JPH06281164A - 電気こたつの人体センサ - Google Patents

電気こたつの人体センサ

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JPH06281164A
JPH06281164A JP7246393A JP7246393A JPH06281164A JP H06281164 A JPH06281164 A JP H06281164A JP 7246393 A JP7246393 A JP 7246393A JP 7246393 A JP7246393 A JP 7246393A JP H06281164 A JPH06281164 A JP H06281164A
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human body
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optical path
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JP7246393A
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Inventor
Takeshi Fujita
健 藤田
Takeshi Fukunaga
武士 福永
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気こたつの本体型枠を支持する支持脚間を
巡る光路の末端に位置する受光部における十分な受光量
を確保し、この受光結果に基づく使用者の存否検出を正
確に行い得るようにする。 【構成】 本体型枠2の4隅を支持する4本の支持脚
1,1…の内の1本に発光部10及び受光部11を、他の3
本に凹面鏡12,12,12を夫々設ける。発光部10が本体型
枠2の長辺に沿って出射する発光を凹面鏡12,12,12に
より順次反射し、支持脚1,1…間を本体型枠2の各辺
に沿って一巡して受光部11に戻る光路Aを形成し、この
光路A上の伝播光を受光部11に受光させる。使用者の存
否は、本体型枠2の各辺に沿って着座する使用者により
光路Aが遮断されたとき受光部11の受光量が減少するこ
とを利用して検出する。光路A上での反射が凹面鏡12,
12,12により光束の絞りを伴って行われるため、本体型
枠2の各辺を巡る長大な光路Aを伝播した後においても
末端の受光部11では、定常的に十分な受光量が得られ、
この受光量の変化による使用者の存否判定が正確に行え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用の電気こたつに
おいて使用者の存否を検出すべく用いる人体センサに関
する。
【0002】
【従来の技術】家庭用の手軽な暖房器具として広く普及
している電気こたつは、ヒータユニットを保持する本体
型枠を複数の支持脚により床面上に支持し、これらを覆
うように掛けられたこたつ布団を介して本体型枠上に天
板を載置して用いられる。
【0003】前記ヒータユニットには、熱源となるヒー
タと共に、こたつ布団により囲われた本体型枠下の暖房
空間内に前記ヒータの発熱を循環させる送風ファン、該
送風ファンが送り出す温風の向きを変更するルーパ等が
備えられており、近年においては、常に快適な使用状態
を得るべく、前記ヒータの入切による温度制御に加え
て、前記送風ファンの回転調節による循環温風の風量制
御、及び前記ルーパの動作調節による循環温風の風向制
御が実施されている。
【0004】また一方、電気こたつにおいては、本体型
枠下の前記暖房空間がこたつ布団により覆われており、
外側からの観察が不可能であることから、電源スイッチ
がオンされたまま使用者がいない状態で放置されること
がある。このような放置は、省エネルギの面から好まし
くないのみならず、前記暖房空間の過熱を招き、最終的
に火災を引き起こす虞さえある。そこで特開昭59−1318
51号公報に開示された電気こたつにおいては、使用者の
存否を検出するセンサ(人体センサ)を設け、この人体
センサの検出結果をヒータの温度制御に反映させて、使
用者が存在しない場合にはヒータの加温程度を緩めるこ
とにより前述した難点を解消しようとしている。
【0005】前記人体センサは、本体型枠を支持する複
数の支持脚間に光路を形成し、該光路の末端に配した受
光部の受光量が使用者の身体の一部による前記光路の遮
断に応じて減少することを利用として使用者の存否を検
出する構成となっている。前記光路の形成態様について
は、前記特開昭59−131851号公報中に種々開示されてい
る。
【0006】第1の形成態様は、複数の支持脚の夫々に
発光部及び受光部を設け、各支持脚の発光部が本体型枠
の辺に沿って発する発光を相隣する支持脚の受光部によ
り捉えるものであり、第2の形成態様は、本体型枠の対
角線上に対をなす支持脚の一方に発光部を、他方に受光
部を夫々設け、各発光部が対角線に沿って発する発光を
対応する受光部により捉えるものであり、第3の形成態
様は、1本の支持脚に発光部及び受光部を設け、他の支
持脚の夫々にプリズム(反射体)を取り付け、前記発光
部が本体型枠の一辺に沿って発する発光を他の支持脚の
反射体により順次反射し、各辺に沿って支持脚間を巡る
光路を形成し、この光路の末端に位置することになる前
記受光部により捉えるようにしたものである。
【0007】これらの形成態様の内、第1の形成態様を
採用した場合、矩形の本体型枠を一般的な電気こたつに
おいては、4隅を支持する4本の支持脚の夫々に発光部
及び受光部を必要として製品コストの上昇を招く難点が
あり。また第2の形成態様を採用した場合、発光部及び
受光部の個数は減るが、支持脚の対角線上に形成される
光路が暖房空間の中心部に偏り、多くの場合、本体型枠
の各辺に沿って着座することになる使用者の存否を誤検
出する虞が大きい。
【0008】これらに対し第3の形成態様は、各1個の
発光部及び受光部を必要とするのみであり、また本体型
枠の各辺に沿う光路が形成されることから、使用者の存
否が誤検出される虞も少なく望ましいものであると言え
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、第3の形成
態様を採用する場合、即ち、複数の支持脚の反射体によ
り各支持脚間を巡る光路を形成する場合、発光部の発光
は、本体型枠の外周に略相当する光路を辿って受光部に
達する一方、近年の電気こたつは、本体型枠及びこれの
上部の天板が大面積化し、これに伴って前記光路が長大
化するする傾向にある。従って、最終的に前記受光部に
到達する光量がわずかとなり、該受光部での受光結果に
基づいて行われる使用者の存否の判定に誤りを生じる虞
がある。
【0010】受光部での受光量の確保は、前記第1の形
成態様を採用することにより改善されるが、この場合、
前述した如く、複数の発光部及び受光部が必要となり、
製品コストの上昇を招く上、夫々の発光部及び受光部の
取り付けに多大の工数を要する難点がある。
【0011】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、各1つの発光部及び受光部を用いて複数の支持
脚間を巡る光路を形成する構成において、受光部におけ
る受光量を十分に確保でき、この受光結果に基づく使用
者の存否判定を正確に行い得る人体センサを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気こたつ
の人体センサは、ヒータユニットを保持する本体型枠を
複数の支持脚により床面上に支持してなる電気こたつに
装備され、発光部と、該発光部の発光を反射して各支持
脚間を巡る光路を形成する複数の反射体と、該光路の末
端にて前記反射光を受光する受光部とを備え、該受光部
の受光結果に基づいて使用者の存否を検出する電気こた
つの人体センサにおいて、前記反射体の一部又は全部と
して、凹面鏡を用いてあることを特徴とする。
【0013】更に加えて、前記反射体として前記支持脚
の表面を利用すること、また前記光路は、前記床面から
所定の高さ位置に、該床面と略平行をなして形成してあ
ることを夫々特徴とする。
【0014】
【作用】本発明においては、複数の支持脚間を巡る光路
を形成する反射体として凹面鏡を用い、発光部の発光を
夫々の凹面鏡での反射により逐次光束を絞りつつ受光部
に到達させ、該受光部での十分な受光量を確保する。
【0015】更に、支持脚の表面自体を反射体として利
用し、支持脚への装着後における反射体の脱落又は位置
ずれをなくして人体センサとしての正常な機能を確保す
ると共に、前記装着のための工数を削減する。また。支
持脚間の光路を床面から所定の高さ位置に平行に形成し
て、床面からの反射の影響による誤検出を未然に防止す
る。
【0016】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は本発明に係る人体センサを備えた電
気こたつの側断面図、図2は下方からの平面図である。
【0017】電気こたつは、矩形をなす本体型枠2を、
これの4隅に着脱自在に取り付けた支持脚1,1…によ
り床面3上に支持してなり、これらの上部に、全体を覆
う態様にこたつ布団4を掛け、該こたつ布団4を介して
本体型枠2上に天板5を載置して用いられる。本体型枠
2は、下面の略中央にヒータユニット6を保持してお
り、該ヒータユニット6は、熱源となるヒータ、循環風
を起風する送風ファン、及び前記循環風の風向を変更す
るルーパを内蔵している。
【0018】以上の如き電気こたつは、図示しない商用
電源からの給電によりヒータユニット6のヒータ、送風
ファン及びルーパを夫々動作させ、送風ファンの起風を
ヒータに接触させて温風となし、ルーパにより定まる方
向に送り出して、こたつ布団4により周囲を囲われた本
体型枠2下の暖房空間内に循環せしめ、該暖房空間を速
やかに暖める動作をなす。またこの間、常に快適な使用
状態を得るべく、本体型枠2の適宜位置に取り付けたヒ
ータ制御部7の動作により、前記ヒータの入切により設
定温度を維持する温度制御と共に、前記送風ファンの回
転調節による循環温風の風量制御、及び前記ルーパの動
作調節による循環温風の風向制御が実施される。
【0019】本発明に係る人体センサは、本体型枠2を
支持する4本の支持脚1,1…の内の1本に発光部10及
び受光部11を、他の3本に凹面鏡12,12,12を夫々備
え、これらにより、図1に示す如く床面3から所定の高
さ(=H)位置にて該床面3と略平行をなし、また図2
中に矢符により示す如く、本体型枠2の各辺に沿って各
支持脚1,1…間を一巡する光路Aを形成してなる。
【0020】図3は、発光部10及び受光部11を備えた支
持脚1の外観斜視図である。図示の如くこの支持脚1
は、暖房空間の内側に面して3角形状をなす突起13を備
えている。本体形枠2の長辺及び短辺に夫々直交する前
記突起13の両側面には、発光窓14及び受光窓15が形成し
てあり、前記発光部10及び受光部11は、支持脚1の内部
に固設され、前記発光窓14及び受光窓15に夫々臨ませて
ある。
【0021】発光部10は、発光ダイオード(LED)
等、電気的な入力に応じて所定の発光を行う素子であ
り、また受光部11は、フォトトランジスタ等、受光に応
じて電気的な出力を発する素子であればよく、これら
は、支持脚1の内部に埋設されたリード線を介して該支
持脚1の上端面に並設された接続端子16,16…に各別に
接続してある。これらの接続端子16,16…は、本体形枠
2への支持脚1の取り付けにより、該本体形枠2側の対
応する端子(図示せず)と接続され、発光部10への入力
の印加及び受光部11の出力の取り出しは、前記接続端子
16,16…を介して行われるようになしてある。
【0022】図4は、凹面鏡12を備えた支持脚1の外観
斜視図である。凹面鏡12は、全方向に所定の曲率を有
し、球面の一部をなす鏡面を有する反射体であり、支持
脚1の前記暖房空間の内側を向く一面に固設されてい
る。
【0023】以上の如く構成された人体センサにおい
て、前記発光部10からの発光は、発光窓14を経て本体型
枠2の一辺(長辺)に沿って出射され、該長辺の逆側に
相隣する支持脚1に達し、該支持脚1に備えられた凹面
鏡12により略直角をなして反射され、更に他の2本の支
持脚1,1に備えられた凹面鏡12,12により同様に反射
されて、本体型枠2の各辺に沿う前記光路Aを辿って最
初の支持脚1に戻り、該支持脚1に開口する前記受光窓
15を経て受光部11に到達する。
【0024】図5は、光路Aの実際の形成態様を示す平
面図である。図示の如く、発光部10からの発光は、出射
方向に相隣する支持脚1まで間は、所定の拡がりを有す
る光束として到達するが、この後は、各支持脚1に備え
られた凹面鏡12での反射により、徐々に絞られつつ光路
Aに沿って進み、該光路Aの末端に位置する受光部11の
受光面に集光される。従って、受光部11には、発光部10
からの発光の略全量が到達することになり、この受光に
応じた受光部11の出力は、十分なレベルを有するものと
なる。
【0025】受光各支持脚1の凹面鏡12の曲率は、これ
らによる3回の反射の後、受光部11上に焦点を結ぶよう
に選定するのが望ましいが、実際上は、受光部11への到
達時における光束が、該受光部11の受光面の大きさより
も小さい程度にまで絞られていることで十分であり、凹
面鏡12の曲率選定を厳密に行う必要はない。また、反射
用の3本の支持脚1,1,1の全てに凹面鏡12,12,12
を備える必要はなく、1本又は2本の支持脚1に凹面鏡
12を備え、他の2本又は1本の支持脚1には通常の平面
鏡を固設してもよい。例えば、受光窓15に対向する支持
脚1にのみ凹面鏡12を取り付ける場合、該凹面鏡12は、
これの中心から受光部11までの距離に略相当する焦点距
離を有しておればよく、曲率選定が容易となる。
【0026】また前記凹面鏡12は、一般的には、支持脚
1と別体に構成された鏡板を、接着等の接合手段により
前記一面に後付けすることにより構成されるが、前記一
面の所定位置に凹部を形成しておき、この凹部に光反射
率の高い塗装を施すことにより、支持脚1の表面の一部
を凹面鏡12として利用することも可能である。このよう
にした場合、各凹面鏡12の反射率は低下するが、夫々の
支持脚1において凹面鏡12の脱落又は位置ずれが生じる
虞がなくなり、前記光路Aの不安定化を防ぐことができ
る。
【0027】以上の如く形成される光路Aは、本体型枠
2の各辺のやや内側に沿っており、また前述の如く、床
面3から所定の高さ位置にて該床面3と略平行をなして
いるから、本体型枠2の各辺に沿って着座した使用者の
身体の一部が前記暖房空間内に差し込まれた場合、これ
により確実に遮断される。そして、この遮断が光路A上
の適宜位置にて生じた場合、該光路Aの末端に位置する
受光部11への到達光は大幅に減少し、該受光部11の受光
量は殆ど零となる一方、前記遮断が生じていないときの
受光部11の受光量は、前述した如く十分に確保されてい
るから、受光部11の受光量を監視することにより使用者
の存否を確実に検出し得る。
【0028】床面3上の光路Aの高さHは、電気こたつ
の一般的な使用状態において光路Aの遮断が確実に行わ
れ、また床面3での反射が受光部11での受光量に影響を
与えないことを考慮し、5〜40cmの範囲内で設定すれば
よい。
【0029】図6は、本発明に係る人体センサを備えた
電気こたつの制御系のブロック図である。図示の如く発
光部10は、アンプ回路20を介して前記ヒータ制御部7の
出力側に接続されており、運転中にヒータ制御部7から
断続的に又は連続的に与えられる動作指令に応じて発光
するようになしてある。一方、前記発光部10の発光を凹
面鏡12での反射を経て受光する受光部11の出力は、波形
処理回路21を経てヒータ制御部7に与えられている。な
お、発光部10及び受光部11とヒータ制御部7との接続
は、前記接続端子16,16…を介して行われている。
【0030】ヒータ制御部7の入力側にはまた、電源ス
イッチ、温度設定スイッチ等、運転操作のため各種スイ
ッチを含む操作部22が接続されており、更にヒータ制御
部7の出力側には、ヒータ、送風ファン及びルーパを備
えた前記ヒータユニット6が接続されている。
【0031】ヒータ制御部7は、本体型枠2下の暖房空
間を、使用者により前記操作部22に設定された目標温度
に維持すべくヒータユニット6を制御する基本的な動作
を行うと共に、波形処理回路21を介して与えられる受光
部11の出力、即ち、受光部11の受光量を常時監視し、こ
の受光量により使用者の存否を判定して、この判定結果
に基づいて図7に示すフローチャートに示す動作を行
う。
【0032】即ち、ヒータ制御部7は、操作部22の電源
スイッチのオン操作に伴って動作を開始し、まず前述の
如く、発光部10に動作指令を発して該発光部10に発光動
作を行わせ(ステップ1)、この発光後の受光部11の出
力を取り込み、受光の有無を判定する(ステップ2)。
【0033】受光部11の出力は、前述した如く使用者の
存否に関連し、使用者が存在している場合には殆ど零と
なる。従って、ステップ2での判定は、使用者の存否の
判定に相当し、受光部11での受光が有り、即ち、使用者
が存在しないと判定された場合、ヒータ制御部7は、第
2のカウンタT2 をリセットすると共に第1のカウンタ
1 のカウントを行わせ(ステップ3)、次いで、カウ
ンタT1 のカウント値を調べ(ステップ4)、カウント
値が所定値t1 未満である場合にはステップ1に戻り、
1 以上である場合にはステップ5に進み、ヒータユニ
ット6にパワーダウン指令を発し、前記第1のカウンタ
1 をリセット(ステップ6)してステップ1に戻る。
【0034】一方、ステップ2において、受光部11での
受光量が零、即ち、使用者が存在すると判定された場
合、ヒータ制御部7は、前記第1のカウンタT1 をリセ
ットすると共に第2のカウンタT2 のカウントを行わせ
(ステップ7)、次いで、カウンタT2 のカウント値を
調べて(ステップ8)、カウント値が所定値t2 未満で
ある場合にはステップ1に戻り、t2 以上である場合に
はステップ9に進み、ヒータユニット6にパワーアップ
指令を発し、更に前記第2のカウンタT2 をリセット
(ステップ10)してステップ1に戻る。
【0035】使用者が存在しないと判定された場合に発
せられるパワーダウン指令は、使用者により操作部22に
設定される前記目標温度を下げる指令であり、使用者が
存在しない状態が継続した場合、ヒータユニット6の制
御、即ち、ヒータの入切による温度制御、送風ファンの
回転速度調節による循環温風の風量制御、及びルーパの
動作による温風の風向制御が、パワーダウン指令に従っ
て徐々に低下する目標温度に対して行われるようにな
り、本体型枠2下の暖房空間の温度は下がり、省エネル
ギと、暖房空間の過熱防止とが達成される。
【0036】逆に、使用者が存在すると判定された場合
に発せられるパワーアップ指令は、前記目標温度を上げ
る指令であり、この指令は、使用者により操作部22に設
定される目標温度を上限として行われる。即ち、使用者
が存在しない状態から使用者が存在する状態への移行後
においては、ヒータユニット6の制御が、パワーアップ
指令に従って徐々に上昇する目標温度に対して行われる
ようになり、本体型枠2下の暖房空間の温度は、速やか
に所望の温度にまで上昇する。
【0037】また、以上の如きパワーダウン指令及びパ
ワーアップ指令は、使用者の存否状態が、カウンタT1
及びT2 における所定のカウント(t1 又はt2 )の間
継続することを条件として発せられるようになしてあ
る。これは、短時間の不在によりパワーダウン指令が発
せられ、その後の帰還に応じてパワーアップ指令が発せ
られるという無為な制御動作を防ぐためのものであり、
特に、使用者の不在時にパワーダウン指令が発せられる
までの待ち時間t1 は、5分前後の十分に長い時間とす
るのがよい。
【0038】以上の如きヒータ制御部7の動作により、
使用時には、本体型枠2下の暖房空間を快適な環境に維
持できるようになる一方、使用者の不在時、即ち、非使
用時には、エネルギの無駄を防ぎ、また過熱の発生を未
然に防止できるようになる。なおこのことは、前述の如
く、凹面鏡12,12,12での反射により受光部11での十分
な受光量が確保されることに加えて、光路Aが床面3か
ら所定の高さ位置にあり、該床面3からの反射の影響を
なくし得るようにした本発明に係る人体センサを用い、
使用者の存否を確実に検出することにより達成できるも
のである。
【0039】なお、本発明に係る人体センサの検出結果
は、図7に示すフローチャートに従うヒータユニット6
の制御への利用に限るものではなく、例えば、より単純
に、加熱用ヒータのオンオフ制御に利用してもよく、ま
た、使用者の不在時に電源スイッチの切り忘れを報知す
るための警報の発生に利用することもできる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る電気こた
つの人体センサにおいては、複数の支持脚間に備えられ
た凹面鏡の反射により各支持脚を巡る光路を形成したか
ら、発光部の発光が夫々の凹面鏡での反射により集光さ
れて受光部に到達し、該受光部での十分な受光量が確保
でき、前記光路の遮断時に十分な大きさの受光量変化が
生じるようになり、使用者の存否の検出が確実に行え
る。
【0041】また、支持脚の表面を利用して反射体たる
凹面鏡を構成したから、該反射体の脱落又は位置ずれが
なく、人体センサとしての正常な機能を確保でき、更
に、支持脚間の光路を床面から所定の高さ位置に略平行
に形成したから、床面からの反射の影響を受けることが
ない等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人体センサを備えた電気こたつの
側断面図である。
【図2】本発明に係る人体センサを備えた電気こたつの
下方からの平面図である。
【図3】発光部及び受光部を備える支持脚の外観斜視図
である。
【図4】凹面鏡を備える支持脚の外観斜視図である。
【図5】本発明に係る人体センサにおける支持脚間での
光路の形成態様を示す模式図である。
【図6】本発明に係る人体センサを備えた電気こたつの
制御系のブロック図である。
【図7】本発明に係る人体センサの検出結果に基づくヒ
ータ制御の一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 支持脚 2 本体型枠 3 床面 6 ヒータユニット 7 ヒータ制御部 10 発光部 11 受光部 12 凹面鏡

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータユニットを保持する本体型枠を複
    数の支持脚により床面上に支持してなる電気こたつに装
    備され、発光部と、該発光部の発光を反射して各支持脚
    間を巡る光路を形成する複数の反射体と、該光路の末端
    にて前記反射光を受光する受光部とを備え、該受光部の
    受光結果に基づいて使用者の存否を検出する電気こたつ
    の人体センサにおいて、前記反射体の一部又は全部とし
    て、凹面鏡を用いてあることを特徴とする電気こたつの
    人体センサ。
  2. 【請求項2】 前記反射体として前記支持脚の表面を利
    用する請求項1記載の電気こたつの人体センサ。
  3. 【請求項3】 前記光路は、前記床面から所定の高さ位
    置に、該床面と略平行をなして形成してある請求項1又
    は請求項2記載の電気こたつの人体センサ。
JP7246393A 1993-03-30 1993-03-30 電気こたつの人体センサ Pending JPH06281164A (ja)

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