JPH0628103A - タッチパネル - Google Patents

タッチパネル

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JPH0628103A
JPH0628103A JP18234692A JP18234692A JPH0628103A JP H0628103 A JPH0628103 A JP H0628103A JP 18234692 A JP18234692 A JP 18234692A JP 18234692 A JP18234692 A JP 18234692A JP H0628103 A JPH0628103 A JP H0628103A
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JP
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input
information
key
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touch panel
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JP18234692A
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Yoji Sugito
洋史 杉戸
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タッチパネルに入力異常が発生した場合でも
入力を可能にする。 【構成】 タッチパネル入力部の異常を検出した場合
は、F1,F2キーによりタッチパネルのキー表示を選
択し、選択したキー表示についての情報入力をF3キー
で指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示情報の位置指定を
物体の接触で行って表示情報と同じ情報の入力を行うタ
ッチパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】タッチパネル式のキー入力装置はタッチ
パネルの押圧をセンサなどを用いた入力部により検知し
ている。確実なキー入力、すなわち、チャタリングの防
止を行うために、キー入力装置では、タッチパネルの押
圧時間、または押圧回数を計測し、計測値が一定値以上
となったとき、入力と判断する。この判断に用いる一定
値(しきい値)をオペレータの指示でソフトウェア処理
により可変設定できる装置も提案されている。
【0003】このしきい値が小さい程、入力が不確実と
なる可能が高くなるがキー入力速度が早くなり、しきい
値が大きい程、キー入力速度は遅くなるが入力が確実に
なるという特徴がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この提
案では、上記しきい値は全てのキーに共通して用いてお
り、キーの種類毎に別個とすることができない。たとえ
ば10(数字キー)キー,クリアキー,エンターキーな
どは使用頻度が高く重要な役割を持つ。また、ファンク
ションキーは使用頻度が低い。さらに、数字、文字キー
のように誤入力を生じた場合にその入力前の状態に修正
することが容易なキーとファンクションキーやエンタキ
ーのように修正が難しいキー等キーの種類により望まれ
るそのキーの入力速度や入力の確実性は異なる。また最
近は表示画面の切換えに応じてキーの位置や役割も変わ
るアプリケーションソフトが多くキーの重要度も大きな
差が生じていた。
【0005】また、従来はタッチパネルの入力部に部分
的に絶縁不良が発生した場合は、タッチパネルを交換す
る以外に方法はなかった。
【0006】ところが、タッチパネルが不良となると、
サービスマン等によりタッチパネルを交換してもらうま
でその機器は使用できない状態となっていた。これは、
特にルートセールス等業務用として使用する携帯型のハ
ンディターミナルにおいて、出先でタッチパネルが入力
不能となった時には業務を途中で中断し一端帰社して新
しい機器もしくはパネルの交換を行う必要があるといっ
た欠点があった。
【0007】以上のように、タッチパネルにはその操作
性において、なお、改良すべき点が存在し、より一層の
性能を向上させることが望まれている。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、操作性を向上させることの可能なタッチパネルを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、表示部の表示画面上に入
力部が設けられ、該表示部に表示された情報の中の指定
情報を入力部において位置検知することにより、当該指
定情報を入力情報として取り扱うタッチパネルにおい
て、前記入力部の異常を検出する異常検出手段と、該異
常検出手段により前記異常が検出されていない間は動作
指示または情報入力が可能で、前記異常検出手段により
前記異常が検出された場合に、前記表示部に表示された
情報の中の入力情報として取り扱う情報を選択する選択
手段とを具えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、表示部の表示画面上に
入力部が設けられ、該表示部に表示された情報の中の指
定情報を入力部において位置検知することにより、当該
指定情報を入力情報として取り扱うタッチパネルにおい
て、前記入力部の異常を検出する異常検出手段と、該異
常検出手段において前記異常が検出されていない間は前
記入力部に駆動電圧を供給し、前記異常検出手段におい
て前記異常が検出された場合は、絶縁不良部を焼損する
ための前記駆動電圧より高い、電圧を前記入力部に供給
する制御手段とを具えたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、表示部の表示画面上に
入力部が設けられ、表示部に表示された情報の中の一定
時間以上指定の情報を入力部において位置検知すること
により、当該指定の情報を入力情報として取扱うタッチ
パネルにおいて、前記一定時間を示すパラメータ値を前
記表示部に表示された情報の種類毎に予め定め、当該定
められたパラメータ値を記憶しておく記憶手段と、当該
記憶手段のパラメータ値を用いて前記指定の情報の入力
の可否を決定する制御手段とを具えたことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】請求項1の発明は、情報入力用のメカニカルス
イッチや電源オン/オフ指示用のスイッチを用いて、異
常発生時タッチパネルの表示部に表示された情報を選択
するようにしたので、入力部に代わる代替入力が可能と
なる。
【0013】請求項2の発明は、絶縁不良部を焼損させ
ることにより異常状態を解消する。
【0014】請求項3の発明は、タッチパネルの表示情
報(キー)の種類毎に(スキャン)パラメータ値を異な
らせることでキーの種類毎に入力速度を変える。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明実施例を詳細に
説明する。
【0016】<第1実施例>図1に概略図を示す。1は
携帯型電子機器であり、2は表示部の表示画面上に入力
部が置かれ、タッチ式入力部の位置検知で情報入力を行
うタッチパネルであり、画面上の表示キー1,キー2,
…,キー6の位置をユーザーが触れると、その位置に対
応したそれぞれ独自のキーコードを返却するようになっ
ている。3はメカニカル式のキーであり、タッチパネル
の入力の補助として使用される。2のタッチパネルの部
分において一点が入力状態のままであることが検出され
ると4に示す画面表示が一定時間行われ、2の画面に戻
る。タッチパネルからの入力は全てキャンセルされ、F
1,F2キーの入力に応じて5に示すように選択キーに
ついての反転表示が行われ、F3キーの入力において代
替入力が行えるように構成されている。F1〜F3キー
が本発明の選択手段として動作する。
【0017】図2は、携帯用電子機器の回路構成を示
す。
【0018】図2において、中央演算処理装置(CP
U)50はメモリ部52に格納されたシステムプログラ
ムに従って、以下のシステム制御を行う。
【0019】(1)タッチパネル51の入力部51Aか
ら入力された情報をインタフェース部23を介して外部
出力する。
【0020】(2)所定の演算処理を行って、その演算
結果をプリンタ部54により印刷出力させる。
【0021】(3)入力部51から情報入力を行うため
の表示情報をタッチパネル51の表示部51Cに表示す
る。
【0022】(4)入力部51内のタッチ式入力部の異
常を検知したときは、表示部51Cに異常発生の旨を表
示した時、入力モードを切換えて、タッチ式入力部51
Aに代りメカニカル入力部51Bからの入力を可能とす
る。
【0023】タッチパネル51は、タッチ式入力部(図
1の1)51A、メカニカル入力部(図1の3)51B
および表示部51Cから構成されている。タッチ式入力
部51Aは物体の接触(タッチ)を検知する感圧型パネ
ル等周知のものを用いることができ、メカニカル入力部
51Bも押下型キースイッチ等周知のものを用いること
ができる。
【0024】メモリ部52は図3に示すプログラムやそ
の他、システムプログラムを不揮発性記憶領域に記憶す
る他、CPU50の演算データを一時記憶する。
【0025】プリンタ部54にはラインプリンタを用い
ており、CPU50の演算結果を印刷出力する。
【0026】本発明に関わる回路動作を図3を参照して
説明する。図3はタッチパネル51において入力が発生
すると、割込み的にCPU50により実行する制御手順
を示す。
【0027】通常、CPU50はタッチパネル51から
の入力待ちの状態になっており、タッチパネル51の入
力を検出すると、その入力が発生している時間を計時
し、入力の消滅、すなわち、ユーザーの指がタッチ式入
力部51Aから離されるのを待つ(ステップ6〜8)。
上記計時の時間が一定時間に到達していない場合、CP
U50はタッチ式入力部51Aは正常作動と判断し、タ
ッチ式入力部51Aの入力位置またはF1〜F3キーに
対応するキーコードを入力情報として、これまで、CP
U50において実行していたプログラムに引き渡す(ス
テップ9)。
【0028】一方、タッチパネル51の入力発生時間が
一定時間を超えたこと(タイムアウト)をCPU50が
検知すると、CPU50は、現在の表示部51Cのキー
表示(図1の2参照)を消去して、「キーを離すよう
に」という警告メッセージを表示する(ステップ10→
11)。そして、CPU50は再び計時を開始して、入
力が消滅するのを待つ。ここでキーが離された場合に
は、ステップ9でキーコードを返却し正常終了となる。
【0029】しかし、キーが離されないままさらに一定
の時間を経過したことをCPU50が検出した場合はス
テップ13でタイムアウトとなり、CPU50はこの時
点でタッチパネル51のタッチ式入力部51Aが不良と
なっていると判断する。CPU50は次にステップ14
で代替入力のための案内表示(図1の4の画面)を行
う。
【0030】より具体的には、CPU50はメモリ部5
2内から案内情報を読出し、表示部51Cに転送する。
【0031】次に、一定時間後、CPU50は、メモリ
52内のキー表示情報を表示部51Cに転送すること
で、現在の案内情報を消去し、表示部51Cの表示画面
の表示を元に戻す(ステップ14→15)。次に、CP
U50は表示画面中のキー1に相当する表示を反転させ
る(ステップ16)。
【0032】この反転表示は、メカニカルスイッチのF
3キーを操作すると、この反転表示されているキーと同
じキーコードが発生することを表わす。ユーザーは、こ
の反転表示の移動をF1,F2キーにより指示すること
ができる。この入力モードではF1キーはX方向、F2
キーはY方向への反転表示の移動に用いられる。CPU
50はF1キー,F2キーの操作を検知する毎に反転表
示を所定の方向に操作回数だけ移動させる(ステップ1
7〜20)。
【0033】ユーザーが反転表示を選択した後、F3キ
ーを操作すると、CPU50はF3キーの操作をステッ
プ21で確認すると、F1〜F3キーの入力機能を元の
機能、すなわち、正常時のキー入力機能に戻した後、現
在選択された反転表示のキーに対応するキーコードを発
生し、これまで実行していた制御手順に引き渡す。
【0034】以上、説明したように、CPU50がタッ
チ式入力部51Aの異常を検知した場合は、ただちに入
力モードを切換え、F1〜F3キーによりキー1〜キー
6(図1参照)に相当する情報の代替入力を可能とする
ことができる。なお、本実施例では、一定時間以上、入
力が発生した場合にタッチ式入力部51Aの異常と判定
したが、その他、主電源が投入されているにもかかわら
ず、タッチ式入力部51Aに電源が供給されていない異
常を検知した場合も上述の代替入力モードを自動的に切
換えることもできる。
【0035】上述の第1実施例では情報入力用のメカニ
カルスイッチキーを用いて代替入力を行う例であった
が、タッチ式入力部しか持たない図4の機器では、電源
オン/オフ用のスイッチ24を用いて代替入力を行うこ
とができる。この場合は、CPU50はタッチ式入力部
51Aの異常を検知後、図5の制御手順により代替入力
を行う。
【0036】この制御手順では、電源オン/オフスイッ
チ24のオン時間を計時し、オン時間に比例させた回数
だけ反転表示を移動させる(ステップ26→27〜29
のループ処理)。ユーザーは自分の選択したいキーが反
転表示されると電源オン/オフスイッチ24のオンから
オフへ切換える。このことをCPU50が検知すると
(ステップ27)、CPU50は現在の反転表示のキ
ー、すなわち、選択されたキーに対応するキーコードを
発生する(ステップ30)。
【0037】<第2実施例>第2実施例は、タッチパネ
ルのタッチ式入力部が何等かの要因によって絶縁不良と
なって、タッチ状態でなくとも入力発生状態が続く場合
に、絶縁不良箇所を焼失させるようにした例である。
【0038】図6に第2実施例の回路構成を示す。20
1は正常状態における動作電圧であり、202は正常電
圧より高い高電圧を発生させるDC−DCコンバータで
ある。203は不良発生時にタッチパネル本体204に
高電圧を切換え的に与えるスイッチであり、204はタ
ッチ式のタッチパネルである。タッチパネル204に入
力発生続行の不良が発生し入力不良となった時に、ユー
ザーは、スイッチ203により一定時間、DC−DCコ
ンバータ202の出力へとつなぎ、DC−DCコンバー
タ202で作った高い電圧205をタッチパネル本体2
04にかけ絶縁不良箇所を焼失させる。
【0039】図7にタッチパネルと絶縁不良の等価回路
を示す。
【0040】正常状態では抵抗(R)8→∞(空気)と
なっている。何等かの要因によってタッチパネルが絶縁
不良状態となった時にはRは小さくなり入力されている
と判断されるレベルに至る。しかしながら、接触してい
なかった箇所が接触したため、その導通は完全とはなら
ず、210に示すようにタッチパネルの上下の電極が持
つ抵抗値と比べれば充分に大きくなっている。ここで、
印加電圧Vを高い電圧205に変えることにより、接触
部分を通して電流が流れ、エネルギーは211のW=I
2 Rによって接触部の発熱は大きくなり導通部の電極を
焼失させることができる。一般に電極として現在使用さ
れているのはiToという透明の合金であり、その厚み
も数100Åである。実験においては30V(ボルト)
程度の印加によって接触している箇所のiToを焼失さ
せることができた。
【0041】図8はタッチパネル入力部の側面図であ
る。212,215の上下にガラスの内側に、213の
電極が塗られており、この間は数μm〜数10μmであ
る。この間に214の導電性異物が介入することにより
絶縁不良が発生する。この上下電極間の高電圧をかける
ことより導電性異物と電極の接触部の電極216を焼失
させ、焼失部分の導電性をなくして絶縁不良状態を解消
しようとするものである。導電性異物が電極より熱に弱
ければ電極より先に導電性異物が焼け、結果は同じであ
る。
【0042】焼けた部分は当然入力不良(入らない)状
態となるが、電極間が数10μmであることからも導電
性異物の大きさも同レベル以下であり、焼失する部分は
わずかであり、入力は行える。
【0043】<第3実施例>第3実施例の回路構成は図
2の第1実施例の回路と同様であるが、CPU50とプ
リンタ部54との間がセントロニクスインタフェースで
接続されている点が第1実施例と異なる。
【0044】第3実施例はタッチパネル51の表示部5
1Cに表示する情報の種類に応じて印刷のためのデータ
スキャン間隔を可変設定するようにした例である。
【0045】このためのプリンタ部54内の制御部が実
施する処理手順を図9に示す。
【0046】ステップ301で通信が開始し、ステップ
302で初期化、ステップ303でまずキャラクタ(文
字コード)印字時のデータスキャン間隔が設定される。
ステップ304で印字のためのデータスキャンを行う。
受信データがグラフィック印字モードのコードかどうか
をステップ305で判断し、違う時はステップ306で
通常の処理を行い、ステップ304のデータスキャンへ
と移る。受信データがグラフィック印字コード(通常エ
スケープコードと呼ばれる2or3バイトのコードでグ
ラフィックモードへの移行を行う。)であった時には、
手順はステップ305からステップ307へと移り、デ
ータスキャン間隔をグラフィック印字の値に設定する。
ステップ308でデータがスキャンされ、データを受信
し、ステップ309で処理を行う。ステップ310でグ
ラフィック印字の終了かどうかを判断し、未だであれば
8のデータスキャンへ終了であれば3でデータスキャン
間隔をキャラクタ印字の値に設定する。
【0047】図10から図13を用いて最適なデータス
キャン間隔を説明する。図10は1ライン印字するため
に最低限必要な時間を示す。311はキャラクタ印字で
312はグラフィック印字である。キャラクタの場合
は、コード(Asci Jis等)で受信し、フォント
に展開する必要があるのに対してグラフィックではドッ
ト対応のデータをそのまま印字できるため当然グラフィ
ックの方が時間は少なくて済む。
【0048】図11は1ライン分のデータ受信に必要な
時間を示す。313はキャラクタ印字、314はグラフ
ィック印字である。キャラクタの場合はコードで入力す
るために、1つのデータで1文字を送れるため、グラフ
ィックの1ドット対応での通信より当然少なくて済む。
【0049】図12はキャラクタ印字における最適なス
キャン間隔を示したものである。311と313より3
15のキャラクタ印字のスキャン間隔の最適値を求める
ことができる。317のT1が最適間隔となる。この間
隔ならば、通信バッファにデータがたまっていくことも
なく、データ待ちによる時間ロスもなくなる。316は
同間隔でグラフィック印字を行った時を示す。312で
示す内部処理時間は充分に終了しており、データを待つ
時間非常に大きくなってしまう。
【0050】図13はグラフィック印字における最適な
スキャン間隔を示す。312,314より最適なタイミ
ングは319となる。スキャン間隔の最低値は320の
T2を求めることができる。318は同タイミングでキ
ャラクタ印字を行った場合を示す。311の内部処理時
間のために必要なデータ量よりも多いデータを受信して
おり通信バッファにデータがたまっていくことになる。
【0051】よって、図9のステップ303では317
のT1を図9のステップ307では320のT2を設定
することによってキャラクタ、グラフィック共に最適な
印字速度を得ることができる。
【0052】<第4実施例>キーの種類により入力速度
を変えるようにした第4実施例を説明する。表示装置の
主要回路構成は図1の第1実施例と同様であるので、構
成上の相違点のみを説明する。
【0053】本実施例では図14に示すようにキー群5
01の中の“0”〜“6”の数字キーについて入力速度
を決定するパラメータ値を“1”に設定し、“CLR”
キー,“ENT”キーについてはパラメータ値を“5”
に設定する。
【0054】このために、図1のメモリ部(本発明の記
憶手段)52にパラメータ値をキーの種類すなわち、図
1の表示部51Cに表示するキー表示情報に対応させて
予め記憶している。
【0055】また、このパラメータ値を用いて入力処理
を行うための図1のCPU50の処理手順を図15に示
す。この処理手順は一定周期割込みで実行される。
【0056】CPU50はタッチ入力部51Aをキース
キャンし、順次に各キーのキー入力、すなわち、キー押
下の有無を判断する(ステップ503)。キー押下がな
い場合は、入力のキーリターンコードを格納するキーバ
ッファおよびリターンコード発生のリピート回数を計数
するカウンタを“0”クリアし、スキャン終了まで次の
キーの押下有無の判断を行う(ステップ505→50
3)。
【0057】一方、オペレータがたとえば“1”のキー
を操作した場合、ステップ504でキー入力の発生が検
知されCPU50の実行手順はステップ506に移行す
る。ここで、CPU50はキーバッファの現在の格納値
NIL(何もないことを示す情報)と入力の“1”を示
すキーリターンコードとを一致比較し、キーリータンコ
ードの時間計時が開始されていないことをこの比較の不
一致判定により確認する。次にCPU50はカウンタを
まず、“0”クリアし、入力のキーリターンコード
(“1”に対応)をキーバッファに保存した後、図14
で説明した“1”のキーに対応のパラメータ値“1”を
読み込み、しきい値として設定する(ステップ506〜
509)。
【0058】次に、カウンタのキーリターンコードのリ
ピート回数値を“0”から“1”に更新して、読み込み
のしきい値“1”と比較する。ここでカウンタの計数値
がパラメータ値以上と判定されるので、CPU50は入
力の確定と判断し、入力情報を内部処理ルーチンに取込
む入力処理を行う(ステップ510〜513)。この
後、CPU50は残りのキーについての押下の有無を確
認し(ステップ503→503A→504→505→5
03のループ処理)、全てのキーについてのスキャンを
終了して、1回のスキャン処理を終了する(ステップS
503A→終了)。
【0059】一定時間の経過後、再び、図15の処理が
CPU50において実行される。上述のように“1”の
キーの操作が続けられている場合は、その操作がステッ
プ504で検知されるが、キーバッファに格納されてい
るキーリターンコードと、今回読取ったリターンコード
が一致していること、すなわち、キーの連続操作がステ
ップ506で確認される。このためCPU50の実行手
順ステップ506からステップ510へジャンプし、カ
ウンタのリピート回数が更新される。
【0060】再び、ステップ511でパラメータ値とカ
ウンタ計数値とが比較されるが、今回はカウンタ計数値
がパラメータ値よりも大きいので、キーリターンコード
の入力処理が再び行われる。次に、オペレータが“1”
のキーの操作を終了し、“ENT”キーを操作すると、
“1”のキーの操作から“ENT”キーの操作の間に時
間的な空隙が生じるので、その間の図15のスキャン処
理において、全てのキーの入力無しがステップ503〜
505のループ処理により確認される。また、カウンタ
計数値およびキーバッファがクリアされて次回のキー入
力に備える。
【0061】したがって、ステップ506〜511の処
理手順を実行するCPU50が、本発明の、指定の情報
の入力の可否を決定する制御手段として動作する。
【0062】ENTキーの操作の場合は、図15のスキ
ャン処理が5回繰り返されたときに、すなわち、ENT
キーの連続操作時間がカウンタの計数値が5に相当する
時間になったときに、ステップ511の判定処理がYE
S判定となって初めてENTキーのリターンコードの入
力処理が達成される。
【0063】このため、数字キーの入力時間はその速度
が速く、“ENT”キーのような制御キーは入力速度が
遅く、操作者にとっては確実な操作が要求されることに
なる。
【0064】上述のパラメータ値の設定には、(1)タ
ッチパネルの製造時に、不揮発性メモリに書き込む方
法、(2)オペレータがタッチパネルから入力する方
法、(3)外部装置から信号入力する方法がある。特
に、タッチパネルを有するハンディ・ターミナルなどの
場合は一般的に表示キーのマトリクス、各キーのリター
ンコード等を接続のホストコンピュータにより容易に作
成できるエディタが準備されている。そこでこのホスト
コンピュータ上のエディタにキーパラメータの設定が行
える機能を付加し、ファイル内にこのパラメータ領域を
持たせることにより各画面毎のパラメータのファイルを
あらかじめ作成しておく。ホストコンピュータによりパ
ラメータ値をファイル化し、接続時にハンディターミナ
ルにパラメータ値を転送させるとよい。このファイルの
一例を図16に示しておく。この例はキーの種類毎にそ
の表示フォントパターン、リターンコード、スキャンパ
ラメータをファイル化した例である。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、代替入力や入力異常の解消が可能となるので、入力
異常が発生しても現在実行中の装置の全体動作を中断す
る必要がなくなる。
【0066】キー毎にスキャンパラメータを設定できる
ようにすることによりアプリケーション毎にキーの重要
度に応じパラメータを変えられることとなり、速い入力
が必要なキーと確実な入力が必要なキーに対して別々の
設定が行え、速い入力が必要なキーに対してはわずかに
押しただけで入力と判断することができ確実な入力が必
要なキーではわずかに押しただけでは情報が入力されず
誤入力を防止でき、使用者にも安心感を与えられる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の表示内容を示す説明図である。
【図2】第1実施例の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2のCPU50が実行する処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】第1実施例の他の形態を示す外観図である。
【図5】図4のタッチパネルにおける入力処理手順を示
すフローチャートである。
【図6】第2実施例の回路図である。
【図7】第2実施例の動作を示す回路図である。
【図8】入力部の絶縁不良状態を示す構造図である。
【図9】第3実施例のスキャン処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】データスキャン動作を説明するための説明図
である。
【図11】データスキャン動作を説明するための説明図
である。
【図12】データスキャン動作を説明するための説明図
である。
【図13】データスキャン動作を説明するための説明図
である。
【図14】第4実施例におけるキーの種類とパラメータ
値の関係を示す説明図である。
【図15】第4実施例の処理手順を示すフローチャート
である。
【図16】パラメータファイルの一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
50 CPU 51 タッチパネル 52 メモリ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部の表示画面上に入力部が設けら
    れ、該表示部に表示された情報の中の指定情報を入力部
    において位置検知することにより、当該指定情報を入力
    情報として取り扱うタッチパネルにおいて、 前記入力部の異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段により前記異常が検出されていない間は
    動作指示または情報入力が可能で、前記異常検出手段に
    より前記異常が検出された場合に、前記表示部に表示さ
    れた情報の中の入力情報として取り扱う情報を選択する
    選択手段とを具えたことを特徴とするタッチパネル。
  2. 【請求項2】 表示部の表示画面上に入力部が設けら
    れ、該表示部に表示された情報の中の指定情報を入力部
    において位置検知することにより、当該指定情報を入力
    情報として取り扱うタッチパネルにおいて、 前記入力部の異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段において前記異常が検出されていない間
    は前記入力部に駆動電圧を供給し、前記異常検出手段に
    おいて前記異常が検出された場合は、絶縁不良部を焼損
    するための前記駆動電圧より高い、電圧を前記入力部に
    供給する制御手段とを具えたことを特徴とするタッチパ
    ネル。
  3. 【請求項3】 表示部の表示画面上に入力部が設けら
    れ、表示部に表示された情報の中の一定時間以上指定の
    情報を入力部において位置検知することにより、当該指
    定の情報を入力情報として取扱うタッチパネルにおい
    て、 前記一定時間を示すパラメータ値を前記表示部に表示さ
    れた情報の種類毎に予め定め、当該定められたパラメー
    タ値を記憶しておく記憶手段と、 当該記憶手段のパラメータ値を用いて前記指定の情報の
    入力の可否を決定する制御手段とを具えたことを特徴と
    するタッチパネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08221203A (ja) * 1995-02-14 1996-08-30 Nec Corp 入力時間判定機能付き入力装置
JP2012068274A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Sharp Corp 画像形成装置
KR20170012718A (ko) * 2015-07-22 2017-02-03 엘지디스플레이 주식회사 터치 센싱장치 및 이의 구동방법

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