JPH06285804A - 往復切削式木工用超仕上鉋盤 - Google Patents

往復切削式木工用超仕上鉋盤

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JPH06285804A
JPH06285804A JP10031293A JP10031293A JPH06285804A JP H06285804 A JPH06285804 A JP H06285804A JP 10031293 A JP10031293 A JP 10031293A JP 10031293 A JP10031293 A JP 10031293A JP H06285804 A JPH06285804 A JP H06285804A
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JP
Japan
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plane
blade
tilting
feeding
tilt
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JP10031293A
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English (en)
Inventor
Osayuki Sakano
修之 阪野
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Amitec Corp
Original Assignee
Amitec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 往復切削式木工用超仕上鉋盤にあって、送材
方向変換に伴う鉋刃の切換を迅速かつ円滑に行い得るよ
うにすること。 【構成】 往鉋刃5a及び復鉋刃5bを装架した傾動基
台30を傾斜駆動手段により傾動制御することにより、
往傾斜位置で往鉋刃5aの刃先のみを送材案内面2aか
ら突出させ、復傾斜位置で復鉋刃5bの刃先のみを送材
案内面2aから突出させることにより、加工材の往復切
削を可能としたものである。このため、一端のみを昇降
させるものであるから軽荷重となって、馬力が小さくて
済み、かつ全体を昇降させるものとことなって、円滑か
つ迅速に変換駆動がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可逆送材装置と、鉋刃
を備えた送材案内面を相対的離間移動可能に対設してな
る往復切削式木工用超仕上鉋盤に関する。
【0002】
【従来の技術】可逆送材装置と、鉋刃を備えた送材テー
ブルとを相対的離間移動可能に対設してなる往復切削式
木工用超仕上鉋盤は、種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この木工用超仕上鉋盤
にあっては、加工材の往行程及び復行程で加工材を切削
することにより、一往復行程で、二度切削するように
し、この往復行程を数度繰り返すことにより、所定の切
削量を得るようにしている。
【0004】ところで、この往復切削を行なうために
は、単一の鉋刃を走行方向に対向する位置に変換する
か、またはあらかじめ往行程用及び復行程用鉋刃を用意
しておく必要がある。
【0005】前者の構成としては、特公昭52-11077号公
報に開示されているように、回動円板に鉋刃を取付け、
加工材の走行方向変換毎に、前記回転円盤を180 °回転
するものであるが、変換に時間を要して切削能率が悪い
という欠点がある。
【0006】一方、後者の鉋刃を複数用いる手段は、一
方の鉋刃を送材面から突出している間は、他方の鉋刃の
刃先を退避させておく必要があり、その変換機構に工夫
を要する。この例としては、実公昭55-1813 号に開示さ
れているように、半円形の滑動面を備える鉋台に二枚の
鉋刃を装着し、該鉋台を垂直面で揺動させるようにした
構成がある。ところで、この手段では、滑動面の形成が
困難で、精密加工に時間を要するという欠点がある。
【0007】また、特公昭53-27520号または特公昭58-5
6321号に開示されているように、送材テーブルを横切る
凹陥部に鉋台を装着し、該鉋台に左右に離間させて二枚
の鉋刃を取付け、該鉋台の幅方向移動に伴って、いずれ
かの鉋刃を送材通路に配置するようにした構成が提案さ
れている。ところがかかる構成では、鉋台が幅方向に長
くなり、大荷重となって、その左右移動に大馬力を要
し、かつ移動時間が長く、効率が悪いと言う欠点があ
る。また二台の鉋台を同様に凹陥部に配設して、夫々の
鉋台を幅方向に移動するようにした構成も、実公昭54-3
9194号に開示されているが、同様な問題点がある。
【0008】さらには、実公昭55-5283 号に開示されて
いるように、鉋台の下面に傾斜案内を備えた楔板を配設
し、該楔板の側面にラックを設け、駆動モータに連繋し
たピニオンを噛み合わせて、楔板を幅方向に移動し、前
記傾斜案内の作用により鉋台全体を平行に上下動させる
ようにした構成もある。ところで、この構成にあって
は、送材テーブルに形成した凹陥部を案内面として、鉋
台が水平に移動するものであるため、鉋台の全荷重を揚
上させる必要があって、大馬力を要すると共に、駆動力
が偏って、平行に昇降させることができず、円滑な昇降
動を行なうことができないという問題点がある。
【0009】本発明は、かかる従来構成の各問題点を除
去することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、可逆送材モー
タにより駆動される可逆送材装置と、鉋刃を備えた送材
テーブルとを相対的離間移動可能に対設してなる木工用
超仕上鉋盤において、左右に傾斜可能とした傾動基台上
に、刃先を後方へ突出する復鉋刃と、刃先を前方へ突出
する往鉋刃とを装架して、両鉋刃を送材テーブルに配設
した刃物装着溝内から、送材面側へ臨ませ、該傾動基台
に往鉋刃の刃先が送材面から突出し、復鉋刃の刃先が送
材面から退避する往傾斜位置と、復鉋刃の刃先が送材面
から突出し、往鉋刃の刃先が送材面から退避する復傾斜
位置とに揺動変換する傾斜駆動手段を備え、さらに加工
材の往行程変換時には、傾動基台を往傾斜位置とし、加
工材の復行程変換時には、傾動基台を復傾斜位置とする
ように、前記揺動手段をタイミング駆動制御する駆動制
御手段を備えていることを特徴とするものである。
【0011】ここで、傾動基台上に復鉋刃と、往鉋刃と
を装架する手段としては、該傾動基台上に鉋台を乗載
し、該鉋台に復鉋刃と、往鉋刃とを取付ければ良い。こ
の場合には、単一の鉋台に復鉋刃と、往鉋刃とを装着し
ても良く、また、鉋刃の刃先調整や、交換を容易とする
ために、復鉋刃と、往鉋刃ごとに夫々鉋台を設けても良
い。さらには、鉋台自体を傾動基台とすることもでき
る。すなわち、復鉋刃と、往鉋刃とが一体的に作動し得
る構成であれば良い。
【0012】
【作用】傾動基台の一端が傾斜駆動手段により持ち上げ
られ、これにより、鉋刃の先端が送材面から上方突出す
る。このため、他端が支持されているから、軽荷重とな
り、負荷が小さく、かつ傾動により円滑に変換駆動がな
され得る。
【0013】
【実施例】添付図面について本発明の一実施例を説明す
る。
【0014】図1〜8は、本発明を適用した木工用超仕
上鉋盤の一例を示し、基台1上に、その上面を送材案内
面2aとした送材テーブル2が設けられている。前記送
材テーブル2の中央部には回転テーブル3が設けられ、
該回転テーブル3に形成された刃物装着溝6内に鉋台4
a,4bが傾動基台30上に支持されている。この鉋台
4a,4bはその下面に往鉋刃5a及び復鉋刃5bを傾
斜状に装着してその先端を鉋台4a,4bから突出し、
刃口に研磨屑の逃げ間隙を置いて対置させてなる。
【0015】そして前記鉋台4a,4bに夫々支持した
往鉋刃5a及び復鉋刃5bの先端を、傾動基台30を傾
動する傾斜駆動手段により送材案内面2aに交互に突出
作動させるようにしている。この傾斜駆動手段は傾動モ
ータM3,M4等により構成され、傾動基台30を、加
工材を正送する場合には往鉋刃5aの先端を送材案内面
2aから突出し、かつ復鉋刃5bを下方へ退避させる往
傾斜位置とし、加工材を逆走する場合には復鉋刃5bの
先端を送材案内面2aから突出し、かつ往鉋刃5aを下
方へ退避させる復傾斜位置とするようにしている。
【0016】ここで図10は、一体となった鉋台4に、
往鉋刃5aと、復鉋刃5bとを設けたものである。この
ように、鉋台4a,4bは傾動基台30上で、傾斜駆動
手段により同一の作動をするから、これを一体化するよ
うにしても良い。尚、鉋台4a,4bを用いた上述の構
成にあっては、往鉋刃5aと、復鉋刃5bの刃先調整等
の保守を別個に施すことができ、取扱いが容易となる等
の利点を生ずる。
【0017】この傾斜駆動手段は本発明の要部を構成す
るものであって、後に詳細に述べる。
【0018】前記送材テーブル2上には可逆送材装置7
が、送材通路を介して基台1と対設している。前記可逆
送材装置7は、昇降螺子8を回転駆動する昇降モータM
2により案内支柱9,9に沿って昇降する。前記可逆送
材装置7は、可逆送材モータM1により駆動される駆動
ロール11と、従動ロール12とを前後に支持し、該ロ
ール11,12に送材ベルト13を掛け渡すことにより
構成されている。また前記送材ベルト13の下部走行部
の内側には発条等で下方付勢された踏圧ロール14が列
設している。これらの各部材はフレームカバー16によ
り隠蔽された状態となっている。その他、前記送材テー
ブル2の入口側及び出口側には補助テ−ブル(図示せ
ず)が配設される。
【0019】前記可逆送材装置7の送材テーブル2に対
する送材通路間隔を、加工材に適正送材圧を付与し得る
最適なものとするために、前記可逆送材装置7の入口側
には、検知スイッチLS4が配設される。すなわち、前
記フレームカバー16内には上部に介装した発条21に
より下方付勢された昇降作動片20が配設されている。
この昇降作動片20はその下端に支持したローラを覆う
受板22に支持されている。この受板22は支軸23に
より回動可能に枢支され、かつ発条24により前記昇降
作動片20を支持する方向に付勢される。そして、前記
昇降作動片20の上端には検知スイッチLS4が装着さ
れ、昇降作動片20の上昇に伴って、該検知スイッチL
S4の検出端がフレームカバー16の天井面に当接し、
これによりオン作動するようになっている。
【0020】一方、前記送材テーブル2には、その入口
側で、加工材の供給を検知する検知スイッチLS3と、
加工材の逆送制御のための検知スイッチLS1が隣接し
て順次配設されている。そして、前記検知スイッチLS
1,LS3には、一端を枢支され、他端を発条により上
方付勢された作動片26,27が被着され、その湾曲縁
を夫々送材案内面2aから少し突出し、後述するように
加工材が供給又は通過して、前記突出縁を下方へ押込む
と、検知スイッチLS1,LS3が夫々オン作動するよ
うになっている。さらにまた、前記送材通路の後端に
も、加工材の正送制御のための検知スイッチLS2が配
設されている。この検知スイッチLS2も同様に一端を
枢支され、他端を発条により上方付勢され、湾曲端を送
材案内面2aから突出した作動片28が突出し、加工材
の走行により、前記突出縁が下方へ押込まれて、検知ス
イッチLS2のオン作動を生ずるようになっている。
【0021】また、前記可逆送材装置7を昇降する昇降
モータM2の駆動軸にはスリット板sが固着され、かつ
そのスリットの通過数を検知するエンコーダeが配設さ
れ、これにより、昇降モータM2の駆動量、すなわち可
逆送材装置7の昇降量を検出し得るようにしている。
【0022】さらにはこの超仕上鉋盤には、加工材の反
転位置を制御するためのタイマーTと、各モータを駆動
制御する駆動制御手段を構成する中央制御装置CPUが
装着されている。
【0023】次に、本発明の要部に係る傾動基台30を
傾動させる傾斜駆動手段の構成を図5〜8に従って説明
する。
【0024】回転テーブル3には刃物装着溝6が形成さ
れ、該刃物装着溝6の台部37上に傾動基台30が装架
され、さらにその上部に鉋台4a,4b(鉋台4)が乗
載されている。この傾動基台30は、台部37に支持さ
れた中心部を支点として傾動する。このため、その下面
は、外方へ上昇する対称状の傾斜面f,fが形成されて
いる。また、該支点の支持を確実とするために、図9で
示すように、傾動基台30の下部中央に連係凸部30t
を形成し、前記台部37に嵌着溝37tを形成するよう
にしても良い。
【0025】また後述するように、傾動基台30の傾斜
にともない、鉋台4a,4bが夫々上方位置となった場
合に、その面を前記送材案内面2aとほぼ面一とするた
めに、鉋台4a,4bの上面はあらかじめ、外側へ下降
するように対称状に傾斜させている。この傾斜を確保す
るために、鉋台4a,4bを傾斜させても良いが、図7
で示すように、傾動基台30の上面を同様の傾斜面とす
ることにより、鉋台4a,4bの加工を省くことができ
る。尚、図10の構成では、鉋台4の上面を左右部で、
対称状に傾斜させている。
【0026】図11のイは上述の各実施例のように、傾
動基台30を下面中心を支点として傾動させる場合の概
念図を示し、これにより、図7及び図10に係る傾動基
台30の下面と、鉋台4(4a,4b)の上面の傾斜関
係が明瞭に理解される。このように、前記30の一側の
傾斜面30fが台部37と面接触する安定位置で、鉋台
4の他側上面が送材面に対してほぼ面一となるようにす
る。
【0027】一方、図11のロは傾動基台30は他端を
支点として傾動させる場合の概念図を示す。この場合に
は、前記傾動基台30の下面を平面とすれば良い。
【0028】尚、図11のイ,ロのように鉋台4を傾動
基台30として用いても良い。
【0029】また前記回転テーブル3の前後部には復行
程用傾動モータM3又は往行程用傾動モータM4がその
駆動軸を上方に位置させて装着されている。この駆動軸
には、過負荷から駆動軸を保護するためのトルクリミタ
ー32を介してピニオン31が固着されている。
【0030】一方、前記傾動基台30の両側縁下面には
図6,図8で示すように、幅方向に沿って傾斜案内面3
4が形成されている。そして傾斜案内面34直下で、台
部37に支持されて楔状の可動支持片35が介装されて
いる。前記可動支持片35の上面には前記傾斜案内面3
4と等角度の傾斜支持面36が形成されている。さらに
は、前記可動支持片35の側面にはラック38が形成さ
れ、該ラック38に前記ピニオン31が噛み合ってい
る。
【0031】これにより、復行程用傾動モータM3又は
往行程用傾動モータM4が駆動すると、ラック38の送
り作動により可動支持片35は台部37上を移動し、該
可動支持片35の傾斜支持面36の案内作用により、該
傾斜支持面36に傾斜案内面34を接触して支持されて
いる傾動基台30はその高さ偏位により一端側を持ち上
げられて昇降作動されることとなる。そしてこの作動に
より、傾動基台30は台部37に支持された中心部を支
点として傾動し、これにより、時計方向傾動時には、鉋
刃5aの先端を送材案内面2aから突出し、かつ鉋刃5
bの先端を送材案内面2aから下方へ退避して往傾斜位
置(図7の逆位置)となり、反時計方向傾動時には、鉋
刃5bの先端を送材案内面2aから突出し、かつ鉋刃5
aの先端を送材案内面2aから下方へ退避させ鉋刃5b
の先端を送材案内面2aから下方へ退避して復傾斜位置
(図7位置)となる。
【0032】前記傾動基台30の傾斜角度は、図8で示
すように、可動支持片35の端縁を検出子S5,S6で
検知して、その移動量を規定することにより設定され
る。実際にはこの端部での昇降量は2mm程度である。
【0033】尚、傾斜上限位置は、回転テーブル3の刃
物装着溝6の側壁下縁に形成したストッパ39を前記傾
動基台30の端縁に当接して規定し、その上方傾動を不
能としている。
【0034】次に、かかる構成の往復切削式木工用超仕
上鉋盤の作動を説明する。この一連の作動は本発明の駆
動制御手段を構成する中央制御装置CPUにより制御さ
れる。
【0035】まず加工材を送材テーブル2上に供給す
る。このとき、加工材の板厚が厚いと、その先端が受板
22を傾動し、昇降作動片20を押し上げて、検知スイ
ッチLS4がオン作動する。そしてこれにより、昇降モ
ータM2が駆動して、可逆送材装置7が上昇し、これに
伴って検知スイッチLS4のオフ復帰を生ずる。そし
て、タイマー(図示せず)が作動し、該オフ復帰から数
秒(既定値)後に上昇停止する。この一連の作動は、次
の可逆送材装置7の位置決め作動を行なう前に、加工材
の板厚に対して、送材通路を広くするためのものであ
り、停止時間も、確実に検知スイッチLS4のオフ位置
を確保するために設定されたものである。従って、当初
から送材通路が加工材の板厚よりも広い場合(加工材の
供給によって検知スイッチLS4がオン作動しない場
合)には、このような作動は省略される。
【0036】このよう可逆送材装置7の仮位置が設定さ
れた後、または加工材の板厚が薄くて、検知スイッチL
S4がオン作動しない場合に、さらに加工材を投入す
る。これにより、前記作動片26は送材案内面2aの下
方に押付けられて、検知スイッチLS3のオン作動を生
ずる。そして、この検知スイッチLS3のオン作動によ
り、可逆送材装置7の下降に伴う慣性の影響を除去する
ために、一旦可逆送材装置7を過剰に下降させてから、
再び上昇させて位置決めを施す。
【0037】かかる後に、可逆送材装置7の位置決めが
完了すると、可逆送材装置7の正送駆動が開始され、加
工材が正送されることとなる。このとき、往鉋刃5aの
先端は送材案内面2aから突出し、かつ復鉋刃5bは下
方へ退避しており、該往行程で、加工材は往鉋刃5aに
より切削されることとなる。(図11の位置)
【0038】この往行程にあって、加工材の前送によ
り、検知スイッチLS1がオン作動し、さらに加工材の
後端通過に伴ってオフ復帰すると、タイマーTが作動す
る。そして加工材の後端が往鉋刃5a上を通過して切削
され、、タイマーTの設定時限が消化するのに伴い、可
逆送材モータM1が駆動停止する。
【0039】このタイマーTの設定時限消化にともない
復行程が開始される。すなわち、図7で誇張して示すよ
うに、傾動モータM3が正方向駆動し、傾動モータM4
が逆方向駆動して、両端部で可動支持片35が反対方向
へ夫々移動し、傾動基台30の一端部が持ち上げられて
復傾斜位置となり、復鉋刃5bの先端が送材案内面2a
から突出し、かつ往鉋刃5aの先端が送材案内面2aか
ら下方退避する。
【0040】かかる変換の後に、可逆送材モータM1が
逆送駆動開始する。そして、既に加工材の前送にともな
いオン作動していた検知スイッチLS2がオフ復帰し、
このオフ復帰によりタイマーTが作動し、加工材の下面
が復鉋刃5bにより切削され、その後端が復鉋刃5b上
を通過した後に、前記タイマーTの設定時限が消化され
る。そしてこの後、可逆送材モータM1が駆動停止す
る。
【0041】かかる後に、再び傾動モータM3,M4が
駆動し、傾動基台30が反対方向へ傾動して往傾斜位置
(図11の位置)となり、往鉋刃5aの先端が送材案内
面2aから突出し、かつ復鉋刃5bが下方へ退避して、
可逆送材モータM1が正送駆動開始して再び往行程が開
始される。
【0042】このように加工材は往復走行して、往鉋刃
5a及び復鉋刃5bに順次切削加工が施される。この過
程にあって、往復切削により加工材の厚が減少すると、
送材圧が低下するから、所定切削量の消化達成にともな
い、昇降モータM2が駆動し、可逆送材装置7が所定量
下降することとなる。この下降制御は、上述のエンコー
ダeの信号出力に基づいてなされる。
【0043】そして、所定切削回数が消化されると、加
工材の送材方向先端(加工材後端)が検知スイッチLS
3をオン作動し、かつ加工材通過にともない、オフ復帰
すると、可逆送材モータM1の駆動が停止し、さらに、
往鉋刃5aの先端が送材案内面2aから突出し、かつ復
鉋刃5bが下方へ退避して、次回の準備をした後に、加
工材の切削加工が満了することとなる。
【0044】このように、中央制御装置CPU(駆動制
御手段)により、タイマーTの時限消化に伴って、前記
傾動モータM3,M4をタイミング駆動制御して、加工
材の往行程及び復行程変換時に伴って、傾動基台30を
交互に傾動する鉋刃変換制御と、加工材の送材通路への
挿入に伴い、該加工材の先端を検知スイッチLS3 が検
知すると、可逆送材装置7の昇降モータM2を駆動し
て、検知スイッチLS4のオン位置を基準として可逆送
材装置7の高さ位置を設定する送材通路間隔制御と、前
記送材通路間隔設定により送材開始すると共に、タイマ
ーTの時限消化ごとに可逆送材装置の送材方向を変換
し、さらに所定研削回数の満了に伴い、逆送する加工材
の走行方向後端を検知スイッチLS3 が検知することに
より逆送停止する送材制御とが実行されることとなる。
【0045】上述の実施例では、傾動基台30の傾斜駆
動手段を、傾動モータM3,M4により可動支持片35
を幅方向移動することにより構成しているが、図9で示
すように、前記傾動基台30または、往鉋刃5aと、復
鉋刃5bとを取付けた鉋台4(この場合には、該鉋台4
が傾動基台30として把握される)の一端を油圧またエ
アーシリンダ40により直接昇降させて、該傾動基台3
0を傾動させるようにしてもよい。さらには、前記可動
支持片35の幅方向移動をシリンダにより行っても良
い。
【0046】
【発明の効果】本発明は、上述したように、往鉋刃5a
及び復鉋刃5bを装架した傾動基台30を傾斜駆動手段
により傾動制御することにより、往傾斜位置で往鉋刃5
aの刃先のみを送材案内面2aから突出させ、復傾斜位
置で復鉋刃5bの刃先のみを送材案内面2aから突出さ
せることにより、加工材の往復切削を可能としたもので
ある。このため、一端のみを昇降させるものであるから
軽荷重となって、馬力が小さくて済み、かつ全体を昇降
させるものとことなって、円滑かつ迅速に変換駆動がな
され、加工材の待機時間が短く、効率よい切削加工を行
なうことができ、この種往復切削装置の鉋刃の切り換え
を最適に行い得る優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の木工用超仕上鉋盤の概念図である。
【図2】本発明に係る木工用超仕上鉋盤の正面図であ
る。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】回転テーブル3の縦断側面図である。
【図6】図5A−A断面図である。
【図7】傾斜駆動手段を概念的に示す縦断側面図であ
る。
【図8】傾斜駆動手段を概念的に示す正面図である。
【図9】他の傾斜駆動手段を概念的に示す縦断側面図で
ある。
【図10】他の構成を概念的に示す側面図である。
【図11】傾動基台30の傾動手段を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
2 送材テーブル 3 回転テーブル 4,4a,4b 鉋台 5a 往鉋刃 5b 復鉋刃 30 傾動基台 31 ピニオン 34 傾斜案内面 35 可動支持片 36 傾斜支持面 37 台部 38 ラック LS1〜LS4 検知スイッチ M1 可逆送材モータ M2 昇降モータ M3,M4 傾動モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可逆送材モータにより駆動される可逆送材
    装置と、鉋刃を備えた送材テーブルとを相対的離間移動
    可能に対設してなる木工用超仕上鉋盤において、 左右に傾斜可能とした傾動基台上に、刃先を後方へ突出
    する復鉋刃と、刃先を前方へ突出する往鉋刃とを装架し
    て、両鉋刃を送材テーブルに配設した刃物装着溝内か
    ら、送材面側へ臨ませ、 該傾動基台に往鉋刃の刃先が送材面から突出し、復鉋刃
    の刃先が送材面から退避する往傾斜位置と、復鉋刃の刃
    先が送材面から突出し、往鉋刃の刃先が送材面から退避
    する復傾斜位置とに揺動変換する傾斜駆動手段を備え、 さらに加工材の往行程変換時には、傾動基台を往傾斜位
    置とし、加工材の復行程変換時には、傾動基台を復傾斜
    位置とするように、前記揺動手段をタイミング駆動制御
    する駆動制御手段を備えていることを特徴とする往復切
    削式木工用超仕上鉋盤。
  2. 【請求項2】前記昇降駆動手段が、傾動基台の両側縁下
    面に幅方向に沿って夫々傾斜案内面を形成し、該傾斜案
    内面の直下に、前記傾斜面と等角度の傾斜支持面を備え
    る可動支持片を夫々介装して、鉋台の一縁を傾斜支持面
    で夫々支持し、さらに可動支持片の側面にラックを形成
    し、各ラックを夫々復鉋刃用傾動モータM3又は往鉋刃
    用傾動モータM4の駆動軸に連繋したピニオンをラック
    に噛み合わせて、前記傾動モータM3,M4の駆動によ
    り可動支持片を傾斜支持面の長手方向に沿って移動して
    傾動基台を傾動させるようにし、さらに前記駆動制御手
    段により傾動モータM3,M4のタイミング駆動制御を
    施すようにしてなることを特徴とする請求項1記載の往
    復切削式木工用超仕上鉋盤。
  3. 【請求項3】加工材の送材通路の鉋刃の前方位置と、後
    方位置の送材テーブル側に夫々配設されて加工材の走行
    方向後端を検知する検知スイッチLS1 ,LS2 と、 該検知スイッチLS1 ,LS2 による加工材の走行方向
    後端の通過検知に伴って作動するタイマーTと、 加工材の送材通路入口の、前記可逆送材装置側に配設さ
    れた検知スイッチLS4 と、さらに検知スイッチLS4
    の少し後方で、送材テーブル側に配設された検知スイッ
    チLS3 を備えると共に、 前記駆動制御手段が、タイマーTの時限消化に伴って、
    前記傾斜駆動手段をタイミング駆動制御して、加工材の
    往行程変換時には、傾動基台が往傾斜位置とし、加工材
    の復行程変換時には、傾動基台が復傾斜位置とする鉋刃
    変換制御と、加工材の送材通路への挿入に伴い、該加工
    材の先端を検知スイッチLS3 が検知すると、可逆送材
    装置の昇降モータM2を駆動して、検知スイッチLS4
    のオン位置を基準として可逆送材装置の高さ位置を設定
    する送材通路間隔制御と、該送材通路間隔設定により送
    材開始すると共に、タイマーTの時限消化ごとに可逆送
    材装置の送材方向を変換し、さらに所定研削回数の満了
    に伴い、逆送する加工材の走行方向後端を検知スイッチ
    LS3 が検知することにより逆送停止する送材制御とを
    実行するものであることを特徴とする請求項1記載の往
    復切削式木工用超仕上鉋盤。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50104497A (ja) * 1974-01-25 1975-08-18
JPS532798B2 (ja) * 1974-06-20 1978-01-31

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