JPH0628679B2 - 吸収性物品の表面材 - Google Patents
吸収性物品の表面材Info
- Publication number
- JPH0628679B2 JPH0628679B2 JP61181548A JP18154886A JPH0628679B2 JP H0628679 B2 JPH0628679 B2 JP H0628679B2 JP 61181548 A JP61181548 A JP 61181548A JP 18154886 A JP18154886 A JP 18154886A JP H0628679 B2 JPH0628679 B2 JP H0628679B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface material
- hydrophobic resin
- sorbitan monooleate
- fiber
- material according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は身体滲出液を吸収する吸収性物品の表面材に関
する。
する。
紙オムツ、衛生ナプキン等の吸収性物品は尿血液等の身
体滲出液(以下単に体液ということがある)の透過が可
能な表面材、透過した滲出液を吸収保持する芯材および
滲出液の透過が不可能な裏面材で構成されている。表面
材は吸収性物品の身体と接触する面に用いられるもので
あり、吸収性物品が体液を吸収した状態においても肌に
乾いた接触感(以下ドライタツチ性ということがある)
を与える材質のものが好まれる。このような好みにこた
えるため米国特許第3695269号、同第4041951号、同第43
91869号等には疎水性繊維からなる不織布を吸収性物品
の表面材として使用することが提案されており、現在で
はこのような不織布が旧来の木綿の布あるいは紙等の親
水性の表面材に代つて主流となつている。疎水性繊維と
してはポリオレフイン繊維あるいはポリエステル繊維が
使用されており、不織布の体液透過性を良くする目的で
紡糸時に界面活性剤が塗布されている。
体滲出液(以下単に体液ということがある)の透過が可
能な表面材、透過した滲出液を吸収保持する芯材および
滲出液の透過が不可能な裏面材で構成されている。表面
材は吸収性物品の身体と接触する面に用いられるもので
あり、吸収性物品が体液を吸収した状態においても肌に
乾いた接触感(以下ドライタツチ性ということがある)
を与える材質のものが好まれる。このような好みにこた
えるため米国特許第3695269号、同第4041951号、同第43
91869号等には疎水性繊維からなる不織布を吸収性物品
の表面材として使用することが提案されており、現在で
はこのような不織布が旧来の木綿の布あるいは紙等の親
水性の表面材に代つて主流となつている。疎水性繊維と
してはポリオレフイン繊維あるいはポリエステル繊維が
使用されており、不織布の体液透過性を良くする目的で
紡糸時に界面活性剤が塗布されている。
表面に界面活性剤を塗布した疎水性繊維で作られた不織
布を表面材として使用した吸収性物品は一度体液を吸収
すると表面材はその界面活性剤が溶失されて体液透過性
が低下するため、芯材はまだ吸収能力を残していても二
度目以後は体液吸収速度が遅くなるという欠点があり、
紙オムツ等の繰り返し体液を吸収させるような吸収性物
品の表面材としては不適当であつた。本発明は繰り返し
体液を透過させても体液透過性が低下せず、かつ体液を
吸収した状態であつてもドライタツチ性を与える吸収性
物品の表面材を提供することを目的とする。
布を表面材として使用した吸収性物品は一度体液を吸収
すると表面材はその界面活性剤が溶失されて体液透過性
が低下するため、芯材はまだ吸収能力を残していても二
度目以後は体液吸収速度が遅くなるという欠点があり、
紙オムツ等の繰り返し体液を吸収させるような吸収性物
品の表面材としては不適当であつた。本発明は繰り返し
体液を透過させても体液透過性が低下せず、かつ体液を
吸収した状態であつてもドライタツチ性を与える吸収性
物品の表面材を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは従来品の上記問題点を解決するため鋭意検
討の結果、吸水率が1%以下の疎水性樹脂により表面の
50%以上が形成されている繊維に仕上剤としてソルビ
タンモノオレエートとポリオキシエチレンソルビタンモ
ノオレエートとの混合比(重量)が1:1〜9:1であ
る混合物を0.1〜1.0%(重量)付着させた繊維を用いる
ことにより好適な吸収性物品の表面材が得られることを
知り本発明を完成するに到つた。
討の結果、吸水率が1%以下の疎水性樹脂により表面の
50%以上が形成されている繊維に仕上剤としてソルビ
タンモノオレエートとポリオキシエチレンソルビタンモ
ノオレエートとの混合比(重量)が1:1〜9:1であ
る混合物を0.1〜1.0%(重量)付着させた繊維を用いる
ことにより好適な吸収性物品の表面材が得られることを
知り本発明を完成するに到つた。
本発明で用いる繊維は疎水性樹脂により表面の50%以
上が形成されたものである。ここで疎水性樹脂とはポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合
体、ポリエステル等の樹脂であつて吸水率が1%以下の
ものを指す。繊維表面の50%以上がこのような疎水性
樹脂で形成されている繊維からなる表面材は吸収性物品
が体液を吸収した状態であつても芯材からの体液の戻り
が小さく、ドライタツチ性を与える。
上が形成されたものである。ここで疎水性樹脂とはポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合
体、ポリエステル等の樹脂であつて吸水率が1%以下の
ものを指す。繊維表面の50%以上がこのような疎水性
樹脂で形成されている繊維からなる表面材は吸収性物品
が体液を吸収した状態であつても芯材からの体液の戻り
が小さく、ドライタツチ性を与える。
本発明で用いるソルビタンモノオレエートは次式(I)で
代表される各種ソルビタンモノエレートの混合物であ
る。
代表される各種ソルビタンモノエレートの混合物であ
る。
また、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートは
次式(II)で次式(II)で代表される各種ソルビタンのポリ
オキシエチレン付加オレイン酸モノエステルの混合物で
ある 式中R1,R2,R3はヒドロキシ基またはポリオキシエチレン
基であり、少くとも1個はポリオキシエチレン基であ
る。ポリオキシエチレン基は重合度(オキシエチレン単
位の数)が10〜55のものが好ましい。これらソルビ
タンモノオレエートとポリオキシエチレンビタンモノオ
レエートは重量比で1:1〜9:1、好ましくは1:1
〜3:1の範囲の混合物として前記繊維にその重量に対
し0.1〜1.0%の量を付着させる。付着させる方法として
は該混合物を適当な濃度の水溶液とし、該繊維の紡糸時
にオイリングロールにより付着させる方法、あるいは紡
糸後の繊維を浸漬する方法等、公知の方法が利用でき
る。上記混合物の混合比率が1:1〜9:1の範囲外で
は体液の吸収時に溶失する量が大きく、繰り返し吸収性
が低下するので好ましくない。また繊維に対する付着量
が0.1%未満では繰り返し体液透過性が不充分となり、
1.0%を超すとドライタツチ性が不充分となり肌にベト
ツキ感を与えるのでいずれも好ましくない。
次式(II)で次式(II)で代表される各種ソルビタンのポリ
オキシエチレン付加オレイン酸モノエステルの混合物で
ある 式中R1,R2,R3はヒドロキシ基またはポリオキシエチレン
基であり、少くとも1個はポリオキシエチレン基であ
る。ポリオキシエチレン基は重合度(オキシエチレン単
位の数)が10〜55のものが好ましい。これらソルビ
タンモノオレエートとポリオキシエチレンビタンモノオ
レエートは重量比で1:1〜9:1、好ましくは1:1
〜3:1の範囲の混合物として前記繊維にその重量に対
し0.1〜1.0%の量を付着させる。付着させる方法として
は該混合物を適当な濃度の水溶液とし、該繊維の紡糸時
にオイリングロールにより付着させる方法、あるいは紡
糸後の繊維を浸漬する方法等、公知の方法が利用でき
る。上記混合物の混合比率が1:1〜9:1の範囲外で
は体液の吸収時に溶失する量が大きく、繰り返し吸収性
が低下するので好ましくない。また繊維に対する付着量
が0.1%未満では繰り返し体液透過性が不充分となり、
1.0%を超すとドライタツチ性が不充分となり肌にベト
ツキ感を与えるのでいずれも好ましくない。
ソルビタンモノオレエートとポリオキシエチレンソルビ
タンモノオレエートの混合物を付着させた上記繊維はカ
ード法ランダムウエブ法、乾式パルプ法等によりウエブ
とし、ニードルパンチ法等による機械的絡合、あるいは
熱ロール法、オーブン法等による熱接着等公知の方法で
不織布化して吸収性物品の表面材に用いる。
タンモノオレエートの混合物を付着させた上記繊維はカ
ード法ランダムウエブ法、乾式パルプ法等によりウエブ
とし、ニードルパンチ法等による機械的絡合、あるいは
熱ロール法、オーブン法等による熱接着等公知の方法で
不織布化して吸収性物品の表面材に用いる。
実施例 実施例および比較例によつて本発明を更に具体的に説明
する。疎水性材料であるポリエチレン、ポリプロピレン
およびポリエステルならびに親水性材料である6−ナイ
ロンを用い第1表に示した各種の繊維を製造し、機械捲
縮をかけた後繊維長56mmに切断してスフとした。これら
のスフを40インチのローラーカードを用いてウエブと
し、第1表に示した方法で不織布とし、繰り返し透水性
およびドライタツチ性を試験した。なお、仕上剤はサク
シヨンドライヤーまたは熱ロールによる不織布の場合は
紡糸時にオイリングロールで付着させ、ウオーターニー
ドル法による場合は不織布に含浸させて付着させた。
する。疎水性材料であるポリエチレン、ポリプロピレン
およびポリエステルならびに親水性材料である6−ナイ
ロンを用い第1表に示した各種の繊維を製造し、機械捲
縮をかけた後繊維長56mmに切断してスフとした。これら
のスフを40インチのローラーカードを用いてウエブと
し、第1表に示した方法で不織布とし、繰り返し透水性
およびドライタツチ性を試験した。なお、仕上剤はサク
シヨンドライヤーまたは熱ロールによる不織布の場合は
紡糸時にオイリングロールで付着させ、ウオーターニー
ドル法による場合は不織布に含浸させて付着させた。
透水性試験法:20cm×20cmの不織布試験片を同じ大
きさの紙の上に乗せ、試料片の中心部にその表面から
1cmの高さに設置したビユレツト先端より水1mを5
秒間で滴下させる。滴下終了後試料表面に水滴による光
の反射が消失するまでの時間(透水時間)を測定する。
次いでこの試料を40℃で1時間乾燥させた後再度上記
の透水時間の測定をし、透水時間が3秒に達するまでこ
の操作を繰り返す。
きさの紙の上に乗せ、試料片の中心部にその表面から
1cmの高さに設置したビユレツト先端より水1mを5
秒間で滴下させる。滴下終了後試料表面に水滴による光
の反射が消失するまでの時間(透水時間)を測定する。
次いでこの試料を40℃で1時間乾燥させた後再度上記
の透水時間の測定をし、透水時間が3秒に達するまでこ
の操作を繰り返す。
ドライタツチ性:20cm×20cmの試験片を採取し、同
じ面積の紙の上に乗せ、中心部に水1mを5秒間で
滴下し、1分後に水を滴下した個所を手で軽く押え湿潤
感の有無を試験する。
じ面積の紙の上に乗せ、中心部に水1mを5秒間で
滴下し、1分後に水を滴下した個所を手で軽く押え湿潤
感の有無を試験する。
試験結果を第1表に併せ示した。なお、第1表中の各種
略号は下記の通りである。
略号は下記の通りである。
PP:ポリプロピレン PE:ポリエチレン PET:ポリエステル 6-NyIon:6−ナイロン A:ソルビタンモノオレエート B:ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート C:ラウリルホスフエートK塩+ソルビタン牛脂酸エス
テル (1+1混合物) D:ラウリルホスフエートK塩+ポリオキシエチレンラ
ウリン酸エステル (1+1混合物、重合度=9) E:オクチルホスフエートK塩+ラウリルホスフエート
K塩 (1+1混合物) 〔発明の効果〕 第1表に示された結果からも明らかなように本発明の表
面材は繰り返し透水性およびドライタツチ性に優れてお
り、体液を繰り返し吸収させる必要のある夜間用の使い
すておしめ等の表面材として好適なものである。
テル (1+1混合物) D:ラウリルホスフエートK塩+ポリオキシエチレンラ
ウリン酸エステル (1+1混合物、重合度=9) E:オクチルホスフエートK塩+ラウリルホスフエート
K塩 (1+1混合物) 〔発明の効果〕 第1表に示された結果からも明らかなように本発明の表
面材は繰り返し透水性およびドライタツチ性に優れてお
り、体液を繰り返し吸収させる必要のある夜間用の使い
すておしめ等の表面材として好適なものである。
Claims (5)
- 【請求項1】吸水率が1%以下の疎水性樹脂により表面
の50%以上を形成されている繊維にソルビタンモノオ
レエートとポリオキシエチレンソルビタンモノオレエー
トとの混合比(重量)が1:1〜9:1である混合物を
0.1〜1.0%(重量)付着させた繊維を用いることを特徴
とする吸収性物品の表面材。 - 【請求項2】疎水性樹脂がポリエチレンである特許請求
の範囲第1項記載の表面材。 - 【請求項3】疎水性樹脂がポリプロピレンである特許請
求の範囲第1項記載の表面材。 - 【請求項4】疎水性樹脂がポリエステルである特許請求
の範囲第1項記載の表面材。 - 【請求項5】吸水率が1%未満の疎水性樹脂により表面
の50%以上を占められた繊維が2成分以上の疎水性樹
脂を並列型あるいは鞘芯型に配した複合繊維である特許
請求の範囲第1項記載の表面材。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61181548A JPH0628679B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 吸収性物品の表面材 |
| US07/079,014 US4789588A (en) | 1986-08-01 | 1987-07-29 | Surface materials for absorptive products |
| DE8787111055T DE3773447D1 (de) | 1986-08-01 | 1987-07-30 | Oberflaechenmaterialien fuer saugfaehige produkte. |
| EP19870111055 EP0255701B1 (en) | 1986-08-01 | 1987-07-30 | Surface materials for absorptive products |
| DK400087A DK167958B1 (da) | 1986-08-01 | 1987-07-31 | Overflademateriale til absoberende produkter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61181548A JPH0628679B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 吸収性物品の表面材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6338453A JPS6338453A (ja) | 1988-02-19 |
| JPH0628679B2 true JPH0628679B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=16102710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61181548A Expired - Lifetime JPH0628679B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 吸収性物品の表面材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628679B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69716636T2 (de) | 1996-06-26 | 2003-06-12 | Chisso Corp., Osaka | Hydrophile fasern, sowie daraus hergestellte bekleidungsartikel und filter |
| WO2016104106A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 松本油脂製薬株式会社 | 不織布製造用処理剤及びその利用 |
| JP7371316B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2023-10-31 | 大和紡績株式会社 | 吸収性物品用不織布、及びこれを含む吸収性物品 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5130638A (ja) * | 1974-09-07 | 1976-03-16 | Seiko Kogyo Kk | Jishinyogasukyokyujidoteishisochi |
| US4112153A (en) * | 1977-04-04 | 1978-09-05 | Johnson & Johnson | Method of controlling water repellency in non-woven fabric |
| JPS57158295A (en) * | 1981-03-25 | 1982-09-30 | Teijin Ltd | Spinning lubricant for synthetic fiber |
| JPS5860068A (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-09 | 花王株式会社 | 衛生材料用不織布の表面改質剤 |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP61181548A patent/JPH0628679B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6338453A (ja) | 1988-02-19 |
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