JPH0629181Y2 - 前後交互点滅式ウインカ装置 - Google Patents

前後交互点滅式ウインカ装置

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JPH0629181Y2
JPH0629181Y2 JP6812188U JP6812188U JPH0629181Y2 JP H0629181 Y2 JPH0629181 Y2 JP H0629181Y2 JP 6812188 U JP6812188 U JP 6812188U JP 6812188 U JP6812188 U JP 6812188U JP H0629181 Y2 JPH0629181 Y2 JP H0629181Y2
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忠男 森垣
信彦 黒川
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、走行中の自動二輪車等が進行方向を変える
際、その方向を指示するためのウインカ装置に関し、詳
しくは前後のウインカランプが交互に点滅する方式のウ
インカ装置に関するものである。
[従来の技術] この種のウインカ装置は、前後のウインカランプが同時
に点滅する方式のウインカ装置に比べて、ウインカラン
プの点滅に要する電力の変動が小さいため、主として発
電機だけで必要な電力を供給するバッテリーレスタイプ
の、自動二輪車等に採用されている。
ところで、前後交互点滅式の従来の一般的なウインカ装
置は、下記のような電気回路からなっている。すなわ
ち、第3図に示すように、発電機1の出力端子1a及び1b
をレギュレートレクチファイヤ6に接続し、一定電圧に
整流された出力の−側端子6bを車体(アース)Aに接地
し、+側の出力端子6aをメインスイッチ2を介して、ウ
インカランプを点滅動作させるように出力するウインカ
リレー3の入力端子3cに接続する。そして、ウインカの
切換スイッチ41として、連動して作動する2つの可動接
点41e,41fと各可動接点41e,41fに対応してそれぞれ左右
の2つの接点41a,41bおよび41c,41dを設けた計4つの接
点41a〜41dをもつスイッチを用い、その切換スイッチ41
の前記各可動接点41e,41fのコモン端子41e′,41f′
に、ウインカリレー3のリア側出力端子3aとフロント側
出力端子3bをそれぞれ接続する。そして、切換スイッチ
41の2つの右側用接点41a,41cに、右側フロントウイン
カランプ5RFと右側リアウインカランプ5RRとをそ
れぞれ接続するとともに、切換スイッチ41の2つの左側
接点41b,41dに、左側フロントウインカランプ5LFと
左側リアウインカランプ5LRをそれぞれ接続して、各
ウインカランプ5の他方の端子をそれぞれ車体Aに接地
した構成からなっている。なお、先行技術の参考例とし
て特開昭60-148732号がある。
[考案が解決しようとする課題] 従来のウインカ装置では、上記したとおり、ウインカの
切換スイッチとして、連動して作動する2つの可動接点
と各可動接点に対応する4つの接点をもった特殊な構造
のスイッチ41(第3図)を使用する必要がある。このた
め、2接点タンプの一般的な切換スイッチが使えず、し
たがって、専用の切換スイッチを特別に製造しなければ
ならない。このような特殊なスイッチを新たに製造する
には、設計して金型を新しく作ることから始めなければ
ならず、また、車種が限られるため数量も多くないこと
から、製造コストが高くなる。特に、この種のウンイカ
装置を採用する自動二輪車は、通常バッテリーレスタイ
プの軽量小型化した低コスト車が大部分であるので、ス
イッチ1つにしてもコストが高くなることは好ましくな
い。
この考案は上述の点に鑑みなされたもので、2接点タイ
プの一般的な切換スイッチが使用でき、回路構成も簡単
で、低コストの、前後交互点滅式のウインカ装置を提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この考案では、電源の
出力端子を、ウインカランプを点滅動作させるように出
力するウインカリレーの入力端子に接続し、該ウインカ
リレーの一方の出力端子と切換スイッチの右側用接点と
の間に右側フロントウインカランプを、前記ウインカリ
レーの他方の出力端子と前記右側用接点との間に右側リ
アウインカランプをそれぞれ接続して介設するととも
に、前記ウインカリレーの一方の出力端子と切換スイッ
チの左側用接点との間に左側フロントウインカランプ
を、前記ウインカリレーの他方の出力端子と前記左側用
接点との間に左側リアウインカランプをそれぞれ接続し
て介設し、前記切換スイッチにおける右側用接点と左側
用接点に選択的に接触可能な可動接点のコモン端子を接
地している。
[作用] 上記した構成からなるこの考案のウインカ装置によれ
ば、切換スイッチを中立位置から例えば右側用ウインカ
位置に切り換えると、電源からの電流がウインカリレー
を介して一定の間隔で交互に右側のフロントウインカラ
ンプと右側のリアウインカランプとに流れ、右側のフロ
ントウインカランプとリアウインカランプとが交互に点
滅して右側の方向を指示する。また、切換スイッチを左
側用ウインカランプ位置に切り換えると、前記した右側
用ウインカの場合と同様に左側のフロントウインカラン
プとリアウインカランプとが交互に点滅して左側の方向
を指示する。
[実施例] 以下、この考案のウインカ装置の実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図はウインカ装置の電気回路図、第2図はウインカ
リレーの構成図である。
第1図において、自動二輪車の車体Aの前部右側に右側
フロントウインカランプ5RFが、車体Aの前部左側に
左側フロントウインカランプ5LFが、車体Aの後部右
側に右側リアウインカランプ5RRが、車体Aの後部左
側に左側リアウインカランプ5LRがそれぞれ配備され
ている。前記各ウインカランプ5は、エンジン(図示せ
ず)に連動して作動する発電機1からの電力供給を受け
て点滅するようになっている。そして、前記発電機1の
出力端子1a及び1bはレギュレートレクチファイヤ6に接
続され、レギュレートレクチファイヤ6により一定電圧
に整流された出力の−側端子6bは車体A又は車体Aに配
装されたアース線(図示せず)に接地され、出力の+側
端子6aはメインスイッチ2を介してウインカリレー3の
入力端子3cに接続されている。メインスイッチ2は通
常、エンジンのキースイッチ(図示せず)と連係して操
作されるようになっている。
前記ウインカリレー3は、第2図に示すように、前記入
力端子3cと一方(リア側)の出力端子3aとの間に、電磁
コイル3kとタイマー3tが直列に接続され、前記出力端子
3aの接点3a′と他方(フロント側)の出力端子3bの接点
3b′とに選択的に接触可能な可動接点3dが、フロント側
の接点3b′に接触するように付勢され、また、可動接点
3dのコモン端子3eが前記入力端子3cに接続された構造か
らなっている。そして、電磁コイル3kとタイマー3tに通
電されると、タイマー3tが作動すると同時に電磁コイル
3kが励磁されて、可動接点3dがリア側の接点3a′に接触
し、一定時間経過すると通電が中断して電磁コイル3kが
消磁され、可動接点3dがフロント側の接点3b′に接触す
る。このような動作が繰り返し行われて、両方の出力端
子3a,3bより交互に発電機1からの電力が出力されるよ
うになっている。第1図に示すように、ウインカの切換
スイッチ4は2接点タイプで、可動接点4dが中立位置か
ら右側ウインカ用の接点4a又は左側ウインカ用の接点4b
に接触するように手動操作で切り換えられる公知の構造
からなっている。また、可動接点4dのコモン端子4eは車
体A又はアース線(図示せず)に接地されている。そし
て、切換スイッチ4の右側ウインカ用接点4aと前記ウイ
ンカリレー3のリア側の出力端子3aとの間に右側のリア
ウインカランプ5RRとダイオード7aが、また右側ウイ
ンカ用接点4aとウインカリレー3のフロント側の出力端
子3bとの間に右側のフロントウインカランプ5RFとダ
イオード7bがそれぞれ直列に接続され、介設されてい
る。更に、切換スイッチ4の左側ウインカ用接点4bと前
記ウインカリレー3のリア側の出力端子3aとの間に左側
のリアウインカランプ5LRとダイオード7cが、また左
側ウインカ用接点4bとウインカリレー3のフロント側の
出力端子3bとの間に左側のフロントウインカランプ5L
Fとダイオード7dがそれぞれ直列に接続され、介設され
ている。なお、前記ダイオード7a〜7dはそれぞれのカソ
ード端子が切換スイッチ4側に接続されており、点灯中
以外のウインカランプ5に電流が流れるのを阻止する働
きをする。また、第1図では、発電機1、ウインカリレ
ー3および切換スイッチ4は、車体Aの外側に示されて
いるが、実際には、発電機1はエンジンに併設され、ウ
インカリレー3はシートの下方に、また切換スイッチ4
はハンドルのグリップ付近に配設される。
次に、上記のように構成されたウインカ装置の作動を説
明する。第1図において、ウインカ装置は、エンジンが
回転して発電機1が発電している状態で、使用される。
また、メインスイッチ2は閉じており、切換スイッチ4
の可動接点4dは常態で中立位置にある。この状態で、切
換スイッチ4の可動接点4dを、例えば右側に切り換える
と、発電機1から電流がウインカリレー3を介して一定
の間隔で右側のフロントウインカランプ5RFと右側の
リアウインカランプ5RRとに交互に流れて電力が供給
され、右側のフロントウインカランプ5RFとリアウイ
ンカランプ5RRとが交互に点滅する。一方、切換スイ
ッチ4の可動接点4dを左側に切り換えると、前記した右
側の場合と同様に、発電機1からの電流が左側のフロン
トウインカランプ5LFとリアウインカランプ5LRと
に一定の間隔で交互に流れて電力が供給され、前後のウ
インカランプ5LF,5LRが交互に点滅する。
次に、上記の実施例と同様に、2接点の切換スイッチで
使用可能な前後交互点滅式ウインカ装置の他の実施例
を、図面に基づいて説明する。
第4図はウインカ装置の回路図、第5図はウインカリレ
ーの構成図を示す。第4図において、自動二輪車の前部
右側にフロントウインカランプ5RFが、前部左側にフ
ロントウインカランプ5LFが、後部右側にリアウイン
カランプ5RRが、後部左側にリアウンカランプ5LR
がそれぞれ配備されている。前記各ウインカランプ5
は、エンジン(図示せず)に連動して作動する発電機1
からの電力供給を受けて点滅するようになっている。そ
して、前記発電機1の一方の端子1b(アース端子)はア
ース線に接地され、他方の端子1aがメインスイッチ2を
介してウインカリレー31の入力端子31e(第5図)に接
続されている。なお、発電機1と並行にレギュレータ8
が接続されており、発電機1の出力を一定電圧に保つ働
きをしている。なお、8a、8bは出力端子である。
前記ウインカリレー31は、第5図に示すとおり、前記入
力端子31eには電磁コイル31kとタイマ31tが直列に接続
され、さらに出力端子31a及び31cにそれぞれダイオード
31iを介して接続されており、前記出力端子31a(リア右
側)の接点31a′と他方の出力端子31b(フロント右側)
の接点31b′とに選択的に接触可能な可動接点31f1がフ
ロント側の接点31b′に接触するよう付勢され、また、
可動接点31f1のコモン端子31g1が前記入力端子31eに接
続され、さらに前記出力端子31c(リア左側)の接点31
c′と他方の出力端子31d(フロント左側)の接点31d′
とに選択的に接続可能な可動接点31f2がフロント側の接
点31d′に接触するように付勢され、また、可動接点31f
2のコモン端子31g2が前記入力端子31eに接続された構造
からなっている。なお、ダイオード31iは、出力端子31a
と31cとの間の回り込み電流を阻止する働きをする。そ
して、電磁コイル31kとタイマ31tに通電されると、タイ
マ31tが作動するのと同時に電磁コイル31kが励磁され
て、可動接点31f1及び31f2がそれぞれリア側の接点31
a′及び31c′に接触し、一定時間が経過すると通電が中
断して電磁コイル31kが消磁され、可動接点31f1及び31f
2がそれぞれフロント側の接点31b′及び31d′に接触す
る。このような動作が繰り返し行われて、両方の出力端
子31a,31b又は31c,31dより交互に発電機1からの電力が
出力されるようになっている。
第4図に示すように、ウインカの切換スイッチ4は2接
点タイプで、可動設定4dが中立位置から右側ウインカ用
接点4bに接触するように手動操作で切り換えられる公知
の構造からなっている。また、可動接点4dのコモン端子
4eは車体A又はアース線(図示せず)に接地されてい
る。そして、切換スイッチ4の右側ウインカ用接点4aと
前記ウインカリレー31のリア右側用出力端子31aとの間
に右側のリアウインカランプ5RRが、また右側ウイン
カ用接点4aとウインカリレー31のフロント右側用出力端
子31bとの間に右側のフロントウインカランプ5RFが
それぞれ接続され介設されている。さらに、切換スイッ
チ4の左側ウインカ用接点4bと前記ウインカリレー31の
リア左側用出力端子31cとの間に左側のリアウインカラ
ンプ5LRが、また左側ウインカ用接点4bとウインカリ
レー31のフロント左側用出力端子31dとの間に左側のフ
ロントウインカランプ5LFがそれぞれ接続され、介設
されている。(本実施例のウインカ装置の作動は、第1
図の前記実施例と同様であるので、説明を省略する) なお、上記実施例では、発電機1だけで電力を供給する
構造のウインカ装置について説明したが、本考案のウイ
ンカ装置は、発電機1からの電力を一旦バッテリーに蓄
電しておき、そのバッテリーからの電力でウインカラン
プを点滅させる場合にも、同様に実施できるものであ
る。
[考案の効果] この考案のウインカ装置は、上記した構成からなるの
で、下記の効果を奏する。
すなわち、2接点タイプの一般的な切換スイッチが使用
できるので、専用の切換スイッチを製作しなくてすみ、
その分コストを安くできるとともに、電気回路の構成も
簡単で、故障が少なく、特にバッテリーレスタイプの低
コスト車のウインカ装置として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の前後交互点滅式ウインカ装置の実施
例を示す電気回路図、第2図はウインカリレーの詳細な
回路構成図、第3図は従来の一般的な前後交互点滅式ウ
インカ装置の回路図である。第4図は4接点ウインカリ
レーを用いた本考案の他の実施例を示す電気回路図、第
5図は4接点ウインカリレーの詳細な回路構成図であ
る。 1……発電機、3,31……ウインカリレー、3a,3b,31a
〜31d……出力端子、4……切換スイッチ、4a,4b,4c,4d
……接点、4d……可動接点、5RF,5RR,5L
F,5LR……ウインカランプ、6……レギュレートレ
クチファイヤ、7a〜7d,31i……ダイオード、8……レギ
ュレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源の出力端子を、ウインカランプを点滅
    動作させるように出力するウインカリレーの入力端子に
    接続し、該ウインカリレーの一方の出力端子と切換スイ
    ッチの右側用接点との間に右側フロントウインカランプ
    を、前記ウインカリレーの他方の出力端子と前記右側用
    接点との間に右側リアウインカランプをそれぞれ接続し
    て介設するとともに、前記ウインカリレーの一方の出力
    端子と切換スイッチの左側用接点との間に左側フロント
    ウインカランプを、前記ウインカリレーの他方の出力端
    子と前記左側用接点との間に左側リアウインカランプを
    それぞれ接続して介設し、前記切換スイッチにおける右
    側用接点と左側用接点に選択的に接触可能な可動接点の
    コモン端子を接地したことを特徴とする前後交互点滅式
    ウインカ装置。
JP6812188U 1988-05-24 1988-05-24 前後交互点滅式ウインカ装置 Expired - Lifetime JPH0629181Y2 (ja)

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