JPH06290474A - クローズドループ制御システム装置およびトラッキングサーボ制御システム装置 - Google Patents
クローズドループ制御システム装置およびトラッキングサーボ制御システム装置Info
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- JPH06290474A JPH06290474A JP9860093A JP9860093A JPH06290474A JP H06290474 A JPH06290474 A JP H06290474A JP 9860093 A JP9860093 A JP 9860093A JP 9860093 A JP9860093 A JP 9860093A JP H06290474 A JPH06290474 A JP H06290474A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスクの反射率の相違による影響を受け
ず、適正にループゲインが補正できるようにしたクロー
ズドループ制御システム装置およびトラッキングサーボ
制御システム装置を実現する。 【構成】 信号加算手段によって加算した信号に応じ
て、クローズドループのループゲインの増減と相関を有
する値を測定する測定手段の出力が所定値となるよう
に、ゲイン可変手段のゲインを可変させるクローズドル
ープ制御システムにおいて、アドレス信号を検出した
後、加算信号を加算する。 【効果】 ディスクからの反射光レベルが所定値以上の
とき、サーボループのゲイン補正を行うので、適切なサ
ーボループゲイン補正が行える。
ず、適正にループゲインが補正できるようにしたクロー
ズドループ制御システム装置およびトラッキングサーボ
制御システム装置を実現する。 【構成】 信号加算手段によって加算した信号に応じ
て、クローズドループのループゲインの増減と相関を有
する値を測定する測定手段の出力が所定値となるよう
に、ゲイン可変手段のゲインを可変させるクローズドル
ープ制御システムにおいて、アドレス信号を検出した
後、加算信号を加算する。 【効果】 ディスクからの反射光レベルが所定値以上の
とき、サーボループのゲイン補正を行うので、適切なサ
ーボループゲイン補正が行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学的に情報を記録
再生する光ディスク装置のサーボ制御システム装置の改
良に係り、特に、ディスクの反射率の相違による影響を
受けず、適正にループゲインが補正できるようにしたク
ローズドループ制御システム装置およびトラッキングサ
ーボ制御システム装置に関する。
再生する光ディスク装置のサーボ制御システム装置の改
良に係り、特に、ディスクの反射率の相違による影響を
受けず、適正にループゲインが補正できるようにしたク
ローズドループ制御システム装置およびトラッキングサ
ーボ制御システム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光学的に情報を記録再生する
光ディスク装置において、光ビームをディスク上の情報
トラックへ正確に追従させるトラッキングサーボ制御装
置は公知である(特開平2−192036号公報)。ま
た、オーバーシュート量は、サーボゲインが最適値より
大きくても小さくても、大きくなる。したがって、上記
の量からサーボゲインを最適値に設定できないことがあ
る、という不都合が生じる。
光ディスク装置において、光ビームをディスク上の情報
トラックへ正確に追従させるトラッキングサーボ制御装
置は公知である(特開平2−192036号公報)。ま
た、オーバーシュート量は、サーボゲインが最適値より
大きくても小さくても、大きくなる。したがって、上記
の量からサーボゲインを最適値に設定できないことがあ
る、という不都合が生じる。
【0003】また、最適値が得られるまでゲイン設定を
繰り返えすときに、サーボ引き込みタイミングを見つけ
直さなければならず、時間がかかってしまう、という問
題もある。さらに、この従来のトラッキングサーボ制御
装置では、測定するトラッキング誤差信号に混入する信
号成分、例えば、トラック偏心成分や、外乱振動成分、
ディスクのアドレス部等で乱される成分、その他のノイ
ズ等も同時に測定してしまうので、適切にゲインを補正
することができない、という不都合もある。
繰り返えすときに、サーボ引き込みタイミングを見つけ
直さなければならず、時間がかかってしまう、という問
題もある。さらに、この従来のトラッキングサーボ制御
装置では、測定するトラッキング誤差信号に混入する信
号成分、例えば、トラック偏心成分や、外乱振動成分、
ディスクのアドレス部等で乱される成分、その他のノイ
ズ等も同時に測定してしまうので、適切にゲインを補正
することができない、という不都合もある。
【0004】このようなトラッキングサーボ制御装置に
おける不都合を解決する一つの方法として、この発明の
出願人は、先に「閉ループ制御システムおよび光ディス
ク装置のサーボ装置」(特願平4−139748号)
や、「ジャンプパルス補正装置および光ディスク装置」
(特願平4−139749号)を提案した。次に、これ
ら2つの先願発明について説明する。
おける不都合を解決する一つの方法として、この発明の
出願人は、先に「閉ループ制御システムおよび光ディス
ク装置のサーボ装置」(特願平4−139748号)
や、「ジャンプパルス補正装置および光ディスク装置」
(特願平4−139749号)を提案した。次に、これ
ら2つの先願発明について説明する。
【0005】
【先願の発明】まず、第1の先願発明、すなわち、「閉
ループ制御システムおよび光ディスク装置のサーボ装
置」の発明では、サーボループ中に所定のパルスを印加
し、それによって得られるインパルス応答特性が最適と
なるようにサーボループのゲインを補正している。この
第1の先願発明では、次のような構成によって、クロー
ズドループ制御を行う。
ループ制御システムおよび光ディスク装置のサーボ装
置」の発明では、サーボループ中に所定のパルスを印加
し、それによって得られるインパルス応答特性が最適と
なるようにサーボループのゲインを補正している。この
第1の先願発明では、次のような構成によって、クロー
ズドループ制御を行う。
【0006】図6は、第1の先願発明による光ディスク
装置のサーボループゲイン補正装置について、その要部
構成の一例を示す機能ブロック図である。図において、
1は光ディスク、2は光ヘッドで、3は対物レンズ、4
はアクチュエータ、5は位相補償回路、6はスイッチ回
路、7は加算器、8はアンプ、9はA/D変換器、10
はCPU、11はD/A変換器を示し、TEはトラッキ
ング誤差信号、ADはデジタル入力信号、DAはデジタ
ル出力指令信号、SWはスイッチ制御信号、GAINは
ゲイン制御指令を示す。
装置のサーボループゲイン補正装置について、その要部
構成の一例を示す機能ブロック図である。図において、
1は光ディスク、2は光ヘッドで、3は対物レンズ、4
はアクチュエータ、5は位相補償回路、6はスイッチ回
路、7は加算器、8はアンプ、9はA/D変換器、10
はCPU、11はD/A変換器を示し、TEはトラッキ
ング誤差信号、ADはデジタル入力信号、DAはデジタ
ル出力指令信号、SWはスイッチ制御信号、GAINは
ゲイン制御指令を示す。
【0007】この図6に示した光ディスク装置のサーボ
ループゲイン補正装置について、その動作を説明する。
最初に、従来のサーボループゲイン補正装置と共通の動
作を述べる。
ループゲイン補正装置について、その動作を説明する。
最初に、従来のサーボループゲイン補正装置と共通の動
作を述べる。
【0008】光ディスク1は、図示されないスピンドル
モータによって回転される。また、光ディスク1上に情
報の記録/再生/消去を行うために、図示しない光学系
と、対物レンズ3によって集光・形成された光ビームを
照射する。
モータによって回転される。また、光ディスク1上に情
報の記録/再生/消去を行うために、図示しない光学系
と、対物レンズ3によって集光・形成された光ビームを
照射する。
【0009】具体的にいえば、対物レンズ3は、光ヘッ
ド2に搭載されており、対物レンズ3は、同じく光ヘッ
ド2に搭載されているアクチュエータ4によって、その
位置の微少変位が可能であるように構成されている。そ
して、光ビームと光ディスク1上のトラックとの位置関
係により、光ヘッド2からトラッキング誤差信号TEが
出力される。
ド2に搭載されており、対物レンズ3は、同じく光ヘッ
ド2に搭載されているアクチュエータ4によって、その
位置の微少変位が可能であるように構成されている。そ
して、光ビームと光ディスク1上のトラックとの位置関
係により、光ヘッド2からトラッキング誤差信号TEが
出力される。
【0010】一般的に、トラッキング誤差信号TEは、
トラックからの光ビームのズレ量を示しており、光ビー
ムがトラック上にあるときは、TE=0となる。このト
ラッキング誤差信号TEを、位相補償回路5を通して、
次段のスイッチ回路6へ与える。
トラックからの光ビームのズレ量を示しており、光ビー
ムがトラック上にあるときは、TE=0となる。このト
ラッキング誤差信号TEを、位相補償回路5を通して、
次段のスイッチ回路6へ与える。
【0011】そのため、スイッチ回路6がオン状態のと
きは、トラッキング誤差信号TEの出力が、加算器7、
アンプ8を介してアクチュエータ4へ与えられ、アクチ
ュエータ4が駆動され、光ビームが光ディスクのトラッ
ク上に追従するよう位置決め制御が行われる。
きは、トラッキング誤差信号TEの出力が、加算器7、
アンプ8を介してアクチュエータ4へ与えられ、アクチ
ュエータ4が駆動され、光ビームが光ディスクのトラッ
ク上に追従するよう位置決め制御が行われる。
【0012】このような動作により、トラッキング誤差
信号TE=0となるように、対物レンズ3を駆動するサ
ーボ制御、すなわち、クローズドループ制御が行われ
る。以上が、従来のサーボループゲイン補正装置と共通
の動作である。
信号TE=0となるように、対物レンズ3を駆動するサ
ーボ制御、すなわち、クローズドループ制御が行われ
る。以上が、従来のサーボループゲイン補正装置と共通
の動作である。
【0013】第1の先願発明では、この図6の回路で、
トラッキング誤差信号TEを、同時にA/D変換器9へ
も与えてデジタル信号に変換し、そのデジタル出力信号
ADをCPU10へ出力している。したがって、その時
点におけるトラッキング誤差信号TEのレベルを知るこ
とができる。
トラッキング誤差信号TEを、同時にA/D変換器9へ
も与えてデジタル信号に変換し、そのデジタル出力信号
ADをCPU10へ出力している。したがって、その時
点におけるトラッキング誤差信号TEのレベルを知るこ
とができる。
【0014】また、CPU10から発生されるアナログ
出力指令信号DAは、D/A変換器11によってアナロ
グ信号に変換され、加算器7の一方の入力に加えられ
る。ここで、第1の先願発明のサーボループゲイン補正
装置について、デジタル出力指令信号DAとトラッキン
グ誤差信号TEとの関係について説明する。
出力指令信号DAは、D/A変換器11によってアナロ
グ信号に変換され、加算器7の一方の入力に加えられ
る。ここで、第1の先願発明のサーボループゲイン補正
装置について、デジタル出力指令信号DAとトラッキン
グ誤差信号TEとの関係について説明する。
【0015】図7は、デジタル出力指令信号DAとトラ
ッキング誤差信号TEとの変化状態を説明する図で、
(1) はトラッキング誤差信号TE、(2) はデジタル出力
指令信号DAを示す。図において、a〜cはトラッキン
グ誤差信号TEのピークレベルTEP、t0 はデジタル
出力指令信号DAの負極性のパルスの時間幅を示す。
ッキング誤差信号TEとの変化状態を説明する図で、
(1) はトラッキング誤差信号TE、(2) はデジタル出力
指令信号DAを示す。図において、a〜cはトラッキン
グ誤差信号TEのピークレベルTEP、t0 はデジタル
出力指令信号DAの負極性のパルスの時間幅を示す。
【0016】先の図6のサーボループゲイン補正装置に
おいて、デジタル出力指令信号DAとして、この図7
(2) に示すように、時間幅t0 の負極性のパルスを、加
算器7から、アンプ8を介してアクチュエータ4へ与え
ると、光ビームは、図7(1) に示すように、負極性のパ
ルスの発生タイミングからやや遅れて、トラッキング誤
差信号TEが正極性となる方向に移動して、再びトラッ
ク追従動作に戻る。このような応答動作は、一般にイン
パルス応答として知られている。
おいて、デジタル出力指令信号DAとして、この図7
(2) に示すように、時間幅t0 の負極性のパルスを、加
算器7から、アンプ8を介してアクチュエータ4へ与え
ると、光ビームは、図7(1) に示すように、負極性のパ
ルスの発生タイミングからやや遅れて、トラッキング誤
差信号TEが正極性となる方向に移動して、再びトラッ
ク追従動作に戻る。このような応答動作は、一般にイン
パルス応答として知られている。
【0017】ところで、トラック追従サーボのループゲ
インが高いときは、光ビームのインパルス応答は高速に
なり、そのレベルが大きくなる。反対に、ループゲイン
が低いときは、その応答レベルは小さくなる。したがっ
て、インパルス応答によって得られるトラッキング誤差
信号TEのピークレベルTEPは、ループゲインが高い
ときは、図7(1) のa点となり、低いときは、c点とな
る。
インが高いときは、光ビームのインパルス応答は高速に
なり、そのレベルが大きくなる。反対に、ループゲイン
が低いときは、その応答レベルは小さくなる。したがっ
て、インパルス応答によって得られるトラッキング誤差
信号TEのピークレベルTEPは、ループゲインが高い
ときは、図7(1) のa点となり、低いときは、c点とな
る。
【0018】図6のサーボループゲイン補正装置では、
ゲイン指令GAINによって、アンプ8のゲインを可変
することができる。ここで、ループゲインが適正なとき
のトラッキング誤差信号TEのピークレベルTEPをb
点とすれば、そのレベルからループゲインが増減したと
きのループゲインとピークレベルTEPとの関係は、次
の図8に示すようになる。
ゲイン指令GAINによって、アンプ8のゲインを可変
することができる。ここで、ループゲインが適正なとき
のトラッキング誤差信号TEのピークレベルTEPをb
点とすれば、そのレベルからループゲインが増減したと
きのループゲインとピークレベルTEPとの関係は、次
の図8に示すようになる。
【0019】図8は、ループゲインとトラッキング誤差
信号TEのピークレベルTEPとの関係の一例を示す特
性図である。図の横軸はループゲイン、縦軸はピークレ
ベルTEPを示す。
信号TEのピークレベルTEPとの関係の一例を示す特
性図である。図の横軸はループゲイン、縦軸はピークレ
ベルTEPを示す。
【0020】この図8に示すように、ループゲインとピ
ークレベルTEPとは、ほぼ直線状に変化する。すなわ
ち、ループゲインの大小と、ピークレベルTEPとの関
係は、ほぼ直線状に変化し、少なくとも、単調増または
単調減の関係になっている。
ークレベルTEPとは、ほぼ直線状に変化する。すなわ
ち、ループゲインの大小と、ピークレベルTEPとの関
係は、ほぼ直線状に変化し、少なくとも、単調増または
単調減の関係になっている。
【0021】そこで、このピークレベルTEPが適正値
bに近づくように、ループゲインを補正すれば、適切に
ループゲインを設定することができる(請求項1と請求
項2の発明に対応する先行技術)。なお、図6のサーボ
ループゲイン補正装置では、スイッチ制御信号SWによ
って、スイッチ回路6のオン/オフが制御される構成で
ある。
bに近づくように、ループゲインを補正すれば、適切に
ループゲインを設定することができる(請求項1と請求
項2の発明に対応する先行技術)。なお、図6のサーボ
ループゲイン補正装置では、スイッチ制御信号SWによ
って、スイッチ回路6のオン/オフが制御される構成で
ある。
【0022】以上が、第1の先願発明による光ディスク
装置のサーボループゲイン補正装置の構成と動作であ
る。次に、第2の先願発明、すなわち、「ジャンプパル
ス補正装置および光ディスク装置」の発明について説明
するが、まず、その前提とする技術を述べる。
装置のサーボループゲイン補正装置の構成と動作であ
る。次に、第2の先願発明、すなわち、「ジャンプパル
ス補正装置および光ディスク装置」の発明について説明
するが、まず、その前提とする技術を述べる。
【0023】光ディスク装置では、トラックに追従して
いる光スポットを、隣接するトラックへ移動させるため
に、「ステップジャンプ」や「トラックジャンプ」動作
が行われる。ステップジャンプでは、先に述べたトラッ
ク追従サーボ系を開状態にして、予め定められた大きさ
の加速パルスを、トラッキングアクチュエータに与え、
一定時間の経過後に、この加速パルスと反対極性の減速
パルスをトラッキングアクチュエータに与えることによ
って、ステップジャンプを実行する。
いる光スポットを、隣接するトラックへ移動させるため
に、「ステップジャンプ」や「トラックジャンプ」動作
が行われる。ステップジャンプでは、先に述べたトラッ
ク追従サーボ系を開状態にして、予め定められた大きさ
の加速パルスを、トラッキングアクチュエータに与え、
一定時間の経過後に、この加速パルスと反対極性の減速
パルスをトラッキングアクチュエータに与えることによ
って、ステップジャンプを実行する。
【0024】図9は、ディスク装置において、ステップ
ジャンプ時の動作を説明するためのタイムチャートで、
(1) は加減速パルス、(2) は正常なトラッキング誤差信
号TE、(3) はアドレス情報信号、(4) は乱れが生じた
トラッキング誤差信号TEを示す。図においては、〜
はそれぞれトラッキング誤差信号TE、aは加速度過
少、bは加速度適正、cは加速度過大の場合を示す。
ジャンプ時の動作を説明するためのタイムチャートで、
(1) は加減速パルス、(2) は正常なトラッキング誤差信
号TE、(3) はアドレス情報信号、(4) は乱れが生じた
トラッキング誤差信号TEを示す。図においては、〜
はそれぞれトラッキング誤差信号TE、aは加速度過
少、bは加速度適正、cは加速度過大の場合を示す。
【0025】ステップジャンプでは、この図9(1) に示
すように、予め定められた大きさの加速パルス(正極性
のパルス)を、一定時間tだけトラッキングアクチュエ
ータに与え、その後、減速パルス(負極性のパルス)
を、同じく一定時間tだけトラッキングアクチュエータ
に与える。この場合には、図9(2) に示すような波形の
トラッキング誤差信号TEが得られる。
すように、予め定められた大きさの加速パルス(正極性
のパルス)を、一定時間tだけトラッキングアクチュエ
ータに与え、その後、減速パルス(負極性のパルス)
を、同じく一定時間tだけトラッキングアクチュエータ
に与える。この場合には、図9(2) に示すような波形の
トラッキング誤差信号TEが得られる。
【0026】詳しくいえば、トラッキング誤差信号TE
は、印加パルスの波高値が適正のときには、図9(2) に
で示すように、加速時から減速時への切換え時に、T
E=0(図のb点)となる波形が得られる。しかし、印
加パルスの波高値が過大のときには、図9(2) にで示
すように、TE≠0の波形(図のc点)となり、逆に、
印加パルスの波高値が過少のときには、図9(2) にで
示すように、TE≠0の波形(図のa点)となる。
は、印加パルスの波高値が適正のときには、図9(2) に
で示すように、加速時から減速時への切換え時に、T
E=0(図のb点)となる波形が得られる。しかし、印
加パルスの波高値が過大のときには、図9(2) にで示
すように、TE≠0の波形(図のc点)となり、逆に、
印加パルスの波高値が過少のときには、図9(2) にで
示すように、TE≠0の波形(図のa点)となる。
【0027】そこで、第2の先願発明では、パルスの印
加を開始した後、t秒が経過したとき(すなわち、加速
パルスと減速パルスの切換え時)、トラッキング誤差信
号TEを測定し、そのレベルが「0」となるように、パ
ルス波高値を調整する(図6では、CPU10からのゲ
イン指令GAINにより、アンプ8のゲインを調整す
る)ことによって、最適なステップジャンプパルスが得
られるように構成している。以上が、第2の先願発明に
よるジャンプパルス補正装置および光ディスク装置の構
成と動作である。
加を開始した後、t秒が経過したとき(すなわち、加速
パルスと減速パルスの切換え時)、トラッキング誤差信
号TEを測定し、そのレベルが「0」となるように、パ
ルス波高値を調整する(図6では、CPU10からのゲ
イン指令GAINにより、アンプ8のゲインを調整す
る)ことによって、最適なステップジャンプパルスが得
られるように構成している。以上が、第2の先願発明に
よるジャンプパルス補正装置および光ディスク装置の構
成と動作である。
【0028】ところで、第1や第2の先願発明では、イ
ンパルス応答の測定や、ステップジャンプパルスの印加
時におけるトラッキング誤差信号TEの測定時に、ディ
スク上のトラックからの反射光を検出して、再生信号を
生成している。そのため、図9(1) に示すような加減速
パルス(ステップジャンプパルス)を印加したとき、図
9(3) に示したように、ID部によって信号が乱れる
と、図9(4) のように、トラッキング誤差信号TEに乱
れが生じてしまう、という問題がある。
ンパルス応答の測定や、ステップジャンプパルスの印加
時におけるトラッキング誤差信号TEの測定時に、ディ
スク上のトラックからの反射光を検出して、再生信号を
生成している。そのため、図9(1) に示すような加減速
パルス(ステップジャンプパルス)を印加したとき、図
9(3) に示したように、ID部によって信号が乱れる
と、図9(4) のように、トラッキング誤差信号TEに乱
れが生じてしまう、という問題がある。
【0029】通常、ディスクのトラック上には、予めア
ドレスが記憶されているプリピット部(ID部)と、ユ
ーザデータ領域であるデータ部とが存在している。とこ
ろが、プリピット部(ID部)とユーザデータ領域とで
は、反射率が異なっており、プリピット部(ID部)の
方が、反射率は低い。この関係を、図で説明する。
ドレスが記憶されているプリピット部(ID部)と、ユ
ーザデータ領域であるデータ部とが存在している。とこ
ろが、プリピット部(ID部)とユーザデータ領域とで
は、反射率が異なっており、プリピット部(ID部)の
方が、反射率は低い。この関係を、図で説明する。
【0030】図10は、デジタル出力指令信号DAとア
ドレス情報信号TSとトラッキング誤差信号TEとの相
関関係を説明する図で、(1) はデジタル出力指令信号D
A、(2) はアドレス情報信号TS、(3) はトラッキング
誤差信号TEを示す。図において、Vはアドレス情報信
号TSの電圧、aはインパルス応答の信号に乱れが生じ
ない正常なトラッキング誤差信号TEのピークレベル、
a′はインパルス応答の信号に乱れが生じたトラッキン
グ誤差信号TEのピークレベルを示す。
ドレス情報信号TSとトラッキング誤差信号TEとの相
関関係を説明する図で、(1) はデジタル出力指令信号D
A、(2) はアドレス情報信号TS、(3) はトラッキング
誤差信号TEを示す。図において、Vはアドレス情報信
号TSの電圧、aはインパルス応答の信号に乱れが生じ
ない正常なトラッキング誤差信号TEのピークレベル、
a′はインパルス応答の信号に乱れが生じたトラッキン
グ誤差信号TEのピークレベルを示す。
【0031】ディスクトラックからの再生信号のレベル
は、この図10(2) に示すように、プリピット部(ID
部)とユーザデータ領域の反射率の相違によって異な
り、アドレスが記憶されているプリピット部(ID部)
のレベルの方が低くなる。この場合に、インパルス応答
の信号に乱れが生じると、図10(3) にa′で示すよう
に、トラッキング誤差信号TEが影響を受ける。
は、この図10(2) に示すように、プリピット部(ID
部)とユーザデータ領域の反射率の相違によって異な
り、アドレスが記憶されているプリピット部(ID部)
のレベルの方が低くなる。この場合に、インパルス応答
の信号に乱れが生じると、図10(3) にa′で示すよう
に、トラッキング誤差信号TEが影響を受ける。
【0032】すなわち、本来は、破線で示すように、ピ
ークがaとなるべきトラッキング誤差信号TEが、イン
パルス応答の信号の乱れによって、ピーク値がa′のよ
うな信号になる。その結果、トラッキング誤差信号TE
のピークレベルTEPは、インパルス応答の信号に乱れ
がない場合には、ピーク値aとして検出されるはずであ
るのに、ピーク値がa′の信号として誤検出されること
になる。
ークがaとなるべきトラッキング誤差信号TEが、イン
パルス応答の信号の乱れによって、ピーク値がa′のよ
うな信号になる。その結果、トラッキング誤差信号TE
のピークレベルTEPは、インパルス応答の信号に乱れ
がない場合には、ピーク値aとして検出されるはずであ
るのに、ピーク値がa′の信号として誤検出されること
になる。
【0033】したがって、トラッキング誤差信号TEの
ピークレベルTEPの値によって、サーボゲインの補正
を行うサーボ装置では、検出されたピークレベルTEP
が誤差をもっているため、正確なサーボ制御が行えな
い、という不都合がある。すなわち、従来の光ディスク
装置のサーボ装置および先に提案した「閉ループ制御シ
ステムおよび光ディスク装置のサーボ装置」(第1の先
願発明)や、「ジャンプパルス補正装置および光ディス
ク装置」(第2の先願発明)では、ディスクの反射率の
相違による影響までは考慮していないので、必ずしも正
確なサーボ制御が行えない、という問題が残されてい
た。
ピークレベルTEPの値によって、サーボゲインの補正
を行うサーボ装置では、検出されたピークレベルTEP
が誤差をもっているため、正確なサーボ制御が行えな
い、という不都合がある。すなわち、従来の光ディスク
装置のサーボ装置および先に提案した「閉ループ制御シ
ステムおよび光ディスク装置のサーボ装置」(第1の先
願発明)や、「ジャンプパルス補正装置および光ディス
ク装置」(第2の先願発明)では、ディスクの反射率の
相違による影響までは考慮していないので、必ずしも正
確なサーボ制御が行えない、という問題が残されてい
た。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
光ディスク装置のサーボ装置および先に提案した「閉ル
ープ制御システムおよび光ディスク装置のサーボ装置」
(第1の先願発明)や、「ジャンプパルス補正装置およ
び光ディスク装置」(第2の先願発明)におけるこのよ
うな不都合を解決し、ディスク反射率の相違による影響
を受けずに、正確なゲイン補正を可能にしたクローズド
ループ制御システム装置およびトラッキングサーボ制御
システム装置を提供することを目的とする。
光ディスク装置のサーボ装置および先に提案した「閉ル
ープ制御システムおよび光ディスク装置のサーボ装置」
(第1の先願発明)や、「ジャンプパルス補正装置およ
び光ディスク装置」(第2の先願発明)におけるこのよ
うな不都合を解決し、ディスク反射率の相違による影響
を受けずに、正確なゲイン補正を可能にしたクローズド
ループ制御システム装置およびトラッキングサーボ制御
システム装置を提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
光学的に情報が記録されている記憶担体を用い、該記憶
担体上に光スポットを照射する光スポット照射手段と、
前記光スポットを前記記憶担体上の目的位置に照射し、
該記憶担体に予め記録されているアドレス信号を検出す
るアドレス信号検出手段と、前記記憶担体からの反射光
を用いて、前記目的位置と光スポットとの位置ズレを検
出し、該検出された位置ズレ量をフィードバックして前
記光スポットの位置調整を行うクローズドループ、とを
備えた光ディスク装置であり、かつ、前記クローズドル
ープに信号を加算する信号加算手段と、前記クローズド
ループのゲインを変化させるゲイン可変手段と、前記信
号加算手段によって加算した信号に応じて、前記クロー
ズドループのループゲインの増減と相関を有する値を測
定する相関値測定手段、とを具備し、該相関値測定手段
の出力が所定値となるように、前記ゲイン可変手段のゲ
インを可変させるクローズドループ制御システムにおい
て、前記アドレス信号検出手段によってアドレス信号を
検出した後、前記信号加算手段によって加算信号を加算
するように構成している。
光学的に情報が記録されている記憶担体を用い、該記憶
担体上に光スポットを照射する光スポット照射手段と、
前記光スポットを前記記憶担体上の目的位置に照射し、
該記憶担体に予め記録されているアドレス信号を検出す
るアドレス信号検出手段と、前記記憶担体からの反射光
を用いて、前記目的位置と光スポットとの位置ズレを検
出し、該検出された位置ズレ量をフィードバックして前
記光スポットの位置調整を行うクローズドループ、とを
備えた光ディスク装置であり、かつ、前記クローズドル
ープに信号を加算する信号加算手段と、前記クローズド
ループのゲインを変化させるゲイン可変手段と、前記信
号加算手段によって加算した信号に応じて、前記クロー
ズドループのループゲインの増減と相関を有する値を測
定する相関値測定手段、とを具備し、該相関値測定手段
の出力が所定値となるように、前記ゲイン可変手段のゲ
インを可変させるクローズドループ制御システムにおい
て、前記アドレス信号検出手段によってアドレス信号を
検出した後、前記信号加算手段によって加算信号を加算
するように構成している。
【0036】第2に、上記第1のクローズドループ制御
システム装置において、ディスクの回転数をR(rp
m)、ディスク1トラックのセクタ数をM(個)とし、
Nを整数とするとき、印加する時間間隔t(sec)
を、 t=(60/R×M)*N で演算する演算手段を備え、該演算手段から得られる一
定の時間間隔t(sec)で、加算信号を連続的に加算
するように構成している。
システム装置において、ディスクの回転数をR(rp
m)、ディスク1トラックのセクタ数をM(個)とし、
Nを整数とするとき、印加する時間間隔t(sec)
を、 t=(60/R×M)*N で演算する演算手段を備え、該演算手段から得られる一
定の時間間隔t(sec)で、加算信号を連続的に加算
するように構成している。
【0037】第3に、光学的に情報が記録されている記
憶担体を用い、該記憶担体上に光スポットを照射する光
スポット照射手段と、前記光スポットを前記記憶担体上
の目的位置に照射し、該記憶担体に予め記録されている
アドレス信号を検出するアドレス信号検出手段と、前記
記憶担体からの反射光を用いて、前記目的位置と光スポ
ットとの相対位置関係に応じて得られるトラッキング誤
差信号を検出するトラッキング誤差信号検出手段と、該
検出されたトラッキング誤差信号をフィードバックして
前記光スポットの位置調整を行うトラッキングサーボド
ループと、前記光スポットを記憶担体のトラックと直交
する方向へ変位させる光スポット駆動手段と、前記光ス
ポットを記憶担体のトラックと方向へ移動させるパルス
信号を与えるパルス信号発生手段、とを備えた光ディス
ク装置であり、かつ、前記パルス信号の波高値を変化さ
せる波高値可変手段と、前記トラッキング誤差信号のレ
ベルを測定するレベル測定手段、を備え、前記トラッキ
ング誤差信号のレベルが所定値となるように、前記パル
ス信号の波高値のレベルを補正するトラッキングサーボ
制御システムにおいて、前記アドレス信号検出手段によ
ってアドレス信号を検出した後、前記パルス信号発生手
段によってパルス信号を与えるように構成にしている。
憶担体を用い、該記憶担体上に光スポットを照射する光
スポット照射手段と、前記光スポットを前記記憶担体上
の目的位置に照射し、該記憶担体に予め記録されている
アドレス信号を検出するアドレス信号検出手段と、前記
記憶担体からの反射光を用いて、前記目的位置と光スポ
ットとの相対位置関係に応じて得られるトラッキング誤
差信号を検出するトラッキング誤差信号検出手段と、該
検出されたトラッキング誤差信号をフィードバックして
前記光スポットの位置調整を行うトラッキングサーボド
ループと、前記光スポットを記憶担体のトラックと直交
する方向へ変位させる光スポット駆動手段と、前記光ス
ポットを記憶担体のトラックと方向へ移動させるパルス
信号を与えるパルス信号発生手段、とを備えた光ディス
ク装置であり、かつ、前記パルス信号の波高値を変化さ
せる波高値可変手段と、前記トラッキング誤差信号のレ
ベルを測定するレベル測定手段、を備え、前記トラッキ
ング誤差信号のレベルが所定値となるように、前記パル
ス信号の波高値のレベルを補正するトラッキングサーボ
制御システムにおいて、前記アドレス信号検出手段によ
ってアドレス信号を検出した後、前記パルス信号発生手
段によってパルス信号を与えるように構成にしている。
【0038】第4に、上記第3のトラッキングサーボ制
御システム装置において、ディスクの回転数をR(rp
m)、ディスク1トラックのセクタ数をM(個)とし、
Nを整数とするとき、印加する時間間隔t(sec)
を、 t=(60/R×M)*N で演算する演算手段を備え、該演算手段から得られる一
定の時間間隔t(sec)で、パルス信号を与えるよう
に構成している。
御システム装置において、ディスクの回転数をR(rp
m)、ディスク1トラックのセクタ数をM(個)とし、
Nを整数とするとき、印加する時間間隔t(sec)
を、 t=(60/R×M)*N で演算する演算手段を備え、該演算手段から得られる一
定の時間間隔t(sec)で、パルス信号を与えるよう
に構成している。
【0039】
【作用】この発明のクローズドループ制御システム装置
では、ディスクの反射率の相違による影響を回避して、
正確なゲイン補正が行えるようにしている。先に述べた
ように、ディスクのトラック上には、予めアドレスが記
憶されているプリピット部(ID部)と、ユーザデータ
領域であるデータ部とが存在しており、プリピット部
(ID部)とデータ部とでは、反射率が異なっている。
では、ディスクの反射率の相違による影響を回避して、
正確なゲイン補正が行えるようにしている。先に述べた
ように、ディスクのトラック上には、予めアドレスが記
憶されているプリピット部(ID部)と、ユーザデータ
領域であるデータ部とが存在しており、プリピット部
(ID部)とデータ部とでは、反射率が異なっている。
【0040】この発明では、インパルス応答を測定する
際は、反射率が一定した領域で、信号の取り込みを行う
のが望ましい、という点に着目し、同一ディスク上で、
反射率が一定した領域、すなわち、データ部において、
インパルス応答を測定することにより、ID部や、ディ
スク欠陥による反射率の相違を受けない、正確なサーボ
ループゲイン補正を実現している(請求項1と請求項2
の発明)。また、ディスクからの反射光レベルが所定値
以上のときに、ステップジャンプパルスの波高値の補正
を行うことによって、同様に、ID部や、ディスク欠陥
による反射率の相違を受けない、適切なステップジャン
プパルスが得られるようにしている(請求項3と請求項
4の発明)。
際は、反射率が一定した領域で、信号の取り込みを行う
のが望ましい、という点に着目し、同一ディスク上で、
反射率が一定した領域、すなわち、データ部において、
インパルス応答を測定することにより、ID部や、ディ
スク欠陥による反射率の相違を受けない、正確なサーボ
ループゲイン補正を実現している(請求項1と請求項2
の発明)。また、ディスクからの反射光レベルが所定値
以上のときに、ステップジャンプパルスの波高値の補正
を行うことによって、同様に、ID部や、ディスク欠陥
による反射率の相違を受けない、適切なステップジャン
プパルスが得られるようにしている(請求項3と請求項
4の発明)。
【0041】
【実施例1】次に、この発明のクローズドループ制御シ
ステム装置について、図面を参照しながら、その実施例
を詳細に説明する。この実施例は、請求項1の発明に対
応しているが、請求項2から請求項4の発明にも関連し
ている。
ステム装置について、図面を参照しながら、その実施例
を詳細に説明する。この実施例は、請求項1の発明に対
応しているが、請求項2から請求項4の発明にも関連し
ている。
【0042】この発明のクローズドループ制御システム
装置では、ディスクのトラックの反射率の相違による影
響を回避するために、ディスク上のアドレスが記憶され
ているプリピット部(ID部)を検知し、常に、それに
続くユーザデータ領域において、インパルス応答を測定
する点に特徴を有している。このように、ユーザデータ
領域において、サーボループのインパルス応答を測定す
ることによって、反射率が相違するID部の影響を受け
ることなく、サーボループのゲイン補正を行うことが可
能になる。
装置では、ディスクのトラックの反射率の相違による影
響を回避するために、ディスク上のアドレスが記憶され
ているプリピット部(ID部)を検知し、常に、それに
続くユーザデータ領域において、インパルス応答を測定
する点に特徴を有している。このように、ユーザデータ
領域において、サーボループのインパルス応答を測定す
ることによって、反射率が相違するID部の影響を受け
ることなく、サーボループのゲイン補正を行うことが可
能になる。
【0043】図1は、この発明のクローズドループ制御
システム装置のクローズドループ制御装置について、そ
の要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。図
における符号は図6と同様であり、また、12は第2の
スイッチ回路、TSはアドレス情報信号、SW1とSW
2は第1と第2のスイッチ制御信号を示す。
システム装置のクローズドループ制御装置について、そ
の要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。図
における符号は図6と同様であり、また、12は第2の
スイッチ回路、TSはアドレス情報信号、SW1とSW
2は第1と第2のスイッチ制御信号を示す。
【0044】この図1に示したこの発明のクローズドル
ープ制御装置は、従来例として示した先の図6の装置に
ついて、第2のスイッチ回路12を付加した点を除き、
基本的に同様の構成である。まず、光ヘッド2から、ト
ラッキング誤差信号TEや、光ディスク1に予め記録さ
れているアドレス情報信号TS(ID部の情報の一種)
が出力される。
ープ制御装置は、従来例として示した先の図6の装置に
ついて、第2のスイッチ回路12を付加した点を除き、
基本的に同様の構成である。まず、光ヘッド2から、ト
ラッキング誤差信号TEや、光ディスク1に予め記録さ
れているアドレス情報信号TS(ID部の情報の一種)
が出力される。
【0045】図1に示したクローズドループ制御装置で
は、トラッキング誤差信号TEと、アドレス情報信号T
Sとが、新たに付加された第2のスイッチ回路12によ
って選択される。この選択されたトラッキング誤差信号
TEまたはアドレス情報信号TSは、A/D変換器9に
よってデジタル入力信号ADに変換され、CPU10へ
与えられる。
は、トラッキング誤差信号TEと、アドレス情報信号T
Sとが、新たに付加された第2のスイッチ回路12によ
って選択される。この選択されたトラッキング誤差信号
TEまたはアドレス情報信号TSは、A/D変換器9に
よってデジタル入力信号ADに変換され、CPU10へ
与えられる。
【0046】したがって、CPU10によって、それぞ
れの誤差信号TEまたは情報信号TSのレベルを検知す
ることができる。図1に示したこの発明のクローズドル
ープ制御装置では、次のように、クローズドループ制御
が行われる。
れの誤差信号TEまたは情報信号TSのレベルを検知す
ることができる。図1に示したこの発明のクローズドル
ープ制御装置では、次のように、クローズドループ制御
が行われる。
【0047】新たに付加された第2のスイッチ回路12
を端子TE側に切換えると(オン状態にすると)、光ビ
ームは、トラッキング誤差信号TEが、TE=0となる
ように、トラック上を追従動作する。次に、CPU10
から第2のスイッチ制御信号SW2を出力して、第2の
スイッチ回路12を端子TS側に切換えると(オフ状態
にすると)、トラックのアドレス信号TSが選択され、
A/D変換器9から出力されたアドレス信号TSのレベ
ル(信号AD)が、CPU10に取り込まれる。
を端子TE側に切換えると(オン状態にすると)、光ビ
ームは、トラッキング誤差信号TEが、TE=0となる
ように、トラック上を追従動作する。次に、CPU10
から第2のスイッチ制御信号SW2を出力して、第2の
スイッチ回路12を端子TS側に切換えると(オフ状態
にすると)、トラックのアドレス信号TSが選択され、
A/D変換器9から出力されたアドレス信号TSのレベ
ル(信号AD)が、CPU10に取り込まれる。
【0048】CPU10は、取り込まれたアドレス情報
信号TSのレベルと、予め設定された所定値とを比較す
る。この関係を、次の図2によって説明する。
信号TSのレベルと、予め設定された所定値とを比較す
る。この関係を、次の図2によって説明する。
【0049】図2は、CPU10によって取り込まれた
アドレス情報信号TSと、予め設定された所定値との比
較状態を説明する図である。図の横軸は時間、縦軸は信
号レベルで、Aは光ビームがディスクのトラックのデー
タ領域上を追従しているときのレベル、Bはトラックの
ID領域上を追従しているときのレベル、Kは予め設定
されたレベルAとBの中間の値を示す。
アドレス情報信号TSと、予め設定された所定値との比
較状態を説明する図である。図の横軸は時間、縦軸は信
号レベルで、Aは光ビームがディスクのトラックのデー
タ領域上を追従しているときのレベル、Bはトラックの
ID領域上を追従しているときのレベル、Kは予め設定
されたレベルAとBの中間の値を示す。
【0050】この図2に示すように、予め所定の値Kを
定義しておく。このように、所定値Kを設定しておき、
アドレス情報信号TSのレベルと比較することにより、
光ビームの現在位置、すなわち、ディスクのトラック上
で、データ領域にあるか、それとも、ID部の領域にあ
るか、という追従位置の判定手段(判定機能)が得られ
る。
定義しておく。このように、所定値Kを設定しておき、
アドレス情報信号TSのレベルと比較することにより、
光ビームの現在位置、すなわち、ディスクのトラック上
で、データ領域にあるか、それとも、ID部の領域にあ
るか、という追従位置の判定手段(判定機能)が得られ
る。
【0051】そして、このような光ビームの追従位置の
判定機能によって、ID部の検出を行い、光ビームがI
D部を過ぎた時点、換言すれば、CPU10に取り込ま
れたアドレス情報信号TSのレベルが所定値以上になっ
た時点で、デジタル出力指令信号DAを出力してパルス
を印加する。次に、第2のスイッチ制御信号SW2によ
って、第2のスイッチ回路12をトラッキング誤差信号
TE側に切換える。
判定機能によって、ID部の検出を行い、光ビームがI
D部を過ぎた時点、換言すれば、CPU10に取り込ま
れたアドレス情報信号TSのレベルが所定値以上になっ
た時点で、デジタル出力指令信号DAを出力してパルス
を印加する。次に、第2のスイッチ制御信号SW2によ
って、第2のスイッチ回路12をトラッキング誤差信号
TE側に切換える。
【0052】その後、サーボループのインパルス応答を
測定する。したがって、インパルス応答の測定は、常
に、反射率が一定のデータ領域について行われることに
なる。
測定する。したがって、インパルス応答の測定は、常
に、反射率が一定のデータ領域について行われることに
なる。
【0053】以上が、この第1の実施例における光デイ
スク1のトラック上のデータ領域の検出動作であり、ま
た、その後に実行されるインパルス応答の測定である。
その結果、光ディスク1のID部、およびディスク1の
欠陥による反射率の相違による再生信号のレベル変動の
影響が確実に回避される。
スク1のトラック上のデータ領域の検出動作であり、ま
た、その後に実行されるインパルス応答の測定である。
その結果、光ディスク1のID部、およびディスク1の
欠陥による反射率の相違による再生信号のレベル変動の
影響が確実に回避される。
【0054】このような動作によってデータ領域を検出
し、サーボループのインパルス応答を測定すれば、ID
部の影響を受けることなく、サーボループのゲイン補正
を行うことが可能になる。ここで、この発明のクローズ
ドループ制御システム装置について、サーボゲイン補正
時のフローを示す。
し、サーボループのインパルス応答を測定すれば、ID
部の影響を受けることなく、サーボループのゲイン補正
を行うことが可能になる。ここで、この発明のクローズ
ドループ制御システム装置について、サーボゲイン補正
時のフローを示す。
【0055】図3は、この発明のクローズドループ制御
システム装置において、CPU10によるサーボゲイン
補正時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。図において、#1〜#9はステップを示す。
システム装置において、CPU10によるサーボゲイン
補正時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。図において、#1〜#9はステップを示す。
【0056】ステップ#1で、スイッチ6をオンにす
る。図1の回路において、スイッチ6をオンにすると、
光ビームは、トラッキング誤差信号TE=0となるよう
に、トラック上を追従する。
る。図1の回路において、スイッチ6をオンにすると、
光ビームは、トラッキング誤差信号TE=0となるよう
に、トラック上を追従する。
【0057】ステップ#2で、CPU10からのスイッ
チ制御指令SW2をオンにして、第2のスイッチ回路1
2を動作させ、トラックのアドレス信号TS側から入力
されるように切換える。ステップ#3で、A/D変換器
9からのデジタル入力信号ADを受信する。
チ制御指令SW2をオンにして、第2のスイッチ回路1
2を動作させ、トラックのアドレス信号TS側から入力
されるように切換える。ステップ#3で、A/D変換器
9からのデジタル入力信号ADを受信する。
【0058】ステップ#4へ進み、取り込まれたアドレ
ス信号TSの信号レベルを、予め設定された所定値Kと
比較する(信号レベルTS≧所定値K)。ステップ#4
で判断した結果、アドレス信号TSのレベルが、所定値
Kより大でなければ(小のときは)、再びステップ#3
へ戻る。
ス信号TSの信号レベルを、予め設定された所定値Kと
比較する(信号レベルTS≧所定値K)。ステップ#4
で判断した結果、アドレス信号TSのレベルが、所定値
Kより大でなければ(小のときは)、再びステップ#3
へ戻る。
【0059】これに対して、もし、アドレス信号TSの
レベルが所定値Kより大であれば、次のステップ#5へ
進み、CPU10からのスイッチ制御指令SW2をオフ
にして、第2のスイッチ回路12を動作させ、トラッキ
ング誤差信号TE側から入力されるように切換える。ス
テップ#6で、パルスを印加する。
レベルが所定値Kより大であれば、次のステップ#5へ
進み、CPU10からのスイッチ制御指令SW2をオフ
にして、第2のスイッチ回路12を動作させ、トラッキ
ング誤差信号TE側から入力されるように切換える。ス
テップ#6で、パルスを印加する。
【0060】ステップ#7で、トラッキング誤差信号T
Eの最大値を受信する。ステップ#8へ進み、サーボゲ
インが適正値であるかどうか判断する。
Eの最大値を受信する。ステップ#8へ進み、サーボゲ
インが適正値であるかどうか判断する。
【0061】ステップ#8で判断した結果、サーボゲイ
ンが適正値であれば、この図3のフローを終了する。も
し、サーボゲインが適正値でなければ、ステップ#9へ
進んで、サーボゲインを補正し、再び、先のステップ#
2へ戻り、以下同様の処理を繰り返えす。
ンが適正値であれば、この図3のフローを終了する。も
し、サーボゲインが適正値でなければ、ステップ#9へ
進んで、サーボゲインを補正し、再び、先のステップ#
2へ戻り、以下同様の処理を繰り返えす。
【0062】以上のステップ#1〜#9の処理により、
この発明のクローズドループ制御システム装置におい
て、サーボゲインの補正が行われる。すなわち、ディス
クのトラック上で、常に、ユーザデータ領域において、
トラッキング誤差信号TEについて、サーボループのイ
ンパルス応答が測定されるので、従来のように、反射率
が異なるID部の影響を受けることなく、サーボループ
のゲインを補正することができる。
この発明のクローズドループ制御システム装置におい
て、サーボゲインの補正が行われる。すなわち、ディス
クのトラック上で、常に、ユーザデータ領域において、
トラッキング誤差信号TEについて、サーボループのイ
ンパルス応答が測定されるので、従来のように、反射率
が異なるID部の影響を受けることなく、サーボループ
のゲインを補正することができる。
【0063】
【実施例2】次に、この発明のクローズドループ制御シ
ステム装置について、第2の実施例を説明する。この実
施例は、請求項2の発明に対応しているが、請求項1の
発明にも関連している。
ステム装置について、第2の実施例を説明する。この実
施例は、請求項2の発明に対応しているが、請求項1の
発明にも関連している。
【0064】先に説明した第1の実施例では、ディスク
のトラックの反射率の相違による影響を回避するため
に、ディスク上のアドレスが記憶されているプリピット
部(ID部)を検知し、常に、それに続くユーザデータ
領域において、インパルス応答を測定するようにした。
この第2の実施例では、第1の実施例をさらに改良し、
ディスクの回転数が一定(CAV方式)のときには、デ
ィスクのトラック上のID部は、ある一定の時間間隔で
検出される点に着目し、印加パルスの出力の時間間隔
を、ID部の検出毎に1個にしたり、ID部を2個検出
する毎に1個のように、ID部の個数に対応させること
によって、加算信号の発生を簡略化する点に特徴を有し
ている。
のトラックの反射率の相違による影響を回避するため
に、ディスク上のアドレスが記憶されているプリピット
部(ID部)を検知し、常に、それに続くユーザデータ
領域において、インパルス応答を測定するようにした。
この第2の実施例では、第1の実施例をさらに改良し、
ディスクの回転数が一定(CAV方式)のときには、デ
ィスクのトラック上のID部は、ある一定の時間間隔で
検出される点に着目し、印加パルスの出力の時間間隔
を、ID部の検出毎に1個にしたり、ID部を2個検出
する毎に1個のように、ID部の個数に対応させること
によって、加算信号の発生を簡略化する点に特徴を有し
ている。
【0065】すなわち、ディスクの回転数が一定(CA
V方式)のときには、ディスクのトラック上のID部
は、ある一定の時間間隔で検出される。この関係を、次
の図4で説明する。
V方式)のときには、ディスクのトラック上のID部
は、ある一定の時間間隔で検出される。この関係を、次
の図4で説明する。
【0066】図4は、ディスクの回転数が一定(CAV
方式)のディスク装置について、アドレス情報信号TS
と、印加パルスと、インパルス応答の関係の一例を説明
するタイムチャートで、(1) はアドレス情報信号TS、
(2) は印加パルス、(3) はインパルス応答(TE)を示
す。
方式)のディスク装置について、アドレス情報信号TS
と、印加パルスと、インパルス応答の関係の一例を説明
するタイムチャートで、(1) はアドレス情報信号TS、
(2) は印加パルス、(3) はインパルス応答(TE)を示
す。
【0067】この図4(1) に示すように、アドレス情報
信号TSは、ある一定の時間間隔で検出される。例え
ば、ディスクの回転数をR(rpm)、トラック上で検
出されるセクタ数をMとし、検出されるIDの時間間隔
をt(sec)とし、Nを整数とすると、tは、 t=(60/R×M)(sec) …… (1) の式(1) によって検出することができる。
信号TSは、ある一定の時間間隔で検出される。例え
ば、ディスクの回転数をR(rpm)、トラック上で検
出されるセクタ数をMとし、検出されるIDの時間間隔
をt(sec)とし、Nを整数とすると、tは、 t=(60/R×M)(sec) …… (1) の式(1) によって検出することができる。
【0068】したがって、印加するパルスの時間間隔を
t′(sec)とすれば、この場合のt′は、 t′=(60/R×M)*N(sec) …… (2) の式(2) によって表わすことができる。
t′(sec)とすれば、この場合のt′は、 t′=(60/R×M)*N(sec) …… (2) の式(2) によって表わすことができる。
【0069】例えば、N=1のときは、IDの検出毎
に、また、N=2のときは、ID部を2個検出する毎
に、1パルスを発生することになる。この式(2) のよう
に、時間間隔t′(sec)でパルスを出力して、イン
パルス応答を測定することによって、サーボゲインを測
定する際、ID部による影響を受けずに、インパルス応
答の測定が可能になる。
に、また、N=2のときは、ID部を2個検出する毎
に、1パルスを発生することになる。この式(2) のよう
に、時間間隔t′(sec)でパルスを出力して、イン
パルス応答を測定することによって、サーボゲインを測
定する際、ID部による影響を受けずに、インパルス応
答の測定が可能になる。
【0070】この図4(1) 〜(3) の場合には、式(2) に
おいて、N=1の場合であり、図4(1) のアドレス情報
信号TSと、図4(2) の印加パルスとは、t=t′=
(60/R×M)(sec)の同じ時間間隔で検出さ
れ、図4(3) のようなインパルス応答(TE)が得られ
る。このインパルス応答(TE)を測定することによっ
て、サーボゲインを測定する際に、ID部による影響を
受けることなく、インパルス応答を測定することができ
る。
おいて、N=1の場合であり、図4(1) のアドレス情報
信号TSと、図4(2) の印加パルスとは、t=t′=
(60/R×M)(sec)の同じ時間間隔で検出さ
れ、図4(3) のようなインパルス応答(TE)が得られ
る。このインパルス応答(TE)を測定することによっ
て、サーボゲインを測定する際に、ID部による影響を
受けることなく、インパルス応答を測定することができ
る。
【0071】
【実施例3】次に、この発明のトラッキングサーボ制御
システム装置について、その実施例を説明する。この実
施例は、請求項3の発明に対応しているが、請求項2の
発明にも関連している。
システム装置について、その実施例を説明する。この実
施例は、請求項3の発明に対応しているが、請求項2の
発明にも関連している。
【0072】先に説明した第1と第2の実施例では、ク
ローズドループ制御システム装置について、サーボゲイ
ンを測定する際に、ID部による影響を受けることな
く、インパルス応答を測定する場合を説明した。この第
3の実施例でも、第1の実施例と同様に、ID部による
影響を受けることなく、インパルス応答を測定する場合
であるが、トラッキングサーボ制御システム装置を対象
とする点で、先の第1や第2の実施例と異なっている。
ローズドループ制御システム装置について、サーボゲイ
ンを測定する際に、ID部による影響を受けることな
く、インパルス応答を測定する場合を説明した。この第
3の実施例でも、第1の実施例と同様に、ID部による
影響を受けることなく、インパルス応答を測定する場合
であるが、トラッキングサーボ制御システム装置を対象
とする点で、先の第1や第2の実施例と異なっている。
【0073】したがって、この第3の実施例では、印加
パルスとして、トラックを直交方向へ移動させるための
ステップジャンプパルスを使用し、先に述べた第1の実
施例と同様の処理を施してパルスの補正を行う点に特徴
を有していることになる。この関係を、次の図5で説明
する。
パルスとして、トラックを直交方向へ移動させるための
ステップジャンプパルスを使用し、先に述べた第1の実
施例と同様の処理を施してパルスの補正を行う点に特徴
を有していることになる。この関係を、次の図5で説明
する。
【0074】図5は、この発明の第3の実施例におい
て、ステップジャンプ時の動作を説明するためのタイム
チャートで、(1) はステップジャンプパルス、(2) はト
ラッキング誤差信号TE、(3) はアドレス情報信号TS
を示す。図において、t0 はステップジャンプパルスの
時間幅を示す。
て、ステップジャンプ時の動作を説明するためのタイム
チャートで、(1) はステップジャンプパルス、(2) はト
ラッキング誤差信号TE、(3) はアドレス情報信号TS
を示す。図において、t0 はステップジャンプパルスの
時間幅を示す。
【0075】ステップジャンプでは、この図5(1) に示
すように、予め定められた大きさのステップジャンプパ
ルス(正負極性のパルス:大きさX/2)を、一定時間
t0だけトラッキングアクチュエータに与える。この場
合に、図5(3) に示すような、アドレス情報信号TSを
随時測定し、ID部を検出した後に、先の図5(1) のよ
うなステップジャンプパルスを印加し、そのときのトラ
ッキング誤差信号TEを、CPU10から読み込む。
すように、予め定められた大きさのステップジャンプパ
ルス(正負極性のパルス:大きさX/2)を、一定時間
t0だけトラッキングアクチュエータに与える。この場
合に、図5(3) に示すような、アドレス情報信号TSを
随時測定し、ID部を検出した後に、先の図5(1) のよ
うなステップジャンプパルスを印加し、そのときのトラ
ッキング誤差信号TEを、CPU10から読み込む。
【0076】そして、得られたトラッキング誤差信号T
Eのレベルから、ステップジャンプパルスの波高値を補
正する。この補正には、図1のCPU10から、ゲイン
補正指令GAINを出力してゲインの補正を行う。
Eのレベルから、ステップジャンプパルスの波高値を補
正する。この補正には、図1のCPU10から、ゲイン
補正指令GAINを出力してゲインの補正を行う。
【0077】以上のように、この第3の実施例では、ス
テップジャンプパルスの波高値を、データ領域の再生時
に得られるトラッキング誤差信号TEのレベルによって
補正する。データ領域の検出方法は、先に述べた第1の
実施例と同様であり、また、その処理方法も、基本的
に、同様である。
テップジャンプパルスの波高値を、データ領域の再生時
に得られるトラッキング誤差信号TEのレベルによって
補正する。データ領域の検出方法は、先に述べた第1の
実施例と同様であり、また、その処理方法も、基本的
に、同様である。
【0078】
【実施例4】次に、この発明のトラッキングサーボ制御
システム装置について、他の実施例を説明する。この実
施例は、請求項4の発明に対応しているが、請求項1か
ら請求項3の発明にも関連している。
システム装置について、他の実施例を説明する。この実
施例は、請求項4の発明に対応しているが、請求項1か
ら請求項3の発明にも関連している。
【0079】この第4の実施例では、印加パルスを、先
の第3の実施例で説明したステップジャンプパルス(ト
ラックを直交方向へ移動させるためのステップジャンプ
パルス)とし、先の第1の実施例と同様の処理を施すと
共に、先の第2の実施例で説明した時間間隔t′(se
c)で定義した連続パルスとする点に特徴を有してい
る。したがって、その動作は、以上の実施例で述べたと
おりであるから、詳細な説明は省略する。
の第3の実施例で説明したステップジャンプパルス(ト
ラックを直交方向へ移動させるためのステップジャンプ
パルス)とし、先の第1の実施例と同様の処理を施すと
共に、先の第2の実施例で説明した時間間隔t′(se
c)で定義した連続パルスとする点に特徴を有してい
る。したがって、その動作は、以上の実施例で述べたと
おりであるから、詳細な説明は省略する。
【0080】なお、以上に述べた第1から第4の実施例
は、光ディスクに傷が生じて、反射光レベルが乱れた場
合でも、適用することができる。また、ID部の検出に
ついては、実際にディスクからデータを読み込み、その
読み込まれたデータが、記録データであるか、あるいは
予め書き込まれたデータであるかを判断する手段を付加
して、ID検出手段とすることも可能であり、実施例と
して説明した手段に限定されるものではない。
は、光ディスクに傷が生じて、反射光レベルが乱れた場
合でも、適用することができる。また、ID部の検出に
ついては、実際にディスクからデータを読み込み、その
読み込まれたデータが、記録データであるか、あるいは
予め書き込まれたデータであるかを判断する手段を付加
して、ID検出手段とすることも可能であり、実施例と
して説明した手段に限定されるものではない。
【0081】
【発明の効果】請求項1のクローズドループ制御システ
ム装置では、ディスクからの反射光レベルが所定値以上
のとき、サーボループのゲイン補正を行うようにしてい
る。したがって、ディスクのID部およびディスクの欠
陥による反射率の相違の影響を受けない、適切なサーボ
ループゲイン補正を行うことが可能になる。
ム装置では、ディスクからの反射光レベルが所定値以上
のとき、サーボループのゲイン補正を行うようにしてい
る。したがって、ディスクのID部およびディスクの欠
陥による反射率の相違の影響を受けない、適切なサーボ
ループゲイン補正を行うことが可能になる。
【0082】請求項2のクローズドループ制御システム
装置でも、ディスクからの反射光レベルが所定値以上の
とき、サーボループのゲイン補正を行うようにしている
が、ディスクの回転数が一定のときは、インパルス応答
を測定するために印加するパルスの出力時間間隔を、I
D部の1個や2個、一般的にいえばN個の検出毎に、1
個とすることにより、測定時のタイミング検出を簡略化
している。したがって、請求項1のクローズドループ制
御システム装置と同様に、ディスクのID部およびディ
スクの欠陥による反射率の相違の影響を受けない、適切
なサーボループゲイン補正を行うことが可能になる。
装置でも、ディスクからの反射光レベルが所定値以上の
とき、サーボループのゲイン補正を行うようにしている
が、ディスクの回転数が一定のときは、インパルス応答
を測定するために印加するパルスの出力時間間隔を、I
D部の1個や2個、一般的にいえばN個の検出毎に、1
個とすることにより、測定時のタイミング検出を簡略化
している。したがって、請求項1のクローズドループ制
御システム装置と同様に、ディスクのID部およびディ
スクの欠陥による反射率の相違の影響を受けない、適切
なサーボループゲイン補正を行うことが可能になる。
【0083】請求項3のトラッキングサーボ制御システ
ム装置では、ディスクからの反射光レベルが所定値以上
のとき、ステップジャンプパルスの波高値の補正を行う
ようにしている。したがって、ディスクのID部および
ディスクの欠陥による反射率の相違の影響を受けない、
適切なステップジャンプパルスが得られる。
ム装置では、ディスクからの反射光レベルが所定値以上
のとき、ステップジャンプパルスの波高値の補正を行う
ようにしている。したがって、ディスクのID部および
ディスクの欠陥による反射率の相違の影響を受けない、
適切なステップジャンプパルスが得られる。
【0084】請求項4のトラッキングサーボ制御システ
ム装置でも、ディスクからの反射光レベルが所定値以上
のとき、ステップジャンプパルスの波高値の補正を行う
ようにしているが、ディスクの回転数が一定のときは、
インパルス応答を測定するために印加するパルスの出力
時間間隔を、ID部の1個や2個、一般的にいえばN個
の検出毎に、1個とすることにより、測定処理時のタイ
ミング検出を簡略化している。したがって、請求項3の
トラッキングサーボ制御システム装置と同様に、ディス
クのID部およびディスクの欠陥による反射率の相違の
影響を受けない、適切なステップジャンプパルスが得ら
れる。
ム装置でも、ディスクからの反射光レベルが所定値以上
のとき、ステップジャンプパルスの波高値の補正を行う
ようにしているが、ディスクの回転数が一定のときは、
インパルス応答を測定するために印加するパルスの出力
時間間隔を、ID部の1個や2個、一般的にいえばN個
の検出毎に、1個とすることにより、測定処理時のタイ
ミング検出を簡略化している。したがって、請求項3の
トラッキングサーボ制御システム装置と同様に、ディス
クのID部およびディスクの欠陥による反射率の相違の
影響を受けない、適切なステップジャンプパルスが得ら
れる。
【図1】この発明のクローズドループ制御システム装置
のクローズドループ制御装置について、その要部構成の
一実施例を示す機能ブロック図である。
のクローズドループ制御装置について、その要部構成の
一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】CPU10によって取り込まれたアドレス情報
信号TSと、予め設定された所定値との比較状態を説明
する図である。
信号TSと、予め設定された所定値との比較状態を説明
する図である。
【図3】この発明のクローズドループ制御システム装置
において、CPU10によるサーボゲイン補正時の主要
な処理の流れを示すフローチャートである。
において、CPU10によるサーボゲイン補正時の主要
な処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】ディスクの回転数が一定(CAV方式)のディ
スク装置について、アドレス情報信号TSと、印加パル
スと、インパルス応答の関係の一例を説明するタイムチ
ャートである。
スク装置について、アドレス情報信号TSと、印加パル
スと、インパルス応答の関係の一例を説明するタイムチ
ャートである。
【図5】この発明の第3の実施例において、ステップジ
ャンプ時の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
ャンプ時の動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図6】第1の先願発明による光ディスク装置のサーボ
ループゲイン補正装置について、その要部構成の一例を
示す機能ブロック図である。
ループゲイン補正装置について、その要部構成の一例を
示す機能ブロック図である。
【図7】デジタル出力指令信号DAとトラッキング誤差
信号TEとの変化状態を説明する図である。
信号TEとの変化状態を説明する図である。
【図8】ループゲインとトラッキング誤差信号TEのピ
ークレベルTEPとの関係の一例を示す特性図である。
ークレベルTEPとの関係の一例を示す特性図である。
【図9】ディスク装置において、ステップジャンプ時の
動作を説明するためのタイムチャートである。
動作を説明するためのタイムチャートである。
【図10】デジタル出力指令信号DAとアドレス情報信
号TSとトラッキング誤差信号TEとの相関関係を説明
する図である。
号TSとトラッキング誤差信号TEとの相関関係を説明
する図である。
1 光ディスク 2 光ヘッド 3 対物レンズ 4 アクチュエータ 5 位相補償回路 6 スイッチ回路 7 加算器 8 アンプ 9 A/D変換器 10 CPU 11 D/A変換器 12 第2のスイッチ回路
Claims (4)
- 【請求項1】 光学的に情報が記録されている記憶担体
を用い、該記憶担体上に光スポットを照射する光スポッ
ト照射手段と、前記光スポットを前記記憶担体上の目的
位置に照射し、該記憶担体に予め記録されているアドレ
ス信号を検出するアドレス信号検出手段と、前記記憶担
体からの反射光を用いて、前記目的位置と光スポットと
の位置ズレを検出し、該検出された位置ズレ量をフィー
ドバックして前記光スポットの位置調整を行うクローズ
ドループ、とを備えた光ディスク装置であり、かつ、 前記クローズドループに信号を加算する信号加算手段
と、 前記クローズドループのゲインを変化させるゲイン可変
手段と、 前記信号加算手段によって加算した信号に応じて、前記
クローズドループのループゲインの増減と相関を有する
値を測定する相関値測定手段、とを具備し、 該相関値測定手段の出力が所定値となるように、前記ゲ
イン可変手段のゲインを可変させるクローズドループ制
御システムにおいて、 前記アドレス信号検出手段によってアドレス信号を検出
した後、前記信号加算手段によって加算信号を加算する
ことを特徴とするクローズドループ制御システム装置。 - 【請求項2】 請求項1のクローズドループ制御システ
ム装置において、 ディスクの回転数をR(rpm)、ディスク1トラック
のセクタ数をM(個)とし、Nを整数とするとき、 印加する時間間隔t(sec)を、 t=(60/R×M)*N で演算する演算手段を備え、 該演算手段から得られる一定の時間間隔t(sec)
で、加算信号を連続的に加算することを特徴とするクロ
ーズドループ制御システム装置。 - 【請求項3】 光学的に情報が記録されている記憶担体
を用い、該記憶担体上に光スポットを照射する光スポッ
ト照射手段と、前記光スポットを前記記憶担体上の目的
位置に照射し、該記憶担体に予め記録されているアドレ
ス信号を検出するアドレス信号検出手段と、前記記憶担
体からの反射光を用いて、前記目的位置と光スポットと
の相対位置関係に応じて得られるトラッキング誤差信号
を検出するトラッキング誤差信号検出手段と、該検出さ
れたトラッキング誤差信号をフィードバックして前記光
スポットの位置調整を行うトラッキングサーボドループ
と、前記光スポットを記憶担体のトラックと直交する方
向へ変位させる光スポット駆動手段と、前記光スポット
を記憶担体のトラックと方向へ移動させるパルス信号を
与えるパルス信号発生手段、とを備えた光ディスク装置
であり、かつ、 前記パルス信号の波高値を変化させる波高値可変手段
と、 前記トラッキング誤差信号のレベルを測定するレベル測
定手段、を備え、 前記トラッキング誤差信号のレベルが所定値となるよう
に、前記パルス信号の波高値のレベルを補正するトラッ
キングサーボ制御システムにおいて、 前記アドレス信号検出手段によってアドレス信号を検出
した後、前記パルス信号発生手段によってパルス信号を
与えることを特徴とするトラッキングサーボ制御システ
ム装置。 - 【請求項4】 請求項3のトラッキングサーボ制御シス
テム装置において、 ディスクの回転数をR(rpm)、ディスク1トラック
のセクタ数をM(個)とし、Nを整数とするとき、 印加する時間間隔t(sec)を、 t=(60/R×M)*N で演算する演算手段を備え、 該演算手段から得られる一定の時間間隔t(sec)
で、パルス信号を与えることを特徴とするトラッキング
サーボ制御システム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9860093A JPH06290474A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | クローズドループ制御システム装置およびトラッキングサーボ制御システム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9860093A JPH06290474A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | クローズドループ制御システム装置およびトラッキングサーボ制御システム装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06290474A true JPH06290474A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=14224113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9860093A Pending JPH06290474A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | クローズドループ制御システム装置およびトラッキングサーボ制御システム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06290474A (ja) |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP9860093A patent/JPH06290474A/ja active Pending
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