JPH06288426A - 液体封入式防振ゴムブッシュ - Google Patents

液体封入式防振ゴムブッシュ

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Publication number
JPH06288426A
JPH06288426A JP7433993A JP7433993A JPH06288426A JP H06288426 A JPH06288426 A JP H06288426A JP 7433993 A JP7433993 A JP 7433993A JP 7433993 A JP7433993 A JP 7433993A JP H06288426 A JPH06288426 A JP H06288426A
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JP
Japan
Prior art keywords
elastic member
stopper
outer cylinder
cylinder
inner cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP7433993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ueda
和彦 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP7433993A priority Critical patent/JPH06288426A/ja
Publication of JPH06288426A publication Critical patent/JPH06288426A/ja
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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロッド端の軸方向の入力荷重に対するばね定
数の急激な上昇を抑制しつつロスファクターのピーク値
を上昇させることができると共に、弾性部材の耐久性を
向上させる。 【構成】 外筒21内に嵌入される内筒22の外周に環
状のストッパ27を設けると共に、外筒21の底部をカ
ップ状の底壁25と円環状のゴム状弾性部材26で構成
した。該弾性部材26の肉厚を十分に大きく形成して拡
張弾性を高める一方、入力荷重F2に対向する弾性部材
26の一部とストッパ27外周の薄肉部28bの一部を
切欠形成して、ストッパ27と弾性部材26との衝突を
回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用サスペ
ンション等のロアーアームを支持するために用いられる
液体封入式防振ゴムブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、前輪駆動車の前輪側サス
ペンションにあっては、図7に示すようにロアーアーム
1の外端部に車輪2を支持するボールジョイント3を有
していると共に、ロアーアーム1の内側前部はラバーブ
ッシュ4を介して車体5に支持され、内側後部はコンプ
レッションロッド6が車体5に設けられたコンプレッシ
ョンブッシュ7に支持されている。
【0003】このコンプレッションブッシュ7は、本出
願人が先に出願した特願平3−283422号に記載さ
れたものがある。これは、図6に示すように、有底の外
筒8と、該外筒8内に挿通されて内部に前記コンプレッ
ションロッド6が挿入固定される内筒9と、該内外筒
8,9の間に内筒9外周のゴム材10を介して形成され
た液室11とを備えている。この液室11内には、シリ
コン油Sが封入されている。また、外筒8は、底部が中
央に位置するカップ状の底壁13と、該底壁13の外周
に設けられたゴム製の環状弾性部材14とから構成され
ている。一方、内筒9は、外周に環状のストッパ12が
固定されていると共に、底部9aが前記底壁13内に嵌
合保持されて弾性部材14により弾性的に支持されてい
る。
【0004】そして、ロアーアーム1を介してコンプレ
ッションロッド6に軸方向の大きな入力荷重F1が作用
すると、それを受けた内筒9の底部9aが外筒8の弾性
部材14で弾性的に支持されるため、液室11内の液圧
の影響を受けずに軸方向におけるばね定数の急激な上昇
が防止されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記従来の
液体封入式防振ゴムブッシュにあっては、内筒9の底部
9aが弾性部材14によって弾性的に支持されているた
め、前述のように軸方向におけるばね定数の急激な上昇
が防止されるものの、弾性部材14の肉厚が薄く、液室
11の断面積が大きいので拡張弾性が低下して、ロスフ
ァクターが小さくなる惧れがある。
【0006】そこで、弾性部材14の肉厚を大きく設定
して弾性部材14とストッパ12との間の液室11断面
積を(クリアランスC1)を小さくすることによって、
拡張弾性を上昇させ、ロスファクターを高くしてばね特
性を向上させることも考えられる。
【0007】ところが、弾性部材14を厚肉に形成する
と、コンプレッションロッド6に軸方向の入力荷重F1
以外の傾斜方向の入力荷重F2によってストッパ12の
外周部が弾性部材14に衝接し易くなる。即ち、車輪2
の前後方向から入力される入力荷重Fは、車輪2とコン
プレッションロッド6との相対位置関係からコンプレッ
ションロッド6の軸方向の入力荷重F1と傾斜方向の入
力(分力)荷重F2に分離される。そして、軸方向の入
力荷重F1による内筒9の変位は弾性部材14で弾性支
持されるものの、傾斜方向の入力荷重F2によってスト
ッパ12の端縁12aが液室11を介して直接的に弾性
部材14に衝突して、該弾性部材14の一部で受ける形
になる。この結果、斯かるストッパ12と弾性部材14
との繰り返し衝突によって弾性部材14が劣化し易くな
り、耐久性が著しく低下するといった問題を招く。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の液
体封入式防止ゴムブッシュの問題点に鑑みて案出された
もので、有底の外筒と、該外筒内に嵌入されて、内部に
振動部材のロッド端が挿入固定される有底の内筒と、該
内筒の底部側外周に設けられた環状ストッパと、該スト
ッパの外面と外筒の内周面との間に形成され、内部に作
動液が充填された液室と、前記外筒の底部を構成し、前
記内筒の底部を弾性支持する弾性部材とを備えた液体封
入式防振ゴムブッシュにおいて、前記外筒底部の弾性部
材の肉厚を大きく形成する一方、前記ロッド端から内筒
に伝達される入力荷重の方向に位置する前記弾性部材の
所定部位を切欠して、前記液室の所定部位の断面積を拡
張したことを特徴としている。
【0009】
【作用】外筒底部の弾性部材の肉厚を大きくすることに
より、液室の断面積が小さくなって拡張弾性が高くなる
ため、ロスファクターを高くすることが可能になる。
【0010】一方、ロッド端から傾斜方向の入力荷重が
内筒に作用すると、ストッパは弾性部材方向へ移動する
が、この部位では弾性部位が切欠されて液室の断面積が
大きくなっているため、ストッパと弾性部材との衝突が
回避される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。
【0012】図1〜図4は本発明に係る液体封入式防振
ゴムブッシュの一実施例を示し、前記従来例と同様に防
振部材としてのロアーアームのロッド端であるコンプレ
ッションロッド6を支持するコンプレッションブッシュ
20に適用されている。
【0013】即ち、このコンプレッションブッシュ20
は、有底の金属製外筒21と、該外筒21の内部に嵌入
されて、内部に前記コンプレッションロッド6が挿入固
定された金属製の内筒22とを備えている。
【0014】前記外筒21は、図1及び図3に示すよう
に筒状部21aの外周にゴム材23が被覆されていると
共に、開口端側の内周面に中央部が内方へ湾曲状に折曲
された円環部24がかしめ固定されている。また、外筒
21の底部は、金属製カップ状の底壁25と、該底壁2
5の外周と筒状部21aの内周との間に接着された円環
状のゴム製の弾性部材26とから構成されている。この
弾性部材26は、図3に示すように筒状部21aの内周
面に円環部24付近まで延出した薄肉部30と一体にな
っていると共に、前記底壁25の外周面全体を被覆して
その肉厚寸法L1が大きく設定されている。
【0015】前記内筒22は、底部22aが前記底壁2
5内に嵌合保持されており、また、コンプレッションロ
ッド6が挿入される内周面にゴム材が被覆されていると
共に、底部22a側の外周面には円環状の金属製ストッ
パ27が圧入固定されている。また、この内筒22の外
周面とストッパ27の外周面には、ゴム材28が連続し
て被着されている。このゴム材28は内筒22の開口端
側の厚肉部28aが前記円環部24の内周面に接着され
ている一方、底部22a側の薄肉部28bがストッパ2
7の外周面全体に被着されている。
【0016】また、前記ストッパ27と筒状部21aと
の間、つまりゴム材28と弾性部材26及び薄肉部30
との間には、内部に作動液たるシリコン油Sが充填され
た液室29が形成されている。この液室29は、略円環
状を呈し、外筒21の底部側が図3にも示すように、ゴ
ム材28と厚肉な弾性部材26とによってその断面積が
十分に小さく設定されている。
【0017】そして、前記弾性部材26は、図1に示す
ようにコンプレッションロッド6の傾斜方向に作用する
入力荷重F2の方向に位置する一部が円弧溝状に切欠形
成されている。したがって、該切欠部26aによって弾
性部材26の肉厚寸法L2が、部分的に前記一般部の肉
厚寸法L1よりも小さく形成されている。一方、該切欠
部26aに対向するストッパ27外周の薄肉部28bの
一部が傾斜状に切欠されている。したがって、液室29
は、図1及び図2に示すように外周両切欠部26a,2
8c間のクリアランスC3が一般部のクリアランスC2
よりも大きく形成されて、断面積が拡張されている。
【0018】また、ストッパ27外周の薄肉部28b
は、前記の切欠部28cの他に、図4に示すように周方
向の90°位置の4個所にカット部28dが形成されて
いる。このカット部28dは、ストッパ27の接線方向
に沿って直線状に切欠されて、中央にストッパ27の外
面の一部が露出している。
【0019】したがって、この実施例によれば、弾性部
材26の厚肉化によって液室29の断面積が小さくなっ
て、粘膜度により拡張弾性が高くなるため、内筒22の
軸直角方向(矢印Q)のロスファクターを十分に高くす
ることが可能となり、ばね特性の向上が図れる。
【0020】しかも、4つのカット部28dによってク
リアランスを調整して内筒22の軸方向(矢印P)のロ
スファクターのピークチューニングを行うことが可能に
なる。即ち、Q方向のロスファクターのピークチューニ
ングを液粘度によって行うため、P方向のロスファクタ
ーは、図5の破線で示すようにカット部28dがない場
合は、ピークが低周波域になるが、カット部28dによ
ってピークが図中実線で示すように高周波数側に移動さ
せることができる。尚、図5中の破線と実線との間の斜
線部はカット部28d形成後のロスファクター上昇代で
ある。
【0021】また、コンプレッションロッド6に軸方向
の入力荷重F1が作用すると、外筒21底部の弾性部材
26により内筒22底部22aが弾性支持されるため、
液圧の影響を受けずに軸方向のばね定数の急激な上昇を
抑制することが可能になる。
【0022】更に、前記コンプレッションロッド6に傾
斜方向の入力荷重F2が作用すると、内筒22を介して
ストッパ27が弾性部材26側へ入力荷重F2の方向に
沿って移動するが、該移動方向の液室29の断面積が部
分的に大きくなっているため、ストッパ27と弾性部材
26との衝突が十分に回避される。この結果、弾性部材
26の劣化が防止され、長期に亘り十分な耐久性が確保
できる。特に、本実施例では、弾性部材26の切欠部2
6aの他に、該切欠部26aと対向する切欠部28cも
形成したため、前記衝突の回避が一層確実になる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る液体封入式防振ゴムブッシュよれば、ロッド端の軸
方向に作用する入力荷重を外筒の底部の弾性部材によっ
て弾性支持することによりばね定数の上昇が抑制される
ことは勿論のこと、とりわけ前記弾性部材の肉厚を大き
く形成すると共に、ロッド端の傾斜方向の入力荷重に対
向する弾性部材の一部を切欠して液室を拡張したため、
ロスファクターを十分に高くすることができると共に、
弾性部材の耐久性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図2のA−A線断面
図。
【図2】本実施例の正面図
【図3】図2のB−B線断面図
【図4】図3のC−C線断面図。
【図5】本実施例のロスファクター,周波数を示す特性
図。
【図6】先願に係る防振ゴムブッシュの縦断面図。
【図7】ロアーリングが適用されたサスペンションの要
部平面図。
【符号の説明】
1…ロアーアーム(防振部材) 6…コンプレッションロッド(ロッド端) 20…コンプレッションブッシュ 21…外筒 22…内筒 22a…底部 26…弾性部材 26a…切欠部 27…ストッパ 28c…切欠部 29…液室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底の外筒と、該外筒内に嵌入されて、
    内部に振動部材のロッド端が挿入固定される有底の内筒
    と、該内筒の底部側外周に設けられた環状ストッパと、
    該ストッパの外面と外筒の内周面との間に形成され、内
    部に作動液が充填された液室と、前記外筒の底部を構成
    し、前記内筒の底部を弾性支持する弾性部材とを備えた
    液体封入式防振ゴムブッシュにおいて、前記外筒底部の
    弾性部材の肉厚を大きく形成する一方、前記ロッド端か
    ら内筒に伝達される入力荷重の方向に位置する前記弾性
    部材の所定部位を切欠して、前記液室の所定部位の断面
    積を拡張したことを特徴とする液体封入式防振ゴムブッ
    シュ。
JP7433993A 1993-03-31 1993-03-31 液体封入式防振ゴムブッシュ Pending JPH06288426A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10213169A (ja) * 1997-01-27 1998-08-11 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 防振ブッシュ
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