JPH06292385A - 誘導電動機のディジタル電流制御方法 - Google Patents
誘導電動機のディジタル電流制御方法Info
- Publication number
- JPH06292385A JPH06292385A JP5077979A JP7797993A JPH06292385A JP H06292385 A JPH06292385 A JP H06292385A JP 5077979 A JP5077979 A JP 5077979A JP 7797993 A JP7797993 A JP 7797993A JP H06292385 A JPH06292385 A JP H06292385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- value
- digital current
- current value
- digital
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘導電動機への供給電流値の検出から、実質
的に時間遅れを発生させずに、供給電流値に対応するデ
ィジタル電流指令値を与えることができるディジタル電
流制御方法。 【構成】 すべり周波数ベクトル制御装置1から与えら
れるディジタル電流指令値と、PWM回路5に制御され
て誘導電動機9に流される電流を示すディジタル電流値
との偏差を偏差演算器2により各サンプリングタイミン
グ毎に算出し、算出した偏差に基づく電圧指令値でPW
M回路に指示を行なうディジタル電流制御方法であっ
て、現在の前記ディジタル電流値と過去の前記ディジタ
ル電流値との間の偏差に定数を乗じたものと、現在のデ
ィジタル電流値とを加算して電流予測器6が予測電流値
を算出し、前記ディジタル電流値の代わりに予測電流値
を出力する。
的に時間遅れを発生させずに、供給電流値に対応するデ
ィジタル電流指令値を与えることができるディジタル電
流制御方法。 【構成】 すべり周波数ベクトル制御装置1から与えら
れるディジタル電流指令値と、PWM回路5に制御され
て誘導電動機9に流される電流を示すディジタル電流値
との偏差を偏差演算器2により各サンプリングタイミン
グ毎に算出し、算出した偏差に基づく電圧指令値でPW
M回路に指示を行なうディジタル電流制御方法であっ
て、現在の前記ディジタル電流値と過去の前記ディジタ
ル電流値との間の偏差に定数を乗じたものと、現在のデ
ィジタル電流値とを加算して電流予測器6が予測電流値
を算出し、前記ディジタル電流値の代わりに予測電流値
を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流検出遅れを補償でき
る、誘導電動機のディジタル電流制御方法に関する。
る、誘導電動機のディジタル電流制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル電流制御方法では、誘
導電動機の各相(u,v,w)の電流を検出し、ディジ
タル値に変換し、そのディジタル値と各相電流指令値と
の偏差を検出し、ゲイン(定数)を乗じ、電圧出力変換
器により、各相電圧指令値としてPWM回路に出力し
て、各相の電流が電流指令値どおりになるように制御し
ている。
導電動機の各相(u,v,w)の電流を検出し、ディジ
タル値に変換し、そのディジタル値と各相電流指令値と
の偏差を検出し、ゲイン(定数)を乗じ、電圧出力変換
器により、各相電圧指令値としてPWM回路に出力し
て、各相の電流が電流指令値どおりになるように制御し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法にあって
は、各相の電流検出時刻と各相電圧指令出力時刻との時
間差を考慮していない。電圧指令出力時には、電流は電
流検出時刻の値より変化しているはずである。従来の方
法は、時間差(遅れ)を考慮して電圧指令値を算出して
いないので、ゲイン(定数)を大きく取ると、制御系が
不安定になりその結果制御不能になってしまう。また、
制御系が不安定になる限界まで、ゲイン(定数)を大き
くしても、電流の追随性が悪く、結果として正規のトル
クが出力されないという問題がある。
は、各相の電流検出時刻と各相電圧指令出力時刻との時
間差を考慮していない。電圧指令出力時には、電流は電
流検出時刻の値より変化しているはずである。従来の方
法は、時間差(遅れ)を考慮して電圧指令値を算出して
いないので、ゲイン(定数)を大きく取ると、制御系が
不安定になりその結果制御不能になってしまう。また、
制御系が不安定になる限界まで、ゲイン(定数)を大き
くしても、電流の追随性が悪く、結果として正規のトル
クが出力されないという問題がある。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、前記時間差を減
少させて安定に制御できるディジタル電流制御方法を提
供することを目的とする。
少させて安定に制御できるディジタル電流制御方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル電流
制御方法は、すべり周波数ベクトル制御装置から与えら
れるディジタル電流指令値と、PWM回路に制御されて
誘導電動機に流される電流を示すディジタル電流値との
偏差を各サンプリングタイミング毎に算出し、算出した
偏差に基づく電圧指令値でPWM回路に指示を行なうデ
ィジタル電流制御方法であって、現在の前記ディジタル
電流値と過去の前記ディジタル電流値との間の偏差に定
数を乗じたものと、現在のディジタル電流値とを加算
し、その結果を予測電流値とし、前記ディジタル電流指
令値と前記ディジタル電流値との偏差を算出するに際
し、ディジタル電流値の代わりに予測電流値を用いる。
制御方法は、すべり周波数ベクトル制御装置から与えら
れるディジタル電流指令値と、PWM回路に制御されて
誘導電動機に流される電流を示すディジタル電流値との
偏差を各サンプリングタイミング毎に算出し、算出した
偏差に基づく電圧指令値でPWM回路に指示を行なうデ
ィジタル電流制御方法であって、現在の前記ディジタル
電流値と過去の前記ディジタル電流値との間の偏差に定
数を乗じたものと、現在のディジタル電流値とを加算
し、その結果を予測電流値とし、前記ディジタル電流指
令値と前記ディジタル電流値との偏差を算出するに際
し、ディジタル電流値の代わりに予測電流値を用いる。
【0006】好ましくは、前記過去のディジタル電流値
として、1サンプリングタイミング前のディジタル電流
値を用い、前記定数は0以上1以下とする。
として、1サンプリングタイミング前のディジタル電流
値を用い、前記定数は0以上1以下とする。
【0007】
【作用】このように構成したディジタル電流制御装置に
おいて、u,v,w各相の電流が読み込まれ、ディジタ
ル値に変換される。現時点で得られた電流検出値と1サ
ンプリングタイミングだけ過去の電流検出値の変化分に
適当な定数(0≦kx ≦1)を乗じ、現時点で得られた
電流検出値に加える。この値を電流予測値として偏差を
求め、u,v,w各相の電圧出力値を演算し、PWM回
路に出力することにより、時間遅れは減少され各相の電
流が指令値に一致するようになる。
おいて、u,v,w各相の電流が読み込まれ、ディジタ
ル値に変換される。現時点で得られた電流検出値と1サ
ンプリングタイミングだけ過去の電流検出値の変化分に
適当な定数(0≦kx ≦1)を乗じ、現時点で得られた
電流検出値に加える。この値を電流予測値として偏差を
求め、u,v,w各相の電圧出力値を演算し、PWM回
路に出力することにより、時間遅れは減少され各相の電
流が指令値に一致するようになる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のディジタル電流制御装置の
一実施例を示すブロック図、図2は図1の実施例の動作
を示すグラフである。すべり周波数ベクトル制御装置1
(以降、ベクトル制御装置1と略記する)は、トルク指
令および位置検出器10により検出された誘導電動機9
の回転子の位置データにより、u,v,w各相のディジ
タル電流指令値を出力する。
て説明する。図1は本発明のディジタル電流制御装置の
一実施例を示すブロック図、図2は図1の実施例の動作
を示すグラフである。すべり周波数ベクトル制御装置1
(以降、ベクトル制御装置1と略記する)は、トルク指
令および位置検出器10により検出された誘導電動機9
の回転子の位置データにより、u,v,w各相のディジ
タル電流指令値を出力する。
【0009】誘導電動機9の各相の電流値は電流センサ
8により検出され、電流制御部の電流検出器7に入力さ
れ、アナログ値からディジタル値に変換される。電流予
測器6は、電流検出器7から与えられた電流検出値に基
づき、電流予測値を算出する。ここで、電流予測値の算
出について図2を参照して説明する。現時点、すなわち
時刻tn における電流値をi(n)とし、1ステップ以
前すなわち、時刻tn-1 の電流値をi(n−1)、プロ
グラム上あるいは実験結果から適宜選択される定数kx
(0≦kx ≦1)、kx に依存し時刻tn において、回
路等の遅れにより、実際に指令が実行される時刻t′に
おける電流値として予測される予測電流値をi* (n)
とすると、予測電流値i* (n)は下記の式(1)によ
り求めることができる。
8により検出され、電流制御部の電流検出器7に入力さ
れ、アナログ値からディジタル値に変換される。電流予
測器6は、電流検出器7から与えられた電流検出値に基
づき、電流予測値を算出する。ここで、電流予測値の算
出について図2を参照して説明する。現時点、すなわち
時刻tn における電流値をi(n)とし、1ステップ以
前すなわち、時刻tn-1 の電流値をi(n−1)、プロ
グラム上あるいは実験結果から適宜選択される定数kx
(0≦kx ≦1)、kx に依存し時刻tn において、回
路等の遅れにより、実際に指令が実行される時刻t′に
おける電流値として予測される予測電流値をi* (n)
とすると、予測電流値i* (n)は下記の式(1)によ
り求めることができる。
【0010】 i* (n)=i(n)+kx ・(i(n)−i(n−1))・・・(1) すなわち、回路等の時間遅れをkx で吸収し、時刻tn
における電流値i(n)として、電流予測値i* (n)
を与えることにより、正確な制御をしようとするもので
ある。
における電流値i(n)として、電流予測値i* (n)
を与えることにより、正確な制御をしようとするもので
ある。
【0011】偏差演算器2は、u,v,w相電流指令値
と電流予測値との偏差を求める。乗算器3は、偏差演算
器2によって求められた偏差と、与えられたゲインKと
の乗算を行う。電圧出力変換器4は、乗算の結果に基づ
いて、PWM回路5にu,v,w相電圧指令値を出力
し、PWM回路5の出力電流の偏差が打消されるように
u,v,w各相の電流を制御する。
と電流予測値との偏差を求める。乗算器3は、偏差演算
器2によって求められた偏差と、与えられたゲインKと
の乗算を行う。電圧出力変換器4は、乗算の結果に基づ
いて、PWM回路5にu,v,w相電圧指令値を出力
し、PWM回路5の出力電流の偏差が打消されるように
u,v,w各相の電流を制御する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディジタ
ル電流制御において用いられている電流検出値を、演算
時間のおくれを考慮した予測電流値にすることにより、
制御系のゲイン(定数)を大きく取れるようになり、そ
の結果指令値に検出値がよく一致する効果が生ずる。
ル電流制御において用いられている電流検出値を、演算
時間のおくれを考慮した予測電流値にすることにより、
制御系のゲイン(定数)を大きく取れるようになり、そ
の結果指令値に検出値がよく一致する効果が生ずる。
【図1】本発明のディジタル電流制御方法の一実施例が
適用されたディジタル電流制御装置を示すブロック図で
ある。
適用されたディジタル電流制御装置を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の装置の動作を示すグラフである。
1 すべり周波数ベクトル制御装置 2 偏差演算器 3 ゲイン(定数) 4 電圧出力変換器 5 PWM回路 6 電流予測器 7 電流検出器 8 電流センサ 9 誘導電動機 10 位置検出器 Δt サンプリング時間
Claims (2)
- 【請求項1】 すべり周波数ベクトル制御装置から与え
られるディジタル電流指令値と、PWM回路に制御され
て誘導電動機に流される電流を示すディジタル電流値と
の偏差を各サンプリングタイミング毎に算出し、算出し
た偏差に基づく電圧指令値でPWM回路に指示を行なう
ディジタル電流制御方法において、 現在の前記ディジタル電流値と過去の前記ディジタル電
流値との間の偏差に定数を乗じたものと、現在のディジ
タル電流値とを加算し、その結果を予測電流値とし、前
記ディジタル電流指令値と前記ディジタル電流値との偏
差を算出するに際し、ディジタル電流値の代わりに予測
電流値を用いることを特徴とするディジタル電流制御方
法。 - 【請求項2】 前記過去のディジタル電流値として、1
サンプリングタイミング前のディジタル電流値を用い、
前記定数は0以上1以下である請求項1記載のディジタ
ル電流制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077979A JPH06292385A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 誘導電動機のディジタル電流制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077979A JPH06292385A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 誘導電動機のディジタル電流制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06292385A true JPH06292385A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13649011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5077979A Pending JPH06292385A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 誘導電動機のディジタル電流制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06292385A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005312274A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 交流電動機の制御装置 |
| JP2009077513A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Meidensha Corp | 電圧型pwmインバータ装置の出力電流検出方法 |
| JP2014073029A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Fuji Electric Co Ltd | 交流電動機の制御装置 |
| JP2021141629A (ja) * | 2020-03-02 | 2021-09-16 | 三菱電機株式会社 | 交流回転電機の制御装置 |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP5077979A patent/JPH06292385A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005312274A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 交流電動機の制御装置 |
| JP2009077513A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Meidensha Corp | 電圧型pwmインバータ装置の出力電流検出方法 |
| JP2014073029A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Fuji Electric Co Ltd | 交流電動機の制御装置 |
| JP2021141629A (ja) * | 2020-03-02 | 2021-09-16 | 三菱電機株式会社 | 交流回転電機の制御装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7187155B2 (en) | Leakage inductance saturation compensation for a slip control technique of a motor drive | |
| JP2000354380A (ja) | モータ制御装置 | |
| JP2006054995A (ja) | 交流電動機の駆動制御装置および駆動制御方法 | |
| JP2001037248A (ja) | インバータ装置 | |
| JP2005245117A (ja) | 電力用アクティブフィルタ | |
| JPH06292385A (ja) | 誘導電動機のディジタル電流制御方法 | |
| JP2943377B2 (ja) | 誘導電動機のベクトル制御装置 | |
| JPH07170799A (ja) | 交流電動機の制御方法と装置および電動機電流の補正方法 | |
| EP0373227B1 (en) | Current control device for pwm control | |
| JP3099681B2 (ja) | 交流電動機の可変速制御装置 | |
| JPH08223920A (ja) | コンバータの制御方法とその装置及びそれに使用するコンバータ交流電流の補正方法 | |
| JP2827792B2 (ja) | 帰還制御装置及び制御方法 | |
| JPH07123763A (ja) | 速度推定オブザーバ | |
| JP3528108B2 (ja) | 誘導電動機の適応滑り周波数形ベクトル制御方法及び装置 | |
| JP2933846B2 (ja) | デッドタイム補正機能を有するpwmインバータ | |
| JPH1023800A (ja) | 誘導電動機の速度制御方法 | |
| KR100294891B1 (ko) | 유도 전동기의 누설 인덕턴스 추정방법 | |
| JP3160778B2 (ja) | インバータ駆動電動機の速度推定方法及び装置並びにその速度推定方法を用いてなる電動機のベクトル制御装置 | |
| JP2817538B2 (ja) | 帰還制御装置及び制御方法 | |
| JP2774246B2 (ja) | 電流形コンバータの制御装置 | |
| JP2901659B2 (ja) | 電力変換器の制御方法 | |
| KR970024505A (ko) | 유도 전동기의 벡터 제어 장치 및 그 방법 | |
| JP3555965B2 (ja) | インバータの制御方法 | |
| JP2003047299A (ja) | Pmモータのベクトル制御方式 | |
| WO2024214379A1 (ja) | モータ制御装置、モータ制御方法、及びモータ制御システム |