JPH06282982A - 強誘電体メモリの駆動方法とその装置 - Google Patents
強誘電体メモリの駆動方法とその装置Info
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- JPH06282982A JPH06282982A JP5068890A JP6889093A JPH06282982A JP H06282982 A JPH06282982 A JP H06282982A JP 5068890 A JP5068890 A JP 5068890A JP 6889093 A JP6889093 A JP 6889093A JP H06282982 A JPH06282982 A JP H06282982A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、情報読み出し時に分極状態を反転せ
ず、再書き込みが不要で高速動作に好適する強誘電体メ
モリの駆動方法を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、強誘電体容量素子の可逆変化を有す
る容量の電界依存性を用いて、強誘電体容量素子に印加
される外部電界を無くした時の容量(比誘電率)と、書
き込み時と同一方向に所定の電界を印加した際の容量
(比誘電率)を検出し、その2点での容量(比誘電率)
が増加傾向か、減少傾向のどちらにあるかにより記憶情
報を判別する、強誘電体の分極状態を反転せずに情報を
読出す強誘電体メモリの駆動方法とその装置である。
ず、再書き込みが不要で高速動作に好適する強誘電体メ
モリの駆動方法を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、強誘電体容量素子の可逆変化を有す
る容量の電界依存性を用いて、強誘電体容量素子に印加
される外部電界を無くした時の容量(比誘電率)と、書
き込み時と同一方向に所定の電界を印加した際の容量
(比誘電率)を検出し、その2点での容量(比誘電率)
が増加傾向か、減少傾向のどちらにあるかにより記憶情
報を判別する、強誘電体の分極状態を反転せずに情報を
読出す強誘電体メモリの駆動方法とその装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強誘電体を記録媒体に用
いた半導体記憶装置の駆動方法に関する。
いた半導体記憶装置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、強誘電体を記録媒体に用いた不
揮発性半導体記憶装置がある。この強誘電体において
は、格子に束縛されたイオンや価電子がエネルギー安定
位置にあり、情報を示す残留分極が消失されない、ま
た、外来する放射線に対しても残留分極が安定してい
る、さらに耐放射線ソフトエラーの面ですぐれているこ
と等の種々の利点により、不揮発性、低消費エネルギー
性、耐放射線ソフトエラー性を強調するような素子とし
て利用する試みが多い。
揮発性半導体記憶装置がある。この強誘電体において
は、格子に束縛されたイオンや価電子がエネルギー安定
位置にあり、情報を示す残留分極が消失されない、ま
た、外来する放射線に対しても残留分極が安定してい
る、さらに耐放射線ソフトエラーの面ですぐれているこ
と等の種々の利点により、不揮発性、低消費エネルギー
性、耐放射線ソフトエラー性を強調するような素子とし
て利用する試みが多い。
【0003】従来、強誘電体を蓄積容量として利用した
不揮発性メモリへの情報書き込みは、図15に示したヒ
ステリシス特性の2値の残留分極(Pr若しくは、−P
r)を容量として保持させている。
不揮発性メモリへの情報書き込みは、図15に示したヒ
ステリシス特性の2値の残留分極(Pr若しくは、−P
r)を容量として保持させている。
【0004】また読み出しは、強誘電体に電圧を印加し
て分極状態を反転させ、この時に生じる変位電流を観測
することによる。
て分極状態を反転させ、この時に生じる変位電流を観測
することによる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した強誘電体の分
極状態を判別する方法においては、反転電流の有無を利
用すると、読み出し時に分極を破壊するため、即ち、情
報の破壊を伴なう読み出しとなり、読み出し動作後に、
再度情報を書き込まなければならなかった。
極状態を判別する方法においては、反転電流の有無を利
用すると、読み出し時に分極を破壊するため、即ち、情
報の破壊を伴なう読み出しとなり、読み出し動作後に、
再度情報を書き込まなければならなかった。
【0006】また一般に強誘電体材料は、分極反転を繰
り返すとヒステリシス特性が変化し、記憶状態が劣化し
て行くことは周知である。従って、読み出し毎に、分極
反転を行なうことは、メモリ素子としての寿命を減少さ
せる。
り返すとヒステリシス特性が変化し、記憶状態が劣化し
て行くことは周知である。従って、読み出し毎に、分極
反転を行なうことは、メモリ素子としての寿命を減少さ
せる。
【0007】また読み出し時に分極反転をするため、読
み出し後の再書き込みを必要とする。これはメモリの寿
命を減少させると共に、メモリ駆動時のスピードを遅く
する原因にもなる。
み出し後の再書き込みを必要とする。これはメモリの寿
命を減少させると共に、メモリ駆動時のスピードを遅く
する原因にもなる。
【0008】そこで本発明は、情報読み出し時に分極状
態を反転せず、再書き込みが不要で高速動作に好適する
強誘電体メモリの駆動方法とその装置を提供することを
目的とする。
態を反転せず、再書き込みが不要で高速動作に好適する
強誘電体メモリの駆動方法とその装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、強誘電体容量素子を記憶媒体として、予め
所定の電界が加えられ、一定方向の強誘電分極を持つ強
誘電体容量素子に、前記強誘電分極が打ち消される方向
の所定の電界を印加し、その電界の大小もしくは有無の
いずれかにより情報を記憶させる書き込み方法と、前記
情報が書き込まれた強誘電体容量素子に印加される外部
電界をなくしつつ、得られた容量値(比誘電率)で記憶
情報の判別を行なう情報読出し方法とからなる強誘電体
メモリの駆動方法を提供する。
するために、強誘電体容量素子を記憶媒体として、予め
所定の電界が加えられ、一定方向の強誘電分極を持つ強
誘電体容量素子に、前記強誘電分極が打ち消される方向
の所定の電界を印加し、その電界の大小もしくは有無の
いずれかにより情報を記憶させる書き込み方法と、前記
情報が書き込まれた強誘電体容量素子に印加される外部
電界をなくしつつ、得られた容量値(比誘電率)で記憶
情報の判別を行なう情報読出し方法とからなる強誘電体
メモリの駆動方法を提供する。
【0010】また、強誘電体を介在させて両面に電極を
形成し、該強誘電体からなる強誘電体容量素子に情報を
記憶する強誘電体メモリ素子と、前記強誘電体メモリ素
子の予め一定方向の強誘電分極を持たせた強誘電体容量
素子に対し、前記強誘電分極が打ち消される方向に所定
電界を印加することにより、情報を記憶させる情報書込
み手段と、前記情報書込み手段により情報が書き込まれ
た強誘電体メモリ素子に対し、書き込み時に印加した方
向と同一方向に電界を印加し、この時の前記強誘電体容
量素子の容量値(比誘電率)を検出する第1の検出手段
と、前記情報書込み手段により情報が書き込まれた強誘
電体メモリ素子に対し、印加される外部電界を無くした
時の容量(比誘電率)を検出する第2の検出手段と、前
記第1の検出手段と第2の検出手段とから得られた容量
(比誘電率)を比較し、該容量(比誘電率)が増加傾向
か、若しくは減少傾向かを判定することにより、記憶情
報を判別する読み出し手段とで構成される強誘電体メモ
リを提供する。
形成し、該強誘電体からなる強誘電体容量素子に情報を
記憶する強誘電体メモリ素子と、前記強誘電体メモリ素
子の予め一定方向の強誘電分極を持たせた強誘電体容量
素子に対し、前記強誘電分極が打ち消される方向に所定
電界を印加することにより、情報を記憶させる情報書込
み手段と、前記情報書込み手段により情報が書き込まれ
た強誘電体メモリ素子に対し、書き込み時に印加した方
向と同一方向に電界を印加し、この時の前記強誘電体容
量素子の容量値(比誘電率)を検出する第1の検出手段
と、前記情報書込み手段により情報が書き込まれた強誘
電体メモリ素子に対し、印加される外部電界を無くした
時の容量(比誘電率)を検出する第2の検出手段と、前
記第1の検出手段と第2の検出手段とから得られた容量
(比誘電率)を比較し、該容量(比誘電率)が増加傾向
か、若しくは減少傾向かを判定することにより、記憶情
報を判別する読み出し手段とで構成される強誘電体メモ
リを提供する。
【0011】
【作用】以上のような構成の強誘電体メモリの駆動方法
とその装置は、強誘電体容量素子の可逆変化を有する容
量の電界依存性を用いて、強誘電体容量素子に印加され
る外部電界を無くした時の容量(比誘電率)と、書き込
み時と同一方向に所定の電界を印加した際の容量(比誘
電率)を検出し、その2点での容量(比誘電率)が増加
傾向か、減少傾向のどちらにあるかにより、情報の内容
を判別することにより、情報の書込み及び読出しが行わ
れる。
とその装置は、強誘電体容量素子の可逆変化を有する容
量の電界依存性を用いて、強誘電体容量素子に印加され
る外部電界を無くした時の容量(比誘電率)と、書き込
み時と同一方向に所定の電界を印加した際の容量(比誘
電率)を検出し、その2点での容量(比誘電率)が増加
傾向か、減少傾向のどちらにあるかにより、情報の内容
を判別することにより、情報の書込み及び読出しが行わ
れる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】まず、本発明の強誘電体メモリの概略的な
構成と容量の電界依存性について説明する。
構成と容量の電界依存性について説明する。
【0014】図1(a)に示すように、強誘電体メモリ
は、強誘電体1の両主面を導電体2a,2bで挟み構成
される。図1(b)において、横軸は強誘電体1に印加
された電界の大きさを示し、縦軸は、強誘電体に対し一
定のDCバイアスを印加し、そのDCバイアス分に対し
充分小さな振幅のAC電圧(最小印加DCバイアスの5
%以下)を印加し測定した強誘電体の容量を示してい
る。
は、強誘電体1の両主面を導電体2a,2bで挟み構成
される。図1(b)において、横軸は強誘電体1に印加
された電界の大きさを示し、縦軸は、強誘電体に対し一
定のDCバイアスを印加し、そのDCバイアス分に対し
充分小さな振幅のAC電圧(最小印加DCバイアスの5
%以下)を印加し測定した強誘電体の容量を示してい
る。
【0015】前記DCバイアスの印加手順は、A→B→
C→D→A′→B′→C′→D′→Aとした。ただし、
従来の一般的なC−V特性は、図15に示した強誘電体
のヒステリシス特性を微分することで得られる。これは
強誘電体の分極反転に伴なう比誘電率の変化であり、前
述したDCバイアスを印加しながら測定されたものとは
異なる。
C→D→A′→B′→C′→D′→Aとした。ただし、
従来の一般的なC−V特性は、図15に示した強誘電体
のヒステリシス特性を微分することで得られる。これは
強誘電体の分極反転に伴なう比誘電率の変化であり、前
述したDCバイアスを印加しながら測定されたものとは
異なる。
【0016】図1(b)に示した容量の電界依存性の主
な特徴を示し、記憶媒体への利用について説明する。
な特徴を示し、記憶媒体への利用について説明する。
【0017】まず、分極状態がA点にある場合を考え
る。ここで、正の電界を印加して、その後電界をなくす
場合について、図2を用いて説明する。ここで、図2
(a)には、印加する電界がEth以下の場合を示し、図
2(b)には印加する電界がEth以上の場合を示す。
る。ここで、正の電界を印加して、その後電界をなくす
場合について、図2を用いて説明する。ここで、図2
(a)には、印加する電界がEth以下の場合を示し、図
2(b)には印加する電界がEth以上の場合を示す。
【0018】図2(a)に示すようなEthより小さな電
界を印加する場合において、A点における強誘電体の容
量は、C(A)である。その後、電界を印加しEthに近
づけると、容量が非線形に増加して、Eth近傍では、C
(B)になる。その後、印加する電界を減らしていく
と、容量も徐々に減少し、電界の印加を停止した時には
C(A)値よりも高い値のC(A″)で安定する。ま
た、電界が“0”とEthの間では、容量はC(A″)←
→C(B)の可逆変化を繰り返えすことが確認されてい
る。
界を印加する場合において、A点における強誘電体の容
量は、C(A)である。その後、電界を印加しEthに近
づけると、容量が非線形に増加して、Eth近傍では、C
(B)になる。その後、印加する電界を減らしていく
と、容量も徐々に減少し、電界の印加を停止した時には
C(A)値よりも高い値のC(A″)で安定する。ま
た、電界が“0”とEthの間では、容量はC(A″)←
→C(B)の可逆変化を繰り返えすことが確認されてい
る。
【0019】図2(b)に示すようなEthより大きな電
界を印加する場合において、A点における強誘電体の容
量は、C(A)である。その後、Ethまで電界を印加す
ると容量はC(B)まで増加する。しかし、Ethを越え
ると突然、不連続的にC(C)に減少し、その後は印加
する電界の増加と伴に、C(D)まで減少する。その
後、電界を減していくと、容量は徐々に増加し、C
(A′)=C(A)まで変化し初期位置に戻る。また、
C(A′)←→C(D)でも可逆的に変化することが確
認されている。
界を印加する場合において、A点における強誘電体の容
量は、C(A)である。その後、Ethまで電界を印加す
ると容量はC(B)まで増加する。しかし、Ethを越え
ると突然、不連続的にC(C)に減少し、その後は印加
する電界の増加と伴に、C(D)まで減少する。その
後、電界を減していくと、容量は徐々に増加し、C
(A′)=C(A)まで変化し初期位置に戻る。また、
C(A′)←→C(D)でも可逆的に変化することが確
認されている。
【0020】前述したような容量の電界依存性を用いる
と、強誘電体容量素子に対し、過去にどのような電界が
印加されたことがあるかが判別できる。つまり強誘電体
容量素子に対して、DC電界を印加しない状態で、容量
を検出し、その値がC(A″)であるか、C(A′)で
あるかを知ることにより、Eth以下の電界しか印加され
ていないか、もしくはそれ以上の電界が印加されたのか
を検出することが可能である。
と、強誘電体容量素子に対し、過去にどのような電界が
印加されたことがあるかが判別できる。つまり強誘電体
容量素子に対して、DC電界を印加しない状態で、容量
を検出し、その値がC(A″)であるか、C(A′)で
あるかを知ることにより、Eth以下の電界しか印加され
ていないか、もしくはそれ以上の電界が印加されたのか
を検出することが可能である。
【0021】この方法によれば“1”,“0”判別をす
る際に、強誘電体の分極反転現象を観察するのとは異な
り素子の劣化を引き起こさない。
る際に、強誘電体の分極反転現象を観察するのとは異な
り素子の劣化を引き起こさない。
【0022】また、C(A″)←→C(B)間及びC
(A′)←→C(D)間が可逆的変化可能であること、
C(A″)<C(B),C(A′)>C(D)という特
性を利用すると、Eth以下の任意のDCバイアス下での
容量測定を行なうことによりC(A″)とC(A′)を
比較するより、図3に示すような容量差の大きなC
(B)とC(AR)を比較する方法もある。この場合
も、分極反転を伴なわない読み出しであるため、メモリ
素子の劣化を引き起こさない。また、前述した2つの方
法によれば、強誘電体に記憶された情報を読み出し時に
破壊することがないため、反転電流を読み出す従来の方
法と異なり再書き込み等の作業が不要である。
(A′)←→C(D)間が可逆的変化可能であること、
C(A″)<C(B),C(A′)>C(D)という特
性を利用すると、Eth以下の任意のDCバイアス下での
容量測定を行なうことによりC(A″)とC(A′)を
比較するより、図3に示すような容量差の大きなC
(B)とC(AR)を比較する方法もある。この場合
も、分極反転を伴なわない読み出しであるため、メモリ
素子の劣化を引き起こさない。また、前述した2つの方
法によれば、強誘電体に記憶された情報を読み出し時に
破壊することがないため、反転電流を読み出す従来の方
法と異なり再書き込み等の作業が不要である。
【0023】次に本発明による第1実施例として、強誘
電体メモリの記憶情報(容量)を周波数変調法により読
み出す構成を示し説明する。
電体メモリの記憶情報(容量)を周波数変調法により読
み出す構成を示し説明する。
【0024】この強誘電体メモリは、図1(a)に示す
ような構造であり、図示しないSi基板上に白金をスパ
ッタ法にて2000オングストロームの導電層(下部電
極)2b成膜し、上層に、ゾル・ゲル法を用いてPZT
膜(2600オングストローム)の強誘電体膜2を積層
し、更に上層に白金をスパッタ法にて2000オングス
トロームの導電層(上部電極)2aを成膜して、PZT
キャパシタ(CFE)を形成する。
ような構造であり、図示しないSi基板上に白金をスパ
ッタ法にて2000オングストロームの導電層(下部電
極)2b成膜し、上層に、ゾル・ゲル法を用いてPZT
膜(2600オングストローム)の強誘電体膜2を積層
し、更に上層に白金をスパッタ法にて2000オングス
トロームの導電層(上部電極)2aを成膜して、PZT
キャパシタ(CFE)を形成する。
【0025】図9には、Si基板上に、白金を電極材と
して用いゾルゲル法で作成したPZT膜(膜厚2700
オングストローム)を強誘電材料として用いた強誘電体
キャパシタ(500μ□)を試料とし、LCRメータを
用いて試料に対し、一定のDCバイアス電圧を印加した
上で、5mVのAC信号(1KHz)により容量を測定
した結果である。横軸はDCバイアス電圧、縦軸は容量
である。
して用いゾルゲル法で作成したPZT膜(膜厚2700
オングストローム)を強誘電材料として用いた強誘電体
キャパシタ(500μ□)を試料とし、LCRメータを
用いて試料に対し、一定のDCバイアス電圧を印加した
上で、5mVのAC信号(1KHz)により容量を測定
した結果である。横軸はDCバイアス電圧、縦軸は容量
である。
【0026】またCMOS技術等により、前記Si基板
上には、書き込み用電源5、CR発振器6、増幅器7、
波形整形器8及び、周波数カウンタ9を形成し、PZT
キャパシタ3と電気的に結線されている。また、PZT
キャパシタ3の両端には、既知の抵抗4が並列接続され
ている。
上には、書き込み用電源5、CR発振器6、増幅器7、
波形整形器8及び、周波数カウンタ9を形成し、PZT
キャパシタ3と電気的に結線されている。また、PZT
キャパシタ3の両端には、既知の抵抗4が並列接続され
ている。
【0027】つぎに図5を参照して、このように構成さ
れた強誘電体メモリ(強誘電体容量素子)の動作につい
て説明する。ここで、図5(a)には、リセットパルス
を示し、図5(b)には書き込みパルス“1”、図5
(b)には、書き込みパルス“0”を示す。
れた強誘電体メモリ(強誘電体容量素子)の動作につい
て説明する。ここで、図5(a)には、リセットパルス
を示し、図5(b)には書き込みパルス“1”、図5
(b)には、書き込みパルス“0”を示す。
【0028】まず、強誘電体キャパシタの状態を図2で
示したA点にするために、波高値−5V、パルス幅10
0nsecの電圧パルスを書き込み用DC電源より印加
した。(図9に示すC(A):5.6nF) この状態の強誘電体キャパシタに対し“1”を書き込む
場合には、波高値+5V、パルス幅100nsecの電
圧パルスを書き込み用DC電源より印加する。その結
果、分極状態は図2で示したA′点に安定する。図9に
示すように、C(A′)=5.6nFである。
示したA点にするために、波高値−5V、パルス幅10
0nsecの電圧パルスを書き込み用DC電源より印加
した。(図9に示すC(A):5.6nF) この状態の強誘電体キャパシタに対し“1”を書き込む
場合には、波高値+5V、パルス幅100nsecの電
圧パルスを書き込み用DC電源より印加する。その結
果、分極状態は図2で示したA′点に安定する。図9に
示すように、C(A′)=5.6nFである。
【0029】また“0”を書き込む場合には、リセット
パルスを印加した後の状態に、波高値11V、パルス幅
100nsecのパルスを印加し、図2に示すA″点に
安定させる。図9に示すように、C(A″)=7.1n
Fである。
パルスを印加した後の状態に、波高値11V、パルス幅
100nsecのパルスを印加し、図2に示すA″点に
安定させる。図9に示すように、C(A″)=7.1n
Fである。
【0030】次に、このC(A′)及びC(A″)の読
み出しについて説明する。
み出しについて説明する。
【0031】図4に示すCR発振器6は、発振周波数が
CFEの示す値により変化する。つまり、強誘電体キャパ
シタCFEと既知の抵抗Rとの時定数によって、発振周波
数が決定されるよう作成されている。また振幅は10m
Vとする。
CFEの示す値により変化する。つまり、強誘電体キャパ
シタCFEと既知の抵抗Rとの時定数によって、発振周波
数が決定されるよう作成されている。また振幅は10m
Vとする。
【0032】ここで、C(A′)とC(A″)では、そ
れぞれが、5.6nFと7.1nFであり、異なる値を
示している。従って、この発振回路により発振周波数も
C(A′)・R及びC(A″)・Rにより決定されるた
め、異なる値を示す。
れぞれが、5.6nFと7.1nFであり、異なる値を
示している。従って、この発振回路により発振周波数も
C(A′)・R及びC(A″)・Rにより決定されるた
め、異なる値を示す。
【0033】この周波数を検出するために振幅を増幅す
るための増幅器及び波形整形器を通すことにより次段の
周波数カウンタにより検出可能な波形とする。
るための増幅器及び波形整形器を通すことにより次段の
周波数カウンタにより検出可能な波形とする。
【0034】このような回路構成を用いることにより、
周波数カウンタ9での読み取り値が、C(A′)・Rで
決定される周波数の場合は“1”若しくは、C(A″)
・Rで決定される周波数の場合は“0”と判別すること
ができる。
周波数カウンタ9での読み取り値が、C(A′)・Rで
決定される周波数の場合は“1”若しくは、C(A″)
・Rで決定される周波数の場合は“0”と判別すること
ができる。
【0035】さらに、この読み出し方法では、強誘電体
キャパシタの分極状態、即ち、記憶情報が変化しないこ
とから、非破壊で記憶を読み出すことができる。
キャパシタの分極状態、即ち、記憶情報が変化しないこ
とから、非破壊で記憶を読み出すことができる。
【0036】次に本発明による第2実施例として、強誘
電体メモリの記憶情報(容量)を周波数変調法により読
み出す構成を示し説明する。
電体メモリの記憶情報(容量)を周波数変調法により読
み出す構成を示し説明する。
【0037】図6は、強誘電体メモリを駆動する回路構
成を示す図である。ここで記憶媒体として、第1実施例
と同等の強誘電体キャパシタを用いている。
成を示す図である。ここで記憶媒体として、第1実施例
と同等の強誘電体キャパシタを用いている。
【0038】この構成は、強誘電体(PZT)キャパシ
タ13の両端には、スイッチ12a,12bを介して、
電界を印加するための書き込み電源部11が接続され
る。また前記強誘電体キャパシタ13と既知容量のキャ
パシタ14とが直列接続され、この両端には、読み出し
パルス印加電源15が接続され、更に、検出部として前
記キャパシタ14の両端には静電型電位差測定回路15
が接続される。これらの回路は、集積技術により、同一
Si基板上に用いて形成されているものとする。
タ13の両端には、スイッチ12a,12bを介して、
電界を印加するための書き込み電源部11が接続され
る。また前記強誘電体キャパシタ13と既知容量のキャ
パシタ14とが直列接続され、この両端には、読み出し
パルス印加電源15が接続され、更に、検出部として前
記キャパシタ14の両端には静電型電位差測定回路15
が接続される。これらの回路は、集積技術により、同一
Si基板上に用いて形成されているものとする。
【0039】図7には、このように構成された強誘電体
メモリの駆動パルスを示す。
メモリの駆動パルスを示す。
【0040】図7(a)に示すリセットパルスは、強誘
電体キャパシタの状態を図3に示すA点にするための印
加パルスである。また図7(b)に示す書き込みパルス
“1”は、波高値+5V、パルス幅100nsecであ
り、A′点では、C(A′)=5.6nFになる。さら
に、図7(c)に示す書き込みパルス“0”は、波高値
+1.1V、パルス幅100nsecであり、A″点で
は、C(A″)=7.1nFとなる。
電体キャパシタの状態を図3に示すA点にするための印
加パルスである。また図7(b)に示す書き込みパルス
“1”は、波高値+5V、パルス幅100nsecであ
り、A′点では、C(A′)=5.6nFになる。さら
に、図7(c)に示す書き込みパルス“0”は、波高値
+1.1V、パルス幅100nsecであり、A″点で
は、C(A″)=7.1nFとなる。
【0041】次に、この強誘電体メモリの読み出し方法
について説明する。
について説明する。
【0042】図8に示すように情報として“0”が書き
込まれた強誘電体キャパシタ13は、0Vから1.1V
に印加電圧が昇圧されるに伴い、7.1nFから8.4
nFまで増加する。この時に、キャパシタに蓄えられる
電荷は、
込まれた強誘電体キャパシタ13は、0Vから1.1V
に印加電圧が昇圧されるに伴い、7.1nFから8.4
nFまで増加する。この時に、キャパシタに蓄えられる
電荷は、
【数1】 である。
【0043】また“1”が書き込まれたPZTキャパシ
タは、0Vから1.1Vに電圧が昇圧するに従い、5.
6nFまで減少する。この時にキャパシタに蓄えられる
電荷は、
タは、0Vから1.1Vに電圧が昇圧するに従い、5.
6nFまで減少する。この時にキャパシタに蓄えられる
電荷は、
【数2】 である。
【0044】この際明らかにQ“0”>Q“1”である
ことが判る。
ことが判る。
【0045】また、図6に示すように、強誘電体キャパ
シタCFEと既知のキャパシタCL とが直列に接続されて
いる。各キャパシタCFEとCL の直列回路に対して、読
み出しパルス印加電源11より電圧VReadを印加する
と、キャパシタCL に表われる電圧VCLは、強誘電体キ
ャパシタCFEの大きさに対応し、CFEとCL の容量の逆
比でVReadを分配した値になる。
シタCFEと既知のキャパシタCL とが直列に接続されて
いる。各キャパシタCFEとCL の直列回路に対して、読
み出しパルス印加電源11より電圧VReadを印加する
と、キャパシタCL に表われる電圧VCLは、強誘電体キ
ャパシタCFEの大きさに対応し、CFEとCL の容量の逆
比でVReadを分配した値になる。
【0046】例えば、CL =5nFとし、読み出しパル
スとして波高値+2V、パルス幅100nsecの印加
すると、情報“0”の時には、電圧VCL=1.2Vとな
り、“1”の時には、電圧VCL=1Vとなる。
スとして波高値+2V、パルス幅100nsecの印加
すると、情報“0”の時には、電圧VCL=1.2Vとな
り、“1”の時には、電圧VCL=1Vとなる。
【0047】この電圧VCLの大きさを静電型電位差測定
回路16により判別し、“1”,“0”を記憶する強誘
電体メモリを作成した。
回路16により判別し、“1”,“0”を記憶する強誘
電体メモリを作成した。
【0048】次に本発明による第3実施例としてのMO
S型トランジスタと強誘電キャパシタを基本メモリセル
として、これを直交する電極で挟む構造のアクティブマ
トリックス方式のメモリ素子の駆動方法について説明す
る。
S型トランジスタと強誘電キャパシタを基本メモリセル
として、これを直交する電極で挟む構造のアクティブマ
トリックス方式のメモリ素子の駆動方法について説明す
る。
【0049】本実施例では、図10に示すように、Si
基板上にn型MOSトランジスタ31と白金、PZT、
白金の3層構造からなる強誘電体キャパシタ32からな
るメモリセルをマトリックス状に配置して形成してい
る。また周辺回路として、I/Oコントローラ.Xデコ
ーダ33、Yデコーダ34、センスアンプ回路35等を
CMOSトランジスタにより形成した。
基板上にn型MOSトランジスタ31と白金、PZT、
白金の3層構造からなる強誘電体キャパシタ32からな
るメモリセルをマトリックス状に配置して形成してい
る。また周辺回路として、I/Oコントローラ.Xデコ
ーダ33、Yデコーダ34、センスアンプ回路35等を
CMOSトランジスタにより形成した。
【0050】次に、このメモリ素子の駆動について説明
する。
する。
【0051】まず、書き込む際に、X1 ,Y1 を選択し
た場合の、記憶されている情報のリセットについて述べ
る。
た場合の、記憶されている情報のリセットについて述べ
る。
【0052】第2Xデコーダ36より、X1 ラインの電
位を5Vにして、X1 ラインにあるメモリセル部のトラ
ンジスタを導通状態にする。次に、Yデコーダ34によ
りY1 ラインの電位を接地する。
位を5Vにして、X1 ラインにあるメモリセル部のトラ
ンジスタを導通状態にする。次に、Yデコーダ34によ
りY1 ラインの電位を接地する。
【0053】更にXデコーダによりXw1ラインの電位を
5Vにする。これによりラインX1,Y1 に接続される
メモリセルは、Xライン側が高電位,Yライン側が低電
位となるため、XラインからYラインへの電界により強
誘電体内に強誘電分極が発生する。その後、Xw1ライン
を接地したのち、各X1 ,Xw1,Y1 ラインのすべてを
フローティングにする。このような駆動により、図3に
示すA5の分極状態に安定したことになる。
5Vにする。これによりラインX1,Y1 に接続される
メモリセルは、Xライン側が高電位,Yライン側が低電
位となるため、XラインからYラインへの電界により強
誘電体内に強誘電分極が発生する。その後、Xw1ライン
を接地したのち、各X1 ,Xw1,Y1 ラインのすべてを
フローティングにする。このような駆動により、図3に
示すA5の分極状態に安定したことになる。
【0054】次に書き込みについて、X1 ,Y1 ライン
を選択した場合での駆動について説明する。
を選択した場合での駆動について説明する。
【0055】まず、第2Xデコーダ36により、X1 ラ
インの電位を5Vにする。次にXデコーダ33によりX
w1ラインを接地する。更にYデコーダ34によりY1 ラ
インに電圧を印加する。その後、Y1 ラインを接地し、
更に各X1 ,Xw1,Y1 ラインをフローティングにす
る。
インの電位を5Vにする。次にXデコーダ33によりX
w1ラインを接地する。更にYデコーダ34によりY1 ラ
インに電圧を印加する。その後、Y1 ラインを接地し、
更に各X1 ,Xw1,Y1 ラインをフローティングにす
る。
【0056】そして、Y1 ラインに2Vを印加して、書
き込みを行なうと、図3に示すA′となる。またY1 ラ
インに1Vを印加すると、分極状態が図3に示すA″点
に安定し、これにより“1”,“0”の書き込み作業を
行うことが可能である。
き込みを行なうと、図3に示すA′となる。またY1 ラ
インに1Vを印加すると、分極状態が図3に示すA″点
に安定し、これにより“1”,“0”の書き込み作業を
行うことが可能である。
【0057】次に読み出しについて、X1 ,Y1 ライン
を選択した場合での駆動について説明する。
を選択した場合での駆動について説明する。
【0058】まず、第2Xデコーダ36により、X1 ラ
インを5Vにする。次にXデコーダ33によりXw1ライ
ンの電位を接地する。更にYデコーダ34によりY1 ラ
インに1Vの印加を行なう。この際、メモリセルは、そ
の記憶状態により、図3に示す分極状態C(A′R)も
しくはC(A″R)のどちらかの値になる。
インを5Vにする。次にXデコーダ33によりXw1ライ
ンの電位を接地する。更にYデコーダ34によりY1 ラ
インに1Vの印加を行なう。この際、メモリセルは、そ
の記憶状態により、図3に示す分極状態C(A′R)も
しくはC(A″R)のどちらかの値になる。
【0059】これらの値による電価量の変化をセンスア
ンプにて判別し、“1”,“0”状態を認識する。
ンプにて判別し、“1”,“0”状態を認識する。
【0060】次に本発明による第4実施例として、図1
0に示すような構造のメモリセルを直交する電極材で挟
みマトリックス構造とした単純マトリックスメモリによ
り駆動方法を説明する。強誘電体キャパシタCFEは、図
9の電気特性を有するものとして、キャパシタCL は5
nFとする。
0に示すような構造のメモリセルを直交する電極材で挟
みマトリックス構造とした単純マトリックスメモリによ
り駆動方法を説明する。強誘電体キャパシタCFEは、図
9の電気特性を有するものとして、キャパシタCL は5
nFとする。
【0061】このようなメモリセルの駆動法について説
明する。
明する。
【0062】まず、図12(a)を参照して、記憶状態
のリセットについて、X1 ,Y1 ラインを選択した場合
を例にとって説明する。
のリセットについて、X1 ,Y1 ラインを選択した場合
を例にとって説明する。
【0063】I/Oコントローラ.Xデコーダ41によ
り、X1 ラインに、波高値5V、100nsecのパル
スを印加する。この際、Y1 ラインはI/Oコントロー
ラ.Yデコーダ42により接地されている。次にX1 ラ
インを接地し、Y1 ラインに波高値1V、100nse
cのパルスを印加する。これにより、図3に示す分極状
態A″点に安定させておく(図11参照)。
り、X1 ラインに、波高値5V、100nsecのパル
スを印加する。この際、Y1 ラインはI/Oコントロー
ラ.Yデコーダ42により接地されている。次にX1 ラ
インを接地し、Y1 ラインに波高値1V、100nse
cのパルスを印加する。これにより、図3に示す分極状
態A″点に安定させておく(図11参照)。
【0064】つぎに書き込み法について、X1 ,Y1 ラ
インを選択した場合を例にとって説明する。ここで、書
き込む前の状態は、すべてリセットされた状態になって
いるものとする。
インを選択した場合を例にとって説明する。ここで、書
き込む前の状態は、すべてリセットされた状態になって
いるものとする。
【0065】すなわち、この状態は“0”が書き込まれ
た状態であるものとする。
た状態であるものとする。
【0066】I/Oコントローラ.Xデコーダ41によ
りX1 ラインを接地し、I/Oコントローラ.Yデコー
ダ42によりY1 ラインに波高値2V、100nsec
のパルスを印加する。これによりX1 ,Y1 ライン上の
メモリセルは、図3に示す分極状態がA′点に安定し、
“1”の書き込みを終了する。また、この書き込みパル
スを印加すると、X1 ライン及びY1 ライン上に接続さ
れる各メモリセルに対し、クロストーク成分の電圧が印
加されるが、この値は1V度であり、本実施例で用いた
図9に示す電気特性を持つメモリセルは、図3における
B点を越えない。そのため、パルス印加後は、分極状態
がA″点に安定する。
りX1 ラインを接地し、I/Oコントローラ.Yデコー
ダ42によりY1 ラインに波高値2V、100nsec
のパルスを印加する。これによりX1 ,Y1 ライン上の
メモリセルは、図3に示す分極状態がA′点に安定し、
“1”の書き込みを終了する。また、この書き込みパル
スを印加すると、X1 ライン及びY1 ライン上に接続さ
れる各メモリセルに対し、クロストーク成分の電圧が印
加されるが、この値は1V度であり、本実施例で用いた
図9に示す電気特性を持つメモリセルは、図3における
B点を越えない。そのため、パルス印加後は、分極状態
がA″点に安定する。
【0067】従って“0”状態(A″)にあったメモリ
セルに対しては、分極の変化がなく、メモリ状態を破壊
することはない。
セルに対しては、分極の変化がなく、メモリ状態を破壊
することはない。
【0068】また、“1”が書き込まれた状態(A′)
のメモリセルに対して、このようなクロストーク成分の
電圧が印加されても、図3に示す分極状態のC(A′)
←→C(A′R)となるだけで、この結果として、A′
点に安定する。
のメモリセルに対して、このようなクロストーク成分の
電圧が印加されても、図3に示す分極状態のC(A′)
←→C(A′R)となるだけで、この結果として、A′
点に安定する。
【0069】従って書き込みに際して、通常考慮しなけ
ればならないクロストークは起こらない。
ればならないクロストークは起こらない。
【0070】次に、読み出し法について、X1 ,Y1 ラ
インを選択した場合を例にとって説明する。
インを選択した場合を例にとって説明する。
【0071】まず、I/Oコントローラ.Yデコーダ4
2によりY1 ラインの電位を2Vにする。そして、YR1
ラインはセンスアンプ43に接続され、その電位は接地
されている。
2によりY1 ラインの電位を2Vにする。そして、YR1
ラインはセンスアンプ43に接続され、その電位は接地
されている。
【0072】前述した第2実施例で説明したように、情
報が“0”の時には、電圧VCL=1.2Vとなり、情報
が“1”の時には、電圧VCL=1Vになる。
報が“0”の時には、電圧VCL=1.2Vとなり、情報
が“1”の時には、電圧VCL=1Vになる。
【0073】これは読み出し用トランジスタTr1のゲ
ート電圧である。トランジスタTr1の電気特性は、図
14に示すように、VG =1.0Vの時、5×10
-9(A)であり、VG =1.2Vの時、1×10
-5(A)である。
ート電圧である。トランジスタTr1の電気特性は、図
14に示すように、VG =1.0Vの時、5×10
-9(A)であり、VG =1.2Vの時、1×10
-5(A)である。
【0074】ここでセンスアンプ43は、第2Xデコー
ダ44のXR1 ラインから流れ込みYR1ラインに流れる
電流をセンシングしているため、この約4ケタ大きさの
異なる値を検知し、情報の“0”,“1”の判別をす
る。
ダ44のXR1 ラインから流れ込みYR1ラインに流れる
電流をセンシングしているため、この約4ケタ大きさの
異なる値を検知し、情報の“0”,“1”の判別をす
る。
【0075】以上説明したように本実施例の強誘電体メ
モリの駆動方法によれば、第1に、メモリ情報読み出し
時に分極状態を破壊しないため読み出し動作時の素子劣
化がない、長寿命化が可能になる。第2に、読み出し時
の再書き込みシーケンスがないため、メモリへのアクセ
ススピードの高速化が図れる。第3に、メモリアレイを
構成した際に、単純マトリックス方式に於けるクロスト
ークの影響を受けない。
モリの駆動方法によれば、第1に、メモリ情報読み出し
時に分極状態を破壊しないため読み出し動作時の素子劣
化がない、長寿命化が可能になる。第2に、読み出し時
の再書き込みシーケンスがないため、メモリへのアクセ
ススピードの高速化が図れる。第3に、メモリアレイを
構成した際に、単純マトリックス方式に於けるクロスト
ークの影響を受けない。
【0076】また本発明は、前述した実施例に限定され
るものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
るものではなく、他にも発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、情
報読み出し時に分極状態を反転せず、再書き込みが不要
で高速動作に好適する強誘電体メモリの駆動方法及びそ
の装置を提供することができる。
報読み出し時に分極状態を反転せず、再書き込みが不要
で高速動作に好適する強誘電体メモリの駆動方法及びそ
の装置を提供することができる。
【図1】図1(a)は、本発明の強誘電体メモリの駆動
方法を説明するための強誘電体メモリの構造を示し、図
1(b)は、横軸に印加された電界、縦軸に強誘電体容
量を示す特性図である。
方法を説明するための強誘電体メモリの構造を示し、図
1(b)は、横軸に印加された電界、縦軸に強誘電体容
量を示す特性図である。
【図2】横軸に印加された電界、縦軸に強誘電体容量を
示す特性図である。
示す特性図である。
【図3】横軸に印加された電界、縦軸に強誘電体容量を
示す特性図である。
示す特性図である。
【図4】本発明の第1実施例として強誘電体メモリの駆
動方法を説明するための強誘電体メモリの構造を示す図
である。
動方法を説明するための強誘電体メモリの構造を示す図
である。
【図5】第1実施例として強誘電体メモリを駆動させる
パルス信号の波形を示す図である。
パルス信号の波形を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例の強誘電体メモリを駆動す
る回路構成を示す図である。
る回路構成を示す図である。
【図7】図6に示す強誘電体メモリの駆動パルスを示す
図である。
図である。
【図8】情報“0”,“1”が書き込まれた強誘電体キ
ャパシタの分極状態を示す図である。
ャパシタの分極状態を示す図である。
【図9】本発明による強誘電体メモリの電気特性(C−
V特性)を示す図である。
V特性)を示す図である。
【図10】第3実施例に用いた強誘電体メモリ素子の配
置と周辺回路の構成例を示す図である。
置と周辺回路の構成例を示す図である。
【図11】第4実施例に用いた強誘電体メモリセルの配
置と周辺回路の構成例、メモリ素子構成及びその積層構
造を示す図である。
置と周辺回路の構成例、メモリ素子構成及びその積層構
造を示す図である。
【図12】第4実施例のメモリセルの記憶状態をリセッ
トするためのリセットパルスの波形を示す図である。
トするためのリセットパルスの波形を示す図である。
【図13】第4実施例のメモリセルの書き込み動作させ
るための書き込みパルスの波形を示す図である。
るための書き込みパルスの波形を示す図である。
【図14】図11に示す読出し用トランジスタの電流電
圧特性を示す図である。
圧特性を示す図である。
【図15】従来の強誘電体のヒステリシス特性を示す図
である。
である。
1,3,13,14…強誘電体(PZTキャパシタ(C
FE))、2a,2b…導電体、4…抵抗、5,11…書
き込み用電源、6…CR発振器、7…増幅器、8…波形
整形器、9…周波数カウンタ、12a,12b…スイッ
チ、15…読出し用パルス印加電源、16…静電型電位
差測定回路。
FE))、2a,2b…導電体、4…抵抗、5,11…書
き込み用電源、6…CR発振器、7…増幅器、8…波形
整形器、9…周波数カウンタ、12a,12b…スイッ
チ、15…読出し用パルス印加電源、16…静電型電位
差測定回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 三原 孝士 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 強誘電体容量素子を記憶媒体として、 予め所定の電界が加えられ、一定方向の強誘電分極を持
つ強誘電体容量素子に、前記強誘電分極が打ち消される
方向の所定の電界を印加し、その電界の大小もしくは有
無のいずれかにより情報を記憶させる書き込み方法と、 前記情報が書き込まれた強誘電体容量素子に印加される
外部電界をなくしつつ、得られた容量値(比誘電率)で
記憶情報の判別を行なう情報読出し方法とからなる強誘
電体メモリの駆動方法。 - 【請求項2】 強誘電体を介在させて両面に電極を形成
し、該強誘電体からなる強誘電体容量素子に情報を記憶
する強誘電体メモリと、 前記強誘電体メモリの予め一定方向の強誘電分極を持た
せた強誘電体容量素子に対し、前記強誘電分極が打ち消
される方向に所定電界を印加することにより、情報を記
憶させる情報書込み手段と、 前記情報書込み手段により情報が書き込まれた強誘電体
メモリに対し、書き込み時に印加した方向と同一方向に
電界を印加し、この時の前記強誘電体容量素子の容量値
(比誘電率)を検出する第1の検出手段と、 前記情報書込み手段により情報が書き込まれた強誘電体
メモリに対し、印加される外部電界を無くした時の容量
(比誘電率)を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段と第2の検出手段とから得られた容
量(比誘電率)を比較し、該容量(比誘電率)が増加傾
向か、若しくは減少傾向かを判定することにより、記憶
情報を判別する読み出し手段と、を具備することを特徴
とする強誘電体メモリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5068890A JPH06282982A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 強誘電体メモリの駆動方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5068890A JPH06282982A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 強誘電体メモリの駆動方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06282982A true JPH06282982A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13386706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5068890A Pending JPH06282982A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 強誘電体メモリの駆動方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06282982A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014067477A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Palo Alto Research Center Inc | 強誘電体メモリの読み込みを行うシステムおよび方法 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP5068890A patent/JPH06282982A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014067477A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Palo Alto Research Center Inc | 強誘電体メモリの読み込みを行うシステムおよび方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030401 |