JPH06294207A - ボイラ火炉内足場の設置方法 - Google Patents

ボイラ火炉内足場の設置方法

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JPH06294207A
JPH06294207A JP10620693A JP10620693A JPH06294207A JP H06294207 A JPH06294207 A JP H06294207A JP 10620693 A JP10620693 A JP 10620693A JP 10620693 A JP10620693 A JP 10620693A JP H06294207 A JPH06294207 A JP H06294207A
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scaffolding
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誠兒 前原
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一 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火炉内に足場を簡単に設置できるようにする
こと。 【構成】 停止した火炉の一壁に設けた開口部6の外側
よりワイヤ用梁を送り装置にて挿入し、対向する他の壁
に設けた開口部7より前記ワイヤ用梁の先端をつかみ取
り、この開口部の外側に設置したワイヤ巻取り装置22
のワイヤ23を前記ワイヤ用梁の先端に連結する。次
に、このワイヤ23を連結したワイヤ用梁を元の位置に
戻して火炉内にワイヤ23を張架する。次に、このワイ
ヤ23に足場板8を取付け、ワイヤ巻取り装置22で火
炉内に引込んで、足場板8を前段階ですでに架設してい
る支持梁5で支持しながら火炉に架設し、細長い足場を
構築する。次に、前記ワイヤ用梁及びワイヤ23を利用
して安全索24を足場板8と同様な方法で火炉内に張架
する。次に、前記細長い足場を利用してアコーディオン
状の長尺板により必要な足場を敷設していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、停止したボイラの火炉
内に足場を設置する方法に関し、特に火炉の底面から比
較的高い火炉内上部に足場を設置するのに最適な方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に点検・保守などのためにボイラを
停止して、その火炉内に足場を設置することが行われる
が、近年は、足場設置期間の短縮のために火炉底部から
組み上げることなく、火炉内の上部に水平ステージを設
けることが検討されている。
【0003】図8〜図10は、その一例として、火炉1
の最上部及び炉底近くに2段の水平ステージ2a,2b
を設置した状態を示す。この例では、ボイラの停止後、
作業員が火炉1内に入ることなく火炉1の一方の対向す
る両壁、本例では前後壁に設けた複数対の開口部3,4
を開き、各対になった前壁開口部3と後壁開口部4との
間にそれぞれ支持梁5を渡し、その後足場板の挿入作業
に移ることになっている。
【0004】すなわち、火炉1の他方の対向する両壁、
本例では左右側壁に設けた一対(複数対でも良い)の開
口部6,7を開き、そこから足場板8を挿入して支持梁
5上に乗せ、対向する両壁間に中央足場9を設置する。
【0005】以上が第1段階であり、第2段階として
は、第1段階で構築した幅400mm程度の細長い足場
9と直交する方向、本例では前後方向に、別の足場板1
0を順次設置していき、水平ステージを完成させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上述べた
ボイラ火炉内足場の設置において、支持梁5を火炉1内
に挿入する技術としては例えば本出願人が平成4年7月
13日に出願した実願平4−54846号のものがあっ
て、確立されているが、足場板8の挿入とそれに続く足
場板10を安全に設置する技術についてはいまだ具体的
に確立されていない。
【0007】すなわち、支持梁5を架設しても足場板8
の挿入と設定は火炉1内に作業員が入って行なわざるを
得ないが、その時点では火炉内の墜落防止策は施されて
おらず、かかる作業を安全索等もない状態で遂行するの
は危険であり、実際的でない。
【0008】また、足場板10は工数低減のために部材
の長尺化が有効であり、幅300〜400mm、全長4
000〜6000mmのものも使用されているが、火炉
1内に搬入するには狭い開口部6,7を通さなければな
らず、炉外にも各種機器が設置されているので、長尺の
板を自在に持ち運ぶのは容易ではない。
【0009】そして、前述した図10は火炉内上部に水
平ステージを設置する途中の状態を示しているが、中央
の足場9上の作業者が火炉1の前後方向に長尺の足場板
10を設置するのは相当困難な作業になっている。なぜ
なら、軽量材を使うことにより足場板10の重量は35
〜40Kg程度に出来るが、図10の場合、作業者が1
名で足場板10の片端しか持てないため大きな曲げモー
メントを支持しなければならないからである。
【0010】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、火炉内の比較的高いレベ
ルに、作業者が火炉内に入ることなく第1段階の足場板
及び安全索を設置することができ、さらに第2段階の足
場板も作業者に大きな負担を強いることなく設置するこ
とができるボイラ火炉内足場の設置方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、停止したボイラの火炉内に足場を設置
するために火炉の一方の対向する両壁間に架設した複数
の支持梁上に足場を設置する方法において、火炉の他方
の対向する両壁の一壁に設けた開口部の外側よりワイヤ
用梁を送り装置にて挿入し、対向する他の壁に設けた開
口部より前記ワイヤ用梁の先端をつかみ取り、この開口
部の外側に設置したワイヤ巻取り装置のワイヤを前記ワ
イヤ用梁の先端に連結する段階と、このワイヤを連結し
たワイヤ用梁を元の位置に戻して火炉内にワイヤを張架
する段階と、このワイヤに足場板を取付け、前記ワイヤ
巻取り装置で火炉内に引込んで、該足場板を前記支持梁
で支持しながら前記火炉の他方の対向する両壁間に架設
し、細長い足場を構築する段階と、前記ワイヤ用梁及び
ワイヤを利用して安全索を前記足場板と同様な方法で火
炉内に張架する段階と、前記細長い足場を利用してアコ
ーディオン状の長尺板により必要な足場を敷設していく
段階とを包含する。
【0012】
【作用】上記の手段によれば作業員が墜落防止対策の施
されていない火炉内に入ることなく足場板及び安全索を
設置することが可能となる。この場合、火炉内には既に
前段階として足場板挿入方向と直交する方向に足場板支
持梁が架設されているので、足場の挿入長さが相当長い
場合でも容易に対向する開口部まで引き込むことができ
る。
【0013】また、安全索を設置の後は、作業員が火炉
内に入り、残った足場板を自在に敷き詰めていくことに
より、火炉内点検のための水平ステージが完成する。こ
の場合、作業員には足場板をふりまわすことによる大き
な曲げモーメントが負荷されないので、非熟練者にも容
易に作業ができる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して本発明の一実施
例について詳細に説明する。まず、図1〜図5は本発明
を図8、図9に示したボイラ火炉に適用した場合の実施
手順であり、図8、図9中の火炉1の側壁開口部6,7
及びステージ支持梁5が抽出して描かれている。
【0015】そして、本実施例によれば、火炉1の側壁
開口部6の外側より人力又は機械的な送り装置(図示せ
ず)にてワイヤ用梁21を挿入し、対向する側壁開口部
7よりワイヤ用梁21の先端をつかみ取る。次に、この
開口部7の外側に設置されているワイヤ巻取り装置22
のワイヤ23をワイヤ用梁21の先端に連結し、ワイヤ
用梁21を元の位置に戻す。これにより、火炉1内にワ
イヤ23を張ることができる。
【0016】その次に、このワイヤ23に足場板8を取
付け、ワイヤ巻取り装置22で足場板8を火炉1内に引
き込む。この場合、足場板8は前段階で架設されたステ
ージ支持梁5で途中支持されるので、相当長いものでも
たわみを気にすることなく引き込むことができる。
【0017】安全索24の設置も同手順による。すなわ
ち、まずワイヤ用梁21を火炉1内に挿入し、これにワ
イヤ23を取付け、元の位置に戻して、火炉巾方向にワ
イヤ23を張る。それから、安全索24をワイヤ23に
取付け、火炉1内に巻取り、先ほど設置した足場板8の
上の適当なレベルになるように両側壁の開口部6,7の
外側より固定する。以後、この安全索24を命綱として
作業員が火炉1内に入って行ける。
【0018】なお、ワイヤ23を安全索として使用する
こともでき、この場合にはワイヤと安全索の取替え作業
を省略できる。そして、ワイヤ用梁21を火炉1内に挿
入し、元の位置に戻すところで、安全索の設置が終了す
ることになる。
【0019】このようにして、安全索が張られた後、作
業員が側壁開口部6より、図6に示すようにアコーディ
オン状に折り畳むことができる長尺の足場板25を持っ
て、図7に示すように火炉内中央足場9に入る。そし
て、前壁及び後壁の開口部3,4より人力又は機械的な
送り装置(図示せず)によりワイヤ26を送り込み、ス
テージ支持梁5上の作業者が、足場板25の一端に設置
されたワイヤ取付金物27(図6参照)に取付けた後、
炉外の作業者が開口部3,4の炉外より引っ張る。前壁
と後壁との間にはステージ支持梁5がすでに架設されて
いるので、足場板11はこの支持梁5に沿って展伸す
る。それから作業者が順次中央足場9上の必要な位置に
移動し、複数個の前壁及び後壁の開口部3,4の間に足
場板25を順次敷設していく。
【0020】なお、本実施例では、比較的大容量のボイ
ラを想定したので、長尺の足場板25の適用をボイラ前
壁と後壁との間の展伸にとどめたが、側壁間距離の短い
ボイラでは第1段階の足場設置にも適用可能である。ま
た、足場板25の折り畳んだ状態での大きさはボイラの
マンホールのような開口を通過できる大きさとするが、
必要あれば、この状態とあわせてマンホールを大型化し
てもよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るボイラ
火炉内足場設置方法を用いることにより、火炉内の比較
的高いレベルに、作業者が火炉内に入ることなく第1段
階の足場板及び安全索を設置することができる。さら
に、第2段階の足場板の作業者に大きな負担を強いるこ
となく敷設することができる。従って、本発明によれ
ば、火炉内足場の設置に要する時間及び人件費の節減は
もちろんのこと特殊技能者を必要としないので、効率的
な定期点検スケジュールの策定及び突発的なボイラ停止
にも十分対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボイラ火炉内足場設置方法を示す
図である。
【図2】本発明に係るボイラ火炉内足場設置方法の第1
ステップを示す図である。
【図3】本発明に係るボイラ火炉内足場設置方法の第2
ステップを示す図である。
【図4】本発明に係るボイラ火炉内足場設置方法の第3
ステップを示す図である。
【図5】本発明に係るボイラ火炉内足場設置方法の第4
ステップで、第1段階終了直前の状態を示す図である。
【図6】本発明に係るボイラ火炉内足場設置方法で用い
られる長尺の足場板を示す図である。
【図7】本発明に係るボイラ火炉内足場設置方法の第5
ステップで、第2段階途中の状態を示す図である。
【図8】ボイラ火炉内足場の一例として上下ステージの
位置を示す図である。
【図9】図8中の上段ステージの概念を示す図である。
【図10】従来のボイラ火炉内足場の設置例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 火炉 3 開口部 4 開口部 5 支持梁 6 開口部 7 開口部 8 足場板 9 中央足場 21 ワイヤ用梁 22 ワイヤ巻取り装置 23 ワイヤ 24 安全索 25 足場板(長尺板) 26 ワイヤ 27 ワイヤ取付金物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】停止したボイラの火炉内に足場を設置する
    ために火炉の一方の対向する両壁間に架設した複数の支
    持梁上に足場を設置する方法において、火炉の他方の対
    向する両壁の一壁に設けた開口部の外側よりワイヤ用梁
    を送り装置にて挿入し、対向する他の壁に設けた開口部
    より前記ワイヤ用梁の先端をつかみ取り、この開口部の
    外側に設置したワイヤ巻取り装置のワイヤを前記ワイヤ
    用梁の先端に連結する段階と、このワイヤを連結したワ
    イヤ用梁を元の位置に戻して火炉内にワイヤを張架する
    段階と、このワイヤに足場板を取付け、前記ワイヤ巻取
    り装置で火炉内に引込んで、該足場板を前記支持梁で支
    持しながら前記火炉の他方の対向する両壁間に架設し、
    細長い足場を構築する段階と、前記ワイヤ用梁及びワイ
    ヤを利用して安全索を前記足場板と同様な方法で火炉内
    に張架する段階と、前記細長い足場を利用してアコーデ
    ィオン状の長尺板により必要な足場を敷設していく段階
    とを包含することを特徴とするボイラ火炉内足場の設置
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、前記ワイヤ
    を安全索として用いるようにしたことを特徴とするボイ
    ラ火炉内足場の設置方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2018021700A (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 Dowaエコシステム株式会社 熱処理炉内の足場組立方法および熱処理炉
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JP2024128062A (ja) * 2020-11-10 2024-09-20 株式会社スガテック 仮設式足場ユニット

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