JPH07336216A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

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JPH07336216A
JPH07336216A JP6129381A JP12938194A JPH07336216A JP H07336216 A JPH07336216 A JP H07336216A JP 6129381 A JP6129381 A JP 6129381A JP 12938194 A JP12938194 A JP 12938194A JP H07336216 A JPH07336216 A JP H07336216A
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JP
Japan
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voltage
input voltage
output
input
node
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Application number
JP6129381A
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English (en)
Inventor
Yasunori Miyajima
靖典 宮島
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力電圧に比例して発振周波数が変化するV
COの線形領域を広げる。 【構成】 2個のバイアス電圧発生部51,52は、入
力電圧Vi に対してそれぞれ異なった出力電圧特性を有
し、入力電圧Vi に基づいた出力電圧をトランスファゲ
ート電圧53,54に送出する。各トランスファゲート
電圧53,54は入力電圧のレベルに応じたインバータ
55,56の出力で相補的にオン、オフし、バイアス電
圧発生部51,52の出力電圧を選択してPMOS61
c〜65cのゲートに与える。一方、NMOS61d〜
65dのゲートには入力電圧Vi が与えられている。P
MOS61c〜65c及びNMOS61d〜65dの導
通状態の変化により、各インバータ61〜65の出力の
遅延時間が制御され、リングオシレータの発振周波数が
入力電圧に対して線形に変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PLL(Phase Locked
Loop ;以下、PLLという)等に用いられ、半導体集
積回路で構成されて入力電圧に応じた発振周波数を出力
する電圧制御発振器(以下、VCOという)に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例 図2は、第1の従来例を示すVCOの回路図である。こ
のVCOは半導体集積回路で構成され、入力電圧Vi に
対してバイアス電圧を生成するバイアス電圧発生回路1
0と、リングオシレータ20と、出力用インバータ30
とを、備えている。バイアス電圧回路10は、電源電位
Vddと接地電位Vss間に接続されたP型チャネル電
界効果トランジスタ(以下、PMOSという)11とN
型チャネル電界効果トランジスタ(以下、NMOSとい
う)12を有している。PMOS11のソースは電源電
位Vddに接続され、PMOS11のドレインがノード
N10でNMOS12のドレインと接続されている。P
MOS11ではノードN10の電圧がゲートに入力さ
れ、ノードN10の電圧がPMOS11の電圧導通状態
を制御する構成である。NMOS12のソースは、接地
電位Vssに接続され、そのNMOS12のゲートには
入力電圧Vi が入力されている。
【0003】リングオシレータ20は入力信号Vi に基
づいた発振周波数を出力用インバータ30へ出力するも
のであり、出力用インバータ30の出力が出力端子Ou
tから出力される。リングオシレータ20は電源電位V
ddと接地電位Vss間に設けられた5段のインバータ
21,22,23,24,25を有している。各インバ
ータ21〜25はCMOSで構成されている。即ち、イ
ンバータ21はドレイン同士がノードN21で接続され
たPMOS21a及びNMOS21bで構成で構成さ
れ、同様に、各インバータ22,23,24,25は、
ノードN22,N23,N24,N25にドレイン同士
が接続されたPMOS22a,NMOS22bと、PM
OS23a,NMOS23bと、PMOS24a,NM
OS24bと、PMOS25a,NMOS25bとでそ
れぞれ構成されている。各ノードN21,N22,N2
3,N24は、インバータ21,22,23,24のそ
れぞれの出力端子として次段のCMOSのゲートに接続
され、ノードN25は、出力用インバータ30の出力端
子に接続されると共に、インバータ21のCMOSであ
るPMOS21a、NMOS21bのゲートに接続され
ている。各インバータの21,22,23,24,25
中のPMOS21a〜25aのソースと電源電位Vdd
の間には、それらPMOS21a〜25aに流れる電流
を制御するPMOS21c〜25cがそれぞれ接続さ
れ、各NMOS21b〜25bのソースと接地電位Vs
sの間には、NMOS21b〜25bに流れる電流を制
御するNMOS21d〜25dがそれぞれ接続されてい
る。PMOS21c〜25cのゲートには、バイアス発
生回路10の出力端子であるノードN10が接続され、
PMOS21c〜25cは、ノードN10の電圧で導通
状態が制御される構成である。NMOS21d〜25d
のゲートには入力電圧Vi が入力され、入力電圧Viに
よってNMOS21d〜25dの導通状態が制御される
構成である。
【0004】図3は、図2のバイアス電圧発生回路の入
力電圧に対する出力電圧を示す特性図であり、この図を
用いて、図2のVCOの動作を説明する。入力電圧Vi
がNMOS12のゲートに与えられ、その入力電圧Vi
に応じて、NMOS12の抵抗値が変化してノードN1
0の電圧が変化する。ノードN10の電圧変化に伴い、
PMOS11の導通状態も変化してノードN10の電圧
が確定する。そのため、バイアス電圧発生回路の出力端
子であるノードN10の電圧は、図3のように入力電圧
Vi が増加すると降下する。一方、リングオシレータ2
0において、インバータ21はノードN25の電圧、及
び他のインバータ22〜25は前段のインバータのノー
ドN21〜N24の電圧をそれぞれ入力し、各インバー
タ21〜25は出力端子であるノードN21〜25から
反転電圧を出力する。即ち、ノードN25の電圧は発振
する。ここで、例えば、インバータ21におけるノード
N21の出力電圧は、遅延されて次段のインバータ22
に伝達される。この遅延における遅延時間は、インバー
タ22のPMOS22a及びNMOS22bのゲート容
量と、インバータ21中のPMOS21a,21c及び
NMOS21b,21dを流れる電流とに依存してい
る。各インバータ22〜25は、同様に入力電圧に対応
する出力電圧を遅延して次段へ送出している。各PMO
S21c〜25cのゲートは、バイアス発生回路10の
ノードN10からの電圧が入力され、PMOS21c〜
25cの抵抗値が変化して導通状態が制御される。即
ち、PMOS21a〜25aに対する電源電圧Vddか
らの電流が制御される。同様に、NMOS21d〜25
dは、入力電圧Vi によって導通状態が制御され、NM
OS21b〜25bの接地電位Vssに対する電流が制
御される。その結果、各インバータ21〜25における
遅延時間が制御され発振周波数fが制御される。図4
は、図2のVCOの入力電圧と発振周波数の関係を示す
特性図である。ノードN25の電圧が出力用インバータ
30で反転されて出力端子Outから出力される。即
ち、例えば入力電圧Vi が増加すると図4のように発振
周波数fが増加して出力される。
【0005】第2の従来例 図5は、第2の従来例を示すVCOの回路図である。こ
のVCOは、入力端子からの入力電圧Vi に対してバイ
アス電圧を生成する第1の実施例と異なるバイアス電圧
発生回路40と、図2と同様にリングオシレータ20
と、出力用インバータ30とを、備えている。バイアス
電圧回路40は、電源電位Vddと接地電位Vss間に
接続されたPMOS41とNMOS42を有している。
PMOS41のソースは電源電位Vddに接続され、P
MOS41のドレインがノードN40でNMOS42の
ドレインと接続されている。PMOS41のゲートに
は、入力電圧Vi が入力され、NMOS42のゲート
は、ノードN40に接続されている。ノードN40の電
圧がNMOS42の導通状態を制御する構成である。N
MOS42のソースは、接地電位Vssに接続されてい
る。リングオシレータ20は、入力信号Vi に基づいた
発振周波数fを出力用インバータ30へ出力するもので
あり、リングオシレータ20の出力電圧が出力用インバ
ータ30を介して出力端子Outから出力される。リン
グオシレータ20は図2と同様の構成であり、5段のイ
ンバータ21,22,23,24,25と、各インバー
タ21,22,23,24,25における遅延時間をそ
れぞれ制御するPMOS21c〜25dとNMOS21
d〜25dを有している。各PMOS21c〜25cの
ゲートにはバイアス発生回路40中のノードN40が接
続され、PMOS21c〜25cは、ノードN40の電
圧で導通状態が制御される構成である。NMOS21d
〜25dのゲートには入力電圧Vi が入力され、入力電
圧Vi によってNMOS21d〜25dの導通状態が制
御される構成である。
【0006】図6は、図5のバイアス電圧発生回路の入
力電圧に対する出力電圧を示す特性図であり、この図を
用いて、図5のVCOの動作を説明する。入力電圧Vi
がPMOS41のゲートに与えられ、その入力電圧Vi
に応じて、PMOS41の抵抗値が変化してノードN4
0の電圧が変化する。ノードN40の電圧変化に伴い、
NMOS42の導通状態も変化してノードN40の電圧
が確定する。そのため、バイアス電圧発生回路40の出
力端子であるノードN40の電圧は、図6のように入力
電圧Vi が増加すると降下する。一方、リングオシレー
タ20において、インバータ21はノードN25の電
圧、及び他のインバータ22〜25は前段のインバータ
のノードN21〜N24の電圧をそれぞれ入力し、各イ
ンバータ21〜25は出力端子であるノードN21〜2
5から反転電圧を出力する。そのため、ノードN25の
電圧は発振する。各インバータ21〜25は、入力され
た電圧に対応する出力電圧を遅延して次段へ送出してい
る。各PMOS21c〜25cのゲートは、バイアス発
生回路40のノードN40からの電圧が入力され、PM
OS21c〜25cの抵抗値が変化して導通状態が制御
される。即ち、PMOS21a〜25aに対する電源電
圧Vddからの電流が制御される。同様に、NMOS2
1d〜25dは、入力電圧Vi によって導通状態が制御
され、NMOS21b〜25bの接地電位Vssに対す
る電流が制御される。その結果、各インバータ21〜2
5における遅延時間が制御され発振周波数fが制御され
る。図7は、図5のVCOの入力電圧と発振周波数の関
係を示す特性図である。ノードN25の電圧が出力用イ
ンバータ30で反転されて出力端子Outから出力され
る。即ち、例えば入力電圧Vi が増加すると図7のよう
に発振周波数fが増加して出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
VCOでは、次のような課題があった。PLL等に用い
られる場合、入力電圧Vi の対応した発振周波数fを出
力する必要があるため、入力電圧Vi の変化に対して発
振周波数fが線形に変化するVCOが求められ、発振周
波数fの入力電圧特性における線形範囲の広いVCOが
要求されている。そのため、バイアス電圧発生回路は入
力電圧に反比例する線形性をもった出力電圧を発生する
必要がある。例えば、図2のバイアス発生回路20を用
いた第1の従来例では、図3に示すように入力電圧Vi
が電源電圧Vddに近付くと、バイアス電圧発生回路2
0は入力電圧Vi に反比例する線形性をもった出力電圧
を発生することができなくなる。そのため、VCOの発
振周波数fも図4のように線形性を保てなくなる。一
方、図5のバイアス発生回路40を用いた第2の従来例
では、図6に示すように入力電圧がVi が接地電位Vs
sに近付くと、バイアス電圧発生回路40は入力電圧V
i に反比例する線形性をもった出力電圧を発生すること
ができなくなり、VCOの発振周波数fも図7のように
線形性を保てなくなる。即ち、従来のVCOでは、発振
周波数fの入力電圧特性が線形である範囲が狭いという
課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、入力電圧に対応したバイアス電圧を生成
するバイアス電圧発生回路と、内臓した奇数段のインバ
ータにおける各段のインバータの出力電圧が遅延して次
段のインバータへそれぞれ供給され最終段のインバータ
の出力電圧が遅延して初段のインバータに供給されて発
振し、前記入力電圧と前記バイアス電圧とに基づいて該
各段のインバータの出力電圧の遅延が制御されて該発振
周波数が変化するリングオシレータとを備え、前記入力
電圧に対応した周波数を出力する電圧制御発振器におい
て、バイアス電圧発生回路を次のような構成としてい
る。即ち、前記バイアス電圧発生回路は、前記入力電圧
に対してそれぞれ異なる出力電圧特性を持つ複数のバイ
アス電圧発生部を有し、前記入力電圧に応じて前記複数
のバイアス電圧発生部の生成する電圧を前記バイアス電
圧として選択する構成としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、以上のようにVCOを構成し
たので、バイアス電圧発生回路内の複数のバイアス電圧
発生部は、入力電圧に対してそれぞれ異なる出力電圧特
性を持ち、バイアス電圧発生回路は入力電圧に応じ、そ
れらバイアス電圧発生部の出力をバイアス電圧として選
択する。バイアス電圧と入力電圧とは、リングオシレー
タにおける奇数段のインバータの出力電圧の遅延を制御
し、そのリングオシレータは、入力電圧に対応した周波
数で発振する。従って、前記課題を解決できるのであ
る。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すVCOの回路
図である。このVCOは半導体集積回路で構成され、入
力端子Inからの入力電圧Vi に基づいたバイアス電圧
を生成するバイアス電圧発生回路50と、リングオシレ
ータ60と、出力用インバータ70とを、備えている。
バイアス電圧発生回路50は、第1及び第2の従来例の
バイアス電圧発生回路20,40とそれぞれ同様の構成
であるバイアス電圧発生部51,52を備えている。各
バイアス電圧発生部51,52は、図3と図6に示され
たように、入力電圧Vi に対する異なった出力電圧特性
をそれぞれ有している。バイアス電圧発生部51は、電
源電位Vddと接地電位Vss間に接続されたPMOS
51aとNMOS51bとを、有している。PMOS5
1aのソースは電源電位Vddに接続され、PMOS5
1aのドレインがノードN51でNMOS51bのドレ
インと接続されている。PMOS51aではノードN5
1の電圧が制御電極であるゲートに入力され、ノードN
51の電圧がPMOS51aの導通状態を制御する構成
である。NMOS51aのソースは接地電位Vssに接
続され、そのNMOS51bのゲートには入力電圧Vi
が入力されている。バイアス電圧発生部52は、電源電
位Vddと接地電位Vss間に接続されたPMOS52
aとNMOS52bを有している。PMOS52aのソ
ースは電源電位Vddに接続され、PMOS52aのド
レインがノードN52でNMOS52bのドレインと接
続されている。PMOS52aのゲートには入力電圧V
i が入力され、NMOS52bのゲートはノードN52
に接続されている。ノードN52の電圧がNMOS52
bの導通状態を制御する構成である。NMOS52のソ
ースは、接地電位Vssに接続されている。
【0011】各ノードN51,52は、CMOSで構成
されたトランスファゲート53,54にそれぞれ接続さ
れている。さらに、バイアス電圧発生回路50は入力電
圧Vi を入力するインバータ55と、このインバータ5
5の出力側に接続されたインバータ56とを、設けてい
る。トランスファゲート53,54は、インバータ55
及びインバータ56の出力電圧に応じてノードN51,
52の電圧を選択しリングオシレータ60に送出する接
続である。リングオシレータ60は入力信号Vi に基づ
いた発振周波数fを出力用インバータ70へ出力するも
のであり、出力用インバータ70の出力が出力端子Ou
tから出力される。リングオシレータ60は図2及び図
5におけるリングオシレータと同様の構成であり、5段
のインバータ61,62,63,64,65を有してい
る。各インバータ61〜65はCMOSの構成され、イ
ンバータ61はドレイン同士がノードN61で接続され
たPMOS61a、NMOS61bで構成されている。
同様に、各インバータ62,63,64,65は、ノー
ドN62,N63,N64,N65にドレイン同士が接
続されたPMOS62a,NMOS62bと、PMOS
63a,NMOS63bと、PMOS64a,NMOS
64bと、PMOS65a,NMOS65bとでそれぞ
れ構成されている。各ノードN61,N62,N63,
N64は、インバータ61,62,63,64のそれぞ
れの出力端子として次段のCMOSのゲートに接続さ
れ、ノードN65は、出力用インバータ70の出力端子
に接続されると共に、インバータ61のCMOSである
PMOS61a、NMOS61bのゲートに接続されて
いる。各インバータの61,62,63,64,65中
のPMOS61a〜65aのソースと電源電位Vddの
間には、それらPMOS61a〜65aに流れる電流を
制御するPMOS61c〜65cがそれぞれ接続され、
各NMOS61b〜65bのソースと接地電位Vssの
間には、NMOS61b〜65bに流れる電流を制御す
るNMOS61d〜65dがそれぞれ接続されている。
各PMOS61c〜65cのゲートには、バイアス発生
回路50で選択されたノードN51またはN52の出力
電圧が与えられ、NMOS61d〜65dのゲートに
は、入力電圧Vi が与えられている構成である。NMO
S61d〜65dは入力電圧Vi で導通状態が制御され
る構成である。
【0012】次に、図1のVCOの動作を説明する。入
力電圧Vi がバイアス電圧発生部51のNMOS51b
のゲートに与えられ、その入力電圧Vi に応じて、NM
OS51bの抵抗値が変化してノードN51の電圧が変
化する。ノードN51の電圧変化に伴い、PMOS51
aの導通状態も変化してノードN51の電圧が確定す
る。即ち、ノードN51の電圧は、図3のように出力電
圧特性で示される電圧となる。バイアス電圧発生部52
においても同時に入力電圧Vi がPMOS52aのゲー
トに与えられ、その入力電圧Viに応じて、PMOS5
2aの抵抗値が変化してノードN52の電圧が変化す
る。ノードN52の電圧変化に伴い、NMOS52bの
導通状態も変化してノードN52の電圧が確定する。ノ
ードN52の電圧は、図6のような出力電圧特性で示さ
れる電圧となる。ノードN51の電圧はトランスファゲ
ート53に送出され、ノードN52の電圧はトランスフ
ァゲート54に送出される。一方、入力電圧Vi のレベ
ルが、インバータ55のスレシッショルド電圧よりも低
い場合、トランスファゲート53がオンしてトランスフ
ァゲート54がオフする。そのため、リングオシレータ
60中のPMOS61c〜65cのゲートにはノードN
51の電圧が選択供給される。また、入力電圧Vi のレ
ベルがインバータ55のスレシッショルド電圧よりも高
い場合、トランスファゲート53がオフしてトランスフ
ァゲート54がオンする。そのため、リングオシレータ
60中のPMOS61c〜65cのゲートにはノードN
52の電圧が選択供給される。図8は、図1のバイアス
電圧発生回路の出力電圧を示す特性図である。
【0013】各トランスファゲート53,54の動作に
よってPMOS61c〜65cのゲートに供給されるバ
イアス電圧発生回路50の出力電圧は、入力電圧Vi の
変化に対して図8のようになる。即ち、入力電圧Vi の
変化に対して線形に変化する線形領域が広くなってい
る。リングオシレータ60は、第1及び第2の従来例と
同様の動作を行う。即ち、各段のインバータ61〜65
における遅延時間が、バイアス電圧発生回路50の出力
電圧と入力電圧Vi によって制御され、その制御に応じ
た発振周波数fで発振する。リングオシレータ60の発
振周波数fを出力するノードN65の電圧が、の出力用
インバータ70で反転されて出力端子Outから出力さ
れる。図9は、図1のVCOの入力電圧と発振周波数の
関係を示す特性図である。バイアス電圧発生回路50か
ら送出するバイアス電圧の線形領域が広くなっているの
で、図9のように、このVCOにおいて入力電圧Vi の
変化に対して発振周波数fが線形で変化する領域が広く
なる。以上のように、本実施例では、入力電圧Vi に対
して異なる出力電圧特性を持ったバイアス電圧発生部5
1,52を備え、入力電圧Vi に基づいてそれらの出力
電圧を選択してリングオシレータ60に送出する構成に
している。そのため、バイアス電圧回路50の出力電圧
特性は、入力電圧Vi に対して線形の部分が広げられ、
VCOの発振周波数fにおいても入力電圧Vi に比例す
る範囲が広げられる。なお、本発明は、上記実施例に限
定されず種々の変形が可能である。例えば、入力電圧V
i に対して異なる出力電圧特性を持ったバイアス電圧発
生部をバイアス電圧発生部51,52の2個としている
が、さらに数をましてVCOの線形領域を拡大すること
も可能である。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、入力電圧に対して異なる出力電圧特性を持ったバ
イアス電圧発生部を備え、バイアス電圧発生部の出力を
入力電圧に基づいてバイアス電圧として選択してリング
オシレータに送出する構成としている。そのため、例え
ば、入力電圧に対して出力電圧が線形に変化するバイア
ス電圧発生部の出力を、入力電圧に応じて選択すること
ができ、入力電圧に比例してVCOの発振周波数の変化
するVCOの線形領域を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すVCOの回路図である。
【図2】第1の従来例を示すVCOの回路図である。
【図3】図2のバイアス電圧発生回路の入力電圧に対す
る出力電圧を示す特性図である。
【図4】図2のVCOの入力電圧と発振周波数の関係を
示す特性図である。
【図5】第2の従来例を示すVCOの回路図である。
【図6】図5のバイアス電圧発生回路の入力電圧に対す
る出力電圧を示す特性図である。
【図7】図5のVCOの入力電圧と発振周波数の関係を
示す特性図である。。
【図8】図1のバイアス電圧発生回路の出力電圧を示す
特性図である。
【図9】図1のVCOの入力電圧と発振周波数の関係を
示す特性図である。
【符号の説明】
50 バイアス電圧発生
回路 51,52 バイアス電圧発生
部 53,54 トランスファゲー
ト 60 リングオシレータ 61〜65 インバータ 61a〜65a,61c〜65c PMOS 61b〜65b,61d〜65d NMOS Vi 入力電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧に対応したバイアス電圧を生成
    するバイアス電圧発生回路と、内臓した奇数段のインバ
    ータにおける各段のインバータの出力電圧が遅延して次
    段のインバータへそれぞれ供給され最終段のインバータ
    の出力電圧が遅延して初段のインバータに供給されて発
    振し、前記入力電圧と前記バイアス電圧とに基づいて該
    各段のインバータの出力電圧の遅延が制御されて該発振
    周波数が変化するリングオシレータとを備え、前記入力
    電圧に対応した周波数を出力する電圧制御発振器におい
    て、 前記バイアス電圧発生回路は、前記入力電圧に対してそ
    れぞれ異なる出力電圧特性を持つ複数のバイアス電圧発
    生部を有し、前記入力電圧に応じて前記複数のバイアス
    電圧発生部の生成する電圧を前記バイアス電圧として選
    択する構成とした、 ことを特徴とする電圧制御発振器。
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