JPH06291616A - 集積化ディジタル回路 - Google Patents

集積化ディジタル回路

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JPH06291616A
JPH06291616A JP5077223A JP7722393A JPH06291616A JP H06291616 A JPH06291616 A JP H06291616A JP 5077223 A JP5077223 A JP 5077223A JP 7722393 A JP7722393 A JP 7722393A JP H06291616 A JPH06291616 A JP H06291616A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】しきい値やゲート長等のデバイス特性や抵抗値
や容量値等の素子の特性値のばらつき、および温度や電
源電圧等の動作環境の変動によらず、所望の性能を達成
する集積化ディジタル回路を提供する。 【構成】発振回路2が、可変抵抗R1と可変電流源I1
と論理または記憶動作を実現する差動トランジスタ対と
から構成される電流モード回路から構成され、発振回路
2の縦続接続回路の段数と同等以下のクリティカルパス
ゲート段数を有するプロセッサ3により構成される。こ
れにより、回路性能が所望の性能に対して変動したと
き、信号振幅制御信号101と電流値制御信号102に
より電流モード回路の信号振幅と電流値を調節して回路
性能を変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積化ディジタル回路
に関し、特に、しきい値やゲート長、等のデバイス特性
や抵抗値や容量値、等の素子の特性値のばらつき、およ
び温度や電源電圧、等の動作環境の変動によらず、所望
の性能を達成する集積化ディジタル回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の集積化ディジタル回路は、主にn
MOSトランジスタとpMOSトランジスタを相補的に
動作させるCMOS回路、バイポーラトランジスタを用
いたECL回路、その両方を用いたBiCMOS回路等
で構成されている。
【0003】図9に従来のディジタル回路の構成例を示
す。
【0004】図9を参照すると、従来の集積化ディジタ
ル回路は、ディジタル回路を集積化した半導体集積回路
91と、CMOS回路またはBiCMOS回路で構成し
た発振回路96と、CMOS回路またはBiCMOS回
路で構成したプロセッサ97と、外部信号入力信号線3
04と、発振信号線305とを備える。外部信号入力線
304を通して入力された信号により発振回路96の発
振信号の周波数が制御される。発振信号は発振信号線3
05を通して前記プロセッサ97に入力されて、プロセ
ッサの動作を同期する。外部信号入力線304を通して
入力される信号は、発振回路96の発振周波数を制御す
る制御信号の場合と、集積回路外部の相違を同期する同
期信号の場合がある。後者の場合には、発振回路96は
外部から入力された同期信号に同期した内部用発振信号
を生成する。また、従来例には発振回路96が搭載され
ていない事もある。この場合は、集積回路の外部から直
接、発振信号を前記プロセッサ97に供給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の集積化ディ
ジタル回路は、デバイス特性や素子の特性値のばらつ
き、そして温度や電源電圧の変動によって、設計時に目
標とした性能を達成できない事が多かった。したがっ
て、あらかじめこれらのばらつきや変動、等の不確定な
要因によるトランジスタ特性の低下を考慮して、集積化
ディジタル回路を設計するため所望の性能の約2倍もの
性能をもつようマージンをとる設計をしなければならな
かった。また、そうしなければ良品歩留まりは極めて低
くなってしまう。
【0006】本発明の目的はこのような従来の欠点を除
去し、しきい値やゲート長、等のデバイス特性や抵抗値
や容量値、等の素子の特性値のばらつき、および温度や
電源電圧、等の動作環境の変動によらず、所望の性能を
達成する集積化ディジタル回路を提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の集積化ディジタ
ル回路は、第1の制御信号により抵抗値を変えられる可
変抵抗と、第2の制御信号により電流値を変えられる可
変電流源と、論理または記憶動作を実現する差動トラン
ジスタ対とから構成される電流モード回路において、任
意の個数の前記電流モード回路を縦続にかつリング状に
接続して構成する発振回路と、前記発振回路の前記電流
モード回路の縦続接続段数と同等以下のクリティカルパ
スゲート段数を有し前記発振回路の発振信号により同期
され前記電流モード回路で構成するプロセッサとを有
し、前記発振回路と前記プロセッサを構成する前記電流
モード回路の信号振幅と電流値を外部信号により制御す
る構成である。
【0008】また、本発明の集積化ディジタル回路は、
外部から入力した同期信号の周波数と前記発振回路の発
振信号の周波数とを比較し前記周波数の差が無くなるよ
うに前記発振回路と前記プロセッサを構成する前記電流
モード回路の信号振幅と電流値を制御する信号を出力す
る位相周波数比較器を有する構成とすることもできる。
【0009】また、さらに、本発明のディジタル化集積
回路は、前記発振回路の発振信号を分周する分周回路
と、外部から入力した同期信号の周波数と前記分周回路
により分周された分周信号の周波数を比較し前記信号の
周波数の差が無くなるように前記発振回路と前記プロセ
ッサを構成する前記電流モード回路の信号振幅と電流値
を制御する信号を出力する位相周波数比較器とを有する
構成とすることもできる。
【0010】
【実施例】次に図1から図8を参照して本発明の実施例
について説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例の集積化ディ
ジタル回路を示す回路図である。
【0012】図1を参照すると、この実施例の集積化デ
ィジタル回路1は、信号振幅制御信号と電流値制御信号
により信号振幅と電流値のそれぞれの値を調節できるM
OS電流モード回路で構成された発振回路2と、同じく
信号振幅制御信号と電流値制御信号により信号振幅と電
流値のそれぞれの値を調節できるMOS電流モード回路
で構成されたプロセッサ3と、発振回路とプロセッサを
構成する電流モード回路の信号振幅と電流値を制御する
信号を伝える信号振幅制御信号線101および電流値制
御信号線102と、発振回路2から出力される発振信号
をプロセッサ3に供給する発振信号線103とを有して
いる。
【0013】発振回路2は任意の個数のMOS電流モー
ド回路を縦続にかつリング状に接続して構成され、プロ
セッサ3は発振回路のMOS電流モード回路の縦続接続
段数と同等以下のクリティカルパスゲート段数を有し、
発振回路2の発振信号により同期される。能動素子のト
ランジスタのしきい値やゲート長等のデバイス特性や受
動素子の抵抗および容量の抵抗値や容量値等の素子の特
性値のばらつき、ならびに集積化ディジタル回路の動作
温度や電源電圧等の動作環境の変動により、回路性能が
所望の性能に対して変動したとき、信号振幅制御信号と
電流値制御信号によりMOS電流モード回路の信号振幅
と電流値を調節して回路性能を変更できる。さらに、プ
ロセッサ回路3は発振回路2の発振周波数の変化に応じ
て、そのサイクル時間内でクリティカルパスが必ず動作
するように信号振幅と電流値が調節されるため、所望の
同期周波数で必ず動作する。
【0014】発振回路2の具体例を示す図2を併せて参
照すると、この実施例の発振回路は、信号振幅制御信号
線101の信号振幅制御信号により抵抗を調節できる可
変抵抗R1と、電流値制御信号線102の電流値制御信
号線の電流値制御信号により電流値を調節できる可変電
流源I1と、差動対を構成するnMOSトランジスタ
(M1〜M4)と、信号振幅の高電位供給線201と、
信号振幅の低電位供給線202とで構成される。
【0015】本発振回路を構成する2個の可変抵抗R1
とトランジスタ(M1,M2,M3,M4)と可変電流
源I1から構成されるMOS電流モード回路はNOR/
ORまたはNAND/AND回路として機能する。本実
施例の電流モード回路はNOR/ORやNAND/AN
Dだけでなく、インバータ回路でも良い。信号振幅制御
信号と電流値制御信号により可変抵抗R1の抵抗値と可
変電流源I1の電流値を制御する事で発振周波数を調節
できる。具体的には、以下のようにする。
【0016】低周波数発振信号を必要とするときは、可
変抵抗R1の抵抗値を大きくし、可変電流源I1の電流
値を小さくする。高周波発振信号を必要とするときは、
可変抵抗R1の抵抗値を小さくし、可変電流源I1の電
流値を大きくする。上述の制御により信号振幅を一定の
まま、発振周波数を変化できる。なお、発振信号の周期
は縦続に接続されたMOS電流モード回路の段数にMO
S電流モード回路1個の遅延時間をかけたものの2倍に
なる。
【0017】発振回路2およびプロセッサ3を構成する
MOS電流モードインバータ回路の具体例である図3を
参照すると、このインバータ回路は、信号振幅制御信号
線101の信号振幅制御信号により抵抗を調節できる可
変抵抗R2と、電流値制御信号線102の電流値制御信
号線の電流値制御信号により電流値を調節できる可変電
流源I2と、差動対を構成するnMOSトランジスタM
5およびM6と、入力信号線203および204を有す
る構成である。入力信号線203および204を通し
て、互いに相補動作する信号を入力し、その結果、可変
抵抗R2とトランジスタM5およびM6の接点に反転信
号が出力される。信号振幅制御信号と電流値制御信号に
より可変抵抗R2の抵抗値と可変電流源I2の電流値を
制御し、このインバータ回路の遅延時間tpdを制御で
きる。可変抵抗R2の抵抗値を大きくし、可変電流源I
2の電流値を小さくすれば、遅延時間tpdを増大で
き、可変抵抗R2の抵抗値を小さくし、可変電流源I2
の電流値を大きくすれば、遅延時間tpdを減少させる
ことができる。
【0018】図4は発振回路およびプロセッサを構成す
るMOS電流モードEXOR/EXNOR回路の具体的
回路例である。このEXOR/EXNOR回路は、信号
振幅制御信号線101の信号振幅制御信号により抵抗を
調節できる可変抵抗R3と、電流値制御信号線102の
電流値制御信号線の電流値制御信号により電流値を調節
できる可変電流減I3と、差動対を構成するnMOSト
ランジスタ(M7〜M12)と、、入力信号線(205
〜208)と有する構成である。入力信号線205およ
び206ならびに207および208を通して、互いに
相補動作する信号を入力し、その結果、可変抵抗R3と
トランジスタM7とM8の接点にEXORまたはEXN
OR信号が出力される。信号振幅制御信号と電流値制御
信号により可変抵抗R3の抵抗値と可変電流源I3の電
流値を制御し、この回路の遅延時間tpdを制御でき
る。可変抵抗R3の抵抗値を大きくし、可変電流源I3
の電流値を小さくすれば、遅延時間tpdを増大でき、
可変抵抗R3の抵抗値を小さくし、可変電流源I3の電
流値を大きくすれば、遅延時間tpdを削減できる。
【0019】さらに、プロセッサを構成する重要な回路
である加算器を示す図5を参照すると、この回路は3個
のMOS電流モード回路で構成されており、それぞれは
図2に示すNAND/AND回路と図4に示すEXOR
/EXNOR回路である。入力信号線208および20
9、210および211ならびに218および219に
はそれぞれ、信号Aと信号Aの反転信号、信号Bと信号
Bの反転信号、桁上げCarry信号とCarryの反
転信号を入力する。出力信号線212および213、2
14および215ならびに216および217には、桁
上げ発生信号Gと信号Gの反転信号、桁上げ伝搬信号P
とPの反転信号、和信号SUMとSUMの反転信号がそ
れぞれ出力される。信号振幅制御信号と電流値制御信号
により可変抵抗の抵抗値と可変電流源の電流値を制御
し、遅延時間を制御できる。可変抵抗の抵抗値を大きく
し、可変電流源の電流値を小さくすれば、遅延時間を増
大でき、可変抵抗の抵抗値を小さくし、可変電流源の電
流値を大きくすれば、遅延時間を削減できる。
【0020】図6はプロセッサを構成する重要な回路の
フリップフロップである。このフリップフロップは信号
振幅制御信号線101の信号振幅制御信号により抵抗を
調節できる可変抵抗R4と、電流源制御信号線102の
電流値制御信号線の電流値制御信号により電流値を調節
できる可変電流源I4と、差動対を構成するnMOSト
ランジスタ(M13〜M18)と、入力信号線(220
〜223)と、出力信号線(224,225)とを有し
ている。入力信号線220と221を通して、互いに相
補動作するデータ信号を、入力信号線222と223を
通して、互いに相補動作する同期信号を入力し、その結
果、出力信号線224と225とに記憶データQとQの
反転信号が出力される。信号振幅制御信号と電流値制御
信号により可変抵抗R4の抵抗値と可変電流源I4の電
流値を制御し、この回路の遅延時間tpdを制御でき
る。可変抵抗R4の抵抗値を大きくし、可変電流源I4
の電流値を小さくすれば、遅延時間tpdを増大でき、
可変抵抗R4の抵抗値を小さくし、可変電流源I4の電
流値を大きくすれば、遅延時間tpdを削減できる。
【0021】次に、本発明の第2の実施例の集積化ディ
ジタル回路71の回路図を示す図7を参照すると、この
実施例の集積化ディジタル回路71は、信号振幅制御信
号と電流値制御信号により信号振幅と電流値のそれぞれ
の値を調節できるMOS電流モード回路で構成された発
振回路72と、同じく信号振幅制御信号と電流値制御信
号により信号振幅と電流値のそれぞれの値を調節できる
MOS電流モード回路で構成されたプロセッサ73と、
外部同期信号と発振回路が出力する発振信号との位相と
周波数を比較する位相周波数比較器74と、外部同期信
号を位相周波数比較器74に伝える外部同期信号線10
6と、発振回路72とプロセッサ73を構成する電流モ
ード回路の信号振幅と電流値を制御する信号704およ
び705を伝える信号振幅制御信号線104と電流値制
御信号線105、発振回路72から出力される発振信号
をプロセッサ73に供給する発振信号線103とを有す
る構成である。発振回路72は任意の個数のMOS電流
モード回路を縦続にかつリング状に接続して構成され、
プロセッサ73は発振回路72のMOS電流モード回路
の縦属接続段数と同等以下のクリティカルパスゲート段
数を有し、発振回路72の発振信号により同期される。
【0022】しきい値やゲート長、等のデバイス特性や
抵抗値や容量値、等の素子の特性値のばらつき、および
温度や電源電圧、等の動作環境の変動により、回路性能
が所望の性能に対して変動したとき、信号振幅制御信号
704と電流値制御信号705によりMOS電流モード
回路の信号振幅と電流値を調節して回路性能を変更でき
る。さらに、プロセッサ回路73は発振回路72の発振
周波数の変化に応じて、そのサイクル時間内でクリティ
カルパスが必ず動作するように信号振幅と電流値が調節
されるため、所望の同期周波数で必ず動作する。
【0023】この実施例においては、外部から入力する
外部同期信号と発振回路の発振信号の周波数が等しくな
るように位相周波数比較器74が信号振幅制御信号70
4と電流値制御信号705を出力し、それらが発振回路
72とプロセッサ73を構成する電流モード回路の信号
振幅と電流値を制御する。集積回路内部で自動的に信号
振幅制御信号704と電流値制御信号705を出力する
ので、集積回路には外部から同期信号を入力するだけで
良く、制御が容易になる。
【0024】次に、本発明の第3の実施例の集積化ディ
ジタル回路について説明する。
【0025】図8は本発明の第3の実施例の集積化ディ
ジタル回路を示す回路図で、この実施例の集積化ディジ
タル回路81は、信号振幅制御信号804と電流値制御
信号805により信号振幅と電流値のそれぞれの値を調
節できるMOS電流モード回路で構成された発振回路8
2と、同じく信号振幅制御信号804と電流値制御信号
805により信号振幅と電流値のそれぞれの値を調節で
きるMOS電流モード回路で構成されたプロセッサ83
と、外部同期信号と分周回路85が出力する分周発振信
号806との位相と周波数を比較する位相周波数比較器
84と、発振回路2が出力する発振信号を任意の割合で
分周し分周発振信号806を出力する分周回路85と、
外部同期信号を位相周波数比較器84に伝える外部同期
信号線108と、発振回路82とプロセッサ83を構成
する電流モード回路の信号振幅と電流値を制御する信号
を伝える信号振幅制御信号線104と電流値制御信号線
105と、発振回路から出力される発振信号をプロセッ
サに供給する発振信号線103と、分周回路5が出力す
る分周発振信号を位相周波数比較器4に伝える分周発振
信号線107とを有する構成である。発振回路82は任
意の個数のMOS電流モード回路を縦属にかつリング状
に接続して構成され、プロセッサ83は発振回路82の
MOS電流モード回路の継続接続段数と同等以下のクリ
ティカルパスゲート段数を有し、発振回路82の発振信
号により同期される。
【0026】しきい値やゲート長、等のデバイス特性や
抵抗値や容量値、等の素子の特性値のばらつき、および
温度や電源電圧、等の動作環境の変動により、回路性能
が所望の性能に対して変動したとき、信号振幅制御信号
804と電流値制御信号805によりMOS電流モード
回路の信号振幅と電流値を調節して回路性能を変更でき
る。さらに、プロセッサ83は発振回路82の発振周波
数の変化に応じて、そのサイクル時間内でクリティカル
パスが必ず動作するように信号振幅と電流値が調節され
るため、所望の同期周波数で必ず動作する。
【0027】本実施例においては、発振回路82が出力
する発振信号を分周回路85が分周するため、位相周波
数比較器84が比較する外部同期信号と分周後の発振信
号は、共に低周波数になる。
【0028】この結果、発振回路82が高周波数の発振
信号を出力する場合にも、集積回路の外部から高周波数
の同期信号を入力する必要が無くなり、集積回路の内部
と外部とで信号のやりとりをする入出力回路の設計が容
易になるだけでなく、入出力回路で消費される消費電力
も低減できる。
【0029】なお、上述の実施例では電流モード回路と
してMOS電流モード回路を用いたが、差動MOSトラ
ンジスタ対の代わりに、差動バイポーラトランジスタ
対、差動GaAs MESトランジスタ対、差動GaA
s DMT対を用いても良い。また、可変抵抗と可変電
流源はMOSやバイポーラ、GaAs MESやGaA
s DMTで作成できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、発振回路とプロセッサが、可変抵抗と可変電流源と
論理または記憶動作を実現する差動トランジスタ対とか
ら構成される電流モード回路から構成される発振回路の
縦続接続回路の段数と同等以下のクリティカルパスゲー
ト段数を有するプロセッサにより、しきい値やゲート長
等のデバイス特性や抵抗値や容量値等の素子の特性値の
ばらつき、および温度や電源電圧等の動作環境の変動に
より、回路性能が所望の性能に対して変動したとき、信
号振幅制御信号と電流値制御信号により電流モード回路
の信号振幅と電流値を調節して回路性能を変更でき、さ
らに、プロセッサ回路は発振回路の発振周波数の変化に
応じて、そのサイクル時間内でクリティカルパスが必ず
動作するように信号振幅と電流値が調節されるため、所
望の同期周波数で必ず動作する。
【0031】また、本発明は、外部から入力する外部同
期信号と発振回路の発振信号の周波数が等しくなるよう
な位相周波数比較器が信号振幅制御信号と電流値制御信
号を出力し、それらが発振回路とプロセッサを構成する
電流モード回路の信号振幅と電流値を制御する。集積回
路内部で自動的に信号振幅制御信号と電流値制御信号を
出力するので、集積回路には外部から同期信号を入力す
るだけで良く、制御が容易になる。
【0032】さらに、本発明は、発振回路が出力する発
振信号を分周回路が分周するため、位相周波数比較器が
比較する外部同期信号と分周後の発振信号は、共に低周
波数になる。この結果、発振回路が高周波数の発振信号
を出力する場合にも、集積回路の外部から高周波数の同
期信号を入力する必要が無くなり、集積回路の内部と外
部とで信号のやりとりをする入出力回路の設計が容易に
なるだけでなく、入出力回路で消費される消費電力も低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の集積化ディジタル回路
のブロック構成を示した図である。
【図2】本発明の第1の実施例の集積化ディジタル回路
の発振回路の具体例を示した回路図である。
【図3】本発明の第1の実施例の集積化ディジタル回路
のプロセッサのインバータ回路の具体例を示した回路図
である。
【図4】本発明の第1の実施例の集積化ディジタル回路
のプロセッサのEXOR/EXNOR回路の具体例を示
した回路図である。
【図5】本発明の第1の実施例の集積化ディジタル回路
のプロセッサの加算回路の具体例を示した回路図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施例の集積化ディジタル回路
のプロセッサのフリップフロップ回路の具体例を示した
回路図である。
【図7】本発明の第2の実施例の集積化ディジタル回路
のブロック構成を示した図である。
【図8】本発明の第3の実施例の集積化ディジタル回路
のブロック構成を示した図である。
【図9】従来例の集積化ディジタル回路を示した回路図
である。
【符号の説明】
1,71,81,91 半導体集積回路 2,72,82 発振回路 3,73,83 プロセッサ 74,84 位相周波数比較器 85 分周回路 96 CMOS/BiCMOS発振回路 97 CMOS/BiCMOSプロセッサ 101,104 信号振幅制御信号線 102,105 電流値制御線 103,305 発振信号線 106,108,304 外部同期信号線 107 分周発振信号線 704,804 信号振幅制御信号 R1,R2,R3,R4 可変抵抗 M1,M2,M3,M4,M5,M6,M7,M8,M
9,M10,M11,M12,M13,M14,M1
5,M16,M17,M18 nMOSトランジスタ I1,I2,I3,I4 可変電流源 tpd 遅延時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の制御信号により抵抗値を変えられ
    る可変抵抗と、第2の制御信号により電流値を変えられ
    る可変電流源と、論理または記憶動作を実現する差動ト
    ランジスタ対とから構成される電流モード回路におい
    て、任意の個数の前記電流モード回路を縦続にかつリン
    グ状に接続して構成する発振回路と、前記発振回路の前
    記電流モード回路の縦続接続段数と同等以下のクリティ
    カルパスゲート段数を有し前記発振回路の発振信号によ
    り同期され前記電流モード回路で構成するプロセッサと
    を有し、前記発振回路と前記プロセッサを構成する前記
    電流モード回路の信号振幅と電流値を外部信号により制
    御する事を特徴とする集積化ディジタル回路。
  2. 【請求項2】 外部から入力した同期信号の周波数と前
    記発振回路の発振信号の周波数とを比較し前記周波数の
    差が無くなるように前記発振回路と前記プロセッサを構
    成する前記電流モード回路の信号振幅と電流値を制御す
    る信号を出力する位相周波数比較器を有する事を特徴と
    する請求項1記載の集積化ディジタル回路。
  3. 【請求項3】 前記発振回路の発振信号を分周する分周
    回路と、外部から入力した同期信号の周波数と前記分周
    回路により分周された分周信号の周波数を比較し前記信
    号の周波数の差が無くなるように前記発振回路と前記プ
    ロセッサを構成する前記電流モード回路の信号振幅と電
    流値を制御する信号を出力する位相周波数比較器とを有
    する事を特徴とする請求項1または2記載の集積化ディ
    ジタル回路。
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