JPH06285172A - 逆流血液収容装置 - Google Patents
逆流血液収容装置Info
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- JPH06285172A JPH06285172A JP6012686A JP1268694A JPH06285172A JP H06285172 A JPH06285172 A JP H06285172A JP 6012686 A JP6012686 A JP 6012686A JP 1268694 A JP1268694 A JP 1268694A JP H06285172 A JPH06285172 A JP H06285172A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/06—Body-piercing guide needles or the like
- A61M25/0693—Flashback chambers
-
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- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/20—Closure caps or plugs for connectors or open ends of tubes
- A61M2039/205—Closure caps or plugs for connectors or open ends of tubes comprising air venting means
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- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 血管から逆流する血液を収容する装置の提
供。 【構成】 ガイドワイヤー64を血管A内に挿入する間
の血液Bの逆流を収容する装置10は、逆流チャンバ3
0を有する外筒22を備えている。逆流チャンバ内の内
側カニューレ42は外筒に取り付けられた挿入針12に
連通する。該内側カニューレは、逆流チャンバに連通す
る一つの穴50を備えている。多孔性通気栓70が外筒
及び内側カニューレの双方と流体密の係合状態でチャン
バ内に摺動可能に配置される。該通気栓は、内側カニュ
ーレの穴66が露出される基端位置46から内側カニュ
ーレの該穴が閉じられる末端位置44まで摺動すること
が出来る。内側カニューレ内のガイドワイヤーが血液の
流れを遮断する。通気栓及びガイドワイヤーは、血液の
逆流が観察される迄内側カニューレの穴の基端方向に保
持される。次に、通気栓を軸方向に進め、穴を覆い、血
液の流れを停止させる。次に、ガイドワイヤーを血管内
に安全に進めることが出来る。
供。 【構成】 ガイドワイヤー64を血管A内に挿入する間
の血液Bの逆流を収容する装置10は、逆流チャンバ3
0を有する外筒22を備えている。逆流チャンバ内の内
側カニューレ42は外筒に取り付けられた挿入針12に
連通する。該内側カニューレは、逆流チャンバに連通す
る一つの穴50を備えている。多孔性通気栓70が外筒
及び内側カニューレの双方と流体密の係合状態でチャン
バ内に摺動可能に配置される。該通気栓は、内側カニュ
ーレの穴66が露出される基端位置46から内側カニュ
ーレの該穴が閉じられる末端位置44まで摺動すること
が出来る。内側カニューレ内のガイドワイヤーが血液の
流れを遮断する。通気栓及びガイドワイヤーは、血液の
逆流が観察される迄内側カニューレの穴の基端方向に保
持される。次に、通気栓を軸方向に進め、穴を覆い、血
液の流れを停止させる。次に、ガイドワイヤーを血管内
に安全に進めることが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドワイヤー、又は
カテーテルを血管内に挿入する手順中に生じる血液の逆
流を安全に保持する装置に関する。
カテーテルを血管内に挿入する手順中に生じる血液の逆
流を安全に保持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】心臓治療法及び放射線治療法は、ガイド
ワイヤー及び/又はカテーテルを血管中に挿入し且つ血
管中を通って長手方向に進めることを必要とすることが
多い。かかる方法の従来技術の装置は、開放した基端及
び末端を有する挿入針を利用する。心臓治療医、又は放
射線治療医は、その挿入針の末端を血管中に進める。針
が血管内に入ったことは、挿入針の基端から血流が逆流
することで確認される。アクセスされた血管の種類は、
概ね血液の逆流の特性によって判断されている。動脈へ
のアクセスは、脈動する動脈血液が挿入針の開放した基
端から噴出し、又は噴霧する特徴から判断される。静脈
へのアクセスは、血液の流れがより均一である特徴から
判断される。次に、従来技術の装置を使用する心臓治療
医、又は放射線治療医は、ガイドワイヤーを挿入針に及
び血管中に押し込む。
ワイヤー及び/又はカテーテルを血管中に挿入し且つ血
管中を通って長手方向に進めることを必要とすることが
多い。かかる方法の従来技術の装置は、開放した基端及
び末端を有する挿入針を利用する。心臓治療医、又は放
射線治療医は、その挿入針の末端を血管中に進める。針
が血管内に入ったことは、挿入針の基端から血流が逆流
することで確認される。アクセスされた血管の種類は、
概ね血液の逆流の特性によって判断されている。動脈へ
のアクセスは、脈動する動脈血液が挿入針の開放した基
端から噴出し、又は噴霧する特徴から判断される。静脈
へのアクセスは、血液の流れがより均一である特徴から
判断される。次に、従来技術の装置を使用する心臓治療
医、又は放射線治療医は、ガイドワイヤーを挿入針に及
び血管中に押し込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】心臓治療医、又は放射
線治療医の中には、二重壁穿刺法を利用して、血管にア
クセスすることを好む者もいる。この技術の場合、中実
なスタイレットを挿入針内に摺動させていく。組み立て
られた挿入針及びスタイレットを血管中に押し込み、血
管の反対側から出させる。次に、該スタイレットを挿入
針から摺動させて引き抜き、挿入針を十分、後方に引っ
張って、開放した末端が血管中に再度入るようにする。
より簡単である単一壁穿刺法の場合と同様に、血管中に
挿入針の開放基端が存在することは、挿入針の基端から
血流が流れ出ることから確認される。
線治療医の中には、二重壁穿刺法を利用して、血管にア
クセスすることを好む者もいる。この技術の場合、中実
なスタイレットを挿入針内に摺動させていく。組み立て
られた挿入針及びスタイレットを血管中に押し込み、血
管の反対側から出させる。次に、該スタイレットを挿入
針から摺動させて引き抜き、挿入針を十分、後方に引っ
張って、開放した末端が血管中に再度入るようにする。
より簡単である単一壁穿刺法の場合と同様に、血管中に
挿入針の開放基端が存在することは、挿入針の基端から
血流が流れ出ることから確認される。
【0004】動脈ガイドワイヤー又はカテーテルを挿入
するための上述の従来技術の装置及び方法は、簡単で効
果的であり、広く採用されている。しかし、上述の従来
技術の装置を使用する場合、動脈血液が噴出すること
は、大きな問題である。末端が動脈に入った後に針カニ
ューレの基端から噴出する血液は、血管にアクセスしよ
うとする心臓治療医、又は放射線治療医の眼、唇及び皮
膚に付く可能性がある。そのため、手術に関係する者
は、保護手袋、マスク及びゴーグルの着用といった血液
との接触を防止する細心の注意を払っている。
するための上述の従来技術の装置及び方法は、簡単で効
果的であり、広く採用されている。しかし、上述の従来
技術の装置を使用する場合、動脈血液が噴出すること
は、大きな問題である。末端が動脈に入った後に針カニ
ューレの基端から噴出する血液は、血管にアクセスしよ
うとする心臓治療医、又は放射線治療医の眼、唇及び皮
膚に付く可能性がある。そのため、手術に関係する者
は、保護手袋、マスク及びゴーグルの着用といった血液
との接触を防止する細心の注意を払っている。
【0005】カニューレ挿入法の実施中に血液の逆流を
収容する従来技術の装置は、米国特許第5,108,375号に
開示されている。米国特許第5,108,375号に開示された
装置は、ハブに取り付けられた針カニューレを備えてい
る。この針カニューレのハブは、針カニューレが挿入さ
れたア動脈からの脈動する血液を収容する大形のハート
形リザーバに取り付けられる。管状ガイドワイヤーは、
このリザーバを通り、その末端は、付勢されて針カニュ
ーレの基端に連通させることが出来る。管状ガイドワイ
ヤーの基端には、弾性的な自己密封薄膜のような弾性的
な一方向止血弁が設けられている。カテーテルガイドワ
イヤーは、管状ワイヤーガイドの基端にて弾性的な一方
向止血弁を通じて挿入することが出来、又、ワイヤーガ
イド及び針カニューレを通じて動脈内に完全に挿入する
ことが出来る。米国特許第5,108,375号の装置は、血液
の流入を妨害するレベルまで空気圧力が急激に増大する
のを防止し得るように極めて大きいリザーバを必要とす
るようである。しかし、大形のリザーバは、この装置の
取り扱い及び格納に極めて不便である。
収容する従来技術の装置は、米国特許第5,108,375号に
開示されている。米国特許第5,108,375号に開示された
装置は、ハブに取り付けられた針カニューレを備えてい
る。この針カニューレのハブは、針カニューレが挿入さ
れたア動脈からの脈動する血液を収容する大形のハート
形リザーバに取り付けられる。管状ガイドワイヤーは、
このリザーバを通り、その末端は、付勢されて針カニュ
ーレの基端に連通させることが出来る。管状ガイドワイ
ヤーの基端には、弾性的な自己密封薄膜のような弾性的
な一方向止血弁が設けられている。カテーテルガイドワ
イヤーは、管状ワイヤーガイドの基端にて弾性的な一方
向止血弁を通じて挿入することが出来、又、ワイヤーガ
イド及び針カニューレを通じて動脈内に完全に挿入する
ことが出来る。米国特許第5,108,375号の装置は、血液
の流入を妨害するレベルまで空気圧力が急激に増大する
のを防止し得るように極めて大きいリザーバを必要とす
るようである。しかし、大形のリザーバは、この装置の
取り扱い及び格納に極めて不便である。
【0006】動脈へのカニューレ挿入中に血液の逆流を
阻止する別の従来技術の装置は、脚状出口と、この脚状
出口に直線状に整合されたガイドワイヤー挿入脚部と、
ガイドワイヤー挿入脚部に対して鋭角で整合された側部
アームと、を有するY字形部材を備えている。弁がガイ
ドワイヤー挿入脚部に取り付けられる。プラスチック製
シースが側部アーム上に取り付けられ、血液の逆流を受
け入れ得るようにしてある。この装置上におけるプラス
チックシースは、可撓性であるため、その付近で使用さ
れる鋭利な器具によって破断したり、又は誤って穿刺さ
れる可能性がある。更に、この装置は、ガイドワイヤー
の挿入を可能にし、又は血液の漏洩を阻止するために、
ガイドワイヤー挿入脚部上で弁を適正に操作するという
面倒な作業が必要とされる。
阻止する別の従来技術の装置は、脚状出口と、この脚状
出口に直線状に整合されたガイドワイヤー挿入脚部と、
ガイドワイヤー挿入脚部に対して鋭角で整合された側部
アームと、を有するY字形部材を備えている。弁がガイ
ドワイヤー挿入脚部に取り付けられる。プラスチック製
シースが側部アーム上に取り付けられ、血液の逆流を受
け入れ得るようにしてある。この装置上におけるプラス
チックシースは、可撓性であるため、その付近で使用さ
れる鋭利な器具によって破断したり、又は誤って穿刺さ
れる可能性がある。更に、この装置は、ガイドワイヤー
の挿入を可能にし、又は血液の漏洩を阻止するために、
ガイドワイヤー挿入脚部上で弁を適正に操作するという
面倒な作業が必要とされる。
【0007】また、多孔性栓を使用する血管アクセス手
段及び採血装置を備える従来技術がある。この多孔性栓
は、空気を排除するための流路を提供するが、血液のよ
うな流体が貫流するのを防止するために、10−15μmの
範囲の孔寸法を有する開放孔プラスチックで形成するこ
とが出来る。多孔性栓を採用する従来技術の装置は、例
えば、米国特許第4,193,399号に記載されている。米国
特許第4,193,399号に記載された装置は、逆流する血液
を受け入れる小形のチャンバを備えている。該チャンバ
は、血管に挿入する針カニューレに連通する。中実の多
孔性栓が該チャンバの基端に配置されており、チャンバ
に血液が満たされるに伴って、チャンバ内の空気が逃げ
るのを許容する。米国特許第4,193,399号に記載された
装置は、多孔性栓を取り外さないでガイドワイヤーを導
入するための手段は何も備えていない。このため、医者
がチャンバ内の採取した血液に露呈される可能性があ
る。また、針が静脈内にあるか、又は動脈内にあるかを
判断するためには、多孔性栓を取り外さなければならな
い。
段及び採血装置を備える従来技術がある。この多孔性栓
は、空気を排除するための流路を提供するが、血液のよ
うな流体が貫流するのを防止するために、10−15μmの
範囲の孔寸法を有する開放孔プラスチックで形成するこ
とが出来る。多孔性栓を採用する従来技術の装置は、例
えば、米国特許第4,193,399号に記載されている。米国
特許第4,193,399号に記載された装置は、逆流する血液
を受け入れる小形のチャンバを備えている。該チャンバ
は、血管に挿入する針カニューレに連通する。中実の多
孔性栓が該チャンバの基端に配置されており、チャンバ
に血液が満たされるに伴って、チャンバ内の空気が逃げ
るのを許容する。米国特許第4,193,399号に記載された
装置は、多孔性栓を取り外さないでガイドワイヤーを導
入するための手段は何も備えていない。このため、医者
がチャンバ内の採取した血液に露呈される可能性があ
る。また、針が静脈内にあるか、又は動脈内にあるかを
判断するためには、多孔性栓を取り外さなければならな
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガイドワイヤ
ーを血管内に安全に挿入する装置に関する。より具体的
には、本発明の装置は、血管内に入ったことを確認する
のに必要とされるように、逆流する血液を効果的に封じ
込めることを可能にするものである。
ーを血管内に安全に挿入する装置に関する。より具体的
には、本発明の装置は、血管内に入ったことを確認する
のに必要とされるように、逆流する血液を効果的に封じ
込めることを可能にするものである。
【0009】本発明の装置は、開放した基端と、対向す
る末端と、その端部の間を伸長するチャンバ壁と、を有
する細長の外筒を備えている。該チャンバは、外筒の基
端内に伸長する流体の逆流チャンバを形成する。チャン
バ壁は、透明であり、本明細書に記載したように、装置
のユーザがチャンバ内への血液の流れを観察し、血管内
にアクセスしたときを判断すると共に、動脈血液と静脈
血液とを識別することを可能にする。外筒の末端は、当
該末端を貫通して伸長して外筒内のチャンバに連通する
通路を有する。外筒の末端は、挿入針の内腔が通路及び
外筒のチャンバに連通するように挿入針を取り付ける手
段を更に備えている。
る末端と、その端部の間を伸長するチャンバ壁と、を有
する細長の外筒を備えている。該チャンバは、外筒の基
端内に伸長する流体の逆流チャンバを形成する。チャン
バ壁は、透明であり、本明細書に記載したように、装置
のユーザがチャンバ内への血液の流れを観察し、血管内
にアクセスしたときを判断すると共に、動脈血液と静脈
血液とを識別することを可能にする。外筒の末端は、当
該末端を貫通して伸長して外筒内のチャンバに連通する
通路を有する。外筒の末端は、挿入針の内腔が通路及び
外筒のチャンバに連通するように挿入針を取り付ける手
段を更に備えている。
【0010】内側カニューレが外筒のチャンバ内の中央
に取り付けられ、そのチャンバの略全長に亙って伸長し
ている。該内側カニューレは、対向する基端及び末端を
有し、又、その端部の間を伸長する内腔を有する。該内
側カニューレの末端は、先端を通る通路と連通し得るよ
うに、外筒の先端に強固に取り付けられる。この内側カ
ニューレの基端は、外筒の基端まで、又はこの基端を越
えて伸長することが出来る。該内側カニューレは、その
内部の血液の流れを観察し得るように透明材料で形成す
ることが望ましい。
に取り付けられ、そのチャンバの略全長に亙って伸長し
ている。該内側カニューレは、対向する基端及び末端を
有し、又、その端部の間を伸長する内腔を有する。該内
側カニューレの末端は、先端を通る通路と連通し得るよ
うに、外筒の先端に強固に取り付けられる。この内側カ
ニューレの基端は、外筒の基端まで、又はこの基端を越
えて伸長することが出来る。該内側カニューレは、その
内部の血液の流れを観察し得るように透明材料で形成す
ることが望ましい。
【0011】内側カニューレには、基端と末端との間の
位置にて貫通して伸長する少なくとも一つの穴が形成さ
れている。この穴は、外筒内に配置された内側カニュー
レの一部を通り、望ましくは、外筒の基端により近い内
側カニューレの一部を通って伸長することが望ましい。
位置にて貫通して伸長する少なくとも一つの穴が形成さ
れている。この穴は、外筒内に配置された内側カニュー
レの一部を通り、望ましくは、外筒の基端により近い内
側カニューレの一部を通って伸長することが望ましい。
【0012】内側カニューレの基端にストッパを取り付
けることが出来る。このストッパは、当該ストッパを貫
通して、内側カニューレの内腔に連通するガイドワイヤ
ー通路を備えている。ストッパの基端は、ガイドワイヤ
ーをガイドワイヤー通路内に挿入し、内側カニューレの
内腔に向け易くするために広げることが出来る。ストッ
パの基端は、ガイドワイヤーの一部を保持するガイドワ
イヤー保持手段を更に備えることが出来る。このガイド
ワイヤー保持手段は、ストッパ基端にガイドワイヤーを
保持するスリットを更に備えることが望ましい。また、
この保持手段は、挿入針により血管にアクセスする間
に、ガイドワイヤーの一端に隣接して、ガイドワイヤー
の一部を釈放可能に保持するのに使用することが出来
る。挿入針が血管内に入ったとき、ガイドワイヤーをス
トッパの保持手段から釈放して、内側カニューレ、挿入
針を通じて、アクセスした血管内を長手方向に進めるこ
とが出来る。
けることが出来る。このストッパは、当該ストッパを貫
通して、内側カニューレの内腔に連通するガイドワイヤ
ー通路を備えている。ストッパの基端は、ガイドワイヤ
ーをガイドワイヤー通路内に挿入し、内側カニューレの
内腔に向け易くするために広げることが出来る。ストッ
パの基端は、ガイドワイヤーの一部を保持するガイドワ
イヤー保持手段を更に備えることが出来る。このガイド
ワイヤー保持手段は、ストッパ基端にガイドワイヤーを
保持するスリットを更に備えることが望ましい。また、
この保持手段は、挿入針により血管にアクセスする間
に、ガイドワイヤーの一端に隣接して、ガイドワイヤー
の一部を釈放可能に保持するのに使用することが出来
る。挿入針が血管内に入ったとき、ガイドワイヤーをス
トッパの保持手段から釈放して、内側カニューレ、挿入
針を通じて、アクセスした血管内を長手方向に進めるこ
とが出来る。
【0013】上記の装置と共に使用されるガイドワイヤ
ーは、内側カニューレの内腔の内径及び/又はストッパ
を通る通路の内径に略等しい外径を形成することが望ま
しい。このように、ガイドワイヤーは、血液が内側カニ
ューレを通って、及び装置の基端から完全に流れ出るの
を阻止するのを助ける。
ーは、内側カニューレの内腔の内径及び/又はストッパ
を通る通路の内径に略等しい外径を形成することが望ま
しい。このように、ガイドワイヤーは、血液が内側カニ
ューレを通って、及び装置の基端から完全に流れ出るの
を阻止するのを助ける。
【0014】本発明の装置は、外筒の基端に強固に係合
した多孔性通気栓を更に備えている。この多孔性通気栓
は、気体を透過させるが、血液のような流体の流動は阻
止する材料で形成される。好適な実施例において、該多
孔性栓は、多孔性通気栓と外筒との間から血液が逃げる
のを阻止し得るように、外筒のチャンバ壁と摺動可能に
流体密に係合可能な形状及び寸法とした外面を有する。
該多孔性通気栓は、長手方向に貫通して伸長する中央穴
を更に有する。該中央穴は、内側カニューレの周囲に摺
動可能に流体密に係合する。通気栓は、基端位置から末
端位置まで外筒及び内側カニューレの双方に対して軸方
向に摺動可能である。通気栓の末端は、該通気栓が基端
位置にあるとき、内側カニューレを通って穴の基端方向
に配置される。しかし、通気栓は、該通気栓が外筒内を
その末端位置まで摺動したときに、内側カニューレの穴
を密封可能に閉塞する。このように、通気栓は、内側カ
ニューレの穴を開放し、又は密封可能に閉塞することを
交互に行うことが出来る。
した多孔性通気栓を更に備えている。この多孔性通気栓
は、気体を透過させるが、血液のような流体の流動は阻
止する材料で形成される。好適な実施例において、該多
孔性栓は、多孔性通気栓と外筒との間から血液が逃げる
のを阻止し得るように、外筒のチャンバ壁と摺動可能に
流体密に係合可能な形状及び寸法とした外面を有する。
該多孔性通気栓は、長手方向に貫通して伸長する中央穴
を更に有する。該中央穴は、内側カニューレの周囲に摺
動可能に流体密に係合する。通気栓は、基端位置から末
端位置まで外筒及び内側カニューレの双方に対して軸方
向に摺動可能である。通気栓の末端は、該通気栓が基端
位置にあるとき、内側カニューレを通って穴の基端方向
に配置される。しかし、通気栓は、該通気栓が外筒内を
その末端位置まで摺動したときに、内側カニューレの穴
を密封可能に閉塞する。このように、通気栓は、内側カ
ニューレの穴を開放し、又は密封可能に閉塞することを
交互に行うことが出来る。
【0015】好適な実施例の装置は、通気栓が最初にそ
の外筒内の基端位置にあるときに使用され、このため、
内側カニューレの穴は、開放して、チャンバと内側カニ
ューレの内腔との流体連通を可能にする。ガイドワイヤ
ーが内側カニューレの基端に取り付けられ、ガイドワイ
ヤーの端部は、内側カニューレの穴の基端方向に配置さ
れる。このガイドワイヤーは、ストッパ内の保持手段に
よりこの最初の位置に保持することが出来る。上述のよ
うに、ガイドワイヤーの外径は、内側カニューレの内腔
及び/又はストッパの通路によって形成される内径に略
等しい。このように、ガイドワイヤーは、血液がカニュ
ーレを通って及び装置の基端から完全に流れ出るのを阻
止する。
の外筒内の基端位置にあるときに使用され、このため、
内側カニューレの穴は、開放して、チャンバと内側カニ
ューレの内腔との流体連通を可能にする。ガイドワイヤ
ーが内側カニューレの基端に取り付けられ、ガイドワイ
ヤーの端部は、内側カニューレの穴の基端方向に配置さ
れる。このガイドワイヤーは、ストッパ内の保持手段に
よりこの最初の位置に保持することが出来る。上述のよ
うに、ガイドワイヤーの外径は、内側カニューレの内腔
及び/又はストッパの通路によって形成される内径に略
等しい。このように、ガイドワイヤーは、血液がカニュ
ーレを通って及び装置の基端から完全に流れ出るのを阻
止する。
【0016】放射線治療医、又は心臓治療医は、この装
置を使用するとき、挿入針の末端を患者の体内に穿刺す
る。挿入針を血管に挿入したとき、血液は、挿入針、内
側カニューレの内腔及び内側カニューレの穴を通って流
動し、外筒の逆流チャンバ内に入る。この血液の流れ
は、透明なチャンバ壁及び内側カニューレ(透明材料で
形成されている場合)を通じて容易に観察可能である。
更に、内側カニューレの穴の基端方向の位置により、心
臓治療医、又は放射線治療医が血液の流れの特性を観察
し、脈動する動脈血流とより遅い速度で流れる静脈血流
とを識別することを可能にする。心臓治療医、又は放射
線治療医が、針カニューレの末端先端が適正に血管内に
位置すると確信したならば、次に、心臓治療医は、その
ガイドワイヤーを保持手段から非係合状態にし、該ガイ
ドワイヤーカテーテルを内側カニューレ及び挿入針を通
じて末端方向に進め、患者の動脈内に入れることが出来
る。ガイドワイヤーカニューレが適正な動脈内に十分送
り込まれたならば、通気栓を外筒内のその末端位置まで
進め、内側カニューレの穴を覆うことが出来る。このよ
うに、通気栓は、血液がチャンバ内を更に流動するのを
阻止する一方、ガイドワイヤーは、血液が内側カニュー
レの基端から逃げるのを阻止する。次に、装置の他の部
分を基端方向に引き出してガイドワイヤーから分離させ
ることが出来る。
置を使用するとき、挿入針の末端を患者の体内に穿刺す
る。挿入針を血管に挿入したとき、血液は、挿入針、内
側カニューレの内腔及び内側カニューレの穴を通って流
動し、外筒の逆流チャンバ内に入る。この血液の流れ
は、透明なチャンバ壁及び内側カニューレ(透明材料で
形成されている場合)を通じて容易に観察可能である。
更に、内側カニューレの穴の基端方向の位置により、心
臓治療医、又は放射線治療医が血液の流れの特性を観察
し、脈動する動脈血流とより遅い速度で流れる静脈血流
とを識別することを可能にする。心臓治療医、又は放射
線治療医が、針カニューレの末端先端が適正に血管内に
位置すると確信したならば、次に、心臓治療医は、その
ガイドワイヤーを保持手段から非係合状態にし、該ガイ
ドワイヤーカテーテルを内側カニューレ及び挿入針を通
じて末端方向に進め、患者の動脈内に入れることが出来
る。ガイドワイヤーカニューレが適正な動脈内に十分送
り込まれたならば、通気栓を外筒内のその末端位置まで
進め、内側カニューレの穴を覆うことが出来る。このよ
うに、通気栓は、血液がチャンバ内を更に流動するのを
阻止する一方、ガイドワイヤーは、血液が内側カニュー
レの基端から逃げるのを阻止する。次に、装置の他の部
分を基端方向に引き出してガイドワイヤーから分離させ
ることが出来る。
【0017】
【実施例】本発明による逆流血液収容装置は、図1乃至
図3及び図7乃至図9に全体として参照符号10で示し
てある。該装置10は、患者Pの血管A内に入る尖鋭な
末端14を有する細長の挿入針12を備えている。該挿
入針12は、針ハブ18に取り付けられた基端16を更
に備えている。図2及び図3に図示するように、内腔2
0が挿入針12を通って長手方向に伸長する。
図3及び図7乃至図9に全体として参照符号10で示し
てある。該装置10は、患者Pの血管A内に入る尖鋭な
末端14を有する細長の挿入針12を備えている。該挿
入針12は、針ハブ18に取り付けられた基端16を更
に備えている。図2及び図3に図示するように、内腔2
0が挿入針12を通って長手方向に伸長する。
【0018】装置10は、透明な熱可塑性材料から成る
細長の円筒状外筒22を更に備えている。該外筒22
は、開放した基端24と、末端26と、これら端部2
4、26の間を伸長する円筒状のチャンバ壁28と、を
備えている。血液の逆流チャンバ30が円筒状チャンバ
壁28に形成され、基端24から末端26まで略伸長す
る。
細長の円筒状外筒22を更に備えている。該外筒22
は、開放した基端24と、末端26と、これら端部2
4、26の間を伸長する円筒状のチャンバ壁28と、を
備えている。血液の逆流チャンバ30が円筒状チャンバ
壁28に形成され、基端24から末端26まで略伸長す
る。
【0019】外筒22の末端26は、軸方向に整合した
細長の先端32を備えている。該先端32は、貫通して
伸長する直径「a」の末端開口部36を有する、半径方
向に整合された末端壁34にて終端となる。該細長の先
端32は、貫通して伸長する通路38を備えている。該
通路38は、末端開口部36と血液逆流チャンバ30と
を連通させる。該通路38は、末端壁34に隣接する内
径「b」を形成する。
細長の先端32を備えている。該先端32は、貫通して
伸長する直径「a」の末端開口部36を有する、半径方
向に整合された末端壁34にて終端となる。該細長の先
端32は、貫通して伸長する通路38を備えている。該
通路38は、末端開口部36と血液逆流チャンバ30と
を連通させる。該通路38は、末端壁34に隣接する内
径「b」を形成する。
【0020】また、ルアカラー40は、先端32の周り
で同心状に離間した関係にて外筒22の末端26に配置
されている。該ルアカラー40は、針ハブ18に螺合可
能に係合する内ねじを備えている。図3に最も明確に図
示するように、針ハブ18はルアカラー40に螺合可能
に係合し、挿入針12の内腔20と先端32の末端壁3
4の末端開口部36とを流体連通させる。
で同心状に離間した関係にて外筒22の末端26に配置
されている。該ルアカラー40は、針ハブ18に螺合可
能に係合する内ねじを備えている。図3に最も明確に図
示するように、針ハブ18はルアカラー40に螺合可能
に係合し、挿入針12の内腔20と先端32の末端壁3
4の末端開口部36とを流体連通させる。
【0021】該装置10は、外筒22内に強固に取り付
けられた内側カニューレ42を更に備えている。より具
体的には、該内側カニューレ42は、末端44と、基端
46と、これらの端部の間を伸長する内腔48と、を備
えている。内側カニューレ42は、末端の端部壁34に
隣接する通路38の内径「b」に略等しい外径「c」を
有する。更に、内側カニューレ42の内腔48は、外筒
22の末端壁34を通る末端開口部36の内径「a」に
略等しい内径「d」を有する。図3に最も明確に図示す
るように、内側カニューレ42の末端44は、先端32
に、及びその隣接する末端壁42に強固に取り付けられ
る。このようにして、内側カニューレ42の内腔48
は、末端壁34の末端開口部36及び挿入針12の内腔
20に連通する。内側カニューレ42は、外筒22の軸
方向長さよりも長い軸方向長さを形成することが望まし
い。このようにして、内側カニューレ42の基端46
は、外筒22の基端24を越えて伸長する。
けられた内側カニューレ42を更に備えている。より具
体的には、該内側カニューレ42は、末端44と、基端
46と、これらの端部の間を伸長する内腔48と、を備
えている。内側カニューレ42は、末端の端部壁34に
隣接する通路38の内径「b」に略等しい外径「c」を
有する。更に、内側カニューレ42の内腔48は、外筒
22の末端壁34を通る末端開口部36の内径「a」に
略等しい内径「d」を有する。図3に最も明確に図示す
るように、内側カニューレ42の末端44は、先端32
に、及びその隣接する末端壁42に強固に取り付けられ
る。このようにして、内側カニューレ42の内腔48
は、末端壁34の末端開口部36及び挿入針12の内腔
20に連通する。内側カニューレ42は、外筒22の軸
方向長さよりも長い軸方向長さを形成することが望まし
い。このようにして、内側カニューレ42の基端46
は、外筒22の基端24を越えて伸長する。
【0022】内側カニューレ42には、互いに180°離
間された一対の穴50が形成されており、該一対の穴5
0は、外筒22内の軸方向のある位置にて内側カニュー
レ42を貫通して伸長している。更に説明するように、
この穴50は、内側カニューレ42からの血液の逆流が
チャンバ30内に流動するのを許容する。
間された一対の穴50が形成されており、該一対の穴5
0は、外筒22内の軸方向のある位置にて内側カニュー
レ42を貫通して伸長している。更に説明するように、
この穴50は、内側カニューレ42からの血液の逆流が
チャンバ30内に流動するのを許容する。
【0023】該装置10は、内側カニューレ42の末端
46に取り付けられたストッパ52を更に備えている。
図4及び図5に最も明確に図示するように、該ストッパ
52は、大きい外径「e」を形成する基端54と、小さ
い外径「f」を形成する末端56と、を有する略段付き
の円筒状の形態をしている。略半径方向に整合された段
状部分58は、対向する基端54及び末端56のそれぞ
れの中間位置にて大径部分と小径部分との間を伸長す
る。
46に取り付けられたストッパ52を更に備えている。
図4及び図5に最も明確に図示するように、該ストッパ
52は、大きい外径「e」を形成する基端54と、小さ
い外径「f」を形成する末端56と、を有する略段付き
の円筒状の形態をしている。略半径方向に整合された段
状部分58は、対向する基端54及び末端56のそれぞ
れの中間位置にて大径部分と小径部分との間を伸長す
る。
【0024】ストッパ52は、該ストッパ52の基端5
4内まで軸方向に伸長するガイドワイヤー穴60を備え
ている。基端54とガイドワイヤーの穴60との間の境
界部分にあるストッパ52の部分は、ガイドワイヤーの
穴60内への広がった入口を形成し得るように面取り加
工される。ストッパ52の基端54は、更に詳細に説明
するように、ガイドワイヤー64に係合するスリット6
2を更に備えている。この面取り加工部分の末端方向に
配置されたガイドワイヤーの穴60の部分は、内側カニ
ューレ42の内腔50の内径「d」の略等しく且つガイ
ドワイヤー64の外径に略等しい内径「g」を形成す
る。
4内まで軸方向に伸長するガイドワイヤー穴60を備え
ている。基端54とガイドワイヤーの穴60との間の境
界部分にあるストッパ52の部分は、ガイドワイヤーの
穴60内への広がった入口を形成し得るように面取り加
工される。ストッパ52の基端54は、更に詳細に説明
するように、ガイドワイヤー64に係合するスリット6
2を更に備えている。この面取り加工部分の末端方向に
配置されたガイドワイヤーの穴60の部分は、内側カニ
ューレ42の内腔50の内径「d」の略等しく且つガイ
ドワイヤー64の外径に略等しい内径「g」を形成す
る。
【0025】ストッパ52は、末端56内まで伸長して
ガイドワイヤーの穴60に連通する、軸方向に整合され
たカニューレ取り付け穴66を更に備えている。しか
し、ストッパ52の末端56におけるカニューレの取り
付け穴66は、内側カニューレ42の外径「c」に略等
しい内径「h」を形成する。従って、この内径「h」
は、ストッパ52のガイドワイヤー穴60の直径「g」
よりも大きい。このため、図2及び図7乃至図9に最も
明確に図示するように、内側カニューレ42の基端46
は、ストッパ52のカニューレ取り付け穴66内の軸方
向位置に確実に保持される。これらの穴66、60の直
径が異なる結果、ストッパ52が内側カニューレ42に
対して末端方向に移動するのが阻止される。更に、先端
32の末端壁34に隣接する内側カニューレ42の末端
44が外筒22に係合する結果、組み合わせたストッパ
52及び内側カニューレ42が外筒22内で末端方向に
変位するのが阻止される。
ガイドワイヤーの穴60に連通する、軸方向に整合され
たカニューレ取り付け穴66を更に備えている。しか
し、ストッパ52の末端56におけるカニューレの取り
付け穴66は、内側カニューレ42の外径「c」に略等
しい内径「h」を形成する。従って、この内径「h」
は、ストッパ52のガイドワイヤー穴60の直径「g」
よりも大きい。このため、図2及び図7乃至図9に最も
明確に図示するように、内側カニューレ42の基端46
は、ストッパ52のカニューレ取り付け穴66内の軸方
向位置に確実に保持される。これらの穴66、60の直
径が異なる結果、ストッパ52が内側カニューレ42に
対して末端方向に移動するのが阻止される。更に、先端
32の末端壁34に隣接する内側カニューレ42の末端
44が外筒22に係合する結果、組み合わせたストッパ
52及び内側カニューレ42が外筒22内で末端方向に
変位するのが阻止される。
【0026】装置10は、気体状物質が流動するのは許
容するが、液体に対し略不透過性である、多孔性材料、
望ましくは、プラスチックで形成された通気栓70を更
に備えている。この多孔性通気栓は、本発明の重要な特
徴である。多孔性通気栓を使用することにより、血液が
チャンバに入ると、空気が該チャンバから排出されるの
で、外筒の容積全体に血液を満たすことが可能となる。
この多孔性通気栓が存在しないならば、外筒内には空気
圧力が蓄積し、その容積に血液を満たすことが出来ず、
その結果、動脈血液流を識別する機能が損なわれる。こ
の多孔性通気栓を使用しない場合、チャンバは、多孔性
通気栓がある場合に必要とされる場合よりも数倍も大き
くしなければならない。この多孔性通気栓は、二つの機
能を果たすことを理解すべきである。この栓は、チャン
バと外筒の外側との間に空気透過性で液体不透過性のバ
リヤーを提供し、血液が内側カニューレの穴を通ってチ
ャンバに入ると、空気がチャンバから出るのを許容す
る。また、この多孔性通気栓は、外筒の基端を密封し、
チャンバの基端を形成する目的を果たす。これらの機能
を別個の要素で満足させることも本発明の範囲である。
例えば、該外筒に穴を形成し、この穴は、血液がチャン
バに入ると、空気がチャンバから出るのを許容する空気
透過性で液体不透過性の栓、又はシートで密封されるよ
うにしてもよい。チャンバの基端は、空気透過性でない
一体の栓、又は、血液を集めるのに適したその他の任意
の構造体により環境に対して密封するようにしてもよ
い。上記の二つの機能を果たす多孔性通気栓を使用する
ことは、単に、望ましい実施例であるに過ぎず、本発明
の範囲がこれにのみ限定されるものではない。
容するが、液体に対し略不透過性である、多孔性材料、
望ましくは、プラスチックで形成された通気栓70を更
に備えている。この多孔性通気栓は、本発明の重要な特
徴である。多孔性通気栓を使用することにより、血液が
チャンバに入ると、空気が該チャンバから排出されるの
で、外筒の容積全体に血液を満たすことが可能となる。
この多孔性通気栓が存在しないならば、外筒内には空気
圧力が蓄積し、その容積に血液を満たすことが出来ず、
その結果、動脈血液流を識別する機能が損なわれる。こ
の多孔性通気栓を使用しない場合、チャンバは、多孔性
通気栓がある場合に必要とされる場合よりも数倍も大き
くしなければならない。この多孔性通気栓は、二つの機
能を果たすことを理解すべきである。この栓は、チャン
バと外筒の外側との間に空気透過性で液体不透過性のバ
リヤーを提供し、血液が内側カニューレの穴を通ってチ
ャンバに入ると、空気がチャンバから出るのを許容す
る。また、この多孔性通気栓は、外筒の基端を密封し、
チャンバの基端を形成する目的を果たす。これらの機能
を別個の要素で満足させることも本発明の範囲である。
例えば、該外筒に穴を形成し、この穴は、血液がチャン
バに入ると、空気がチャンバから出るのを許容する空気
透過性で液体不透過性の栓、又はシートで密封されるよ
うにしてもよい。チャンバの基端は、空気透過性でない
一体の栓、又は、血液を集めるのに適したその他の任意
の構造体により環境に対して密封するようにしてもよ
い。上記の二つの機能を果たす多孔性通気栓を使用する
ことは、単に、望ましい実施例であるに過ぎず、本発明
の範囲がこれにのみ限定されるものではない。
【0027】通気栓70は、対向する基端72及び末端
74をそれぞれ備えている。通気栓70の末端74は、
その外径「i」が外筒22の内側チャンバ30の内径に
略等しい略円筒状の形状をしている。このため、通気栓
70の末端部分は、外筒22内に摺動可能な流体密の係
合状態に配置することが出来る。しかし、通気栓70の
基端72は、該通気栓70を外筒22のチャンバ30内
に挿入する深さを制限する、より大径のフランジ73を
形成する。
74をそれぞれ備えている。通気栓70の末端74は、
その外径「i」が外筒22の内側チャンバ30の内径に
略等しい略円筒状の形状をしている。このため、通気栓
70の末端部分は、外筒22内に摺動可能な流体密の係
合状態に配置することが出来る。しかし、通気栓70の
基端72は、該通気栓70を外筒22のチャンバ30内
に挿入する深さを制限する、より大径のフランジ73を
形成する。
【0028】通気栓70は、全体として、参照符号76
で示した段付き穴を特徴としており、この穴76は、通
気栓70を貫通して基端72から末端74まで完全に伸
長する。この段付き穴76は、内側カニューレ42の外
径「c」に略等しい内径「j」を有する末端74に隣接
する小径部分78を形成する。このように、図7乃至図
9に最も良く図示するように、内側カニューレ42は、
通気栓70を貫通する穴76の小径部分78に対して摺
動可能な流体密の係合状態に配置される。通気栓70の
穴76は、小径部分78の基端側に段付きのストッパ着
座部分80を更に形成する。該ストッパ着座部分80
は、流体密であることが望ましい摺動可能な係合状態で
ストッパ52に係合し得る形状としてある。ストッパ5
2と通気栓70との間の移動範囲は、図示するように、
それぞれの構成要素の形状及び寸法により制限される。
で示した段付き穴を特徴としており、この穴76は、通
気栓70を貫通して基端72から末端74まで完全に伸
長する。この段付き穴76は、内側カニューレ42の外
径「c」に略等しい内径「j」を有する末端74に隣接
する小径部分78を形成する。このように、図7乃至図
9に最も良く図示するように、内側カニューレ42は、
通気栓70を貫通する穴76の小径部分78に対して摺
動可能な流体密の係合状態に配置される。通気栓70の
穴76は、小径部分78の基端側に段付きのストッパ着
座部分80を更に形成する。該ストッパ着座部分80
は、流体密であることが望ましい摺動可能な係合状態で
ストッパ52に係合し得る形状としてある。ストッパ5
2と通気栓70との間の移動範囲は、図示するように、
それぞれの構成要素の形状及び寸法により制限される。
【0029】図2には、通気栓70がその基端24に隣
接して外筒22のチャンバ30内に摺動可能に係合した
状態に組み立てた状態の装置10が示されている。内側
カニューレ42の基端46は、ストッパ52内に強固に
固着される。次に、内側カニューレ42の末端44は、
外筒22の先端32を通る通路38内に強固に着座す
る。この着座位置にあるとき、ストッパ52は、通気栓
70のストッパ着座部80内に流体密な係合状態に配置
される。更に、ストッパ52に隣接する内側カニューレ
42の部分は、通気栓70の小径の穴78内に摺動可能
に流体密に係合する。
接して外筒22のチャンバ30内に摺動可能に係合した
状態に組み立てた状態の装置10が示されている。内側
カニューレ42の基端46は、ストッパ52内に強固に
固着される。次に、内側カニューレ42の末端44は、
外筒22の先端32を通る通路38内に強固に着座す
る。この着座位置にあるとき、ストッパ52は、通気栓
70のストッパ着座部80内に流体密な係合状態に配置
される。更に、ストッパ52に隣接する内側カニューレ
42の部分は、通気栓70の小径の穴78内に摺動可能
に流体密に係合する。
【0030】使用時、以下に更に詳細に説明するよう
に、内側カニューレの基端を通って血液が装置から流れ
出るのを防止することが望ましい。血液が内側カニュー
レの基端から流れ出るのを防止する手段は、動脈血液の
圧力の下、血液がガイドワイヤーの外側と内側カニュー
レの内側との間を通って流動し得ないような寸法とし、
且つ内側カニューレ内に配置されたガイドワイヤーを備
えることが出来る。また、血液が内側カニューレの基端
から外に流れ出るのを阻止する手段は、ストッパ52の
ようなストッパを備え、このストッパ52は、ガイドワ
イヤーよりも小径の穴60を有するように寸法決めし、
ガイドワイヤーが存在するとき、血液が装置の基端から
外に流れ出ないようにする。また、血液が内側カニュー
レの基端から流れ出ないようにする手段は、装置の基端
に取り付けられ、血液の流れを阻止し得るように閉塞す
ることの出来る弁を備えることが出来る。公知のトーホ
イ・ボースト(Tuohy Borst)アダプタを使用して、血液
の流れを遮断すると共に、ガイドワイヤーを装置に対し
選択した軸方向位置に保持することが出来る。
に、内側カニューレの基端を通って血液が装置から流れ
出るのを防止することが望ましい。血液が内側カニュー
レの基端から流れ出るのを防止する手段は、動脈血液の
圧力の下、血液がガイドワイヤーの外側と内側カニュー
レの内側との間を通って流動し得ないような寸法とし、
且つ内側カニューレ内に配置されたガイドワイヤーを備
えることが出来る。また、血液が内側カニューレの基端
から外に流れ出るのを阻止する手段は、ストッパ52の
ようなストッパを備え、このストッパ52は、ガイドワ
イヤーよりも小径の穴60を有するように寸法決めし、
ガイドワイヤーが存在するとき、血液が装置の基端から
外に流れ出ないようにする。また、血液が内側カニュー
レの基端から流れ出ないようにする手段は、装置の基端
に取り付けられ、血液の流れを阻止し得るように閉塞す
ることの出来る弁を備えることが出来る。公知のトーホ
イ・ボースト(Tuohy Borst)アダプタを使用して、血液
の流れを遮断すると共に、ガイドワイヤーを装置に対し
選択した軸方向位置に保持することが出来る。
【0031】図2に示すように、通気栓70は、内側カ
ニューレ42の穴50が開放されるように、その基端位
置まで摺動させる。針ハブ18は、外筒22の末端26
にてルアカラー40に螺合可能に係合することが出来
る。このため、挿入針12の内腔20は、内側カニュー
レ42を通る内腔48に連通する。ガイドワイヤー64
をストッパ52の基端の小径のガイドワイヤー穴60内
に摺動可能に挿入することにより、組み立てを完了する
ことが出来る。上述のように、ガイドワイヤー64の外
径は、ストッパ52のガイドワイヤー穴60の内径
「g」に略等しいため、ガイドワイヤー64は、ストッ
パ52のガイドワイヤー穴60を効果的に閉じる。ガイ
ドワイヤー64は、ストッパ52の末端56に隣接して
スリット62に摩擦係合することにより、この位置に保
持することが出来る。
ニューレ42の穴50が開放されるように、その基端位
置まで摺動させる。針ハブ18は、外筒22の末端26
にてルアカラー40に螺合可能に係合することが出来
る。このため、挿入針12の内腔20は、内側カニュー
レ42を通る内腔48に連通する。ガイドワイヤー64
をストッパ52の基端の小径のガイドワイヤー穴60内
に摺動可能に挿入することにより、組み立てを完了する
ことが出来る。上述のように、ガイドワイヤー64の外
径は、ストッパ52のガイドワイヤー穴60の内径
「g」に略等しいため、ガイドワイヤー64は、ストッ
パ52のガイドワイヤー穴60を効果的に閉じる。ガイ
ドワイヤー64は、ストッパ52の末端56に隣接して
スリット62に摩擦係合することにより、この位置に保
持することが出来る。
【0032】本発明の好適な実施例は、内側又は外側か
ら外筒に対して摺動可能に取り付けられた多孔性通気栓
を備えているが、内側カニューレの穴と血液逆流チャン
バとが常に流体連通しているように、外筒に対して流体
密の係合状態で固定状態に取り付けられた多孔性通気栓
を備えることは、本発明の範囲である。また、上述のよ
うに、空気透過性で液体不透過性の材料以外の材料から
成る栓、又は同等の構造体を備えることも本発明の範囲
である。これらの構成要素に選択された寸法に応じて、
ストッパ及び/又は内側カニューレの内側に係合するガ
イドワイヤーは、血液がカニューレの基端から出るのを
阻止する。好適な実施例において、可動の通気栓を提供
することにより、本発明は、ガイドワイヤーを装置から
取り外した後であっても、逆流チャンバ内に集められた
血液を保持し且つ処分するために安全に封じ込めること
が出来るという更なる特徴を備えるに至る。
ら外筒に対して摺動可能に取り付けられた多孔性通気栓
を備えているが、内側カニューレの穴と血液逆流チャン
バとが常に流体連通しているように、外筒に対して流体
密の係合状態で固定状態に取り付けられた多孔性通気栓
を備えることは、本発明の範囲である。また、上述のよ
うに、空気透過性で液体不透過性の材料以外の材料から
成る栓、又は同等の構造体を備えることも本発明の範囲
である。これらの構成要素に選択された寸法に応じて、
ストッパ及び/又は内側カニューレの内側に係合するガ
イドワイヤーは、血液がカニューレの基端から出るのを
阻止する。好適な実施例において、可動の通気栓を提供
することにより、本発明は、ガイドワイヤーを装置から
取り外した後であっても、逆流チャンバ内に集められた
血液を保持し且つ処分するために安全に封じ込めること
が出来るという更なる特徴を備えるに至る。
【0033】装置10を使用するとき、図2に示すよう
に、針カニューレ12の先端14を患者P内に挿入す
る。患者Pの動脈Aに挿入することにより、動脈Aから
の脈動する血液Bは、挿入針12の内腔20及び内側カ
ニューレ42の内腔48を通って流動する。内側カニュ
ーレ42からの血液は、穴50から出て、外筒22のチ
ャンバ30内に脈動して入る。血液Bが内側カニューレ
42の穴50から脈動して出るとき、多孔性通気栓70
は、チャンバ30内の空気が逃げるのを許容する。この
ように、脈動してチャンバ30内に流動する血液が空気
圧力によって妨害されることはない。しかし、通気栓7
0は、脈動する血液Bが逃げるのを阻止する働きをす
る。ガイドワイヤー64は、脈動する血液Bが内側カニ
ューレ42を通って完全に流動し且つ装置10の基端2
4から出るのを阻止する。このように、脈動する血液B
の全部が外筒22のチャンバ30内に安全に保持され、
装置10を使用する心臓治療医、又は放射線治療医が汚
染した血液に露呈される虞れを略皆無にする。
に、針カニューレ12の先端14を患者P内に挿入す
る。患者Pの動脈Aに挿入することにより、動脈Aから
の脈動する血液Bは、挿入針12の内腔20及び内側カ
ニューレ42の内腔48を通って流動する。内側カニュ
ーレ42からの血液は、穴50から出て、外筒22のチ
ャンバ30内に脈動して入る。血液Bが内側カニューレ
42の穴50から脈動して出るとき、多孔性通気栓70
は、チャンバ30内の空気が逃げるのを許容する。この
ように、脈動してチャンバ30内に流動する血液が空気
圧力によって妨害されることはない。しかし、通気栓7
0は、脈動する血液Bが逃げるのを阻止する働きをす
る。ガイドワイヤー64は、脈動する血液Bが内側カニ
ューレ42を通って完全に流動し且つ装置10の基端2
4から出るのを阻止する。このように、脈動する血液B
の全部が外筒22のチャンバ30内に安全に保持され、
装置10を使用する心臓治療医、又は放射線治療医が汚
染した血液に露呈される虞れを略皆無にする。
【0034】装置10を使用する心臓治療医、又は放射
線治療医は、脈動する血液がチャンバ30内に入ったこ
と、即ち、動脈にアクセスしたことを容易に観察し且つ
識別することが可能である。装置10を使用するとき、
ガイドワイヤー64をストッパ52のスリット62から
外して、図8に示すように、ガイドワイヤー64を内側
カニューレ42及び挿入針12を完全に貫通して、患者
Pの動脈A内まで末端方向に向けて長手方向に進める。
ガイドワイヤー64は、患者Pに対して診断方法を実施
するのに十分な程度に進められる。次に、心臓治療医、
又は放射線治療医は、通気栓70を末端方向に進めて、
図7に示すように、内側カニューレ42の穴50を閉
じ、これによって血液が更に流動しないようにする。外
筒22上のフランジは、ユーザが多孔性栓を外筒の末端
に向けて付勢させ得るように、指圧力を付与する表面を
提供することで通気栓を前進させ易くするために設けら
れる。次に、挿入針12を患者Pから引き抜き、装置1
0を患者P及びガイドワイヤー64の双方に対して基端
方向に摺動させることにより、装置10の他の部分を取
り外すことが出来る。
線治療医は、脈動する血液がチャンバ30内に入ったこ
と、即ち、動脈にアクセスしたことを容易に観察し且つ
識別することが可能である。装置10を使用するとき、
ガイドワイヤー64をストッパ52のスリット62から
外して、図8に示すように、ガイドワイヤー64を内側
カニューレ42及び挿入針12を完全に貫通して、患者
Pの動脈A内まで末端方向に向けて長手方向に進める。
ガイドワイヤー64は、患者Pに対して診断方法を実施
するのに十分な程度に進められる。次に、心臓治療医、
又は放射線治療医は、通気栓70を末端方向に進めて、
図7に示すように、内側カニューレ42の穴50を閉
じ、これによって血液が更に流動しないようにする。外
筒22上のフランジは、ユーザが多孔性栓を外筒の末端
に向けて付勢させ得るように、指圧力を付与する表面を
提供することで通気栓を前進させ易くするために設けら
れる。次に、挿入針12を患者Pから引き抜き、装置1
0を患者P及びガイドワイヤー64の双方に対して基端
方向に摺動させることにより、装置10の他の部分を取
り外すことが出来る。
【0035】本発明の装置は、その外径上にカテーテル
を備える挿入針と共に使用することが出来る。従って、
針カニューレ12の末端先端14を患者の体内に挿入す
ると、カテーテルも患者の体内に導入される。血管に接
触し、必要な予備的手順を行った後、更なる治療法を実
施するため、カテーテルを患者の血管系に残して挿入針
を有する装置を取り外すことが出来る。
を備える挿入針と共に使用することが出来る。従って、
針カニューレ12の末端先端14を患者の体内に挿入す
ると、カテーテルも患者の体内に導入される。血管に接
触し、必要な予備的手順を行った後、更なる治療法を実
施するため、カテーテルを患者の血管系に残して挿入針
を有する装置を取り外すことが出来る。
【0036】二重壁穿刺法を採用することにより、血管
にアクセスしようとする心臓治療医、又は放射線治療医
に適した本発明の別の実施例が図10乃至図13に示さ
れている。図10乃至図13に示したこの別の実施例
は、内側カニューレ42を有する外筒22と、ストッパ
52と、上述し且つ図示したものと略同一のガイドワイ
ヤー64及び通気栓70と、を使用する。しかし、図1
0乃至図12に示した実施例は、その内部にスタイレッ
ト84が摺動可能に配置された別個の挿入針82から開
始する。互いに組み合わせた針82及びスタイレット8
4は、患者Pの動脈Aを完全に貫通して進み、このた
め、挿入針82の先端86は、動脈Aを越える。この対
向する二つの動脈壁を二重に穿刺する方法を完了した
後、図11に示すように、スタイレット84を基端方向
に向けて挿入針82から軸方向に取り外す。次に、図1
2に示すように、挿入針82を外筒22のルアカラー4
0と螺合可能に係合させ、挿入針82が内側カニューレ
42に連通するようにする。次に、図13に示すよう
に、外筒22及び挿入針82を基端方向に動かし、針8
2の先端86が患者Pの動脈Aに入るようにする。これ
により、動脈Aからの脈動する血液Bは、内側カニュー
レ42を通じて押し出される。血液Bは、内側カニュー
レ42の穴50を通り、また、外筒22のチャンバ30
に入るのを肉眼で観察出来る。次に、多孔性通気栓70
を末端方向に進め、上述と略同様に、ガイドワイヤー6
8を動脈A内に送ることが出来る。
にアクセスしようとする心臓治療医、又は放射線治療医
に適した本発明の別の実施例が図10乃至図13に示さ
れている。図10乃至図13に示したこの別の実施例
は、内側カニューレ42を有する外筒22と、ストッパ
52と、上述し且つ図示したものと略同一のガイドワイ
ヤー64及び通気栓70と、を使用する。しかし、図1
0乃至図12に示した実施例は、その内部にスタイレッ
ト84が摺動可能に配置された別個の挿入針82から開
始する。互いに組み合わせた針82及びスタイレット8
4は、患者Pの動脈Aを完全に貫通して進み、このた
め、挿入針82の先端86は、動脈Aを越える。この対
向する二つの動脈壁を二重に穿刺する方法を完了した
後、図11に示すように、スタイレット84を基端方向
に向けて挿入針82から軸方向に取り外す。次に、図1
2に示すように、挿入針82を外筒22のルアカラー4
0と螺合可能に係合させ、挿入針82が内側カニューレ
42に連通するようにする。次に、図13に示すよう
に、外筒22及び挿入針82を基端方向に動かし、針8
2の先端86が患者Pの動脈Aに入るようにする。これ
により、動脈Aからの脈動する血液Bは、内側カニュー
レ42を通じて押し出される。血液Bは、内側カニュー
レ42の穴50を通り、また、外筒22のチャンバ30
に入るのを肉眼で観察出来る。次に、多孔性通気栓70
を末端方向に進め、上述と略同様に、ガイドワイヤー6
8を動脈A内に送ることが出来る。
【0037】以上、好適な実施例に関して本発明を説明
したが、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸
脱せずに、各種の変形例が採用可能である。例えば、該
装置は、ガイドワイヤーを静脈内に挿入するのにも使用
出来る。静脈から装置のチャンバ内への血液の流れは、
動脈にアクセスする場合の脈動する血液の流れとは異な
るが、静脈血液の流れを安全に且つ容易に識別すること
が可能である。
したが、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸
脱せずに、各種の変形例が採用可能である。例えば、該
装置は、ガイドワイヤーを静脈内に挿入するのにも使用
出来る。静脈から装置のチャンバ内への血液の流れは、
動脈にアクセスする場合の脈動する血液の流れとは異な
るが、静脈血液の流れを安全に且つ容易に識別すること
が可能である。
【図1】患者の体内に挿入された本発明による逆流血液
収容装置の斜視図である。
収容装置の斜視図である。
【図2】図1の線2−2に沿った断面図である。
【図3】図1の線3−3に沿った拡大断面図である。
【図4】本発明の装置のストッパの基端の平面図であ
る。
る。
【図5】図4の線5−5に沿った断面図である。
【図6】本発明の多孔性通気栓の断面図である。
【図7】第二の作用状態にある装置を示す図2と同様の
断面図である。
断面図である。
【図8】第三の作用状態にある装置を示す図2及び図7
と同様の断面図である。
と同様の断面図である。
【図9】第四の作用状態にある装置を示す図2、図7及
び図8と同様の断面図である。
び図8と同様の断面図である。
【図10】本発明の装置と共に使用し、二重壁穿刺法に
適用可能とされた別の挿入針及びスタイレットの断面図
である。
適用可能とされた別の挿入針及びスタイレットの断面図
である。
【図11】別の実施例の第二の作用状態を示す図10と
同様の断面図である。
同様の断面図である。
【図12】別の実施例の第三の作用状態を示す図10及
び図11と同様の断面図である。
び図11と同様の断面図である。
【図13】別の実施例の第四の作用状態を示す図10乃
至図12と同様の断面図である。
至図12と同様の断面図である。
10 逆流血液収容装置 12 挿入針 14 挿入針の末端 16 針ハブの
末端 18 針ハブ 20 内腔 22 外筒 24 外筒の基
端 26 外筒の末端 28 チャンバ
壁 30 血液の逆流チャンバ 32 外筒の末
端の先端 34 先端の末端壁 36 先端の末
端開口部 38 通路 40 ルアカラ
ー 42 内側カニューレ 44 内側カニ
ューレの末端 46 内側カニューレの基端 48 内側カニ
ューレの内腔 50 穴 52 ストッパ 54 ストッパの基端 56 ストッパ
の末端 58 段部分 60 ガイドワ
イヤー穴 62 スリット 64 ガイドワ
イヤー 66 カニューレの取り付け穴 70 通気栓 A 血液 B 血管 P 患者
末端 18 針ハブ 20 内腔 22 外筒 24 外筒の基
端 26 外筒の末端 28 チャンバ
壁 30 血液の逆流チャンバ 32 外筒の末
端の先端 34 先端の末端壁 36 先端の末
端開口部 38 通路 40 ルアカラ
ー 42 内側カニューレ 44 内側カニ
ューレの末端 46 内側カニューレの基端 48 内側カニ
ューレの内腔 50 穴 52 ストッパ 54 ストッパの基端 56 ストッパ
の末端 58 段部分 60 ガイドワ
イヤー穴 62 スリット 64 ガイドワ
イヤー 66 カニューレの取り付け穴 70 通気栓 A 血液 B 血管 P 患者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック・シー・ハフトン アメリカ合衆国ニュージャージー州07461, サセックス,メープル・アベニュー 18 (72)発明者 ジョセフ・ジェイ・グレッグ アメリカ合衆国ニュージャージー州07604, ハズブロック・ハイツ,ルーズベルト・ア ベニュー 65
Claims (10)
- 【請求項1】 逆流血液収容装置にして、 開放した基端と、末端と、該端部の間にあるチャンバ
と、を有し、前記末端が末端開口部を有する外筒と、 前記チャンバ内に取り付けられた内側カニューレであっ
て、前記外筒の前記末端開口部に連通する末端と、基端
と、前記端部の間を伸長する内腔と、を有し、当該内側
カニューレを貫通して伸長して前記内腔と前記チャンバ
とを連通させる少なくとも一つの穴を有する、内側カニ
ューレと、 前記外筒の前記基端及び前記内側カニューレと流体密の
係合状態で配置された栓であって、前記内側カニューレ
が該栓を通って伸長することによって基端から挿入され
たガイドワイヤーが前記内側カニューレにアクセスする
のが許容されるようになされた、前記栓と、 前記チャンバと前記外筒の外側とを連通させ、血液が前
記内側カニューレの前記穴を通って前記チャンバに入っ
たとき、空気が前記チャンバから出るのを許容する通気
手段とを備えることを特徴とする、逆流血液収容装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置にして、前記通気
手段が、空気透過性で液体不透過性材料によって少なく
とも部分的に形成された前記栓を備えることを特徴とす
る装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の装置にして、前記栓
が、前記外筒に摺動可能に係合し且つ前記内側カニュー
レの周りに摺動可能に流体密に係合し、且つ前記内側カ
ニューレの前記穴が露出される基端位置から前記内側カ
ニューレの前記穴が前記栓により覆われる末端位置まで
摺動可能であることを特徴とする装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の装置にして、前記外筒
に取り付けられ且つ前記内側カニューレに連通する挿入
針を更に備えることを特徴とする装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の装置にして、ガイドワ
イヤーに解放可能に係合し、ガイドワイヤーが前記内側
カニューレに対して軸方向に動くのを阻止する手段を更
に備えることを特徴とする装置。 - 【請求項6】 請求項3に記載の装置にして、前記内側
カニューレが、互いに対向する基端及び末端と、当該内
側カニューレを貫通して伸長する穴と、を有するストッ
パを更に備え、該ストッパが前記内側カニューレの前記
基端に強固に取り付けられ、前記内腔及び前記穴が流体
連通することを特徴とする装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の装置にして、前記スト
ッパが、前記ガイドワイヤーが前記ストッパに対して軸
方向に移動するのを阻止するのを助けるべく前記ガイド
ワイヤーに解放可能に係合する手段を備えることを特徴
とする装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載の装置にして、血液が前
記内側カニューレの前記基端から外に流れ出るのを阻止
する手段を更に備えることを特徴とする装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載の装置にして、前記内側
カニューレ内に配置され且つ該内側カニューレの中を可
動であるガイドワイヤーを更に備え、血液が前記内側カ
ニューレの前記基端から出るのを阻止する前記手段が、
前記穴と前記内側カニューレの前記基端との間で流体流
が前記内側カニューレの前記内腔を通って流動するのを
阻止し得る寸法とされ且つそのように配置された前記ガ
イドワイヤーを備えることを特徴とする装置。 - 【請求項10】 請求項6に記載の装置にして、前記内
側カニューレ内に配置され且つ該内側カニューレの中を
可動であるガイドワイヤーを更に備え、血液が前記内側
カニューレの前記基端から外に出るのを阻止する前記手
段が、血液が前記通路の一部分を通って流動するのを阻
止すべく前記ガイドワイヤーに接触する寸法とした前記
ストッパの前記通路の前記一部を備えることを特徴とす
る装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US014036 | 1993-02-05 | ||
| US08/014,036 US5295970A (en) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | Apparatus and method for vascular guide wire insertion with blood flashback containment features |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06285172A true JPH06285172A (ja) | 1994-10-11 |
| JP2540018B2 JP2540018B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=21763152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6012686A Expired - Lifetime JP2540018B2 (ja) | 1993-02-05 | 1994-02-04 | 逆流血液収容装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5295970A (ja) |
| EP (1) | EP0609742B1 (ja) |
| JP (1) | JP2540018B2 (ja) |
| AU (1) | AU672454B2 (ja) |
| BR (1) | BR9400420A (ja) |
| CA (1) | CA2113952C (ja) |
| DE (1) | DE69420432D1 (ja) |
| MX (1) | MX9400851A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JP2008534154A (ja) * | 2005-03-30 | 2008-08-28 | アクセス サイエンティフィック、インク. | 血管アクセス |
| JP2011512987A (ja) * | 2008-03-07 | 2011-04-28 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | フラッシュバック血液採集ニードル |
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| US10010343B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-07-03 | Access Scientific, Llc | Vascular access device |
| JP2018153454A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | テルモ株式会社 | カテーテル組立体 |
| US10136916B2 (en) | 2010-02-08 | 2018-11-27 | Access Scientific, Llc | Access device |
| US10569059B2 (en) | 2018-03-01 | 2020-02-25 | Asspv, Llc | Guidewire retention device |
| US11027099B2 (en) | 2015-04-30 | 2021-06-08 | Smiths Medical Asd, Inc. | Vascular access device |
| USRE49056E1 (en) | 2007-01-24 | 2022-05-03 | Smiths Medical Asd, Inc. | Access device |
| JP2024519977A (ja) * | 2021-05-27 | 2024-05-21 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | 流体移動の視覚化のための針アセンブリ |
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|---|---|---|---|---|
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| US5984895A (en) * | 1998-01-15 | 1999-11-16 | Merit Medical Systems, Inc. | Vascular blood flashback containment device with improved sealing capability |
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