JPH06279927A - 延性および靭性に優れた高強度レールおよびその製造法 - Google Patents

延性および靭性に優れた高強度レールおよびその製造法

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JPH06279927A
JPH06279927A JP7019493A JP7019493A JPH06279927A JP H06279927 A JPH06279927 A JP H06279927A JP 7019493 A JP7019493 A JP 7019493A JP 7019493 A JP7019493 A JP 7019493A JP H06279927 A JPH06279927 A JP H06279927A
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Fusao Ishikawa
房男 石川
Hideaki Kageyama
英明 影山
Shinya Kitamura
信也 北村
Masamitsu Wakao
昌光 若生
Shuichi Funaki
秀一 船木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レール鋼のパーライト組織を微細化して、延
・靭性の向上を図った高強度レールおよびその製造法を
提供する。 【構成】 C,Si,Mn,S,Cr,Vを特定した鋼
において、溶鋼時にTi脱酸を行い、0.1〜10μm
の大きさのMnSの生成個数が1mm2 あたり、30〜1
0000個存在し、オーステナイト粒内のMnSを核と
したパーライトが存在する延性および靭性に優れた高強
度レール。および上記レール鋼において、熱間圧延終了
後あるいは熱処理する目的で再加熱されたレールの頭部
あるいは底部を、オーステナイト域温度から700〜5
00℃の間を1〜5℃/secで加速冷却する延性および靭
性に優れた高強度レールの製造法。 【効果】 本発明鋼はロシアGOST規格を十分に満た
し、また伸びも改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レール鋼のパーライト
組織を微細化して延性および靭性の向上を図った高強度
レールの製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道輸送は高荷重化、高速化が指
向され、レールに要求される特性がますます厳しくなっ
ている。高荷重鉄道では急曲線区間の摩耗対策、レール
頭部内部疲労損傷対策が要求され、高速鉄道では主とし
て直線区間の表面損傷が課題として挙げられている。こ
れらに加えて、寒冷地においては、冬季にレール破断が
集中的に発生する傾向が認められており、寒冷地鉄道で
のレール材の靭性改善は、安全な鉄道輸送に欠かせない
特性になっている。
【0003】また、鉄道輸送の高効率化のために、高速
化および貨物の重積載化が進められているが、これに伴
ってレール頭部の摩耗や疲労損傷が急速に増加しつつあ
る。このようなレール材の使用環境の過酷化、特に摩耗
の増加に対処するために、レール鋼の高強度化のための
技術開発が加速され、国内・外を問わず曲線区間のレー
ル材はほとんどすべて高強度レールが支配することとな
った。
【0004】しかし、一方ではレール鋼の耐摩耗性の向
上とともに、本来摩耗によって削り取られるべき疲労ダ
メージ層がレール頭表面、特に車輪フランジ付け根部が
押し付けられるゲージ・コーナー(GC)表面に残存
し、表面損傷を生成させる傾向が認められるようになっ
た。さらにレール鋼の耐摩耗性の向上は、車輪荷重のレ
ールGC内部での応力集中を一点に固定させることとな
り、レール頭部内部からの疲労損傷を急増させることと
なった。このようなレール頭表面損傷性の改善および内
部疲労損傷に対する抵抗性を改善するためには、レール
材質として靭性および延性を向上させることが重要であ
る。
【0005】高強度レールの靭性および延性改善の方策
としては以下の方法が考えられる。 (1)普通圧延後一旦室温まで冷却したレール頭部を低
温度で再加熱した後加速冷却する方法。 (2)制御圧延によりオーステナイト粒を微細化した後
レール頭部を加速冷却する方法。 (3)制御圧延した後、パーライト変態前で低温度に再
加熱し、その後加速冷却する方法。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記方法の(1)で
は、大幅な靭性・延性改善のためには特開昭55−12
5231号公報に記載されているような通常の加熱温度
よりも低い850℃以下の低温度に再加熱し、オーステ
ナイト粒度を微細にすることによって靭性および延性を
改善しようとするもので、低温度で加熱してかつレール
頭部内部まで加熱を深めようとすると、投入熱量を下げ
て長時間加熱する必要がある。このため熱処理生産性を
著しく阻害し製造コストを高める難点がある。また
(2)の方法は特開昭52−138427号公報および
特開昭52−138428号公報に記載されているよう
に、圧延時のオーステナイト粒の細粒化によって靭性・
延性の向上を図ろうとすると、高温での大圧下が要求さ
れ、レール圧延機の能力あるいはレールの形状制御の観
点からも問題を含んでいる。さらに(3)の方法は、特
公平4−4371号公報に記載されているように、80
0℃以下で5%以上の圧延を実施した後、再度750〜
900℃に加熱することによりオーステナイト粒を微細
にしようとする方法であり、圧延後に低温再加熱のため
の加熱炉を必要とするため作業性、生産性、製造コスト
の観点から問題が多い。
【0007】本発明はこのような従来の問題点を解消す
るものであって、オーステナイト粒内より微細なパーラ
イトを生成させることにより、微細パーライト組織を有
する延性および靭性に優れた高強度レールおよびその製
造法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は脱酸元素として
Tiを添加して脱酸処理を施して溶製した。すなわち、
重量%で、C :0.55〜0.85%、 Si:0.
20〜1.20%、Mn:0.50〜1.50%、 S
:0.002〜0.035%、Cr:0.1〜1.0
%、 V :0.01〜1.0%を含有し、残部が
鉄および不可避的不純物からなるレール鋼でかつ0.1
〜10μmの大きさのMnS個数がレール鋼中の1mm2
あたり、30〜10000個存在することを特徴とする
延性および靭性に優れた高強度レールである。また本発
明では、従来オーステナイト粒界のみからしか生成しな
いといわれていたパーライト変態を、オーステナイト粒
内のMnSにパーライト変態の核となるV炭化物(V
C)を配して、オーステナイト粒内からもパーライト変
態を生成させることを特徴としており、粒界から変態す
るパーライトに加えて、オーステナイト粒内のMnSの
生成核を制御・促進させることにより、粒内から生成し
たパーライトによって著しく組織が微細化し、これに伴
って大幅な靭性および延性の改善を図ることができる。
【0009】さらに本発明は、前記組成からなるレール
鋼を溶鋼を造塊・分塊法あるいは連続鋳造法を経て製造
した鋼片を、通常圧延後あるいはレール頭部もしくは底
部も含めて通常温度に再加熱した後、冷却過程でオース
テナイト域温度から冷却する際に700〜500℃の間
を1〜5℃/secで加速冷却する方法を付与することによ
って、オーステナイト粒内のMnSを核とするパーライ
トの変態温度を低下せしめ、MnSを核とするパーライ
トによる組織微細化を通じての靭性改善をより顕著にす
ることが可能である。すなわち図1に示すように、V添
加なしの場合の加速冷却による靭性改善の程度に比べ、
Vを添加し粒内パーライトを生成させた場合の加速冷却
による靭性改善の程度の方が大幅に大きい。また、加速
冷却による高強度化によって耐摩耗性にも優れた高強度
レールを製造することができる。
【0010】
【作用】以下に本発明について詳細に説明する。先ず、
脱酸の必要性および脱酸元素としてTiに限定した理由
について述べる。本発明における脱酸の目的はMnSの
核となる酸化物の制御を目的としたものであり、Tiは
MnSの生成核として有効な酸化物(Ti2 3 )の構
成元素として、MnSの個数と分布を制御する目的で添
加する。なお、一般的に脱酸剤として用いられているA
lは、レール内部からの疲労損傷の発生に有害なアルミ
ナクラスターを生成させることからその添加を行わな
い。
【0011】上記脱酸後の0.1〜10μmのMnS個
数を1mm2 あたり30〜10000個に限定した理由を
述べる。十分な脱酸によって酸素が低減し、その結果微
細な酸化物が生成し、この酸化物を核としてMnSがオ
ーステナイト中に微細分散し、さらにこのMnSを核と
してV炭化物(VC)が生成する。このオーステナイト
粒内のMnSを核としたV炭化物からパーライト変態が
生成するわけであるが、この際0.1μm以下の大きさ
のMnSでは、V炭化物の核とはなりがたく、また10
μm以上のMnSを生成させると、MnSの絶対数が減
少してしまい、結果的にパーライトの核となるMnSの
数が減少してしまうため、MnSの個数を0.1〜10
μmに限定した。また、MnSの個数を1mm2 あたり3
0〜10000個に限定した理由は、30個以下のMn
Sでは靭性・延性を改善するための十分な核生成サイト
を確保できないからであり、また10000個以上のM
nSが生成するとレール鋼自体が汚染されてかえって靭
性・延性が低下することから、1mm2 あたりのMnS個
数を30〜10000個に限定した。
【0012】次に、上記脱酸を行った溶鋼の化学成分を
前記のように限定した理由について述べる。Cは高強度
化およびパーライト組織生成のための必須元素であり、
また耐摩耗性に対しても一義的に効果を示す元素である
が0.55%未満ではオーステナイト粒界に耐摩耗性お
よび耐損傷性に好ましくない初析フェライトが多量に生
成し、また0.85%を超えるとオーステナイト粒界を
脆化させる有害な初析セメンタイトを生成させるばかり
か、レール頭部熱処理層や溶接部の微小偏析部にマルテ
ンサイトが生成し、靭性・延性を著しく損なうため0.
55〜0.85%に限定した。
【0013】Siはパーライト組織中のフェライト層へ
の固溶体硬化による高強度化に寄与するばかりか、わず
かながらレール鋼の靭性・延性改善にも貢献する。ただ
し、0.2%以下ではその効果が期待できず、また、
1.2%を超えると脆化をもたらし溶接接合性も減ずる
ので、0.20〜1.20%に限定した。
【0014】MnはC同様にパーライト変態温度を低下
させ、焼入性を高めることによって高強度化に寄与する
元素であるが、0.5%未満ではその効果が小さくまた
1.50%を超えると偏析部にマルテンサイト組織を生
成させ易くするため0.50〜1.50%に限定した。
【0015】Sは一般に有害元素として知られている
が、本発明においてはオーステナイト粒内のマンガンシ
リケートなどの酸化物を核とするMnSを基地とするV
炭化物が生成し、これを変態核とするパーライト組織が
生成するため欠かせない元素である。しかし、0.00
6%未満ではパーライト変態核としてのMnS量が減じ
てしまい、パーライト粒内変態を確保できなくする。ま
た0.035%以上ではMnSが多量に生成し靭性・延
性を著しく低下させるため0.006〜0.035%に
限定した。
【0016】Crは、パーライト変態を低下させること
によって高強度化に寄与すると同時に、パーライト組織
中のセメンタイト層を強化することによっても耐摩耗性
向上に貢献するが、一方ではセメンタイトの衝撃靭性を
低下させる作用も有している。しかし、Crのセメンタ
イト強化作用は無視しがたく、さらに溶接継ぎ手部軟化
防止の観点からも微量のCrの添加も望ましい。そこで
強度確保に一定の寄与が期待されかつ靭性・延性を損な
わない範囲内で0.1〜1.0%に限定した。
【0017】Vは本発明の重要な構成要素であるが、冷
却中にMnS上に析出させたV炭化物を核としたパーラ
イト変態の生成を見いだしたことにより、従来オーステ
ナイト粒界に限定されていたパーライト変態核がオース
テナイト粒内からも期待でき、結果として微細なパーラ
イト部からなるレール鋼を得ることができるようになり
大幅な靭性の向上を果たすことができた。しかし、0.
01%未満では、この効果が弱く、また1.0%以上添
加するとV炭化物が粗大化し、レール頭部内部からの疲
労き裂発生起点となることから、V添加量を0.01〜
1.0%の範囲に限定した。不可避的不純物元素である
Pは、レール鋼の靭性を向上させるためにはできるだけ
低減させることが望ましい。
【0018】前記のような成分組成で構成されるレール
鋼は、転炉、電気炉などの通常使用される溶解炉で前述
した脱酸を含む溶製を行い、この溶鋼を造塊・分塊法あ
るいは連続鋳造法、さらに熱間圧延を経て製造する。熱
間圧延を終えたレールは、冷却中においてオーステナイ
ト粒内のMnSに析出したV炭化物からもパーライト変
態が生成し、オーステナイト粒界から生成するパーライ
トとともに微細なパーライト粒を構成する。その結果、
圧延ままで靭性の優れた高強度レールを製造することが
できる。
【0019】さらに高強度とともに高靭性が要求される
場合には、圧延終了後あるいは、一度室温に冷却され熱
処理する目的で再加熱されたオーステナイト域温度から
冷却する際に700〜500℃間を1〜5℃/secで加速
冷却されたレール鋼では、一層の高靭性が得られる。す
なわち、パーライト組織鋼の特徴として、加速冷却する
ことによって低温でパーライト変態を生じさせ、このこ
とによりパーライト変態核の生成速度が向上し結果的に
パーライト粒を微細にすることができるからである。従
ってMnS上に析出させたV炭化物からのパーライト組
織のオーステナイト粒内変態と、加速冷却によるオース
テナイト粒界からのパーライト変態が重畳して一層のレ
ール鋼の靭性向上を達成することができる。この際冷却
媒体は、空気あるいはミストなどの気液混合物を用い、
レール頭部もしくは底部の強度が1100MPa 以上とす
ることが望ましい。
【0020】レール鋼の靭性評価法としては、ロシアの
GOST規格によって定められた2mmUノッチシャルピ
ー試験における+20℃での衝撃吸収エネルギーであ
り、同規格によれば高強度熱処理レールの+20℃での
衝撃吸収エネルギーは0.25MJ/m2 以上が必要とされ
ている。上述したオーステナイト粒内のMnSに析出さ
せたV炭化物をパーライト変態核として活用することに
よって、本発明のレール鋼ではパーライト粒が微細化
し、0.25MJ/m2 以上の衝撃吸収エネルギーを得るこ
とができる。レールの延性はレール頭部の疲労損傷の生
成に影響を与え、中国における高強度レールの延性要求
は、レール頭部GC内部10mm深さ位置から採取した平
行部径6mm、平行部長さ30mmの引張試験において12
%以上の伸び値が必要であるとしている。このような材
質要求に対して本発明のオーステナイト粒内に生成させ
たMnSからパーライト変態を生成させることにより、
微細なパーライト組織を生成せしめ靭性同様にレール鋼
の延性も大幅に改善することができた。
【0021】
【実施例】次に本発明により製造した高靭性を有する高
強度レールの製造実施例について述べる。表1は供試鋼
の化学成分および用いた脱酸方法を示す。またTi脱酸
を行った場合と脱酸制御を行わなかった場合、さらに脱
酸を行ったV無添加鋼のそれぞれ冷却後の組織中に認め
られる0.1〜10μmのMnS個数の測定結果を、ま
た冷却後の組織中にMnSを核とするパーライト粒内変
態が含まれているかどうかを観察した結果を表2に示
す。Ti脱酸を行った本発明鋼および比較鋼では、所定
の量の微細なMnSの生成が確認され、さらにV添加し
た本発明鋼では明らかにオーステナイト粒内からのMn
Sを核としたV炭化物を生成起点としたパーライト組織
の生成が確認された。
【0022】表3には圧延まま、および強度を一定とす
るために化学成分毎にオーステナイト域温度から700
〜500℃間を冷却速度1〜5℃/secの範囲で変化させ
た加速冷却後のレール鋼の引張試験強度、伸びおよび2
mmUノッチシャルピー試験における+20℃での衝撃吸
収エネルギー測定結果を示す。引張試験はレール頭部G
C内部10mm深さ位置から採取した平行部径6mm、平行
部長さ30mmの試験片で行った。この結果本発明鋼は、
比較鋼に比べて十分にパーライト微細組織の効果として
の延性の改善が認められた。衝撃試験片はレール頭部1
mm下より採取した。この試験条件は熱処理レールにおけ
る靭性を規定したロシアのGOST規格に基づくもの
で、同規格によれば高強度熱処理レールの+20℃での
衝撃吸収エネルギーは0.25MJ/m2 以上が必要とされ
ており、本発明のTi脱酸を行うことによってオーステ
ナイト粒内からもパーライト変態を生成させた微細パー
ライト組織鋼は、いずれもGOST規格に定められたシ
ャルピー吸収エネルギーを十分に満たしている。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】本発明のレール鋼の脱酸制御によってM
nSの個数を制御することによりオーステナイト粒内の
MnSに析出させたV炭化物をパーライト変態核として
活用することにより、パーライト粒が微細化し、十分な
シャルピー衝撃値を得ることができ、レールの延性およ
び靭性も大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加速冷却有無における衝撃値に及ぼすTi添加
の影響を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若生 昌光 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 船木 秀一 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Tiを添加して脱酸処理された鋼であっ
    て、重量%で C :0.55〜0.85%、 Si:0.20〜1.20%、 Mn:0.50〜1.50%、 S :0.006〜0.035%、 Cr:0.1〜1.0%、 V :0.01〜1.0% を含有して残部が鉄および不可避的不純物からなり、
    0.1〜10μmの大きさのMnSが1mm2 あたり、3
    0〜10000個存在し、オーステナイト粒内のMnS
    を核としたパーライトが存在することを特徴とする延性
    および靭性に優れた高強度レール。
  2. 【請求項2】 Tiを添加して脱酸処理を施して溶製し
    た、重量%で C :0.55〜0.85%、 Si:0.20〜1.20%、 Mn:0.50〜1.50%、 S :0.006〜0.035%、 Cr:0.1〜1.0%、 V :0.01〜1.0% を含有して残部が鉄および不可避的不純物からなる溶鋼
    から造塊・分塊法あるいは連続鋳造法を経て製造した鋼
    片を、熱間圧延終了後、あるいは熱処理する目的で高温
    に加熱した後、レールの頭部あるいはさらに底部を、オ
    ーステナイト域温度から冷却する際に、700〜500
    ℃間を1〜5℃/secで加速冷却し、0.1〜10μmの
    大きさのMnSを1mm2 あたり30〜10000個生成
    させ、オーステナイト粒内のMnSを核としたパーライ
    トを生成させることを特徴とする延性および靭性に優れ
    た高強度レールの製造法。
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