JPH06294373A - 油圧モータ - Google Patents

油圧モータ

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JPH06294373A
JPH06294373A JP427693A JP427693A JPH06294373A JP H06294373 A JPH06294373 A JP H06294373A JP 427693 A JP427693 A JP 427693A JP 427693 A JP427693 A JP 427693A JP H06294373 A JPH06294373 A JP H06294373A
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rotary valve
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Yasukazu Mishima
保和 三嶋
Makoto Nagao
誠 長尾
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Eaton Industries Japan Co Ltd
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Sumitomo Eaton Hydraulics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 構造が簡単で、流体のリークを防止する油圧
モータを提供する。 【構成】 静止ケーシング2と、回転ケーシング6と、
静止ケーシング2の内部に設けられた回転弁部材18
と、一側面が回転弁部材18の一側面に摺接し、他側面
に変位機構が取付けられている静止弁部材4とを有し、
静止ケーシング2と静止弁部材4と変位機構3とに互い
に連通する流体流出入通路を設け、回転弁部材18には
流体流出入通路と連通する複数の回転通路を設け、静止
弁部材4には回転通路と連通する静止通路を設け、変位
機構3内において内歯部材7と噛合して自転と公転とを
する外歯部材8の回転が回転ケーシング6に伝達され、
回転弁部材18の静止弁部材4との対向部に設けた環状
フランジ40の静止弁部材4の反対側に流体流入通路と
連通する環状流路41を設け、静止ケーシング2の回転
弁部材18の表面と摺接する表面にシール部材42を装
着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内外歯部材を有する変
位機構を具えた油圧モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものは既に公知に属する
が、その典型的なものとして図6〜図12に示すようなも
のがあり、この油圧モータはミニショベルの走行用モー
タとして広く使用され、その主要部は例えば実開平3-99
874号公報に開示されたもののようになっている。そこ
でこの公知例について概略説明することとする。この油
圧モータ1は、静止ケーシング2と、この静止ケーシン
グ2に回転可能に組付けられた回転ケーシング6と、静
止ケーシング2の内部に回転ケーシング6とともに回転
可能に支持されている回転弁部材18と、一側表面が回転
弁部材18の一側表面に摺接し、他側表面に変位機構3が
取付けられている静止弁部材4とを有し、静止ケーシン
グ2と静止弁部材4と変位機構3とに互いに連通する流
体流入通路及び流体流出通路を設け、回転弁部材18に図
7,8に示すように流体流入通路及び流体流出通路と交
互に連通する複数の回転通路63,67を設け、静止弁部材
4に図9,10に示すように回転通路63,67と交互に連通
する7個の静止通路48を設け、変位機構3は内歯部材7
とこの内歯部材7内に偏心的に配設されて、内歯よりも
1つ少ない外歯をもっていてこれと噛合し、自転と公転
とをする外歯部材8とを有し、これら両歯部材7,8間
の相対運動および回転運動によって拡張および収縮する
容積変化室9を形成し、この外歯部材8の回転を出力軸
11を介して回転ケーシング6に伝達する伝動軸13が設け
られている。出力軸11は内歯スプライン12を有し、伝動
軸13の一端に形成された外歯スプライン14がスプライン
12と噛合している。伝動軸13の他端には別の外歯スプラ
イン16が設けられ、外歯部材8の内孔に形成された内歯
スプライン17と噛合している。内歯部材7の内歯の数を
7個とすると、外歯部材8が7回軌道運動することによ
り完全に1回自転する運動が行われ、その結果伝動軸13
および回転ケーシング6の完全1回転運動が得られ、変
位機構3の側面にスペーサプレート5を介してカウンタ
バランス弁21が取付けられている。
【0003】図7,8に示す回転弁部材18において、図
7はバランシングリング60側の表面56を、また図8は静
止弁部材4側の表面57をそれぞれ示す。58は中心孔、59
は表面56において中心孔58と同心的に形成された2個の
円弧状凹部で、その中間に設けられた突部61は、出力軸
11の対向端部に設けられたノッチ62(図6)に嵌入して
両者を連結するようになっており、回転通路63は突部61
の外方において両表面56,57を連通する水平孔によって
構成され、64はこの水平孔63の周囲及びそれらの中間に
円周方向に等間隔に形成された6個の凹部、66は凹部64
の中間に形成された凹部で、回転通路67は傾斜孔によっ
て構成されて段付外周面68と連通しており、最外周面69
には回転通路63と直角方向にノッチ71が形成されてい
る。図9,10に示す静止弁部材4において、図9は回転
弁部材18側の表面46を、また図10は変位機構3側の表面
47をそれぞれ示す。45は中心孔、49は表面46において静
止通路48の中間に形成された同形の凹部、50は中心孔45
と同心の環状溝、51は表面47において静止通路48の周囲
に形成された凹部、52,53は表面46の円弧状溝55及び環
状溝50と表面47との間を連通する傾斜孔、54は水平孔を
それぞれ示す。図11,12に示すカウンタバランス弁21に
おいて、73は弁本体で74は第1ポート、75は第2ポー
ト、76,77,78は流通孔、79,80はチェック弁をそれぞ
れ示す。
【0004】前記のようなものにおいて作動時には、カ
ウンタバランス弁21の第1ポート74から高圧油が流入
し、弁本体73の内部の流路をとおって流通孔76からスペ
ーサプレート5の透孔を経て、変位機構3の内歯付ケー
シング7の内歯を構成するゼローラの中心孔を流れ、こ
の高圧油は静止弁部材4(図9,10)の傾斜孔52を経て
環状溝50に流れる。その後この高圧油は回転弁部材18
(図7,8)の凹部64に流れた後、再び静止弁部材4の
選択された静止通路48に入り、凹部51から変位機構3の
容積変化室9に入って外歯部材8を回転させる。この外
歯部材8の回転により、伝動軸13を介して回転トルクが
出力軸11に伝達されて、回転ケーシング6により高トル
クを出力することとなる。この間出力軸11と回転弁部材
18とは、ノッチ62と突部61で連結されているので、従来
のものと同様に回転弁部材18が静止弁部材4に対して回
転し、このようにして弁の切換えが行われる。
【0005】前記の後容積変化室9内の圧油は低圧の戻
油となって吐出され、この戻油は静止弁部材4の凹部51
を経て静止通路48をとおり、回転弁部材18の凹部66に入
り、回転通路67を経て、回転弁部材18と静止ケーシング
2との間の環状圧力室65(図6)に入り、静止弁部材4
の円弧状溝55、傾斜孔53をとおって、傾斜孔53からケー
シング7のゼローラの中心孔に入り、スペーサプレート
5の透孔を経て、カウンタバランス弁21の流通孔77を経
て第2ポート75から流出する。これは第1ポート74を入
口ポートとして使用した場合であり、逆に第2ポート75
を入口ポートとして使用する場合は、前記とその流れが
逆となる。
【0006】その間バランシングリング60により、両弁
部材4,18間の密封が行われ、これは図示しない従来の
ものと同様に行われるものであるため、その作動につき
概略を説明するにとどめる。高圧油が回転弁部材18の凹
部66に入った場合、回転弁部材18が静止弁部材4から離
れようとするが、図6において環状圧力室44の高圧油
は、回転弁部材18のノッチ71から圧力室87に導かれ、こ
れが回転弁部材18を静止弁部材4に押し付け、この押付
力を回転弁部材18が静止弁部材4から離れようとする力
よりも少し大きくなるようにしておくことにより、回転
弁部材18が静止弁部材4から離れるのを防いでリークを
防止することとなる。高圧油が回転弁部材18の凹部64に
入った場合、その高圧油を回転通路63を介して、バラン
シングリング60の環状溝89、透孔90、圧力室91に導くこ
とにより、回転弁部材18を静止弁部材4に押し付けてリ
ークが防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のような
油圧モータでは、系内における圧油のリークを防止する
ために、静止ケーシング2内にバランシングリング60を
設け、このバランシングリング60によって回転弁部材18
が静止弁部材4から離れるのを防いでいるので、その構
造が複雑となるのに加えて高精度の加工を要求されて製
作コストが高価となり、また確実に圧油のリークを防止
することが困難であるというような問題があった。
【0008】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の油圧モータのもつ問題を解決し、従来の油圧モータ
に設けられているバランシングリングのようなものを必
要とすることがなくて、構造が簡単で製作が容易なこと
から製作コストが安価となり、また確実に圧油のリーク
を防止することができる油圧モータを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、静止ケーシングと、この静止ケ
ーシングに回転可能に組付けられた回転ケーシングと、
静止ケーシングの内部に回転ケーシングとともに回転可
能に支持されている回転弁部材と、一側表面が回転弁部
材の一側表面に摺接し、他側表面に変位機構が取付けら
れている静止弁部材とを有し、静止ケーシングと静止弁
部材と変位機構とに互いに連通する流体流入通路及び流
体流出通路を設け、回転弁部材に流体流入通路及び流体
流出通路と交互に連通する複数の回転通路を設け、静止
弁部材に前記回転通路と対向する位置に静止通路を設
け、変位機構は内歯部材とこの内歯部材内にあってこれ
と噛合し、自転と公転とをする外歯部材とを有し、この
外歯部材の回転を回転ケーシングに伝達する伝動軸が設
けられている油圧モータにおいて、回転弁部材の静止弁
部材との対向部に環状フランジを設け、この環状フラン
ジの静止弁部材の反対側に、静止ケーシングの流体流入
通路と連通する環状流路を設け、静止ケーシングの回転
弁部材の表面と摺接する表面にシール部材を装着したこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用】前記のようなこの発明の油圧モータにおいて、
流体流入通路を通ってケーシングの内部に流入した高圧
油は、変位機構の内歯部材、静止弁部材、回転弁部材、
静止弁部材を経て変位機構の高圧側の容積変位室に流入
して、外歯部材を回転し、この回転を伝動軸によって回
転ケーシングに伝達して高トルクを出力し、この間回転
ケーシングと回転弁部材は一体的に回転して、静止弁部
材との間で弁の切換が行われ、このようにしている一
方、変位機構の低圧側の容積変化室内の戻油は、静止弁
部材、回転弁部材、静止弁部材、変位機構の内歯部材、
流体流出通路を通って排出される。この間回転弁部材の
静止弁部材との対向部に環状フランジを設け、この環状
フランジの静止弁部材の反対側に設けた静止ケーシング
の流体流入通路と連通する環状流路内に流入した高圧油
が、回転弁部材の環状フランジの背面に高圧力を付与し
て、回転弁部材を静止弁部材に押圧して両弁部材間から
高圧油がリークするのを防止し、さらに静止ケーシング
の回転弁部材の表面と摺接する表面に装着されたシール
部材によって、両部材間から高圧油がリークするのを防
止する。
【0011】
【実施例】図1ないし図5に示すこの発明の実施例にお
いて、前記従来のものと同様のものは同一の符号を付し
て説明を省略し、主として異なる部分について説明す
る。流体流入通路19はカウンタバランス弁21に設けられ
た高圧の入口ポート25に連通するスペーサプレート5、
変位機構3、静止弁部材4、静止ケーシング2にそれぞ
れ設けられた導孔27,28,29,30によって形成され、流
体流出通路20はカウンタバランス弁21に設けられた低圧
の出口ポート26に連通するスペーサプレート5、変位機
構3、静止弁部材4、静止ケーシング2にそれぞれ設け
られた導孔31,32,43,44によって形成される。出力軸
11と回転弁部材18とは、ノッチ38と突部39で連結されて
おり、回転弁部材18は図3に示すようであって、静止弁
部材4側の表面の12個の回転通路23の周囲に凹部33が設
けられている。図4,5に示す静止弁部材4において、
図4は回転弁部材18側の表面34を、また図5は変位機構
3側の表面35をそれぞれ示す。36は中心孔を示し、7個
の静止通路24の中間の表面34に同形の斜線を施した圧力
バランス用の凹部37が設けられている。そして回転弁部
材18の静止弁部材4との対向部に環状フランジ40を設
け、この環状フランジ40の静止弁部材4の反対側に、静
止ケーシング2の流体流入通路19の導孔30と連通する環
状流路41を設け、静止ケーシング2の回転弁部材18の表
面と摺接する表面に複数のシール部材42を装着してい
る。
【0012】前記のようなものにおいて作動時には、カ
ウンタバランス弁21の入口ポート25から高圧油が流入
し、流体流入通路19を構成する導孔27,28,29,30を通
って環状流路41に流入し、回転弁部材18の回転通路23、
静止弁部材4の静止通路24を経て、変位機構3の内歯部
材7内の容積変化室9内に流入して外歯部材16を回転さ
せる。そしてこの外歯部材8の回転により、伝動軸13を
介して回転トルクが出力軸11に伝達され、回転ケーシン
グ6により高トルクを出力することとなる。この間出力
軸11と回転弁部材18とは連結されているので、従来のも
のと同様に回転弁部材18が静止弁部材4に対して回転
し、このようにして弁の切換えが行われる。前記の後容
積変化室9内の圧油は低圧の戻油となって吐出され、こ
の戻油は静止弁部材4の静止通路24、回転弁部材18の回
転通路23を通って、回転弁部材18の凹部33に入り、流体
流出通路20を構成する導孔44,43,32,31を通ってカウ
ンタバランス弁21の出口ポート26から流出する。
【0013】前記の際高圧油が流体流入通路19を経て回
転弁部材18の凹部33に入った場合、その圧力で回転弁部
材18が静止弁部材4から離れようとするが、静止弁部材
4との対向部に設けた回転弁部材18の環状フランジ40の
裏面において、静止ケーシング2に設けられた流体流入
通路19と連通する環状流路41内に流入した高圧油が、静
止弁部材4の環状フランジ40の背面に高圧力を付与し
て、回転弁部材18を静止弁部材4に押圧して両弁部材
4,18間から高圧油がリークするのを防止し、さらに静
止ケーシング2の回転弁部材18の表面と摺接する表面に
装着されたシール部材42によって、両部材2,18間から
高圧油がリークするのを防止する。
【0014】
【発明の効果】この発明は前記のようであって静止ケー
シングと、回転ケーシングと、静止ケーシングの内部に
設けられた回転弁部材と、一側面が回転弁部材の一側面
に摺接し、他側面に変位機構が取付けられている静止弁
部材とを有し、静止ケーシングと静止弁部材と変位機構
とに互いに連通する流体流出入通路を設け、回転弁部材
には流体流出入通路と連通する複数の回転通路を設け、
静止弁部材には回転通路と対向する位置に静止通路を設
け、変位機構には内歯部材と噛合して自転と公転とをす
る外歯部材を設け、外歯部材の回転を回転ケーシングに
伝達する伝動軸が設けられ、回転弁部材の静止弁部材と
の対向部に環状フランジを設け、環状フランジの静止弁
部材の反対側の静止ケーシングに流体流入通路と連通す
る環状流路を設け、静止ケーシングの回転弁部材の表面
と摺接する表面にシール部材を装着したので、従来の油
圧モータに設けられているバランシングリングのような
ものを必要とすることがなくて、構造が簡単で製作が容
易なことから製作コストが安価となり、また確実に流体
のリークを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の縦断正面図である。
【図2】同上の2−2線による断面図である。
【図3】同上の回転弁部材の図1の3−3線による矢示
図である。
【図4】同上の静止弁部材の図1の4−4線による矢示
図である。
【図5】同上の静止弁部材の図1の5−5線による矢示
図である。
【図6】この種の油圧モータの典型的な従来例の縦断正
面図である。
【図7】同上の回転弁部材の一側面図である。
【図8】同上の他側面図である。
【図9】同上の静止弁部材の一側面図である。
【図10】同上の他側面図である。
【図11】図6の線11−11による矢示図である。
【図12】図6の線12−12による縦断面図である。
【符号の説明】
1 油圧モータ 2 静止ケーシング 3 変位機構 4 静止弁部材 6 回転ケーシング 7 内歯部材 8 外歯部材 9 容積変化室 11 出力軸 13 伝動軸 18 回転弁部材 40 環状フランジ 41 環状流路 42 シール部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来この種のものは既に公知に属する
が、その典型的なものとして図6〜図12に示すようなも
のがあり、この油圧モータはミニショベルの走行用モー
タとして広く使用され、その主要部は例えば実開平3-99
874号公報に開示されたもののようになっている。そこ
でこの公知例について概略説明することとする。この油
圧モータ1は、静止ケーシング2と、この静止ケーシン
グ2に回転可能に組付けられた回転ケーシング6と、静
止ケーシング2の内部に回転ケーシング6とともに回転
可能に支持されている回転弁部材18と、一側表面が回転
弁部材18の一側表面に摺接し、他側表面に変位機構3が
取付けられている静止弁部材4とを有し、静止ケーシン
グ2と静止弁部材4と変位機構3とに互いに連通する流
体流入通路及び流体流出通路を設け、回転弁部材18に図
7,8に示すように流体流入通路及び流体流出通路と交
互に連通する複数の回転通路63,67を設け、静止弁部材
4に図9,10に示すように凹部64,66を介して回転通路
63,67と交互に連通する7個の静止通路48を設け、変位
機構3は内歯部材7とこの内歯部材7内に偏心的に配設
されて、内歯よりも1つ少ない外歯をもっていてこれと
噛合し、自転と公転とをする外歯部材8とを有し、これ
ら両歯部材7,8間の相対運動および回転運動によって
拡張および収縮する容積変化室9を形成し、この外歯部
材8の回転を出力軸11を介して回転ケーシング6に伝達
する伝動軸13が設けられている。出力軸11は内歯スプラ
イン12を有し、伝動軸13の一端に形成された外歯スプラ
イン14がスプライン12と噛合している。伝動軸13の他端
には別の外歯スプライン16が設けられ、外歯部材8の内
孔に形成された内歯スプライン17と噛合している。内歯
部材7の内歯の数を7個とすると、外歯部材8が7回軌
道運動することにより完全に1回自転する運動が行わ
れ、その結果伝動軸13および回転ケーシング6の完全1
回転運動が得られ、変位機構3の側面にスペーサプレー
ト5を介してカウンタバランス弁21が取付けられてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】図7,8に示す回転弁部材18において、図
7はバランシングリング60側の表面56を、また図8は静
止弁部材4側の表面57をそれぞれ示す。58は中心孔、59
は表面56において中心孔58と同心的に形成された2個の
円弧状凹部で、その中間に設けられた突部61は、出力軸
11の対向端部に設けられたノッチ62(図6)に嵌入して
両者を連結するようになっており、回転通路63は突部61
の外方において両表面56,57を連通する水平孔によって
構成され、64はこの回転通路63の周囲及びそれらの中間
に円周方向に等間隔に形成された6個の凹部、66は凹部
64の中間に形成された凹部で、回転通路67は傾斜孔によ
って構成されて段付外周面68と連通しており、最外周面
69には回転通路63と直角方向にノッチ71が形成されてい
る。図9,10に示す静止弁部材4において、図9は回転
弁部材18側の表面46を、また図10は変位機構3側の表面
47をそれぞれ示す。45は中心孔、49は表面46において静
止通路48の中間に形成された同形の凹部、50は中心孔45
と同心の環状溝、51は表面47において静止通路48の周囲
に形成された凹部、52,53は表面46の円弧状溝55及び環
状溝50と表面47との間を連通する傾斜孔、54は水平孔を
それぞれ示す。図11,12に示すカウンタバランス弁21に
おいて、73は弁本体で74は第1ポート、75は第2ポー
ト、76,77,78は流通孔、79,80はチェック弁をそれぞ
れ示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】その間バランシングリング60により、両弁
部材4,18間の密封が行われ、これは図示しない従来の
ものと同様に行われるものであるため、その作動につき
概略を説明するにとどめる。高圧油が回転弁部材18の凹
部66に入った場合、回転弁部材18が静止弁部材4から離
れようとするが、図6において環状圧力室65の高圧油
は、回転弁部材18のノッチ71から圧力室87に導かれ、こ
れが回転弁部材18を静止弁部材4に押し付け、この押付
力を回転弁部材18が静止弁部材4から離れようとする力
よりも少し大きくなるようにしておくことにより、回転
弁部材18が静止弁部材4から離れるのを防いでリークを
防止することとなる。高圧油が回転弁部材18の凹部64に
入った場合、その高圧油を回転通路63を介して、示すバ
ランシングリング60の環状溝89、透孔90、圧力室91に導
くことにより、回転弁部材18を静止弁部材4に押し付け
てリークが防止される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】前記のようなものにおいて作動時には、カ
ウンタバランス弁21の入口ポート25から高圧油が流入
し、流体流入通路19を構成する導孔27,28,29,30を通
って環状流路41に流入し、回転弁部材18の回転通路23、
静止弁部材4の静止通路24を経て、変位機構3の内歯部
材7内の容積変化室9内に流入して外歯部材8を回転さ
せる。そしてこの外歯部材8の回転により、伝動軸13を
介して回転トルクが出力軸11に伝達され、回転ケーシン
グ6により高トルクを出力することとなる。この間出力
軸11と回転弁部材18とは連結されているので、従来のも
のと同様に回転弁部材18が静止弁部材4に対して回転
し、このようにして弁の切換えが行われる。前記の後容
積変化室9内の圧油は低圧の戻油となって吐出され、こ
の戻油は静止弁部材4の静止通路24、回転弁部材18の回
転通路23を通って、回転弁部材18の凹部33に入り、流体
流出通路20を構成する導孔44,43,32,31を通ってカウ
ンタバランス弁21の出口ポート26から流出する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止ケーシングと、この静止ケーシング
    に回転可能に組付けられた回転ケーシングと、静止ケー
    シングの内部に回転ケーシングとともに回転可能に支持
    されている回転弁部材と、一側表面が回転弁部材の一側
    表面に摺接し、他側表面に変位機構が取付けられている
    静止弁部材とを有し、静止ケーシングと静止弁部材と変
    位機構とに互いに連通する流体流入通路及び流体流出通
    路を設け、回転弁部材に流体流入通路及び流体流出通路
    と交互に連通する複数の回転通路を設け、静止弁部材に
    前記回転通路と対向する位置に静止通路を設け、変位機
    構は内歯部材とこの内歯部材内にあってこれと噛合し、
    自転と公転とをする外歯部材とを有し、この外歯部材の
    回転を回転ケーシングに伝達する伝動軸が設けられてい
    る油圧モータにおいて、回転弁部材の静止弁部材との対
    向部に環状フランジを設け、この環状フランジの静止弁
    部材の反対側に、静止ケーシングの流体流入通路と連通
    する環状流路を設け、静止ケーシングの回転弁部材の表
    面と摺接する表面にシール部材を装着したことを特徴と
    する油圧モータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113833595A (zh) * 2021-10-28 2021-12-24 曹伟 一种带有泄油功能的壳转式摆线马达

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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