JPH06282910A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH06282910A JPH06282910A JP5093593A JP9359393A JPH06282910A JP H06282910 A JPH06282910 A JP H06282910A JP 5093593 A JP5093593 A JP 5093593A JP 9359393 A JP9359393 A JP 9359393A JP H06282910 A JPH06282910 A JP H06282910A
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Links
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速再生や巻戻し再生を行なってもノイズバ
ーの生じない磁気記録再生装置を得る。 【構成】 磁気記録再生装置の機体の固定部DBに対し
て回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面の位置を一定
の状態に保持したままで、上ドラムDuと下ドラムDd
との周面の一部へ巻回された磁気テープを、回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡面と磁気テープの記録済みの記録跡とを
一致させるように、磁気テープTの基準縁Teの位置を
規制する磁気テープの位置規制用案内部Gを備えた部材
Dd(GA)を、回転磁気ヘッドの回転軌跡円の中心軸
に対して傾斜駆動手段により傾斜させて、上,下ドラム
の周面上での磁気テープの走行路を変更させる。前記し
た磁気テープの走行路中における前記した上,下ドラム
の周面の一部に巻回される磁気テープのドラム周面への
巻始め側と巻終り側とのそれぞれに配置されているガイ
ドポールの高さを変位駆動手段により磁気テープの幅方
向に変化させる。
ーの生じない磁気記録再生装置を得る。 【構成】 磁気記録再生装置の機体の固定部DBに対し
て回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面の位置を一定
の状態に保持したままで、上ドラムDuと下ドラムDd
との周面の一部へ巻回された磁気テープを、回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡面と磁気テープの記録済みの記録跡とを
一致させるように、磁気テープTの基準縁Teの位置を
規制する磁気テープの位置規制用案内部Gを備えた部材
Dd(GA)を、回転磁気ヘッドの回転軌跡円の中心軸
に対して傾斜駆動手段により傾斜させて、上,下ドラム
の周面上での磁気テープの走行路を変更させる。前記し
た磁気テープの走行路中における前記した上,下ドラム
の周面の一部に巻回される磁気テープのドラム周面への
巻始め側と巻終り側とのそれぞれに配置されているガイ
ドポールの高さを変位駆動手段により磁気テープの幅方
向に変化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドラムの周面の一部に摺
接して走行する磁気テープの走行速度の変化に応じて、
磁気テープの走行位置を変化させることにより、回転磁
気ヘッドが記録跡を良好に追跡できるようにした種類に
属する磁気記録再生装置に関する。
接して走行する磁気テープの走行速度の変化に応じて、
磁気テープの走行位置を変化させることにより、回転磁
気ヘッドが記録跡を良好に追跡できるようにした種類に
属する磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上ドラムと下ドラムとからなるドラムの
周面の一部へ巻回された状態の磁気テープを所定の走行
速度で走行させて、回転磁気ヘッドを用いて記録再生動
作を行なうようにしている磁気記録再生装置の代表例と
してはビデオ・テープ・レコーダ(VTR)を挙げることが
できる。VTRの使用に当っては、記録時と同一の磁気
テープ走行速度で記録情報の再生動作を行なう通常再生
(ノーマル再生)の他に、記録時の磁気テープの走行速
度や走行方向とは異なる走行速度や走行方向で磁気テー
プを走行(停止も含む)させて再生動作を行なうトリッ
クプレイも広く行なわれている。
周面の一部へ巻回された状態の磁気テープを所定の走行
速度で走行させて、回転磁気ヘッドを用いて記録再生動
作を行なうようにしている磁気記録再生装置の代表例と
してはビデオ・テープ・レコーダ(VTR)を挙げることが
できる。VTRの使用に当っては、記録時と同一の磁気
テープ走行速度で記録情報の再生動作を行なう通常再生
(ノーマル再生)の他に、記録時の磁気テープの走行速
度や走行方向とは異なる走行速度や走行方向で磁気テー
プを走行(停止も含む)させて再生動作を行なうトリッ
クプレイも広く行なわれている。
【0003】ところで、回転磁気ヘッドの回転軌跡と対
応して磁気テープに記録形成される記録跡パターン(テ
ープパターンまたはトラックパターン)は、磁気テープ
の走行速度が異なるのにつれて、例えば図23に示され
ているように異なるものになる。図23において、図中
の磁気テープTの下縁Teに矢印により起点と指示して
ある部分と、磁気テープの上縁側の上方に記載してある
「ノーマル+1- +3-・」の部分に対応する点とを結ぶ
直線及び前記の直線に平行な多数の直線は、記録時にお
ける磁気テープの走行速度と走行方向と、同一の走行速
度と走行方向で磁気テープを走行させて再生動作を行な
った場合[通常記録再生時(ノーマル記録再生時)…S
Pモード時は+1,EPモード時は+3]に、磁気テー
プT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡であり、ま
た図23中にSPモード時の倍速数+2,+3…+7
と、EPモード時の倍速数+6,+9…+21等のよう
に記載してある各点の位置と、起点とを結んだときに描
かれる各直線は、記録時における磁気テープTの走行方
向と同一の方向(記録時における磁気テープTの走行方
向を+の符号で現わしている)に、記録時の磁気テープ
Tの走行速度の2倍,3倍…7倍の走行速度(SPモー
ドの場合)及び記録時の磁気テープTの走行速度の6
倍,9倍…21倍の走行速度(EPモードの場合)で、
磁気テープTを走行させて再生動作を行なった場合(S
Pモードで2倍速,3倍速…7倍速、EPモードで6倍
速,9倍速…21倍速で再生動作を行なった場合)に、
磁気テープT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡を
示すことになる。なお、図23においては、図示の複雑
化から逃がれるために、SPモード時における記録跡と
EPモード時における記録跡とが平行な状態のものとし
て図示してあるが、EPモード時における実際の記録跡
は、SPモード時における記録跡とは平行ではない。
応して磁気テープに記録形成される記録跡パターン(テ
ープパターンまたはトラックパターン)は、磁気テープ
の走行速度が異なるのにつれて、例えば図23に示され
ているように異なるものになる。図23において、図中
の磁気テープTの下縁Teに矢印により起点と指示して
ある部分と、磁気テープの上縁側の上方に記載してある
「ノーマル+1- +3-・」の部分に対応する点とを結ぶ
直線及び前記の直線に平行な多数の直線は、記録時にお
ける磁気テープの走行速度と走行方向と、同一の走行速
度と走行方向で磁気テープを走行させて再生動作を行な
った場合[通常記録再生時(ノーマル記録再生時)…S
Pモード時は+1,EPモード時は+3]に、磁気テー
プT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡であり、ま
た図23中にSPモード時の倍速数+2,+3…+7
と、EPモード時の倍速数+6,+9…+21等のよう
に記載してある各点の位置と、起点とを結んだときに描
かれる各直線は、記録時における磁気テープTの走行方
向と同一の方向(記録時における磁気テープTの走行方
向を+の符号で現わしている)に、記録時の磁気テープ
Tの走行速度の2倍,3倍…7倍の走行速度(SPモー
ドの場合)及び記録時の磁気テープTの走行速度の6
倍,9倍…21倍の走行速度(EPモードの場合)で、
磁気テープTを走行させて再生動作を行なった場合(S
Pモードで2倍速,3倍速…7倍速、EPモードで6倍
速,9倍速…21倍速で再生動作を行なった場合)に、
磁気テープT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡を
示すことになる。なお、図23においては、図示の複雑
化から逃がれるために、SPモード時における記録跡と
EPモード時における記録跡とが平行な状態のものとし
て図示してあるが、EPモード時における実際の記録跡
は、SPモード時における記録跡とは平行ではない。
【0004】さらに、図23中にSPモードにおける−
2,−3…−7のように記載してある各点の位置、及び
EPモードにおける−6,−9…−21と、起点とを結
ぶ各直線は、記録時における磁気テープTの走行方向と
逆の方向(記録時における磁気テープTの走行方向と逆
の走行方向を−の符号で現わしている)に、記録時の磁
気テープTの走行速度の2倍,3倍…7倍(SPモード
の場合)、及び記録時の磁気テープTの走行速度の6
倍,9倍…21倍(EPモードの場合)の走行速度で、
磁気テープTを走行させて再生動作を行なった場合に磁
気テープT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡を示
すことになる。なお、図23中に、前記した起点と、図
中の磁気テープTの上縁側の上方に記載してある「静止
画0-0-・」の部分に対応する点とを結ぶ直線は、磁気テ
ープTを停止させた状態で再生動作を行なった場合(ス
チル再生時)に磁気テープT上に描かれる回転磁気ヘッ
ドの回転軌跡を示している。
2,−3…−7のように記載してある各点の位置、及び
EPモードにおける−6,−9…−21と、起点とを結
ぶ各直線は、記録時における磁気テープTの走行方向と
逆の方向(記録時における磁気テープTの走行方向と逆
の走行方向を−の符号で現わしている)に、記録時の磁
気テープTの走行速度の2倍,3倍…7倍(SPモード
の場合)、及び記録時の磁気テープTの走行速度の6
倍,9倍…21倍(EPモードの場合)の走行速度で、
磁気テープTを走行させて再生動作を行なった場合に磁
気テープT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡を示
すことになる。なお、図23中に、前記した起点と、図
中の磁気テープTの上縁側の上方に記載してある「静止
画0-0-・」の部分に対応する点とを結ぶ直線は、磁気テ
ープTを停止させた状態で再生動作を行なった場合(ス
チル再生時)に磁気テープT上に描かれる回転磁気ヘッ
ドの回転軌跡を示している。
【0005】磁気記録再生装置がVHS(登録商標)方式
における標準モードで連続再生できるようなものとして
構成されている場合に、直径が62mmの回転ドラムに
取付けられた回転磁気ヘッドを毎分1800回転させ、
ドラムの外周の一部に巻回されている磁気テープが毎秒
33.35mmの送り速度で移送した状態として記録再
生動作が行なわれたときに、前記した回転磁気ヘッドに
よって磁気テープTに描かれる記録跡(回転磁気ヘッド
の回転軌跡)は、磁気ヘッドTの基準縁Teに対して5
°58’9.9”の角度を示すものとなる{磁気テープT
の走行時におけるビデオトラック角度は…5°58’
9.9”である}。そして、前記したVHS(登録商標)方
式において、磁気テープTを停止状態にして再生してい
る場合におけるビデオトラック角度は、5°56’7.
4”であり、また例えば、既述した図23中のSPモー
ド時における+7の表示によって指示している磁気テー
プTの上縁の位置、及びEPモード時における+21の
表示によって指示している磁気テープTの上縁の位置と
起点とを結ぶ直線は、磁気ヘッドTの基準縁Teに対し
て6°10’54”の角度を示し、さらに例えば、既述
した図23中のSPモード時における−7の表示によっ
て指示している磁気テープTの上縁の位置及びEPモー
ド時における−21の表示によって指示している磁気テ
ープTの上縁の位置と起点とを結ぶ直線は、磁気ヘッド
Tの基準縁Teに対して5°42’25.7”の角度を
示すものとなる。
における標準モードで連続再生できるようなものとして
構成されている場合に、直径が62mmの回転ドラムに
取付けられた回転磁気ヘッドを毎分1800回転させ、
ドラムの外周の一部に巻回されている磁気テープが毎秒
33.35mmの送り速度で移送した状態として記録再
生動作が行なわれたときに、前記した回転磁気ヘッドに
よって磁気テープTに描かれる記録跡(回転磁気ヘッド
の回転軌跡)は、磁気ヘッドTの基準縁Teに対して5
°58’9.9”の角度を示すものとなる{磁気テープT
の走行時におけるビデオトラック角度は…5°58’
9.9”である}。そして、前記したVHS(登録商標)方
式において、磁気テープTを停止状態にして再生してい
る場合におけるビデオトラック角度は、5°56’7.
4”であり、また例えば、既述した図23中のSPモー
ド時における+7の表示によって指示している磁気テー
プTの上縁の位置、及びEPモード時における+21の
表示によって指示している磁気テープTの上縁の位置と
起点とを結ぶ直線は、磁気ヘッドTの基準縁Teに対し
て6°10’54”の角度を示し、さらに例えば、既述
した図23中のSPモード時における−7の表示によっ
て指示している磁気テープTの上縁の位置及びEPモー
ド時における−21の表示によって指示している磁気テ
ープTの上縁の位置と起点とを結ぶ直線は、磁気ヘッド
Tの基準縁Teに対して5°42’25.7”の角度を
示すものとなる。
【0006】さて、図23に例示されている記録跡パタ
ーンを参照すれば明らかなように、通常記録再生時(ノ
ーマル記録再生時)に、回転磁気ヘッドによって磁気テ
ープT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡と、トリ
ックプレイ時に回転磁気ヘッドによって磁気テープT上
に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡とは交叉した状態
になる。したがって、トリックプレイ時に再生される再
生信号の周波数被変調波信号の信号レベルは、回転磁気
ヘッドが記録跡を横切る度毎に大きく変化しており、1
垂直走査期間における再生信号の周波数被変調波信号の
エンベロープをみると、1垂直走査期間中に大きな起伏
が生じているものになる。それで、トリックプレイ時に
おける再生画像としては、画像中にノイズバーが生じて
いる品質の悪い再生画像しか得られない。特に、民生用
デジタルVTRでは、高能率符号化方式によって映像信
号のデータ量を圧縮して記録しているために、早送り再
生時や巻戻し再生時等のように回転磁気ヘッドが磁気テ
ープTの記録跡を横切って再生動作を行なった場合に、
モザイク状に並べられているデータのブロックの配列状
態の如何によっては全く画像が再生できないことも起こ
る。
ーンを参照すれば明らかなように、通常記録再生時(ノ
ーマル記録再生時)に、回転磁気ヘッドによって磁気テ
ープT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡と、トリ
ックプレイ時に回転磁気ヘッドによって磁気テープT上
に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡とは交叉した状態
になる。したがって、トリックプレイ時に再生される再
生信号の周波数被変調波信号の信号レベルは、回転磁気
ヘッドが記録跡を横切る度毎に大きく変化しており、1
垂直走査期間における再生信号の周波数被変調波信号の
エンベロープをみると、1垂直走査期間中に大きな起伏
が生じているものになる。それで、トリックプレイ時に
おける再生画像としては、画像中にノイズバーが生じて
いる品質の悪い再生画像しか得られない。特に、民生用
デジタルVTRでは、高能率符号化方式によって映像信
号のデータ量を圧縮して記録しているために、早送り再
生時や巻戻し再生時等のように回転磁気ヘッドが磁気テ
ープTの記録跡を横切って再生動作を行なった場合に、
モザイク状に並べられているデータのブロックの配列状
態の如何によっては全く画像が再生できないことも起こ
る。
【0007】また最近になって、19μmの記録跡幅を
有する3本の記録跡を磁気テープTに同時に並列記録す
ることにより、所謂、ハイビジョンの画像情報の記録再
生も可能にできるようにした新しい形態のVTR(所謂
W−VHS方式のVTR)が提案された。前記の新しい
形態のVTRにおいて、磁気テープTに同時に並列的に
形成される3本の記録跡の内で隣接する2本の記録跡
は、互いに逆方向のアジマス角を有する2個の回転磁気
ヘッドによって映像信号の記録再生に用いられ、また残
り1本の記録跡は他の1個の回転磁気ヘッドによって音
響信号の記録再生に用いられているが、このような新し
い形態のVTRによって記録された記録済み磁気テープ
からの再生動作が、早送り再生動作や巻戻し再生動作と
された場合における回転磁気ヘッドは、それぞれアジマ
ス角を異にしている映像用の2個の回転磁気ヘッドが、
磁気テープTに形成されている3本の記録跡を横切って
再生動作を行なうことになるために、再生される画像は
ノイズバーだらけのものになってしまう。
有する3本の記録跡を磁気テープTに同時に並列記録す
ることにより、所謂、ハイビジョンの画像情報の記録再
生も可能にできるようにした新しい形態のVTR(所謂
W−VHS方式のVTR)が提案された。前記の新しい
形態のVTRにおいて、磁気テープTに同時に並列的に
形成される3本の記録跡の内で隣接する2本の記録跡
は、互いに逆方向のアジマス角を有する2個の回転磁気
ヘッドによって映像信号の記録再生に用いられ、また残
り1本の記録跡は他の1個の回転磁気ヘッドによって音
響信号の記録再生に用いられているが、このような新し
い形態のVTRによって記録された記録済み磁気テープ
からの再生動作が、早送り再生動作や巻戻し再生動作と
された場合における回転磁気ヘッドは、それぞれアジマ
ス角を異にしている映像用の2個の回転磁気ヘッドが、
磁気テープTに形成されている3本の記録跡を横切って
再生動作を行なうことになるために、再生される画像は
ノイズバーだらけのものになってしまう。
【0008】前述の問題点を解決するのには、回転磁気
ヘッドの回転軌跡と磁気テープTの記録跡とを一致させ
ればよいのであり、従来から開ループ制御回路または
閉ループ制御回路におけるアクチュエータとして使用さ
れる電気ー機械変換素子に回転磁気ヘッドを取付けてお
き、電気ー機械変換素子によって回転磁気ヘッドを変位
させて、回転磁気ヘッドを磁気テープTの記録跡に追跡
させるようにしたり、例えば実公昭63ー34126
号公報、実開昭61ー158633号公報等に開示され
ているように、回転磁気ヘッドを取付けた回転ドラムと
下ドラムとを一体的に傾斜させて、回転ヘッドが磁気テ
ープTの記録跡を追跡できるようにしたり、例えば特
公昭61ー22376号公報に開示されているように、
ドラムに対する磁気テープの進入側とドラムからの磁気
テープの離脱側とに設けられている磁気テープの幅方向
の高さを制限するためのガイドの高を変化させて、回転
ヘッドが磁気テープTの記録跡を追跡できるようにした
り、する等の各種の解決手段が提案されて来ている。
ヘッドの回転軌跡と磁気テープTの記録跡とを一致させ
ればよいのであり、従来から開ループ制御回路または
閉ループ制御回路におけるアクチュエータとして使用さ
れる電気ー機械変換素子に回転磁気ヘッドを取付けてお
き、電気ー機械変換素子によって回転磁気ヘッドを変位
させて、回転磁気ヘッドを磁気テープTの記録跡に追跡
させるようにしたり、例えば実公昭63ー34126
号公報、実開昭61ー158633号公報等に開示され
ているように、回転磁気ヘッドを取付けた回転ドラムと
下ドラムとを一体的に傾斜させて、回転ヘッドが磁気テ
ープTの記録跡を追跡できるようにしたり、例えば特
公昭61ー22376号公報に開示されているように、
ドラムに対する磁気テープの進入側とドラムからの磁気
テープの離脱側とに設けられている磁気テープの幅方向
の高さを制限するためのガイドの高を変化させて、回転
ヘッドが磁気テープTの記録跡を追跡できるようにした
り、する等の各種の解決手段が提案されて来ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した
のようにアクチュエータとして使用される電気ー機械変
換素子を用いて回転磁気ヘッドの回転軌跡を制御させる
ようにしたVTRでは、回転磁気ヘッドの回転軌跡を制
御するための電気ー機械変換素子を、回転ドラム内の狭
い空間内に設けなければならないので、使用する電気ー
機械変換素子としては小さな形状寸法のものが必要とさ
れるが、小さな形状寸法の電気ー機械変換素子は回転磁
気ヘッドに大きな変位を与えることが困難であり、ま
た、電気ー機械変換素子によって変位される回転磁気ヘ
ッドが変位によっても磁気テープに対するヘッドタッチ
の状態が不良にならないような構成のものでなければな
らないが、良好な動作特性を示す小型なアクチュエータ
を用いて良好な記録再生動作を行なうVTRを構成させ
ることは困難である他、高密度記録が行なわれている磁
気記録媒体における記録跡幅の小さな記録跡に対して高
精度で回転磁気ヘッドを追跡させることが困難である等
の問題がある。
のようにアクチュエータとして使用される電気ー機械変
換素子を用いて回転磁気ヘッドの回転軌跡を制御させる
ようにしたVTRでは、回転磁気ヘッドの回転軌跡を制
御するための電気ー機械変換素子を、回転ドラム内の狭
い空間内に設けなければならないので、使用する電気ー
機械変換素子としては小さな形状寸法のものが必要とさ
れるが、小さな形状寸法の電気ー機械変換素子は回転磁
気ヘッドに大きな変位を与えることが困難であり、ま
た、電気ー機械変換素子によって変位される回転磁気ヘ
ッドが変位によっても磁気テープに対するヘッドタッチ
の状態が不良にならないような構成のものでなければな
らないが、良好な動作特性を示す小型なアクチュエータ
を用いて良好な記録再生動作を行なうVTRを構成させ
ることは困難である他、高密度記録が行なわれている磁
気記録媒体における記録跡幅の小さな記録跡に対して高
精度で回転磁気ヘッドを追跡させることが困難である等
の問題がある。
【0010】また前記したにおける回転ドラムと下ド
ラムとを一体的に傾斜させて回転ヘッドが磁気テープT
の記録跡を追跡できるようにした磁気記録再生装置で
は、大きな質量の部材を傾斜させるために大きな駆動力
が必要とされるという欠点がある他に、前記したにお
ける回転ドラムと下ドラムとを一体的に傾斜させて回転
ヘッドが磁気テープTの記録跡を追跡できるようにした
磁気記録再生装置の内で実公昭63ー34126号公報
に開示されている磁気記録再生装置では、磁気テープT
の基準縁Teの案内部が、磁気テープTの基準縁Teに
対して、いわば点接触に近いような状態で接触している
だけであるために、磁気テープTの基準縁Teの位置が
大巾にゆれている状態になっており、磁気テープTが低
記録密度で記録されている場合、すなわち記録跡幅が大
きな記録跡の場合には、ノーマル再生が辛うじて良好に
行なえるとしても、トリックプレイ時には磁気テープの
基準縁Teの位置が案内部によって正しく案内されてい
ない状態で磁気テープTが走行している状態となるため
に、早送り再生時と巻戻し再生時との何れの場合にもノ
イズバーの除去を良好に行なうことができないというこ
とが問題になる。
ラムとを一体的に傾斜させて回転ヘッドが磁気テープT
の記録跡を追跡できるようにした磁気記録再生装置で
は、大きな質量の部材を傾斜させるために大きな駆動力
が必要とされるという欠点がある他に、前記したにお
ける回転ドラムと下ドラムとを一体的に傾斜させて回転
ヘッドが磁気テープTの記録跡を追跡できるようにした
磁気記録再生装置の内で実公昭63ー34126号公報
に開示されている磁気記録再生装置では、磁気テープT
の基準縁Teの案内部が、磁気テープTの基準縁Teに
対して、いわば点接触に近いような状態で接触している
だけであるために、磁気テープTの基準縁Teの位置が
大巾にゆれている状態になっており、磁気テープTが低
記録密度で記録されている場合、すなわち記録跡幅が大
きな記録跡の場合には、ノーマル再生が辛うじて良好に
行なえるとしても、トリックプレイ時には磁気テープの
基準縁Teの位置が案内部によって正しく案内されてい
ない状態で磁気テープTが走行している状態となるため
に、早送り再生時と巻戻し再生時との何れの場合にもノ
イズバーの除去を良好に行なうことができないというこ
とが問題になる。
【0011】さらに、前記したにおける回転ドラムと
下ドラムとを一体的に傾斜させて回転ヘッドが磁気テー
プTの記録跡を追跡できるようにした磁気記録再生装置
の内で、実開昭61ー158633号公報に開示されて
いる磁気記録再生装置では、下ドラムと別体に構成され
ている磁気テープの基準縁における所定の長さの部分を
案内できる部材(案内部)を装置の固定部に固着させて
あるから、前記した実公昭63ー34126号公報に開
示されている磁気記録再生装置で生じていた磁気テープ
Tの基準縁Teの位置の変動は、少なくともノーマル再
生動作時には生じないようにできるが、早送り再生動作
または巻戻し再生動作等を行なうために磁気ヘッドを取
付けた回転ドラムと下ドラムとを一体的に傾斜させた場
合には、磁気テープTとの摺接面を有する上,下ドラム
における摺接面に摺接している状態で走行している磁気
テープTが、上,下ドラムの摺接面に摺接している状態
のままで上,下ドラムとともに傾斜する傾向を持ってい
ることから、前記した上,下のドラムの傾斜に伴い、磁
気テープTの基準縁Teを案内するための部材(案内
部)から磁気テープTの基準縁Teが離れる方向に変位
することが起こる。それで早送り再生動作または巻戻し
再生動作等を行なうために、磁気ヘッドを取付けた回転
ドラムと下ドラムとを一体的に傾斜させた場合には、前
記した上,下のドラムの傾斜に伴って、磁気テープTの
基準縁Teが前記した磁気テープTの基準縁Teを案内
するための部材(案内部)によって案内されていない状
態の部分が生じ、その部分における磁気テープTの基準
縁Teの位置が変動してノイズバーを発生させることが
ある。
下ドラムとを一体的に傾斜させて回転ヘッドが磁気テー
プTの記録跡を追跡できるようにした磁気記録再生装置
の内で、実開昭61ー158633号公報に開示されて
いる磁気記録再生装置では、下ドラムと別体に構成され
ている磁気テープの基準縁における所定の長さの部分を
案内できる部材(案内部)を装置の固定部に固着させて
あるから、前記した実公昭63ー34126号公報に開
示されている磁気記録再生装置で生じていた磁気テープ
Tの基準縁Teの位置の変動は、少なくともノーマル再
生動作時には生じないようにできるが、早送り再生動作
または巻戻し再生動作等を行なうために磁気ヘッドを取
付けた回転ドラムと下ドラムとを一体的に傾斜させた場
合には、磁気テープTとの摺接面を有する上,下ドラム
における摺接面に摺接している状態で走行している磁気
テープTが、上,下ドラムの摺接面に摺接している状態
のままで上,下ドラムとともに傾斜する傾向を持ってい
ることから、前記した上,下のドラムの傾斜に伴い、磁
気テープTの基準縁Teを案内するための部材(案内
部)から磁気テープTの基準縁Teが離れる方向に変位
することが起こる。それで早送り再生動作または巻戻し
再生動作等を行なうために、磁気ヘッドを取付けた回転
ドラムと下ドラムとを一体的に傾斜させた場合には、前
記した上,下のドラムの傾斜に伴って、磁気テープTの
基準縁Teが前記した磁気テープTの基準縁Teを案内
するための部材(案内部)によって案内されていない状
態の部分が生じ、その部分における磁気テープTの基準
縁Teの位置が変動してノイズバーを発生させることが
ある。
【0012】すなわち、既述したVHS(登録商標)方式
のVTRが、SPモードで記録再生動作を行なってい
て、磁気テープTの記録跡の記録跡幅が、58μmとい
うように比較的に大きな場合には、早送り再生動作また
は巻戻し再生動作等を行なうために、磁気ヘッドを取付
けた回転ドラムと下ドラムとを一体的に傾斜させたとき
に、磁気テープTの基準縁Teの一部へ磁気テープTの
基準縁Teを案内するための部材(案内部)で案内され
ていない状態の部分が生じて、その部分における磁気テ
ープTの基準縁Teの位置が変動したとしても、再生画
像中にノイズバーを生じさせることは殆ど無いが、例え
ば既述したVHS(登録商標)方式のVTRがEPモード
で記録再生動作を行なっていて、磁気テープTの記録跡
の記録跡幅が、例えば19μmというように小さな場合
に、早送り再生動作または巻戻し再生動作等を行なうた
めに、磁気ヘッドを取付けた回転ドラムと下ドラムとを
一体的に傾斜させたときに、磁気テープTの基準縁Te
を案内するための部材(案内部)で案内されていない状
態の状態の部分が磁気テープTの基準縁Teの一部に生
じると、その部分に生じた位置の変動によって、再生画
像中にはノイズバーを生じさせることが明らかになっ
た。前記の問題は、19μmの記録跡幅を有する3本の
記録跡を磁気テープTに同時に並列記録する既述の新し
い形態のVTRについても同様に生じることはいうまで
もない。それで、前記のような諸問題点の解決策が求め
られた。
のVTRが、SPモードで記録再生動作を行なってい
て、磁気テープTの記録跡の記録跡幅が、58μmとい
うように比較的に大きな場合には、早送り再生動作また
は巻戻し再生動作等を行なうために、磁気ヘッドを取付
けた回転ドラムと下ドラムとを一体的に傾斜させたとき
に、磁気テープTの基準縁Teの一部へ磁気テープTの
基準縁Teを案内するための部材(案内部)で案内され
ていない状態の部分が生じて、その部分における磁気テ
ープTの基準縁Teの位置が変動したとしても、再生画
像中にノイズバーを生じさせることは殆ど無いが、例え
ば既述したVHS(登録商標)方式のVTRがEPモード
で記録再生動作を行なっていて、磁気テープTの記録跡
の記録跡幅が、例えば19μmというように小さな場合
に、早送り再生動作または巻戻し再生動作等を行なうた
めに、磁気ヘッドを取付けた回転ドラムと下ドラムとを
一体的に傾斜させたときに、磁気テープTの基準縁Te
を案内するための部材(案内部)で案内されていない状
態の状態の部分が磁気テープTの基準縁Teの一部に生
じると、その部分に生じた位置の変動によって、再生画
像中にはノイズバーを生じさせることが明らかになっ
た。前記の問題は、19μmの記録跡幅を有する3本の
記録跡を磁気テープTに同時に並列記録する既述の新し
い形態のVTRについても同様に生じることはいうまで
もない。それで、前記のような諸問題点の解決策が求め
られた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上ドラムと下ド
ラムとからなるドラムの周面の一部へ巻回された状態の
磁気テープに、回転磁気ヘッドを用いて記録再生動作を
行なう際に、磁気記録再生装置の機体の固定部に対する
前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状
態に保持したままで、回転磁気ヘッドの回転軌跡面と磁
気テープの記録済みの記録跡とを一致させるように、前
記した上,下ドラムの周面上での磁気テープの走行路を
変更させる手段を備えている磁気記録再生装置におい
て、磁気テープの基準縁の位置を規制する磁気テープの
位置規制用案内部を備えた部材を、前記した回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡円の中心軸に対して傾斜させる傾斜駆動
手段と、前記した磁気テープの走行路中における前記し
た上,下ドラムの周面の一部に巻回される磁気テープの
ドラム周面への巻始め側と巻終り側とのそれぞれに配置
されているガイドポールの高さを、磁気テープの幅方向
に変化させる変位駆動手段とを備えてなる磁気記録再生
装置、及び前記した磁気記録再生装置において磁気テー
プの基準縁の位置を規制する磁気テープの位置規制用案
内部を備えた部材を、前記した回転磁気ヘッドの回転軌
跡円の中心軸に対して傾斜させる傾斜駆動手段と、前記
した磁気テープの走行路中における前記した上,下ドラ
ムの周面の一部に巻回される磁気テープのドラム周面へ
の巻始め側と巻終り側とのそれぞれに配置されているガ
イドポールの高さを、磁気テープの幅方向に変化させる
変位駆動手段と、前記した磁気テープの位置規制用案内
部を備えた部材を傾斜させる傾斜駆動手段と、ガイドポ
ールの高さを磁気テープの幅方向に変化させる変位駆動
手段とを連結結合させる手段とを備えてなる磁気記録再
生装置を提供する。
ラムとからなるドラムの周面の一部へ巻回された状態の
磁気テープに、回転磁気ヘッドを用いて記録再生動作を
行なう際に、磁気記録再生装置の機体の固定部に対する
前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状
態に保持したままで、回転磁気ヘッドの回転軌跡面と磁
気テープの記録済みの記録跡とを一致させるように、前
記した上,下ドラムの周面上での磁気テープの走行路を
変更させる手段を備えている磁気記録再生装置におい
て、磁気テープの基準縁の位置を規制する磁気テープの
位置規制用案内部を備えた部材を、前記した回転磁気ヘ
ッドの回転軌跡円の中心軸に対して傾斜させる傾斜駆動
手段と、前記した磁気テープの走行路中における前記し
た上,下ドラムの周面の一部に巻回される磁気テープの
ドラム周面への巻始め側と巻終り側とのそれぞれに配置
されているガイドポールの高さを、磁気テープの幅方向
に変化させる変位駆動手段とを備えてなる磁気記録再生
装置、及び前記した磁気記録再生装置において磁気テー
プの基準縁の位置を規制する磁気テープの位置規制用案
内部を備えた部材を、前記した回転磁気ヘッドの回転軌
跡円の中心軸に対して傾斜させる傾斜駆動手段と、前記
した磁気テープの走行路中における前記した上,下ドラ
ムの周面の一部に巻回される磁気テープのドラム周面へ
の巻始め側と巻終り側とのそれぞれに配置されているガ
イドポールの高さを、磁気テープの幅方向に変化させる
変位駆動手段と、前記した磁気テープの位置規制用案内
部を備えた部材を傾斜させる傾斜駆動手段と、ガイドポ
ールの高さを磁気テープの幅方向に変化させる変位駆動
手段とを連結結合させる手段とを備えてなる磁気記録再
生装置を提供する。
【0014】
【作用】磁気記録再生装置の機体の固定部に対する前記
した回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状態に
保持したままで、上ドラムと下ドラムとからなるドラム
の周面の一部へ巻回された状態の磁気テープを、回転磁
気ヘッドの回転軌跡面と磁気テープの記録済みの記録跡
とを一致させるように、磁気テープの基準縁の位置を規
制する磁気テープの位置規制用案内部を備えた部材を、
傾斜駆動手段により前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡
円の中心軸に対して傾斜させて、上,下ドラムの周面上
での磁気テープの走行路を変更させる。また、前記した
磁気テープの走行路中における前記した上,下ドラムの
周面の一部に巻回される磁気テープのドラム周面への巻
始め側と巻終り側とのそれぞれに配置されているガイド
ポールの高さを変位駆動手段により磁気テープの幅方向
に変化させる。それにより、磁気テープに記録形成され
ている記録跡が記録跡幅の小さな場合でも、ノイズバー
が出ない状態で高速再生や巻戻し再生を行なうことがで
きる。前記した磁気テープの位置規制用案内部を備えた
部材を傾斜させる傾斜駆動手段と、ガイドポールの高さ
を変位する変位駆動手段とを連結して動作させることに
より、共通な駆動源を用いて簡単な機構で装置を構成で
きる。
した回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状態に
保持したままで、上ドラムと下ドラムとからなるドラム
の周面の一部へ巻回された状態の磁気テープを、回転磁
気ヘッドの回転軌跡面と磁気テープの記録済みの記録跡
とを一致させるように、磁気テープの基準縁の位置を規
制する磁気テープの位置規制用案内部を備えた部材を、
傾斜駆動手段により前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡
円の中心軸に対して傾斜させて、上,下ドラムの周面上
での磁気テープの走行路を変更させる。また、前記した
磁気テープの走行路中における前記した上,下ドラムの
周面の一部に巻回される磁気テープのドラム周面への巻
始め側と巻終り側とのそれぞれに配置されているガイド
ポールの高さを変位駆動手段により磁気テープの幅方向
に変化させる。それにより、磁気テープに記録形成され
ている記録跡が記録跡幅の小さな場合でも、ノイズバー
が出ない状態で高速再生や巻戻し再生を行なうことがで
きる。前記した磁気テープの位置規制用案内部を備えた
部材を傾斜させる傾斜駆動手段と、ガイドポールの高さ
を変位する変位駆動手段とを連結して動作させることに
より、共通な駆動源を用いて簡単な機構で装置を構成で
きる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の磁気記録
再生装置の具体的な内容を詳細に説明する。図1,図2,
図7,図8,図13,図14は本発明の磁気記録再生装置
の構成部分の一部の側断面図、図5,図6,図11,図
12は本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部の斜
視図、図3は図1及び図2に示す本発明の磁気記録再生
装置の動作説明のための側断面図、図4及び図10は本
発明の磁気記録再生装置の要部の全体的な斜視図、図9
は図7,図8に示す本発明の磁気記録再生装置の動作説
明のための側断面図、図15はVTRのドラムの正面
図、図16乃至図22は動作説明のための正面図、図2
3はテープパターンを示す図である。まず、図18は上
ドラムと下ドラムとからなるドラムの周面の一部へ巻回
された状態の磁気テープに、回転磁気ヘッドを用いて記
録再生動作を行なう際に、磁気記録再生装置の機体の固
定部に対する前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位
置を一定の状態に保持したままで、回転磁気ヘッドの回
転軌跡面と磁気テープの記録済みの記録跡とを一致させ
るように、前記した上,下ドラムの周面上での磁気テー
プの走行路を変更させる手段を備えている磁気記録再生
装置(VTR)のテープ走行系を例示している図であ
る。
再生装置の具体的な内容を詳細に説明する。図1,図2,
図7,図8,図13,図14は本発明の磁気記録再生装置
の構成部分の一部の側断面図、図5,図6,図11,図
12は本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部の斜
視図、図3は図1及び図2に示す本発明の磁気記録再生
装置の動作説明のための側断面図、図4及び図10は本
発明の磁気記録再生装置の要部の全体的な斜視図、図9
は図7,図8に示す本発明の磁気記録再生装置の動作説
明のための側断面図、図15はVTRのドラムの正面
図、図16乃至図22は動作説明のための正面図、図2
3はテープパターンを示す図である。まず、図18は上
ドラムと下ドラムとからなるドラムの周面の一部へ巻回
された状態の磁気テープに、回転磁気ヘッドを用いて記
録再生動作を行なう際に、磁気記録再生装置の機体の固
定部に対する前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位
置を一定の状態に保持したままで、回転磁気ヘッドの回
転軌跡面と磁気テープの記録済みの記録跡とを一致させ
るように、前記した上,下ドラムの周面上での磁気テー
プの走行路を変更させる手段を備えている磁気記録再生
装置(VTR)のテープ走行系を例示している図であ
る。
【0016】図18において、1は機板、Ddは磁気テ
ープTの基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置
規制用案内部Gを備えている下ドラム、Duは上ドラ
ム、2,3は傾斜ポール、SGRはサプライ側のガイド
ローラ、TGRはティクアップ側のガイドローラであ
り、また図面符号CAによって示してある部材は、磁気
テープの基準縁の位置を規制する磁気テープの位置規制
用案内部Gを備えた部材を、前記した回転磁気ヘッドの
回転軌跡円の中心軸に対して傾斜させる傾斜駆動手段と
して機能する環状のカム部材である。磁気テープTは前
記したガイドローラSGR、サプライ側の傾斜ポール2
と、下ドラムDdに形成されている磁気テープの基準縁
の位置を規制する磁気テープの位置規制用案内部Gと、
ティクアップ側のガイドローラTGRとによって走行経
路が規制された状態で、上ドラムDuと下ドラムDdと
の周面の一部に摺接しながら所定の移動速度で走行し、
前記の磁気テープTには上ドラムDuと下ドラムDdと
の間隙部分で回転している回転磁気ヘッドによって傾斜
した記録跡が形成される。なお、磁気テープTは上ドラ
ムDuと下ドラムDdとからなるドラム(ドラム構体D
A)の外周面に、ドラムの中心角で180度よりも僅か
に大きな角度と対応する範囲で巻回されている。
ープTの基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置
規制用案内部Gを備えている下ドラム、Duは上ドラ
ム、2,3は傾斜ポール、SGRはサプライ側のガイド
ローラ、TGRはティクアップ側のガイドローラであ
り、また図面符号CAによって示してある部材は、磁気
テープの基準縁の位置を規制する磁気テープの位置規制
用案内部Gを備えた部材を、前記した回転磁気ヘッドの
回転軌跡円の中心軸に対して傾斜させる傾斜駆動手段と
して機能する環状のカム部材である。磁気テープTは前
記したガイドローラSGR、サプライ側の傾斜ポール2
と、下ドラムDdに形成されている磁気テープの基準縁
の位置を規制する磁気テープの位置規制用案内部Gと、
ティクアップ側のガイドローラTGRとによって走行経
路が規制された状態で、上ドラムDuと下ドラムDdと
の周面の一部に摺接しながら所定の移動速度で走行し、
前記の磁気テープTには上ドラムDuと下ドラムDdと
の間隙部分で回転している回転磁気ヘッドによって傾斜
した記録跡が形成される。なお、磁気テープTは上ドラ
ムDuと下ドラムDdとからなるドラム(ドラム構体D
A)の外周面に、ドラムの中心角で180度よりも僅か
に大きな角度と対応する範囲で巻回されている。
【0017】図15は前記した上ドラムDuと下ドラム
Ddとの正面図であり、図中においてHa,Hbは回転
磁気ヘッド、O−Oは前記した上ドラムDuと下ドラム
Ddとの中心軸を示しており、また、図中の0度,18
0度の角度の表示は、後述されている各図についての記
述中で、0度−180度の方向、及び90度−270度
の方向というような表現で示す0度,180度の方向を
示している。なお、図15中のO−O線に対して紙面に
直交している方向が、90度−270度の方向であり、
前記した90度の位置は図で手前側においてドラムの周
面に対する磁気テープの巻付範囲の中央位置と対応して
いる位置である。
Ddとの正面図であり、図中においてHa,Hbは回転
磁気ヘッド、O−Oは前記した上ドラムDuと下ドラム
Ddとの中心軸を示しており、また、図中の0度,18
0度の角度の表示は、後述されている各図についての記
述中で、0度−180度の方向、及び90度−270度
の方向というような表現で示す0度,180度の方向を
示している。なお、図15中のO−O線に対して紙面に
直交している方向が、90度−270度の方向であり、
前記した90度の位置は図で手前側においてドラムの周
面に対する磁気テープの巻付範囲の中央位置と対応して
いる位置である。
【0018】図1及び図2に例示してある本発明の磁気
記録再生装置の一部をなす構成部分は、上ドラムDuと
下ドラムDdとにおけるドラムの周面4,5の一部へ巻
回された状態の磁気テープTに、回転磁気ヘッドHa,
Hbを用いて記録再生動作を行なう際に、磁気記録再生
装置の機体の固定部(機板1)に対する前記した回転磁
気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状態に保持したま
まで、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面と磁気テ
ープTの記録済みの記録跡とを一致させるように、前記
した上,下ドラムDu,Ddの周面4,5上での磁気テ
ープTの走行路を変更させるのに、磁気テープTの基準
縁Teの位置を規制する磁気テープの位置規制用案内部
Gを変位させるような手段を備えている磁気記録再生装
置の一部をなす構成部分として、磁気テープTの基準縁
Teの位置を規制する磁気テープの位置規制用案内部G
が下ドラムDdの周面に形成されているような構成態様
のものである場合の構成例を示している。
記録再生装置の一部をなす構成部分は、上ドラムDuと
下ドラムDdとにおけるドラムの周面4,5の一部へ巻
回された状態の磁気テープTに、回転磁気ヘッドHa,
Hbを用いて記録再生動作を行なう際に、磁気記録再生
装置の機体の固定部(機板1)に対する前記した回転磁
気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状態に保持したま
まで、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面と磁気テ
ープTの記録済みの記録跡とを一致させるように、前記
した上,下ドラムDu,Ddの周面4,5上での磁気テ
ープTの走行路を変更させるのに、磁気テープTの基準
縁Teの位置を規制する磁気テープの位置規制用案内部
Gを変位させるような手段を備えている磁気記録再生装
置の一部をなす構成部分として、磁気テープTの基準縁
Teの位置を規制する磁気テープの位置規制用案内部G
が下ドラムDdの周面に形成されているような構成態様
のものである場合の構成例を示している。
【0019】また、図7及び図8に例示してある本発明
の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分は、上ドラム
Duと下ドラムDdとにおけるドラムの周面4,5の一
部へ巻回された状態の磁気テープTに、回転磁気ヘッド
Ha,Hbを用いて記録再生動作を行なう際に、磁気記
録再生装置の機体の固定部(機板1)に対する前記した
回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状態に保持
したままで、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面と
磁気テープTの記録済みの記録跡とを一致させるよう
に、前記した上,下ドラムDu,Ddの周面4,5上で
の磁気テープTの走行路を変更させるのに、磁気テープ
Tの基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置規制
用案内部Gを変位させるような手段を備えている磁気記
録再生装置の一部をなす構成部分として、磁気テープT
の基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置規制用
案内部Gが、前記した上,下ドラムDu,Ddとは別体
に構成されており、かつ、前記した下ドラムDdの下部
に構成させた小径部82の外周面に接近した状態に配置
されている磁気テープの位置規制用案内部材GAに設け
られているような構成態様のものである場合の構成例を
示している。
の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分は、上ドラム
Duと下ドラムDdとにおけるドラムの周面4,5の一
部へ巻回された状態の磁気テープTに、回転磁気ヘッド
Ha,Hbを用いて記録再生動作を行なう際に、磁気記
録再生装置の機体の固定部(機板1)に対する前記した
回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状態に保持
したままで、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面と
磁気テープTの記録済みの記録跡とを一致させるよう
に、前記した上,下ドラムDu,Ddの周面4,5上で
の磁気テープTの走行路を変更させるのに、磁気テープ
Tの基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置規制
用案内部Gを変位させるような手段を備えている磁気記
録再生装置の一部をなす構成部分として、磁気テープT
の基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置規制用
案内部Gが、前記した上,下ドラムDu,Ddとは別体
に構成されており、かつ、前記した下ドラムDdの下部
に構成させた小径部82の外周面に接近した状態に配置
されている磁気テープの位置規制用案内部材GAに設け
られているような構成態様のものである場合の構成例を
示している。
【0020】前記した図1,図2及び図7,図8に示さ
れている本発明の磁気記録再生装置の一部をなす構成部
分において、上ドラムDuはドラムモータMdの回転軸
6に固着されている上ドラム固着部材7に対して、ねじ
8,9で固着されており、ドラムモータMdの回転子2
1が所定の回転数で回転すると、上ドラムDuに固着さ
れている回転磁気ヘッドHa,Hbは、装置の固定部分
に対して固着されている部材(図1及び図2に示されて
いる本発明の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分に
おいては後述されている支持部材SA、図7及び図8に
示されている本発明の磁気記録再生装置の一部をなす構
成部分においては固定ドラムDd)に取付けられている
軸受10,11によって回転自在に支持されている回転
軸6と一体的に回転する。12は上ドラム固着部材7に
固着されている回転トランス、13は前記した支持部材
SA(図1及び図2の構成例の場合)または固定ドラム
Dd(図7及び図8の構成例の場合)に取付けられてい
る回転トランスである。
れている本発明の磁気記録再生装置の一部をなす構成部
分において、上ドラムDuはドラムモータMdの回転軸
6に固着されている上ドラム固着部材7に対して、ねじ
8,9で固着されており、ドラムモータMdの回転子2
1が所定の回転数で回転すると、上ドラムDuに固着さ
れている回転磁気ヘッドHa,Hbは、装置の固定部分
に対して固着されている部材(図1及び図2に示されて
いる本発明の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分に
おいては後述されている支持部材SA、図7及び図8に
示されている本発明の磁気記録再生装置の一部をなす構
成部分においては固定ドラムDd)に取付けられている
軸受10,11によって回転自在に支持されている回転
軸6と一体的に回転する。12は上ドラム固着部材7に
固着されている回転トランス、13は前記した支持部材
SA(図1及び図2の構成例の場合)または固定ドラム
Dd(図7及び図8の構成例の場合)に取付けられてい
る回転トランスである。
【0021】回転磁気ヘッドHaを取付けてあるヘッド
ホルダ15と、回転磁気ヘッドHbを取付けてあるヘッ
ドホルダ14とは、ねじ16,17によって上ドラムD
uに固着されている。上ドラムDuの外周方向で互いに
180度対称の位置に設けられるべき前記の回転磁気ヘ
ッドHa,Hbとしては、例えば、それぞれのものがS
PヘッドとEPヘッドとを隣接配設させてある構成形態
の回転磁気ヘッドであったり、あるいは、それぞれのも
のが例えば複数個(例えば3個)の回転磁気ヘッドによっ
て同時に複数本(例えば3本)の記録跡を並列に記録形成
させうるような構成形態の回転磁気ヘッドであったり、
その他任意の構成形態の回転磁気ヘッドを用いることが
できる。本発明の磁気記録再生装置の実施に当って使用
されるべきドラム構体DAとしては、それの上ドラムD
uが、回転する上ドラム(回転ドラム)として構成され
たものでも、あるいは回転しない上ドラムとして構成さ
れたものでも、そのどちらの構成態様のものでも使用で
きるが、以下に記述されている各実施例におけるドラム
構体DAでは、それの上ドラムDuが回転ドラムとして
構成されている場合の例を示している。なお、上ドラム
が回転しないような構成のものであっても、回転磁気ヘ
ッドHa,Hbを回転させるための部材を備えてあるこ
とはいうまでもない。
ホルダ15と、回転磁気ヘッドHbを取付けてあるヘッ
ドホルダ14とは、ねじ16,17によって上ドラムD
uに固着されている。上ドラムDuの外周方向で互いに
180度対称の位置に設けられるべき前記の回転磁気ヘ
ッドHa,Hbとしては、例えば、それぞれのものがS
PヘッドとEPヘッドとを隣接配設させてある構成形態
の回転磁気ヘッドであったり、あるいは、それぞれのも
のが例えば複数個(例えば3個)の回転磁気ヘッドによっ
て同時に複数本(例えば3本)の記録跡を並列に記録形成
させうるような構成形態の回転磁気ヘッドであったり、
その他任意の構成形態の回転磁気ヘッドを用いることが
できる。本発明の磁気記録再生装置の実施に当って使用
されるべきドラム構体DAとしては、それの上ドラムD
uが、回転する上ドラム(回転ドラム)として構成され
たものでも、あるいは回転しない上ドラムとして構成さ
れたものでも、そのどちらの構成態様のものでも使用で
きるが、以下に記述されている各実施例におけるドラム
構体DAでは、それの上ドラムDuが回転ドラムとして
構成されている場合の例を示している。なお、上ドラム
が回転しないような構成のものであっても、回転磁気ヘ
ッドHa,Hbを回転させるための部材を備えてあるこ
とはいうまでもない。
【0022】前記の支持部材SA(図1及び図2の構成
例の場合)または下ドラムDd(図7及び図8の構成例
の場合)には、ドラムモータMdの固定子の部分20が
ねじ18,19によって固着されており、また前記した
ドラムモータMdの回転子の部分21は、ねじ25によ
って回転軸6に固着されている支持体22に対し、ねじ
23,24によって取付けられている。図中に示されて
いるドラムモータMdは、それの固定子の部分20に電
機子巻線20aを備えており、また、それの回転子の部
分21に永久磁石21bを備えて構成されているものと
して示されている。
例の場合)または下ドラムDd(図7及び図8の構成例
の場合)には、ドラムモータMdの固定子の部分20が
ねじ18,19によって固着されており、また前記した
ドラムモータMdの回転子の部分21は、ねじ25によ
って回転軸6に固着されている支持体22に対し、ねじ
23,24によって取付けられている。図中に示されて
いるドラムモータMdは、それの固定子の部分20に電
機子巻線20aを備えており、また、それの回転子の部
分21に永久磁石21bを備えて構成されているものと
して示されている。
【0023】まず、図1及び図2に示されている本発明
の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分において、D
Bはドラムベース、BPはベースプレート、SAは支持
部材であって、前記した支持部材SAは、ドラムベース
DBに突設された取付けボス69〜71(図2,図5参
照)上に、ねじ72,73によって固着され(ボス71
は図2中には示されていないから、支持部材SAとドラ
ムベースDBとの取付け用ねじは図示されていない)て
いて、支持部材SAのそれの上方部分が下ドラムDdの
内方空間部に位置するような態様で設けられている。支
持部材SAの上端部26と固定ドラムDdの内方突縁部
27との間におけるドラム構体DAの90度−270度
の方向には図1の(a)中に示されているように回動支
点28,29が設けられている。また、支持部材SA
は、それの上端部26の突出部26aが固定ドラムDd
の内周に嵌合されており、さらに、下ドラムDdの下端
部にねじ32(図2)によって固着されているベースプ
レートBPに設けたスプリングホルダ75,76の孔7
5,76と支持部材SAの下面側との間にはスプリング
30,31が装着されている。
の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分において、D
Bはドラムベース、BPはベースプレート、SAは支持
部材であって、前記した支持部材SAは、ドラムベース
DBに突設された取付けボス69〜71(図2,図5参
照)上に、ねじ72,73によって固着され(ボス71
は図2中には示されていないから、支持部材SAとドラ
ムベースDBとの取付け用ねじは図示されていない)て
いて、支持部材SAのそれの上方部分が下ドラムDdの
内方空間部に位置するような態様で設けられている。支
持部材SAの上端部26と固定ドラムDdの内方突縁部
27との間におけるドラム構体DAの90度−270度
の方向には図1の(a)中に示されているように回動支
点28,29が設けられている。また、支持部材SA
は、それの上端部26の突出部26aが固定ドラムDd
の内周に嵌合されており、さらに、下ドラムDdの下端
部にねじ32(図2)によって固着されているベースプ
レートBPに設けたスプリングホルダ75,76の孔7
5,76と支持部材SAの下面側との間にはスプリング
30,31が装着されている。
【0024】また、前記のベースプレートBPに設けた
スプリングホルダ43,44の孔と前記した支持部材S
Aと一体的に連結固着されているドラムモータMdのカ
バー33との間には、スプリング34,35が装着され
ている。5には前記のベースプレートBPを表側から見
た場合の斜視図が示されており、また図6には前記した
ベースプレートBPを裏側から見た場合の斜視図が示さ
れて図いる。前記したベースプレートBPが固着されて
いる下ドラムDdのドラムベースDBに対する位置決め
は、ドラム構体における0度と180度方向でドラムベ
ースDBに設けてある位置決めピン45,46を、ベー
スプレートBPに設けた孔40,41に嵌合させること
によって行なわれる{図1の(b)参照}。前記したドラ
ムベースDBの上面側とベースプレートBPの下面側と
の間には、それの周面に磁気テープTの基準縁Teの位
置を規制する磁気テープの位置規制用案内部Gを備えた
部材として機能する下ドラムDdの中心軸を、前記した
回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡円の中心軸に対し
て傾斜させる傾斜駆動手段として機能する傾斜調節用の
環状のカム部材CA(環状のカム部材CA)が設けられ
ている。前記した回転軸の傾斜調節用の環状のカム部材
CAの具体的な構成例が図5中に示されている。
スプリングホルダ43,44の孔と前記した支持部材S
Aと一体的に連結固着されているドラムモータMdのカ
バー33との間には、スプリング34,35が装着され
ている。5には前記のベースプレートBPを表側から見
た場合の斜視図が示されており、また図6には前記した
ベースプレートBPを裏側から見た場合の斜視図が示さ
れて図いる。前記したベースプレートBPが固着されて
いる下ドラムDdのドラムベースDBに対する位置決め
は、ドラム構体における0度と180度方向でドラムベ
ースDBに設けてある位置決めピン45,46を、ベー
スプレートBPに設けた孔40,41に嵌合させること
によって行なわれる{図1の(b)参照}。前記したドラ
ムベースDBの上面側とベースプレートBPの下面側と
の間には、それの周面に磁気テープTの基準縁Teの位
置を規制する磁気テープの位置規制用案内部Gを備えた
部材として機能する下ドラムDdの中心軸を、前記した
回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡円の中心軸に対し
て傾斜させる傾斜駆動手段として機能する傾斜調節用の
環状のカム部材CA(環状のカム部材CA)が設けられ
ている。前記した回転軸の傾斜調節用の環状のカム部材
CAの具体的な構成例が図5中に示されている。
【0025】前記した環状のカム部材CAの上面に形成
されているカム輪郭58〜63(図5参照)には、前記
したベースプレートBPに突設されているカム従動体4
9,50が当接されていて、前記の環状のカム部材CA
が、図示されていない駆動源からの駆動力が与えられて
回動したときに、前記したベースプレートBPに固着さ
れている下ドラムDdが、前記の回動支点28,29を
回動中心にして、上ドラムDuや支持部材SAの中心軸
(回転軸6の中心軸)に対して、所定の角度だけ、ドラ
ム構体DAの0度−180度の方向{図1の(b)にお
ける紙面の左右方向}で傾斜して、図3に例示されてい
る状態になるが、前記した環状のカム部材CAの具体的
な構成例や、動作態様等については図5、その他の図を
参照して詳細に後述されている。
されているカム輪郭58〜63(図5参照)には、前記
したベースプレートBPに突設されているカム従動体4
9,50が当接されていて、前記の環状のカム部材CA
が、図示されていない駆動源からの駆動力が与えられて
回動したときに、前記したベースプレートBPに固着さ
れている下ドラムDdが、前記の回動支点28,29を
回動中心にして、上ドラムDuや支持部材SAの中心軸
(回転軸6の中心軸)に対して、所定の角度だけ、ドラ
ム構体DAの0度−180度の方向{図1の(b)にお
ける紙面の左右方向}で傾斜して、図3に例示されてい
る状態になるが、前記した環状のカム部材CAの具体的
な構成例や、動作態様等については図5、その他の図を
参照して詳細に後述されている。
【0026】図5は、ドラムベースDBと、ドラムベー
スDBの上面36に底面が回動可能に載置されており、
ベースプレートBPの裏面側に突設されているカム従動
体49,50{図1の(b)及び図6参照}と係合するカム
輪郭58〜63を有する環状のカム部材CAとの各部の
具体的な構成態様を示すための斜視図である。前記の環
状のカム部材CAは、ドラムベースDBの上面側の案内
部37に回動可能に嵌合されている。64は連結部であ
って先端部には円弧状ギヤ65が設けられている。前記
した円弧状ギヤ65に対して、図示されていない駆動源
から図示されていないピニオンを介して動力が供給され
て、環状のカム部材CAがドラムベースDBの上面36
上で回動されると、ベースプレートBPに突設されてい
るカム従動体49,50が、環状のカム部材CAに構成
されている順次に異なるカム輪郭58〜63に当接され
るために、前記したベースプレートBPに固着されてい
る下ドラムDdは、それぞれ所定の角度だけ、上ドラム
Ddの中心軸に対してドラム構体DAの0度−180度
の方向{図1の(b)における紙面の左右方向}で傾斜す
る。環状のカム部材CAの連結部64に突設されている
連結ピン74については、図4を参照して後述されてい
る。
スDBの上面36に底面が回動可能に載置されており、
ベースプレートBPの裏面側に突設されているカム従動
体49,50{図1の(b)及び図6参照}と係合するカム
輪郭58〜63を有する環状のカム部材CAとの各部の
具体的な構成態様を示すための斜視図である。前記の環
状のカム部材CAは、ドラムベースDBの上面側の案内
部37に回動可能に嵌合されている。64は連結部であ
って先端部には円弧状ギヤ65が設けられている。前記
した円弧状ギヤ65に対して、図示されていない駆動源
から図示されていないピニオンを介して動力が供給され
て、環状のカム部材CAがドラムベースDBの上面36
上で回動されると、ベースプレートBPに突設されてい
るカム従動体49,50が、環状のカム部材CAに構成
されている順次に異なるカム輪郭58〜63に当接され
るために、前記したベースプレートBPに固着されてい
る下ドラムDdは、それぞれ所定の角度だけ、上ドラム
Ddの中心軸に対してドラム構体DAの0度−180度
の方向{図1の(b)における紙面の左右方向}で傾斜す
る。環状のカム部材CAの連結部64に突設されている
連結ピン74については、図4を参照して後述されてい
る。
【0027】図1及び図2に示されている本発明の磁気
記録再生装置の一部をなす構成部分が、ノーマル再生モ
ードで動作している場合に、ベースプレートBPに突設
されているカム従動体49は、傾斜調節用の環状のカム
部材CAのカム輪郭62と当接し、また、支持部材SA
に突設されているカム従動体50は、傾斜調節用の環状
のカム部材CAのカム輪郭59と当接する。前記した傾
斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭59,62は
同一高さのものとして構成されているから、磁気記録再
生装置が、ノーマル再生モードで動作している場合に
は、上ドラムDu及び下ドラムDdの中心軸は一致した
状態になっていて、この動作状態において磁気テープT
は、それの基準縁Teが下ドラムDdの外周部に形成さ
れている磁気テープの位置規制用案内部Gの全域にわた
って正しく当接している状態(図18参照)とされ、磁
気テープTの走行位置が磁気テープの位置規制用案内部
Gによって正規の位置に安定に保持された状態で所定の
走行速度で走行することができ、この状態では良好な状
態のエンベロープを示す再生信号が得られる。
記録再生装置の一部をなす構成部分が、ノーマル再生モ
ードで動作している場合に、ベースプレートBPに突設
されているカム従動体49は、傾斜調節用の環状のカム
部材CAのカム輪郭62と当接し、また、支持部材SA
に突設されているカム従動体50は、傾斜調節用の環状
のカム部材CAのカム輪郭59と当接する。前記した傾
斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭59,62は
同一高さのものとして構成されているから、磁気記録再
生装置が、ノーマル再生モードで動作している場合に
は、上ドラムDu及び下ドラムDdの中心軸は一致した
状態になっていて、この動作状態において磁気テープT
は、それの基準縁Teが下ドラムDdの外周部に形成さ
れている磁気テープの位置規制用案内部Gの全域にわた
って正しく当接している状態(図18参照)とされ、磁
気テープTの走行位置が磁気テープの位置規制用案内部
Gによって正規の位置に安定に保持された状態で所定の
走行速度で走行することができ、この状態では良好な状
態のエンベロープを示す再生信号が得られる。
【0028】次に、図1及び図2に示されている本発明
の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分が、早送り再
生モード(FF)で動作している場合には、下ドラムD
dに固着されているベースプレートBPに突設されてい
るカム従動体49は傾斜調節用の環状のカム部材CAの
カム輪郭61と当接し、また、下ドラムDdに固着され
ているベースプレートBP突設されているカム従動体5
0は、傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭58
と当接する。そして、前記した傾斜調節用の環状のカム
部材CAのカム輪郭58はカム輪郭61よりも高いのも
のとして構成されているために、磁気記録再生装置が早
送り再生モードで動作している場合における下ドラムD
dの中心軸の位置は、図16中に矢印FFの方向に傾斜
した破線図示の直線のように、磁気記録再生装置がノー
マル再生モードで動作している場合における上ドラムD
uと下ドラムDdとの中心軸の位置を示しているO−O
の実線図示の直線に対して、左方に傾斜している状態の
ものになるから、図1に示されている磁気記録再生装置
の一部をなす構成部分が、早送り再生モード(FF)で動
作している場合における下ドラムDdは、図3の(a)
に例示されているような傾斜状態になる。
の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分が、早送り再
生モード(FF)で動作している場合には、下ドラムD
dに固着されているベースプレートBPに突設されてい
るカム従動体49は傾斜調節用の環状のカム部材CAの
カム輪郭61と当接し、また、下ドラムDdに固着され
ているベースプレートBP突設されているカム従動体5
0は、傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭58
と当接する。そして、前記した傾斜調節用の環状のカム
部材CAのカム輪郭58はカム輪郭61よりも高いのも
のとして構成されているために、磁気記録再生装置が早
送り再生モードで動作している場合における下ドラムD
dの中心軸の位置は、図16中に矢印FFの方向に傾斜
した破線図示の直線のように、磁気記録再生装置がノー
マル再生モードで動作している場合における上ドラムD
uと下ドラムDdとの中心軸の位置を示しているO−O
の実線図示の直線に対して、左方に傾斜している状態の
ものになるから、図1に示されている磁気記録再生装置
の一部をなす構成部分が、早送り再生モード(FF)で動
作している場合における下ドラムDdは、図3の(a)
に例示されているような傾斜状態になる。
【0029】それにより、前記した下ドラムDuの傾斜
につれて磁気テープTの基準縁Teは、下ドラムDdの
外周部に形成されている磁気テープの位置規制用案内部
Gにおけるサプライ側のガイドローラSGR寄りの一部
分では、磁気テープの位置規制用案内部Gから離れ、ま
た、下ドラムDdの外周部に形成されている磁気テープ
の位置規制用案内部Gにおけるテイクアップ側のガイド
ローラTGR寄りの一部分では、磁気テープの位置規制
用案内部Gによって押上げられるために、下ドラムDd
のテイクアップ側のガイドローラTGR寄りの部分から
テイクアップ側のガイドローラTGRまでの部分の磁気
テープTに図19に例示されているような歪(しわ)が
発生することが起こるとともに、前記のように下ドラム
Ddの外周部に形成されている磁気テープの位置規制用
案内部Gの一部で、磁気テープTの基準縁Teが磁気テ
ープの位置規制用案内部Gから離れた状態になるため
に、磁気テープTの走行位置が磁気テープの位置規制用
案内部Gによって正しく規制されなくなり磁気テープT
の走行位置が磁気テープの幅方向に変動している状態に
なり、回転磁気ヘッドの回転軌跡によって磁気テープT
の記録跡を正しく追跡できなくなって、大きな変動のあ
るエンベロープを示す再生信号しか得られないことが起
きる。
につれて磁気テープTの基準縁Teは、下ドラムDdの
外周部に形成されている磁気テープの位置規制用案内部
Gにおけるサプライ側のガイドローラSGR寄りの一部
分では、磁気テープの位置規制用案内部Gから離れ、ま
た、下ドラムDdの外周部に形成されている磁気テープ
の位置規制用案内部Gにおけるテイクアップ側のガイド
ローラTGR寄りの一部分では、磁気テープの位置規制
用案内部Gによって押上げられるために、下ドラムDd
のテイクアップ側のガイドローラTGR寄りの部分から
テイクアップ側のガイドローラTGRまでの部分の磁気
テープTに図19に例示されているような歪(しわ)が
発生することが起こるとともに、前記のように下ドラム
Ddの外周部に形成されている磁気テープの位置規制用
案内部Gの一部で、磁気テープTの基準縁Teが磁気テ
ープの位置規制用案内部Gから離れた状態になるため
に、磁気テープTの走行位置が磁気テープの位置規制用
案内部Gによって正しく規制されなくなり磁気テープT
の走行位置が磁気テープの幅方向に変動している状態に
なり、回転磁気ヘッドの回転軌跡によって磁気テープT
の記録跡を正しく追跡できなくなって、大きな変動のあ
るエンベロープを示す再生信号しか得られないことが起
きる。
【0030】図1及び図2に示されている本発明の磁気
記録再生装置の一部をなす構成部分が、巻戻し再生モー
ド(FB)で動作している場合には、下ドラムDdに固
着されているベースプレートBPに突設されているカム
従動体49は傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪
郭63と当接し、また、下ドラムDdに固着されている
ベースプレートBP突設されているカム従動体50は、
傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭60と当接
する。そして、前記した傾斜調節用の環状のカム部材C
Aのカム輪郭63はカム輪郭60よりも高いのものとし
て構成されているために、磁気記録再生装置が巻戻し再
生モードで動作している場合における下ドラムDdの中
心軸の位置は、図16中に矢印FBの方向に傾斜した破
線図示の直線のように、磁気記録再生装置がノーマル再
生モードで動作している場合における上ドラムDuと下
ドラムDdとの中心軸の位置を示しているO−Oの実線
図示の直線に対して、右方に傾斜している状態のものに
なるから、図1に示されている磁気記録再生装置の一部
をなす構成部分が、早送り再生モード(FB)で動作して
いる場合における下ドラムDdは、図3の(b)に例示
されているような傾斜状態になる。
記録再生装置の一部をなす構成部分が、巻戻し再生モー
ド(FB)で動作している場合には、下ドラムDdに固
着されているベースプレートBPに突設されているカム
従動体49は傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪
郭63と当接し、また、下ドラムDdに固着されている
ベースプレートBP突設されているカム従動体50は、
傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭60と当接
する。そして、前記した傾斜調節用の環状のカム部材C
Aのカム輪郭63はカム輪郭60よりも高いのものとし
て構成されているために、磁気記録再生装置が巻戻し再
生モードで動作している場合における下ドラムDdの中
心軸の位置は、図16中に矢印FBの方向に傾斜した破
線図示の直線のように、磁気記録再生装置がノーマル再
生モードで動作している場合における上ドラムDuと下
ドラムDdとの中心軸の位置を示しているO−Oの実線
図示の直線に対して、右方に傾斜している状態のものに
なるから、図1に示されている磁気記録再生装置の一部
をなす構成部分が、早送り再生モード(FB)で動作して
いる場合における下ドラムDdは、図3の(b)に例示
されているような傾斜状態になる。
【0031】それにより、前記した下ドラムDuの傾斜
につれて磁気テープTの基準縁Teは、下ドラムDdの
外周部に形成されている磁気テープの位置規制用案内部
Gにおけるテイクアップ側のガイドローラTGR寄りの
一部分では、下ドラムDdの外周部に形成されている磁
気テープの位置規制用案内部Gから離れ、また、サプラ
イ側のガイドローラSGR寄りの一部分では、磁気テー
プの位置規制用案内部Gによって押上げられるために、
下ドラムDdのサプライ側のガイドローラSGR寄りの
部分からサプライ側のガイドローラSGRまでの部分の
磁気テープTに図21に例示されているような歪(し
わ)が発生することが起こるとともに、前記のように下
ドラムDdの外周部に形成されている磁気テープの位置
規制用案内部Gの一部で、磁気テープTの基準縁Teが
磁気テープの位置規制用案内部Gから離れた状態になる
ために、磁気テープTの走行位置が磁気テープの位置規
制用案内部Gによって正しく規制されなくなり磁気テー
プTの走行位置が磁気テープの幅方向に変動している状
態になり、回転磁気ヘッドの回転軌跡によって磁気テー
プTの記録跡を正しく追跡できなくなって、大きな変動
のあるエンベロープを示す再生信号しか得られないこと
が起きる。
につれて磁気テープTの基準縁Teは、下ドラムDdの
外周部に形成されている磁気テープの位置規制用案内部
Gにおけるテイクアップ側のガイドローラTGR寄りの
一部分では、下ドラムDdの外周部に形成されている磁
気テープの位置規制用案内部Gから離れ、また、サプラ
イ側のガイドローラSGR寄りの一部分では、磁気テー
プの位置規制用案内部Gによって押上げられるために、
下ドラムDdのサプライ側のガイドローラSGR寄りの
部分からサプライ側のガイドローラSGRまでの部分の
磁気テープTに図21に例示されているような歪(し
わ)が発生することが起こるとともに、前記のように下
ドラムDdの外周部に形成されている磁気テープの位置
規制用案内部Gの一部で、磁気テープTの基準縁Teが
磁気テープの位置規制用案内部Gから離れた状態になる
ために、磁気テープTの走行位置が磁気テープの位置規
制用案内部Gによって正しく規制されなくなり磁気テー
プTの走行位置が磁気テープの幅方向に変動している状
態になり、回転磁気ヘッドの回転軌跡によって磁気テー
プTの記録跡を正しく追跡できなくなって、大きな変動
のあるエンベロープを示す再生信号しか得られないこと
が起きる。
【0032】それで、本発明の磁気記録再生装置では、
図1及び図2に示されている本発明の磁気記録再生装置
の一部をなす構成部分によって生じる問題点を、磁気テ
ープの走行路中に磁気テープの幅方向に変位可能な構造
のものとして構成させた高さ可変なガイドポールSGR
v,TGRvを配置して磁気テープの走行位置を変化さ
せることによって、磁気テープの基準縁Teの位置を前
記した下ドラムDdに設けられている磁気テープの位置
規制用案内部Gに一致させることができるように、前記
の高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの高さ
を、所定のように変化させる駆動機構とを備えることに
よって、磁気テープに記録形成されている記録跡が記録
跡幅の小さな場合でも、ノイズバーが出ない状態で高速
再生や巻戻し再生を行なうことができるようにしている
のであり、その代表的な構成例を図4に示す。
図1及び図2に示されている本発明の磁気記録再生装置
の一部をなす構成部分によって生じる問題点を、磁気テ
ープの走行路中に磁気テープの幅方向に変位可能な構造
のものとして構成させた高さ可変なガイドポールSGR
v,TGRvを配置して磁気テープの走行位置を変化さ
せることによって、磁気テープの基準縁Teの位置を前
記した下ドラムDdに設けられている磁気テープの位置
規制用案内部Gに一致させることができるように、前記
の高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの高さ
を、所定のように変化させる駆動機構とを備えることに
よって、磁気テープに記録形成されている記録跡が記録
跡幅の小さな場合でも、ノイズバーが出ない状態で高速
再生や巻戻し再生を行なうことができるようにしている
のであり、その代表的な構成例を図4に示す。
【0033】図4に示す本発明の磁気記録再生装置は、
磁気記録再生装置の機体の固定部(機板1)に対する前
記した回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状態
に保持したままで、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌
跡面と磁気テープTの記録済みの記録跡とを一致させる
ように、前記した上,下ドラムDu,Ddの周面4,5
上での磁気テープTの走行路を変更させるのに、磁気テ
ープTの基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置
規制用案内部Gを変位させるような手段を備えている磁
気記録再生装置の一部をなす構成部分として、磁気テー
プTの基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置規
制用案内部Gが下ドラムDdの周面に形成されているよ
うな第1図及び第2図に示されている構成態様のもの
と、磁気テープの走行路中に磁気テープの幅方向に変位
可能な構造のものとして構成させた高さ可変なガイドポ
ールSGRv,TGRvを配置して、磁気テープの走行
位置を変化させることによって、磁気テープの基準縁T
eの位置を前記した下ドラムDdに設けられている磁気
テープの位置規制用案内部Gに一致させることができる
ように、前記の高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvの高さを、所定のように変化させる駆動機構とを備
えているものであるが、前記した前記の高さ可変なガイ
ドポールSGRv,TGRvの高さを、所定のように変
化させる駆動機構としては、図10中に例示されている
ような構成態様のものが使用されてもよい。
磁気記録再生装置の機体の固定部(機板1)に対する前
記した回転磁気ヘッドの回転軌跡面の位置を一定の状態
に保持したままで、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌
跡面と磁気テープTの記録済みの記録跡とを一致させる
ように、前記した上,下ドラムDu,Ddの周面4,5
上での磁気テープTの走行路を変更させるのに、磁気テ
ープTの基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置
規制用案内部Gを変位させるような手段を備えている磁
気記録再生装置の一部をなす構成部分として、磁気テー
プTの基準縁Teの位置を規制する磁気テープの位置規
制用案内部Gが下ドラムDdの周面に形成されているよ
うな第1図及び第2図に示されている構成態様のもの
と、磁気テープの走行路中に磁気テープの幅方向に変位
可能な構造のものとして構成させた高さ可変なガイドポ
ールSGRv,TGRvを配置して、磁気テープの走行
位置を変化させることによって、磁気テープの基準縁T
eの位置を前記した下ドラムDdに設けられている磁気
テープの位置規制用案内部Gに一致させることができる
ように、前記の高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvの高さを、所定のように変化させる駆動機構とを備
えているものであるが、前記した前記の高さ可変なガイ
ドポールSGRv,TGRvの高さを、所定のように変
化させる駆動機構としては、図10中に例示されている
ような構成態様のものが使用されてもよい。
【0034】ところで、図10に示されている磁気記録
再生装置では、前記した図1及び図2を参照して既述し
た本発明の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分と対
応する構成部分が、図7及び図8に示してあるような構
成態様のもの、すなわち、磁気記録再生装置の機体の固
定部(機板1)に対する前記した回転磁気ヘッドの回転
軌跡面の位置を一定の状態に保持したままで、回転磁気
ヘッドHa,Hbの回転軌跡面と磁気テープTの記録済
みの記録跡とを一致させるように、前記した上,下ドラ
ムDu,Ddの周面4,5上での磁気テープTの走行路
を変更させるのに、磁気テープTの基準縁Teの位置を
規制する磁気テープの位置規制用案内部Gを変位させる
ような手段を備えている磁気記録再生装置の一部をなす
構成部分として、磁気テープTの基準縁Teの位置を規
制する磁気テープの位置規制用案内部Gが、前記した
上,下ドラムDu,Ddとは別体に構成されており、か
つ、前記した下ドラムDdの下部に構成させた小径部8
2の外周面に接近した状態に配置されている磁気テープ
の位置規制用案内部材GAに設けられているような構成
態様のものであるので、ここでまず、図7及び図8に示
してあるような構成態様の本発明の磁気記録再生装置の
一部をなす構成部分と対応する構成部分の内で、第1図
及び図2を参照して既述した本発明の磁気記録再生装置
の一部をなす構成部分とにおいて相違する部分を主とし
て説明する。
再生装置では、前記した図1及び図2を参照して既述し
た本発明の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分と対
応する構成部分が、図7及び図8に示してあるような構
成態様のもの、すなわち、磁気記録再生装置の機体の固
定部(機板1)に対する前記した回転磁気ヘッドの回転
軌跡面の位置を一定の状態に保持したままで、回転磁気
ヘッドHa,Hbの回転軌跡面と磁気テープTの記録済
みの記録跡とを一致させるように、前記した上,下ドラ
ムDu,Ddの周面4,5上での磁気テープTの走行路
を変更させるのに、磁気テープTの基準縁Teの位置を
規制する磁気テープの位置規制用案内部Gを変位させる
ような手段を備えている磁気記録再生装置の一部をなす
構成部分として、磁気テープTの基準縁Teの位置を規
制する磁気テープの位置規制用案内部Gが、前記した
上,下ドラムDu,Ddとは別体に構成されており、か
つ、前記した下ドラムDdの下部に構成させた小径部8
2の外周面に接近した状態に配置されている磁気テープ
の位置規制用案内部材GAに設けられているような構成
態様のものであるので、ここでまず、図7及び図8に示
してあるような構成態様の本発明の磁気記録再生装置の
一部をなす構成部分と対応する構成部分の内で、第1図
及び図2を参照して既述した本発明の磁気記録再生装置
の一部をなす構成部分とにおいて相違する部分を主とし
て説明する。
【0035】図7及び図8に示されている本発明の磁気
記録再生装置の一部をなす構成部分において、DBはド
ラムベース、GAは前記した上,下ドラムDu,Ddと
は別体に構成されていて磁気テープTの基準縁Teの位
置を規制する磁気テープの位置規制用案内部Gを構成さ
せている磁気テープの位置規制用案内部材GAであり、
この磁気テープの位置規制用案内部材GAの具体的な構
成が図11中に示されている。下ドラムDdは、ねじ1
8,19によってドラムベースDBに固着されており、
下ドラムDdの下方部分には小径部82が構成されてい
る。ベースドラムDBにおけるドラム構体DAの90度
−270度の方向には、図7の(a)中に示されている
ように回動支点28,29が設けられている。前記の回
動支点28は、前記した磁気テープの位置規制用案内部
材GAにおける底部42に穿設されている孔51に係合
し、また前記の回動支点29は前記した磁気テープの位
置規制用案内部GAにおける底部42に穿設されている
孔52に係合している。
記録再生装置の一部をなす構成部分において、DBはド
ラムベース、GAは前記した上,下ドラムDu,Ddと
は別体に構成されていて磁気テープTの基準縁Teの位
置を規制する磁気テープの位置規制用案内部Gを構成さ
せている磁気テープの位置規制用案内部材GAであり、
この磁気テープの位置規制用案内部材GAの具体的な構
成が図11中に示されている。下ドラムDdは、ねじ1
8,19によってドラムベースDBに固着されており、
下ドラムDdの下方部分には小径部82が構成されてい
る。ベースドラムDBにおけるドラム構体DAの90度
−270度の方向には、図7の(a)中に示されている
ように回動支点28,29が設けられている。前記の回
動支点28は、前記した磁気テープの位置規制用案内部
材GAにおける底部42に穿設されている孔51に係合
し、また前記の回動支点29は前記した磁気テープの位
置規制用案内部GAにおける底部42に穿設されている
孔52に係合している。
【0036】磁気テープの位置規制用案内部材GAにお
ける底部42に設けられているスプリングホルダ75,
76,53,54の孔と下ドラムDdの中間底部55と
の間にはスプリング30,31,34,35が装着され
ている。前記した下ドラムDdのドラムベースDBに対
する位置決めは、ドラム構体における0度と180度方
向でドラムベースDBに設けてある位置決めピン45,
46を、下ドラムDdの中間底部55に設けた孔56,
57に嵌合させることによって行なわれる{図8の
(b)参照}。前記したドラムベースDBの上面側と下ド
ラムDdにおける中間底部55の下面側との間には、そ
れの周面に磁気テープTの基準縁Teの位置を規制する
磁気テープの位置規制用案内部Gを備えた部材として機
能する磁気テープの位置規制用案内部材GAの中心軸
を、前記した回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡円の
中心軸に対して傾斜させる傾斜駆動手段として機能する
傾斜調節用の環状のカム部材CA(環状のカム部材C
A)が設けられている。前記した回転軸の傾斜調節用の
環状のカム部材CAの具体的な構成例が図11中に示さ
れている。
ける底部42に設けられているスプリングホルダ75,
76,53,54の孔と下ドラムDdの中間底部55と
の間にはスプリング30,31,34,35が装着され
ている。前記した下ドラムDdのドラムベースDBに対
する位置決めは、ドラム構体における0度と180度方
向でドラムベースDBに設けてある位置決めピン45,
46を、下ドラムDdの中間底部55に設けた孔56,
57に嵌合させることによって行なわれる{図8の
(b)参照}。前記したドラムベースDBの上面側と下ド
ラムDdにおける中間底部55の下面側との間には、そ
れの周面に磁気テープTの基準縁Teの位置を規制する
磁気テープの位置規制用案内部Gを備えた部材として機
能する磁気テープの位置規制用案内部材GAの中心軸
を、前記した回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡円の
中心軸に対して傾斜させる傾斜駆動手段として機能する
傾斜調節用の環状のカム部材CA(環状のカム部材C
A)が設けられている。前記した回転軸の傾斜調節用の
環状のカム部材CAの具体的な構成例が図11中に示さ
れている。
【0037】前記した環状のカム部材CAの上面に形成
されているカム輪郭58〜63(図11参照)には、前
記した磁気テープの位置規制用案内部材GAに突設され
ているカム従動体49,50が当接されていて、前記の
環状のカム部材CAが、図示されていない駆動源からの
駆動力が与えられて回動したときに、前記した環状のカ
ム部材CAが、前記の回動支点28,29を回動中心に
して、上ドラムDuや下ドラムDdの中心軸(回転軸
6)に対して所定の角度だけ、ドラム構体DAの0度−
180度の方向{図7の(b)における紙面の左右方
向}で傾斜して、図9に例示されている状態になる。
されているカム輪郭58〜63(図11参照)には、前
記した磁気テープの位置規制用案内部材GAに突設され
ているカム従動体49,50が当接されていて、前記の
環状のカム部材CAが、図示されていない駆動源からの
駆動力が与えられて回動したときに、前記した環状のカ
ム部材CAが、前記の回動支点28,29を回動中心に
して、上ドラムDuや下ドラムDdの中心軸(回転軸
6)に対して所定の角度だけ、ドラム構体DAの0度−
180度の方向{図7の(b)における紙面の左右方
向}で傾斜して、図9に例示されている状態になる。
【0038】図11は、ドラムベースDBと、ドラムベ
ースDBの上面36に底面が回動可能に載置されてお
り、磁気テープの位置規制用案内部材GAに裏面側に突
設されているカム従動体49,50{図7の(b)及び図
12参照}と係合するカム輪郭68〜63を有する環状
のカム部材CAとの各部の具体的な構成態様を示すため
の斜視図である。前記の環状のカム部材CAは、ドラム
ベースDBの上面側の案内部37に回動可能に嵌合され
ている。64は連結部であって先端部には円弧状ギヤ6
5が設けられている。前記した円弧状ギヤ65に対し
て、図示されていない駆動源から図示されていないピニ
オンを介して動力が供給されて、環状のカム部材CAが
ドラムベースDBの上面36上で回動されると、磁気テ
ープの位置規制用案内部材GAに突設されているカム従
動体49,50が、環状のカム部材CAに構成されてい
る順次に異なるカム輪郭58〜63に当接されるため
に、前記した磁気テープの位置規制用案内部材GAは、
それぞれ所定の角度だけ、上ドラムDdの中心軸に対し
てドラム構体DAの0度−180度の方向{図7の(b)
における紙面の左右方向}で傾斜する。
ースDBの上面36に底面が回動可能に載置されてお
り、磁気テープの位置規制用案内部材GAに裏面側に突
設されているカム従動体49,50{図7の(b)及び図
12参照}と係合するカム輪郭68〜63を有する環状
のカム部材CAとの各部の具体的な構成態様を示すため
の斜視図である。前記の環状のカム部材CAは、ドラム
ベースDBの上面側の案内部37に回動可能に嵌合され
ている。64は連結部であって先端部には円弧状ギヤ6
5が設けられている。前記した円弧状ギヤ65に対し
て、図示されていない駆動源から図示されていないピニ
オンを介して動力が供給されて、環状のカム部材CAが
ドラムベースDBの上面36上で回動されると、磁気テ
ープの位置規制用案内部材GAに突設されているカム従
動体49,50が、環状のカム部材CAに構成されてい
る順次に異なるカム輪郭58〜63に当接されるため
に、前記した磁気テープの位置規制用案内部材GAは、
それぞれ所定の角度だけ、上ドラムDdの中心軸に対し
てドラム構体DAの0度−180度の方向{図7の(b)
における紙面の左右方向}で傾斜する。
【0039】図7及び図8に示されている本発明の磁気
記録再生装置の一部をなす構成部分が、ノーマル再生モ
ードで動作している場合に、磁気テープの位置規制用案
内部材GAに突設されているカム従動体49は、傾斜調
節用の環状のカム部材CAのカム輪郭62と当接し、ま
た、磁気テープの位置規制用案内部材GAに突設されて
いるカム従動体50は、環状のカム部材CAのカム輪郭
59と当接する。前記した傾斜調節用の環状のカム部材
CAのカム輪郭59,62は同一高さのものとして構成
されているから、磁気記録再生装置が、ノーマル再生モ
ードで動作している場合には、上ドラムDu及び下ドラ
ムDdの中心軸と、磁気テープの位置規制用案内部材G
Aの中心軸とは一致した状態になっていて、この動作状
態において磁気テープTは、それの基準縁Teが下ドラ
ムDdの外周部に形成されている磁気テープの位置規制
用案内部Gの全域にわたって正しく当接している状態
(図18参照)とされ、磁気テープTの走行位置が磁気テ
ープの位置規制用案内部Gによって正規の位置に安定に
保持された状態で所定の走行速度で走行することがで
き、この状態では良好な状態のエンベロープを示す再生
信号が得られる。
記録再生装置の一部をなす構成部分が、ノーマル再生モ
ードで動作している場合に、磁気テープの位置規制用案
内部材GAに突設されているカム従動体49は、傾斜調
節用の環状のカム部材CAのカム輪郭62と当接し、ま
た、磁気テープの位置規制用案内部材GAに突設されて
いるカム従動体50は、環状のカム部材CAのカム輪郭
59と当接する。前記した傾斜調節用の環状のカム部材
CAのカム輪郭59,62は同一高さのものとして構成
されているから、磁気記録再生装置が、ノーマル再生モ
ードで動作している場合には、上ドラムDu及び下ドラ
ムDdの中心軸と、磁気テープの位置規制用案内部材G
Aの中心軸とは一致した状態になっていて、この動作状
態において磁気テープTは、それの基準縁Teが下ドラ
ムDdの外周部に形成されている磁気テープの位置規制
用案内部Gの全域にわたって正しく当接している状態
(図18参照)とされ、磁気テープTの走行位置が磁気テ
ープの位置規制用案内部Gによって正規の位置に安定に
保持された状態で所定の走行速度で走行することがで
き、この状態では良好な状態のエンベロープを示す再生
信号が得られる。
【0040】次に、図7及び図8に示されている本発明
の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分が、早送り再
生モード(FF)で動作している場合には、磁気テープ
の位置規制用案内部材GAに突設されているカム従動体
49は傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭61
と当接し、また、磁気テープの位置規制用案内部材GA
に突設されているカム従動体50は、傾斜調節用の環状
のカム部材CAのカム輪郭58と当接する。そして、前
記した傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭58
はカム輪郭61よりも高いのものとして構成されている
ために、磁気テープの位置規制用案内部材GAの中心軸
は、磁気記録再生装置が早送り再生モードで動作してい
る場合には、図17中に矢印FFの方向に傾斜した破線
図示の直線のように、磁気記録再生装置がノーマル再生
モードで動作している場合における上ドラムDuと下ド
ラムDdとの中心軸を示しているO−Oの実線図示の直
線に対して、磁気テープの位置規制用案内部材GAの中
心軸の位置が左方に傾斜された状態になるから、図7及
び図8に示されている磁気記録再生装置の一部をなす構
成部分は、早送り再生モード(FF)で動作している場合
における磁気テープの位置規制用案内部材GAは、図9
の(a)に例示されているような傾斜状態になる。
の磁気記録再生装置の一部をなす構成部分が、早送り再
生モード(FF)で動作している場合には、磁気テープ
の位置規制用案内部材GAに突設されているカム従動体
49は傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭61
と当接し、また、磁気テープの位置規制用案内部材GA
に突設されているカム従動体50は、傾斜調節用の環状
のカム部材CAのカム輪郭58と当接する。そして、前
記した傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭58
はカム輪郭61よりも高いのものとして構成されている
ために、磁気テープの位置規制用案内部材GAの中心軸
は、磁気記録再生装置が早送り再生モードで動作してい
る場合には、図17中に矢印FFの方向に傾斜した破線
図示の直線のように、磁気記録再生装置がノーマル再生
モードで動作している場合における上ドラムDuと下ド
ラムDdとの中心軸を示しているO−Oの実線図示の直
線に対して、磁気テープの位置規制用案内部材GAの中
心軸の位置が左方に傾斜された状態になるから、図7及
び図8に示されている磁気記録再生装置の一部をなす構
成部分は、早送り再生モード(FF)で動作している場合
における磁気テープの位置規制用案内部材GAは、図9
の(a)に例示されているような傾斜状態になる。
【0041】それにより、前記した磁気テープの位置規
制用案内部材GAの傾斜につれて磁気テープTの基準縁
Teは、磁気テープの位置規制用案内部材GAに形成さ
れている位置規制用案内部材Gにおけるサプライ側のガ
イドローラSGR寄りの一部分では、磁気テープの位置
規制用案内部Gから離れ、また、磁気テープの位置規制
用案内部材GAに形成されている磁気テープの位置規制
用案内部Gにおけるテイクアップ側のガイドローラTG
R寄りの一部分では、磁気テープの位置規制用案内部G
によって押上げられるために、下ドラムDdのテイクア
ップ側のガイドローラTGR寄りの部分からテイクアッ
プ側のガイドローラTGRまでの部分の磁気テープTに
図19に例示されているような歪(しわ)が発生するこ
とが起こるとともに、前記のように磁気テープの位置規
制用案内部材GAに形成されている磁気テープの位置規
制用案内部Gの一部で、磁気テープTの基準縁Teが磁
気テープの位置規制用案内部Gから離れた状態になるた
めに、磁気テープTの走行位置が磁気テープの位置規制
用案内部Gによって正しく規制されなくなり磁気テープ
Tの走行位置が磁気テープの幅方向に変動している状態
になって、回転磁気ヘッドの回転軌跡によって磁気テー
プTの記録跡を正しく追跡できなくなって、大きな変動
のあるエンベロープを示す再生信号しか得られないこと
が起きる。
制用案内部材GAの傾斜につれて磁気テープTの基準縁
Teは、磁気テープの位置規制用案内部材GAに形成さ
れている位置規制用案内部材Gにおけるサプライ側のガ
イドローラSGR寄りの一部分では、磁気テープの位置
規制用案内部Gから離れ、また、磁気テープの位置規制
用案内部材GAに形成されている磁気テープの位置規制
用案内部Gにおけるテイクアップ側のガイドローラTG
R寄りの一部分では、磁気テープの位置規制用案内部G
によって押上げられるために、下ドラムDdのテイクア
ップ側のガイドローラTGR寄りの部分からテイクアッ
プ側のガイドローラTGRまでの部分の磁気テープTに
図19に例示されているような歪(しわ)が発生するこ
とが起こるとともに、前記のように磁気テープの位置規
制用案内部材GAに形成されている磁気テープの位置規
制用案内部Gの一部で、磁気テープTの基準縁Teが磁
気テープの位置規制用案内部Gから離れた状態になるた
めに、磁気テープTの走行位置が磁気テープの位置規制
用案内部Gによって正しく規制されなくなり磁気テープ
Tの走行位置が磁気テープの幅方向に変動している状態
になって、回転磁気ヘッドの回転軌跡によって磁気テー
プTの記録跡を正しく追跡できなくなって、大きな変動
のあるエンベロープを示す再生信号しか得られないこと
が起きる。
【0042】図7及び図8に示されている本発明の磁気
記録再生装置の一部をなす構成部分が、巻戻し再生モー
ド(FB)で動作している場合には、磁気テープの位置
規制用案内部材GAに突設されているカム従動体49は
傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭63と当接
し、また、前記の磁気テープの位置規制用案内部材GA
に突設されているカム従動体50は、傾斜調節用の環状
のカム部材CAのカム輪郭60と当接する。そして、前
記した傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭63
はカム輪郭60よりも高いのものとして構成されている
ために、下ドラムDdの中心軸は、磁気記録再生装置が
巻戻し再生モードで動作している場合には、図17中に
矢印FBの方向に傾斜した破線図示の直線のように、磁
気記録再生装置がノーマル再生モードで動作している場
合における上ドラムDuと、下ドラムDdとの中心軸の
位置を示すO−Oの実線図示の直線に対して磁気テープ
の位置規制用案内部材GAの中心軸が右方に傾斜してい
る状態のものになるから、図7及び図8に示されている
磁気記録再生装置の一部をなす構成部分が、早送り再生
モード(FB)で動作している場合における下ドラムDd
は、図9の(b)に例示されているような傾斜状態にな
る。
記録再生装置の一部をなす構成部分が、巻戻し再生モー
ド(FB)で動作している場合には、磁気テープの位置
規制用案内部材GAに突設されているカム従動体49は
傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭63と当接
し、また、前記の磁気テープの位置規制用案内部材GA
に突設されているカム従動体50は、傾斜調節用の環状
のカム部材CAのカム輪郭60と当接する。そして、前
記した傾斜調節用の環状のカム部材CAのカム輪郭63
はカム輪郭60よりも高いのものとして構成されている
ために、下ドラムDdの中心軸は、磁気記録再生装置が
巻戻し再生モードで動作している場合には、図17中に
矢印FBの方向に傾斜した破線図示の直線のように、磁
気記録再生装置がノーマル再生モードで動作している場
合における上ドラムDuと、下ドラムDdとの中心軸の
位置を示すO−Oの実線図示の直線に対して磁気テープ
の位置規制用案内部材GAの中心軸が右方に傾斜してい
る状態のものになるから、図7及び図8に示されている
磁気記録再生装置の一部をなす構成部分が、早送り再生
モード(FB)で動作している場合における下ドラムDd
は、図9の(b)に例示されているような傾斜状態にな
る。
【0043】それにより、前記した磁気テープの位置規
制用案内部材GAの傾斜につれて磁気テープTの基準縁
Teは、磁気テープの位置規制用案内部材GAに形成さ
れている磁気テープの位置規制用案内部Gにおけるテイ
クアップ側のガイドローラTGR寄りの一部分では、磁
気テープの位置規制用案内部材GAに形成されている磁
気テープの位置規制用案内部Gから離れ、また、サプラ
イ側のガイドローラSGR寄りの一部分では、磁気テー
プの位置規制用案内部Gによって押上げられるために、
磁気テープの位置規制用案内部材GAのサプライ側のガ
イドローラSGR寄りの部分からサプライ側のガイドロ
ーラSGRまでの部分の磁気テープTには、図21に例
示されているような歪(しわ)が発生することが起こると
ともに、前記のように磁気テープの位置規制用案内部材
GAに形成されている磁気テープの位置規制用案内部G
の一部で、磁気テープTの基準縁Teが磁気テープの位
置規制用案内部Gから離れた状態になるために、磁気テ
ープTの走行位置が磁気テープの位置規制用案内部Gに
よって正しく規制されなくなり磁気テープTの走行位置
が磁気テープの幅方向に変動している状態になり、回転
磁気ヘッドの回転軌跡によって磁気テープTの記録跡を
正しく追跡できなくなって、大きな変動のあるエンベロ
ープを示す再生信号しか得られないことが起きる。
制用案内部材GAの傾斜につれて磁気テープTの基準縁
Teは、磁気テープの位置規制用案内部材GAに形成さ
れている磁気テープの位置規制用案内部Gにおけるテイ
クアップ側のガイドローラTGR寄りの一部分では、磁
気テープの位置規制用案内部材GAに形成されている磁
気テープの位置規制用案内部Gから離れ、また、サプラ
イ側のガイドローラSGR寄りの一部分では、磁気テー
プの位置規制用案内部Gによって押上げられるために、
磁気テープの位置規制用案内部材GAのサプライ側のガ
イドローラSGR寄りの部分からサプライ側のガイドロ
ーラSGRまでの部分の磁気テープTには、図21に例
示されているような歪(しわ)が発生することが起こると
ともに、前記のように磁気テープの位置規制用案内部材
GAに形成されている磁気テープの位置規制用案内部G
の一部で、磁気テープTの基準縁Teが磁気テープの位
置規制用案内部Gから離れた状態になるために、磁気テ
ープTの走行位置が磁気テープの位置規制用案内部Gに
よって正しく規制されなくなり磁気テープTの走行位置
が磁気テープの幅方向に変動している状態になり、回転
磁気ヘッドの回転軌跡によって磁気テープTの記録跡を
正しく追跡できなくなって、大きな変動のあるエンベロ
ープを示す再生信号しか得られないことが起きる。
【0044】次に、図1,図2及び図7ならびに図8に
ついて説明した本発明の磁気記録再生装置の一部をなす
構成部分に対して、磁気テープの走行路中に磁気テープ
の幅方向に変位可能な構造のものとして構成させた高さ
可変なガイドポールSGRv,TGRvを配置して、磁
気テープに記録形成されている記録跡が記録跡幅の小さ
な場合でも、ノイズバーが出ない状態で高速再生や巻戻
し再生を行なうことができるようにした本発明の磁気記
録再生装置について、その具体的な構成例を示す図4及
び図10と、高さ可変なガイドポールSGRv,TGR
vの構成を示している図13,図14等を参照して説明
する。
ついて説明した本発明の磁気記録再生装置の一部をなす
構成部分に対して、磁気テープの走行路中に磁気テープ
の幅方向に変位可能な構造のものとして構成させた高さ
可変なガイドポールSGRv,TGRvを配置して、磁
気テープに記録形成されている記録跡が記録跡幅の小さ
な場合でも、ノイズバーが出ない状態で高速再生や巻戻
し再生を行なうことができるようにした本発明の磁気記
録再生装置について、その具体的な構成例を示す図4及
び図10と、高さ可変なガイドポールSGRv,TGR
vの構成を示している図13,図14等を参照して説明
する。
【0045】図4の(a)及び図10にそれぞれ示され
ている磁気記録再生装置は、前記のように図1,図2及
び図7ならびに図8について説明した本発明の磁気記録
再生装置の一部をなす構成部分において、早送り再生モ
ード(FF)や巻戻し再生モード(FB)として動作する
ときに生じていた磁気テープTの基準縁Teが下ドラム
Ddの外周部に形成されている磁気テープの位置規制用
案内部G、または磁気テープの位置規制用案内部材GA
における磁気テープの位置規制用案内部Gの一部から離
れた状態が生じて、磁気テープTの走行位置が磁気テー
プの位置規制用案内部Gによって正しく規制されなくな
るという問題点を、ドラム構体DAの前後の磁気テープ
走行路の位置を変化させることによって解決できるよう
な構成態様のものである。図4の(a)に示されている
磁気記録再生装置において、それの構成部分の一部とし
て使用されているドラム構体DAは、図1及び図2を参
照して既述したような構成態様のものであり、また、図
10にそれぞれ示されている磁気記録再生装置におい
て、それの構成部分の一部として使用されているドラム
構体DAは、図7及び図8を参照して既述したような構
成態様のものであるが、前記のような特定なドラム構体
DAが組合わせ使用されなければならないということは
ない。
ている磁気記録再生装置は、前記のように図1,図2及
び図7ならびに図8について説明した本発明の磁気記録
再生装置の一部をなす構成部分において、早送り再生モ
ード(FF)や巻戻し再生モード(FB)として動作する
ときに生じていた磁気テープTの基準縁Teが下ドラム
Ddの外周部に形成されている磁気テープの位置規制用
案内部G、または磁気テープの位置規制用案内部材GA
における磁気テープの位置規制用案内部Gの一部から離
れた状態が生じて、磁気テープTの走行位置が磁気テー
プの位置規制用案内部Gによって正しく規制されなくな
るという問題点を、ドラム構体DAの前後の磁気テープ
走行路の位置を変化させることによって解決できるよう
な構成態様のものである。図4の(a)に示されている
磁気記録再生装置において、それの構成部分の一部とし
て使用されているドラム構体DAは、図1及び図2を参
照して既述したような構成態様のものであり、また、図
10にそれぞれ示されている磁気記録再生装置におい
て、それの構成部分の一部として使用されているドラム
構体DAは、図7及び図8を参照して既述したような構
成態様のものであるが、前記のような特定なドラム構体
DAが組合わせ使用されなければならないということは
ない。
【0046】図4の(a)に示されている磁気記録再生装
置において、Mgは減速器付きのモータであり、それの
出力軸38にはピニオン39が固着されている。前記の
ピニオン39は、前記した環状のカム部材CAに連結部
64を介して設けられている円弧状ギヤ65に噛合わさ
れている。それで図示されていない制御部による制御動
作に従って駆動されるモータの回転力が、前記の出力軸
38とピニオン39及び連結部64を介して環状のカム
部材CAに伝達されると、環状のカム部材CAは既述し
たような動作によってドラム構体DAにおける下ドラム
の中心軸の傾斜角を変化させる。前記した連結部64に
は連結ピン74が植設されていて、円弧状の作動部材F
Aの中間部分に穿設されている孔47に貫通している。
前記した円弧状の作動部材FAの両端部にはそれぞれ2
つずつの作動体77,78、79,80が設けられてい
る。
置において、Mgは減速器付きのモータであり、それの
出力軸38にはピニオン39が固着されている。前記の
ピニオン39は、前記した環状のカム部材CAに連結部
64を介して設けられている円弧状ギヤ65に噛合わさ
れている。それで図示されていない制御部による制御動
作に従って駆動されるモータの回転力が、前記の出力軸
38とピニオン39及び連結部64を介して環状のカム
部材CAに伝達されると、環状のカム部材CAは既述し
たような動作によってドラム構体DAにおける下ドラム
の中心軸の傾斜角を変化させる。前記した連結部64に
は連結ピン74が植設されていて、円弧状の作動部材F
Aの中間部分に穿設されている孔47に貫通している。
前記した円弧状の作動部材FAの両端部にはそれぞれ2
つずつの作動体77,78、79,80が設けられてい
る。
【0047】前記した各作動体77〜80には、図4の
(b)に具体的に示されているように、それぞれ複数の
カム輪郭83〜94が構成されている。前記の各作動体
77〜80に構成されている複数のカム輪郭83〜94
には、高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvにお
ける下部フランジ95の下面がカム従動子として当接さ
れる。前記した作動体77と作動体78との間、及び前
記した作動体79と作動体80との間には、高さ可変な
ガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フランジ
95から下方に突設していて軸96を貫通させている筒
状部97(図13)が挿入できるような間隙98,99
が設けられている。前記した円弧状の作動部材FAに
は、長孔66,67が設けられており、前記の長孔6
6,67には、ドラムベースDBに設けられた案内溝4
8,68中に植設されている案内ピン100,101の
内の対応するものが貫通している。
(b)に具体的に示されているように、それぞれ複数の
カム輪郭83〜94が構成されている。前記の各作動体
77〜80に構成されている複数のカム輪郭83〜94
には、高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvにお
ける下部フランジ95の下面がカム従動子として当接さ
れる。前記した作動体77と作動体78との間、及び前
記した作動体79と作動体80との間には、高さ可変な
ガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フランジ
95から下方に突設していて軸96を貫通させている筒
状部97(図13)が挿入できるような間隙98,99
が設けられている。前記した円弧状の作動部材FAに
は、長孔66,67が設けられており、前記の長孔6
6,67には、ドラムベースDBに設けられた案内溝4
8,68中に植設されている案内ピン100,101の
内の対応するものが貫通している。
【0048】前記の円弧状の作動部材FAは、減速器付
きのモータMgが駆動されて、出力軸38の回転力がピ
ニオン39を介して円弧状ギヤ65に与えられることに
より、環状のカム部材CAが回動々作を行なうときに、
連結部64に植設されている連結ピン74によって連結
部64と一体的に、ドラムベースDBの上面に設けられ
ている案内溝100(図4)内で回動々作を行なう。そし
て、前記の円弧状の作動部材FAは、ローディング機構
に取付けられている高さ可変なガイドポールSGRv,
TGRvが記録再生動作時に位置すべき正しい位置に在
る場合に、円弧状の作動部材FAの両端部に構成されて
いる2個ずつの作動体77,78、79,80における
それぞれの間隙98,99の部分が、前記の高さ可変な
ガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フランジ
95(図13)から下方に突設されており軸96を貫通
させてある筒状部97を挟んだ状態で、ドラムベースD
Bに設けられた案内溝48,68に案内されて回動々作
を行なうことができるような曲率を有するものとして構
成されているから、前記のように円弧状の作動部材FA
が回動々作を行なったときには、円弧状の作動部材FA
の両端部に構成されている2個ずつの作動体77,7
8、79,80に設けられている複数のカム輪郭83〜
94における順次のものが、カム従動子として機能する
高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける下
部フランジ95の下面に順次に当接して行くことにな
る。
きのモータMgが駆動されて、出力軸38の回転力がピ
ニオン39を介して円弧状ギヤ65に与えられることに
より、環状のカム部材CAが回動々作を行なうときに、
連結部64に植設されている連結ピン74によって連結
部64と一体的に、ドラムベースDBの上面に設けられ
ている案内溝100(図4)内で回動々作を行なう。そし
て、前記の円弧状の作動部材FAは、ローディング機構
に取付けられている高さ可変なガイドポールSGRv,
TGRvが記録再生動作時に位置すべき正しい位置に在
る場合に、円弧状の作動部材FAの両端部に構成されて
いる2個ずつの作動体77,78、79,80における
それぞれの間隙98,99の部分が、前記の高さ可変な
ガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フランジ
95(図13)から下方に突設されており軸96を貫通
させてある筒状部97を挟んだ状態で、ドラムベースD
Bに設けられた案内溝48,68に案内されて回動々作
を行なうことができるような曲率を有するものとして構
成されているから、前記のように円弧状の作動部材FA
が回動々作を行なったときには、円弧状の作動部材FA
の両端部に構成されている2個ずつの作動体77,7
8、79,80に設けられている複数のカム輪郭83〜
94における順次のものが、カム従動子として機能する
高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける下
部フランジ95の下面に順次に当接して行くことにな
る。
【0049】図13は、サプライ側の高さ可変なガイド
ポールSGRv、及びティクアップ側の高さ可変なガイ
ドポールTGRvとの具体的な構成例と、磁気記録再生
装置がノーマル再生モードで動作している場合と、早送
り再生モード(FF)で動作している場合と、巻戻し再
生モード(FB)で動作している場合とにおいて、円弧
状の作動部材FAの両端部に構成されている2個ずつの
作動体77,78、79,80に設けられている複数の
カム輪郭83〜94によって、前記したサプライ側の高
さ可変なガイドポールSGRvと、ティクアップ側の高
さ可変なガイドポールTGRvの高さ(磁気テープの走
行路の位置)とが、どのように変化するものであるのか
を図示説明している図である。図13の(a),(b)
は磁気記録再生装置がノーマル再生モードで動作してい
る場合に、円弧状の作動部材FAの両端部に構成されて
いる作動体(77,78,79,80)に設けられている複
数のカム輪郭(83〜94)の内の選択されたものによっ
て、高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの高さ
(磁気テープの走行路の位置)が規制されている状態を示
している。
ポールSGRv、及びティクアップ側の高さ可変なガイ
ドポールTGRvとの具体的な構成例と、磁気記録再生
装置がノーマル再生モードで動作している場合と、早送
り再生モード(FF)で動作している場合と、巻戻し再
生モード(FB)で動作している場合とにおいて、円弧
状の作動部材FAの両端部に構成されている2個ずつの
作動体77,78、79,80に設けられている複数の
カム輪郭83〜94によって、前記したサプライ側の高
さ可変なガイドポールSGRvと、ティクアップ側の高
さ可変なガイドポールTGRvの高さ(磁気テープの走
行路の位置)とが、どのように変化するものであるのか
を図示説明している図である。図13の(a),(b)
は磁気記録再生装置がノーマル再生モードで動作してい
る場合に、円弧状の作動部材FAの両端部に構成されて
いる作動体(77,78,79,80)に設けられている複
数のカム輪郭(83〜94)の内の選択されたものによっ
て、高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの高さ
(磁気テープの走行路の位置)が規制されている状態を示
している。
【0050】また、図13の(c),(d)は磁気記録再
生装置が早送り再生モードで動作している場合に、円弧
状の作動部材FAの両端部に構成されている作動体(7
7,78,79,80)に設けられている複数のカム輪郭
(83〜94)の内の選択されたもの85,92、88,
89によって、高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvの高さ(磁気テープの走行路の位置)が規制されてい
る状態を示している。ところで、既述した図1及び図2
に示されているドラム構体DAを使用している図4の
(a)に示す構成の磁気記録再生装置が早送り再生モー
ド(FF)で動作しているときのドラム構体DAの部分
は、磁気テープの位置規制用案内部Gを備えた部材とし
て機能する下ドラムDdが、環状のカム部材CAの動作
により下ドラムDdの中心軸が、常に一定な位置に保持
されている上ドラムDuと支持部材SAとの中心軸の位
置に対して所定の角度だけ傾斜する。
生装置が早送り再生モードで動作している場合に、円弧
状の作動部材FAの両端部に構成されている作動体(7
7,78,79,80)に設けられている複数のカム輪郭
(83〜94)の内の選択されたもの85,92、88,
89によって、高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvの高さ(磁気テープの走行路の位置)が規制されてい
る状態を示している。ところで、既述した図1及び図2
に示されているドラム構体DAを使用している図4の
(a)に示す構成の磁気記録再生装置が早送り再生モー
ド(FF)で動作しているときのドラム構体DAの部分
は、磁気テープの位置規制用案内部Gを備えた部材とし
て機能する下ドラムDdが、環状のカム部材CAの動作
により下ドラムDdの中心軸が、常に一定な位置に保持
されている上ドラムDuと支持部材SAとの中心軸の位
置に対して所定の角度だけ傾斜する。
【0051】それにより、下ドラムDdに設けられてい
る磁気テープの位置規制用案内部Gによって、磁気テー
プTの基準縁Teが図19に例示されているように、下
ドラムDdの外周部に形成されている磁気テープの位置
規制用案内部Gの一部から離れた状態が生じて、ドラム
構体DAの出力側の磁気テープTに歪(しわ)が生じた
り、再生信号の状態が悪化している状態になるが、図4
の(a)に示す構成の磁気記録再生装置では、それが早
送り再生モードで動作している場合に、高さ可変なガイ
ドポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行
路の位置)が、図13の(c),(d)に示すような状態
に設定されるので、磁気テープTの基準縁Teは図20
に例示されているように、下ドラムDdの外周部に形成
されている磁気テープの位置規制用案内部Gの全体にわ
たって案内された状態になって磁気テープTが安定な走
行状態になり、良好な状態の再生信号が得られることに
なる。
る磁気テープの位置規制用案内部Gによって、磁気テー
プTの基準縁Teが図19に例示されているように、下
ドラムDdの外周部に形成されている磁気テープの位置
規制用案内部Gの一部から離れた状態が生じて、ドラム
構体DAの出力側の磁気テープTに歪(しわ)が生じた
り、再生信号の状態が悪化している状態になるが、図4
の(a)に示す構成の磁気記録再生装置では、それが早
送り再生モードで動作している場合に、高さ可変なガイ
ドポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行
路の位置)が、図13の(c),(d)に示すような状態
に設定されるので、磁気テープTの基準縁Teは図20
に例示されているように、下ドラムDdの外周部に形成
されている磁気テープの位置規制用案内部Gの全体にわ
たって案内された状態になって磁気テープTが安定な走
行状態になり、良好な状態の再生信号が得られることに
なる。
【0052】次に、図13の(e),(f)は磁気記録再
生装置が巻戻し再生モードで動作している場合に、円弧
状の作動部材FAの両端部に構成されている作動体(7
7,78,79,80)に設けられている複数のカム輪郭
(83〜94)の内の選択されたもの83,94、86,
91によって、高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvの高さ(磁気テープの走行路の位置)が規制されてい
る状態を示している。既述した図1及び図2に示されて
いるドラム構体DAを使用している図4の(a)に示す
構成の磁気記録再生装置が巻戻し再生モード(FB)で
動作しているときのドラム構体DAの部分は、磁気テー
プの位置規制用案内部Gを備えた部材として機能する下
ドラムDdが、環状のカム部材CAの動作により下ドラ
ムDdの中心軸が、常に一定な位置に保持されている上
ドラムDuと支持部材SAとの中心軸の位置に対して所
定の角度だけ傾斜する。
生装置が巻戻し再生モードで動作している場合に、円弧
状の作動部材FAの両端部に構成されている作動体(7
7,78,79,80)に設けられている複数のカム輪郭
(83〜94)の内の選択されたもの83,94、86,
91によって、高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvの高さ(磁気テープの走行路の位置)が規制されてい
る状態を示している。既述した図1及び図2に示されて
いるドラム構体DAを使用している図4の(a)に示す
構成の磁気記録再生装置が巻戻し再生モード(FB)で
動作しているときのドラム構体DAの部分は、磁気テー
プの位置規制用案内部Gを備えた部材として機能する下
ドラムDdが、環状のカム部材CAの動作により下ドラ
ムDdの中心軸が、常に一定な位置に保持されている上
ドラムDuと支持部材SAとの中心軸の位置に対して所
定の角度だけ傾斜する。
【0053】それに伴って磁気テープTの基準縁Teが
図21に例示されているように、下ドラムDdの外周部
に形成されている磁気テープの位置規制用案内部Gの一
部から離れた状態が生じて、ドラム構体DAに対する入
力側の磁気テープTに歪(しわ)が生じたり、再生信号
の状態は悪化している状態のものになる。しかし、図4
の(a)に示す構成の磁気記録再生装置では、それが巻
戻し再生モードで動作している場合に、高さ可変なガイ
ドポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行路
の位置)が、図13の(e),(f)に示すような状態に
設定されるので、磁気テープTの基準縁Teは図22に
例示されているように、下ドラムDdの外周部に形成さ
れている磁気テープの位置規制用案内部Gの全体にわた
って案内された状態になって磁気テープTが安定な走行
状態になり、良好な状態の再生信号が得られることにな
る。
図21に例示されているように、下ドラムDdの外周部
に形成されている磁気テープの位置規制用案内部Gの一
部から離れた状態が生じて、ドラム構体DAに対する入
力側の磁気テープTに歪(しわ)が生じたり、再生信号
の状態は悪化している状態のものになる。しかし、図4
の(a)に示す構成の磁気記録再生装置では、それが巻
戻し再生モードで動作している場合に、高さ可変なガイ
ドポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行路
の位置)が、図13の(e),(f)に示すような状態に
設定されるので、磁気テープTの基準縁Teは図22に
例示されているように、下ドラムDdの外周部に形成さ
れている磁気テープの位置規制用案内部Gの全体にわた
って案内された状態になって磁気テープTが安定な走行
状態になり、良好な状態の再生信号が得られることにな
る。
【0054】高さ可変なガイドポールSGRvと、高さ
可変なガイドポールSGRv,TGRvとは図13に示
されているように同一な構成態様のものであってもよ
く、高さ可変なガイドポールSGRv(TGRv)は、
ローディング機構の基板102に取付けられている支持
部PSに対して、上下方向に変位自在な状態なものとし
て構成されている。前記した支持部PSはローディング
機構の基板102を挟むように設けられている2つの支
持構成部分103,104によって構成されていて、前
記した2つの支持構成部分103,104をローディン
グ機構の基板102を挟んで結合することにより、ロー
ディング機構の基板102に対して支持部PSが固着さ
れている。
可変なガイドポールSGRv,TGRvとは図13に示
されているように同一な構成態様のものであってもよ
く、高さ可変なガイドポールSGRv(TGRv)は、
ローディング機構の基板102に取付けられている支持
部PSに対して、上下方向に変位自在な状態なものとし
て構成されている。前記した支持部PSはローディング
機構の基板102を挟むように設けられている2つの支
持構成部分103,104によって構成されていて、前
記した2つの支持構成部分103,104をローディン
グ機構の基板102を挟んで結合することにより、ロー
ディング機構の基板102に対して支持部PSが固着さ
れている。
【0055】支持部PSの支持構成部分103,104
の内で、ローディング機構の基板102の下方に設けら
れている支持構成部分103における下方には中空部分
105が設けられているとともに、前記の中空部分10
5の一部には外壁にスリットSが構成されている。ま
た、前記した支持部PSの支持構成部分103,104
の中心部に設けた孔には、軸96がを挿通されており、
軸96の端部にはピン106が固着されている。前記の
ピン106は軸96が上下方向に移動するときに、それ
の両端部分が前記した中空部分105の一部の外壁に設
けたスリットSに案内されることにより、軸96の回り
止めの動作を行なう。また、前記したピン106と中空
部分105の底部との間には、前記した軸96を常に下
方に付勢するように動作するスプリング107が装着さ
れている。
の内で、ローディング機構の基板102の下方に設けら
れている支持構成部分103における下方には中空部分
105が設けられているとともに、前記の中空部分10
5の一部には外壁にスリットSが構成されている。ま
た、前記した支持部PSの支持構成部分103,104
の中心部に設けた孔には、軸96がを挿通されており、
軸96の端部にはピン106が固着されている。前記の
ピン106は軸96が上下方向に移動するときに、それ
の両端部分が前記した中空部分105の一部の外壁に設
けたスリットSに案内されることにより、軸96の回り
止めの動作を行なう。また、前記したピン106と中空
部分105の底部との間には、前記した軸96を常に下
方に付勢するように動作するスプリング107が装着さ
れている。
【0056】また、前記の支持部PSの支持構成部分1
03,104の内で、ローディング機構の基板102の
上方に設けられている支持構成部分104の上部に構成
されている小径部分97には、軸96の径よりも大径の
中空部108aが構成されていて、前記の中空部108
aの中心を貫通している軸96の周囲に形成される円環
状の空隙中は、高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvにおける下部フランジ95の下面から下方に突設さ
れていて軸96を貫通させてある筒状部97の上下方向
での移動時の案内部として機能する。109は磁気テー
プの幅と対応する長さを有するローラであって、前記し
た軸96に回転自在に装着されている。前記した軸96
の上端には上部フランジ110が固着されている。それ
で、磁気テープTは前記した下部フランジ95の上面
と、上部フランジ110の下面との間に設けられている
ローラ96の周面に摺接し、かつ、前記した下部フラン
ジ95の上面と、上部フランジ110の下面とによって
幅方向の位置が規制された状態で走行する。
03,104の内で、ローディング機構の基板102の
上方に設けられている支持構成部分104の上部に構成
されている小径部分97には、軸96の径よりも大径の
中空部108aが構成されていて、前記の中空部108
aの中心を貫通している軸96の周囲に形成される円環
状の空隙中は、高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvにおける下部フランジ95の下面から下方に突設さ
れていて軸96を貫通させてある筒状部97の上下方向
での移動時の案内部として機能する。109は磁気テー
プの幅と対応する長さを有するローラであって、前記し
た軸96に回転自在に装着されている。前記した軸96
の上端には上部フランジ110が固着されている。それ
で、磁気テープTは前記した下部フランジ95の上面
と、上部フランジ110の下面との間に設けられている
ローラ96の周面に摺接し、かつ、前記した下部フラン
ジ95の上面と、上部フランジ110の下面とによって
幅方向の位置が規制された状態で走行する。
【0057】磁気記録再生装置の再生モードに従って、
前記した円弧状の作動部材FAが回動々作を行なうとき
に、前記した円弧状の作動部材FAは、それの底面が前
記した高さ可変なガイドポールSGRv(TGRv)に
おける支持部PSの支持構成部分104の上部に構成さ
れている小径部分97の端面に摺接し、また、円弧状の
作動部材FAの両端部に構成されている2個ずつの作動
体77,78、79,80におけるそれぞれの間隙9
8,99の部分が、前記の高さ可変なガイドポールSG
Rv,TGRvにおける下部フランジ95から下方に突
設されており軸96を貫通させてある筒状部97を挟ん
だ状態で、ドラムベースDBに設けられた案内溝48,
68に案内されて回動々作を行なう。
前記した円弧状の作動部材FAが回動々作を行なうとき
に、前記した円弧状の作動部材FAは、それの底面が前
記した高さ可変なガイドポールSGRv(TGRv)に
おける支持部PSの支持構成部分104の上部に構成さ
れている小径部分97の端面に摺接し、また、円弧状の
作動部材FAの両端部に構成されている2個ずつの作動
体77,78、79,80におけるそれぞれの間隙9
8,99の部分が、前記の高さ可変なガイドポールSG
Rv,TGRvにおける下部フランジ95から下方に突
設されており軸96を貫通させてある筒状部97を挟ん
だ状態で、ドラムベースDBに設けられた案内溝48,
68に案内されて回動々作を行なう。
【0058】前記のように円弧状の作動部材FAが回動
々作を行なったときには、円弧状の作動部材FAの両端
部に構成されている2個ずつの作動体77,78、79,
80に設けられている複数のカム輪郭83〜94におけ
る順次のものが、カム従動体として機能する高さ可変な
ガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フランジ
95の下面に対して、図13に示されているように順次
に当接して行くことになり、磁気記録再生装置の再生モ
ードに応じて、高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvの高さ(磁気テープの走行路の位置)を、図13の各
図のような所定の状態に変化させて、磁気記録再生装置
がどのような再生モードで動作を行なった場合において
も、磁気テープTの基準縁Teを下ドラムDdの外周部
に形成されている磁気テープの位置規制用案内部Gの全
体にわたって案内されているた状態として、磁気テープ
Tを安定な走行状態にし、それにより良好な状態の再生
信号が得られるようにする。
々作を行なったときには、円弧状の作動部材FAの両端
部に構成されている2個ずつの作動体77,78、79,
80に設けられている複数のカム輪郭83〜94におけ
る順次のものが、カム従動体として機能する高さ可変な
ガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フランジ
95の下面に対して、図13に示されているように順次
に当接して行くことになり、磁気記録再生装置の再生モ
ードに応じて、高さ可変なガイドポールSGRv,TG
Rvの高さ(磁気テープの走行路の位置)を、図13の各
図のような所定の状態に変化させて、磁気記録再生装置
がどのような再生モードで動作を行なった場合において
も、磁気テープTの基準縁Teを下ドラムDdの外周部
に形成されている磁気テープの位置規制用案内部Gの全
体にわたって案内されているた状態として、磁気テープ
Tを安定な走行状態にし、それにより良好な状態の再生
信号が得られるようにする。
【0059】図4の(a),(b)及び図13中(後述
の図10についても同じ)に示されている円弧状の作動
部材FAは、それの両端部に設けてある2個ずつの作動
体(77,78,79,80)が特定な複数のカム輪郭(8
3〜94)を設けた構成のものであったが、図14中に
示されている円弧状の作動部材FAは、それの両端部に
設けてある2個ずつの作動体(図14中には1個ずつの
作動体しか示してなく、それをFAfのように表示して
いる)が、一様の傾斜面を有するカム輪郭111,11
2)を備えた構成態様のものとして構成されている場合
の構成例である。なお前記の円弧状の作動部材FAの両
端部に設けてある作動体FAfも、それの底面が前記し
た高さ可変なガイドポールSGRv(TGRv)におけ
る支持部PSの支持構成部分104の上部に構成されて
いる小径部分97の端面に摺接し、またそれの先端付近
に間隙を隔てて並設させてある2部分によって、前記の
高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける下
部フランジ95から下方に突設されており軸96を貫通
させてある筒状部97を挟んだ状態で回動々作を行なう
のである。
の図10についても同じ)に示されている円弧状の作動
部材FAは、それの両端部に設けてある2個ずつの作動
体(77,78,79,80)が特定な複数のカム輪郭(8
3〜94)を設けた構成のものであったが、図14中に
示されている円弧状の作動部材FAは、それの両端部に
設けてある2個ずつの作動体(図14中には1個ずつの
作動体しか示してなく、それをFAfのように表示して
いる)が、一様の傾斜面を有するカム輪郭111,11
2)を備えた構成態様のものとして構成されている場合
の構成例である。なお前記の円弧状の作動部材FAの両
端部に設けてある作動体FAfも、それの底面が前記し
た高さ可変なガイドポールSGRv(TGRv)におけ
る支持部PSの支持構成部分104の上部に構成されて
いる小径部分97の端面に摺接し、またそれの先端付近
に間隙を隔てて並設させてある2部分によって、前記の
高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける下
部フランジ95から下方に突設されており軸96を貫通
させてある筒状部97を挟んだ状態で回動々作を行なう
のである。
【0060】この図14に例示されているように一様な
傾斜面を有するカム輪郭111,112を備えている作
動体FAfを備えている円弧状の作動部材FAが使用さ
れた場合には、円弧状の作動部材FAが回動々作を行な
ったときに、円弧状の作動部材FAの両端部に構成され
ている作動体FAfにおける一様な傾斜面を有するカム
輪郭111,112が、カム従動体として機能する高さ
可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フ
ランジ95の下面に当接しているために、高さ可変なガ
イドポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行
路の位置)は、無段階的に変化している状態になる。前
記のように高さ可変なガイドポールSGRv,TGRv
の高さ(磁気テープの走行路の位置)が、無段階的に変化
するようにされた場合には、前記した高さ可変なガイド
ポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行路の
位置)の無段階的な変化態様と対応して、上ドラムDu
と支持部材SA(または上ドラムDuと下ドラムDd)
との中心軸の傾斜角を、無段階的に変化させることがで
きるようなカム輪郭を備えている環状のカム部材CAが
使用されるようにすることは望まして実施の態様であ
る。図14中に示されている高さ可変なガイドポールS
GRv,TGRvの構造は、図13を参照して説明した
高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの構造と同
じであるから、その具体的な説明は省略する。
傾斜面を有するカム輪郭111,112を備えている作
動体FAfを備えている円弧状の作動部材FAが使用さ
れた場合には、円弧状の作動部材FAが回動々作を行な
ったときに、円弧状の作動部材FAの両端部に構成され
ている作動体FAfにおける一様な傾斜面を有するカム
輪郭111,112が、カム従動体として機能する高さ
可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フ
ランジ95の下面に当接しているために、高さ可変なガ
イドポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行
路の位置)は、無段階的に変化している状態になる。前
記のように高さ可変なガイドポールSGRv,TGRv
の高さ(磁気テープの走行路の位置)が、無段階的に変化
するようにされた場合には、前記した高さ可変なガイド
ポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行路の
位置)の無段階的な変化態様と対応して、上ドラムDu
と支持部材SA(または上ドラムDuと下ドラムDd)
との中心軸の傾斜角を、無段階的に変化させることがで
きるようなカム輪郭を備えている環状のカム部材CAが
使用されるようにすることは望まして実施の態様であ
る。図14中に示されている高さ可変なガイドポールS
GRv,TGRvの構造は、図13を参照して説明した
高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの構造と同
じであるから、その具体的な説明は省略する。
【0061】図4を参照して既述した本発明の磁気記録
再生装置では、磁気記録再生装置の再生モードに応じて
ドラム構体DAの中心角の傾斜角を変化させるための環
状のカム部材CAの回動々作と、磁気記録再生装置の再
生モードに応じて高さ可変なガイドポールSGRv,T
GRvの高さ(磁気テープの走行路の位置)を変化させ
るための円弧状の作動部材FAの回動々作とを、1つの
駆動源からの動力を用いて行なうようにしていたが、前
記した磁気記録再生装置の再生モードに応じてドラム構
体DAの中心角の傾斜角を変化させるための環状のカム
部材CAの回動々作を行なわせるための駆動源と、磁気
記録再生装置の再生モードに応じて高さ可変なガイドポ
ールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行路の
位置)を変化させるための円弧状の作動部材の回動々作
を行なわせるための駆動源とを別にして、本発明の磁気
記録再生装置が構成されてもよく、その一例構成を図1
0に示す。
再生装置では、磁気記録再生装置の再生モードに応じて
ドラム構体DAの中心角の傾斜角を変化させるための環
状のカム部材CAの回動々作と、磁気記録再生装置の再
生モードに応じて高さ可変なガイドポールSGRv,T
GRvの高さ(磁気テープの走行路の位置)を変化させ
るための円弧状の作動部材FAの回動々作とを、1つの
駆動源からの動力を用いて行なうようにしていたが、前
記した磁気記録再生装置の再生モードに応じてドラム構
体DAの中心角の傾斜角を変化させるための環状のカム
部材CAの回動々作を行なわせるための駆動源と、磁気
記録再生装置の再生モードに応じて高さ可変なガイドポ
ールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行路の
位置)を変化させるための円弧状の作動部材の回動々作
を行なわせるための駆動源とを別にして、本発明の磁気
記録再生装置が構成されてもよく、その一例構成を図1
0に示す。
【0062】図10に示す磁気記録再生装置において、
Mg,Mg1,Mg2は、それぞれ減速器付きのモータで
あり、前記した減速器付きのモータMgの出力軸38に
はピニオン39が固着されており、このピニオン39
は、前記した環状のカム部材CAに連結部64を介して
設けられている円弧状ギヤ65に噛合わされていて図示
されていない制御部による制御動作に従って駆動される
モータの回転力が、前記の出力軸38とピニオン39及
び円弧状ギヤ65ならびに連結部64を介して環状のカ
ム部材CAに伝達されることにより、環状のカム部材C
Aの回動によってドラム構体DAにおける下ドラムDd
の小径部82の外周側に設けられている磁気テープの位
置規制用案内部材GAの中心軸が、上,下ドラムDu,
Ddの中心軸の位置に対して傾斜される。
Mg,Mg1,Mg2は、それぞれ減速器付きのモータで
あり、前記した減速器付きのモータMgの出力軸38に
はピニオン39が固着されており、このピニオン39
は、前記した環状のカム部材CAに連結部64を介して
設けられている円弧状ギヤ65に噛合わされていて図示
されていない制御部による制御動作に従って駆動される
モータの回転力が、前記の出力軸38とピニオン39及
び円弧状ギヤ65ならびに連結部64を介して環状のカ
ム部材CAに伝達されることにより、環状のカム部材C
Aの回動によってドラム構体DAにおける下ドラムDd
の小径部82の外周側に設けられている磁気テープの位
置規制用案内部材GAの中心軸が、上,下ドラムDu,
Ddの中心軸の位置に対して傾斜される。
【0063】前記した減速器付きのモータMg1の出力
軸113にはピニオン114が固着されており、このピ
ニオン114は円弧状の作動部材FAf1に設けられて
いる円弧状ギヤ115と噛合わされている。さらに前記
した減速器付きのモータMg2の出力軸116にはピニ
オン117が固着されており、このピニオン117は円
弧状の作動部材FAf2に設けられている円弧状ギヤ1
18と噛合わされている。前記した円弧状の作動部材F
A1,FA2は、前記した減速器付きのモータMg1,M
g2が図示されていない制御部による制御動作に従って
駆動されたときに、前記した各個別に設けられている減
速器付きのモータMg1,Mg2と、各個別の円弧状の作
動部材FA1,FA2との間の動力伝達系による動力伝達
によって、それぞれドラムベースDBに設けられている
円弧状の案内溝119,120内で回動々作を行なう。
なお、121は円弧状の作動部材FA1に構成されてい
る長孔、122は円弧状の作動部材FA2に構成されて
いる長孔であり、また123,124はベースプレート
DBに植設されたピンである。
軸113にはピニオン114が固着されており、このピ
ニオン114は円弧状の作動部材FAf1に設けられて
いる円弧状ギヤ115と噛合わされている。さらに前記
した減速器付きのモータMg2の出力軸116にはピニ
オン117が固着されており、このピニオン117は円
弧状の作動部材FAf2に設けられている円弧状ギヤ1
18と噛合わされている。前記した円弧状の作動部材F
A1,FA2は、前記した減速器付きのモータMg1,M
g2が図示されていない制御部による制御動作に従って
駆動されたときに、前記した各個別に設けられている減
速器付きのモータMg1,Mg2と、各個別の円弧状の作
動部材FA1,FA2との間の動力伝達系による動力伝達
によって、それぞれドラムベースDBに設けられている
円弧状の案内溝119,120内で回動々作を行なう。
なお、121は円弧状の作動部材FA1に構成されてい
る長孔、122は円弧状の作動部材FA2に構成されて
いる長孔であり、また123,124はベースプレート
DBに植設されたピンである。
【0064】前記した円弧状の作動部材FA1,FA2に
おけるそれぞれの一端部には、間隙125,126を隔
てて並設させてある2部分によって構成されている作動
体FAf1,FAf2が設けられている。図10(図14
をも参照のこと)中において、円弧状の作動部材FA1
の一端部に設けられている作動体FAf1は、一様な傾
斜面によるカム輪郭111を備えている部分と、一様な
傾斜面によるカム輪郭127を備えている部分との2つ
の部分が、間隙125を隔てて並設されている構成態様
のものであるとされており、また、円弧状の作動部材F
A2の一端部に設けられている作動体FAf2は、一様な
傾斜面によるカム輪郭112を備えている部分と、一様
な傾斜面によるカム輪郭128を備えている部分との2
つの部分が、間隙126を隔てて並設されている構成態
様のものであるとされている。
おけるそれぞれの一端部には、間隙125,126を隔
てて並設させてある2部分によって構成されている作動
体FAf1,FAf2が設けられている。図10(図14
をも参照のこと)中において、円弧状の作動部材FA1
の一端部に設けられている作動体FAf1は、一様な傾
斜面によるカム輪郭111を備えている部分と、一様な
傾斜面によるカム輪郭127を備えている部分との2つ
の部分が、間隙125を隔てて並設されている構成態様
のものであるとされており、また、円弧状の作動部材F
A2の一端部に設けられている作動体FAf2は、一様な
傾斜面によるカム輪郭112を備えている部分と、一様
な傾斜面によるカム輪郭128を備えている部分との2
つの部分が、間隙126を隔てて並設されている構成態
様のものであるとされている。
【0065】前記した円弧状の作動部材FA1の一端部
に設けられている作動体FAf1と、円弧状の作動部材
FA2の一端部に設けられている作動体FAf2とは、円
弧状の作動部材FA1と円弧状の作動部材FA2とが、既
述のように回動々作を行なったときに、それらの底面が
高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける支
持部PSの支持構成部分104の上部に構成されている
小径部分97の端面に摺接し、またそれの先端付近に間
隙を隔てて並設させてある2部分によって、前記の高さ
可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フ
ランジ95から下方に突設されており軸96を貫通させ
てある筒状部97を挟んだ状態で回動々作を行なう。
に設けられている作動体FAf1と、円弧状の作動部材
FA2の一端部に設けられている作動体FAf2とは、円
弧状の作動部材FA1と円弧状の作動部材FA2とが、既
述のように回動々作を行なったときに、それらの底面が
高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける支
持部PSの支持構成部分104の上部に構成されている
小径部分97の端面に摺接し、またそれの先端付近に間
隙を隔てて並設させてある2部分によって、前記の高さ
可変なガイドポールSGRv,TGRvにおける下部フ
ランジ95から下方に突設されており軸96を貫通させ
てある筒状部97を挟んだ状態で回動々作を行なう。
【0066】前記のように一様な傾斜面を有するカム輪
郭111,127,112,128が形成されている作
動体FAf1,FAf2を備えている円弧状の作動部材F
A1,FA2が使用された場合には、円弧状の作動部材
FA1,FA2が回動々作を行なったときに、円弧状の
作動部材FA1,FA2の一端部に構成されている作動
体FAf1,FAf2における一様な傾斜面を有するカム
輪郭111,127,112,128が、カム従動体と
して機能する高さ可変なガイドポールSGRv,TGR
vにおける下部フランジ95の下面に当接しているため
に、高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの高さ
(磁気テープの走行路の位置)は、無段階的に変化してい
る状態になる。前記のように高さ可変なガイドポールS
GRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行路の位置)
が、無段階的に変化するようにされた場合には、前記し
た高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの高さ(磁
気テープの走行路の位置)の無段階的な変化態様と対応
して、上ドラムDuと支持部材SA(または上ドラムD
uと下ドラムDd)との中心軸の傾斜角を、無段階的に
変化させることができるようなカム輪郭を備えている環
状のカム部材CAが使用されるようにすることは望まし
い実施の態様である。
郭111,127,112,128が形成されている作
動体FAf1,FAf2を備えている円弧状の作動部材F
A1,FA2が使用された場合には、円弧状の作動部材
FA1,FA2が回動々作を行なったときに、円弧状の
作動部材FA1,FA2の一端部に構成されている作動
体FAf1,FAf2における一様な傾斜面を有するカム
輪郭111,127,112,128が、カム従動体と
して機能する高さ可変なガイドポールSGRv,TGR
vにおける下部フランジ95の下面に当接しているため
に、高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの高さ
(磁気テープの走行路の位置)は、無段階的に変化してい
る状態になる。前記のように高さ可変なガイドポールS
GRv,TGRvの高さ(磁気テープの走行路の位置)
が、無段階的に変化するようにされた場合には、前記し
た高さ可変なガイドポールSGRv,TGRvの高さ(磁
気テープの走行路の位置)の無段階的な変化態様と対応
して、上ドラムDuと支持部材SA(または上ドラムD
uと下ドラムDd)との中心軸の傾斜角を、無段階的に
変化させることができるようなカム輪郭を備えている環
状のカム部材CAが使用されるようにすることは望まし
い実施の態様である。
【0067】なお、円弧状の作動部材FA1,FA2の
一端部に構成されている作動体FAf1,FAf2に形成
させるカム輪郭として、例えば図13に例示されている
ように段階的な複数のカム輪郭を構成させてもよいこと
は勿論であり、また、円弧状の作動部材FA1,FA2
を一体化して、それを1個の減速器付きのモータによっ
て回動させるようにしても良い。しかし、図10に例示
されている磁気記録再生装置のように、2個の円弧状の
作動部材FA1,FA2を用いて、それぞれの円弧状の
作動部材FA1,FA2における一端部に構成されてい
る作動体FAf1,FAf2によって、サプライ側の高さ
可変なガイドポールSGRvの高さ(磁気テープの走行
路の位置)と、テークアップ側の高さ可変なガイドポー
ルTGRvの高さ(磁気テープの走行路の位置)とを個別
に変化できるようにした場合には、前記した高さ可変な
ガイドポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走
行路の位置)の変化を多様化することができる。
一端部に構成されている作動体FAf1,FAf2に形成
させるカム輪郭として、例えば図13に例示されている
ように段階的な複数のカム輪郭を構成させてもよいこと
は勿論であり、また、円弧状の作動部材FA1,FA2
を一体化して、それを1個の減速器付きのモータによっ
て回動させるようにしても良い。しかし、図10に例示
されている磁気記録再生装置のように、2個の円弧状の
作動部材FA1,FA2を用いて、それぞれの円弧状の
作動部材FA1,FA2における一端部に構成されてい
る作動体FAf1,FAf2によって、サプライ側の高さ
可変なガイドポールSGRvの高さ(磁気テープの走行
路の位置)と、テークアップ側の高さ可変なガイドポー
ルTGRvの高さ(磁気テープの走行路の位置)とを個別
に変化できるようにした場合には、前記した高さ可変な
ガイドポールSGRv,TGRvの高さ(磁気テープの走
行路の位置)の変化を多様化することができる。
【0068】図10に示す磁気記録再生装置では、再生
モードに応じて図示されていない制御部による制御動作
に従って、前記した各モータMg,Mg1,Mg2の駆動
を制御して、駆動される各モータの回転力をそれぞれの
動力伝達系を介して、前記のようにドラム構体DAの中
心角の傾斜角を変化させるための環状のカム部材CA
と、2個の円弧状の作動部材FA1,FA2とに伝達す
ることにより、再生モードに応じてドラム構体DAの中
心角の傾斜角を変化させるための環状のカム部材CAの
回動々作によりドラム構体DAの中心角を、それぞれの
再生モードにおいて必要とされる角度だけ傾斜させると
ともに、再生モードに応じて円弧状の作動部材FA1,
FA2を回動させて、円弧状の作動部材FA1,FA2に
おける一端部に構成させてある作動体FAf1,FAf2
によって、サプライ側の高さ可変なガイドポールSGR
vの高さ(磁気テープの走行路の位置)と、テークアップ
側の高さ可変なガイドポールTGRvの高さ(磁気テー
プの走行路の位置)とを、それぞれの再生モードにおい
て必要とされる高さとなるように変化させているから、
再生モードの変化に拘らずに、常に良好な再生信号を得
るようにすることができる。
モードに応じて図示されていない制御部による制御動作
に従って、前記した各モータMg,Mg1,Mg2の駆動
を制御して、駆動される各モータの回転力をそれぞれの
動力伝達系を介して、前記のようにドラム構体DAの中
心角の傾斜角を変化させるための環状のカム部材CA
と、2個の円弧状の作動部材FA1,FA2とに伝達す
ることにより、再生モードに応じてドラム構体DAの中
心角の傾斜角を変化させるための環状のカム部材CAの
回動々作によりドラム構体DAの中心角を、それぞれの
再生モードにおいて必要とされる角度だけ傾斜させると
ともに、再生モードに応じて円弧状の作動部材FA1,
FA2を回動させて、円弧状の作動部材FA1,FA2に
おける一端部に構成させてある作動体FAf1,FAf2
によって、サプライ側の高さ可変なガイドポールSGR
vの高さ(磁気テープの走行路の位置)と、テークアップ
側の高さ可変なガイドポールTGRvの高さ(磁気テー
プの走行路の位置)とを、それぞれの再生モードにおい
て必要とされる高さとなるように変化させているから、
再生モードの変化に拘らずに、常に良好な再生信号を得
るようにすることができる。
【0069】前述した図4及び図10に示してある磁気
記録再生装置において、再生モードの変更に応じて変化
させるべき前記した環状のカム部材CAの回動量と、磁
気記録再生装置の再生モードに応じて変化させるべき円
弧状の作動部材FA,FA1,FA2等の回動量との制
御は、例えば、前記した各回動々作を行なう構成部材に
位置センサを設けておき、前記の位置センサから出力さ
れた位置情報に基づいて、図示しない制御部で発生させ
た制御信号により、各駆動源(モータ)を動作させるこ
とにより容易に行なうことができ、その実施に当っては
周知の各種の制御回路の内から選択した制御回路を採用
すればよい。
記録再生装置において、再生モードの変更に応じて変化
させるべき前記した環状のカム部材CAの回動量と、磁
気記録再生装置の再生モードに応じて変化させるべき円
弧状の作動部材FA,FA1,FA2等の回動量との制
御は、例えば、前記した各回動々作を行なう構成部材に
位置センサを設けておき、前記の位置センサから出力さ
れた位置情報に基づいて、図示しない制御部で発生させ
た制御信号により、各駆動源(モータ)を動作させるこ
とにより容易に行なうことができ、その実施に当っては
周知の各種の制御回路の内から選択した制御回路を採用
すればよい。
【0070】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように、本発明の磁気記録再生装置は、磁気記録再生
装置の機体の固定部に対する前記した回転磁気ヘッドの
回転軌跡面の位置を一定の状態に保持したままで、上ド
ラムと下ドラムとからなるドラムの周面の一部へ巻回さ
れた状態の磁気テープを、回転磁気ヘッドの回転軌跡面
と磁気テープの記録済みの記録跡とを一致させるよう
に、磁気テープの基準縁の位置を規制する磁気テープの
位置規制用案内部を備えた部材を、傾斜駆動手段により
前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡円の中心軸に対して
傾斜させて、上,下ドラムの周面上での磁気テープの走
行路を変更させ、また、前記した磁気テープの走行路中
における前記した上,下ドラムの周面の一部に巻回され
る磁気テープのドラム周面への巻始め側と巻終り側との
それぞれに配置されているガイドポールの高さを変位駆
動手段により磁気テープの幅方向に変化させるようにし
たことにより、磁気テープに記録形成されている記録跡
が記録跡幅の小さな場合でも、ノイズバーが出ない状態
で高速再生や巻戻し再生を行なうことができるようにし
たものであるから、この本発明の磁気記録再生装置で
は、再生モードの変化と対応させて上ドラムの中心軸の
傾斜を変化させた場合においても、磁気テープの基準縁
が、磁気テープの位置規制用案内部の全体にわたって良
好に案内されている状態にされ、したがって、再生モー
ドの如何に拘らずに、磁気テープの走行状態は安定化さ
れており、常に良好な再生信号が確実に得られるのであ
り、本発明によればEPモードによる早送り再生モード
時やEPモードによる巻戻しモード時においても、ノイ
ズバーの無い良好な再生画像が得られ、また、記録跡幅
が従来の記録跡の1/3の記録跡を3本並列に同時記録
再生するようにしたVTRについて適用しても良好な再
生画像を容易に得ることができる。
なように、本発明の磁気記録再生装置は、磁気記録再生
装置の機体の固定部に対する前記した回転磁気ヘッドの
回転軌跡面の位置を一定の状態に保持したままで、上ド
ラムと下ドラムとからなるドラムの周面の一部へ巻回さ
れた状態の磁気テープを、回転磁気ヘッドの回転軌跡面
と磁気テープの記録済みの記録跡とを一致させるよう
に、磁気テープの基準縁の位置を規制する磁気テープの
位置規制用案内部を備えた部材を、傾斜駆動手段により
前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡円の中心軸に対して
傾斜させて、上,下ドラムの周面上での磁気テープの走
行路を変更させ、また、前記した磁気テープの走行路中
における前記した上,下ドラムの周面の一部に巻回され
る磁気テープのドラム周面への巻始め側と巻終り側との
それぞれに配置されているガイドポールの高さを変位駆
動手段により磁気テープの幅方向に変化させるようにし
たことにより、磁気テープに記録形成されている記録跡
が記録跡幅の小さな場合でも、ノイズバーが出ない状態
で高速再生や巻戻し再生を行なうことができるようにし
たものであるから、この本発明の磁気記録再生装置で
は、再生モードの変化と対応させて上ドラムの中心軸の
傾斜を変化させた場合においても、磁気テープの基準縁
が、磁気テープの位置規制用案内部の全体にわたって良
好に案内されている状態にされ、したがって、再生モー
ドの如何に拘らずに、磁気テープの走行状態は安定化さ
れており、常に良好な再生信号が確実に得られるのであ
り、本発明によればEPモードによる早送り再生モード
時やEPモードによる巻戻しモード時においても、ノイ
ズバーの無い良好な再生画像が得られ、また、記録跡幅
が従来の記録跡の1/3の記録跡を3本並列に同時記録
再生するようにしたVTRについて適用しても良好な再
生画像を容易に得ることができる。
【図1】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部の
側断面図である。
側断面図である。
【図2】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部の
側断面図である。
側断面図である。
【図3】図1及び図2に示す本発明の磁気記録再生装置
の動作説明のための側断面図である。
の動作説明のための側断面図である。
【図4】本発明の磁気記録再生装置の要部の全体的な斜
視図である。
視図である。
【図5】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部の
斜視図である。
斜視図である。
【図6】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部の
斜視図である。
斜視図である。
【図7】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部の
側断面図である。
側断面図である。
【図8】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部の
側断面図である。
側断面図である。
【図9】図7及び図8に示す本発明の磁気記録再生装置
の動作説明のための側断面図である。
の動作説明のための側断面図である。
【図10】本発明の磁気記録再生装置の要部の全体的な
斜視図である。
斜視図である。
【図11】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部
の斜視図である。
の斜視図である。
【図12】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部
の斜視図である。
の斜視図である。
【図13】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部
の側断面図である。
の側断面図である。
【図14】本発明の磁気記録再生装置の構成部分の一部
の側断面図である。
の側断面図である。
【図15】VTRのドラムの正面図である。
【図16】動作説明のための正面図である。
【図17】動作説明のための正面図である。
【図18】動作説明のための正面図である。
【図19】動作説明のための正面図である。
【図20】動作説明のための正面図である。
【図21】動作説明のための正面図である。
【図22】動作説明のための正面図である。
【図23】テープパターンを示す図である。
DB…ドラムベース、Du…上ドラム、Dd…下ドラ
ム、DA…ドラム構体、Md…ドラム駆動モータ、H
a,Hb…回転磁気ヘッド、T…磁気テープ、Te…磁
気テープの基準縁、SA…支持部材、CA…環状のカム
部材、G…磁気テープの基準縁の案内部、Mg,Mg
1,Mg2…モータ、6…回転軸、10,11…軸受け、
39,114,117…ピニオン、65…円弧状ラッ
ク、12,13…回転トランス、
ム、DA…ドラム構体、Md…ドラム駆動モータ、H
a,Hb…回転磁気ヘッド、T…磁気テープ、Te…磁
気テープの基準縁、SA…支持部材、CA…環状のカム
部材、G…磁気テープの基準縁の案内部、Mg,Mg
1,Mg2…モータ、6…回転軸、10,11…軸受け、
39,114,117…ピニオン、65…円弧状ラッ
ク、12,13…回転トランス、
Claims (4)
- 【請求項1】 上ドラムと下ドラムとからなるドラムの
周面の一部へ巻回された状態の磁気テープに、回転磁気
ヘッドを用いて記録再生動作を行なう際に、磁気記録再
生装置の機体の固定部に対する前記した回転磁気ヘッド
の回転軌跡面の位置を一定の状態に保持したままで、回
転磁気ヘッドの回転軌跡面と磁気テープの記録済みの記
録跡とを一致させるように、前記した上,下ドラムの周
面上での磁気テープの走行路を変更させる手段を備えて
いる磁気記録再生装置において、磁気テープの基準縁の
位置を規制する磁気テープの位置規制用案内部を備えた
部材を、前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡円の中心軸
に対して傾斜させる傾斜駆動手段と、前記した磁気テー
プの走行路中における前記した上,下ドラムの周面の一
部に巻回される磁気テープのドラム周面への巻始め側と
巻終り側とのそれぞれに配置されているガイドポールの
高さを、磁気テープの幅方向に変化させる変位駆動手段
とを備えてなる磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 磁気テープの基準縁の位置を規制する磁
気テープの位置規制用案内部を備えた部材を、前記した
回転磁気ヘッドの回転軌跡円の中心軸に対して傾斜させ
る傾斜駆動手段は、上,下ドラムにおける磁気テープの
巻回範囲の中間位置における前記した上,下ドラムの中
心軸に平行な直線と、前記した上,下ドラムの中心軸と
を含む平面内に設けた回動支点を回動中心にして、所定
の角度の回動々作を行なうことができるような構成とさ
れている請求項1の磁気記録再生装置。 - 【請求項3】 磁気テープの走行路中における前記した
上,下ドラムの周面の一部に巻回される磁気テープのド
ラム周面への巻始め側と巻終り側とのそれぞれに配置さ
れているガイドポールの高さを、磁気テープの幅方向に
変化させる変位駆動手段は、前記した両ガイドポールに
おける個々のカム従動子と個別に当接するカム輪郭を備
えていて、前記の各カム輪郭におけるそれぞれ所定のも
のが前記した両ガイドポールの所定のもののカム従動子
に当接して移動できるように、前記した両ガイドポール
における個々のカム従動子の位置を、前記したカム輪郭
の移動軌跡内に含むようにして移動できる作動体を備え
ているものである請求項1の磁気記録再生装置。 - 【請求項4】 上ドラムと下ドラムとからなるドラムの
周面の一部へ巻回された状態の磁気テープに、回転磁気
ヘッドを用いて記録再生動作を行なう際に、磁気記録再
生装置の機体の固定部に対する前記した回転磁気ヘッド
の回転軌跡面の位置を一定の状態に保持したままで、回
転磁気ヘッドの回転軌跡面と磁気テープの記録済みの記
録跡とを一致させるように、前記した上,下ドラムの周
面上での磁気テープの走行路を変更させる手段を備えて
いる磁気記録再生装置において、磁気テープの基準縁の
位置を規制する磁気テープの位置規制用案内部を備えた
部材を、前記した回転磁気ヘッドの回転軌跡円の中心軸
に対して傾斜させる傾斜駆動手段と、前記した磁気テー
プの走行路中における前記した上,下ドラムの周面の一
部に巻回される磁気テープのドラム周面への巻始め側と
巻終り側とのそれぞれに配置されているガイドポールの
高さを、磁気テープの幅方向に変化させる変位駆動手段
と、前記した磁気テープの位置規制用案内部を備えた部
材を傾斜させる傾斜駆動手段と、ガイドポールの高さを
磁気テープの幅方向に変化させる変位駆動手段とを連結
結合させる手段とを備えてなる磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5093593A JPH06282910A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5093593A JPH06282910A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06282910A true JPH06282910A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=14086609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5093593A Pending JPH06282910A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06282910A (ja) |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP5093593A patent/JPH06282910A/ja active Pending
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