JPH06291025A - 電子ビーム露光装置 - Google Patents
電子ビーム露光装置Info
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- JPH06291025A JPH06291025A JP5074839A JP7483993A JPH06291025A JP H06291025 A JPH06291025 A JP H06291025A JP 5074839 A JP5074839 A JP 5074839A JP 7483993 A JP7483993 A JP 7483993A JP H06291025 A JPH06291025 A JP H06291025A
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- electron
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャラクタアパーチャを用いることなしに、
キャラクタプロジェクション方式と同様の露光を行うこ
とができ、キャラクタプロジェクション方式よりもスル
ープットを向上できる電子ビーム露光装置を提供するこ
と。 【構成】 被露光体に所望のパターンを露光する電子ビ
ーム露光装置において、電子ビームのオン・オフを独立
に制御可能な複数の電子ビーム源を2次元配置し、これ
らの電子ビーム源を選択的に駆動して所望パターンの成
形ビームを放出する電子ビーム発生基板10と、この電
子ビーム発生基板10から放出された成形ビームに対し
て加速,収束及び偏向の制御を行う電子光学構造体2
2,23,24と、この電子光学構造体22,23,2
4を通した成形ビームによって露光される被露光体26
を平面内で移動させる試料台とを備えたことを特徴とす
る。
キャラクタプロジェクション方式と同様の露光を行うこ
とができ、キャラクタプロジェクション方式よりもスル
ープットを向上できる電子ビーム露光装置を提供するこ
と。 【構成】 被露光体に所望のパターンを露光する電子ビ
ーム露光装置において、電子ビームのオン・オフを独立
に制御可能な複数の電子ビーム源を2次元配置し、これ
らの電子ビーム源を選択的に駆動して所望パターンの成
形ビームを放出する電子ビーム発生基板10と、この電
子ビーム発生基板10から放出された成形ビームに対し
て加速,収束及び偏向の制御を行う電子光学構造体2
2,23,24と、この電子光学構造体22,23,2
4を通した成形ビームによって露光される被露光体26
を平面内で移動させる試料台とを備えたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビーム露光装置に
係わり、特に所望パターンの成形ビームを用いて被露光
体を露光する電子ビーム露光装置に関する。
係わり、特に所望パターンの成形ビームを用いて被露光
体を露光する電子ビーム露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子のパターンの微細化に
伴って、リソグラフィ装置としての電子ビーム露光装置
が必須となってきている。この電子ビーム露光装置は、
光ステッパよりも解像度が高いという特徴があるもの
の、光ステッパのような一括露光ができないためスルー
プットが低い。このため、いかにしてスループットを上
げるかが重要な問題となる。
伴って、リソグラフィ装置としての電子ビーム露光装置
が必須となってきている。この電子ビーム露光装置は、
光ステッパよりも解像度が高いという特徴があるもの
の、光ステッパのような一括露光ができないためスルー
プットが低い。このため、いかにしてスループットを上
げるかが重要な問題となる。
【0003】電子ビーム露光装置におけるスループット
を向上させるために、独立に制御可能な多電子ビーム源
を並列に作動させ、複数の領域を同時に露光するものが
提案されている(特開昭 63-269522号,特開昭57-76837
号公報)。また、露光パターンに応じたアパーチャを予
め多数個作っておき、この中から選択的に、電子ビーム
源から発生させたビームを当ててビームの成形を行い、
このビームを使って被露光体の露光を行う方式(キャラ
クタプロジェクション方式)も提案されている。
を向上させるために、独立に制御可能な多電子ビーム源
を並列に作動させ、複数の領域を同時に露光するものが
提案されている(特開昭 63-269522号,特開昭57-76837
号公報)。また、露光パターンに応じたアパーチャを予
め多数個作っておき、この中から選択的に、電子ビーム
源から発生させたビームを当ててビームの成形を行い、
このビームを使って被露光体の露光を行う方式(キャラ
クタプロジェクション方式)も提案されている。
【0004】しかしながら、この種の装置にあっては次
のような問題があった。即ち、前記の多電子ビーム源を
作動させて露光する装置では、複数の露光領域(例えば
チップ領域)を同時にビーム走査するために、電子光学
構造体により多電子ビーム源からのビームを同時に偏向
している。この場合、電子レンズや偏向系による磁界を
広い範囲で均一に制御することは極めて難しく、電子光
学構造体の中央部と周辺部でビームの偏向量にずれが生
じ、従って高精度の露光は行えない。また、複数チップ
に相当する範囲にビームを放出させ偏向制御するため
に、これらの領域を囲む電子レンズが大型化せざるを得
ず、ひいては電子光学構造体の大型化を招くことにな
る。
のような問題があった。即ち、前記の多電子ビーム源を
作動させて露光する装置では、複数の露光領域(例えば
チップ領域)を同時にビーム走査するために、電子光学
構造体により多電子ビーム源からのビームを同時に偏向
している。この場合、電子レンズや偏向系による磁界を
広い範囲で均一に制御することは極めて難しく、電子光
学構造体の中央部と周辺部でビームの偏向量にずれが生
じ、従って高精度の露光は行えない。また、複数チップ
に相当する範囲にビームを放出させ偏向制御するため
に、これらの領域を囲む電子レンズが大型化せざるを得
ず、ひいては電子光学構造体の大型化を招くことにな
る。
【0005】一方、キャラクタプロジェクション方式で
は、従来からの電子光学構造体を使ってスループットの
向上が図れるが、予め作って構造体内に入れられるアパ
ーチャの数は限られるため、スループットの向上には限
界がある。
は、従来からの電子光学構造体を使ってスループットの
向上が図れるが、予め作って構造体内に入れられるアパ
ーチャの数は限られるため、スループットの向上には限
界がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、多電
子ビーム源を作動させて複数の領域を同時に露光する装
置においては、電子光学構造体の中央部と周辺部でビー
ムの偏向量にずれが生じて露光精度の低下を招いたり、
電子光学構造体の大型化を招く問題があった。また、キ
ャラクタプロジェクション方式では、電子光学構造体内
に入れられるアパーチャの数が限られるためスループッ
トの向上には限界があった。
子ビーム源を作動させて複数の領域を同時に露光する装
置においては、電子光学構造体の中央部と周辺部でビー
ムの偏向量にずれが生じて露光精度の低下を招いたり、
電子光学構造体の大型化を招く問題があった。また、キ
ャラクタプロジェクション方式では、電子光学構造体内
に入れられるアパーチャの数が限られるためスループッ
トの向上には限界があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、露光精度の低下や電子
光学構造体の大型化を招くことなく、多電子ビーム源を
用いてキャラクタプロジェクション方式と同様の露光を
行うことができ、かつキャラクタプロジェクション方式
よりもスループットを向上できる電子ビーム露光装置を
提供することにある。
ので、その目的とするところは、露光精度の低下や電子
光学構造体の大型化を招くことなく、多電子ビーム源を
用いてキャラクタプロジェクション方式と同様の露光を
行うことができ、かつキャラクタプロジェクション方式
よりもスループットを向上できる電子ビーム露光装置を
提供することにある。
【0008】また、本発明の別の目的は、電子ビームを
用いて一括露光することができ、光ステッパと同程度の
スループットを達成し得る電子ビーム露光装置を提供す
ることにある。
用いて一括露光することができ、光ステッパと同程度の
スループットを達成し得る電子ビーム露光装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、電子ビ
ーム源が2次元配置された電子ビーム発生基板を用い
て、キャラクタアパーチャを用いることなしに所望形状
の成形ビームを形成すことにある。
ーム源が2次元配置された電子ビーム発生基板を用い
て、キャラクタアパーチャを用いることなしに所望形状
の成形ビームを形成すことにある。
【0010】即ち、本発明(請求項1)は、被露光体に
所望のパターンを露光する電子ビーム露光装置におい
て、電子ビームのオン・オフを独立に制御可能な複数の
電子ビーム源を2次元配置し、これらの電子ビーム源を
選択的に駆動して所望パターンの成形ビームを放出する
電子ビーム発生基板と、この電子ビーム発生基板から放
出された成形ビームに対して加速,収束及び偏向等の制
御を行う電子光学構造体と、この電子光学構造体を通し
た成形ビームによって露光される被露光体を平面内で移
動させる手段とを具備してなることを特徴とする。
所望のパターンを露光する電子ビーム露光装置におい
て、電子ビームのオン・オフを独立に制御可能な複数の
電子ビーム源を2次元配置し、これらの電子ビーム源を
選択的に駆動して所望パターンの成形ビームを放出する
電子ビーム発生基板と、この電子ビーム発生基板から放
出された成形ビームに対して加速,収束及び偏向等の制
御を行う電子光学構造体と、この電子光学構造体を通し
た成形ビームによって露光される被露光体を平面内で移
動させる手段とを具備してなることを特徴とする。
【0011】また、本発明(請求項2)は、被露光体に
所望パターンを露光する電子ビーム露光装置において、
被露光体の露光に必要なパターンが形成されたマスク
と、このマスクに光を照射して得られる光ビームを縮小
する光学レンズと、この光学レンズにより前記マスクの
パターンが結像される位置に設けられ、光が当たると電
子を放出する光電変換材料面を有し、光ビームのパター
ンに応じたパターン形状を持つ電子ビームを発生する光
電変換部と、この光電変換部から放出された電子ビーム
に対して収束,縮小及び偏向の制御を行う電子光学構造
体と、この電子光学構造体を通した成形ビームによって
露光される被露光体を平面内で移動させる手段とを具備
してなることを特徴とする。ここで、本発明の望ましい
実施態様としては、次のものが上げられる。
所望パターンを露光する電子ビーム露光装置において、
被露光体の露光に必要なパターンが形成されたマスク
と、このマスクに光を照射して得られる光ビームを縮小
する光学レンズと、この光学レンズにより前記マスクの
パターンが結像される位置に設けられ、光が当たると電
子を放出する光電変換材料面を有し、光ビームのパター
ンに応じたパターン形状を持つ電子ビームを発生する光
電変換部と、この光電変換部から放出された電子ビーム
に対して収束,縮小及び偏向の制御を行う電子光学構造
体と、この電子光学構造体を通した成形ビームによって
露光される被露光体を平面内で移動させる手段とを具備
してなることを特徴とする。ここで、本発明の望ましい
実施態様としては、次のものが上げられる。
【0012】(1) 電子ビーム発生基板内の全電子ビーム
源から僅かに電子を放出させていて、所望の形状に対応
した電子ビーム源からはさらに多くの電子を放出するよ
うにして、成形ビーム強度分布にコントラストを付けた
成形ビームを形成すること。 (2) 被露光体を移動させながら被露光体を露光するこ
と。
源から僅かに電子を放出させていて、所望の形状に対応
した電子ビーム源からはさらに多くの電子を放出するよ
うにして、成形ビーム強度分布にコントラストを付けた
成形ビームを形成すること。 (2) 被露光体を移動させながら被露光体を露光するこ
と。
【0013】(3) マスク上の複数の領域に異なる所望パ
ターンを形成しておき、マスクのいずれかの領域を選択
して光を照射し、該領域のパターンを持つ光ビームを発
生させること。
ターンを形成しておき、マスクのいずれかの領域を選択
して光を照射し、該領域のパターンを持つ光ビームを発
生させること。
【0014】
【作用】本発明(請求項1)によれば、電子ビーム発生
基板から任意の形状をした電子ビームが得られ、このビ
ームを従来の縮小偏向電子光学レンズ等により制御する
ので、大きな技術的困難なしにキャラクタプロジェクシ
ョン方式と同様に、所望パターンの成形ビームで露光す
ることができる。しかも、キャラクタプロジェクション
方式とは異なり、形成するパターン種が多くなってもア
パーチャを交換する必要もないので、スループットを向
上させることができる。また、多電子ビーム源からのビ
ームを複数の露光領域で同時にビーム走査するのではな
く、該ビームで成形ビームを形成してショット露光を行
うので、露光精度の低下や電子光学構造体の大型化を招
くこともない。
基板から任意の形状をした電子ビームが得られ、このビ
ームを従来の縮小偏向電子光学レンズ等により制御する
ので、大きな技術的困難なしにキャラクタプロジェクシ
ョン方式と同様に、所望パターンの成形ビームで露光す
ることができる。しかも、キャラクタプロジェクション
方式とは異なり、形成するパターン種が多くなってもア
パーチャを交換する必要もないので、スループットを向
上させることができる。また、多電子ビーム源からのビ
ームを複数の露光領域で同時にビーム走査するのではな
く、該ビームで成形ビームを形成してショット露光を行
うので、露光精度の低下や電子光学構造体の大型化を招
くこともない。
【0015】また、本発明(請求項2)によれば、従来
から光ステッパで使われているマスクに光を選択照射し
て所望のパターン形状を持つ光ビームを形成し、これを
光学レンズを用いて縮小し、光が当たると電子を放出す
る光電変換材料面に照射し、所望のパターン形状を持つ
電子ビームを形成し、電子ビームを電子光学構造体を使
って収束,縮小,偏向制御して、移動又は停止している
被露光体をショット露光するようにしている。このよう
な装置では、大面積のパターン情報を持つ電子ビームが
容易に得られるため、従来のスポットビームを並列させ
て同時露光していくマルチビーム露光装置やキャラクタ
ービームを使ってセル毎にショットしていくキャラクタ
プロジェクション方式の露光装置に比べてスループット
を著しく向上させることができる。
から光ステッパで使われているマスクに光を選択照射し
て所望のパターン形状を持つ光ビームを形成し、これを
光学レンズを用いて縮小し、光が当たると電子を放出す
る光電変換材料面に照射し、所望のパターン形状を持つ
電子ビームを形成し、電子ビームを電子光学構造体を使
って収束,縮小,偏向制御して、移動又は停止している
被露光体をショット露光するようにしている。このよう
な装置では、大面積のパターン情報を持つ電子ビームが
容易に得られるため、従来のスポットビームを並列させ
て同時露光していくマルチビーム露光装置やキャラクタ
ービームを使ってセル毎にショットしていくキャラクタ
プロジェクション方式の露光装置に比べてスループット
を著しく向上させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の実施例によって
説明する。図1は本発明の第1の実施例に係わる電子ビ
ーム露光装置の概略構成を示す図で、図2は電子ビーム
発生基板の具体的構成を示す図である。
説明する。図1は本発明の第1の実施例に係わる電子ビ
ーム露光装置の概略構成を示す図で、図2は電子ビーム
発生基板の具体的構成を示す図である。
【0017】電子ビーム発生基板10は、基台11に多
電子ビーム源12をマトリックス配置し、さらに基台1
1に引き出し電極13及び加速電極14を対向配置した
ものである。より具体的には、例えば公報(特開昭 54-
111272号,特開昭56-15529号,特開平3-225721号)等に
記載のガラス,半導体等の基板を用い、この基板内に約
2μmピッチで電子ビーム源12が半導体製造プロセス
技術を使って、各電子ビーム源12が独立に制御できる
ような電圧印加配線まで含めて作製される。そして、こ
の電子ビーム発生基板10内の各電子ビーム源12は、
選択駆動回路21によって選択的に駆動される。
電子ビーム源12をマトリックス配置し、さらに基台1
1に引き出し電極13及び加速電極14を対向配置した
ものである。より具体的には、例えば公報(特開昭 54-
111272号,特開昭56-15529号,特開平3-225721号)等に
記載のガラス,半導体等の基板を用い、この基板内に約
2μmピッチで電子ビーム源12が半導体製造プロセス
技術を使って、各電子ビーム源12が独立に制御できる
ような電圧印加配線まで含めて作製される。そして、こ
の電子ビーム発生基板10内の各電子ビーム源12は、
選択駆動回路21によって選択的に駆動される。
【0018】図3に、電子ビーム発生基板10による成
形ビーム発生原理を模式的に示す。図3(a)に示すよ
うに電子ビーム源12がマトリックス配置されているも
のとし、選択駆動回路21により電子ビーム源12を選
択的に駆動し、所望するパターンに合わせて電子ビーム
源12をオンする。図3(b)中の丸印がオンの電子ビ
ーム源、×印がオフの電子ビーム源とする。これによ
り、電子ビーム発生基板10からは図3(c)に示すよ
うなパターンの成形ビームが得られる。
形ビーム発生原理を模式的に示す。図3(a)に示すよ
うに電子ビーム源12がマトリックス配置されているも
のとし、選択駆動回路21により電子ビーム源12を選
択的に駆動し、所望するパターンに合わせて電子ビーム
源12をオンする。図3(b)中の丸印がオンの電子ビ
ーム源、×印がオフの電子ビーム源とする。これによ
り、電子ビーム発生基板10からは図3(c)に示すよ
うなパターンの成形ビームが得られる。
【0019】電子ビーム発生基板10から放出された成
形ビームは、第1及び第2のビーム収束レンズ22,2
3により収束縮小され、X,Y方向に移動可能な試料台
(図示せず)上に載置された被露光基板26に照射され
る。被露光体26は、例えば半導体ウェハの表面に電子
ビームレジストを塗布形成したものである。第2の収束
レンズ23と被露光基板26との間には、成形ビームを
X,Y方向に偏向するための偏向電極24a,24bか
らなる2次元偏向器24が設けられている。そして、選
択駆動回路21,レンズ22,23,偏向器24及び試
料台等は、計算機20によって制御管理されるものとな
っている。
形ビームは、第1及び第2のビーム収束レンズ22,2
3により収束縮小され、X,Y方向に移動可能な試料台
(図示せず)上に載置された被露光基板26に照射され
る。被露光体26は、例えば半導体ウェハの表面に電子
ビームレジストを塗布形成したものである。第2の収束
レンズ23と被露光基板26との間には、成形ビームを
X,Y方向に偏向するための偏向電極24a,24bか
らなる2次元偏向器24が設けられている。そして、選
択駆動回路21,レンズ22,23,偏向器24及び試
料台等は、計算機20によって制御管理されるものとな
っている。
【0020】このような構成の装置では、選択駆動回路
21によって逐次露光パターンに応じた成形ビームが電
子ビーム発生基板10から放出される。放出された成形
ビームは第1及び第2のビーム収束装置22,23によ
って収束縮小され、さらに2次元偏向器24によって偏
向されて2次元ラスタ移動している被露光体26に照射
される。これによって、被露光体26の全面に所望のパ
ターンが露光されることになる。
21によって逐次露光パターンに応じた成形ビームが電
子ビーム発生基板10から放出される。放出された成形
ビームは第1及び第2のビーム収束装置22,23によ
って収束縮小され、さらに2次元偏向器24によって偏
向されて2次元ラスタ移動している被露光体26に照射
される。これによって、被露光体26の全面に所望のパ
ターンが露光されることになる。
【0021】電子ビーム発生基板10で形成される電子
ビームは、例えば2μmピッチのマトリクスドットビー
ム源から放出されるため、第1及び第2の収束装置2
2,23での縮小率が小さいと成形ビームの強度分布に
ドット状の凹凸が生じるため、微細パターンの形成に当
たってはこのドット状の凹凸が生じないだけの縮小率を
確保しなければならない。0.1μm幅以下のパターン
露光機能が要求される電子ビーム装置では少なくとも1
桁以上の縮小が必要になる。
ビームは、例えば2μmピッチのマトリクスドットビー
ム源から放出されるため、第1及び第2の収束装置2
2,23での縮小率が小さいと成形ビームの強度分布に
ドット状の凹凸が生じるため、微細パターンの形成に当
たってはこのドット状の凹凸が生じないだけの縮小率を
確保しなければならない。0.1μm幅以下のパターン
露光機能が要求される電子ビーム装置では少なくとも1
桁以上の縮小が必要になる。
【0022】電子ビーム発生基板10の各電子ビーム源
12から放出される電子ビームの放出特性は、一般に図
4に示すようになる。即ち、印加電圧Eの増大に伴いビ
ーム電流Iも大きくなる。
12から放出される電子ビームの放出特性は、一般に図
4に示すようになる。即ち、印加電圧Eの増大に伴いビ
ーム電流Iも大きくなる。
【0023】ところで、前述した公報(特開昭 54-1112
72号,特開昭56-15529号,特開平3-225721号)等に記載
の電子ビーム源では、各ビーム源からの電子放出をオン
・オフ制御することは極めて難しい。具体的には、ビー
ム電流0のオフ状態からオン状態にしても,瞬時にオン
状態のビーム電流になるのではなく、オン状態のビーム
電流に安定するまでに時間が掛かる。
72号,特開昭56-15529号,特開平3-225721号)等に記載
の電子ビーム源では、各ビーム源からの電子放出をオン
・オフ制御することは極めて難しい。具体的には、ビー
ム電流0のオフ状態からオン状態にしても,瞬時にオン
状態のビーム電流になるのではなく、オン状態のビーム
電流に安定するまでに時間が掛かる。
【0024】これを解決するために本実施例では、バイ
アス電圧印加によるバイアス露光法を適用している。即
ち、全電子ビーム源12には予め僅かな電子が放出され
るような初期電圧Aを印加しておく。これに対して所望
の露光パターンを露光する際には、必要な箇所の電子ビ
ーム源12にだけ選択駆動回路13によってさらに電圧
Bを印加し、ビーム強度分布にコントラストを持たせ被
露光体20にパターンが形成できるようにする。このよ
うな強度分布を持つビームを使って被露光体を露光する
と、電子ビーム露光装置特有の問題である近接効果に対
しても良い対策を兼ねることになる。
アス電圧印加によるバイアス露光法を適用している。即
ち、全電子ビーム源12には予め僅かな電子が放出され
るような初期電圧Aを印加しておく。これに対して所望
の露光パターンを露光する際には、必要な箇所の電子ビ
ーム源12にだけ選択駆動回路13によってさらに電圧
Bを印加し、ビーム強度分布にコントラストを持たせ被
露光体20にパターンが形成できるようにする。このよ
うな強度分布を持つビームを使って被露光体を露光する
と、電子ビーム露光装置特有の問題である近接効果に対
しても良い対策を兼ねることになる。
【0025】なお、先に形成された被露光体上の3次元
構造とのアライメントが必要な場合には、1つの電子ビ
ーム源から放出された電子ビームを被露光体上のアライ
メントマークに照射して信号を取り、重ね合わせを行え
ばよい。また、電子ビーム発生基板10上の全電子ビー
ム源12の座標位置は、各ビームを偏向すること無しに
試料台を移動させて被露光体基板上の単一マークに照射
して同一信号が得られる際のマーク位置を例えばレーザ
干渉計を使って読み取れば容易に決定できる。
構造とのアライメントが必要な場合には、1つの電子ビ
ーム源から放出された電子ビームを被露光体上のアライ
メントマークに照射して信号を取り、重ね合わせを行え
ばよい。また、電子ビーム発生基板10上の全電子ビー
ム源12の座標位置は、各ビームを偏向すること無しに
試料台を移動させて被露光体基板上の単一マークに照射
して同一信号が得られる際のマーク位置を例えばレーザ
干渉計を使って読み取れば容易に決定できる。
【0026】また、本実施例における電子ビーム源12
からの各ビームの位置は極めて狭い範囲にあり、光学系
の歪みによる影響は殆どない。しかし、より高精度の露
光を行うには、光学系の歪みによる影響を考慮して、電
子ビーム源12の形成位置を正確なマトリックス位置か
ら歪みの分だけずらして配置すればよい。
からの各ビームの位置は極めて狭い範囲にあり、光学系
の歪みによる影響は殆どない。しかし、より高精度の露
光を行うには、光学系の歪みによる影響を考慮して、電
子ビーム源12の形成位置を正確なマトリックス位置か
ら歪みの分だけずらして配置すればよい。
【0027】このように本実施例によれば、電子ビーム
発生基板10から任意の形状をした電子ビームを得るこ
とができ、このビームを収束レンズ22,23により収
束して被露光体26に照射しているので、従来のキャラ
クタプロジェクション方式と同様に、特定のパターンを
一括して露光することができる。そしてこの場合、電子
光学構造体は従来構成と何等変更する必要はなく、大き
な技術的困難なしに実現することが可能であり、しかも
露光精度が低下したり光学構造体の大型化を招くことも
ない。また、通常のキャラクタプロジェクション方式と
は異なりキャラクタアパーチャを必要としないので、形
成するパターン種が多くなってもアパーチャを交換する
必要もなく、これにより通常のキャラクタプロジェクシ
ョン方式以上にスループットを向上させることができ
る。
発生基板10から任意の形状をした電子ビームを得るこ
とができ、このビームを収束レンズ22,23により収
束して被露光体26に照射しているので、従来のキャラ
クタプロジェクション方式と同様に、特定のパターンを
一括して露光することができる。そしてこの場合、電子
光学構造体は従来構成と何等変更する必要はなく、大き
な技術的困難なしに実現することが可能であり、しかも
露光精度が低下したり光学構造体の大型化を招くことも
ない。また、通常のキャラクタプロジェクション方式と
は異なりキャラクタアパーチャを必要としないので、形
成するパターン種が多くなってもアパーチャを交換する
必要もなく、これにより通常のキャラクタプロジェクシ
ョン方式以上にスループットを向上させることができ
る。
【0028】図5は、本発明の第2の実施例に係わる電
子ビーム露光装置の概略構成を示す図である。図中31
はレチクルマスクであり、その表面には被露光体32の
露光に必要な少なくとも1つの露光パターン33が形成
されている。ここでは、レチクルマスク31には図6に
示すように、1チップのパターンが4層分(33a,3
3b,33c,33d)形成されているものとする。こ
のレチクルマスク31の作製方法は、光ステッパで使用
されるレチクルマスクの作製方法と全く同一である。レ
チクルマスク31は光源34に対してX,Y平面内で自
在に移動できるように支持台44に載置されており、こ
のレチクルマスク31の移動によって露光に必要な露光
パターン33a,33b,33c,33dを選択する。
子ビーム露光装置の概略構成を示す図である。図中31
はレチクルマスクであり、その表面には被露光体32の
露光に必要な少なくとも1つの露光パターン33が形成
されている。ここでは、レチクルマスク31には図6に
示すように、1チップのパターンが4層分(33a,3
3b,33c,33d)形成されているものとする。こ
のレチクルマスク31の作製方法は、光ステッパで使用
されるレチクルマスクの作製方法と全く同一である。レ
チクルマスク31は光源34に対してX,Y平面内で自
在に移動できるように支持台44に載置されており、こ
のレチクルマスク31の移動によって露光に必要な露光
パターン33a,33b,33c,33dを選択する。
【0029】レチクルマスク31の上方には、例えば紫
外線を放出する光源34がシャッタ45を介して設置さ
れている。レチクルマスク31の下方には紫外線を縮小
する光学レンズ群35があり、レチクルマスク31を通
過してパターン情報を持つ紫外線36が光学レンズ群3
5によって縮小され真空容器37内に設置された光電子
変換部38に、例えば石英ガラス39で密閉された開口
40を通して照射される。光電変換部38は、例えば透
明基板上に光電変換材料面を形成したもので、光が当た
ると電子を放出するようになっている。このため、パタ
ーン情報を持つ紫外線36が照射された光電子変換部3
8からは、紫外線36の形状に応じた電子ビーム41が
放出される。
外線を放出する光源34がシャッタ45を介して設置さ
れている。レチクルマスク31の下方には紫外線を縮小
する光学レンズ群35があり、レチクルマスク31を通
過してパターン情報を持つ紫外線36が光学レンズ群3
5によって縮小され真空容器37内に設置された光電子
変換部38に、例えば石英ガラス39で密閉された開口
40を通して照射される。光電変換部38は、例えば透
明基板上に光電変換材料面を形成したもので、光が当た
ると電子を放出するようになっている。このため、パタ
ーン情報を持つ紫外線36が照射された光電子変換部3
8からは、紫外線36の形状に応じた電子ビーム41が
放出される。
【0030】電子ビーム41は電子光学構造体42によ
り収束,縮小,偏向制御され、X,Y方向に移動可能な
試料台43に載置された被露光体32に照射される。試
料台43のX,Y方向に位置は、例えばレーザ干渉計に
よって正確に測定される。
り収束,縮小,偏向制御され、X,Y方向に移動可能な
試料台43に載置された被露光体32に照射される。試
料台43のX,Y方向に位置は、例えばレーザ干渉計に
よって正確に測定される。
【0031】このように構成された電子ビーム露光装置
の動作について説明する。支持台44を動かして光源3
4の真下に所望の露光パターン、例えば33aを設置す
る。一定時間シャッタ45を開けて紫外線をレチクルマ
スク31の33aに照射し、光学レンズ群35を通して
縮小されたパターン情報を持つ紫外線36を作り、これ
を真空容器37内に設置された光電子変換部38に当て
る。光電子変換部38からは紫外線36のパターン情報
に応じてその表面から電子ビーム41が放出される。放
出された電子ビーム41は電子光学構造体42によって
収束,縮小,偏向制御されて試料台43上に載置された
被露光体32の所定位置に照射される。露光が終了する
と試料台43が移動して被露光体32が次の露光位置に
運ばれ、次の露光が実行される。このようにして露光が
被露光体32の全面に行われる。
の動作について説明する。支持台44を動かして光源3
4の真下に所望の露光パターン、例えば33aを設置す
る。一定時間シャッタ45を開けて紫外線をレチクルマ
スク31の33aに照射し、光学レンズ群35を通して
縮小されたパターン情報を持つ紫外線36を作り、これ
を真空容器37内に設置された光電子変換部38に当て
る。光電子変換部38からは紫外線36のパターン情報
に応じてその表面から電子ビーム41が放出される。放
出された電子ビーム41は電子光学構造体42によって
収束,縮小,偏向制御されて試料台43上に載置された
被露光体32の所定位置に照射される。露光が終了する
と試料台43が移動して被露光体32が次の露光位置に
運ばれ、次の露光が実行される。このようにして露光が
被露光体32の全面に行われる。
【0032】次に、レチクルマスク31上の露光パター
ン33a,33b,33c,33d間の重ね合わせ露光
について説明する。露光パターン33a,33b,33
c,33d内には予めアライメントマーク46(46
q,46b,46c,46d)が入れ込まれているもの
とする。アライメントマーク46は、それぞれの露光パ
ターン13の各4辺に十字型マーク48を形成したもの
とする。
ン33a,33b,33c,33d間の重ね合わせ露光
について説明する。露光パターン33a,33b,33
c,33d内には予めアライメントマーク46(46
q,46b,46c,46d)が入れ込まれているもの
とする。アライメントマーク46は、それぞれの露光パ
ターン13の各4辺に十字型マーク48を形成したもの
とする。
【0033】まず、露光パターン33aが被露光体32
に照射され、例えばその表面に塗布されたレジストが露
光され、このレジストがマスクとなって被露光体32上
にパターンが形成され、アライメントマーク46が同時
に形成される。このアライメントマーク46が形成され
た被露光体32上に露光パターン33bを重ね合わせす
る動作について、以下に述べる。
に照射され、例えばその表面に塗布されたレジストが露
光され、このレジストがマスクとなって被露光体32上
にパターンが形成され、アライメントマーク46が同時
に形成される。このアライメントマーク46が形成され
た被露光体32上に露光パターン33bを重ね合わせす
る動作について、以下に述べる。
【0034】レチクルマスク31が載置された支持台4
4を移動させて光源34の真下に露光パターン33bを
配置する。露光パターン33bには、露光パターン33
aのアライメントマーク位置と同じ位置にアライメント
マーク46bが設けられている。露光パターン33bの
アライメントマーク46b領域のみをシャッタ45の一
部を開口して照明する。この結果、露光パターン33a
のアライメントマーク46aと同一形状の光ビームが得
られる。
4を移動させて光源34の真下に露光パターン33bを
配置する。露光パターン33bには、露光パターン33
aのアライメントマーク位置と同じ位置にアライメント
マーク46bが設けられている。露光パターン33bの
アライメントマーク46b領域のみをシャッタ45の一
部を開口して照明する。この結果、露光パターン33a
のアライメントマーク46aと同一形状の光ビームが得
られる。
【0035】この光ビームは光学レンズ群35によって
縮小され真空容器37内に設置された光電子変換部38
に当てられ、アライメントマーク46aと同一形状の電
子ビームが放出される。この電子ビームを電子光学構造
体42により集束,縮小,偏向制御して、先に被露光体
32上に作られたアライメントマーク46aに照射す
る。
縮小され真空容器37内に設置された光電子変換部38
に当てられ、アライメントマーク46aと同一形状の電
子ビームが放出される。この電子ビームを電子光学構造
体42により集束,縮小,偏向制御して、先に被露光体
32上に作られたアライメントマーク46aに照射す
る。
【0036】この際に発生する反射電子を、例えば電子
光学構造体42の内部に設けられた反射電子検出器(図
示せず)で検出し、レーザ干渉計で読み取られたアライ
メントマーク位置46aとの関係からずれ量を検出し、
そのずれ量を電子光学構造体42に補正信号として与
え、アライメント誤差が許容値以内におさめる。この状
態でシャッタ45を全面開口し露光パターン43bを被
露光体32上の露光パターン33a上に重ね照射する。
この操作を被露光体32全面に渡って繰り返し全面の露
光を行う。
光学構造体42の内部に設けられた反射電子検出器(図
示せず)で検出し、レーザ干渉計で読み取られたアライ
メントマーク位置46aとの関係からずれ量を検出し、
そのずれ量を電子光学構造体42に補正信号として与
え、アライメント誤差が許容値以内におさめる。この状
態でシャッタ45を全面開口し露光パターン43bを被
露光体32上の露光パターン33a上に重ね照射する。
この操作を被露光体32全面に渡って繰り返し全面の露
光を行う。
【0037】このように本実施例では、従来から光ステ
ッパで使われているレチクルマスクに光を選択照射して
所望のパターン形状を持つ光ビームを形成し、これを光
学レンズを用いて縮小し、光が当たると電子を放出する
光電変換材料面に照射し、所望のパターン形状を持つ電
子ビームを形成し、電子ビームを電子光学構造体を使っ
て収束,縮小,偏向制御して、移動又は停止している被
露光体をショット露光するようにしている。
ッパで使われているレチクルマスクに光を選択照射して
所望のパターン形状を持つ光ビームを形成し、これを光
学レンズを用いて縮小し、光が当たると電子を放出する
光電変換材料面に照射し、所望のパターン形状を持つ電
子ビームを形成し、電子ビームを電子光学構造体を使っ
て収束,縮小,偏向制御して、移動又は停止している被
露光体をショット露光するようにしている。
【0038】従って、このような装置では大面積のパタ
ーン情報を持つ電子ビームが容易に得られるため、従来
のスポットビームを並列させて同時露光していくマルチ
ビーム露光装置やキャラクタビームを使ってセル毎にシ
ョットしていくキャラクタプロジェクション方式の露光
装置に比べてスループットを著しく向上させることがで
きる。
ーン情報を持つ電子ビームが容易に得られるため、従来
のスポットビームを並列させて同時露光していくマルチ
ビーム露光装置やキャラクタビームを使ってセル毎にシ
ョットしていくキャラクタプロジェクション方式の露光
装置に比べてスループットを著しく向上させることがで
きる。
【0039】なお本発明は上述した実施例に限定される
ものではない。図5では所望の電子ビームの発生の有無
はシャッタの開閉とレチクルマスクの移動によって行う
ように構成しているが、例えばポリゴンミラーを使って
光を走査して所望の電子ビームが得られるようにしても
よいことは勿論である。さらに、光電子変換材料は電子
の放出量が時間と共に減少するため、真空容器内で移動
できるようにして放出量が許容値以下になったら光が当
たる部分を変えて寿命を延ばしてもよいことは勿論であ
る。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変
形して実施することができる。
ものではない。図5では所望の電子ビームの発生の有無
はシャッタの開閉とレチクルマスクの移動によって行う
ように構成しているが、例えばポリゴンミラーを使って
光を走査して所望の電子ビームが得られるようにしても
よいことは勿論である。さらに、光電子変換材料は電子
の放出量が時間と共に減少するため、真空容器内で移動
できるようにして放出量が許容値以下になったら光が当
たる部分を変えて寿命を延ばしてもよいことは勿論であ
る。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変
形して実施することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明(請求項1)
によれば、電子ビーム発生基板から任意の形状をした電
子ビームが得られ、このビームを従来の縮小偏向電子光
学レンズを使って制御するので、キャラクタプロジェク
ション方式と同様の露光を行うことができ、しかも大き
な技術的困難無しに露光スループットを著しく向上させ
ることができる。
によれば、電子ビーム発生基板から任意の形状をした電
子ビームが得られ、このビームを従来の縮小偏向電子光
学レンズを使って制御するので、キャラクタプロジェク
ション方式と同様の露光を行うことができ、しかも大き
な技術的困難無しに露光スループットを著しく向上させ
ることができる。
【0041】また、本発明(請求項2)によれば、従来
から光ステッパで使われているマスクに光を選択照射し
て所望のパターン形状を持つ光ビームを形成し、これを
縮小して光電変換部に照射し所望のパターン形状を持つ
電子ビームを形成しているので、大面積のパターン情報
を持つ電子ビームを容易に得ることができる。このた
め、従来のスポットビームを並列させて同時露光してい
くマルチビーム露光装置やキャラクタービームを使って
セル毎にショットしていくキャラクタプロジェクション
方式の露光装置に比べて、スループットを著しく向上さ
せることが可能となる。
から光ステッパで使われているマスクに光を選択照射し
て所望のパターン形状を持つ光ビームを形成し、これを
縮小して光電変換部に照射し所望のパターン形状を持つ
電子ビームを形成しているので、大面積のパターン情報
を持つ電子ビームを容易に得ることができる。このた
め、従来のスポットビームを並列させて同時露光してい
くマルチビーム露光装置やキャラクタービームを使って
セル毎にショットしていくキャラクタプロジェクション
方式の露光装置に比べて、スループットを著しく向上さ
せることが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わる電子ビーム露光
装置の概略構成を示す図。
装置の概略構成を示す図。
【図2】第1の実施例に用いた電子ビーム発生基板の具
体的構成を示す図。
体的構成を示す図。
【図3】電子ビーム発生基板による成形ビーム発生原理
を説明するための図。
を説明するための図。
【図4】電子ビーム発生基板の各電子ビーム源から放出
される電子ビームの放出特性を示す図。
される電子ビームの放出特性を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例に係わる電子ビーム露光
装置の概略構成を示す図。
装置の概略構成を示す図。
【図6】第2の実施例に用いたレチクルマスクの構成を
示す図。
示す図。
10…電子ビーム発生基板 11…基台 12…電子ビーム源 13…引き出し
電極 14…加速電極 20…計算機 21…選択駆動回路 22,23…ビ
ーム収束レンズ 24…偏向電極 26…被露光体 31…レチクルマスク 32…被露光体 33…露光パターン 34…光源 35…光学レンズ群 36…紫外線 37…真空容器 38…光電変換
部 39…石英ガラス 40…開口 41…電子ビーム 42…電子光学
構造体 43…試料台 44…支持台 45…シャッタ 46…アライメ
ントマーク 48…十字型マーク
電極 14…加速電極 20…計算機 21…選択駆動回路 22,23…ビ
ーム収束レンズ 24…偏向電極 26…被露光体 31…レチクルマスク 32…被露光体 33…露光パターン 34…光源 35…光学レンズ群 36…紫外線 37…真空容器 38…光電変換
部 39…石英ガラス 40…開口 41…電子ビーム 42…電子光学
構造体 43…試料台 44…支持台 45…シャッタ 46…アライメ
ントマーク 48…十字型マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高松 潤 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 馬越 俊幸 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】電子ビームのオン・オフを独立に制御可能
な複数の電子ビーム源を2次元配置し、これらの電子ビ
ーム源を選択的に駆動して所望パターンの成形ビームを
放出する電子ビーム発生基板と、この電子ビーム発生基
板から放出された成形ビームに対して加速,収束及び偏
向の制御を行う電子光学構造体と、この電子光学構造体
を通した成形ビームによって露光される被露光体を平面
内で移動させる手段とを具備してなることを特徴とする
電子ビーム露光装置。 - 【請求項2】被露光体の露光に必要なパターンが形成さ
れたマスクと、このマスクに光を照射して得られる光ビ
ームを縮小する光学レンズと、この光学レンズにより前
記マスクのパターンが結像される位置に設けられ、光が
当たると電子を放出する光電変換材料面を有し、前記光
ビームのパターンに応じたパターン形状を持つ電子ビー
ムを発生する光電変換部と、この光電変換部から放出さ
れた電子ビームに対して収束,縮小及び偏向の制御を行
う電子光学構造体と、この電子光学構造体を通した成形
ビームによって露光される被露光体を平面内で移動させ
る手段とを具備してなることを特徴とする電子ビーム露
光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074839A JPH06291025A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 電子ビーム露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074839A JPH06291025A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 電子ビーム露光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06291025A true JPH06291025A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13558909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5074839A Pending JPH06291025A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 電子ビーム露光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06291025A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140057175A (ko) * | 2012-11-02 | 2014-05-12 | 가부시키가이샤 뉴플레어 테크놀로지 | 멀티 하전 입자빔 묘화 방법 및 멀티 하전 입자빔 묘화 장치 |
| JP2014120650A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Ebara Corp | 電子露光装置 |
| JP2014120675A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Ebara Corp | 電子露光装置 |
| WO2019064507A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 株式会社ニコン | 電子ビーム装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法 |
| WO2019064511A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 株式会社ニコン | 電子ビーム装置及びデバイス製造方法 |
| CN112947008A (zh) * | 2021-01-26 | 2021-06-11 | 辛振祥 | 电子束光刻机 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5074839A patent/JPH06291025A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140057175A (ko) * | 2012-11-02 | 2014-05-12 | 가부시키가이샤 뉴플레어 테크놀로지 | 멀티 하전 입자빔 묘화 방법 및 멀티 하전 입자빔 묘화 장치 |
| JP2014120650A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Ebara Corp | 電子露光装置 |
| JP2014120675A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Ebara Corp | 電子露光装置 |
| WO2019064507A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 株式会社ニコン | 電子ビーム装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法 |
| WO2019064511A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 株式会社ニコン | 電子ビーム装置及びデバイス製造方法 |
| CN112947008A (zh) * | 2021-01-26 | 2021-06-11 | 辛振祥 | 电子束光刻机 |
| CN112947008B (zh) * | 2021-01-26 | 2023-12-01 | 辛振祥 | 电子束光刻机 |
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