JPH06280960A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents
トロイダル型無段変速機Info
- Publication number
- JPH06280960A JPH06280960A JP5064941A JP6494193A JPH06280960A JP H06280960 A JPH06280960 A JP H06280960A JP 5064941 A JP5064941 A JP 5064941A JP 6494193 A JP6494193 A JP 6494193A JP H06280960 A JPH06280960 A JP H06280960A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- roller
- continuously variable
- variable transmission
- type continuously
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H15/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
- F16H15/02—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
- F16H15/04—Gearings providing a continuous range of gear ratios
- F16H15/06—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
- F16H15/32—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
- F16H15/36—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
- F16H15/38—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces
- F16H2015/383—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces with two or more sets of toroid gearings arranged in parallel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0487—Friction gearings
- F16H57/049—Friction gearings of the toroid type
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トロイダル型無段変速機において、ローラと
ディスク相互間の回転方向に応じてオイルを供給するこ
とにより、オイルの跳ね飛ばしによる動力損失やオイル
のかき回しによる攪拌抵抗低減を図る。 【構成】 入出力ディスク5a,5bとローラ5c相互
間の回転方向が閉じ側となる転動面に向けてオイル噴出
口6a,6b及び7a,7bを有するオイル供給ノズル
6,7を設ける。
ディスク相互間の回転方向に応じてオイルを供給するこ
とにより、オイルの跳ね飛ばしによる動力損失やオイル
のかき回しによる攪拌抵抗低減を図る。 【構成】 入出力ディスク5a,5bとローラ5c相互
間の回転方向が閉じ側となる転動面に向けてオイル噴出
口6a,6b及び7a,7bを有するオイル供給ノズル
6,7を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトロイダル型無段変速機
における潤滑及び冷却機構に関する。
における潤滑及び冷却機構に関する。
【0002】
【従来の技術】トロイダル型無段変速機における潤滑機
構としては、例えば、特開昭62−283256号また
は実開平2−47458号に記載されたものがある。特
開昭62−283256号公報記載の潤滑機構は、ロー
ラ支持部材(トラニオン)の内部にオイルを通す潤滑用
油路を設け、ローラと入出力ディスクとの接触部にオイ
ルを導くものである。一方、実開平2−47458号公
報記載の潤滑機構は、ローラの相互に対面する端部に開
口部を有する潤滑用油路を設け、ローラと入出力ディス
クの接触部にオイルを供給するものである。
構としては、例えば、特開昭62−283256号また
は実開平2−47458号に記載されたものがある。特
開昭62−283256号公報記載の潤滑機構は、ロー
ラ支持部材(トラニオン)の内部にオイルを通す潤滑用
油路を設け、ローラと入出力ディスクとの接触部にオイ
ルを導くものである。一方、実開平2−47458号公
報記載の潤滑機構は、ローラの相互に対面する端部に開
口部を有する潤滑用油路を設け、ローラと入出力ディス
クの接触部にオイルを供給するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの潤滑
機構では、ディスクの高回転時にはオイルに大きな遠心
力が作用するため、オイルが外周側に吹き飛ばされる結
果となり、ディスクとローラとの接触部が必ずしも十分
には潤滑されない。さらに、これらの潤滑機構は、何れ
も、ローラとディスク相互間の回転方向を考慮してオイ
ルを供給するものではない。このため、ローラとディス
ク相互間の回転方向の如何によっては、供給されたオイ
ルが回転するローラまたはディスクにより跳ね飛ばされ
ることがある。オイルはローラまたはディスクから運動
量を受け取ることにより跳ね飛ぶわけであるから、無用
にオイルを跳ね飛ばすことは動力損失にもつながる。
機構では、ディスクの高回転時にはオイルに大きな遠心
力が作用するため、オイルが外周側に吹き飛ばされる結
果となり、ディスクとローラとの接触部が必ずしも十分
には潤滑されない。さらに、これらの潤滑機構は、何れ
も、ローラとディスク相互間の回転方向を考慮してオイ
ルを供給するものではない。このため、ローラとディス
ク相互間の回転方向の如何によっては、供給されたオイ
ルが回転するローラまたはディスクにより跳ね飛ばされ
ることがある。オイルはローラまたはディスクから運動
量を受け取ることにより跳ね飛ぶわけであるから、無用
にオイルを跳ね飛ばすことは動力損失にもつながる。
【0004】また、ローラとディスク相互間の回転方向
によっては、オイルがローラとディスクとの間でかき回
され、これによるオイルの攪拌抵抗がローラまたはディ
スクに対して動力抵抗となることもある。本発明は、こ
のような問題点に鑑みてなされたものであり、ローラと
ディスク相互間の回転方向に応じてオイルを供給するこ
とにより、オイルの跳ね飛ばしによる動力損失やオイル
のかき回しによる攪拌抵抗低減を図ることができる潤滑
機構を備えたトロイダル型無段変速機を提供することを
目的とする。
によっては、オイルがローラとディスクとの間でかき回
され、これによるオイルの攪拌抵抗がローラまたはディ
スクに対して動力抵抗となることもある。本発明は、こ
のような問題点に鑑みてなされたものであり、ローラと
ディスク相互間の回転方向に応じてオイルを供給するこ
とにより、オイルの跳ね飛ばしによる動力損失やオイル
のかき回しによる攪拌抵抗低減を図ることができる潤滑
機構を備えたトロイダル型無段変速機を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係るトロイダル型無段変速機は、入力ディ
スクと、出力ディスクと、これら両ディスクに回転接触
する一対のローラと、該ローラを回転自在に支持すると
ともに回転軸部を中心として回動可能であり、該回転軸
部方向に移動可能なローラ支持部材と、該ローラ支持部
材を回転軸部方向に移動させる油圧シリンダとを有する
トロイダル型無段変速機において、入出力ディスクとロ
ーラとの間の転動面にオイルを供給するオイル供給ノズ
ルが入出力ディスクの間であって、かつ、一対のローラ
の間に配置されている。このオイル供給ノズルは入出力
ディスクとローラの相互の回転方向が閉じ側となる転動
面に向けてオイル噴出口を有している。
め、本発明に係るトロイダル型無段変速機は、入力ディ
スクと、出力ディスクと、これら両ディスクに回転接触
する一対のローラと、該ローラを回転自在に支持すると
ともに回転軸部を中心として回動可能であり、該回転軸
部方向に移動可能なローラ支持部材と、該ローラ支持部
材を回転軸部方向に移動させる油圧シリンダとを有する
トロイダル型無段変速機において、入出力ディスクとロ
ーラとの間の転動面にオイルを供給するオイル供給ノズ
ルが入出力ディスクの間であって、かつ、一対のローラ
の間に配置されている。このオイル供給ノズルは入出力
ディスクとローラの相互の回転方向が閉じ側となる転動
面に向けてオイル噴出口を有している。
【0006】このオイル供給ノズルは180度の間隔で
一対のオイル噴出口を有するように形成し、これらのオ
イル噴出口を各々一対のローラの閉じ側転動面に向ける
こともできる。また、オイル供給ノズルは、ローラの上
端付近を向いているオイル噴出口を有する第一ノズルと
ローラの下端付近を向いているオイル噴出口を有する第
二ノズルとからなるように形成することができる。
一対のオイル噴出口を有するように形成し、これらのオ
イル噴出口を各々一対のローラの閉じ側転動面に向ける
こともできる。また、オイル供給ノズルは、ローラの上
端付近を向いているオイル噴出口を有する第一ノズルと
ローラの下端付近を向いているオイル噴出口を有する第
二ノズルとからなるように形成することができる。
【0007】この場合、第一ノズルからのオイル供給量
は第二ノズルからのオイル供給量よりも多くすることが
好ましい。なお、本明細書において用いる「閉じ側」と
いう語は以下のように定義する。図4に示すように、ロ
ーラA,Bがその軸線yの回りに各々矢印a,bの方向
に回転し、入出力ディスクがその軸線xの回りに各々矢
印c,dの方向に回転している場合、ローラAと入力デ
ィスクとの間の転動面の側またはローラBと出力ディス
クとの間の転動面の側を「閉じ側」とする。すなわち、
ローラとディスクとがともに巻き込む方向に回転する側
が「閉じ側」である。なお、図4から明らかであるよう
に、「閉じ側」は一対のローラ及び入出力ディスクとの
間において二つ存在し、軸線xまたはyに対して対角線
状に位置する。
は第二ノズルからのオイル供給量よりも多くすることが
好ましい。なお、本明細書において用いる「閉じ側」と
いう語は以下のように定義する。図4に示すように、ロ
ーラA,Bがその軸線yの回りに各々矢印a,bの方向
に回転し、入出力ディスクがその軸線xの回りに各々矢
印c,dの方向に回転している場合、ローラAと入力デ
ィスクとの間の転動面の側またはローラBと出力ディス
クとの間の転動面の側を「閉じ側」とする。すなわち、
ローラとディスクとがともに巻き込む方向に回転する側
が「閉じ側」である。なお、図4から明らかであるよう
に、「閉じ側」は一対のローラ及び入出力ディスクとの
間において二つ存在し、軸線xまたはyに対して対角線
状に位置する。
【0008】さらに、「閉じ側」はローラの上端側と下
端側とではローラの回転軸yに関して左右反対になる。
すなわち、前述した「閉じ側」はローラの上端側の閉じ
側であって、ローラの下端側においては、「下端閉じ
側」として示す側が閉じ側になる。
端側とではローラの回転軸yに関して左右反対になる。
すなわち、前述した「閉じ側」はローラの上端側の閉じ
側であって、ローラの下端側においては、「下端閉じ
側」として示す側が閉じ側になる。
【0009】
【作用】オイル供給ノズルのオイル噴出口はローラと入
出力ディスクの相互の回転方向の閉じ側を向いているの
で、転動面に供給されたオイルはローラと入出力ディス
クの回転に伴って、それらの接触面に巻き込まれ、潤滑
が行われる。この場合、オイルはローラとディスクの接
触面に巻き込まれる方向に供給されるので、オイルが跳
ね飛ばされることはなく、また、オイルがかき回される
ことによる攪拌抵抗も大きくならない。
出力ディスクの相互の回転方向の閉じ側を向いているの
で、転動面に供給されたオイルはローラと入出力ディス
クの回転に伴って、それらの接触面に巻き込まれ、潤滑
が行われる。この場合、オイルはローラとディスクの接
触面に巻き込まれる方向に供給されるので、オイルが跳
ね飛ばされることはなく、また、オイルがかき回される
ことによる攪拌抵抗も大きくならない。
【0010】図4に示したように、閉じ側はローラと入
出力ディスクの各軸線の対角線上に位置する。このた
め、180度の間隔で一対のオイル噴出口を有するオイ
ル供給ノズルを用いることにより、1個のノズルで双方
の閉じ側にオイルを供給することができ、供給効率を向
上させることができる。さらに、ローラの上端及び下端
の双方に向けて二つのノズルを設けることにより、上下
各々の閉じ側に効果的にオイルを供給することができ、
ローラ及び入出力ディスクの双方の潤滑効率を向上させ
ることが可能になる。この場合、ローラ上端に供給する
オイルの量はローラ下端に供給するオイルの量よりも多
くすることが可能である。これは、ローラの下端側はピ
ストン室からリークしてきたオイルによってある程度の
潤滑が図られているのでローラ上端ほどオイルを供給す
る必要性が少ないからである。
出力ディスクの各軸線の対角線上に位置する。このた
め、180度の間隔で一対のオイル噴出口を有するオイ
ル供給ノズルを用いることにより、1個のノズルで双方
の閉じ側にオイルを供給することができ、供給効率を向
上させることができる。さらに、ローラの上端及び下端
の双方に向けて二つのノズルを設けることにより、上下
各々の閉じ側に効果的にオイルを供給することができ、
ローラ及び入出力ディスクの双方の潤滑効率を向上させ
ることが可能になる。この場合、ローラ上端に供給する
オイルの量はローラ下端に供給するオイルの量よりも多
くすることが可能である。これは、ローラの下端側はピ
ストン室からリークしてきたオイルによってある程度の
潤滑が図られているのでローラ上端ほどオイルを供給す
る必要性が少ないからである。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係るトロイダル型無段変速機
の一実施例の概略的な構成図である。第1気筒#1〜第
4気筒#4を備えたエンジン1の出力トルクは発進クラ
ッチ2を介して第一変速部Aと第二変速部Bとに選択的
に伝達される。第一変速部Aは、トルクコンバータと遊
星歯車機構からなる歯車減速機構3と前後進切換機構
(図示せず)とを有しており、第二変速部Bはトロイダ
ル型無段変速機5からなる。エンジン1の出力トルク
は、発進クラッチ2がオフ状態であるときには第一変速
部Aを介して、発進クラッチ2がオン状態であるときに
は第二変速部Bを介して各々変速機出力軸4に出力され
る。
の一実施例の概略的な構成図である。第1気筒#1〜第
4気筒#4を備えたエンジン1の出力トルクは発進クラ
ッチ2を介して第一変速部Aと第二変速部Bとに選択的
に伝達される。第一変速部Aは、トルクコンバータと遊
星歯車機構からなる歯車減速機構3と前後進切換機構
(図示せず)とを有しており、第二変速部Bはトロイダ
ル型無段変速機5からなる。エンジン1の出力トルク
は、発進クラッチ2がオフ状態であるときには第一変速
部Aを介して、発進クラッチ2がオン状態であるときに
は第二変速部Bを介して各々変速機出力軸4に出力され
る。
【0012】第一変速部Aは主として発進時または加速
時等の比較的大きな変速比を必要とする場合に用いら
れ、第二変速部Bは主として高速走行時等の比較的小さ
な変速比で運転が行われる場合に用いられる。第二変速
部Bを構成するトロイダル型無段変速機5は、エンジン
トルクが入力されて回転する入力ディスク5aと、入力
ディスク5aと同軸上に対向配置され、変速機出力軸4
にトルクを出力する出力ディスク5bと、これら双方の
ディスクと回転接触して入力ディスク5aから出力ディ
スク5bへトルクを伝達するローラ5cとを備えてい
る。図2に示すように、一対のローラ5cはローラ支持
部材5dにより回転自在に支持されており、後述する油
圧シリンダ機構によってローラ支持部材5dをその軸線
方向(図2では上下方向)に変位させることによって、
ローラ5cの傾転角を変え、その傾転角に応じて無段階
に変速比が得られるようになっている。
時等の比較的大きな変速比を必要とする場合に用いら
れ、第二変速部Bは主として高速走行時等の比較的小さ
な変速比で運転が行われる場合に用いられる。第二変速
部Bを構成するトロイダル型無段変速機5は、エンジン
トルクが入力されて回転する入力ディスク5aと、入力
ディスク5aと同軸上に対向配置され、変速機出力軸4
にトルクを出力する出力ディスク5bと、これら双方の
ディスクと回転接触して入力ディスク5aから出力ディ
スク5bへトルクを伝達するローラ5cとを備えてい
る。図2に示すように、一対のローラ5cはローラ支持
部材5dにより回転自在に支持されており、後述する油
圧シリンダ機構によってローラ支持部材5dをその軸線
方向(図2では上下方向)に変位させることによって、
ローラ5cの傾転角を変え、その傾転角に応じて無段階
に変速比が得られるようになっている。
【0013】ローラ支持部材5dの下端からは下方に軸
部材5eが延びており、この軸部材5eには上下方向に
一対の上側ピストン5f及び下側ピストン5gが軸部材
5eの円周方向に延びるようにして形成されている。上
側ピストン5fと下側ピストン5gとの間は、変速機ケ
ースに固定されている隔壁部5hにより仕切られてお
り、上側ピストン5fと隔壁部5hとの間には上側油圧
室5i、下側ピストン5gと隔壁部5hとの間には下側
油圧室5jが各々形成されている。
部材5eが延びており、この軸部材5eには上下方向に
一対の上側ピストン5f及び下側ピストン5gが軸部材
5eの円周方向に延びるようにして形成されている。上
側ピストン5fと下側ピストン5gとの間は、変速機ケ
ースに固定されている隔壁部5hにより仕切られてお
り、上側ピストン5fと隔壁部5hとの間には上側油圧
室5i、下側ピストン5gと隔壁部5hとの間には下側
油圧室5jが各々形成されている。
【0014】上側油圧室5iに油圧が送られると上側ピ
ストン5fにその油圧が作用し、ローラ支持部材5dが
上向きに変位する。他方、下側油圧室5jに油圧が送ら
れると下側ピストン5gにその油圧が作用し、ローラ支
持部材5dが下向きに変位する。このような油圧シリン
ダ機構によりローラ支持部材5dが上下すると、その上
下方向の変位に伴って、その変位量に応じてローラ5c
が傾転し、トロイダル型無段変速機5の変速比が変わる
ようになっている。
ストン5fにその油圧が作用し、ローラ支持部材5dが
上向きに変位する。他方、下側油圧室5jに油圧が送ら
れると下側ピストン5gにその油圧が作用し、ローラ支
持部材5dが下向きに変位する。このような油圧シリン
ダ機構によりローラ支持部材5dが上下すると、その上
下方向の変位に伴って、その変位量に応じてローラ5c
が傾転し、トロイダル型無段変速機5の変速比が変わる
ようになっている。
【0015】このトロイダル型無段変速機5には一対の
ローラ5cの上端付近に上側オイル供給ノズル6が、ロ
ーラ5cの下端付近に下側オイル供給ノズル7が各々配
置されている。これらの上側及び下側オイル供給ノズル
6,7は対向する一対のローラ5cの中央、かつ、入力
ディスク5aと出力ディスク5bの中間に位置してい
る。
ローラ5cの上端付近に上側オイル供給ノズル6が、ロ
ーラ5cの下端付近に下側オイル供給ノズル7が各々配
置されている。これらの上側及び下側オイル供給ノズル
6,7は対向する一対のローラ5cの中央、かつ、入力
ディスク5aと出力ディスク5bの中間に位置してい
る。
【0016】これらのオイル供給ノズル6,7は、図3
に示すように、直線状のノズル形状をなしており、両端
にはオイル噴出口6a,6b及び7a,7bが各々形成
されている。これらのオイル噴出口6a,6b及び7
a,7bはローラ5cと入出力ディスク5a,5bとの
間の転動面に向けて設けられている。さらに、上側オイ
ル供給ノズル6のオイル噴出口6a,6b及び下側オイ
ル供給ノズル7のオイル噴出口7a,7bは各々ローラ
5cと入出力ディスク5a,5bとの間の閉じ側転動面
に向けられている。入力ディスク5a、出力ディスク5
b、一対のローラ5cは各々図3の矢印e,f,g,h
に示す方向に回転しており、図3に示すように、ローラ
5cの上端側では「上端閉じ側」で示す側が閉じ側とな
り、ローラ5cの下端側では「下端閉じ側」で示す側が
閉じ側となる。すなわち、ローラ5cの上端側と下端側
とではローラ5cの回転軸に関して閉じ側が左右反対に
なる。このため、上側オイル供給ノズル6のオイル噴出
口6a,6bは上端閉じ側を向き、下側オイル供給ノズ
ル7のオイル噴出口7a,7bは下端閉じ側を向いてい
る。
に示すように、直線状のノズル形状をなしており、両端
にはオイル噴出口6a,6b及び7a,7bが各々形成
されている。これらのオイル噴出口6a,6b及び7
a,7bはローラ5cと入出力ディスク5a,5bとの
間の転動面に向けて設けられている。さらに、上側オイ
ル供給ノズル6のオイル噴出口6a,6b及び下側オイ
ル供給ノズル7のオイル噴出口7a,7bは各々ローラ
5cと入出力ディスク5a,5bとの間の閉じ側転動面
に向けられている。入力ディスク5a、出力ディスク5
b、一対のローラ5cは各々図3の矢印e,f,g,h
に示す方向に回転しており、図3に示すように、ローラ
5cの上端側では「上端閉じ側」で示す側が閉じ側とな
り、ローラ5cの下端側では「下端閉じ側」で示す側が
閉じ側となる。すなわち、ローラ5cの上端側と下端側
とではローラ5cの回転軸に関して閉じ側が左右反対に
なる。このため、上側オイル供給ノズル6のオイル噴出
口6a,6bは上端閉じ側を向き、下側オイル供給ノズ
ル7のオイル噴出口7a,7bは下端閉じ側を向いてい
る。
【0017】上側及び下側オイル供給ノズル6,7には
コントローラ(図示せず)を介してオイルが供給され
る。コントローラは、車速、エンジン回転数等をパラメ
ータとしてオイル供給量を決定し、各オイル供給ノズル
にオイルを供給する。さらに、コントローラは上側オイ
ル供給ノズル6へのオイル供給量が下側オイル供給ノズ
ル7へのオイル供給量よりも一定割合Rだけ多くなるよ
うにオイル供給量を決定する。一定割合Rは定数として
もよく、あるいは、ローラ5cまたは入出力ディスク5
a,5bの回転速度等をパラメータとする変数とするこ
ともできる。
コントローラ(図示せず)を介してオイルが供給され
る。コントローラは、車速、エンジン回転数等をパラメ
ータとしてオイル供給量を決定し、各オイル供給ノズル
にオイルを供給する。さらに、コントローラは上側オイ
ル供給ノズル6へのオイル供給量が下側オイル供給ノズ
ル7へのオイル供給量よりも一定割合Rだけ多くなるよ
うにオイル供給量を決定する。一定割合Rは定数として
もよく、あるいは、ローラ5cまたは入出力ディスク5
a,5bの回転速度等をパラメータとする変数とするこ
ともできる。
【0018】図3に示すように、トロイダル型無段変速
機5には、入力ディスク5a,出力ディスク5b及び一
対のローラ5cからなるユニットが変速機出力軸方向に
2組設けられているが、上述のオイル供給ノズルの構造
は各々同一である。
機5には、入力ディスク5a,出力ディスク5b及び一
対のローラ5cからなるユニットが変速機出力軸方向に
2組設けられているが、上述のオイル供給ノズルの構造
は各々同一である。
【0019】
【発明の効果】オイルはローラと入出力ディスクとの閉
じ側転動面に供給されるので、オイルは跳ね飛ばされる
ことなく、ローラとディスクとの接触面に巻き込まれる
ように伝わり、潤滑効率を高めることができる。また、
オイルがかき回されることもないので、オイル攪拌に起
因する駆動損失もなくなる。
じ側転動面に供給されるので、オイルは跳ね飛ばされる
ことなく、ローラとディスクとの接触面に巻き込まれる
ように伝わり、潤滑効率を高めることができる。また、
オイルがかき回されることもないので、オイル攪拌に起
因する駆動損失もなくなる。
【図1】トロイダル型無段変速機の概略的な構成図であ
る。
る。
【図2】本発明に係るトロイダル型無段変速機の一実施
例の縦断面図である。
例の縦断面図である。
【図3】図2に示したトロイダル型無段変速機を上方か
ら見た平面図である。
ら見た平面図である。
【図4】ローラと入出力ディスクの回転方向の関係を示
す概略図である。
す概略図である。
1 エンジン 2 発進クラッチ 3 歯車減速機構 4 変速機出力軸 5 トロイダル型無段変速機 5a 入力ディスク 5b 出力ディスク 5c ローラ 5d ローラ支持部材 5e 軸部材 5f 上側ピストン 5g 下側ピストン 6 上側オイル供給ノズル 7 下側オイル供給ノズル 6a,6b,7a,7b オイル噴出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 延本 秀寿 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 入力ディスクと、出力ディスクと、これ
ら両ディスクに回転接触する一対のローラと、該ローラ
を回転自在に支持するとともに回転軸部を中心として回
動可能であり、前記回転軸部方向に移動可能なローラ支
持部材と、前記ローラ支持部材を前記回転軸部方向に移
動させる油圧シリンダとを有するトロイダル型無段変速
機において、 前記入出力ディスクと前記ローラとの間の転動面にオイ
ルを供給するオイル供給ノズルが前記入出力ディスクの
間、かつ、前記一対のローラの間に配置されており、 前記オイル供給ノズルは前記入出力ディスクと前記ロー
ラの相互の回転方向が閉じ側となる転動面に向けてオイ
ル噴出口を有するものであることを特徴とするトロイダ
ル型無段変速機。 - 【請求項2】 前記オイル供給ノズルは180度の間隔
で一対のオイル噴出口を有しており、これらのオイル噴
出口は各々前記一対のローラの前記閉じ側転動面に向け
られていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダ
ル型無段変速機。 - 【請求項3】 前記オイル供給ノズルは、前記ローラの
上端付近を向いているオイル噴出口を有する第一ノズル
と前記ローラの下端付近を向いているオイル噴出口を有
する第二ノズルとからなることを特徴とする請求項2ま
たは3に記載のトロイダル型無段変速機。 - 【請求項4】 前記第一ノズルからのオイル供給量は前
記第二ノズルからのオイル供給量よりも多いことを特徴
とする請求項4に記載のトロイダル型無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06494193A JP3400009B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | トロイダル型無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06494193A JP3400009B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | トロイダル型無段変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06280960A true JPH06280960A (ja) | 1994-10-07 |
| JP3400009B2 JP3400009B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=13272568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06494193A Expired - Fee Related JP3400009B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | トロイダル型無段変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3400009B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010180923A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| JP2011075001A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| JP2012163160A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| JP2015007464A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-15 | 川崎重工業株式会社 | トロイダル型無段変速機 |
| CN104565321A (zh) * | 2013-10-10 | 2015-04-29 | Zf腓特烈斯哈芬股份公司 | 用于对齿轮副的齿部进行喷射润滑和喷射冷却的装置 |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP06494193A patent/JP3400009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010180923A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| JP2011075001A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| JP2012163160A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| JP2015007464A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-15 | 川崎重工業株式会社 | トロイダル型無段変速機 |
| US10415690B2 (en) | 2013-06-26 | 2019-09-17 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Toroidal-type stepless transmission |
| CN104565321A (zh) * | 2013-10-10 | 2015-04-29 | Zf腓特烈斯哈芬股份公司 | 用于对齿轮副的齿部进行喷射润滑和喷射冷却的装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3400009B2 (ja) | 2003-04-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3029976B2 (ja) | ヘリコプタの動力伝達装置 | |
| US5033989A (en) | Continuously variable chain transmission and lubricating system | |
| US20070197341A1 (en) | Drive roller control for toric-drive transmission | |
| CN101006287A (zh) | 附接到工业机器人的关节联接部分上的减速器 | |
| CN103498894B (zh) | 一种滚轮锥盘式无级变速器 | |
| JP2005172050A (ja) | ベルト式無段変速機 | |
| JP3400009B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPH09217803A (ja) | 摩擦車式無段変速機 | |
| JP2004232677A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPH11280876A (ja) | トロイダル型無段変速機の潤滑装置 | |
| US5746678A (en) | Continuously variable transmission | |
| JPH11280867A (ja) | 無段変速装置 | |
| US6203466B1 (en) | Continuously variable transmission apparatus | |
| JP2500518Y2 (ja) | 無段変速機の潤滑装置 | |
| JP2002039289A (ja) | 無段変速機 | |
| JP2941991B2 (ja) | 車両の動力伝達装置 | |
| JP2574406Y2 (ja) | ベルト式無段変速装置 | |
| KR100460903B1 (ko) | 차량용 무단 변속기 | |
| CN223578774U (zh) | 变速装置、变速设备及车辆 | |
| JP2001165267A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| CN86106289A (zh) | 差动式过零正反转无级变速器 | |
| JP4774694B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| KR100640247B1 (ko) | 자동차용 마찰전동 무단변속장치 | |
| JPH05203007A (ja) | トロイダル式無段変速機 | |
| JP4055630B2 (ja) | トロイダル型無段変速機の潤滑及び冷却構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |