JPH0628006Y2 - ベルト調節具 - Google Patents

ベルト調節具

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JPH0628006Y2
JPH0628006Y2 JP3077787U JP3077787U JPH0628006Y2 JP H0628006 Y2 JPH0628006 Y2 JP H0628006Y2 JP 3077787 U JP3077787 U JP 3077787U JP 3077787 U JP3077787 U JP 3077787U JP H0628006 Y2 JPH0628006 Y2 JP H0628006Y2
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JP3077787U
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博嗣 的場
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、カバンやリュックサックやバッグ等に用い
られるベルトの長さを調節して固定するためのベルト調
節具に関するものである。
従来の技術 この種のベルト調節具としては、第5図に示されている
ようにカムロック方式によりベルト(B)をロックする
ものが知られている(特公昭53−30052号公報及
び意匠登録第460971号公報)。すなわち、これら
は本体(1)とロック部材(2)との2つの部材から構成され
ており、該一方の本体(1)はベース部(3)と該ベース部
(3)の両側にフランジ(4,4)を有し、側面からみて凹形状
をし、他方のロック部材(2)は一端側が下方に突出する
爪部(5)を有し、該爪部(5)の上部において軸部(6)を介
して前記フランジ(4,4)に回動自在に取付けられてい
る。(7)はロック部材(2)のレバーであり、(8)は爪部(5)
と対応する位置に設けられ、ベルト(B)を押圧ロック
するためのベース部(3)に形成された溝部である。すな
わち、ロック部材(2)は爪部(5)とその上部に偏心して設
けられた軸部(6)とによりカム機構をなし、爪部(5)先端
部とベース部(3)の溝部とによりベルト(B)を押圧挾
持することによりベルト(B)をロックするようになっ
ている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記従来のベルト調節具は次のような問題点を
有している。
ベルト(B)を調節具に通す際、軸部(6)を中心にし
てロック部材(2)を第5図において反時計方向に大きく
回転させなければならず、そのアクションが大きくて操
作がやりづらい。
また、ベルト(B)のロック状態を解除する時には、
と同様にロック部材(2)を回転する必要があるが、爪
部(5)の先端部が更にベルト(B)に喰い込むので、ロ
ック解除操作が円滑に行なわれない。
更に、本体(1)とロック部材(2)とでベルト(B)を挾
持する際に、ロック部材(2)の爪部(5)が軸部(6)を中心
として回動するようになっており、爪部(5)の先端部と
軸部(6)との距離が一定であるため、ベルト(B)の厚
さが異なった場合ベルト(B)へのロック強度が異なっ
てしまい、例えば、肉薄のベルトの場合等はロック強度
が小さくなり、ベルトが抜けてしまうおそれがある。
本体(1)とロック部材(2)とは軸部(6)により連結され
ているため、ベルトのロック方向が第5図における矢印
方向のみの1つである。
ロック部材(2)は一方端に肉厚の爪部(5)を有してお
り、左右対称とはならず、見栄えが悪い。
本考案は上記点に着目してなされたものであって、ベル
トを通し易く、ロック及び解除操作が簡単で、かつベル
ト厚に関係なく常に一定のロック強度を持つとともに、
見栄えのよいベルト調節具を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、ベース(13)および当該ベース(13)の中央上部
に配置した架橋部(15)の間に通路(16)を有する本体(11)
と、この本体(11)の通路(16)内に嵌入される中子(12)と
から成り、前記中子(12)は上記本体(11)の架橋部(15)に
摺接して通路(16)内を揺動するよう当該架橋部(15)側に
反る略対称形の円弧状に形成され、かつ上記架橋部(15)
の一側面側を薄肉部(18)に形成し、他側面側を前記本体
(11)のベース(13)とでベルト(B)を挟持する肉厚部(19)
に形成したことを特徴とするベルト調節具とすることに
よって、上述の問題点を解決した。
作用 かゝる構成のベルト調節具は、本体(11)の通路(16)内に
おいて中子(12)を架橋部(15)の他側面側に揺動させて薄
肉部(18)を上記架橋部(15)の下面に位置させると、本体
(11)のベース(13)と中子(12)の薄肉部(18)との間の通路
(16)が大きくなって当該通路(16)へのベルト(B)の挿通
が可能となる。
また、本体(11)の通路(16)内において中子(12)を架橋部
(15)の一側面側に揺動させて肉厚部(19)を上記架橋部(1
5)の下面に位置させると、本体(11)のベース(13)と中子
(12)の肉厚部(19)との間の通路(16)が小さくなり、中子
(12)の肉厚部(19)と本体(11)のベース(13)とでベルト
(B)を挟持してロックする。
そして、ベルト(B)のロック状態を解除するには、中子
(12)を本体(11)の架橋部(15)の他側面側に揺動させて薄
肉部(18)を上記架橋部(15)の下面に位置させる。これに
より、中子(12)の肉厚部(19)がベルト(B)から離れて当
該ベルト(B)のロックを解除する。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、本考案に係るベルト調節具(10)を
示しており、該ベルト調節具(10)は、本体(11)と該本体
(11)に対してフリーな状態で動き嵌入している中子(12)
との2点部品で構成されている。各本体(11)及び中子(1
2)は合成樹脂材で作られており、それぞれ別々に金型を
用いて射出成形によって作られる。
本体(11)は、基本的にはベース(13)と、該ベース(13)の
両側に上方に延びるフランジ(14,14)とを有する凹形状
をしており、フランジ(14,14)間にはその中央上部に一
体的に形成されている架橋部(15)を有している。従っ
て、この架橋部(15)とベース(13)間にはベルト(B)が
挿入される通路空間(16)が形成される。またベース(13)
の一端部にはベルト(B)の一端部あるいは他のベルト
を固定するための挿入孔(17)を有している。
前記中子(12)は、第2図に示すように、本体(11)の架橋
部(15)側に反る左右略対称形の円弧状に形成されてお
り、上記架橋部(15)の一側面側の右半分が均一肉厚の薄
肉部(18)に形成され、同架橋部(15)の他側面側の左半分
が厚肉部(19)に形成されている。そして、前記肉厚部(1
9)は、端部に向かうにしたがって肉厚が厚くなってい
て、その下端面にはベース(13)の上面とでベルト(B)を
ロックするためのぎざぎざ面(20)が形成されている。こ
のぎざぎざ面(20)は、ベルト(B)を一方向にロックでき
るようラチェット歯のようなぎざぎざ面であるのが好ま
しい。(21,21)は本体(11)の通路(16)から中子(12)が外
れるのを防止するために両端部分の中央に設けられたス
トッパーである。
このような本体(11)と中子(12)とを組み立てるには、中
子の薄肉部(18)側の端部を本体(11)の通路(16)内に挿入
し、厚肉部(19)側の端部を押圧する。すると中子(12)は
合成樹脂材であり、特に薄肉部(18)は薄いので弾性を有
することとなり、この弾性により変形させられる中子(1
2)は通路(16)を通り、通路内に嵌入する。この中子(12)
の嵌入方向を換えることによりベルトのロック方向も変
り、2種のロック方向を有することとなる。
そして、ベルト(B)を調節具(10)に通すには、第3図に
示すように、中子(12)を左側に僅かにずらし薄肉部(18)
を架橋部(15)の下面に位置させることにより、本体(11)
と中子(12)との間の通路(16)の空間が大きくなるので、
その状態でベルト(B)を通路(16)内に挿入すればよい。
従って、ベルト(B)を本体(11)と中子(12)の間の通路(1
6)に挿通する場合、中子(12)を本体(11)に対し左側に僅
かにずらすだけでよい。
このようにベルト(B)を調節具(10)に通し適当な長さに
調節した後、第4図に示すように、中子(12)の肉厚部(1
9)側の端部を右側に押すと、肉厚部(19)が本体(11)の架
橋部(15)に当たってベルト(B)側に押圧され、肉厚部(1
9)のぎざぎざ面(20)がベース(13)上のベルト(B)に食い
込みベルト(B)を固定ロックする。即ち、ベルト(B)は第
4図の矢印方向にロックされる。この際、中子(12)の肉
厚部(19)は端部に向かって徐々に厚くなっているので、
中子(12)の回動度合、つまり中子(12)の揺動停止位置に
より肉厚部(19)のぎざぎざ面(20)とベース(13)の上面と
の間の間隔が異なることから、ベルト厚の異なる種々の
ベルト(B)に対しても常に一定のロック強度が得られ
る。
また第4図のロック状態からベルト(B)のロックを解除
するには、中子(12)の薄肉部(18)側の端部を指で押すこ
とにより中子(12)は第3図に示すような状態となり簡単
にロック解除ができる。
考案の効果 以上、説明したように、本考案のベルト調節具は、本体
の通路内に中子を嵌入し、かつ当該中子が架橋部側に反
る円弧状に形成されているので、中子を架橋部の一側面
側または他側面側に揺動させるという小さなアクション
でベルトの挿通、ロック或いはロック解除が可能とな
り、しかも中子の肉厚部が端部に向かうにしたがって徐
々に厚くなっていることから、ベルト厚に関係なく常に
一定の力でベルトをロックすることができ、更には中子
を略対称形の円弧状に形成していることから、従来のベ
ルト調節具に比し外観上の体裁がよいなど、その実用的
なメリットは誠に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るベルト調節具の正面図、 第2図は、第1図のII−II線断面図、 第3図は、ベルト挿通の際の調節具の作用断面図、 第4図は、ベルトをロックした状態の作用断面図、 第5図は、従来における調節具を示す断面図である。 (11):本体、(12):中子、 (15):架橋部、(16):通路、 (18):薄肉部、(19):厚肉部、 (20):ぎざぎざ面。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース(13)および当該ベース(13)の中央上
    部に配置した架橋部(15)の間に通路(16)を有する本体(1
    1)と、この本体(11)の通路(16)内に嵌入される中子(12)
    とから成り、前記中子(12)は上記本体(11)の架橋部(15)
    に摺接して通路(16)内を揺動するよう当該架橋部(15)側
    に反る略対称形の円弧状に形成され、かつ上記架橋部(1
    5)の一側面側を薄肉部(18)に形成し、他側面側を前記本
    体(11)のベース(13)とでベルト(B)を挟持する肉厚部(1
    9)に形成したことを特徴とするベルト調節具。
  2. 【請求項2】前記中子(12)の肉厚部(19)は端部に向かう
    にしたがって徐々に厚くなっていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載のベルト調節具。
  3. 【請求項3】前記中子(12)の肉厚部(19)の下端面にベル
    ト(B)に食い込むぎざぎざ面(20)を形成したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項または第2項に記
    載のベルト調節具。
  4. 【請求項4】前記ぎざぎざ面(20)はラチェット歯のよう
    に一方向に向いていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第3項に記載のベルト調節具。
JP3077787U 1987-03-03 1987-03-03 ベルト調節具 Expired - Lifetime JPH0628006Y2 (ja)

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