JPH06289247A - 光ファイバカプラ及びその製造方法 - Google Patents
光ファイバカプラ及びその製造方法Info
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- JPH06289247A JPH06289247A JP9526993A JP9526993A JPH06289247A JP H06289247 A JPH06289247 A JP H06289247A JP 9526993 A JP9526993 A JP 9526993A JP 9526993 A JP9526993 A JP 9526993A JP H06289247 A JPH06289247 A JP H06289247A
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- optical
- fiber coupler
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 過剰損失を減少させ、光分岐比のバラツキを
少なくし、且つ光結合部の長さを一定にできる、小型の
パッケージに収納可能な光ファイバカプラ及びその製造
方法を提供する。 【構成】 2本の光ファイバf1 、f2 のクラッドfd
を所定の径にまで縮径し、その後融着延伸することによ
り光結合部を形成する。このとき、光結合部の両側の少
なくとも縮径された各光ファイバのクラッド部分が所定
の曲率の屈曲部を形成するように接着剤20にて接着固
定される。
少なくし、且つ光結合部の長さを一定にできる、小型の
パッケージに収納可能な光ファイバカプラ及びその製造
方法を提供する。 【構成】 2本の光ファイバf1 、f2 のクラッドfd
を所定の径にまで縮径し、その後融着延伸することによ
り光結合部を形成する。このとき、光結合部の両側の少
なくとも縮径された各光ファイバのクラッド部分が所定
の曲率の屈曲部を形成するように接着剤20にて接着固
定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信、光計測等に利
用される光ファイバカプラ及びその製造方法に関し、特
に、小型のパッケージに収容可能な構造をした光ファイ
バカプラ及びその製造方法に関するものである。
用される光ファイバカプラ及びその製造方法に関し、特
に、小型のパッケージに収容可能な構造をした光ファイ
バカプラ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば光通信システムにて、光信号の合
流、分岐に光ファイバカプラが広く使用されているが、
一般に、このような光ファイバカプラの光結合部は、光
ファイバを融着、延伸することにより形成されている。
又、斯かる光ファイバカプラの光結合部は光ファイバが
露出しており、この光結合部の保護及び機械的強度を増
すために、例えば図6に示すように、光ファイバカプラ
1の光結合部2を接着剤4にて石英ガラス製の支持板6
に接着固定した後、例えば金属製の筒状パッケージ8に
収容している。筒状パッケージ8の両端から外方へと導
き出された、光ファイバ1の入力端1A及び出力端1B
を構成する光ファイバ部分は、この筒状パッケージ8の
両端部分に樹脂接着剤10などで密封し固定される。
流、分岐に光ファイバカプラが広く使用されているが、
一般に、このような光ファイバカプラの光結合部は、光
ファイバを融着、延伸することにより形成されている。
又、斯かる光ファイバカプラの光結合部は光ファイバが
露出しており、この光結合部の保護及び機械的強度を増
すために、例えば図6に示すように、光ファイバカプラ
1の光結合部2を接着剤4にて石英ガラス製の支持板6
に接着固定した後、例えば金属製の筒状パッケージ8に
収容している。筒状パッケージ8の両端から外方へと導
き出された、光ファイバ1の入力端1A及び出力端1B
を構成する光ファイバ部分は、この筒状パッケージ8の
両端部分に樹脂接着剤10などで密封し固定される。
【0003】現在市場にて入手し得る2入力、2出力の
光ファイバカプラ、所謂2×2の光ファイバカプラは、
そのパッケージ形状が、外径(D0 )3mm、全長(L
0 )50mm程度とされる。
光ファイバカプラ、所謂2×2の光ファイバカプラは、
そのパッケージ形状が、外径(D0 )3mm、全長(L
0 )50mm程度とされる。
【0004】パッケージの形状にて、その外径(D0 )
は、少なくともこのパッケージに収納された光ファイバ
の保護被覆の外径で決り、その全長(L0 )は、光ファ
イバカプラの光結合部を含む保護被覆を取り除かれた部
分の長さで決まる。又、所定の機械的強度が得られるよ
うに決められる。
は、少なくともこのパッケージに収納された光ファイバ
の保護被覆の外径で決り、その全長(L0 )は、光ファ
イバカプラの光結合部を含む保護被覆を取り除かれた部
分の長さで決まる。又、所定の機械的強度が得られるよ
うに決められる。
【0005】現在、光通信機器の携帯化が進められてお
り、そのため光通信機器に内蔵された、上記光ファイバ
カプラを含めた各種構成部品の小型化、省スペース化が
求められている。光ファイバカプラのパッケージ形状
も、外径を3mmより低減すると共に、全長を25mm
以下とすることが望まれている。
り、そのため光通信機器に内蔵された、上記光ファイバ
カプラを含めた各種構成部品の小型化、省スペース化が
求められている。光ファイバカプラのパッケージ形状
も、外径を3mmより低減すると共に、全長を25mm
以下とすることが望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この要求に応えて、パ
ッケージ8の全長(L0 )を先ず短くすることが考えら
れ、そのために光ファイバカプラを小型化すること、つ
まり、光結合部の長さを短くすることが提案されてい
る。パッケージ8の全長を25mm以下とするには、パ
ッケージ8の両端から外方へと導き出され、光ファイバ
の入力端及び出力端を構成する光ファイバ部分をパッケ
ージに接着固定するのに要する長さの合計5mm程度、
並びに、光ファイバカプラの光結合部を支持板に接着固
定するのに要する長さの合計5mm程度を考慮に入れ、
融着延伸により形成される光結合部の長さは、最大10
mmとすることが望まれる。又、パッケージ8の全長を
50mmから25mm以下にできると、パッケージ自体
の機械的強度、具体的には、長手方向の曲げ歪みに対す
る強度で規定されているパッケージ外径を3mmより小
さくしても、具体的には2mmとしても実用的な機械的
強度を保つことが可能となる。光結合部の長さを短くす
るためには、光結合部の単位長さ当たりの光結合係数を
大きくする必要がある。そのための一方法として、図4
(A)に示すように、融着延伸される光ファイバfのク
ラッドfd の側面fd ’を除去した後、図4(B)に示
すように、除去された側面同志を接触させ、コアfc 間
の間隔をより狭めて、融着延伸する方法が提案されてい
る。
ッケージ8の全長(L0 )を先ず短くすることが考えら
れ、そのために光ファイバカプラを小型化すること、つ
まり、光結合部の長さを短くすることが提案されてい
る。パッケージ8の全長を25mm以下とするには、パ
ッケージ8の両端から外方へと導き出され、光ファイバ
の入力端及び出力端を構成する光ファイバ部分をパッケ
ージに接着固定するのに要する長さの合計5mm程度、
並びに、光ファイバカプラの光結合部を支持板に接着固
定するのに要する長さの合計5mm程度を考慮に入れ、
融着延伸により形成される光結合部の長さは、最大10
mmとすることが望まれる。又、パッケージ8の全長を
50mmから25mm以下にできると、パッケージ自体
の機械的強度、具体的には、長手方向の曲げ歪みに対す
る強度で規定されているパッケージ外径を3mmより小
さくしても、具体的には2mmとしても実用的な機械的
強度を保つことが可能となる。光結合部の長さを短くす
るためには、光結合部の単位長さ当たりの光結合係数を
大きくする必要がある。そのための一方法として、図4
(A)に示すように、融着延伸される光ファイバfのク
ラッドfd の側面fd ’を除去した後、図4(B)に示
すように、除去された側面同志を接触させ、コアfc 間
の間隔をより狭めて、融着延伸する方法が提案されてい
る。
【0007】この方法は、光ファイバのクラッド側面を
特異な形状に加工することが必要とされ、この加工が極
めて複雑であり、しかも、図4(B)のように規定通り
に配置し融着延伸することが困難であって、結果的に得
られた製品の光分岐比がバラツクという問題を有してい
る。
特異な形状に加工することが必要とされ、この加工が極
めて複雑であり、しかも、図4(B)のように規定通り
に配置し融着延伸することが困難であって、結果的に得
られた製品の光分岐比がバラツクという問題を有してい
る。
【0008】別法として、図5に示すように、融着延伸
する光ファイバfの光結合部の形状を双曲線状にし、双
曲線の漸近線の成す角度を大きくし、光結合がその最細
領域で生じるように構成することも提案されている。
する光ファイバfの光結合部の形状を双曲線状にし、双
曲線の漸近線の成す角度を大きくし、光結合がその最細
領域で生じるように構成することも提案されている。
【0009】しかしながら、この方法では、漸近線の成
す角度を常に一定とすることは難しく、そのために、得
られた製品の光分岐比がバラツクという問題を有してい
る。又、最細領域の外径がより細いものとなるので機械
的強度の低下或は延伸時の屈曲の発生が起こり易いとい
う欠点もあった。
す角度を常に一定とすることは難しく、そのために、得
られた製品の光分岐比がバラツクという問題を有してい
る。又、最細領域の外径がより細いものとなるので機械
的強度の低下或は延伸時の屈曲の発生が起こり易いとい
う欠点もあった。
【0010】そのために、本発明者らは、図2に示す方
法を実験してみた。つまり、2本の光ファイバf1 、f
2 を適度の長さに切断した後、その保護被覆を所定長さ
にて除去し(図2(A))、これによって露出したクラ
ッド部分fd を洗浄クリーニングした後両光ファイバf
1 、f2 をフッ酸若しくはフッ酸とエッチピット防止剤
の混合液を用いてエッチングし、クラッド径を所定の径
にまで縮径する(図2(B))。次いで、図2(C)に
示すように、両光ファイバの縮径部分fd ’が互いに接
触するように、治具などにてこの縮径部分fd ’に矢印
方向に外力Pを加えて軸方向に接触させた後、図2
(D)に示すように、融着延伸処理を行なう。このと
き、縮径部分fd ’を互いの方向へと接近させることに
応じて、縮径部分fd ’に隣接した縮径されていない部
分fd も又互いの方向へと弾性的に変形される。
法を実験してみた。つまり、2本の光ファイバf1 、f
2 を適度の長さに切断した後、その保護被覆を所定長さ
にて除去し(図2(A))、これによって露出したクラ
ッド部分fd を洗浄クリーニングした後両光ファイバf
1 、f2 をフッ酸若しくはフッ酸とエッチピット防止剤
の混合液を用いてエッチングし、クラッド径を所定の径
にまで縮径する(図2(B))。次いで、図2(C)に
示すように、両光ファイバの縮径部分fd ’が互いに接
触するように、治具などにてこの縮径部分fd ’に矢印
方向に外力Pを加えて軸方向に接触させた後、図2
(D)に示すように、融着延伸処理を行なう。このと
き、縮径部分fd ’を互いの方向へと接近させることに
応じて、縮径部分fd ’に隣接した縮径されていない部
分fd も又互いの方向へと弾性的に変形される。
【0011】しかしながら、本発明者らの実験研究の結
果によれば、この方法によれば、融着延伸処理が進むに
従って、直接加熱溶融される光結合部2を成す領域の両
端部における縮径部分fd ’も軟化しており、そのため
に、図3に示すように、強制的に互いの方へと変形され
ていた縮径されていない部分fd が想像線にて示す初期
位置へと戻る復元力により、この軟化した縮径部分f
d ’がS字形状に、即ち、急峻に屈曲されることが分か
った。この傾向は、図2(A)における保護被覆除去
量、つまり皮剥き量Lが小さい程大である。このよう
な、縮径部分のコアの急峻な屈曲は、過剰損失を増大さ
せ、そして光分岐比がバラツクこととなり問題である。
又、光分岐比と過剰損失により決まる挿入損失がバラツ
クこととなり問題である。
果によれば、この方法によれば、融着延伸処理が進むに
従って、直接加熱溶融される光結合部2を成す領域の両
端部における縮径部分fd ’も軟化しており、そのため
に、図3に示すように、強制的に互いの方へと変形され
ていた縮径されていない部分fd が想像線にて示す初期
位置へと戻る復元力により、この軟化した縮径部分f
d ’がS字形状に、即ち、急峻に屈曲されることが分か
った。この傾向は、図2(A)における保護被覆除去
量、つまり皮剥き量Lが小さい程大である。このよう
な、縮径部分のコアの急峻な屈曲は、過剰損失を増大さ
せ、そして光分岐比がバラツクこととなり問題である。
又、光分岐比と過剰損失により決まる挿入損失がバラツ
クこととなり問題である。
【0012】従って、本発明の目的は、過剰損失を減少
させ、光分岐比及び挿入損失のバラツキを少なくし、且
つ光結合部の長さを一定にできる、小型のパッケージに
収納可能な光ファイバカプラを提供することである。
させ、光分岐比及び挿入損失のバラツキを少なくし、且
つ光結合部の長さを一定にできる、小型のパッケージに
収納可能な光ファイバカプラを提供することである。
【0013】本発明の他の目的は、延伸量を少なくし、
そして融着延伸時の加熱による軟化が生じても不要なコ
アの屈曲を防ぎ、過剰損失及び光分岐比並びに挿入損失
のバラツキを少なくし、且つ光結合部の長さを一定にで
きる、小型のパッケージに収納可能な光ファイバカプラ
を再現性良く、しかも作業性良く製造することのできる
製造方法を提供することである。
そして融着延伸時の加熱による軟化が生じても不要なコ
アの屈曲を防ぎ、過剰損失及び光分岐比並びに挿入損失
のバラツキを少なくし、且つ光結合部の長さを一定にで
きる、小型のパッケージに収納可能な光ファイバカプラ
を再現性良く、しかも作業性良く製造することのできる
製造方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
光ファイバカプラ及びその製造方法にて達成される。要
約すれば、本発明は、複数の光ファイバを、各光ファイ
バのクラッドを所定の径にまで縮径した後融着延伸して
形成される光ファイバカプラであって、光結合部の両側
の少なくとも縮径された前記各光ファイバのクラッド部
分が所定の曲率の屈曲部を形成するように接着固定され
たことを特徴とする光ファイバカプラである。好ましく
は、この光ファイバカプラの融着延伸により形成される
光結合部の長さは最大10mmとされ、全長が最大25
mmの円筒状パッケージに密封される。なお、前記屈曲
部の曲率は、光ファイバの種類に応じて、又屈曲による
光損失が所望の範囲となるように適宜選ばれる。
光ファイバカプラ及びその製造方法にて達成される。要
約すれば、本発明は、複数の光ファイバを、各光ファイ
バのクラッドを所定の径にまで縮径した後融着延伸して
形成される光ファイバカプラであって、光結合部の両側
の少なくとも縮径された前記各光ファイバのクラッド部
分が所定の曲率の屈曲部を形成するように接着固定され
たことを特徴とする光ファイバカプラである。好ましく
は、この光ファイバカプラの融着延伸により形成される
光結合部の長さは最大10mmとされ、全長が最大25
mmの円筒状パッケージに密封される。なお、前記屈曲
部の曲率は、光ファイバの種類に応じて、又屈曲による
光損失が所望の範囲となるように適宜選ばれる。
【0015】斯かる光ファイバカプラは、(a)複数の
光ファイバを準備すること、(b)前記複数の光ファイ
バのクラッドを所定の径にまで縮径すること、(c)前
記各光ファイバの縮径されたクラッドの所定の長さ部分
が接触するように、少なくとも、この接触した長さ部分
の両側の縮径されたクラッド部分が所定の曲率で屈曲を
保つように維持すること、(e)前記所定の曲率で屈曲
を保っているクラッド部分を接着剤で固定すること、次
いで、(f)前記光ファイバの接触した部分にて融着延
伸処理を行なうこと、を特徴とする製造方法にて好適に
製造される。
光ファイバを準備すること、(b)前記複数の光ファイ
バのクラッドを所定の径にまで縮径すること、(c)前
記各光ファイバの縮径されたクラッドの所定の長さ部分
が接触するように、少なくとも、この接触した長さ部分
の両側の縮径されたクラッド部分が所定の曲率で屈曲を
保つように維持すること、(e)前記所定の曲率で屈曲
を保っているクラッド部分を接着剤で固定すること、次
いで、(f)前記光ファイバの接触した部分にて融着延
伸処理を行なうこと、を特徴とする製造方法にて好適に
製造される。
【0016】上記製造法にて、好ましくは、延伸量が最
大3mmとされ、又、融着延伸のための加熱は、ガス吹
き出し口径が0.5〜1mmのトーチを用いて行なう。
大3mmとされ、又、融着延伸のための加熱は、ガス吹
き出し口径が0.5〜1mmのトーチを用いて行なう。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る光ファイバカプラ及びそ
の製造方法を図面に則して更に詳しく説明する。以下の
実施例では、本発明は、2×2の光ファイバカプラに具
現化された場合について説明するが、これに限定される
ものではない。
の製造方法を図面に則して更に詳しく説明する。以下の
実施例では、本発明は、2×2の光ファイバカプラに具
現化された場合について説明するが、これに限定される
ものではない。
【0018】図1に、本発明の光ファイバカプラを製造
するための製造工程を示す。本実施例によれば、先ず、
クラッドfd の外径がDとされる同じシングルモード光
ファイバf1 、f2 が準備され、各光ファイバf1 、f
2 は、適度の長さに切断した後、各光ファイバの所定の
ファイバ長Lの部分の被覆コーティングが除去される
(図1(A))。これによって露出したクラッド部分を
洗浄クリーニングして、UV被覆などの残渣を除く。
するための製造工程を示す。本実施例によれば、先ず、
クラッドfd の外径がDとされる同じシングルモード光
ファイバf1 、f2 が準備され、各光ファイバf1 、f
2 は、適度の長さに切断した後、各光ファイバの所定の
ファイバ長Lの部分の被覆コーティングが除去される
(図1(A))。これによって露出したクラッド部分を
洗浄クリーニングして、UV被覆などの残渣を除く。
【0019】本発明に従えば、更に、両光ファイバf
1 、f2 は、例えばフッ酸若しくはフッ酸とエッチピッ
ト防止剤の混合液を用いて、ファイバ長L’にわたって
クラッド径Dを所定の外径D’にまで縮径する(図1
(B))。
1 、f2 は、例えばフッ酸若しくはフッ酸とエッチピッ
ト防止剤の混合液を用いて、ファイバ長L’にわたって
クラッド径Dを所定の外径D’にまで縮径する(図1
(B))。
【0020】クラッド外径の縮径は、上述のようにエッ
チング液を使用して行なうこともできるが、例えば砥粒
による機械的研磨などをも採用することができる。更
に、必要に応じて、光ファイバは加熱することにより所
定径までプリ延伸することにより縮径することも可能で
ある。
チング液を使用して行なうこともできるが、例えば砥粒
による機械的研磨などをも採用することができる。更
に、必要に応じて、光ファイバは加熱することにより所
定径までプリ延伸することにより縮径することも可能で
ある。
【0021】次いで、この縮径されたクラッドfd ’の
所定の長さ部分L”が接触するように、両光ファイバf
1 、f2 を互いに接近する方向へと、例えば治具などに
て矢印方向へと押圧する(図1(C))。これによっ
て、この接触した長さ部分L”の両側の縮径されたクラ
ッド部分fd ’が所定の曲率で屈曲を保つように、この
縮径されたクラッド部分fd ’及び縮径されていないク
ラッド部分fd を押圧状態に維持する。
所定の長さ部分L”が接触するように、両光ファイバf
1 、f2 を互いに接近する方向へと、例えば治具などに
て矢印方向へと押圧する(図1(C))。これによっ
て、この接触した長さ部分L”の両側の縮径されたクラ
ッド部分fd ’が所定の曲率で屈曲を保つように、この
縮径されたクラッド部分fd ’及び縮径されていないク
ラッド部分fd を押圧状態に維持する。
【0022】この状態で、少なくとも前記縮径されてい
ないクラッド部分fd に接着剤20を付与し、この部分
を固定する。望ましくは、前記縮径されていないクラッ
ド部分fd につながる縮径されたクラッド部分fd ’に
も接着剤20を付与する。つまり、この接着剤20を用
いたクラッド部分の固定作業により、前記治具などによ
る矢印方向への押圧を解除しても、少なくとも縮径され
ていないクラッド部分fd が固定されているので、少な
くとも、前記接触部分L”の両側の縮径されたクラッド
部分fd ’は、所定の曲率で屈曲を保った状態とされ
る。
ないクラッド部分fd に接着剤20を付与し、この部分
を固定する。望ましくは、前記縮径されていないクラッ
ド部分fd につながる縮径されたクラッド部分fd ’に
も接着剤20を付与する。つまり、この接着剤20を用
いたクラッド部分の固定作業により、前記治具などによ
る矢印方向への押圧を解除しても、少なくとも縮径され
ていないクラッド部分fd が固定されているので、少な
くとも、前記接触部分L”の両側の縮径されたクラッド
部分fd ’は、所定の曲率で屈曲を保った状態とされ
る。
【0023】次いで、2本の光ファイバの前記接触部分
L”を加熱し融着延伸処理を行なう。融着延伸処理は、
通常の方法に従って行なうことができ、例えば、火炎バ
ーナ、ヒーターレーザ、小型電気炉等適宜の加熱装置を
用いて、一般に1200〜2000℃の温度で加熱しな
がら、融着延伸台を、例えばラック−ピニオン機構を介
して光ファイバを軸方向両側に例えば0.05〜10m
m/分の速度で引っ張ることにより行い得る。
L”を加熱し融着延伸処理を行なう。融着延伸処理は、
通常の方法に従って行なうことができ、例えば、火炎バ
ーナ、ヒーターレーザ、小型電気炉等適宜の加熱装置を
用いて、一般に1200〜2000℃の温度で加熱しな
がら、融着延伸台を、例えばラック−ピニオン機構を介
して光ファイバを軸方向両側に例えば0.05〜10m
m/分の速度で引っ張ることにより行い得る。
【0024】通常、加熱装置としては、酸水素ガスを使
用した火炎バーナが使用されているが、この場合には、
光ファイバの加熱領域を限定するために、火炎バーナの
ガス吹き出し口径が0.5〜1mmの小型トーチを用
い、そして約4〜5mmの火炎幅にて光ファイバを加熱
するのが好ましい。この火炎幅は、例えば従来のガス吹
き出し口径が4mmの火炎バーナを使用した場合の火炎
幅10mmに比較して約半分とされる。口径が1mmを
超えると、火炎幅は5mmを超え、加熱する範囲が広く
なり過ぎ、又、0.5mmに満たないと、加熱熱容量が
不足することとなる。
用した火炎バーナが使用されているが、この場合には、
光ファイバの加熱領域を限定するために、火炎バーナの
ガス吹き出し口径が0.5〜1mmの小型トーチを用
い、そして約4〜5mmの火炎幅にて光ファイバを加熱
するのが好ましい。この火炎幅は、例えば従来のガス吹
き出し口径が4mmの火炎バーナを使用した場合の火炎
幅10mmに比較して約半分とされる。口径が1mmを
超えると、火炎幅は5mmを超え、加熱する範囲が広く
なり過ぎ、又、0.5mmに満たないと、加熱熱容量が
不足することとなる。
【0025】このような構成による融着延伸処理によ
り、本発明によれば、延伸量は最大3mmとされ、従来
20mm程度とされる延伸量の約1/7にて所望の光結
合部を形成することができる。このことは、本発明の光
ファイバカプラを極めて小型のものとする。
り、本発明によれば、延伸量は最大3mmとされ、従来
20mm程度とされる延伸量の約1/7にて所望の光結
合部を形成することができる。このことは、本発明の光
ファイバカプラを極めて小型のものとする。
【0026】又、本発明によれば、融着延伸処理の過程
にて、融着延伸処理部の両端の縮径されたクラッド領域
fd ’は加熱により軟化することはあっても、図3に示
すように、このクラッド領域fd ’が、互いの方へと変
形されていた縮径されていない部分fd の復元力によ
り、S字形状に急峻に屈曲されるといった現象は発生し
ない。
にて、融着延伸処理部の両端の縮径されたクラッド領域
fd ’は加熱により軟化することはあっても、図3に示
すように、このクラッド領域fd ’が、互いの方へと変
形されていた縮径されていない部分fd の復元力によ
り、S字形状に急峻に屈曲されるといった現象は発生し
ない。
【0027】従って、このようにして作製された本発明
の光ファイバカプラは、過剰損失を減少させ、光分岐比
及び挿入損失のバラツキを少なくし、且つ光結合部の長
さを一定にすることができる。
の光ファイバカプラは、過剰損失を減少させ、光分岐比
及び挿入損失のバラツキを少なくし、且つ光結合部の長
さを一定にすることができる。
【0028】図6に、本発明の光ファイバカプラを、小
型の筒状パッケージに収納した状態を示す。
型の筒状パッケージに収納した状態を示す。
【0029】つまり、本実施例にて、光ファイバカプラ
1は、その光結合部の両側部分において石英ガラス製の
支持板6に接着剤4にて接着固定された後、例えば金属
製の筒状パッケージ8に収容される。筒状パッケージ8
の両端から外方へと導き出された、光ファイバの入力端
1A及び出力端1Bを構成する光ファイバ部分は、この
筒状パッケージ8の両端部分に樹脂接着剤10などで密
封し固定される。
1は、その光結合部の両側部分において石英ガラス製の
支持板6に接着剤4にて接着固定された後、例えば金属
製の筒状パッケージ8に収容される。筒状パッケージ8
の両端から外方へと導き出された、光ファイバの入力端
1A及び出力端1Bを構成する光ファイバ部分は、この
筒状パッケージ8の両端部分に樹脂接着剤10などで密
封し固定される。
【0030】斯かる本発明のパッケージ済み光ファイバ
カプラは、光結合部2を形成する時の延伸量が最大3m
m程度と、従来の20mmに比較して1/7程度にまで
短くすることができ、光結合部2の長さを短くできるの
で、光ファイバカプラ1と支持部材6との熱膨張係数の
差異に起因した熱膨張量の差を極めて小さく抑えること
ができ、光ファイバカプラの温度変化による特性の変化
を最小限度とすることができる。更に、本発明によれ
ば、光ファイバカプラの小型化により、支持部材6の
幅、厚さも小さくすることが可能であり、更に、温度変
化による特性の変化を少なくすることができる。又、全
長が最大25mm、外径が従来と同じ3mmは勿論のこ
と、3mmより小さな2mmの円筒状パッケージ内に密
封することもできる。
カプラは、光結合部2を形成する時の延伸量が最大3m
m程度と、従来の20mmに比較して1/7程度にまで
短くすることができ、光結合部2の長さを短くできるの
で、光ファイバカプラ1と支持部材6との熱膨張係数の
差異に起因した熱膨張量の差を極めて小さく抑えること
ができ、光ファイバカプラの温度変化による特性の変化
を最小限度とすることができる。更に、本発明によれ
ば、光ファイバカプラの小型化により、支持部材6の
幅、厚さも小さくすることが可能であり、更に、温度変
化による特性の変化を少なくすることができる。又、全
長が最大25mm、外径が従来と同じ3mmは勿論のこ
と、3mmより小さな2mmの円筒状パッケージ内に密
封することもできる。
【0031】更に、本発明を実施例について詳しく説明
する。
する。
【0032】実施例1 本実施例では、波長1.3μm帯において分岐比50%
の、所謂3dB光ファイバカプラを、図1に示す製造工
程に従って作製した。
の、所謂3dB光ファイバカプラを、図1に示す製造工
程に従って作製した。
【0033】つまり、光ファイバf1 、f2 として、コ
ア径が10μm、クラッド径(D)が125μmの同じ
1.3μm帯零分散シングルモード光ファイバを使用し
た。各光ファイバf1 、f2 は、適度の長さに切断した
後、各光ファイバの所定のファイバ長の部分の被覆コー
ティングを除去した。被覆除去部の長さLは15mmで
あった。これによって露出したクラッド部分fd を洗浄
クリーニングして、UV被覆などの残渣を除いた。
ア径が10μm、クラッド径(D)が125μmの同じ
1.3μm帯零分散シングルモード光ファイバを使用し
た。各光ファイバf1 、f2 は、適度の長さに切断した
後、各光ファイバの所定のファイバ長の部分の被覆コー
ティングを除去した。被覆除去部の長さLは15mmで
あった。これによって露出したクラッド部分fd を洗浄
クリーニングして、UV被覆などの残渣を除いた。
【0034】更に、本実施例では、両光ファイバf1 、
f2 は、フッ酸若しくはフッ酸とエッチピット防止剤の
混合液を用いて、エッチング温度50℃、処理時間20
分にてエッチングし、クラッド径を50μmにまで縮径
した。この縮径部分fd ’の長さL’は8mmであっ
た。
f2 は、フッ酸若しくはフッ酸とエッチピット防止剤の
混合液を用いて、エッチング温度50℃、処理時間20
分にてエッチングし、クラッド径を50μmにまで縮径
した。この縮径部分fd ’の長さL’は8mmであっ
た。
【0035】次いで、この縮径されたクラッドfd ’が
所定長さ(L”)にて接触するように、両光ファイバf
1 、f2 を互いに接近する方向へと、治具にて矢印方向
へと押圧した。長さ(L”)は5mmであった。この作
業にて、この接触した長さ部分L”の両側の縮径された
クラッド部分fd ’は、中心軸線に対して角度(θ)が
約16°程度傾斜した状態に屈曲した。
所定長さ(L”)にて接触するように、両光ファイバf
1 、f2 を互いに接近する方向へと、治具にて矢印方向
へと押圧した。長さ(L”)は5mmであった。この作
業にて、この接触した長さ部分L”の両側の縮径された
クラッド部分fd ’は、中心軸線に対して角度(θ)が
約16°程度傾斜した状態に屈曲した。
【0036】この状態で、各光ファイバの保護被覆切除
端面から3mmの長さL1 にわたって、縮径されたクラ
ッド部分fd ’及び縮径されていないクラッド部分fd
に接着剤20を付与し、この部分を固定した。接着剤2
0としては、紫外線硬化樹脂を使用した。
端面から3mmの長さL1 にわたって、縮径されたクラ
ッド部分fd ’及び縮径されていないクラッド部分fd
に接着剤20を付与し、この部分を固定した。接着剤2
0としては、紫外線硬化樹脂を使用した。
【0037】紫外線を照射してこの接着剤20を硬化
し、前記クラッド部分を固定した後、治具による矢印方
向への押圧を解除した。治具を解除した後も、前記接触
部分L”の両側の縮径されたクラッド部分fd ’は、所
定の曲率で屈曲した状態を保つことができた。
し、前記クラッド部分を固定した後、治具による矢印方
向への押圧を解除した。治具を解除した後も、前記接触
部分L”の両側の縮径されたクラッド部分fd ’は、所
定の曲率で屈曲した状態を保つことができた。
【0038】次いで、2本の光ファイバの前記接触部分
L”を、1500〜1600℃に加熱しながら、0.9
mm/分の速度で引っ張ることにより融着延伸処理を行
なった。このとき、加熱装置としては、水素60ml/
min、酸素100ml/minのガス流量とされる、
ガス吹き出し口径が0.5mmの小型トーチを用い、そ
して約5mm程度の火炎幅にて光ファイバを加熱した。
ガス吹き出し口と光ファイバとの間隔は3mmであっ
た。延伸量は約3mmであった。その時、融着延伸によ
り形成された光結合部2の長さは8mmであった。
L”を、1500〜1600℃に加熱しながら、0.9
mm/分の速度で引っ張ることにより融着延伸処理を行
なった。このとき、加熱装置としては、水素60ml/
min、酸素100ml/minのガス流量とされる、
ガス吹き出し口径が0.5mmの小型トーチを用い、そ
して約5mm程度の火炎幅にて光ファイバを加熱した。
ガス吹き出し口と光ファイバとの間隔は3mmであっ
た。延伸量は約3mmであった。その時、融着延伸によ
り形成された光結合部2の長さは8mmであった。
【0039】融着延伸処理の過程にて、融着延伸処理部
の両端の縮径されたクラッド領域が、S字形状に屈曲さ
れるといった現象は発生しなかった。
の両端の縮径されたクラッド領域が、S字形状に屈曲さ
れるといった現象は発生しなかった。
【0040】このようにして多数の光ファイバカプラを
作製した。そして、これら光ファイバカプラを波長1.
30μmで分岐比を測定したところ、大略50%の分岐
比を示し、そして、そのバラツキは±1%以内であっ
た。又、過剰損失は0.1〜0.2dBとすることがで
きた。
作製した。そして、これら光ファイバカプラを波長1.
30μmで分岐比を測定したところ、大略50%の分岐
比を示し、そして、そのバラツキは±1%以内であっ
た。又、過剰損失は0.1〜0.2dBとすることがで
きた。
【0041】このような本発明の光ファイバカプラは、
光結合部を含む保護被覆を取り除かれた部分の長さは1
8mmであり、石英ガラス製の支持板6に接着剤4にて
接着固定した後、図6に示すような全長25mm、外径
2mmの小型の筒状パッケージ8に収納することができ
た。
光結合部を含む保護被覆を取り除かれた部分の長さは1
8mmであり、石英ガラス製の支持板6に接着剤4にて
接着固定した後、図6に示すような全長25mm、外径
2mmの小型の筒状パッケージ8に収納することができ
た。
【0042】又、このパッケージ済み光ファイバカプラ
温度特性を測定したところ、温度範囲−50℃〜+80
℃にて、光分岐比の変動は0.7%であり、極めて優れ
たものであった。
温度特性を測定したところ、温度範囲−50℃〜+80
℃にて、光分岐比の変動は0.7%であり、極めて優れ
たものであった。
【0043】比較例1 融着延伸領域の両端部に位置した、縮径されたクラッド
部分fd ’及び縮径されていないクラッド部分fd を接
着剤20にて固定しなかった以外は、実施例1と同じ材
料、製造方法及び製造条件にて光ファイバカプラを作製
した。
部分fd ’及び縮径されていないクラッド部分fd を接
着剤20にて固定しなかった以外は、実施例1と同じ材
料、製造方法及び製造条件にて光ファイバカプラを作製
した。
【0044】融着延伸領域の両端部に位置した、縮径さ
れたクラッド部分fd ’がS字形状に変形した。又、こ
の比較例の光ファイバカプラの過剰損失は少なくとも
0.3以上、通常0.5〜1.0dBであった。
れたクラッド部分fd ’がS字形状に変形した。又、こ
の比較例の光ファイバカプラの過剰損失は少なくとも
0.3以上、通常0.5〜1.0dBであった。
【0045】比較例2 実施例1と同じ材料の光ファイバf1 、f2 を使用し、
クラッド径Dを縮径せずに光ファイバカプラを作製し
た。
クラッド径Dを縮径せずに光ファイバカプラを作製し
た。
【0046】分岐比50%の、所謂3dB光ファイバカ
プラを作製するには、被覆除去部の長さLは25mm、
延伸領域は少なくとも10mmを必要とし、延伸量は平
均20mmを必要とした。得られた光結合部を含む保護
被覆を取り除かれた部分の長さは平均45mmであっ
た。
プラを作製するには、被覆除去部の長さLは25mm、
延伸領域は少なくとも10mmを必要とし、延伸量は平
均20mmを必要とした。得られた光結合部を含む保護
被覆を取り除かれた部分の長さは平均45mmであっ
た。
【0047】従って、円筒状パッケージの全長は45m
m以上、通常50mm程度が必要であり、本発明に比し
て、かなり大型の光ファイバカプラとなった。
m以上、通常50mm程度が必要であり、本発明に比し
て、かなり大型の光ファイバカプラとなった。
【0048】又、この比較例2のパッケージ済み光ファ
イバカプラ温度特性を測定したところ、温度範囲−50
℃〜+80℃にて、光分岐比の変動は1.0%であり、
本発明のものより劣るものであった。
イバカプラ温度特性を測定したところ、温度範囲−50
℃〜+80℃にて、光分岐比の変動は1.0%であり、
本発明のものより劣るものであった。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光フ
ァイバカプラは、光結合部の両側の少なくとも縮径され
た各光ファイバのクラッド部分が所定の曲率の屈曲部を
形成するように接着固定されているために、過剰損失を
減少させ、光分岐比及び挿入損失のバラツキを少なく
し、且つ光結合部の長さが短く、小型のパッケージに収
納することができる。
ァイバカプラは、光結合部の両側の少なくとも縮径され
た各光ファイバのクラッド部分が所定の曲率の屈曲部を
形成するように接着固定されているために、過剰損失を
減少させ、光分岐比及び挿入損失のバラツキを少なく
し、且つ光結合部の長さが短く、小型のパッケージに収
納することができる。
【0050】又、本発明の製造方法によれば、各光ファ
イバの縮径されたクラッドの所定の長さ部分が接触する
ように、少なくとも、この接触した長さ部分の両側の縮
径されたクラッド部分が所定の曲率で屈曲を保つように
維持し、しかも、この屈曲した部分の形状を保つべく接
着剤で固定した後、融着延伸処理を行なうので、延伸量
を少なくし、そして融着延伸時の加熱による軟化が生じ
ても不要なコアの屈曲を防ぎ、上記小型のパッケージに
収納可能な光ファイバカプラを再現性良く、しかも作業
性良く製造することができる。
イバの縮径されたクラッドの所定の長さ部分が接触する
ように、少なくとも、この接触した長さ部分の両側の縮
径されたクラッド部分が所定の曲率で屈曲を保つように
維持し、しかも、この屈曲した部分の形状を保つべく接
着剤で固定した後、融着延伸処理を行なうので、延伸量
を少なくし、そして融着延伸時の加熱による軟化が生じ
ても不要なコアの屈曲を防ぎ、上記小型のパッケージに
収納可能な光ファイバカプラを再現性良く、しかも作業
性良く製造することができる。
【図1】本発明に係る光ファイバカプラの製造方法を説
明する工程図である。
明する工程図である。
【図2】従来の光ファイバカプラの製造方法を説明する
工程図である。
工程図である。
【図3】従来の光ファイバカプラの製造方法を説明する
部分拡大図である。
部分拡大図である。
【図4】従来の光ファイバカプラの製造方法を説明する
光ファイバの横断面図である。
光ファイバの横断面図である。
【図5】従来の光ファイバカプラの製造方法を説明する
光ファイバの縦断面図である。
光ファイバの縦断面図である。
【図6】パッケージ済み光ファイバカプラの断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 光ファイバカプラ 2 光結合部 6 支持板 8 筒状パッケージ
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の光ファイバを、各光ファイバのク
ラッドを所定の径にまで縮径した後融着延伸して形成さ
れる光ファイバカプラであって、光結合部の両側の少な
くとも縮径された前記各光ファイバのクラッド部分が所
定の曲率の屈曲部を形成するように接着固定されたこと
を特徴とする光ファイバカプラ。 - 【請求項2】 前記光結合部の長さが最大10mmであ
る請求項1の光ファイバカプラ。 - 【請求項3】 請求項1又は2の光ファイバカプラを、
全長が最大25mmの円筒状パッケージに密封して成る
光ファイバカプラ。 - 【請求項4】 (a)複数の光ファイバを準備するこ
と、(b)前記複数の光ファイバのクラッドを所定の径
にまで縮径すること、(c)前記各光ファイバの縮径さ
れたクラッドの所定の長さ部分が接触するように、少な
くとも、この接触した長さ部分の両側の縮径されたクラ
ッド部分が所定の曲率で屈曲を保つように維持するこ
と、(e)前記所定の曲率で屈曲を保っているクラッド
部分を接着剤で固定すること、次いで、(f)前記光フ
ァイバの接触した部分にて融着延伸処理を行なうこと、
を特徴とする光ファイバカプラ製造方法。 - 【請求項5】 延伸量が最大3mmである請求項4の光
ファイバカプラ製造方法。 - 【請求項6】 融着延伸のための加熱を、ガス吹き出し
口径が0.5〜1mmのトーチを用いて行なう請求項4
又は5の光ファイバカプラ製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9526993A JPH06289247A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 光ファイバカプラ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9526993A JPH06289247A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 光ファイバカプラ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06289247A true JPH06289247A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=14133056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9526993A Pending JPH06289247A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 光ファイバカプラ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06289247A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100377389B1 (ko) * | 2000-09-07 | 2003-03-26 | 삼성전자주식회사 | 반사형 광파장 다중화기 |
| WO2009035104A1 (ja) * | 2007-09-14 | 2009-03-19 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co., Ltd. | 光ファイバカプラ用光ファイバ及び光ファイバカプラ |
| EP4487157A4 (en) * | 2022-03-04 | 2026-02-25 | Ofs Fitel Llc | CONSTRAINT-CONTROLLED CONDITIONING SCHEME FOR FIBER-BASED OPTICAL DEVICES |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP9526993A patent/JPH06289247A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100377389B1 (ko) * | 2000-09-07 | 2003-03-26 | 삼성전자주식회사 | 반사형 광파장 다중화기 |
| WO2009035104A1 (ja) * | 2007-09-14 | 2009-03-19 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co., Ltd. | 光ファイバカプラ用光ファイバ及び光ファイバカプラ |
| EP4487157A4 (en) * | 2022-03-04 | 2026-02-25 | Ofs Fitel Llc | CONSTRAINT-CONTROLLED CONDITIONING SCHEME FOR FIBER-BASED OPTICAL DEVICES |
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