JPH06283111A - カラー受像管 - Google Patents
カラー受像管Info
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- JPH06283111A JPH06283111A JP6722393A JP6722393A JPH06283111A JP H06283111 A JPH06283111 A JP H06283111A JP 6722393 A JP6722393 A JP 6722393A JP 6722393 A JP6722393 A JP 6722393A JP H06283111 A JPH06283111 A JP H06283111A
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- phosphor screen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、シャドウマスクを平坦に高精度に
架設し、またそのシャドウマスク架設手段を簡単且つ軽
量化すると共に、変形や振動に強く実用性に富み工業的
価値の高いカラー受像管を提供することを目的とする。 【構成】この発明のカラー受像管は、シャドウマスクを
平坦に架設するにあたって、シャドウマスクを固定支持
する架設手段を少なくともシャドウマスクを強固に固着
する固定部と、シャドウマスクを支持する支持部とから
構成し、さらにはこの固定部とは別にシャドウマスクの
両面側からシャドウマスクを支持することにより、シャ
ドウマスクを強固に固定する部分を簡単で軽量化した構
造とすることができるとともに、シャドウマスクとスク
リーン面との間隔、位置を高精度に支持確保することが
できる。
架設し、またそのシャドウマスク架設手段を簡単且つ軽
量化すると共に、変形や振動に強く実用性に富み工業的
価値の高いカラー受像管を提供することを目的とする。 【構成】この発明のカラー受像管は、シャドウマスクを
平坦に架設するにあたって、シャドウマスクを固定支持
する架設手段を少なくともシャドウマスクを強固に固着
する固定部と、シャドウマスクを支持する支持部とから
構成し、さらにはこの固定部とは別にシャドウマスクの
両面側からシャドウマスクを支持することにより、シャ
ドウマスクを強固に固定する部分を簡単で軽量化した構
造とすることができるとともに、シャドウマスクとスク
リーン面との間隔、位置を高精度に支持確保することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャドウマスクを備え
たカラー受像管に係わり、特にそのシャドウマスクの固
定保持手段に関する。
たカラー受像管に係わり、特にそのシャドウマスクの固
定保持手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フェースプレートを平坦とし、且
つそのフェースプレートに加わる大気圧の荷重を支える
ために真空外囲器内に支持手段を配置したものが特開平
5−36363 号公報に示されている。しかしながら、これ
を通常のカラー受像管、即ち色選別電極としてのシャド
ウマスクを内蔵するカラー受像管に適用する場合種々の
問題がある。
つそのフェースプレートに加わる大気圧の荷重を支える
ために真空外囲器内に支持手段を配置したものが特開平
5−36363 号公報に示されている。しかしながら、これ
を通常のカラー受像管、即ち色選別電極としてのシャド
ウマスクを内蔵するカラー受像管に適用する場合種々の
問題がある。
【0003】第1に、シャドウマスクの係止方法に問題
がある。即ち、従来のカラー受像管のようにフェースプ
レートが球面状をなすものでは、シャドウマスクも球面
状に成形されるため、その周辺部を強固なマスクフレー
ムと称する金属枠などに固定することによりシャドウマ
スクに実用可能な機械的強度を付与することができ、フ
ェースプレート内面に形成される蛍光体スクリーンに対
向してこれを所定の関係に配置することも容易になる。
しかし、フェースプレートが平坦な場合には、シャドウ
マスクも平坦にしなければならないため、機械的強度が
充分ではなく、従って従来のシャドウマスクのように周
辺部を固定するだけではフェースプレート内面に形成さ
れる蛍光体スクリーンに対して所定の位置に配置するこ
とは容易ではない。
がある。即ち、従来のカラー受像管のようにフェースプ
レートが球面状をなすものでは、シャドウマスクも球面
状に成形されるため、その周辺部を強固なマスクフレー
ムと称する金属枠などに固定することによりシャドウマ
スクに実用可能な機械的強度を付与することができ、フ
ェースプレート内面に形成される蛍光体スクリーンに対
向してこれを所定の関係に配置することも容易になる。
しかし、フェースプレートが平坦な場合には、シャドウ
マスクも平坦にしなければならないため、機械的強度が
充分ではなく、従って従来のシャドウマスクのように周
辺部を固定するだけではフェースプレート内面に形成さ
れる蛍光体スクリーンに対して所定の位置に配置するこ
とは容易ではない。
【0004】一般に、平坦もしくは一方向にのみ曲率を
有する円筒状のシャドウマスクについては、これに張力
を加えた状態で強固な金属枠に固定することにより必要
とする充分な機械的強度を付与し、且つその金属枠を介
してフェースプレートに対して所定位置に配置してい
る。このようなカラー受像管としては、フェースプレー
トに連結された1個の大きなファンネル及びそれに続く
ネックを有するカラー受像管で、特開平 2−148544号公
報などに提案されている。
有する円筒状のシャドウマスクについては、これに張力
を加えた状態で強固な金属枠に固定することにより必要
とする充分な機械的強度を付与し、且つその金属枠を介
してフェースプレートに対して所定位置に配置してい
る。このようなカラー受像管としては、フェースプレー
トに連結された1個の大きなファンネル及びそれに続く
ネックを有するカラー受像管で、特開平 2−148544号公
報などに提案されている。
【0005】しかし、このような方法では画面サイズの
大型化に伴いシャドウマスクに加える張力を増強しなけ
ればならず、このためますます強固な金属枠が必要とな
り、重量の増大ばかりでなく金属枠を介してフェースプ
レートに係止するための係止手段も複雑になり、またそ
の係止手段を設けるための充分なスペースも必要とな
る。
大型化に伴いシャドウマスクに加える張力を増強しなけ
ればならず、このためますます強固な金属枠が必要とな
り、重量の増大ばかりでなく金属枠を介してフェースプ
レートに係止するための係止手段も複雑になり、またそ
の係止手段を設けるための充分なスペースも必要とな
る。
【0006】第2にシャドウマスクの架設精度に問題が
ある。通常のカラー受像管の蛍光体スクリーンは、フォ
トエングレービング法によりカラー受像管に組み込まれ
るシャドウマスクを用いて、その投影像からフェースプ
レート内面に形成される。従って、シャドウマスクとフ
ェースプレート内面との間隔Q値が所定値からずれる
と、蛍光体層の配列間隔は影響を受けるが蛍光体スクリ
ーン全域での連続性には影響を受けない。一方、一体化
した蛍光体スクリーンを複数の領域に分割して走査する
方式のカラー受像管では、蛍光体スクリーンの連続性、
即ち隣接する領域間でのシャドウマスクの投影像の繋が
りはQ値の影響を受ける。従って、Q値が所定値よりも
大きい時は隣接領域間の投影像が重複し、Q値が所定値
よりも小さい時は隣接領域間の投影像に間隙ができる。
ある。通常のカラー受像管の蛍光体スクリーンは、フォ
トエングレービング法によりカラー受像管に組み込まれ
るシャドウマスクを用いて、その投影像からフェースプ
レート内面に形成される。従って、シャドウマスクとフ
ェースプレート内面との間隔Q値が所定値からずれる
と、蛍光体層の配列間隔は影響を受けるが蛍光体スクリ
ーン全域での連続性には影響を受けない。一方、一体化
した蛍光体スクリーンを複数の領域に分割して走査する
方式のカラー受像管では、蛍光体スクリーンの連続性、
即ち隣接する領域間でのシャドウマスクの投影像の繋が
りはQ値の影響を受ける。従って、Q値が所定値よりも
大きい時は隣接領域間の投影像が重複し、Q値が所定値
よりも小さい時は隣接領域間の投影像に間隙ができる。
【0007】また、蛍光体スクリーンを露光用マスクま
たは乾板などを用いて形成するいわゆるマスターマスク
法により形成する場合でも、このシャドウマスクと蛍光
体スクリーンを形成するフェースプレート内面との間隔
は正確に設定しなければならない。Q値がずれていると
電子ビームが所定の蛍光体層に正しくランディングしな
いミスランディングを生じ、また隣接領域間のラスター
が重複したり、間隙を生じたりする。
たは乾板などを用いて形成するいわゆるマスターマスク
法により形成する場合でも、このシャドウマスクと蛍光
体スクリーンを形成するフェースプレート内面との間隔
は正確に設定しなければならない。Q値がずれていると
電子ビームが所定の蛍光体層に正しくランディングしな
いミスランディングを生じ、また隣接領域間のラスター
が重複したり、間隙を生じたりする。
【0008】さらに、このQ値の必要精度は水平方向の
偏向角度やシャドウマスクの配列ピッチにもよるが概ね
0.05mm程度である。これは従来のカラー受像管のシャド
ウマスクの必要とするQ値精度が0.5 mm程度であること
から分かるように、極めて高精度の設定が必要である。
即ち、従来の既知の手段でシャドウマスクを架設するこ
とは実質的に不可能である。
偏向角度やシャドウマスクの配列ピッチにもよるが概ね
0.05mm程度である。これは従来のカラー受像管のシャド
ウマスクの必要とするQ値精度が0.5 mm程度であること
から分かるように、極めて高精度の設定が必要である。
即ち、従来の既知の手段でシャドウマスクを架設するこ
とは実質的に不可能である。
【0009】第3にシャドウマスクの変形及び振動の問
題がある。シャドウマスクが平坦に配設されている場合
は振動や変形に極めて弱い。シャドウマスクが変形して
いる場合、シャドウマスクと蛍光体スクリーンとの間の
間隔、即ちQ値が適性な値からずれているわけであるか
らミスランディングを生ずることになる。また、シャド
ウマスクが振動した場合、瞬間的にはQ値がずれている
わけであるからこれまたミスランディングを生ずること
になる。
題がある。シャドウマスクが平坦に配設されている場合
は振動や変形に極めて弱い。シャドウマスクが変形して
いる場合、シャドウマスクと蛍光体スクリーンとの間の
間隔、即ちQ値が適性な値からずれているわけであるか
らミスランディングを生ずることになる。また、シャド
ウマスクが振動した場合、瞬間的にはQ値がずれている
わけであるからこれまたミスランディングを生ずること
になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、シャド
ウマスク型カラー受像管において、シャドウマスクを平
坦に保持しようとした時種々の問題が生じ実用化が困難
であった。特にカラー受像管が大型になると、シャドウ
マスクを高精度に架設することは極めて困難であり、し
かもそのシャドウマスク架設手段の構造を簡易化、軽量
化することも極めて困難であった。また、シャドウマス
クが平坦に配設されている場合は振動や変形に極めて弱
いという大きな不都合があった。
ウマスク型カラー受像管において、シャドウマスクを平
坦に保持しようとした時種々の問題が生じ実用化が困難
であった。特にカラー受像管が大型になると、シャドウ
マスクを高精度に架設することは極めて困難であり、し
かもそのシャドウマスク架設手段の構造を簡易化、軽量
化することも極めて困難であった。また、シャドウマス
クが平坦に配設されている場合は振動や変形に極めて弱
いという大きな不都合があった。
【0011】この発明は、上記の問題を解決するために
なされたものであり、シャドウマスクを平坦に高精度に
架設することができ、またそのシャドウマスク架設手段
を簡単且つ軽量化すると共に、変形や振動に強く実用性
に富み工業的価値の高いカラー受像管を提供することを
目的とする。
なされたものであり、シャドウマスクを平坦に高精度に
架設することができ、またそのシャドウマスク架設手段
を簡単且つ軽量化すると共に、変形や振動に強く実用性
に富み工業的価値の高いカラー受像管を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、実質的に矩形
状のフェースプレートの内面に規則的に配列された蛍光
体からなる蛍光体スクリーンと、この蛍光体スクリーン
に対向配置され複数の電子ビームを射出する電子銃と、
この電子銃と前記蛍光体スクリーンの間にあって前記蛍
光体スクリーンと平行に対向配置され多数の規則的に配
列された電子ビーム通過孔を有する有効部と周辺部にあ
って電子ビーム通過孔を有さない非有効部とからなるシ
ャドウマスクとを少なくとも備えたカラー受像管におい
て、前記シャドウマスクを前記蛍光体スクリーンと平行
に対向配置し固定保持する架設手段は少なくとも前記シ
ャドウマスクを固定する固定部と前記シャドウマスクを
支持する支持部とからなるカラー受像管であり、また
は、シャドウマスクを前記蛍光体スクリーンと平行に対
向配置し固定保持する固定部と、前記シャドウマスクの
前記蛍光体スクリーン側と前記電子銃側から同時に支持
する支持部とを少なくとも有するカラー受像管であり、
または、シャドウマスクは複数の前記有効部と前記非有
効部に分割され、前記シャドウマスクを前記蛍光体スク
リーンと平行に対向配置し両端を固定保持する架設手段
の少なくとも1箇所は前記シャドウマスクを固体する固
定部と前記シャドウマスクを支持する支持部とからなる
カラー受像管であり、または、シャドウマスクは複数の
前記有効部と前記非有効部に分割され、前記シャドウマ
スクを前記蛍光体スクリーンと平行に対向配置し両端を
固定保持する架設手段は少なくとも前記シャドウマスク
を固体する固定部と、前記シャドウマスクの前記蛍光体
スクリーン側と前記電子銃側から同時に支持する支持部
とを少なくとも有するカラー受像管であり、または、水
平軸及び垂直軸を有する実質的に矩形状のフェースプレ
ートの内面に規則的に配列された蛍光体からなる蛍光体
スクリーンと、この蛍光体スクリーンに対向配置され複
数の電子ビームを射出する電子銃と、この電子銃と前記
蛍光体スクリーンの間にあって前記蛍光体スクリーンと
平行に対向配置され多数の規則的に配列された電子ビー
ム通過孔を有する有効部と周辺部にあって電子ビーム通
過孔を有さない非有効部とからなるシャドウマスクとを
少なくとも備えたカラー受像管において、前記シャドウ
マスクは前記水平軸及び垂直軸に沿った複数の前記非有
効部によって分断された複数の前記有効部を有し、前記
シャドウマスクを前記蛍光体スクリーンと平行に対向配
置し前記シャドウマスクの前記垂直軸端の前記非有効部
で前記シャドウマスクを固定する固定部と、前記シャド
ウマスクの周辺部以外の前記非有効部の少なくとも一部
に前記シャドウマスクを支持する支持部とを少なくとも
有するカラー受像管であり、または、シャドウマスクは
前記水平軸または垂直軸に沿った複数の前記非有効部及
び前記シャドウマスクの周辺部に沿う前記非有効部によ
って分断された複数の前記有効部を有し、前記シャドウ
マスクを前記蛍光体スクリーンと平行に対向配置し前記
シャドウマスクの前記垂直軸端の前記非有効部で前記シ
ャドウマスクを固定する固定部と、前記複数の有効部を
水平軸または垂直軸に沿って分断するための電子ビーム
遮蔽部と、前記シャドウマスクを支持する支持部とを少
なくとも有するカラー受像管であり、または、シャドウ
マスクを支持する支持部は前記シャドウマスクの前記複
数の有効部または非有効部に渡る前記水平軸または垂直
軸に沿う直線状であることを特徴とするカラー受像管で
ある。
状のフェースプレートの内面に規則的に配列された蛍光
体からなる蛍光体スクリーンと、この蛍光体スクリーン
に対向配置され複数の電子ビームを射出する電子銃と、
この電子銃と前記蛍光体スクリーンの間にあって前記蛍
光体スクリーンと平行に対向配置され多数の規則的に配
列された電子ビーム通過孔を有する有効部と周辺部にあ
って電子ビーム通過孔を有さない非有効部とからなるシ
ャドウマスクとを少なくとも備えたカラー受像管におい
て、前記シャドウマスクを前記蛍光体スクリーンと平行
に対向配置し固定保持する架設手段は少なくとも前記シ
ャドウマスクを固定する固定部と前記シャドウマスクを
支持する支持部とからなるカラー受像管であり、また
は、シャドウマスクを前記蛍光体スクリーンと平行に対
向配置し固定保持する固定部と、前記シャドウマスクの
前記蛍光体スクリーン側と前記電子銃側から同時に支持
する支持部とを少なくとも有するカラー受像管であり、
または、シャドウマスクは複数の前記有効部と前記非有
効部に分割され、前記シャドウマスクを前記蛍光体スク
リーンと平行に対向配置し両端を固定保持する架設手段
の少なくとも1箇所は前記シャドウマスクを固体する固
定部と前記シャドウマスクを支持する支持部とからなる
カラー受像管であり、または、シャドウマスクは複数の
前記有効部と前記非有効部に分割され、前記シャドウマ
スクを前記蛍光体スクリーンと平行に対向配置し両端を
固定保持する架設手段は少なくとも前記シャドウマスク
を固体する固定部と、前記シャドウマスクの前記蛍光体
スクリーン側と前記電子銃側から同時に支持する支持部
とを少なくとも有するカラー受像管であり、または、水
平軸及び垂直軸を有する実質的に矩形状のフェースプレ
ートの内面に規則的に配列された蛍光体からなる蛍光体
スクリーンと、この蛍光体スクリーンに対向配置され複
数の電子ビームを射出する電子銃と、この電子銃と前記
蛍光体スクリーンの間にあって前記蛍光体スクリーンと
平行に対向配置され多数の規則的に配列された電子ビー
ム通過孔を有する有効部と周辺部にあって電子ビーム通
過孔を有さない非有効部とからなるシャドウマスクとを
少なくとも備えたカラー受像管において、前記シャドウ
マスクは前記水平軸及び垂直軸に沿った複数の前記非有
効部によって分断された複数の前記有効部を有し、前記
シャドウマスクを前記蛍光体スクリーンと平行に対向配
置し前記シャドウマスクの前記垂直軸端の前記非有効部
で前記シャドウマスクを固定する固定部と、前記シャド
ウマスクの周辺部以外の前記非有効部の少なくとも一部
に前記シャドウマスクを支持する支持部とを少なくとも
有するカラー受像管であり、または、シャドウマスクは
前記水平軸または垂直軸に沿った複数の前記非有効部及
び前記シャドウマスクの周辺部に沿う前記非有効部によ
って分断された複数の前記有効部を有し、前記シャドウ
マスクを前記蛍光体スクリーンと平行に対向配置し前記
シャドウマスクの前記垂直軸端の前記非有効部で前記シ
ャドウマスクを固定する固定部と、前記複数の有効部を
水平軸または垂直軸に沿って分断するための電子ビーム
遮蔽部と、前記シャドウマスクを支持する支持部とを少
なくとも有するカラー受像管であり、または、シャドウ
マスクを支持する支持部は前記シャドウマスクの前記複
数の有効部または非有効部に渡る前記水平軸または垂直
軸に沿う直線状であることを特徴とするカラー受像管で
ある。
【0013】
【作用】この発明においては、シャドウマスクを固定保
持する固定部をシャドウマスクを強固に固定する固定部
とシャドウマスクを支持する支持部とから構成し、また
はこれらのシャドウマスクを固定保持する固定部とは別
にシャドウマスクの蛍光体スクリーン側および電子銃側
の両側から支持することにより、シャドウマスクを強固
に固定する部分を簡単な構造とすることが出来ると共
に、シャドウマスクと蛍光体スクリーン面との位置精度
を支持部により確保することができ、且つシャドウマス
クの変形や振動に対しその影響を実用上問題のない程度
に低減することが出来る。
持する固定部をシャドウマスクを強固に固定する固定部
とシャドウマスクを支持する支持部とから構成し、また
はこれらのシャドウマスクを固定保持する固定部とは別
にシャドウマスクの蛍光体スクリーン側および電子銃側
の両側から支持することにより、シャドウマスクを強固
に固定する部分を簡単な構造とすることが出来ると共
に、シャドウマスクと蛍光体スクリーン面との位置精度
を支持部により確保することができ、且つシャドウマス
クの変形や振動に対しその影響を実用上問題のない程度
に低減することが出来る。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例について、図面を参照
しつつ詳細に説明する。図1に本発明の第1の実施例で
あるカラー受像管のスクリーン側から見た斜視図を、図
2に図1のA−A線断面図を、図3に図1の分解斜視図
を、図4に図1のシャドウマスク周辺部の要部の拡大図
をそれぞれ示す。
しつつ詳細に説明する。図1に本発明の第1の実施例で
あるカラー受像管のスクリーン側から見た斜視図を、図
2に図1のA−A線断面図を、図3に図1の分解斜視図
を、図4に図1のシャドウマスク周辺部の要部の拡大図
をそれぞれ示す。
【0015】図1乃至図4において、このカラー受像管
は、水平軸及び垂直軸を有する実質的に矩形状の平坦な
ガラス製フェースプレート1(第1プレート)と、この
フェースプレート1の周縁部に接合されフェースプレー
ト1に対して実質的に垂直に延在する側壁2と、この側
壁2を介してフェースプレート1と実質的に平行に対向
して接合された実質的に矩形状の平坦なガラス製リアプ
レート3(第2プレート)と、このリアプレート3に設
けられた複数の開孔6の周縁部に接合された複数のファ
ンネル4と、このファンネル4にそれぞれ延在するネッ
ク11とからなる真空外囲器5を有する。
は、水平軸及び垂直軸を有する実質的に矩形状の平坦な
ガラス製フェースプレート1(第1プレート)と、この
フェースプレート1の周縁部に接合されフェースプレー
ト1に対して実質的に垂直に延在する側壁2と、この側
壁2を介してフェースプレート1と実質的に平行に対向
して接合された実質的に矩形状の平坦なガラス製リアプ
レート3(第2プレート)と、このリアプレート3に設
けられた複数の開孔6の周縁部に接合された複数のファ
ンネル4と、このファンネル4にそれぞれ延在するネッ
ク11とからなる真空外囲器5を有する。
【0016】フェースプレート1の内面には、青、緑、
赤に発光する規則的に垂直方向に配列されたストライプ
状の3種の蛍光体層と、この3種の蛍光体層間に設けら
れたブラックストライプ層とからなる蛍光体スクリーン
8が形成されている。この蛍光体スクリーン8に対向し
て多数の電子ビーム通過孔の形成されたシャドウマスク
9が複数個のシャドウマスク架設手段10に取り付けられ
て所定の位置に配設されている。また、複数のファンネ
ル4にそれぞれ延在するネック11内にはそれぞれ電子ビ
ームを放出する電子銃12が配設されている。さらに、フ
ェースプレート1とリアプレート3との間には複数の支
持手段が配置されており(図示せず)、この支持手段は
真空外囲器のフェースプレート1及びリアプレート3に
加わる大気圧の加重を支えるためのもので、蛍光体スク
リーン8に当接する先端部が楔形状に形成された金属柱
状からなり、リアプレート3の内面に例えばフリットガ
ラスにより固定されている。
赤に発光する規則的に垂直方向に配列されたストライプ
状の3種の蛍光体層と、この3種の蛍光体層間に設けら
れたブラックストライプ層とからなる蛍光体スクリーン
8が形成されている。この蛍光体スクリーン8に対向し
て多数の電子ビーム通過孔の形成されたシャドウマスク
9が複数個のシャドウマスク架設手段10に取り付けられ
て所定の位置に配設されている。また、複数のファンネ
ル4にそれぞれ延在するネック11内にはそれぞれ電子ビ
ームを放出する電子銃12が配設されている。さらに、フ
ェースプレート1とリアプレート3との間には複数の支
持手段が配置されており(図示せず)、この支持手段は
真空外囲器のフェースプレート1及びリアプレート3に
加わる大気圧の加重を支えるためのもので、蛍光体スク
リーン8に当接する先端部が楔形状に形成された金属柱
状からなり、リアプレート3の内面に例えばフリットガ
ラスにより固定されている。
【0017】そして、各々の電子銃12から射出される電
子ビームを、それぞれの対応するフンネル4の外側に装
着された偏向装置(図示せず)により水平および垂直方
向に偏向走査することにより、シャドウマスク9を介し
て蛍光体スクリーン8を水平方向に5分割、垂直方向に
4分割された20個の小領域R1、R2、……R20 に分割して
走査する。この分割走査により、蛍光体スクリーン8上
に描かれるラスターは電子銃12や偏向装置に印加される
信号により繋がり、蛍光体スクリーン8全面上に切れ目
のない1つの大きなラスターを描く構成となっている。
子ビームを、それぞれの対応するフンネル4の外側に装
着された偏向装置(図示せず)により水平および垂直方
向に偏向走査することにより、シャドウマスク9を介し
て蛍光体スクリーン8を水平方向に5分割、垂直方向に
4分割された20個の小領域R1、R2、……R20 に分割して
走査する。この分割走査により、蛍光体スクリーン8上
に描かれるラスターは電子銃12や偏向装置に印加される
信号により繋がり、蛍光体スクリーン8全面上に切れ目
のない1つの大きなラスターを描く構成となっている。
【0018】このシャドウマスク9は、各分割領域に相
当して電子ビーム通過孔を有する有効領域と電子ビーム
通過孔を有さない非有効領域からなるが、垂直方向には
このシャドウマスク9は1枚の連続した金属板からな
り、従って水平方向には分断されており、全体としては
垂直方向に細長い5枚の金属板からなっている。このた
め、各領域で電子ビーム通過孔以外の部分に電子ビーム
が射突衝撃することにより発生する熱は水平方向では隣
の領域に伝わることはなく、従来のカラー受像管で言う
いわゆるピュリティドリフトが生じない利点がある。
尚、垂直方向には連続しており両隣の領域は分断されて
いないが垂直方向のストライプ状スクリーンを採用して
いるので、垂直方向のピュリティドリフトは特に問題と
はならない。
当して電子ビーム通過孔を有する有効領域と電子ビーム
通過孔を有さない非有効領域からなるが、垂直方向には
このシャドウマスク9は1枚の連続した金属板からな
り、従って水平方向には分断されており、全体としては
垂直方向に細長い5枚の金属板からなっている。このた
め、各領域で電子ビーム通過孔以外の部分に電子ビーム
が射突衝撃することにより発生する熱は水平方向では隣
の領域に伝わることはなく、従来のカラー受像管で言う
いわゆるピュリティドリフトが生じない利点がある。
尚、垂直方向には連続しており両隣の領域は分断されて
いないが垂直方向のストライプ状スクリーンを採用して
いるので、垂直方向のピュリティドリフトは特に問題と
はならない。
【0019】シャドウマスク9の架設手段10は上記各シ
ャドウマスクの垂直方向端部にあって、第1及び第2の
断面コの字状の金属部材からなり、リアプレート3の上
にフリットガラスなどで固定されている。第1のコの字
状の金属部材21の先端にはシャドウマスクを固着する固
定部を有し、この固定部にシャドウマスクは強固に固着
されると共に、第1のコの字状の金属部材21はシャドウ
マスクに張力を与えるように設定されている。さらに、
第2のコの字状の金属部材22は第1のコの字状の金属部
材21の内側にあって、その高さは第1のコの字状の金属
部材21よりも高く設定されている。そして、第2のコの
字状の金属部材22の先端にはシャドウマスクを支持する
支持部を有し、第1のコの字状の金属部材21の固定部に
固着されているシャドウマスクをこの支持部によって少
し持ち上げて支持するようにされている。
ャドウマスクの垂直方向端部にあって、第1及び第2の
断面コの字状の金属部材からなり、リアプレート3の上
にフリットガラスなどで固定されている。第1のコの字
状の金属部材21の先端にはシャドウマスクを固着する固
定部を有し、この固定部にシャドウマスクは強固に固着
されると共に、第1のコの字状の金属部材21はシャドウ
マスクに張力を与えるように設定されている。さらに、
第2のコの字状の金属部材22は第1のコの字状の金属部
材21の内側にあって、その高さは第1のコの字状の金属
部材21よりも高く設定されている。そして、第2のコの
字状の金属部材22の先端にはシャドウマスクを支持する
支持部を有し、第1のコの字状の金属部材21の固定部に
固着されているシャドウマスクをこの支持部によって少
し持ち上げて支持するようにされている。
【0020】次に、図5及び図6に本発明の第2の実施
例を示す。なお、図5は第1の実施例の図2に対応し、
図6は第1の実施例の図4にそれぞれ対応し、第1の実
施例と同一の要素部分についてはその説明は省略する。
図5及び図6において、この実施例のシャドウマスク9
の架設手段10は、第1の実施例に加えて第3の抑え部材
23を有している。この第3の抑え部材23は金属からな
り、シャドウマスクを蛍光体スクリーン側から第2のコ
の字状の金属部材22上に抑えておくように設定されてい
る。このため、第3の抑え部材23はシャドウマスクの横
幅、即ち短辺寄りも長く、シャドウマスクの外側で第2
のコの字状の金属部材22と溶接等により固着される。
例を示す。なお、図5は第1の実施例の図2に対応し、
図6は第1の実施例の図4にそれぞれ対応し、第1の実
施例と同一の要素部分についてはその説明は省略する。
図5及び図6において、この実施例のシャドウマスク9
の架設手段10は、第1の実施例に加えて第3の抑え部材
23を有している。この第3の抑え部材23は金属からな
り、シャドウマスクを蛍光体スクリーン側から第2のコ
の字状の金属部材22上に抑えておくように設定されてい
る。このため、第3の抑え部材23はシャドウマスクの横
幅、即ち短辺寄りも長く、シャドウマスクの外側で第2
のコの字状の金属部材22と溶接等により固着される。
【0021】第1の実施例及び第2の実施例において、
一般に第1のコの字状の金属部材21の固定部にシャドウ
マスクを固着させる場合、シャドウマスクも金属である
から溶接による方法が製造上好ましい。しかし、シャド
ウマスクはその厚さが0.1mm乃至0.3mm と非常に薄い金
属板であるため、第1の金属部材に溶接すると溶接熱に
よる変形がシャドウマスクに生ずる恐れがある。このよ
うな変形が生ずると、シャドウマスクには図7に示すよ
うに波状変形パターンが残り、この部分で激しいミスラ
ンディングが発生することになる。
一般に第1のコの字状の金属部材21の固定部にシャドウ
マスクを固着させる場合、シャドウマスクも金属である
から溶接による方法が製造上好ましい。しかし、シャド
ウマスクはその厚さが0.1mm乃至0.3mm と非常に薄い金
属板であるため、第1の金属部材に溶接すると溶接熱に
よる変形がシャドウマスクに生ずる恐れがある。このよ
うな変形が生ずると、シャドウマスクには図7に示すよ
うに波状変形パターンが残り、この部分で激しいミスラ
ンディングが発生することになる。
【0022】そこで、この第1のコの字状の金属部材21
より高さの高い第2のコの字状の金属部材22により、シ
ャドウマスクを持ち上げて張力を持たせると、上記の波
状変形パターンは第2のコの字状の金属部材22で止ま
り、シャドウマスクの有効部まで伸びることはない。こ
のように、シャドウマスクの垂直方向の両端部でそれぞ
れシャドウマスクを第1のコの字状の金属部材21の固定
部で強固に固着し、第2のコの字状の金属部材22で支持
することにより、図8に示すようにシャドウマスクは平
坦に固定支持されるため、シャドウマスクと蛍光体スク
リーンとの間隔を高精度に確保することができる。
より高さの高い第2のコの字状の金属部材22により、シ
ャドウマスクを持ち上げて張力を持たせると、上記の波
状変形パターンは第2のコの字状の金属部材22で止ま
り、シャドウマスクの有効部まで伸びることはない。こ
のように、シャドウマスクの垂直方向の両端部でそれぞ
れシャドウマスクを第1のコの字状の金属部材21の固定
部で強固に固着し、第2のコの字状の金属部材22で支持
することにより、図8に示すようにシャドウマスクは平
坦に固定支持されるため、シャドウマスクと蛍光体スク
リーンとの間隔を高精度に確保することができる。
【0023】さらに、これに加えて第2の実施例におい
ては、第3の抑え部材23がさらにシャドウマスクの外側
から抑えることになり、波状変形パターンは第2のコの
字状の金属部材22と第3の抑え部材23の部分で止まり、
シャドウマスクの有効部まで伸びることはない。この第
2のコの字状の金属部材22と第3の抑え部材23はシャド
ウマスクの各有効部間の非有効部にも配設することによ
って、シャドウマスクを垂直方向の両端部及びシャドウ
マスク内の非有効部で上下から支持し抑えることによ
り、図9に示すように、シャドウマスクは平坦に固定支
持されるため、シャドウマスクと蛍光体スクリーンとの
間隔をより高精度に確保することができる。 また、こ
の第2のコの字状の金属部材22と第3の抑え部材23をシ
ャドウマスクの中間部の非有効部にも配設することによ
って、外部からの振動に対しても極めて強いものとな
る。但し、この時重要なことは、少なくともこの中間部
の非有効部に配設してある第2のコの字状の金属部材22
と第3の抑え部材23に対してシャドウマスクは垂直方向
には動けるようになっている。これは電子ビームの衝撃
によって発生する熱によりシャドウマスクが垂直方向に
熱膨脹によって延びる現象を妨げないようにするもので
ある。尚、シャドウマスクの垂直方向への延びによる撓
みは予めシャドウマスクに与えてあった張力により吸収
される。
ては、第3の抑え部材23がさらにシャドウマスクの外側
から抑えることになり、波状変形パターンは第2のコの
字状の金属部材22と第3の抑え部材23の部分で止まり、
シャドウマスクの有効部まで伸びることはない。この第
2のコの字状の金属部材22と第3の抑え部材23はシャド
ウマスクの各有効部間の非有効部にも配設することによ
って、シャドウマスクを垂直方向の両端部及びシャドウ
マスク内の非有効部で上下から支持し抑えることによ
り、図9に示すように、シャドウマスクは平坦に固定支
持されるため、シャドウマスクと蛍光体スクリーンとの
間隔をより高精度に確保することができる。 また、こ
の第2のコの字状の金属部材22と第3の抑え部材23をシ
ャドウマスクの中間部の非有効部にも配設することによ
って、外部からの振動に対しても極めて強いものとな
る。但し、この時重要なことは、少なくともこの中間部
の非有効部に配設してある第2のコの字状の金属部材22
と第3の抑え部材23に対してシャドウマスクは垂直方向
には動けるようになっている。これは電子ビームの衝撃
によって発生する熱によりシャドウマスクが垂直方向に
熱膨脹によって延びる現象を妨げないようにするもので
ある。尚、シャドウマスクの垂直方向への延びによる撓
みは予めシャドウマスクに与えてあった張力により吸収
される。
【0024】従来のカラー受像管において、シャドウマ
スクやグリルマスクに張力を与えて架設する場合、金属
枠は厚くて強固なものを用いているが、本発明の架設手
段によれば軽量化及び簡易化が計れるとともに、蛍光体
スクリーンとの間隔をより高精度に設定することができ
る。
スクやグリルマスクに張力を与えて架設する場合、金属
枠は厚くて強固なものを用いているが、本発明の架設手
段によれば軽量化及び簡易化が計れるとともに、蛍光体
スクリーンとの間隔をより高精度に設定することができ
る。
【0025】次にこのような構造のカラー受像管の製造
方法について簡単に説明する。まず、予めフェースプレ
ート1の内面に蛍光体スクリーン8を形成する。蛍光体
スクリーン8の形成方法は従来の既知の方法でよい。ま
た、シャドウマスク9も従来の既知の方法の露光、エッ
チング法により所定の穴形状および配列に形成する。但
し、このシャドウマスク9は平坦状態で用いるため、従
来のプレス成型による曲面成形は必要としない。一方、
リアプレート3の内面にシャドウマスクの架設手段であ
る第1のコの字状の金属部材21と第2のコの字状の金属
部材22を位置決め配置し、フリットガラスを塗布し焼結
してリアプレート3の所定の位置に固定しておく。そし
て、この第2のコの字状の金属部材22により後述する方
法によりシャドウマスク9に張力を付与した状態で支持
すると共に、第1のコの字状の金属部材21とシャドウマ
スク9を溶接固定する。第2の実施例の場合は、さらに
第2のコの字状の金属部材22と第3の抑え部材23をシャ
ドウマスク9の外側部分で溶接固定する。また、予め組
み立てた所定の電子銃12構体をファンネル4のネック11
内に挿入し封止しておく。
方法について簡単に説明する。まず、予めフェースプレ
ート1の内面に蛍光体スクリーン8を形成する。蛍光体
スクリーン8の形成方法は従来の既知の方法でよい。ま
た、シャドウマスク9も従来の既知の方法の露光、エッ
チング法により所定の穴形状および配列に形成する。但
し、このシャドウマスク9は平坦状態で用いるため、従
来のプレス成型による曲面成形は必要としない。一方、
リアプレート3の内面にシャドウマスクの架設手段であ
る第1のコの字状の金属部材21と第2のコの字状の金属
部材22を位置決め配置し、フリットガラスを塗布し焼結
してリアプレート3の所定の位置に固定しておく。そし
て、この第2のコの字状の金属部材22により後述する方
法によりシャドウマスク9に張力を付与した状態で支持
すると共に、第1のコの字状の金属部材21とシャドウマ
スク9を溶接固定する。第2の実施例の場合は、さらに
第2のコの字状の金属部材22と第3の抑え部材23をシャ
ドウマスク9の外側部分で溶接固定する。また、予め組
み立てた所定の電子銃12構体をファンネル4のネック11
内に挿入し封止しておく。
【0026】そして、上記蛍光体スクリーン8の形成さ
れたフェースプレート1、側壁2、シャドウマスク9の
架設されたリアプレート3及びネック11内に電子銃12の
封止されたファンネル4をそれぞれ所定の関係に位置決
めし、フリットガラスなどの接着剤によりこれらを一体
に接合して組み立てる。その後、一体に組み立てられた
外囲器を真空排気し、最終封止することにより製造され
る。
れたフェースプレート1、側壁2、シャドウマスク9の
架設されたリアプレート3及びネック11内に電子銃12の
封止されたファンネル4をそれぞれ所定の関係に位置決
めし、フリットガラスなどの接着剤によりこれらを一体
に接合して組み立てる。その後、一体に組み立てられた
外囲器を真空排気し、最終封止することにより製造され
る。
【0027】このようなカラー受像管の製造方法として
は、そのほかにネック内への電子銃の封止をファンネル
をリアプレートに接合した後に行なったり、側壁をフェ
ースプレートやリアプレートに予め接合させておいた
り、各種方法により製造することが出来る。或いは、ま
ず第1の金属部材にシャドウマスクを固着した後、第2
の金属部材を取り付けるなど、その製造工程は前後させ
得る。
は、そのほかにネック内への電子銃の封止をファンネル
をリアプレートに接合した後に行なったり、側壁をフェ
ースプレートやリアプレートに予め接合させておいた
り、各種方法により製造することが出来る。或いは、ま
ず第1の金属部材にシャドウマスクを固着した後、第2
の金属部材を取り付けるなど、その製造工程は前後させ
得る。
【0028】また、架設手段はあらかじめリアプレート
に固着した部材に溶接などで直接固定してもよく、他の
弾性部材を介して固定してもよい。ところで、上記のよ
うにリアプレートに複数個のシャドウマスク架設手段を
配置し、これらにシャドウマスクを溶接固定すると、予
めシャドウマスク支持部材を所定の加工精度で成形して
おくことにより、シャドウマスクとスクリーン面との間
隔を所定の精度で保持することができる。しかもその支
持手段の加工精度をあまり高くする必要がないという利
点もある。即ち、例えばフェースプレートの内面に形成
されるストライプ状の3色蛍光体層の配列ピッチが0.6m
m 、ブラックストライプの幅が約0.1mm であるとする
と、各蛍光体層が連続して配列されるためには、蛍光体
スクリーンの各小領域R1、R2、R3……R20 の隣接部での
重複または間隙をブラックストライプの幅の1/2 以下に
する必要がある。また蛍光体スクリーンの各小領域の水
平方向の大きさHが80mmであるとすると、蛍光体スクリ
ーンからシャドウマスクまでの距離Q値が8mm となる。
今、各小領域の隣接部での重複の幅をDとすると、所定
のQ値からのずれの量ΔQは次の式で表される。
に固着した部材に溶接などで直接固定してもよく、他の
弾性部材を介して固定してもよい。ところで、上記のよ
うにリアプレートに複数個のシャドウマスク架設手段を
配置し、これらにシャドウマスクを溶接固定すると、予
めシャドウマスク支持部材を所定の加工精度で成形して
おくことにより、シャドウマスクとスクリーン面との間
隔を所定の精度で保持することができる。しかもその支
持手段の加工精度をあまり高くする必要がないという利
点もある。即ち、例えばフェースプレートの内面に形成
されるストライプ状の3色蛍光体層の配列ピッチが0.6m
m 、ブラックストライプの幅が約0.1mm であるとする
と、各蛍光体層が連続して配列されるためには、蛍光体
スクリーンの各小領域R1、R2、R3……R20 の隣接部での
重複または間隙をブラックストライプの幅の1/2 以下に
する必要がある。また蛍光体スクリーンの各小領域の水
平方向の大きさHが80mmであるとすると、蛍光体スクリ
ーンからシャドウマスクまでの距離Q値が8mm となる。
今、各小領域の隣接部での重複の幅をDとすると、所定
のQ値からのずれの量ΔQは次の式で表される。
【0029】
【数1】ΔQ=D・(L−Q)/(H/2+D) 従って、この実施例のカラー受像管でのQ値の必要精
度、即ちシャドウマスク支持部材の必要加工精度は約0.
06mmとなり、一般的な加工方法により低価格で量産する
ことができる。
度、即ちシャドウマスク支持部材の必要加工精度は約0.
06mmとなり、一般的な加工方法により低価格で量産する
ことができる。
【0030】尚、この実施例でのカラー受像管のシャド
ウマスクは平坦に保持固定しておくためにシャドウマス
クに張力を加えておくことが好ましい。この張力を加え
る方法として、この実施例でのカラー受像管では、シャ
ドウマスクを第1のコの字状の金属部材に溶接する際
に、図8および図9に示すように第1のコの字状の金属
部材を側壁から管の内部方向に力を加えて倒した状態で
溶接し、その後その力を除去することによりこの倒した
第1のコの字状の金属部材の復元力によってシャドウマ
スクに張力を与えることができる。また、第1のコの字
状の金属部材の内側に配設する第2のコの字状の金属部
材の高さを第1のコの字状の金属部材の高さよりも適宜
高く設定することにより、シャドウマスクにさらに強い
張力を与えることができる。
ウマスクは平坦に保持固定しておくためにシャドウマス
クに張力を加えておくことが好ましい。この張力を加え
る方法として、この実施例でのカラー受像管では、シャ
ドウマスクを第1のコの字状の金属部材に溶接する際
に、図8および図9に示すように第1のコの字状の金属
部材を側壁から管の内部方向に力を加えて倒した状態で
溶接し、その後その力を除去することによりこの倒した
第1のコの字状の金属部材の復元力によってシャドウマ
スクに張力を与えることができる。また、第1のコの字
状の金属部材の内側に配設する第2のコの字状の金属部
材の高さを第1のコの字状の金属部材の高さよりも適宜
高く設定することにより、シャドウマスクにさらに強い
張力を与えることができる。
【0031】即ち、極めて簡単な構造でシャドウマスク
に張力を与えておくことができ、シャドウマスクの平坦
度を容易に保持することができる。上記実施例のように
シャドウマスクが垂直方向に沿って分断されている場合
はさらに容易であるが、分断されていなくても従来構造
のシャドウマスク架設手段よりも簡単であることは言う
までもない。
に張力を与えておくことができ、シャドウマスクの平坦
度を容易に保持することができる。上記実施例のように
シャドウマスクが垂直方向に沿って分断されている場合
はさらに容易であるが、分断されていなくても従来構造
のシャドウマスク架設手段よりも簡単であることは言う
までもない。
【0032】次に、上記の第1の実施例及び第2の実施
例の要部の仕様について説明する。シャドウマスクはそ
の1枚が、縦(垂直方向)約340mm 、横(水平方向)約
80mmの厚さ0.15mmの鉄板である。この1枚の鉄板の中
に、縦約60mm、横約64mmの有効部が4個あり、この有効
部にはグリル状の幅約0.2mm の電子ビーム通過孔が多数
穿設されている。このようなシャドウマスクが水平方向
に沿って5枚並設されている。シャドウマスクの架設手
段である第1及び第2のコの字状の金属部材は、板厚が
0.8mm のニッケル合金またはステンレス板で、高さ約20
mmのコの字状に成形することにより得られる。第1のコ
の字状の金属部材はその先端の固着部を約2mm 倒し、こ
の間にシャドウマスクを溶接して固定する。第2のコの
字状の金属部材は第1のコの字状の金属部材よりも、そ
の高さは約0.3mm 高く設定される。第3の抑え部材は板
厚0.3mm の鉄板からなる。
例の要部の仕様について説明する。シャドウマスクはそ
の1枚が、縦(垂直方向)約340mm 、横(水平方向)約
80mmの厚さ0.15mmの鉄板である。この1枚の鉄板の中
に、縦約60mm、横約64mmの有効部が4個あり、この有効
部にはグリル状の幅約0.2mm の電子ビーム通過孔が多数
穿設されている。このようなシャドウマスクが水平方向
に沿って5枚並設されている。シャドウマスクの架設手
段である第1及び第2のコの字状の金属部材は、板厚が
0.8mm のニッケル合金またはステンレス板で、高さ約20
mmのコの字状に成形することにより得られる。第1のコ
の字状の金属部材はその先端の固着部を約2mm 倒し、こ
の間にシャドウマスクを溶接して固定する。第2のコの
字状の金属部材は第1のコの字状の金属部材よりも、そ
の高さは約0.3mm 高く設定される。第3の抑え部材は板
厚0.3mm の鉄板からなる。
【0033】以上の実施例においては、第2の金属部材
の高さを第1の金属部材の高さよりも高くしてシャドウ
マスクの張力をさらに強め、シャドウマスクの変形を吸
収するようにしているが、第2の金属部材が第1の金属
部材よりも充分離れていれば同じ高さでもシャドウマス
クの変形を吸収できる。第1及び第2の金属部材が同一
の部材であればさらに量産性に富むことになる。
の高さを第1の金属部材の高さよりも高くしてシャドウ
マスクの張力をさらに強め、シャドウマスクの変形を吸
収するようにしているが、第2の金属部材が第1の金属
部材よりも充分離れていれば同じ高さでもシャドウマス
クの変形を吸収できる。第1及び第2の金属部材が同一
の部材であればさらに量産性に富むことになる。
【0034】また、以上の実施例においては、第1及び
第2の金属部材としてコの字状のものを示したが、これ
に限るものではなく、例えば図10に示すようにL形、
I形、カギ形なども用い得る。さらに、第1と第2の金
属部材の形状を同一とする必要はなく適宜組み合わせて
もよい。例えば、図11に示すように、第1の金属部材
をコの字状としてシャドウマスクに張力を与えた状態で
強固に固着し、第2の金属部材をI形としてシャドウマ
スクを支持してもよい。
第2の金属部材としてコの字状のものを示したが、これ
に限るものではなく、例えば図10に示すようにL形、
I形、カギ形なども用い得る。さらに、第1と第2の金
属部材の形状を同一とする必要はなく適宜組み合わせて
もよい。例えば、図11に示すように、第1の金属部材
をコの字状としてシャドウマスクに張力を与えた状態で
強固に固着し、第2の金属部材をI形としてシャドウマ
スクを支持してもよい。
【0035】また、以上の実施例においては、シャドウ
マスクの垂直方向端部で第1及び第2の金属部材を用い
てシャドウマスクを固定支持しているが、これに限るも
のではなく、例えば図3のようにシャドウマスクが複数
の有効部を持つものであれば図12に示すように、中間
部の非有効部にも支持部材を配設することもできる。
マスクの垂直方向端部で第1及び第2の金属部材を用い
てシャドウマスクを固定支持しているが、これに限るも
のではなく、例えば図3のようにシャドウマスクが複数
の有効部を持つものであれば図12に示すように、中間
部の非有効部にも支持部材を配設することもできる。
【0036】さらに、以上の実施例においては、架設手
段を第1及び第2の金属部材によって構成しているが、
この場合にはシャドウマスクを強固に固定することと、
シャドウマスクの皺などの変形を排除し、シャドウマス
クとスクリーンとの間隔を正確に設定することが独立し
て出来るため製造上容易であるという大きな利点を有す
る。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば
図13に示すように第1及び第2の金属部材を一つの金
属部材で形成することもできる。図13に示す金属部材
はその先端に二つの山を持ち、この二つの山をシャドウ
マスクを固着させる第1の部分と、支持する第2の部分
として機能させる。この場合には、部品点数が節減でき
るので経済性に優れる。
段を第1及び第2の金属部材によって構成しているが、
この場合にはシャドウマスクを強固に固定することと、
シャドウマスクの皺などの変形を排除し、シャドウマス
クとスクリーンとの間隔を正確に設定することが独立し
て出来るため製造上容易であるという大きな利点を有す
る。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば
図13に示すように第1及び第2の金属部材を一つの金
属部材で形成することもできる。図13に示す金属部材
はその先端に二つの山を持ち、この二つの山をシャドウ
マスクを固着させる第1の部分と、支持する第2の部分
として機能させる。この場合には、部品点数が節減でき
るので経済性に優れる。
【0037】また、第2の実施例においては、第3の抑
え部材として平板状の金属材を用いた例を示したが、例
えば図14に示すように厚板や断面L字状でも良いし、
その他各種構造のものが使用できる。さらに、第2の金
属部材も含めて第3の抑え部材の材質は金属に限らずセ
ラミックやガラスでも設定できる。勿論その場合、溶接
は使用できないので、適宜接着剤を用いることになる。
え部材として平板状の金属材を用いた例を示したが、例
えば図14に示すように厚板や断面L字状でも良いし、
その他各種構造のものが使用できる。さらに、第2の金
属部材も含めて第3の抑え部材の材質は金属に限らずセ
ラミックやガラスでも設定できる。勿論その場合、溶接
は使用できないので、適宜接着剤を用いることになる。
【0038】また、本発明の効果をより一層大きくする
ために、第1の実施例では図15に示すように、第2の
実施例では図16に示すように第2の金属部材の近傍に
相当するシャドウマスク材にハーフエッチ部を設けてお
くことができる。この場合、このハーフエッチ部でシャ
ドウマスクの面は曲り易くなるので、第2の金属部材に
よって支持されたシャドウマスクの面はより平坦度がで
やすくなり、第2の実施例の場合は第3の抑え部材の効
果も有効に作用し、シャドウマスクとスクリーンとの間
隔は高精度で設定できる。また、第1の金属部材への溶
接によるシャドウマスクの皺などの変形もこのハーフエ
ッチ部で有効に吸収されるため、第1の金属部材と第2
の金属部材の高さが同じで且つ2つの部材の間隔が近く
ても変形の吸収効果は充分発揮しうる。尚、第2の実施
例の場合、ハーフエッチ部対応部分は第2の金属部材だ
けで第3の抑え部材は省略してもよい。但しこの場合
は、シャドウマスクの中間部には第2の金属部材と第3
の抑え部材を配設しておくとよい。
ために、第1の実施例では図15に示すように、第2の
実施例では図16に示すように第2の金属部材の近傍に
相当するシャドウマスク材にハーフエッチ部を設けてお
くことができる。この場合、このハーフエッチ部でシャ
ドウマスクの面は曲り易くなるので、第2の金属部材に
よって支持されたシャドウマスクの面はより平坦度がで
やすくなり、第2の実施例の場合は第3の抑え部材の効
果も有効に作用し、シャドウマスクとスクリーンとの間
隔は高精度で設定できる。また、第1の金属部材への溶
接によるシャドウマスクの皺などの変形もこのハーフエ
ッチ部で有効に吸収されるため、第1の金属部材と第2
の金属部材の高さが同じで且つ2つの部材の間隔が近く
ても変形の吸収効果は充分発揮しうる。尚、第2の実施
例の場合、ハーフエッチ部対応部分は第2の金属部材だ
けで第3の抑え部材は省略してもよい。但しこの場合
は、シャドウマスクの中間部には第2の金属部材と第3
の抑え部材を配設しておくとよい。
【0039】さらに、以上の実施例ではシャドウマスク
が複数に分割され、それぞれ複数個の有効部を有するも
のについて説明したが、本発明はこれに限るものではな
く、複数個に分割されていても1個の有効部を持つもの
でもよいし、複数個に分割されていなくて全体で1個の
有効部をもつものや、或いは有効部は複数個になってい
るが分断されていないものなどのシャドウマスクにも適
用できるのは当然である。
が複数に分割され、それぞれ複数個の有効部を有するも
のについて説明したが、本発明はこれに限るものではな
く、複数個に分割されていても1個の有効部を持つもの
でもよいし、複数個に分割されていなくて全体で1個の
有効部をもつものや、或いは有効部は複数個になってい
るが分断されていないものなどのシャドウマスクにも適
用できるのは当然である。
【0040】また、本発明は特開昭57−44943 号公報な
どに記載されているようなカラー受像管にも適用するこ
とができる。この場合には、平坦なリアプレートが無い
のでシャドウマスク架設手段はフェースプレート側に設
けることになる。
どに記載されているようなカラー受像管にも適用するこ
とができる。この場合には、平坦なリアプレートが無い
のでシャドウマスク架設手段はフェースプレート側に設
けることになる。
【0041】次に、本発明の第3の実施例を示す。図1
7及び図18はそれぞれ図2及び図3に相当する図であ
り、同一の構成要素は同じ符号で示してある。図17及
び図18において、リアプレート3の上には断面L字状
の金属部材が配置されており、その上に1枚の大きなシ
ャドウマスクが配置されている。このシャドウマスクは
簾状の多数の金属細線からなる、いわゆるグリルマスク
であり、充分に張力を付加した状態で側壁に固着されて
いる金属片に溶接により固着されている。このシャドウ
マスクの上には格子状の電子ビーム遮蔽板が乗せられて
いて、上記L字状の金属部材の存在するところにはこの
電子ビーム遮蔽板の上から金属板で抑えてある。この金
属板は周辺部で前記L字状の金属部材と溶接固定してあ
る。このような構造のシャドウマスク構体の上に蛍光体
スクリーンを有するフェースプレートが配置され、また
リアプレートの下部には同じくファンネル、ネックおよ
び電子銃が配置される。
7及び図18はそれぞれ図2及び図3に相当する図であ
り、同一の構成要素は同じ符号で示してある。図17及
び図18において、リアプレート3の上には断面L字状
の金属部材が配置されており、その上に1枚の大きなシ
ャドウマスクが配置されている。このシャドウマスクは
簾状の多数の金属細線からなる、いわゆるグリルマスク
であり、充分に張力を付加した状態で側壁に固着されて
いる金属片に溶接により固着されている。このシャドウ
マスクの上には格子状の電子ビーム遮蔽板が乗せられて
いて、上記L字状の金属部材の存在するところにはこの
電子ビーム遮蔽板の上から金属板で抑えてある。この金
属板は周辺部で前記L字状の金属部材と溶接固定してあ
る。このような構造のシャドウマスク構体の上に蛍光体
スクリーンを有するフェースプレートが配置され、また
リアプレートの下部には同じくファンネル、ネックおよ
び電子銃が配置される。
【0042】以上の実施例すべてに共通して、第1の金
属部材と第2の金属部材の間の箇所に位置するシャドウ
マスク部分にスリットまたはハーフエッチ等を設けるこ
とで溶接部のしわなどが有効部に伝わるのを抑えること
ができる。また、これらスリットまたはハーフエッチな
どを設けることで、有効部のQ値の変動を防止すること
ができる。
属部材と第2の金属部材の間の箇所に位置するシャドウ
マスク部分にスリットまたはハーフエッチ等を設けるこ
とで溶接部のしわなどが有効部に伝わるのを抑えること
ができる。また、これらスリットまたはハーフエッチな
どを設けることで、有効部のQ値の変動を防止すること
ができる。
【0043】以上の実施例では、構造を簡単なものとす
ることにより、シャドウマスクとスクリーンとの間隔、
Q値は高精度に保持され、実用性に富んだカラー受像管
を提供することができる。
ることにより、シャドウマスクとスクリーンとの間隔、
Q値は高精度に保持され、実用性に富んだカラー受像管
を提供することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、カラー
受像管のシャドウマスクを平坦に架設するにあたって、
シャドウマスクを固定支持する架設手段を少なくともシ
ャドウマスクを強固に固着する固定部と、シャドウマス
クを支持する支持部とから構成し、さらにはこの固定部
とは別にシャドウマスクの両面側からシャドウマスクを
支持することにより、シャドウマスクを強固に固定する
部分を簡単で軽量化した構造とすることができるととも
に、シャドウマスクとスクリーン面との間隔、位置を高
精度に支持確保することができ、量産性、実用性に富ん
だカラー受像管を提供することができる。
受像管のシャドウマスクを平坦に架設するにあたって、
シャドウマスクを固定支持する架設手段を少なくともシ
ャドウマスクを強固に固着する固定部と、シャドウマス
クを支持する支持部とから構成し、さらにはこの固定部
とは別にシャドウマスクの両面側からシャドウマスクを
支持することにより、シャドウマスクを強固に固定する
部分を簡単で軽量化した構造とすることができるととも
に、シャドウマスクとスクリーン面との間隔、位置を高
精度に支持確保することができ、量産性、実用性に富ん
だカラー受像管を提供することができる。
【0045】また、簡単な構成によりシャドウマスクに
充分な張力を与えておくことができるので、電子ビーム
衝撃により発生する熱に対してもシャドウマスクの膨脹
を吸収できるとともに、シャドウマスクの変形や振動に
対しても充分な吸収能力を有するので、いわゆるピュリ
ティドリフトを充分に抑制することができる。
充分な張力を与えておくことができるので、電子ビーム
衝撃により発生する熱に対してもシャドウマスクの膨脹
を吸収できるとともに、シャドウマスクの変形や振動に
対しても充分な吸収能力を有するので、いわゆるピュリ
ティドリフトを充分に抑制することができる。
【図1】本発明のカラー受像管の第1の実施例を示す全
体の概略斜視図。
体の概略斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う概略断面図。
【図3】図1の概略分解斜視図。
【図4】図1のシャドウマスク周辺部の要部の概略拡大
模式図。
模式図。
【図5】本発明のカラー受像管の第2の実施例を示す概
略断面図。
略断面図。
【図6】図5のシャドウマスク周辺部の要部の概略拡大
模式図。
模式図。
【図7】シャドウマスクの変形パターンを説明するため
の概略拡大模式図。
の概略拡大模式図。
【図8】図4のシャドウマスクの架設手段を説明するた
めの概略模式図。
めの概略模式図。
【図9】図6のシャドウマスクの架設手段を説明するた
めの概略模式図。
めの概略模式図。
【図10】図4及び図6の金属部材の他の形状を示す概
略断面図。
略断面図。
【図11】シャドウマスク張力を与える架設手段を説明
するための概略模式図。
するための概略模式図。
【図12】シャドウマスクの他の架設手段を説明するた
めの概略模式図。
めの概略模式図。
【図13】図4に対応するシャドウマスクの他の架設手
段を説明するための概略模式図。
段を説明するための概略模式図。
【図14】図6の金属部材の他の形状を示す概略断面
図。
図。
【図15】第1の実施例に対応するシャドウマスクの他
の架設手段を説明するための概略模式図。
の架設手段を説明するための概略模式図。
【図16】第2の実施例に対応するシャドウマスクの他
の架設手段を説明するための概略模式図。
の架設手段を説明するための概略模式図。
【図17】本発明のカラー受像管の第3の実施例を示す
概略断面図。
概略断面図。
【図18】図17の概略分解斜視図。
1…フェースプレート 2…側壁 3…リアプレート 4…ファンネル 5…外囲器 8…蛍光体スクリーン 9…シャドウマスク 10…架設手段 11…ネック 12…電子銃 21…第1の金属部材 22…第2の金属部材 22…第3の抑え部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蒲原 英治 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番地2号 株 式会社東芝深谷電子工場内
Claims (7)
- 【請求項1】 実質的に矩形状のフェースプレートの内
面に規則的に配列された蛍光体からなる蛍光体スクリー
ンと、この蛍光体スクリーンに対向配置され複数の電子
ビームを射出する電子銃と、この電子銃と前記蛍光体ス
クリーンの間にあって前記蛍光体スクリーンと平行に対
向配置され多数の規則的に配列された電子ビーム通過孔
を有する有効部と周辺部にあって電子ビーム通過孔を有
さない非有効部とからなるシャドウマスクとを少なくと
も備えたカラー受像管において、前記シャドウマスクを
前記蛍光体スクリーンと平行に対向配置し固定保持する
架設手段は少なくとも前記シャドウマスクを固定する固
定部と前記シャドウマスクを支持する支持部とからなる
ことを特徴とするカラー受像管。 - 【請求項2】 実質的に矩形状のフェースプレートの内
面に規則的に配列された蛍光体からなる蛍光体スクリー
ンと、この蛍光体スクリーンに対向配置され複数の電子
ビームを射出する電子銃と、この電子銃と前記蛍光体ス
クリーンの間にあって前記蛍光体スクリーンと平行に対
向配置され多数の規則的に配列された電子ビーム通過孔
を有する有効部と周辺部にあって電子ビーム通過孔を有
さない非有効部とからなるシャドウマスクとを少なくと
も備えたカラー受像管において、前記シャドウマスクを
前記蛍光体スクリーンと平行に対向配置し固定保持する
固定部と、前記シャドウマスクの前記蛍光体スクリーン
側と前記電子銃側から同時に支持する支持部とを少なく
とも有することを特徴とするカラー受像管。 - 【請求項3】 実質的に矩形状のフェースプレートの内
面に規則的に配列された蛍光体からなる蛍光体スクリー
ンと、この蛍光体スクリーンに対向配置され複数の電子
ビームを射出する電子銃と、この電子銃と前記蛍光体ス
クリーンの間にあって前記蛍光体スクリーンと平行に対
向配置され多数の規則的に配列された電子ビーム通過孔
を有する有効部と周辺部にあって電子ビーム通過孔を有
さない非有効部とからなるシャドウマスクとを少なくと
も備えたカラー受像管において、前記シャドウマスクは
複数の前記有効部と前記非有効部に分割され、前記シャ
ドウマスクを前記蛍光体スクリーンと平行に対向配置し
両端を固定保持する架設手段の少なくとも1箇所は前記
シャドウマスクを固体する固定部と前記シャドウマスク
を支持する支持部とからなることを特徴とするカラー受
像管。 - 【請求項4】 実質的に矩形状のフェースプレートの内
面に規則的に配列された蛍光体からなる蛍光体スクリー
ンと、この蛍光体スクリーンに対向配置され複数の電子
ビームを射出する電子銃と、この電子銃と前記蛍光体ス
クリーンの間にあって前記蛍光体スクリーンと平行に対
向配置され多数の規則的に配列された電子ビーム通過孔
を有する有効部と周辺部にあって電子ビーム通過孔を有
さない非有効部とからなるシャドウマスクとを少なくと
も備えたカラー受像管において、前記シャドウマスクは
複数の前記有効部と前記非有効部に分割され、前記シャ
ドウマスクを前記蛍光体スクリーンと平行に対向配置し
両端を固定保持する架設手段は少なくとも前記シャドウ
マスクを固体する固定部と、前記シャドウマスクの前記
蛍光体スクリーン側と前記電子銃側から同時に支持する
支持部とを少なくとも有することを特徴とするカラー受
像管。 - 【請求項5】 水平軸及び垂直軸を有する実質的に矩形
状のフェースプレートの内面に規則的に配列された蛍光
体からなる蛍光体スクリーンと、この蛍光体スクリーン
に対向配置され複数の電子ビームを射出する電子銃と、
この電子銃と前記蛍光体スクリーンの間にあって前記蛍
光体スクリーンと平行に対向配置され多数の規則的に配
列された電子ビーム通過孔を有する有効部と周辺部にあ
って電子ビーム通過孔を有さない非有効部とからなるシ
ャドウマスクとを少なくとも備えたカラー受像管におい
て、前記シャドウマスクは前記水平軸及び垂直軸に沿っ
た複数の前記非有効部によって分断された複数の前記有
効部を有し、前記シャドウマスクを前記蛍光体スクリー
ンと平行に対向配置し前記シャドウマスクの前記垂直軸
端の前記非有効部で前記シャドウマスクを固定する固定
部と、前記シャドウマスクの周辺部以外の前記非有効部
の少なくとも一部に前記シャドウマスクを支持する支持
部とを少なくとも有することを特徴とするカラー受像
管。 - 【請求項6】 水平軸及び垂直軸を有する実質的に矩形
状のフェースプレートの内面に規則的に配列された蛍光
体からなる蛍光体スクリーンと、この蛍光体スクリーン
に対向配置され複数の電子ビームを射出する電子銃と、
この電子銃と前記蛍光体スクリーンの間にあって前記蛍
光体スクリーンと平行に対向配置され多数の規則的に配
列された電子ビーム通過孔を有する有効部と周辺部にあ
って電子ビーム通過孔を有さない非有効部とからなるシ
ャドウマスクとを少なくとも備えたカラー受像管におい
て、前記シャドウマスクは前記水平軸または垂直軸に沿
った複数の前記非有効部及び前記シャドウマスクの周辺
部に沿う前記非有効部によって分断された複数の前記有
効部を有し、前記シャドウマスクを前記蛍光体スクリー
ンと平行に対向配置し前記シャドウマスクの前記垂直軸
端の前記非有効部で前記シャドウマスクを固定する固定
部と、前記複数の有効部を水平軸または垂直軸に沿って
分断するための電子ビーム遮蔽部と、前記シャドウマス
クを支持する支持部とを少なくとも有することを特徴と
するカラー受像管。 - 【請求項7】 請求項5及び請求項6記載のカラー受像
管において、前記シャドウマスクを支持する支持部は前
記シャドウマスクの前記複数の有効部または非有効部に
渡る前記水平軸または垂直軸に沿う直線状であることを
特徴とするカラー受像管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6722393A JPH06283111A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | カラー受像管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6722393A JPH06283111A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | カラー受像管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06283111A true JPH06283111A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13338702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6722393A Pending JPH06283111A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | カラー受像管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06283111A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5803781A (en) * | 1995-01-27 | 1998-09-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of assembling shadow mask of CRT panel |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP6722393A patent/JPH06283111A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5803781A (en) * | 1995-01-27 | 1998-09-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of assembling shadow mask of CRT panel |
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