JPH06284636A - 直交軸減速電動機及びその製造方法 - Google Patents

直交軸減速電動機及びその製造方法

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JPH06284636A
JPH06284636A JP5092335A JP9233593A JPH06284636A JP H06284636 A JPH06284636 A JP H06284636A JP 5092335 A JP5092335 A JP 5092335A JP 9233593 A JP9233593 A JP 9233593A JP H06284636 A JPH06284636 A JP H06284636A
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JP
Japan
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gear
output
electric motor
shaft
orthogonal
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JP5092335A
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English (en)
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Kozaburo Fujii
好三郎 藤井
Keigo Fukunaga
圭悟 福永
Yutaka Yamasaki
豊 山▲さき▼
Teruhisa Koga
輝久 古賀
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • H02K7/1163Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion
    • H02K7/1166Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion comprising worm and worm-wheel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/039Gearboxes for accommodating worm gears
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直交軸減速電動機の組立,構造,性能,品質
等を改善する。 【構成】 出力歯車にを貫通する出力軸を支承する側板
から成るギヤケース9に、このギヤケースの電動機部1
が取付けられる側に開口部9aを1箇所設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食品加工等で使用さ
れるベルトコンベアの駆動源として用いられる直交軸減
速電動機に関し、特にこの電動機の組立部分の構造とそ
の組立部品による電動機の製造についての、直交軸減速
電動機及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20,図21は従来の3段減速直交軸
電動機の断面図であり、図20はその電動機を上面から
長手方向に切断した断面図、図21は図20のA−A′
で切断した断面図である。図20において、1は電動機
部、2はモートル軸、3は第2歯車、4は第3歯車、5
は第4歯車、6は第5歯車、7は第6歯車、8は出力
軸、9はギヤケース、10はブラケットである。モート
ル軸2の先端には第1歯車2aが設けられている。第2
歯車3は第3歯車4と一体となっており、第4歯車5は
第5歯車6と一体となっている。この第1歯車2aと第
2歯車3とはハイポイド歯車対であり、これらの歯車の
中心軸は直交している。すなわち、直交歯車を構成して
いる。また、第6歯車は出力軸8と一体となっている。
図22,図23は従来の一般の直交軸減速電動機の外観
図である。図22,図23において、11は電動機部、
12はギヤケース、13は補強リブである。また、図2
4は従来の3段減速直交軸電動機を上面から長手方向に
切断した断面図である。図22において、15はギヤケ
ース、14はブラケットである。
【0003】次に、従来の電動機の動作について説明す
る。図20,図21において、電動機部1の駆動力は、
モートル軸2を介して第1歯車2aに伝達され、この第
1歯車2aから第2歯車3に伝達される。更に、この第
2歯車3から、第3歯車4、第4歯車5、第6歯車7、
出力軸へと動力が伝達される。図22,図23におい
て、補強リブ13a,13bは出力軸8にベルト等で負
荷をかけて作動させる際、出力軸8に加わる力により、
ギヤケース12の前面下部にベルト等の力によるクラッ
クが発生する恐れがあるので、このクラックの発生を防
止し、ギヤケースを補強している。また、図24におい
て、電動機部1の駆動力は、モートル軸2、第1歯車2
a、第2歯車3、第3歯車4、第4歯車5、第5歯車
6、第6歯車7を介して出力軸8に伝達される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の直交軸減速電動
機は、以上のように構成されているので、図20,図2
1においては、ギヤケース9とブラケット10とが別部
品である。したがって、この電動機を組み立てる場合、
ギヤケース9に第2歯車3等を組み立て、電動機部1を
ギヤケース9に組み込んだ後、グリースを詰め込み、最
後にブラケット10でギヤケース9の開口部分に蓋をし
てネジで固定する。ところが、ギヤケース9とブラケッ
ト10との間の隙間からグリースがもれる等の問題点が
ある。また、部品数がこの分多くなるという問題があ
る。また図22,図23において、補強リブ13a,1
3bは、鋳型を作り金属を流し込んで製造するが、その
鋳型が複雑になるため製造に時間がかかるという問題点
がある。また、図24において、第3歯車4及び第4歯
車5は一般的な工具であるホブで加工されるが歯車と歯
車とが点接触であるため、歯車の磨耗等の問題点があ
る。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、電動機の構造を改善することに
より、グリースがもれず、製造にかかる時間を少なくで
き、歯車の磨耗をすくなくして電動機の品質を向上でき
る直交軸減速電動機及びその製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係る直
交軸減速電動機は、図3で示すように、出力歯車(第4
歯車5)を貫通する出力軸8を支承する側板とから成る
ギヤケース9の電動機部1が取付けられる側に、開口部
9aを設けた。
【0007】この第2の発明に係る直交軸減速電動機
は、図5で示すように、ギヤケース9における開口部9
a側の幅を、出力軸の軸方向に段階的に増加して成る補
強部分(リブ9w)を設けた。
【0008】この第3の発明に係る直交軸減速電動機
は、図8で示すように、出力歯車を貫通する出力軸を支
承する側板とから成る上記ギヤケースの電動機部が取付
けられる側に、非円形状の開口部9aを設け、上記電動
機部の前面板を構成する非円形状のブラケットの外周に
部分的にインロー部を形成するようにした。
【0009】この第4の発明に係る直交軸減速電動機
は、図13で示すように、ギヤケース9の外表面に、出
力軸の向きを表示する手段(名板18)を設けた。
【0010】この第5の発明に係る直交軸減速電動機
は、図15で示すように、ギヤケース19の外表面に、
出力軸の向きを示すマーク20を一体形成した。
【0011】この第6の発明に係る直交軸減速電動機
は、駆動歯車が噛合う伝達歯車の小歯車と、出力歯車の
大歯車とのねじれ角を45°で直交に噛合わせ、上記小
歯車の外径の1.2〜1.4倍の直径のホブで上記大歯
車の歯面の歯筋方向に凹面を形成した。
【0012】この第7の発明に係る直交軸減速電動機
は、上記出力歯車と伝達歯車との直交歯車対を炭素鋼を
熱処理して得るようにし、硬度H・RC50〜60とし
た。
【0013】この第8の発明に係る直交軸減速電動機
は、上記直交歯車対の大歯車の歯筋方向に形成された凹
面を熱処理した後、CBNコーティングボブで加工され
る。
【0014】この第9の発明に係る直交軸減速電動機の
製造方法は、ギヤケース9の開口部9aを介して上記出
力歯車5を収納した後、この出力歯車5を貫通する出力
軸を、上記ギヤケース9の側板の両方に設けた貫通軸受
穴を介して挿通し、軸受けで支承する。このとき、上記
開口部を介して伝達歯車を収納した後、上記開口部側に
電動機部を取付ける。
【0015】この第10の発明に係る直交軸減速電動機
は、ギヤケース9の側板の一方の側板における貫通軸受
穴を介して出力軸を挿通し、かつ軸受を介して支承し
た。
【0016】
【作用】この第1の発明による直交軸減速電動機は、ギ
ヤケース9に開口部9aを設け、この開口部9aを介し
て出力歯車(第4歯車5)を上記ギヤケースに収納する
ようにした。
【0017】この第2の発明による直交軸減速電動機
は、この補強部分(リブ9w)により、ギヤケースの出
力軸側の強度を補強した。
【0018】この第3の発明による直交軸減速電動機
は、非円形状の上記開口部を介して出力歯車を収納する
ようにするとともに、当該ブラケットを上記開口部9a
にインロー嵌合するようにする。
【0019】この第4の発明による直交軸減速電動機
は、表示手段(名板18)により、電動機を組み立てる
際に、ギヤケース9における出力軸の向きを示す。
【0020】この第5の発明による直交軸減速電動機
は、ギヤケース17に一体形成されマーク20により、
電動機を組み立てる際に、出力軸の向きを示す。
【0021】この第6の発明による直交軸減速電動機
は、小歯車の外径より1.2〜1.4倍の直径をもつホ
ブにより、上記出力歯車の大歯車の歯面を、歯筋方向の
凹面形状に成形した。
【0022】この第7の発明による直交軸減速電動機
は、上記出力歯車と伝達歯車との直交歯車対を炭素鋼を
熱処理することにより、硬度H・RC50〜60とす
る。
【0023】この第8の発明による直交軸減速電動機
は、CBNコーティングボブにより、上記直交軸対の大
歯車の歯筋方向に凹面を熱処理した後に、加工する。
【0024】この第9の発明による直交軸電動機の製造
方法は、ギヤケース9の開口部9aを介して上記出力歯
車5を収納した後、この出力歯車を貫通する出力軸を、
上記ギヤケースの側板の両方に設けた貫通軸受穴を介し
て挿通し、軸受けで支承する。このとき、上記開口部を
介して伝達歯車を収納した後、上記開口部側に電動機部
を取付けた。
【0025】この第10の発明による直交軸減速電動機
はギヤケース9の一方の側板にのみ軸受穴を形成した。
【0026】
【実施例】次に、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1,図2はこの発明の実施例1による2段減速
直交軸減速電動機の斜視図,平面図、図3は図2の平面
図のA−A′方向の断面図、図4は図2の平面図のB−
B′方向の断面図である。尚、図20〜図24(従来
例)と同じものには同一符号を用いている。この実施例
1の電動機において、電動機部1は、筒状のケーシング
1aと、固定子巻線1bと、ロータ2aと、このロータ
2aが外周に取付けられたモートル軸2と、ケーシング
1aの底部を塞ぐとともにモートル軸2の軸受け2bを
中央に有する底板2cとから成る。ケーシング1aの前
部には、この前部の開口を塞ぐ前面板として機能すると
ともに、モートル軸2の軸受け2dを中央に有するブラ
ケット14が取付けられている。このブラケット14
は、後述するように四角形状であり、ギヤケース9の前
部のモータ取付部側に開口された四角形状の開口部9a
を塞ぐように、ネジ14aで取付けられる。
【0027】ギヤケース9は左右の側板9r,9sと、
基板9cと、天板9dと、背板9eとから成る。この基
板9cと背板9eとの交差部は円形状部9fとなってお
り、また、側板9rと側板9sの上部寄りにはボス9m
が設けられている。このボス9m,9mの軸受穴9g,
9hにはモートル軸2と直角方向に延長する出力軸8が
挿通される。なお、この出力軸8は、ケーシング9の内
部に、側板9s側から収納された第4歯車(出力歯車)
5の穴部5aを貫通する。この出力軸8の前後は、軸受
22,23で支承され、この軸受22,23は上記ボス
9m,9mに嵌合され、かつボス9m,9mに設けられ
た止め輪溝9i,9jに固定されたC形止め輪24,2
5で保持されている。ボス9m,9mの開口部は、オイ
ルシール26,シールキャップ27で塞がれている。な
お、出力軸8の先端はオイルシール26より突出してい
る。
【0028】ギヤケース9の内部において、第4歯車5
の下部の空間には、出力軸8と直交するように(モート
ル軸2と平行方向に)延長され、かつ、第4歯車5に噛
合うウォームギヤより成り、伝達歯車としての第3歯車
4が位置されている。第3歯車4と第4歯車5とは軸心
が直交する直交歯車対であり、この第4歯車5の一端
は、背板9eの内面に設けられたボス9nに嵌合された
軸受28で支承され、他端は、上記ブラケット14の内
面側に設けられたボス9qに嵌合された軸受29で支承
されている。この第3歯車4の他端側には伝達歯車とし
ての第2歯車3が固定されている。この第2歯車3は平
歯車より成り、これにはモートル軸2の先端の駆動歯車
としての、第1歯車2fが噛合っている。この実施例1
から明らかなように、ギヤケース9は一体化して作られ
ており、そのギアケースの開口部9aはモートル軸方向
のみ1ヵ所である。また、この開口部9aは最大歯車で
ある第4歯車5の直径よりも大きく、この第4歯車をこ
の開口部から出し入れできる。
【0029】以上のように、この実施例1の電動機で
は、図3又は図4で示すようにギヤケース9及び電動機
部1の開口部9aがモートル軸2の方向のみ1箇所であ
り、ギヤケース9が一体化されて構成されている。この
ため、この電動機を構成する部品の数を減らすととも
に、この電動機の加工費を削減する。更に、一体化され
たギヤケースのため剛性が向上し、製品の品質が向上す
る。また、この実施例1では両方の側板9r,9sそれ
ぞれボス9m,9mを設けたものとして説明したが、一
方の側板9r側のボス9mが、蓋体で塞がれた構造と
し、このボス9mに嵌合する軸受23を、側板9sのボ
ス9m開口部側から収納するようにしてもよい。また、
この実施例1に示す第3歯車4と第4歯車5の中心軸が
直交すれば、ウォームギヤ対でも、ベベル歯車対でもよ
く、また、同一方向のねじれ角45度をもつはすば歯車
でもよい。
【0030】図5〜図7は本発明の実施例2による2段
減速直交軸減速電動機の平面図,左側面図,右側面図で
ある。図5,図6において、ギヤケース9には、出力軸
8の軸方向にギヤケースを補強する補強リブの役目をす
るリブ9wを備えている。このリブ9wは、ギヤケース
9の電動機1側の開口部から見た図7で示すように、ギ
ヤケース幅を段階的に増加させたものである。すなわ
ち、図5〜図7で示すように、リブ9wはギヤケース9
に段階状に設けられ、その外観は従来の補強リブと比べ
て構造が単純化されている。尚、この実施例1,2では
2段減速直交軸減速電動機について、図1〜図7を用い
て説明したが、図12,図13に示すような3段減速直
交軸減速電動機を用いても、この実施例と同じ効果が期
待できる。
【0031】図8は本発明の実施例3による直交軸減速
電動機の側面図であり、図3のブラケット14を第2歯
車3側から見た図である。図8で示すように、インロー
部14g,14hは対称となる位置に2箇所ずつ、すな
わち、合計4箇設けられている。さらにこのインロー部
14g,14hの全長の中央部には、他の部分よりもわ
ずかに大きな幅の寸法(0.05mm程度)をもつ凸部
e,fが4箇所設けられており、これら凸部e,fの幅
寸法C1,C2が図3のギヤケース9の開口部9aとイ
ンロー嵌合する。凸部e,fの長さは幅寸法C1,C2
の全長(1/2)〜(1/10)であり、凸部e,fと
の段差は約0.05〜0.2mmとする。この実施例3
では、一例を図8で示したように、正規のインロー幅、
すなわち幅寸法C1,C2の長さ方向の長さはそれぞれ
凸部e,fの長さよりも短いため、機械制度も良く、図
3のギヤケース9の開口部9aへの組み込みも容易にな
る。この実施例3では、ブラケット14の一部に凸部を
設けた例について説明したが、ギヤケース9のインロー
部に凸部を設けてもよい。
【0032】図9,図10はこの発明の応用例による2
段減速直交軸減速電動機の断面図である。尚、この図
9,図10における構成は、それぞれ図3,図4と同一
である。この図9,図10の断面図にはこの応用例によ
る寸法A,Bが記入されている。図9において、第3歯
車4と第4歯車5は、これらの中心軸が直交する直交歯
車対である。図9における第3歯車4の中心軸と出力軸
8の中心軸との間の距離Aと、第3歯車4を回転自在に
支承する軸受16の一端から出力軸8の中心軸までの距
離Bは、長さが等しい。すなわち、後述する図11,図
12における第6歯車7及び出力軸8は、図9の第4歯
車5及び出力軸8を、モートル軸2の軸方向にこのモー
トル軸側に対して反対方向に平行移動させたものであ
る。この平行移動により生じる空間に、図11で示すよ
うに、第4歯車5と第5歯車6とを、それぞれ第3歯車
4及び第6歯車7に噛み合う位置に設けることによっ
て、図9で示す2段減速直交軸減速電動機から図11で
示す3段減速直交軸減速電動機を形成したものである。
この場合、第6歯車7及び第4歯車5は出力軸8と一体
形成されている。第4歯車5は、図11では第6歯車7
に相当している。従って、図11の3段減速直交軸減速
電動機を構成する場合、図9の第4歯車5をモートル軸
2の軸方向に移動させて、図11の第6歯車7となるこ
とはいうまでもない。この結果、図9の2段減速直交軸
減速電動機の寸法A,Bが同一であれば、機械加工が容
易であり、更に組立治工具の互換性が得られ、センタハ
イトHも同一にできる。
【0033】図13〜図15は、この発明の実施例4,
5による減速直交軸減速電動機のギヤケース等を示す図
であり、ギヤケース13を上部から見た図である。ま
た、図15は図11のギヤケースのみの外観図である。
また、図14はこの実施例5による名板の一例を示す図
である。図14に示す名板18の一部には、出力軸8の
ギヤケース9からの突出方向を示すマーク18aが印刷
されている。また、図15の名板19にも同様に出力軸
8の突出方向を示すマーク19aが印刷されている。図
15のギヤケース17の一面には、マーク20が浮彫
(英文字“L”)されており、この場合の“L”は出力
軸8の突出方向が左であることを示している。なお、図
15のギヤケース17の反対側には、図示していない
が、出力軸8の突出方向が右であることを示す“R”が
浮彫されている。この実施例4,5によれば、図13〜
図15に示すように、出力軸8の突出方向にマーク18
a,19a,20を名板17,18及びギヤケース9又
は17の一部に設けているので、組立作業時に正しく出
力軸を突出させることができる。また、出荷時の確認も
容易になる。図13,図15では、太い黒線によるマー
クを示したが、例えば細線でも、○(マル)印でも、軸
の方向がわかればよい。また、図15では、アルファベ
ットのLを示しているが、例えば、漢字の「左」等でも
よい。
【0034】図16〜図18は、この発明の実施例6に
よる電動機の歯車を加工するホブを詳細に示した図であ
る。図18は、図11に示す例えば第4歯車5の歯面を
加工するボブ(加工用器具)詳細に示す図である。図1
6において、30はホブである。図16の歯面は曲率半
径RGを持っており、歯筋方向に凹面形状となってい
る。この曲率半径RGは、図11の第4歯車5と噛み合
う第3歯車4の外径よりも、1.2〜1.4倍の大きな
直径をもつホブを第4歯車5の半径方向に送ることによ
って形成される。図11を用いて説明すると、図16の
ホブ外径φDは図15の第3歯車4の外径φdより1.
2〜1.4倍大きく、このホブで図11の第4歯車5を
加工すると、理想的な曲率半径RGをもつ第4歯車5が
形成されることになる。この実施例6によれば、第4歯
車と噛み合う第3歯車4の外径より1.2〜1.4倍大
きい外径を持つホブで加工されているので、歯面への潤
滑済の引き込みが最適となるばかりでなく、第3歯車4
と第4歯車5の機械加工の誤差も十分吸収でき、電動機
の製品の品質が均一になる。
【0035】この発明の実施例7では、例えば、図11
に示す第3歯車4及び第4歯車5は一般にそれぞれ小歯
車、大歯車と呼ばれる歯車である。これらの歯車の材料
は共に炭素鋼からなり、高周波処理により作られた直交
する歯車対である。この実施例7によれば、第3歯車4
と第4歯車5の材料を炭素鋼としているので、入手しや
すい。また、高周波炭入れ処理をしているので耐摩耗性
に優れている。
【0036】この発明による実施例8では、図11に示
す第4歯車5が熱処理前に標準のホブで歯切加工され、
熱処理後にCBN(立法晶室化ホウ素)をコーティング
したホブでさらに加工したものである。この実施例8に
よれば、熱処理後もCBNコーティングしたホブでさら
えるので、熱処理による変形を除去する。また製品の品
質を均一化する。
【0037】次に、本発明の直交軸減速電動機の製造方
法について、図19のフローチャートと図3,図4を用
いて説明する。まず、図19のステップS1に示すよう
に、モータ側開口部9a側よりギヤケース9内に第4歯
車5を収納する。次にステップS2では、この第4歯車
5(図3)の穴部5aが側板9r,9sを向くようにセ
ットした状態で、出力軸8をボス9m,9mを介して穴
部5aに嵌合させて挿入し、出力軸8のほぼ中央に第4
歯車5を位置させる。ステップS3ではこの出力軸8の
両側の軸受け22,23をボス9m,9mに嵌合し、ス
テップS4では、止め輪溝9i,9jを取付けてストッ
パ組付を行い、ステップS5ではオイルシール26,シ
ールキャップ27を組付ける。他方、ステップS6で
は、第3歯車4に第2歯車3を圧入,キー止めして組立
てを行い、ステップS7では、軸受28,29を第3歯
車4の両側に嵌合して組付けを行っておく。ステップS
8では、このような組立体における軸受28をボス9n
に嵌合し、ステップS9では、電動機部1のブラケット
14の組付けを行いつつ、ベアリング軸受29のベアリ
ングをボス9mに嵌合し、この際、第1歯車2fを第2
歯車3に噛合せて、組立てを終了する。
【0038】
【発明の効果】この第1の発明によれば、ギヤケースの
電動機部が取付けられる側に開口部を設け、この開口部
を介して上記出力歯車を収納するようにしたので、この
電動機のギヤケースの剛性が向上するとともに、この電
動機の品質を向上できる効果がある。
【0039】この第2の発明によれば、ギヤケースにお
ける開口部側の幅を、出力軸の軸方向に段階的に増加し
て成る補強部分を設けるようにしたので、ギヤケースの
外観を単純化してギヤケースの強度を高める効果があ
る。
【0040】この第3の発明によれば、当該ブラケット
を上記開口部にインロー嵌合するようにしたので、機械
加工制度も良くなるため、ギヤケースの開口部へのブラ
ケットの組み込みが容易になる効果がある。
【0041】この第4の発明によれば、表示手段によ
り、電動機を組み立てる際に、出力軸の向きを示すよう
にしたので、電動機を組み立てるときに、ギヤケースに
おける出力軸の組み立て(突出)方向のミスがなくなる
効果がある。
【0042】この第5の発明によれば、上記一体形成さ
れマークにより、電動機を組み立てる際に、出力軸の向
きを示すようにしたので、電動機を組み立てるときに、
ギヤケースにおける出力軸の組み立て(突出)方向のミ
スがなくなる効果がある。
【0043】この第6の発明によれば、伝達歯車の小歯
車の外径より1.2〜1.4倍のホブで、上記出力歯車
の大歯車の歯面を、歯筋方向の凹面形状に成形するよう
にしたので、電動機の品質を高める効果がある。
【0044】この第7の発明によれば、上記出力歯車と
伝達歯車との直交歯車対を炭素鋼を熱処理して得るよう
にし、硬度H・RC50〜60としたので、耐摩耗性に
優れた歯車を得られる効果がある。
【0045】この第8の発明によれば、出力歯車は熱処
理された後に、CBNコーティングボブで歯筋方向に凹
面を加工するようにしたので、電動機の品質を高める効
果がある。
【0046】この第9の発明による直交軸電動機の製造
方法は、上記出力歯車を収納した後、この出力歯車を貫
通する出力軸を、上記ギヤケースの側板の両方に設けた
貫通軸受穴を介して挿通し、軸受けで支承し、ついで上
記開口部を介して伝達歯車を収納した後、上記開口部側
に電動機部を取り付けるようにしたので、電動機の品質
を向上できる効果がある。
【0047】この第10の発明によれば、ギヤケースの
一方の側板にのみ貫通軸受穴を形成したので、この電動
機のギヤケースの剛性が向上するとともに、この電動機
の品質を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による2段減速直交軸減速
電動機の斜視図である。
【図2】図1の電動機の平面図である。
【図3】図2のA−A′方向の断面図である。
【図4】図3のB−B′方向の断面図である。
【図5】この発明の実施例2による2段減速直交軸電動
機の平面図である。
【図6】図5の電動機の左側面図である。
【図7】図5の電動機の右側面図である。
【図8】この発明の実施例3による2段減速直交軸電動
機を示す側面図であり、図3のブラケットを第2歯車側
から見た図である。
【図9】この発明の応用例による2段減速直交軸電動機
の断面図である。
【図10】図9の電動機の断面図である。
【図11】この発明の応用例による2段減速直交軸電動
機の断面図である。
【図12】図11に続く断面図である。
【図13】この発明の実施例4,5による減速直交軸減
速電動機のギヤケースを示す正面図である。
【図14】図13に取付けられる名板を示す図である。
【図15】図13と同じく、実施例4,5によるギヤケ
ースを示す図である。
【図16】この発明の実施例6〜8による減速直交軸減
速電動機内の歯車を加工するホブを示す図である。
【図17】図16と同じくホブを示す図である。
【図18】図16,図17のボブで加工される歯車の歯
を詳細に示す斜視図である。
【図19】この発明の実施例9による減速直交軸減速電
動機の組み立て方法を示すフローチャートである。
【図20】従来の減速直交軸減速電動機を示す断面図で
ある。
【図21】従来の減速直交軸減速電動機を示す断面図で
ある。
【図22】従来の減速直交軸減速電動機を示す外観図で
ある。
【図23】従来の減速直交軸減速電動機を示す外観図で
ある。
【図24】従来の減速直交軸減速電動機を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 電動機部 4 第3歯車 5 第4歯車 8 出力軸 9,17 ギヤケース 10,14 ブラケット 18 名板 20 マーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
フロントページの続き (72)発明者 古賀 輝久 福岡市西区今宿東一丁目1番1号 三菱電 機株式会社福岡製作所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に駆動歯車を有するモートル軸を備
    えた電動機部と、この電動機部の前部側が取付けられる
    とともに、上記駆動歯車の駆動力を伝達する伝達歯車
    と,この伝達歯車により回動される出力歯車と,この出
    力歯車を貫通する出力軸を支承する側板とから成るギヤ
    ケースとを備えた直交軸減速電動機において、上記ギヤ
    ケースの電動機部が取付けられる側に開口部を設け、こ
    の開口部を介して上記出力歯車を収納するようにしたこ
    とを特徴とする直交軸減速電動機。
  2. 【請求項2】 ギヤケースにおける開口部側の幅を、出
    力軸の軸方向に段階的に増加して成る補強部分を設けた
    ことを特徴とする直交軸減速電動機。
  3. 【請求項3】 先端に駆動歯車を有するモートル軸を備
    えた電動機部と、この電動機部の前部側が取付けられる
    とともに、上記駆動歯車の駆動力を伝達する伝達歯車
    と,この伝達歯車により回動される出力歯車と,この出
    力歯車を貫通する出力軸を支承する側板とから成るギヤ
    ケースとを備えた直交軸減速電動機において、上記ギヤ
    ケースの電動機部が取付けられる側に非円形状の開口部
    を設け、この開口部を介して上記出力歯車を収納するよ
    うにし、上記電動機部の前面板を構成する非円形状のブ
    ラケットの外周に部分的にインロー部を形成して、当該
    ブラケットを上記開口部にインロー嵌合したことを特徴
    とする直交軸減速電動機。
  4. 【請求項4】 先端に駆動歯車を有するモートル軸を備
    えた電動機部と、この電動機部の前部側が取付けられる
    とともに、上記駆動歯車の駆動力を伝達する伝達歯車
    と,この伝達歯車により回動される出力歯車と,この出
    力歯車を貫通する出力軸を支承する側板とから成るギヤ
    ケースとを備えた直交軸減速電動機において、上記ギヤ
    ケースの電動機部が取付けられる側に開口部を設け、こ
    の開口部を介して上記出力歯車を収納するようにし、上
    記ギヤケースの外表面に、出力軸の向きを表示する手段
    を設けたことを特徴とする直交軸減速電動機。
  5. 【請求項5】 先端に駆動歯車を有するモートル軸を備
    えた電動機部と、この電動機部の前部側が取付けられる
    とともに、上記駆動歯車の駆動力を伝達する伝達歯車
    と,この伝達歯車により回動される出力歯車と,この出
    力歯車を貫通する出力軸を支承する側板とから成るギヤ
    ケースとを備えた直交軸減速電動機において、上記ギヤ
    ケースの電動機部が取付けられる側に開口部を設け、こ
    の開口部を介して上記出力歯車を収納するようにし、上
    記ギヤケースの外表面に、出力軸の向きを示すマークを
    一体形成したことを特徴とする直交軸減速電動機。
  6. 【請求項6】 先端に駆動歯車を有するモートル軸を備
    えた電動機部と、この電動機部の前部側が取付けられる
    とともに、上記駆動歯車の駆動力を伝達する伝達歯車
    と,この伝達歯車により回動される出力歯車と,この出
    力歯車を貫通する出力軸を支承する側板とから成るギヤ
    ケースとを備えた直交軸減速電動機において、上記ギヤ
    ケースの電動機部が取付けられる側に開口部を設け、こ
    の開口部を介して上記出力歯車を収納するようにし、上
    記駆動歯車が噛合う伝達歯車の小歯車と、上記出力歯車
    の大歯車とのねじれ角を45°で直交に噛合わせ、上記
    小歯車の外径の1.2〜1.4倍の直径のホブで上記大
    歯車の歯面の歯筋方向に凹面を形成したことを特徴とす
    る直交軸減速電動機。
  7. 【請求項7】 先端に駆動歯車を有するモートル軸を備
    えた電動機部と、この電動機部の前部側が取付けられる
    とともに、上記歯車の駆動力を伝達する伝達歯車と,こ
    の伝達歯車により回動される出力歯車と,この出力歯車
    を貫通する出力軸を支承する側板とから成るギヤケース
    とを備えた直交軸減速電動機において、上記ギヤケース
    の電動機部が取付けられる側に開口部を設け、この開口
    部を介して上記出力歯車を収納するようにし、上記駆動
    歯車が噛合う伝達歯車の小歯車と、上記出力歯車の大歯
    車とのねじれ角を45°で直交に噛合わせ、この直交歯
    車対の材料を炭素鋼とし、H・RC50〜60となるよ
    うに熱処理したことを特徴とする直交軸減速電動機。
  8. 【請求項8】 上記直交歯車対の大歯車の歯筋方向に形
    成された凹面を熱処理後、CBNコーティングホブで仕
    上げ加工したことを特徴とする請求項7記載の直交軸減
    速電動機。
  9. 【請求項9】 先端に駆動歯車を有するモートル軸を備
    えた電動機部と、この電動機部の前部側が取付けられる
    とともに、上記駆動歯車の駆動力を伝達する伝達歯車
    と,この伝達歯車により回動される出力歯車と,この出
    力歯車を貫通する出力軸を支承する側板とから成るギヤ
    ケースとを備えた直交軸減速電動機の製造方法におい
    て、上記ギヤケースの電動機部が取付けられる側に開口
    部を設け、この開口部を介して上記出力歯車を収納した
    後、この出力歯車を貫通する出力軸を、上記ギヤケース
    の側板の両方に設けた貫通軸受穴を介して挿通し、軸受
    けで支承し、ついで上記開口部を介して伝達歯車を収納
    した後、上記開口部側に電動機部を取付けたことを特徴
    とする直交軸減速電動機の製造方法。
  10. 【請求項10】 先端に駆動歯車を有するモートル軸を
    備えた電動機部と、この電動機部の前部側が取付けられ
    るとともに、上記駆動歯車の駆動力を伝達する伝達歯車
    と,この伝達歯車により回動される出力歯車と,この出
    力歯車を貫通する出力軸を支承する側板とから成るギヤ
    ケースとを備えた直交軸減速電動機において、上記ギヤ
    ケースの電動機部が取付けられる側に開口部を設け、こ
    の開口部を介して上記出力歯車を収納するようにし、上
    記ギヤケースの一方の側板にのみ貫通軸受穴を形成し、
    この貫通軸受穴を介して上記出力軸を挿通し、かつ軸受
    を介して支承したことを特徴とする直交軸減速電動機。
JP5092335A 1993-03-26 1993-03-26 直交軸減速電動機及びその製造方法 Pending JPH06284636A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007113675A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Mitsubishi Electric Corp ウォーム歯車

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JP2007113675A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Mitsubishi Electric Corp ウォーム歯車

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