JPH06281448A - 光学式変位センサー - Google Patents

光学式変位センサー

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JPH06281448A
JPH06281448A JP6824093A JP6824093A JPH06281448A JP H06281448 A JPH06281448 A JP H06281448A JP 6824093 A JP6824093 A JP 6824093A JP 6824093 A JP6824093 A JP 6824093A JP H06281448 A JPH06281448 A JP H06281448A
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JP
Japan
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displacement sensor
optical
piezoelectric scanner
cantilever
changing element
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Withdrawn
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JP6824093A
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Inventor
Akitoshi Toda
明敏 戸田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で圧電体スキャナの動作の較正が可
能であると共にAFM測定にも適用可能な光学式変位セ
ンサーを提供する。また、エラー信号の較正が行える光
学式変位センサーを提供する。 【構成】光学式変位センサーの構成である偏光ビームス
プリッタ36とλ/4板38との間の光路に対して適宜
選択的に挿脱可能に構成された偏光状態変更素子60が
設けられている。偏光状態変更素子を光路中に挿入しな
い場合、光学式変位センサーは、圧電体スキャナ42の
変位を測定可能に構成される。また、偏光状態変更素子
を光路中に挿入した場合、圧電体スキャナから反射した
反射光は、その偏光状態が乱され、フォトディテクタ5
0の信号出力は、周期的に変化する。この結果、光学式
変位センサーは、かかる信号出力に基づいて圧電体スキ
ャナの動作較正可能に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカンチレバーの
変位量を光学的に測定する光学式変位センサーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】導電性試料を原子オーダーの分解能で観
察できる装置として、走査型トンネル顕微鏡(STM;Scan
ning Tunneling Microscope )がビニッヒ(Binnig)と
ローラー(Rohrer)らにより発明された。このSTMで
は、観察できる試料は導電性のものに限られている。そ
こで、サーボ技術を始めとするSTMの要素技術を利用
し、絶縁性の試料を原子オーダーの分解能で観察できる
装置として原子間力顕微鏡(AFM;Atomic Force Microso
pe)が提案された。このAFMは、例えば特開昭62−
130302に開示されている。
【0003】AFMは、鋭く尖った突起部(探針)を自
由端に持つカンチレバーを備えている。この探針を試料
に近づけると、探針先端の先端の原子と試料表面の原子
との間に働く相互作用力(原子間力)によりカンチレバ
ーの自由端が変位する。この自由端の変位を電気的ある
いは光学的に測定しながら、探針を試料表面に沿って走
査することにより、試料の三次元的な情報を得ている。
例えば、カンチレバーの自由端の変位を一定に保つよう
に探針試料間距離を制御しながら探針を走査すると、探
針先端は試料表面の凹凸に沿って移動するので、探針先
端の位置情報から試料の表面形状を示す三次元像を得る
ことができる。
【0004】このようなAFM装置には、一般的に、カ
ンチレバーの変位を測定する光学式変位センサーが適用
されており、例えば、特開平3−102209号公報に
開示されている。図3には、この特開平3−10220
9号公報に開示されたAFM装置の概略的構成が示され
ている。図3に示すように、かかるAFM装置には、例
えば特開昭62−36502号公報に開示された臨界角
方式の光学式変位センサー2が設けられている。
【0005】即ち、半導体レーザ4から出射されたレー
ザー光は、コリメータレンズ6を介して平行光束に規制
された後、偏光ビームスプリッタ8によって反射され、
λ/4板10を透過する。
【0006】このλ/4板10を透過したレーザー光
は、その偏光方向が直線偏光から円偏光に変換された状
態で、対物レンズ12を介してカンチレバー14上に集
光される。このカンチレバー14から反射した反射レー
ザー光は、再び、対物レンズ12及びλ/4板10を介
して偏光ビームスプリッタ8に照射される。
【0007】偏光ビームスプリッタ8に照射された反射
レーザー光は、λ/4板10によって、その偏光方向が
最初の直線偏光から90°回転した直線偏光に変換され
ている。この結果、反射レーザー光は、偏光ビームスプ
リッタ8を透過して、臨界角プリズム16に照射され
る。臨界角プリズム16に照射された反射レーザー光
は、その反射面16aで反射され、2分割フォトディテ
クタ18に照射される。
【0008】カンチレバー14が測定試料20の表面の
凹凸形状を捕らえて上下に変位すると、これに伴って、
2分割フォトディテクタ18の第1及び第2の受光部1
8a,18bに照射される光量のバランスが変化する。
【0009】このため、第1及び第2の受光部18a,
18bからは、受光量に対応した大きさの電気信号が出
力され、これら電気信号の差は、対応する端子22a,
22bを介して検出可能に構成されている。これら電気
信号の差は、通常、エラー信号と称するが、AFM装置
では、かかるエラー信号をカンチレバーの変位を示す変
位信号として適用する。なお、エラー信号は、光干渉変
位計等のように光の波長という一定の“物差し”を有し
ていないため、いわば2次基準の変位信号といえる。
【0010】また、このようなAFM装置には、円筒形
圧電体スキャナ24が適用されており、この圧電体スキ
ャナ24によって、カンチレバー14の探針14aと測
定試料20とが相対的且つ高精度にXYZ方向走査され
る。
【0011】なお、半導体レーザ4には、レーザー光出
力をモニタ可能なフォトディテクタ26が隣設されてお
り、このフォトディテクタ26から出力された信号は、
端子28を介して検出可能に構成されている。また、半
導体レーザ4には、入力端子30を介して制御回路(図
示しない)が接続されており、この制御回路を介して半
導体レーザ4の駆動状態が制御されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した圧電体スキャ
ナ24は、通常、分極された状態にあるが、例えば、走
査時に過大電圧が印加された場合、脱分極が生じ、初期
の単位印加電圧当りの変位量が変化してしまうことがあ
る。このため、定期的にその動作の較正を行う必要があ
る。
【0013】AFM装置では、圧電体スキャナ24のZ
方向の動作の較正のため、カンチレバー14の変位を測
定する光学式変位センサー2を代用することも考えられ
る。しかしながら、上述したように、光学式変位センサ
ー2は、エラー信号の検出に用いられている。従って、
変位センサー2の性能が変化又は劣化した場合には、動
作較正用のセンサーとして適用することが困難になると
いう問題がある。
【0014】一方、AFM装置に対して光干渉を用いた
変位センサーを適用した場合、AFM測定に際して行わ
れるフォースカーブ測定、即ち、干渉縞の山と山との距
離を越えた大きな走査を必要とする測定のとき、データ
の読取りや解釈が困難になるという問題がある。例え
ば、USP5025658号公報に開示された半導体レ
ーザの外部共振ミラーをカンチレバーとした変位センサ
ーにも同様の問題が存在する。
【0015】図4(A),(B)には、夫々、大気中に
おいて、エラーセンシング方式の変位センサーで測定さ
れたフォースカーブと、光干渉方式の変位センサーで測
定されたフォースカーブとが示されている。図4(B)
に示されたフォースカーブの方が煩雑な特性を示してい
ることが分かる。AFM測定においては、測定試料への
ダメージを少なくするために、通常、ばね定数の小さな
カンチレバーが用いられる。
【0016】しかし、ばね定数の小さなカンチレバーを
用いると、メニスカスフォースと呼ばれる力が原因し
て、フォースカーブのa点とc点(図4(A)参照)と
の間で構成されるヒステリシスが大きくなる。
【0017】従って、フォース設定の際、カンチレバー
は、最低でも図中dで示された距離だけ移動させる必要
があり、具体的には、移動量(d)は、約500nmに
達する。
【0018】このような場合、変位センサーの出力は、
周期的に変化すると共に、カンチレバーの移動量(d)
は、その周期又は波長以上になってしまい、結果、変位
センサーの出力とカンチレバーの移動量(d)との間に
1対1対応の関係が成立しなくなってしまうという問題
がある。この問題は、カンチレバーの移動量(d)が波
長以上とならなくても、干渉波形とピーク周辺がd点と
c点の間になるように設定された場合も同様に生じる。
更に、光干渉を用いた変位センサーは、上述と同様の理
由によって、カンチレバーをZ方向に振動させて行われ
るAFM測定に適用することは困難である。従って、圧
電体スキャナの動作の較正が可能であると共にAFM測
定にも適用可能な光学式変位センサーの開発が望まれて
いる。
【0019】本発明は、このような要望を満足するため
になされ、その目的は、簡単な構成で圧電体スキャナの
動作の較正が可能であると共にAFM測定にも適用可能
な光学式変位センサーを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、所定の光出力を有するレーザー光
が集光された可動体から反射したレーザー光の光量変化
に基づいて、前記可動体の変位量を検出可能に構成され
た光学式変位センサーにおいて、
【0021】前記レーザー光の光路に対して適宜選択的
に挿脱可能に構成され、且つ、前記光路中に挿入配置さ
せることによって、前記可動体から反射した前記レーザ
ー光の偏光状態を適宜選択的に変更可能に構成された偏
光状態変更素子を備える。
【0022】
【作用】偏光状態変更素子をレーザー光の光路に対して
適宜選択的に挿入することによって、可動体から反射し
たレーザー光の偏光状態が適宜選択的に変更される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る光学式変位セ
ンサーについて、図1及び図2を参照して説明する。図
1には、本実施例の光学式変位センサーの構成が概略的
に示されている。
【0024】即ち、半導体レーザ32から出射されたレ
ーザー光は、コリメータレンズ34を介して平行拘束に
規制された後、偏光ビームスプリッタ36によって反射
され、λ/4板38を透過する。
【0025】このλ/4板38を透過したレーザー光
は、その偏光方向が直線偏光から円偏光に変換された状
態で、対物レンズ40を介して円筒形圧電体スキャナ4
2に集光される。圧電体スキャナ42から反射した反射
レーザー光は、再び、対物レンズ40及びλ/4板38
を介して偏光ビームスプリッタ36に照射される。
【0026】偏光ビームスプリッタ36に照射された反
射レーザー光は、λ/4板38によって、その偏光方向
が最初の直線偏光から90°回転した直線偏光に変換さ
れている。この結果、反射レーザー光は、偏光ビームス
プリッタ36を透過して、臨界角プリズム44に照射さ
れる。臨界角プリズム44に照射された反射レーザー光
は、その反射面44aで反射され、2分割フォトディテ
クタ46に照射される。
【0027】2分割フォトディテクタに照射された反射
レーザー光は、第1及び第2の受光部46a,46bに
よって受光量に対応した大きさの電気信号に変換され
る。この電気信号は、端子48a,48bを介して検出
可能に構成されている。
【0028】なお、半導体レーザ32には、レーザー光
出力をモニタ可能なフォトディテクタ50が隣設されて
おり、このフォトディテクタ50から出力された信号
は、プリアンプ52を介して電流電圧変換される。ここ
で、切換スイッチ54を閉じると、プリアンプ52から
出力された電圧信号は、レーザー駆動回路56に入力さ
れる。レーザー駆動回路56では、入力された電圧信号
に基づいて、例えば半導体レーザ32の光出力を一定に
維持させる。
【0029】一方、切換スイッチ54を開くと、プリア
ンプ52から出力された電圧信号は、モニタ入力端子5
8を介してモニタ(図示しない)に入力される。この結
果、モニタを介してレーザー光出力の変化をモニタする
ことが可能となる。
【0030】本実施例の光学式変位センサーには、偏光
ビームスプリッタ36とλ/4板38との間の光路に対
して適宜選択的に挿脱可能に構成された偏光状態変更素
子60が設けられている。この偏光状態変更素子60を
光路中に挿入しない場合、本実施例の光学式変位センサ
ーは、圧電体スキャナ42の変位を測定可能に構成され
る。即ち、端子48a,48bを介して電気信号の差、
即ち、エラー信号を検出することによって、圧電体スキ
ャナ42の変位を測定することができる。このとき、切
換スイッチ54は、閉じられており、半導体レーザ32
の光出力は、レーザー駆動回路56を介して自動出力制
御が施される。
【0031】偏光状態変更素子60を光路中に挿入し且
つ切換スイッチ54を開いた場合、圧電体スキャナ42
から反射された反射光は、偏光状態変更素子60を介し
てその偏光状態が乱される。このため、変更ビームスプ
リッタ36では、その一部の光が反射されて、半導体レ
ーザ32方向に戻される。
【0032】このとき、半導体レーザ32は、圧電体ス
キャナ42の反射面42aを外部共振ミラーにすること
によって、外部共振器として構成されるため、フォトデ
ィテクタ50は、圧電体スキャナ42の変位に対応した
周期的な信号を出力するようになる。即ち、光干渉的な
出力を呈示する。
【0033】なお、外部共振器は、半導体レーザ32の
両端面32a,32b以外に共振器を構成する外部反射
面を備えたときに規定される。本実施例の場合には、か
かる反射面は、圧電体スキャナ42の上面42aであ
る。このとき、2分割フォトディテクタ46へ一部の光
は導光されているが、その電気信号は端子48a,48
bを介して検出していない。
【0034】図2(A)には、偏光状態変更素子60を
光路中に挿入しない場合、2分割フォトディテクタ46
(図1参照)の信号出力の差即ちエラー信号出力の特性
が示されている。また、図2(B)には、偏光状態変更
素子60を光路中に挿入した場合、フォトディテクタ5
0の信号出力の特性が示されている。
【0035】なお、図2(A),(B)に示された横軸
は、対物レンズ40(図1参照)を介してレーザー光が
絞られてピントを結んだ位置即ち合焦位置に対する距離
を示している。
【0036】図2(A)に示すように、通常のAFM測
定時即ち偏光状態変更素子60を光路中に挿入しない場
合、光スポットをカンチレバー背面に形成する(図3参
照)。そして、図中の位置aと位置bとの間の信号特性
が距離に対して1対1対応の関係にあることを利用し
て、カンチレバーの変位をAFM測定する。このとき、
フォトディテクタ50の信号出力は、レーザー駆動回路
56を介して自動出力制御が施される。
【0037】一方、図2(B)に示すように、圧電体ス
キャナ42の印加電圧−変位量特性の測定時即ち偏光状
態変更素子60を光路中に挿入する場合、フォトディテ
クタ50の信号出力は、周期的に変化する。このため、
ピーク位置a,b,cをカウントして計算された外部共
振器の波長(T)に基づいて、圧電体スキャナ42の動
作較正が行われる。なお、波長(T)は、“光の物差
し”であるため、フォトディテクタの信号出力が合焦位
置(0)を通過しなくても、その幅は常時一定にある。
【0038】このように本実施例は、偏光状態変更素子
60を光路中に挿脱させるだけで簡単に圧電体スキャナ
の動作較正が可能であると共にAFM測定にも適用可能
な光学式変位センサーを提供することができる。なお、
本発明は、上述した実施例の構成に限定されることはな
い。例えば、偏光状態変更素子としては、λ/2板や他
の結晶板を適用することも好ましい。また、本発明の変
位センサーを走査型プローブ顕微鏡に組み込んで、直線
性の無い圧電体スキャナの印加電圧−変位量特性を較正
することも可能である。
【0039】この場合、まず、カンチレバー14(図3
参照)を光学式変位センサーによって形成されるスポッ
ト位置から外した後、偏光状態変更素子60を光路中に
挿入し且つ切換スイッチ54を開く。
【0040】次に、フォトディテクタ50の信号出力を
モニタしつつ、圧電体スキャナ42を周期的に変化させ
る変位信号のピーク間距離を圧電体スキャナ42に印加
した電圧に対してプロットして、印加電圧−変位量特性
曲線(図示しない)を構成する。
【0041】次に、偏光状態変更素子60を光路中から
外した後、切換スイッチ54を閉じて、半導体レーザ3
2に対して自動出力制御を施しつつ、端子48a,48
bを介して2分割フォトディテクタ46から出力される
エラー信号を検出する。
【0042】この検出結果に基づいて所定のAFM測定
を行った後、先に得た印加電圧−変位量特性曲線に基づ
いてAFM測定データのZ方向のデータを較正し、直線
性の良い理想的なAFM像を再構成する。
【0043】
【発明の効果】本発明は、光路に対して適宜選択的に挿
脱させることが可能な偏光状態変更素子を備えているた
め、可動体から反射したレーザー光の偏光状態を適宜選
択的且つ簡単に変更させることができる。即ち、偏光状
態変更素子を検出目的に対応して適宜選択的に光路に対
して挿脱させるだけで、検出目的に対応した可動体の変
位量を簡単に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光学式変位センサーの
構成を概略的に示す図。
【図2】(A)は、偏光状態変更素子を光路中に挿入し
ない場合、2分割フォトディテクタから出力される信号
の差即ちエラー信号出力の特性を示す図、(B)は、偏
光状態変更素子を光路中に挿入した場合、フォトディテ
クタから出力される信号出力の特性を示す図。
【図3】従来の光学式変位センサーの構成を概略的に示
す図。
【図4】(A)は、エラーセンシング方式の変位センサ
ーで測定されたフォースカーブ、(B)は、光干渉方式
の変位センサーで測定されたフォースカーブを示す図。
【符号の説明】
36…偏光ビームスプリッタ、38…λ/4板、42…
圧電体スキャナ、50…フォトディテクタ、60…偏光
状態変更素子。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】AFM装置では、圧電体スキャナ24のZ
方向の動作の較正が1つの課題となっているが、このた
めにカンチレバー14の変位を測定する光学式変位セン
サー2を代用することも考えられる。しかしながら、上
述したように、光学式変位センサー2は、2次基準の変
位信号であるエラー信号の検出に用いられている。従っ
て、変位センサー2の性能が変化又は劣化した場合に
は、動作較正用のセンサーとして適用することが困難に
なるという問題がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】一方、AFM装置に対して光干渉を用いた
変位センサーを適用した場合、波長という基準目盛をも
っており、上記動作較正には適しているが、通常のAF
M測定においてAFM測定に際して行われるフォースカ
ーブ測定においてデータの読取りや解釈が困難になると
いう問題がある。これは、干渉縞の山と山との距離を越
えた大きな走査を必要とすることによっている。例え
ば、USP5025658号公報に開示された半導体レ
ーザの外部共振ミラーをカンチレバーとした変位センサ
ーにも同様の問題が存在する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】しかし、ばね定数の小さなカンチレバーを
用いると、メニスカスフォースあるいは凝着力と呼ばれ
る力が原因して、フォースカーブのa点とc点(図4
(A)参照)との間で構成されるヒステリシスが大きく
なる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】従って、フォース設定の際、カンチレバー
は、最低でも図中dで示された距離だけ移動させる必要
があり、具体的には、凝着力は、およそ1×10-7Nと
いわれるので0.2N/mのばね定数のカンチレバーを
用いると、その移動量(d)は、約500nmに達す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】このような場合、変位センサーの出力は、
周期的に変化すると共に、カンチレバーの移動量(d)
は、その周期又は波長以上になってしまい、結果、変位
センサーの出力とカンチレバーの移動量(d)との間に
1対1対応の関係が成立しなくなってしまうという問題
がある。この問題は、堅いカンチレバーを用いた時にも
存在する。すなわちカンチレバーの移動量(d)が波長
以上とならなくても、干渉波形とピーク周辺がd点とc
点の間になるように設定されると同様に生じてしまう。
よって、光干渉を用いた変位センサーは、AFM測定用
のセンサーとしては必ずしも使い易いとは言えない。
に、光干渉を用いた変位センサーは、上述と同様の理由
によって、カンチレバーをZ方向に振動させて行われる
AFM測定に適用することは困難である。従って、圧電
体スキャナの動作の較正が可能であると共にAFM測
定にも適用可能な光学式変位センサーの開発が望まれて
いる。また、エラー信号の較正が行える光学式変位セン
サーの開発が望まれている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】本発明は、このような要望を満足するため
になされ、その目的は、簡単な構成で圧電体スキャナの
動作の較正が可能であると共にAFM測定にも適用可能
な光学式変位センサーを提供することにある。また、エ
ラー信号の較正が行える光学式変位センサーを提供する
ことにある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】本実施例の光学式変位センサーには、偏光
ビームスプリッタ36とλ/4板38との間の光路に対
して適宜選択的に挿脱可能に構成された偏光状態変更素
子60が設けられている。この偏光状態変更素子60を
光路中に挿入しない場合も挿入した場合のいずれでも
本実施例の光学式変位センサーは、圧電体スキャナ42
の変位を測定可能に構成される。偏光状態変更素子60
を光路中に挿入しない場合、本実施例の光学式変位セン
サーは、端子48a,48bを介して電気信号の差、即
ち、エラー信号を検出することによって、圧電体スキャ
ナ42の変位を測定することができる。このとき、切換
スイッチ54は、閉じられており、半導体レーザ32の
光出力は、レーザー駆動回路56を介して自動出力制
御が施される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】なお、外部共振器は、半導体レーザ32の
両端面32a,32b以外に共振器を構成する外部反
射面を備えたときに規定される。本実施例の場合には、
かかる反射面は、圧電体スキャナ42の上面42aであ
る。このとき、2分割フォトディテクタ46へ一部の
光は導光されているが、その電気信号は端子48a,4
8bを介して検出していない。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】通常のAFM測定時即ち偏光状態変更素子
60を光路中に挿入しない場合、光スポットをカンチレ
バー背面に形成する(図3参照)。この時のエラー信号
の出力−距離特性は図2(A)のようになり、図中の位
置aと位置bとの間の信号特性が距離に対して1対1対
応の関係にあることを利用して、カンチレバーの変位を
AFM測定する。このとき、フォトディテクタ50の信
号出力は、レーザー駆動回路56を介して自動出力制
御が施される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】一方、圧電体スキャナ42の印加電圧−変
位量特性の測定時即ち偏光状態変更素子60を光路中に
挿入する場合、出力−距離特性は、図2(B)に示すよ
うに、フォトディテクタ50の信号出力は、周期的に変
化する。このため、ピーク位置a,b,cをカウントし
て計算された外部共振器の波長(T)に基づいて、圧電
体スキャナ42の動作較正を行うことが可能になる。
お、波長(T)は、“光の物差し”であるため、フォト
ディテクタの信号出力が合焦位置(0)を通過しなくて
も、その幅は常時一定にある。本発明の変位センサーを
走査型プローブ顕微鏡に組み込んで波長を基にエラー信
号を出力する光学式変位センサーの変位−出力特性を較
正することができる。以下は、圧電体スキャナ42を介
して行う光学式変位センサーの印加電圧−変位量特性の
較正方法について説明する。まず、走査型プローブ顕微
鏡測定の状態、すなわち、光学式変位センサーからの光
スポットをカンチレバー14(図3参照)上に結んだ状
態から、カンチレバー14をそのスポット位置から外し
た後、偏光状態変更素子60を光路中に挿入し且つ切換
スイッチ54を開く。次に、フォトディテクタ50の信
号出力をモニタしつつ、圧電体スキャナ42を周期的に
変化させる変位信号のピーク間距離を圧電体スキャナ4
2に印加した電圧に対してプロットして、圧電体スキャ
ナ42の印加電圧−変位量特性曲線(図示しない)を構
成する。次に、偏光状態変更素子60を光路中から外し
た後、切換スイッチ54を閉じて、半導体レーザ32に
対して自動出力制御を施しつつ、端子48a,48bを
介して2分割フォトディテクタ46から出力されるエラ
ー信号の検出を可能にする。この時、圧電体スキャナ4
2に電圧が印加され、その印加電圧−エラー信号特性曲
線(図示しない)を構成し、更に、先に構成した圧電体
スキャナ42の印加電圧−変位量特性曲線を加味するこ
とで、最終的に、間接的ではあるが、エラー信号を波長
を基に較正することができる。この結果にエラー信号を
基にAFM測定を行うことにより、波長を基に較正され
たZ方向のデータを使った精度の高いAFM像を再構成
する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】このように本実施例は、本発明の変位セン
サーを走査型プローブ顕微鏡に組み込んで、カンチレバ
ーの変位を測定すると共に、直線性の無い圧電体スキャ
ナの印加電圧−変位量特性の較正用に切り換えて使用す
ることが可能である。即ち偏光状態変更素子60を光路
中に挿脱させることにより、波長を基にした圧電体スキ
ャナ等の動作較正用測定とAFM中のカンチレバーの変
位測定の両者に適用可能な光学式変位センサーを提供す
ることができる。なお、偏光状態変更素子としては、例
えば、λ/2板や他の結晶板が好ましく用いられるが、
本発明はこれにより限定されない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の光出力を有するレーザー光が集光
    された可動体から反射したレーザー光の光量変化に基づ
    いて、前記可動体の変位量を検出可能に構成された光学
    式変位センサーにおいて、 前記レーザー光の光路に対して適宜選択的に挿脱可能に
    構成され、且つ、前記光路中に挿入配置させることによ
    って、前記可動体から反射した前記レーザー光の偏光状
    態を適宜選択的に変更可能に構成された偏光状態変更素
    子を備えていることを特徴とする光学式変位センサー。
JP6824093A 1993-03-26 1993-03-26 光学式変位センサー Withdrawn JPH06281448A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134112A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Canon Inc 形状測定装置
CN115556143A (zh) * 2022-11-07 2023-01-03 咸宁千机智能科技有限公司 激光位移传感器、机械臂姿态传感单元及复合机器人

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JP2008134112A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Canon Inc 形状測定装置
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