JPH0628660B2 - ファンビーム位置の制御および補正機能を有するコンピュータ断層撮影用装置 - Google Patents

ファンビーム位置の制御および補正機能を有するコンピュータ断層撮影用装置

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JPH0628660B2
JPH0628660B2 JP4158390A JP15839092A JPH0628660B2 JP H0628660 B2 JPH0628660 B2 JP H0628660B2 JP 4158390 A JP4158390 A JP 4158390A JP 15839092 A JP15839092 A JP 15839092A JP H0628660 B2 JPH0628660 B2 JP H0628660B2
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fan beam
opening
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along
cell
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マイケル・フロイド・ガード
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KHANDLING OF PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K1/00Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
    • G21K1/02Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators
    • G21K1/025Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators using multiple collimators, e.g. Bucky screens; other devices for eliminating undesired or dispersed radiation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S378/901Computer tomography program or processor

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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ断層撮影
装置等に関し、更に詳しくは、このようなシステムに使
用されるx線ファンビームのz軸位置を決定するコンピ
ュータ断層撮影用x線検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ断層撮影(CT)システム
は、本技術分野で周知であるように、一般にファンビー
ムを形成するようにコリメートされたx線源を有してい
る。このファンビームはほぼファンビーム平面に沿って
延在し、被撮像物を通るように向けられている。被撮像
物を通過した後、ファンビームはファンビーム平面に沿
って延在しているx線検出器アレイによって受信され
る。x線源および検出器アレイはともに被撮像物の周り
をファンビーム平面に対してほぼ平行な撮像平面内で構
台(ガントリイ)上を回転する。
【0003】構台の回転軸はデカルト座標系のz軸とし
て選定され、ファンビーム平面および撮像平面はこの座
標系のx−y平面にほぼ平行である。検出器アレイは多
数の検出セルで構成され、この検出セルの各々はx線源
からその特定の検出セルまでの放射線に沿った透過放射
線の強度を測定している。各構台の角度において、検出
セルの各々からの強度信号からなる投影が得られる。そ
れから、構台が新しい構台角度に回転し、この処理が繰
り返されて、多数の構台角度に沿った多数の投影が収集
され、断層撮影投影集合が形成される。
【0004】各断層撮影投影集合は後で行われるコンピ
ュータ処理用に数字の形で蓄積され、本技術分野で周知
のアルゴリズムに従って断面画像が「再構成」される。
この再構成された画像は通常のCRT上に表示された
り、またはコンピュータ駆動式カメラによってフィルム
の形の記録に変換される。理想的には、ファンビーム平
面は検出器アレイの中心線に当たる。しかしながら、実
際には、ファンビーム平面は2つの作用のために中心線
から変位する。第1の作用は、x線管のアノードおよび
その支持部の熱膨張である。x線管のアノードの表面温
度は2000゜Cの高さまで上昇し、アノードの支持構
造体は400゜C以上に上昇する。この加熱およびx線
管のアノードおよびその支持部のその結果の熱膨張はx
線管の焦点スポットをずらし、x線が発生する点を動か
すことになる。焦点スポットのずれはファンビーム平面
における対応するずれを生じさせる。
【0005】第2の作用は、構台が回転する場合の構台
およびアノード支持部の機械的たわみである。この変形
応力は構台およびアノードの両方に作用する構台の回転
速度の関数である重力加速度の角度変化および求心加速
度の大きさの変化から生ずるものである。検出器アレイ
の中心線からのファンビーム平面の変位は、被撮像物の
内部構造に対して「外因性」、すなわち無関係である変
動を検出器信号に生ずるので問題である。一般に、x線
に対する各検出セルの感度はそのセルの面に沿ったファ
ンビームのz軸位置の関数である。すなわち、検出セル
は「z軸感度」を示している。このz軸感度は検出器上
のファンビーム平面の動きと組み合わせられて、検出器
信号の強度に好ましくない変動を生ずる。検出器信号に
おけるこのような外因性の変動は再構成画像に好ましく
ないリング状のアーチファクトを発生する。
【0006】z軸感度が一般に検出器アレイの異なる検
出セル間で異なるということがz軸感度を補正する問題
を複雑にしている。この差は「セル間感度変動」と呼ば
れる。ファンビーム平面の変位および検出器信号におけ
る変動は予測し補正することができる。米国特許第4,
991,189号においては、可動コリメータを使用し
た制御システムにより一対の特殊な検出セルからの信号
を用いてファンビーム平面のz軸位置を調整している。
特殊な検出セルは情報をシステムのコンピュータモデル
に供給し、これはまたコリメータを制御し、ファンビー
ム平面の位置を補正するのに使用されている。
【0007】米国特許第4,559,639号には、上
述したz軸補正に使用するのに適しているこのような特
殊な検出セルが記載されている。その特許の図4Aに示
されている一実施例においては、単一の検出セルがくさ
び形の光を通さないマスクによって覆われている。この
検出器に沿ったファンビームのz軸方向の動作は強度が
その変位に依存しているz信号を発生する。このz信号
は覆われていないセルからの信号によって割算され、こ
のz信号の値を1と0との間の範囲の値に正規化する。
このようにして、検出器の面に対するファンビームの相
対的変位が決定される。この正規化された信号は、1/
2に等しい場合、ファンビームがマスク上の中心にある
ことを示している。
【0008】ファンビーム平面のz軸位置を検出する上
述した方法には多くの欠点がある。第1には、覆われて
いないセルからの信号によってz信号を割算する正規化
処理は算術的割り算処理を必要とすることであり、これ
はリアルタイムフィードバックシステムにおいて問題で
ある。第2の欠点は、z信号を発生する検出セルおよび
カバーされていないセルの両方がそれらの強度信号にお
いてかなりのオフセットを有することである。すなわ
ち、有限な強度信号が放射線が存在しない場合でさえも
存在することである。このようなオフセットは「暗電
流」と呼ばれ、z信号によって示される相対的中心を検
出器の実際の中心からずらすように作用する。例えば、
暗電流がある場合、1/2の正規化されたz信号は検出
器の中心に対応しない。
【0009】z信号を発生する上記の方法における更に
別の問題はセル間感度変動の問題である。すなわち、各
検出セルのz軸感度が一般にその近隣の感度と異なるこ
とである。従って、基準セルを使用して、z信号を正規
化することによって部分的にのみ成功している。最後
に、1/2の中心の値は、閉ループ制御にとって不都合
である。閉ループ制御においては、中心の値がゼロであ
ることが好ましい。
【0010】上述した特許に示されている第2の実施例
においては、検出セルの放射線を受信する面の形状が、
一対の隣接する検出セルの間の分割壁を傾斜させること
によって矩形の外形から台形の外形に代えられている。
この構造においては、2つの検出セルからの強度信号は
互いに異なる関数となる。一方の検出セルからの強度信
号は一方の方向へのファンビームのz軸の動作とともに
増大するが、他方の検出セルからの強度信号は低減す
る。これらの2つの信号を減算することによって暗電流
の作用をうまい具合に除去しているが、差信号はこの場
合には2つの信号の和で割算することによってまだ正規
化を行っている。従って、問題の割算処理がまだ必要で
ある。
【0011】この実施例の第2の欠点は、物理的性質お
よび製造上の要求条件により、真の三角形の放射線受信
面を形成するように隣接する検出セルの間の分割壁を傾
斜させることができないことであり、むしろ台形の受信
面を形成することが必要となる。イオン化型検出器の場
合には、分割壁は電気的に隔離していなければならない
のでかなりの壁間隔が必要となる。固体検出器の場合に
は、これは他の大多数の検出素子に用いられている矩形
形状から異なっているので非常に高価なものとなる。後
で説明するように、台形の受信面はz軸変位の計算にお
けるセル間感度変動の作用を一層悪化させると考えられ
る。
【0012】
【発明の概要】本発明においては、多数のx線を通さな
いマスクを2つの通常の検出セルに使用して、2つの信
号を発生し、これらの2つの信号の差を使用してx線フ
ァンビームを直接制御する。本発明は暗電流およびセル
間感度変動によってあまり影響されないz信号を提供す
る。
【0013】更に詳しくは、第1および第2の検出セル
はその放射線受信面上に開口部を有するマスクによって
覆われている。第1のセルのマスクは開口部を形成して
おり、この開口部の幅はその長手方向に沿ってセルの前
側からセルの後側へ増大している。逆に、第2のセルの
マスクは開口部を形成しており、この開口部の幅はその
長手方向に沿ってセルの前側からセルの後側へ低減して
いる。これらの2つのセルからの信号は減算されて、検
出器アレイの表面上のファンビームのz軸位置の測定値
を発生する。この測定値は正規化を必要とすることなく
アレイの中心線においてゼロに等しい値となっている。
【0014】
【発明の目的】従って、本発明の一目的は、回転応力お
よび熱膨張のような環境の影響に応じてファンビームの
位置をリアルタイムで補正することである。対向するス
クを使用することによってリアルタイム制御に適切なフ
ァンビームの中心線の算出を簡単にしている。上述した
方法と異なって、正規化または割算を必要とすることな
く、中心線の決定を行うことができ、検出器信号の必要
な減算は通常のアナログ回路によって容易に達成するこ
とができる。
【0015】本発明の他の目的は、検出器の構造に根本
的な変更を行うことなく確実なz軸位置信号を発生する
簡単な手段を提供することにある。マスクはセルの根本
的な変更を必要とすることなく、CTシステムと現在使
用されている通常の検出セルに適合することができる。
本発明の更に別の目的は、セル間感度変動の影響をあま
り受けないz軸位置信号を発生することである。マスク
はセルの放射線受信部がセル間感度変動を低減するよう
に構成されることを可能にしている。
【0016】第2の実施例においては、セル間感度変動
の影響は上述したようにマスクされた複数の第1および
第2の検出セルを使用することによって更に低減されて
おり、該複数の第1および第2の検出セルの出力は加算
されて、第1および第2の合成信号を発生するようにな
っている。一般に、合成信号間のz軸感度の変動はセル
信号の潜在的平均化処理の結果として低減される。
【0017】上述した以外の他の目的および利点は本技
術分野に経験を有する者にとって次に示す本発明の好適
実施例の説明から明らかであろう。この説明において
は、その一部を形成し、本発明の一例を示している添付
図面を参照している。しかしながら、このような例は本
発明の種々の代わりの形態を網羅しているものでないの
で、本発明の範囲の決定には特許請求の範囲を参照され
たい。
【0018】
【実施例の記載】図1を参照すると、「第3世代」のコ
ンピュータ断層撮影スキャナを表している構台20は、
コリメータ38によってコリメートされ、x線ファンビ
ーム22を被撮像物12を通して検出器アレイ14に投
射するx線源10を有している。x線源10および検出
器アレイ14はデカルト座標系x−y面に対応する撮像
平面60内において該座標系のz軸(図1には示されて
いない)の周りを矢印28で示すように構台20の上を
回転する。
【0019】検出器アレイ14は撮像平面60内に構成
された多数の検出セル16で構成され、これらはともに
被撮像物12を透過して減衰したx線を検出する。ファ
ンビーム22はx線源10内の焦点スポット26から発
生し、ファンビーム22内の中心に位置するファンビー
ム軸23に沿って進む。ファンビームの広い面に沿って
測定したファンビーム角は被撮像物12に対する角度よ
りも大きいので、ファンビーム22の2つの周辺ビーム
24は実質的に減衰することなく本体部を透過する。こ
れらの周辺ビーム24は検出器アレイ14内の周辺検出
セル18によって受信される。
【0020】図3を参照すると、x線源10(図3では
図示せず)内の焦点スポット26から放射するコリメー
トされてないx線19は一次開口部40によって粗いフ
ァンビーム21に形成される。この粗いファンビーム2
1はコリメータ38によってファンビーム22にコリメ
ートされる。全体的に図3、図4(a)および図4
(b)を参照すると、コリメータ38は円筒系のx線吸
収モリブデンマンドレル39で構成され、このマンドレ
ル39は粗いファンビーム21内においてベアリング4
2上に保持されている。ベアリング42はマンドレル3
9をその軸に沿って回転できるようにしている。複数の
テーパを付けられたスロット41がマンドレルの直径を
通って切断され、マンドレル39の長手方向に沿って延
在している。スロット41はマンドレルの軸を中心に種
々の角度で切断され、マンドレル39の回転によってこ
のようなスロット41の1つが粗いファンビーム21と
一列に揃えられ、これにより粗いファンビーム21のう
ちのx線がスロット41を通過して、ファンビーム22
を形成できるようにしている。
【0021】図4(a)および図4(b)を参照する
と、テーパのついたスロット41は幅が変化するように
なっているので、マンドレル39を回転することによっ
てファンビーム22の幅は図4(b)に示すように狭い
(1mm)ビーム幅と図4(a)に示すような広い(1
0mm)ビーム幅との間で代えることができる。スロッ
ト41はファンビーム22の寸法上の正確さおよび繰り
返し性を保証している。
【0022】スロット41は、各スロット41の入口開
口部43が、粗いファンビーム21に対して方向付けら
れたとき、出口開口部45よりも広くなるようにテーパ
を付けられている。出口開口部45はファンビーム22
の幅を定めており、以下に詳細に説明するようにファン
ビーム軸23の軸合わせを制御するのにマンドレル39
の回転を使用する場合に、入口開口部43の両縁部がマ
ンドレル39の回転の間に粗いファンビーム21を遮ら
ないように入口開口部43の余分な幅によって防止され
ている。
【0023】再び図3を参照すると、位置決め用モータ
48がたわみ軸継ぎ手50を介してマンドレル39の一
端に連結されている。マンドレル39の他端は位置エン
コーダ46に取り付けられている。このエンコーダ46
はモータ48によるマンドレルの正確な位置決めを可能
としている。マンドレル39の両端のファンビーム角シ
ャッタ44はファンビーム角を制御している。
【0024】図2を参照すると、ファンビーム22(図
2には示されていない)は検出器アレイ14、従って周
辺検出セル18上の領域36を照射している。z軸に沿
ったこの照射領域36の幅は2Hとして定められる。フ
ァンビーム平面に対応した領域36の中心線35は上述
したように一般にx線管の熱膨張または回転応力の結果
としてz軸方向に検出器アレイ14に対して移動する。
中心線35の位置はz軸に沿って検出器アレイ14の後
端部34から中心線35までの測定値Zによって表され
る。後端部34は一方の方向にz軸に沿った検出器アレ
イ14の最端部であり、Z=0として定められるのに対
して、検出器アレイの前端部32は他方の方向にz軸に
沿った検出器アレイ14の縁の最端部として定められ、
Z=1である。
【0025】各周辺セル18の全体の面は領域36内に
現れていない。まず第1に、領域36自身はz軸方向に
広がった各周辺セル18の一部のみを含み、第2として
x線を通さないマスク30は周辺検出セル18の各々の
一部を覆い、その部分が前記照射領域36内にあるとき
でさえもx線ファンビーム22の全強度を受けないよう
にしている。更に詳しくは、マスク30は各周辺セル1
8の半分を覆っていて、各セル18のほぼ矩形の面をセ
ル18の隅部の間の対角線52に沿って分割し、これに
より周辺セル18の正確に半分がx線を受け、残り半分
がx線を受けないように塞がれている。マスクの形状は
z軸位置に従って反対に変化する開口部を形成するもの
であれば他の形状のものでもよいことを理解されたい。
【0026】各周辺セル18のx線からマスクされる部
分は1つおきのセル18毎に代わる。照射領域36内に
あって、x線にさらされる周辺セル18の部分は、その
セルが奇数番目のセルである場合には、Zが増大するに
従って増大し、偶数番目のセルの場合には、Zが増大す
るに従って低減する。好適実施例においては、5個の偶
数セルおよび5個の奇数セルの合計10個のセルがマス
クされる。しかしながら、別の数のセル18を使用して
もよいし、組み合わせられた偶数および奇数セル18に
よって発生する信号に適当な重み付けを行う場合には、
奇数および偶数セル18の数は等しい必要はなく、信号
は中心に合わせられたファンビームに対してほぼ等しく
なる。一般に、使用されるセルの数が多いほど、セル間
の感度効果における低減は良好になる。
【0027】マスク30は、好ましくは各周辺セル18
上に照射領域の直角三角形54を形成し、図5に示す従
来のものと異なっている。この図5に示す従来のものに
いては、周辺セル18はマスクされず、物理的にくさび
形に形成されている。更に詳しくは、従来技術において
は、各対の隣接する周辺セル18は斜めの分割壁58に
よって分割されている。これらの周辺セル18の構造上
の物理的制約によって分割壁58はセル18を完全な直
角三角形に分割することができず、むしろセルを2つの
等しい台形56に分割している。この台形56の各々は
長さSo およびm+So の平行な辺59を有している。
【0028】図2および図3を参照すると、本発明にお
ける各対の周辺セル18’および18”によって発生す
る信号I1 およびI2 (図示せず)は従来技術における
各対の周辺セル18”および18´´´ によって発生
する信号I3 およびI4 (図示せず)と異なる。従来の
検出器の場合、第1および第2の隣接する周辺セル18
の強度信号I3 およびI4 は次式の通りである。
【0029】
【数1】
【0030】ここにおいて、α3 (Z)およびα
4 (Z)はZの関数である検出素子18’および18”
の感度を表わし、2Hは上述したファンビーム22の厚
さであり、So は小さい方の辺58の長さであり、mは
分割壁58の勾配である。検出器アレイ14の中心であ
るZ=1/2の重要な値の近くのこれらの信号の間の差
は次式の通りである。
【0031】 I3 −I4 =So 2HΔ+mHΔ (3) ここにおいて、Δ=α3 (Z)−α4 (Z)であり、こ
れはセル間感度変化の結果である2つのセルの感度の差
である。対照的に、図2に示す本発明の場合には、第1
および第2の相補的な周辺セル18’および18”の強
度信号I1 およびI2 は次式の通りである。
【0032】
【数2】
【0033】ここにおいて、α1 (Z)およびα
2 (Z)はZの関数として表した検出セル18’および
18”の感度であり、2Hはファンビーム22の厚さで
あり、mはZの関数として表した対角線52の勾配であ
り、またZにつれてマスクの幅が変化する割合を表わ
す。ここにおいて、検出器アレイ14の中心であるZ=
1/2におけるこれらの信号I1 およびI2 の間の差は
簡単に次式のようになる。
【0034】 I1 −I2 =mHΔ (6) ここにおいて、Δ=α1 (Z)−α2 (Z) 式(3)および(6)を再検討すると、台形の壁58の
代りにマスク30を使用することによってz軸位置信号
は式(3)および(6)の間の差、すなわちS o 2HΔ
の値だけセル間感度変化Δを受けにくくなることがわか
る。検出器アレイ14の形状の物理的制約の結果として
mがSo の約2倍に限定される場合には、本発明はセル
間感度を2分の1に低減する。
【0035】次に、図6を参照すると、奇数番目のセル
からの強度信号はともに集められて、合成信号Io を形
成し、偶数セルからの強度信号はともに集められて、合
成信号Ie を形成する。図7において、増幅器66、6
8および70は、比率の整合した薄膜抵抗ネットワーク
を増幅器ダイ上に有する高精度単利得差動増幅器である
プレシジョンモノレシック社、サンタクララ、カリフォ
ルニア州(Presision Monolithics Incorporated, Santa
Clara, California) によって製造されているAMP0
3FJ増幅器で得られるような内部抵抗素子を使用して
いる。本技術分野に専門知識を有する者はこの構成が多
くの好ましい利点、抵抗の非常に優れた熱追従性、改良
された共通モード信号拒絶特性および部品の数の低減を
有していることがわかるであろう。
【0036】この選択の結果として、増幅器68は非反
転加算増幅器として使用されている。内部トポロジーの
ために、増幅器68は通常の2入力反転増幅器構造で使
用することはできない。実験的用途における完全な一般
性のために、増幅器70は単利得インバータとして含ま
れていた。通常の反転加算増幅器が図7に示す増幅器6
8および70の代わりに使用されることに注意された
い。
【0037】更に、図7を参照すると、合成信号Io
よびIe は周知のようにトランスインピーダンス(trans
impedance)構成に形成された演算増幅器62および64
で受信され、合成検出信号Io およびIe に対して前置
増幅を行い、バッファされた信号63および65を出力
している。それから、これらのバッファされた信号63
および65は演算増幅器66によって減算されて、z軸
位置指示信号72を発生する。また、これらのバッファ
された信号63および65は本技術分野で周知であるよ
うに演算増幅器68によって互いに加算され、それから
演算増幅器70によって極性反転される(−1の利
得)。この加算された信号71は別の用途のためにZの
正規化された指示を発生するのに使用される。
【0038】図8および図9を参照すると、周辺検出セ
ル18用に使用されるマスク30が、検出器アレイ14
の周辺セル18の露出面の上に小ねじ(図示せず)によ
って固定された一対のタングステン櫛100および10
2によって構成されている。小ねじは、各櫛100およ
び102の一端を形成している取り付けタブ108およ
び110内の孔104および106内に挿入される。ね
じは孔104および106を通過し、周辺セル18から
離れた検出器アレイ14の端部112によって受けられ
ている。櫛100の背骨部分114はタブ108に連結
され、櫛100が検出器アレイ14上の所定位置にタブ
108により保持されたとき、検出器アレイ14の前縁
部32に沿って延在する。逆に、櫛102の背骨部分1
17はタブ110に連結され、櫛102がタブ110に
よって検出器アレイ上の所定位置に保持されたとき検出
器アレイ14の後縁部34に沿って延在する。
【0039】各櫛100および102は一組のほぼ矩形
の歯116を有している。この歯116の各々の幅はz
軸に直角に測定した各周辺セル18の幅にほぼ等しい。
各歯116はアレイ14を各背骨部114または117
から周辺セル18の面の上を検出器アレイ14の対向す
る縁部まで延在している。歯116は互いに間隔をあけ
て設けられ、2つの櫛100および102が検出器アレ
イ14上の所定位置に設けられると、これらの櫛100
および102の歯116はインターリーブすなわち互い
の間に入り込み、かつ対向する櫛100または102の
歯116から等間隔に設けられて、幅が各検出セル18
の幅にほぼ等しい傾斜したスロット118を形成する。
それぞれの背骨部114または117から延在する歯1
16の先端部は対向する櫛100または102の背骨部
117または114上に乗るように充分延在し、これに
より歯116を支持し、x線放射を通す隙間を防止して
いる。
【0040】図9を参照すると、各歯116は2つまで
の隣接するセル18’および18”用のマスク30を形
成している。図10を参照すると、フィードバック制御
システム120は例えば焦点スポット26の位置におけ
る変化に応じてコリメータ38の位置を制御する。偶数
および奇数周辺セル18’および18”からの信号63
および65は上述したように増幅器66によって減算さ
れ、z軸位置信号72を発生する。一定の平行値124
を加算ノード122においてz軸位置信号72に加える
ことにより、上述したようにファンビーム平面を撮像平
面に対して平行になるようにファンビームの中心線35
を検出器アレイ14の正確な中心から離れて保持するこ
とができる制御信号126を発生するようにしてもよ
い。
【0041】制御信号126はモータコントローラ80
に接続され、制御信号126の値がゼロになるようにコ
リメータ38を位置決めする。モータコントローラ38
は本技術分野で一般に知られているようにフィードバッ
ク制御装置であり、位置エンコーダ46を使用して、モ
ータ48によってファンビームの中心線35を制御す
る。また、モータコントローラ80は種々のスロット4
1を粗いファンビーム21に対して整列させてファンビ
ームの幅を制御するのに必要な種々の角度オフセットに
コリメータ38をオフセットする手段を有している。
【0042】上述した説明は本発明の好適実施例に対す
るものである。本技術分野に従事しているものにとって
は本発明の精神および範囲から逸脱することなく多くの
変更を行うことができるであろう。例えば、ファンビー
ムはz軸の誤整列を低減することと、ファンビーム平面
と撮像平面との間の平行性を改良することとが折り合う
ような位置に調整してもよい。本発明の範囲に入る種々
の実施例を包含するように特許請求の範囲は記載してあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明とともに使用されるx線源およびx線検
出器アレイの構成図である。
【図2】図1の検出器アレイのうちの周辺検出セルの構
成図である。
【図3】本発明とともに使用するのに適しているコリメ
ータ組立体の斜視図である。
【図4】厚いファンビームおよび薄いファンビーム用の
マンドレルの方向を示す図3のコリメータのマンドレル
の断面図である。
【図5】図1の検出器アレイの従来の周辺検出セルの構
成図である。
【図6】合成信号を発生するように多重周辺検出セルの
接続を示す図2に類似した構成図である。
【図7】図6の検出セルの合成信号からz軸位置信号を
発生するのに適した加算回路の回路図である。
【図8】図2の検出セルおよびマスクの分解斜視図であ
る。
【図9】図1のx線管からみた図2のマスクおよび検出
セルの平面図である。
【図10】図7の回路から発生するz軸位置信号を使用
したフィードバック制御回路のブロック図である。
【符号の説明】
10 x線源 12 被撮像物 14 検出器アレイ 18 周辺検出セル 20 構台 22 x線ファンビーム 24 周辺ビーム 26 焦点スポット 35 中心線 36 照射領域 38 コリメータ 39 マンドレル 41 スロット 60 撮像平面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 x線ファンビームをファンビーム平面に
    沿って発生するx線源を有するコンピュータ断層撮影シ
    ステム用のz軸位置検出装置において、 x線ファンビームの一部を受信する第1および第2の面
    を有する第1および第2の検出セルであって、前記面は
    各検出セルの前縁部および後縁部の間の長手方向に沿っ
    てファンビーム平面を横切って直角に延在しており、当
    該第1および第2の検出セルはそれぞれの前記第1およ
    び第2の面で受信したそれぞれの全x線エネルギを示す
    第1および第2の強度信号をそれぞれ発生するようにな
    っている第1および第2の検出セルと、 前記第1の面の上に位置決めされた第1のマスクであっ
    て、長手方向が前記前縁部および後縁部の間に延在して
    いる開口部を有し、該開口部の幅は前記第1の面の上に
    おいてその長手方向に沿って前側から後側に増大してい
    る第1のマスクと、 前記第2の面の上に位置決めされた第2のマスクであっ
    て、前記前縁部および後縁部の間に延在している開口部
    を有し、該開口部の幅は前記第1の面の上においてその
    長手方向に沿って後側から前側に低減している第2のマ
    スクと、 前記第1の強度信号および第2の強度信号の差を計算
    し、z軸位置信号を発生する計算手段と、 を有することを特徴とするz軸位置検出装置。
  2. 【請求項2】 各開口部の幅はゼロから所定の値までそ
    の長さの関数として直線的に変化している請求項1記載
    のz軸位置検出装置。
  3. 【請求項3】 長手方向に沿った第1のマスクの中間に
    おける開口部の幅は長手方向に沿った第2のマスクの中
    間における開口部の幅に等しい請求項1記載のz軸位置
    検出装置。
  4. 【請求項4】 前記開口部は検出器を前側から後側へ二
    分する軸に対して非対称である請求項1記載のz軸位置
    検出装置。
  5. 【請求項5】 ファンビーム平面に沿ってx線ファンビ
    ームを発生するx線源を有するコンピュータ断層撮影シ
    ステム用のz軸位置検出装置において、 x線ファンビームの一部を受信する第1の面を有する複
    数の第1の検出セルであって、前記面は各検出セルの前
    縁部および後縁部の間の長手方向に沿ってファンビーム
    平面を横切って直角に延在しており、各第1の面によっ
    て受信される全x線エネルギを示す複数の第1の強度信
    号を発生する複数の第1の検出セルと、 x線ファンビームの一部を受信する第2の面を有する複
    数の第2の検出セルであって、前記面は各検出セルの前
    縁部および後縁部の間の長手方向に沿ってファンビーム
    平面を横切って直角に延在しており、各第2の面によっ
    て受信される全x線エネルギを示す複数の第2の強度信
    号を発生する複数の第2の検出セルと、 長手方向が前記前縁部および後縁部の間に延在している
    開口部を有し、各面の上における前記開口部の幅はその
    長手方向に沿って前側から後側に増大している複数の第
    1のマスクと、 長手方向が前縁部および後縁部の間に延在している開口
    部を有し、各面の上の前記開口部の幅はその長手方向に
    沿って後側から前側に低減している複数の第2のマスク
    と、 前記第1の検出セルからの第1の強度信号を加算して、
    第1の合成強度信号を発生し、前記第2の検出セルから
    の第2の強度信号を加算して、第2の合成強度信号を発
    生する加算手段と、 前記第1の合成強度信号と前記第2の合成強度信号との
    差をとって、z軸位置信号を発生する計算手段と、 を有することを特徴とするz軸位置検出装置。
  6. 【請求項6】 各開口部の幅はその長手方向の関数とし
    てゼロから所定の値まで直線的に変化する請求項5記載
    のz軸位置検出装置。
  7. 【請求項7】 長手方向に沿った中間部における前記第
    1の検出セルの各々の開口部の幅は、長手方向に沿った
    中間部における前記第2の検出セルの各々の開口部の幅
    に等しい請求項5記載のz軸位置検出装置。
  8. 【請求項8】 前記検出セルの開口部は前記検出セルを
    各検出セルの長手方向に沿って二分する軸に対して非対
    称である請求項5記載のz軸位置検出装置。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2のマスクはともにx
    線を通さない材料からなる第1および第2の連動櫛から
    構成され、 前記第1の櫛は複数の歯を保持するための第1の背骨部
    を有し、該背骨部が前記検出セルの前縁部に沿って延在
    する位置にあるとき、前記複数の歯は前記検出セルの面
    を横切って斜めに突出し、 前記第2の櫛は複数の歯を保持するための第2の背骨部
    を有し、該背骨部が前記検出セルの後縁部に沿って延在
    する位置にあるとき、前記複数の歯は検出セルの面を横
    切って斜めに突出し、前記第1の櫛の歯は前記第2の櫛
    の歯と交互に設けられるように位置決めされて、両者の
    間に開口部を形成するようになっている請求項5記載の
    z軸位置検出装置。
  10. 【請求項10】 検出セルに向けられているファンビー
    ム平面に沿ってx線ファンビームを発生するx線源を有
    するコンピュータ断層撮影システムで、前記検出セルに
    対してファンビームの位置を制御する制御装置におい
    て、 x線ファンビームの一部を受信する第1および第2の面
    を有する第1および第2の検出セルであって、前記面は
    各検出セルの前縁部および後縁部の間の長手方向に沿っ
    てファンビーム平面を横切って直角に延在し、当該第1
    および第2の検出セルは第1および第2の面で受信した
    全x線エネルギを示す第1および第2の強度信号を発生
    するようになっている第1および第2の検出セルと、 前記第1の面の上に位置決めされた第1のマスクであっ
    て、長手方向が前縁部および後縁部の間に延在している
    開口部を有し、前記第1の面の上における前記開口部の
    幅はその長手方向に沿って前側から後側に増大している
    第1のマスクと、 前記第2の面の上に位置決めされた第2のマスクであっ
    て、前縁部および後縁部の間に延在している開口部を有
    し、前記第1の面の上における前記開口部の幅はその長
    手方向に沿って後側から前側へ低減している第2のマス
    クと、 前記第1の強度信号および第2の強度信号の差をとっ
    て、z軸位置信号を発生する計算手段と、 前記z軸位置信号の値に応じてファンビームの角度を制
    御するファンビーム角度制御手段と、 を有することを特徴とする制御装置。
JP4158390A 1991-06-21 1992-06-18 ファンビーム位置の制御および補正機能を有するコンピュータ断層撮影用装置 Expired - Fee Related JPH0628660B2 (ja)

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