JPH0628995B2 - 変速機の制御装置 - Google Patents
変速機の制御装置Info
- Publication number
- JPH0628995B2 JPH0628995B2 JP60063321A JP6332185A JPH0628995B2 JP H0628995 B2 JPH0628995 B2 JP H0628995B2 JP 60063321 A JP60063321 A JP 60063321A JP 6332185 A JP6332185 A JP 6332185A JP H0628995 B2 JPH0628995 B2 JP H0628995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation speed
- sensor
- speed sensor
- shift pattern
- change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、変速機の制御装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 変速機の制御装置には、車速に対応する信号を電気的に
検出するようにしたものがあるが、車速を電気信号とし
て検出する場合には、センサー、信号処理回路などの故
障により所定の車速信号が出力されなくなる場合があ
り、これに対する安全策を講じておく必要があり、例え
ば特開昭57−25554号公報及び特開昭57−20
4361号公報にはセンサー等の故障の場合にはこれに
換わる所定の信号を出力し、例えば故障前までの走行状
態を継続させるようにしたものが示されている。これに
より、センサーの故障による急激なシフトダウン変速の
発生を防止することができる。しかし、このような安全
手段を設けた場合には、センサー等の故障がないにもか
かわらず安全手段が作動してしまう場合があるという問
題を生ずる。すなわち、例えば高速走行中に急ブレーキ
操作を行うと、車輪のみが急激にロックされ、センサー
の故障と同じような信号の変化を示す。この場合にも安
全手段が作動し、変速機は例えば所定の変変比の状態に
固定されることになるが、特開昭57−173647号
公報には、このような場合に報知装置を作動させて運転
者に安全手段が作動したことを知らせ、運転者がリセッ
トスイッチの操作又は車両電源の遮断及び再投入操作な
どのリセット操作を行うことを可能とした装置が示され
ている。このリセット操作によりセンサー等が故障でな
い場合には制御装置は正常な状態に復帰する。
検出するようにしたものがあるが、車速を電気信号とし
て検出する場合には、センサー、信号処理回路などの故
障により所定の車速信号が出力されなくなる場合があ
り、これに対する安全策を講じておく必要があり、例え
ば特開昭57−25554号公報及び特開昭57−20
4361号公報にはセンサー等の故障の場合にはこれに
換わる所定の信号を出力し、例えば故障前までの走行状
態を継続させるようにしたものが示されている。これに
より、センサーの故障による急激なシフトダウン変速の
発生を防止することができる。しかし、このような安全
手段を設けた場合には、センサー等の故障がないにもか
かわらず安全手段が作動してしまう場合があるという問
題を生ずる。すなわち、例えば高速走行中に急ブレーキ
操作を行うと、車輪のみが急激にロックされ、センサー
の故障と同じような信号の変化を示す。この場合にも安
全手段が作動し、変速機は例えば所定の変変比の状態に
固定されることになるが、特開昭57−173647号
公報には、このような場合に報知装置を作動させて運転
者に安全手段が作動したことを知らせ、運転者がリセッ
トスイッチの操作又は車両電源の遮断及び再投入操作な
どのリセット操作を行うことを可能とした装置が示され
ている。このリセット操作によりセンサー等が故障でな
い場合には制御装置は正常な状態に復帰する。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記の特開昭57−173647号公報に示さ
れる制御装置には、急ブレーキ時に安全手段が作動した
場合の復帰動作が面倒であるという問題点がある。すな
わち、安全手段が作動すると警告灯、警音などによって
運転者に報知され、運転者はリセットスイッチの操作、
車両電源スイッチの操作などを行い、安全手段の作動を
解除して正常な状態に復帰させる必要がある(実際にセ
ンサーに異常がある場合には復帰しない)。このような
操作は運転者にとっては非常にわずらわしいものであ
る。本発明は、上記のような問題点を解決することを目
的としている。
れる制御装置には、急ブレーキ時に安全手段が作動した
場合の復帰動作が面倒であるという問題点がある。すな
わち、安全手段が作動すると警告灯、警音などによって
運転者に報知され、運転者はリセットスイッチの操作、
車両電源スイッチの操作などを行い、安全手段の作動を
解除して正常な状態に復帰させる必要がある(実際にセ
ンサーに異常がある場合には復帰しない)。このような
操作は運転者にとっては非常にわずらわしいものであ
る。本発明は、上記のような問題点を解決することを目
的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、2つの回転速度センサーを設け、両者からの
信号を比較することによってセンサーの異常と急ブレー
キ作動時とを判別するようにすることにより、上記問題
点を解決する。すなわち、本発明による変速機の制御装
置は、第1の車輪の回転速度に対応する信号を検出する
第1回転速度センサーと、第2の車輪の回転速度に対応
する信号を検出する第2回転速度センサーと、第1回転
速度センサーの検出する回転速度と第2回転速度センサ
ーの検出する回転速度との差の絶対値が所定値以上の場
合又は第1回転速度センサーの検出する回転速度の変化
率と第2回転速度センサーの検出する回転速度の変化率
との差の絶対値が所定値以上の場合にはセンサー異常時
用変速パターンを選択するセンサー異常時用変速パター
ン選択手段と、センサー異常時変速パターンが選択され
ない状態であって第1回転速度センサー及び第2回転速
度センサーからの回転速度信号の少なくとも一方が所定
以上の変化率で減少する場合には急ブレーキ時用変速パ
ターンを選択する急ブレーキ時用変速パターン選択手段
と、を有している。
信号を比較することによってセンサーの異常と急ブレー
キ作動時とを判別するようにすることにより、上記問題
点を解決する。すなわち、本発明による変速機の制御装
置は、第1の車輪の回転速度に対応する信号を検出する
第1回転速度センサーと、第2の車輪の回転速度に対応
する信号を検出する第2回転速度センサーと、第1回転
速度センサーの検出する回転速度と第2回転速度センサ
ーの検出する回転速度との差の絶対値が所定値以上の場
合又は第1回転速度センサーの検出する回転速度の変化
率と第2回転速度センサーの検出する回転速度の変化率
との差の絶対値が所定値以上の場合にはセンサー異常時
用変速パターンを選択するセンサー異常時用変速パター
ン選択手段と、センサー異常時変速パターンが選択され
ない状態であって第1回転速度センサー及び第2回転速
度センサーからの回転速度信号の少なくとも一方が所定
以上の変化率で減少する場合には急ブレーキ時用変速パ
ターンを選択する急ブレーキ時用変速パターン選択手段
と、を有している。
(ホ)作用 走行中にいずれかの車輪がロックする程度の急ブレーキ
を作用させた場合、第1回転速度センサー及び第2回転
速度センサーの信号は回転速度の低下を示し、少なくと
も一方の回転速度信号は急速に減少する。すなわち、第
1の車輪及び第2の車輪の両方がロックした場合には両
方が急激に減少し、いずれか一方がロックし他方が回転
を維持している状態では一方の回転速度信号のみが急速
に減少する。上記のような信号が入力されると急ブレー
キ時変速パターン選択手段は急ブレーキ作動時に適切な
変速パターンを選択し指令する。このような変速パター
ンは通常の走行パターンよりも減速比をより大きくした
変速パターンである。急ブレーキ状態が解除されると、
変速パターンは自動的に通常の変速パターンに復帰す
る。
を作用させた場合、第1回転速度センサー及び第2回転
速度センサーの信号は回転速度の低下を示し、少なくと
も一方の回転速度信号は急速に減少する。すなわち、第
1の車輪及び第2の車輪の両方がロックした場合には両
方が急激に減少し、いずれか一方がロックし他方が回転
を維持している状態では一方の回転速度信号のみが急速
に減少する。上記のような信号が入力されると急ブレー
キ時変速パターン選択手段は急ブレーキ作動時に適切な
変速パターンを選択し指令する。このような変速パター
ンは通常の走行パターンよりも減速比をより大きくした
変速パターンである。急ブレーキ状態が解除されると、
変速パターンは自動的に通常の変速パターンに復帰す
る。
走行中にいずれかの回転速度センサーに異常が発生した
場合には、異常が発生した側の信号が低下するため、2
つの回転速度センサーの信号の差又は信号の変化率の差
が大きくなる。この場合にはセンサー異常時用変速パタ
ーン選択手段により、センサーの異常時に適切な変速パ
ターンが選択される。このような変速パターンは、例え
ばエンジン回転速度が所定の範囲内に入るような変速パ
ターンである。これによりエンジンの過回転を防止する
ことができる。
場合には、異常が発生した側の信号が低下するため、2
つの回転速度センサーの信号の差又は信号の変化率の差
が大きくなる。この場合にはセンサー異常時用変速パタ
ーン選択手段により、センサーの異常時に適切な変速パ
ターンが選択される。このような変速パターンは、例え
ばエンジン回転速度が所定の範囲内に入るような変速パ
ターンである。これによりエンジンの過回転を防止する
ことができる。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第2〜4図に基づい
て説明する。
て説明する。
(第1実施例) 第2図に本発明による制御装置を有する変速機を搭載し
た車両を概略的に示す。エンジン10に変速機12が連
結されており、変速制御装置14により変速が制御され
る変速機12は推進軸16、ファイナルユニット18、
駆動軸20及び22を介して後側の車輪24及び26を
駆動可能である。駆動軸20に隣接してこれの回転(す
なわち、車輪24の回転)を検出可能な第1回転速度セ
ンサー28が設けられている。また、前側の車輪30及
び32の一方の回転速度を検出可能な第2回転速度セン
サー34が設けられている。第1回転速度センサー28
及び第2回転速度センサー34からの信号は変速機12
の変速制御装置14に入力される。
た車両を概略的に示す。エンジン10に変速機12が連
結されており、変速制御装置14により変速が制御され
る変速機12は推進軸16、ファイナルユニット18、
駆動軸20及び22を介して後側の車輪24及び26を
駆動可能である。駆動軸20に隣接してこれの回転(す
なわち、車輪24の回転)を検出可能な第1回転速度セ
ンサー28が設けられている。また、前側の車輪30及
び32の一方の回転速度を検出可能な第2回転速度セン
サー34が設けられている。第1回転速度センサー28
及び第2回転速度センサー34からの信号は変速機12
の変速制御装置14に入力される。
変速制御装置14では、第3図に示すような内容の制御
が実行される。なお、この第3図に示す制御ルーチン
は、基本となる変速制御ルーチン(例えば、変速機が無
段変速機の場合には特開昭59−75840号公報に示
される制御ルーチン)に対して定時的に割り込んで実行
されるサブルーチンである。まず、第1回転速度センサ
ー28から後側車輪の回転速度VRを読込み(ステップ
102)、第2回転速度センサー34から前側車輪の回
転速度VFを読込み(同104)、次いで両者の偏差V
D=VF−VRを演算する(同106)。次いで、VD
の絶対値が所定の定数Aより大きいかどうかを判断し
(同108)、VD≧Aの場合(すなわち、前輪と後輪
との回転速度差が非常に大きい場合)には、センサーの
異常と判断してステップ110に進み、一方VD<Aの
場合にはステップ112に進む。ステップ112では前
回ルーチンにおける後輪の回転速度VR(t−1)と、
今回ルーチンの回転速度VR(t)との差△VR(すな
わち、後輪回転速度の変化率)を演算する。次いで、同
様に前輪についても回転速度の変化率△VF=VF(t
−1)−VF(t)を演算する(同114)。次いで、
△VRと△VFとの差の絶対値が定数Bよりも小さいか
どうかを判断する(同116)。△VRと△VFとの差
の絶対値がBよりも大きい場合には前輪と後輪との回転
速度の変化率の差が非常に大きいため、センサーの異常
と判断して前述のステップ110に進む。一方、△VR
と△VFとの差の絶対値がBよりも小さい場合には後述
のステップ130に進む。
が実行される。なお、この第3図に示す制御ルーチン
は、基本となる変速制御ルーチン(例えば、変速機が無
段変速機の場合には特開昭59−75840号公報に示
される制御ルーチン)に対して定時的に割り込んで実行
されるサブルーチンである。まず、第1回転速度センサ
ー28から後側車輪の回転速度VRを読込み(ステップ
102)、第2回転速度センサー34から前側車輪の回
転速度VFを読込み(同104)、次いで両者の偏差V
D=VF−VRを演算する(同106)。次いで、VD
の絶対値が所定の定数Aより大きいかどうかを判断し
(同108)、VD≧Aの場合(すなわち、前輪と後輪
との回転速度差が非常に大きい場合)には、センサーの
異常と判断してステップ110に進み、一方VD<Aの
場合にはステップ112に進む。ステップ112では前
回ルーチンにおける後輪の回転速度VR(t−1)と、
今回ルーチンの回転速度VR(t)との差△VR(すな
わち、後輪回転速度の変化率)を演算する。次いで、同
様に前輪についても回転速度の変化率△VF=VF(t
−1)−VF(t)を演算する(同114)。次いで、
△VRと△VFとの差の絶対値が定数Bよりも小さいか
どうかを判断する(同116)。△VRと△VFとの差
の絶対値がBよりも大きい場合には前輪と後輪との回転
速度の変化率の差が非常に大きいため、センサーの異常
と判断して前述のステップ110に進む。一方、△VR
と△VFとの差の絶対値がBよりも小さい場合には後述
のステップ130に進む。
センサーの異常と判断されてステップ110に進んだ場
合には、まず異常発生報知ランプを点灯し(同11
0)、次いで実際のエンジン回転速度NEを読込み(同
118)、スロットル開度θを読込み(同120)、次
いでθの値のみに基づいて異常時許容最高エンジン回転
速度NEmax 及び異常時許容最低エンジン回転速度NE
min を決定する(同122)。次いで、実際のエンジン
回転速度NEが異常時許容最低エンジン回転速度NEmi
n より大ききかどうかを判断し(同124)、NE<N
Emin の場合にはダウンシフト変速を指令し(同12
6)、一方NE≧NEmin の場合には実際のエンジン回
転速度NEが異常時許容最高エンジン回転速度NEmax
より小さいかどうかを判断し(同127)、NE>NE
max の場合にはそのままステップ118へリターンし、
NE≦NEmax の場合にはアップシフト変速を指令した
後(同128)、ステップ118にリターンする。この
ステップ118〜ステップ128により実際のエンジン
回転速度NEは常にNEmax とNEmin との間の回転速
度に維持される。
合には、まず異常発生報知ランプを点灯し(同11
0)、次いで実際のエンジン回転速度NEを読込み(同
118)、スロットル開度θを読込み(同120)、次
いでθの値のみに基づいて異常時許容最高エンジン回転
速度NEmax 及び異常時許容最低エンジン回転速度NE
min を決定する(同122)。次いで、実際のエンジン
回転速度NEが異常時許容最低エンジン回転速度NEmi
n より大ききかどうかを判断し(同124)、NE<N
Emin の場合にはダウンシフト変速を指令し(同12
6)、一方NE≧NEmin の場合には実際のエンジン回
転速度NEが異常時許容最高エンジン回転速度NEmax
より小さいかどうかを判断し(同127)、NE>NE
max の場合にはそのままステップ118へリターンし、
NE≦NEmax の場合にはアップシフト変速を指令した
後(同128)、ステップ118にリターンする。この
ステップ118〜ステップ128により実際のエンジン
回転速度NEは常にNEmax とNEmin との間の回転速
度に維持される。
ステップ116からステップ130に進んだ場合には、
△VRが定数Cより大きいかどうかを判断し(同13
0)、△VR>Cの場合(すなわち、後輪が急速に減速
されている場合)には、ステップ134に進み、また△
VR≦Cの場合にはステップ132に進んで△VFがC
より大きいかどうかを判断し、△VF>Cの場合にはス
テップ134に進み、一方△VF≦Cの場合にはステッ
プ136に進む。ステップ134では急ブレーキ時用変
速パターンの検索が行われ、これにより所定の変速指令
信号が得られる。急ブレーキ時用変速パターンは通常の
変速パターンよりも変速比をより大側に設定してある。
ステップ136では今回ルーチンの前輪回転速度を前回
ルーチンの回転速度VF(t−1)として設定し、また
ステップ138では同様に現在ルーチンの後輪回転速度
をVR(t−1)として設定し、リターンする。
△VRが定数Cより大きいかどうかを判断し(同13
0)、△VR>Cの場合(すなわち、後輪が急速に減速
されている場合)には、ステップ134に進み、また△
VR≦Cの場合にはステップ132に進んで△VFがC
より大きいかどうかを判断し、△VF>Cの場合にはス
テップ134に進み、一方△VF≦Cの場合にはステッ
プ136に進む。ステップ134では急ブレーキ時用変
速パターンの検索が行われ、これにより所定の変速指令
信号が得られる。急ブレーキ時用変速パターンは通常の
変速パターンよりも変速比をより大側に設定してある。
ステップ136では今回ルーチンの前輪回転速度を前回
ルーチンの回転速度VF(t−1)として設定し、また
ステップ138では同様に現在ルーチンの後輪回転速度
をVR(t−1)として設定し、リターンする。
上記制御ルーチンにより、結局次のような制御が行われ
ることになる。第1回転速度センサー28の示す回転速
度と第2回転速度センサー34の示す回転速度との差が
非常に大きい場合、又は両回転速度の変化率の差が非常
に大きい場合には、いずれかの回転速度センサーの異常
と判断し、エンジン回転速度が所定の範囲に入るように
変速比の制御が行われる。これにより、例えば高速で走
行中に第1回転速度センサー28又は第2回転速度セン
サー34に異常が発生した場合、エンジン回転速度は所
定の範囲内に入るように変速比の制御が行われる。従っ
て、高速走行中にいずれかの回転速度センサーに異常が
発生してもエンジンがオーバーランすることが防止され
る。一方、第1回転速度センサー28及び第2回転速度
センサー34の示す回転速度の差及び変化率の差が比較
的小さく、しかも少なくとも一方の回転速度が急激に減
少している場合には、急ブレーキ時用変速パターンが選
択され、より大きい変速比となるように変速が制御され
る。これにより、急減速が必要な運転状況において変速
比が増大し、大きなエンジンブレーキ効果を得ることが
できる。
ることになる。第1回転速度センサー28の示す回転速
度と第2回転速度センサー34の示す回転速度との差が
非常に大きい場合、又は両回転速度の変化率の差が非常
に大きい場合には、いずれかの回転速度センサーの異常
と判断し、エンジン回転速度が所定の範囲に入るように
変速比の制御が行われる。これにより、例えば高速で走
行中に第1回転速度センサー28又は第2回転速度セン
サー34に異常が発生した場合、エンジン回転速度は所
定の範囲内に入るように変速比の制御が行われる。従っ
て、高速走行中にいずれかの回転速度センサーに異常が
発生してもエンジンがオーバーランすることが防止され
る。一方、第1回転速度センサー28及び第2回転速度
センサー34の示す回転速度の差及び変化率の差が比較
的小さく、しかも少なくとも一方の回転速度が急激に減
少している場合には、急ブレーキ時用変速パターンが選
択され、より大きい変速比となるように変速が制御され
る。これにより、急減速が必要な運転状況において変速
比が増大し、大きなエンジンブレーキ効果を得ることが
できる。
上記以外の場合には主制御ルーチンに基づく通常どおり
の変速比制御が行われる。従って、いったん急ブレーキ
操作によって急ブレーキ時用変速パターンが選択される
状態となっても、急ブレーキ状態が解除されると直ちに
通常の変速パターンに復帰するため、急ブレーキ操作後
にリセット操作は全く不要である。また、急ブレーキ操
作時に異常発生報知ランプが点灯することもない。
の変速比制御が行われる。従って、いったん急ブレーキ
操作によって急ブレーキ時用変速パターンが選択される
状態となっても、急ブレーキ状態が解除されると直ちに
通常の変速パターンに復帰するため、急ブレーキ操作後
にリセット操作は全く不要である。また、急ブレーキ操
作時に異常発生報知ランプが点灯することもない。
(第2実施例) 第4図に本発明の第2実施例の制御ルーチンを示す。こ
の制御ルーチンは第3図に示した制御ルーチンのステッ
プ116とステップ110及び130との間にステップ
117を加えたものであり、それ以外は第3図に示した
ものと同様である。ステップ117では、△VRと△V
Fとの積が負の値であるかどうかを判断する。△VR×
△VFが負の値の場合には回転速度センサーの異常と判
断し、ステップ110以下に進む。また、△VR×△V
Fが0又は正の値の場合には前後輪の変化速度が同じ向
き又は少なくともいずれか一方の車輪がロックしてると
して判断し、ステップ130以下に進む。すなわち、こ
の実施例では前後輪の回転速度の変化方向が異なる場合
に回転速度センサーの異常と判断するようにしてある。
この実施例においては、両回転速度センサーの変化方向
が異なるという明らかに異常な場合に異常と判断し、片
方の車輪がロックしたような場合には急ブレーキと判断
することになる。
の制御ルーチンは第3図に示した制御ルーチンのステッ
プ116とステップ110及び130との間にステップ
117を加えたものであり、それ以外は第3図に示した
ものと同様である。ステップ117では、△VRと△V
Fとの積が負の値であるかどうかを判断する。△VR×
△VFが負の値の場合には回転速度センサーの異常と判
断し、ステップ110以下に進む。また、△VR×△V
Fが0又は正の値の場合には前後輪の変化速度が同じ向
き又は少なくともいずれか一方の車輪がロックしてると
して判断し、ステップ130以下に進む。すなわち、こ
の実施例では前後輪の回転速度の変化方向が異なる場合
に回転速度センサーの異常と判断するようにしてある。
この実施例においては、両回転速度センサーの変化方向
が異なるという明らかに異常な場合に異常と判断し、片
方の車輪がロックしたような場合には急ブレーキと判断
することになる。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、2つの回転
速度センサーを用いて回転速度センサーの異常と急ブレ
ーキとを識別し、急ブレーキの場合には急ブレーキ時用
変速パターンとし、急ブレーキ状態が解除された後は自
動的に通常の変速パターンに復帰するようにしたので、
急ブレーキ操作時に復帰操作が不要となる効果が得られ
る。
速度センサーを用いて回転速度センサーの異常と急ブレ
ーキとを識別し、急ブレーキの場合には急ブレーキ時用
変速パターンとし、急ブレーキ状態が解除された後は自
動的に通常の変速パターンに復帰するようにしたので、
急ブレーキ操作時に復帰操作が不要となる効果が得られ
る。
第1図は本発明の構成要素間の関係を示す図、第2図は
本発明による制御装置を備えた変速機等を示す図、第3
図は本発明の第1実施例の制御ルーチンを示す図、第4
図は本発明の第2実施例の制御ルーチンを示す図であ
る。 12……変速機、14……変速制御装置、24,26,
30,32……車輪、28……第1回転速度センサー、
34……第2回転速度センサー。
本発明による制御装置を備えた変速機等を示す図、第3
図は本発明の第1実施例の制御ルーチンを示す図、第4
図は本発明の第2実施例の制御ルーチンを示す図であ
る。 12……変速機、14……変速制御装置、24,26,
30,32……車輪、28……第1回転速度センサー、
34……第2回転速度センサー。
Claims (2)
- 【請求項1】車輪の回転速度に対応する電気的信号を検
出し、この回転速度信号及びその他の信号に基づいて変
速機の変速を制御する変速機の制御装置において、 第1の車輪の回転速度に対応する信号を検出する第1回
転速度センサーと、第2の車輪の回転速度に対応する信
号を検出する第2回転速度センサーと、第1回転速度セ
ンサーの検出する回転速度と第2回転速度センサーの検
出する回転速度との差の絶対値が所定値以上の場合又は
第1回転速度センサーの検出する回転速度の変化率と第
2回転速度センサーの検出する回転速度の変化率との差
の絶対値が所定値以上の場合にはセンサー異常時用変速
パターンを選択するセンサー異常時用変速パターン選択
手段と、センサー異常時用変速パターンが選択されない
状態であって第1回転速度センサー及び第2回転速度セ
ンサーからの回転速度信号の少なくとも一方が所定以上
の変化率で減少する場合には急ブレーキ時用変速パター
ンを選択する急ブレーキ時用変速パターン選択手段と、
を有することを特徴とする変速機の制御装置。 - 【請求項2】第1回転速度センサーの検出する回転速度
の変化率と第2回転速度センサーの検出する回転速度の
変化率との差の絶対値が所定値以上の場合であっても、
両変化率の変化方向が同じ場合又は少なくとも一方の変
化率が0の場合にはセンサー異常時用変速パターンを選
択させない判断手段が設けられている特許請求の範囲第
1項記載の変速機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60063321A JPH0628995B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60063321A JPH0628995B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 変速機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61222824A JPS61222824A (ja) | 1986-10-03 |
| JPH0628995B2 true JPH0628995B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=13225883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60063321A Expired - Lifetime JPH0628995B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628995B2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP60063321A patent/JPH0628995B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61222824A (ja) | 1986-10-03 |
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