JPH0628878Y2 - スピーカ用コーン紙 - Google Patents
スピーカ用コーン紙Info
- Publication number
- JPH0628878Y2 JPH0628878Y2 JP1989131925U JP13192589U JPH0628878Y2 JP H0628878 Y2 JPH0628878 Y2 JP H0628878Y2 JP 1989131925 U JP1989131925 U JP 1989131925U JP 13192589 U JP13192589 U JP 13192589U JP H0628878 Y2 JPH0628878 Y2 JP H0628878Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- cone paper
- speaker
- speaker cone
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、振動板の周縁部にエッジを貼り合わせたスピ
ーカ用コーン紙の重量バランスの改善に関する。
ーカ用コーン紙の重量バランスの改善に関する。
(従来の技術) 近年、音響機器におけるアンプの高性能化と共に、スピ
ーカの高入力対応化が強く要望されてきている。この高
入力対応化に関し、従来の一般的な構造のスピーカで
は、ボイスコイルから引き出されるリード線をコーン紙
上で端子板に結線されるティンセルワィヤーに半田付け
を行う必要があるため、コーン紙上の半田付けされてい
る側とボイスコイルをセンターとしてこれと略180°反
対側とでは、重量バランスに差が生じ、以下のようなロ
ーリング現象が発生するという不具合があった。
ーカの高入力対応化が強く要望されてきている。この高
入力対応化に関し、従来の一般的な構造のスピーカで
は、ボイスコイルから引き出されるリード線をコーン紙
上で端子板に結線されるティンセルワィヤーに半田付け
を行う必要があるため、コーン紙上の半田付けされてい
る側とボイスコイルをセンターとしてこれと略180°反
対側とでは、重量バランスに差が生じ、以下のようなロ
ーリング現象が発生するという不具合があった。
すなわち、特に大きな信号がスピーカに入力されると、
振動系が振幅動作する際にローリング現象が発生して、
ボイスコイルがヨーク又はプレートに接触して異常音が
発生し、最終的には、ボイスコイル線の断線と言う致命
欠陥となるおそれがあった。このような振動系の重量ア
ンバランスに基づく不具合の改善策として、従来例え
ば、第4図(a)(b)のように、コーン紙上の半田付け部2
と180°反対側にバランサー(重り)3を振動板1に貼
り合わせるなどして対応を図ってきた。
振動系が振幅動作する際にローリング現象が発生して、
ボイスコイルがヨーク又はプレートに接触して異常音が
発生し、最終的には、ボイスコイル線の断線と言う致命
欠陥となるおそれがあった。このような振動系の重量ア
ンバランスに基づく不具合の改善策として、従来例え
ば、第4図(a)(b)のように、コーン紙上の半田付け部2
と180°反対側にバランサー(重り)3を振動板1に貼
り合わせるなどして対応を図ってきた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前述した従来の改善策によると、コスト
や工数が増加する他、コーン紙重量の増加にともなう音
質の悪化など非常にデメリットが多いという課題があっ
た。
や工数が増加する他、コーン紙重量の増加にともなう音
質の悪化など非常にデメリットが多いという課題があっ
た。
また、従来のスピーカ用コーン紙の作成にあたっては、
第5図に示されるように、一般に布や発泡材などから成
るフォーム材4からエッジ素材5をリング状に打抜き
(第5図(a))、このリング状素材5を熱プレス形成し
てエッジ6を形成し(第5図(b)(c))、このエッジ6を
振動板1の周縁部に貼り合わせたものを用いていた。
第5図に示されるように、一般に布や発泡材などから成
るフォーム材4からエッジ素材5をリング状に打抜き
(第5図(a))、このリング状素材5を熱プレス形成し
てエッジ6を形成し(第5図(b)(c))、このエッジ6を
振動板1の周縁部に貼り合わせたものを用いていた。
このため、スイッチの口径が大きい程、第5図(a)の斜
線部の面積が大きくなり、エッジの材料取りの取り数が
悪く、材料費悪化の原因にもなっていた。
線部の面積が大きくなり、エッジの材料取りの取り数が
悪く、材料費悪化の原因にもなっていた。
この考案は斯る課題を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、スピーカのローリング対策と
して行われるバランサー等の部品の追加やそれにともな
う組立工数の増加、コーン紙重量の増加による音質悪化
をまねく事なく、ローリングの発生しない、かつコスト
パフォーマンスの高いスピーカ用コーン紙を提供するこ
とにある。
その目的とするところは、スピーカのローリング対策と
して行われるバランサー等の部品の追加やそれにともな
う組立工数の増加、コーン紙重量の増加による音質悪化
をまねく事なく、ローリングの発生しない、かつコスト
パフォーマンスの高いスピーカ用コーン紙を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案は、所定長に切断し
た棒状のエッジ素材をリング状に折り曲げると共に、そ
の両端部を重ね会わせ結合してエッジを形成し、このエ
ッジを振動板の周縁部に貼り合わせたことを特徴とす
る。
た棒状のエッジ素材をリング状に折り曲げると共に、そ
の両端部を重ね会わせ結合してエッジを形成し、このエ
ッジを振動板の周縁部に貼り合わせたことを特徴とす
る。
(作用) 前記構成により、本考案によれば、コーン紙上でボイス
コイルから引き出されるリード線とティンセルワイヤー
とが半田付けされている側に対して、その略180°反対
側にエッジの重ね合わせ結合部を位置させることによ
り、コーン紙が振動する際の重量バランスを取ることが
でき、ローリングが防止されるという利点を有する。
コイルから引き出されるリード線とティンセルワイヤー
とが半田付けされている側に対して、その略180°反対
側にエッジの重ね合わせ結合部を位置させることによ
り、コーン紙が振動する際の重量バランスを取ることが
でき、ローリングが防止されるという利点を有する。
(実施例) いか、図面に基づき本考案の好ましい実施例を説明す
る。
る。
第1図(a)〜(e)にはスピーカ用振動板の周縁部に貼り合
わせられるエッジの作成行程が示されている。なお、全
図を通じて同一または相当する部材には同一の符号を付
してその説明を省略する。
わせられるエッジの作成行程が示されている。なお、全
図を通じて同一または相当する部材には同一の符号を付
してその説明を省略する。
本実施例においては、第1図(a)に示されるようなウレ
タン等の発泡材から成る板状のフォーム材4を切断し
て、第1図(b)のような角柱状のエッジ素材5を切り出
し、これをリング状に折り曲げてその両端部を重ね合わ
せ結合する(第1図(c))。更にこのリング状素材を熱
プレス成形により成形して第1図(d)のようなエッジ6
を仕上げる。
タン等の発泡材から成る板状のフォーム材4を切断し
て、第1図(b)のような角柱状のエッジ素材5を切り出
し、これをリング状に折り曲げてその両端部を重ね合わ
せ結合する(第1図(c))。更にこのリング状素材を熱
プレス成形により成形して第1図(d)のようなエッジ6
を仕上げる。
このようにしてできたエッジ6は、第1図(d)の斜線部
のようにクロス結合した部分を有しているのが特徴であ
る。
のようにクロス結合した部分を有しているのが特徴であ
る。
第2図(a)(b)には、前記エッジ6を振動板1の周縁部に
貼り合わせてできたコーン紙を用いてスピーカを形成し
た状態が示されている。
貼り合わせてできたコーン紙を用いてスピーカを形成し
た状態が示されている。
すなわち、コーン紙上でボイスコイルワイヤー7とティ
ンセルワイヤー8とが半田付けされている側に対して、
ボイスコイル9をセンターとして180°反対側にエッジ
6の結合部(第2図(a)の斜線部)を位置させ、フレー
ム10に接着させる。これによって、振動系が振幅動作す
る際の振動モードバランスの調整が可能となり、ローリ
ングが防止される。また、エッジ材料に余分な廃棄部分
を作ることなくコーン紙が作成出来るので、材料費の大
幅削減が可能となる。
ンセルワイヤー8とが半田付けされている側に対して、
ボイスコイル9をセンターとして180°反対側にエッジ
6の結合部(第2図(a)の斜線部)を位置させ、フレー
ム10に接着させる。これによって、振動系が振幅動作す
る際の振動モードバランスの調整が可能となり、ローリ
ングが防止される。また、エッジ材料に余分な廃棄部分
を作ることなくコーン紙が作成出来るので、材料費の大
幅削減が可能となる。
更に、本考案の実施例によれば、一般のスピーカはもと
より、第3図(a)(b)のような、より重量バランスが崩れ
易いコアキシャルタイプのスピーカにも適用することが
できる。なお、本実施例において、重ね合わせ結合する
エッジ6の結合部の幅を調整する事により、結合部以外
の個所のエッジ6の剛性や物性を変化させる事も可能で
ある。
より、第3図(a)(b)のような、より重量バランスが崩れ
易いコアキシャルタイプのスピーカにも適用することが
できる。なお、本実施例において、重ね合わせ結合する
エッジ6の結合部の幅を調整する事により、結合部以外
の個所のエッジ6の剛性や物性を変化させる事も可能で
ある。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案は、所定長に切断した棒状の
エッジ素材をリング状に折り曲げると共に、その両端部
を重ね合わせ結合してエッジを形成し、このエッジを振
動板の周縁部に貼り合わせたことにより、バランサー等
の部品の追加やそれに伴う組立工数の増加、更にコーン
紙重量の増加による音質悪化を招くことなく、ローリン
グの発生しない高入力対応スピーカ用コーン紙を得るこ
とができる。
エッジ素材をリング状に折り曲げると共に、その両端部
を重ね合わせ結合してエッジを形成し、このエッジを振
動板の周縁部に貼り合わせたことにより、バランサー等
の部品の追加やそれに伴う組立工数の増加、更にコーン
紙重量の増加による音質悪化を招くことなく、ローリン
グの発生しない高入力対応スピーカ用コーン紙を得るこ
とができる。
また、必要な大きさのフォーム材から効率良くエッジ素
材を切り出すことができるので、材料ロスがなく経済的
で材料費の低減を図ることもできる。
材を切り出すことができるので、材料ロスがなく経済的
で材料費の低減を図ることもできる。
第1図はエッジを形成するまでの工程を示す図であっ
て、第1図(a)は板状のフォームからエッジ素材を切り
出す状態を示す図、第1図(b)は角柱状のエッジ素材の
外観図、第1図(c)はエッジ素材をリング状に丸めた状
態の外観図、第1図(d)は熱プレス成形により成形され
たエッジの平面図、第1図(e)はそのC−C′断面図、
第2図(a)は本考案を一般のスピーカに適用した場合の
該スピーカの平面図、第2図(b)はそのD−D′断面
図、第3図(a)は本考案をコアキシャルタイプのスピー
カに適用した場合の該スピーカの平面図、第3図(b)は
そのE−E′断面図、第4図(a)は従来のコーン紙を用
いたスピーカの平面図、第4図(b)はそのA−A′断面
図、第5図は従来のエッジ作成工程を示す図であって、
第5図(a)はフォーム材からエッジ素材を切り出す状態
を示す図、第5図(b)は熱プレス成形により形成された
エッジの平面図、第5図(c)はそのO−B断面図であ
る。 1……振動板 4……フォーム材 5……エッジ素材 6……エッジ
て、第1図(a)は板状のフォームからエッジ素材を切り
出す状態を示す図、第1図(b)は角柱状のエッジ素材の
外観図、第1図(c)はエッジ素材をリング状に丸めた状
態の外観図、第1図(d)は熱プレス成形により成形され
たエッジの平面図、第1図(e)はそのC−C′断面図、
第2図(a)は本考案を一般のスピーカに適用した場合の
該スピーカの平面図、第2図(b)はそのD−D′断面
図、第3図(a)は本考案をコアキシャルタイプのスピー
カに適用した場合の該スピーカの平面図、第3図(b)は
そのE−E′断面図、第4図(a)は従来のコーン紙を用
いたスピーカの平面図、第4図(b)はそのA−A′断面
図、第5図は従来のエッジ作成工程を示す図であって、
第5図(a)はフォーム材からエッジ素材を切り出す状態
を示す図、第5図(b)は熱プレス成形により形成された
エッジの平面図、第5図(c)はそのO−B断面図であ
る。 1……振動板 4……フォーム材 5……エッジ素材 6……エッジ
Claims (1)
- 【請求項1】所定長に切断した棒状のエッジ素材をリン
グ状に折り曲げると共に、その両端部を重ね合わせ結合
してエッジを形成し、このエッジを振動板の周縁部に貼
り合わせたことを特徴とするスピーカ用コーン紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989131925U JPH0628878Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | スピーカ用コーン紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989131925U JPH0628878Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | スピーカ用コーン紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0370492U JPH0370492U (ja) | 1991-07-15 |
| JPH0628878Y2 true JPH0628878Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31679404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989131925U Expired - Lifetime JPH0628878Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | スピーカ用コーン紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628878Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014041606A1 (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-20 | パイオニア株式会社 | スピーカ、及びスピーカ用エッジ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5533511U (ja) * | 1978-08-23 | 1980-03-04 | ||
| JPS5754998A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-01 | Nippon Musical Instruments Mfg | Electronic musical instrument device |
| JPS57121396A (en) * | 1981-01-20 | 1982-07-28 | Pioneer Electronic Corp | Production for edge member for speaker diaphragm |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP1989131925U patent/JPH0628878Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0370492U (ja) | 1991-07-15 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |