いと耐衝撃性が劣るよ
うになる。球状粉末の平均粒子径は3−20μであるが
好適には3−15μ、より好適には3−10μである。
【0008】本発明に用いられる板状粉末としては、セ
リサイト、マイカ、合成マイカ、焼成セリサイト、焼成
マイカ等の1種又は2種以上があげられ、その配合量は
40−70重量%であるが、好適には45−65重量%
である。板状粉末の配合量が40重量%より少ないとソ
フトで滑らかな感触は得られず、70重量%より多くな
ると粉っぽくなってしまうため、ソフトで滑らかな感触
は得られない上に耐衝撃性が劣るようになる。そして、
シリコーンやフッ素等によって表面処理した板状粉末を
用いることにより、化粧持ちが向上する上に水使用も可
能となる等の利点が生じて本発明の応用範囲が更に広く
なる。
【0009】本発明に用いられる油分としては、化粧料
に一般的に用いられる皮膚安全性の高いものであれば特
に限定されないが、例えば、アボガト油、ツバキ油、マ
カデミアナッツ油、オリーブ油、ヒマシ油、サフラワー
油、綿実油、大豆油、茶実油、ホホバ油、トリグリセリ
ン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸
グリセリン等の液体油脂、
【0010】カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム
油、牛脂、モクロウ核油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマ
シ油等の固体油脂、
【0011】ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カル
ナウバロウ、ラノリン、液状ラノリン、ラノリン脂肪酸
イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、ショジョバロウ、
硬質ラノリン、POEラノリンアルコールエーテル、P
OEコレステロールエーテル等のロウ類、
【0012】流動パラフィン、オゾケライト、スクワレ
ン、パラフィン、セレシン、スクワラン、ワセリン、マ
イクロクリスタンワックス等の炭化水素、ラウリルアル
コール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等
の直鎖アルコール、
【0013】モノステアリルグリセリンエーテル(バチ
ルアルコール)、ラノリンアルコール、コレステロー
ル、フィトステロール、イソステアリルアルコール等の
分枝アルコール等の高級アルコール、
【0014】ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘン(ベヘニル)酸、オレイン
酸、12−ヒドロキシステアリン酸、リノール酸、リノ
レイン酸等の高級アルコール脂肪酸、
【0015】ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸
イソプロピル、ステアリン酸ブチル、12−ヒドロキシ
ステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸
エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エ
ステル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリ−2−エチル
ヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリ
ン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキ
シル酸ペンタンエリスリトール、コハク酸−2−エチル
ヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエ
ン酸トリエチル等の合成エステル、
【0016】ジメチルポリシロキサン、メチルフェニル
ポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン
等の鎖状ポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、
トデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハイ
ドロジェンポリシロキサン等の環状ポリシロキサン、三
次元網目構造を形成しうるシリコン樹脂及びシリコンゴ
ム等があげられ、これらの中から1種又は2種以上が任
意に選択される。
【0017】これらの油分の使用量は9重量%以下であ
るが、好適には8重量%以下、より好適には7重量%以
下である。油分が9重量%より多いとソフトで滑らかな
感触を得ることができない。
【0018】本発明に用いられる粉末賦型剤としては、
ミリスチン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の金属
石けんやプレスエイド(プレスパース社製)等が1種以
上用いられる。これら粉末賦型剤の使用量は10重量%
以下であるが、好適には2−8重量%、より好適には4
−6重量%である。粉末賦型剤が10重量%をこえると
ソフトで滑らかな感触を得ることができない。
【0019】本発明の粉末固型化粧料には前記の各成分
の他に、通常化粧料に用いられる他の成分を必要に応じ
て適宜配合することができる。例えば、タルク、カオリ
ン、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、ケイ酸マグネシウム、ゼオライト、窒化ホウ素、
セラミックパウダー等の無機粉末、
【0020】微結晶セルロース等の有機粉末、二酸化チ
タン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガ
ラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の
無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、
黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色系顔料、マン
ゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系
顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等
の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料、
【0021】二酸化チタン被覆マイカ、二酸化チタン被
覆オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸化チタ
ン被覆タルク、魚鱗箔、着色二酸化チタン被覆マイカ等
のパール顔料、アルミニウムパウダー、カッパーパウダ
ー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤色202号、橙
色203号、黄色401号及び青色404号等の有機顔
料、
【0022】赤色3号、赤色104号、黄色4号、緑色
3号及び青色1号、ジルコニウム、バリウム又はアルミ
ニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル、β−カロチ
ン、カーミン等の天然色素、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、防腐剤、界面活性剤、保湿剤、香料、水、アルコー
ル、造粘剤等を配合することができる。
【0023】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。なお、以下の配合量は重量%である。
【0024】実施例 1 以下の各成分から本発明によるパウダリーファンデーシ
ョンAを調製した。
【0025】 1 セリサイト 65 2 タルク 残量 3 ナイロンパウダー(平均粒子径5μ) 15 4 酸化チタン 5 5 ベンガラ 1 6 黄酸化鉄 2 7 黒酸化鉄 0.2 8 ステアリン酸亜鉛 3 9 プレスエイド 3 10 防腐剤 適量 11 香料 適量 合計 100
【0026】[製法] 成分1−10をヘンシェルミキ
サーで混合し、この混合物に対して成分11を添加混合
した後、5馬力パルベライザー(細川ミクロン)で粉砕
し、これを中皿に成型して本発明によるパウダリーファ
ンデーションAを得た。
【0027】実施例 2 以下の各成分から本発明によるパウダリーファンデーシ
ョンBを調製した。
【0028】 1 マイカ 40 2 カチオン処理セリサイト 20 3 タルク 残量 4 ナイロンパウダー(平均粒子径10μ) 5 5 シリコンパウダー(平均粒子径10μ) 15 6 酸化チタン 10 7 ベンガラ 0.8 8 黄酸化鉄 2.4 9 黒酸化鉄 0.2 10 流動パラフィン 3 11 セレシン 1 12 防腐剤、酸化防止剤 適量 13 香料 適量 合計 100
【0029】[製法] 成分1−9をヘンシェルミキサ
ーで混合し、この混合物に対して成分10−13を加熱
溶解混合したものを添加混合した後、5馬力パルベライ
ザー(細川ミクロン)で粉砕し、これを中皿に成型し、
本発明によるパウダリーファンデーションBを得た。
【0030】比較例 1 以下の各成分から比較品のパウダリーファンデーション
Dを調製した。
【0031】 1 マイカ 20 2 セリサイト 15 3 タルク 残量 4 ナイロンパウダー(平均粒子径5μ) 10 5 酸化チタン 10 6 ベンガラ 1 7 黄酸化鉄 3 8 黒酸化鉄 0.2 9 ジメチルポリシロキサン 3 10 スクワラン 6 11 ミリスチン酸オクチルドデシル 3 12 モノオレイン酸ソルビタン 1 13 防腐剤、酸化防止剤 適量 14 香料 適量 合計 100
【0032】[製法] 成分1−8をヘンシェルミキサ
ーで混合し、この混合物に対して成分9−14を加熱溶
解混合したものを添加混合した後、5馬力パルベライザ
ー(細川ミクロン)で粉砕し、これを中皿に成型して比
較のためのパウダリーファンデーションDを得た。
【0033】実施例 3 以下の各成分から本発明による両用ファンデーションC
を調製した。
【0034】 1 シリコーン処理セリサイト 10 2 シリコーン処理マイカ 30 3 シリコーン処理タルク 残量 4 ナイロンパウダー(平均粒子径5μ) 10 5 ポリエチレンパウダー(平均粒子径10μ) 15 6 シリコーン処理微粒子二酸化チタン 5 7 シリコーン処理二酸化チタン 5 8 シリコーン処理ベンガラ 1 9 シリコーン処理黄酸化鉄 3 10 シリコーン処理黒酸化鉄 0.2 11 ジメチルポリシロキサン 4 12 スクワラン 3 13 固形パラフィン 1 14 オクチルメトキシシンナメート 1 15 防腐剤、酸化防止剤 適量 16 香料 適量 合計 100
【0035】[製法] 成分1−10をヘンシェルミキ
サーで混合し、この混合物に対して成分11−16を加
熱溶解混合したものを添加混合した後、5馬力パルベラ
イザー(細川ミクロン)で粉砕し、これを中皿に成型し
て比較のための両用ファンデーションCを得た。
【0036】比較例 2 以下の成分から比較品の両用ファンデーションEを調製
した。
【0037】 1 シリコーン処理セリサイト 10 2 シリコーン処理マイカ 25 3 シリコーン処理タルク 残量 4 ナイロンパウダー(平均粒子径5μ) 10 5 シリコーン処理微粒子二酸化チタン 5 6 シリコーン処理二酸化チタン 5 7 シリコーン処理ベンガラ 1 8 シリコーン処理黄酸化鉄 3 9 シリコーン処理黒酸化鉄 0.2 10 ジメチルポリシロキサン 4 11 スクワラン 7 12 固形パラフィン 1.5 13 オクチルメトキシシンナメート 1 14 防腐剤、酸化防止剤 適量 15 香料 適量 合計 100
【0038】[製法] 成分1−9をヘンシェルミキサ
ーで混合し、この混合物に対して成分10−15を加熱
溶解混合したものを添加混合した後、5馬力パルベライ
ザー(細川ミクロン)で粉砕し、これを中皿に成型して
比較のための両用ファンデーションEを得た。
【0039】本発明の実施例1及び2と比較例1のパウ
ダリーファンデーションを、また実施例3と比較例2の
両用ファンデーションをそれそれ専門のパネラー10名
により実際に使用して、ソフトでなめらかな感触、ぼか
しやすさ、仕上がり具合の各項目毎に以下の評点により
判定し評価した。その結果を表2に示す。
【0040】
【表1】
【0041】結果は10名の5段階評価の平均値によっ
て、下記のように表わした。 ◎ 4.5以上5.0まで ○ 3.5以上4.5未満 △ 2.5以上3.5未満 × 1.5以上2.5未満 ×× 1.5未満
【0042】
【表2】
【0043】表2から明らかなように、本発明の粉末固
型化粧料は比較例によって例示される従来品のものより
も、ソフトでなめらかな感触、ぼかしやすさ、仕上がり
具合の何れの点においても優れていることが判明した。
更に、落下強度や防腐防ばい性なども従来品に劣るもの
ではなかった。
【0044】
【発明の効果】本発明によって、肌に塗布しやすくソフ
トでなめらかな感触をもち、また肌に負担を与えること
がなく、更に、しわ、しみ、あざ等を目立ちにくくする
効果に優れた、これまでにない粉末固型化粧料を得るこ
とができた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状粉末15−30重量%、板状粉末4
    0−70重量%、油分9重量%以下及び/又は粉末賦型
    剤10重量%以下を含有してなることを特徴とする粉末
    固型化粧料
  2. 【請求項2】 球状粉末が平均粒子径3−20μの球状
    樹脂粉末である請求項1記載の粉末固型化粧料
  3. 【請求項3】 板状粉末がセリサイト、マイカ、合成マ
    イカ、焼成セリサイトおよび焼成マイカからなる群から
    選ばれる1種又は2種以上である請求項1または2記載
    の粉末固型化粧料
JP5103427A 1993-03-25 1993-03-25 粉末固型化粧料 Pending JPH06279235A (ja)

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