JPH06280235A - 透水性石貼りブロック及び透水性擁壁構造 - Google Patents
透水性石貼りブロック及び透水性擁壁構造Info
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- JPH06280235A JPH06280235A JP5092482A JP9248293A JPH06280235A JP H06280235 A JPH06280235 A JP H06280235A JP 5092482 A JP5092482 A JP 5092482A JP 9248293 A JP9248293 A JP 9248293A JP H06280235 A JPH06280235 A JP H06280235A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自然の景観と環境を保護する機能を持つ護岸
用擁壁構造を実現すると共に、擁壁自体に透水性を持た
せることによって土圧を安定させた透水性石貼りブロッ
ク及び透水性擁壁構造を提供することを目的とする。 【構成】 セメント中に微粉を極力含まないようにした
所定量の天然骨材4及び少量の補助結合材を添加して、
内部に空隙部5を有するブロック本体2を構成し、該ブ
ロック本体2の一方の面上に多数の自然石3を並べて強
固に貼着したブロック構造を提供する。自然石3として
蛇紋岩もしくは石灰石を適当な大きさに裁断して平面加
工を施したものとか、細長い岩石を選択する。更に土中
に打設した基礎コンクリートと、壁の傾斜面に沿って構
築した裏込め用砕石と、該裏込め用砕石の上から固着し
た透水性ブロック本体2と、該ブロック本体2の表面に
並べて強固に貼着された多数の自然石とから成る透水性
擁壁構造を提供する。
用擁壁構造を実現すると共に、擁壁自体に透水性を持た
せることによって土圧を安定させた透水性石貼りブロッ
ク及び透水性擁壁構造を提供することを目的とする。 【構成】 セメント中に微粉を極力含まないようにした
所定量の天然骨材4及び少量の補助結合材を添加して、
内部に空隙部5を有するブロック本体2を構成し、該ブ
ロック本体2の一方の面上に多数の自然石3を並べて強
固に貼着したブロック構造を提供する。自然石3として
蛇紋岩もしくは石灰石を適当な大きさに裁断して平面加
工を施したものとか、細長い岩石を選択する。更に土中
に打設した基礎コンクリートと、壁の傾斜面に沿って構
築した裏込め用砕石と、該裏込め用砕石の上から固着し
た透水性ブロック本体2と、該ブロック本体2の表面に
並べて強固に貼着された多数の自然石とから成る透水性
擁壁構造を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は透水性コンクリートの表
面に自然石を並べて固着した透水性石貼りブロック及び
該透水性石貼りブロックを用いた透水性擁壁構造に関
し、特に河川の護岸工事に利用して有用な多自然型ブロ
ックと擁壁構造に関するものである。
面に自然石を並べて固着した透水性石貼りブロック及び
該透水性石貼りブロックを用いた透水性擁壁構造に関
し、特に河川の護岸工事に利用して有用な多自然型ブロ
ックと擁壁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】河川等の護岸工事とか土留、傾斜地にお
ける擁壁の構築工事は、台風シーズンにおける河川の増
水に起因する災害から住民を守る上で不可欠の工事とな
っている。従来の河川護岸工事とか各種擁壁構築工事
は、治山治水を目的として行われているため、素材とし
て生コンクリートを用いて河川等の岸壁を人工的な直線
として固めてしまう手段が主流となっている。他の手段
として多数の自然石を積み上げる工法も古来から知られ
ている。
ける擁壁の構築工事は、台風シーズンにおける河川の増
水に起因する災害から住民を守る上で不可欠の工事とな
っている。従来の河川護岸工事とか各種擁壁構築工事
は、治山治水を目的として行われているため、素材とし
て生コンクリートを用いて河川等の岸壁を人工的な直線
として固めてしまう手段が主流となっている。他の手段
として多数の自然石を積み上げる工法も古来から知られ
ている。
【0003】上記の護岸用擁壁等の要件としては、耐久
性が良く、かつ、施工性がよいことが求められ、そのた
めに前記積み石工法に代えて、生コンクリートを所定形
状になるように緻密に成形して固めたブロックを利用す
る手段が一般に採用されている。
性が良く、かつ、施工性がよいことが求められ、そのた
めに前記積み石工法に代えて、生コンクリートを所定形
状になるように緻密に成形して固めたブロックを利用す
る手段が一般に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の護岸工事とか擁壁構築に採用されるブロック
は、自然に対する配慮がなされていないのが通例であ
り、従って各工事を自然に近い形態で仕上げて整備する
ことができないという課題を有している。
うな従来の護岸工事とか擁壁構築に採用されるブロック
は、自然に対する配慮がなされていないのが通例であ
り、従って各工事を自然に近い形態で仕上げて整備する
ことができないという課題を有している。
【0005】上記の河川護岸工事とか各種擁壁構築工事
は、耐久性が良いことが主たる要件となっているため、
素材として生コンクリートの緻密な成形体が使用されて
おり、それに伴って人工的な景観を呈してしまう上、岸
壁とか擁壁近傍に植物が成育せず、しかも河川の護岸用
として使用した場合には動植物の生息域を奪う結果とな
り、魚類とか虫類及び小動物の成育を阻害してしまうこ
とによって、自然環境を破壊してしまうという問題点が
ある。
は、耐久性が良いことが主たる要件となっているため、
素材として生コンクリートの緻密な成形体が使用されて
おり、それに伴って人工的な景観を呈してしまう上、岸
壁とか擁壁近傍に植物が成育せず、しかも河川の護岸用
として使用した場合には動植物の生息域を奪う結果とな
り、魚類とか虫類及び小動物の成育を阻害してしまうこ
とによって、自然環境を破壊してしまうという問題点が
ある。
【0006】そこで本発明はこのような従来の河川護岸
工事とか各種擁壁構築工事が有している課題を解消し
て、近自然、多自然の景観と自然の環境を保護する機能
を持つ護岸用擁壁構造を実現すると共に、擁壁自体に透
水性を持たせることによって排水性能を高め、土圧を安
定させた透水性石貼りブロック及び透水性擁壁構造を提
供することを目的とするものである。
工事とか各種擁壁構築工事が有している課題を解消し
て、近自然、多自然の景観と自然の環境を保護する機能
を持つ護岸用擁壁構造を実現すると共に、擁壁自体に透
水性を持たせることによって排水性能を高め、土圧を安
定させた透水性石貼りブロック及び透水性擁壁構造を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【問題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、セメント中に微粉を極力含まないようにし
た所定量の天然骨材及び少量の補助結合材を添加して、
内部に連続した空隙部を有するように一体成形した透水
性コンクリートを用いてブロック本体を構成し、該ブロ
ック本体の一方の面上に多数の自然石を並べて強固に貼
着した透水性石貼りブロックを提供する。
するために、セメント中に微粉を極力含まないようにし
た所定量の天然骨材及び少量の補助結合材を添加して、
内部に連続した空隙部を有するように一体成形した透水
性コンクリートを用いてブロック本体を構成し、該ブロ
ック本体の一方の面上に多数の自然石を並べて強固に貼
着した透水性石貼りブロックを提供する。
【0008】前記自然石として、蛇紋岩もしくは石灰石
を適当な大きさに裁断し、かつ、平面加工を施したもの
とか、この蛇紋岩もしくは石灰石の細長い岩石を選択し
たことにより、表面の凹凸部分を多くし、自然石間の空
洞部分を表面から奥に向けて長く形成する。また、前記
ブロック本体として、セメント10〜30重量%中に微
粉を極力含まないようにした1種又は2種以上の天然骨
材70〜90重量%及び少量の補助結合材と残部水を添
加して混練して一体成形し、内部に連続した空隙部を形
成して透水性を付与する。
を適当な大きさに裁断し、かつ、平面加工を施したもの
とか、この蛇紋岩もしくは石灰石の細長い岩石を選択し
たことにより、表面の凹凸部分を多くし、自然石間の空
洞部分を表面から奥に向けて長く形成する。また、前記
ブロック本体として、セメント10〜30重量%中に微
粉を極力含まないようにした1種又は2種以上の天然骨
材70〜90重量%及び少量の補助結合材と残部水を添
加して混練して一体成形し、内部に連続した空隙部を形
成して透水性を付与する。
【0009】天然骨材は粒度が1〜5mmであり、最大
粒度が13mm以下とする。補助結合材の添加量は0.
1重量%としてある。
粒度が13mm以下とする。補助結合材の添加量は0.
1重量%としてある。
【0010】更に土中に打設した基礎コンクリートと、
この基礎コンクリートの上面から壁の傾斜面に沿って構
築した裏込め用砕石と、該裏込め用砕石の上から固着し
た透水性ブロック本体と、該ブロック本体の表面に並べ
て強固に貼着された多数の自然石とから成る透水性擁壁
構造を提供する。
この基礎コンクリートの上面から壁の傾斜面に沿って構
築した裏込め用砕石と、該裏込め用砕石の上から固着し
た透水性ブロック本体と、該ブロック本体の表面に並べ
て強固に貼着された多数の自然石とから成る透水性擁壁
構造を提供する。
【0011】
【作用】上記手段の本発明によれば、ブロック本体の表
面に貼着した蛇紋岩等の自然石により、通常のコンクリ
ート壁とは全く異なる景観が得られ、更にブロック本体
の内部に連続して形成された空隙部によって該ブロック
本体に各種植物の根付けが行われて植物が繁殖し、自然
の生態系を保護した多自然型石壁が得られる。更にブロ
ック本体に付与された良好な透水性によって擁壁構築時
の土圧を減少させる作用が得られる。
面に貼着した蛇紋岩等の自然石により、通常のコンクリ
ート壁とは全く異なる景観が得られ、更にブロック本体
の内部に連続して形成された空隙部によって該ブロック
本体に各種植物の根付けが行われて植物が繁殖し、自然
の生態系を保護した多自然型石壁が得られる。更にブロ
ック本体に付与された良好な透水性によって擁壁構築時
の土圧を減少させる作用が得られる。
【0012】更に前記ブロック本体の一方の面に貼着し
た自然石として細長い岩石を選択したことにより、表面
の凹凸部分が多くなるとともに自然石間の空洞部分が表
面から奥に向けて長くなり、植物の繁茂に伴ってより自
然に近い形態が得られ、魚類等が寄生し易い環境を作る
ことが出来る。
た自然石として細長い岩石を選択したことにより、表面
の凹凸部分が多くなるとともに自然石間の空洞部分が表
面から奥に向けて長くなり、植物の繁茂に伴ってより自
然に近い形態が得られ、魚類等が寄生し易い環境を作る
ことが出来る。
【0013】
【実施例】以下本発明にかかる透水性石貼りブロック及
び透水性擁壁構造の具体的な実施例を説明する。図1は
本実施例の透水性石貼りブロック1を全体的に示す斜視
図であり、図中の2は素材として透水性コンクリートを
用いたブロック本体、3は該ブロック本体2の一方の面
上にセメント等を利用して強固に貼着された自然石であ
る。
び透水性擁壁構造の具体的な実施例を説明する。図1は
本実施例の透水性石貼りブロック1を全体的に示す斜視
図であり、図中の2は素材として透水性コンクリートを
用いたブロック本体、3は該ブロック本体2の一方の面
上にセメント等を利用して強固に貼着された自然石であ
る。
【0014】上記透水性を持つブロック本体2は、セメ
ント中に微粉を極力含まないように混入した所定量の天
然骨材4と、この天然骨材4間に存在する空隙部5とか
ら構成されている。製造時には上記天然骨材4と少量の
補助結合材と残部水を添加して混練して一体成形する。
使用する天然骨材としては珪石、珪砂鉄平石、蛇紋岩、
石灰石、御影石等の自然石を一定粒度に粉砕して、篩分
けしたものを1種又は2種以上を組み合わせて用いる。
ント中に微粉を極力含まないように混入した所定量の天
然骨材4と、この天然骨材4間に存在する空隙部5とか
ら構成されている。製造時には上記天然骨材4と少量の
補助結合材と残部水を添加して混練して一体成形する。
使用する天然骨材としては珪石、珪砂鉄平石、蛇紋岩、
石灰石、御影石等の自然石を一定粒度に粉砕して、篩分
けしたものを1種又は2種以上を組み合わせて用いる。
【0015】前記天然骨材4の粒度としては、緻密に成
形しても内部が詰まることがなく、内部に連続した空隙
部5を形成することのできる一定範囲のものとする。具
体的には最大粒度13mm以下とし、好ましくは粒度が
1〜5mmの範囲にあるのがよい。粒度が13mm以上
では空隙部5が大きすぎる上、表面の凹凸が大きくなっ
て景観上から好ましくない。また、微粉を含有すると形
成される空隙部5がこの微粉により充填されて透水性が
阻害されるので、極力微粉の混合は抑えるのがよい。
形しても内部が詰まることがなく、内部に連続した空隙
部5を形成することのできる一定範囲のものとする。具
体的には最大粒度13mm以下とし、好ましくは粒度が
1〜5mmの範囲にあるのがよい。粒度が13mm以上
では空隙部5が大きすぎる上、表面の凹凸が大きくなっ
て景観上から好ましくない。また、微粉を含有すると形
成される空隙部5がこの微粉により充填されて透水性が
阻害されるので、極力微粉の混合は抑えるのがよい。
【0016】上記天然骨材4の配合割合は70〜90重
量%が望ましく、70重量%より少ないと空隙部5が少
なくなり、90重量%以上になると擁壁用ブロックとし
て要求される強度が不十分になってしまう惧れが生じ
る。セメントとしてはポルトランドセメント、白色セメ
ント、高炉セメント等を1種又は2種以上組合せて使用
することができ、その配合割合は10〜30重量%が望
ましい。10重量%より少ないとブロックとしての強度
が不十分となり、逆に30重量%以上では空隙部5が少
なくなって透水性の面から望ましくない。
量%が望ましく、70重量%より少ないと空隙部5が少
なくなり、90重量%以上になると擁壁用ブロックとし
て要求される強度が不十分になってしまう惧れが生じ
る。セメントとしてはポルトランドセメント、白色セメ
ント、高炉セメント等を1種又は2種以上組合せて使用
することができ、その配合割合は10〜30重量%が望
ましい。10重量%より少ないとブロックとしての強度
が不十分となり、逆に30重量%以上では空隙部5が少
なくなって透水性の面から望ましくない。
【0017】成形時には、上記原料に少量の補助結合材
を添加することにより、ブロック本体の加圧成形をして
から即時脱枠が可能となり、しかも養生時間を短縮して
も一定の強度を得ることができる。補助結合剤の添加量
を極く少量で良く、望ましくは0.1重量%(外掛け)
以下がよい。
を添加することにより、ブロック本体の加圧成形をして
から即時脱枠が可能となり、しかも養生時間を短縮して
も一定の強度を得ることができる。補助結合剤の添加量
を極く少量で良く、望ましくは0.1重量%(外掛け)
以下がよい。
【0018】上記の割合で混練した原料を、ブロック本
体2として所定の形状に成形し、硬化させる。このよう
にして製造された透水性のブロック本体2は、天然骨材
4によって内部に連続した空隙部5を有する。この空隙
部5によって透水性が維持される。
体2として所定の形状に成形し、硬化させる。このよう
にして製造された透水性のブロック本体2は、天然骨材
4によって内部に連続した空隙部5を有する。この空隙
部5によって透水性が維持される。
【0019】自然石3は、蛇紋岩とか石灰石或は他の天
然石の塊が用いられ、必要に応じて採集した自然石を適
当な大きさに裁断し、平面加工を施してある。このよう
な自然石3をセメント等を利用してブロック本体2の一
方の面上に貼着することによって本実施例にかかる透水
性石貼りブロック1が完成する。
然石の塊が用いられ、必要に応じて採集した自然石を適
当な大きさに裁断し、平面加工を施してある。このよう
な自然石3をセメント等を利用してブロック本体2の一
方の面上に貼着することによって本実施例にかかる透水
性石貼りブロック1が完成する。
【0020】尚、図示例では透水性石貼りブロック1の
平面視が略正方形となっているが、敷設場所等により長
方形とか菱形等の適宜の形状を選択することができる。
平面視が略正方形となっているが、敷設場所等により長
方形とか菱形等の適宜の形状を選択することができる。
【0021】図2は上記透水性石貼りブロック1を河川
等の護岸工事に適用した実際例を示している。先ず土中
6に埋設した砂利7上に基礎コンクリート8を打設し、
この基礎コンクリート8の上面に、壁の傾斜面に沿う裏
込め用砕石9を構築する。次に該裏込め用砕石9の上か
らセメント等を利用して本実施例にかかる透水性石貼り
ブロック1のブロック本体2を固着することによって工
事が終了する。
等の護岸工事に適用した実際例を示している。先ず土中
6に埋設した砂利7上に基礎コンクリート8を打設し、
この基礎コンクリート8の上面に、壁の傾斜面に沿う裏
込め用砕石9を構築する。次に該裏込め用砕石9の上か
らセメント等を利用して本実施例にかかる透水性石貼り
ブロック1のブロック本体2を固着することによって工
事が終了する。
【0022】このような護岸構造によれば、表面に存在
している蛇紋岩等の自然石3により、従来のコンクリー
ト壁とは全く異なる景観が得られ、更にブロック本体2
の内部に連続した空隙部5が形成されているため、該ブ
ロック本体2に各種植物の根付けが行われて植物が繁殖
し、自然の生態系を破壊することがない多自然型石壁を
得ることが出来る。
している蛇紋岩等の自然石3により、従来のコンクリー
ト壁とは全く異なる景観が得られ、更にブロック本体2
の内部に連続した空隙部5が形成されているため、該ブ
ロック本体2に各種植物の根付けが行われて植物が繁殖
し、自然の生態系を破壊することがない多自然型石壁を
得ることが出来る。
【0023】また、前記の空隙部5によって該ブロック
本体2に良好な透水性が付与されるため、土圧の減少効
果が大きいという利点を発揮する。
本体2に良好な透水性が付与されるため、土圧の減少効
果が大きいという利点を発揮する。
【0024】図3は本実施例の変形例を示すものであ
り、基本的な構成は前記図1と同一である。本例では、
透水性コンクリートを用いたブロック本体2の一方の面
に貼着した自然石3として細長い岩石を選択したことが
特徴となっている。このような構成によれば、表面の凹
凸部分が多くなる上、自然石3間の空洞部分が表面から
奥に向けて長くなり、植物の繁茂に伴ってより自然に近
い形態が得られ、魚類等が寄生し易い環境を作ることが
出来る。
り、基本的な構成は前記図1と同一である。本例では、
透水性コンクリートを用いたブロック本体2の一方の面
に貼着した自然石3として細長い岩石を選択したことが
特徴となっている。このような構成によれば、表面の凹
凸部分が多くなる上、自然石3間の空洞部分が表面から
奥に向けて長くなり、植物の繁茂に伴ってより自然に近
い形態が得られ、魚類等が寄生し易い環境を作ることが
出来る。
【0025】以下にブロック本体2を製作する具体的な
実施例を説明する。 〔実施例〕天然骨材として5〜1mmの蛇紋岩を80重
量%、ポルトランドセメントを20重量%、補助結合材
を0.4重量%(外掛け)に水6.5%を添加して練り
混ぜ、ブロック本体2に成形した。これを2日間養生さ
せた。この透水性ブロック本体2の物性を表1に示す。
実施例を説明する。 〔実施例〕天然骨材として5〜1mmの蛇紋岩を80重
量%、ポルトランドセメントを20重量%、補助結合材
を0.4重量%(外掛け)に水6.5%を添加して練り
混ぜ、ブロック本体2に成形した。これを2日間養生さ
せた。この透水性ブロック本体2の物性を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明にかかる透水
性石貼りブロック及び透水性擁壁構造によれば、ブロッ
ク本体の表面に貼着した自然石によって自然に近い景観
が得られ、しかもブロック本体の内部に連続して形成さ
れた空隙部によって該ブロック本体に各種植物の根付け
を行わせることができるため、特に河川等の護岸工事に
適用した際に動植物の生息域を奪うことなく、植物の繁
殖に伴って自然の生態系を保護した多自然型石壁を得る
ことができる。更にブロック本体に付与された良好な透
水性によって擁壁構築時の土圧を減少させる効果があ
る。
性石貼りブロック及び透水性擁壁構造によれば、ブロッ
ク本体の表面に貼着した自然石によって自然に近い景観
が得られ、しかもブロック本体の内部に連続して形成さ
れた空隙部によって該ブロック本体に各種植物の根付け
を行わせることができるため、特に河川等の護岸工事に
適用した際に動植物の生息域を奪うことなく、植物の繁
殖に伴って自然の生態系を保護した多自然型石壁を得る
ことができる。更にブロック本体に付与された良好な透
水性によって擁壁構築時の土圧を減少させる効果があ
る。
【0028】更に前記ブロック本体の一方の面に貼着し
た自然石として細長い岩石を選択したことにより、表面
の凹凸部分を多くし、かつ、自然石間の空洞部分が表面
から奥に向けて長くなり、魚類等が寄生し易い環境を作
ることが出来る。
た自然石として細長い岩石を選択したことにより、表面
の凹凸部分を多くし、かつ、自然石間の空洞部分が表面
から奥に向けて長くなり、魚類等が寄生し易い環境を作
ることが出来る。
【0029】また、本発明にかかる透水性石貼りブロッ
クを道路等の擁壁として採用した場合には、該擁壁自体
に透水性を持たせることができて、排水性能を高めて歩
道や道路に水が溜ることがないという効果がある。
クを道路等の擁壁として採用した場合には、該擁壁自体
に透水性を持たせることができて、排水性能を高めて歩
道や道路に水が溜ることがないという効果がある。
【0030】更に透水性石貼りブロックとして製品が提
供されるため、護岸工事とか擁壁構築工事の施工が容易
となり、工期を短縮することができる。本発明はブロッ
クとしての使用のみならず、現場にて透水性擁壁を構築
するような施工手段を採ることも可能であり、近自然、
多自然の景観と自然の環境を保護する機能を持つ護岸用
擁壁構造を実現すると共に、土圧を安定させた透水性石
貼りブロックと該ブロックを用いた透水性擁壁構造を提
供することができる。
供されるため、護岸工事とか擁壁構築工事の施工が容易
となり、工期を短縮することができる。本発明はブロッ
クとしての使用のみならず、現場にて透水性擁壁を構築
するような施工手段を採ることも可能であり、近自然、
多自然の景観と自然の環境を保護する機能を持つ護岸用
擁壁構造を実現すると共に、土圧を安定させた透水性石
貼りブロックと該ブロックを用いた透水性擁壁構造を提
供することができる。
【図1】本発明にかかる透水性石貼りブロックの構造例
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】本発明にかかる透水性石貼りブロックを河川等
の護岸工事に適用した実際例を示す要部断面図。
の護岸工事に適用した実際例を示す要部断面図。
【図3】図1に示す実施例の変形例を示す断面図。
1…透水性石貼りブロック 2…ブロック本体 3…自然石 4…天然骨材 5…空隙部 7…砂利 8…基礎コンクリート 9…砕石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金沢 英爾 高知県高知市萩町2丁目2番25号 東洋電 化工業株式会社内 (72)発明者 岡林 一雄 高知県高知市萩町2丁目2番25号 東洋電 化工業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 セメント中に微粉を極力含まないように
した所定量の天然骨材及び少量の補助結合材を添加し
て、内部に連続した空隙部を有するように一体成形した
透水性コンクリートを用いてブロック本体を構成し、該
ブロック本体の一方の面上に多数の自然石を並べて強固
に貼着したことを特徴とする透水性石貼りブロック。 - 【請求項2】 前記自然石として、蛇紋岩もしくは石灰
石を適当な大きさに裁断し、かつ、平面加工を施したも
のを用いた請求項1記載の透水性石貼りブロック。 - 【請求項3】 前記自然石として、蛇紋岩もしくは石灰
石の細長い岩石を選択したことにより、表面の凹凸部分
を多くし、かつ、自然石間の空洞部分を表面から奥に向
けて長く形成した請求項1記載の透水性石貼りブロッ
ク。 - 【請求項4】 前記ブロック本体として、セメント10
〜30重量%中に微粉を極力含まないようにした1種又
は2種以上の天然骨材70〜90重量%及び少量の補助
結合材と残部水を添加して混練して一体成形し、内部に
連続した空隙部を形成して透水性を付与した請求項1記
載の透水性石貼りブロック。 - 【請求項5】 天然骨材は粒度が1〜5mmである請求
項1,4記載の透水性石貼りブロック。 - 【請求項6】 天然骨材は最大粒度が13mm以下であ
る請求項1,4記載の透水性石貼りブロック。 - 【請求項7】 補助結合材の添加量は0.1重量%であ
る請求項1,4記載の透水性石貼りブロック。 - 【請求項8】 土中に打設した基礎コンクリートと、こ
の基礎コンクリートの上面から壁の傾斜面に沿って構築
した裏込め用砕石と、該裏込め用砕石の上から固着した
透水性ブロック本体と、該ブロック本体の表面に並べて
強固に貼着された多数の自然石とから成ることを特徴と
する透水性擁壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5092482A JPH06280235A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 透水性石貼りブロック及び透水性擁壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5092482A JPH06280235A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 透水性石貼りブロック及び透水性擁壁構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06280235A true JPH06280235A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=14055534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5092482A Pending JPH06280235A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 透水性石貼りブロック及び透水性擁壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06280235A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6811357B1 (en) * | 2002-07-30 | 2004-11-02 | Konrad Haug | Retaining wall assembly |
| KR100731287B1 (ko) * | 2006-05-30 | 2007-06-25 | 영진종합건설 주식회사 | 자연석을 사용한 친환경 수중구조물 |
| CN112575766A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-03-30 | 戢青 | 一种加固软土地基管桩装置 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP5092482A patent/JPH06280235A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6811357B1 (en) * | 2002-07-30 | 2004-11-02 | Konrad Haug | Retaining wall assembly |
| KR100731287B1 (ko) * | 2006-05-30 | 2007-06-25 | 영진종합건설 주식회사 | 자연석을 사용한 친환경 수중구조물 |
| CN112575766A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-03-30 | 戢青 | 一种加固软土地基管桩装置 |
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