JPH06286145A - インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッドの製造方法

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JPH06286145A
JPH06286145A JP7406493A JP7406493A JPH06286145A JP H06286145 A JPH06286145 A JP H06286145A JP 7406493 A JP7406493 A JP 7406493A JP 7406493 A JP7406493 A JP 7406493A JP H06286145 A JPH06286145 A JP H06286145A
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JP
Japan
Prior art keywords
flow path
path substrate
cover plate
substrate
ink
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Pending
Application number
JP7406493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyomitsu Suga
清光 須賀
Takeshi Hayakawa
剛 早川
Yukiharu Shimizu
幸春 清水
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェットヘッドの製造コストの低減を
図るとともに所望の印字性能を達成し易くする。 【構成】 流路基板20及び蓋板40を樹脂で成形し、
その際に、流路基板に溝21とこの溝21の縁部に沿っ
て延びる微小なリブ状の突部50を一体的に形成してお
く。その後、突部50を介して流路基板と蓋板とを当接
させた状態でこの両板を超音波接合装置1にセットし、
この両板に超音波振動を加えると、当接部に摩擦熱が生
じ突部50が瞬時に溶けて流路基板と蓋板とが融着され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴をノズルから
吐出させて印字する、いわゆるオンデマンド型のインク
ジェットへッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなインクジェットヘッド
を製造する方法としては、例えば、(1)流路基板に感
光性ガラス材等を使用し、このガラス材にエッチング法
により溝状のインク流路を形成した後、同種のガラス材
でできた蓋板を流路基板に熱融着により接合して作る方
法、(2)溝状のインク流路を有する流路基板とこの基
板に接合されてインク流路を区画形成する蓋板とを、樹
脂を用いて射出成形によりそれぞれ成形した後、この流
路基板と蓋板とを接着剤による接着により接合して作る
方法等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術(1)では、感光性ガラス材等のガラス材自体が
高価であり且つこのガラス材にエッチング法により溝状
のインク流路を形成する加工が面倒なので、ヘッドの製
造コストが高価になってしまうという問題点があった。
【0004】また、上記従来技術(2)では、射出成形
された樹脂製の流路基板と蓋板とを接着剤により接着す
る際に、接着剤の一部が流路基板のインク流路内にはみ
出してその一部を塞いでしまうことがあり、これによっ
て所望の印字性能が得られなくなるおそれがあった。
【0005】従って、材料費が安価である樹脂を用いて
インクジェットヘッドを製造する方法の実用化が望まれ
ている。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
して為されたもので、製造コストの低減を図るととも
に、所望の印字性能が得られるインクジェットヘッドの
製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、インク流路をなす溝を有する流路基板と
この基板に接合されてインク流路を区画形成する蓋板と
からなるインクジェットヘッドの製造方法において、前
記流路基板及び前記蓋板を樹脂で成形し、それと同時
に、前記流路基板または前記蓋板のいずれか一方に、前
記溝の縁部に沿って延びる微小なリブ状の突部を一体的
に形成する工程と、前記突部を介して前記流路基板と前
記蓋板とを当接させた状態でこの両板を超音波接合する
工程とを含むものである。
【0008】
【作用】溝状のインク流路の縁部に沿って延びる微小な
リブ状の突部を介して、樹脂で成形された流路基板と蓋
板とを当接させた状態でこの両板に超音波振動を加える
と、摩擦熱によりリブ状の突部が瞬時に溶けて流路基板
と蓋板とが溶着される。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の各実施例を説
明する。なお、各実施例の説明において同様の部位には
同一の符号を付して重複した説明を省略する。図1は本
発明の第1実施例に係るインクジェットヘッドの製造方
法に使用する超音波接合装置を示している。この超音波
接合装置1は、加圧用のシリンダ2と、超音波振動子3
と、コーン4と、ホーン5と、ベース6と、このベース
6に支持された受治具7とを備えている。そして、この
接合装置1は、受治具7内に配置される被加工物にシリ
ンダ2からの加圧力をホーン5の先端で加えるととも
に、不図示の超音波発振器からの超音波信号が入力され
ることにより超音波振動子3に発生する振動を、コーン
4およびホーン5により拡大伝播しながら前記被加工物
の接合面に超音波振動を加えるようになっている。
【0010】前記超音波接合装置1により超音波接合さ
れて製造されるインクジェットヘッド10は、図2及び
図3に示すように、溝21を有する樹脂製の流路基板2
0と、この基板20に接合されてインク流路32(図4
参照)を区画形成する樹脂製の蓋板40とから構成され
ている。
【0011】流路基板20の溝21は、図2及び図3
(b)に示すように、共通インク室31(図4参照)を
形成するための環状溝部22と、放射状の複数のインク
流路32(図4参照)を形成するための放射状溝部23
とからなる。
【0012】前記環状溝部22には、前記蓋板40に形
成されたインク流入孔41(図3参照)からインクが流
入するインク流入部22a,22aが周方向の対称な位
置に形成されている。
【0013】各放射状溝部23の中心側端部は流路基板
20を厚み方向に貫通するノズル24とそれぞれ連通し
ている。各放射状溝部23の他端部は絞り通路23bを
介して前記環状溝部22と連通している。
【0014】そして、前記流路基板20には、前記溝2
1の縁部に沿って延びる微小なリブ状の突部50が一体
的に形成されている(図2及び図3(b)参照)。すな
わち、微小なリブ状の突部50は、環状溝部22及び複
数の放射状溝部23のそれぞれの縁部に沿って形成され
ている。
【0015】次に、前記インクジェットヘッド10の製
造方法を図1、図3及び図4に基づいて説明する。ま
ず、前記溝21及び複数のノズル24を有する流路基板
20(図2及び図3(b)参照)と、前記インク流入孔
41を有する蓋板40(図3(a)参照)とを夫々樹脂
で射出成形する。
【0016】前記流路基板20の射出成形時に、溝21
の縁部に沿って延びる微小なリブ状の突部50を一体的
に形成する。
【0017】前記射出成形後、図1に示すように、前記
超音波接合装置1の受治具7の凹部7a内に流路基板2
0を入れ、前記突部50を介して流路基板20と蓋板4
0とを当接させる。
【0018】このように積層した流路基板20と蓋板4
0とを超音波接合装置1にセットした状態で、前記シリ
ンダ2を作動させるとともに超音波振動子3に前記超音
波信号を入力させる。これによって、ホーン5がシリン
ダ2からの加圧力を受けながら超音波振動子3からの超
音波振動を受けて振動し、ホーン5の先端(下端面)で
蓋板40を加圧しながらこの蓋板40に超音波振動を加
える。その結果、蓋板40とリブ状の突部50との当接
面に摩擦熱が生じ、この摩擦熱によりリブ状の突部50
が瞬時に溶けて蓋板40と流路基板20とが接合され
る。
【0019】このようにして流路基板20と蓋板40と
を超音波接合した後、前記蓋板40の外面の、前記放射
状溝部23の幅の広い圧力室部23a(図2参照)に対
応する箇所に複数の圧電素子60を接着剤による接着に
よって固定する(図4参照)。
【0020】このようにして、図4に示すようなインク
ジェットヘッド10が製造される。
【0021】なお、突部50は、通常の超音波接合のた
めの設計理論に基づいて設計され、流路基板20と蓋板
40との接合強度及びインク流路のシール性が確保でき
るように大きさや位置が設定される。
【0022】次に、本発明の第2実施例に係るインクジ
ェットヘッドの製造方法を図5及び図6に基づいて説明
する。この第2実施例に係るインクジェットヘッドの製
造方法は、前記流路基板20に前記微小なリブ状の突部
50を一体的に形成する代わりに、蓋板40に、前記溝
21の縁部に対応する箇所に沿って延びる微小なリブ状
の突部50A(図6(a)参照)を一体的に形成するよ
うにしたものである。従って、流路基板20には、図6
(b)に示すように前記リブ状の突部50が形成されて
いない。
【0023】この第2実施例においても、上記第1実施
例と同様に、それぞれ樹脂で射出成形された図6(b)
に示す流路基板20と図6(a)に示す蓋板40とを超
音波接合装置1にセットした状態(図5の状態)で、前
記シリンダ2を作動させるとともに超音波振動子3に前
記超音波信号を入力させる。これによって、蓋板40の
リブ状の突部50Aと流路基板20との当接面に摩擦熱
が生じ、この摩擦熱によりリブ状の突部50Aが瞬時に
溶けて蓋板40と流路基板20とが接合される。
【0024】このようにして流路基板20と蓋板40と
を超音波接合した後、上記第1実施例と同様に、蓋板4
0の外面に複数の圧電素子60を固定する。このように
して、図4に示す上記第1実施例の場合と同様のインク
ジェットヘッド10が製造される。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
溝を有する流路基板とこの基板に接合されてインク流路
を区画形成する蓋板とからなるインクジェットヘッドの
製造方法において、前記流路基板及び前記蓋板を樹脂で
成形し、それと同時に、前記流路基板または前記蓋板の
いずれか一方に、前記溝の縁部に沿って延びる微小なリ
ブ状の突部を一体的に形成する工程と、前記突部を介し
て前記流路基板と前記蓋板とを当接させた状態でこの両
板を超音波接合する工程とからなる構成により、溝の縁
部に沿って延びる微小なリブ状の突部を介して、樹脂で
成形された流路基板と蓋板とを当接させた状態でこの両
板を超音波接合すると、リブ状の突部が瞬時に溶けて流
路基板と蓋板とが接合される。従って、材料費が安価で
ある樹脂を用いて形成するので、製造コストを低減する
ことができるとともに、流路基板と蓋板との接合のため
に接着剤を用いないので、流路基板のインク流路が塞が
れたりすることがなく、所望の印字性能を得ることがで
きる。さらに、接着剤による接着作業が不要になるの
で、製造時間を短縮することができると共に自動化に対
応しやすくなる。
【0026】また、突部が設けられているため超音波接
合による接合強度が高くなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例において、流路基板及び蓋
板が超音波接合装置にセットされた状態を示す説明図で
ある。
【図2】第1実施例における流路基板の平面図である。
【図3】(a)は第1実施例における蓋板の断面図であ
り、(b)は流路基板の断面図である。
【図4】第1実施例により製造されたインクジェットヘ
ッドを示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例において流路基板及び蓋板
が超音波接合装置にセットされた状態を示す説明図であ
る。
【図6】(a)は第2実施例における蓋板の断面図であ
り、(b)は流路基板の断面図である。
【符号の説明】
10 インクジェットヘッド 20 流路基板 21 溝 32 インク流路 40 蓋板 50,50A リブ状の突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク流路をなす溝を有する流路基板と
    この基板に接合されてインク流路を区画形成する蓋板と
    からなるインクジェットヘッドの製造方法において、 前記流路基板及び前記蓋板を樹脂で成形し、それと同時
    に、前記流路基板または前記蓋板のいずれか一方に、前
    記溝の縁部に沿って延びる微小なリブ状の突部を一体的
    に形成する工程と、 前記突部を介して前記流路基板と前記蓋板とを当接させ
    た状態でこの両板を超音波接合する工程とを含むことを
    特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
JP7406493A 1993-03-31 1993-03-31 インクジェットヘッドの製造方法 Pending JPH06286145A (ja)

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JP (1) JPH06286145A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169795A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Xerox Corp インク・ジェット・プリントヘッド用材料の超音波積層

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169795A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Xerox Corp インク・ジェット・プリントヘッド用材料の超音波積層

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