JPH06289484A - 画像投影装置 - Google Patents

画像投影装置

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JPH06289484A
JPH06289484A JP7487093A JP7487093A JPH06289484A JP H06289484 A JPH06289484 A JP H06289484A JP 7487093 A JP7487093 A JP 7487093A JP 7487093 A JP7487093 A JP 7487093A JP H06289484 A JPH06289484 A JP H06289484A
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JP
Japan
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cartridge
stacker
microfilm
image
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP7487093A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Saito
成一郎 斉藤
Keiichirou Bungo
圭一郎 豊後
Yoshinori Maruyama
吉紀 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication of JPH06289484A publication Critical patent/JPH06289484A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検索業務におけるオペレータの入力ミスやマ
イクロフィルムの装着ミス等を容易に認識することがで
き、また、マイクロフィルムの移動状況を容易に把握す
ることができる画像投影装置を提供すること。 【構成】 画像投影装置は、スタッカ24と、装填機構
22と、排出機構23とから構成されるカートリッジロ
ーダ21を備え、更に、スタッカ24内、装填機構22
及び排出機構23により形成されるカートリッジAの移
動経路中におけるカートリッジAの位置を表示するため
に、位置表示手段としてのLED〜LED17を有し
ている。また、マイクロフィルムを検索した結果、検索
操作パネル136やコンピュータPCのキーボードから
入力された画像検索情報と、スタッカ24内に収納され
ているマイクロフィルムとの間に不一致があったときに
は、その旨がディスプレイ163に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロフィルムの画
像を投影する画像投影装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロフィルムに記録された画像を投
影するために画像投影装置が広く使用されている。この
画像投影装置には、マイクロフィルムの画像をスクリー
ン上に拡大投影して閲覧するマイクロフィルムリーダ、
画像の投影機能に加えて画像を複写する機能を備えたマ
イクロフィルムリーダ/プリンタ、マイクロフィルムの
画像を固体撮像素子たるCCDにより読み取るマイクロ
フィルムスキャナ等がある。マイクロフィルムには長尺
のロール状フィルムの各画像駒に画像情報を写し込んだ
タイプのものがあり、このロール状マイクロフィルムの
検索や複写等を行う画像投影装置では、マイクロフィル
ムの送り出し装置であるロールフィルムキャリアが着脱
式又は一体組み込み式に設けられている。
【0003】一般的にマイクロフィルムは大量に保管さ
れ使用に供されるものであるため、マイクロフィルムを
使用するに際しては、大量のマイクロフィルムの中か
ら、所望の画像を迅速に検索したり複写したりすること
等が要求される。かかる要求を満足すべく、最近では、
マイクロフィルムを収容したカートリッジを自動的に装
填及び排出するカートリッジローダが開発されている。
【0004】このカートリッジローダは、リーダ/プリ
ンタ等の画像投影装置に補助装置として取り付けられる
ものであり、複数個のカートリッジを収納可能なカート
リッジ収納部を有している。カートリッジ収納部には、
収納すべきカートリッジを出し入れするための開口部が
形成され、カートリッジはこの開口部から挿入されてカ
ートリッジ収納部内に複数個収納される。また、カート
リッジ収納部は、カートリッジローダ本体に着脱自在に
取り付けられる。このようなカートリッジ収納部は、カ
ートリッジコンテナあるいはスタッカと指称されるもの
であり、以下の説明ではスタッカと称する。
【0005】ところで、依頼者からの依頼に基づいてオ
ペレータが複数の画像情報を検索ないし複写する業務
(以下、問合せ業務という)は、以下のようにしてなさ
れている。まず、依頼者は、所望する画像情報の1件ご
とに、該画像情報に関する画像検索情報を検索依頼書に
記入して、これをオペレータに渡す。画像検索情報とし
ては、画像情報を含むカートリッジのロール番号、目的
とする画像情報がマイクロフィルムの何駒目(何章、何
件、何ページ)にあるかを示す駒番号、複写枚数等があ
る。オペレータは、カートリッジローダに接続された検
索情報入力装置をキー操作して、検索依頼書に記載され
た画像検索情報を全て入力する。次いで、オペレータ
は、検索すべき画像情報を含んだカートリッジのそれぞ
れを保管用キャビネットから取りだし、これをスタッカ
に収納し、カートリッジローダ本体に取り付ける。そし
て、オペレータが自動検索を指示すると、カートリッジ
ローダは、スタッカに収納されたカートリッジを取り出
してロールフィルムキャリアに対して装填し、入力され
た画像検索情報に基づいてマイクロフィルムの検索や複
写等が終了すると、使用済となったカートリッジをロー
ルフィルムキャリアから取り出してスタッカに返却す
る。カートリッジローダでは、スタッカに収納されたカ
ートリッジの全てについて、上記の動作が自動的に順次
連続的に繰り返される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記自動検索を行う場
合に、例えば、依頼者が指示していない間違ったカート
リッジをオペレータがスタッカに収納したときには、画
像検索情報に一致する画像情報がそのカートリッジに収
容されたマイクロフィルム中に含まれないことになるた
め、カートリッジローダはこの間違って収納されたカー
トリッジを返却し、その後のカートリッジについての装
填、排出動作を順次行うことになる。このため、依頼者
が依頼した件数よりも少ない件数しか検索されないこと
になる。
【0007】このようなオペレータによるカートリッジ
の装着ミスがあるか否かは、装着段階では無論のこと、
カートリッジローダにセットされたスタッカに収納され
ているカートリッジの全てを検索してもなお分かりにく
いものである。したがって、オペレータは、検索できな
かった件があっても、そのことに気付かずに依頼者に報
告してしまうことがあり、この誤報告により問合せ業務
の業務品質の低下を招く虞があった。誤った報告が依頼
者になされた場合であっても、依頼者は、報告された内
容を調べることにより、オペレータが検索ミスをしたこ
とに気付くものの、再依頼を行わなければならず、問合
せ業務の効率化ないし簡素化が図れない結果となる。
【0008】なお、画像検索情報に一致する画像情報が
そのカートリッジに収容したマイクロフィルムに含まれ
ない場合にはカートリッジの装着ミスと判断し、その時
点でカートリッジローダの動作を一時停止することも考
えられるが、このようにするとオペレータはカートリッ
ジローダの作動状態を常時気に掛けていなければなら
ず、問合せ業務から完全に解放されなくなり、他の業務
をも並列的に処理することが容易ではなくなってしま
う。
【0009】ここに、マイクロライブラリの完全自動化
を目的として、大量のマイクロフィルムを収容可能なラ
イブラリ装置により、無人化あるいは省力化を図ったシ
ステムも従来より提案されている。このライブラリ装置
は、ハードディスク等のメモリを備え、該メモリによ
り、ライブラリ装置のどの箇所に何番のマイクロフィル
ムが収容されているか、各マイクロフィルムにどのよう
な画像情報が収録されているか等を管理している。した
がって、オペレータにより入力された画像検索情報に対
応する画像情報がライブラリ装置の中にあるか否かは、
メモリに記憶されているデータの中に入力された画像検
索情報と一致するものがあるか否かをチェックすれば済
む。つまり、ライブラリ装置によれば、オペレータの入
力ミスが入力段階で分かるため、その後の検索作業や複
写作業に支障を来たすことがないという利点がある。ま
た、カートリッジの装着も自動でなされるため、装着ミ
ス等も起こらないようになっている。
【0010】ところが上記ライブラリ装置はその構成上
コストが高いものとなる。また、ユーザの中には、完全
自動化までは要望せず、業務の中にオペレータを仲介さ
せ業務の効率化ないし合理化を支援し得るためのシステ
ムを望むユーザも多数いる。更に、ライブラリ装置は大
量のマイクロフィルムを取り扱うことができるものの、
その数は無限なものではなく、上限を越えるような数の
マイクロ資産を持つユーザにとっては効果的な装置とは
言えなかった。
【0011】一方、カートリッジローダの作動中におい
ては、該カートリッジローダ内部でカートリッジがどの
ような動きを行っているのかが分からなかった。このよ
うにカートリッジの動きが見えないことによって、オペ
レータは、カートリッジローダを使用しているときに、
例えばカートリッジがロールフィルムキャリアに対して
確実に装填されたのであろうか否か等の不安感を持つこ
とがあった。更に、カートリッジの搬送不良が発生した
場合にあっては、オペレータは、どの箇所で搬送不良が
生じたのかを容易に識別することができないために、そ
の後の処置、例えばカートリッジを取り外す等の作業を
迅速に行うことができず、復旧作業の作業効率が落ちる
結果を招いていた。また、オペレータは、検索待ちのカ
ートリッジの本数や、現在何本目のカートリッジの検索
を行っているのかが分かりづらく、その後の作業の段取
りを決めにくいという問題があった。
【0012】そこで、本発明の第1の目的は、検索業務
におけるオペレータの入力ミスやマイクロフィルムの装
着ミス等を容易に認識することができる画像投影装置を
提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、マイクロフィルム
の移動状況を容易に把握することができる画像投影装置
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明は、フィルムキャリアに装填されたマイ
クロフィルムの画像を投影する画像投影装置において、
複数のマイクロフィルムを収納する収納部と、この収納
部からマイクロフィルムを取り出し、前記フィルムキャ
リアに装填する装填手段と、このフィルムキャリアに装
填されているマイクロフィルムを取り出し、前記収納部
に返却する取り出し手段と、投影すべきマイクロフィル
ムを指定するための情報を入力する入力手段と、前記入
力手段により入力された情報に基づいてマイクロフィル
ムを検索した結果、前記入力手段により入力された情報
と、前記収納部に収納されているマイクロフィルムとの
間に不一致があったときに、その旨を表示する表示手段
と、を備えたことを特徴とする画像投影装置である。
【0015】また、上記第2の目的を達成するための本
発明は、フィルムキャリアに装填されたマイクロフィル
ムの画像を投影する画像投影装置において、複数のマイ
クロフィルムを収納する収納部と、この収納部からマイ
クロフィルムを取り出し、前記フィルムキャリアに装填
する装填手段と、このフィルムキャリアに装填されてい
るマイクロフィルムを取り出し、前記収納部に返却する
取り出し手段と、前記収納部内、前記装填手段及び前記
取り出し手段により形成されるマイクロフィルムの移動
経路中におけるマイクロフィルムの位置を表示する位置
表示手段と、を備えたことを特徴とする画像投影装置で
ある。
【0016】
【作用】請求項1に記載の画像投影装置によれば、入力
手段により入力された情報に基づいてマイクロフィルム
を検索した結果、入力手段により入力された情報と、収
納部に収納されているマイクロフィルムとの間に不一致
があったときには、その旨が表示手段に表示される。例
えば、検索対象外のマイクロフィルムが収納部に収納さ
れていたときには、入力された情報に一致する画像が収
納部に収納されているマイクロフィルム中に含まれない
ことになるが、この不一致は表示手段に表示されること
になる。したがって、表示内容に基づいて、マイクロフ
ィルムの装着ミス等を認識することができる。
【0017】請求項2に記載の画像投影装置によれば、
収納部内、装填手段及び取り出し手段により形成される
マイクロフィルムの移動経路中におけるマイクロフィル
ムの位置が位置表示手段に表示される。したがって、マ
イクロフィルムの装填、取り出し、返却がなされている
ときでも、マイクロフィルムの位置を目視確認すること
ができ、マイクロフィルムの移動状況を把握することが
できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の画像投影装置について、図示
する実施例に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、マイクロフィルムリーダ/プリン
タ等の画像投影装置に取り付けられるロールフィルムキ
ャリア及びカートリッジローダのスタッカを示す外観図
である。ロールフィルムキャリア1は、ロール状に巻回
されたマイクロフィルムの送り出し装置であり、リーダ
プリンタに対して着脱自在に又は一体組み込み式に設け
られている。このロールフィルムキャリア1は、スタッ
カ24から取り出されたカートリッジAが所定位置に装
填され、このカートリッジA内に収容されているマイク
ロフィルムのローディングを行い、検索等の際にはマイ
クロフィルムの搬送、巻き戻しを行い、検索や複写等が
終了するとマイクロフィルムのリワインドを行う。カー
トリッジローダのスタッカ24は、マイクロフィルムを
収容したカートリッジAを複数個収納可能となってお
り、ケーシング130に形成した載置台131の所定位
置に着脱自在に取り付けられる。スタッカ24内に収納
されたカートリッジAは、ケーシング130前面の図中
右側に位置する第1窓部133を通ってロールフィルム
キャリア1に導かれ、ロールフィルムキャリア1に装填
されたカートリッジAは、図中左側に位置する第2窓部
134を通ってスタッカ24に返却される。操作者(オ
ペレータ)が検索及びプリントしたい画像情報の検索情
報を入力するため、種々のキー及び表示部を備えた検索
情報入力装置である操作パネル136が設けられてい
る。また、ケーシング130前面には、カートリッジロ
ーダの動作モードを選択したり、カートリッジローダの
動作中におけるカートリッジの位置を表示したりするす
るための表示パネル137が設けられている。この表示
パネル137の構成については後述する。
【0020】また、本実施例のリーダ/プリンタでは、
スタッカ24に収納されている以外のカートリッジにつ
いての検索や複写等を優先的に行う割り込みモードを、
スタッカ24を取り外すことなく実施できるようになっ
ている。このため、割り込み検索等を行うカートリッジ
Aiをセットする待機部132が載置台131の一部に
設けられている。待機部132にセットされたカートリ
ッジAiは、第2窓部134に隣接する第3窓部135
を通ってロールフィルムキャリア1に装填され、割り込
み検索が終了したカートリッジAiは、第3窓部135
を再び通って待機部132に返却される。
【0021】図2は、リーダ/プリンタ及びロールフィ
ルムキャリアの内部を示す概略構成図である。マイクロ
フィルムFは、長尺のロールフィルムよりなり、その各
コマに画像情報が写し込まれている。このマイクロフィ
ルムFは巻戻し用のリール4にロール状に巻付けられて
おり、巻戻し用のリール4はカートリッジAに着脱自在
に支持されて回転自在となっている。カートリッジA
は、ロールフィルムキャリア1の略ハウジング形状を有
するサプライ部6内に装填されるようになっている。カ
ートリッジA内の巻戻し用のリール4から繰り出された
マイクロフィルムFは、ロールフィルムキャリア1内に
設けられた巻取り用のリール5に巻き取られる。巻戻し
用リール4は、モータ(図示せず)により駆動される駆
動軸14によって、マイクロフィルムFを繰り出す方向
と巻き取る方向とに正逆回転可能となっている。また、
巻取り用リール5は、モータ(図示せず)に連結された
駆動軸15によって回転駆動される。
【0022】このロールフィルムキャリア1において、
巻戻し用リール4と巻取り用リール5との間には、巻戻
し用リール4側から順に、マイクロフィルムFの先端部
を巻取り用リール5に向けて最初に送り出すローディン
グ時のみ回転駆動される駆動ローラ7とこれに圧接する
補助ローラ8、送り出されたフィルムを案内する1対の
送り出し側のフィルムガイド9、マイクロフィルムFの
前進及び後進両方向の搬送距離をカウントするためのエ
ンコーダローラ10とこれに圧接する補助ローラ11、
上下1対の圧着ガラス2、3、ガイドローラ12、1対
の巻取り側のフィルムガイド13等が配置されている。
これらにより、マイクロフィルムFを搬送するための搬
送路が形成されている。マイクロフィルムFは、巻戻し
用リール4および巻取り用リール5が正逆両方向に適宜
回転駆動されることにより、圧着ガラス2、3を通過し
ながら、両リール4、5間で、巻き取りあるいは巻き戻
されつつ搬送される。
【0023】ランプ16等の光源からの光は、反射ミラ
ー17で反射され、コンデンサーレンズ群18により集
光された後に、上下の圧着ガラス2、3の間に挟まれて
位置するマイクロフィルムFを下からに照射する。前記
下方の圧着ガラス3は、画像が投影されるときにマイク
ロフィルムFを介して上方の圧着ガラス2に圧着するよ
うに上下動自在に構成されている。光が透過したマイク
ロフィルムFの画像情報は、投影レンズ19によって拡
大投影され、リーダーモードではスクリーン20に投影
されて閲覧に供され、プリントモードでは感光体(図示
せず)に投影露光されて複写される。そして、マイクロ
フィルムFは、検索や複写等が終了した後に、リワイン
ドされて、巻戻し用リール4に全て巻き戻されるように
なっている。
【0024】マイクロフィルムFの手動検索中あるいは
複写の際には、フィルムFに記録された画像の上下方向
のズレを修正するバーティカルスキャン機能が使われる
場合がある。このバーティカルスキャンを行うために、
ロールフィルムキャリア1は、奥行き方向(図2の紙面
の表裏方向)に沿って全体的に若干移動自在にリーダ/
プリンタに設けられている。ロールフィルムキャリア1
をホームポジションから移動させる手段として、公知の
手動式レバーあるいはモータが設けられている。手動式
レバーはロールフィルムキャリア1に接続されリーダ/
プリンタ本体から露出しており、該レバーを手動操作し
てロールフィルムキャリアを奥行き方向に沿って移動さ
せると、スクリーン20への投影画像が上下方向に移動
する。
【0025】複数個のカートリッジAを保有すると共
に、これら各々のカートリッジAを上記ロールフィルム
キャリア1に順次装填し、装填されたカートリッジAを
ロールフィルムキャリア1から排出する装置がカートリ
ッジローダである。以下、カートリッジローダの構成に
ついて説明する。
【0026】図3、図4、及び、図5に示すように、カ
ートリッジローダ21は、カートリッジ収納部としての
スタッカ24と、装填機構22と、取り出し手段として
の排出機構23とを備える。図5に示されるスタッカ2
4は、マイクロフィルムFを収容、保持したカートリッ
ジAを複数個並べて収納可能となっている。図3に示さ
れる装填機構22は、カートリッジAの装填経路Bを形
成し、カートリッジAを、スタッカ24から順次取り出
して、ロールフィルムキャリア1のサプライ部6に装填
するためのものである。また、図4に示される排出機構
23は、カートリッジAの排出経路Cを形成し、サプラ
イ部6に装填されているカートリッジAをこのサプライ
部6から取り出してスタッカ24に順次返却するための
ものである。また、割り込みモードが実施されるときに
は、排出機構23は、待機部132にセットされたカー
トリッジAiをサプライ部6に装填すると共に、割り込
み検索が終了したカートリッジAiをサプライ部6から
取り出して待機部132に返却する。
【0027】前記スタッカ24は、図5に示すように、
長箱形状を有する容器であり、その上端部にはカートリ
ッジAを出し入れするための開口部24aが形成されて
いる。スタッカ24内には、開口部24aから挿入され
たカートリッジAが10個から20個程度横方向に並ん
で収納されている。スタッカ24は、矢印で示すよう
に、その前面が図1に示したケーシング130前面に向
かい合う方向で、載置台131の所定位置に着脱自在に
取り付けられる。スタッカ24前面の左右両端部には、
扉25、26が設けられている。これら扉25、26の
それぞれは、軸27、28を中心として開閉可能に設け
られ、ねじりコイルバネ(図示せず)のばね力により、
スタッカ24前面に沿った図示する閉ポジションに向け
て付勢されている。扉25は、カートリッジAの装填側
つまりケーシング130前面の第1窓部133に向かい
合うように位置し、カートリッジAが装填されるごと
に、図示した閉ポジションから開ポジションに回動す
る。扉26は、カートリッジAの返却側つまり第2窓部
134に向かい合うように位置し、スタッカ24を載置
台131の所定位置に取り付ける際に、扉26の突出部
29がストッパ(図示せず)にて押動されて、図示した
閉ポジションから開ポジションに回動する。この扉26
は、スタッカ24が載置台に取り付けられている間は、
この開ポジションを保持しており、スタッカ24に返却
されるカートリッジAの返却口が形成されるようになっ
ている。スタッカ24の下面における長手方向には、切
欠き溝30が形成されおり、この切欠き溝30は、後述
する移動爪部31が移動する通路として機能する。又、
スタッカ24における装填側の側面には、長開口32が
形成されおり、この長開口32は、後述するセット棒3
3が移動する通路として機能する。
【0028】前記装填機構22は、図3に示すように、
スタッカ24内に収納されたカートリッジAの一群を全
体的に移動させる移動爪部31と、スタッカ24内から
カートリッジAを順次取り出すセット棒33とを有す
る。
【0029】移動爪部31は、図示するD−E方向に平
行な断面においては略L字形状を有し、ベルト34に取
り付けられている。このベルト34は、プーリ35を介
して、第1モータ36によって、スタッカ24の長手方
向に沿って走行可能となっている。移動爪部31は、ス
タッカ24の切欠き構30(図5参照)からスタッカ2
4内部に突出しており、第1モータ36を正方向あるい
は逆方向に回転駆動することによって、図示するD−E
方向つまりスタッカ24の左右長手方向に沿って水平に
スライドして移動する。移動爪部31が図示するE方向
へ移動することにより、スタッカ24に収納されたカー
トリッジA群は、移動爪部31に引っ掛かってE方向に
移動する。このカートリッジA群の全体的な移動によ
り、次ぎに装填されることになる1個のカートリッジA
がセット棒33にセットされる。図中符号”37”は、
カートリッジAがセット棒33にセットされたことを検
知する第1スイッチであ。また、図中符号”50”は、
移動爪部31が初期位置にあることを検知する第3スイ
ッチである。この第3スイッチ50は、スタッカ24の
切り欠き溝30の延長線上のD方向の端に配置されてい
る。
【0030】セット棒33は、長めの略L字形状を有
し、カートリッジA群を隔てて、移動爪部31とは反対
の位置に配置されている。このセット棒33は、スタッ
カ24の長開口32(図5参照)からスタッカ24内部
に突出しており、次に装填されることになるカートリッ
ジAがセットされる。セット棒33は、後述するよう
に、図示するF−G方向つまりスタッカ24の前後短手
方向に沿って水平にスライドして移動可能となってい
る。セット棒33が図示するG方向へ移動することによ
り、該セット棒33にセットされたカートリッジAがス
タッカ24から取り出される。
【0031】装填機構22には更に、図3に示すよう
に、セット棒33で取り出したカートリッジAを保持す
ると共に、保持したカートリッジAをロールフィルムキ
ャリア1のサプライ部6に対して装填するキャリア前面
部38を有している。このキャリア前面部38は、カー
トリッジAの装填経路Bに対応する位置に、軸39を中
心として回動可能に設けられている。キャリア前面部3
8は、ベルト40を介して、正逆両方向に回転駆動可能
な第2モータ41に連結され、この第2モータ41によ
り、図示するH−I方向に水平に90度回動される。キ
ャリア前面部38は、I方向に沿う開ポジションにおい
て、セット棒33により取り出されたカートリッジAを
保持する。この状態から90度回動したH方向に沿う閉
ポジションにおいては、キャリア前面部38は、保持し
たカートリッジAをマイクロフィルムFのローディグが
可能なようにサプライ部6に対して位置決め装填する。
図中符号”42”は、キャリア前面部38が閉ポジショ
ンにあることを検知する第2スイッチである。また、図
中符号”154”は、カートリッジAがキャリア前面部
38にセットされたことを検知する第4スイッチであ
り、キャリア前面部38に取り付けられている。
【0032】キャリア前面部38と、セット棒33の基
部とは、プーリ43を介して棒材44により連結されて
いる。セット棒33の基部に形成されたロック爪45
は、セット棒33のF−G方向に沿うスライド移動を案
内するガイド板46の先端に係止可能となっている。セ
ット棒33とガイド板46との間には、セット棒33を
G方向に向けて移動させるばね力を付勢する引張バネ4
7が介装されている。また、キャリア前面部38には前
方へ向けて折り曲げられた折曲縁48が設けられてい
る。この折曲縁48は、キャリア前面部38が開ポジシ
ョンまで回動した場合には、セット棒33の前記ロック
爪45を押動する位置に回動する。そして、キャリア前
面部38とセット棒33とは次ぎのような所定の動きの
下で連動するようになっている。
【0033】先ず、第2モータ41を正回転駆動してキ
ャリア前面部38をH方向に向けて回動し、このキャリ
ア前面部38を閉ポジションに位置させた場合には、セ
ット棒33は、引張バネ47にてG方向に向けて付勢さ
れると共にロック爪45がガイド板46の先端に係止し
てロックされる。次いで、第2モータ41を逆回転駆動
してキャリア前面部38をI方向に向けて回動し、この
キャリア前面部38を開ポジションに位置させた場合に
は、キャリア前面部38の折曲縁48がセット棒33の
ロック爪45を押動し、ロック爪45とガイド板46と
の係止が解放されてセット棒33のロックが解除され
る。ロックが解除されたセット棒33は、引張バネ47
のばね力によってG方向に向けてガイド板46の一面に
沿って案内されつつ、セットされたカートリッジAを引
っ掛けてこのカートリッジAと共に移動する。セット棒
33と共に移動したカートリッジAは、開ポジションで
ガイド板46の他面に当接しているキャリア前面部38
に保持される。カートリッジAがキャリア前面部38に
セットされたことは、第4スイッチ154により検知さ
れる。その後、第2モータ41を正回転駆動すると、キ
ャリア前面部38は、カートリッジAを保持したままH
方向に向けて回動する。キャリア前面部38が閉ポジシ
ョンまで回動すると、カートリッジAは、マイクロフィ
ルムFのローディグが可能なように、サプライ部6に位
置決め装填される。尚、図6は、キャリア前面部38を
背後から見た斜視図であり、同図に示すように、キャリ
ア前面部38の背面側には、カートリッジAを保持する
ための保持片49が複数個突出して設けられている。
【0034】前記排出機構23は、図4に示すように、
ロールフィルムキャリア1のバーティカルスキャン方向
に沿って移動自在な台板60と、この台板60にスライ
ド移動自在に設けられたスライダ61と、このスライダ
61に回動自在に支持されると共にカートリッジAを保
持するホルダ部62とを有する。
【0035】台板60は、底板60aと、この底板60
から立ち上がる側板60b、60cとを備え、底板60
aに取り付けたガイド板80を介して、レール79に対
して摺動自在に設けられている。レール79が延伸する
N−P方向は、図3におけるF−G方向と平行であり、
更にロールフィルムキャリア1のバーティカルスキャン
方向と一致している。台板60の一側辺60dにはラッ
ク部77が形成されている。リーダ/プリンタの装置本
体に固定した第4モータ75には、前記ラック部77に
噛み合うピニオン76が取り付けられている。第4モー
タ75を適宜正回転あるいは逆回転することにより、台
板60は、N−P方向つまりロールフィルムキャリア1
のバーティカルスキャン方向に沿って、レール79に規
制されつつ前後に平行移動する。
【0036】レール79には、ロールフィルムキャリア
1及び装填機構22が取り付けられる図示しない取付板
が連結され、更にスタッカ24が取り付けられる取付板
115も連結されている。従って、ロールフィルムキャ
リア1のバーティカルスキャンが行われると、レール7
9、装填機構22、及び、スタッカ24は、ロールフィ
ルムキャリア1とともに図4に示すN−P方向、図3に
示すF−G方向に沿って移動する。装填機構22及びス
タッカ24はロールフィルムキャリア1とともに移動す
ることから、バーティカルスキャンが行わた場合でも、
これら1、22、24の相対的な位置がずれることはな
い。尚、レール79は台板60の移動方向を規制するだ
けであり、台板60の移動とレール79の移動とは互い
に干渉しない。つまり、レール79が移動しても台板6
0を駆動することがなく、また台板60が移動してもレ
ール79を駆動することはない。
【0037】スライダ61は、台板60の両側板60
b、60cの間にJ−K方向(図4におけるD−E方向
と平行な左右方向)に沿って配置されたガイド棒69に
より、J−K方向に沿って案内される。スライダ61の
天板63と底板64とには、ホルダ部62を回動自在に
保持する支軸68が取り付けられている。スライダ61
の底板64から立ち上がる側板66(図中左側の側板は
図示省略)に前記ガイド棒69が挿通され、側板66が
ガイド棒69に対して摺動することにより、当該スライ
ダ61がJ−K方向に沿って案内される。スライダ61
をJ−K方向に沿って移動させるため、正逆両方向に回
転駆動可能な第3モータ70が台板60上に設けられて
いる。第3モータ70の駆動軸に連結されたプーリ7
1、J−K方向に平行に配置されたプーリ71、73に
はベルト74が掛け渡されており、ベリト74の両端部
のそれぞれは、側板66に取り付けられている。第3モ
ータ70を例えば正回転駆動することによりスライダ6
1はJ方向に向けてスライド移動し、逆回転駆動するこ
とによりK方向に向けてスライド移動する。
【0038】ホルダ部62は、カートリッジAを把持す
る上アーム91と下アーム92とを有し、L−M方向
(図3におけるH−I方向に対向する方向)に90度回
動可能となっている。上下アーム91、92のそれぞれ
は、水平方向の支軸93、94を介してアーム保持板9
0に回動自在に取り付けられている。アーム保持板90
の上下両端部に設けた天板部と底板部とには、スライダ
61に取り付けた支軸68が挿通され、アーム保持板9
0はこの支軸68を中心としてL−M方向に90度回動
自在となっている。支軸68に取り付けられたねじりコ
イルバネ101は、アーム保持板90の突出部90aが
スライダ61の側板65に形成したストッパ部67に当
接する方向の弾発力を、当該アーム保持板90に対して
付勢する。アーム保持板90の突出部90aがスライダ
61のストッパ部67に当接する状態では、上下のアー
ム91、92はM方向を向いている。また、アーム保持
板90の上下両端部には、上下のアーム91、92にそ
れぞれ対向する腕部が設けられており、上方腕部と上ア
ーム91との間には引張りコイルバネ97が取り付けら
れ、下方腕部と下アーム92との間には引張りコイルバ
ネ98が取り付けられている。これら引張りコイルバネ
97、98は、カートリッジAの把持を解除する方向
(アーム91、92が開く方向)の弾発力を、各アーム
91、92に対して付勢する。各アーム91、92には
押圧部95、96が設けられており、引張りコイルバネ
97、98の弾発力に抗して押圧部95、96を押圧す
ることにより、各アーム91、92はカートリッジAの
把持を行う方向(アーム91、92が閉じる方向)に回
動する。ホルダ部62には、各アーム91、92の押圧
部95、96を押圧するための押圧板99が回動自在に
設けられている。
【0039】図7に示すように、アーム保持板90に取
り付けた支持板109には、支軸100が取り付けら
れ、また、図8にも示すように、押圧板99の基端部寄
りには上板102と下板103とが設けられている。こ
れら上下板102、103に形成した通孔102a、1
03aに前記支軸100が挿通され、押圧板99はこの
支軸100を中心に回動自在となっている。図8に示す
ように、押圧板99を揺動させるために、キープソレノ
イド106がホルダ部62に設けられている。キープソ
レノイド106は支持板109に取り付けられ、進退移
動自在なロッド107を有する。このロッド107に取
り付けられたピン108は、上下板102、103に形
成した長孔104、105に沿って摺動自在となってい
る。キープソレノイド106をオンすると、ロッド10
7が後退移動するのに伴ってピン108が長孔104、
105に沿って摺動し、押圧板99は押圧部95、96
を押圧する方向に揺動する。これにより、各アーム9
1、92は、引張りコイルバネ97、98の弾発力に抗
して、閉じる方向に回動される。一方、キープソレノイ
ド106をオフすると、ロッド107が前進移動するの
に伴ってピン108が長孔104、105に沿って摺動
し、押圧板99は押圧部95、96の押圧を解除する方
向に揺動する。これにより、各アーム91、92は、引
張りコイルバネ97、98の弾発力により、開く方向に
回動される。
【0040】図9は、キープソレノイド106がオンさ
れて上下アーム91、92が閉じ、カートリッジAを保
持した状態を示す拡大図である。上下アーム91、92
は、上述したキープソレノイド106をオン、オフして
押圧板99を揺動することにより、支軸93、94を中
心として開閉駆動され、カートリッジAの保持と保持解
除とを行う。尚、図中符号120、121は、カートリ
ッジAに形成され上下アーム91、92により把持され
る凹部を示している。上下アーム91、92の先端部は
この凹部120、121の形状に対応した形状を有して
いる。図4及び図9中符号”155”は、ホルダ部62
の上下アーム91、92に近接して設けられ、両アーム
91、92よりカートリッジAが保持されているか否か
を検知する第5スイッチである。この第5スイッチ15
5は、カートリッジAの背ラベル側122(図11参
照)によってオンされる。上述した第1〜第5スイッチ
37、42、50、154、155は、例えばリミット
スイッチより構成される。
【0041】ホルダ部62は更に、図7に示すように、
支軸111にローラ112が回転自在に取り付けられた
ローラ支持板110を有している。このローラ支持板1
10は、台板60と平行をなすように、アーム保持板9
0に取り付けられている。台板60上には、図10に示
すように、スライダ61のJ−K方向に沿う移動と干渉
しないように、ローラ112が当接するガイド板113
が立設されている。スライダ61が図中右側のP1位置
にあるときには、ねじりコイルバネ101の弾発力によ
り、アーム保持板90の突出部90aがスライダ61の
ストッパ部67に当接しており、ホルダ部62はM方向
を向いた状態に保持される。P1位置からスライダ61
がJ方向に向けてスライド移動するのに伴い、ローラ1
12がガイド板113に当接して規制されることによ
り、ホルダ部62はねじりコイルバネ101の弾発力に
抗してM方向からL方向に向けて回動する(P2位
置)。スライダ61がJ方向に向けて更にスライド移動
してP3位置まで達すると、ローラ112がガイド板1
13に当接したまま、ホルダ部62はねじりコイルバネ
101の弾発力に抗してL方向を向いた状態に保持され
る。スライダ61が逆方向つまりP3位置からP1位置
に向けてスライド移動すると、ホルダ部62はねじりコ
イルバネ101の弾発力によってL方向からM方向に向
けて回動し、ローラ112がガイド板113から離れる
と、ホルダ部62はねじりコイルバネ101の弾発力に
よりM方向を向いた状態に保持される。スライダ61の
J−K方向の移動に伴ってホルダ部62がL−M方向に
沿って回動する結果、上下のアーム91、92はスライ
ダ61のJ−K方向の移動に伴ってL−M方向に90度
回動する。
【0042】スライダ61のJ−K方向の位置を検出す
るために、第1、第2センサ81、82が台板60上に
設けられている。第1センサ81は、スライダ61が初
期位置に移動したことを検出するセンサ、第2センサ
は、スライダ61がK方向の端の停止位置に移動したこ
とを検出するセンサである。各センサ81、82は、発
光素子と受光素子とから構成され、発光素子からの光は
受光素子が常時受光している。第1センサ81は、ホル
ダ部61の底板64にJ方向に向けて突出するように設
けた突起87により遮光されるとオンし、これにより、
スライダ61が初期位置に移動したことが検出される。
また、第2センサ82は、ホルダ部61の底板64にK
方向に向けて突出するように設けた突起88により遮光
されるとオンし、これにより、スライダ61がK方向の
端の停止位置に移動したことが検出される。
【0043】台板60のN−P方向の位置を検出するた
めに、第3、第4センサ83、84が台板60の側板6
0cに設けられ、第5センサ85がスタッカ24を載置
する取付板115に設けられている。第3、第4センサ
83、84は、台板60が初期位置に移動したことを検
出するセンサ、第5センサ85は、台板60がP方向の
端の停止位置に移動したことを検出するセンサである。
各センサ83〜85は、発光素子と受光素子とから構成
され、発光素子からの光は受光素子が常時受光してい
る。第3センサ83及び第4センサ84のそれぞれは、
ロールフィルムキャリア1に固定した遮光板89の左右
の各エッジ89a、89bにより遮光されるとオンし、
これにより、台板60が初期位置に移動したことが検出
される。また、第5センサ85は、台板60の側板60
b取り付けた遮光板78により遮光されるとオンし、こ
れにより、台板60がP方向の端の停止位置に移動した
ことが検出される。
【0044】排出機構23によるカートリッジAの排出
は次ぎのようになされる。スライダ61がK方向の端の
停止位置まで移動したときには、ねじりコイルバネ10
1の弾発力により、ホルダ部62はM方向を向いてい
る。台板60が初期位置に移動しており、更に、スライ
ダ61がK方向の端の停止位置まで移動したときには、
M方向を向いたホルダ部62の位置は、ロールフィルム
キャリア1のサプライ部6の位置に対応している。この
状態で、サプライ部6に装填されているカートリッジA
は、上下アーム91、92により保持される。ホルダ部
62によりカートリッジAを保持しつつスライダ61が
J方向に向けて移動すると、カートリッジAはサプライ
ブ6から取り出される。スライダ61が初期位置まで移
動したときには、ローラ112とガイド板113との作
用により、ホルダ部62はL方向を向いている。L方向
を向いたホルダ部62の位置は、スタッカ24の扉26
が開放されて形成される返却口の位置に対応している。
また、第2窓部134(図1参照)の位置にも対応して
いる。スライダ61が初期位置にあり、更に、台板60
がP方向の端の停止位置まで移動すると、ホルダ部62
に保持したカートリッジAは、第2窓部134及び返却
口を通ってスタッカ24内の最後尾に返却される。そし
て、カートリッジAは、上下アーム91、92による保
持が解除される。その後、台板60及びスライダ61は
初期位置に戻る。
【0045】割り込みモードが実施されるときには、待
機部132にセットされた割り込み用カートリッジAi
は、排出機構23のホルダ部61により保持されてサプ
ライ部6まで装填される。また、割り込み検索等が終了
したカートリッジAiは、ホルダ部61により保持され
てサプライ部6から取り出され、待機部132に再び返
却されるようになっている。
【0046】このような割り込みモードにおけるスライ
ダ61のJ方向の位置を検出するために、第6センサ8
6が台板60上に設けられている。第6センサ86は、
スライダ61が初期位置よりも図4における左側に位置
するJ方向の端の停止位置に移動したことを検出するセ
ンサである。第6センサ86は、他のセンサ81〜85
と同様に発光素子と受光素子とから構成される。第6セ
ンサ86は、ホルダ部61の突起87により遮光される
とオンし、これにより、スライダ61がJ方向の端の停
止位置に移動したことが検出される。
【0047】排出機構23による割り込み用カートリッ
ジAiの装填及び排出は次ぎのようになされる。割り込
みモードにおいて、スライダ61がJ方向の端の停止位
置まで移動したときには、ローラ112とガイド板11
3との作用により、ホルダ部62はL方向を向いてい
る。スライダ61がJ方向の端の停止位置にあり、更
に、台板60がP方向の端の停止位置まで移動すると、
L方向を向いたホルダ部62の位置は、第3窓部135
(図1参照)の位置に対応している。この状態で、待機
部132にセットされた割り込み用カートリッジAi
は、上下アーム91、92により保持される。ホルダ部
62によりカートリッジAを保持しつつ台板60が初期
位置まで移動すると、カートリッジAは待機部132か
ら取り込まれる。ホルダ部62によりカートリッジAi
を保持しつつスライダ61がK方向の端の停止位置まで
移動すると、ホルダ部62はM方向を向き、カートリッ
ジAiはサプライ部6に装填される。割り込み検索等が
終了したカートリッジAiは、上述したのと同様にして
サプライ部6から取り出され、スライダ61がJ方向の
端の停止位置まで移動すると、カートリッジAiを保持
したホルダ部62はL方向を向いている。スライダ61
がJ方向の端の停止位置にあり、更に、台板60がP方
向の端の停止位置まで移動すると、ホルダ部62に保持
したカートリッジAは、第3窓部135を通って待機部
132に返却される。そして、カートリッジAiは、上
下アーム91、92による保持が解除される。その後、
台板60及びスライダ61は初期位置に戻る。
【0048】バーティカルスキャンが行われると、ロー
ルフィルムキャリア1はホームポジション(リーダ/プ
リンタ本体に対する絶対位置)から移動するため、ロー
ルフィルムキャリア1とカートリッジローダ21との間
の相対的な位置がズレてしまう。カートリッジAの装填
や返却が行われるときには、ロールフィルムキャリア1
とカートリッジローダ21との間の相対的な位置は、カ
ートリッジAの装填や返却を行い得るニュートラル位置
になければならない。図示したカートリッジローダ21
における装填機構22及びスタッカ24は、レール79
や取付板115等を介して、ロールフィルムキャリア1
に連結されていることから、バーティカルスキャンが行
わた場合でも、装填機構22及びスタッカ24は、ロー
ルフィルムキャリア1に対する相対的な位置はズレな
い。しかしながら、カートリッジローダ21における排
出機構23は、ロールフィルムキャリア1に連動して移
動しないことから、バーティカルスキャンが行われると
ロールフィルムキャリア1に対する相対的な位置がズレ
てしまう。そこで、本実施例にあっては、以下に説明す
るように、ロールフィルムキャリア1はバーティカルス
キャン後の位置のままにしておき、排出機構23の台板
60側を移動することによって、ロールフィルムキャリ
ア1とカートリッジローダ21の排出機構23とをニュ
ートラル位置に移行するようにしている。
【0049】図4に示すように、ロールフィルムキャリ
ア1と排出機構23とがニュートラル位置にある場合に
は、第3、第4センサ83、84は、ロールフィルムキ
ャリア1に固定した遮光板89により遮光されてオンに
なっている。バーティカルスキャンが行われた方向は、
第3及び第4センサ83、84の状態に基づいて検知さ
れる。つまり、第3センサ83が遮光板89により遮光
されたままでオンとなり、第4センサ84が遮光されず
にオフとなっているときには、バーティカルスキャン方
向は手前側であると検知される。逆に、第3センサ83
がオフ、第4センサ84がオンのときには、バーティカ
ルスキャン方向は奥行き側であると検知される。バーテ
ィカルスキャン方向が手前側であると検知されたときに
は、第4モータ75を例えば正回転駆動して、第4セン
サ84がオンするまで台板60を手前側に向けて移動さ
せることにより、ロールフィルムキャリア1と排出機構
23とはニュートラル位置に移行する。バーティカルス
キャン方向が奥行き側であると検知されたときにも同様
に、第3センサ83がオンするまで台板60を奥行き側
に向けて移動させることにより、両者1、23はニュー
トラル位置に移行する。
【0050】尚、ロールフィルムキャリア1とカートリ
ッジローダ21とのニュートラル位置は、ロールフィル
ムキャリア1がホームポジションにある場合と、バーテ
ィカルスキャン後に修正された場合とで、リーダ/プリ
ンタ本体に対する絶対位置が異なることになる。しかし
ながら、ロールフィルムキャリア1とカートリッジロー
ダ21とが相対的なニュートラル位置にあれば、カート
リッジローダ21は所定の装填ないし排出動作を行える
ので、リーダ/プリンタ本体に対する絶対位置が異なっ
ても何ら支障はない。また、バーティカルスキャン方向
を検知するためには、第3センサ83あるいは第4セン
サ84の一方が遮光板89により遮光されオンのままで
あることが必要である。このため、バーティカルスキャ
ンによりロールフィルムキャリア1が最大移動可能な距
離に対応して、第3センサ83と第4センサ84との間
隔や、遮光板89の幅寸法等が設定されている。
【0051】上述のように構成したカートリッジローダ
21では、装填機構22により取り出される以前にスタ
ッカ24に収納されていた当初のカートリッジAの向き
と、排出機構23によりスタッカ24に返却された後の
カートリッジAの向きとが相違している。図11は、カ
ートリッジAからリール4を取り出した状態を示す斜視
図であり、ANSI規格タイプのカートリッジを示して
いる。本実施例はこのタイプのカートリッジに限定され
るものではなく、上下アーム91、92の形状を適宜改
変することにより、例えば3Mタイプのカートリッジに
も適用することができる。各カートリッジAがスタッカ
24に当初収納されるときには、各カートリッジAは、
背ラベル側122が図3で示される手前側に向き、開口
側123がロールフィルムキャリア1のサプライ部6側
に向く状態でスタッカ24内に収納されている。そし
て、スタッカ24に返却された後のカートリッジAは、
逆向きの状態で、つまり背ラベル側122がサプライ部
6側に向き、開口側123が手前側に向く状態でスタッ
カ24内に収納される。割り込み検索を行うときには、
割り込み用カートリッジAiは、背ラベル側122が第
3窓部135側に向き、開口側123が手前側に向く状
態で待機部132にセットされる。割り込み検索等が終
了し待機部132に再度返却されたときのカートリッジ
Aiの向きは、待機部132に当初セットしたときと同
じ向きである。
【0052】スタッカ24内におけるカートリッジAの
向きが逆向きとなるのは、カートリッジAが次ぎのよう
に移動されて返却されるからである。つまり、使用済み
のカートリッジAは、排出機構23のホルダ部62の上
下アーム91、92により、背ラベル側122から保持
されてM方向からL方向に向けて回動され、そのまま背
ラベル側122を後側とし開口側123を手前側に向け
てスタッカ24内に移動されて返却されるからである。
【0053】又、このカートリッジローダ21では、装
填機構22によってカートリッジAを新たに装填する装
填経路Bと、排出機構23によって使用済みとなったカ
ートリッジAを排出する排出経路Cとが個別に形成され
ている(図3及び図4参照)。このように、スタッカ2
4からロールフィルムキャリア1のサプライ部6への装
填経路Bと、サプライ部6からスタッカ24への排出経
路Cとは、一部が重複するようなこともなく別の経路を
辿るようになっている。
【0054】上記カートリッジローダ21は、動作モー
ドとして、「オートモード」、「セミオートモード」及
び「割込みモード」の3つのモードを有し、検索の方法
や用途に応じてそれぞれ使い分けられるようになってい
る。オートモードは、スタッカ24に収納されたカート
リッジAのそれぞれを順次連続的に装填し排出するモー
ドである。セミオートモードは、スタッカ24に収納さ
れたカートリッジAをオペレータの指示に応答して断続
的に装填し排出するモードである。また、割込みモード
は、1本のカートリッジを装填し排出するモードであ
る。
【0055】カートリッジローダ21の上記3つの動作
モードをオペレータが指示するため、図12に示すよう
に、表示パネル137には、オートモードを設定するオ
ートモードキーの機能と、セミオートモードを設定する
セミオートモードキーの機能とを備えたオート/セミオ
ート選択キー140が設けられている。このオート/セ
ミオート選択キー140を押すごとに、オートモードと
セミオートモードとが交互に選択され設定される。ま
た、割込みモードを設定する割込みキー141が設けら
れている。更に、カートリッジAの交換あるいはカート
リッジA内のマイクロフィルムFのローディングを選択
するセレクトキー142が設けられている。オペレータ
がセレクトキー142の右側を押せば、カートリッジA
の交換が行われ、左側を押せばマイクロフィルムFのロ
ーディングが行われる。選択したモードを表示する表示
部として、オートモードが選択されたときに点灯するL
ED143、セミオートモードが設定されたときに点灯
するLED144がオート/セミオート選択キー140
の上方位置に設けられ、割込みモードが選択されたとき
に点灯するLED145が割込みキー141の上方位置
に設けられている。
【0056】表示パネル137には更に、カートリッジ
Aの移動経路中におけるカートリッジAの位置を表示す
る位置表示手段としてのLED〜LED17が設けら
れている。これらLEDのうちLED〜LED
12は、スタッカ24内におけるカートリッジAの移動
経路を模擬的に表すように配置されている。また、LE
13、LED14は、装填機構22による装填経路B
を模擬的に表すように配置され、LED15〜LED
16は、排出機構23による排出経路Cを模擬的に表す
ように配置されている。尚、スタッカ24内のカートリ
ッジAを表すために12個のLEDを設けた場合を図示
したが、この図示例はあくまで一例であり、配置するL
EDの個数は上述したものに限定されるものではない。
【0057】各LEDは、次ぎのようなタイミングで点
灯ないし消灯する。LED〜LED12は、スタッカ
24内に収納されているカートリッジAの個数が認識さ
れると、その個数に応じた数だけ点灯する。例えば、1
0個のカートリッジAが収納されていると認識された場
合には、LEDからLED10までが点灯する。キャ
リア前面部38がI方向に沿う開ポジションに回動して
これに1番目のカートリッジA1が保持され、第4スイ
ッチ154がオンになると、LED13は点灯し、LE
は消灯する。キャリア前面部38がH方向に沿う閉
ポジションに回動してカートリッジA1がサプライ部6
に装填され、第2スイッチ42がオンになると、LED
14は点灯し、LED13は消灯する。ホルダ部62の
上下アーム91、92が作動して検索や複写が終了した
カートリッジA1が保持され、第5スイッチ155がオ
ンになると、LED15は点灯し、LED14は消灯す
る。カートリッジA1を保持したままスライダ61が初
期位置まで移動して、第1センサ81がオンになると、
LED16は点灯し、LED15は消灯する。台板60
がP方向に向けての移動を開始すると、LED17は点
灯し、LED16は消灯する。台板60がP方向の端の
停止位置まで移動して、第5センサ85がオンになる
と、LED17は消灯する。カートリッジA1がスタッ
カ24内の最後尾に返却されて両アーム91、92によ
る保持が解除され、第5スイッチ155がオフになる
と、LED12は点滅する。カートリッジローダ21で
はマイクロフィルムFを検索している間に、移動爪部3
1の移動によって次ぎのカートリッジAをセット棒33
にセットするようになっており、2番目のカートリッジ
A2がセット棒33にセットされ、第1スイッチ37が
オンになると、LEDは点灯し、LED10は消灯す
る。また、全てのカートリッジAについての検索が終了
するまで、カートリッジAの動きがLED〜LED
10により表されようになっており、検索待ちのカート
リッジ個数に対応した数だけLEDが点灯し、返却され
たカートリッジ個数に対応した数だけLEDが点滅する
ようになっている。
【0058】また、LED13〜LED17は、何等か
の原因によりカートリッジAの搬送不良が生じた場合に
は点滅するようになっている。各LEDが点滅するとき
条件(a) およびその不具合内容(b) を以下に一覧で示
す。 LED13: (a) キャリア前面部38がI方向に沿う開ポジションま
で回動しても第4スイッチ154がオンにならないとき
に点滅 (b) キャリア前面部38におけるカートリッジAの保持
ミスが発生 LED14: (a1)キャリア前面部38がH方向に向けて回動したが所
定時間内に第2スイッチ42がオンにならないときに点
滅 (b1)キャリア前面部38の回動ミスが発生 (a2)キープソレノイド106をオンしても第5スイッチ
155がオンにならないときに点滅 (b2)上下アーム91、92によるカートリッジAの把持
ミスが発生 LED15: (a) スライダ61がJ方向に向けて(初期位置に向け
て)移動中に第5スイッチ155がオフになったときに
点滅 (b) スライダ61移動中にカートリッジAの脱落が発生 LED16: (a) スライダ61がJ方向に向けて移動したが所定時間
内に第1センサ81がオンにならないときに点滅 (b) スライダ61の移動ミスが発生 LED17: (a1)台板60がP方向に向けて(停止位置に向けて)移
動中に第5スイッチ155がオフになったときに点滅 (b1)台板60移動中にカートリッジAの脱落が発生 (a2)台板60がP方向に向けて移動したが所定時間内に
第5センサ85がオンにならないときに点滅 (b2)台板60の移動ミスが発生 以上のような条件の下でLED13〜LED17のそれ
ぞれは点滅する。
【0059】本実施例のリーダ/プリンタには、カート
リッジローダ21の作動中にスタッカ24への新たなカ
ートリッジAの追加を禁止すると共にスタッカ24に収
納されているカートリッジAの抜き取りを禁止するカー
トリッジ増減禁止手段が設けられている。カートリッジ
増減禁止手段は、図1に示すように、カートリッジロー
ダ21の動作中には、スタッカ24の開口部24aを被
う位置に移動する禁止レバー54を有する。この禁止レ
バー54は、ケーシング130前面に開設したレバー出
入口138を通ってスタッカ24の開口部24aを被う
位置に移動する。更に詳述すると、図3に示すように、
禁止レバー54は支軸53を中心に回動自在にリーダ/
プリンタ本体に取り付けられている。禁止レバー54を
回動させるために、ソレノイド51がリーダ/プリンタ
本体に設けられている。ソレノイド51は、進退移動自
在なロッド52を有する。このロッド52に取り付けら
れたピン57は、禁止レバー54に形成した長孔56に
沿って摺動自在となっている。また、禁止レバー54と
リーダ/プリンタ本体との間には、引張りコイルバネ5
5が取り付けられている。この引張りコイルバネ55
は、禁止レバー54をスタッカ24の開口部24aから
退避した位置に回動させる方向の弾発力を、この禁止レ
バー54に対して付勢する。
【0060】カートリッジローダ21が作動中には、ソ
レノイド51がオンされる。これにより、ロッド52が
後退移動するのに伴ってピン57が長孔56に沿って摺
動し、禁止レバー54は、引張りコイルバネ55の弾発
力に抗して支軸53を中心に回動し、スタッカ24の開
口部24aを被う位置まで突出する。一方、カートリッ
ジローダ21が作動していないときには、ソレノイド5
1がオフされる。これにより、ロッド107が前進移動
するのに伴ってピン57が長孔56に沿って摺動し、禁
止レバー54は、引張りコイルバネ55の弾発力により
支軸53を中心に回動し、スタッカ24の開口部24a
から退避した位置に移動する。
【0061】本実施例のリーダ/プリンタには、更に、
カートリッジローダ21の作動中にスタッカ24自体の
取り外しを禁止するスタッカ取り外し禁止手段が設けら
れている。スタッカ取り外し禁止手段は、スタッカ24
に係合自在な係合部材と、この係合部材をスタッカ24
に対して係合する位置とスタッカ24から退避した位置
との間を移動させる係合部材用移動手段とを有する。図
示する実施例におけるスタッカ取り外し禁止手段は、図
3に示すように、係合部材用移動手段に相当する移動爪
部31に、係合部材に相当する係合部31a、31bを
設けることにより構成されている。更に詳述すると、移
動爪部31は、図3に示すF−G方向に平行な断面にお
いては略T字形状を有し、ベルト34に取り付けらた移
動爪部31の基部31cは、スタッカ24に形成した切
欠き溝30(図5参照)の幅寸法に対応した幅寸法を有
する。一方、基部31cの上方には、切欠き溝30の幅
寸法よりも大きな幅寸法を有する係合部31a、31b
が一体的に設けられている。図5に示すように、スタッ
カ24の一壁面には、移動爪部31の係合部31a、3
1bが進退し得るように、略T字形状を有する入口部3
0aが設けられている。
【0062】カートリッジローダ21が作動中には、移
動爪部31は、入口部30aを通ってスタッカ24内部
に移動している。これにより、取付板115上に載置し
たスタッカ24を取り外そうとしても、移動爪部31の
係合部31a、31bがスタッカ24の底壁に係合する
ため、スタッカ24を取り外すことはできない。一方、
カートリッジローダ21が作動していないときには、移
動爪部31は、初期位置つまり第3スイッチ50をオン
する位置まで移動する。移動爪部31の初期位置74
は、スタッカ24から退避した位置であり、移動爪部3
1の係合部31a、31bはスタッカ24の底壁に係合
することはなく、スタッカ24を取り外すことができ
る。
【0063】図13は、マイクロフィルムFの中から所
望の画像を検索して投影する画像投影システム全体の構
成図である。検索情報入力装置である操作パネル136
(図1も参照)には、検索開始を指示するスタートスイ
ッチ160や画像検索情報を入力する際に操作するテン
キー等が設けられており、この操作パネル136がカー
トリッジローダ21及びリーダ/プリンタ161に接続
されている。スタートスイッチ160が押されると検索
作業が開始され、カートリッジローダ21ではスタッカ
24に収納されたカートリッジの装填や返却が行われ、
ロールフィルムキャリア1では装填されたカートリッジ
Aに収容されたマイクロフィルムFの中から入力された
画像検索情報に対応した画像情報の検索が自動的に行わ
れる。本実施例では更に、キーボードを備えたマイクロ
コンピュータPCが操作パネル136に接続されてい
る。コンピュータPCには、入力された検索リストを記
憶する記憶部や、検索リストを処理する処理部等が設け
られている。前記キーボードを操作することによっても
画像検索情報を入力でき、コンピュータPCから入力し
た画像検索情報を前記操作パネル136へ転送した後、
この操作パネル136のスタートスイッチ160を押す
ことにより、検索作業を開始することができるようにな
っている。ロールフィルムキャリア1での検索結果に関
する情報はコンピュータPCに入力され、この情報に基
づきコンピュータPCは表示手段としてのディスプレイ
163に検索状況を表示するようになっている。また、
コンピュータPCにはプリンタ164が接続され、入力
した画像検索情報の一覧や、検索状況等をプリント出力
できるようになっている。
【0064】図15は、カートリッジローダ21の動作
を制御する制御部についてのブロック図である。この制
御部は、装填機構22によるカートリッジAの装填動
作、及び、排出機構23によるカートリッジAの返却動
作を制御し、更に、オペレータが設定した動作モードに
応じて装填動作及び返却動作を制御する。制御部のCP
Uには、図示しない入出力ポートを介して、操作パネル
136、表示パネル135の各種キー140〜142が
接続され、各キーの操作信号が入力される。また、第1
〜第5スイッチ37、42、50、154、155、第
1〜第6センサ81〜86等からの信号も入出力ポート
を介して入力される。CPUからは、第1〜第4モータ
36、41、70、75、ソレノイド51、キープソレ
ノイド106等に対して、入力信号に対応した制御信号
が入出力ポートを介してそれぞれ出力される。また、表
示パネル135のLED143〜145からなるモード
表示部、LED〜LED17からなるカートリッジ位
置表示部に対しても、各LEDを点灯、消灯、点滅させ
るための制御信号がそれぞれ出力される。
【0065】カートリッジローダ21の制御部は更に、
最初のカートリッジAがセット棒33にセットされるま
での間に、移動爪部31が初期位置から移動した移動量
を計測し、この移動量に基づいて、スタッカ24に収納
されているカートリッジAの個数を認識するようになっ
ている。移動爪部31は、第3スイッチ50がオンであ
る初期位置から、カートリッジA群全体が移動して最初
の1個目のカートリッジAがセット棒33にセットされ
るまで、つまり第1スイッチ37がオンになるまで移動
する。この移動爪部31の移動量を、CPU若しくはカ
ウンターで計測することによって、カートリッジコンテ
ナ24に収納されているカートリッジAの個数が容易に
認識される。例えば最大容量のN個のカートリッジAが
スタッカ24に収納されている場合に、セット棒33の
最初の移動量が例えばRmmであるとし、1個のカート
リッジAの幅が例えば25.4mmであるとすると、次
ぎのようにしてカートリッジの個数が認識される。例え
ば、セット棒33の最初の移動量がRmmプラス25.
4mmであったとすると、スタッカ24に収納されてい
るカートリッジAの個数は、”Nマイナス1”個と認識
される。また、セット棒33の最初の移動量がRmmプ
ラス(25.4mm×2)であったとすると、カートリ
ッジコンテナ24に収納されているカートリッジAの個
数は、”Nマイナス2”個と認識される。そして、マイ
クロフィルムMCは、認識したカートリッジAの個数に
基づき、全てのカートリッジAを交換するのに必要な交
換回数を、カートリッジAの個数からマイナス1した回
数であると決定する。
【0066】次ぎに、本実施例の作用を説明する。ロー
ルフィルムキャリア1は、マイクロフィルムFに付され
たブリップやIMC(イメージ・マネージメント・コー
ド)等の検索情報に基づいて画像情報を自動的に検索で
きるようになっている。画像情報の自動検索処理を行う
場合には、オペレータは、検索や複写等を行う目的とす
る画像情報に関する画像検索情報が必要である。画像検
索情報としては、(1) 検索や複写等を行う画像情報を含
むカートリッジAのロール番号、(2) 目的とする画像情
報が上記(1) で入力したカートリッジAに収容されたマ
イクロフィルムFの何駒目(何章、何件、何ページ)に
あるかを示す駒番号、(3) 目的とする画像情報を複写す
る場合の複写枚数及び複写指令、等がある。オペレータ
は、これらの画像検索情報を操作パネル136やキーボ
ードのキー操作により直接入力できるようになってい
る。
【0067】本実施例に係る画像投影システムの基本フ
ローは、図16に示す通りであり、オペレータのキー入
力等により画像検索情報が得られると(S200)、こ
の画像検索情報はディスプレイ163に検索リストとし
て表示され、あるいはプリンタ164よりプリント出力
される(S201)。オペレータは、表示あるいはプリ
ント出力された検索リストを基にして、カートリッジA
を保管用ラックより取り出してスタッカ24に入れ(S
202)、カートリッジAの収納が終了したスタッカ2
4をカートリッジローダ21の所定位置にセットする
(S203)。オペレータによりスタートスイッチ16
0が押されると自動検索処理が開始され、スタッカ24
内のカートリッジAに含まれるマイクロフィルムFの中
から、画像検索情報に対応する画像情報が自動的に検索
されて複写される(S204)。
【0068】オペレータが間違ったカートリッジAをス
タッカ24に収納した場合には、画像検索情報に対応す
る画像情報を検索できないことになるが、このような検
索ミスが生じたときでも、画像投影システムは動作を停
止せず、間違ったカートリッジAをスタッカ24に返却
して、他のカートリッジAについての自動検索処理を継
続する。また、画像検索情報に合致した正しいカートリ
ッジAが収納されている場合であっても、例えばIMC
の読取りミス等によってカートリッジAのロール番号が
分からず、その画像検索情報に対応する画像情報が検索
できないことがある。この場合でも、画像投影システム
は動作を停止せず、当該カートリッジを未検索のままで
スタッカ24に返却し、他のカートリッジについて自動
検索処理を継続する。このような未検索あるいは検索ミ
スのカートリッジAがある場合、つまり入力された画像
検索情報とスタッカ24内のマイクロフィルムFとの間
に不一致が生じた場合には、そのことを示す検索結果情
報がコンピュータPCに入力され、ディスプレイ163
にその旨が後述するようにして表示される。
【0069】自動検索処理が終了したならば、オペレー
タは、未検索あるいは検索ミスのカートリッジAがある
か否かをディスプレイ163に表示された内容で確認す
る(S205)。未検索あるいは検索ミスのカートリッ
ジAがあれば、正しいカートリッジAをスタッカ24に
入れるか、未検索のカートリッジAを再度入れ直し(S
207)、スタートスイッチ160を押して自動検索処
理を行う。未検索があってもスタートスイッチ160を
押すだけで再検索を実行できるため、画像検索情報の再
入力に伴う誤入力が防げることになる。
【0070】上記ステップS200の画像検索情報を得
る実施例としては、オペレータが操作パネル136やキ
ーボードから画像検索情報を直接入力する他に、図13
(1)に示すように、コンピュータPC内に記憶させて
あるデータベースを検索することにより画像検索情報を
得ることもでき、同図(2)に示すように、コンピュー
タPCにファクシミリ装置165を接続し該ファクシミ
リ装置165で受信して画像検索情報を得ることもでき
る。また、同図(3)に示すように、コンピュータPC
が接続されているホストコンピュータ166からデータ
をダウンロードして画像検索情報を得ることも、同図
(4)に示すように、コンピュータPCとLANにより
接続されている情報入力ワークステーション167から
画像検索情報を得ることもできる。
【0071】自動検索処理が開始された時点において
は、得られた画像検索情報の全てが、検索リストとして
ディスプレイ163に表示されている。自動検索処理が
継続され、得られた画像検索情報に対応する画像情報が
検索され複写されると、その画像検索情報は、表示され
た検索リストから削除される。したがって、未検索ある
いは検索ミスのカートリッジAがあれば、検索されなか
った画像検索情報のみが、ディスプレイ163にリスト
表示されることになる。検索前の表示例、検索後の表示
例の一例を下記に示す。 この例は、ロール番号1023に収容されたマイクロフ
ィルムF中の駒番号0015の画像情報が検索されなか
ったことを示している。
【0072】尚、画像検索情報の全てを検索処理の開始
から終了に至るまで常時ディスプレイ163にリスト表
示するが、検索済みの画像検索情報と、未検索あるいは
検索ミスの画像検索情報とで表示する色を変えることに
より、入力された画像検索情報とスタッカ24内のマイ
クロフィルムFとの間に不一致が生じた旨を表示するよ
うにしても良い。このような不一致の表示は操作パネル
136に対して行っても良い。
【0073】図14には、未検索あるいは検索ミスを認
識するための実施例が示されており、マイクロフィルム
Fに記録された画像情報をCCD素子等で電気的に読み
取ることができるデジタル・リーダ/プリンタ168
は、画像データを高速伝送可能なSCSIケーブル17
0を介してコンピュータPCに接続されている。また、
操作パネル136とコンピュータPCは、RS232C
ケーブル169を介して接続されている。この実施例に
おけるマイクロフィルムFには、各画像駒のフレーム番
号つまり駒番号が画像情報と共に写し込まれたタイプの
フィルムが用いられており、コンピュータPCには、入
力された画像上にあるイメージデータである駒番号をコ
ード情報に変換するためのOCRが設けられている。こ
の実施例では、画像検索情報に基づいてブリップ等がカ
ウントされて、ロールフィルムキャリア1において目的
とする画像駒が検出されると、この検出結果はケーブル
169を介してコンピュータPCに返される(Stat
us)。コンピュータPCがStatusを読み取った
後に、その画像駒に記録された画像情報がケーブル17
0を介してコンピュータPCに入力される。次いで、入
力された画像上にある駒番号をOCRが読み取ってコー
ド情報に変換する。そして、コンピュータPCは、変換
されたコード情報と、画像駒の検出の基礎となった画像
検索情報とを照合し、誤りがあれば未検索あるいは検索
ミスの画像検索情報であると判断し、この場合には、上
述したようにして、入力された画像検索情報とスタッカ
24内のマイクロフィルムFとの間に不一致が生じた旨
をディスプレイ163に表示する。このような構成によ
れば、検索の信頼性は著しく向上する。
【0074】上記ステップS204の自動検索処理は、
図17に示すフローに基づいてなされる。自動検索処理
が開始されると、カートリッジローダ21の各部材を初
期位置等に設定するための初期設定ルーチンが実行され
る(S210)。ステップS211ではカートリッジ増
減禁止処理が実行され、禁止レバー54がスタッカ24
の開口部24aを被う位置まで突出し、カートリッジロ
ーダ21の動作中に、スタッカ24内に収納したカート
リッジAが抜き取られたり、新たなカートリッジAが追
加されたりすることが防止される。ステップS212に
おいて、カートリッジ装填ルーチンが実行され、最初の
カートリッジAがロールフィルムキャリア1のサプライ
部6に装填され、このカートリッジAに収容されたマイ
クロフィルムFのローディングが行われる。更に、移動
爪部31がスタッカ24内の所定位置で待機することに
より、スタッカ24の取り外しが防止される。検索した
カートリッジ個数をカウントする変数Cを1だけインク
リメントした後(S213)、ロールフィルムキャリア
1ではマイクロフィルムFに付されたIMCが読み取ら
れ(S214)、そのマイクロフィルムFが収容されて
いるカートリッジAのロール番号や、ブリップマークの
種類等を認識する。IMCを読み取るのに代えて、カー
トリッジAに付されたバーコードを読み取って、収容さ
れているマイクロフィルムの判別を行うようにしても良
い。尚、マイクロフィルムFのローディングが終了して
検索等を行っている間に、次ぎのカートリッジAがセッ
ト棒33にセットされている。
【0075】ステップS215において、認識したロー
ル番号が未検索のカートリッジAの番号と一致するか否
かが判断される。一致しているならば、ロールフィルム
キャリア1ではマイクロフィルムFを搬送しつつ、マイ
クロフィルムFに付されたブリップと画像検索情報の駒
番号とに基づいて、目的とする画像情報の検索が自動的
に行われる(S216)。画像検索情報の駒番号と一致
する画像情報が検索されると(S217)、プリント処
理や画像情報を電気信号として読み取るスキャン処理等
がなされる(S218)。また、装填中のマイクロフィ
ルムFに複数の目的駒が存在する場合には、順次他の画
像駒も自動的に検索される(S216〜S218)。
【0076】現在装填中のカートリッジAに収容された
マイクロフィルムFに関して、目的とする画像情報の検
索や複写等が全て終了すると、ステップS222におい
て、スタッカ24内に収納されたカートリッジAの全て
について検索等が終了したか否かが、算出した必要交換
回数に基づいて判断される。全てのカートリッジAにつ
いて検索等が終了していなければ、カートリッジ交換ル
ーチンが実行され(S223)、ロールフィルムキャリ
ア1のサプライ部6に装填されているカートリッジAの
排出と、次ぎの新たなカートリッジAの装填とが、ほぼ
同時に並列的に行われる。そして、ロールフィルムキャ
リア1では、変数Cをインクリメントした後、新たにロ
ーディングされたマイクロフィルムFに付されたIMC
が読み込まれ(S214)、ステップS215からステ
ップS219までの動作が繰り返される。
【0077】このような検索処理中において、装填され
たカートリッジAが未検索のカートリッジAに一致しな
かった場合(S215)、及び、画像情報が検索されな
かった場合(S217)には、エラーが生じたカートリ
ッジ番号を示す変数Nxに変数Cの内容がセットされ
(S220)、エラー個数をカウントする変数Xが1だ
けインクリメントされる(S221)。
【0078】予め算出した交換回数に基づいてカートリ
ッジAの全てについて検索等が終了したと判断されると
(S222)、排出ルーチンが実行され(S224)、
最後に装填され検索等が終了したカートリッジAについ
て、ロールフィルムキャリア1のサプライ部6からの排
出と、スタッカ24への返却とが実施される。更に、移
動爪部31が初期位置まで移動されてスタッカ24の取
り外しの禁止が解除され、禁止レバー54がスタッカ2
4の開口部24aから退避した位置に移動されてカート
リッジAの増減の禁止が解除される。
【0079】そして、ステップS220でセットした変
数Nxの値つまりエラーが生じたカートリッジの番号及
び未検索データをディスプレイ163に表示して(S2
25、S226)、自動検索処理が完了する。尚、エラ
ーが生じたカートリッジの番号等は、エラーが発生した
時点でディスプレイ163に表示するようにしても良
い。
【0080】問合せ業務の基本フローの一例を示すと図
18の通りであり、依頼者から検索依頼書を受けとった
オペレータは、キーボードを操作してコンピュータPC
内に記憶させてあるデータベースを検索し、検索依頼書
に記載された画像情報に関する画像検索情報を得る(S
230、S231)。この画像検索情報はディスプレイ
163に検索リストとして表示され(S232)、ある
いはプリンタ164よりプリント出力される(S23
3)。オペレータは、表示あるいはプリント出力された
検索リストを依頼内容と照らし合わせ、ステップS23
1における操作にミスがなかったかどうかを確認する。
次いで、オペレータは、印字された検索リストを見なが
ら、カートリッジAを保管用ラックより取り出してスタ
ッカ24に入れる(S234)。そして、オペレータ
は、カートリッジAの収納が終了したスタッカ24をカ
ートリッジローダ21の所定位置にセットし、スタート
スイッチ160を押す(S235)。これにより自動検
索処理が開始され、この時点でオペレータは問合わせ業
務から一時解放され、他の業務を行うことができる。
【0081】自動検索処理中は、スタッカ24内のカー
トリッジAに含まれるマイクロフィルムFの中から、画
像検索情報に対応する画像情報が自動的に検索されて複
写され、また、画像検索情報とスタッカ24内のマイク
ロフィルムFとの間に不一致が生じた場合にはその旨が
ディスプレイ163に表示される。
【0082】オペレータは、スタッカ24内のカートリ
ッジAが一巡した頃を見計らい、ディスプレイ163に
表示されている検索結果を見て(S236)、未検索あ
るいは検索ミスのカートリッジAがあるか否かを判断す
る(S237)。未検索等のカートリッジAがある場合
には、オペレータは、表示内容と照らし合わせてカート
リッジAの装着ミスがないかどうかを確認し、間違った
カートリッジAを収納していたならば正しいカートリッ
ジAをスタッカ24に入れ、カートリッジAの装着ミス
がないならば未検索のカートリッジAを再度入れ直す
(S238)。このとき正常に検索が終了したカートリ
ッジAはスタッカ24から取り出す。そして、スタート
スイッチ160を再度押して自動検索処理を行えば、未
検索の画像検索情報に基づき、目的とする画像情報が検
索される。
【0083】スタッカ24に収納されたカートリッジA
についての未検索がなくなれば、オペレータは、次のス
タッカ24があればこれをカートリッジローダ21にセ
ットし(S239)、上述したステップS235〜ステ
ップS238の操作を繰り返す。オペレータは、依頼さ
れた検索が終了すれば、その結果を依頼者に報告し、問
合わせ業務を終了する。
【0084】このように、入力された画像検索情報と、
スタッカ24に収納されているマイクロフィルムとの間
に不一致があったときには、その旨がディスプレイ16
3に表示されるため、オペレータは検索状況の把握を簡
単に行える。つまり、オペレータは、入力ミスやマイク
ロフィルムの装着ミス等を、依頼者への報告の前に未然
にかつ容易に認識することができる。したがって、オペ
レータは検索できなかった件があることに気付かずに依
頼者に報告することがなくなり、検索業務の質を高める
ことが可能となる。また、誤報告がないため依頼者の再
依頼もなくなり、問合せ業務の効率化ないし簡素化が図
れることになる。更に、自動検索が開始されればオペレ
ータは問合せ業務から一時的に解放されるため、オペレ
ータは他の業務をも並列的に容易に処理することができ
る。しかも、高価なライブラリ装置に比較して安価であ
り、業務の中にオペレータを仲介させ業務の効率化ない
し合理化を支援し得るためのシステムを提供することが
できる。また、ライブラリ装置で取り扱うことができる
上限数を越えるような数のマイクロ資産を持つユーザに
とっても効果的なシステムとなる。
【0085】次ぎに、カートリッジローダ21で実行さ
れる初期設定、カートリッジAの増減禁止処理、カート
リッジAの装填、検索中動作、カートリッジAの交換、
カートリッジAの排出の各動作について、図19〜図2
8に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0086】初期設定 図19に示すように、この初期設定ルーチンでは、カー
トリッジローダ21の各部材を初期状態とする処理が行
われる。先ず、ステップS10では、第2スイッチ42
がオンか否か、つまり、ロールフィルムキャリア1のキ
ャリア前面部38が初期位置であるH方向に沿った閉ポ
ジションに回動したか否かが判定される。ステップS1
0の判断がNOであれば第2モータ41が正回転駆動さ
れ(S11)、第2スイッチ42がオンになりキャリア
前面部38が閉ポジションに回動した判定されると(S
10)、第2モータ41は停止する(S12)。次のス
テップS13では、第3スイッチ50がオンか否か、つ
まり、装填機構22の移動爪部31が初期位置であるD
方向の端に位置するか否かが判定される。ステップS1
3の判断がNOであれば第1モータ36が逆回転駆動さ
れ(S14)、第3スイッチ50がオンになり移動爪部
31が初期位置まで移動したと判定されると(S1
3)、第1モータ36は停止する(S15)。ステップ
S16では、第1センサ81がオンか否か、つまり、ス
ライダ61が初期位置に位置するか否かが判定される。
ステップS16の判断がNOであれば第3モータ70が
正回転駆動され(S17)、第1センサ81がオンにな
りスライダ61が初期位置に移動したと判定されると
(S16)、第3モータ70は停止する(S18)。ス
ライダ61が初期位置にあるときには、ホルダ部62は
L方向を向いている。ステップS19では、第3センサ
83及び第4センサ84がオンか否か、つまり、台板6
0が初期位置(ロールフィルムキャリア1に対するニュ
ートラル位置)に位置するか否かが判定される。ステッ
プS19の判断がNOであれば第3及び第4センサ8
3、84のオン、オフ状態に基づいて、ロールフィルム
キャリア1と台板60との相対位置のズレ方向が前述し
たようにして検知される。ズレ方向に応じて第4モータ
75が適宜正逆に回転駆動され(S20)、第3及び第
4センサ83、84がオンになり台板60が初期位置に
移動したと判定されると(S19)、第4モータ75は
停止する(S21)。更に、ステップS22ではキープ
ソレノイド106がオフされ、ホルダ部62の上下のア
ーム91、92は、引張りコイルバネ97、98の弾発
力により、開く方向に回動されている。このように初期
設定ルーチンでは、キャリア前面部38、移動爪部3
1、スライダ61、台板60、上下アーム91、92
が、それぞれ初期位置、初期方向に設定される。
【0087】カートリッジAの増減禁止処理 図20に示すように、このカートリッジ増減禁止ルーチ
ンでは、禁止レバー54の移動が行われる。ステップS
23において、スタートスイッチ160がオンされてい
ると判断される、ステップS24において、ソレノイド
51がオンされる。これにより、禁止レバー54は、引
張りコイルバネ55の弾発力に抗して支軸53を中心に
回動し、スタッカ24の開口部24aを被う位置まで突
出する。禁止レバー54がこの位置に移動することによ
って、カートリッジローダ21の動作中に、スタッカ2
4内に収納したカートリッジAが抜き取られたり、新た
なカートリッジAが追加されたりすることが防止され
る。
【0088】カートリッジAの装填 図21、図22に示すように、このカートリッジ装填ル
ーチンでは、装填機構22による最初のカートリッジA
1の装填等が行われる。ステップS25において、移動
爪部31は、第1モータ36が正回転駆動されることに
より、初期位置からE方向に向けて移動する。移動爪部
31の移動量Smmは、マイクロコンピュータMCのCP
U若しくはカウンターによって計測され、RAMに一時
記憶される(S26)。移動爪部31の移動に伴って、
スタッカー24内のカートリッジAの一群もE方向に向
けて移動し、第1番目のカートリッジA1がセット棒3
3にセットされと、第1スイッチ37がオンになる(S
27)。このときの移動爪部31の移動量により、スタ
ッカ24に収納されているカートリッジAの本数を認識
し(S28)、収納されている全てのカートリッジAを
交換するのに必要な交換回数を決定する。10個のカー
トリッジAが収納されていると認識された場合には、L
EDからLED10までが点灯する(S29)。
【0089】第1スイッチ37がオンになると、第1モ
ータ36が反転して逆回転で駆動され、移動爪部31は
反転してD方向に向けて移動する(S30)。移動爪部
31は、初期位置つまり第3スイッチ50をオンする位
置までは復帰せず、第3スイッチ50よりも手前のスタ
ッカ24内の所定位置まで戻ると、第1モータ36が停
止されてその移動を停止する(S30〜S32)。移動
爪部31が停止するスタッカ24内の所定位置を、以
下、スタッカ内停止位置と言う。移動爪部31の初期位
置からスタッカ内停止位置までの距離は予め定められて
いる。ステッピングモータである第1モータ36に入力
する駆動パルス数を制御することにより、スタッカ24
に収納されるカートリッジAの本数が異なっても、移動
爪部31はスタッカ内停止位置に停止される。移動爪部
31がスタッカ24内部に待機することによって、移動
爪部31の係合部31a、31bがスタッカ24の底壁
に係合自在となり、これによりカートリッジローダ21
の動作中にスタッカ24自体が取り外されることが防止
される。尚、移動爪部31がスタッカ24内で停止する
スタッカ内停止位置は、カートリッジAのスタッカ24
への返却動作に干渉しない位置である。
【0090】次いで、ステップS33において、キャリ
ア前面部38は、第2モータ41が逆回転方向にて駆動
されることにより、初期位置である閉ポジションから9
0度前方に向けて回動され、I方向に沿った開ポジショ
ンとなる。キャリア前面部38が開ポジションまで回動
することによって、カートリッジA1がセットされたセ
ット棒33は、そのロックが解除され、スタッカー24
側からキャリア前面部38側に向けて移動する。これに
より、カートリッジA1がキャリア前面部38に保持さ
れることになる(S34)。ここで、キャリア前面部3
8が開ポジションまで回動しても第4スイッチ154が
オンにならないときには(S35)、キャリア前面部3
8におけるカートリッジA1の保持ミスが発生したと判
断され、LEDが消灯され、LED13が点滅され、
カートリッジローダ21の動作が強制的に停止される
(S35、S37)。第4スイッチ154がオンになれ
ば、カートリッジA1がキャリア前面部38に保持され
ているので、LEDが消灯され、LED13が点灯さ
れる(S36)。
【0091】その後、第2モータ41が正回転駆動さ
れ、キャリア前面部38は、カートリッジA1を保持し
たままH方向に向けて回動する(S38)。この回動に
伴って第2スイッチ42がオンになると、第2モータ4
1が停止する(S39、S40)。これにより、カート
リッジA1は、ロールフィルムキャリア1のサプライ部
6に位置決め装填される。ここで、第2モータ41が一
定パルス分だけ回転したが第2スイッチ42がオンにな
らないときには(S39)、キャリア前面部38の回動
ミスが発生したと判断され、LED13が消灯され、L
ED14が点滅され、カートリッジローダ21の動作が
強制的に停止される(S41、S42)。第2スイッチ
42がオンになれば、カートリッジA1がサプライ部6
に装填されているので、LED13が消灯され、LED
14が点灯される(S43)。
【0092】キャリア前面部38の回動に伴い、セット
棒33はカートリッジコンテナ24側に移動して再びロ
ックされる。そして、次ぎのステップS44で、サプラ
イ部6に装填された最初のカートリッジA1に収容され
たマイクロフィルムFは、巻戻し用リール4から巻取り
用リール5に向けて送り出されるローディングが行われ
る。
【0093】マイクロフィルムFのローディングが終了
すると、初期位置にあるスライダ部61は、第2センサ
82よりも手前の所定位置まで、K方向に向けて一定距
離だけ移動する(S45)。スライダ61が停止する第
2センサ82手前の所定位置を、以下、第2センサ前停
止位置と言う。この第2センサ前停止位置では、ホルダ
部62は、ねじりコイルバネ101の弾発力によりM方
向を向いた状態に保持されている。スライダ61の初期
位置から第2センサ前停止位置までの距離は予め定めら
れており、ステッピングモータである第3モータ70に
入力する駆動パルス数を制御することにより、スライダ
部61は第2センサ前停止位置に停止される。尚、スラ
イダ61が第2センサ82の手前で停止する第2センサ
前停止位置は、バーティカルスキャンが行われたとき
に、M方向を向く上下アーム91、92等が、ロールフ
ィルムキャリア1のサプライ部6に装填されたカートリ
ッジAに干渉しない位置である。このように、カートリ
ッジ装填ルーチンでは、移動爪部31が初期位置から往
復移動され、最初のカートリッジA1がサプライ部6に
装填され、このカートリッジA1に収容されたマイクロ
フィルムFのローディングが行われる。更に、移動爪部
31がスタッカ24内部に待機することによって、スタ
ッカ24自体が取り外されることが防止される。
【0094】検索中動作 図23に示すように、この検索中ルーチンでは、次ぎに
検索されることになるカートリッジAのセット棒33へ
のセット等が行われる。ロールフィルムキャリア1で
は、サプライ部6に装填されたカートリッジAについ
て、巻戻し用のリール4と巻取り用リール5との間でマ
イクロフィルムFが搬送されつつ、目的とする画像情報
がマニュアル検索あるいは自動検索されている。
【0095】ロールフィルムキャリア1において検索が
行われている間に、カートリッジローダ21において
は、ステップS50で、第1モータ36が正回転駆動さ
れることにより、装填機構22の移動爪部31がE方向
に向けて移動される。このときの移動爪部31の移動量
は、前述したステップS26でカウントされて記憶され
た最初の移動量Smmに、カートリッジAの1個分の幅2
5.4mmをプラスし、更に、移動爪部31の初期位置
からスタッカ内停止位置までの距離をマイナスした長さ
である。移動爪部31の移動により第1スイッチ37が
オンになると(S51)、次ぎに装填されることになる
カートリッジA2がセット棒33にセットされたことに
なるため、LEDが点灯され、点灯中であったLED
10が消灯される。
【0096】移動爪部31がE方向へ向けて前記所定距
離だけ移動すると、第1モータ36が直ちに反転して逆
回転で駆動され、移動爪部31は、反転してD方向に向
けて移動する(S53)。移動爪部31は、ステップS
30〜S32と同様に初期位置までは復帰せず、スタッ
カ内停止位置まで戻ると、第1モータ36が停止されて
その移動を停止する(S53〜S55)。移動爪部31
がスタッカ24内部に待機することによって、スタッカ
24自体が取り外されることが防止される。
【0097】移動爪部31がスタッカ内停止位置に復帰
する動作により、セット棒33にセットされたカートリ
ッジA2が、移動爪部31と第1スイッチ37等との間
に挟み込まれたままになることが防止される。これによ
り、カートリッジA2のキャリア前面部38への挿入が
円滑に行われる。また、最初のカートリッジA1がセッ
トされた場合にも、移動爪部31の復帰移動動作によ
り、該カートリッジA1が挟み込まれたままになること
が防止されている。移動爪部31の移動速度は、2番目
のカートリッジA2以降の各カートリッジAがセットさ
れる場合には、最初のカートリッジA1がセットされる
場合の移動速度よりも、速く設定されている。このよう
に検索中ルーチンでは、マイクロフィルムFの検索等を
行っている間に、装填機構22の移動爪部31がスタッ
カ内停止位置から往復移動され、次ぎのカートリッジA
がセット棒33にセットされる。更に、スタッカ24自
体が取り外されることが防止される。
【0098】カートリッジAの交換 図24〜図27に示すように、カートリッジ交換ルーチ
ンでは、ロールフィルムキャリア1のサプライ部6に装
填されているカートリッジA1の排出と、次ぎの新たな
カートリッジA2の装填とが、ほぼ同時に並列的に行わ
れる。尚、カートリッジ交換ルーチンは、最後のカート
リッジAnを装填するまで順次繰り返されるが、このル
ーチンの以下の説明では、カートリッジA1の排出動作
と、カートリッジA2の装填動作とに基づいて説明す
る。
【0099】サプライ部6に装填されているカートリッ
ジA1内のマイクロフィルムFについての検索等が終了
してリワインド信号が出力されると(S60)、巻戻し
用リール4に接続されたモータが回転駆動され(S6
1)、マイクロフィルムFの巻戻しが開始される。駆動
軸がリセットされると(S62)、モータの駆動を停止
する(S63)。これにより、マイクロフィルムFは巻
戻し用リール4に全て巻き戻され、ステップS69に進
む。
【0100】リワインド信号が出力された場合には、マ
イクロフィルムFのリワインド(S61〜S63)と並
列的に、ステップS64〜S68の処理が行われる。先
ず、第3及び第4センサ83、84のオン、オフ状態に
基づいて、バーティカルスキャンが実行されたか否かが
判断される(S64)。つまり、第3及び第4センサ8
3、84の一方がオフ状態であればバーティカルスキャ
ンが実行されたと判断され、両方ともオン状態であれば
バーティカルスキャンが実行されなかったと判断され
る。バーティカルスキャンが行われていた場合には、第
3及び第4センサ83、84の状態に基づいて、バーテ
ィカルスキャン方向が検知される(S65)。第3セン
サ83がオン、第4センサ84がオフのときには、バー
ティカルスキャン方向は手前側であると検知され、第3
センサ83がオフ、第4センサ84がオンのときには、
バーティカルスキャン方向は奥行き側であると検知され
る。次いで、ステップS66では、検知したバーティカ
ルスキャン方向に基づいて、第4モータ75を適宜正逆
方向に回転駆動する。バーティカルスキャン方向が手前
側であるときには、第4モータ75が正回転駆動され、
台板60は手前側に向けて移動する。バーティカルスキ
ャン方向が奥行き側であるときには、第4モータ75が
逆回転駆動され、台板60は奥行き側に向けて移動す
る。ステップS67では、台板60とロールフィルムキ
ャリア1とがニュートラル位置に移行したか否かが、第
3及び第4センサ83、84の状態に基づいて判断され
る。例えばバーティカルスキャン方向が手前側であると
きには、第4センサ84がオフからオンになれば台板6
0とロールフィルムキャリア1とがニュートラル位置に
移行したと判断され、第4モータ75が停止される(S
68)。
【0101】ステップS69において、第3モータ70
が逆回転駆動され、スライダ61は、第2センサ前停止
位置からK方向に向けて移動する。第2センサ82がオ
ンになりスライダ61がK方向の端の停止位置まで移動
したことが検出されると、第3モータ70が停止され、
スライダ61はその移動を停止する(S70、S7
1)。このとき、台板60とロールフィルムキャリア1
とがニュートラル位置に移行しており、スライダ61が
K方向の端の停止位置まで移動したときには、M方向を
向いたホルダ部62の位置は、ロールフィルムキャリア
1のサプライ部6の位置に対応している。この状態で、
キープソレノイド106がオンされ(S72)、押圧板
99は上下アーム91、92の押圧部95、96を押圧
する方向に揺動する。これにより、上下アーム91、9
2は、引張りコイルバネ97、98の弾発力に抗して閉
じる方向に回動される。両アーム91、92の回動に伴
い第5スイッチ155がオンになると(S73)、サプ
ライ部6に装填されているカートリッジA1が把持され
たことになるため、LED14が消灯され、LED15
が点灯される。キープソレノイド106をオンしても第
5スイッチ155がオンにならないときには(S7
3)、上下アーム91、92によるカートリッジAの把
持ミスが発生したと判断され、LED14が点滅され、
カートリッジローダ21の動作が強制的に停止される
(S75)。
【0102】さて、フローは、ここで、ステップS76
〜S87の流れと、ステップS88〜S95の流れとに
分かれる。先ず、ステップS88〜S95の処理につい
て説明する。ステップS72でカートリッジA1を保持
したスライダ61は、第3モータ70が正回転駆動され
ることにより、J方向に向けて移動を開始する(S8
8)。この移動の途中において第5スイッチ155がオ
フになったときには(S89)、スライダ61移動中に
カートリッジA1の脱落が発生したとと判断され、LE
15が点滅され、カートリッジローダ21の動作が強
制的に停止される(S90)。第5スイッチ155がオ
ンのままで第1センサ81がオンになると(S91)、
スライダ61が初期位置まで移動したことが検出され、
第3モータ70が停止され、スライダ61はその移動を
停止する(S92)。ここで、第3モータ70が一定パ
ルス分だけ回転したが第1センサ81がオンにならない
ときには(S91)、スライダ61の移動ミスが発生し
たと判断され、LED15が消灯され、LED16が点
滅され、カートリッジローダ21の動作が強制的に停止
される(S93、S94)。第1センサ81がオンにな
れば、スライダ61が初期位置まで移動されているの
で、LED15が消灯され、LED16が点灯される
(S95)。また、スライダ61が初期位置まで移動し
たときには、ローラ112とガイド板113との作用に
より、ホルダ部62はカートリッジA1を保持したまま
L方向を向いている。
【0103】次ぎに、ステップS76〜S87の処理に
ついて説明する。カートリッジA1が取り出されたキャ
リア前面部38は、閉ポジションから開ポジションまで
I方向に90度回動され(S76)、セット棒33のロ
ックが解除されて次の新たなカートリッジA2がキャリ
ア前面部38に保持される。カートリッジA2を保持し
開ポジションに位置したキャリア前面部38は、ステッ
プS81〜S83で、カートリッジA2を保持したまま
H方向に回動する。これにより、カートリッジA2は、
ロールフィルムキャリア1のサプライ部6に位置決め装
填される。これと共に、セット棒33は、カートリッジ
コンテナ24側に移動して、再びロックされる。そし
て、新たに装填されたカートリッジA2内のマイクロフ
ィルムFは、ローディングが行われる(S87)。この
カートリッジA2の装填が行われているときにも、第4
スイッチ154の状態に基づいて、カートリッジA2の
保持表示(S78、S79)、あるいは、カートリッジ
A2の保持ミス発生に伴う表示と動作停止(S78、S
80)が行われる。また、第2スイッチ42の状態に基
づいて、カートリッジA2の装填表示(S82、S8
3、S86)、あるいは、キャリア前面部38の回動ミ
ス発生に伴う表示と動作停止(S82、S84、S8
5)が行われる。
【0104】ステップS96において、台板60は、第
4モータ75が正回転駆動されることにより、P方向に
向けて移動を開始する。台板60が移動を開始すると、
LED16が消灯され、LED17が点灯される(S9
7)。移動の途中において第5スイッチ155がオフに
なったときには(S98)、台板60移動中にカートリ
ッジA1の脱落が発生したとと判断され、LED17
点滅され、カートリッジローダ21の動作が強制的に停
止される(S99)。第5スイッチ155がオンのまま
で第5センサ85がオンになると(S100)、台板6
0がP方向の端の停止位置まで移動したことが検出さ
れ、第4モータ75が停止され、台板60はその移動を
停止する(S101)。ここで、第4モータ75が一定
パルス分だけ回転したが第5センサ85がオンにならな
いときには(S100)、台板60の移動ミスが発生し
たと判断され、LED17が点滅され、カートリッジロ
ーダ21の動作が強制的に停止される(S102、S1
03)。第5センサ85がオンになれば、台板60がP
方向の端の停止位置まで移動されており、台板60のこ
の移動により、ホルダ部62に保持したカートリッジA
1は、第2窓部134及び返却口を通ってスタッカ24
内の最後尾に返却される。このカートリッジA1は、未
だ検索されていない未使用のカートリッジAの収納方向
とは逆向きの方向でスタッカー24に返却される。この
状態で、キープソレノイド106がオフされ(S10
4)、押圧板99は上下アーム91、92の押圧部9
5、96の押圧を解除する方向に揺動する。これによ
り、上下アーム91、92は、引張りコイルバネ97、
98の弾発力により開く方向に回動され、スタッカ24
内に返却されたカートリッジA1の保持を解除する。カ
ートリッジA1の保持が解除されると、LED17が消
灯され、LED12が点滅される(S105)。1本目
のカートリッジA1が返却された状態では、LED12
が点滅している他に、LED14、LEDが点灯
している。これは、1本目のカートリッジA1が返却さ
れ、2本目のカートリッジA2がロールフィルムキャリ
ア1内で検索途中であり、スタッカ24内に検索待ちの
カートリッジAが8本残っていることを示している。こ
のようにカートリッジAの位置をLEDの点灯によって
表示し、検索の終了したカートリッジAに対応するLE
Dを点滅によって表示することで、検索待ちのカートリ
ッジ本数と、現在何本目のカートリッジAの検索を行っ
ているかが表示できる。
【0105】その後、台板60は、第4モータ75が逆
回転駆動されることにより、N方向に向けて移動する
(S106)。第3及び第4センサ83、84がともに
オンになり台板60とロールフィルムキャリア1とがニ
ュートラル位置に移行したことが検出されると、第4モ
ータ75が停止され、台板60はその移動を停止する
(S107、S108)。次いで、ステップS109に
おいて、第3モータ70が逆回転駆動され、スライダ6
1は、初期位置から第2センサ前停止位置まで一定距離
だけ移動される。スライダ61が第2センサ前停止位置
まで移動すると、ホルダ部62はM方向を向いている。
【0106】カートリッジAの排出 図28に示すように、カートリッジ排出ルーチンでは、
最後に装填されたカートリッジAnあるいは割込みモー
ドが設定されたときの装填中のカートリッジAについ
て、サプライ部6からの排出と、カートリッジコンテナ
24への返却とが実施される。このルーチンにおける動
作は、図24〜図27に示したカートリッジAの交換ル
ーチンにおける動作とは異なり、キャリア前面部38の
開閉は行われない。ステップS115においては、図2
4に示したステップS64〜S68と同様の動作が行わ
れる。つまり、バーティカルスキャンが実行されていれ
ば、台板60がバーティカルスキャン方向に沿って移動
され、台板60とロールフィルムキャリア1とがニュー
トラル位置に移行される。ステップS116〜S119
では、図24に示したステップS69〜72と同じ処理
がなされ、サプライ部6に装填されているカートリッジ
Aを保持する。ステップS120〜S129では、図2
6、図27に示したステップS88〜108と同じ処理
がなされる。つまり、スライダ61が初期位置まで移動
され(S120〜S122)、台板60がP方向の端の
停止位置まで移動され、ホルダ部62に保持したカート
リッジAはスタッカ24内の最後尾に返却される(S1
23〜126)。次いで、返却したカートリッジAの保
持を解除した後、台板60がN方向に向けて移動され、
台板60とロールフィルムキャリア1とがニュートラル
位置に移行される(S127〜S129)。
【0107】ステップS130では割込みモードが設定
されているか否かが判断され、割込みモードであればリ
ターンする。割込みモードでなければ最後のカートリッ
ジAnが返却されているため、スタッカ24の取り外し
の禁止、及び、カートリッジAの増減の禁止を行う必要
がない。そこで、ステップS131では、第1モータ3
6が逆回転駆動され、移動爪部31は初期位置まで移動
される。これにより、移動爪部31はスタッカ24内部
から退避するため、移動爪部31の係合部31a、31
bがスタッカ24の底壁に係合することはなく、スタッ
カ24を取り外すことが可能となる。更に、ステップS
132では、ソレノイド51がオフされる。これによ
り、禁止レバー54は、引張りコイルバネ55の弾発力
により支軸53を中心に回動し、スタッカ24の開口部
24aから退避した位置に移動する。
【0108】尚、図28においてはステップの図示は省
略したが、カートリッジAの把持あるいは把持ミスを表
したり、スライダ61や台板60の移動中にカートリッ
ジAが脱落したことを表したり、スライダ61や台板6
0の移動完了あるいは移動ミスを表したりするために、
所定のLEDが点灯、消灯、点滅されている。
【0109】上述したように、カートリッジAの移動経
路を模擬的に表すLED〜LED17が、カートリッ
ジローダ21の作動に対応して点灯、消灯等がなされる
ことから、オペレータは、カートリッジの動きを認識す
ることができ、例えばカートリッジAがロールフィルム
キャリア1に対して確実に装填されたのであろうか否か
等の不安感が生じることがない。更に、カートリッジA
の搬送不良が発生した場合にあっては、その不良箇所に
対応するLEDが点滅するため、オペレータは、どの箇
所で搬送不良が生じたのかを容易に識別することがで
き、搬送不良の原因に対する適切な処置を迅速に行うこ
とができ、これに伴って復旧作業の作業効率が向上する
ことになる。また、スタッカ24内の移動経路を表すL
EDは、検索待ちのカートリッジAの本数分だけ点灯
し、検索終了のカートリッジAの本数分だけ点滅するよ
うになっているため、オペレータは、検索待ちのカート
リッジAの本数や、現在何本目のカートリッジAの検索
を行っているのかを容易に判断でき、その後の作業の段
取りを決め易くなる。
【0110】尚、位置表示手段としてLED〜LED
17を使用した場合を図示したが、表示の手段はLED
に限定されるものではなく、例えば液晶やディスプレイ
を用いて同様に表示しても良い。また、検索待ちのカー
トリッジ本数や、何本目のカートリッジの検索を行って
いるかは、7セグメントLEDを用いて表示するように
しても良い。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る画像
投影装置によれば、入力手段により入力された情報と、
収納部に収納されているマイクロフィルムとの間に不一
致があったときには、その旨が表示手段に表示されるた
め、検索業務におけるオペレータの入力ミスやマイクロ
フィルムの装着ミス等を容易に認識することが可能とな
り、検索業務の質を高めることが可能となる。
【0112】また、請求項2に係る画像投影装置によれ
ば、収納部内、装填手段及び取り出し手段により形成さ
れるマイクロフィルムの移動経路中におけるマイクロフ
ィルムの位置が位置表示手段に表示されるため、マイク
ロフィルムの移動状況を容易に把握することができ、オ
ペレータは作動中の安心感を得ることができる。また、
マイクロフィルムの移動不良が生じた場合には不良発生
箇所を容易に識別することも可能となり、その後の処置
を迅速に行うことができ、復旧作業の作業効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マイクロフィルムリーダ/プリンタ等の画像
投影装置に取り付けられるロールフィルムキャリア及び
カートリッジローダのスタッカーを示す外観図である。
【図2】 リーダプリンタ及びロールフィルムキャリア
の内部を示す概略構成図である。
【図3】 カートリッジローダの装填機構を示す斜視図
である。
【図4】 カートリッジローダの排出機構を示す斜視図
である。
【図5】 カートリッジローダのスタッカーを示す斜視
図である。
【図6】 図3に示されるキャリア前面部を背後から見
た斜視図である。
【図7】 図4に示されるホルダ部を示す平面図であ
る。
【図8】 図4及び図7に示される押圧板、キープソレ
ノイド等を示す斜視図である。
【図9】 ホルダ部の上下アームによりカートリッジを
保持した状態を示す拡大図である。
【図10】スライダの移動に伴うホルダ部の回動状態を
示す状態図である。
【図11】カートリッジからリールを取り出した状態を
示す斜視図である。
【図12】図1に示される表示パネルを示す図である。
【図13】図13はマイクロフィルムの中から所望の画
像を検索して投影する画像投影システム全体の構成図を
示しており、また、同図(1)〜(4)は画像検索情報
を得る実施例をそれぞれ示す構成図である。
【図14】未検索あるいは検索ミスを認識するための実
施例を示す構成図である。
【図15】カートリッジローダの動作を制御する制御部
についてのブロック図である。
【図16】画像投影システムの基本フローを示すフロー
チャートである。
【図17】自動検索処理の動作を示すフローチャートで
ある。
【図18】問合せ業務の基本フローの一例を示すフロー
チャートである。
【図19】初期設定ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図20】カートリッジ増減禁止処理を示すフローチャ
ートである。
【図21】カートリッジ装填ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図22】図21の分図であり、カートリッジ装填ルー
チンを示すフローチャートである。
【図23】検索中ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図24】カートリッジ交換ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図25】図24の分図であり、カートリッジ交換ルー
チンを示すフローチャートである。
【図26】図24の分図であり、カートリッジ交換ルー
チンを示すフローチャートである。
【図27】図24の分図であり、カートリッジ交換ルー
チンを示すフローチャートである。
【図28】カートリッジ排出ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…ロールフィルムキャリア(フィルムキャリア)、2
1…カートリッジローダ、 22…装填機構
(装填手段)、23…排出機構(取り出し手段)、
24…スタッカ(収納部)、136…操作パネル(入
力手段)、163…ディスプレイ(表示手段) A…カートリッジ、 F…マイクロ
フィルム、PC…コンピュータ(入力手段)、LED
〜LED17…位置表示手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムキャリアに装填されたマイクロフ
    ィルムの画像を投影する画像投影装置において、 複数のマイクロフィルムを収納する収納部と、 この収納部からマイクロフィルムを取り出し、前記フィ
    ルムキャリアに装填する装填手段と、 このフィルムキャリアに装填されているマイクロフィル
    ムを取り出し、前記収納部に返却する取り出し手段と、 投影すべきマイクロフィルムを指定するための情報を入
    力する入力手段と、 前記入力手段により入力された情報に基づいてマイクロ
    フィルムを検索した結果、前記入力手段により入力され
    た情報と、前記収納部に収納されているマイクロフィル
    ムとの間に不一致があったときに、その旨を表示する表
    示手段と、を備えたことを特徴とする画像投影装置。
  2. 【請求項2】フィルムキャリアに装填されたマイクロフ
    ィルムの画像を投影する画像投影装置において、 複数のマイクロフィルムを収納する収納部と、 この収納部からマイクロフィルムを取り出し、前記フィ
    ルムキャリアに装填する装填手段と、 このフィルムキャリアに装填されているマイクロフィル
    ムを取り出し、前記収納部に返却する取り出し手段と、 前記収納部内、前記装填手段及び前記取り出し手段によ
    り形成されるマイクロフィルムの移動経路中におけるマ
    イクロフィルムの位置を表示する位置表示手段と、を備
    えたことを特徴とする画像投影装置。
JP7487093A 1993-03-31 1993-03-31 画像投影装置 Pending JPH06289484A (ja)

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JP7487093A JPH06289484A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 画像投影装置

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