JPH0628622A - 磁気ヘッド - Google Patents
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- JPH0628622A JPH0628622A JP1038892A JP1038892A JPH0628622A JP H0628622 A JPH0628622 A JP H0628622A JP 1038892 A JP1038892 A JP 1038892A JP 1038892 A JP1038892 A JP 1038892A JP H0628622 A JPH0628622 A JP H0628622A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属磁性層とギャップ層の膜付着力の向上を
図る。 【構成】 一対の磁気コア半体と、それらの間に設けら
れた磁気ギャップ層と、前記磁気コア半体とギャップ層
の間に設けられた金属磁性層を具備してなるメタルイン
ギャップ型の磁気ヘッドにおいて、前記金属磁性層と磁
気コア半体の間にAl単体またはAl化合物からなる中
間膜が形成されてなることを特徴とする磁気ヘッド。 【効果】 膜はがれを回避し、磁気記録特性の向上を図
ることができる。
図る。 【構成】 一対の磁気コア半体と、それらの間に設けら
れた磁気ギャップ層と、前記磁気コア半体とギャップ層
の間に設けられた金属磁性層を具備してなるメタルイン
ギャップ型の磁気ヘッドにおいて、前記金属磁性層と磁
気コア半体の間にAl単体またはAl化合物からなる中
間膜が形成されてなることを特徴とする磁気ヘッド。 【効果】 膜はがれを回避し、磁気記録特性の向上を図
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるメタルインギ
ャップ型の磁気ヘッドに関する。
ャップ型の磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録の分野においては、記録密度を
高めるために磁気テープ等の記録媒体の高保磁力化が推
進されているが、それに対応する磁気ヘッドの磁気コア
の材料として、飽和磁束密度(Bs)の高いものが要求
されている。
高めるために磁気テープ等の記録媒体の高保磁力化が推
進されているが、それに対応する磁気ヘッドの磁気コア
の材料として、飽和磁束密度(Bs)の高いものが要求
されている。
【0003】しかし、従来のフェライトの磁気ヘッドは
飽和磁束密度が、約5000G(ガウス)程度と低いた
め、高密度化の要求に対しては不十分である。このた
め、図6〜図8に示すような構成のいわゆるメタルイン
ギャップ型の磁気ヘッドが知られている。
飽和磁束密度が、約5000G(ガウス)程度と低いた
め、高密度化の要求に対しては不十分である。このた
め、図6〜図8に示すような構成のいわゆるメタルイン
ギャップ型の磁気ヘッドが知られている。
【0004】図6、図7に示す磁気ヘッドは、フェライ
トからなる一対の磁気コア半体1a、1bの各々の対向
端面に、例えばFe−Al−Si系合金(センダス
ト)、パーマロイ、アモルファス金属等の金属磁性層2
a、2bを設けるとともに、この金属磁性層2a、2b
を設けた磁気コア1a、1bの対向端面との間にSiO
2等の非磁性体からなるギャップ層3a、3bによって
主ギャップRを形成し、上記のように成膜された磁気コ
ア半体1a、1bをガラス層12、12により接合する
ことによって構成されたものである。
トからなる一対の磁気コア半体1a、1bの各々の対向
端面に、例えばFe−Al−Si系合金(センダス
ト)、パーマロイ、アモルファス金属等の金属磁性層2
a、2bを設けるとともに、この金属磁性層2a、2b
を設けた磁気コア1a、1bの対向端面との間にSiO
2等の非磁性体からなるギャップ層3a、3bによって
主ギャップRを形成し、上記のように成膜された磁気コ
ア半体1a、1bをガラス層12、12により接合する
ことによって構成されたものである。
【0005】このようなメタルインギャップ型の磁気ヘ
ッドは、磁気コア半体1a、1bの対向端面に金属磁性
層を設けない一般的な磁気ヘッドに比較して、強くしか
も鋭い記録磁界を得られるという利点があり、今後の活
用が期待されている。
ッドは、磁気コア半体1a、1bの対向端面に金属磁性
層を設けない一般的な磁気ヘッドに比較して、強くしか
も鋭い記録磁界を得られるという利点があり、今後の活
用が期待されている。
【0006】また、図8に示す磁気ヘッドは、フェライ
トからなる一対の磁気コア半体1a、1bの各々の対向
端面に、SiO2、Si4N3などの高融点材料からなる
下地層10a、10bを介して、例えばFe−Al−S
i系合金(センダスト)、パーマロイ、アモルファス金
属等の金属磁性層2a、2bを設けるとともに、この金
属磁性層2a、2bとを設けた磁気コア半体1a、1b
の対向端面との間に、SiO2等の非磁性体からなるギ
ャップ層3a、3bによって主ギャップRを形成し、上
記のように成膜された磁気コア半体1a、1bをガラス
層12、12により接合することによって構成されたも
のである。
トからなる一対の磁気コア半体1a、1bの各々の対向
端面に、SiO2、Si4N3などの高融点材料からなる
下地層10a、10bを介して、例えばFe−Al−S
i系合金(センダスト)、パーマロイ、アモルファス金
属等の金属磁性層2a、2bを設けるとともに、この金
属磁性層2a、2bとを設けた磁気コア半体1a、1b
の対向端面との間に、SiO2等の非磁性体からなるギ
ャップ層3a、3bによって主ギャップRを形成し、上
記のように成膜された磁気コア半体1a、1bをガラス
層12、12により接合することによって構成されたも
のである。
【0007】上記の下地層10a、10bは、金属磁性
層層2a、2bの磁気コア半体1a、1bへの拡散を防
止するとともに、2次ギャップ対策として設けられる
が、これは省略されることもある。
層層2a、2bの磁気コア半体1a、1bへの拡散を防
止するとともに、2次ギャップ対策として設けられる
が、これは省略されることもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の磁
気ヘッドでは、前記金属磁性層2a、2bが、磁気ギャ
ップ層3との層間において、十分な密着強度を確保でき
ず、成膜段階で膜はがれを起こし易いという問題を有し
ていた。
気ヘッドでは、前記金属磁性層2a、2bが、磁気ギャ
ップ層3との層間において、十分な密着強度を確保でき
ず、成膜段階で膜はがれを起こし易いという問題を有し
ていた。
【0009】特に、近年においては、磁気ヘッドに組み
込んだ装置は小型化、軽量化する傾向にあり、移動に伴
う振動にさらされたり、悪環境のもとで使用されたりす
ることが多くなっている。そこで、磁気ヘッドには、磁
気特性が優秀であって磁気テープに対する耐摩耗性が優
れていることは勿論、温度や腐食性の雰囲気中での耐用
性、すなわち耐環境性や、耐振動性が高いこと等が要求
されている。
込んだ装置は小型化、軽量化する傾向にあり、移動に伴
う振動にさらされたり、悪環境のもとで使用されたりす
ることが多くなっている。そこで、磁気ヘッドには、磁
気特性が優秀であって磁気テープに対する耐摩耗性が優
れていることは勿論、温度や腐食性の雰囲気中での耐用
性、すなわち耐環境性や、耐振動性が高いこと等が要求
されている。
【0010】よって、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであり、メタルインギャップ型の磁気ヘッドにお
いて、上記金属磁性層と磁気コア半体の間にAl膜から
なる中間層を設けることによって、前記金属磁性層とギ
ャップ層における膜の密着強度を向上させ、膜付着力を
確保することによって、膜はがれを回避し、磁気記録特
性の良い磁気ヘッドの提供を目的としている。
たものであり、メタルインギャップ型の磁気ヘッドにお
いて、上記金属磁性層と磁気コア半体の間にAl膜から
なる中間層を設けることによって、前記金属磁性層とギ
ャップ層における膜の密着強度を向上させ、膜付着力を
確保することによって、膜はがれを回避し、磁気記録特
性の良い磁気ヘッドの提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
課題を解決するために、一対の磁気コア半体と、それら
の間に設けられた磁気ギャップ層と、前記磁気コア半体
とギャップ層の間に設けられた金属磁性層を具備してな
るメタルインギャップ型の磁気ヘッドにおいて、前記金
属磁性層と磁気コア半体の間にAl単体またはAl化合
物からなる中間膜が形成されてなることを特徴とするも
のである。
課題を解決するために、一対の磁気コア半体と、それら
の間に設けられた磁気ギャップ層と、前記磁気コア半体
とギャップ層の間に設けられた金属磁性層を具備してな
るメタルインギャップ型の磁気ヘッドにおいて、前記金
属磁性層と磁気コア半体の間にAl単体またはAl化合
物からなる中間膜が形成されてなることを特徴とするも
のである。
【0012】請求項2の発明は、上記課題を解決するた
めに、一対の磁気コア半体と、それらの間に設けられた
磁気ギャップ層と、前記磁気コアとギャップ層の間に設
けられた金属磁性層とを具備してなるメタルインギャッ
プ型の磁気ヘッドにおいて、前記金属磁性層と磁気コア
半体との間であって、前記ギャップ層間に形成された主
ギャップと非平行な部分のみに、Al単体又はAl化合
物からなる中間膜が形成されてなることを特徴とするも
のである。
めに、一対の磁気コア半体と、それらの間に設けられた
磁気ギャップ層と、前記磁気コアとギャップ層の間に設
けられた金属磁性層とを具備してなるメタルインギャッ
プ型の磁気ヘッドにおいて、前記金属磁性層と磁気コア
半体との間であって、前記ギャップ層間に形成された主
ギャップと非平行な部分のみに、Al単体又はAl化合
物からなる中間膜が形成されてなることを特徴とするも
のである。
【0013】請求項3の発明は、上記課題を解決するた
めに、請求項1または請求項2の磁気ヘッドにおいて、
中間層と磁気コア半体の間に高融点金属からなる下地層
が形成されてなることを特徴とするものである。
めに、請求項1または請求項2の磁気ヘッドにおいて、
中間層と磁気コア半体の間に高融点金属からなる下地層
が形成されてなることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】従って、本発明の磁気ヘッドでは、一対の磁気
コア半体と、それらの間に設けられた磁気ギャップ層
と、前記磁気コア半体とギャップ層の間に設けられた金
属磁性層とを具備してなるメタルインギャップ型の磁気
ヘッドの前記金属磁性層と前記磁気コア半体の間に、A
l又はAl化合物からなる中間膜が形成されることによ
って、前記金属磁性層とギャップ層における膜の密着強
度を向上させ、膜付着力を確保し、膜はがれを回避する
ことにより磁気記録特性の向上を図ることができる。
コア半体と、それらの間に設けられた磁気ギャップ層
と、前記磁気コア半体とギャップ層の間に設けられた金
属磁性層とを具備してなるメタルインギャップ型の磁気
ヘッドの前記金属磁性層と前記磁気コア半体の間に、A
l又はAl化合物からなる中間膜が形成されることによ
って、前記金属磁性層とギャップ層における膜の密着強
度を向上させ、膜付着力を確保し、膜はがれを回避する
ことにより磁気記録特性の向上を図ることができる。
【0015】また、上記構成からなる磁気ヘッドの中間
層と磁気コア半体の間に高融点材料からなる下地層が設
けられることにより、中間膜を形成するAl又はAl化
合物の磁気コア半体への拡散を防止することが可能であ
り、2次ギャップの形成を防止する作用も奏する。そし
て、以上のように本発明の磁気ヘッドは、金属磁性層近
傍に薄膜を複数積層してなるものであり、渦電流損失の
増大や膜応力の増大を抑制し、磁気記録特性を向上を図
ることができる。
層と磁気コア半体の間に高融点材料からなる下地層が設
けられることにより、中間膜を形成するAl又はAl化
合物の磁気コア半体への拡散を防止することが可能であ
り、2次ギャップの形成を防止する作用も奏する。そし
て、以上のように本発明の磁気ヘッドは、金属磁性層近
傍に薄膜を複数積層してなるものであり、渦電流損失の
増大や膜応力の増大を抑制し、磁気記録特性を向上を図
ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図5を
参照して説明する。なお、以下の実施例の説明におい
て、前記従来例と同一の構成要素については同一の符号
を付し、その説明を省略する。
参照して説明する。なお、以下の実施例の説明におい
て、前記従来例と同一の構成要素については同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0017】本実施例の磁気ヘッドは、図6〜図8に示
した従来のものと同様にメタルインギャップ型の磁気ヘ
ッドであるが、前記従来の磁気ヘッドと相違するところ
は、その金属磁性層2a、2bと磁気コア半体1a、1
b間に、Al単体又はAl化合物からなる中間層を設け
ているところである。
した従来のものと同様にメタルインギャップ型の磁気ヘ
ッドであるが、前記従来の磁気ヘッドと相違するところ
は、その金属磁性層2a、2bと磁気コア半体1a、1
b間に、Al単体又はAl化合物からなる中間層を設け
ているところである。
【0018】(第一構成例)図1に示す第一構成例の磁
気ヘッドは、フェライトなどからなる一対の磁気コア半
体1a、1bと、それらの間に設けられたSiO2など
からなる磁気ギャップ層3a、3bと、前記磁気コア半
体1a、1bとギャップ層3a、3bの間に形成された
Fe76−Ta10−C14の組成の薄膜などからなる金属磁
性層2a、2bと、前記金属磁性層2a、2b及び磁気
コア半体1a、1b間に形成されたAl単体からなる中
間膜4a、4bと、前記磁気コア半体1a、1b接合す
るためのガラス層12、12により構成されているもの
である。なお、前記金属磁性層2a、2bはFe−Al
−Si合金のセンダスト、パーマロイ、アモルファスな
どから形成しても良く、中間膜4a、4bは、Al単体
のみならずAl2O3やAlNなどのAl化合物を用いて
も良い。第一構成例の磁気ヘッドにおける諸元を以下に
示す。 金属磁性層の厚さ : 3〜10μm トラック幅 : 20μm ギャップ深さ : 20μm ギャップ長 : 0.2μm 中間膜の厚さ : 50〜200Å
気ヘッドは、フェライトなどからなる一対の磁気コア半
体1a、1bと、それらの間に設けられたSiO2など
からなる磁気ギャップ層3a、3bと、前記磁気コア半
体1a、1bとギャップ層3a、3bの間に形成された
Fe76−Ta10−C14の組成の薄膜などからなる金属磁
性層2a、2bと、前記金属磁性層2a、2b及び磁気
コア半体1a、1b間に形成されたAl単体からなる中
間膜4a、4bと、前記磁気コア半体1a、1b接合す
るためのガラス層12、12により構成されているもの
である。なお、前記金属磁性層2a、2bはFe−Al
−Si合金のセンダスト、パーマロイ、アモルファスな
どから形成しても良く、中間膜4a、4bは、Al単体
のみならずAl2O3やAlNなどのAl化合物を用いて
も良い。第一構成例の磁気ヘッドにおける諸元を以下に
示す。 金属磁性層の厚さ : 3〜10μm トラック幅 : 20μm ギャップ深さ : 20μm ギャップ長 : 0.2μm 中間膜の厚さ : 50〜200Å
【0019】上記金属磁性層2a、2bの厚さは、それ
ぞれ3〜10μm程度とすることが良く、Al単体から
なる中間膜4a、4bの厚さは、50〜100Å程度と
することが望ましい。
ぞれ3〜10μm程度とすることが良く、Al単体から
なる中間膜4a、4bの厚さは、50〜100Å程度と
することが望ましい。
【0020】尚、上記金属磁性層2a、2bは、スパッ
タ、蒸着等の薄膜形成装置により作製する。また、前記
金属磁性層中にCを添加する方法としては、ターゲット
板上にグラファイトのペレットを配置して複合ターゲッ
トとし、これをスパッタする方法、あるいは、Cを含ま
ないターゲット(Fe−T−M系)を用い、Ar等の不
活性ガス中にメタン(CH4)等の炭化水素ガスを混合
したガス雰囲気中でスパッタする反応性スパッタ法を用
いることができる。また、Alからなる中間膜4a、4
bを形成する手段としては、スパッタ、真空蒸着法等を
用いる。
タ、蒸着等の薄膜形成装置により作製する。また、前記
金属磁性層中にCを添加する方法としては、ターゲット
板上にグラファイトのペレットを配置して複合ターゲッ
トとし、これをスパッタする方法、あるいは、Cを含ま
ないターゲット(Fe−T−M系)を用い、Ar等の不
活性ガス中にメタン(CH4)等の炭化水素ガスを混合
したガス雰囲気中でスパッタする反応性スパッタ法を用
いることができる。また、Alからなる中間膜4a、4
bを形成する手段としては、スパッタ、真空蒸着法等を
用いる。
【0021】よって、上記のような組成からなる金属磁
性層2a、2b中のC(炭素)は、中間膜4a、4bを
形成するAlと結合し易く、金属磁性層2a、2bと中
間膜4a、4bとの膜間の密着強度を向上させることが
可能である。
性層2a、2b中のC(炭素)は、中間膜4a、4bを
形成するAlと結合し易く、金属磁性層2a、2bと中
間膜4a、4bとの膜間の密着強度を向上させることが
可能である。
【0022】しかし、上記のように作製したままの膜
は、アモファス相をかなりの割合で含んだものであり、
不安定であるため、例えば550℃程度に加熱する熱処
理を施すことによって微結晶を析出させることが必要で
ある。
は、アモファス相をかなりの割合で含んだものであり、
不安定であるため、例えば550℃程度に加熱する熱処
理を施すことによって微結晶を析出させることが必要で
ある。
【0023】ここで、上記構成からなる第一構成例の磁
気ヘッドにおけるフェライト(磁気コア)/Al膜(中
間膜)/Fe76Ta10C14膜(金属磁性層)間の膜はが
れ率を以下のような方法により測定した。上記本発明に
よる磁気ヘッドのヘッドチップ製造工程中では、図5に
示すようなチップ切断工程において、切断の際の力学的
な力により膜はがれを生じ易い。そこで、本発明による
磁気ヘッドのチップ切断後のチップ外観を顕微鏡で観察
し、膜はがれの箇所の数を数え、又同様な観察方法で観
察した従来の磁気ヘッドにおけるフェライト(磁気コ
ア)/Fe76Ta10C14膜(金属磁性層)の膜はがれ数
を数え、この値を100として、本発明の磁気ヘッドに
おける膜はがれ数を規格化して表1に示した。
気ヘッドにおけるフェライト(磁気コア)/Al膜(中
間膜)/Fe76Ta10C14膜(金属磁性層)間の膜はが
れ率を以下のような方法により測定した。上記本発明に
よる磁気ヘッドのヘッドチップ製造工程中では、図5に
示すようなチップ切断工程において、切断の際の力学的
な力により膜はがれを生じ易い。そこで、本発明による
磁気ヘッドのチップ切断後のチップ外観を顕微鏡で観察
し、膜はがれの箇所の数を数え、又同様な観察方法で観
察した従来の磁気ヘッドにおけるフェライト(磁気コ
ア)/Fe76Ta10C14膜(金属磁性層)の膜はがれ数
を数え、この値を100として、本発明の磁気ヘッドに
おける膜はがれ数を規格化して表1に示した。
【0024】 なお、この熱処理は磁気ヘッドの製造工程におけるガラ
ス溶着工程と兼ねて行なうことが可能である。
ス溶着工程と兼ねて行なうことが可能である。
【0025】上記結果より、本発明の第一構成例の磁気
ヘッドは、従来の磁気ヘッドに比べ明らかに膜はがれ率
が低下し、膜付着力が向上していることがわかる。
ヘッドは、従来の磁気ヘッドに比べ明らかに膜はがれ率
が低下し、膜付着力が向上していることがわかる。
【0026】(第二構成例)図2に示す第二構成例の磁
気ヘッドは、一対の磁気コア半体1a、1bと、それら
の間に設けられた磁気ギャップ層3a、3bと、前記磁
気コア1a、1bとギャップ層3a、3bの間に形成さ
れた金属磁性層2a、2bとを具備し、前記金属磁性層
2a、2bと磁気コア半体1a、1bとの間であって、
前記ギャップ層3a、3b間に形成された主ギャップR
と非平行な部分のみに、Al単体からなる中間膜5a、
5bが形成され、上記のように成膜された磁気コア半体
1a、1bをガラス層12、12によって接合されてな
るものである。第二構成例の磁気ヘッドにおける諸元を
以下に示す。 金属磁性層の厚さ : 3〜10μm トラック幅 : 20μm ギャップ深さ : 20μm ギャップ長 : 0.2μm 中間膜の厚さ : 50〜2000Å
気ヘッドは、一対の磁気コア半体1a、1bと、それら
の間に設けられた磁気ギャップ層3a、3bと、前記磁
気コア1a、1bとギャップ層3a、3bの間に形成さ
れた金属磁性層2a、2bとを具備し、前記金属磁性層
2a、2bと磁気コア半体1a、1bとの間であって、
前記ギャップ層3a、3b間に形成された主ギャップR
と非平行な部分のみに、Al単体からなる中間膜5a、
5bが形成され、上記のように成膜された磁気コア半体
1a、1bをガラス層12、12によって接合されてな
るものである。第二構成例の磁気ヘッドにおける諸元を
以下に示す。 金属磁性層の厚さ : 3〜10μm トラック幅 : 20μm ギャップ深さ : 20μm ギャップ長 : 0.2μm 中間膜の厚さ : 50〜2000Å
【0027】上記金属磁性層2a、2bの厚さは、それ
ぞれ3〜10μm程度とすることが良く、Al単体から
なる中間膜5a、5bの厚さは、50〜2000Å程度
とすることが望ましい。なお、前記金属磁性層2a、2
b及びAlからなる中間膜5a、5bの作製方法は、上
述した第一構成例の薄膜形成方法と同様の方法を使用
し、さらに第一構成例の磁気ヘッドと同様に前記金属磁
性薄膜2a、2b及び中間膜5a、5bを形成した後、
熱処理を施した。
ぞれ3〜10μm程度とすることが良く、Al単体から
なる中間膜5a、5bの厚さは、50〜2000Å程度
とすることが望ましい。なお、前記金属磁性層2a、2
b及びAlからなる中間膜5a、5bの作製方法は、上
述した第一構成例の薄膜形成方法と同様の方法を使用
し、さらに第一構成例の磁気ヘッドと同様に前記金属磁
性薄膜2a、2b及び中間膜5a、5bを形成した後、
熱処理を施した。
【0028】従って、上述した第二構成例の磁気ヘッド
は、前記中間膜5a、5bの形成部位は、第一構成例の
磁気ヘッドと異なるが、その効果は第一構成例と同様
に、金属磁性薄膜2a、2b中のC(炭素)が、中間膜
5a、5bを形成するAlと結合し易く、金属磁性薄膜
2a、2bと中間膜5a、5bとの膜間の密着強度を向
上させ、前記両者の成膜段階における膜はがれを回避
し、膜付着力を向上させることができ、磁気記録特性の
向上を図ることが可能である。
は、前記中間膜5a、5bの形成部位は、第一構成例の
磁気ヘッドと異なるが、その効果は第一構成例と同様
に、金属磁性薄膜2a、2b中のC(炭素)が、中間膜
5a、5bを形成するAlと結合し易く、金属磁性薄膜
2a、2bと中間膜5a、5bとの膜間の密着強度を向
上させ、前記両者の成膜段階における膜はがれを回避
し、膜付着力を向上させることができ、磁気記録特性の
向上を図ることが可能である。
【0029】(第三構成例)図3に示す第三構成例の磁
気ヘッドは、フェライトなどからなる一対の磁気コア半
体1a、1bと、それらの間に設けられたSiO2など
からなる磁気ギャップ層3a、3bと、前記磁気コア半
体1a、1bとギャップ層3a、3bの間に設けられた
Fe76−Ta10−C14の組成の薄膜などからなる金属磁
性層2a、2bと、前記金属磁性層2a、2b及び磁気
コア1a、1bの間に設けられたAl単体からなる中間
膜6a、6bと、前記中間膜6a、6bと磁気コア半体
1a、1bの間に形成された下地層7a、7bと、前記
磁気コア半体1a、1bを接合するためのガラス層1
2、12によって構成されている。そして、前記金属磁
性層2a、2bはFe−Al−Si合金のセンダスト、
パーマロイ、アモルファスなどから形成しても良く、中
間膜6a、6bは、Al単体のみならずAl2O3やAl
NなどのAl化合物を用いることができ、前記下地層7
a、7bには、SiO2の他に高融点材料であるSi4O
3、SiN2、TaN、ZrN、HfN、Ta、Pt等を
用いることが可能である。
気ヘッドは、フェライトなどからなる一対の磁気コア半
体1a、1bと、それらの間に設けられたSiO2など
からなる磁気ギャップ層3a、3bと、前記磁気コア半
体1a、1bとギャップ層3a、3bの間に設けられた
Fe76−Ta10−C14の組成の薄膜などからなる金属磁
性層2a、2bと、前記金属磁性層2a、2b及び磁気
コア1a、1bの間に設けられたAl単体からなる中間
膜6a、6bと、前記中間膜6a、6bと磁気コア半体
1a、1bの間に形成された下地層7a、7bと、前記
磁気コア半体1a、1bを接合するためのガラス層1
2、12によって構成されている。そして、前記金属磁
性層2a、2bはFe−Al−Si合金のセンダスト、
パーマロイ、アモルファスなどから形成しても良く、中
間膜6a、6bは、Al単体のみならずAl2O3やAl
NなどのAl化合物を用いることができ、前記下地層7
a、7bには、SiO2の他に高融点材料であるSi4O
3、SiN2、TaN、ZrN、HfN、Ta、Pt等を
用いることが可能である。
【0030】従って、第三構成例の磁気ヘッドは第一構
成例の磁気ヘッドの磁気コア半体1a、1bと中間膜6
a、6bの間にSiO2等からなる下地層7a、7bを
設けたところに特徴がある。第三構成例の磁気ヘッドに
おける諸元を以下に示す。 金属磁性層の厚さ : 3〜10μm トラック幅 : 20μm ギャップ深さ : 20μm ギャップ長 : 0.2μm 中間膜の厚さ : 50〜200Å 下地層の厚さ : 50〜200Å
成例の磁気ヘッドの磁気コア半体1a、1bと中間膜6
a、6bの間にSiO2等からなる下地層7a、7bを
設けたところに特徴がある。第三構成例の磁気ヘッドに
おける諸元を以下に示す。 金属磁性層の厚さ : 3〜10μm トラック幅 : 20μm ギャップ深さ : 20μm ギャップ長 : 0.2μm 中間膜の厚さ : 50〜200Å 下地層の厚さ : 50〜200Å
【0031】上記金属磁性薄層2a、2bはの厚さは、
それぞれ3〜10μm程度とすることが良く、Alから
なる中間膜6a、6bの厚さは、50〜200Å程度と
することが望ましい。そして、前記下地層7a、7b
は、蒸着またはスパッタにより形成し、その厚さは50
〜200Å程度とすることが望ましい。
それぞれ3〜10μm程度とすることが良く、Alから
なる中間膜6a、6bの厚さは、50〜200Å程度と
することが望ましい。そして、前記下地層7a、7b
は、蒸着またはスパッタにより形成し、その厚さは50
〜200Å程度とすることが望ましい。
【0032】尚、上記金属磁性層2a、2b及びAl中
間膜6a、6bは、第一、第二構成例と同様な方法によ
り形成する。そして、下地層7a、7bは、蒸着又はス
パッタ等により形成する。そして膜形成後には、第一構
成例及び第二構成例の磁気ヘッドと同様に熱処理を施
し、膜の安定化を図る。なお、この熱処理は第一構成例
及び第二構成例の磁気ヘッドと同様に、磁気ヘッドの製
造工程におけるガラス溶着工程と兼ねて行なうことが可
能である。
間膜6a、6bは、第一、第二構成例と同様な方法によ
り形成する。そして、下地層7a、7bは、蒸着又はス
パッタ等により形成する。そして膜形成後には、第一構
成例及び第二構成例の磁気ヘッドと同様に熱処理を施
し、膜の安定化を図る。なお、この熱処理は第一構成例
及び第二構成例の磁気ヘッドと同様に、磁気ヘッドの製
造工程におけるガラス溶着工程と兼ねて行なうことが可
能である。
【0033】よって、第三構成例の磁気ヘッドにおいて
も、前記金属磁性層2a、2b中のC(炭素)が中間膜
6a、6bを形成するAlと結合し易く、第一構成例及
び第二構成例の磁気ヘッドと同様に金属磁性層2a、2
bと中間膜6a、6bの膜間の密着強度を向上させるこ
とができる。
も、前記金属磁性層2a、2b中のC(炭素)が中間膜
6a、6bを形成するAlと結合し易く、第一構成例及
び第二構成例の磁気ヘッドと同様に金属磁性層2a、2
bと中間膜6a、6bの膜間の密着強度を向上させるこ
とができる。
【0034】また、上記構成からなる第三構成例磁気ヘ
ッドは、前記中間膜6a、6bと磁気コア半体1a、1
bの間にSiO2等からなる下地層7a、7bを介在さ
せることによって、中間膜6a、6bを形成する磁性金
属の磁気コア半体1a、1bへの拡散を防止するととも
に、前記下地層7a、7bは、2次ギャップ対策として
も有効な効果を奏する。
ッドは、前記中間膜6a、6bと磁気コア半体1a、1
bの間にSiO2等からなる下地層7a、7bを介在さ
せることによって、中間膜6a、6bを形成する磁性金
属の磁気コア半体1a、1bへの拡散を防止するととも
に、前記下地層7a、7bは、2次ギャップ対策として
も有効な効果を奏する。
【0035】つまり、中間膜6a、6bを形成するAl
は、Mn−Znフェライトからなる磁気コア半体1a、
1b中のO2と結合し易く、前記中間膜6a、6bを形
成するAlの磁気コア半体1a、1bへの拡散を防止す
るために、下地層7a、7bは有効である。そして、こ
の下地層7a、7bをSiO2等より形成することによ
り、前記中間膜6a、6b及び磁気ギャップ層3a、3
bそして下地層7a、7bを成膜した後に行なう膜の安
定化を図るための熱処理による高温に耐え、膜の特性に
影響を与えることがない。
は、Mn−Znフェライトからなる磁気コア半体1a、
1b中のO2と結合し易く、前記中間膜6a、6bを形
成するAlの磁気コア半体1a、1bへの拡散を防止す
るために、下地層7a、7bは有効である。そして、こ
の下地層7a、7bをSiO2等より形成することによ
り、前記中間膜6a、6b及び磁気ギャップ層3a、3
bそして下地層7a、7bを成膜した後に行なう膜の安
定化を図るための熱処理による高温に耐え、膜の特性に
影響を与えることがない。
【0036】(第四構成例)図4に示す第四構成例の磁
気ヘッドは、一対の磁気コア半体1a、1bと、それら
の間に設けられた磁気ギャップ層3a、3bと、前記磁
気コア1a、1bとギャップ層3a、3bの間に設けら
れた金属磁性層2a、2bとを具備し、前記金属磁性層
2a、2bと磁気コア半体1a、1bとの間であって、
前記ギャップ層3a、3b間に形成された主ギャップR
と非平行な部分のみに、Al単体からなる中間膜8a、
8bが形成され、かつ前記中間膜8a、8bと磁気コア
半体1a、1bの間には、SiO2等の高融点材料から
なる下地層9a、9bが設けられ、上記のように成膜さ
れた磁気コア半体1a、1bをガラス層12、12によ
って接合されてなるものである。なお、前記中間膜8
a、8bは、Al単体のみならずAl2O3やAlNなど
のAl化合物を用いても良い。また、前記下地層9a、
9bには、SiO2の他に高融点材料であるSi4O3、
SiN2、TaN、ZrN、HfN、Ta、Pt等を用
いても良い。
気ヘッドは、一対の磁気コア半体1a、1bと、それら
の間に設けられた磁気ギャップ層3a、3bと、前記磁
気コア1a、1bとギャップ層3a、3bの間に設けら
れた金属磁性層2a、2bとを具備し、前記金属磁性層
2a、2bと磁気コア半体1a、1bとの間であって、
前記ギャップ層3a、3b間に形成された主ギャップR
と非平行な部分のみに、Al単体からなる中間膜8a、
8bが形成され、かつ前記中間膜8a、8bと磁気コア
半体1a、1bの間には、SiO2等の高融点材料から
なる下地層9a、9bが設けられ、上記のように成膜さ
れた磁気コア半体1a、1bをガラス層12、12によ
って接合されてなるものである。なお、前記中間膜8
a、8bは、Al単体のみならずAl2O3やAlNなど
のAl化合物を用いても良い。また、前記下地層9a、
9bには、SiO2の他に高融点材料であるSi4O3、
SiN2、TaN、ZrN、HfN、Ta、Pt等を用
いても良い。
【0037】そこで、第四構成例の磁気ヘッドにおける
諸元を以下に示す。 金属磁性層の厚さ : 3〜10μm トラック幅 : 20μm ギャップ深さ : 20μm ギャップ長 : 0.2μm 中間膜の厚さ : 50〜2000Å 下地層の厚さ : 50〜200Å
諸元を以下に示す。 金属磁性層の厚さ : 3〜10μm トラック幅 : 20μm ギャップ深さ : 20μm ギャップ長 : 0.2μm 中間膜の厚さ : 50〜2000Å 下地層の厚さ : 50〜200Å
【0038】上記金属磁性層2a、2bの厚さは、それ
ぞれ3〜10μm程度とすることが良く、Al膜からな
る中間膜8a、8bの厚さは、50〜2000Å程度と
することが望ましい。そして、前記下地層9a、9b
は、蒸着またはスパッタにより形成し、その厚さは50
〜200Å程度とすることが好ましい。
ぞれ3〜10μm程度とすることが良く、Al膜からな
る中間膜8a、8bの厚さは、50〜2000Å程度と
することが望ましい。そして、前記下地層9a、9b
は、蒸着またはスパッタにより形成し、その厚さは50
〜200Å程度とすることが好ましい。
【0039】なお、前記金属磁性層及びAl単体からな
る中間膜8a、8bの作製方法は、上述した第三構成例
の薄膜形成方法と同様の方法を使用した。そして、第三
構成例の磁気ヘッドと同様に前記金属磁性層2a、2b
及び下地層9a、9b並びに中間膜8a、8bを形成し
た後、熱処理を施した。
る中間膜8a、8bの作製方法は、上述した第三構成例
の薄膜形成方法と同様の方法を使用した。そして、第三
構成例の磁気ヘッドと同様に前記金属磁性層2a、2b
及び下地層9a、9b並びに中間膜8a、8bを形成し
た後、熱処理を施した。
【0040】従って、上述した第四構成例の磁気ヘッド
は、前記中間膜8a、8bの形成部位は第三構成例の磁
気ヘッドと異なるが、その効果は前記金属磁性層2a、
2b中のC(炭素)が、中間膜8a、8bを形成するA
lと結合し易く、金属磁性層2a、2bと中間膜8a、
8bとの膜間の密着強度を向上させることができる。
は、前記中間膜8a、8bの形成部位は第三構成例の磁
気ヘッドと異なるが、その効果は前記金属磁性層2a、
2b中のC(炭素)が、中間膜8a、8bを形成するA
lと結合し易く、金属磁性層2a、2bと中間膜8a、
8bとの膜間の密着強度を向上させることができる。
【0041】そして、第三構成例の磁気ヘッドと同様に
中間膜8a、8bと磁気コア半体1a、1bの間に下地
層9a、9bを設けることによって、前記中間膜8a、
8bを形成する磁性金属の磁気コア半体1a、1bへの
拡散を防止するとともに、2次ギャップ対策としても有
効な手段となる。
中間膜8a、8bと磁気コア半体1a、1bの間に下地
層9a、9bを設けることによって、前記中間膜8a、
8bを形成する磁性金属の磁気コア半体1a、1bへの
拡散を防止するとともに、2次ギャップ対策としても有
効な手段となる。
【0042】
【発明の効果】従って、本発明の磁気ヘッドでは、一対
の磁気コア半体と、それらの間に設けられた磁気ギャッ
プ層と、前記磁気コア半体とギャップ層の間に設けられ
た金属磁性層を具備してなるメタルインギャップ型の磁
気ヘッドの金属磁性層と磁気コアの間にAl又はAl化
合物からなる中間膜が形成されてなることにより、前記
金属磁性層及び中間膜との膜の付着力を向上させ、前記
金属磁性薄膜及び中間膜そして磁気コア半体間における
膜はがれを回避するとともに、磁気記録特性の向上を図
ることができる。
の磁気コア半体と、それらの間に設けられた磁気ギャッ
プ層と、前記磁気コア半体とギャップ層の間に設けられ
た金属磁性層を具備してなるメタルインギャップ型の磁
気ヘッドの金属磁性層と磁気コアの間にAl又はAl化
合物からなる中間膜が形成されてなることにより、前記
金属磁性層及び中間膜との膜の付着力を向上させ、前記
金属磁性薄膜及び中間膜そして磁気コア半体間における
膜はがれを回避するとともに、磁気記録特性の向上を図
ることができる。
【0043】さらに前記中間膜と磁気コア半体の間に下
地層を形成した場合には、中間膜を形成する金属磁性層
の磁気コア半体への拡散を防止することが可能であり、
2次ギャップの形成を防止する作用も奏する。そして、
以上のように本発明の磁気ヘッドは、金属磁性層近傍に
薄膜を複数積層してなるものであり、渦電流損失の増大
や膜応力の増大を抑制し、磁気記録特性を向上を図るこ
とができる。
地層を形成した場合には、中間膜を形成する金属磁性層
の磁気コア半体への拡散を防止することが可能であり、
2次ギャップの形成を防止する作用も奏する。そして、
以上のように本発明の磁気ヘッドは、金属磁性層近傍に
薄膜を複数積層してなるものであり、渦電流損失の増大
や膜応力の増大を抑制し、磁気記録特性を向上を図るこ
とができる。
【図1】図1は、本発明の実施例における第一構成例の
磁気ヘッドの磁気テープ摺接面における要部拡大図であ
る。
磁気ヘッドの磁気テープ摺接面における要部拡大図であ
る。
【図2】図2は、本発明の実施例における第二構成例の
磁気ヘッドの磁気テープ摺接面における要部拡大図であ
る。
磁気ヘッドの磁気テープ摺接面における要部拡大図であ
る。
【図3】図3は、本発明の実施例における第三構成例の
磁気ヘッドの磁気テープ摺接面の要部拡大図である。
磁気ヘッドの磁気テープ摺接面の要部拡大図である。
【図4】図4は、本発明の実施例における第四構成例の
磁気ヘッドの磁気テープ摺接面の要部拡大図である。
磁気ヘッドの磁気テープ摺接面の要部拡大図である。
【図5】図5は、本実施例における膜はがれ率を測定方
法を説明するための図である。
法を説明するための図である。
【図6】図6は、一従来例のメタルインギャップ型の磁
気ヘッドの斜視図である。
気ヘッドの斜視図である。
【図7】図7は、図6の磁気ヘッドの磁気テープ摺接面
の要部拡大図である。
の要部拡大図である。
【図8】図8は、図6の磁気ヘッドの金属磁性層と磁気
コア半体の間に下地層を設けた磁気ヘッドにおける磁気
テープ摺接面の要部拡大図である。
コア半体の間に下地層を設けた磁気ヘッドにおける磁気
テープ摺接面の要部拡大図である。
1a 磁気コア半体 1b 磁気コア半体 2a 金属磁性層 2b 金属磁性層 3a ギャップ層 3b ギャップ層 4a 中間膜 4b 中間膜 5a 中間膜 5b 中間膜 6a 中間膜 6b 中間膜 7a 下地層 7b 下地層 8a 中間膜 8b 中間膜 9a 下地層 9b 下地層
Claims (3)
- 【請求項1】 一対の磁気コア半体と、それらの間に設
けられた磁気ギャップ層と、前記磁気コア半体とギャッ
プ層の間に設けられた金属磁性層を具備してなるメタル
インギャップ型の磁気ヘッドにおいて、前記金属磁性層
と磁気コア半体の間にAl単体またはAl化合物からな
る中間膜が形成されてなることを特徴とする磁気ヘッ
ド。 - 【請求項2】 一対の磁気コア半体と、それらの間に設
けられた磁気ギャップ層と、前記磁気コアとギャップ層
の間に設けられた金属磁性層とを具備してなるメタルイ
ンギャップ型の磁気ヘッドにおいて、前記金属磁性層と
磁気コア半体との間であって、前記ギャップ層間に形成
された主ギャップと非平行な部分のみに、Al単体又は
Al化合物からなる中間膜が形成されてなることを特徴
とする磁気ヘッド。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2の磁気ヘッドに
おいて、中間膜と磁気コア半体の間に高融点金属からな
る下地層が形成されてなることを特徴とする磁気ヘッ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1038892A JPH0628622A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1038892A JPH0628622A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628622A true JPH0628622A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=11748744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1038892A Withdrawn JPH0628622A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628622A (ja) |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP1038892A patent/JPH0628622A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |