JPH06287151A - ジメチルナフタレンの異性化方法 - Google Patents
ジメチルナフタレンの異性化方法Info
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Abstract
て、2,6−ジメチルナフタレン属を高選択率、高収率
を以て、長期にわたり安定的に製造しうる触媒を開発す
る。 【構成】アルミナに対するシリカのモル比が100以上
の水素型からなるモルデナイトを触媒とすることを特徴
とするジメチルナフタレンの異性化方法。
Description
カルボン酸の原料として有用な2,6−ジメチルナフタ
レンの製造方法に関する。 2,6−ナフタレンジカル
ボン酸は、優れた引っ張り強度と耐熱性を有するポリエ
チレンナフタレート繊維やフィルム等の製造に用いられ
る高性能ポリエステル原料として工業的に重要なもので
ある。
チルナフタレンをDMNと記す)は2,6−ナフタレン
ジカルボン酸の原料となるものであり、高い純度が要求
されている。DMNには、2個のメチル基の位置により
10個の異性体が存在するが、その内2,6−体以外の
異性体を実質的に含まない2,6−DMNを大量且つ安
価に製造する必要がある。 DMNの異性化を行う場合
には、α−β間の異性化に比べ、β−β間の異性化、環
を越える異性化は起こり難いことが知られている。即ち
DMNは、異性化に関しては以下の4つの属に分類さ
れ、各属内の異性化に比べて属間の異性化は起こり難
い。 A属 1,5−、1,6−、2,6−。 B属 1,8−、1,7−、2,7−。 C属 1,4−、1,3−、2,3−。 D属 1,2−。
レン又はメチルナフタレンをメチル化後に異性化分離す
る方法、或いはタール留分や石油留分から分離する方法
等がある。 しかし、これらの留分や生成物は4属の異
性体のほとんどを含み、これを異性化して2,6−DM
Nを効率的に製造するには属間の異性化を起こす必要が
ある。 属間の異性化を行う方法としては、例えば特開
昭59−88433において主空洞の入口が酸素10員
環から成るゼオライトを用いる方法が開示されている
が、反応に高温を要する為に異性化以外に不均化等の副
反応が多く、有用な2,6−体の収率は低いものであ
る。 即ち、DMN混合物を異性化反応に供して2,6
−DMNを製造する場合には、2,6−体になり難い異
属のDMNが多く含まれ2,6−体の収率は低く、更に
多くの異性体混合物からの分離が必要となり、2,6−
DMN製造法としては効率的ではないと云う欠点があ
る。
トキシレンとブタジエンからO-トリルペンテン-2を高収
率で得る方法、特開昭50−89353ではO-トリルペ
ンテン-2を環化して1,5−ジメチルテトラリンを製造
する方法、特開昭48−76852では1,5−ジメチ
ルテトラリンを脱水素して高収率高選択率で1,5−D
MNを製造する方法などが示されている。1,5−DM
Nは2,6−DMNと同じ属であり、1,5−DMNを
原料とした場合には、困難な属間の異性化によらずに
2,6−体を製造できるという利点を有する。 1,5
−DMNを異性化して2,6−DMNを製造する方法と
しては多くの方法が提案されている。 例えば、特公昭
47−50622ではシリカアルミナを触媒として気相
で異性化する方法、特公昭58−004008ではクロ
ム等を含むモルデナイトを触媒として液相で異性化する
方法、米国特許4962260ではβゼオライトやY型
ゼオライトを触媒とする方法が示されている。
は生成液に含まれる2,6−体濃度は高いが、2,6−
体とは属の異なる2,7−体,1,7−体の生成も多
く、更に不均化によるモノメチルナフタレン、トリメチ
ルナフタレンの生成量も多いと云う欠点がある。 又特
公昭58−004008では2,7−体の生成や不均化
等の副反応は少ないが、2,6−体への異性化率が低い
と云う欠点がある。米国特許4962260では不均化
等の副反応は少ないが、2,7−体等の異属異性体の生
成が多く、2,6−体への異性化も不十分である。即ち
従来技術では、2,6−体と異なる属への異性化や不均
化等の副反応を抑制しつつ、2,6−体への高い異性化
率を得ることはできないのが現状である。
異性化工程での2,6−体の収量を減らすのみでなく、
2,7−体が2,6−体との2者共晶混合物や、2,6
−体と1,5−体との3者共晶混合物を形成する為に、
異性化後の晶出分離工程での2,6−体の損失や純度の
低下をもたらすことになり、又不均化等の副反応は、
2,6−体の収量を減らすこととなる。本発明者らは、
1,5−DMNを原料とし2,6−DMNへの高い異性
化率を得る方法において、2,7−体等の異属DMNの
生成や不均化等の副反応を抑制する方法について鋭意検
討をかさね本発明に到達し完成させることができた。
には、各種の固体酸が触媒として有用であることはよく
知られている。 モルデナイトは固体酸の一つであり、
これを用いてDMNの異性化を行っている例も多い。
前述の特公昭58−004008以外には、特公昭56
ー11690ではH型モルデナイトを主触媒としてベン
トナイト又は酸性白土を助触媒とする方法、特公昭55
ー49054ではアルミナに対するシリカのモル比が1
0〜50のモルデナイトを用いる方法等が開示されてい
る。しかしこれらの特許においても、2,7−体等の異
属への異性化及び不均化等の副反応を起こり、2,6−
体への高い異性化率を得ることはできない。
て2,6−DMNを製造する方法において、2,6−体
への高い異性化率を実現すると同時に、2,7−体等の
異属DMNの生成及び不均化などの副反応を抑制し、更
に長期の触媒寿命を有する異性化方法の開発すべく鋭意
検討を行った。 その結果、アルミナに対するシリカの
モル比(以下、SiO2/Al2 O3 比と記す)が100
以上の実質的にH型から成るモルデナイトを用い、液相
にて、270℃以下の反応温度で異性化を行うことによ
り、2,6−体への高い異性化率を実現すると同時に、
2,7−体等の異属DMNの生成及び不均化等の副反応
を抑制し、更に長期に亘り好成績を維持できることを見
出した。
て用いるが、使用するH型モルデナイトのSiO2/Al
2 O3 比が非常に重要であり、この比が100以上、好
ましくは150以上、更に好ましくは200以上とする
ことが必要である。先に述べたようにモルデナイトを触
媒とすることによりDMNの異性化は可能であるが、通
常のモルデナイトはSiO2/Al2 O3 比が約30以下
であり、そのようなモルデナイトは活性が低く、DMN
を異性化する為には300℃に近い高温を必要とし、そ
の結果、不均化等の副反応が多く、又異属のDMNが生
成すること等の不都合を避けえない。 このことは前述
の各特許公報の実施例からも明らかである。他のゼオラ
イトと同様に、モルデナイトは塩酸等の鉱酸で処理する
ことによりSiO2/Al2 O3 比をある程度は高めるこ
とができるが、通常の処理条件ではこの比を約50以上
に高めるのは難しい。 それ以上の比にすることを所望
する場合には、処理条件を厳しくせざるを得ないことに
なり、モルデナイト構造の破壊を免れないことになる。
2/Al2 O3 比を大きく高める方法がなく、SiO2/A
l2 O3 比の比較的小さいモルデナイトを使用せざるを
得ない為、十分な触媒活性が得られない。 従って、触
媒活性及び選択性の向上を目指して各種金属による改
質、種々の助触媒の添加等が試みられてきたが、いずれ
も属内での高い異性化率を実現し、異属DMNの生成及
び不均化等の副反応を抑制するという目的には不十分で
あった。 即ち、2,6−体への異性化率を高くする
と、異属DMNの生成及び不均化などの副反応が多くな
り、異属DMNの生成及び不均化等の副反応を低いレベ
ルに抑える為には、2,6−体への異性化率を高くする
ことができないと云うことになる。モルデナイトのSi
O2/Al2 O3 比に関して、特公昭55ー49054で
はSiO2/Al2 O3 比10以上のH型モルデナイトを
触媒として気相でDMNを異性化する方法を開示してい
る。 その実施例によれば、この比を10→15→25
→97と上げた場合に、この比が25迄は2,6−体へ
の異性化率が上昇し2,7−体の生成は減少するが、こ
の比を更に97へ上げた場合には、2,6−体への異性
化率は低下し2,7−体の生成が増加する等、SiO2/
Al2 O3 比に最適値があることが示されている。 し
かし最適とされるSiO2/Al2 O3比においても、3
50℃以上の高温を必要としており、しかも生成液中の
2,6−DMN濃度は不十分であると云う結果である。
の異性化反応について鋭意検討し、SiO2/Al2 O3
比100以上、好ましくは150以上、更に好ましくは
200以上のH型モルデナイトを用いることにより、従
来技術に比べ低い反応温度で2,6−体への高い異性化
率を達成でき、同時に2,7−体等の異属への異性化及
び不均化等の副反応をほぼ完全に抑制することができる
ことを見出した。SiO2/Al2 O3 比を高くできるゼ
オライトとしては、Y型ゼオライト、ZSM5等がある
が、属内での高い異性化率を実現すると同時に、異属D
MNの生成及び不均化などの副反応を抑制するという本
発明の目的には、両ゼオライトとも不適当である。 Y
型ゼオライトの場合には、前述の米国特許496226
0にあるように、異属DMNの生成及び不均化などの副
反応の抑制が難しく、たとえ本発明のモルデナイトで優
れた効果のみられたSiO2/Al2 O3 比を100以上
に上げても好ましい結果は得られなかった。 又、ZS
M5に代表される酸素10員環からなるゼオライトの場
合には、特開昭60ー69043に示されているよう
に、DMNの属間の異性化用に用いられており、本発明
の目的には適さない。
等のものがあるが、本発明では実質的にH型から成るモ
ルデナイトを用いることが特徴である。 アルカリ金属
やアルカリ土類金属を含むものは、触媒活性が低く、本
発明の反応には適さない。この為、Na型又はCa型等
のモルデナイトは、H型に変換する必要がある。Na型
やCa型等のモルデナイトをH型に変換する方法として
は、NH4 型とした後に加熱して脱NH3 する方法や塩
酸等の鉱酸で処理する方法がよく知られているが、塩酸
等の鉱酸で処理する方法が好ましい。 これらの方法に
よりH型に変換されたモルデナイト中のアルカリ金属、
アルカリ土類金属の含有量は低いほどよく、モルデナイ
ト中の金属量として1重量%以下、好ましくは0.5重
量%以下、さらに好ましくは0.1重量%である。
0以上のH型モルデナイトは非常に高選択性であり、異
性化に際して不均化等の副反応はほとんど起こさない。
例えば、特公昭58ー4008、特開昭50ー1177
56では、原料DMN中のモノメチルナフタレン、トリ
メチルナフタレンの濃度を20重量%以下とすることを
規定しているが、これは使用している触媒の不均化活性
が高く、モノメチルナフタレンやトリメチルナフタレン
が多いと、これらの不均化が起こり、異属のDMNが生
成することによる。 これに対して、本発明で用いる触
媒の不均化活性は極めて低く、原料中のモノメチルナフ
タレンやトリメチルナフタレンの濃度について、反応面
からの制限は特にない。 これも本発明の大きな利点の
一つである。 但し、モノメチルナフタレンやトリメチ
ルナフタレンが多い場合は、その分だけ反応器を大きく
する必要があり、原料中のDMN以外の不純物の量はプ
ロセス的な経済性から決められることになる。
ばベンゼン等の溶媒を用いて、反応を気相下で行うこと
が可能であり、この場合には液相下で行うよりも低温で
反応が進行し、異属への異性化及び不均化等の副反応も
ほぼ完全に抑制できる。しかし、気相にて異性化を行っ
た場合には触媒活性の低下が激しく、長期の連続操業は
困難である。 これに対して、反応を液相下で行った場
合には活性の低下が抑えられ、長期に安定した成績を得
ることができることを見出した。本発明で用いるSiO
2/Al2 O3 比100以上のH型モルデナイトは、高活
性であり、270℃以下で十分反応は進行する。ジメチ
ルナフタレンの沸点は、異性体により異なるが、260
〜270℃であり、低沸点の溶媒等を用いなければ、常
圧下で反応を行うことができる。例えば、特公昭58ー
4008、特開昭50ー108246、特開昭50ー1
17756では、SiO2/Al2 O3 比10〜95のモ
ルデナイトに各種金属を含ませたものを用いて、液相で
異性化を行っているが、活性が低いため高温を要し反応
系が加圧となることを余儀なくされている。
反応形式は、特に制限はなく、回分式、流通式いずれの
方法も採用できるが、工業的には流通式が好ましい。
又、流通式においても、固定床、移動床、流動床等の反
応方式があり、いずれも採用できるが、固定床流通式が
一般的である。 固定床流通式にて実施する場合には、
モルデナイトを成型して用いることになる。 モルデナ
イトの成型助剤としては、一般にベントナイト等の粘
土、アルミナ、シリカ等が用いられるが、本発明の触媒
における成型助剤としてはアルミナが適している。 ベ
ントナイト等の粘土は各種金属を含んでおり、これが異
性化活性を損なう原因となる。 シリカを成型助剤とし
た場合は、触媒寿命が低下し実用的ではない。成型助剤
としてのアルミナは、適量使用の場合には異性化活性を
低下させることはなく、触媒寿命の面でも良い結果を与
える。 使用量が少な過ぎると強度的に十分な触媒が得
られない。 又使用量を多くすると、強度面では問題な
いが、触媒寿命の面で悪影響がある。 好ましい使用量
としては、モルデナイト100重量部に対し5〜50重
量部、特に好ましくは10〜30重量部である。
いが、次の精製工程との絡みで溶媒を用いることもでき
る。 即ち、異性化反応生成液から所望のDMNを分離
する方法としては、結晶化による方法や吸着による方法
等が適用されるが、その際には適当な溶媒を用いた方が
好都合になる場合がある。 その場合には当該分離工程
で使用する溶媒を用いて異性化反応を行うこともでき、
溶媒の種類によっては反応を液相で行う為に系を加圧と
する必要がある。 溶媒を使用するか否かは、次の精製
工程と組合わせた全体の経済性を勘案して決められるべ
きものである。本発明方法における異性化反応は、温度
200〜270℃で実施する。好ましくは230〜26
0℃の範囲が推奨される。 これより高温では異属への
異性化や不均化等の副反応が起こり易くなり、又これよ
り低温では異性化速度が小さくなり経済的でない。 本
発明方法による異性化を温度200〜270℃にて実施
した場合には、反応生成液中の2,6−DMNの2,6
−属内での濃度は47〜50%とすることができる。
同時に2,7−DMN等異属異性体の生成及び不均化等
の副反応はほとんど起こらない。
SVは、0.05〜5h-1、好ましくは0.1〜2
h-1、更に好ましくは0.2〜1-1である。 WHSV
を小さくすると、低い反応温度にて異性化反応が進行す
るが、反応器を大きくする必要があり、経済的ではな
い。 WHSVを大きくすると、所望の異性化率を得る
には反応温度を高くする必要があり、異属への異性化、
不均化が起こり易くなり、又反応を液相にて行う為には
加圧とする必要が生じ、経済的ではない。 又、回分式
で実施する場合には、触媒の使用量は原料100重量部
に対し0.1〜10重量部、好ましくは0.3〜5重量
部である。 反応時間は、触媒と原料との比、反応温度
により変化するが、一般的には10分から2時間であ
る。以上述べた如く、本発明の方法によりDMNの異性
化反応を実施した場合には副反応や異属への異性化を実
質的に抑制することができ、高い異性化率を以て目的生
成物である2,6−DMNを得ることができる。
反応において2,7−DMN等の異属への異性化、及び
不均化などの副反応を抑制し、2,6−DMNへの高い
異性化率を達成することができるものであり、その工業
的意義は非常に大きい。
法を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではない。実施例1、2 SiO2/Al2 O3 比が203のH型モルデナイト(東
ソー製)100gとアルミナゾル(触媒化成製アルミナ
70wt%)20gをステンレス製容器に採り純水を加
えてよく練り合わせた。 110℃で乾燥後、空気中5
00℃で2時間焼成し、砕いて粒径1.0〜2.0mm
のものを集め触媒とした。この触媒5gを、内径13m
mのステンレス製反応管に充填し、窒素で十分置換した
後、窒素雰囲気下所定温度に昇温し、同温度に保った。
常圧下、反応管下部より、原料DMNを供給して異性
化反応を行った。 反応生成液は反応管上部より取り出
し、取り出した反応生成液の組成をガスクロマトグラフ
ィーにより分析し、異性化反応の成績を算出した。 各
実施例での、使用した原料の組成、反応条件、反応成績
を表1に示す。 尚、実施例1では反応開始後1500
時間で、実施例2では反応開始後2400時間で、反応
温度をそれぞれ250から260℃へ、240から25
5℃へ昇温した。
製)を3規定の塩酸で処理し、SiO2/Al2 O3 比1
13(実施例3)、154(実施例4)のH型モルデナ
イトを得た。 このモルデナイトを用い、実施例1と同
様にして成型触媒を調製し、実施例1と同様に異性化反
応を行った。 結果を表2示す。実施例5 アルミナゾルの量を40gとした以外は、実施例1と同
様にして成型触媒を調製し、実施例1と同様に異性化反
応をおこなった。 結果を表2に示す。
てSiO2/Al2 O3比16のH型モルデナイト(東ソ
ー製:比較例1)、SiO2/Al2 O3 比33のH型モ
ルデナイト(触媒化成製:比較例2)を用いた以外は、
実施例1と同様にして触媒を調製し、異性化反応を行っ
た。 反応は、反応温度を変えたこと及び高温下系を液
相に保つ為に加圧にしたこと以外は、実施例2と同様に
行った。反応条件及び結果を表3に示す。2,6−体濃
度を上げる為には高温を必要とし、その場合には系を加
圧にする必要があり、又2,7−、1,7−DMNの生
成、不均化等の副反応も著しいものであった。
てSiO2/Al2 O3比206のH型超安定化Y型ゼオ
ライト(USY:東ソー製)を用いた以外は、実施例1
と同様にして触媒を調製し、比較例1と同様に異性化反
応を行った。反応条件及び結果を表3に示す。2,6−
体濃度を上げる為には高温を必要とし、その場合には系
を加圧とする必要があり、又2,7−、1,7−DMN
の生成、不均化等の副反応も著しいものであった。比較
例4 実施例2で用いたと同様の触媒を用い、実施例2で用い
た原料を20重量%含むベンゼン溶液を用いて、常圧下
気相で異性化を行った。 反応温度が違うこと以外は、
実施例2と同様に反応を行った。 反応条件及び結果を
表4に示す。実施例2に比べ低温で十分異性化が進行す
るが、触媒活性の低下が大きいことが判明した。
の代わりにシリカゾル(触媒化成製シリカ20wt%)
70gを用いた以外は、実施例1と同様にして触媒を調
製し、実施例1と同様に異性化反応を行った。反応条件
及び結果を表4に示す。実施例1では反応開始後150
0時間で昇温したが、本比較例では反応開始後970時
間で昇温した。 比較例5での1022時間後の成績
は、実施例1の2840時間後の成績よりも悪く、シリ
カをバインダーとすると、触媒活性の低下が大きいこと
が判る。
を使用。
Claims (3)
- 【請求項1】ジメチルナフタレンの異性化反応を実施す
るにあたり、触媒としてアルミナに対するシリカのモル
比が100以上の実質的に水素型から成るモルデナイト
を用い、液相にて異性化することを特徴とするジメチル
ナフタレンの異性化方法。 - 【請求項2】モルデナイトの50重量%以下のアルミナ
を成型助剤として成型した触媒を用いる請求項1記載の
方法。 - 【請求項3】異性化の反応温度が270℃以下である請
求項1記載の方法。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP5075645A JP2885260B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | ジメチルナフタレンの異性化方法 |
| US08/214,970 US5495060A (en) | 1993-04-01 | 1994-03-17 | Method for isomerizing dimethylnaphthalene |
| EP94104341A EP0618180B1 (en) | 1993-04-01 | 1994-03-19 | Method for isomerizing dimethylnaphthalene |
| DE69400225T DE69400225T2 (de) | 1993-04-01 | 1994-03-19 | Verfahren zur Isomerisierung von Dimethylnaphthalen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5075645A JP2885260B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | ジメチルナフタレンの異性化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP2885260B2 JP2885260B2 (ja) | 1999-04-19 |
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|---|---|---|---|
| JP5075645A Expired - Fee Related JP2885260B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | ジメチルナフタレンの異性化方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5495060A (ja) |
| EP (1) | EP0618180B1 (ja) |
| JP (1) | JP2885260B2 (ja) |
| DE (1) | DE69400225T2 (ja) |
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