JPH06280500A - トンネル防災設備 - Google Patents

トンネル防災設備

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JPH06280500A
JPH06280500A JP7345493A JP7345493A JPH06280500A JP H06280500 A JPH06280500 A JP H06280500A JP 7345493 A JP7345493 A JP 7345493A JP 7345493 A JP7345493 A JP 7345493A JP H06280500 A JPH06280500 A JP H06280500A
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健二 石井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 防災盤の構成をソフト化することにより、コ
ストを安くし、小形化を達成すると共に、仕様の変更が
容易にでき、しかも処理速度の早い防災盤を提供する。 【構成】 各種端末機器の防災処理プログラムを記憶す
る第1の記憶部122と、送られてきた所定区画分の各
種端末機器の端末管理データを記憶する第2の記憶部1
23と、上記防災処理プログラムに従って第2の記憶部
の端末管理データに基づいて所定区画分の各種端末機器
を制御監視する第1の制御部122を備えた複数の区画
管理基板120と、各管理基板毎に設けられ、固有の番
号が設定された基板NO設定スイッチ124と、統括管
理プログラムと複数の区画管理基板におけるそれぞれの
各種端末機器の端末管理データを記憶した第3の記憶部
102と、上記統括管理プログラムに従い、第3の記憶
部に記憶された所定区画分の端末管理データを区画管理
基板に送出する第2の制御部とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネル防災設備、特に
トンネル内に設置されている火災検知器、水噴霧消火設
備等の防災端末機器を制御監視する防災盤に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】トンネルには火災を自動で検知する火災
検知器が例えば50mの区画毎に複数設けられている。
また、トンネル内を車等で通過していた者が火災を発見
した際に管理センタの管理者等に火災を知らせる手動通
報機や、火災を自動的に消火する自動弁、水噴霧ヘッド
からなる水噴霧消火設備や、火災を手動により消火する
消火栓等が各区画毎に複数または1つ設けられている。
これらの端末機器はトンネルの出入り口のあたりに設け
られた防災盤によって制御監視される。
【0003】図6は従来のトンネル防災設備の防災盤の
構成を示すブロック図、図7は同防災盤の弁入出力回路
の構成を示すブロック図、図8は同防災盤の空き回線処
理を示す説明図である。図において、10は防災盤、1
1は防災盤10のCPU、12は火災検知器の動作に伴
い、放出すべき区画(場所)を決定する放水処理のシス
テムプログラムが記憶されているROM、13は作業領
域のRAM、14は入力インターフェース,15は出力
インターフェースである。16は防災端末機器の状況等
を区画単位で表示する表示装置、17は火災、故障等を
知らせるブザー、ベルを有する音響装置、18は換気設
備等の別設備を動かす駆動信号を出力する移報入出力回
路、19は放水等の場合の手動入力のためのテンキ−で
ある。21は表示装置16に信号を出力するマトリクス
回路A、22は音響装置17に信号を出力するマトリク
ス回路B、23は移報入出力回路18に信号を出力する
マトリクス回路C、24はテンキー19の信号が入力さ
れるマトリクス回路Dである。
【0004】25は火災検知器2からの信号が入力され
る入力受信処理回路A、26は手動通報機3及び消火栓
4からの信号が入力される入力受信処理回路B、27は
自動弁に備えられる電磁弁5に駆動信号を出力する電磁
弁用入出力回路、28は自動弁に備えられる電動弁6に
駆動信号を出力する電動弁用入出力回路である。そし
て、マトリクス回路A〜Dはそれぞれこれらの回路25
〜28と相互に接続されている。このマトリクス回路A
〜D、例えば表示装置16に接続されたマトリクス回路
A 21は入力受信処理回路A 25からの火災信号を
基に、多数の区画灯のうち、ある所定の、つまり火災発
生区画の区画灯を点灯させるための回路である。また、
入力インターフェース14はそれぞれこれらの回路25
〜28と接続され、出力インターフェース15は電磁弁
用及び電動弁用入出力回路27,28と接続されてい
る。そして、マトリクス回路A〜Dはそれぞれ1枚の基
板で構成され、これらの回路25〜28もそれぞれ1枚
の基板で構成され、1枚の基板で例えば4区画分の端末
機器を制御監視できる。この従来例の防災盤では各回路
当たり、3枚の基板が設けられており、12区画を制御
監視している。
【0005】また、図7の(a)において、電磁弁用入
出力回路27は制御回路41と共通用リレー42と弁開
用リレー43と弁閉用リレー44とからなり、電磁弁5
を開ける時は、制御回路41は共通用リレー42と弁開
用リレー43を動作させ、電磁弁5を閉じる時は、制御
回路41は共通用リレー42と弁閉用リレー44を動作
させる。また、図7の(b)において、電動弁用入出力
回路28は極性反転回路を有する制御回路51と二つの
リレー52、53とからなり、電動弁6を開閉する時
は、制御回路51はリレー52と53を動作させるが、
開と閉では制御回路51の極性反転回路により、その極
性を変えている。さらに、図8は防災盤の空き回線処理
を示し、例えば電磁弁用入出力受信回路27の基板にお
いて電磁弁5が接続されない空き回線が生じたとき、図
示のように入出力回路27aと断線監視回路28aの空
き端子間にダミー抵抗を55を設けて空き回線から断線
信号が出力しないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のトンネル防災設
備の防災盤は上記のように構成され、トンネルには先に
説明したように火災検知器2〜電動弁6等のように端末
機器の種類が沢山あり、しかもトンネル自体が、長大で
あるために、その個数も多くなる。このため、回路基板
21〜28が多くなり、基板同士の接続線が多くなるた
め、誤接続を生じたり、コストが高く、また防災盤10
自体が大きくなってしまうという問題点があった。ま
た、自動弁は電磁弁5を用いたものと電動弁6を用いた
ものの2種類があり、これらの制御方法は上述したよう
に異なるため、電磁弁用と電動弁用の2種類の基板が必
要であり、基板が共有化できず、工場での製造管理が面
倒であるという問題もあった。
【0007】さらに、入出力受信回路用の基板におい
て、端末機器、例えば自動弁の一つである電磁弁5を設
置しないような場合、つまり空き回線となる場合は、断
線信号を出さないようにするために、空き端子間にダミ
ー抵抗55を取り付けるという空き回線処理をしなけれ
ばならなかった。また、端末機器はトンネルに設置後、
設計変更または設計誤りのためにその設置個数を変更す
ることがある。この場合、端末機器を減らす場合には上
記のように空き回線処理をする必要があり、また端末機
器を増やす場合には基板に空き回線が有る時は抵抗を取
り外し、また空きがない時は基板を増やす必要があり、
手間がかかるという問題があった。
【0008】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、マイクロプロセッサを用いて防災盤の構
成をソフト化することにより、コストを安くし、また、
小形化を達成すると共に、電磁弁と電動弁の入出力回路
の基板を共有化し、空き回線処理がいらなく、仕様の変
更に容易に対応でき、しかも処理速度の早い防災盤を備
えたトンネル防災設備を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトンネル防
災設備は、各種端末機器の防災処理プログラムを記憶す
る第1の記憶部と、送られてきた所定区画分の各種端末
機器の数及び種類の端末管理データを記憶する第2の記
憶部と、第1の記憶部に記憶された防災処理プログラム
に従って第2の記憶部に記憶された端末管理データに基
づいて所定区画分の各種端末機器を制御監視する第1の
制御部を備えた複数の区画管理基板と、各管理基板毎に
設けられ、各所定区画分に対応した固有の番号が設定さ
れた基板NO設定スイッチと、統括管理プログラムと複
数の区画管理基板におけるそれぞれの所定区画分毎の各
種端末機器の数及び種類の端末管理データを記憶した第
3の記憶部と、第3の記憶部に記憶された統括管理プロ
グラムに従い、初期設定時又は電源立ち上げ時に前記第
3の記憶部に記憶された所定区画分の各種端末機器につ
いての端末管理データを区画管理基板に送出する第2の
制御部とからなり、前記第1の制御部は前記設定スイッ
チの固有の番号を読み込み、前記送出される端末管理デ
ータの内、前記固有の番号に該当する管理データを第2
の記憶部に記憶させるよう制御するものである。
【0010】
【作用】本発明においては、トンネルの防災制御は第1
の制御部を有する区画管理基板を所定区画分毎に分散配
置して各種端末機器を制御監視し、それぞれの区画管理
基板の第1の制御部を第2の制御部で統括管理制御する
ようにしているから、安価で、しかも処理速度が早いも
のとなる。
【0011】また、複数の区画管理基板がそれぞれ所定
区画分の各種端末機器を制御監視する場合、第2の制御
部が第3の記憶部に記憶された統括管理プログラムに従
い、初期設定時又は電源立ち上げ時に、第3の記憶部に
記憶されている複数の区画管理基板における所定区画分
毎の各種端末機器の数及び種類の端末管理データを送出
し、第1の制御部は設定スイッチの固有の番号を読み込
んだ後、その基板NO設定スイッチの固有の番号に対応
する所定区画分の各種端末機器についての端末管理デー
タを受信し、その各区画管理基板の第2の記憶部に記憶
させ、各区画管理基板ではその第1の制御部が第1の記
憶部に記憶された防災処理プログラムに従い、送られて
第2の記憶部に記憶された端末管理データに基づいて所
定区画分の各種端末機器を制御監視するようにしている
から、設計変更等に伴ない区画管理基板が担当する所定
区画分における端末機器の設置個数を変更するときには
第2の記憶部における端末管理データの内容を変えるこ
とで対応することができ、変更が容易である。また、端
末機器の個数を減らしても各区画管理基板ではその第1
の制御部が空き回線からの信号を無視するので、従来必
要であったダミー抵抗を取り付けるという空き回線処理
をする必要がなくなった。
【0012】
【実施例】図1は本発明のー実施例を示すブロック図、
図2は同実施例のROM1に記憶される各区画管理基板
における端末機器の端末管理データを示す図、図3は同
実施例のROM1に記憶されるトンネル全体の区画のデ
ータを示す図であり、区画管理基盤の制御監視する区画
が、実際にトンネルのどの区画に対応しているかを判別
するための対照表である。図において、100は防災
盤、101は防災盤100の第2制御部であるMPU
1、102は統括管理プログラムと複数の区画管理基板
におけるそれぞれの所定区画分毎の各種端末機器の数及
び種類の端末管理データが記憶されている第3の記憶部
であるROM1である。このROM1 102には図2
及び図3に示すような端末管理データが記憶されてい
る。103は作業領域のRAM1、104は防災端末機
器の状況等を表示する表示装置、105は火災、故障等
を知らせるブザー、ベルを有する音響装置、106は火
災状況を印字するプリンタ、107は換気設備等の別設
備を動かす駆動信号を出力する移報入出力回路、108
は放水等の場合の手動入力のためのテンキー、109は
試験スイッチである。110〜115は表示装置104
〜試験スイッチ109のインターフェースである。
【0013】120は所定区画分の各種端末機器の制御
監視を行うための区画管理基板である。各区画管理基板
120には第1の制御部であるMPU2 121が搭載
されている。このMPU2 121は第1の記憶部であ
るROM2 122及び第2の記憶部であるRAM2
123を内蔵している。このROM2 122には端末
機器、例えば火災検知器2、電磁弁5及び電動弁6から
なる自動弁7等の複数の端末機器からの信号を処理する
防災処理プログラムや断線監視プログラムやその他具体
的な処理方式等が記憶されている。また、RAM2 1
23は端末管理データを記憶する以外にデータを一時的
に記憶する等の作業用メモリとしても使用される。12
4は区画管理基板120に設けられた各区画管理基盤で
異なる所定区画分に対応した固有の番号が設定された例
えばディップスイッチ等からなる基板NO設定スイッチ
である。
【0014】このMPU2 121にはI/Fを介して
火災検知器2、手動通報機3、消火栓4等の各種端末機
器が接続されていると共にコネクタ125及び自動弁入
出力回路126を介して自動弁7、圧力スイッチ8等の
各種端末機器が接続されている。このように自動弁入出
力回路126をコネクタ125に接続することにより、
いつでも取り付け、取り外しができるようにしてある。
これは、物件によっては自動弁を取り付けないことがあ
るためである。127はMPU1 101とMPU2
121との信号のやり取りをするための送受信回路であ
る。なお、この実施例の区画管理基板120は1枚で所
定区画分の端末機器を制御でき、例えば火災検知器だ
と、10区画分の制御が可能である。なお、断線を監視
する断線監視回路は図示を省略する。また、MPU1
101、ROM1 102、RAM1 103及びイン
ターフェース110〜115は区画管理基板120とは
異なる基板に設けられている。
【0015】次に、上記実施例の動作を説明する。ま
ず、MPU1 101の動作について説明する。MPU
1 101はROM1 102に記憶されている総括管
理プログラムに基づいて区画管理基板120からの各種
信号、例えば火災信号の入力に伴い、その信号からどこ
で火災が発生したかを判断し、表示装置104の所定の
区画灯(表示素子)を発光させたり、音響装置105の
鳴動といった警報関係の制御、またテンキー108やプ
リンタ106のような入出力関係機器の制御を行う。こ
の時、例えば、ROM1 102に従来のマトリクス回
路と同様の役割をなす対照表(例えば、火災発生区画と
点灯させるべき区画灯)あるいはプログラムを格納して
おけば、マトリクス回路は不要となり接続線を減らすこ
とができる。また、各区画管理基板120がそれぞれ所
定区画分の各種端末機器を制御監視する場合には、MP
U1 101がROM1 102に記憶されている複数
の区画管理基板におけるそれぞれの所定区画分毎の各種
端末機器の数及び種類の端末管理データを各区画管理基
板120のRAM2 123に送り込む必要がある。
【0016】MPU1 101がROM1 102に記
憶されている端末管理データを各区画管理基板120の
RAM2 123に送り込む動作を図4のフローチャー
トに基づいて説明する。まず、MPU1 101に対し
て初期設定を行い(S2)、次に、MPU1101によ
りROM1 102から端末管理データを読み込み、送
受信回路127を介して区画管理基板120へ送信する
(S3)。このとき、MPU2 121では区画管理基
板120の基板NO設定スイッチ124から自己の基板
NOを読み込み(S4)、MPU1 101から送信さ
れた端末管理データの内、基板NOに対応する端末管理
データのみを受信し、RAM2 123に記憶し、応答
信号をMPU1 101へ返送する(S5)。そして、
MPU1 101では全てのMPU2 121が端末管
理データを受信したかどうかを判断し(S6)、全ての
MPU2 121が端末管理データを受信していると判
断すれば、端末の監視状態に入る(S7)。そうでなけ
れば、ステップS5に戻る。こうして全ての区画管理基
板120のRAM2 123に端末管理データが記憶さ
れる。
【0017】RAM2 123に端末管理データが記憶
される各区画管理基板120ではその第1の制御部であ
るMPU2 121が第1の記憶部であるROM2 1
22に記憶された防災処理プログラムに従い、第2の記
憶部であるRAM2 123に記憶された端末管理デー
タに基づき所定区画分の各種端末機器を制御監視するよ
うにしている。従って、設計変更等に伴ない区画管理基
板120が担当する所定区画分における端末機器の設置
個数を変更するときには第3の記憶部であるROM1
102に記憶されている端末管理データの内容を変える
ことで対応することができ、変更が容易である。また、
端末機器の個数を減らしても各区画管理基板120では
その第1の制御部であるMPU2 121が空き回線か
らの断線信号を無視するので、従来必要であったダミー
抵抗を取り付けるという空き回線処理をする必要がなく
なった。
【0018】さらに、本発明の実施例の断線監視動作を
図5のフローチャートに基づいて説明する。まず、MP
U2 121はROM2 122に記憶されている防災
処理プログラムの1つである断線監視プログラムを起動
する(S10)。次に、MPU2121が管理している
区画を順次チェックしていき(S11)、MPU2 1
21がまず初めのn区画からの信号状態を読み込み(S
12)、該当するn区画から信号があるか否かをみる
(S13)。そして、その信号があればn区画が使用さ
れているか否かをRAM2 123から読み込む(S1
4)。これはRAM2123にはROM1 102から
区画管理基板120にそれに該当する端末管理データが
送られ、記憶されていることから読み込むことができ
る。というのは、例えば区画管理基板120が制御監視
できる10区画中の内、最後の2区画には火災検知器が
接続されていないこともあり、この場合には、RAM2
123には、1〜8区画に接続されている端末機器の
種類等が、また9と10区画には端末未接続というMP
U1 101から送出された端末管理データが記憶され
ている。これによりMPU2 121は最後の2区画分
は使用されていないことがわかる。
【0019】そして、n区画が使用中であれば(S1
5)、その信号が図示省略のn区画の断線監視回路から
の断線信号であるか否かをみる(S16)。n区画が使
用中でなければ、その区画は未使用区画であるので、そ
の信号を無視し次の区画に進む。断線信号があれば、そ
れに基づいて断線であることを表示或いはブザーを鳴ら
す(S17)。入力された信号が断線信号でなければ、
検出した火災信号をMPU1 101に出力する等の対
応する処理をし(S18)、次の区画に進み、上述と同
様の動作を繰り返していく。このとき、区画管理基板に
割り当てられた例えば火災検知器の数を区画毎にチェッ
クし、所定数のN区画(ここでは10)をチェックした
ら、また最初の区画に戻って信号を読み込む。(S1
9、S20)。
【0020】上述したように、この実施例では断線監視
において、端末機器が設けられている使用区画と設けら
れていない未使用区画とを判別できるため、従来のよう
に未使用区画についてもダミー抵抗をとりつける場合に
比べて効率的である。
【0021】次に、MPU1 101とMPU2 12
1の役割及び連動制御について説明する。MPU2 1
21は端末機器からの信号、例えば火災信号を受信する
と、その信号を所定のプログラムにより判別した後、実
際に火災信号であると判断したら、MPU1 101に
送るようにしている。MPU1 101ではこの信号を
受信すると、表示、音響装置104、105を動作させ
て、警報動作をすると共に、その火災信号及び火災発生
の区画数等を基に、どこの区画に放出すべきかを、また
はどこの換気装置を動作させるかを決定する。そしてそ
の放水区画にある自動弁7を制御している区画管理基板
120のMPU2 121に対して、放水信号を送出す
る。この放出信号を受信したMPU2 121は該当す
る自動弁7に放水信号を送出する。
【0022】また、連続する区画管理基板120が制御
監視する境の区画の周辺、例えば10区画と11区画目
で火災が発生するような場合には、MPU1 101は
これらの区画管理基板120の両方から送られてくる火
災信号を基に、放水区画を決定し、各々の、または一方
の区画管理基板120に放水信号を送出する。このよう
にMPU1 101は主に端末機器との信号のやり取り
を行うための端末機器用のMPUであり、これに対し
て、MPU2 121は警報関係及び連動制御等の統括
的な制御用のMPUである。ここで、ある区画管理基板
120のデータを設計変更等で変更する場合に、RAM
2 123の内容を変更すれば、ROM1 102の内
容を変えなくても、その区画管理基板のRAM2 12
3の内容のみをかえることで事足りる場合がある。しか
しこの場合、RAM2 123の内容を勝手にかえる
と、複数の区画管理基板120を統括的に制御するMP
U1 101に支障をきたす。
【0023】つまり、このRAM2 123にあらたに
火災検知器を増やした場合に、その火災検知器のデータ
はROM1 102の管理データには無いので、その火
災検知器2が火災信号を送出した場合、どの自動弁7か
ら放出させるかといった連動制御ができなくなる。この
ため、たとえわずかな設計変更でもROM1 102の
内容を変更させて対応するようにしている。また、区画
管理基板120のROM2 122に所定区画分の端末
機器の数及び種類の端末管理データを初期設定時に予
め、記憶させておくことも可能であるが、この場合、区
画管理基板120の数は多数あり、しかもそれぞれのR
OM2 122の内容は同一とは限らないので、このよ
うなデータの入力方法をとると非常に面倒である。そこ
で上記実施例のようにすると、どんな物件のトンネルで
も、区画管理基板120は同じものを使用でき、ROM
1 102の内容をかえるだけで、どんな物件にも容易
に対応できる。また、ROM1 102は書換え可能な
EEPROMを使用してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、トンネル
の防災制御は第1の制御部を有する区画管理基板を所定
区画分毎に分散配置して各種端末機器を制御監視し、そ
れぞれの区画管理基板の第1の制御部を第2の制御部で
統括管理制御するようにしているので、安価で、しかも
処理速度が早いものとなるという効果を有する。
【0025】また、複数の区画管理基板がそれぞれ所定
区画分の各種端末機器を制御監視する場合、第2の制御
部が第3の記憶部に記憶された統括管理プログラムに従
い、初期設定時又は電源立ち上げ時に、第3の記憶部に
記憶されている複数の区画管理基板における所定区画分
毎の各種端末機器の数及び種類の端末管理データを送出
し、第1の制御部は設定スイッチの固有の番号を読み込
んだ後、その基板NO設定スイッチの固有の番号に対応
する所定区画分の各種端末機器についての端末管理デー
タを受信して、その各区画管理基板の第2の記憶部に記
憶させ、各区画管理基板ではその第1の制御部が第1の
記憶部に記憶された防災処理プログラムに従い、送られ
て第2の記憶部に記憶された端末管理データに基づいて
所定区画分の各種端末機器を制御監視するようにしてい
るので、設計変更等に伴ない区画管理基板が担当する所
定区画分における端末機器の設置個数を変更するときに
は第3の記憶部における端末管理データの内容を変える
ことで対応することができ、変更が容易であるという効
果を有する。
【0026】また、端末機器の個数を減らしても各区画
管理基板ではその第1の制御部が空き回線からの信号を
無視するので、従来必要であったダミー抵抗を取り付け
るという空き回線処理をする必要がなくなり、また区画
管理基板は初期設定時に全ての回線を使わずに、予め空
き回線を設けておけば、端末機器を増やす場合にも対応
できるという効果を有する。
【0027】さらに、各区画管理基板ではその第1の制
御部が第1の記憶部に記憶された防災処理プログラムに
従い、送られて第2の記憶部に記憶された所定区画分の
各種端末機器を制御監視するようにしてソフト化してい
るので、防災盤を小型にでき、電磁弁と電動弁の2つの
制御方法を予め第2の記憶部に記憶させておき、さら
に、自動弁の入出力回路を、従来の電磁弁の入出力回路
と電動弁の入出力回路を一緒にしたもの、つまり共通リ
レーと、開閉用のリレー2個と、極性反転回路を備えた
ものを使用するようにしてもよい。このようにして、第
2の記憶部のデータから電磁弁、電動弁のどちらを使用
しているかを第1の制御部が判断して、それに対応して
第1の制御部が前記リレーを制御するようにすれば、従
来の制御回路が不要となり、自動弁の入出力回路の基板
を共有化することができ、製造管理が容易になるという
効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のー実施例を示すブロック図である。
【図2】図2は同実施例のROM1に記憶される各区画
管理基板における端末機器のデータを示す図である。
【図3】同実施例のROM1に記憶される各区画の端末
機器のデータを示す図である。
【図4】同実施例のMPU1の端末管理データ送り込み
動作を示すフローチャートである。
【図5】同実施例のMPU2の断線監視動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図6は従来のトンネル防災設備の防災盤の構成
を示すブロック図である。
【図7】同防災盤の自動弁入出力回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】同防災盤の空き回線処理を示す説明図である。
【符号の説明】
2 火災検知器(端末機器) 7 自動弁(端末機器) 100 防災盤 101 MPU1(第2制御部) 102 ROM1(第3記憶部) 120 区画管理基板 121 MPU2(第1制御部) 122 ROM2(第1記憶部) 122 RAM1(第2記憶部) 124 基板NO設定スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種端末機器の防災処理プログラムを記
    憶する第1の記憶部と、送られてきた所定区画分の各種
    端末機器の数及び種類の端末管理データを記憶する第2
    の記憶部と、第1の記憶部に記憶された防災処理プログ
    ラムに従って第2の記憶部に記憶された端末管理データ
    に基づいて所定区画分の各種端末機器を制御監視する第
    1の制御部を備えた複数の区画管理基板と、 各管理基板毎に設けられ、各所定区画分に対応した固有
    の番号が設定された基板NO設定スイッチと、 統括管理プログラムと複数の区画管理基板におけるそれ
    ぞれの所定区画分毎の各種端末機器の数及び種類の端末
    管理データを記憶した第3の記憶部と、 第3の記憶部に記憶された統括管理プログラムに従い、
    初期設定時又は電源立ち上げ時に前記第3の記憶部に記
    憶された所定区画分の各種端末機器についての端末管理
    データを区画管理基板に送出する第2の制御部とからな
    り、前記第1の制御部は前記設定スイッチの固有の番号
    を読み込み、前記送出される端末管理データの内、前記
    固有の番号に該当する管理データを第2の記憶部に記憶
    させるよう制御することを特徴とするトンネル防災設
    備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006285677A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nohmi Bosai Ltd 消火システム制御盤
JP2019016172A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 ホーチキ株式会社 トンネル防災システム
JP2021193603A (ja) * 2017-10-22 2021-12-23 ホーチキ株式会社 防災システム

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