JPH06288416A - 車両用ディスクブレーキのキャリパボディ - Google Patents

車両用ディスクブレーキのキャリパボディ

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JPH06288416A
JPH06288416A JP5073760A JP7376093A JPH06288416A JP H06288416 A JPH06288416 A JP H06288416A JP 5073760 A JP5073760 A JP 5073760A JP 7376093 A JP7376093 A JP 7376093A JP H06288416 A JPH06288416 A JP H06288416A
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cylinder hole
hole
sleeve
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Hidenori Misaizu
秀則 美斉津
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Nissin Kogyo Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2125/00Components of actuators
    • F16D2125/18Mechanical mechanisms
    • F16D2125/20Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
    • F16D2125/22Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting transversely to the axis of rotation
    • F16D2125/26Cranks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シリンダ孔の内挿部品を予めユニット化してお
き、シリンダ孔への組付性を向上する。内挿部品の点数
と加工工数を削減する。 【構成】スプリングガイド27に、スプリング受け部2
7aと抜け止め片27b,27bとを設けて、スリーブ
ピストン12に取付ける。ベアリング受25とスプリン
グ受け部27aとの間に、アジャストスプリング28を
縮設する。抜け止め片27b,27bによって、回り止
めピン22,22をスリーブピストン12に抜け止めす
る。また、スプリング受け部27aと抜け止め片27
b,27bによって、シリンダ孔8への内挿部品のう
ち、最少でも、スリーブピストン12とアジャストボル
ト23,ベアリング24,ベアリング受25,アジャス
トスプリング28までか、或いはピストン11までの全
体を組付け単位として、予め一体にユニット化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、四輪自動車等の走行車
両に用いられるディスクブレーキに係り、シリンダ孔内
部の部品をユニット化して、組付け性と加工性の向上を
図ったキャリパボディの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪自動車等に用いられるディスクブレ
ーキとして、例えば実開昭61ー58744号公報に示
されるものがある。このディスクブレーキは、ブレーキ
ペダルに踏み操作される液圧式作動機構に、ハンドレバ
ーまたはフットペダルによって牽引操作される機械式の
作動機構を設けたパーキングブレーキ付きで、シリンダ
孔開口部側のピストンとシリンダ孔底部側のスリーブピ
ストンとの間には、アジャストボルトとアジャストナッ
トとからなるアジャスタが配設されている。
【0003】アジャストボルトは、クラッチ板とスプリ
ングリテーナとの間に縮設されたアジャストスプリング
の弾発力によって、スリーブピストンのクラッチ板とク
ラッチ係合しており、摩擦パッドのライニングが所定量
摩耗した際には、このクラッチが切り離され、アジャス
トボルトが回動してアジャストナットとの螺合位置を自
動的に変更し、ディスクロータと摩擦パッド間の制動間
隙を一定に保つようになっている。
【0004】また、スリーブピストンは、シリンダ孔の
底壁との間に掛け渡された一対の回り止めピンによって
回動を規制され、アジャストボルトとのクラッチ係合の
滑りをなくして、制動作用とアジャスト作用とが確実に
行なえるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、スリーブピストンの組付けから、スプリングリテ
ーナを抜け止めするサークリップの嵌合までが、最小の
組付け単位となるが、スリーブピストンとサークリップ
との間には、アジャストボルト,ベアリング,ベアリン
グ受,アジャストスプリング,スプリングリテーナが設
けられるため、これらをシリンダ孔に順次1つづつ組み
込まなければならず、更にスリーブピストンの組付けや
サークリップの嵌合を併せれば、多くの組付けを多大な
手間暇をかけながら行なわなければならない繁雑なもの
であり、更にシリンダ孔には、サークリップを装着する
ための溝加工をしなければならない。
【0006】また、上述の回り止めピンは、スリーブピ
ストンの組み込み時に脱落しないよう、スリーブピスト
ンかシリンダ孔の底壁のいずれかに固定しておかなけれ
ばならず、圧入或いはねじ切り等の固定手段を必要とす
ると共に、回り止めピンを他方のピン孔に嵌め入れるた
めには、回り止めピンの固定とピン孔の形成に、寸法管
理を精度よく行なう必要がある。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、シリンダ孔の内挿部品をユニット化すること
により、これら内挿部品の組付性を向上すると共に、部
品点数と加工工数の削減を図った車両用ディスクブレー
キのキャリパボディを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従い、第1
発明では、シリンダ孔の先端開口部側にピストンを、該
シリンダ孔の底部側にスリーブピストンをそれぞれ収容
し、該スリーブピストンと前記ピストンとの間に、アジ
ャストナットとアジャストボルトとを螺合したアジャス
タを配設して、アジャストナットをピストンに係合し、
前記アジャストボルトを、アジャストスプリングの弾発
力にてシリンダ孔の底部方向へ付勢して、該アジャスト
ボルトのクラッチ板を前記スリーブピストンのクラッチ
孔にクラッチ係合させる車両用ディスクブレーキのキャ
リパボディにおいて、前記スリーブピストンに、スプリ
ング受け部を有するスプリングガイドを取付けて、スプ
リング受け部を前記クラッチ板のシリンダ孔開口部側に
配置し、該スプリング受け部とクラッチ板との間に、前
記アジャストスプリングを縮設したことを特徴としてい
る。
【0009】また第2発明では、シリンダ孔の先端開口
部側にピストンを、該シリンダ孔の底部側にスリーブピ
ストンをそれぞれ収容し、該スリーブピストンとシリン
ダ孔の底壁とに、回り止めピンを掛け渡してスリーブピ
ストンの回転を規制し、該スリーブピストンと前記ピス
トンとの間に、アジャストナットとアジャストボルトと
を螺合したアジャスタを配設して、アジャストナットを
ピストンに係合し、前記アジャストボルトを、アジャス
トスプリングの弾発力にてシリンダ孔の底部方向へ付勢
して、該アジャストボルトのクラッチ板を前記スリーブ
ピストンのクラッチ孔にクラッチ係合させる車両用ディ
スクブレーキのキャリパボディにおいて、前記スリーブ
ピストンに、スプリング受け部と抜け止め片とを有する
スプリングガイドを取付けて、スプリング受け部を前記
クラッチ板のシリンダ孔開口部側に配置し、該スプリン
グ受け部とクラッチ板との間に、前記アジャストスプリ
ングを縮設すると共に、前記回り止めピンの一端をスリ
ーブピストンのピン孔に差し込み、該回り止めピンの突
出部分に、前記抜け止め片を係着して、回り止めピンを
抜け止めしたことを特徴としている。
【0010】
【作用】上述の両構成によれば、シリンダ孔に内挿され
るスリーブピストンから少くともアジャストボルトま
で、或いはピストンまでの内挿部品の全体が、予めスプ
リングガイドによってユニット化される。
【0011】また第2発明では、スプリングガイドの抜
け止め片によって、回り止めピンがスリーブピストンに
予め取付けられる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて
説明する。
【0013】ディスクブレーキ1は、キャリパボディ2
に、ブレーキペダルに操作される液圧式作動機構3に、
ハンドレバーまたはフットペダルにて操作されるパーキ
ングブレーキ用の機械式作動機構4を併設したパーキン
グブレーキ付きで、キャリパボディ2は、ディスクロー
タ5の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット6
に、図示しない一対の摺動ピンを介して、ディスク軸方
向へ移動可能に支持されている。
【0014】上記キャリパボディ2は、ディスクロータ
5の両側に対向配置される作用部2a及び反作用部2b
と、ディスクロータ5の外側を跨いでこれらを連結する
ブリッジ部2cとからなっており、作用部2aと反作用
部2bとの間には、一対の摩擦パッド7,7が、ディス
クロータ5を挟んで対向配置されている。作用部2aに
は、ディスクロータ5側に開口する大径のシリンダ孔8
と、シリンダ軸と直交方向の軸受孔9と、シリンダ孔8
と軸受孔9とをつなぐ小径の連接孔10とが形成されて
いる。
【0015】シリンダ孔8の先端開口部側には、有底筒
状のピストン11が収容され、またシリンダ孔8の底部
側には、段状のスリーブピストン12が収容されてい
る。両ピストン11,12の間にはアジャスタ13が配
設されており、ディスクロータ5と摩擦パッド7間の制
動間隙を、アジャスタ13によって、常時一定間隔に保
持できるようにしている。
【0016】上記ピストン11は、底壁11aをディス
クロータ側にしてシリンダ孔8に収容されており、内部
中心軸上には、アジャスタ13のアジャストナット14
が配設されている。アジャストナット14は、頭部のフ
ランジ14aを底壁11aに係合させて回転を規制さ
れ、またサークリップ15に係止されるスプリング受1
6との間に縮設されたコイルスプリング17の弾発力に
て、ピストン11の底壁11a方向へ付勢されている。
【0017】シリンダ孔8とピストン11との間には液
圧室18が画成され、作用部2aには、この液圧室18
へ作動液を供給するためのユニオン孔19と、作動液中
の混入空気を排出するためのブリューダ孔20とが形成
されており、前述の液圧式作動機構3は、上記ピストン
11と液圧室18とユニオン孔19とから構成される。
【0018】スリーブピストン12は、液圧室18に配
設される大径部12aと、連接孔10にOリング21を
介して液密に収容される小径部12bとからなってお
り、大径部12aとシリンダ孔8の底壁2eとに掛け渡
される回り止めピン22にて、周方向の回動を規制され
ている。大径部12aの内部には、ピストン側に開口す
る大径のクラッチ孔12cと、これに続く小径の嵌合孔
12dとが形成されており、また小径部12bの後端に
は、錐形の係合凹部12eが形成されている。
【0019】前記アジャスタ13は、前記アジャストナ
ット14と、該ナット14に螺合するアジャストボルト
23とからなっている。アジャストボルト23は、アジ
ャストナット14と多条ねじ螺合するおねじ23aと、
アジャストナット14からシリンダ孔8の底部方向へ突
出する後部軸23bと、該後部軸23bの中間部に一体
形成された大径のクラッチ板23cとからなっている。
後部軸23bの後端は、スリーブピストン12の嵌合孔
12dにシール材26を介して嵌合され、クラッチ板2
3cの外周テーパ面がクラッチ孔12cの内周テーパ面
にクラッチ係合する。
【0020】クラッチ板23cの外側には、後部軸23
bに嵌挿されたベアリング24とベアリング受25とが
支承されている。また、スリーブピストン12には、筒
状のスプリングガイド27が被着されており、該スプリ
ングガイド27には、スリーブピストン12のディスク
ロータ側へ突出して、アジャストボルト23の後部軸2
3bの外側を包む段状のスプリング受け部27aが一体
形成されている。ベアリング受25とスプリング受け部
27aとの間には、アジャストスプリング28が縮設さ
れており、アジャストボルト23は、アジャストスプリ
ング28の弾発力にて、シリンダ孔8の底部方向へ付勢
され、クラッチ板23cとクラッチ孔12cとのクラッ
チ係合状態が保持されるようになっている。
【0021】スプリングガイド27は、上述のスプリン
グ受け部a27aのほか、スリーブピストン12のシリ
ンダ孔底部側面に沿って折れ曲がる二股状の抜け止め片
27b,27bを持っている。また、前記回り止めピン
22は、スリーブピストン12のピン孔12fに差し込
まれる大径頭部22aと、シリンダ孔8の底壁2eのピ
ン孔2fに差し込まれる軸部22bとからなっており、
ピン孔12fから突出する軸部22bの基部に、抜け止
め片27bを挟むように係着することにより、スプリン
グガイド27と回り止めピン22,22の双方が、スリ
ーブピストン12に取付けられる。
【0022】また、スプリングガイド27のスプリング
受け部27aと抜け止め片27b,27bとを用いるこ
とによって、少なくとも、スリーブピストン12とアジ
ャストボルト23,ベアリング24,ベアリング受2
5,アジャストスプリング28及び回り止めピン22,
22までの内挿部品が、シリンダ孔8への最小の組付け
単位として、予めユニット化される。更に、このアジャ
ストボルト23に、アジャストナット14をねじ螺合す
ることにより、ピストン11までの内挿部品の全体を一
体化しておくこともできる。
【0023】前記軸受孔9には、カムシャフト29が、
軸受30を介して回動可能に収容され、該カムシャフト
29のカム溝29aとスリーブピストン12の係合凹部
12eとの間にプッシュロッド31が懸装される。カム
シャフト29の突出軸部29bには、カムレバー32が
固定ナット33にて固着され、更に固定ナット33の外
周にコイル状のリターンスプリング34が巻装されてお
り、カムシャフト29とカムレバー32は、リターンス
プリング34のトーション力にて、常時非作動方向へ付
勢されている。
【0024】カムレバー32の外端には、運転席のハン
ドレバーまたはフットペダルにつながれるブレーキワイ
ヤ(図示せず)が連結され、このブレーキワイヤに牽引
されるカムレバー32から、キャリパボディ2内に配設
されるカムシャフト29,プッシュロッド31,スリー
ブピストン12,アジャストボルト23及びアジャスト
ナット14までが、前述の機械式作動機構4を構成して
いる。
【0025】液圧式作動機構3を用いた通常のブレーキ
操作では、ブレーキペダルの踏み操作によって液圧マス
タシリンダに昇圧された作動液が、ユニオン孔19を通
して液圧室18に導入され、ピストン11をディスクロ
ータ方向に押動して、一方の摩擦パッド7をディスクロ
ータ5の一側面へ押圧する。次にこの反力によって、キ
ャリパボディ2が作用部2a方向に移動し、反作用部2
bの反力爪2dが、他方の摩擦パッド7をディスクロー
タ5の他側面へ押圧して、制動作用が行なわれる。
【0026】また、機械式作動機構4によるパーキング
ブレーキ操作では、ハンドレバーまたはフットペダルに
よってブレーキワイヤが牽引され、カムレバー32とカ
ムシャフト29とが作動方向へ一体に回動して、プッシ
ュロッド31がディスクロータ方向に移動する。プッシ
ュロッド31に変換された推力は、スリーブピストン1
2,アジャストボルト23,アジャストナット14を経
てピストン11に伝達され、該ピストン11をディスク
ロータ方向に押動して、前記液圧作動と同様に、両摩擦
パッド7,7をディスクロータ5に圧接して、制動作用
が行なわれる。
【0027】上述のパーキングブレーキ操作では、アジ
ャストスプリング28を保持するスプリングガイド27
が、スリーブピストン12と一体に移動するため、アジ
ャストスプリング28には圧縮力が作用せず、組付け時
のセット荷重が保持されたままとなっている。
【0028】アジャスタ13は、ディスクロータ5と摩
擦パッド7間の制動間隙が所定範囲にある場合に、ピス
トン11が、アジャストナット14とアジャストボルト
23のバックラッシ分を移動するのみで、アジャスト作
動しない。
【0029】また、制動の繰返しによって、上述の制動
間隙がバックラッシ量以上に広がった場合には、液圧式
作動機構3による制動時に、ピストン11とアジャスト
ナット14とが、アジャストボルト23とアジャストナ
ット14間のバックラッシを埋めながら、ディスクロー
タ側へ大きく前進し、更にアジャストボルト23をディ
スクロータ方向へ一体に移動させる。これにより、クラ
ッチ板23cが、アジャストスプリング28の弾発力に
抗してクラッチ孔12cから離間し、クラッチ係合が解
除される。
【0030】クラッチ孔12cとのクラッチ係合を解か
れたアジャストボルト23は、アジャストスプリング2
8の弾発力によって、シリンダ孔8の底部方向へ繰り出
されて行き、クラッチ板23cがクラッチ孔12cに再
びクラッチ係合して停止する。これにより、制動を解除
されたピストン11とアジャストナット14の後退位置
が、ディスクロータ5側に変更され、ディスクロータ5
と摩擦パッド7間に所定の制動間隙が自動的に設定され
る。
【0031】本実施例は以上説明したように、スリーブ
ピストン12に装着されるスプリングガイド27に、ス
プリング受け部27aと抜け止め片27b,27bとを
一体形成しており、これらスプリング受け部27aと抜
け止め片27b,27bによって、シリンダ孔8への内
挿部品のうち、最少でも、スリーブピストン12とアジ
ャストボルト23,ベアリング24,ベアリング受2
5,アジャストスプリング28及び回り止めピン22,
22までか、或いはピストン11までの内挿部品の全体
を組付け単位として、予め一体にユニット化しておくこ
とできるので、シリンダ孔8への組付け作業を大幅に軽
減することができる。また、従来スプリングリテーナを
抜け止めしていたサークリップを係止するための溝の加
工も、併せて省略することができる。
【0032】更に、抜け止め片27b,27bで、回り
止めピン22,22をスリーブピストン12に組み付け
ておく効果として、大がかりな圧入手段やねじ切りを不
要にすることができ、しかも回り止めピン22を収容す
るスリーブピストン12のピン孔12fやシリンダ孔底
壁のピン孔2fを、回り止めピン22よりも大きくラフ
に形成することができるので組付け性を向上でき、また
面倒な寸法の管理も必要ない。
【0033】また、従来のアジャストスプリングは、キ
ャリパボディ側に固定されるスプリングリテーナに一端
が保持されていて、機械式作動機構を用いたパーキング
ブレーキ作動では、スリーブピストンの前進移動でアジ
ャストスプリングが圧縮されるため、アジャストスプリ
ングにこの圧縮を見込んだ長さを必要としていたが、本
実施例の場合には、スリーブピストン12の前進移動で
はアジャストスプリング28が圧縮されないので、スプ
リング長が短かくて済み、前記サークリップ溝の省略と
相俟って、キャリパボディ2の長さを短縮することがで
きて、ディスクブレーキ全体の小型・軽量化が図れる。
【0034】尚、本発明は、回り止めピンにスリットや
貫通孔を形成して、スプリングガイドの抜け止め片を係
着してもよく、実施例に示した回り止めピンの大径頭部
は、必ずしも必要としない。また、スプリングガイド
は、抜け止め片以外でスリーブピストンに装着すること
もできる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、スプリングガイドのスプリン
グ受け部によって、シリンダ孔へ組付けられる内挿部品
の多くを、或いは内挿部品の殆どを、予め一体にユニッ
ト化しておくことができるので、シリンダ孔への組付け
作業を大幅に軽減することができる。更に、従来スプリ
ングリテーナを抜け止めしていたサークリップや、この
サークリップを係止する溝の加工も、併せて省略するこ
とができる。
【0036】また、スプリングガイドに抜け止め片を設
け、この抜け止め片によって、スリーブピストンに回り
止めピンを予め組み付けておくことにより、回り止めピ
ンを取付けるための大がかりな圧入手段やねじ切りを不
要にできる。更に、回り止めピンを収容するスリーブピ
ストンやシリンダ孔底壁のピン孔を、回り止めピンより
も大きくラフに形成することができるので、加工性と組
付け性を向上でき、また面倒な寸法の管理も必要なくな
る。
【0037】更に、スプリングガイドをスリーブピスト
ンに装着したことにより、スリーブピストンの前進作動
では、アジャストスプリングを圧縮しないので、アジャ
ストスプリングの長さが短かくて済み、サークリップ溝
の省略と相俟って、キャリパボディの長さを短縮でき
て、ディスクブレーキ全体の小型・軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すディスクブレーキの断
面正面図
【図2】図1のII−II断面図
【図3】図1のIII −III 断面図
【図4】シリンダ孔への内挿部品の要部斜視図
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ 2…キャリパボディ 2f…回り止めピン22が差し込まれるピン孔 3…液圧式作動機構 4…パーキングブレーキ用の機械式作動機構 5…ディスクロータ 7…摩擦パッド 8…シリンダ孔 9…軸受孔 10…シリンダ孔8と軸受孔9とをつなぐ小径の連接孔 11…シリンダ孔8の先端開口部側に収容されるピスト
ン 12…シリンダ孔8の底部側に収容されるスリーブピス
トン 12c…クラッチ孔 12f…回り止めピン22が差し込まれるピン孔 13…アジャスタ 14…アジャストナット 18…液圧室 19…ユニオン孔 22…回り止めピン 23…アジャストボルト 23a…アジャストボルト23のおねじ 23b…アジャストボルト23の後部軸 23c…アジャストボルト23のクラッチ板 24…ベアリング 25…ベアリング受 27…スリーブピストン12に装着されるスプリングガ
イド 27a…スプリングガイド27のスプリング受け部 27b…スプリングガイド27の抜け止め片 28…ベアリング受25とスプリングガイド27のスプ
リング受け部27aとの間に縮設されるアジャストスプ
リング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ孔の先端開口部側にピストン
    を、該シリンダ孔の底部側にスリーブピストンをそれぞ
    れ収容し、該スリーブピストンと前記ピストンとの間
    に、アジャストナットとアジャストボルトとを螺合した
    アジャスタを配設して、アジャストナットをピストンに
    係合し、前記アジャストボルトを、アジャストスプリン
    グの弾発力にてシリンダ孔の底部方向へ付勢して、該ア
    ジャストボルトのクラッチ板を前記スリーブピストンの
    クラッチ孔にクラッチ係合させる車両用ディスクブレー
    キのキャリパボディにおいて、前記スリーブピストン
    に、スプリング受け部を有するスプリングガイドを取付
    けて、スプリング受け部を前記クラッチ板のシリンダ孔
    開口部側に配置し、該スプリング受け部とクラッチ板と
    の間に、前記アジャストスプリングを縮設したことを特
    徴とする車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  2. 【請求項2】 シリンダ孔の先端開口部側にピストン
    を、該シリンダ孔の底部側にスリーブピストンをそれぞ
    れ収容し、該スリーブピストンとシリンダ孔の底壁と
    に、回り止めピンを掛け渡してスリーブピストンの回転
    を規制し、該スリーブピストンと前記ピストンとの間
    に、アジャストナットとアジャストボルトとを螺合した
    アジャスタを配設して、アジャストナットをピストンに
    係合し、前記アジャストボルトを、アジャストスプリン
    グの弾発力にてシリンダ孔の底部方向へ付勢して、該ア
    ジャストボルトのクラッチ板を前記スリーブピストンの
    クラッチ孔にクラッチ係合させる車両用ディスクブレー
    キのキャリパボディにおいて、前記スリーブピストン
    に、スプリング受け部と抜け止め片とを有するスプリン
    グガイドを取付けて、スプリング受け部を前記クラッチ
    板のシリンダ孔開口部側に配置し、該スプリング受け部
    とクラッチ板との間に、前記アジャストスプリングを縮
    設すると共に、前記回り止めピンの一端をスリーブピス
    トンのピン孔に差し込み、該回り止めピンの突出部分に
    前記抜け止め片を係着して、回り止めピンを抜け止めし
    たことを特徴とする車両用ディスクブレーキのキャリパ
    ボディ。
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