JPH06281365A - 金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置 - Google Patents
金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置Info
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- JPH06281365A JPH06281365A JP9683793A JP9683793A JPH06281365A JP H06281365 A JPH06281365 A JP H06281365A JP 9683793 A JP9683793 A JP 9683793A JP 9683793 A JP9683793 A JP 9683793A JP H06281365 A JPH06281365 A JP H06281365A
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Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の過酷で危険で、且つ信頼性に欠ける、
人手による溶湯の温度測定作業に代わって、随時必要な
時、又は連続的に溶湯の温度測定を行うことができ、ま
た地金、スクラップ及び溶材等の炉中への装入時や装入
した材料が溶け落ちる際における崩落によって温度測定
用プローブが損傷せられたりする可能性の少ない金属溶
解用電気炉における溶湯温度連続測定装置の提供を目的
とする。 【構成】 電気炉1の側壁2の一部を突出させると共に
その突出部3の上面に温度測定用の開口4を設け、且つ
前記開口4を介して温度測定用のプローブ10を前記電気
炉1内外において上下させる昇降手段30と、この昇降手
段自体30を前記温度測定用のプローブ10と共に溶湯温度
測定位置から退避自在とする移動手段とを設けた。
人手による溶湯の温度測定作業に代わって、随時必要な
時、又は連続的に溶湯の温度測定を行うことができ、ま
た地金、スクラップ及び溶材等の炉中への装入時や装入
した材料が溶け落ちる際における崩落によって温度測定
用プローブが損傷せられたりする可能性の少ない金属溶
解用電気炉における溶湯温度連続測定装置の提供を目的
とする。 【構成】 電気炉1の側壁2の一部を突出させると共に
その突出部3の上面に温度測定用の開口4を設け、且つ
前記開口4を介して温度測定用のプローブ10を前記電気
炉1内外において上下させる昇降手段30と、この昇降手
段自体30を前記温度測定用のプローブ10と共に溶湯温度
測定位置から退避自在とする移動手段とを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属を溶解する電気炉
における溶湯の温度連続測定装置に関する。
における溶湯の温度連続測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記電気炉における溶湯の温度測
定においては、電気炉の側壁の一部に設けられる地金、
スクラップ、溶材等を装入する作業扉を開閉して、人手
によって耐火材等で被覆した熱電対を電気炉内の溶湯中
に挿入し、溶湯の温度測定を間欠的に行っていた。
定においては、電気炉の側壁の一部に設けられる地金、
スクラップ、溶材等を装入する作業扉を開閉して、人手
によって耐火材等で被覆した熱電対を電気炉内の溶湯中
に挿入し、溶湯の温度測定を間欠的に行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
人手による温度測定作業は、作業者が作業扉を開放した
高熱の場所に接近し、耐火材で被覆された重い温度測定
用プローブを炉中に挿入するという極めて過酷で危険を
伴う作業であった。従って、出湯前の溶湯の温度管理
上、頻繁に温度測定が必要とされる場合においても、簡
単には測定回数を増すようなことは出来ない等の欠点が
あった。
人手による温度測定作業は、作業者が作業扉を開放した
高熱の場所に接近し、耐火材で被覆された重い温度測定
用プローブを炉中に挿入するという極めて過酷で危険を
伴う作業であった。従って、出湯前の溶湯の温度管理
上、頻繁に温度測定が必要とされる場合においても、簡
単には測定回数を増すようなことは出来ない等の欠点が
あった。
【0004】そこで本発明は、従来の過酷で危険で、且
つ信頼性に欠ける、人手による溶湯の温度測定作業に代
わって、随時必要な時、又は連続的に溶湯の温度測定を
行うことができ、また地金、スクラップ及び溶材等の炉
中への装入時や装入した材料が溶け落ちる際における崩
落によって温度測定用プローブが損傷せられたりする可
能性の少ない金属溶解用電気炉における溶湯温度連続測
定装置の提供を目的とする。
つ信頼性に欠ける、人手による溶湯の温度測定作業に代
わって、随時必要な時、又は連続的に溶湯の温度測定を
行うことができ、また地金、スクラップ及び溶材等の炉
中への装入時や装入した材料が溶け落ちる際における崩
落によって温度測定用プローブが損傷せられたりする可
能性の少ない金属溶解用電気炉における溶湯温度連続測
定装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置
は、電気炉の側壁の一部を突出させると共にその突出部
の上面に温度測定用の開口を設け、且つ前記開口を介し
て温度測定用のプローブを前記電気炉内外において上下
させる昇降手段と、この昇降手段自体を前記温度測定用
のプローブと共に溶湯温度測定位置から退避自在とする
移動手段とを設けたことを第1の特徴としている。また
本発明の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置は、
前記第1の特徴に加えて、プローブは退避位置で一定温
度以上に保温しておくことを第2の特徴としている。ま
た本発明の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置
は、前記第1又は第2の特徴に加えて、プローブ先端の
電気炉内溶湯への浸漬は、精錬末期から出鋼期までの10
分前後とし、それ以外の時間は溶湯、溶落前のスクラッ
プから離れた電気炉内に退避保持することを第3の特徴
としている。また本発明の金属溶解用電気炉の溶湯温度
連続測定装置は、前記第1〜3の何れかの特徴に加え
て、電気炉はファジーコンピュータにより、設定された
出湯温度に最小電気エネルギーで且つ最短時間で達する
よう制御されることを第4の特徴としている。
め、本発明の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置
は、電気炉の側壁の一部を突出させると共にその突出部
の上面に温度測定用の開口を設け、且つ前記開口を介し
て温度測定用のプローブを前記電気炉内外において上下
させる昇降手段と、この昇降手段自体を前記温度測定用
のプローブと共に溶湯温度測定位置から退避自在とする
移動手段とを設けたことを第1の特徴としている。また
本発明の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置は、
前記第1の特徴に加えて、プローブは退避位置で一定温
度以上に保温しておくことを第2の特徴としている。ま
た本発明の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置
は、前記第1又は第2の特徴に加えて、プローブ先端の
電気炉内溶湯への浸漬は、精錬末期から出鋼期までの10
分前後とし、それ以外の時間は溶湯、溶落前のスクラッ
プから離れた電気炉内に退避保持することを第3の特徴
としている。また本発明の金属溶解用電気炉の溶湯温度
連続測定装置は、前記第1〜3の何れかの特徴に加え
て、電気炉はファジーコンピュータにより、設定された
出湯温度に最小電気エネルギーで且つ最短時間で達する
よう制御されることを第4の特徴としている。
【0006】
【作用】上記本発明の第1の特徴によれば、温度測定時
には、温度測定用プローブと昇降手段とを電気炉外の退
避位置から移動手段によって、プローブが電気炉の突出
部の温度測定用開口の上方に位置するまで移動し、更に
昇降手段によって温度測定用プローブを前記開口から炉
中に降下させて炉底の溶湯に達せしめ、溶湯の連続温度
測定を行う。また、測定が終了した時、温度測定用プロ
ーブの損傷を避ける時、邪魔になる時、温度測定用プロ
ーブの点検、取り換えの時等、必要に応じて昇降手段に
より温度測定用プローブを上昇させて炉外へ引き上げ、
移動手段によってプローブと昇降手段とを前記温度測定
用の開口の上方から退避位置へ移動させる。また、必要
に応じて、プローブを炉内の溶湯に浸漬した測定位置
と、溶湯から引き上げられた状態での炉内の退避位置と
の間で移動させる。また上記本発明の第2の特徴によれ
ば、前記第1の特徴による作用に加えて、プローブが退
避位置で保温されることで、次に溶湯温度を検出する際
の、溶湯温度とプローブとの温度差を少なくすることが
でき、よって、速やかに温度測定作業に入ることができ
ると共にプローブの保護管の熱損傷を予防して寿命を延
長することができる。また上記本発明の第3の特徴によ
れば、前記第1又は第2の特徴による作用に加えて、プ
ローブ先端の電気炉内溶湯への浸漬は、精錬末期から出
鋼期までの10分前後とし、それ以外の時間は溶湯、溶落
前のスクラップから離れた電気炉内空間に保持すること
で、スクラップの溶け落ちによるプローブの損傷や、ス
ラブ、溶湯によるプローブの損傷を最小限にし、且つプ
ローブを電気炉外に出す回数を減らすことによって、ハ
ンドリングの煩雑さやプローブが受けるヒートショック
の影響を軽減することができる。また上記本発明の第4
の特徴によれば、前記第1〜3の何れかの特徴による作
用に加えて、溶湯温度が最小電気エネルギーで且つ最短
時間で出鋼温度なるように電気炉が調整される。
には、温度測定用プローブと昇降手段とを電気炉外の退
避位置から移動手段によって、プローブが電気炉の突出
部の温度測定用開口の上方に位置するまで移動し、更に
昇降手段によって温度測定用プローブを前記開口から炉
中に降下させて炉底の溶湯に達せしめ、溶湯の連続温度
測定を行う。また、測定が終了した時、温度測定用プロ
ーブの損傷を避ける時、邪魔になる時、温度測定用プロ
ーブの点検、取り換えの時等、必要に応じて昇降手段に
より温度測定用プローブを上昇させて炉外へ引き上げ、
移動手段によってプローブと昇降手段とを前記温度測定
用の開口の上方から退避位置へ移動させる。また、必要
に応じて、プローブを炉内の溶湯に浸漬した測定位置
と、溶湯から引き上げられた状態での炉内の退避位置と
の間で移動させる。また上記本発明の第2の特徴によれ
ば、前記第1の特徴による作用に加えて、プローブが退
避位置で保温されることで、次に溶湯温度を検出する際
の、溶湯温度とプローブとの温度差を少なくすることが
でき、よって、速やかに温度測定作業に入ることができ
ると共にプローブの保護管の熱損傷を予防して寿命を延
長することができる。また上記本発明の第3の特徴によ
れば、前記第1又は第2の特徴による作用に加えて、プ
ローブ先端の電気炉内溶湯への浸漬は、精錬末期から出
鋼期までの10分前後とし、それ以外の時間は溶湯、溶落
前のスクラップから離れた電気炉内空間に保持すること
で、スクラップの溶け落ちによるプローブの損傷や、ス
ラブ、溶湯によるプローブの損傷を最小限にし、且つプ
ローブを電気炉外に出す回数を減らすことによって、ハ
ンドリングの煩雑さやプローブが受けるヒートショック
の影響を軽減することができる。また上記本発明の第4
の特徴によれば、前記第1〜3の何れかの特徴による作
用に加えて、溶湯温度が最小電気エネルギーで且つ最短
時間で出鋼温度なるように電気炉が調整される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す金属溶解用電気
炉の溶湯温度連続測定装置の概略側面図、図2は同じく
本発明の実施例を示す金属溶解用電気炉の溶湯温度連続
測定装置の概略平面図である。
炉の溶湯温度連続測定装置の概略側面図、図2は同じく
本発明の実施例を示す金属溶解用電気炉の溶湯温度連続
測定装置の概略平面図である。
【0008】電気炉1の炉殻の側壁2の一部を突出させ
て突出部3とし、その突出部3の上面に溶湯温度測定用
の開口4を設けている。溶湯の温度連続測定装置は前記
電気炉1の一部に固定された温度連続測定装置敷設用デ
ッキ5上に配置されている。そして、この溶湯の温度連
続測定装置は前記開口4に対して該開口4を介して電気
炉1内に進退自在に上下される温度測定用プローブ10
と、該温度測定用プローブ10を昇降させる昇降手段30
と、この昇降手段30自体を前記プローブ10とともに移動
させることができる移動手段としての旋回手段20、即ち
前記昇降手段30を水平方向に旋回させる旋回手段20とか
らなり、昇降手段20には温度測定用プローブ10を保持す
るクランプ手段40が附属している。前記旋回手段20は、
前記電気炉1の側壁2に固設のデッキ5に固定されたバ
ランスウエイト25に軸承されて上端から突出する旋回軸
21と、この旋回軸21の上部から水平に突出して固定され
た旋回アーム24と、該アーム24に固定された旋回架台22
と、該旋回架台22を回動させるための旋回シリンダ23と
を有する。旋回シリンダ23は前記デッキ5上に固定され
て、必要時に前記旋回アーム24を押動することで前記旋
回架台22を回動させる。
て突出部3とし、その突出部3の上面に溶湯温度測定用
の開口4を設けている。溶湯の温度連続測定装置は前記
電気炉1の一部に固定された温度連続測定装置敷設用デ
ッキ5上に配置されている。そして、この溶湯の温度連
続測定装置は前記開口4に対して該開口4を介して電気
炉1内に進退自在に上下される温度測定用プローブ10
と、該温度測定用プローブ10を昇降させる昇降手段30
と、この昇降手段30自体を前記プローブ10とともに移動
させることができる移動手段としての旋回手段20、即ち
前記昇降手段30を水平方向に旋回させる旋回手段20とか
らなり、昇降手段20には温度測定用プローブ10を保持す
るクランプ手段40が附属している。前記旋回手段20は、
前記電気炉1の側壁2に固設のデッキ5に固定されたバ
ランスウエイト25に軸承されて上端から突出する旋回軸
21と、この旋回軸21の上部から水平に突出して固定され
た旋回アーム24と、該アーム24に固定された旋回架台22
と、該旋回架台22を回動させるための旋回シリンダ23と
を有する。旋回シリンダ23は前記デッキ5上に固定され
て、必要時に前記旋回アーム24を押動することで前記旋
回架台22を回動させる。
【0009】前記昇降手段30は、前記旋回架台22の上部
に配置される昇降モータ33と、旋回架台22の下部に設け
られるガイドギア36と、該ガイドギア36と前記昇降モー
タ33との間に掛けられるローラチェーン35と、前記旋回
架台22の下部張り出し部上面から立設されるポスト31
と、該ポスト31をガイドレールとして昇降する昇降架台
32と、該昇降架台32に固定されて突出する昇降アーム34
とを有する。前記ポスト31の上端にはガイドギア38が設
けられ、該ガイドギア38とポスト31の下端のガイドギア
37との間に掛けられたローラチェーン35に前記昇降架台
32が固定されている。ガイドギア36とガイドギア37との
間にも伝達用のローラチェーンが設けられている。
に配置される昇降モータ33と、旋回架台22の下部に設け
られるガイドギア36と、該ガイドギア36と前記昇降モー
タ33との間に掛けられるローラチェーン35と、前記旋回
架台22の下部張り出し部上面から立設されるポスト31
と、該ポスト31をガイドレールとして昇降する昇降架台
32と、該昇降架台32に固定されて突出する昇降アーム34
とを有する。前記ポスト31の上端にはガイドギア38が設
けられ、該ガイドギア38とポスト31の下端のガイドギア
37との間に掛けられたローラチェーン35に前記昇降架台
32が固定されている。ガイドギア36とガイドギア37との
間にも伝達用のローラチェーンが設けられている。
【0010】前記クランプ手段40は、前記昇降架台32か
ら水平に突出して固定されている昇降アーム34の先端に
取り付けてあるクランプ41と、前記昇降架台32の上部に
設けているクランプシリンダ42からなっている。温度測
定用プロープ10は保護管中に収容されており、温度セン
サからの導線は温度測定用プローブ10から外に導出して
測定計器に繋がれる。該温度測定用プローブ10の上端が
前記クランプ41に保持されて、前記昇降アーム34の突端
から懸垂される。
ら水平に突出して固定されている昇降アーム34の先端に
取り付けてあるクランプ41と、前記昇降架台32の上部に
設けているクランプシリンダ42からなっている。温度測
定用プロープ10は保護管中に収容されており、温度セン
サからの導線は温度測定用プローブ10から外に導出して
測定計器に繋がれる。該温度測定用プローブ10の上端が
前記クランプ41に保持されて、前記昇降アーム34の突端
から懸垂される。
【0011】本発明における溶湯の温度連続測定装置は
以上のような構成になっており、次いで該装置の作動に
ついて述べる。温度測定の時点においては、まず前記旋
回シリンダ23を後退させることで、図2の点線で示す炉
外退避位置にある旋回架台22を回動し、温度測定用プロ
ーブ10を上記開口4の真上の位置になる所まで移動させ
る。次いで昇降モータ33を駆動して、ローラチェーン35
を介して昇降架台32を降下し、温度測定用プローブ10を
前記開口4内に降下させ、さらに先端部を溶湯に浸漬さ
せる(図1の点線で示す)。これにより温度測定が行わ
れる。溶湯の温度測定が終了した時点では、昇降モータ
33を前記とは逆に回転することで、昇降架台32を上昇さ
せ、これによって温度測定用プローブ10を前記開口4外
に上昇させ、該温度測定用プローブ10を保持している前
記昇降アーム34がポスト31の上限に達した所で上昇を停
止し、次に前記旋回シリンダ23の駆動により前記旋回架
台22を回動して、図2中に点線で表している元の退避位
置に退避させる。この場合、炉外の退避位置において、
前記プローブ10を適当な加熱手段を用いて、適当な温度
に保温しておくようにすることができる。プローブ10を
そのような退避位置で保温しておくことにより、プロー
ブ10と炉内溶湯との温度差が少なくなり、速やかに温度
測定作業に入ることができると共にプローブの保護管の
熱損傷を予防して寿命を延長することができる。
以上のような構成になっており、次いで該装置の作動に
ついて述べる。温度測定の時点においては、まず前記旋
回シリンダ23を後退させることで、図2の点線で示す炉
外退避位置にある旋回架台22を回動し、温度測定用プロ
ーブ10を上記開口4の真上の位置になる所まで移動させ
る。次いで昇降モータ33を駆動して、ローラチェーン35
を介して昇降架台32を降下し、温度測定用プローブ10を
前記開口4内に降下させ、さらに先端部を溶湯に浸漬さ
せる(図1の点線で示す)。これにより温度測定が行わ
れる。溶湯の温度測定が終了した時点では、昇降モータ
33を前記とは逆に回転することで、昇降架台32を上昇さ
せ、これによって温度測定用プローブ10を前記開口4外
に上昇させ、該温度測定用プローブ10を保持している前
記昇降アーム34がポスト31の上限に達した所で上昇を停
止し、次に前記旋回シリンダ23の駆動により前記旋回架
台22を回動して、図2中に点線で表している元の退避位
置に退避させる。この場合、炉外の退避位置において、
前記プローブ10を適当な加熱手段を用いて、適当な温度
に保温しておくようにすることができる。プローブ10を
そのような退避位置で保温しておくことにより、プロー
ブ10と炉内溶湯との温度差が少なくなり、速やかに温度
測定作業に入ることができると共にプローブの保護管の
熱損傷を予防して寿命を延長することができる。
【0012】前記温度測定用プローブ10は、必要に応じ
て、溶湯、溶落前のスクラップ等から離れた電気炉内空
間に退避させておいてもよい。即ち、プローブ先端の電
気炉内溶湯への浸漬は、精錬末期から出鋼期までの10分
前後とし、それ以外の時間は溶湯、溶落前のスクラップ
から離れた電気炉内空間に退避保持することで、スクラ
ップの溶け落ちによるプローブの損傷や、スラブ、溶湯
によるプローブの損傷を最小限にし、且つプローブを電
気炉外に出す回数を減らすことによって、ハンドリング
の煩雑さやプローブが受けるヒートショックの影響を軽
減することができる。前記温度測定用プローブ10の点
検、取り換えは前記昇降アーム34に取り付けてあるクラ
ンプ41の開閉により着脱する。クランプ41の開閉は、前
記クランプシリンダ42の作動で行われる。尚、電気炉の
加熱は、ファジーコンピュータを用いて電極棒に負荷す
る電力を制御することで、電気炉の溶湯温度が最短時間
でしかも最小電気エネルギーにて出鋼温度になるように
することができる。
て、溶湯、溶落前のスクラップ等から離れた電気炉内空
間に退避させておいてもよい。即ち、プローブ先端の電
気炉内溶湯への浸漬は、精錬末期から出鋼期までの10分
前後とし、それ以外の時間は溶湯、溶落前のスクラップ
から離れた電気炉内空間に退避保持することで、スクラ
ップの溶け落ちによるプローブの損傷や、スラブ、溶湯
によるプローブの損傷を最小限にし、且つプローブを電
気炉外に出す回数を減らすことによって、ハンドリング
の煩雑さやプローブが受けるヒートショックの影響を軽
減することができる。前記温度測定用プローブ10の点
検、取り換えは前記昇降アーム34に取り付けてあるクラ
ンプ41の開閉により着脱する。クランプ41の開閉は、前
記クランプシリンダ42の作動で行われる。尚、電気炉の
加熱は、ファジーコンピュータを用いて電極棒に負荷す
る電力を制御することで、電気炉の溶湯温度が最短時間
でしかも最小電気エネルギーにて出鋼温度になるように
することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項1に記載の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装
置によれば、電気炉の側壁の一部を突出させると共にそ
の突出部の上面に温度測定用の開口を設け、且つ前記開
口を介して温度測定用のプローブを前記電気炉内外にお
いて上下させる昇降手段と、この昇降手段自体を前記温
度測定用のプローブと共に溶湯温度測定位置から退避自
在とする移動手段とを設けたので、温度測定用プローブ
を必要に応じて開口から自在に炉内外に昇降、移動させ
ることができ、またプローブを炉内における退避位置と
溶湯に浸漬した測定位置との間で移動させることができ
るので、過酷で危険な人手による溶湯の温度測定作業を
無くし、安全で且つ必要に応じて随時、連続温度測定を
行い得ることができ、よって厳密な溶湯の温度管理の達
成、材料の装入から出湯に至る溶解作業時間の短縮を実
現することができる。また溶解作業時間の短縮によるエ
ネルギーの節減と温度測定の度に大きな作業扉を開放す
ることによる放熱損失を避け、電力の節減を図れる。ま
た、請求項2に記載の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続
測定装置によれば、前記請求項1に記載の構成による効
果に加えて、プローブは退避位置で一定温度以上に保温
しておくようにしたので、次に溶湯温度を検出する際
の、溶湯温度とプローブとの温度差を少なくすることが
でき、よって、速やかに温度測定作業に入ることができ
ると共にプローブの保護管の熱損傷を予防して寿命を延
長することができる。また、請求項3に記載の金属溶解
用電気炉の溶湯温度連続測定装置によれば、前記請求項
1又は2に記載の構成による効果に加えて、プローブ先
端の電気炉内溶湯への浸漬は、精錬末期から出鋼期まで
の10分前後とし、それ以外の時間は溶湯、溶落前のスク
ラップから離れた電気炉内に退避保持するようにしたの
で、スクラップの溶け落ちによるプローブの損傷や、ス
ラブ、溶湯によるプローブの損傷を最小限にすることが
でき、且つプローブを電気炉外に出す回数を減らすこと
ができ、さらにハンドリングの煩雑さやプローブが受け
るヒートショックの影響を軽減することができる。ま
た、請求項4に記載の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続
測定装置によれば、前記請求項1〜3の何れかに記載の
構成による効果に加えて、電気炉はファジーコンピュー
タにより、設定された出湯温度に最小電気エネルギーで
且つ最短時間で達するよう制御されるので、電気炉の溶
湯温度が最短時間でしかも最小電気エネルギーにて出鋼
温度になるようにすることができる。
求項1に記載の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装
置によれば、電気炉の側壁の一部を突出させると共にそ
の突出部の上面に温度測定用の開口を設け、且つ前記開
口を介して温度測定用のプローブを前記電気炉内外にお
いて上下させる昇降手段と、この昇降手段自体を前記温
度測定用のプローブと共に溶湯温度測定位置から退避自
在とする移動手段とを設けたので、温度測定用プローブ
を必要に応じて開口から自在に炉内外に昇降、移動させ
ることができ、またプローブを炉内における退避位置と
溶湯に浸漬した測定位置との間で移動させることができ
るので、過酷で危険な人手による溶湯の温度測定作業を
無くし、安全で且つ必要に応じて随時、連続温度測定を
行い得ることができ、よって厳密な溶湯の温度管理の達
成、材料の装入から出湯に至る溶解作業時間の短縮を実
現することができる。また溶解作業時間の短縮によるエ
ネルギーの節減と温度測定の度に大きな作業扉を開放す
ることによる放熱損失を避け、電力の節減を図れる。ま
た、請求項2に記載の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続
測定装置によれば、前記請求項1に記載の構成による効
果に加えて、プローブは退避位置で一定温度以上に保温
しておくようにしたので、次に溶湯温度を検出する際
の、溶湯温度とプローブとの温度差を少なくすることが
でき、よって、速やかに温度測定作業に入ることができ
ると共にプローブの保護管の熱損傷を予防して寿命を延
長することができる。また、請求項3に記載の金属溶解
用電気炉の溶湯温度連続測定装置によれば、前記請求項
1又は2に記載の構成による効果に加えて、プローブ先
端の電気炉内溶湯への浸漬は、精錬末期から出鋼期まで
の10分前後とし、それ以外の時間は溶湯、溶落前のスク
ラップから離れた電気炉内に退避保持するようにしたの
で、スクラップの溶け落ちによるプローブの損傷や、ス
ラブ、溶湯によるプローブの損傷を最小限にすることが
でき、且つプローブを電気炉外に出す回数を減らすこと
ができ、さらにハンドリングの煩雑さやプローブが受け
るヒートショックの影響を軽減することができる。ま
た、請求項4に記載の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続
測定装置によれば、前記請求項1〜3の何れかに記載の
構成による効果に加えて、電気炉はファジーコンピュー
タにより、設定された出湯温度に最小電気エネルギーで
且つ最短時間で達するよう制御されるので、電気炉の溶
湯温度が最短時間でしかも最小電気エネルギーにて出鋼
温度になるようにすることができる。
【図1】本発明の実施例を示す金属溶解用電気炉の溶湯
温度連続測定装置の概略側面図である。
温度連続測定装置の概略側面図である。
【図2】同じく本発明の実施例を示す金属溶解用電気炉
の溶湯温度連続測定装置の概略平面図である。
の溶湯温度連続測定装置の概略平面図である。
1 電気炉 2 側壁 3 突出部 4 温度測定用開口 5 デッキ 10 温度測定用プローブ 20 旋回手段 21 旋回軸 22 旋回架台 23 旋回シリンダ 24 旋回アーム 25 バランスウエイト 30 昇降手段 31 ポスト 32 昇降架台 33 昇降モータ 34 昇降アーム 35 ローラチェーン 36、37、38 ガイドギア 40 クランプ手段 41 クランプ 42 クランプシリンダ
Claims (4)
- 【請求項1】 電気炉の側壁の一部を突出させると共に
その突出部の上面に温度測定用の開口を設け、且つ前記
開口を介して温度測定用のプローブを前記電気炉内外に
おいて上下させる昇降手段と、この昇降手段自体を前記
温度測定用のプローブと共に溶湯温度測定位置から退避
自在とする移動手段とを設けたことを特徴とする金属溶
解用電気炉の溶湯温度連続測定装置。 - 【請求項2】 プローブは退避位置で一定温度以上に保
温しておく請求項1に記載の金属溶解用電気炉の溶湯温
度連続測定装置。 - 【請求項3】 プローブ先端の電気炉内溶湯への浸漬
は、精錬末期から出鋼期までの10分前後とし、それ以外
の時間は溶湯、溶落前のスクラップから離れた電気炉内
に退避保持する請求項1又は2に記載の金属溶解用電気
炉の溶湯温度連続測定装置。 - 【請求項4】 電気炉はファジーコンピュータにより、
設定された出湯温度に最小電気エネルギーで且つ最短時
間で達するよう制御される請求項1から3の何れかに記
載の金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9683793A JPH06281365A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9683793A JPH06281365A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06281365A true JPH06281365A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=14175644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9683793A Pending JPH06281365A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 金属溶解用電気炉の溶湯温度連続測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06281365A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008138969A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Denso Corp | 保持炉制御装置 |
| KR200447557Y1 (ko) * | 2008-04-25 | 2010-02-03 | 현대제철 주식회사 | 전기로 천정회동 제어장치 |
| CN103673633A (zh) * | 2013-12-19 | 2014-03-26 | 江阴江顺铝型材成套设备制造有限公司 | 一种具有铝棒测温装置的多棒炉 |
| JP2020076121A (ja) * | 2018-11-07 | 2020-05-21 | Dowaメタルマイン株式会社 | Pgmの回収方法 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP9683793A patent/JPH06281365A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008138969A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Denso Corp | 保持炉制御装置 |
| KR200447557Y1 (ko) * | 2008-04-25 | 2010-02-03 | 현대제철 주식회사 | 전기로 천정회동 제어장치 |
| CN103673633A (zh) * | 2013-12-19 | 2014-03-26 | 江阴江顺铝型材成套设备制造有限公司 | 一种具有铝棒测温装置的多棒炉 |
| JP2020076121A (ja) * | 2018-11-07 | 2020-05-21 | Dowaメタルマイン株式会社 | Pgmの回収方法 |
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