JPH06291660A - A/dコンバータ - Google Patents
A/dコンバータInfo
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- JPH06291660A JPH06291660A JP7262793A JP7262793A JPH06291660A JP H06291660 A JPH06291660 A JP H06291660A JP 7262793 A JP7262793 A JP 7262793A JP 7262793 A JP7262793 A JP 7262793A JP H06291660 A JPH06291660 A JP H06291660A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サンプリングタイミングスキューの問題を低
減することで、A/D変換精度を向上する。 【構成】 少なくとも1つのサンプルホールド回路及び
コンパレータでなる上位コンパレータ群21と複数のサ
ンプルホールド回路及びコンパレータでなる下位コンパ
レータ群22とで構成される2ステップ直並列型A/D
コンバータ。サンプルスイッチSL21〜SL2n 及び
サンプルコンデンサCL1〜CLn にて、合計n 個のサ
ンプルホールド回路が前記下位コンパレータ群22に構
成される。平均化スイッチSL31〜SL3n による下
位コンパレータホールド電圧平均化回路によって、前記
サンプルコンデンサCL1〜CLn でのサンプリングタ
イミングスキューによる電圧のばらつきを解消する。A
/D変換精度に特に影響のある前記下位コンパレータ群
22にて、サンプルホールド電圧の平均化を図る。
減することで、A/D変換精度を向上する。 【構成】 少なくとも1つのサンプルホールド回路及び
コンパレータでなる上位コンパレータ群21と複数のサ
ンプルホールド回路及びコンパレータでなる下位コンパ
レータ群22とで構成される2ステップ直並列型A/D
コンバータ。サンプルスイッチSL21〜SL2n 及び
サンプルコンデンサCL1〜CLn にて、合計n 個のサ
ンプルホールド回路が前記下位コンパレータ群22に構
成される。平均化スイッチSL31〜SL3n による下
位コンパレータホールド電圧平均化回路によって、前記
サンプルコンデンサCL1〜CLn でのサンプリングタ
イミングスキューによる電圧のばらつきを解消する。A
/D変換精度に特に影響のある前記下位コンパレータ群
22にて、サンプルホールド電圧の平均化を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の抵抗素子を直列
接続した、電圧の異なる複数の比較参照電圧VLを得る
抵抗素子群を、更に複数直列接続して、該抵抗素子群相
互の直列接続点それぞれから電圧の異なる複数の比較参
照電圧VHを得るようにラダー抵抗を構成し、A/D変
換に際しては、まず、電圧の異なる複数の前記比較参照
電圧VHそれぞれと入力されたアナログ信号電圧とを、
少なくとも1つのサンプルホールド回路及び少なくとも
1つのコンパレータでなる上位コンパレータ群にて比較
し、該上位コンパレータ群の比較結果に基づいて複数の
前記抵抗素子群の1つを選択し、選択された該抵抗素子
群から得られる電圧の異なる複数の前記比較参照電圧V
Lそれぞれと、入力されたアナログ信号電圧とを、複数
のサンプルホールド回路及び複数のコンパレータでなる
下位コンパレータ群にて同時比較し、前記上位コンパレ
ータ群の比較結果と前記下位コンパレータ群の比較結果
とに基づいて、A/D変換結果のデジタル出力を決定す
る2ステップ直並列型のA/Dコンパレータに係り、特
に、A/D変換精度を向上させることができるA/Dコ
ンバータに関する。
接続した、電圧の異なる複数の比較参照電圧VLを得る
抵抗素子群を、更に複数直列接続して、該抵抗素子群相
互の直列接続点それぞれから電圧の異なる複数の比較参
照電圧VHを得るようにラダー抵抗を構成し、A/D変
換に際しては、まず、電圧の異なる複数の前記比較参照
電圧VHそれぞれと入力されたアナログ信号電圧とを、
少なくとも1つのサンプルホールド回路及び少なくとも
1つのコンパレータでなる上位コンパレータ群にて比較
し、該上位コンパレータ群の比較結果に基づいて複数の
前記抵抗素子群の1つを選択し、選択された該抵抗素子
群から得られる電圧の異なる複数の前記比較参照電圧V
Lそれぞれと、入力されたアナログ信号電圧とを、複数
のサンプルホールド回路及び複数のコンパレータでなる
下位コンパレータ群にて同時比較し、前記上位コンパレ
ータ群の比較結果と前記下位コンパレータ群の比較結果
とに基づいて、A/D変換結果のデジタル出力を決定す
る2ステップ直並列型のA/Dコンパレータに係り、特
に、A/D変換精度を向上させることができるA/Dコ
ンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】A/Dコンバータは、計測装置、例えば
デジタルボルトメータやプログラマブル電源など、工業
用分野では古くから用いられている。又、近年、A/D
コンバータは、コンパクトディスクプレーヤなどの民生
用や、デジタル回線に電話を接続するためのコーデック
などの特殊分野などにも用いられるようになっている。
デジタルボルトメータやプログラマブル電源など、工業
用分野では古くから用いられている。又、近年、A/D
コンバータは、コンパクトディスクプレーヤなどの民生
用や、デジタル回線に電話を接続するためのコーデック
などの特殊分野などにも用いられるようになっている。
【0003】又、家庭用VTR(video tape recorder
)装置での特殊再生やノイズリダクション用として、
6〜8ビットの10〜20MHz の高速動作が可能なA
/Dコンバータが使用されている。比較的大容量のDR
AM(dynamic random accessmemory)が比較的安価に
用いられるようになるなど、近年のデジタル技術の発達
によって、A/Dコンバータは、画像処理装置やデジタ
ルシグナルプロセッサなど、広範囲に用いられている。
このような画像処理装置やデジタルシグナルプロセッサ
などに用いられるA/Dコンバータは、より高速な動作
が要求される。
)装置での特殊再生やノイズリダクション用として、
6〜8ビットの10〜20MHz の高速動作が可能なA
/Dコンバータが使用されている。比較的大容量のDR
AM(dynamic random accessmemory)が比較的安価に
用いられるようになるなど、近年のデジタル技術の発達
によって、A/Dコンバータは、画像処理装置やデジタ
ルシグナルプロセッサなど、広範囲に用いられている。
このような画像処理装置やデジタルシグナルプロセッサ
などに用いられるA/Dコンバータは、より高速な動作
が要求される。
【0004】高速動作が可能なA/Dコンバータとして
は、フラッシュ型A/Dコンバータが知られている。こ
のフラッシュ型A/Dコンバータは、例えばこれがn ビ
ットのフラッシュ型A/Dコンバータである場合には、
合計(2n −1)個のコンパレータを同時動作させてA
/D変換するというものである。これら合計(2n −
1)個の各コンパレータには、合計2n 個の同一抵抗値
の抵抗素子が直列接続されたラダー抵抗を用いて基準電
圧を分圧した、電圧の互いに異なる比較参照電圧がそれ
ぞれ入力されている。従って、個々のコンパレータは、
それぞれに入力された比較参照電圧とアナログ信号電圧
とを比較する。又、このような合計(2n−1)個のコ
ンパレータによる比較結果に基づいて、エンコードされ
たn ビットのデジタル信号を出力する。このようなフラ
ッシュ型A/Dコンバータによれば、積分型A/Dコン
バータや逐次比較型A/Dコンバータに比べ、はるかに
高速に、入力されたアナログ信号電圧に対応するデジタ
ル信号を得ることができる。
は、フラッシュ型A/Dコンバータが知られている。こ
のフラッシュ型A/Dコンバータは、例えばこれがn ビ
ットのフラッシュ型A/Dコンバータである場合には、
合計(2n −1)個のコンパレータを同時動作させてA
/D変換するというものである。これら合計(2n −
1)個の各コンパレータには、合計2n 個の同一抵抗値
の抵抗素子が直列接続されたラダー抵抗を用いて基準電
圧を分圧した、電圧の互いに異なる比較参照電圧がそれ
ぞれ入力されている。従って、個々のコンパレータは、
それぞれに入力された比較参照電圧とアナログ信号電圧
とを比較する。又、このような合計(2n−1)個のコ
ンパレータによる比較結果に基づいて、エンコードされ
たn ビットのデジタル信号を出力する。このようなフラ
ッシュ型A/Dコンバータによれば、積分型A/Dコン
バータや逐次比較型A/Dコンバータに比べ、はるかに
高速に、入力されたアナログ信号電圧に対応するデジタ
ル信号を得ることができる。
【0005】又、高速動作が可能なA/Dコンバータに
関して、特公昭62−43570、又、特公平2−39
136では、近年2ステップ直並列型A/Dコンバータ
と呼ばれるものに関する技術が開示されている。該特公
平2−39136で開示されている2ステップ直並列型
A/Dコンバータは、例えばこれが(m +n )ビットA
/Dコンバータの場合、まず合計(2m −1)個のコン
パレータを用いて上位m ビットに相当するA/D変換を
行い、この後、該上位m ビットに相当するA/D変換の
結果に基づいて、合計(2n −1)個の別のコンパレー
タを用いて下位n ビットに相当するA/D変換を行うと
いうものである。従って、該2ステップ直並列型A/D
コンバータに用いられるコンパレータの個数は、合計
(2(m+n)−2)個であり、前述の一般的なフラッシュ
型A/Dコンバータに比べ非常に減少することができ
る。
関して、特公昭62−43570、又、特公平2−39
136では、近年2ステップ直並列型A/Dコンバータ
と呼ばれるものに関する技術が開示されている。該特公
平2−39136で開示されている2ステップ直並列型
A/Dコンバータは、例えばこれが(m +n )ビットA
/Dコンバータの場合、まず合計(2m −1)個のコン
パレータを用いて上位m ビットに相当するA/D変換を
行い、この後、該上位m ビットに相当するA/D変換の
結果に基づいて、合計(2n −1)個の別のコンパレー
タを用いて下位n ビットに相当するA/D変換を行うと
いうものである。従って、該2ステップ直並列型A/D
コンバータに用いられるコンパレータの個数は、合計
(2(m+n)−2)個であり、前述の一般的なフラッシュ
型A/Dコンバータに比べ非常に減少することができ
る。
【0006】又、このような2ステップフラッシュ型A
/Dコンバータのコンパレータとして、近年、チョッパ
型コンパレータが用いられている。このチョッパ型コン
パレータは、CMOS(complementary metal oxide se
miconductor )インバータの入力に直列接続されたコン
デンサへと、まずアナログ信号電圧を入力し、この際、
該CMOSインバータのその入力と出力とを短絡させる
ことにより、該アナログ信号電圧に対応する電荷Qを該
コンデンサへと蓄える。この後、前記アナログ信号電圧
が入力されていたコンデンサを比較参照電圧へと接続す
る。このとき、前記CMOSインバータの出力は、前記
アナログ信号電圧と前記比較参照電圧との差の値の正負
に従った出力となる。
/Dコンバータのコンパレータとして、近年、チョッパ
型コンパレータが用いられている。このチョッパ型コン
パレータは、CMOS(complementary metal oxide se
miconductor )インバータの入力に直列接続されたコン
デンサへと、まずアナログ信号電圧を入力し、この際、
該CMOSインバータのその入力と出力とを短絡させる
ことにより、該アナログ信号電圧に対応する電荷Qを該
コンデンサへと蓄える。この後、前記アナログ信号電圧
が入力されていたコンデンサを比較参照電圧へと接続す
る。このとき、前記CMOSインバータの出力は、前記
アナログ信号電圧と前記比較参照電圧との差の値の正負
に従った出力となる。
【0007】このような2ステップ直並列型A/Dコン
バータは、まず、図3を用いて詳しく後述するように、
複数の抵抗素子を直列接続した、電圧の異なる複数の比
較参照電圧VLを抵抗素子群を、更に複数直列接続し
て、該抵抗素子群相互の直列接続点それぞれから電圧の
異なる複数の比較参照電圧VHを得るようにしたラダー
抵抗を用いる。
バータは、まず、図3を用いて詳しく後述するように、
複数の抵抗素子を直列接続した、電圧の異なる複数の比
較参照電圧VLを抵抗素子群を、更に複数直列接続し
て、該抵抗素子群相互の直列接続点それぞれから電圧の
異なる複数の比較参照電圧VHを得るようにしたラダー
抵抗を用いる。
【0008】又、A/D変換に際しては、まず、電圧の
異なる複数の前記比較参照電圧VHそれぞれと、入力さ
れたアナログ信号電圧とを、少なくとも1つのサンプル
ホールド回路及び少なくとも1つのコンパレータでなる
上位コンパレータ群にて比較する。又、該上位コンパレ
ータ群の比較結果に基づいて複数の前記抵抗素子群の1
つを選択し、選択された該抵抗素子群から得られる電圧
の異なる複数の前記比較参照電圧VLそれぞれと、入力
された前記アナログ信号電圧とを、複数のコンパレータ
でなる下位コンパレータ群にて同時比較し、上位コンパ
レータ郡の比較結果と前記下位コンパレータ群の比較結
果とに基づいて、A/D変換結果のデジタル出力を決定
するというものである。
異なる複数の前記比較参照電圧VHそれぞれと、入力さ
れたアナログ信号電圧とを、少なくとも1つのサンプル
ホールド回路及び少なくとも1つのコンパレータでなる
上位コンパレータ群にて比較する。又、該上位コンパレ
ータ群の比較結果に基づいて複数の前記抵抗素子群の1
つを選択し、選択された該抵抗素子群から得られる電圧
の異なる複数の前記比較参照電圧VLそれぞれと、入力
された前記アナログ信号電圧とを、複数のコンパレータ
でなる下位コンパレータ群にて同時比較し、上位コンパ
レータ郡の比較結果と前記下位コンパレータ群の比較結
果とに基づいて、A/D変換結果のデジタル出力を決定
するというものである。
【0009】又、このような2ステップ直並列型A/D
コンバータの変換速度を向上させる様々な技術が開示さ
れている。更に、前述のようなチョッパ型コンパレータ
を用いたものも知られている。
コンバータの変換速度を向上させる様々な技術が開示さ
れている。更に、前述のようなチョッパ型コンパレータ
を用いたものも知られている。
【0010】図15は、第1従来例の2ステップ直並列
型A/Dコンバータの構成を示すブロック図である。
又、図16は、第2従来例のチョッパ型コンパレータを
用いた2ステップ直並列型A/Dコンバータの構成を示
すブロック図である。
型A/Dコンバータの構成を示すブロック図である。
又、図16は、第2従来例のチョッパ型コンパレータを
用いた2ステップ直並列型A/Dコンバータの構成を示
すブロック図である。
【0011】まず、前記図15に示される2ステップ直
並列型A/Dコンバータは、複数のサンプルホールド回
路12及び複数のコンパレータ13でなる上位コンパレ
ータ群に対して、複数のサンプルホールド回路14及び
複数のコンパレータ15でなる第1下位コンパレータ群
と、複数のサンプルホールド回路14及び複数のコンパ
レータ15でなる第2下位コンパレータ群とにより構成
されている。即ち、1つの上位コンパレータ群に対し
て、複数の下位コンパレータ群を備えている。この第1
従来例の2ステップ直並列型A/Dコンバータは、第1
下位コンパレータ群と第2下位コンパレータ群とを交互
に動作させることにより、A/D変換速度を略2倍に向
上させることができている。
並列型A/Dコンバータは、複数のサンプルホールド回
路12及び複数のコンパレータ13でなる上位コンパレ
ータ群に対して、複数のサンプルホールド回路14及び
複数のコンパレータ15でなる第1下位コンパレータ群
と、複数のサンプルホールド回路14及び複数のコンパ
レータ15でなる第2下位コンパレータ群とにより構成
されている。即ち、1つの上位コンパレータ群に対し
て、複数の下位コンパレータ群を備えている。この第1
従来例の2ステップ直並列型A/Dコンバータは、第1
下位コンパレータ群と第2下位コンパレータ群とを交互
に動作させることにより、A/D変換速度を略2倍に向
上させることができている。
【0012】一方、前記図16に示される2ステップ直
並列型A/Dコンバータにおいても、1つの上位コンパ
レータ群に対して、複数の下位コンパータ群、即ち第1
下位コンパレータ群及び第2下位コンパレータ群にて構
成されている。又、前記上位コンパレータ群は、複数の
チョッパ型コンパレータ10にて構成されている。前記
第1下位コンパレータ群及び前記第2下位コンパレータ
群についても、それぞれ、複数のチョッパ型コンパレー
タ11にて構成されている。該チョッパ型コンパレータ
は、その機能動作上、サンプルホールド回路機能と、コ
ンパレータ機能とを併せ持つものとなっている。従っ
て、この図16に示される第2従来例の2ステップ直並
列型A/Dコンバータにおいても、2つの下位コンパレ
ータ群を交互に動作させることで、そのA/D変換速度
を略2倍に向上させることができている。
並列型A/Dコンバータにおいても、1つの上位コンパ
レータ群に対して、複数の下位コンパータ群、即ち第1
下位コンパレータ群及び第2下位コンパレータ群にて構
成されている。又、前記上位コンパレータ群は、複数の
チョッパ型コンパレータ10にて構成されている。前記
第1下位コンパレータ群及び前記第2下位コンパレータ
群についても、それぞれ、複数のチョッパ型コンパレー
タ11にて構成されている。該チョッパ型コンパレータ
は、その機能動作上、サンプルホールド回路機能と、コ
ンパレータ機能とを併せ持つものとなっている。従っ
て、この図16に示される第2従来例の2ステップ直並
列型A/Dコンバータにおいても、2つの下位コンパレ
ータ群を交互に動作させることで、そのA/D変換速度
を略2倍に向上させることができている。
【0013】又、前述の第1従来例や第2従来例等の2
ステップ直並列型A/DコンバータのA/D変換精度を
より向上させる様々な技術が開示されている。
ステップ直並列型A/DコンバータのA/D変換精度を
より向上させる様々な技術が開示されている。
【0014】一方、A/D変換精度を向上させる技術と
して、例えば特開平2−94816では、前述のような
2ステップ直並列型A/Dコンバータにおいて、前記上
位コンパレータ群での比較時間に対して、前記下位コン
パレータ群の比較時間を長くするというものがある。こ
れによって、比較精度を向上させることができ、A/D
変換精度をより向上させることができる。
して、例えば特開平2−94816では、前述のような
2ステップ直並列型A/Dコンバータにおいて、前記上
位コンパレータ群での比較時間に対して、前記下位コン
パレータ群の比較時間を長くするというものがある。こ
れによって、比較精度を向上させることができ、A/D
変換精度をより向上させることができる。
【0015】又、特開平1−190029、特開平2−
123829、特開平2−132920及び特開平2−
202224では、前述のような2ステップ直並列型A
/Dコンバータにおいて、下位コンパレータ群によるA
/D変換結果に基づいて、前記上位コンパレータ群のA
/D変換結果を補正することにより、A/D変換精度を
向上させるという技術が開示されている。例えば、前記
特開平1−190029では、前述のような2ステップ
直並列型A/Dコンバータにおいて、前記下位コンパレ
ータ群による下位データの変換の範囲を、前記上位コン
パレータ群で変換された範囲の上下に所定量づつ拡張す
ると共に、この拡張された範囲で上記下位データの変換
が行われたとき、前記上位データの変換値を補正すると
いうものである。
123829、特開平2−132920及び特開平2−
202224では、前述のような2ステップ直並列型A
/Dコンバータにおいて、下位コンパレータ群によるA
/D変換結果に基づいて、前記上位コンパレータ群のA
/D変換結果を補正することにより、A/D変換精度を
向上させるという技術が開示されている。例えば、前記
特開平1−190029では、前述のような2ステップ
直並列型A/Dコンバータにおいて、前記下位コンパレ
ータ群による下位データの変換の範囲を、前記上位コン
パレータ群で変換された範囲の上下に所定量づつ拡張す
ると共に、この拡張された範囲で上記下位データの変換
が行われたとき、前記上位データの変換値を補正すると
いうものである。
【0016】これら特開平1−190029や特開平2
−123829等で開示されている技術は、上位コンパ
レータ群と下位コンパレータ群とに対して、共通のサン
プルホールド回路を用いる2ステップ直並列型A/Dコ
ンバータを対象としている。2ステップ直並列型A/D
コンバータは、前述の如く下位コンパレータ群の比較動
作の開始に比べて、上位コンパレータ群の比較動作の開
始が早い。このため、上位コンパレータ群と下位コンパ
レータ群とで共通のサンプルホールド回路を用いた場
合、先に動作する上位コンパレータの比較の時に、該サ
ンプルホールド回路の出力が安定していない恐れがあ
る。前述の特開平1−190029や特開平2−123
829等では、このような上位コンパレータの比較時に
サンプルホールド回路の出力が安定していないことによ
る誤差を補正するというものである。
−123829等で開示されている技術は、上位コンパ
レータ群と下位コンパレータ群とに対して、共通のサン
プルホールド回路を用いる2ステップ直並列型A/Dコ
ンバータを対象としている。2ステップ直並列型A/D
コンバータは、前述の如く下位コンパレータ群の比較動
作の開始に比べて、上位コンパレータ群の比較動作の開
始が早い。このため、上位コンパレータ群と下位コンパ
レータ群とで共通のサンプルホールド回路を用いた場
合、先に動作する上位コンパレータの比較の時に、該サ
ンプルホールド回路の出力が安定していない恐れがあ
る。前述の特開平1−190029や特開平2−123
829等では、このような上位コンパレータの比較時に
サンプルホールド回路の出力が安定していないことによ
る誤差を補正するというものである。
【0017】又、特開平2−41028では、アナログ
入力電圧をそれぞれサンプル用スイッチ回路及びホール
ド用コンデンサでなるサンプルホールド回路を有する複
数の比較器に受け、当該複数の比較器に入力されるそれ
ぞれの比較基準電圧及び上記アナログ入力電圧を比較
し、当該比較結果に基づいて上記アナログ入力電圧に応
じたデジタルデータを得るA/D変換回路、即ち、一般
的なフラッシュ型A/D変換回路のA/D変換精度を向
上させるという技術が開示されている。これは、上記各
ホールド用コンデンサのホールド端を、それぞれ平均化
スイッチ回路を介して接続し、上記各サンプル用スイッ
チ回路のオン制御に応じて、上記各平均化スイッチ回路
をオン制御して、上記各ホールド用コンデンサにサンプ
ルホールドされたホールド電圧を平均化するというもの
である。該特開平2−41028は、複数のサンプルホ
ールド回路を備えたA/Dコンバータにおいて、前記サ
ンプル用スイッチ回路のオン抵抗のばらつきによって生
じてしまう、各比較器にて比較される本来同一電圧とな
るべきホールド電圧のばらつきを、平均化にて有効に除
去するというものである。
入力電圧をそれぞれサンプル用スイッチ回路及びホール
ド用コンデンサでなるサンプルホールド回路を有する複
数の比較器に受け、当該複数の比較器に入力されるそれ
ぞれの比較基準電圧及び上記アナログ入力電圧を比較
し、当該比較結果に基づいて上記アナログ入力電圧に応
じたデジタルデータを得るA/D変換回路、即ち、一般
的なフラッシュ型A/D変換回路のA/D変換精度を向
上させるという技術が開示されている。これは、上記各
ホールド用コンデンサのホールド端を、それぞれ平均化
スイッチ回路を介して接続し、上記各サンプル用スイッ
チ回路のオン制御に応じて、上記各平均化スイッチ回路
をオン制御して、上記各ホールド用コンデンサにサンプ
ルホールドされたホールド電圧を平均化するというもの
である。該特開平2−41028は、複数のサンプルホ
ールド回路を備えたA/Dコンバータにおいて、前記サ
ンプル用スイッチ回路のオン抵抗のばらつきによって生
じてしまう、各比較器にて比較される本来同一電圧とな
るべきホールド電圧のばらつきを、平均化にて有効に除
去するというものである。
【0018】一方、IEEE(institute of electrica
l and electronics engineers )刊行のCICC(cust
om integrated circuits conference )1991 26.7 で
は、CMOS(complementary metal oxide semiconduc
tor )9ビット25MHz の2ステップ直並列型A/D
コンバータに関する技術が開示されている。又、この2
ステップ直並列型A/Dコンバータは、図17に示すと
おり、1組の上位コンパレータ群に対して2組の下位コ
ンパレータ群を備えている。
l and electronics engineers )刊行のCICC(cust
om integrated circuits conference )1991 26.7 で
は、CMOS(complementary metal oxide semiconduc
tor )9ビット25MHz の2ステップ直並列型A/D
コンバータに関する技術が開示されている。又、この2
ステップ直並列型A/Dコンバータは、図17に示すと
おり、1組の上位コンパレータ群に対して2組の下位コ
ンパレータ群を備えている。
【0019】更に、該2ステップ直並列型A/Dコンバ
ータでは、特にサンプリングタイミングスキューの問題
に着目し、アナログ信号電圧VINの入力直後に、付加
的なサプリング回路SW0が設けられている。このサン
プリングタイミングスキューの問題は、図18のタイム
チャタートにも示される、上位コンパレータ群のサンプ
リングスイッチSW1、3、4、及び下位コンパータ群
のサンプリングスイッチSW1a 、3a 、4a (又は、
SW1b 、SW3b 、SW4b )間での、オンからオフ
へのタイミングスキューに係るものである。このような
タイミングスキューが発生してしますと、上位コンパレ
ータ群にて比較されるサンプルホールド電圧のサンプル
時刻と、下位コンパレータ群にて比較されるサンプルホ
ールド電圧のサンプル時刻とが相違してしまう。このた
め、上位コンパレータ群にて比較されるサンプルホール
ド電圧と下位コンパレータ群にて比較されるサンプルホ
ールド電圧との間に相違が生じてしまい、A/D変換誤
差となってしまう。
ータでは、特にサンプリングタイミングスキューの問題
に着目し、アナログ信号電圧VINの入力直後に、付加
的なサプリング回路SW0が設けられている。このサン
プリングタイミングスキューの問題は、図18のタイム
チャタートにも示される、上位コンパレータ群のサンプ
リングスイッチSW1、3、4、及び下位コンパータ群
のサンプリングスイッチSW1a 、3a 、4a (又は、
SW1b 、SW3b 、SW4b )間での、オンからオフ
へのタイミングスキューに係るものである。このような
タイミングスキューが発生してしますと、上位コンパレ
ータ群にて比較されるサンプルホールド電圧のサンプル
時刻と、下位コンパレータ群にて比較されるサンプルホ
ールド電圧のサンプル時刻とが相違してしまう。このた
め、上位コンパレータ群にて比較されるサンプルホール
ド電圧と下位コンパレータ群にて比較されるサンプルホ
ールド電圧との間に相違が生じてしまい、A/D変換誤
差となってしまう。
【0020】このため、該2ステップ直並列型A/Dコ
ンバータにおいては、前記図17に示す如くサンプルス
イッチSW0を設けると共に、前記図18に示すとお
り、前記サンプルスイッチSW1、3、4及びサンプル
スイッチSW1a 、3a 、4aをオンからオフにするに
あって、まず、追加されたサンプルスイッチSW0をオ
ンからオフにするようにしている。これによって、サン
プリングタイミングスキューの問題は解消れさる。又、
これによって、A/D変換精度をより向上させることが
できる。
ンバータにおいては、前記図17に示す如くサンプルス
イッチSW0を設けると共に、前記図18に示すとお
り、前記サンプルスイッチSW1、3、4及びサンプル
スイッチSW1a 、3a 、4aをオンからオフにするに
あって、まず、追加されたサンプルスイッチSW0をオ
ンからオフにするようにしている。これによって、サン
プリングタイミングスキューの問題は解消れさる。又、
これによって、A/D変換精度をより向上させることが
できる。
【0021】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、前述し
た技術等、A/D変換精度をより向上させる従来の技術
は、いずれも、A/D変換速度が低下してしまったり、
回路構成が複雑になってしまう等、種々の問題を有して
いる。
た技術等、A/D変換精度をより向上させる従来の技術
は、いずれも、A/D変換速度が低下してしまったり、
回路構成が複雑になってしまう等、種々の問題を有して
いる。
【0022】例えば前記特開平2−94816では、2
ステップ直並列型A/Dコンバータにおける上位コンパ
レータ群や下位コンパレータ群による比較動作の精度を
向上できるものの、前述のようなサンプリングタイミン
グスキューの問題は解消することができない。
ステップ直並列型A/Dコンバータにおける上位コンパ
レータ群や下位コンパレータ群による比較動作の精度を
向上できるものの、前述のようなサンプリングタイミン
グスキューの問題は解消することができない。
【0023】又、前記特開平1−190029、前記特
開平2−123829、前記特開平2−132920及
び前記特開平2−202224で開示されているよう
に、前述の如く下位コンパレータ群の比較結果に基づい
て上位コンパレータ群の比較結果を補正するようにした
場合には、全体の回路構成が非常に複雑になってしまう
という問題がある。例えば、上位コンパレータ群の比較
結果に基づいて割付けられる下位コンパレータ群での比
較範囲は、上位コンパレータ群の比較結果に対応するも
のより拡張されているため、複数の抵抗素子を用いる等
して構成された基準電圧発生回路が非常に複雑になって
しまう。又、下位コンパレータ群の比較結果に基づいて
上位コンパレータ群の比較結果を補正する補正回路につ
いても、非常に複雑なものとなってしまう。
開平2−123829、前記特開平2−132920及
び前記特開平2−202224で開示されているよう
に、前述の如く下位コンパレータ群の比較結果に基づい
て上位コンパレータ群の比較結果を補正するようにした
場合には、全体の回路構成が非常に複雑になってしまう
という問題がある。例えば、上位コンパレータ群の比較
結果に基づいて割付けられる下位コンパレータ群での比
較範囲は、上位コンパレータ群の比較結果に対応するも
のより拡張されているため、複数の抵抗素子を用いる等
して構成された基準電圧発生回路が非常に複雑になって
しまう。又、下位コンパレータ群の比較結果に基づいて
上位コンパレータ群の比較結果を補正する補正回路につ
いても、非常に複雑なものとなってしまう。
【0024】又、前記特開平2−41028では、その
平均化スイッチ回路によるサンプルホールド電圧の平均
化にて、前述のようなサンプリングタイングスキューの
問題は解消することができる。しかしながら、このよう
な平均化スイッチ回路をより効果的に用いるという点に
関しては全く言及されていない。特に、本発明が対象と
するような2ステップ直並列型A/Dコンバータにおい
て、前記平均化スイッチ回路をどの様に用いるかについ
ては考慮されていない。
平均化スイッチ回路によるサンプルホールド電圧の平均
化にて、前述のようなサンプリングタイングスキューの
問題は解消することができる。しかしながら、このよう
な平均化スイッチ回路をより効果的に用いるという点に
関しては全く言及されていない。特に、本発明が対象と
するような2ステップ直並列型A/Dコンバータにおい
て、前記平均化スイッチ回路をどの様に用いるかについ
ては考慮されていない。
【0025】又、前記CICC1991 26.7 では、前述の
ようなサンプリングタイミングスキューの問題は解消で
きるものの、新たに設けられた前記サンプルスイッチS
W0に関する、新たな問題が生じてしまう。例えば、該
サンプルスイッチSW0のオン抵抗によって、アナログ
信号電圧VINの入力からサンプルコンデンサC1への
経路中での抵抗値が増加してしまう。これは、前記サン
プルスイッチSW0のオン抵抗が、この経路へと、直列
に作用するためである。このような前記サンプルスイッ
チSW0のオン抵抗の影響によって、アナログ信号電圧
VINのサンプル時間が延長されてしまい、結果とし
て、A/Dコンバータ全体のA/D変換速度を低下させ
てしまう。又、前記サンプルスイッチSW0を新たに追
加することによって、ホールドステップ現象の影響が増
大してしまう。
ようなサンプリングタイミングスキューの問題は解消で
きるものの、新たに設けられた前記サンプルスイッチS
W0に関する、新たな問題が生じてしまう。例えば、該
サンプルスイッチSW0のオン抵抗によって、アナログ
信号電圧VINの入力からサンプルコンデンサC1への
経路中での抵抗値が増加してしまう。これは、前記サン
プルスイッチSW0のオン抵抗が、この経路へと、直列
に作用するためである。このような前記サンプルスイッ
チSW0のオン抵抗の影響によって、アナログ信号電圧
VINのサンプル時間が延長されてしまい、結果とし
て、A/Dコンバータ全体のA/D変換速度を低下させ
てしまう。又、前記サンプルスイッチSW0を新たに追
加することによって、ホールドステップ現象の影響が増
大してしまう。
【0026】このホールドステップ現象は、A/D変換
対象となるアナログ信号電圧の入力からサンプルコンデ
ンサへの経路中に設けられるサンプルスイッチにMOS
(metal oxide semiconductor )トランジスタ等を用い
た場合に生じる、該サンプルスイッチのゲート電圧によ
るサンプルホールド電圧の変位によるものである。MO
Sトランジスタ等のサンプルスイッチは、そのゲート入
力への電圧の有無にて、スイッチのオンオフが制御され
る。この際、ゲート入力に印加される電圧によって生じ
るの電界の作用によって、サンプルコンデンサに蓄積さ
れる電荷が増減してしまう。このように蓄積される電荷
が増減してしまうと、サンプルコンデンサに保持される
サンプルホールド電圧が変動してしまい、A/D変換精
度が低下してしまう。
対象となるアナログ信号電圧の入力からサンプルコンデ
ンサへの経路中に設けられるサンプルスイッチにMOS
(metal oxide semiconductor )トランジスタ等を用い
た場合に生じる、該サンプルスイッチのゲート電圧によ
るサンプルホールド電圧の変位によるものである。MO
Sトランジスタ等のサンプルスイッチは、そのゲート入
力への電圧の有無にて、スイッチのオンオフが制御され
る。この際、ゲート入力に印加される電圧によって生じ
るの電界の作用によって、サンプルコンデンサに蓄積さ
れる電荷が増減してしまう。このように蓄積される電荷
が増減してしまうと、サンプルコンデンサに保持される
サンプルホールド電圧が変動してしまい、A/D変換精
度が低下してしまう。
【0027】前記CICC1991 26.7 の2ステップ直並
列型A/Dコンバータにおける前記サンプルスイチッチ
SW0は、上位コンパレータ群及び下位コンパレータ群
全てのサンプルホールド回路への入力経路に配置されて
いる。従って、そのサンプル中に流れる電流は大きくな
ってしまう。このため、該サンプルスイッチに用いる、
例えばMOSトランジスタの容量の大きさも大きくしな
ければならず、このため、前述のようなホールドステッ
プ現象の影響も大きくなってしまう。
列型A/Dコンバータにおける前記サンプルスイチッチ
SW0は、上位コンパレータ群及び下位コンパレータ群
全てのサンプルホールド回路への入力経路に配置されて
いる。従って、そのサンプル中に流れる電流は大きくな
ってしまう。このため、該サンプルスイッチに用いる、
例えばMOSトランジスタの容量の大きさも大きくしな
ければならず、このため、前述のようなホールドステッ
プ現象の影響も大きくなってしまう。
【0028】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、回路構成を不必要に複雑にしてしま
うことなく、又、A/D変換速度の低下を抑えながら、
前述のサンプリングタイミングスキューの問題を低減す
ることで、A/D変換精度をより向上させることができ
る2ステップ直並列型のA/Dコンバータを提供するこ
とを目的とする。
くなされたもので、回路構成を不必要に複雑にしてしま
うことなく、又、A/D変換速度の低下を抑えながら、
前述のサンプリングタイミングスキューの問題を低減す
ることで、A/D変換精度をより向上させることができ
る2ステップ直並列型のA/Dコンバータを提供するこ
とを目的とする。
【0029】
【課題を達成するための手段】本発明は、複数の抵抗素
子を直列接続した、電圧の異なる複数の比較参照電圧V
Lを得る抵抗素子群を、更に複数直列接続して、該抵抗
素子群相互の直列接続点それぞれから電圧の異なる複数
の比較参照電圧VHを得るようにラダー抵抗を構成し、
A/D変換に際しては、まず、電圧の異なる複数の前記
比較参照電圧VHそれぞれと入力されたアナログ信号電
圧とを、少なくとも1つのサンプルホールド回路及び少
なくとも1つのコンパレータでなる上位コンパレータ群
にて比較し、該上位コンパレータ群の比較結果に基づい
て複数の前記抵抗素子群の1つを選択し、選択された該
抵抗素子群から得られる電圧の異なる複数の前記比較参
照電圧VLそれぞれと、入力された前記アナログ信号電
圧とを、複数のサンプルホールド回路及び複数のコンパ
レータでなる下位コンパレータ群にて同時比較し、前記
上位コンパレータ群の比較結果と前記下位コンパレータ
群の比較結果とに基づいて、A/D変換結果のデジタル
出力を決定する2ステップ直並列型のA/Dコンパレー
タにおいて、前記下位コンパレータ群中のサンプルホー
ルド回路間でのサンプルホールド電圧の較差を低減する
下位コンパレータホールド電圧平均化回路を備えたこと
により、前記課題を達成したものである。
子を直列接続した、電圧の異なる複数の比較参照電圧V
Lを得る抵抗素子群を、更に複数直列接続して、該抵抗
素子群相互の直列接続点それぞれから電圧の異なる複数
の比較参照電圧VHを得るようにラダー抵抗を構成し、
A/D変換に際しては、まず、電圧の異なる複数の前記
比較参照電圧VHそれぞれと入力されたアナログ信号電
圧とを、少なくとも1つのサンプルホールド回路及び少
なくとも1つのコンパレータでなる上位コンパレータ群
にて比較し、該上位コンパレータ群の比較結果に基づい
て複数の前記抵抗素子群の1つを選択し、選択された該
抵抗素子群から得られる電圧の異なる複数の前記比較参
照電圧VLそれぞれと、入力された前記アナログ信号電
圧とを、複数のサンプルホールド回路及び複数のコンパ
レータでなる下位コンパレータ群にて同時比較し、前記
上位コンパレータ群の比較結果と前記下位コンパレータ
群の比較結果とに基づいて、A/D変換結果のデジタル
出力を決定する2ステップ直並列型のA/Dコンパレー
タにおいて、前記下位コンパレータ群中のサンプルホー
ルド回路間でのサンプルホールド電圧の較差を低減する
下位コンパレータホールド電圧平均化回路を備えたこと
により、前記課題を達成したものである。
【0030】又、前記A/Dコンバータにおいて、前記
上位コンパレータ群が、複数のサンプルホールド回路及
び複数のコンパレータを有するものであって、又、更
に、前記上位コンパレータ群中のサンプルホールド回路
間でのサンプルホールド電圧の較差を低減する上位コン
パレータホールド電圧平均化回路と、該上位コンパレー
タホールド電圧平均化回路と前記下位コンパレータホー
ルド電圧平均化回路との間にあって、これら間のサンプ
ルホールド電圧の較差を低減するコンパレータ群間ホー
ルド電圧平均化回路とを備えたことにより、前記課題を
達成しすると共に、前記上位コンパレータ群と前記下位
コンパレータ群との間のサンプリングタイミングスキュ
ーの問題をも低減することで、よりA/D変換精度を向
上させたものである。
上位コンパレータ群が、複数のサンプルホールド回路及
び複数のコンパレータを有するものであって、又、更
に、前記上位コンパレータ群中のサンプルホールド回路
間でのサンプルホールド電圧の較差を低減する上位コン
パレータホールド電圧平均化回路と、該上位コンパレー
タホールド電圧平均化回路と前記下位コンパレータホー
ルド電圧平均化回路との間にあって、これら間のサンプ
ルホールド電圧の較差を低減するコンパレータ群間ホー
ルド電圧平均化回路とを備えたことにより、前記課題を
達成しすると共に、前記上位コンパレータ群と前記下位
コンパレータ群との間のサンプリングタイミングスキュ
ーの問題をも低減することで、よりA/D変換精度を向
上させたものである。
【0031】又、前記A/Dコンバータにおいて、前記
下位コンパレータ群中のサンプルホールド回路のサンプ
ルスイッチの容量の大きさに比べて、前記下位コンパレ
ータホールド電圧平均化回路の平均化スイッチの容量の
大きさが小さいことにより、前記課題を達成すると共
に、前述のサンプリングタイミングスキューの問題を低
減しながら、前記ホールドステップ現象の影響をより低
減したものである。
下位コンパレータ群中のサンプルホールド回路のサンプ
ルスイッチの容量の大きさに比べて、前記下位コンパレ
ータホールド電圧平均化回路の平均化スイッチの容量の
大きさが小さいことにより、前記課題を達成すると共
に、前述のサンプリングタイミングスキューの問題を低
減しながら、前記ホールドステップ現象の影響をより低
減したものである。
【0032】又、前記A/Dコンバータにおいて、前記
上位コンパレータ群の数よりも多い複数の前記下位コン
パレータ群を備え、又、該下位コンパレータ群に対応し
て、該下位コンパレータ群と同数の前記下位コンパレー
タホールド電圧平均化回路を備え、前記上位コンパレー
タホールド電圧平均化回路でのホールド電圧平均化時間
Tu に比べて、前記下位コンパレータホールド電圧平均
化回路でのホールド電圧平均化時間Tv を延長させたこ
とにより、前記課題を達成すると共に、A/D変換速度
の低下を抑えながら、前記下位コンパレータ群でのサン
プルホールド電圧の平均化をより効果的に行うようにし
たものである。
上位コンパレータ群の数よりも多い複数の前記下位コン
パレータ群を備え、又、該下位コンパレータ群に対応し
て、該下位コンパレータ群と同数の前記下位コンパレー
タホールド電圧平均化回路を備え、前記上位コンパレー
タホールド電圧平均化回路でのホールド電圧平均化時間
Tu に比べて、前記下位コンパレータホールド電圧平均
化回路でのホールド電圧平均化時間Tv を延長させたこ
とにより、前記課題を達成すると共に、A/D変換速度
の低下を抑えながら、前記下位コンパレータ群でのサン
プルホールド電圧の平均化をより効果的に行うようにし
たものである。
【0033】
【作用】本発明は、前述のCICC1991 26.7 で言及さ
れているサンプリングタイミングスキューの問題が、前
記特開平2−41028で開示さているような平均化ス
イッチ回路を用いることで低減できることを見出してな
されたものである。又、本発明は、特に2ステップ直並
列型A/Dコンバータに関するサンプリングタイミング
スキューの問題について検討し、より簡単な回路構成に
て、又A/D変換速度の低下を抑えながら、該サンプリ
ングタイミングスキューの問題を低減する構成を見出し
てなされたものである。特に、本発明は、前記平均化ス
イッチ回路等、複数のサンプルホールド回路間でのサン
プルホールド電圧の較差を低減する回路(以降ホールド
電圧平均化回路と称する)を何処に設けることが効果的
か検討してなされている。
れているサンプリングタイミングスキューの問題が、前
記特開平2−41028で開示さているような平均化ス
イッチ回路を用いることで低減できることを見出してな
されたものである。又、本発明は、特に2ステップ直並
列型A/Dコンバータに関するサンプリングタイミング
スキューの問題について検討し、より簡単な回路構成に
て、又A/D変換速度の低下を抑えながら、該サンプリ
ングタイミングスキューの問題を低減する構成を見出し
てなされたものである。特に、本発明は、前記平均化ス
イッチ回路等、複数のサンプルホールド回路間でのサン
プルホールド電圧の較差を低減する回路(以降ホールド
電圧平均化回路と称する)を何処に設けることが効果的
か検討してなされている。
【0034】又、本発明はこれ限定されるものではない
が、発明者等は、更に、前記ホールド電圧平均化回路に
ついて、これをどの様なスイッチとするか、又、動作タ
イミングはどの様なものにするか等、より効果的なもの
を見出している。
が、発明者等は、更に、前記ホールド電圧平均化回路に
ついて、これをどの様なスイッチとするか、又、動作タ
イミングはどの様なものにするか等、より効果的なもの
を見出している。
【0035】図1は、本発明の要旨を示す回路図であ
る。
る。
【0036】この図1においては、本発明が対象とする
2ステップ直並列型のA/Dコンバータの、本発明に係
る特徴部分が示されている。この図1において、上位コ
ンパレータ群21は、A/D変換に際して、まず1ステ
ップ目に動作するものである。一方、下位コンパレータ
群22は、前記上位コンパレータ群21の比較結果に基
づいて動作するものである。前記下位コンパレータ群2
2は、複数のコンパレータを有している。又、該下位コ
ンパレータ群22は、複数のコンパレータに対応して、
複数のサンプルホールド回路を備える。一方、前記上位
コンパレータ群21については、少なくとも1つのサン
プルホールド回路、又、少なくとも1つのコンパレータ
を備える。本発明は、該上位コンパレータ群21が備え
るサンプルホールド回路の個数、及びコンパレータの個
数を特に限定するものでなはい。
2ステップ直並列型のA/Dコンバータの、本発明に係
る特徴部分が示されている。この図1において、上位コ
ンパレータ群21は、A/D変換に際して、まず1ステ
ップ目に動作するものである。一方、下位コンパレータ
群22は、前記上位コンパレータ群21の比較結果に基
づいて動作するものである。前記下位コンパレータ群2
2は、複数のコンパレータを有している。又、該下位コ
ンパレータ群22は、複数のコンパレータに対応して、
複数のサンプルホールド回路を備える。一方、前記上位
コンパレータ群21については、少なくとも1つのサン
プルホールド回路、又、少なくとも1つのコンパレータ
を備える。本発明は、該上位コンパレータ群21が備え
るサンプルホールド回路の個数、及びコンパレータの個
数を特に限定するものでなはい。
【0037】まず、前記下位コンパレータ群22につい
ては、複数のサンプルホールド回路それぞれが、1つの
サンプルコンデンサCL1〜CLn 、及び1つのサンプ
ルスイッチSL21〜SL2n にて構成されている。
又、各サンプルコンデンサCL1〜CLn に対して、1
つづつ、平均化スイッチSL31〜SL3n が設けられ
ている。
ては、複数のサンプルホールド回路それぞれが、1つの
サンプルコンデンサCL1〜CLn 、及び1つのサンプ
ルスイッチSL21〜SL2n にて構成されている。
又、各サンプルコンデンサCL1〜CLn に対して、1
つづつ、平均化スイッチSL31〜SL3n が設けられ
ている。
【0038】一方、上位コンパレータ群21について
は、例えば、これが合計m 個のサンプルホールド回路を
備えるものとした場合、各サンプルホールド回路は、1
つのサンプルコンデンサCH1〜CHm 、及び、1つの
サンプルスイッチSH21〜SH2m にて構成されてい
る。又、本発明はこれに限定されるものではないが、こ
の図1では、各サンプルサンプルホールド回路毎、即ち
各サンプルコンデンサCH1〜CHm 毎に、平均化スイ
ッチSH31〜SH3m が設けられる。
は、例えば、これが合計m 個のサンプルホールド回路を
備えるものとした場合、各サンプルホールド回路は、1
つのサンプルコンデンサCH1〜CHm 、及び、1つの
サンプルスイッチSH21〜SH2m にて構成されてい
る。又、本発明はこれに限定されるものではないが、こ
の図1では、各サンプルサンプルホールド回路毎、即ち
各サンプルコンデンサCH1〜CHm 毎に、平均化スイ
ッチSH31〜SH3m が設けられる。
【0039】このような前記上位コパレヘータ群21及
び下位コンパレータ群22に対して、前記サンプルスイ
ッチSH21〜SH2m 、SL21〜SL2n には、ア
ナログ信号電圧Ainが接続されている。又、前記平均化
スイッチSH31〜SH3mの一方の端子と、前記平均
化スイッチVRの一方の端子とは相互に接続されてい
る。前記平均化スイッチSL31〜SL3n の一方の端
子と、前記平均化スイッチVRの一方の端子とは相互に
接続されている。
び下位コンパレータ群22に対して、前記サンプルスイ
ッチSH21〜SH2m 、SL21〜SL2n には、ア
ナログ信号電圧Ainが接続されている。又、前記平均化
スイッチSH31〜SH3mの一方の端子と、前記平均
化スイッチVRの一方の端子とは相互に接続されてい
る。前記平均化スイッチSL31〜SL3n の一方の端
子と、前記平均化スイッチVRの一方の端子とは相互に
接続されている。
【0040】即ち、この図1において、前記下位コンパ
レータ群22中のサンプルホールド回路間でのサンプル
ホールド電圧の較差を低減する下位コンパレータホール
ド電圧平均化回路は、主として、平均化スイッチSL3
1〜SL3n 、及びこれら平均化スイッチSL31〜S
L3n に係る配線にて構成されている。又、上位コンパ
レータ群21中のサンプルホールド回路間でのサンプル
ホールド電圧の較差を低減する上位コンパレータホール
ド電圧平均化回路は、主として、平均化スイッチSH3
1〜SH3m 、及びこれら平均化スイッチSH31〜S
H3m に係る配線にて構成されている。又、前記下位コ
ンパレータホールド電圧平均化回路と前記上位コンパレ
ータホールド電圧平均化回路との間にあって、これら間
のサンプルホールド電圧の較差を低減するコンパレータ
群間ホールド電圧平均化回路は、前記平均化スイッチV
R及び該平均化スイッチVRに係る配線にて構成されて
いる。
レータ群22中のサンプルホールド回路間でのサンプル
ホールド電圧の較差を低減する下位コンパレータホール
ド電圧平均化回路は、主として、平均化スイッチSL3
1〜SL3n 、及びこれら平均化スイッチSL31〜S
L3n に係る配線にて構成されている。又、上位コンパ
レータ群21中のサンプルホールド回路間でのサンプル
ホールド電圧の較差を低減する上位コンパレータホール
ド電圧平均化回路は、主として、平均化スイッチSH3
1〜SH3m 、及びこれら平均化スイッチSH31〜S
H3m に係る配線にて構成されている。又、前記下位コ
ンパレータホールド電圧平均化回路と前記上位コンパレ
ータホールド電圧平均化回路との間にあって、これら間
のサンプルホールド電圧の較差を低減するコンパレータ
群間ホールド電圧平均化回路は、前記平均化スイッチV
R及び該平均化スイッチVRに係る配線にて構成されて
いる。
【0041】このような構成において、まず、前述のサ
ンプリングタイミングスキューによるA/D変換誤差は
次のように考えることができる。即ち、NビットへのA
/D変換対象となるアナログ信号電圧Ainをfin の周波
数の正弦波とした場合、Δtのサンプリングタイミング
スキューに対するA/D変換誤差ΔEは、次のように表
すことができる。
ンプリングタイミングスキューによるA/D変換誤差は
次のように考えることができる。即ち、NビットへのA
/D変換対象となるアナログ信号電圧Ainをfin の周波
数の正弦波とした場合、Δtのサンプリングタイミング
スキューに対するA/D変換誤差ΔEは、次のように表
すことができる。
【0042】 ΔE=π×fin ×Δt ×2N …(1)
【0043】上記(1)式で示される如く、サンプリン
グタイミングスキューΔt に係るA/D変換誤差ΔE
は、次に列挙するようなものに依存するものとなってい
る。
グタイミングスキューΔt に係るA/D変換誤差ΔE
は、次に列挙するようなものに依存するものとなってい
る。
【0044】(1)入力されるアナログ信号電圧のスル
ーレート(周波数):スルーレートが早くなり、周波数
が高くなるほど誤差が大きくなる。
ーレート(周波数):スルーレートが早くなり、周波数
が高くなるほど誤差が大きくなる。
【0045】(2)A/D変換結果のビット数:ビット
数が多くなり、要求される精度が高くなるほど誤差が無
視できなくなる。
数が多くなり、要求される精度が高くなるほど誤差が無
視できなくなる。
【0046】(3)サンプリングタイミングスキューΔ
t :該該タイミングスキューΔt が増大するほど、誤差
が大きくなる。
t :該該タイミングスキューΔt が増大するほど、誤差
が大きくなる。
【0047】以上列挙した点に鑑み、本発明において
は、前記下位コンパレータ群22において、特に前述の
サンプリングタイミングスキューの問題をより低減する
ことが重要であることに着目している。即ち、前記上位
コンパレータ群21へと上位コンパレータホールド電圧
平均回路を設けないとしても、前記下位コンパレータ群
22へと下位コンパレータホールド電圧平均化回路を設
けることで、前述のようなサンプリングタイミングスキ
ューの問題を低減することができる。
は、前記下位コンパレータ群22において、特に前述の
サンプリングタイミングスキューの問題をより低減する
ことが重要であることに着目している。即ち、前記上位
コンパレータ群21へと上位コンパレータホールド電圧
平均回路を設けないとしても、前記下位コンパレータ群
22へと下位コンパレータホールド電圧平均化回路を設
けることで、前述のようなサンプリングタイミングスキ
ューの問題を低減することができる。
【0048】これは、前記上位コンパレータ群21に対
して前記下位コンパレータ群22については、そのA/
D変換対象となるアナログ信号電圧のレンジ幅が狭く、
より高精度を要求されるためである。即ち、上位コンパ
レータ群21は、入力されるアナログ信号電圧Ainのフ
ルスケールに対して比較動作を行うのに対して、前記下
位コンパレータ群22は、前記上位コンパレータ群21
の比較結果に基づいて分割されたレンジ範囲の、より狭
い範囲で比較するためである。
して前記下位コンパレータ群22については、そのA/
D変換対象となるアナログ信号電圧のレンジ幅が狭く、
より高精度を要求されるためである。即ち、上位コンパ
レータ群21は、入力されるアナログ信号電圧Ainのフ
ルスケールに対して比較動作を行うのに対して、前記下
位コンパレータ群22は、前記上位コンパレータ群21
の比較結果に基づいて分割されたレンジ範囲の、より狭
い範囲で比較するためである。
【0049】なお、本発明はこれに限定されるものでは
ないが、前記図1に示される如く、前記上位コンパレー
タ群21においても、前記上位コンパレータホールド電
圧平均化回路を備えるようにしてもよい。この場合、発
明者等は、前記コンパレータ群間ホールド電圧平均化回
路を設けることが有効であることを見出している。即
ち、前記上位コンパレータホールド電圧平均化回路を備
えるようにした場合、該上位コンパレータホールド電圧
平均化回路にて前記上位コンパレータ群中のサンプルホ
ールド回路間でのホールド電圧平均化を行うことに併せ
て、前記コンパレータ群間ホールド電圧平均化回路によ
って、前記上位コンパレータホールド電圧平均化回路と
前記下位コンパレータホールド電圧平均化回路との間の
サンプルホールド電圧の平均化を行うことが、その相乗
効果によって、A/D変換精度を向上させる点で有効で
あることを見出している。
ないが、前記図1に示される如く、前記上位コンパレー
タ群21においても、前記上位コンパレータホールド電
圧平均化回路を備えるようにしてもよい。この場合、発
明者等は、前記コンパレータ群間ホールド電圧平均化回
路を設けることが有効であることを見出している。即
ち、前記上位コンパレータホールド電圧平均化回路を備
えるようにした場合、該上位コンパレータホールド電圧
平均化回路にて前記上位コンパレータ群中のサンプルホ
ールド回路間でのホールド電圧平均化を行うことに併せ
て、前記コンパレータ群間ホールド電圧平均化回路によ
って、前記上位コンパレータホールド電圧平均化回路と
前記下位コンパレータホールド電圧平均化回路との間の
サンプルホールド電圧の平均化を行うことが、その相乗
効果によって、A/D変換精度を向上させる点で有効で
あることを見出している。
【0050】又、本発明はこれに限定されるものではな
いが、発明者等は、コンパレータ群中に用いられるサン
プルホールド回路のサンプルスイッチに対して、これに
対応して用いられるコンパレータホールド電圧平均化回
路の前記平均化スイッチの容量の大きさについても検討
している。
いが、発明者等は、コンパレータ群中に用いられるサン
プルホールド回路のサンプルスイッチに対して、これに
対応して用いられるコンパレータホールド電圧平均化回
路の前記平均化スイッチの容量の大きさについても検討
している。
【0051】前記サンプルスイッチは、A/D変換対象
となるアナログ信号電圧に従ったサンプルコンデンサへ
の電荷の蓄積をオンオフするものである。従って、該サ
ンプルスイッチに求められる最低限の容量(その大き
さ、あるいはそのオン抵抗の大きさ)は、定められたサ
ンプリング時間で変化し得る大きさのアナログ信号電圧
の変化に従った電荷を、該サンプリング時間内で前記サ
ンプリングコンデンサへと蓄積できるものでなければな
らない。
となるアナログ信号電圧に従ったサンプルコンデンサへ
の電荷の蓄積をオンオフするものである。従って、該サ
ンプルスイッチに求められる最低限の容量(その大き
さ、あるいはそのオン抵抗の大きさ)は、定められたサ
ンプリング時間で変化し得る大きさのアナログ信号電圧
の変化に従った電荷を、該サンプリング時間内で前記サ
ンプリングコンデンサへと蓄積できるものでなければな
らない。
【0052】比較して、発明者等は、前記平均化スイッ
チの容量が、サンプリング時間よりも短いサンプリング
タイミングスキューにおける、前記アナログ信号電圧の
変化に対応できればよいことに着目している。従って、
本発明はこれに限定されるものではないが、本発明で用
いる前記平均化スイッチの容量の大きさを、これに対応
するサンプルホールド回路のサンプルスイッチの容量よ
りも小さくすることが可能であることを見出している。
特に、1つの前記上位コンパレータ群に対して複数の前
記下位コンパレータ群を用いるようにした場合、該下位
コンパレータ群での比較動作時間に余裕がある場合があ
り、この場合には、前記平均化スイッチの容量の大きさ
をより小さくすることも可能である。このように該平均
化スイッチを小さくすることで、前述したようなホール
ドステップ現象の影響をより少なくすることが可能であ
る。
チの容量が、サンプリング時間よりも短いサンプリング
タイミングスキューにおける、前記アナログ信号電圧の
変化に対応できればよいことに着目している。従って、
本発明はこれに限定されるものではないが、本発明で用
いる前記平均化スイッチの容量の大きさを、これに対応
するサンプルホールド回路のサンプルスイッチの容量よ
りも小さくすることが可能であることを見出している。
特に、1つの前記上位コンパレータ群に対して複数の前
記下位コンパレータ群を用いるようにした場合、該下位
コンパレータ群での比較動作時間に余裕がある場合があ
り、この場合には、前記平均化スイッチの容量の大きさ
をより小さくすることも可能である。このように該平均
化スイッチを小さくすることで、前述したようなホール
ドステップ現象の影響をより少なくすることが可能であ
る。
【0053】なお、本発明はこれに限定されるものでは
ないが、発明者等は、前記上位コンパレータ群の数より
も多い複数の前記下位コンパレータ群を備えるようにし
た場合、このように複数備えることによって可能な範囲
で、前記下位コンパレータホールド電圧平均化回路での
ホールド電圧平均化時間Tv を延長可能なことを見出し
ている。即ち、前記上位コンパレータホールド電圧平均
化回路でのホールド電圧平均化時間Tu に比べて、前記
下位コンパレータホールド電圧平均化回路でのホールド
電圧平均化時間Tv を延長するというものである。これ
は、1つの前記上位コンパレータ群に対して複数の前記
下位コンパレータ群を備えることによって得られる下位
コンパレータ群の比較時間の余裕を有効に利用し、前記
ホールド電圧平均化時間Tv を延長させ、より厳密なサ
ンプルホールド電圧の平均化を図り、これによってA/
D変換精度をより向上させるというものである。前述し
たように、発明者等は、前記上位コンパレータ群での電
圧比較の精度に比べ、前記該コンパレータ群での電圧比
較精度をより向上させる方が好ましいことを見出してい
る。従って、前記ホールド電圧平均化時間Tu に比べて
前記ホールド電圧平均化時間Tv を延長させることで、
A/Dコンバータの全体の変換精度を向上させることも
可能である。
ないが、発明者等は、前記上位コンパレータ群の数より
も多い複数の前記下位コンパレータ群を備えるようにし
た場合、このように複数備えることによって可能な範囲
で、前記下位コンパレータホールド電圧平均化回路での
ホールド電圧平均化時間Tv を延長可能なことを見出し
ている。即ち、前記上位コンパレータホールド電圧平均
化回路でのホールド電圧平均化時間Tu に比べて、前記
下位コンパレータホールド電圧平均化回路でのホールド
電圧平均化時間Tv を延長するというものである。これ
は、1つの前記上位コンパレータ群に対して複数の前記
下位コンパレータ群を備えることによって得られる下位
コンパレータ群の比較時間の余裕を有効に利用し、前記
ホールド電圧平均化時間Tv を延長させ、より厳密なサ
ンプルホールド電圧の平均化を図り、これによってA/
D変換精度をより向上させるというものである。前述し
たように、発明者等は、前記上位コンパレータ群での電
圧比較の精度に比べ、前記該コンパレータ群での電圧比
較精度をより向上させる方が好ましいことを見出してい
る。従って、前記ホールド電圧平均化時間Tu に比べて
前記ホールド電圧平均化時間Tv を延長させることで、
A/Dコンバータの全体の変換精度を向上させることも
可能である。
【0054】なお、本発明が対象とするA/Dコンバー
タは、前述のような2ステップ直並列型のものであれば
よく、同様の効果を得ることができる。例えば、1つの
前記上位コンパレータ群に対して、1つの前記下位コン
パレータ群を備えた2ステップ直並列型のA/Dコンバ
ータであってもよい。あるいは、前記上位コンパレータ
群の数よりも多い複数の前記下位コンパレータ群を備え
るようにした2ステップ直並列型のA/Dコンバータを
対象としてもよい。1つの前記上位コンパレータ群に対
して2つの前記コンパレータ群を備える2ステップ直並
列型A/Dコンバータであってもよく、あるいは、2つ
の前記上位コンパレータ群に対して3つ以上の前記下位
コンパレータ群を備えた2ステップ直並列型A/Dコン
バータであってもよい。
タは、前述のような2ステップ直並列型のものであれば
よく、同様の効果を得ることができる。例えば、1つの
前記上位コンパレータ群に対して、1つの前記下位コン
パレータ群を備えた2ステップ直並列型のA/Dコンバ
ータであってもよい。あるいは、前記上位コンパレータ
群の数よりも多い複数の前記下位コンパレータ群を備え
るようにした2ステップ直並列型のA/Dコンバータを
対象としてもよい。1つの前記上位コンパレータ群に対
して2つの前記コンパレータ群を備える2ステップ直並
列型A/Dコンバータであってもよく、あるいは、2つ
の前記上位コンパレータ群に対して3つ以上の前記下位
コンパレータ群を備えた2ステップ直並列型A/Dコン
バータであってもよい。
【0055】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
【0056】図2は、本発明が適用された第1実施例〜
第3実施例のA/Dコンバータの全体構成を示すブロッ
ク図である。
第3実施例のA/Dコンバータの全体構成を示すブロッ
ク図である。
【0057】この図2及び後述する図3〜図10では、
前記第1実施例〜前記第3実施例のA/Dコンバータが
示されている。これら第1実施例〜第3実施例は、サン
プルホールド回路やコンパレータの構成が互いに同じ
で、その動作のタイミングが相互に異なるものとなって
いる。それぞれの実施例の動作タイミングについては、
図11〜図14を用いて詳しく後述する。なお、これら
第1実施例〜第3実施例については、以降、単に実施例
とも総称する。
前記第1実施例〜前記第3実施例のA/Dコンバータが
示されている。これら第1実施例〜第3実施例は、サン
プルホールド回路やコンパレータの構成が互いに同じ
で、その動作のタイミングが相互に異なるものとなって
いる。それぞれの実施例の動作タイミングについては、
図11〜図14を用いて詳しく後述する。なお、これら
第1実施例〜第3実施例については、以降、単に実施例
とも総称する。
【0058】まず、この図2に示される如く、前記実施
例のA/Dコンバータは、主として、上位コンパレータ
群21と、第1下位コンパレータ群22a と、第2下位
コンパレータ群22b と、平均化スイッチVRa 及びV
Rb と、基準電圧発生回路26と、タイミング回路28
と、エンコーダ部30とにより構成されている。本実施
例のA/Dコンバータは、1つの前記上位コンパレータ
群21に対して、2つの下位コンパレータ群、即ち前記
第1下位コンパレータ群22a 及び前記第2下位コンパ
レータ群22b とを備えた、2ステップ直並列型のA/
Dコンバータとなっている。
例のA/Dコンバータは、主として、上位コンパレータ
群21と、第1下位コンパレータ群22a と、第2下位
コンパレータ群22b と、平均化スイッチVRa 及びV
Rb と、基準電圧発生回路26と、タイミング回路28
と、エンコーダ部30とにより構成されている。本実施
例のA/Dコンバータは、1つの前記上位コンパレータ
群21に対して、2つの下位コンパレータ群、即ち前記
第1下位コンパレータ群22a 及び前記第2下位コンパ
レータ群22b とを備えた、2ステップ直並列型のA/
Dコンバータとなっている。
【0059】図3は、本実施例で用いられるラダー抵抗
の回路図である。
の回路図である。
【0060】この図3に示されるラダー抵抗は、本実施
例の特に前記基準電圧発生回路26中で用いられてい
る。該ラダー抵抗は、合計16個の抵抗素子R1〜R1
6にて構成されている。これら抵抗素子R1〜R16
は、その抵抗値が互いに同一のものとなっている。該ラ
ダー抵抗において、前記抵抗素子R1〜R4は第1の抵
抗素子群となっており、前記抵抗素子R5〜R8は第2
の抵抗素子群となっており、前記抵抗素子R9〜R12
は第3の抵抗素子群となっており、前記抵抗素子R13
〜R16は第4の抵抗素子群となっている。即ち、該ラ
ダー抵抗においては、前記抵抗素子R1〜R16のうち
の合計4個ずつが直列接続されて合計4組の抵抗素子群
が構成されている。又、このような合計4組の抵抗素子
群が、更に直列接続されている。
例の特に前記基準電圧発生回路26中で用いられてい
る。該ラダー抵抗は、合計16個の抵抗素子R1〜R1
6にて構成されている。これら抵抗素子R1〜R16
は、その抵抗値が互いに同一のものとなっている。該ラ
ダー抵抗において、前記抵抗素子R1〜R4は第1の抵
抗素子群となっており、前記抵抗素子R5〜R8は第2
の抵抗素子群となっており、前記抵抗素子R9〜R12
は第3の抵抗素子群となっており、前記抵抗素子R13
〜R16は第4の抵抗素子群となっている。即ち、該ラ
ダー抵抗においては、前記抵抗素子R1〜R16のうち
の合計4個ずつが直列接続されて合計4組の抵抗素子群
が構成されている。又、このような合計4組の抵抗素子
群が、更に直列接続されている。
【0061】この図3において、まず、前記第1の抵抗
素子群と前記第2の抵抗素子群との接続点(直列接続
点)からは、比較参照電圧VH1が得られている。前記
第2の抵抗素子群と前記第3の抵抗素子群との接続点か
らは、比較参照電圧VH2が得られている。前記第3の
抵抗素子群と前記第4の抵抗素子群との接続点からは、
比較参照電圧VH3が得られている。
素子群と前記第2の抵抗素子群との接続点(直列接続
点)からは、比較参照電圧VH1が得られている。前記
第2の抵抗素子群と前記第3の抵抗素子群との接続点か
らは、比較参照電圧VH2が得られている。前記第3の
抵抗素子群と前記第4の抵抗素子群との接続点からは、
比較参照電圧VH3が得られている。
【0062】更に、前記第1の抵抗素子群において、直
列接続された合計4個の前記抵抗素子R1〜R4の各接
続点からは、それぞれ、比較参照電圧VL11〜VL1
3が得られている。前記第2の抵抗素子群において、直
列接続された前記抵抗素子R5〜R8の合計3個の接続
点からは、それぞれ、比較参照電圧VL21〜VL23
が得られている。前記第3の抵抗素子群において、直列
接続された前記抵抗素子R9〜R12の合計3個の接続
点からは、それぞれ、比較参照電圧VL31〜VL33
が得られている。前記第4の抵抗素子群において、直列
接続された前記抵抗素子R13〜R16の合計3個の接
続点からは、それぞれ、比較参照電圧VL41〜VL4
3が得られている。
列接続された合計4個の前記抵抗素子R1〜R4の各接
続点からは、それぞれ、比較参照電圧VL11〜VL1
3が得られている。前記第2の抵抗素子群において、直
列接続された前記抵抗素子R5〜R8の合計3個の接続
点からは、それぞれ、比較参照電圧VL21〜VL23
が得られている。前記第3の抵抗素子群において、直列
接続された前記抵抗素子R9〜R12の合計3個の接続
点からは、それぞれ、比較参照電圧VL31〜VL33
が得られている。前記第4の抵抗素子群において、直列
接続された前記抵抗素子R13〜R16の合計3個の接
続点からは、それぞれ、比較参照電圧VL41〜VL4
3が得られている。
【0063】図4は、本実施例の基準電圧発生回路で用
いられるスイッチネットワークの回路図である。
いられるスイッチネットワークの回路図である。
【0064】この図4に示されるスイッチネットワーク
は、合計12個のスイッチSV11〜SV41、SV1
2〜SV42、SV13〜SV43によって構成されて
いる。該スイッチネットワークは、前記上位コンパレー
タ群21の比較結果に従った前記エンコーダ部30の出
力に従って動作する。即ち、該スイッチネットワーク
は、前記上位コンパレータ群21の比較結果に基づい
て、前記比較参照電圧VL11〜VL41のいずれか1
つを比較参照電圧VL1として選択し、前記比較参照電
圧VL12〜VL42のいずれか1つを比較参照電圧V
L2として選択し、前記比較参照電圧VL13〜VL4
3のいずれか1つを比較参照電圧VL3として選択する
というものである。
は、合計12個のスイッチSV11〜SV41、SV1
2〜SV42、SV13〜SV43によって構成されて
いる。該スイッチネットワークは、前記上位コンパレー
タ群21の比較結果に従った前記エンコーダ部30の出
力に従って動作する。即ち、該スイッチネットワーク
は、前記上位コンパレータ群21の比較結果に基づい
て、前記比較参照電圧VL11〜VL41のいずれか1
つを比較参照電圧VL1として選択し、前記比較参照電
圧VL12〜VL42のいずれか1つを比較参照電圧V
L2として選択し、前記比較参照電圧VL13〜VL4
3のいずれか1つを比較参照電圧VL3として選択する
というものである。
【0065】選択されたこれら比較参照電圧VL1〜V
L3は、それぞれ、前記第1下位コンパレータ群22a
中の対応する1つのサンプルホールド回路に入力される
と共に、前記第2下位コンパレータ群22b の対応する
1つのサンプルホールド回路に入力される。
L3は、それぞれ、前記第1下位コンパレータ群22a
中の対応する1つのサンプルホールド回路に入力される
と共に、前記第2下位コンパレータ群22b の対応する
1つのサンプルホールド回路に入力される。
【0066】図5は、本実施例で用いられる前記上位コ
ンパレータ群の回路図である。
ンパレータ群の回路図である。
【0067】この図5に示される如く、前記上位コンパ
レータ群21では、A/D変換対象となるアナログ信号
電圧Ainを入力すると共に、合計3つのチョッパ型コン
パレータそれぞれによって、前記比較参照電圧VH1〜
VH3それぞれと前記アナログ信号電圧Vinとの比較が
行われる。又、その比較結果は、それぞれ出力DH1〜
DH3となる。
レータ群21では、A/D変換対象となるアナログ信号
電圧Ainを入力すると共に、合計3つのチョッパ型コン
パレータそれぞれによって、前記比較参照電圧VH1〜
VH3それぞれと前記アナログ信号電圧Vinとの比較が
行われる。又、その比較結果は、それぞれ出力DH1〜
DH3となる。
【0068】この図5の前記上位コンパレータ群21に
おいて、第1のチョッパ型コンパレータは、サンプルコ
ンデンサCH1と、サンプルスイッチSH11及びSH
21と、平均化スイッチSH31と、比較スイッチCP
H1と、インバータIH1とにより構成されている。第
2のチョッパ型コンパレータは、サンプルコンデンサC
H2と、サンプルスイッチSH12及びSH22と、平
均化スイッチSH32と、比較スイッチCPH2と、イ
ンバータIH2とにより構成されている。第3のチョッ
パ型コンパレータは、サンプルコンデンサCH3と、サ
ンプルスイッチSH13及びSH23と、平均化スイッ
チSH33と、比較スイッチCPH3と、インバータI
H3とにより構成されている。
おいて、第1のチョッパ型コンパレータは、サンプルコ
ンデンサCH1と、サンプルスイッチSH11及びSH
21と、平均化スイッチSH31と、比較スイッチCP
H1と、インバータIH1とにより構成されている。第
2のチョッパ型コンパレータは、サンプルコンデンサC
H2と、サンプルスイッチSH12及びSH22と、平
均化スイッチSH32と、比較スイッチCPH2と、イ
ンバータIH2とにより構成されている。第3のチョッ
パ型コンパレータは、サンプルコンデンサCH3と、サ
ンプルスイッチSH13及びSH23と、平均化スイッ
チSH33と、比較スイッチCPH3と、インバータI
H3とにより構成されている。
【0069】前記第1のチョッパ型コンパレータから出
力される比較結果はDH1となっている。前記第2のチ
ョッパ型コンパレータが出力する比較結果はDH2とな
っている。前記第3のチョッパ型コンパレータが出力す
る比較結果はDH3となっている。これら出力DH1〜
DH3は、いずれも、前記エンコーダ部30へと入力さ
れる。
力される比較結果はDH1となっている。前記第2のチ
ョッパ型コンパレータが出力する比較結果はDH2とな
っている。前記第3のチョッパ型コンパレータが出力す
る比較結果はDH3となっている。これら出力DH1〜
DH3は、いずれも、前記エンコーダ部30へと入力さ
れる。
【0070】又、前記図5において、前記平均化スイッ
チSH31、SH32、SH33、及び配線VRにて、
上位コンパレータホールド電圧平均化回路が構成されて
いる。
チSH31、SH32、SH33、及び配線VRにて、
上位コンパレータホールド電圧平均化回路が構成されて
いる。
【0071】図6は、本実施例に用いられる前記第1下
位コンパレータ群の回路図である。
位コンパレータ群の回路図である。
【0072】この図6に示される前記第1下位コンパレ
ータ群22a は、A/D変換対象となるアナログ信号電
圧Ainと、前記比較参照電圧VL1〜VL3とを比較
し、その比較結果を出力DLa 1〜DLa 3として出力
する。前記比較参照電圧VL1〜VL3は、前記上位コ
ンパレータ群21の比較結果に基づいて、それぞれ比較
参照電圧VL11〜VL41、比較参照電圧VL12〜
VL42、前記比較参照電圧VL13〜VL43から選
択されたものである。
ータ群22a は、A/D変換対象となるアナログ信号電
圧Ainと、前記比較参照電圧VL1〜VL3とを比較
し、その比較結果を出力DLa 1〜DLa 3として出力
する。前記比較参照電圧VL1〜VL3は、前記上位コ
ンパレータ群21の比較結果に基づいて、それぞれ比較
参照電圧VL11〜VL41、比較参照電圧VL12〜
VL42、前記比較参照電圧VL13〜VL43から選
択されたものである。
【0073】この図6において、まず、第1のチョッパ
型コンパレータは、サンプルコンデンサCLa 1と、サ
ンプルスイッチSLa 11及びSLa 21と、平均化ス
イッチSLa 31と、比較スイッチCPLa 1と、イン
バータILa 1とにより構成されている。第2のチョッ
パ型コンパレータは、サンプルコンデンサCLa 2と、
サンプルスイッチSLa 12及びSLa 22と、平均化
スイッチSLa 32と、比較スイッチCPLa 2と、イ
ンバータILa 2とにより構成されている。第3のチョ
ッパ型コンパレータは、サンプルコンデンサCLa 3
と、サンプルスイッチSLa 13及びSLa 23と、平
均化スイッチSLa 33と、比較スイッチCPLa 3
と、インバータILa 3とにより構成されている。これ
らチョッパ型コンパレータの比較結果は、それぞれ、出
力DLa 1〜DLa 3として出力される。
型コンパレータは、サンプルコンデンサCLa 1と、サ
ンプルスイッチSLa 11及びSLa 21と、平均化ス
イッチSLa 31と、比較スイッチCPLa 1と、イン
バータILa 1とにより構成されている。第2のチョッ
パ型コンパレータは、サンプルコンデンサCLa 2と、
サンプルスイッチSLa 12及びSLa 22と、平均化
スイッチSLa 32と、比較スイッチCPLa 2と、イ
ンバータILa 2とにより構成されている。第3のチョ
ッパ型コンパレータは、サンプルコンデンサCLa 3
と、サンプルスイッチSLa 13及びSLa 23と、平
均化スイッチSLa 33と、比較スイッチCPLa 3
と、インバータILa 3とにより構成されている。これ
らチョッパ型コンパレータの比較結果は、それぞれ、出
力DLa 1〜DLa 3として出力される。
【0074】又、この図6において、前記平均化スイッ
チSLa 31、SLa 32、SLa33、及び平均化ス
イッチVRa 、又これら平均化スイッチに係る配線に
て、下位コンパレータホールド電圧平均化回路が構成さ
れている。
チSLa 31、SLa 32、SLa33、及び平均化ス
イッチVRa 、又これら平均化スイッチに係る配線に
て、下位コンパレータホールド電圧平均化回路が構成さ
れている。
【0075】図7は、本実施例に用いられる前記第2下
位コンパレータ群の回路図である。
位コンパレータ群の回路図である。
【0076】この図7においては、前記図2に示した前
記第2下位コンパレータ群22b の回路が示されてい
る。この第2下位コンパレータ群22b の回路構成は、
前記図6を用いて前述した前記第1下位コンパレータ群
22a と同一のものとなっている。即ち、前記図6に示
されるサンプルコンデンサやスイッチやインバータ等に
おける符号中の「a 」を「b 」に置き換えたこの図7に
示されるものが対応するものとなっている。
記第2下位コンパレータ群22b の回路が示されてい
る。この第2下位コンパレータ群22b の回路構成は、
前記図6を用いて前述した前記第1下位コンパレータ群
22a と同一のものとなっている。即ち、前記図6に示
されるサンプルコンデンサやスイッチやインバータ等に
おける符号中の「a 」を「b 」に置き換えたこの図7に
示されるものが対応するものとなっている。
【0077】即ち、該第2下位コンパレータ群22b に
おいても、合計3つのチョッパ型コンパレータが構成さ
れ、それぞれの比較結果は接続DLb 1〜DLb 3とし
て出力される。又、平均化スイッチSLb 31、SLb
32、SLb 33、及び平均化スイッチVRb 、又これ
ら平均化スイッチに係る配線にて、下位コンパレータホ
ールド電圧平均化回路が構成されている以下、本実施例
の作用を、図を用いながら詳細に説明する。
おいても、合計3つのチョッパ型コンパレータが構成さ
れ、それぞれの比較結果は接続DLb 1〜DLb 3とし
て出力される。又、平均化スイッチSLb 31、SLb
32、SLb 33、及び平均化スイッチVRb 、又これ
ら平均化スイッチに係る配線にて、下位コンパレータホ
ールド電圧平均化回路が構成されている以下、本実施例
の作用を、図を用いながら詳細に説明する。
【0078】図8は、本実施例に用いられている複数の
コンパレータホールド電圧平均化回路間の接続を示す回
路図である。
コンパレータホールド電圧平均化回路間の接続を示す回
路図である。
【0079】この図8においては、前述した本実施例
の、前記上位コンパレータ群21に係る前記上位コンパ
レータホールド電圧平均化回路と、前記第1下位コンパ
レータ群22a に係る前記下位コンパレータホールド電
圧平均化回路と、前記第2下位コンパレータ群22b に
係る前記下位コンパレータホールド電圧平均化回路との
関係が示されている。又、本実施例における前記コンパ
レータ群間ホールド電圧平均化回路も示されている。
の、前記上位コンパレータ群21に係る前記上位コンパ
レータホールド電圧平均化回路と、前記第1下位コンパ
レータ群22a に係る前記下位コンパレータホールド電
圧平均化回路と、前記第2下位コンパレータ群22b に
係る前記下位コンパレータホールド電圧平均化回路との
関係が示されている。又、本実施例における前記コンパ
レータ群間ホールド電圧平均化回路も示されている。
【0080】即ち、前記平均化スイッチSH31等を含
む前記上位コンパレータホールド電圧平均化回路は、前
記平均化スイッチVRa 及びVRb 又配線VR等で構成
されるコンパレータ群間ホールド電圧平均化回路の、特
に配線VRに接続されている。又、この図8に図示され
る前記平均化スイッチSLa 31等を含む前記第1下位
コンパレータ群22a の前記下位コンパレータホールド
電圧平均化回路は、前述のコンパレータ群間ホールド電
圧平均化回路の前記平均化スイッチVRa の一方の端子
に接続されている。又、この図8には図示されない前記
第2下位コンパレータ群22b の前記下位コンパレータ
ホールド電圧平均化回路は、前記コンパレータ群間ホー
ルド電圧平均化回路の前記平均化スイッチVRb の一方
の端子に接続されている。
む前記上位コンパレータホールド電圧平均化回路は、前
記平均化スイッチVRa 及びVRb 又配線VR等で構成
されるコンパレータ群間ホールド電圧平均化回路の、特
に配線VRに接続されている。又、この図8に図示され
る前記平均化スイッチSLa 31等を含む前記第1下位
コンパレータ群22a の前記下位コンパレータホールド
電圧平均化回路は、前述のコンパレータ群間ホールド電
圧平均化回路の前記平均化スイッチVRa の一方の端子
に接続されている。又、この図8には図示されない前記
第2下位コンパレータ群22b の前記下位コンパレータ
ホールド電圧平均化回路は、前記コンパレータ群間ホー
ルド電圧平均化回路の前記平均化スイッチVRb の一方
の端子に接続されている。
【0081】図9は、本実施例で用いられる複数のコン
パレータホールド電圧平均化回路の動作を示す回路図で
ある。
パレータホールド電圧平均化回路の動作を示す回路図で
ある。
【0082】この図9においては、その動作の理解を容
易にするため、それぞれのホールド電圧平均化回路に関
する部分が抽出され示されている。
易にするため、それぞれのホールド電圧平均化回路に関
する部分が抽出され示されている。
【0083】即ち、前記上位コンパレータ群21につい
ては、前記平均化スイッチSH31、SH32及びSH
33、又前記サンプルコンデンサCH1〜CH3が抽出
され示されている。前記下位コンパレータ群22a につ
いては、前記平均化スイッチSLa 31、SLa 32及
びSLa 33、又前記サンプルコンデンサCLa 1〜C
La 3が抽出され示されている。前記第1下位コンパレ
ータ群22b については、前記平均化スイッチSLb 3
1、SLb 32及びSLb 33、又前記サンプルコンデ
ンサCLb 1〜CLb 3が抽出され示されている。又、
前記コンパレータ群間ホールド電圧平均化回路の前記平
均化スイッチVRa 及びVRb 、又前記配線VRが示さ
れている。
ては、前記平均化スイッチSH31、SH32及びSH
33、又前記サンプルコンデンサCH1〜CH3が抽出
され示されている。前記下位コンパレータ群22a につ
いては、前記平均化スイッチSLa 31、SLa 32及
びSLa 33、又前記サンプルコンデンサCLa 1〜C
La 3が抽出され示されている。前記第1下位コンパレ
ータ群22b については、前記平均化スイッチSLb 3
1、SLb 32及びSLb 33、又前記サンプルコンデ
ンサCLb 1〜CLb 3が抽出され示されている。又、
前記コンパレータ群間ホールド電圧平均化回路の前記平
均化スイッチVRa 及びVRb 、又前記配線VRが示さ
れている。
【0084】まず、この図9において、前記上位コンパ
レータホールド電圧平均化回路は、合計3個の前記平均
化スイッチSH31〜SH33をいずれもオンとするこ
とで、前記サンプルコンデンサCH1〜CH3それぞれ
に蓄えられいてる電荷によるそれぞれの電圧を、相互に
同一電圧とする。又、前記第1下位コンパレータ群22
a に係る前記下位コンパレータホールド電圧平均化回路
は、前記平均化スイッチSLa 31〜SLa 33をいず
れもオンとすることにより、前記サンプルコンデンサC
La 1〜CLa 3にそれぞれ蓄えられている電荷による
それぞれの電圧を、相互に同一電圧とする。又、前記第
2下位コンパレータ群22b に係る前記下位コンパレー
タホールド電圧平均化回路においても、前記平均化スイ
ッチSLb 31〜SLb 33をいずれもオンとすること
で、前記サンプルコンデンサCLb 1〜CLb 3のそれ
ぞれに蓄えられている電荷によるぞれぞれの電圧を、相
互に同一電圧とする。
レータホールド電圧平均化回路は、合計3個の前記平均
化スイッチSH31〜SH33をいずれもオンとするこ
とで、前記サンプルコンデンサCH1〜CH3それぞれ
に蓄えられいてる電荷によるそれぞれの電圧を、相互に
同一電圧とする。又、前記第1下位コンパレータ群22
a に係る前記下位コンパレータホールド電圧平均化回路
は、前記平均化スイッチSLa 31〜SLa 33をいず
れもオンとすることにより、前記サンプルコンデンサC
La 1〜CLa 3にそれぞれ蓄えられている電荷による
それぞれの電圧を、相互に同一電圧とする。又、前記第
2下位コンパレータ群22b に係る前記下位コンパレー
タホールド電圧平均化回路においても、前記平均化スイ
ッチSLb 31〜SLb 33をいずれもオンとすること
で、前記サンプルコンデンサCLb 1〜CLb 3のそれ
ぞれに蓄えられている電荷によるぞれぞれの電圧を、相
互に同一電圧とする。
【0085】又、前記コンパレータ群間ホールド電圧平
均化回路の前記平均化スイッチVRa をオンとすること
で、前記上位コンパレータホールド電圧平均化回路で平
均化されているサンプルホールド電圧と、前記第1コン
パレータ群22a の前記下位コンパレータホールド電圧
平均化回路にて平均化されているサンプルホールド電圧
とを平均化することができる。同様に、前記コンパレー
タ群間ホールド電圧平均化回路の前記平均化スイッチV
Rb をオンとすることで、前記上位コンパレータホール
ド電圧平均化回路にて平均化されているサンプルホール
ド電圧と、前記第2下位コンパレータ群22b の前記下
位コンパレータホールド電圧平均化回路にて平均化され
ているサンプルホールド電圧とが、相互に平均化され
る。
均化回路の前記平均化スイッチVRa をオンとすること
で、前記上位コンパレータホールド電圧平均化回路で平
均化されているサンプルホールド電圧と、前記第1コン
パレータ群22a の前記下位コンパレータホールド電圧
平均化回路にて平均化されているサンプルホールド電圧
とを平均化することができる。同様に、前記コンパレー
タ群間ホールド電圧平均化回路の前記平均化スイッチV
Rb をオンとすることで、前記上位コンパレータホール
ド電圧平均化回路にて平均化されているサンプルホール
ド電圧と、前記第2下位コンパレータ群22b の前記下
位コンパレータホールド電圧平均化回路にて平均化され
ているサンプルホールド電圧とが、相互に平均化され
る。
【0086】図10は、本実施例に用いられる前記エン
コーダ部の回路図である。
コーダ部の回路図である。
【0087】この図10においては、前記上位コンパレ
ータ群21の出力DH1〜DH3、前記第1下位コンパ
レータ群22a の前記出力DLa 1〜DLa 3、及び前
記第2下位コンパレータ群22b の前記出力DLb 1〜
DLb 3を入力し、エンコードする前記エンコーダ部3
0の回路図が示されている。該エンコーダ部30は、主
として、合計3個のエンコーダ32a 、32b 、32h
と、合計8個のフリップフロップ34a 、34b 、34
h 、34i と、セレクタ36と、デコーダ38とにより
構成されている。
ータ群21の出力DH1〜DH3、前記第1下位コンパ
レータ群22a の前記出力DLa 1〜DLa 3、及び前
記第2下位コンパレータ群22b の前記出力DLb 1〜
DLb 3を入力し、エンコードする前記エンコーダ部3
0の回路図が示されている。該エンコーダ部30は、主
として、合計3個のエンコーダ32a 、32b 、32h
と、合計8個のフリップフロップ34a 、34b 、34
h 、34i と、セレクタ36と、デコーダ38とにより
構成されている。
【0088】まず、この図10において、前記上位コン
パレータ群21からの前記出力DH1〜DH3は、前記
エンコーダ32h によって、2ビットの2進数にエンコ
ードされ、1ビットづつ、合計2個の前記フリップフロ
ップ34h それぞれに記憶される。前記出力DH1〜D
H3はいずれか1つが排他的に“1”となり、あるいは
全てが“0”となるものである。従って、前記エンコー
ダ32は、このような前記出力DH1〜DH3の入力を
エンコードすることで、2ビットの2進数を得る。
パレータ群21からの前記出力DH1〜DH3は、前記
エンコーダ32h によって、2ビットの2進数にエンコ
ードされ、1ビットづつ、合計2個の前記フリップフロ
ップ34h それぞれに記憶される。前記出力DH1〜D
H3はいずれか1つが排他的に“1”となり、あるいは
全てが“0”となるものである。従って、前記エンコー
ダ32は、このような前記出力DH1〜DH3の入力を
エンコードすることで、2ビットの2進数を得る。
【0089】同様に、前記第1下位コンパレータ群22
a からの前記出力DLa 1〜DLa3や、前記第2下位
コンパレータ群22b からの前記出力DLb 1〜DLb
3についても、それぞれ前記エンコーダ32a 、32b
にてエンコードされ、得られた2ビットの2進数は、1
ビットつづ前記フリップフロップ34a 、34b に記憶
される。
a からの前記出力DLa 1〜DLa3や、前記第2下位
コンパレータ群22b からの前記出力DLb 1〜DLb
3についても、それぞれ前記エンコーダ32a 、32b
にてエンコードされ、得られた2ビットの2進数は、1
ビットつづ前記フリップフロップ34a 、34b に記憶
される。
【0090】又、2つの前記フリップフロップ34h に
記憶されている2進数に従って、前記デコーダ38は、
前記図4を用いて前述した前記スイッチマトリックスの
切換えを行う合計4つの信号を得る。該デコーダ38
は、2ビットの2進数の値に従って、4つの信号のいず
れか1つを“1”とする。該デコーダ38が出力するこ
のような信号によって、前記図4に示した、4つの前記
スイッチSV11〜SV41のいずれか1つがオンとな
り、4つの前記スイッチSV12〜SV42のいずれか
1つがオンとなり、4つの前記スイッチSV13〜SV
43のいずれか1つがオンとなる。
記憶されている2進数に従って、前記デコーダ38は、
前記図4を用いて前述した前記スイッチマトリックスの
切換えを行う合計4つの信号を得る。該デコーダ38
は、2ビットの2進数の値に従って、4つの信号のいず
れか1つを“1”とする。該デコーダ38が出力するこ
のような信号によって、前記図4に示した、4つの前記
スイッチSV11〜SV41のいずれか1つがオンとな
り、4つの前記スイッチSV12〜SV42のいずれか
1つがオンとなり、4つの前記スイッチSV13〜SV
43のいずれか1つがオンとなる。
【0091】又、2つの前記フリップフロップ34h の
出力は、2つの前記フリップフロップ34i に記憶され
る。2つの該フリップフロップ34i は、前記上位コン
パレータ群21と前記第1下位コンパレータ群22a と
の比較動作の1サイクル分のずれ、又、前記上位コンパ
レータ群21の比較動作と前記第2下位コンパレータ群
22b の比較動作との1サイクルのずれを解消するため
のバッファとして用いられる。これら2つのフリップフ
ロップ34i の出力は、前記アナログ信号電圧AinのA
/D変換結果の上位2ビット、即ち出力Dout (H)と
なる。
出力は、2つの前記フリップフロップ34i に記憶され
る。2つの該フリップフロップ34i は、前記上位コン
パレータ群21と前記第1下位コンパレータ群22a と
の比較動作の1サイクル分のずれ、又、前記上位コンパ
レータ群21の比較動作と前記第2下位コンパレータ群
22b の比較動作との1サイクルのずれを解消するため
のバッファとして用いられる。これら2つのフリップフ
ロップ34i の出力は、前記アナログ信号電圧AinのA
/D変換結果の上位2ビット、即ち出力Dout (H)と
なる。
【0092】一方、前記エンコーダ32a が出力する2
ビットの2進数は、2つの前記フリップフロップ34a
に記憶される。又、前記エンコーダ32b が出力する2
ビットの2進数は、2つの前記フリップフロップ34b
に記憶される。2つの前記フリップフロップ34a に記
憶される2ビットの2進数と、2つの前記フリップフロ
ップ34b に記憶される2ビットの2進数とは、前記セ
レクタ36にて選択され、前記アナログ信号電圧Ainの
A/D変換結果の下位2ビットのデータとして、即ち出
力Dout (L)として出力される。該セレクタ36は、
2つの前記フリップフロップ34a の出力と、2つの前
記フリップフロップ34b の出力とを、交互に選択す
る。
ビットの2進数は、2つの前記フリップフロップ34a
に記憶される。又、前記エンコーダ32b が出力する2
ビットの2進数は、2つの前記フリップフロップ34b
に記憶される。2つの前記フリップフロップ34a に記
憶される2ビットの2進数と、2つの前記フリップフロ
ップ34b に記憶される2ビットの2進数とは、前記セ
レクタ36にて選択され、前記アナログ信号電圧Ainの
A/D変換結果の下位2ビットのデータとして、即ち出
力Dout (L)として出力される。該セレクタ36は、
2つの前記フリップフロップ34a の出力と、2つの前
記フリップフロップ34b の出力とを、交互に選択す
る。
【0093】以下、タイムチャートを用いながら、本実
施例の作用をより具体的に説明する。特に、図11は、
前記第1実施例のタイムチャートである。図12は、前
記第2実施例のタイムチャートである。図13は、前記
第3実施例のタイムチャートである。これら図11〜図
13のタイムチャートにおいて、n は、“1”、
“2”、“3”の整数を表す。
施例の作用をより具体的に説明する。特に、図11は、
前記第1実施例のタイムチャートである。図12は、前
記第2実施例のタイムチャートである。図13は、前記
第3実施例のタイムチャートである。これら図11〜図
13のタイムチャートにおいて、n は、“1”、
“2”、“3”の整数を表す。
【0094】なお、これら図11〜図13のタイムチャ
ートに示されるタイミング制御、又、後述する図14の
タイムチャートに示されるタイミング制御は、主とし
て、前記タイミング回路28にて行われる。
ートに示されるタイミング制御、又、後述する図14の
タイムチャートに示されるタイミング制御は、主とし
て、前記タイミング回路28にて行われる。
【0095】まず、前記図11の時刻 t1〜 t2におい
て、前記上位コンパレータ群21の前記サンプルスイッ
チSH1n 及びSH2n が共にオンとなることにより、
サンプリングS1として、前記アナログ信号電圧Ainに
従った電荷が前記サンプルコンデンサCH1に蓄えられ
る。又、前記第1下位コンパレータ群22a において
は、前記サンプルスイッチSLa 1n 及びSLa 2n が
共にオンとなることにより、サンプリングS1として、
前記アナログ信号電圧Ainに従った電荷が前記サンプル
コンデンサCLanに蓄えられる。
て、前記上位コンパレータ群21の前記サンプルスイッ
チSH1n 及びSH2n が共にオンとなることにより、
サンプリングS1として、前記アナログ信号電圧Ainに
従った電荷が前記サンプルコンデンサCH1に蓄えられ
る。又、前記第1下位コンパレータ群22a において
は、前記サンプルスイッチSLa 1n 及びSLa 2n が
共にオンとなることにより、サンプリングS1として、
前記アナログ信号電圧Ainに従った電荷が前記サンプル
コンデンサCLanに蓄えられる。
【0096】更に、この時刻 t1〜 t2の間、前記平均
化スイッチSH3n がオンとなることにより、前記上位
コンパレータ群21中の3つの前記サンプルコンデンサ
CHn のサンプルホールド電圧の平均化が行われる。
又、前記平均化スイッチSLa3n がオンとなることに
より、前記第1下位コンパレータ群22a 中の3つの前
記サンプルコンデンサCLanのサンプルホールド電圧の
平均化が図られる。更に、前記平均化スイッチVRa も
オンとなることにより、3つの前記サンプルコンデンサ
CHn 及び3つの前記サンプルコンデンサCLan間で
の、サンプルホールド電圧の平均化も行われる。
化スイッチSH3n がオンとなることにより、前記上位
コンパレータ群21中の3つの前記サンプルコンデンサ
CHn のサンプルホールド電圧の平均化が行われる。
又、前記平均化スイッチSLa3n がオンとなることに
より、前記第1下位コンパレータ群22a 中の3つの前
記サンプルコンデンサCLanのサンプルホールド電圧の
平均化が図られる。更に、前記平均化スイッチVRa も
オンとなることにより、3つの前記サンプルコンデンサ
CHn 及び3つの前記サンプルコンデンサCLan間で
の、サンプルホールド電圧の平均化も行われる。
【0097】この後、時刻 t2〜 t3では、前記比較ス
イッチCPHn がオンとなることにより、前記上位コン
パレータ群21での比較動作C1が行われる。この比較
結果は、前記第1下位コンパレータ群22a での比較動
作に当って行われる、前記図4に示した前記基準電圧発
生回路26中の前記スイッチマトリックスの切換えにも
用いられる。
イッチCPHn がオンとなることにより、前記上位コン
パレータ群21での比較動作C1が行われる。この比較
結果は、前記第1下位コンパレータ群22a での比較動
作に当って行われる、前記図4に示した前記基準電圧発
生回路26中の前記スイッチマトリックスの切換えにも
用いられる。
【0098】続いて時刻 t3〜 t4では、前記サンプル
スイッチSH1n 及びSH2n がオンとなることによ
り、前記上位コンパレータ群21でのサンプリングS2
が行われる。又、前記サンプルスイッチSLb 1n 及び
SLb 2n が共にオンとなることによって、前記第2下
位コンパレータ群22b でのサンプリングS2が行われ
る。
スイッチSH1n 及びSH2n がオンとなることによ
り、前記上位コンパレータ群21でのサンプリングS2
が行われる。又、前記サンプルスイッチSLb 1n 及び
SLb 2n が共にオンとなることによって、前記第2下
位コンパレータ群22b でのサンプリングS2が行われ
る。
【0099】又、この時刻 t3〜 t4では、前記平均化
スイッチSH3n がオンとなることにより、3つの前記
サンプルコンデンサCHn に関するサンプルホールド電
圧の平均化が行われる。又、前記平均化スイッチSLb
3n がオンとなることにより、3つの前記サンプルコン
デンサCLbnのサンプルホールド電圧の平均化が行われ
る。更に、前記平均化スイッチVRb がオンとなること
により、3つの前記サンプルコンデンサCHn と、3つ
の前記サンプルコンデンサCLbnとの、異なるコンパレ
ータ群間でのサンプルホールド電圧の平均化が行われ
る。
スイッチSH3n がオンとなることにより、3つの前記
サンプルコンデンサCHn に関するサンプルホールド電
圧の平均化が行われる。又、前記平均化スイッチSLb
3n がオンとなることにより、3つの前記サンプルコン
デンサCLbnのサンプルホールド電圧の平均化が行われ
る。更に、前記平均化スイッチVRb がオンとなること
により、3つの前記サンプルコンデンサCHn と、3つ
の前記サンプルコンデンサCLbnとの、異なるコンパレ
ータ群間でのサンプルホールド電圧の平均化が行われ
る。
【0100】続いて時刻 t4〜 t5では、前記比較スイ
ッチCPHn がオンとなることにより、前記上位コンパ
レータ群21において比較動作C2が行われる。
ッチCPHn がオンとなることにより、前記上位コンパ
レータ群21において比較動作C2が行われる。
【0101】一方、この時、前記比較スイッチCPLan
がオンとなることにより、前記第1下位コンパレータ群
22a では比較動作C1が行われる。この時刻 t4〜 t
5での該第1下位コンパレータ群22a の比較動作C1
は、前述の時刻 t2〜 t3での前記上位コンパレータ群
21での比較動作C1に対応するものである。即ち、そ
れぞれの比較結果は、A/D変換結果の下位2ビット、
あるいは上位2ビットに相当するものとなる。
がオンとなることにより、前記第1下位コンパレータ群
22a では比較動作C1が行われる。この時刻 t4〜 t
5での該第1下位コンパレータ群22a の比較動作C1
は、前述の時刻 t2〜 t3での前記上位コンパレータ群
21での比較動作C1に対応するものである。即ち、そ
れぞれの比較結果は、A/D変換結果の下位2ビット、
あるいは上位2ビットに相当するものとなる。
【0102】続いて時刻 t5〜 t6では、前記サンプル
スイッチSH1n 及びSH2n が共にオンとなることに
より、上位コンパレータ群21の3つの前記サンプルコ
ンデンサCHn にて、サンプリングS3が行われる。
又、前記サンプルスイッチSLa 1n 及びSLa 2n が
共にオンとなることにより、前記第1下位コンパレータ
群22a の3つの前記サンプルコンデンサCLanでの、
サンプリングS3が行われる。この時刻 t5〜 t6にお
いても、前述の時刻 t1〜 t2と同様の、前記平均化ス
イッチSH3n 、SLa 3n 及びVRa に関するサンプ
ルホールド電圧の平均化が行われる。
スイッチSH1n 及びSH2n が共にオンとなることに
より、上位コンパレータ群21の3つの前記サンプルコ
ンデンサCHn にて、サンプリングS3が行われる。
又、前記サンプルスイッチSLa 1n 及びSLa 2n が
共にオンとなることにより、前記第1下位コンパレータ
群22a の3つの前記サンプルコンデンサCLanでの、
サンプリングS3が行われる。この時刻 t5〜 t6にお
いても、前述の時刻 t1〜 t2と同様の、前記平均化ス
イッチSH3n 、SLa 3n 及びVRa に関するサンプ
ルホールド電圧の平均化が行われる。
【0103】この後時刻 t6〜 t7では、前記比較スイ
ッチCPHn がオンになることにより、前記上位コンパ
レータ群21において、比較動作C3が行われる。又、
前記比較スイッチCPLbnがオンとなることにより、前
記第2下位コンパレータ群22b において、比較動作C
2が行われる。この時刻 t6〜 t7における該第2下位
コンパレータ群22b の前記比較動作C2は、前述した
時刻 t4〜 t5における前記上位コンパレータ群21に
よる比較動作C2に対応するものである。即ち、これら
2つの比較動作C2が一対となり、一方がA/D変換結
果の下位2ビットとなり、他方が上位2ビットとなる。
ッチCPHn がオンになることにより、前記上位コンパ
レータ群21において、比較動作C3が行われる。又、
前記比較スイッチCPLbnがオンとなることにより、前
記第2下位コンパレータ群22b において、比較動作C
2が行われる。この時刻 t6〜 t7における該第2下位
コンパレータ群22b の前記比較動作C2は、前述した
時刻 t4〜 t5における前記上位コンパレータ群21に
よる比較動作C2に対応するものである。即ち、これら
2つの比較動作C2が一対となり、一方がA/D変換結
果の下位2ビットとなり、他方が上位2ビットとなる。
【0104】なお、時刻 t7以降についても、同様の動
作が繰返し行われる。
作が繰返し行われる。
【0105】次に、図12のタイムチャートで示される
前記第2実施例においては、前記図11に示される前述
の第1実施例と比べ、前記平均化スイッチSLa 3n 、
VRa 、SLb 3n 及びVRb に関するタイミングが異
なっている。
前記第2実施例においては、前記図11に示される前述
の第1実施例と比べ、前記平均化スイッチSLa 3n 、
VRa 、SLb 3n 及びVRb に関するタイミングが異
なっている。
【0106】即ち、前記第1下位コンパレータ群22a
に係る前記平均化スイッチSLa 3n 及びVRa のタイ
ミングは、前記第1実施例と異なり、前記サンプルスイ
ッチSLa 1n 及びSLa 2n のタイミングに対して、
独立して制御され、そのオンとなる期間が延長されてい
る。一方、本第2実施例では、前記第2下位コンパレー
タ群22b に関する前記平均化スイッチSLb 3n 及び
VRb のタイミングが、前記サンプルスイッチSLb 1
n 及びSLb 2n のタイミングに対して、独立して制御
され、そのオンとなる期間が延長されている。
に係る前記平均化スイッチSLa 3n 及びVRa のタイ
ミングは、前記第1実施例と異なり、前記サンプルスイ
ッチSLa 1n 及びSLa 2n のタイミングに対して、
独立して制御され、そのオンとなる期間が延長されてい
る。一方、本第2実施例では、前記第2下位コンパレー
タ群22b に関する前記平均化スイッチSLb 3n 及び
VRb のタイミングが、前記サンプルスイッチSLb 1
n 及びSLb 2n のタイミングに対して、独立して制御
され、そのオンとなる期間が延長されている。
【0107】このように、本第2実施例においては、前
記第1下位コンパレータ群22a や前記第2下位コンパ
レータ群22b において、サンプリング後、又このサン
プリングに対する比較動作の前の間の空き時間を有効に
用いて、サンプルホールド電圧の平均化を行う時間を延
長するようにしている。これによって、本第2実施例
は、前記第1実施例と比べて、より厳密なサンプルホー
ルド電圧の平均化を行うことができ、A/D変換結果の
精度をより向上させることができる。
記第1下位コンパレータ群22a や前記第2下位コンパ
レータ群22b において、サンプリング後、又このサン
プリングに対する比較動作の前の間の空き時間を有効に
用いて、サンプルホールド電圧の平均化を行う時間を延
長するようにしている。これによって、本第2実施例
は、前記第1実施例と比べて、より厳密なサンプルホー
ルド電圧の平均化を行うことができ、A/D変換結果の
精度をより向上させることができる。
【0108】又、このようにサンプルホールド電圧の平
均化に長い時間を利用することが可能となるので、前記
平均化スイッチSLa 3n 、VRa 、SLb 3n 及びV
Rbの容量を小さくすることも可能である。例えば、用
いるMOSトランジスタの大きさを小さくすることも可
能である。これによって、前述したようなホールドステ
ップ現象の影響をより低減することも可能であり、A/
D変換精度を向上することが可能である。
均化に長い時間を利用することが可能となるので、前記
平均化スイッチSLa 3n 、VRa 、SLb 3n 及びV
Rbの容量を小さくすることも可能である。例えば、用
いるMOSトランジスタの大きさを小さくすることも可
能である。これによって、前述したようなホールドステ
ップ現象の影響をより低減することも可能であり、A/
D変換精度を向上することが可能である。
【0109】次に、前記図13のタイムチャートに示さ
れる前記第3実施例は、特に前記平均化スイッチSH3
n に関するタイミングが、前記図12を用いて前述した
前記第2実施例と異なっている。
れる前記第3実施例は、特に前記平均化スイッチSH3
n に関するタイミングが、前記図12を用いて前述した
前記第2実施例と異なっている。
【0110】即ち、本第3実施例においては、前記平均
化スイッチSH3n のタイミングが、前記サンプルスイ
ッチSH1n 及びSH2n の動作に対して、独立して制
御され、そのオンとなる期間が延長されている。即ち、
前記上位コンパレータ群21の3つの前記サンプルコン
デンサCHn に関するサンプルホールド電圧の平均化の
時間が延長されている。このため、これら3つのサンプ
ルコンデンサCHn に関する比較動作が開始されても、
これらサンプルコンデンサCHn に対する平均化も短時
間続行されることとなる。しかしながら、これらサンプ
ルコンデンサCHn 間の電圧は基本的には同一電圧であ
るはずなので、特に問題とはならない。
化スイッチSH3n のタイミングが、前記サンプルスイ
ッチSH1n 及びSH2n の動作に対して、独立して制
御され、そのオンとなる期間が延長されている。即ち、
前記上位コンパレータ群21の3つの前記サンプルコン
デンサCHn に関するサンプルホールド電圧の平均化の
時間が延長されている。このため、これら3つのサンプ
ルコンデンサCHn に関する比較動作が開始されても、
これらサンプルコンデンサCHn に対する平均化も短時
間続行されることとなる。しかしながら、これらサンプ
ルコンデンサCHn 間の電圧は基本的には同一電圧であ
るはずなので、特に問題とはならない。
【0111】本第3実施例においては、このように前記
上位コンパレータ群21の3つのサンプルコンデンサC
Hn のサンプルホールド電圧平均化時間を延長すること
ができ、前記第1実施例や前記第2実施例と比べ、より
厳密なサンプルホールド電圧の平均化を行うことが可能
である。これによって、A/D変換精度を向上すること
ができる。あるいは、このようにサンプルホールド電圧
平均化時間を延長することが可能であるため、前記平均
化スイッチSH3n の容量を小さくすることも可能であ
り、この場合、前述のようなホールドスップ現象の影響
をより低減することが可能である。
上位コンパレータ群21の3つのサンプルコンデンサC
Hn のサンプルホールド電圧平均化時間を延長すること
ができ、前記第1実施例や前記第2実施例と比べ、より
厳密なサンプルホールド電圧の平均化を行うことが可能
である。これによって、A/D変換精度を向上すること
ができる。あるいは、このようにサンプルホールド電圧
平均化時間を延長することが可能であるため、前記平均
化スイッチSH3n の容量を小さくすることも可能であ
り、この場合、前述のようなホールドスップ現象の影響
をより低減することが可能である。
【0112】なお、図14は、前記第2実施例及び前記
第3実施例におけるホールド電圧平均化時間の延長を説
明するタイムチャートである。
第3実施例におけるホールド電圧平均化時間の延長を説
明するタイムチャートである。
【0113】この図14において、時刻ta〜tbの間、前
記サンプルスイッチSH1n 及びSH2n がオンとな
り、前記上位コンパレータ群21の前記サンプルコンデ
ンサCHn に関するサンプリングが行われる。又、この
時刻ta〜tbの間、前記サンプルスイッチSLa 1n 及び
SLa 2n がオンとなり、前記第1下位コンパレータ群
22a の前記サンプルコンデンサCLanに関するサンプ
リングが行われる。
記サンプルスイッチSH1n 及びSH2n がオンとな
り、前記上位コンパレータ群21の前記サンプルコンデ
ンサCHn に関するサンプリングが行われる。又、この
時刻ta〜tbの間、前記サンプルスイッチSLa 1n 及び
SLa 2n がオンとなり、前記第1下位コンパレータ群
22a の前記サンプルコンデンサCLanに関するサンプ
リングが行われる。
【0114】これに対して、前記第2実施例及び前記第
3実施例では、前記平均化スイッチSLa 3n 及びVR
a によるサンプルホールド電圧の平均化の時間Tv がT
v ′だけ延長されている。又、前記第3実施例において
は、この時刻ta〜tbの間に比べ、前記平均化スイッチS
H3n によるサンプルホールド電圧の平均化の時間Tu
もTu ′だけ延長されている。これら平均化時間Tu や
Tv の延長によって、より厳密なサンプルホールド電圧
の平均化を行うことが可能である。
3実施例では、前記平均化スイッチSLa 3n 及びVR
a によるサンプルホールド電圧の平均化の時間Tv がT
v ′だけ延長されている。又、前記第3実施例において
は、この時刻ta〜tbの間に比べ、前記平均化スイッチS
H3n によるサンプルホールド電圧の平均化の時間Tu
もTu ′だけ延長されている。これら平均化時間Tu や
Tv の延長によって、より厳密なサンプルホールド電圧
の平均化を行うことが可能である。
【0115】本実施例の2ステップ直並列型A/Dコン
バータでは、前記上位コンパレータ群21の比較動作の
精度に比べ、前記第1下位コンパレータ群22a や前記
第2下位コンパレータ群22b の比較動作の精度の方
が、より高精度を要求される。又、本実施例において
は、1つの前記上位コンパレータ群21に対して2つの
下位コンパレータ群、即ち前記第1下位コンパレータ群
22a 及び前記第2下位コンパレータ群22b を備えて
いるため、この図14に示されるホールド電圧平均化時
間Tv を延長し易い。このため、本実施例においては、
前記ホールド電圧平均化時間Tu に比べて、該ホールド
電圧平均化時間Tv を延長させることで、前記第1下位
コンパレータ群22a や前記第2下位コンパレータ群2
2b の比較動作の精度を向上させ、これによって全体的
なA/D変換精度の向上を図っている。
バータでは、前記上位コンパレータ群21の比較動作の
精度に比べ、前記第1下位コンパレータ群22a や前記
第2下位コンパレータ群22b の比較動作の精度の方
が、より高精度を要求される。又、本実施例において
は、1つの前記上位コンパレータ群21に対して2つの
下位コンパレータ群、即ち前記第1下位コンパレータ群
22a 及び前記第2下位コンパレータ群22b を備えて
いるため、この図14に示されるホールド電圧平均化時
間Tv を延長し易い。このため、本実施例においては、
前記ホールド電圧平均化時間Tu に比べて、該ホールド
電圧平均化時間Tv を延長させることで、前記第1下位
コンパレータ群22a や前記第2下位コンパレータ群2
2b の比較動作の精度を向上させ、これによって全体的
なA/D変換精度の向上を図っている。
【0116】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
回路構成を不必要に複雑にしてしまうことなく、又、A
/D変換速度の低下を抑えながら、前述のサンプリング
タイミングスキューの問題を低減することで、A/D変
換精度をより向上させることができるという優れた効果
を得ることができる。
回路構成を不必要に複雑にしてしまうことなく、又、A
/D変換速度の低下を抑えながら、前述のサンプリング
タイミングスキューの問題を低減することで、A/D変
換精度をより向上させることができるという優れた効果
を得ることができる。
【0117】本発明においては、前記下位コンパレータ
ホールド電圧平均化回路を新たに備える必要があるが、
前述した実施例の如く、前記特開平1−190029や
前記特開平2−123829等のように下位データで上
位データを補正する場合に比べ、追加される回路が一般
に遥かに簡単な回路である。又、本発明におけるサンプ
ルホールド電圧の平均化は前述の実施例の如く、従来空
き時間となってしたタイミングに行うことも可能であ
り、A/D変換速度の低下を抑えることが可能である。
ホールド電圧平均化回路を新たに備える必要があるが、
前述した実施例の如く、前記特開平1−190029や
前記特開平2−123829等のように下位データで上
位データを補正する場合に比べ、追加される回路が一般
に遥かに簡単な回路である。又、本発明におけるサンプ
ルホールド電圧の平均化は前述の実施例の如く、従来空
き時間となってしたタイミングに行うことも可能であ
り、A/D変換速度の低下を抑えることが可能である。
【図1】本発明の要旨を示す2ステップ直並列型A/D
コンバータの部分回路図
コンバータの部分回路図
【図2】本発明が適用された第1実施例、第2実施例及
び第3実施例の2ステップ直並列型A/Dコンバータの
構成を示すブロック図
び第3実施例の2ステップ直並列型A/Dコンバータの
構成を示すブロック図
【図3】前記第1実施例〜第3実施例の基準電圧発生回
路にて用いられるラダー抵抗の回路図
路にて用いられるラダー抵抗の回路図
【図4】前記基準電圧発生回路にて用いられるスイッチ
マトリックスの回路図
マトリックスの回路図
【図5】前記第1実施例〜第3実施例に用いられる上位
コンパレータ群の回路図
コンパレータ群の回路図
【図6】前記第1実施例〜第3実施例に用いられる第1
下位コンパレータ群の回路図
下位コンパレータ群の回路図
【図7】前記第1実施例〜第3実施例に用いられる第2
下位コンパレータ群の回路図
下位コンパレータ群の回路図
【図8】前記第1実施例〜第3実施例に用いられる上位
コンパレータホールド電圧平均化回路と2つの下位コン
パレータホールド電圧平均化回路とコンパレータ群間ホ
ールド電圧平均回路との関係を示す回路図
コンパレータホールド電圧平均化回路と2つの下位コン
パレータホールド電圧平均化回路とコンパレータ群間ホ
ールド電圧平均回路との関係を示す回路図
【図9】前記第1実施例〜第3実施例のサンプルホール
ド電圧平均化に係る回路部分の回路図
ド電圧平均化に係る回路部分の回路図
【図10】前記第1実施例〜第3実施例のエンコーダ部
の回路図
の回路図
【図11】前記第1実施例の動作を示すタイムチャート
【図12】前記第2実施例の動作を示すタイムチャート
【図13】前記第3実施例の動作を示すタイムチャート
【図14】前記第1実施例〜第3実施例の特にサンプル
ホールド電圧平均化を行うタイミングに関するタイムチ
ャート
ホールド電圧平均化を行うタイミングに関するタイムチ
ャート
【図15】第1従来例の2ステップ直並列型A/Dコン
バータの特徴部分の構成を示すブロック図
バータの特徴部分の構成を示すブロック図
【図16】第2従来例の2ステップ直並列型A/Dコン
バータの特徴部分の構成を示すブロック図
バータの特徴部分の構成を示すブロック図
【図17】第3従来例の2ステップ直並列型A/Dコン
バータの特徴部分の構成を示すブロック図
バータの特徴部分の構成を示すブロック図
【図18】前記第3従来例の動作を示すタイムチャート
10、11…サンプルホールド回路機能を有するコンパ
レータ(チョッパ型コンパレータ等) 12、14…サンプルホールド回路 13、15…コンパレータ 21…上位コンパレータ群 22…下位コンパレータ群 22a …第1下位コンパレータ群 22b …第2下位コンパレータ群 26…基準電圧発生回路 28…タイミング回路 30…エンコーダ部 32a 、32b 、32h …エンコーダ 34a 、34b 、34h 、34i …フリップフロップ 36…セレクタ 38…デコーダ SH11〜SH13、SH21〜SH23〜SH2m 、
SL21〜SL2n 、SLa 11〜SLa 13、SLa
21〜SLa 23、SLb 11〜SLb 13、SLb 2
1〜SLb 23…サンプルスイッチ SH31〜SH33〜SH3m 、SL31〜SL3n 、
SLa 31 〜SLa 33、SLb 31〜SLb 33、
VR、VRa 、VRb …平均化スイッチ CPH1〜CPH3、CPLa 1〜CPLa 3、CPL
b 1〜CPLb 3…比較スイッチ CH1〜CH3〜CHn 、CL1〜CLn 、CLa 1〜
CLa 3、CLb 1〜CLb 3…サンプルコンデンサ IH1〜IH3、ILa 1〜ILa 3、ILb 1〜IL
b 3…インバータAin…アナログ信号電圧 VH1〜VH3、VL11〜VL13、VL21〜VL
23、VL31〜VL33、VL41〜VL43、VL
1〜VL3…比較参照電圧 VS−VG…基準電圧 DH1〜DH3…上位コンパレータ群の比較結果出力 DLa 1〜DLa 3…第1下位コンパレータ群の比較結
果出力 DLb 1〜DLb 3…第2下位コンパレータ群の比較結
果出力 Dout …A/D変換結果の出力 Dout (L)…A/D変換結果の下位2ビットの出力 Dout (H)…A/D変換結果の上位2ビットの出力 SV11〜SV13、SV21〜SV23、SV31〜
SV33、SV41〜SV43…基準電圧発生回路のス
イッチマトリックスのスイッチ
レータ(チョッパ型コンパレータ等) 12、14…サンプルホールド回路 13、15…コンパレータ 21…上位コンパレータ群 22…下位コンパレータ群 22a …第1下位コンパレータ群 22b …第2下位コンパレータ群 26…基準電圧発生回路 28…タイミング回路 30…エンコーダ部 32a 、32b 、32h …エンコーダ 34a 、34b 、34h 、34i …フリップフロップ 36…セレクタ 38…デコーダ SH11〜SH13、SH21〜SH23〜SH2m 、
SL21〜SL2n 、SLa 11〜SLa 13、SLa
21〜SLa 23、SLb 11〜SLb 13、SLb 2
1〜SLb 23…サンプルスイッチ SH31〜SH33〜SH3m 、SL31〜SL3n 、
SLa 31 〜SLa 33、SLb 31〜SLb 33、
VR、VRa 、VRb …平均化スイッチ CPH1〜CPH3、CPLa 1〜CPLa 3、CPL
b 1〜CPLb 3…比較スイッチ CH1〜CH3〜CHn 、CL1〜CLn 、CLa 1〜
CLa 3、CLb 1〜CLb 3…サンプルコンデンサ IH1〜IH3、ILa 1〜ILa 3、ILb 1〜IL
b 3…インバータAin…アナログ信号電圧 VH1〜VH3、VL11〜VL13、VL21〜VL
23、VL31〜VL33、VL41〜VL43、VL
1〜VL3…比較参照電圧 VS−VG…基準電圧 DH1〜DH3…上位コンパレータ群の比較結果出力 DLa 1〜DLa 3…第1下位コンパレータ群の比較結
果出力 DLb 1〜DLb 3…第2下位コンパレータ群の比較結
果出力 Dout …A/D変換結果の出力 Dout (L)…A/D変換結果の下位2ビットの出力 Dout (H)…A/D変換結果の上位2ビットの出力 SV11〜SV13、SV21〜SV23、SV31〜
SV33、SV41〜SV43…基準電圧発生回路のス
イッチマトリックスのスイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】複数の抵抗素子を直列接続した、電圧の異
なる複数の比較参照電圧VLを得る抵抗素子群を、更に
複数直列接続して、該抵抗素子群相互の直列接続点それ
ぞれから電圧の異なる複数の比較参照電圧VHを得るよ
うにラダー抵抗を構成し、A/D変換に際しては、ま
ず、電圧の異なる複数の前記比較参照電圧VHそれぞれ
と入力されたアナログ信号電圧とを、少なくとも1つの
サンプルホールド回路及び少なくとも1つのコンパレー
タでなる上位コンパレータ群にて比較し、該上位コンパ
レータ群の比較結果に基づいて複数の前記抵抗素子群の
1つを選択し、選択された該抵抗素子群から得られる電
圧の異なる複数の前記比較参照電圧VLそれぞれと、入
力された前記アナログ信号電圧とを、複数のサンプルホ
ールド回路及び複数のコンパレータでなる下位コンパレ
ータ群にて同時比較し、前記上位コンパレータ群の比較
結果と前記下位コンパレータ群の比較結果とに基づい
て、A/D変換結果のデジタル出力を決定する2ステッ
プ直並列型のA/Dコンパレータにおいて、 前記下位コンパレータ群中のサンプルホールド回路間で
のサンプルホールド電圧の較差を低減する下位コンパレ
ータホールド電圧平均化回路を備えたことを特徴とする
A/Dコンバータ。 - 【請求項2】請求項1において、前記上位コンパレータ
群が、複数のサンプルホールド回路及び複数のコンパレ
ータを有するものであって、 又、更に、前記上位コンパレータ群中のサンプルホール
ド回路間でのサンプルホールド電圧の較差を低減する上
位コンパレータホールド電圧平均化回路と、 該上位コンパレータホールド電圧平均化回路と前記下位
コンパレータホールド電圧平均化回路との間にあって、
これら間のサンプルホールド電圧の較差を低減するコン
パレータ群間ホールド電圧平均化回路とを備えたことを
特徴とするA/Dコンバータ。 - 【請求項3】請求項1又は2のいずれか一方において、 前記下位コンパレータ群中のサンプルホールド回路のサ
ンプルスイッチの容量の大きさに比べて、前記下位コン
パレータホールド電圧平均化回路の平均化スイッチの容
量の大きさが小さいことを特徴とするA/Dコンバー
タ。 - 【請求項4】請求項2において、 前記上位コンパレータ群の数よりも多い複数の前記下位
コンパレータ群を備え、 又、該下位コンパレータ群に対応して、該下位コンパレ
ータ群と同数の前記下位コンパレータホールド電圧平均
化回路を備え、 前記上位コンパレータホールド電圧平均化回路でのホー
ルド電圧平均化時間Tu に比べて、前記下位コンパレー
タホールド電圧平均化回路でのホールド電圧平均化時間
Tv を延長させたことを特徴とするA/Dコンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7262793A JPH06291660A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | A/dコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7262793A JPH06291660A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | A/dコンバータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06291660A true JPH06291660A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13494819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7262793A Pending JPH06291660A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | A/dコンバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06291660A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6160508A (en) * | 1997-12-29 | 2000-12-12 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Method and device for analogue to digital conversion |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP7262793A patent/JPH06291660A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6160508A (en) * | 1997-12-29 | 2000-12-12 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Method and device for analogue to digital conversion |
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