JPH06280456A - 格子の構造 - Google Patents

格子の構造

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JPH06280456A
JPH06280456A JP7251293A JP7251293A JPH06280456A JP H06280456 A JPH06280456 A JP H06280456A JP 7251293 A JP7251293 A JP 7251293A JP 7251293 A JP7251293 A JP 7251293A JP H06280456 A JPH06280456 A JP H06280456A
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JP7251293A
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Mizuo Okada
瑞夫 岡田
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Ryoko Co Ltd
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Ryoko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームの脱落を防止した格子の構造を得
る。 【構成】 互いに交差するフレーム10は、一方向に延
在するメインフレーム11a、12aと、このメインフ
レーム11a、12aに積層状態に接合された補強フレ
ーム12b、11bとを有する。これらメインフレーム
11a、12aと、補強フレーム12b、11bとを、
断面視台形状に形成された該台形の底面を対向配置して
互いに接合する。これらメインフレーム11a、12a
の各側面に、交差する別の補強フレーム12b、11b
の端部を当接させる。 【効果】 メインフレームが交差する補強フレームに当
接され、この補強フレームがメインフレームに積層状態
に接合されているから、メインフレームと補強フレーム
との脱落を防止でき、交差するフレームの脱落を防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明ルーバー、窓用格
子、間仕切りフェンス、その他装飾用建材等に使用され
る格子の構造に係り、特に、複数のフレームを互いに交
差させて組み込んだ格子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、紙障子の棧は、互いに交差され
て格子状に組み立てられている。かかる紙障子等の格子
の構造は、図8に示すように、複数並設された第一フレ
ーム1と、これら第一フレーム1にそれぞれ交差する複
数の第二フレーム2とが互いに組み込まれた構成にされ
ている。これら第一フレーム1と第二フレーム2とは、
略同一形状に形成されており、木板、アルミニウムや鉄
等の金属板、又はプラスチック等の合成樹脂板から作製
されている。
【0003】第一フレーム1には、図9(A)に示すよ
うに、該第一フレーム1の幅方向に沿って切り込まれ、
該第一フレーム1の幅の略半分の長さに形成された切り
込み部3が第一フレーム1の長手方向に沿って所定の間
隔をあけて複数並設されている。第二フレーム2には、
図9(B)に示すように、第一フレーム1と略同一形状
の切り込み部4が形成されている。
【0004】このような格子の構造の組み立て方法につ
いて説明する。まず、図9に示すように、第二フレーム
2を、該第二フレーム2の切り込み部4を上側に向けた
状態で複数並設する。そして、第一フレーム1を、該第
一フレーム1の切り込み部3を下側に向けて複数並設す
るとともに、第二フレーム2の延在方向に直角に交差す
る方向に複数並設する。そして、第一フレーム1の切り
込み部3と第二フレーム2の切り込み部4とを互いに押
し込み、第一フレーム1と第二フレーム2とを互いに交
差させて組み込み、格子の構造を組み立てる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の格子
の構造にあっては、切り込み部3、4の幅が押し込まれ
る各フレーム2、1の厚みと同一又は僅かに小さく形成
されている場合には、各フレーム1、2が抜け落ちるお
それが少ないが、これらフレーム1、2の押し込み作業
が困難になる。
【0006】一方、切り込み部3、4の幅が押し込まれ
るフレーム2、1の厚みよりも大きく形成されている場
合には、各フレーム1、2が抜け落ちるおそれがあり、
これら切り込み部3、4と、フレーム2、1との接合強
度を高めるために、切り込み部3、4と、押し込まれる
フレーム2、1との間に接着剤が介在されることがあっ
た。このため、各フレーム1、2の切り込み部3、4に
接着剤を塗布等する作業が必要になり、また、格子の組
み立て作業が煩雑になる。
【0007】また、互いに組み込まれるフレーム1、2
の接合強度を高めるために、合成樹脂を一体に射出成形
することにより、各フレーム1、2を一体成形した格子
の構造が提供されている。かかる格子の構造にあって
は、射出成形等の金型に要する費用が高く、また、射出
成形等で大きな格子を成形するのが困難であった。
【0008】本発明は前記課題を有効に解決するもの
で、フレームが抜け落ちるのを防止することができると
ともに、大型化可能な格子の構造を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の格子の構
造は、複数のフレームを互いに交差させて組み込んだ格
子の構造であって、前記フレームは、一方向に延在する
第一柱状体と、該第一柱状体に積層状態に接合された第
二柱状体とを有する構成にされ、これら第一柱状体と第
二柱状体との少なくとも一方には、交差する別のフレー
ムに係止される係止手段が設けられていることを特徴と
するものである。
【0010】請求項2記載の格子の構造は、請求項1記
載の格子の構造であって、前記第一柱状体と第二柱状体
とは、断面視略台形状にそれぞれ形成されるとともに、
該台形の底面を対向配置して互いに接合され、前記第一
柱状体の各側面には、該第一柱状体に交差する別のフレ
ームの第二柱状体の端部が当接されていることを特徴と
するものである。
【0011】請求項3記載の格子の構造は、請求項1記
載の格子の構造であって、前記第一柱状体と第二柱状体
との少なくとも一方には、交差する別のフレームに係止
される突起が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1記載の格子の構造では、第一柱状体に
沿って第二柱状体を積層状態に接合することにより、フ
レームが構成される。これら第一柱状体と第二柱状体と
を互いに交差させ、これらの少なくとも一方を係止手段
で別のフレームに係止させることにより、第一柱状体と
第二柱状体とが別のフレームに係止され、複数のフレー
ムが組み込まれる。
【0013】請求項2記載の格子の構造では、請求項1
記載の作用を有するとともに、第一柱状体と第二柱状体
とは、断面視略台形状に形成されるとともに、該台形の
底面を対向配置して互いに接合され、前記第一柱状体の
各側面には、該第一柱状体に交差する別のフレームの第
二柱状体の端部が当接されているから、第二柱状体は、
該第二柱状体に積層された第一柱状体に接合され、該第
一柱状体に交差する他の第一柱状体を係止する。
【0014】請求項3記載の格子の構造では、請求項1
記載の作用を有するとともに、第一柱状体と第二柱状体
との少なくとも一方に設けられた突起が別のフレームに
係止され、第一柱状体と第二柱状体との移動が別のフレ
ームで阻止され、フレームの脱落が防止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の格子の構造の第一実施例につ
いて、図1ないし図2を参照しながら説明する。図1に
示すように、符号9は格子の構造であり、この格子の構
造9は、互いに交差する複数のフレーム10をそれぞれ
組み込んだ構成にされており、下部壁部を形成する第一
格子状層11と、該第一格子状層11上に積層状態に接
合され、上部壁部を形成する第二格子状層12と、これ
ら第一格子状層11と第二格子状層12とを接合する接
合部材13とを有する構成にされている。
【0016】第一格子状層11は、一方向に延びるメイ
ンフレーム11a(第一柱状体)が複数並設され、これ
らメインフレーム11aの間に、これらに交差する補強
フレーム11b(第二柱状体)が複数並設された構成に
されている。これら補強フレーム11bは、各メインフ
レーム11aの間隔の長さに形成され、メインフレーム
11aよりも短く形成されている。
【0017】第二格子状層12は、第一格子状層11の
各補強フレーム11bに沿ってそれぞれ延在され、該補
強フレーム11b上に積層状態に接合されたメインフレ
ーム12a(第一柱状体)と、第一格子状層11の各メ
インフレーム11aに沿ってそれぞれ延在され、該メイ
ンフレーム11a上に積層状態に接合された補強フレー
ム12b(第二柱状体)とから構成されている。
【0018】すなわち、第一格子状層11のメインフレ
ーム11aと第二格子状層12のメインフレーム12a
とは、互いに交差する方向に延在されている。そして、
第一格子状層11のメンフレーム11aと第二格子状層
12の補強フレーム12bとを互いに接合部材13で接
合してフレーム10が構成され、第一格子状層11の補
強フレーム11bと第二格子状層12のメインフレーム
12aとを互いに接合部材13で接合して別のフレーム
10が構成されている。各メインフレーム11a、12
aと、各補強フレーム11b、12bとは、一方向に延
びる柱状に形成されるとともに、内部を中空とした断面
視略台形状に形成されている。これらメインフレーム1
1a等の台形には、該台形の底面から外方に突出する突
出板14が台形の各側面に沿って延在されている。
【0019】これらメインフレーム11a、12aの台
形の各側面には、該メインフレーム11a等に交差する
別のフレーム10の補強フレーム11b、12bの端部
が当接されている。各メインフレーム11a、12a
と、各補強フレーム12b、11bとの台形の底面を対
向配置することにより、これら台形の底面と該台形の底
面から突出する突出板14とで空間が形成されている。
【0020】この空間内には、前記接合部材13が嵌め
込まれている。この接合部材13は、アルミニウム等の
金属材料やプラスチック等の合成樹脂等から製作され、
その形状が一方向に延びる断面視H型状に形成され、側
壁両端部が弾性自在に形成された構成にされている。こ
の接合部材13のH型の側面両端部には、前記突出板1
4の基部に形成された係止片15に噛み合わされる凸条
16が外側に突出形成されている。
【0021】すなわち、各メインフレーム11a、12
aと、各補強フレーム12b、11bとの台形の底面を
対向配置するとともに、これらを接合部材13で接合す
ることにより、これらメインフレーム11a、12aの
台形の底面付近に位置する各側面が別のフレーム10の
補強フレーム12b、11bの端部に当接される。この
ため、メインフレーム11a、12aがこれらメインフ
レーム11a、12aに交差する別のフレーム10の補
強フレーム12b、11bに係止され、メインフレーム
11a、12aの抜け落ちるのが防止される。したがっ
て、メインフレーム11a、12aの台形の底面を補強
フレーム12b、11bの台形の底面に接合させ、これ
らメインフレーム11a、12aの各側面を別のフレー
ム10の補強フレーム12b、11bの端部に当接させ
ることにより、係止手段が構成されている。
【0022】メインフレーム11a、12aと、補強フ
レーム11b、12bとは、アルミニウム、鋼材等の金
属材料、各種プラスチック等の合成樹脂、木材、コンク
リートやFRP等の材料から形成され、その材質に応じ
て押出成形、射出成形、圧縮成形されている。また特
に、メインフレーム11a、12aと、補強フレーム1
1b、12bとの材料に、Al板や鋼板等の板状材、ベ
ンダー曲げ品、ロールフォーミング品やプレス加工品を
使用してもよい。
【0023】また、照明用ルーバーや窓用格子等として
使用した際に、光の進行方向側に位置する一方のメイン
フレームおよび補助フレームの台形の少なくとも側面に
光吸収手段を施し、ノングレア効果を付与してもよい。
光吸収手段としては、例えば、黒等の光吸収性の大きい
暗色系、好ましくは艶消しの塗料等を塗布する方法等が
挙げられる。なお、ノングレア効果を高めるためには、
フレーム全体に光吸収手段を施すことが好ましいが、光
の利用効率との関係上、光の進行方向側に位置する一方
のメインフレームおよび補助フレームのみに光吸収手段
を施すことが好ましい。
【0024】次に、格子の構造9の組み立て方法につい
て説明する。あらかじめメインフレーム11a、12a
と、補強フレーム11b、12bとを所定の長さにそれ
ぞれ切断し、この補強フレーム11b、12bに接合部
材13をそれぞれ嵌め込んでおく。これら接合部材13
を上側に向けた第一格子状層11の補強フレーム11b
を、ベニア等の組立スペーサ上に並べて配置する。そし
て、第一格子状層11の補強フレーム11bの間にメイ
ンフレーム11aを配置し、このメインフレーム11a
の各側面に、該メインフレーム11aに交差する補強フ
レーム11bの端部を当接させる。
【0025】その後、第一格子状層11のメインフレー
ム11aに直交する方向に第二格子状層12のメインフ
レーム12aを配し、このメインフレーム12aを第一
格子状層11の補強フレーム11bの接合部材13に嵌
め込み、第一格子状層11の補強フレーム11bと第二
格子状層12のメインフレーム12aとを積層状態に接
合し、フレーム10を組み立てる。そして、接合部材1
3を下側に向けた第二格子状層12の補強フレーム12
bを第一格子状層11のメインフレーム11aに嵌め込
み、フレーム10を組み立てる。ここで、第二格子状層
12にあっては、補強フレーム12bの端部が、該補強
フレーム12bに交差するメインフレーム12aの各側
面に当接する。こうして作製された格子の構造を窓用格
子として利用した。
【0026】このような格子の構造9によれば、第一格
子状層11と第二格子状層12とで構成したから、第一
格子状層11と第二格子状層12との外面に装飾を施す
ことにより、格子の構造9の両面から美観を呈すること
ができる。なお、これら第一格子状層11と第二格子状
層12とは、これらの格子の形状は正方形、長方形に形
成してもよく、格子の形状には特に限定されず、また、
水平面内、鉛直面内に配置してもよく、配置される姿勢
には特に限定されない。
【0027】また、かかる格子の構造9によれば、互い
に交差させて組み込まれるフレーム10は、第一格子状
層11のメインフレーム11aと該メインフレーム11
aに積層状態に接合された第二格子状層12の補強フレ
ーム12bとを有する構成にし、又は、第一格子状層1
1の補強フレーム11bと該補強フレーム11bに積層
状態に接合された第二格子状層12のメインフレーム1
2aとを有する構成にしたから、これらメインフレーム
11a、12aと補強フレーム11b、12bとを積層
状態に接合部材13で接合することにより、フレーム1
0が組み立てられ、このフレーム10を交差させること
により、格子の構造9が組み立てられる。このため、別
のフレームが押し込まれる切り込み部をフレームに不要
にでき、交差するフレームの押し込み作業を不要にでき
る。したがって、切り込み部の大きさに影響されずに各
フレーム10を組み立てることができる。
【0028】このフレーム10は、メインフレーム11
a、12aと、補強フレーム12b、11bと、これら
を接合する接合部材13とから構成したから、射出成形
等でフレーム10を成形する場合にあっても、メインフ
レーム11a、12aと、補強フレーム12b、11b
と、接合部材13とをそれぞれ別個に分割成形できるか
ら、フレーム10の金型を小さくできる。このため、格
子の構造を射出成形で一体成形する場合に比べ、射出成
形等の金型に要する費用を低減できるとともに、メイン
フレーム11a、12aが補強フレーム12b、11b
で補強されるから、フレーム10の強度を向上させるこ
とができる。したがって、メインフレーム11a等を大
きく形成でき、フレーム10を大きく形成することがで
きる。
【0029】メインフレーム11a、12aと、補強フ
レーム12b、11bとは、断面視略台形状にそれぞれ
形成されるとともに、該台形の底面を対向配置して互い
に接合され、これらメインフレーム11a、12aの各
側面に、これらに交差する別のフレーム10の補強フレ
ーム11b、12bの端部が当接されているから、メイ
ンフレーム11a、12aの台形の各側面が、このメイ
ンフレーム11a、12aに交差する別のフレーム10
の補強フレーム11b、12bの端部に係止される。こ
のため、メインフレーム11a、12aが抜け落ちるの
を防止でき、これらメインフレーム11a、12aに補
強フレーム12b、11bが接合されているから、これ
ら補強フレーム12b、11bが抜け落ちるのを防止で
きる。したがって、交差するフレーム10どうしが互い
に係止されるから、各フレーム10が抜け落ちるのを防
止でき、各フレーム10を強固に結合でき、各フレーム
10の安全性を向上できるとともに、交差するフレーム
を押し込む作業を不要にでき、フレーム10の組み立て
作業性を向上させることができる。
【0030】なお、前記第一実施例では、接合部材13
に断面視H型状の部材を用いたが、本願はこれに限定す
るものでなく、接着剤、接着層を両面に形成したテー
プ、半田等でメインフレーム11a、12aと、補強フ
レーム12b、11bとを貼り付けてもよく、これらを
溶接で接合してもよく、さらに、これらをクリップバ
ネ、ボルト、ビス、リベット等の接合具で接合してもよ
い。また、前記第一実施例では、メインフレーム11
a、12aと、補強フレーム11b、12bとを断面視
台形状に形成したが、本願はこれに限定するものでな
く、少なくともメインフレーム11a、12aを断面視
台形状に形成し、このメインフレーム11a、12aの
側面に別のフレーム10の補強フレーム11b、12b
の端部を当接させればよい。
【0031】〈第二実施例〉本発明の格子の構造の第二
実施例について、図3ないし図4を参照しながら説明す
る。ここで、第二実施例では、第一実施例のメインフレ
ームと補強フレームとの形状が異なり、他の構成は同一
であり、第一実施例と同一のものについては同一符号を
用いて説明を簡略化する。図3ないし図4に示すよう
に、第二実施例の格子の構造は、アルミニウムを押出成
形して形成されており、互いに交差するフレーム20が
組み込まれており、下部壁部を形成する第一格子状層2
1と、該第一格子状層21上に積層状態に接合され、上
部壁部を形成する第二格子状層22と、これら第一格子
状層21と第二格子状層22とを接合する接合部材13
とを有する構成にされている。
【0032】第一格子状層21は、一方向に延びる複数
のメインフレーム21a(第一柱状体)と、これらメイ
ンフレーム21aに交差する補強フレーム21b(第二
柱状体)とから構成されている。これらメインフレーム
21aと補強フレーム21bとは、内部を中空とした断
面視略長方形状に形成され、該長方形から外側に突出す
る突出板24が長方形の各側面に沿って突出形成されて
いる。これら突出板24には、外側に突出する突起26
が端部に形成されている。補強フレーム21bの突出板
24には、該補強フレーム21bに交差するメインフレ
ーム21aの突起26を係止する凹部が両端部に形成さ
れている。
【0033】第二格子状層22は、第一格子状層21の
補強フレーム21b上に積層状態に接合されたメインフ
レーム22a(第一柱状体)と、第一格子状層21のメ
インフレーム21a上に積層状態に接合された補強フレ
ーム22b(第二柱状体)とから構成されている。これ
らメインフレーム22aと補強フレーム22bとには、
前記突出板24と突起26とがそれぞれ形成されてい
る。補強フレーム22bの突出板24には、該補強フレ
ーム22bに交差するメインフレーム22aの突起26
を係止する凹部が両端部にそれぞれ形成されている。
【0034】このような格子の構造では、各メインフレ
ーム21a、22aの突起26が、該メインフレーム2
1a、22aに交差する補強フレーム21b、22bの
凹部に係止されているから、各メインフレーム21a、
22aがこれらに交差する各補強フレーム21b、22
bから抜け落ちるのを防止できる。そして、メインフレ
ーム21a、22aと、補強フレーム21b、22bと
が積層状態に接合部材13で接合されているから、補強
フレーム21b、22bが抜け落ちるのを防止でき、各
メインフレーム21a、22aと、各補強フレーム21
b、22bとを強固に結合することができる。
【0035】〈第三実施例〉本発明の格子の構造の第三
実施例について、図5を参照しながら説明する。図5に
示すように、第三実施例の格子の構造にあっては、第二
実施例に対して第一格子状層31と接合部材33との形
状が異なり、他の構成は第二実施例と同一である。第一
格子状層31のメインフレーム31aと補強フレーム3
1bとは、内部を中空とした断面視長方形状に形成さ
れ、これらの各側面の延長線上に第二格子状層31の突
起26が配された構成にされている。すなわち、第一格
子状層31の突出板34は、第一格子状層31の突起2
6が形成されておらず、外側面が平坦な面に形成されて
いる。
【0036】接合部材33は、断面視略H字状に形成さ
れ、その外壁が第一格子状層31の突出板34の内周面
と第二格子状層22の突出板24との内周面に沿う構成
にされ、これら突出板34、24の接続部分に段部が折
曲形成されている。
【0037】このような格子の構造では、第一格子状層
31のメインフレーム31aは第二格子状層22の補強
フレーム22bに接合され、この補強フレーム22bの
凹部が第二格子状層22のメインフレーム22aの突起
26に当接されているから、第一格子状層31のメイン
フレーム31aの脱落が防止される。一方、第二格子状
層22のメインフレーム22aの突起26は第一格子状
層31のメインフレーム31aに当接され、第二格子状
層22のメインフレーム22aは補強フレーム22bに
当接されているから、第二格子状層22のメインフレー
ム22aの脱落が防止される。
【0038】〈第四実施例〉本発明の格子の構造の第四
実施例について、図6を参照しながら説明する。図6に
示すように、前記第二実施例と突出板44の形状が異な
り、他の構成は第二実施例と同一であり、第二実施例と
同一のものについては同一符号を用いて説明を簡略化す
る。各メインフレーム41a、42aと、各補強フレー
ム41b、42bとは、内部を中空とした断面視略長方
形状に形成され、該長方形の各側面端部から斜め外側に
向かって突出する突出板44が突起状に形成された構成
にされている。
【0039】補強フレーム41b、42bの突出板44
には、隣接するメインフレーム41a、42aの突出板
44の外側面を当接させる切り欠き部が両端部に形成さ
れている。これらメインフレーム41a、42aと、補
強フレーム41b、42bとの突出板44を対向配置し
て空間が形成され、この空間に接合部材13が嵌め合わ
されている。この接合部材13は、突出板44の基部付
近に当接され、突出板44の基部の弾性変形を阻止する
構成にされている。
【0040】このような格子の構造では、メインフレー
ム41a、42aの突出板44の外側面に、該メインフ
レーム41a、42aに交差する補強フレーム41b、
42bの突出板44の切り欠き部を当接させ、接合部材
13を突出板44の基部付近に当接させることにより、
突出板44の基部の弾性変形が阻止され、各メインフレ
ーム41a、42aの脱落が防止される。これらメイン
フレーム41a、42aに補強フレーム42b、41b
が接合部材13でそれぞれ接合されているから、各補強
フレーム42b、41bの脱落が防止される。一方、接
合部材13を取り外し、突出板44の基部を弾性変形さ
せることにより、各メインフレーム41aが取り外され
る。
【0041】〈第五実施例〉本発明の格子の構造の第五
実施例について、図7を参照しながら説明する。図7に
示すように、第二格子状層52の構成が第一実施例と異
なり、他の構成は第一格子状層11の構成と同一であ
り、第一実施例と同一のものについては同一符号を用い
て説明を簡略化する。ただし、第五実施例で使用される
フレーム50は、硬質塩化ビニル等の合成樹脂を押出成
形した。
【0042】第二格子状層52のメインフレーム52a
と補強フレーム52bとには、これらの長手方向に沿っ
て延在する複数の段部55(図では3段)が外側面にそ
れぞれ形成されている。メインフレーム52aの段部5
5には、該メインフレーム52aに交差する別のフレー
ム50の補強フレーム52bの端部がそれぞれ当接され
ている。すなわち、第二格子状層52のメインフレーム
52aの段部55に沿う形状が、隣接する補強フレーム
52bの端部に形成されている。これら段部55は、第
二格子状層52のメインフレーム52aと補強フレーム
52bとの外側面をフライスカッターで削り、このフラ
イスカッターを移動させることにより、加工成形され
る。
【0043】このような格子の構造では、第二格子状層
52のメインフレーム52aの段部55が該メインフレ
ーム52aに交差する別のフレーム50の補強フレーム
52bの端部に当接されるから、第二格子状層52のメ
インフレーム52aが補強フレーム52bの端部に係止
され、メインフレーム52aの脱落を防止することがで
きる。このメインフレーム52aに補強フレーム51b
が接合部材13で接合されているから、補強フレーム5
1bの脱落が防止される。そして、別のフレーム50の
補強フレーム52bにメインフレーム11aが接合され
ているから、このメインフレーム11aの脱落が防止さ
れる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の格子の構
造によれば、以下の効果を奏することができる。請求項
1記載の格子の構造によれば、複数のフレームを互いに
交差させて組み込んだ格子の構造であって、前記フレー
ムは、一方向に延在する第一柱状体と、該第一柱状体に
積層状態に接合された第二柱状体とを有する構成にした
から、第一柱状体と第二柱状体とを接合することによ
り、フレームが組み立てられ、第一柱状体と第二柱状体
とを互いに交差させることにより、格子の構造が組み立
てられる。このため、交差するフレームの押し込み作業
を不要にでき、フレームの組み立て作業性を向上させる
ことができる。
【0045】そして、フレームは第一柱状体と第二柱状
体とを有する構成にしたから、射出成形等でフレームを
成形する場合にあっても、フレームを第一柱状体と第二
柱状体とに別個で分割成形できるから、格子の構造を射
出成形で一体成形する場合に比べ、フレームの金型を小
さくできる。このため、金型に要する費用を低減できる
とともに、第一柱状体と第二柱状体とを積層状態に接合
することにより、第一柱状体と第二柱状体とが互いに補
強されるから、フレームの強度を向上させることができ
る。したがって、フレームを大きく形成することがで
き、一体成形の格子の構造に比べ、大きな格子の構造を
組み立てることができる。
【0046】これら第一柱状体と第二柱状体との少なく
とも一方には、交差する別のフレームに係止される係止
手段が設けられている構成にしたから、第一柱状体と第
二柱状体との少なくとも一方が別のフレームから抜け落
ちるのを防止でき、第一柱状体と第二柱状体とが接合さ
れているから、これら第一柱状体と第二柱状体とが別の
フレームから抜け落ちるのを防止できる。このため、交
差するフレームどうしが互いに係止されるから、各フレ
ームの脱落を防止でき、各フレームを強固に結合できる
とともに、交差するフレームどうしを接着する作業を不
要にでき、フレームの組み立て作業性を向上させること
ができる。
【0047】請求項2記載の格子の構造によれば、請求
項1記載の効果を奏することができるとともに、前記第
一柱状体と第二柱状体とは、断面視略台形状にそれぞれ
形成され、該台形の底面を対向配置して互いに接合さ
れ、前記第一柱状体の各側面には、交差する別のフレー
ムの第二柱状体の端部が当接されている構成にしたか
ら、第一柱状体が該第一柱状体に交差する別のフレーム
の第二柱状体の端部に係止される。このため、第一柱状
体と第二柱状体とが抜け落ちるのを防止でき、交差する
フレームどうしを互いに係止できるから、各フレームを
確実に係止でき、交差するフレームを接着する作業を不
要にでき、フレームの組み立て作業性を向上させること
ができる。
【0048】請求項3記載の格子の構造によれば、請求
項1記載の効果を奏することができるとともに、前記第
一柱状体と第二柱状体との少なくとも一方には、交差す
る別のフレームに係止される突起が設けられている構成
にしたから、第一柱状体と第二柱状体との少なくとも一
方の突起が交差する別のフレームに係止され、第一柱状
体と第二柱状体とが接合されているから、これら第一柱
状体と第二柱状体とが抜け落ちるのを防止することがで
きる。このため、各フレームを確実に係止でき、各フレ
ームを接着する作業を不要にでき、フレームの組み立て
作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の格子の構造を示す正面図
である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】本発明の第二実施例の格子の構造を示す正面図
である。
【図4】図3の斜視図である。
【図5】本発明の第三実施例の格子の構造を示す正面図
である。
【図6】本発明の第四実施例の格子の構造を示す正面図
である。
【図7】本発明の第五実施例の格子の構造を示す正面図
である。
【図8】従来の格子の構造を示す斜視図である。
【図9】図8の格子構造の展開状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
9 格子の構造 10 フレーム 11a・12a メインフレーム(第一柱状体) 11b・12b 補強フレーム(第二柱状体) 26 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフレームを互いに交差させて組み
    込んだ格子の構造であって、前記フレームは、一方向に
    延在する第一柱状体と、該第一柱状体に積層状態に接合
    された第二柱状体とを有する構成にされ、これら第一柱
    状体と第二柱状体との少なくとも一方には、交差する別
    のフレームに係止される係止手段が設けられていること
    を特徴とする格子の構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の格子の構造であって、前
    記第一柱状体と第二柱状体とは、断面視略台形状にそれ
    ぞれ形成されるとともに、該台形の底面を対向配置して
    互いに接合され、前記第一柱状体の各側面には、該第一
    柱状体に交差する別のフレームの第二柱状体の端部が当
    接されていることを特徴とする格子の構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の格子の構造であって、前
    記第一柱状体と第二柱状体との少なくとも一方には、交
    差する別のフレームに係止される突起が設けられている
    ことを特徴とする格子の構造。
JP7251293A 1993-03-30 1993-03-30 格子の構造 Withdrawn JPH06280456A (ja)

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