JPH06285015A - 位置感覚の呈示装置 - Google Patents
位置感覚の呈示装置Info
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- JPH06285015A JPH06285015A JP5073559A JP7355993A JPH06285015A JP H06285015 A JPH06285015 A JP H06285015A JP 5073559 A JP5073559 A JP 5073559A JP 7355993 A JP7355993 A JP 7355993A JP H06285015 A JPH06285015 A JP H06285015A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は人間の振動・圧感覚に対する性質に
着目したもので、直接触れることができない対象物を操
作するときに、その対象物の状態を振動・圧感覚の変化
として呈示することにより、危険を回避し、より正確で
簡単な操作を可能にする位置感覚の呈示装置を提供す
る。 【構成】 直接触れることのできない対象物に対する操
作状態および動作状態を操作者の皮膚に呈示する位置感
覚の呈示装置であって、前記操作状態および動作状態を
検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に応
じて駆動される振動子を用いて振動感覚および圧感覚の
うちの少なくともいずれか一方を前記操作者に呈示する
感覚呈示手段とを具備してなることを特徴とする。
着目したもので、直接触れることができない対象物を操
作するときに、その対象物の状態を振動・圧感覚の変化
として呈示することにより、危険を回避し、より正確で
簡単な操作を可能にする位置感覚の呈示装置を提供す
る。 【構成】 直接触れることのできない対象物に対する操
作状態および動作状態を操作者の皮膚に呈示する位置感
覚の呈示装置であって、前記操作状態および動作状態を
検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信号に応
じて駆動される振動子を用いて振動感覚および圧感覚の
うちの少なくともいずれか一方を前記操作者に呈示する
感覚呈示手段とを具備してなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直接触れることがで
きない物を対象として操作する時に、操作状態および対
象物の状態を、振動あるいは圧感覚の位置として呈示し
ようとするもので、更に詳しくは、振動・圧感覚の連続
的な移動感や拡がり感の制御により呈示する位置感覚の
呈示装置に関する。
きない物を対象として操作する時に、操作状態および対
象物の状態を、振動あるいは圧感覚の位置として呈示し
ようとするもので、更に詳しくは、振動・圧感覚の連続
的な移動感や拡がり感の制御により呈示する位置感覚の
呈示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直接触れることのできない物を対象とし
て作業する装置で、操作者が操作をおこなう操作部と、
それによって対象物に直接作業をおこなう動作部とから
構成され、その対象物を間接的に取り扱う装置として、
例えば、内視鏡を用いた診断・治療が挙げられる。
て作業する装置で、操作者が操作をおこなう操作部と、
それによって対象物に直接作業をおこなう動作部とから
構成され、その対象物を間接的に取り扱う装置として、
例えば、内視鏡を用いた診断・治療が挙げられる。
【0003】図1は、内視鏡を体内で操作する様子の概
略を模擬的に示したものである。内視鏡1aは、体内、
例えば胃1cに挿入され、操作部1bを操作することに
より、先端部が自在に曲るような構成になっており、そ
れにより、任意の方向の診断ができる。また、図2は、
内視鏡を用いたポリープ切除手術を示す概略図である。
略を模擬的に示したものである。内視鏡1aは、体内、
例えば胃1cに挿入され、操作部1bを操作することに
より、先端部が自在に曲るような構成になっており、そ
れにより、任意の方向の診断ができる。また、図2は、
内視鏡を用いたポリープ切除手術を示す概略図である。
【0004】すなわち、図2(a)に示すように、ポリ
ープ2aにスネア(処置具)2bをかけて徐々に絞り、
図2(b)に示すようにポリープの血流が遮断されたと
ころで、高周波を通電して切除するというものである。
ところで、このような内視鏡を用いた診断・治療には、
実際には以下のような課題がある。
ープ2aにスネア(処置具)2bをかけて徐々に絞り、
図2(b)に示すようにポリープの血流が遮断されたと
ころで、高周波を通電して切除するというものである。
ところで、このような内視鏡を用いた診断・治療には、
実際には以下のような課題がある。
【0005】内視鏡の先端を曲げながら体内に挿入した
り、任意方向を診察しようとする時には、先端で観察さ
れる画像と内視鏡の挿入抵抗のみを頼りに挿入操作をお
こなっており、図1(b)に示すように、内視鏡1aの
先端が患者の胃1cの内壁を圧迫して、患者に苦痛を与
えるという課題がある。
り、任意方向を診察しようとする時には、先端で観察さ
れる画像と内視鏡の挿入抵抗のみを頼りに挿入操作をお
こなっており、図1(b)に示すように、内視鏡1aの
先端が患者の胃1cの内壁を圧迫して、患者に苦痛を与
えるという課題がある。
【0006】また、ポリープ2aを切除する時には、操
作者にはスネア2bで絞る操作感覚が伝わらないため、
スネア2bで機械的に絞り切ってしまわないように図示
しない内視鏡画像を確認しながら、慎重に操作すること
が求められる。
作者にはスネア2bで絞る操作感覚が伝わらないため、
スネア2bで機械的に絞り切ってしまわないように図示
しない内視鏡画像を確認しながら、慎重に操作すること
が求められる。
【0007】以上のように、直接触れることができない
対象物を操作する時に、操作者がその操作状態を知るこ
とができないため、慎重な観察・操作と相当の熟練が要
求される。そこで操作者に対象物に対する操作状況を呈
示すれば、より正確で、危険の少ない操作が可能とな
る。
対象物を操作する時に、操作者がその操作状態を知るこ
とができないため、慎重な観察・操作と相当の熟練が要
求される。そこで操作者に対象物に対する操作状況を呈
示すれば、より正確で、危険の少ない操作が可能とな
る。
【0008】上述の操作状況に関する情報を呈示する方
法として、例えば対象物との接触状況を検出し、予め設
定した閾値を超えた時点で、ランプを点灯したり、ブザ
ーを鳴らす方法が考えられる。しかしながら、この方法
では接触または非接触という2値的にしか呈示できな
い。
法として、例えば対象物との接触状況を検出し、予め設
定した閾値を超えた時点で、ランプを点灯したり、ブザ
ーを鳴らす方法が考えられる。しかしながら、この方法
では接触または非接触という2値的にしか呈示できな
い。
【0009】そこで、連続的な刺激を呈示する手段のひ
とつとして、皮膚に振動・圧感覚を呈示し、その感覚を
移動させたり、心理的拡がり感を変化させたりする方法
が有効と考えられる。
とつとして、皮膚に振動・圧感覚を呈示し、その感覚を
移動させたり、心理的拡がり感を変化させたりする方法
が有効と考えられる。
【0010】これらを実現するための方法としては、例
えば、ある面積に敷き詰めるように振動子を並べ、振動
感覚・圧感覚を呈示したい位置あるいは範囲の振動子を
それぞれ駆動する方法が、考えられる。図3に、振動・
圧感覚の移動感を呈示する構成および説明の概略を示
す。図3(a)において、3aは駆動回路、3bは振動
子アレイを示す。振動子アレイ3bのうち、任意の一つ
の振動子を選択的に駆動することにより、振動・圧感覚
の移動感が呈示できる。図3(b)に、振動・圧感覚が
2点AB間を移動する様子を示す。また、図4に、振動
・圧感覚の心理的拡がり感を呈示する構成および説明の
概略を示す。図4(a)において、4aは駆動回路、4
bは振動子アレイを示す。振動子アレイ4aのうち、任
意の数の振動子を選択的に駆動することにより、振動・
圧感覚の移動感が呈示できる。図4(b),(c)に、
振動・圧感覚の拡がり感が狭い範囲から広い範囲に変化
する様子を示す。
えば、ある面積に敷き詰めるように振動子を並べ、振動
感覚・圧感覚を呈示したい位置あるいは範囲の振動子を
それぞれ駆動する方法が、考えられる。図3に、振動・
圧感覚の移動感を呈示する構成および説明の概略を示
す。図3(a)において、3aは駆動回路、3bは振動
子アレイを示す。振動子アレイ3bのうち、任意の一つ
の振動子を選択的に駆動することにより、振動・圧感覚
の移動感が呈示できる。図3(b)に、振動・圧感覚が
2点AB間を移動する様子を示す。また、図4に、振動
・圧感覚の心理的拡がり感を呈示する構成および説明の
概略を示す。図4(a)において、4aは駆動回路、4
bは振動子アレイを示す。振動子アレイ4aのうち、任
意の数の振動子を選択的に駆動することにより、振動・
圧感覚の移動感が呈示できる。図4(b),(c)に、
振動・圧感覚の拡がり感が狭い範囲から広い範囲に変化
する様子を示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の方法
では、以下の課題がある。 (1)構成面では振動子が大量に必要になるという課題
があり、また制御が複雑になる。 (2)機能面では、振動子が大きさを持つため、離散的
な移動感しか呈示できず、連続的な移動感の呈示が不可
能で、機能として十分とはいえない。 ところで、人間の振動・圧感覚には次に示すような性質
のあることが音響振動工学の分野で明かにされている。
第1に、皮膚上の離れた2点に、同時に振動を呈示する
時、その刺激の強度差により、振動感覚を得る位置が異
なるという性質がある。すなわち、図5において、5
a、5bを振動子とする時、振動感覚を感じる位置は以
下のようになる。 (1)刺激の強度差が0の時には、2つの振動子の中間
の位置(図5a)。 (2)強度差がある時には、強度が高い振動子の側に、
強度差に応じて、中間からずれた位置(図5b)。 第2に、皮膚上の離れた2点に、同一強さで振動を呈示
する時、その刺激の時間差により、振動感覚を得る位置
が異なるという性質がある。すなわち、図6において、
6a、6bを振動子とする時、振動感覚を感じる位置は
以下のようになる。 (1)刺激の時間差が0の時は、2つの振動子の中間の
位置(図6a)。 (2)時間差がある時(1msec以下)には、刺激が先行
する振動子の側に、時間差に応じて2振動子の中間から
ずれた位置(図6b)。 第3に、皮膚上のある1点に、振動を呈示する時、刺激
の周波数と、波形によって感覚の心理的拡がり感が変化
するという性質がある。すなわち、図7において、7a
を振動子とする時、振動・圧感覚を感じる位置および大
きさは以下のようになる。 (1)振動周波数が高くなるにつれ、狭い範囲で、強く
感じる(図7a、7b)。 (2)同一周波数の時、正弦波よりクリックで駆動する
方が、狭い範囲で、強く感じる(図7b、7c)。 第4に、皮膚上の離れた2点に振動を呈示する時、2つ
の駆動信号の相互相関係数により、振動感覚を得る範囲
が異なるという性質がある。2つの駆動信号をそれぞ
れ、p(t)、q(t)とする時、相互相関係数φは、
次式で表される。
では、以下の課題がある。 (1)構成面では振動子が大量に必要になるという課題
があり、また制御が複雑になる。 (2)機能面では、振動子が大きさを持つため、離散的
な移動感しか呈示できず、連続的な移動感の呈示が不可
能で、機能として十分とはいえない。 ところで、人間の振動・圧感覚には次に示すような性質
のあることが音響振動工学の分野で明かにされている。
第1に、皮膚上の離れた2点に、同時に振動を呈示する
時、その刺激の強度差により、振動感覚を得る位置が異
なるという性質がある。すなわち、図5において、5
a、5bを振動子とする時、振動感覚を感じる位置は以
下のようになる。 (1)刺激の強度差が0の時には、2つの振動子の中間
の位置(図5a)。 (2)強度差がある時には、強度が高い振動子の側に、
強度差に応じて、中間からずれた位置(図5b)。 第2に、皮膚上の離れた2点に、同一強さで振動を呈示
する時、その刺激の時間差により、振動感覚を得る位置
が異なるという性質がある。すなわち、図6において、
6a、6bを振動子とする時、振動感覚を感じる位置は
以下のようになる。 (1)刺激の時間差が0の時は、2つの振動子の中間の
位置(図6a)。 (2)時間差がある時(1msec以下)には、刺激が先行
する振動子の側に、時間差に応じて2振動子の中間から
ずれた位置(図6b)。 第3に、皮膚上のある1点に、振動を呈示する時、刺激
の周波数と、波形によって感覚の心理的拡がり感が変化
するという性質がある。すなわち、図7において、7a
を振動子とする時、振動・圧感覚を感じる位置および大
きさは以下のようになる。 (1)振動周波数が高くなるにつれ、狭い範囲で、強く
感じる(図7a、7b)。 (2)同一周波数の時、正弦波よりクリックで駆動する
方が、狭い範囲で、強く感じる(図7b、7c)。 第4に、皮膚上の離れた2点に振動を呈示する時、2つ
の駆動信号の相互相関係数により、振動感覚を得る範囲
が異なるという性質がある。2つの駆動信号をそれぞ
れ、p(t)、q(t)とする時、相互相関係数φは、
次式で表される。
【0012】
【数1】 図7(d),(e),(f)において、8a,8bを振
動子とする時、振動感覚を感じる位置は以下のようにな
る。 (1)相関係数φ=1、即ち2つの信号が等しい時は、
2振動子の中間の一点(図7d)。 (2)相関係数φが0<φ<1の時、振動子の中点を中
心に拡がりを持つ範囲(図7e)。 (3)相関係数φ=0のとき、2振動子間全体(図8
f)。
動子とする時、振動感覚を感じる位置は以下のようにな
る。 (1)相関係数φ=1、即ち2つの信号が等しい時は、
2振動子の中間の一点(図7d)。 (2)相関係数φが0<φ<1の時、振動子の中点を中
心に拡がりを持つ範囲(図7e)。 (3)相関係数φ=0のとき、2振動子間全体(図8
f)。
【0013】本発明はこのような人間の振動・圧感覚に
対する性質に着目したもので、直接触れることができな
い対象物を操作するときに、その対象物の状態を振動・
圧感覚の変化として呈示することにより、危険を回避
し、より正確で簡単な操作を可能にする位置感覚の呈示
装置を提供することを目的としている。
対する性質に着目したもので、直接触れることができな
い対象物を操作するときに、その対象物の状態を振動・
圧感覚の変化として呈示することにより、危険を回避
し、より正確で簡単な操作を可能にする位置感覚の呈示
装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の位置感覚の呈示装置は、操作状態および動
作状態を検出する検出手段と、振動子を用いて、移動感
覚または圧感覚を呈示する感覚呈示手段とを備える。
に、本発明の位置感覚の呈示装置は、操作状態および動
作状態を検出する検出手段と、振動子を用いて、移動感
覚または圧感覚を呈示する感覚呈示手段とを備える。
【0015】すなわち、本発明によると、直接触れるこ
とのできない対象物に対する操作状態および動作状態を
操作者の皮膚に呈示する位置感覚の呈示装置であって、
前記操作状態および動作状態を検出する検出手段と、前
記検出手段からの検出信号に応じて駆動される振動子を
用いて振動感覚および圧感覚のうちの少なくともいずれ
か一方を前記操作者に呈示する感覚呈示手段とを具備し
てなることを特徴とする位置感覚の呈示装置が提供され
る。
とのできない対象物に対する操作状態および動作状態を
操作者の皮膚に呈示する位置感覚の呈示装置であって、
前記操作状態および動作状態を検出する検出手段と、前
記検出手段からの検出信号に応じて駆動される振動子を
用いて振動感覚および圧感覚のうちの少なくともいずれ
か一方を前記操作者に呈示する感覚呈示手段とを具備し
てなることを特徴とする位置感覚の呈示装置が提供され
る。
【0016】
【作用】本発明の位置感覚の呈示装置においては、操作
状態および動作状態を、振動・圧感覚の変化として呈示
する。
状態および動作状態を、振動・圧感覚の変化として呈示
する。
【0017】
(第1実施例)
【0018】図9(a)に、本発明の第1実施例の位置
感覚の呈示装置を使用した内視鏡の構成を示す。本実施
例における内視鏡は、図示された操作部9aと、操作部
9aの近傍に設けられた操作量検出部9bと、先端の動
作部9cと、動作部に複数設けられた接触検出部9d
と、振動呈示部9gと、図示されていない信号処理部9
e、呈示制御部9f、動作制御部9hとで構成されてい
る。図8は、第1実施例の全体の構成と信号の流れを説
明するものである。
感覚の呈示装置を使用した内視鏡の構成を示す。本実施
例における内視鏡は、図示された操作部9aと、操作部
9aの近傍に設けられた操作量検出部9bと、先端の動
作部9cと、動作部に複数設けられた接触検出部9d
と、振動呈示部9gと、図示されていない信号処理部9
e、呈示制御部9f、動作制御部9hとで構成されてい
る。図8は、第1実施例の全体の構成と信号の流れを説
明するものである。
【0019】本実施例における呈示装置は、操作部9
a、操作量検出部9b、動作部9c、接触検出部9d、
信号処理部9e、呈示制御部9f、振動呈示部9g、動
作制御部9hとで構成されている。操作部9aは動作制
御部9hを介して動作部9cに接続されている。さら
に、操作部9aと動作部9cにはそれぞれ操作量検出部
9bと接触検出部9dが接続され、操作量と動作部の接
触状態を検出している。操作量検出部9bと接触検出部
9dは信号処理部9eに接続され、さらに信号処理部9
eは呈示制御部9fに接続された振動呈示部9gに接続
されている。操作者により操作部9aが操作されると、
動作制御部9hで制御される動作部9cが動作する。そ
れと同時に、操作量検出部9bで操作量が検出され、そ
の信号は信号処理部9eに送られる。
a、操作量検出部9b、動作部9c、接触検出部9d、
信号処理部9e、呈示制御部9f、振動呈示部9g、動
作制御部9hとで構成されている。操作部9aは動作制
御部9hを介して動作部9cに接続されている。さら
に、操作部9aと動作部9cにはそれぞれ操作量検出部
9bと接触検出部9dが接続され、操作量と動作部の接
触状態を検出している。操作量検出部9bと接触検出部
9dは信号処理部9eに接続され、さらに信号処理部9
eは呈示制御部9fに接続された振動呈示部9gに接続
されている。操作者により操作部9aが操作されると、
動作制御部9hで制御される動作部9cが動作する。そ
れと同時に、操作量検出部9bで操作量が検出され、そ
の信号は信号処理部9eに送られる。
【0020】また、動作部9cの近傍の接触検出部9d
では、複数の接触検出部9dのいずれかが操作により選
択すれば動作部の接触状況が検出され、その信号も信号
処理部9eに送られる。信号処理部9eでは、操作量検
出部9bおよび接触検出部9dで検出された操作量・接
触状態に応じて、振動呈示部9gで呈示する振動量に変
換する。呈示制御部9fでは、信号処理部9eの出力に
応じて振動呈示部9gで呈示する振動を制御する。振動
呈示部9gは、例えば図9(b)に示すように、ベルト
9iに、二つの振動子9j、9kが設けられ、操作者の
腕に装着されている。ボイスコイルを振動子として利用
した振動呈示部9gの一部を、図10に示す。
では、複数の接触検出部9dのいずれかが操作により選
択すれば動作部の接触状況が検出され、その信号も信号
処理部9eに送られる。信号処理部9eでは、操作量検
出部9bおよび接触検出部9dで検出された操作量・接
触状態に応じて、振動呈示部9gで呈示する振動量に変
換する。呈示制御部9fでは、信号処理部9eの出力に
応じて振動呈示部9gで呈示する振動を制御する。振動
呈示部9gは、例えば図9(b)に示すように、ベルト
9iに、二つの振動子9j、9kが設けられ、操作者の
腕に装着されている。ボイスコイルを振動子として利用
した振動呈示部9gの一部を、図10に示す。
【0021】ベルト9i上に、中心をN極、周りをS極
とした円形の磁石10aのN極とS極の間に、触覚伝達
部10bを上部に備えた円形のコイル10cにより成っ
ている。
とした円形の磁石10aのN極とS極の間に、触覚伝達
部10bを上部に備えた円形のコイル10cにより成っ
ている。
【0022】このようなボイスコイルは、交流電流を磁
気回路を介して機械的な振動に変換する装置であり、コ
イル10cに与える電流の周波数を変化させることによ
り、触覚伝達部10bにより操作者の皮膚に呈示される
振動の周波数が変化する。この場合、周波数が、人間の
振動に対する時間応答限界を超える時には、振動子の振
動は、振動感覚ではなく、圧感覚として感じられるよう
になる。次に、図11により、以上のような構成の内視
鏡の具体的な動作と効果を説明する。図において、9
j、9kは、振動子を示す。
気回路を介して機械的な振動に変換する装置であり、コ
イル10cに与える電流の周波数を変化させることによ
り、触覚伝達部10bにより操作者の皮膚に呈示される
振動の周波数が変化する。この場合、周波数が、人間の
振動に対する時間応答限界を超える時には、振動子の振
動は、振動感覚ではなく、圧感覚として感じられるよう
になる。次に、図11により、以上のような構成の内視
鏡の具体的な動作と効果を説明する。図において、9
j、9kは、振動子を示す。
【0023】図11では、内視鏡の先端の動作状態を示
す概略図(図11(a1),(b1),(c1))、呈
示する振動を感じる位置(図11(a2),(b2),
(c2))、および2つの振動子9j、9kの駆動信号
の一例(図11(a3),(b3),(c3))を示し
ている。
す概略図(図11(a1),(b1),(c1))、呈
示する振動を感じる位置(図11(a2),(b2),
(c2))、および2つの振動子9j、9kの駆動信号
の一例(図11(a3),(b3),(c3))を示し
ている。
【0024】本実施例では、内視鏡が操作されて動作部
が移動する様子を振動部位を移動させることで呈示し、
また、動作部が接触する感覚を振動の心理的拡がり感を
制御することにより呈示する。具体的には、前述の、人
間の振動・圧感覚における第1の性質と、第3(1)の
性質を用いる。
が移動する様子を振動部位を移動させることで呈示し、
また、動作部が接触する感覚を振動の心理的拡がり感を
制御することにより呈示する。具体的には、前述の、人
間の振動・圧感覚における第1の性質と、第3(1)の
性質を用いる。
【0025】すなわち、振動の刺激の強さを制御するこ
とにより振動・圧感覚を感じる位置を移動させ、さら
に、振動周波数を変化させることにより振動・圧感覚を
感じる範囲および強さを制御する。
とにより振動・圧感覚を感じる位置を移動させ、さら
に、振動周波数を変化させることにより振動・圧感覚を
感じる範囲および強さを制御する。
【0026】内視鏡が直線状の時について、図11(a
1),(a2),(a3)を用いて説明する。信号処理
部9eでは、振動子9j、9kを同一周波数・振幅の信
号で駆動されるような信号が出力され、呈示制御部9f
に制御された振動呈示部9gの振動子の動きが制御され
る。すると、振動呈示部9gを装着した操作者には両振
動子の中間の位置に振動・圧感覚が感じられる。次に内
視鏡を操作して左右のいずれかの方向に曲げる時につい
て、図11(b1),(b2),(b3)を用いて説明
する。ここでは、右曲げについて説明するが、左右を逆
にすることにより、左曲げも同様にできる。操作者によ
り、右に曲がるよう操作部9aが操作されると、動作制
御部9hに制御された動作部9cは右に曲がる。それと
同時に、操作量検出部9bで検出された操作量を表す信
号処理部9eに送られる。一方、動作部9cの近傍の接
触検出部9dでは、動作部9cが胃の内壁に接触してい
ないことが検出され、その信号も信号処理部9eに送ら
れる。信号処理部9eでは、操作量検出部9bで検出さ
れた操作量に応じて、左の駆動信号の振幅を減少させる
ように変換する。呈示制御部9fでは、信号処理部9e
の出力に応じて振動呈示部9gで呈示する振動を制御す
る。すると、操作者には内視鏡の曲がりと同じ方向に
(本実施例では右)、振動・圧感覚が移動して感じられ
る。さらに、内視鏡の先端が胃壁にぶつかった時につい
て、図11(c1),(c2),(c3)を用いて説明
する。内視鏡の操作により動作部が胃壁にぶつかると、
動作部9cの近傍の接触検出部9dで、接触したことが
検出され、その信号は信号処理部9eに送られる。信号
処理部9eでは、ぶつかった側一方の振動子のみを高い
周波数で駆動する信号を、呈示制御部9fに出力し、振
動呈示部9gで振動として呈示される。すると、操作者
には狭い範囲で、強く鋭い振動・圧力が感じられるよう
になる。
1),(a2),(a3)を用いて説明する。信号処理
部9eでは、振動子9j、9kを同一周波数・振幅の信
号で駆動されるような信号が出力され、呈示制御部9f
に制御された振動呈示部9gの振動子の動きが制御され
る。すると、振動呈示部9gを装着した操作者には両振
動子の中間の位置に振動・圧感覚が感じられる。次に内
視鏡を操作して左右のいずれかの方向に曲げる時につい
て、図11(b1),(b2),(b3)を用いて説明
する。ここでは、右曲げについて説明するが、左右を逆
にすることにより、左曲げも同様にできる。操作者によ
り、右に曲がるよう操作部9aが操作されると、動作制
御部9hに制御された動作部9cは右に曲がる。それと
同時に、操作量検出部9bで検出された操作量を表す信
号処理部9eに送られる。一方、動作部9cの近傍の接
触検出部9dでは、動作部9cが胃の内壁に接触してい
ないことが検出され、その信号も信号処理部9eに送ら
れる。信号処理部9eでは、操作量検出部9bで検出さ
れた操作量に応じて、左の駆動信号の振幅を減少させる
ように変換する。呈示制御部9fでは、信号処理部9e
の出力に応じて振動呈示部9gで呈示する振動を制御す
る。すると、操作者には内視鏡の曲がりと同じ方向に
(本実施例では右)、振動・圧感覚が移動して感じられ
る。さらに、内視鏡の先端が胃壁にぶつかった時につい
て、図11(c1),(c2),(c3)を用いて説明
する。内視鏡の操作により動作部が胃壁にぶつかると、
動作部9cの近傍の接触検出部9dで、接触したことが
検出され、その信号は信号処理部9eに送られる。信号
処理部9eでは、ぶつかった側一方の振動子のみを高い
周波数で駆動する信号を、呈示制御部9fに出力し、振
動呈示部9gで振動として呈示される。すると、操作者
には狭い範囲で、強く鋭い振動・圧力が感じられるよう
になる。
【0027】このように、振動呈示装置を用いて、振動
子を駆動する信号の強さおよび周波数を変化させて、振
動・圧感覚の移動感・拡がり感を制御することにより、
内視鏡の動作状況を操作者に呈示できるので、より正確
で簡単な操作が可能になる。 (第2実施例)本発明における第2実施例では、振動呈
示手段の振動子の駆動方法が第1実施例と異なっている
が、全体の構成は第1実施例と同じである。圧電素子を
振動子として利用した振動呈示部9gの一部を図12に
示す。9iはベルト、12aは圧電素子、12bは圧電
素子の振動を伝達し操作者の指先に伝達する弾性部材、
12cは超音波遮断部材を示す。
子を駆動する信号の強さおよび周波数を変化させて、振
動・圧感覚の移動感・拡がり感を制御することにより、
内視鏡の動作状況を操作者に呈示できるので、より正確
で簡単な操作が可能になる。 (第2実施例)本発明における第2実施例では、振動呈
示手段の振動子の駆動方法が第1実施例と異なっている
が、全体の構成は第1実施例と同じである。圧電素子を
振動子として利用した振動呈示部9gの一部を図12に
示す。9iはベルト、12aは圧電素子、12bは圧電
素子の振動を伝達し操作者の指先に伝達する弾性部材、
12cは超音波遮断部材を示す。
【0028】圧電素子12aは超音波遮断部材12cを
介して操作者が、例えば、腕に装着するベルト9i上に
配置され、圧電素子12aの振動は効率よく弾性部材1
2bに伝達されるよう構成されている。
介して操作者が、例えば、腕に装着するベルト9i上に
配置され、圧電素子12aの振動は効率よく弾性部材1
2bに伝達されるよう構成されている。
【0029】圧電素子12aは与えられた電位に対して
変形する性質を持つため、この変形を上下方向に伸縮す
るように配置して、弾性部材12bを上下方向に変位さ
せ、皮膚に刺激を与えるようにする。圧電素子12aに
印加する電圧を変化させることにより、弾性部材12b
により、操作者の皮膚に呈示される振動の周波数が変化
する。次に、図13により、以上のような構成の内視鏡
の具体的な動作と効果を説明する。図において、9j、
9kは、振動子を示す。
変形する性質を持つため、この変形を上下方向に伸縮す
るように配置して、弾性部材12bを上下方向に変位さ
せ、皮膚に刺激を与えるようにする。圧電素子12aに
印加する電圧を変化させることにより、弾性部材12b
により、操作者の皮膚に呈示される振動の周波数が変化
する。次に、図13により、以上のような構成の内視鏡
の具体的な動作と効果を説明する。図において、9j、
9kは、振動子を示す。
【0030】図13では、内視鏡の先端の動作状態を示
す概略図(図13(a1),(b1),(c1))、呈
示する振動を感じる位置(図13(a2),(b2),
(c2))、および2つの振動子9j、9kの駆動信号
の一例(図13(a3),(b3),(c3))を示し
ている。
す概略図(図13(a1),(b1),(c1))、呈
示する振動を感じる位置(図13(a2),(b2),
(c2))、および2つの振動子9j、9kの駆動信号
の一例(図13(a3),(b3),(c3))を示し
ている。
【0031】本実施例では、内視鏡が操作されて動作部
が移動する様子を振動・圧感覚の位置を移動させること
で呈示し、また、動作部が接触する感覚を振動・圧感覚
の心理的拡がり感を制御することにより呈示する。具体
的には、前述の、人間の振動・圧感覚における第2の性
質と、第3(1)の性質を用いる。
が移動する様子を振動・圧感覚の位置を移動させること
で呈示し、また、動作部が接触する感覚を振動・圧感覚
の心理的拡がり感を制御することにより呈示する。具体
的には、前述の、人間の振動・圧感覚における第2の性
質と、第3(1)の性質を用いる。
【0032】すなわち、2振動子を駆動する信号の時間
差を制御することにより振動を感じる位置を移動させ、
さらに、振動波形を変化させることにより振動を感じる
範囲および強さを制御する。内視鏡がまっすぐの時に
は、振動子9j、9kは、同一周波数・振幅の正弦波
で、同時に駆動される。すると、操作者には両振動子9
j、9kの中間の位置に振動が感じられるようになる
(図13a1,a2,a3)。次に、右に曲がるよう操
作された時には、左の振動子9jは右の振動子9kよ
り、操作量に応じた時間差Δt遅れて、駆動される。す
ると、操作者には内視鏡の曲がりと同じ方向に(本実施
例では右)、振動感覚が移動して感じられるようになる
(図13b1,b2,b3)。さらに、内視鏡を右に曲
げたことにより先端が胃壁にぶつかった時については、
ぶつかった側の右の振動子9kのみが矩形波で駆動され
る。すると、操作者には狭い範囲で、強い振動・圧感覚
が感じられるようになる(図13c1,c2,c3)。
差を制御することにより振動を感じる位置を移動させ、
さらに、振動波形を変化させることにより振動を感じる
範囲および強さを制御する。内視鏡がまっすぐの時に
は、振動子9j、9kは、同一周波数・振幅の正弦波
で、同時に駆動される。すると、操作者には両振動子9
j、9kの中間の位置に振動が感じられるようになる
(図13a1,a2,a3)。次に、右に曲がるよう操
作された時には、左の振動子9jは右の振動子9kよ
り、操作量に応じた時間差Δt遅れて、駆動される。す
ると、操作者には内視鏡の曲がりと同じ方向に(本実施
例では右)、振動感覚が移動して感じられるようになる
(図13b1,b2,b3)。さらに、内視鏡を右に曲
げたことにより先端が胃壁にぶつかった時については、
ぶつかった側の右の振動子9kのみが矩形波で駆動され
る。すると、操作者には狭い範囲で、強い振動・圧感覚
が感じられるようになる(図13c1,c2,c3)。
【0033】このように、振動呈示装置を用いて、振動
子を駆動する振動の時間差および波形を変化させて、振
動・圧感覚の移動感・拡がり感を制御することにより、
内視鏡の動作状況を操作者に呈示できるので、より正確
で簡単な操作が可能になる。また、振動・圧感覚の移動
感を呈示するために、第1の実施例では振動子の駆動信
号の強度差を、第2の実施例では時間差を制御したが、
駆動信号の強度差と時間差を同時に制御することによ
り、より微妙な移動感を呈示できるようになる。
子を駆動する振動の時間差および波形を変化させて、振
動・圧感覚の移動感・拡がり感を制御することにより、
内視鏡の動作状況を操作者に呈示できるので、より正確
で簡単な操作が可能になる。また、振動・圧感覚の移動
感を呈示するために、第1の実施例では振動子の駆動信
号の強度差を、第2の実施例では時間差を制御したが、
駆動信号の強度差と時間差を同時に制御することによ
り、より微妙な移動感を呈示できるようになる。
【0034】また、第1および第2実施例では、振動子
を2つ用い、1次元での振動の移動感を呈示する手法に
ついて説明したが、複数、例えば図14に示すように4
つの振動子を用いて、2次元平面での定位感・移動感も
呈示することも可能である。 (第3実施例)図15(b)に、本発明の第3実施例の
位置感覚の呈示装置を使用した内視鏡の構成を示す。
を2つ用い、1次元での振動の移動感を呈示する手法に
ついて説明したが、複数、例えば図14に示すように4
つの振動子を用いて、2次元平面での定位感・移動感も
呈示することも可能である。 (第3実施例)図15(b)に、本発明の第3実施例の
位置感覚の呈示装置を使用した内視鏡の構成を示す。
【0035】本実施例における内視鏡は、図示されたス
ネア操作部15aと、スネア動作部15cと、動作検出
部15dと、振動呈示部15gと、図示されていない信
号処理部15e、呈示制御部15f、動作制御部15h
とで構成されている。図15(a)は、第3実施例の全
体の構成と信号の流れを説明するものである。
ネア操作部15aと、スネア動作部15cと、動作検出
部15dと、振動呈示部15gと、図示されていない信
号処理部15e、呈示制御部15f、動作制御部15h
とで構成されている。図15(a)は、第3実施例の全
体の構成と信号の流れを説明するものである。
【0036】本実施例における呈示装置は、操作部15
a、動作部15c、動作検出部15d、信号処理部15
e、呈示制御部15f、振動呈示部15g、動作制御部
15hとで構成されている。振動呈示部15gは、例え
ば図15(c)に示すように、ベルト15iに、振動子
15jが設けられ、操作者の腕に装着されている。
a、動作部15c、動作検出部15d、信号処理部15
e、呈示制御部15f、振動呈示部15g、動作制御部
15hとで構成されている。振動呈示部15gは、例え
ば図15(c)に示すように、ベルト15iに、振動子
15jが設けられ、操作者の腕に装着されている。
【0037】動作検出部15dでは、スネアの動作、具
体的にはスネアがポリープをどのくらいの強さで絞って
いるか、高周波通電によるポリープ切除に適した状態ま
で絞られたかどうかが検出される。動作検出部15dの
一例を、図18に示す。図に示すように、シリンダ18
f、圧電素子18a、部材18b・18C、ばね18d
とで構成する。ワイヤ18eは、圧電素子18a、部材
18bの中心に設けた穴を通り、部材18cに固定され
ている。また、圧電素子18aと部材18cとの間に
は、ストロークに余裕を持たせるための緩衝用のあそび
のばね18dを設ける。ワイヤ18eは、操作者の操作
により、図の矢印の方向に引かれる。次に、実際の動作
を説明する。操作者の操作により、ワイヤ18eは図の
矢印の方向に引かれる。すると、シリンダ18f内の部
材18cは、ワイヤ18eに引かれ、ばね18dを押し
縮め、圧電素子18aを押す。すると圧電素子18aに
は、圧電効果により、応力に比例した電圧が発生する。
その出力電圧をもとに、ワイヤの引かれる強さが検出さ
れる。次に、図16により、以上のような構成の装置の
具体的な動作と効果を説明する。図において、16aは
ポリープ、15cはスネア、15dは動作検出部、15
jは振動子を示す。
体的にはスネアがポリープをどのくらいの強さで絞って
いるか、高周波通電によるポリープ切除に適した状態ま
で絞られたかどうかが検出される。動作検出部15dの
一例を、図18に示す。図に示すように、シリンダ18
f、圧電素子18a、部材18b・18C、ばね18d
とで構成する。ワイヤ18eは、圧電素子18a、部材
18bの中心に設けた穴を通り、部材18cに固定され
ている。また、圧電素子18aと部材18cとの間に
は、ストロークに余裕を持たせるための緩衝用のあそび
のばね18dを設ける。ワイヤ18eは、操作者の操作
により、図の矢印の方向に引かれる。次に、実際の動作
を説明する。操作者の操作により、ワイヤ18eは図の
矢印の方向に引かれる。すると、シリンダ18f内の部
材18cは、ワイヤ18eに引かれ、ばね18dを押し
縮め、圧電素子18aを押す。すると圧電素子18aに
は、圧電効果により、応力に比例した電圧が発生する。
その出力電圧をもとに、ワイヤの引かれる強さが検出さ
れる。次に、図16により、以上のような構成の装置の
具体的な動作と効果を説明する。図において、16aは
ポリープ、15cはスネア、15dは動作検出部、15
jは振動子を示す。
【0038】図16では、スネアの動作状態を示す概略
図(図16(a1),(b1),(c1))、呈示する
振動を感じる範囲および強さ(図16(a2),(b
2),(c2))、振動子15jの駆動信号の一例(図
16(a3),(b3),(c3))を示している。本
実施例では、スネアが操作されてポリープが絞られる様
子を、振動を感じる範囲と強さにより呈示する。具体的
には、前述の、人間の振動・圧感覚における第3(1)
の性質を用いる。すなわち、振動周波数を変化させるこ
とにより振動を感じる範囲および強さを制御する。
図(図16(a1),(b1),(c1))、呈示する
振動を感じる範囲および強さ(図16(a2),(b
2),(c2))、振動子15jの駆動信号の一例(図
16(a3),(b3),(c3))を示している。本
実施例では、スネアが操作されてポリープが絞られる様
子を、振動を感じる範囲と強さにより呈示する。具体的
には、前述の、人間の振動・圧感覚における第3(1)
の性質を用いる。すなわち、振動周波数を変化させるこ
とにより振動を感じる範囲および強さを制御する。
【0039】ポリープにスネアをかけた時には、振動子
15jを低い周波数の正弦波で駆動する。すると、操作
者には広い範囲に弱い振動が感じられるようになる(図
16a1,a2,a3)。
15jを低い周波数の正弦波で駆動する。すると、操作
者には広い範囲に弱い振動が感じられるようになる(図
16a1,a2,a3)。
【0040】次に、スネアを絞るよう操作された時に
は、それに伴って、振動子15jを駆動する信号の周波
数を高くする。すると、操作者には、徐々に振動・圧感
覚が狭い範囲に、強く(鋭く)感じられるようになる
(図16b1,b2,b3)。
は、それに伴って、振動子15jを駆動する信号の周波
数を高くする。すると、操作者には、徐々に振動・圧感
覚が狭い範囲に、強く(鋭く)感じられるようになる
(図16b1,b2,b3)。
【0041】さらに、スネアでポリープが、切除に適す
るまで絞られたら、振動子の駆動を止め、それにより、
操作者は振動を感じなくなり、切除に適した状態までポ
リープが絞られたことがわかるようになる(図16c
1,c2)。
るまで絞られたら、振動子の駆動を止め、それにより、
操作者は振動を感じなくなり、切除に適した状態までポ
リープが絞られたことがわかるようになる(図16c
1,c2)。
【0042】このように、振動呈示装置を用いて、振動
子を駆動する信号の周波数を変化させて、振動の拡がり
感、すなわち振動を感じる範囲および強さを制御するこ
とにより、スネアの動作状況を操作者に呈示できるの
で、より正確で簡単な操作が可能になる。 (第4実施例)
子を駆動する信号の周波数を変化させて、振動の拡がり
感、すなわち振動を感じる範囲および強さを制御するこ
とにより、スネアの動作状況を操作者に呈示できるの
で、より正確で簡単な操作が可能になる。 (第4実施例)
【0043】本発明における第4実施例は、振動呈示部
の振動子の駆動方法が第3実施例と異なっているが、全
体としては第3実施例と同じ構成となっており、振動呈
示部15gは、例えば図15(d)に示すように、ベル
ト15iに、二つの振動子15j、15kが設けられ、
操作者の腕に装着されている。次に、図17により、こ
のような構成のスネアの具体的な動作と効果を説明す
る。図において、16aはポリープ、15cはスネア、
15dは動作検出部、15jは振動子を示す。
の振動子の駆動方法が第3実施例と異なっているが、全
体としては第3実施例と同じ構成となっており、振動呈
示部15gは、例えば図15(d)に示すように、ベル
ト15iに、二つの振動子15j、15kが設けられ、
操作者の腕に装着されている。次に、図17により、こ
のような構成のスネアの具体的な動作と効果を説明す
る。図において、16aはポリープ、15cはスネア、
15dは動作検出部、15jは振動子を示す。
【0044】図17では、スネアの動作状態を示す概略
図(図17(a1),(b1),(c1))、呈示する
振動を感じる範囲(図17(a2),(b2),(c
2))を示している。本実施例では、スネアが操作され
てポリープが絞られる様子を、振動を感じる範囲と強さ
により呈示する。具体的には、前述の、人間の振動・圧
感覚における第4の性質を用いる。すなわち、2振動子
を駆動する信号の相関係数φを制御する。ポリープにス
ネアをかけた時には、振動子15j、15kを相互相関
係数φが0の信号で駆動する。すると、操作者には広い
範囲に振動・圧感覚が感じられるようになる(図17a
1,a2)。
図(図17(a1),(b1),(c1))、呈示する
振動を感じる範囲(図17(a2),(b2),(c
2))を示している。本実施例では、スネアが操作され
てポリープが絞られる様子を、振動を感じる範囲と強さ
により呈示する。具体的には、前述の、人間の振動・圧
感覚における第4の性質を用いる。すなわち、2振動子
を駆動する信号の相関係数φを制御する。ポリープにス
ネアをかけた時には、振動子15j、15kを相互相関
係数φが0の信号で駆動する。すると、操作者には広い
範囲に振動・圧感覚が感じられるようになる(図17a
1,a2)。
【0045】次に、スネアを絞るよう操作された時に
は、それに伴って、振動子15j、15kの駆動信号の
相互相関係数を高くする。すると、操作者には、徐々に
狭い範囲に振動・圧感覚が感じられるようになる(図1
7b1,b2)。
は、それに伴って、振動子15j、15kの駆動信号の
相互相関係数を高くする。すると、操作者には、徐々に
狭い範囲に振動・圧感覚が感じられるようになる(図1
7b1,b2)。
【0046】さらにスネアでポリープが、切除に適する
まで絞られたら、振動子の駆動を止め、それにより、操
作者は振動を感じなくなり、切除に適した状態までポリ
ープが絞られたことがわかるようになる(図17c1,
c2)。
まで絞られたら、振動子の駆動を止め、それにより、操
作者は振動を感じなくなり、切除に適した状態までポリ
ープが絞られたことがわかるようになる(図17c1,
c2)。
【0047】このように、振動呈示装置を用いて、振動
子を駆動する信号の相互相関係数を変化させて、振動・
圧感覚の拡がり感、すなわち振動・圧力を感じる範囲を
制御することにより、スネアの動作状況を操作者に呈示
できるので、より正確で簡単な操作が可能になる。
子を駆動する信号の相互相関係数を変化させて、振動・
圧感覚の拡がり感、すなわち振動・圧力を感じる範囲を
制御することにより、スネアの動作状況を操作者に呈示
できるので、より正確で簡単な操作が可能になる。
【0048】本発明の呈示装置は、以上のような各実施
例を通して説明したように、人間の振動・圧感覚の位置
を連続的に可変出来るだけでなく、振動・圧感覚の質
(感覚の拡がり・鋭さ等)の制御という、より高次のレ
ベルの制御も可能になる。
例を通して説明したように、人間の振動・圧感覚の位置
を連続的に可変出来るだけでなく、振動・圧感覚の質
(感覚の拡がり・鋭さ等)の制御という、より高次のレ
ベルの制御も可能になる。
【0049】また、本発明の呈示装置は、皮膚に振動・
圧感覚として呈示するため、従来のようにランプの見落
とし・見間違い、うるさい環境での警告音の聞き落し等
の伝達ミスが無くなり、確実な情報の伝達を行うことう
ことができる。
圧感覚として呈示するため、従来のようにランプの見落
とし・見間違い、うるさい環境での警告音の聞き落し等
の伝達ミスが無くなり、確実な情報の伝達を行うことう
ことができる。
【0050】
【発明の効果】従って本発明によれば、人間の振動・圧
感覚上の特性を用いることにより、簡単な構成と簡単な
制御で、振動・圧感覚の位置を連続的に呈示する装置を
提供することができる。
感覚上の特性を用いることにより、簡単な構成と簡単な
制御で、振動・圧感覚の位置を連続的に呈示する装置を
提供することができる。
【図1】内視鏡を体内で操作する様子の概略を模擬的に
示す図。
示す図。
【図2】内視鏡を用いたポリープ切除手術を示す概略
図。
図。
【図3】振動・圧感覚の移動感を呈示する構成および説
明の概略を示す図。
明の概略を示す図。
【図4】振動・圧感覚の心理的拡がり感を呈示する構成
および説明の概略を示す図。
および説明の概略を示す図。
【図5】皮膚上の離れた2点に、同時に振動を呈示する
時、その刺激の強度差により、振動感覚を得る位置が異
なることを示す図。
時、その刺激の強度差により、振動感覚を得る位置が異
なることを示す図。
【図6】皮膚上の離れた2点に、同一の強さを呈示する
時、その刺激の時間差により、振動感覚を得る位置が異
なることを示す図。
時、その刺激の時間差により、振動感覚を得る位置が異
なることを示す図。
【図7】皮膚上のある1点に、振動を呈示する時、刺激
の周波数と、波形によって感覚の心理的拡がり感が変化
することを示す図。
の周波数と、波形によって感覚の心理的拡がり感が変化
することを示す図。
【図8】本発明の第1実施例の全体の構成と信号の流れ
を説明する図。
を説明する図。
【図9】本発明の第1実施例の位置感覚の呈示装置を使
用した内視鏡の構成を示す図。
用した内視鏡の構成を示す図。
【図10】ボイスコイルを振動子として利用した振動呈
示部の一部を示す図。
示部の一部を示す図。
【図11】第1実施例による内視鏡の具体的な動作と効
果を示す図。
果を示す図。
【図12】圧電素子を振動子として利用した振動呈示部
の一部を示す図。
の一部を示す図。
【図13】第2実施例による内視鏡の具体的な動作と効
果を示す図。
果を示す図。
【図14】2次元平面での定位感・移動感を呈示する振
動子の例を示す図。
動子の例を示す図。
【図15】本発明の第3実施例による位置感覚の呈示装
置の全体の構成と信号の流れを示す図と該呈示装置を使
用した内視鏡の構成を示す図。
置の全体の構成と信号の流れを示す図と該呈示装置を使
用した内視鏡の構成を示す図。
【図16】第3実施例による内視鏡の具体的な動作と効
果を示す図。
果を示す図。
【図17】第4実施例による内視鏡の具体的な動作と効
果を示す図。
果を示す図。
【図18】第3実施例の動作検出部の一例を示す図。
9a…操作部、 9b…操作量検出部、9c…
動作部、 9d…接触検出部、9e…信号処理
部、 9f…呈示制御部、9g…振動呈示部、
9h…動作制御部、15a…操作部、 15c
…スネア動作部、15d…動作検出部、 15e…信
号処理部、15f…呈示制御部、 15g…振動呈示
部、15h…動作制御部。
動作部、 9d…接触検出部、9e…信号処理
部、 9f…呈示制御部、9g…振動呈示部、
9h…動作制御部、15a…操作部、 15c
…スネア動作部、15d…動作検出部、 15e…信
号処理部、15f…呈示制御部、 15g…振動呈示
部、15h…動作制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】 直接触れることのできない対象物に対す
る操作状態および動作状態を操作者の皮膚に呈示する位
置感覚の呈示装置であって、 前記操作状態および動作状態を検出する検出手段と、 前記検出手段からの検出信号に応じて駆動される振動子
を用いて振動感覚および圧感覚のうちの少なくともいず
れか一方を前記操作者に呈示する感覚呈示手段とを具備
してなることを特徴とする位置感覚の呈示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5073559A JPH06285015A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 位置感覚の呈示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5073559A JPH06285015A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 位置感覚の呈示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06285015A true JPH06285015A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=13521739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5073559A Withdrawn JPH06285015A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 位置感覚の呈示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06285015A (ja) |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5073559A patent/JPH06285015A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |