JPH06292361A - 共振型dc−dcコンバータ - Google Patents

共振型dc−dcコンバータ

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JPH06292361A
JPH06292361A JP5075657A JP7565793A JPH06292361A JP H06292361 A JPH06292361 A JP H06292361A JP 5075657 A JP5075657 A JP 5075657A JP 7565793 A JP7565793 A JP 7565793A JP H06292361 A JPH06292361 A JP H06292361A
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switching elements
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博司 高野
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和彦 坂本
Keishin Hatakeyama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つのスイッチング素子の直列接続体2組
(20a,20b;20c,20d)とこれら各素子に
逆並列接続されたダイオード3a〜3dとでなるインバ
ータ4に、直流電源1を与えて得られた交流を変圧器7
に送り、その出力を整流して負荷17に与える位相差制
御方式の共振型DC−DCコンバータにおいて、ノイズ
発生の低減化と高効率化とスイッチング素子の破壊防止
を図る。 【構成】 上記スイッチング素子に並列接続されたキャ
パシタンス22a〜22dと、上記直列接続体のスイッ
チング素子接続点及び上記直流電源の中性点間に接続さ
れたインダクタンス23a,23bと、インバータ動作
開始時において上記キャパシタンスに無用な充電をさせ
ることなくスイッチング素子を制御する制御手段71と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電源からインバー
タを介して交流電圧を変圧器に送り、その出力を整流し
て直流電圧を負荷に供給する位相差制御方式の共振型D
C−DCコンバータに係り、特に、上記スイッチング素
子での損失を低減して高効率化を図ると共に、上記イン
バータの各スイッチング素子にかかる電圧の変化率を小
さくして低ノイズ化を図り、またインバータ動作開始時
のロスレススナバ回路の短絡などに起因するスイッチン
グ素子の破壊防止を図った共振型DC−DCコンバータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線装置などに使用される直流電源装置
の一つとして、小型軽量化及び高効率化のためにDC−
DCコンバータと呼ばれるスイッチング方式の電源装置
が広く用いられている。しかし、現在、広く用いられて
いるスイッチング方式の電源装置は、基本的にPWM制
御しているものであるため、取り扱う電圧及び電流波形
が方形波となり、次のような問題点がある。
【0003】(1)スイッチングノイズが発生しやす
い。
【0004】(2)スイッチング時におけるスイッチン
グ素子での損失が大きい。
【0005】(3)変換器の動作周波数の上限がスイッ
チング素子のスイッチング時間に大きく依存する。
【0006】これらの問題点の解決策として、近年、コ
ンバータの一部に共振素子を挿入して電圧波形あるいは
電流波形を正弦波状にし、スイッチング時のスイッチン
グ素子の負担を軽減するDC−DCコンバータの開発が
進んでいる。このような共振型DC−DCコンバータの
出力電圧を制御する方法に位相差制御方式があるが、従
来のこの種の制御方式を用いた共振型DC−DCコンバ
ータとして、特開昭63−190556号公報に記載さ
れたものがある。
【0007】この共振型DC−DCコンバータは、図6
に示すように、直流電源1と、この直流電源1の正極+
に接続された第1のスイッチング素子2a及び負極−に
接続された第2のスイッチング素子2bからなる第1の
直列接続体を有すると共に上記正極+に接続された第3
のスイッチング素子2c及び負極−に接続された第4の
スイッチング素子2dからなり上記第1の直列接続体に
並列接続された第2の直列接続体を有しかつ上記第1〜
第4のスイッチング素子2a〜2dにそれぞれ逆並列接
続された第1〜第4のダイオード3a〜3dを有し上記
直流電源1からの直流を交流に変換するインバータ4
と、このインバータ4の出力側にて直列接続されたイン
ダクタンス5及びキャパシタンス6と、このインダクタ
ンス5及びキャパシタンス6に直列接続され出力と絶縁
する変圧器7と、この変圧器7の出力を直流に変換し負
荷に直流出力を供給する整流器8と、この整流器8の出
力側に接続された負荷9に印加する電圧及び負荷9に流
す電流の設定信号に応じて上記第1〜第4のスイッチン
グ素子2a〜2dのオン,オフのタイミングを制御する
手段(図示省略)とを有してなり、上記負荷に所望の電
圧,電流にて直流出力を供給するものである。
【0008】なお、図6において、上記第1〜第4のス
イッチング素子2a〜2dとダイオード3a〜3dと
で、それぞれ第1のアーム10aと、第2のアーム10
bと、第3のアーム10cと、第4のアーム10dとが
構成されている。また、上記整流器8は、4つのダイオ
ード11a,11b,11c,11dで入力電圧を全波
整流するようになっている。更に、12は、上記整流器
8の出力電圧を負荷9に印加するための高電圧ケーブル
の静電容量を示しており、整流器8からの出力電圧を平
滑化するキャパシタンスとして機能する。
【0009】次に、上記のように構成された従来の共振
型DC−DCコンバータの動作について、図7を参照し
て簡単に説明する。図7において、(a),(b),
(c),(d)は、それぞれ図6に示すインバータ4の
第1のスイッチング素子2a,第4のスイッチング素子
2d,第2のスイッチング素子2b,第3のスイッチン
グ素子2cのオン,オフの期間を示している。そして、
この図7から明らかなように、第1のスイッチング素子
2aと第4のスイッチング素子2dとは位相差αだけず
れてオンし、また、第2のスイッチング素子2bと第3
のスイッチング素子2cも位相差αだけずれてオンする
ようになっている。更に、第1のスイッチング素子2a
と第2のスイッチング素子2b、及び第3のスイッチン
グ素子2cと第4のスイッチング素子2dは、それぞれ
180゜の位相差で交互にオンする。
【0010】以上の動作では、(a)及び(b)に示す
第1のスイッチング素子2a及び第4のスイッチング素
子2dが同時にオンしている期間(Tb3〜Tb4)、並び
に(c)及び(d)に示す第2のスイッチング素子2b
及び第3のスイッチング素子2cが同時にオンしている
期間(Tb6〜Tb7)だけ図6に示す直流電源1から電力
が供給されるので、インバータ4の出力電力波形Vt は
図7(j)に示すように、上記の期間だけ電圧を正負の
波高値とする方形波となる。
【0011】したがって、第1のスイッチング素子2a
と第4のスイッチング素子2dとの位相差αあるいは第
2のスイッチング素子2bと第3のスイッチング素子2
cとの位相差αを変化させると、それぞれのスイッチン
グ素子2a〜2dが同時にオンする期間を変化させるこ
とができ、図6に示す負荷9に供給する電力を制御する
ことができる。
【0012】この場合の該当するスイッチング素子間の
位相差αと、出力電圧Vt との関係を示すと図8のよう
になる。この図8は、横軸を位相差αとし、縦軸を負荷
9への出力電圧Vt として、この位相差αと出力電圧V
t との関係を上記負荷9の抵抗値R1,R2,R3(R1 >
R2 >R3)をパラメータとして所定のカーブで表わし
たグラフである。
【0013】なお、X線管を負荷9とするX線高電圧装
置では、X線管に印加する電圧(管電圧)の立上がりは
高速性を要求される。このため、図3の直流電源1(通
常は商用電源を整流して得られる)の電圧をある一定の
値に設定した状態でX線曝射を開始する方法をとってい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の共振型DC−DCコンバータにおける課題を以
下に説明する。まず、ターンオンが遅れない第1のスイ
ッチング素子2aとこれに逆並列接続された第1のダイ
オード3aとからなる第1のアーム10a、及び第2の
スイッチング素子2bとこれに逆並列接続された第2の
ダイオード3bとからなる第2のアーム10bの動作を
検討する。
【0015】図7(e)に示すように、第1のアーム1
0aに流れる電流I1 は、第1のスイッチング素子2a
へのオン信号が入力される時点Tb1では負である。した
がって、この時には、上記第1のスイッチング素子2a
に印加する電圧は、第1のダイオード3aのオン電圧だ
けであり、ほぼゼロである。そして、電流が負から正に
変化して第1のスイッチング素子2aに電流が流れ始め
る時のそのスイッチング素子2aの損失は、その時の電
圧と電流の積となるのでゼロである。しかし、上記第1
のスイッチング素子2aがターンオフする時点Tb4で
は、上記第1のアーム10aに流れる電流I1 は、図7
(e)に示すように正である。
【0016】上記第1のスイッチング素子2aがターン
オフを開始して電流がゼロになるまでの動作を図9に示
すが、この図に示すように電流がゼロになる前にそのス
イッチング素子2aの電圧が増加し始めるので、この電
流と電圧とによって第1のスイッチング素子2aは、斜
線を付して示す領域分の損失を生じることとなる。この
ような動作は、第2のアーム10bについても同様であ
る。
【0017】上記のような損失を低減するためには、例
えば図10(a)に示すようにキャパシタンス14と抵
抗15を直列接続した構成や、同図(b)に示すように
キャパシタンス14、抵抗15及びダイオード16を組
み合わせた構成の、ロスレススナバ回路と呼ばれる回路
を、トランジスタなどのスイッチング素子13に対して
並列接続して用いていた。
【0018】このようなロスレススナバ回路を、上記第
1及び第2のスイッチング素子2a,2bに並列に設け
ると、各スイッチング素子2a,2bがターンオフする
ときの電圧の立ち上がりが抑制されて、ターンオフ時の
スイッチング損失が低減できるものであった。
【0019】しかし、上記のようなロスレススナバ回路
では、図10に示すスイッチング素子13がオフしてい
るときに、キャパシタンス14に蓄積された電荷は、上
記スイッチング素子13がターンオンすると、そのスイ
ッチング素子13と抵抗15を介して放電されるので、
抵抗15によって損失が生じる。そして、この抵抗15
はこの時の電流の最大値を制御するものなので、上記抵
抗15がないと過大な電流が流れ、スイッチング素子1
3を破壊することとなる。
【0020】上記抵抗15による損失は、スイッチング
素子13がターンオンとターンオフとを繰り返す毎に生
じるので、図6に示すインバータ4においては、各スイ
ッチング素子2a,2bの損失がそのインバータ4の動
作周波数に比例して増加する。特に、このような共振型
DC−DCコンバータにおいては、装置の小型軽量化の
ために動作周波数を高くすることが一般的であり、スイ
ッチング損失が非常に大きくなるものであった。
【0021】次に、図6及び図7に示す構成及び動作に
おいて、ターンオンが遅れる第3のスイッチング素子2
cとこれに逆並列接続された第3のダイオード3cとか
らなる第3のアーム10c、及び第4のスイッチング素
子2dとこれに逆並列接続された第4のダイオード3d
とからなる第4のアーム10dの動作を検討する。図7
に示す例では、同図(b)に示す第4のスイッチング素
子2dのオン信号が出力されている期間Tb3〜Tb6内の
時点Tb5に第4のアーム10dの電流I4はゼロとなり
(図7(f)参照)、その時点Tb5以後は負の電流が流
れる。すなわち、第4のアーム10dにおいて逆並列接
続された第4のダイオード3dに電流が流れる。その
後、時点Tb6において、図7(b)に示すように第4の
スイッチング素子2dへのオン信号がなくなり、同図
(d)に示すように第3のスイッチング素子2cがター
ンオンを開始する。これにより、それまで上記第4のダ
イオード3dを流れていた電流は、第3のスイッチング
素子2cに転流し、第4のダイオード3dは逆バイアス
されてターンオフする。
【0022】しかし、このとき上記第4のダイオード3
dは瞬時にはターンオフすることができず、そのPN接
合の接合容量を充電するまでダイオード3dにリカバリ
電流と呼ばれる電流が流れる。したがって、このリカバ
リ電流が流れている間は、図6に示す第3のアーム10
cと第4のアーム10dとは短絡されている状態と等し
く、過大な電流が流れてスイッチング損失が増大するば
かりでなく、第3及び第4のスイッチング素子2c,2
dを破壊することもあった。このような動作は、第3の
スイッチング素子2cがターンオフするときにも同様と
なる。
【0023】以上のように、従来の共振型DC−DCコ
ンバータにおける位相差制御においては、図6に示すイ
ンバータ4の第1及び第2のアーム10a,10bの動
作と、第3及び第4のアーム10c,10dの動作とは
異なっており、第1及び第2のアーム10a,10bで
はロスレススナバ回路(図10参照)によるスイッチン
グ損失が増大したり、第3及び第4のアーム10c,1
0dでは各スイッチング素子2c,2dに逆並列接続さ
れたダイオード3c,3dのリカバリ電流によるアーム
短絡によって上記各スイッチング素子2c,2dが破壊
されるという問題があった。
【0024】その他にも、各スイッチング素子2a〜2
dにかかる電圧が大きく、各スイッチング素子2a〜2
dに流れる電流の時間変化率が大きいことから、発生す
る電磁波障害ノイズが大きくなり、制御系に悪影響を及
ぼすことがあった。特に、このような共振型DC−DC
コンバータをX線装置としてのX線CT装置(X線コン
ピュータ断層装置)などの電源装置に用いた場合、数百
ボルト、数百アンペアをスイッチングするようなインバ
ータ4のすぐ近くで診断画像を構成するための微小信号
(数マイクロボルト)を検出しなければならないことに
なり、その電磁波障害ノイズの影響は非常に大きくな
り、強く改善が求められていた。
【0025】本発明は、このような問題点に対処し、イ
ンバータの各スイッチング素子にかかる電圧の変化率が
小さく電磁波障害ノイズを低減できると共に、スイッチ
ング素子での損失を低減して高効率化を図ることがで
き、更に、ダイオードのリカバリ電流やインバータ動作
開始時のロスレススナバ回路の短絡に起因するスイッチ
ング素子の破壊を防止することのできる共振型DC−D
Cコンバータを提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題は、(1)イン
バータの各スイッチング素子に流れる電流が、ターンオ
ン時に負(スイッチング素子に逆並列接続されたダイオ
ードに電流が流れている状態)となり、また、ターンオ
ン時に正の方向に流れるような位相差と周波数の動作モ
ードを維持すること、(2)スイッチング素子のオフ時
にスイッチング素子にかかる電圧の急激な上昇を抑える
ために、各スイッチング素子と並列にキャパシタンスの
みによるロスレス(無損失)スナバ回路を接続するこ
と、(3)インバータ入力電圧がゼロの時点から位相差
を180゜にして、インバータ周期の前半の半周期間は
第1のスイッチング素子と第3のスイッチング素子を同
時に、後半の半周期間は第2のスイッチング素子と第4
のスイッチング素子を同時にオンさせ、この動作を負荷
への直流出力供給が開始されるまで繰り返すことなどに
よってインバータ動作開始時のロスレススナバキャパシ
タンスに充電される電圧をほぼゼロにしてスイッチング
素子に流れる過電流を抑制すること、によって、解決さ
れる。
【0027】本発明の目的は、上記(1)、(2)、
(3)の条件を満足するスイッチング(ソフトスイッチ
ングという)制御を行うことで達成される。すなわち、
中性点を有する直流電源と、この直流電源の正極に接続
された第1のスイッチング素子及び負極に接続された第
2のスイッチング素子からなる第1の直列接続体を有す
ると共に上記正極に接続された第3のスイッチング素子
及び負極に接続された第4のスイッチング素子からなり
上記第1の直列接続体に並列接続された第2の直列接続
体を有しかつ上記第1〜第4のスイッチング素子にそれ
ぞれ逆並列接続された第1〜第4のダイオードを有し上
記直流電源からの直流を交流に変換するインバータと、
このインバータの出力側に接続された少なくとも変圧器
を含んだインバータ出力回路と、上記変圧器に接続され
その出力を直流に変換する整流器とを有してなり、上記
整流器の出力側に接続される負荷に所望の電圧,電流に
て直流出力を供給する共振型DC−DCコンバータにお
いて、上記第1〜第4のスイッチング素子にそれぞれ並
列接続された第1〜第4のロスレススナバキャパシタン
スと、上記第1及び第2のスイッチング素子の接続点と
上記直流電源の中性点との間、並びに上記第3及び第4
のスイッチング素子の接続点と上記直流電源の中性点と
の間のいずれか一方又は両方に接続されたインダクタン
スを備えてなる補助回路と、上記第1及び第2のスイッ
チング素子は180゜の位相差で交互にオンさせ、上記
第3及び第4のスイッチング素子も同様に180゜の位
相差でオンさせると共に、上記スイッチング素子のオン
時間は、上記インバータの動作周期の1/2よりも僅か
に小さく設定して上記第1及び第2のスイッチング素子
のオン時点相互間と上記第3及び第4のスイッチング素
子のオン時点相互間の各々にデッドタイムを設け、かつ
第1のスイッチング素子がターンオンしてから第4のス
イッチング素子がターンオンする位相差及び第2のスイ
ッチング素子がターンオンしてから第3のスイッチング
素子がターンオンする位相差を各々変化させることによ
って上記負荷に供給する電力を制御すると共に、上記第
1〜第4のスイッチング素子へオン信号が入力される時
点では、上記第1〜第4のダイオードが通電中となる周
波数及び位相差で上記第1〜第4のスイッチング素子を
駆動させ、上記直流電源の電圧の立ち上げ時から上記整
流器の出力直流電圧が所定の電圧に達するまでの動作開
始期間において上記位相差を最大の状態で上記各スイッ
チング素子を駆動させる制御手段とを設けることで達成
される。
【0028】また、上記動作開始期間中、上記変圧器一
次側又は上記インバータ出力端相互間を短絡させる制御
手段とを設けることで達成される。
【0029】なお、ロスレススナバに用いるキャパシタ
ンスの値は、デッドタイム中に充放電が完了可能な範囲
内で、設定しなければならない。
【0030】
【作用】上述構成によれば、インバータの第1及び第2
のスイッチング素子の接続点と直流電源の中性点との
間、並びに第3及び第4のスイッチング素子の接続点と
直流電源の中性点との間のいずれか一方又は両方にイン
ダクタンスを補助回路として接続したことにより、上記
インバータの各アームに流れる電流がターンオン時に負
となり、ターンオフ時には正となる位相差の動作モード
を常に維持でき、ダイオードのリカバリ電流に起因する
スイッチング素子の破壊が防止される。
【0031】また、上記インバータの第1〜第4のスイ
ッチング素子にはキャパシタンスをロスレススナバ回路
としてそれぞれ並列に接続したことにより、デッドタイ
ム期間中の上記ロスレススナバキャパシタンスの充放電
によって各スイッチング素子にかかる電圧の時間変化率
の小さいソフトスイッチング素子が実現できる。したが
って、上記スイッチング素子にかかる電圧の変化率が小
さく、ノイズが低減されると共に、そのスイッチング素
子での損失が低減して高効率化される。
【0032】更に、直流電源の電圧の立ち上げ時から整
流器の出力直流電圧が所定の電圧に達するまで、及びそ
の後の期間共に、スイッチング素子がターンオンする際
には、常にそれと逆並列接続されたダイオードに電流が
流れ、ロスレススナバキャパシタンスに無用な充電がな
されないので、ロスレススナバキャパシタンスの短絡を
防いでインバータの各スイッチング素子の過電流がなく
なり、それらスイッチング素子の破壊が防止される。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明による共振型DC−DCコンバー
タの一実施例を示す回路図である。この共振型DC−D
Cコンバータは、直流電源からインバータを介して交流
電圧を変圧器に送り、その出力を整流して直流電圧を負
荷に供給する電力変換器となるもので、図1に示すよう
に、直流電源1と、インバータ4と、インダクタンス5
及びキャパシタンス6と、高電圧変圧器7と、高電圧整
流器8と、負荷としてのX線管17と、インバータ制御
手段である周波数位相制御回路71と、この周波数位相
制御回路71に周波数,位相などの設定値を与える周波
数決定回路76,位相決定回路70と、周波数位相制御
回路71からの信号を受けてインバータ4を駆動する駆
動回路72〜74とを有してなり、インバータ式X線高
電圧装置と呼ばれるものである。
【0034】上記直流電源1は、例えば二次電池などで
あり、図1においては便宜上左右対称に2つずつの電源
E/2を図示している。インバータ4は、上記直流電源
1から直流を受電して交流に変換するもので、直流電源
1の正極+に接続された第1のスイッチング素子として
のトランジスタ20a及び直流電源1の負極−に接続さ
れた第2のスイッチング素子としてのトランジスタ20
bからなる第1の直列接続体と、上記正極+に接続され
た第3のスイッチング素子としてのトランジスタ20c
及び負極−に接続された第4のスイッチング素子として
のトランジスタ20dからなり上記第1の直列接続体に
並列接続された第2の直列接続体と、上記各トランジス
タ20a〜20dにそれぞれ逆並列接続された第1〜第
4のダイオード3a〜3dとからなる。
【0035】なお、上記各トランジスタ20a〜20d
は、それぞれベース電流を流すことによってターンオン
するようになっている。そして、第1のトランジスタ2
0aと第1のダイオード3aとで第1のアーム10a
を、第2のトランジスタ20bと第2のダイオード3b
とで第2のアーム10bを、第3のトランジスタ20c
と第3のダイオード3cとで第3のアーム10cを、第
4のトランジスタ20dと第4のダイオード3dとで第
4のアーム10dを、それぞれ構成している。
【0036】上記インバータ4の出力側には、インダク
タンス5が接続されると共に、このインダクタンス5に
はキャパシタンス6が直列接続されている。そして、こ
のインダクタンス5とキャパシタンス6とで共振回路を
構成している。上記インダクタンス5及びキャパシタン
ス6には高電圧変圧器7の一次巻線が直列接続されてお
り、この高電圧変圧器7で前記インバータ4からの出力
電圧を昇圧すると共に、出力と絶縁している。
【0037】高電圧整流器8は、上記高電圧変圧器7か
らの出力電圧を全波整流して直流に変換するもので、図
6に示すと同様に4つのダイオード11a〜11dから
なる。更に、上記高電圧整流器8の出力側には、X線管
17が負荷として接続されている。なお、12は、上記
高電圧整流器8の出力電圧を平滑化するキャパシタンス
である。
【0038】ここで、本発明においては、上記インバー
タ4の第1〜第4のトランジスタ20a〜20dには、
ロスレス(無損失)スナバ回路として用いる第1〜第4
のロスレススナバキャパシタンス22a〜22dがそれ
ぞれ並列に接続されると共に、第1及び第2のトランジ
スタ20a,20bの接続点と直流電源1の中性点(電
位E/2)との間、並びに第3及び第4のトランジスタ
20c,20dの接続点と上記直流電源1の中性点との
間には、補助回路としてそれぞれインダクタンス23
a,23bが接続されている。
【0039】位相決定回路70はX線管17に印加する
電圧(以下、管電圧という)及びX線管17に流す電流
(以下、管電流という)に対応した信号によって第1〜
第4のトランジスタ20a〜20dの動作位相を決める
ものである。周波数決定回路76は管電圧に対応した信
号によって第1〜第4のトランジスタ20a〜20dの
動作周波数を決めるものである。周波数位相制御回路7
1は位相決定回路70及び周波数決定回路76の信号に
応じて第1〜第4のトランジスタ20a〜20dの動作
する位相及び周波数に対する信号をX線曝射信号によっ
て出力するものである。駆動回路72〜75はそれぞれ
周波数位相制御回路71からの信号に従って第1〜第4
のトランジスタ20a〜20dを駆動するものである。
【0040】次に、このように構成された共振型DC−
DCコンバータの動作について説明する。まず、図1に
示す共振型DC−DCコンバータにおける主回路構成部
(直流電源1,インバータ4,インダクタンス5,キャ
パシタンス6,高電圧変圧器7,高電圧整流器8,X線
管17)は、図2に示すような等価回路となる。すなわ
ち、インバータ4の各トランジスタ20a〜20dは、
図6に示すと同様にそれぞれ第1のスイッチング素子2
a,第2のスイッチング素子2b,第3のスイッチング
素子2c,第4のスイッチング素子2dと表され、X線
管17は負荷9と表される。そこで、この図2に示す等
価回路を用いて、上記の主回路構成部の動作原理を図3
及び図4を参照して説明する。
【0041】図2の等価回路において、インバータ4の
第1のアーム10a及び第2のアーム10b側に着目す
る。そして、インダクタンス23aを、直流電源1側へ
流れる電流をIaとし、上記第1及び第2のアーム10
a,10bから高電圧変圧器7側へ出力される電流をI
rとする。この状態で、第1のスイッチング素子2aが
オンのときにその第1のスイッチング素子2aを流れる
電流I1 は、 I1 =Ia+Ir …(1) で表される。
【0042】ここで、第1のスイッチング素子2a及び
第2のスイッチング素子2bは約50%のデューティサ
イクルでオン,オフするので、定常状態における電流I
aの波形は図3(e)に示すような三角波となり、第1
のスイッチング素子2aをオフしたときに(図3(a)
参照)電流Iaは最大値Ia(max)となる。すなわち、
ターンオフ時の電流I1 (0) は上記の式(1)から、 I1 (0) =Ia(max) +Ir(0) …(2) となる。ただし、Ir(0) はターンオフ時の電流Irを
意味する。
【0043】このとき、電流Iaの傾きはインダクタン
ス23aの値La及び直流電源1の中性点の電位E/2
によって決まるので、上記の最大値Ia(max) も上記L
a及びE/2によって決まる。したがって、ターンオフ
時の電流I1 (0) の大きさを常に一定値以上に設定する
ことが可能となる。すなわち、 I1 (0) =Ia(max) +Ir(0) >(一定値) …(3) となるようにIa(max) を設定することができる。
【0044】そして、このように設定すれば、各スイッ
チング素子2a,2bにおいてターンオン時にそれぞれ
のアーム10a,10bに流れる電流は、以下に述べる
ように負(各スイッチング素子2a,2bに逆並列接続
されたそれぞれのダイオード3a,3bに電流が流れて
いる状態)となる。このとき、図3(a),(b)に示
すように、第1のスイッチング素子2aがオフしてから
第2のスイッチング素子2bがオンするまでの間には、
いずれのスイッチング素子2a,2bもオフした状態で
あるデッドタイム期間Td が設定されている。
【0045】以上のことから、上記デッドタイム期間T
d 中に図2に示すロスレススナバ回路としてのキャパシ
タンス22a,22bを効果的に利用したソフトスイッ
チングが実現可能となる。これについて、図4(a)〜
(d)は、第1のスイッチング素子2aがオンの状態
(a)からそのスイッチング素子2aをオフし(b)、
所定のデッドタイム(b)〜(c)の後に、第2のスイ
ッチング素子2bをオンする(d)までのモードを示し
ている。
【0046】まず、図4(a)では、第1のスイッチン
グ素子2aのみがオンしており、図3(e)に示すよう
に、電流Iaは電流Irの極性に拘わらずほぼ直線的に
増加する。また、その傾きはインダクタンス23aの値
La及び電源電位E/2に依存している。このとき、第
1のキャパシタンス22aの電圧Vc1=0ボルト、第2
のキャパシタンス22bの電圧Vc2=Eボルトである。
【0047】次に、図4(b)では、各スイッチング素
子2a,2bが共にオフとなる。このときは、図3
(e)に示すように電流Ia=Ia(max) であり、この
最大値Ia(max) の設定及び上掲(3)式により、ター
ンオフ時のスイッチング素子2aの電流I1 (0) は十分
大きな正の電流とすることができる。このため、図2に
示す補助回路としてのインダクタンス23a及び他のイ
ンダクタンス5並びにロスレススナバ回路としてのキャ
パシタンス22a,22bの共振現象により、上記キャ
パシタンス22aは充電を行い、同22bは放電を行
う。
【0048】次に、図4(c)では、上記キャパシタン
ス22a,22bの充放電が完了し、第1のキャパシタ
ンス22aの電圧Vc1は0→Eボルトへ、第1のキャパ
シタンス22bの電圧Vc2はE→0ボルトへと変化し、
第2のダイオード3bが導通する。このとき、インダク
タンス23aを流れる電流Iaは、−E/2の電圧によ
り減少し始める。
【0049】その後、図4(d)では、第2のスイッチ
ング素子2bにオン信号が与えられ、電流(Ia+I
r)の極性が正から負に反転すると、上記第2のスイッ
チング素子2bとを入れ換えた形で図4(a)〜(d)
と同様に進む。なお、図4(a)〜(d)の動作の間に
おける第1及び第2のキャパシタンス22a,22bの
電圧Vc1,Vc2の変化を示すと、図4(e)のグラフの
ようになる。上述動作は、図2に示すインバータ4の第
3のアーム10c及び第4のアーム10d側についても
同様である。
【0050】以上のことから、ターンオフ時の電流I1
(0) が第1及び第2のキャパシタンス22a,22bの
充放電に必要な値以上となるように補助回路としてのイ
ンダクタンス23aの値Laを定め、図4(e)に示す
デッドタイム中に充放電が完了するようなキャパシタン
ス22a,22bの値を適宜選定することによって図2
に示す全てのスイッチング素子2a〜2dに対しロスレ
ススナバ回路としてのキャパシタンス22a〜22dを
効果的に利用したソフトスイッチングが実現可能とな
る。
【0051】ここで、X線高電圧装置では、管電圧の立
上がりの高速性が要求されるので、通常、整流回路(図
示せず。直流電源1に相当する。)の出力電圧、すなわ
ちインバータ4の入力電圧をある一定の値に設定した状
態でインバータ4のスイッチング素子2a〜2dを動作
させて曝射を開始する。しかし、このような動作方法で
は、ロスレススナバ回路を用いた場合、起動時(インバ
ータ4の動作開始時)において、そのキャパシタンス2
2a〜22dを必ず短絡し、スイッチング素子2a〜2
dの破壊が起こる可能性がある。
【0052】このため本発明においては、上記整流回路
(直流電源1)の出力電圧がゼロから位相差最大の状態
でインバータ4の動作を開始し、その後の上記整流回路
の出力電圧が設定電圧に達するまでその動作を続ける。
その後、曝射開始信号と同期してインバータ4の位相差
を小さくして負荷9に電力を供給し、X線を出力させ
る。
【0053】先述したような動作原理により、各スイッ
チング素子2a〜2dには、補助回路であるインダクタ
ンス23a,23bを通じてそのスイッチング素子2a
〜2dに逆並列接続されたダイオード3a〜3dに電流
が流れ、各スイッチング素子2a〜2dにはゼロボルト
ターンオンを実現し、ロスレススナバキャパシタンス2
2a〜22dの短絡を防止することができる。
【0054】この方法によれば、曝射開始以前において
は位相差が最大であるため、負荷9には電流が流れず
(電力が供給されず)、補助回路であるインダクタンス
23a,23bだけに電流が流れ、スイッチング素子2
a〜2dを破壊する危険性なく動作させることができ
る。
【0055】次に、図1に示す実施例に戻り、この実施
例の動作について図5、図8、図11及び図12を併用
して説明する。なお、図11中のスイッチング素子2a
〜2dは図1中のトランジスタ20a〜20dに対応す
る。
【0056】まず、図11のタイムチャートから分かる
ように、X線曝射準備信号により直流電源の電圧(イン
バータ入力電圧)の立上げと共にインバータ周期の前半
の半周期は第1のトランジスタ20aと第3のトランジ
スタ20cを同時にオン、後半の半周期は第2のトラン
ジスタ20bと第4のトランジスタ20を同時にオンさ
せてインバータ入力電圧が定常に達してもX線曝射開始
までは上記動作を繰り返して第1〜第4のロスレススナ
バキャパシタンス20a〜20dに電圧を充電させない
ようにする。
【0057】負荷としてのX線管17に印加する管電圧
及び管電流が決まると、その管電圧に対応した管電圧設
定信号G1 、及び管電流に対応した管電流設定信号G2
を位相決定回路70及び周波数決定回路76に入力す
る。
【0058】位相決定回路70では、上記管電圧設定信
号G1 及び管電流設定信号G2 から負荷抵抗値を求め、
この負荷抵抗値と管電圧とから前述の図8に示すグラフ
の関係を用いて、インバータ4の各トランジスタ20a
〜20dの動作位相差αを決定する。また、周波数決定
回路76では、上記管電圧設定信号G1 から図12に示
すグラフの関係を用いて、インバータ4の動作周波数を
決定する。
【0059】以上の動作位相差及び動作周波数に応じた
信号が周波数位相制御回路71に入力され、周波数位相
制御回路71ではこの信号から各トランジスタ20a〜
20dがターンオン及びターンオフする駆動信号を作成
する。
【0060】次に、図1において図示しないコントロー
ラからX線曝射信号G3 が上記周波数位相制御回路71
へ入力されると、インバータ4のトランジスタ20aを
ターンオンする信号が駆動回路72へ出力され、図11
に示すようにトランジスタ20aをオンする。これによ
り、+側(図中上側)の直流電源1とインダクタンス2
3aの回路により補助電流が流れる。位相差がαとなる
時間経過後にトランジスタ20dをターンオンする信号
が駆動回路75へ出力され、図11に示すようにトラン
ジスタ20dがオンし、−側(図中下側)の直流電源1
とインダクタンス23bの回路により補助電流が流れる
と同時に共振回路には+側(図中上側)の直流電源1と
−側(図中下側)の直流電源1の和の電圧が印加され、
共振電流が流れ始める。半周期経過し、周波数位相制御
回路71からトランジスタ20aをオフし、トランジス
タ20bをオンする信号が出力されると、駆動回路72
によりトランジスタ20aはオフし、その両端電圧はロ
スレススナバキャパシタンス22aにより抑制されて上
昇すると共に、インダクタンス23aの電流はトランジ
スタ20bと逆並列に接続されたダイオード3bに転流
し、トランジスタ20bの両端電圧はほぼゼロにクラン
プされ、負荷17に流れている共振電流の反転によりト
ランジスタ20bはゼロ電圧ターンオンとなる。
【0061】トランジスタ20dが180゜オンして、
これをオフする信号が周波数位相制御回路71から出力
されると、駆動回路75によりトランジスタ20dはオ
フし、その両端電圧はロスレススナバキャパシタンス2
2dにより抑制されて上昇すると共に、インダクタンス
23bの電流はトランジスタ20cと逆並列に接続され
たダイオード3cに転流し、トランジスタ20cの両端
電圧はほぼゼロにクランプされ、負荷17に流れている
共振電流の反転によりトランジスタ20cはゼロ電圧タ
ーンオンとなる。
【0062】これによって、トランジスタ20cと20
bがオン状態となり、共振回路にはこれまでと逆方向の
電流が流れ、以後は順次、周波数位相制御回路71から
の信号に従って各トランジスタ20a〜20dを駆動す
る。その結果、図5(i)に示すような共振電流It が
図1に示す高電圧変圧器7に流れ、X線管17には、設
定された管電圧が印加されると共に管電流が流れる。こ
のとき、第1のアーム10a〜第4のアーム10dに流
れる電流I1 〜I4 を見ると、図5(e)〜(h)に示
されるように、前述の図3及び図4で説明した動作原理
に従って、それぞれのトランジスタ20a〜20dの全
てにおいてターンオン時には負の値をとり、ターンオフ
時には正の値をとっていることが分かる。また、上記各
トランジスタ20a〜20dにかかる電圧の時間変化率
は図4を用いて説明したように小さくなっていることが
分かる。なお、図5に示したタイムチャートにおいて
は、各トランジスタ20a〜20d間のデッドタイム
は、便宜上省略してある。
【0063】上記位相決定回路70及び周波数決定回路
76は、図8,図12に示すような関係をテーブル化し
たメモリ、関数発生器又はオペアンプなどを用いて容易
に構成できるので詳細な説明は省略する。
【0064】図13に本発明による共振型DC−DCコ
ンバータの第2の実施例を示す。この例は、補助回路に
スイッチ(スイッチング素子)を設けたもので、この補
助回路以外は図1と同様であるのでその説明を省略す
る。
【0065】上述第1の実施例では、インバータ4の動
作中、補助回路に常に交流電流が流れ続ける。補助回路
のインダクタンス23a,22bの値は、位相差や負荷
条件が最悪のケースを想定して設計しなければならない
が、位相差やX線管17(負荷9)の種類によっては、
不必要な電流を流すことになり、トランジスタ20a〜
20dの導通損失やインダクタンス23a,22bの損
失の点で無駄の多い状態が存在する。そこで、第2の実
施例では、補助回路にスイッチング素子110〜113
を設け、トランジスタ20a〜20dの電流状態に応じ
て、トランジスタ20a〜20dのスイッチング期間に
のみ、ソフトスイッチング実現に必要な分だけ電流を流
す回路構成としている。この構成によって、いかなる位
相差や負荷範囲においても、第1の実施例よりも一層効
率のよい状態での動作が可能となる。なお、この図13
において、100〜103はダイオードである。
【0066】この補助回路の効果的な駆動方法は次の通
りである。すなわち、トランジスタ20aがターンオフ
する際の電流が、ロスレススナバキャパシタンス22a
の充放電に必要以上な値となるようにすればよいから、
トランジスタ20aのターンオフ時にスイッチング素子
110を、また同様に、トランジスタ20bをオフする
時点でスイッチング素子111を、トランジスタ20c
をオフする時点でスイッチング素子113を、そしてト
ランジスタ20dをオフする時点でスイッチング素子1
12を、それぞれ導通させればよい。このような方法に
よって、非常に広範囲のX線管17(負荷範囲)をもつ
X線高電圧装置に対しても、常に効率のよい動作を実現
できる。
【0067】図14は本発明による共振型DC−DCコ
ンバータの第3の実施例を示す回路図で、ここでは図1
と同様の構成にスイッチ200を付加したものである。
この場合、スイッチ200は、直流電源1の電圧の立ち
上げ時から上記整流器8の出力直流電圧が所定の電圧に
達するまでの動作開始期間(X線曝射開始前の、整流器
8の出力直流電圧がゼロボルトから所定の電圧に達する
までの期間)、上記変圧器7の一次側を短絡する(図1
5参照)。
【0068】これによれば、周波数位相制御回路71の
動作の正否に拘わらず、上記期間中、ロスレススナバキ
ャパシタンスに無用な充電がされる余地はなく、ロスレ
ススナバキャパシタンス22a〜22dの短絡を防いで
インバータ4の各スイッチング素子20a〜20dの過
電流がなくなり、それらスイッチング素子20a〜20
dの破壊が防止される。
【0069】図16は上記スイッチ200の具体的構成
例を示す回路図である。ここでは、変圧器7の一次側を
短絡する主スイッチとしてサイリスタ201,204を
逆並列に接続したものを用いたもので、X線曝射開始以
前はスイッチ202,205をオンして上記サイリスタ
201,204のゲートに電流を流し、それらを導通さ
せて高電圧変圧器7の一次側を短絡状態にし、X線曝射
開始信号G3で上記スイッチ202,205をオフして
サイリスタ201,204を非導通にし、X線管17
(負荷)にインバータ出力(整流器8の出力直流電圧)
を与えるものである。なお、図16において、203,
206は各々保護抵抗を示す。
【0070】図17は本発明による共振型DC−DCコ
ンバータの第4の実施例を示す回路図で、ここでは上記
スイッチ200をインバータ4の出力端相互間に接続し
たもので、このような構成でも上述第3の実施例と同様
の効果が得られる。また、上述第3及び第4の実施例に
おいても、図13に示したような補助回路、すなわちイ
ンダクタンス23a,23bに、ダイオード100〜1
03及びスイッチング素子110〜113を付加してな
る補助回路を適用することができる。
【0071】なお上述各実施例では、インバータ4や補
助回路に用いたスイッチング素子としてトランジスタを
使用したが、これのみに限らず、GTOを使用してもよ
く、更に高周波化するにはMOS FET,IGBT,
SIトランジスタ,SIサイリスタなどのスイッチング
素子を用いてもよい。また、インバータ4の直流電源1
は、バッテリでもよく、商用電源を整流したものでもよ
い。更に、負荷はX線管17に限られず、他の一般的な
負荷でもよい。また、補助回路は負荷範囲や制御する位
相差の範囲が狭い場合などには、いずれか一方、例えば
インダクタンス23a側だけに設けるようにしてもよ
い。更に、周波数位相制御回路71は、通常の比例−積
分制御が一般的であるが、一度ディジタル値に変換して
ソフトウェアによる制御を適用することも可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンバータの第1及び第2のスイッチング素子の接続点と
直流電源の中性点との間、並びに第3及び第4のスイッ
チング素子の接続点と直流電源の中性点との間のいずれ
か一方又は両方にインダクタンスを補助回路として接続
したことにより、上記インバータの各アームに流れる電
流がターンオン時に負となり、ターンオフ時には正とな
る位相差の動作モードを常に維持でき、ダイオードのリ
カバリ電流に起因するスイッチング素子の破壊を防止す
ることができるという効果がある。
【0073】また、上記インバータの第1〜第4のスイ
ッチング素子にはキャパシタンスをロスレススナバ回路
としてそれぞれ並列に接続したことにより、デッドタイ
ム期間中の上記ロスレススナバキャパシタンスの充放電
によって各スイッチング素子にかかる電圧の時間変化率
の小さいソフトスイッチング素子が実現できる。したが
って、上記スイッチング素子にかかる電圧の変化率が小
さく、ノイズを低減することができると共に、そのスイ
ッチング素子での損失を低減して高効率化を図ることが
できるという効果がある。
【0074】更に、インバータ動作開始時においてロス
レススナバキャパシタンスに無用な充電がなされないの
で、ロスレススナバキャパシタンスの短絡を防いでイン
バータの各スイッチング素子の過電流がなくなり、それ
らスイッチング素子の破壊を防止することができるとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による共振型DC−DCコンバータの一
実施例を示す回路図である。
【図2】同上共振型DC−DCコンバータにおける主回
路構成部の等価回路図である。
【図3】同上主回路構成部の動作原理を説明するための
タイムチャートである。
【図4】同上主回路構成部における第1のスイッチング
素子及び第2のスイッチング素子の動作モードを説明す
るための図である。
【図5】図1に示す回路の動作を説明するためのタイム
チャートである。
【図6】従来の共振型DC−DCコンバータの回路図で
ある。
【図7】従来の共振型DC−DCコンバータの動作を説
明するためのタイムチャートである。
【図8】従来の位相差制御方式の共振型DC−DCコン
バータにおける位相差と出力電圧との関係を負荷抵抗を
パラメータとして示したグラフである。
【図9】ロスレススナバ回路を用いないときのターンオ
フ波形を示す図である。
【図10】従来のロスレススナバ回路の例を示す図であ
る。
【図11】図1中のX線管のX線曝射準備からX線曝射
を経て定常動作に至るまでのインバータの各スイッチン
グ素子の駆動制御を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図12】インバータ周波数と出力電圧の関係を位相差
αをパラメータとして表わした図である。
【図13】本発明による共振型DC−DCコンバータの
第2の実施例を示す回路図である。
【図14】本発明による共振型DC−DCコンバータの
第3の実施例を示す回路図である。
【図15】図14中のX線管のX線曝射準備からX線曝
射を経て定常動作に至るまでの各部の動作を示すタイム
チャートである。
【図16】図14中のスイッチの具体例を示す回路図で
ある。
【図17】本発明による共振型DC−DCコンバータの
第4の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
1……直流電源 3a〜3d……第1〜第4のダイオード 4……インバータ 5……インダクタンス 6,12……キャパシタンス 7……高電圧変圧器 8……高電圧整流器 10a〜10d……第1〜第4のアーム 17……X線管(負荷) 20a〜20d……第1〜第4のトランジスタ(第1〜
第4のスイッチング素子) 22a〜22d……ロスレススナバキャパシタンス 23a,23b……インダクタンス(補助回路) 70……位相決定回路 71……周波数位相制御回路 72〜75……トランジスタの駆動回路 76……周波数決定回路 200……スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠山 敬信 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中性点を有する直流電源と、 この直流電源の正極に接続された第1のスイッチング素
    子及び負極に接続された第2のスイッチング素子からな
    る第1の直列接続体を有すると共に上記正極に接続され
    た第3のスイッチング素子及び負極に接続された第4の
    スイッチング素子からなり上記第1の直列接続体に並列
    接続された第2の直列接続体を有しかつ上記第1〜第4
    のスイッチング素子にそれぞれ逆並列接続された第1〜
    第4のダイオードを有し上記直流電源からの直流を交流
    に変換するインバータと、 このインバータの出力側に接続された少なくとも変圧器
    を含んだインバータ出力回路と、 上記変圧器に接続されその出力を直流に変換する整流器
    とを有してなり、 上記整流器の出力側に接続される負荷に所望の電圧,電
    流にて直流出力を供給する共振型DC−DCコンバータ
    において、 上記第1〜第4のスイッチング素子にそれぞれ並列接続
    された第1〜第4のロスレススナバキャパシタンスと、 上記第1及び第2のスイッチング素子の接続点と上記直
    流電源の中性点との間、並びに上記第3及び第4のスイ
    ッチング素子の接続点と上記直流電源の中性点との間の
    いずれか一方又は両方に接続されたインダクタンスを備
    えてなる補助回路と、 上記第1及び第2のスイッチング素子は180゜の位相
    差で交互にオンさせ、上記第3及び第4のスイッチング
    素子も同様に180゜の位相差でオンさせると共に、上
    記スイッチング素子のオン時間は、上記インバータの動
    作周期の1/2よりも僅かに小さく設定して上記第1及
    び第2のスイッチング素子のオン時点相互間と上記第3
    及び第4のスイッチング素子のオン時点相互間の各々に
    デッドタイムを設け、かつ第1のスイッチング素子がタ
    ーンオンしてから第4のスイッチング素子がターンオン
    する位相差及び第2のスイッチング素子がターンオンし
    てから第3のスイッチング素子がターンオンする位相差
    を各々変化させることによって上記負荷に供給する電力
    を制御すると共に、上記第1〜第4のスイッチング素子
    へオン信号が入力される時点では、上記第1〜第4のダ
    イオードが通電中となる周波数及び位相差で上記第1〜
    第4のスイッチング素子を駆動させ、上記直流電源の電
    圧の立ち上げ時から上記整流器の出力直流電圧が所定の
    電圧に達するまでの動作開始期間において上記位相差を
    最大の状態で上記各スイッチング素子を駆動させる制御
    手段とを具備することを特徴とする共振型DC−DCコ
    ンバータ。
  2. 【請求項2】 中性点を有する直流電源と、 この直流電源の正極に接続された第1のスイッチング素
    子及び負極に接続された第2のスイッチング素子からな
    る第1の直列接続体を有すると共に上記正極に接続され
    た第3のスイッチング素子及び負極に接続された第4の
    スイッチング素子からなり上記第1の直列接続体に並列
    接続された第2の直列接続体を有しかつ上記第1〜第4
    のスイッチング素子にそれぞれ逆並列接続された第1〜
    第4のダイオードを有し上記直流電源からの直流を交流
    に変換するインバータと、 このインバータの出力側に接続された少なくとも変圧器
    を含んだインバータ出力回路と、 上記変圧器に接続されその出力を直流に変換する整流器
    とを有してなり、 上記整流器の出力側に接続される負荷に所望の電圧,電
    流にて直流出力を供給する共振型DC−DCコンバータ
    において、 上記第1〜第4のスイッチング素子にそれぞれ並列接続
    された第1〜第4のロスレススナバキャパシタンスと、 上記第1及び第2のスイッチング素子の接続点と上記直
    流電源の中性点との間、並びに上記第3及び第4のスイ
    ッチング素子の接続点と上記直流電源の中性点との間の
    いずれか一方又は両方に接続されたインダクタンスを備
    えてなる補助回路と、 上記第1及び第2のスイッチング素子は180゜の位相
    差で交互にオンさせ、上記第3及び第4のスイッチング
    素子も同様に180゜の位相差でオンさせると共に、上
    記スイッチング素子のオン時間は、上記インバータの動
    作周期の1/2よりも僅かに小さく設定して上記第1及
    び第2のスイッチング素子のオン時点相互間と上記第3
    及び第4のスイッチング素子のオン時点相互間の各々に
    デッドタイムを設け、かつ第1のスイッチング素子がタ
    ーンオンしてから第4のスイッチング素子がターンオン
    する位相差及び第2のスイッチング素子がターンオンし
    てから第3のスイッチング素子がターンオンする位相差
    を各々変化させることによって上記負荷に供給する電力
    を制御すると共に、上記第1〜第4のスイッチング素子
    へオン信号が入力される時点では、上記第1〜第4のダ
    イオードが通電中となる周波数及び位相差で上記第1〜
    第4のスイッチング素子を駆動させ、上記直流電源の電
    圧の立ち上げ時から上記整流器の出力直流電圧が所定の
    電圧に達するまでの動作開始期間において上記変圧器一
    次側又は上記インバータ出力端相互間を短絡させつつ上
    記位相差を最大の状態で上記各スイッチング素子を駆動
    させる制御手段とを具備することを特徴とする共振型D
    C−DCコンバータ。
  3. 【請求項3】 負荷はX線管であることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の共振型DC−DCコンバータ。
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