JPH0628111Y2 - 体外循環蘇生装置 - Google Patents
体外循環蘇生装置Info
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- JPH0628111Y2 JPH0628111Y2 JP5524190U JP5524190U JPH0628111Y2 JP H0628111 Y2 JPH0628111 Y2 JP H0628111Y2 JP 5524190 U JP5524190 U JP 5524190U JP 5524190 U JP5524190 U JP 5524190U JP H0628111 Y2 JPH0628111 Y2 JP H0628111Y2
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- bag
- blood
- pump
- artificial lung
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主に心停止患者を静脈・動脈バイパス法によ
り蘇生する際に使用する体外循環蘇生装置、さらに詳し
くは、患者の血液をガス交換(静脈血から炭酸ガスを除
去し、酸素を付加すること)しながら体外循環して心肺
ならびに脳を蘇生する体外循環蘇生装置に関する。
り蘇生する際に使用する体外循環蘇生装置、さらに詳し
くは、患者の血液をガス交換(静脈血から炭酸ガスを除
去し、酸素を付加すること)しながら体外循環して心肺
ならびに脳を蘇生する体外循環蘇生装置に関する。
従来、心停止患者の蘇生は、一般に胸骨圧迫心マッサー
ジが採用されている。心マッサージ法の有効性と重要性
は疑問のないところであるが、この蘇生法は脳への酸素
の供給が絶たれがちになることが多いため、心臓の拍動
は再開しても脳の機能が回復せず脳死あるいは植物人間
になることは決して珍しいことではなかった。
ジが採用されている。心マッサージ法の有効性と重要性
は疑問のないところであるが、この蘇生法は脳への酸素
の供給が絶たれがちになることが多いため、心臓の拍動
は再開しても脳の機能が回復せず脳死あるいは植物人間
になることは決して珍しいことではなかった。
したがって、心停止患者の蘇生、とりわけ脳の蘇生には
一刻も早い有効な血液の循環が不可欠な要件である。そ
のためには、血液の体外循環が有効であり、そのことは
多くの症例で実証されている。
一刻も早い有効な血液の循環が不可欠な要件である。そ
のためには、血液の体外循環が有効であり、そのことは
多くの症例で実証されている。
ところで、現在すでに血液体外循環蘇生法の装置は開発
されているが、従来のものは、いずれも装置が大掛りで
あり、軽量かつコンパクト化したものはなかった。
されているが、従来のものは、いずれも装置が大掛りで
あり、軽量かつコンパクト化したものはなかった。
上述したように、体外循環蘇生法は心停止患者の蘇生に
有効であることは実証されているが、従来の装置は大掛
りで、準備にも人手と時間を要するため、心停止の通報
を受けても実際には体外循環装置を稼動するまでの間に
時間が掛り過ぎて役立ないケースがしばしば生じている
のが実情である。
有効であることは実証されているが、従来の装置は大掛
りで、準備にも人手と時間を要するため、心停止の通報
を受けても実際には体外循環装置を稼動するまでの間に
時間が掛り過ぎて役立ないケースがしばしば生じている
のが実情である。
また、従来装置は持ち運びが困難であるため救急蘇生用
には適してないと共に、モータ駆動式のポンプを採用し
ているため電気配線のない場所(野外や乗物の中等)で
使用することはできなかった。
には適してないと共に、モータ駆動式のポンプを採用し
ているため電気配線のない場所(野外や乗物の中等)で
使用することはできなかった。
本考案は、従来の技術の有する上記のような問題点に鑑
みてなされたもので、本考案の目的の1つは、装置を軽
量かつコンパクト化して持ち運びを容易にし、救急蘇生
用に適した体外循環蘇生装置を提供することにある。
みてなされたもので、本考案の目的の1つは、装置を軽
量かつコンパクト化して持ち運びを容易にし、救急蘇生
用に適した体外循環蘇生装置を提供することにある。
本考案の目的の他の1つは、簡単かつ迅速にセットして
短時間で血液体外循環を開始し得る体外循環蘇生装置を
提供することにある。
短時間で血液体外循環を開始し得る体外循環蘇生装置を
提供することにある。
本考案の目的の他の1つは、電気配線のない場所でも使
用できる体外循環蘇生装置を提供することにある。
用できる体外循環蘇生装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案に係る体外循環蘇生装
置は、弾性バッグ加工型の液体吸入・送給パイプと、該
ポンプの吸液側と静脈とを連結する脱血管路と、入口側
を上記ポンプの送液側と連結して配設する人工肺と、該
人工肺の出口側と動脈とを連結する送液管路とを有し、
上記ポンプは、弾性素材で造られ、内部を液体蓄積室に
形成し、該室の一端に吸液口、他端に送液口を形成した
弾性バッグと、該バッグを自己復元(膨張)させる復元
手段と、上記吸液口側に介装され、上記蓄積室内へのみ
液体の流入を許容する一方向弁と、上記送液口側に介装
され、上記蓄積室外へのみ液体の流出を許容する一方向
弁とを具備して構成されており、上記脱血管路、弾性バ
ッグ、人工肺および送血管路で静脈と動脈の血液体外バ
イパス回路を形成するように構成したことを特徴とする
ものである。
置は、弾性バッグ加工型の液体吸入・送給パイプと、該
ポンプの吸液側と静脈とを連結する脱血管路と、入口側
を上記ポンプの送液側と連結して配設する人工肺と、該
人工肺の出口側と動脈とを連結する送液管路とを有し、
上記ポンプは、弾性素材で造られ、内部を液体蓄積室に
形成し、該室の一端に吸液口、他端に送液口を形成した
弾性バッグと、該バッグを自己復元(膨張)させる復元
手段と、上記吸液口側に介装され、上記蓄積室内へのみ
液体の流入を許容する一方向弁と、上記送液口側に介装
され、上記蓄積室外へのみ液体の流出を許容する一方向
弁とを具備して構成されており、上記脱血管路、弾性バ
ッグ、人工肺および送血管路で静脈と動脈の血液体外バ
イパス回路を形成するように構成したことを特徴とする
ものである。
上記のように構成された本考案は次のように作用する。
弾性バッグを手で握って圧迫(この際バッグの吸液口側
の弁は閉じ、送液口側の弁は開く)すると、蓄積室内の
液体は送出されて人工肺へ供給され、人工肺を通過して
出口から肺外へ排出される。また、バッグの圧迫を解除
することにより、バッグは自己膨張(この際バッグの送
液口側の弁は閉じ、吸液口側の弁は開く)、蓄積室内は
真空(減圧)状態になるので、上記送出した量に見合う
量の液体を蓄積室内に吸入する。一方、人工肺へ供給さ
れた液体は肺内を通過中にガス交換される。
弾性バッグを手で握って圧迫(この際バッグの吸液口側
の弁は閉じ、送液口側の弁は開く)すると、蓄積室内の
液体は送出されて人工肺へ供給され、人工肺を通過して
出口から肺外へ排出される。また、バッグの圧迫を解除
することにより、バッグは自己膨張(この際バッグの送
液口側の弁は閉じ、吸液口側の弁は開く)、蓄積室内は
真空(減圧)状態になるので、上記送出した量に見合う
量の液体を蓄積室内に吸入する。一方、人工肺へ供給さ
れた液体は肺内を通過中にガス交換される。
そこで、脱血管路の先端を患者の静脈へ、また、送血管
路の先端を動脈へ挿入して血液体外バイパス回路を形成
し(この際、あらかじめバイパス回路内の空気を除去す
るものであるが、この点については実施例の項において
詳述する。)し、弾性バッグの圧迫を繰り返すと静脈血
は体外循環し、人工肺でガス交換されて動脈に戻る。し
たがって、酸素加された血液が脳、心臓その他の重要臓
器に送られる。
路の先端を動脈へ挿入して血液体外バイパス回路を形成
し(この際、あらかじめバイパス回路内の空気を除去す
るものであるが、この点については実施例の項において
詳述する。)し、弾性バッグの圧迫を繰り返すと静脈血
は体外循環し、人工肺でガス交換されて動脈に戻る。し
たがって、酸素加された血液が脳、心臓その他の重要臓
器に送られる。
以下、本考案に係る体外循環蘇生装置の1実施例につ
き、第1図ないし第7図を参照して説明する。
き、第1図ないし第7図を参照して説明する。
第1図はこの実施例による体外循環蘇生装置を用いて血
液の体外循環を行なっている状態を示す装置全体の概略
構成図、第2図は同上装置の弾性バッグ加圧型の液体吸
入・送給ポンプを示す一部を切欠いた側面図、第3図は
第2図のI−I線断面図、第4図は同上装置の一方向弁
の縦断面図、第5図は同上装置に液体を充填してバイパ
ス回路内の空気を除去する状態を示す説明図である。
液の体外循環を行なっている状態を示す装置全体の概略
構成図、第2図は同上装置の弾性バッグ加圧型の液体吸
入・送給ポンプを示す一部を切欠いた側面図、第3図は
第2図のI−I線断面図、第4図は同上装置の一方向弁
の縦断面図、第5図は同上装置に液体を充填してバイパ
ス回路内の空気を除去する状態を示す説明図である。
これらの第1図ないし第5図において、この実施例の体
外循環蘇生装置は、弾性バッグ加圧型の液体吸入・送給
ポンプAと、一端を上記ポンプAの吸液側と連結した脱
血管路Bと、入口側を上記ポンプAの送液側と連結して
配設した人工肺Cと、一端を上記人工肺Cの出口側と連
結した送血管路Dとで構成されている。
外循環蘇生装置は、弾性バッグ加圧型の液体吸入・送給
ポンプAと、一端を上記ポンプAの吸液側と連結した脱
血管路Bと、入口側を上記ポンプAの送液側と連結して
配設した人工肺Cと、一端を上記人工肺Cの出口側と連
結した送血管路Dとで構成されている。
液体吸入・送給パイプAは、シリコンゴム系、ウレタン
ゴム系、ビニール系その他の弾性素材で造られ、内部を
適当容積の液体蓄積室2に形成し、該室2の一端に吸液
口3、他端に送液口4を形成して弾性バッグ1と、該バ
ッグ1を自己復元(膨張)させる復元手段5と、バッグ
1の吸液口3側に介装され、上記室2内へのみ液体の流
入を許容する一方向弁6と、バッグ1の送液口4側に介
装され、上記室2外へのみ液体の流出を許容する一方向
弁7とを具備して成っている。
ゴム系、ビニール系その他の弾性素材で造られ、内部を
適当容積の液体蓄積室2に形成し、該室2の一端に吸液
口3、他端に送液口4を形成して弾性バッグ1と、該バ
ッグ1を自己復元(膨張)させる復元手段5と、バッグ
1の吸液口3側に介装され、上記室2内へのみ液体の流
入を許容する一方向弁6と、バッグ1の送液口4側に介
装され、上記室2外へのみ液体の流出を許容する一方向
弁7とを具備して成っている。
上記バッグ1(室2の容積)の大きさは、成人用と小児
用とに区別して設定(小児用は小さくする)するもので
あるが、いずれの場合も蘇生実施者が手で握って全体的
に圧迫(圧縮)できる程度に形成するのが好ましい。こ
の実施例のバッグ1は、円筒体8の両端を狭窄して短管
9、9を延設し、一方の短管9で吸液口3を、他方の短
管9で送液口を形成したものが図示されている。
用とに区別して設定(小児用は小さくする)するもので
あるが、いずれの場合も蘇生実施者が手で握って全体的
に圧迫(圧縮)できる程度に形成するのが好ましい。こ
の実施例のバッグ1は、円筒体8の両端を狭窄して短管
9、9を延設し、一方の短管9で吸液口3を、他方の短
管9で送液口を形成したものが図示されている。
上記バッグ1の復元手段5として、この実施例では、バ
ッグ1の円筒体8のほゞ中央外周壁面に環状の弾性鍔状
体10を突設して構成してある。これにより、バッグ1は
鍔状体10の反発力により自己膨張して復元するように成
っている。
ッグ1の円筒体8のほゞ中央外周壁面に環状の弾性鍔状
体10を突設して構成してある。これにより、バッグ1は
鍔状体10の反発力により自己膨張して復元するように成
っている。
また、上記一方向弁6、7は液体を一方向に対してのみ
流通し、逆流を阻止するための弁(逆止弁)であり、こ
の実施例の弁6と7は同一構造であり、第4図に詳細に
示すように、ボール11を収容したボール収容室12の中心
軸線上にジョイント口管13、14を突設して液体出入口15、
16を相対設し、一方の出入口16側にボール11と係合させ
る複数の係合突起片18を突設して成っている。これによ
り、出入口16はボール11が突起片18と係合し、常時開口
されるので、液体は口管13から14方向へは自由に流れる
が、逆方向の流れに対しては第4図鎖線図示のように出
入口15はボール11で閉塞されるので、逆流を阻止するよ
うに構成してある。なお、この一方向弁6、7は実施例
の構造に限定されるものではなく、実施例以外のボール
弁方式あるいは膜状の弁を用いた方式その他の任意の構
造のものを自由に選択して採用し得るもので、要は液体
を一方向にのみ流し、逆流を阻止するように構成すれ
ば、目的を達成できるものである。
流通し、逆流を阻止するための弁(逆止弁)であり、こ
の実施例の弁6と7は同一構造であり、第4図に詳細に
示すように、ボール11を収容したボール収容室12の中心
軸線上にジョイント口管13、14を突設して液体出入口15、
16を相対設し、一方の出入口16側にボール11と係合させ
る複数の係合突起片18を突設して成っている。これによ
り、出入口16はボール11が突起片18と係合し、常時開口
されるので、液体は口管13から14方向へは自由に流れる
が、逆方向の流れに対しては第4図鎖線図示のように出
入口15はボール11で閉塞されるので、逆流を阻止するよ
うに構成してある。なお、この一方向弁6、7は実施例
の構造に限定されるものではなく、実施例以外のボール
弁方式あるいは膜状の弁を用いた方式その他の任意の構
造のものを自由に選択して採用し得るもので、要は液体
を一方向にのみ流し、逆流を阻止するように構成すれ
ば、目的を達成できるものである。
そして、この実施例では、バッグ1の吸液口3側の短管
9を一方向弁6の口管14へ、また、送液口4側の短管9
を一方向弁7の口管13へ嵌合して両弁6、7をバッグ1
に接続するように構成してある。この場合、両弁6、7
はバッグ1と一体化しても良いものである。
9を一方向弁6の口管14へ、また、送液口4側の短管9
を一方向弁7の口管13へ嵌合して両弁6、7をバッグ1
に接続するように構成してある。この場合、両弁6、7
はバッグ1と一体化しても良いものである。
脱血管路Bは、シリコン系、ビニール系その他の合成樹
脂製管材で造った適当径の可撓性を有する脱血カテーテ
ル19と脱血チューブ20とで構成されている。そして、チ
ューブ20の基端をバッグ1の吸液口3側の弁6の口管13
へ嵌合してチューブ20をバッグ1の吸液側と接続し、ま
た、チューブ20の先端に装着したコネクター21にカテー
テル19の基端を嵌入してカテーテル19とチューブ20を接
続し、上記カテーテル19とチューブ20で患者の静脈とポ
ンプAの吸液側とを連結する脱血管路13を形成するよう
に構成されている。実施例のコネクター21は差込式のク
イックコネクターを使用しているが、これは他の形式の
ものを任意で選択して採用し得るものである。
脂製管材で造った適当径の可撓性を有する脱血カテーテ
ル19と脱血チューブ20とで構成されている。そして、チ
ューブ20の基端をバッグ1の吸液口3側の弁6の口管13
へ嵌合してチューブ20をバッグ1の吸液側と接続し、ま
た、チューブ20の先端に装着したコネクター21にカテー
テル19の基端を嵌入してカテーテル19とチューブ20を接
続し、上記カテーテル19とチューブ20で患者の静脈とポ
ンプAの吸液側とを連結する脱血管路13を形成するよう
に構成されている。実施例のコネクター21は差込式のク
イックコネクターを使用しているが、これは他の形式の
ものを任意で選択して採用し得るものである。
人工肺Cは体外循環する静脈血から炭酸ガスを除去して
酸素を付加するもので、この人工肺Cとしては、血流抵
抗の少ない小型高性能の膜型人工肺がすでに開発されて
いるので、それを採用するのが最適であるが、回転円板
型、スクリーン型、気泡型その他人工肺も利用可能であ
る。この人工肺Cは、肺Cの血液の入口22側をポンプA
の送液側と連結して配設するもので、実施例では、連結
管23、クイックコネクターその他のコネクター24、連結
管25を介し、弁7の口管14と人工肺Cの入口22を連結す
るように構成してある。
酸素を付加するもので、この人工肺Cとしては、血流抵
抗の少ない小型高性能の膜型人工肺がすでに開発されて
いるので、それを採用するのが最適であるが、回転円板
型、スクリーン型、気泡型その他人工肺も利用可能であ
る。この人工肺Cは、肺Cの血液の入口22側をポンプA
の送液側と連結して配設するもので、実施例では、連結
管23、クイックコネクターその他のコネクター24、連結
管25を介し、弁7の口管14と人工肺Cの入口22を連結す
るように構成してある。
上記人工肺Cで血液のガス交換を行なうガスは100%酸
素が理想的であるが、空気でも良い。そして、酸素ガス
を使用する場合には、第1図示のように、ガスボンベ26
を人工肺Cのガス入口27と接続して行なう。これにより
酸素ガスは入口27から人工肺Cに圧入されて血液のガス
交換をし、ガス出口28から排気する。また、空気を使用
する場合には、足踏み式のふいご(図示せず)をガス入
口27に接続し、或いは吸入装置(図示せず)をガス出口
28に接続して行なえば良い。なお、ふいごや吸入装置な
どの道具がない場合には、人工肺のガス出口28にチュー
ブを接続し、蘇生実施者が口で吸引して人工肺Cを空気
で換気しても良い。
素が理想的であるが、空気でも良い。そして、酸素ガス
を使用する場合には、第1図示のように、ガスボンベ26
を人工肺Cのガス入口27と接続して行なう。これにより
酸素ガスは入口27から人工肺Cに圧入されて血液のガス
交換をし、ガス出口28から排気する。また、空気を使用
する場合には、足踏み式のふいご(図示せず)をガス入
口27に接続し、或いは吸入装置(図示せず)をガス出口
28に接続して行なえば良い。なお、ふいごや吸入装置な
どの道具がない場合には、人工肺のガス出口28にチュー
ブを接続し、蘇生実施者が口で吸引して人工肺Cを空気
で換気しても良い。
送血管路Dは、脱血管路Bと同様の素材で造った送血カ
テーテル29と送血チューブ30とで構成されている。そし
て、チューブ30の基端を人工肺Cの血液の出口22aと接
続し、また、チューブ30の先端に装着したクイックコネ
クターその他のコネクター31にカテーテル29の基端を嵌
入してカテーテル29とチューブ30を接続し、上記カテー
テル29とチューブ30で患者の動脈と人工肺Cの出口22a
とを連結する送液管路Dを形成するように構成してあ
る。
テーテル29と送血チューブ30とで構成されている。そし
て、チューブ30の基端を人工肺Cの血液の出口22aと接
続し、また、チューブ30の先端に装着したクイックコネ
クターその他のコネクター31にカテーテル29の基端を嵌
入してカテーテル29とチューブ30を接続し、上記カテー
テル29とチューブ30で患者の動脈と人工肺Cの出口22a
とを連結する送液管路Dを形成するように構成してあ
る。
実施例の体外循環蘇生装置は上記のように構成したもの
で、次にその使用方法および動作等につき説明する。本
考案の装置はディスポーザブル(但し、人工肺は使い捨
て用でない場合もある)になっており、脱血および送血
カテーテル19、29を装置から取り外し、脱血チューブ20
と送血チューブ30を接続した状態で滅菌保存して置く
(カテーテル19、29は別に滅菌保存してある汎用のもの
を使用)。そこで、使用時に第5図示のように、脱血チ
ューブ20と送血チューブ30の先端にチューブ32、33(こ
のチューブ32、33も滅菌してあるものを使用)を接続
し、両チューブ32、33の先端をヘパリン加乳酸加リンゲ
ル液を封入してある瓶34の中に挿入する。そして、この
状態でポンプAを繰り返して圧迫することにより回路内
の空気は除去され、液体(上記リンゲル液)で充填され
る。この作業と並行して人停止患者35の大腿静脈と大腿
動脈に脱血および送血カテーテル19、29を穿刺法あるい
は皮膚切開法で挿入し、静脈と動脈の血液体外バイパス
回路を形成するための脱血および送血用の接続ルートを
確保する。この際、カテーテル19、29内の空気は常法に
より除去してある。なお、脱血ルート側は、カテーテル
19を頸静脈に上記と同様の方法で挿入しても良い。
で、次にその使用方法および動作等につき説明する。本
考案の装置はディスポーザブル(但し、人工肺は使い捨
て用でない場合もある)になっており、脱血および送血
カテーテル19、29を装置から取り外し、脱血チューブ20
と送血チューブ30を接続した状態で滅菌保存して置く
(カテーテル19、29は別に滅菌保存してある汎用のもの
を使用)。そこで、使用時に第5図示のように、脱血チ
ューブ20と送血チューブ30の先端にチューブ32、33(こ
のチューブ32、33も滅菌してあるものを使用)を接続
し、両チューブ32、33の先端をヘパリン加乳酸加リンゲ
ル液を封入してある瓶34の中に挿入する。そして、この
状態でポンプAを繰り返して圧迫することにより回路内
の空気は除去され、液体(上記リンゲル液)で充填され
る。この作業と並行して人停止患者35の大腿静脈と大腿
動脈に脱血および送血カテーテル19、29を穿刺法あるい
は皮膚切開法で挿入し、静脈と動脈の血液体外バイパス
回路を形成するための脱血および送血用の接続ルートを
確保する。この際、カテーテル19、29内の空気は常法に
より除去してある。なお、脱血ルート側は、カテーテル
19を頸静脈に上記と同様の方法で挿入しても良い。
次いで、液体を充填した装置からチューブ32、33を取り
外し、脱血チューブ20のコネクター21に脱血カテーテル
19を、また、送血チューブ30のコネクター31に送血カテ
ーテル29を接続する。そこで、この状態でポンプAのバ
ッグ1を手で握って圧迫すると、バッグ1の室2内の充
填液は送液口から室外に送出され、人工肺Cへ送られる
ので、人工肺C内の充填液は追い出され、送血管路Dを
通って動脈へ送られる(この際、管路D内の液も送られ
る)。そして、バッグ1の圧迫を解除すると、バッグ1
は自己膨張し、室2内は減圧されるので、上記送り出し
た分量の液体が吸液口3から室2内に吸入される。この
ようにして、バッグ1を数回圧迫すると、バイパス回路
内の充填液は無くなって、静脈血が体外循環し、人工肺
でガス交換され、動脈へ戻される。したがって、バッグ
1の圧迫を繰り返すことにより、酸素加された血液を
脳、心臓その他の臓器へ送ることができる。
外し、脱血チューブ20のコネクター21に脱血カテーテル
19を、また、送血チューブ30のコネクター31に送血カテ
ーテル29を接続する。そこで、この状態でポンプAのバ
ッグ1を手で握って圧迫すると、バッグ1の室2内の充
填液は送液口から室外に送出され、人工肺Cへ送られる
ので、人工肺C内の充填液は追い出され、送血管路Dを
通って動脈へ送られる(この際、管路D内の液も送られ
る)。そして、バッグ1の圧迫を解除すると、バッグ1
は自己膨張し、室2内は減圧されるので、上記送り出し
た分量の液体が吸液口3から室2内に吸入される。この
ようにして、バッグ1を数回圧迫すると、バイパス回路
内の充填液は無くなって、静脈血が体外循環し、人工肺
でガス交換され、動脈へ戻される。したがって、バッグ
1の圧迫を繰り返すことにより、酸素加された血液を
脳、心臓その他の臓器へ送ることができる。
第6図および第7図は弾性バッグ加圧型の液体吸入・送
給ポンプAのそれぞれ別実施例を示すもので、第6図の
実施例では、弾性バッグ1を概略楕円形の球状に形成
し、楕円球状体8aのほゞ中央外周壁に環状の弾性鍔状
体10aを突設して復元手段5を構成し、また、第7図の
実施例では、弾性バッグ1を第2図の実施例と同形に形
成し、円筒体8の中央部近くの外周壁面に複数本(図示
では2本)の環状の弾性鍔状体10bを突設して復元手段
5を構成して成り、他の構成は上述した実施例と同様で
あり、図中、同一符号を付した部分は同一構成部分を示
すものである。
給ポンプAのそれぞれ別実施例を示すもので、第6図の
実施例では、弾性バッグ1を概略楕円形の球状に形成
し、楕円球状体8aのほゞ中央外周壁に環状の弾性鍔状
体10aを突設して復元手段5を構成し、また、第7図の
実施例では、弾性バッグ1を第2図の実施例と同形に形
成し、円筒体8の中央部近くの外周壁面に複数本(図示
では2本)の環状の弾性鍔状体10bを突設して復元手段
5を構成して成り、他の構成は上述した実施例と同様で
あり、図中、同一符号を付した部分は同一構成部分を示
すものである。
第6図、第7図の実施例のポンプAは上記のように構成
したもので、これらポンプAは上述した実施例のポンプ
と同様に機能する。
したもので、これらポンプAは上述した実施例のポンプ
と同様に機能する。
なお、弾性バッグ1の復元手段5としては、バッグ1を
全体的に肉厚に形成して反発力を付与させるように構成
しても良いが、このように構成すると、復元力はある
が、バッグを圧迫する際に力を強くする必要があり、蘇
生実施者が疲れる問題が生じる。
全体的に肉厚に形成して反発力を付与させるように構成
しても良いが、このように構成すると、復元力はある
が、バッグを圧迫する際に力を強くする必要があり、蘇
生実施者が疲れる問題が生じる。
また、バッグ1の圧迫は適当なバッグ加圧用具を用いて
行なうように構成することも可能であり、その際、バッ
グ1の復元手段5は加圧用具に取り付けた復元用のバネ
の作用を利用するように構成することも可能である。
行なうように構成することも可能であり、その際、バッ
グ1の復元手段5は加圧用具に取り付けた復元用のバネ
の作用を利用するように構成することも可能である。
本考案は以上説明したように構成したもので、本考案に
よれば次のような効果を奏する。
よれば次のような効果を奏する。
(1)装置がコンパクトで軽量であるから、患者の側へ直
ぐに持ち運んで使用することができる。
ぐに持ち運んで使用することができる。
(2)心停止患者に迅速にセットして短時間で血液体外循
環を開始することができる。
環を開始することができる。
(3)野外や乗物の中などのように電気配線がない場所で
も使用することができる。
も使用することができる。
(4)バッグを加圧して静脈血を体外で強制循環させるよ
うに構成してあるので、落差脱血の必要がなく、したが
って、床に倒れたままの患者に対しても使用することが
できる。
うに構成してあるので、落差脱血の必要がなく、したが
って、床に倒れたままの患者に対しても使用することが
できる。
(5)装置が簡素化されているので、従来装置に比べ安価
に量産できる。
に量産できる。
第1図ないし第5図は本考案に係る体外循環蘇生装置の
1実施例を示すもので、第1図は血液の体外循環を行な
っている状態を示す装置全体の概略構成図、第2図は同
上装置の弾性バッグ加圧型の液体吸入・送給ポンプを示
す一部を切り欠いた側面図、第3図は第2図のI−I線
断面図、第4図は同上装置の一方向弁の縦断面図、第5
図は同上装置に液体を充填してバイパス回路内の空気を
除去する状態を示す説明図であり、第6図および第7図
は弾性バッグ加圧型の液体吸入・送給ポンプのそれぞれ
別実施例を示す側面図である。 A……弾性バッグ加圧型の液体吸入・送給ポンプ B……脱血管路 C……人工肺 D……送血管路 1……弾性バッグ 2……液体蓄積室 3……吸液口 4……送液口 5……復元手段 6、7……一方向弁
1実施例を示すもので、第1図は血液の体外循環を行な
っている状態を示す装置全体の概略構成図、第2図は同
上装置の弾性バッグ加圧型の液体吸入・送給ポンプを示
す一部を切り欠いた側面図、第3図は第2図のI−I線
断面図、第4図は同上装置の一方向弁の縦断面図、第5
図は同上装置に液体を充填してバイパス回路内の空気を
除去する状態を示す説明図であり、第6図および第7図
は弾性バッグ加圧型の液体吸入・送給ポンプのそれぞれ
別実施例を示す側面図である。 A……弾性バッグ加圧型の液体吸入・送給ポンプ B……脱血管路 C……人工肺 D……送血管路 1……弾性バッグ 2……液体蓄積室 3……吸液口 4……送液口 5……復元手段 6、7……一方向弁
Claims (1)
- 【請求項1】弾性バッグ加圧型の液体吸入・送給ポンプ
と、該ポンプの吸液側と静脈とを連結する脱血管路と、
入口側を上記ポンプの送液側と連結して配設する人工肺
と、該人工肺の出口側と動脈とを連結する送液管路とを
有し、 上記ポンプは、弾性素材で造られ、内部を液体蓄積室に
形成し、該室の一端に吸液口、他端に送液口を形成した
弾性バッグと、該バッグを自己復元(膨張)させる復元
手段と、上記吸液口側に介装され、上記蓄積室内へのみ
液体の流入を許容する一方向弁と、上記送液口側に介装
され、上記蓄積室外へのみ液体の流出を許容する一方向
弁とを具備して構成されており、 上記脱血管路、弾性バッグ、人工肺および送血管路で静
脈と動脈の血液体外バイパス回路を形成するように構成
したことを特徴とする、 体外循環蘇生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5524190U JPH0628111Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 体外循環蘇生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5524190U JPH0628111Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 体外循環蘇生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0413146U JPH0413146U (ja) | 1992-02-03 |
| JPH0628111Y2 true JPH0628111Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31578017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5524190U Expired - Lifetime JPH0628111Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 体外循環蘇生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628111Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114904127A (zh) * | 2021-02-07 | 2022-08-16 | 浙江清华柔性电子技术研究院 | 用于缓解淋巴水肿的引流装置 |
| CN117379619B (zh) * | 2023-11-21 | 2025-03-04 | 张家港市沙工医疗器械科技发展有限公司 | 一种带有血液外渗监测模块的血液体外净化管路 |
-
1990
- 1990-05-25 JP JP5524190U patent/JPH0628111Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0413146U (ja) | 1992-02-03 |
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