JPH06287399A - 改良されたポリグルタルイミド/ガラス繊維の組合せ - Google Patents

改良されたポリグルタルイミド/ガラス繊維の組合せ

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JPH06287399A
JPH06287399A JP5157773A JP15777393A JPH06287399A JP H06287399 A JPH06287399 A JP H06287399A JP 5157773 A JP5157773 A JP 5157773A JP 15777393 A JP15777393 A JP 15777393A JP H06287399 A JPH06287399 A JP H06287399A
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マーク・アラン・アブラーモヴイツツ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 向上された耐衝撃性を示すガラス強化ポリグ
ルタルイミド組成物の提供。 【構成】 この組成物は、 a.全重合体含量に基づいて、約80〜約99.5部の
ポリグルタルイミド、 b.全重合体含量に基づいて、約0.5〜約20部のフ
ェノキシ樹脂、 c.ブレンドの全成分の全重量に基づいて、約10〜約
50部の表面官能基を有する無機繊維または粒状物から
なるブレンドから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用】本発明は、低含量のフェノキシ樹脂が
ブレンド中に混入されるときにガラス強化ポリグルタル
イミドの物理的性質に見出される予期しない改良に関す
る。
【0002】高いモジュラス値(ガラスにより付与され
た)およびさまざまな用途のために許容しうる衝撃強度
も有する高温軟化性の(高いガラス温度)ガラス強化無
定形樹脂に対する必要性がある。そのような樹脂は、エ
レクトロニクス産業のような用途に用いられるかも知れ
なく、そこでは組立ておよびハンダ付けの間の耐熱性に
加えて、耐力および取扱いに際して破壊耐力が必要であ
る。ガラス強化されたとき、ポリグルタルイミドはその
ような市場に対して魅力的な性質を有するが、従来の耐
衝撃性改良剤によって付与される物理的性質の過剰な損
失なしに更に付加された靭性が望まれる。モジュラス特
性の損失なしにそして軟化温度のほんの少しの低下だけ
で耐衝撃性を改良する解決が、低含量のフェノキシ樹脂
をポリグルタルイミド//ガラスの組合せに添加するこ
とによって見出された。
【0003】
【従来の技術】ポリグルタルイミド(別途ポリメタクリ
ルイミドとして知られている)は次の単位を有する重合
体である。
【0004】
【化1】 (式中、R1およびR2は同じかまたは異なっていてもよ
く、水素または炭素原子数4個までの低級アルキル例え
ばメチル、エチル、またはブチルであり、そしてR3
水素またはアルキル例えばメチル、ブチル、ドデシルな
どである。この技術分野で最も良く知られているポリグ
ルタルイミドは、R1およびR2メチルであってR3が水
素、メチル、他の低級アルキル、またはシクロヘキシル
であるものである。特に好ましいものは、R1=R2=R
3=メチルである、ポリ(メチルメタクリレート)とモ
ノメチルアミンとから誘導された重合体である。
【0005】米国特許第4,246,374号明細書に
は、溶液イミド化のような他の方法がこの技術分野で知
られているが、前記ポリグルタルイミドを連続反応性押
出し法で効率的に製造する方法が記載されている。この
米国特許の方法とこの技術分野で知られている他のすべ
ての方法ではイミド化の程度が理論値の約95%より低
いならば、ポリグルタルイミド中に若干の酸と酸無水物
基が残存する。米国特許第4,727,117号および同
第5,004,777号明細書には、前記の酸および酸無
水物基をエステル化またはアルキル化してエステル基に
よりそれら基を置換する酸低減または「キャッピング」
法が記載されている。これらの特許には更に、さまざま
な樹脂と「キャップド」および「非キャップド」ポリグ
ルタルイミドとの相容性に関する影響が記載されてい
る。
【0006】また、上記の米国特許第4,246,374
号明細書には、ポリグルタルイミドはガラス繊維強化材
と順応性がよいことが記載されている。かかる順応性は
上記米国特許第4,727,117号および同第5,00
4,777号の酸低減重合体により維持される。
【0007】上記米国特許第4,727,117号および
同第5,004,777号明細書には、酸低減ポリグルタ
ルイミドとブレンドできる広い範囲の重合体が示されて
おりそして多くの重合体の中でとりわけ、相容性の指標
である単一のガラス温度を有しかつ外観が透明である、
フェノキシ樹脂との50/50ブレンドが例示されてい
る。
【0008】また、ポリ(ブチレンテレフタレート)の
ようなある特定のエンジニアリング樹脂のブレンドは、
ブレンドに先立ってガラス繊維の表面をフェノキシ樹脂
で予め被覆するとその性質が改良されることが報告され
ている。
【0009】低含量の特定の樹脂(フェノキシ樹脂)は
ガラス強化脂肪族ポリグルタルイミドの物理的性質を高
めるにあたって、特にガラス繊維の添加に先立って全有
機成分が単一のブレンドに直接配合される場合有効であ
ることは従来技術では教示も示唆もされていない。
【0010】本発明によれば、 a.全重合体含量に基づいて、約80〜約99.5部の
上記に定義されたようなポリグルタルイミド、好ましく
はN−メチルジメチルグルタルイミド単位を含有し、よ
り好ましくはポリグルタルイミド中に少なくとも60重
量%の前記グルタルイミド単位を含有するポリグルタル
イミド、 b.全重合体含量に基づいて、約0.5〜約20部のフ
ェノキシ樹脂、好ましくはエピクロロヒドリン(1−ク
ロロ−2,3−エポキシプロパン)とビスフェノールA
(2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン)との共重合により生成されたフェノキシ樹脂、 c.ブレンドの全成分の全重量に基づいて、約10〜約
50部、好ましくは約20〜約30部のガラス繊維から
なるブレンドが提供される。
【0011】ポリグルタルイミドは上記米国特許第4,
246,374号の連続押出し法、またはこの技術分野
で知られた溶液または不均質イミド化方法、または無水
グルタル酸単位を含有する適当な重合体のイミド化によ
り製造することができる。高いモジュラス、耐クリープ
性および高い使用温度という所望の性質を得るためには
理論値の少なくとも60%のイミド化度が望ましいが約
5%以上のイミド化も本発明の範囲に包含される。ま
た、ポリグルタルイミドは約10重量%までのメタクリ
ル酸および/または無水メタクリル酸単位(これらの単
位はポリ(メチルメタクリレート)とモノメチルアミン
との反応の間に生成される)まで含有していてもよい。
50,000以上200,000以下の分子量が最終ブレ
ンドの成形の容易さのために好ましいが、本発明はこの
分子量範囲に限定されるものではない。
【0012】本明細書で使用される「単位」なる語は、
ここにあげた化学物質の重合から誘導された単位を云う
ことがある。重合技術に関する当業者は、「メタクリル
酸単位」はメタクリル酸の共重合によって生成された重
合体鎖中の単位を意味することを認めるであろう。それ
は更に正確にはイソ酪酸単位であるが、それはその源か
ら慣例的に知られている。単量体源と直接関係がない場
合、N−メチルジメチルグルタルイミド単位のような、
その場で生成された単位に対しては、その単位の実際の
構造に基づく名称が使用される。
【0013】「フェノキシ樹脂」なる語は、ビスフェノ
ールと反応性水素およびエポキシ機能を含有する分子と
の縮合によって生成される重合体を云う。ビスフェノー
ルは、−CH2−、−C(CH32−、−SO2−などの
ような基によって結合された2個のフェノール分子を有
する化合物であり、フェノール性ヒドロキシルは一般に
その結合基に対しては4−位にある。前記の分子として
はイソプロピリデンジフェノール(別途ビスフェノール
Aまたは2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンとも称せられる);スルホニルジフェノール、
(別途ビスフェノールSまたはビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)スルホンとも称せられる);臭素化または塩
素化ビスフェノール;などが挙げられる。反応性ハロゲ
ン、普通は脂肪酸置換ハロゲンおよびエポキシ基、普通
は塩素を含有する分子は、エピクロロヒドリン(別途1
−クロロ−2,3−エポキシプロパンとして知られてい
る)、エピブロモヒドリン(1−ブロモ−2,3−エポ
キシプロパン)などにより例示することができる。
【0014】縮合の結果として生成する重合体は、連鎖
に沿うエポキシ基を含有しないが、連鎖末端にエポキシ
および/またはフェノール基を含有する。分子量は重合
方法によって変化する。フェノキシ樹脂は商業製品であ
って、オリゴマーから高分子までの範囲にわたってい
る。
【0015】ストランド、ロープ、または切断小片の普
通のガラス繊維を用いてもよい。好ましい繊維は直径が
約9〜約13μm程度であって、約1/8インチ(3.2m
m)の長さに切断されている。本発明の最良の実施のた
めに重要なことは、重合体の適切なサイジングである。
ビニルトリエトキシシラン、メタクリロイルオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−グリシドプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン、アミノシランなどのようなシラン化学に基づく多
くのサイジングがこの技術分野で知られている。混合に
先立って、ガラス繊維が繊維表面にアミノ基を付与する
化学物質によってサイジングされることが好ましい。こ
のようなサイジングは試験業者または配合業者、好まし
くは製造業者によって実施される。製造業者はサイジン
グは何かを明らかにしていないが、ポリグルタルイミド
について有用であるべき汎用繊維として本明細書中でひ
んぱんに例示される特定の繊維について推薦されればア
ミノシランコーティングを予測することができる。遊離
アミノ基およびトリアルコキシシラン基を含有する二官
能性物質がこの目的に有効なサイズ剤であると信じられ
る。
【0016】ガラスは繊維の形状が好ましいが、微小
球、特にScotchlite(登録商標)ガラス泡として供給さ
れるもののような中空微小球も利用できる。本発明は更
に、最近米国特許第4,940,677号明細書に記載さ
れたもののような低融点ガラスを包含する。
【0017】シリカ系ガラス繊維強化材が、靭性と高熱
温度の組合せを達成するのに最も効果的であるが、ポリ
グルタルイミドに他の粉状物質を充填してもよい。ヒド
ロキシ基のような、表面官能性を持つものは、更にガラ
スのサイジングと同様にしてサイジングすることができ
る。官能化チタン化合物、粉状物質の官能性と反応性の
ある官能基を含有する熱安定性有機バインダーなどのよ
うな粉状物質の官能性に特有な他のサイジング材料も使
用することができる。
【0018】官能性を有するサイジングされたまたはさ
れていない粉状物質例えばシリカ、雲母、ウォラストナ
イト、ある特定の粘土、アルミナなどもポリグルタルイ
ミドと少量のフェノキシ樹脂とのブレンドに使用して充
填されたブレンドに改良された相互作用ひいては改良さ
れた性質を与えることができる。
【0019】すべての成分とのブレンドは乾燥形態で行
われ、次いで押出機に供給される。ポリグルタルイミド
をガラスとブレンドし、次いでフェノキシ樹脂を添加し
てもよいしあるいはフェノキシ樹脂を最初にガラスと混
合またはガラス上に被覆し、そしてポリグルタルイミド
を添加してもよい。最後に、ガラス繊維をシートまたは
ペレットに押出す直前にガラス繊維を溶融ブレンドに供
給してもよい。ポリグルタルイミド、フェノキシ樹脂お
よび場合によっては難燃剤のような他の添加剤が、部分
的に噛み合った同方向に回転する押出機のような可塑化
押出機中に導入され、混合物が均一の重合体溶融物に混
合される方法が好ましい。溶融物の脱蔵は、良好な混合
が達成された後に行うことができる。溶融物に次いでチ
ョップドガラス繊維が、約10〜約50%のガラスの好
ましい温度に、より好ましくは20〜30%(混合物の
全重量に基づいて)添加される。繊維はサイドメルト・
アディション供給機により添加される。ブレンドは次い
でダイオリフィスから押出され、冷却されそしてその後
の再成形または再押出しのためにペレットに切断され
る。
【0020】ブレンドは良好でフェノキシ樹脂成分のな
い対照を上まわる改良された靭性およびモジュラスを示
す。得られるブレンドは、電子構成要素のハンダ付けま
たは融着の熱に抵抗しなければならない印刷回路盤のよ
うな物品に有用である。考えられる他の用途は、電気器
具、電子ハウジング、ヒューズハウジング、水ポンプ、
配管、バルブ、他の垂直な連結、耐荷構造梁および構造
部材、玩具、照明ハウジング、カートン、容器、自動車
パネルおよびバンパーなどのような自動車、電子、およ
び構造材料のための強靭な、高温軟化性プラスチックで
ある。
【0021】本発明のブレンドまた滑剤、熱安定剤、紫
外線安定剤のような他の添加剤も含有できる。酸化アン
チモン、有機リン化合物、および臭素化芳香族化合物の
ような難燃剤も使用できる。使用量は全成分100部当
り約10〜約30部であることが好ましい。特に関心を
引くものは、臭素化難燃剤がエピクロロヒドリン(1−
クロロ−2,3−エポキシプロパン)とテトラブロモビ
スフェノールA(2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−2,
3,5,6−テトラブロモフェニル)プロパン)との共重
合により生成されるブレンドである。
【0022】
【実施例】
実施例1 この実施例は以下のブレンドの例に使用されるポリグル
タルイミドを例示するものである。イミドA(T−24
0)は米国特許第4,246,374号に記載の方法によ
り製造された重合体であって米国特許第4,727,11
7号および同第5,004,777号の方法によって反応
させられて分子量約120,000、76,5%N−メチ
ルジメチルグルタルミド、約23%メタクリル酸メチ
ル、および0.5%以下のメタクリル酸または無水メタ
クリル酸の重合体を生成する。イミドS(T−260)
は同様に製造されるが、約86%のより高いイミド含量
と約13.5%のメタクリル酸単位を有する。イミドC
は更に十分なイミド化(約95%)され、また0.5%
より低い酸または酸無水物基を有する。すべてのポリグ
ルタルイミドは長鎖アルコール滑剤、ヒドロキシベンゾ
トリアゾール光安定剤、およびホスファイトベース酸化
防止剤を含有する。イミドAおよびBは商業的に入手で
きる重合体である。
【0023】実施例2〜3 これらの実施例は、以下のブレンド実験で使用されるフ
ェノキシ樹脂およびガラス繊維を例示するものである。
これらの研究において、使用された樹脂は、登録商標U
CARによってUnion Carbideより供給された。さまざ
まな分子量の樹脂は使用できる。樹脂PKHCは実施例
4〜7で使用された。その樹脂は約10,000(数平
均)の分子量を有していた。
【0024】チョップドガラス繊維はほとんどの場合に
(繊維A)長さ1/8インチ(3.2mm)に切断された直径
9μmのガラス繊維であって、OCF492−AA(登
録商標)としてOwens-Corning Fiberglassより供給さ
れ、ナイロンおよびポリ(エチレンテレフタレート)樹
脂と共に使用するために供給者により推薦されたもので
あり、γ−アミノプロピルトリエトキシシランまたは類
似のシランとの予備反応によって表面にアミノ基を配置
するために表面処理されていると考えられる。繊維Bは
類似しているが直径13μmである。
【0025】実施例4 この実験は、色々な性質を得るために行った簡単な配合
実験を例示するものである。ポリグルタルイミド、ガラ
ス繊維、およびフェノキシ樹脂の物理的ブレンドを、1
00rpmのスクリュー速度および264〜270℃のバ
レルセット温度で1インチ(25.4mm)Killion一軸押
出機内で配合した。ペレットを押出しにより形成し、次
いでひれらのペレットを射出成形した。成形を100rp
mで操作される、ASTM金型を有するNewbury射出成形
機によって行ない、ASTMの規定条件下でさまざまな
性質を試験するために適した小片とした。条件は下記の
通りである。 ノズル設定 535°F(280℃) バレル帯域(後部#2および#3) 535°F(280℃) 射出圧 425〜500psi(2.93MP
a〜3.44KPa) 背圧 50psi(34.5KPa) 射出時間 20秒 サイクル時間 40秒 成形温度 330° F(165℃)
【0026】あらゆる場合の試験はプラスチック材料の
標準ASTM試験方法による。落槍試験はDynatup試験
でありそしてその結果として最大荷重を報告する。引張
りおよび曲げ強度は破断点の数値である。熱変形温度は
2種類の異なる荷重について報告する。
【0027】実施例5 この実施例では、0〜8%(全重合体含量に基づいて)
のフェノキシ樹脂Aおよび30%(全混合物含量に基づ
いて)のガラス繊維Aと混合された、イミドAに対する
数値を報告する。ノッチなしおよびノッチ付きアイゾッ
ト衝撃値の増大は靭性の向上を反映するが、唯一の物性
損失は熱変形温度である。
【0028】
【表1】
【0029】実施例6 この実施例では、0〜8%(全重合体含量に基づいて)
のフェノキシ樹脂Aおよび30%(全ブレンド含量に基
づいて)のガラス繊維Aとブレンドされた、イミドBに
対する試験数値を報告する。ノッチなしおよびノッチ付
きアイゾット衝撃値の増大は靭性の向上を反映するが、
唯一の物性損失は熱変形温度である。フェノキシ樹脂の
添加による引張りおよび曲げ強度の向上もまた注目され
たい。
【0030】
【表2】
【0031】実施例7 この実施例では、0〜8%(全重合体含量に基づいて)
のフェノキシ樹脂Aおよび30%(全ブレンド含量に基
づいて)のガラス繊維Aをブレンドされた、イミドCに
対する試験数値を報告する。ノッチなしおよびノッチ付
きアイゾット衝撃値の増大は靭性の向上を反映するが、
唯一の物性損失は熱変形温度である。フェノキシ樹脂の
添加による引張りおよび曲げ強度の向上もまた注目され
たい。
【0032】
【表3】
【0033】実施例8 この実施例は、以下のブレンド例で試験される他のポリ
グルタルイミド、フェノキシ樹脂、およびガラス繊維を
例示するものである。
【0034】イミドD:このポリグルタルイミドはイミ
ドAの前駆物質であるが、その酸および酸無水物基はエ
ステル基にまで反応させられなかった。それは分子量1
50,000のポリ(メチルメタクリレート)から米国
特許第4,246,374号の方法により製造され、約7
6.5モル%のN−メチルジメチルグルタルイミド単
位、約5%のメタクリル酸/無水メタクリル酸単位、お
よび約19.5%のメタクリル酸メチル単位からなる。
【0035】イミドE:このポリグルタルイミドはイミ
ドBの前駆物質であるが、その酸および酸無水物基はエ
ステル基にまで反応させられていなかった。それは分子
量150,000のポリ(メタクリル酸メチル)から上
記米国特許の方法により製造され、約86モル%のN−
メチルジメチルグルタルイミド単位、約5%のメタクリ
ル酸/無水メタクリル酸単位、および約9%のメタクリ
ル酸メチル単位からなる。
【0036】イミドF:このポリグルタルイミドはイミ
ドEと同様に製造されたが、Fは約90,000の分子
量、約50モル%のN−メチルジメチルグルタルイミド
単位、約5%のメタクリル酸/無水メタクリル酸単位、
および約45%のメタクリル酸メチル単位を有する。
【0037】イミドG:このポリグルタルイミドは米国
特許第4,742,123号の方法によりポリ(メタクリ
ル酸)とアンモニアから製造され、窒素含量8%、ビカ
ット軟化点224℃である。米国特許第4,246,37
4号の方法により製造されたN−メチルおよびN−水素
置換基の両方を含有するポリグルタルイミドもガラス繊
維とフェノキシ樹脂とのブレンドに使用することができ
て所望の結果を生じる。
【0038】フェノキシ樹脂B:この樹脂は実施例2の
フェノキシ樹脂Aと非常に類似しているが、分子量が僅
かに低いものと考えられる。
【0039】フェノキシ樹脂C:この樹脂は実施例2の
フェノキシ樹脂Aおよびフェノキシ樹脂Bに非常に類似
しているが、他の樹脂より僅かに分子量が低いものと考
えられる。
【0040】ガラス繊維C:この材料は未知のシランサ
イジングされた9μmの繊維であって商業上OCF−4
08−BCと表示された、ポリ(ブチレンテレフタレー
ト)、ポリカーボネートおよびポリアセタールとの併用
が推薦された、公称長さ0.1875インチ(4.76m
m)のものである。
【0041】ガラス繊維D:この材料は未知のシランサ
イジングされた9μmの繊維であって商業上OCF−4
97−DBと表示された、公称長さ0.125インチ
(3.2mm)のものである。
【0042】ガラス繊維E:この材料は未知のシランサ
イジングされた9μmの繊維であり、商業上OCF−4
97−ECと表示されたものである。
【0043】実施例9〜25 同様にして、イミド、フェノキシ樹脂およびガラス繊維
のブレンドを次の比率で製造した。前記のように、フェ
ノキシの含量は全重合体含量の重量%であるが、ガラス
繊維の含量は全ブレンドの重量%である。ブレンドの性
質は先に報告したものと同様であり、すなわちフェノキ
シ樹脂の全含量での靭性の増大、モジユラス特性の維持
または向上、および使用温度の僅かな低下である。
【0044】
【表4】
【0045】実施例26〜32 これらの実施例においては、臭素化難燃剤も存在する。
それは分子量20,000〜50,000の重合体であっ
て、テトラブロモビスフェノールAとエピクロロヒドリ
ンの、臭素が約52〜54%の共重合体である。
【0046】
【表5】
【0047】フェノキシ樹脂ではない臭素化難燃剤例え
ばトリブロモスチレン、ポリ(ペンタブロモフェニルア
クリレートあるいは添加剤Aと類似するが性質がオリゴ
マーであって遊離エポキシ基を有する臭素化エポキシ樹
脂について同様の結果が得られる。
【0048】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1.a.全重合体含量に基づいて、約80〜約99.5
部のポリグルタルイミド、 b.全重合体含量に基づいて、約0.5〜約20部のフ
ェノキシ樹脂、 c.ブレンドの全成分の全重量に基づいて、約10〜約
50部の表面官能基を有する無機繊維または粒状物から
なるブレンド。 2.無機繊維または粉状物がシリカ系ガラスである前記
1に記載のブレンド。 3.シリカ系ガラスが繊維の形状をしている前記2に記
載のブレンド。 4.ポリグルタルイミドがN−メチルジメチルグルタル
イミド単位を含有する前記1に記載のブレンド。 5.ポリグルタルイミドが少なくとも60重量%のN−
メチルジメチルグルタルイミド単位を含有する前記4に
記載のブレンド。 6. ポリグルタルイミドがまた約10重量%までのメ
タクリル酸および/または無水メタクリル酸単位を含有
する請求項1に記載のブレンド。 7.フェノキシ樹脂がエピクロロヒドリン(1−クロロ
−2,3−エポキシプロパン)とビスフェノールA(2,
2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン)との
共重合により生成された樹脂である前記1に記載のブレ
ンド。
【0049】8.ガラス繊維が直径約9〜約13μmで
ある前記3に記載のブレンド。 9.表面官能基を持つ無機繊維または粒状物が、ブレン
ドに先立って、シランまたは繊維表面にアミノ基を付与
する化学物質によってサイジングされる前記1に記載の
ブレンド。 10.サイジング用の化学物質がアミノシランである前
記9に記載のブレンド。 11.臭素化芳香族難燃剤をさらに含有する前記1に記
載のブレンド。 12.臭素化芳香族難燃剤がエピクロロヒドリン(1−
クロロ−2,3−エポキシプロパン)とテトラブロモビ
スフェノールA(2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−2,
3,5,6−テトラブロモフェニル)プロパン)との共重
合により生成される前記11に記載のブレンド。 13.ポリグルタルイミドとフェノキシ樹脂が、表面官
能基を持つ無機繊維または粉状物との組合せに先立って
単一溶融ブレンドに配合される前記1に記載のブレン
ド。 14.ポリグルタルイミド、臭素化難燃剤、およびフェ
ノキシ樹脂が、表面官能基を持つ無機繊維または粉状物
との組合せに先立って、単一溶融ブレンドに配合される
前記11に記載のブレンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ポール・ホールデン−アバート ン アメリカ合衆国ペンシルベニア州19002. メイプルグレン.ホイツトニーレイン964 (72)発明者 ウイリアム・ジエイムズ・ワーク アメリカ合衆国ペンシルベニア州19006. ハンテイングドンバレー.バーネツトロー ド1288 (72)発明者 マーク・アラン・アブラーモヴイツツ アメリカ合衆国ペンシルベニア州19030. フエアレスヒルズ.ヘツジロウドライブ11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.全重合体含量に基づいて、約80〜
    約99.5部のポリグルタルイミド、 b.全重合体含量に基づいて、約0.5〜約20部のフ
    ェノキシ樹脂、 c.ブレンドの全成分の全重量に基づいて、約10〜約
    50部の表面官能基を有する無機繊維または粒状物から
    なるブレンド。
  2. 【請求項2】 ポリグルタルイミドが約10重量%まで
    のメタクリル酸および/または無水メタクリル酸単位を
    含有する請求項1に記載のブレンド。
  3. 【請求項3】 表面官能基を持つ無機繊維または粒状物
    が、ブレンドに先立って、シランまたは繊維表面にアミ
    ノ基を付与する化学物質によってサイジングされた請求
    項1に記載のブレンド。
  4. 【請求項4】 臭素化芳香族難燃剤をさらに含有する請
    求項1に記載のブレンド。
JP5157773A 1993-03-23 1993-06-29 改良されたポリグルタルイミド/ガラス繊維の組合せ Withdrawn JPH06287399A (ja)

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