JPH06294562A - 電子加熱冷却装置 - Google Patents
電子加熱冷却装置Info
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- JPH06294562A JPH06294562A JP5228913A JP22891393A JPH06294562A JP H06294562 A JPH06294562 A JP H06294562A JP 5228913 A JP5228913 A JP 5228913A JP 22891393 A JP22891393 A JP 22891393A JP H06294562 A JPH06294562 A JP H06294562A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
- F25B2321/023—Mounting details thereof
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱電素子の金属板電極の表面に結露する空気
中の水分による電気分解を防ぎ、冷却性能の低下を防
ぐ。 【構成】 熱電素子1と、熱電素子1の一端に設けられ
たリード線4と、熱電素子1に両面に取り付けられた吸
熱部及び放熱部を備える。これにおいて、熱電素子1部
を難透湿性薄膜材料からなる封止袋7で包む。
中の水分による電気分解を防ぎ、冷却性能の低下を防
ぐ。 【構成】 熱電素子1と、熱電素子1の一端に設けられ
たリード線4と、熱電素子1に両面に取り付けられた吸
熱部及び放熱部を備える。これにおいて、熱電素子1部
を難透湿性薄膜材料からなる封止袋7で包む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱電素子(半導体素
子)を応用した電子加熱冷却装置に関するものである。
子)を応用した電子加熱冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子加熱冷却装置に用いられる熱電素子
1の基本的構造は、図17に示すようにP型,N型半導
体素子2,3を金属板電極5にて直列に接続し、その端
部にて電源や回路等に接続されるリード線4が金属板電
極5に半田溶接されている。さらに金属板電極5の上下
面にセラミック基板6が取り付けられている。そして電
熱素子1の両面に吸熱(加熱または冷却)部や放熱部を
取り付けることにより電子加熱冷却装置が組み立てられ
ている。
1の基本的構造は、図17に示すようにP型,N型半導
体素子2,3を金属板電極5にて直列に接続し、その端
部にて電源や回路等に接続されるリード線4が金属板電
極5に半田溶接されている。さらに金属板電極5の上下
面にセラミック基板6が取り付けられている。そして電
熱素子1の両面に吸熱(加熱または冷却)部や放熱部を
取り付けることにより電子加熱冷却装置が組み立てられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで加熱冷却装置
を、冷却装置として使用する場合、吸熱部が周囲温度よ
りも低い状態で使用されることが多いため、吸熱部の表
面に空気中の水分が結露する。また熱電素子1の冷却側
の金属板電極5も同様に周囲温度よりも低い状態になる
ことが多いため、金属板電極5の表面に周辺空気中の水
分が結露する。また熱電素子1内部への外部からの水分
浸入を抑制するために、両セラミック基板6の外周をシ
リコン等の封止材で封止しているが、熱電素子1は広い
温度範囲で使用されるため、シリコン等の封止材は界面
剥離を起こし、時間と共に外部から水分が浸入する。
を、冷却装置として使用する場合、吸熱部が周囲温度よ
りも低い状態で使用されることが多いため、吸熱部の表
面に空気中の水分が結露する。また熱電素子1の冷却側
の金属板電極5も同様に周囲温度よりも低い状態になる
ことが多いため、金属板電極5の表面に周辺空気中の水
分が結露する。また熱電素子1内部への外部からの水分
浸入を抑制するために、両セラミック基板6の外周をシ
リコン等の封止材で封止しているが、熱電素子1は広い
温度範囲で使用されるため、シリコン等の封止材は界面
剥離を起こし、時間と共に外部から水分が浸入する。
【0004】熱電素子1は一般にビスマス/テルル等の
主材料の両端面にニッケルメッキ処理を施し、ニッケル
メッキ処理された銅製の金属板電極5に半田(錫、鉛)
結合されている。従って銅、ニッケル、半田(錫、鉛)
等の異種金属が直列に結合されて構成されており、これ
らの金属に通電して使用されるとき、熱電素子1近傍に
不純物を含む水分が存在すると、イオン化傾向の順位に
従って電気分解(腐食)が始まる。その結果ニッケル、
半田等の結合材料が溶出し、所定の電流が熱電素子1に
流れなくなり、ついには冷却不能になる。
主材料の両端面にニッケルメッキ処理を施し、ニッケル
メッキ処理された銅製の金属板電極5に半田(錫、鉛)
結合されている。従って銅、ニッケル、半田(錫、鉛)
等の異種金属が直列に結合されて構成されており、これ
らの金属に通電して使用されるとき、熱電素子1近傍に
不純物を含む水分が存在すると、イオン化傾向の順位に
従って電気分解(腐食)が始まる。その結果ニッケル、
半田等の結合材料が溶出し、所定の電流が熱電素子1に
流れなくなり、ついには冷却不能になる。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは熱電素子の金属
板電極の表面に結露する空気中の水分による電気分解
(腐食)を防ぎ、冷却性能の低下を防ぐことを可能にし
た電子加熱冷却装置を提供するにある。
であって、本発明の目的とするところは熱電素子の金属
板電極の表面に結露する空気中の水分による電気分解
(腐食)を防ぎ、冷却性能の低下を防ぐことを可能にし
た電子加熱冷却装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明電子加熱冷却装置は、熱電素子と、熱電素子の一
端に設けられたリード線と、熱電素子の両面に取り付け
られた吸熱部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置にお
いて、熱電素子部を難透湿性薄膜材料からなる封止袋で
包んで成ることを特徴とする。
本発明電子加熱冷却装置は、熱電素子と、熱電素子の一
端に設けられたリード線と、熱電素子の両面に取り付け
られた吸熱部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置にお
いて、熱電素子部を難透湿性薄膜材料からなる封止袋で
包んで成ることを特徴とする。
【0007】また、耐腐食性を向上するため、封止袋の
内部に不活性ガスを充填して成ることを特徴とすること
も好ましく、封止袋の内部が真空であることも好まし
い。またリード線は薄板状にし、封止袋の末端部を圧着
シールすることも好ましい。さらに封止袋は、難透湿性
であり更に熱伝導性のよい薄膜材料であることを特徴と
することも好ましい。
内部に不活性ガスを充填して成ることを特徴とすること
も好ましく、封止袋の内部が真空であることも好まし
い。またリード線は薄板状にし、封止袋の末端部を圧着
シールすることも好ましい。さらに封止袋は、難透湿性
であり更に熱伝導性のよい薄膜材料であることを特徴と
することも好ましい。
【0008】さらに封止袋は、静電気により吸熱部及び
放熱部に密着させていることを特徴とすることも好まし
い。さらにまた前記封止袋は、熱電素子を加熱すること
により吸熱部及び放熱部に密着させていることを特徴と
することも好ましい。また熱電素子と、熱電素子の一端
に設けられたリード線と、熱電素子の両面に取り付けら
れた吸熱部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置におい
て、吸熱部の外周面と放熱部の外周面とに亙り且つ全周
に亙るように難透湿性薄膜材料からなるフィルムを巻回
し、フィルムの両端同士を熱融着等で固着すると共にフ
ィルムを吸熱部の外周面と放熱部の外周面に熱融着等で
固着してフィルムにて熱電素子部を封止して成ることを
特徴とすることも好ましい。
放熱部に密着させていることを特徴とすることも好まし
い。さらにまた前記封止袋は、熱電素子を加熱すること
により吸熱部及び放熱部に密着させていることを特徴と
することも好ましい。また熱電素子と、熱電素子の一端
に設けられたリード線と、熱電素子の両面に取り付けら
れた吸熱部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置におい
て、吸熱部の外周面と放熱部の外周面とに亙り且つ全周
に亙るように難透湿性薄膜材料からなるフィルムを巻回
し、フィルムの両端同士を熱融着等で固着すると共にフ
ィルムを吸熱部の外周面と放熱部の外周面に熱融着等で
固着してフィルムにて熱電素子部を封止して成ることを
特徴とすることも好ましい。
【0009】また熱電素子と、熱電素子の一端に設けら
れたリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱
部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、吸熱
部及び放熱部の熱電素子の挟持面の近傍部分を分割体と
して分割し、吸熱部の分割体の外周面と放熱部の分割体
の外周面とに亙り且つ全周に亙るように難透湿性薄膜材
料からなるフィルムを巻回し、フィルムの両端同士を熱
融着等で固着すると共にフィルムを吸熱部の分割体の外
周面と放熱部の分割体の外周面に熱融着等で固着してフ
ィルムにて熱電素子部を封止して成ることを特徴とする
ことも好ましい。
れたリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱
部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、吸熱
部及び放熱部の熱電素子の挟持面の近傍部分を分割体と
して分割し、吸熱部の分割体の外周面と放熱部の分割体
の外周面とに亙り且つ全周に亙るように難透湿性薄膜材
料からなるフィルムを巻回し、フィルムの両端同士を熱
融着等で固着すると共にフィルムを吸熱部の分割体の外
周面と放熱部の分割体の外周面に熱融着等で固着してフ
ィルムにて熱電素子部を封止して成ることを特徴とする
ことも好ましい。
【0010】また熱電素子と、熱電素子の一端に設けら
れたリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱
部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、難透
湿性薄膜材料にて形成された筒状のフィルムを熱電素子
を囲むように配置し、筒状のフィルムの内周の固着縁を
吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると共に筒状のフィ
ルムの外周の固着縁を放熱部の平面部に熱融着等で固着
してフィルムにて熱電素子部を封止して成ることを特徴
とすることも好ましい。
れたリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱
部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、難透
湿性薄膜材料にて形成された筒状のフィルムを熱電素子
を囲むように配置し、筒状のフィルムの内周の固着縁を
吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると共に筒状のフィ
ルムの外周の固着縁を放熱部の平面部に熱融着等で固着
してフィルムにて熱電素子部を封止して成ることを特徴
とすることも好ましい。
【0011】また熱電素子と、熱電素子の一端に設けら
れたリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱
部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、難透
湿性薄膜材料に形成された筒状のフィルムを熱電素子を
囲むように上下に一対配置し、吸熱部側のフィルムの内
周の固着縁を吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると共
に放熱部側のフィルムの内周の固着縁を放熱部の挟持面
に熱融着等で固着し、両方のフィルムの外周の固着縁同
士を熱融着等で固着してフィルムにて熱電素子部を封止
して成ることを特徴とすることも好ましい。
れたリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱
部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、難透
湿性薄膜材料に形成された筒状のフィルムを熱電素子を
囲むように上下に一対配置し、吸熱部側のフィルムの内
周の固着縁を吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると共
に放熱部側のフィルムの内周の固着縁を放熱部の挟持面
に熱融着等で固着し、両方のフィルムの外周の固着縁同
士を熱融着等で固着してフィルムにて熱電素子部を封止
して成ることを特徴とすることも好ましい。
【0012】
【作用】上記構成によれば、熱電素子部を難透湿性薄膜
材料からなる封止袋で包んでいるので、外部から湿気が
浸入しにくくなり、その結果熱電素子の電気的腐食を防
止できる。また封止袋の内部を不活性ガス雰囲気または
真空雰囲気にすることにより、熱電素子の耐腐食性を更
に向上することができる。リード線を薄板状に構成し、
封止袋の末端部を圧着シールすることにより、リード線
取り出し部の気密不良を防止することができる。
材料からなる封止袋で包んでいるので、外部から湿気が
浸入しにくくなり、その結果熱電素子の電気的腐食を防
止できる。また封止袋の内部を不活性ガス雰囲気または
真空雰囲気にすることにより、熱電素子の耐腐食性を更
に向上することができる。リード線を薄板状に構成し、
封止袋の末端部を圧着シールすることにより、リード線
取り出し部の気密不良を防止することができる。
【0013】さらに封止袋は、難透湿性でありさらに熱
伝導性のよい薄膜材料にすることにより、熱電素子に吸
熱部及び放熱部を組み付けて電子加熱冷却装置にした場
合、熱電素子からの吸熱及び放熱が効率よく行われる。
その結果、冷却、加熱特性の優れた電子加熱冷却装置を
提供することができる。さらに封止袋は、静電気や熱電
素子の加熱により吸熱部及び放熱部に密着させることよ
り、熱電素子と吸熱部及び放熱部との間に空気層が存在
することがなく、熱電素子からの吸熱及び放熱が効率よ
く行われる。その結果、冷却、加熱特性の優れた電子加
熱冷却装置を提供することができる。
伝導性のよい薄膜材料にすることにより、熱電素子に吸
熱部及び放熱部を組み付けて電子加熱冷却装置にした場
合、熱電素子からの吸熱及び放熱が効率よく行われる。
その結果、冷却、加熱特性の優れた電子加熱冷却装置を
提供することができる。さらに封止袋は、静電気や熱電
素子の加熱により吸熱部及び放熱部に密着させることよ
り、熱電素子と吸熱部及び放熱部との間に空気層が存在
することがなく、熱電素子からの吸熱及び放熱が効率よ
く行われる。その結果、冷却、加熱特性の優れた電子加
熱冷却装置を提供することができる。
【0014】また吸熱部の外周面と放熱部の外周面とに
亙り且つ全周に亙るように難透湿性薄膜材料からなるフ
ィルムを巻回し、フィルムの両端同士を熱融着等で固着
すると共にフィルムを吸熱部の外周面と放熱部の外周面
に熱融着等で固着してフィルムにて熱電素子部を封止す
るようにすると、熱電素子部のみならず、吸熱部と放熱
部との間に支持部材も封止でき、支持部材に吸湿性のあ
る材料を使用しても吸湿による支持部材の強度低下を防
止でき、またフィルムを簡単に固定して十分な耐湿性が
得られる。
亙り且つ全周に亙るように難透湿性薄膜材料からなるフ
ィルムを巻回し、フィルムの両端同士を熱融着等で固着
すると共にフィルムを吸熱部の外周面と放熱部の外周面
に熱融着等で固着してフィルムにて熱電素子部を封止す
るようにすると、熱電素子部のみならず、吸熱部と放熱
部との間に支持部材も封止でき、支持部材に吸湿性のあ
る材料を使用しても吸湿による支持部材の強度低下を防
止でき、またフィルムを簡単に固定して十分な耐湿性が
得られる。
【0015】また吸熱部及び放熱部の熱電素子の挟持面
の近傍部分を分割体として分割し、吸熱部の分割体の外
周面と放熱部の分割体の外周面とに亙り且つ全周に亙る
ように難透湿性薄膜材料からなるフィルムを巻回し、フ
ィルムの両端同士を熱融着等で固着すると共にフィルム
を吸熱部の分割体の外周面と放熱部の分割体の外周面に
熱融着等で固着してフィルムにて熱電素子部を封止する
ようにすると、熱電素子と分割体とを組み立てた小さな
部品の状態でフィルムによる封止ができて封止が簡単に
できると共にフィルム材料の削減を図ることができる。
の近傍部分を分割体として分割し、吸熱部の分割体の外
周面と放熱部の分割体の外周面とに亙り且つ全周に亙る
ように難透湿性薄膜材料からなるフィルムを巻回し、フ
ィルムの両端同士を熱融着等で固着すると共にフィルム
を吸熱部の分割体の外周面と放熱部の分割体の外周面に
熱融着等で固着してフィルムにて熱電素子部を封止する
ようにすると、熱電素子と分割体とを組み立てた小さな
部品の状態でフィルムによる封止ができて封止が簡単に
できると共にフィルム材料の削減を図ることができる。
【0016】
【実施例】まず、本発明の第1実施例を図1、図2によ
り説明する。熱電素子1の基本的な構造は図1のように
なっており、P型,N型半導体素子2,3を金属板電極
5にて直列に接続し、その端部の金属板電極5aに、電
源や回路等に接続される薄板状のリード線4が半田接続
されている。この金属板電極5の上下面には必要に応じ
てセラミック基板6が取り付けられている。7はポリ塩
化ビニリデンなどの難透湿性フィルムからなる封止袋で
あり、この封止袋7で熱電素子1部の全外周を包囲し、
末端7a,7bを熱圧着などの方法により封止してい
る。こうすることにより、外部から湿気が浸入しにくく
なり、その結果、熱電素子1の電気的腐食を防止でき
る。図2は電子加熱冷却装置を組み立てた全体図を示
し、図1の熱電素子1の両面がアルミニウム等の熱良導
体からなる吸熱部9及び放熱部10で挟まれ、ネジ8の
締結にて挟持することにより組み立てられている。また
本実施例の場合、封止袋7の内部に不活性ガスを封入し
て、組み立て時から封止袋7内部に存在する微量水分に
よる熱電素子1の電気的腐食の防止効果を更に向上して
いる。またリード線4は薄板状に構成してあり、封止袋
7の末端部を圧着シールする際にリード線4の取り出し
部の気密性を確保しやすいようにしている。
り説明する。熱電素子1の基本的な構造は図1のように
なっており、P型,N型半導体素子2,3を金属板電極
5にて直列に接続し、その端部の金属板電極5aに、電
源や回路等に接続される薄板状のリード線4が半田接続
されている。この金属板電極5の上下面には必要に応じ
てセラミック基板6が取り付けられている。7はポリ塩
化ビニリデンなどの難透湿性フィルムからなる封止袋で
あり、この封止袋7で熱電素子1部の全外周を包囲し、
末端7a,7bを熱圧着などの方法により封止してい
る。こうすることにより、外部から湿気が浸入しにくく
なり、その結果、熱電素子1の電気的腐食を防止でき
る。図2は電子加熱冷却装置を組み立てた全体図を示
し、図1の熱電素子1の両面がアルミニウム等の熱良導
体からなる吸熱部9及び放熱部10で挟まれ、ネジ8の
締結にて挟持することにより組み立てられている。また
本実施例の場合、封止袋7の内部に不活性ガスを封入し
て、組み立て時から封止袋7内部に存在する微量水分に
よる熱電素子1の電気的腐食の防止効果を更に向上して
いる。またリード線4は薄板状に構成してあり、封止袋
7の末端部を圧着シールする際にリード線4の取り出し
部の気密性を確保しやすいようにしている。
【0017】次に、本発明の第2実施例を図3により説
明する。この実施例も上記実施例と基本的に同じである
が、封止袋7内を真空雰囲気にしてある。この場合も、
上記と同様に熱電素子1の電気的腐食の防止効果を更に
向上できる。次に、本発明の第3実施例を図4により説
明する。本実施例の場合、熱電素子1の加熱部を利用し
て封止袋7を密着させてある。熱電素子1に通電して封
止袋7の一側を加熱部となる面に密着させ、その後、熱
電素子1の極性を変えて封止袋7の他側を密着させる。
このようにすることにより、熱電素子1と吸熱部9及び
放熱部10との間に空気層が存在することがなく、熱電
素子1からの吸熱及び放熱が効率よく行われる。その結
果、冷却、加熱特性の優れた電子加熱冷却装置を提供す
ることができる。
明する。この実施例も上記実施例と基本的に同じである
が、封止袋7内を真空雰囲気にしてある。この場合も、
上記と同様に熱電素子1の電気的腐食の防止効果を更に
向上できる。次に、本発明の第3実施例を図4により説
明する。本実施例の場合、熱電素子1の加熱部を利用し
て封止袋7を密着させてある。熱電素子1に通電して封
止袋7の一側を加熱部となる面に密着させ、その後、熱
電素子1の極性を変えて封止袋7の他側を密着させる。
このようにすることにより、熱電素子1と吸熱部9及び
放熱部10との間に空気層が存在することがなく、熱電
素子1からの吸熱及び放熱が効率よく行われる。その結
果、冷却、加熱特性の優れた電子加熱冷却装置を提供す
ることができる。
【0018】また他の実施例として、アルミニウム等の
金属フィルムをポリ塩化ビニリデン等の有機系難透湿性
フィルムで挟み込んだ構造の封止袋7を用いる場合があ
る。この場合、封止袋7の不透湿性は更に向上し、また
熱伝導性のよい薄膜材料にすることにより、熱電素子1
に吸熱部9及び放熱部10を組み付けて電子加熱冷却装
置とした場合、熱電素子1からの吸熱及び放熱が効率よ
く行われる。その結果、冷却、加熱特性の優れた電子加
熱冷却装置を提供することができる。
金属フィルムをポリ塩化ビニリデン等の有機系難透湿性
フィルムで挟み込んだ構造の封止袋7を用いる場合があ
る。この場合、封止袋7の不透湿性は更に向上し、また
熱伝導性のよい薄膜材料にすることにより、熱電素子1
に吸熱部9及び放熱部10を組み付けて電子加熱冷却装
置とした場合、熱電素子1からの吸熱及び放熱が効率よ
く行われる。その結果、冷却、加熱特性の優れた電子加
熱冷却装置を提供することができる。
【0019】また、第3実施例に代え、熱電素子1に静
電気を帯電させ、この静電気により封止袋7を密着させ
ることもできる。次に本発明の第4実施例を図5乃至図
7により詳述する。吸熱部9は水平板9aと水平板9a
に対して上方に突出させた突出部9bとで構成され、突
出部9bの上面に挟持面12を設けてある。放熱部10
は水平板10aと水平板10aから下方に突出させた突
出部10bと放熱フィン部10cとで構成され、突出部
10bの下面に挟持面13を設けてある。本実施例の場
合、放熱部10が水平板10aと放熱フィン部10cと
に分割してあるが、必ずしも分割が必要な訳でない。吸
熱部9の挟持面12と放熱部10の挟持面13との間に
は熱電素子1が挟持され、水平板9aと水平板10aと
の間にはスペーサとなる支持部材14が介装され、吸熱
部9側から水平板10aを介して放熱フィン部10cに
ネジ8が螺入されて吸熱部9、放熱部10、熱電素子1
及び支持部材14が一体化される。上記支持部材14は
紙等で形成せるハニカム構造のものである。この吸熱部
9と放熱部10の外周に巻き付ける難透湿性薄膜材料か
らなるフィルム7′は塩化ビニリデンや塩化ビニリデン
とアルミニウムフィルムとの複合材等で形成されてい
る。このフィルム7′は水平板9aの外周面25と水平
板10aの外周面15とに亙るように全周に巻き付けら
れ、フィルム7′を外周面25及び外周面15に熱融着
等で固着してある。熱融着する場合、加熱融着性のある
難透湿性材料が予め外周面25,15に塗布され、フィ
ルム7′が熱融着される。フィルム7′の巻き付ける始
端と終端の両端16同士は重ね合わせて熱融着等で固着
される。フィルム7′を巻き付けたとき透孔17からリ
ード線4が突出され、フィルム7′の固着後に難透湿性
材料からなる接着剤等で封止される。このようにして熱
電素子1及び支持部材14はフィルム7′で囲まれた空
間に密封される。上記実施例の場合、熱電素子1のみな
らず、支持部材14も耐湿シールされるので、支持部材
14に吸湿性のある材料を使用した場合でも吸湿による
支持部材14の強度低下を防止できる。また上記のよう
にフィルム7′を巻き付けて固着するだけのため簡単に
シール作業ができると共に従来のシリコン等の封止材の
ように界面剥離をおこさなく十分な耐湿性が得られる。
電気を帯電させ、この静電気により封止袋7を密着させ
ることもできる。次に本発明の第4実施例を図5乃至図
7により詳述する。吸熱部9は水平板9aと水平板9a
に対して上方に突出させた突出部9bとで構成され、突
出部9bの上面に挟持面12を設けてある。放熱部10
は水平板10aと水平板10aから下方に突出させた突
出部10bと放熱フィン部10cとで構成され、突出部
10bの下面に挟持面13を設けてある。本実施例の場
合、放熱部10が水平板10aと放熱フィン部10cと
に分割してあるが、必ずしも分割が必要な訳でない。吸
熱部9の挟持面12と放熱部10の挟持面13との間に
は熱電素子1が挟持され、水平板9aと水平板10aと
の間にはスペーサとなる支持部材14が介装され、吸熱
部9側から水平板10aを介して放熱フィン部10cに
ネジ8が螺入されて吸熱部9、放熱部10、熱電素子1
及び支持部材14が一体化される。上記支持部材14は
紙等で形成せるハニカム構造のものである。この吸熱部
9と放熱部10の外周に巻き付ける難透湿性薄膜材料か
らなるフィルム7′は塩化ビニリデンや塩化ビニリデン
とアルミニウムフィルムとの複合材等で形成されてい
る。このフィルム7′は水平板9aの外周面25と水平
板10aの外周面15とに亙るように全周に巻き付けら
れ、フィルム7′を外周面25及び外周面15に熱融着
等で固着してある。熱融着する場合、加熱融着性のある
難透湿性材料が予め外周面25,15に塗布され、フィ
ルム7′が熱融着される。フィルム7′の巻き付ける始
端と終端の両端16同士は重ね合わせて熱融着等で固着
される。フィルム7′を巻き付けたとき透孔17からリ
ード線4が突出され、フィルム7′の固着後に難透湿性
材料からなる接着剤等で封止される。このようにして熱
電素子1及び支持部材14はフィルム7′で囲まれた空
間に密封される。上記実施例の場合、熱電素子1のみな
らず、支持部材14も耐湿シールされるので、支持部材
14に吸湿性のある材料を使用した場合でも吸湿による
支持部材14の強度低下を防止できる。また上記のよう
にフィルム7′を巻き付けて固着するだけのため簡単に
シール作業ができると共に従来のシリコン等の封止材の
ように界面剥離をおこさなく十分な耐湿性が得られる。
【0020】次に本発明の第5実施例を図8乃至図10
により詳述する。本実施例の場合、吸熱部9の突出部9
bの上部を分割体18として分割してあり、放熱部10
の突出部10bを分割体19としてある。分割体18の
挟持面12と分割体19の挟持面13との間には熱電素
子1が挟持され、分割体18から分割体19にネジ8′
を螺入して一体化してある。分割体18の外周面20と
分割体19の外周面21とに亙るように難透湿性薄膜材
料からなるフィルム7′が巻き付けられ、フィルム7′
が外周面20,21に熱融着等で固着してある。熱融着
する場合、加熱融着性のある難透湿性材料が予め外周面
20,21に塗布され、フィルム7′が熱融着される。
フィルム7′の巻き付ける始端と終端の両端16同士は
重ね合わせて熱融着等で固着される。フィルム7′を巻
き付けたとき透孔17からリード線4が突出され、フィ
ルム7′の固着後に難透湿性材料からなる接着剤等で封
止される。このようにして熱電素子1部がフィルム7′
で囲まれた空間に密封される。上記のように分割体1
8,19間に熱電素子1を挟持した状態でフィルム7′
で封止すると、小さな部品の状態で封止できてシール作
業が簡単になると共に製造上の取り扱いもしやすくな
り、またフィルム7′の使用量も少なくできる。また上
記のようにフィルム7′を巻き付けて固着するだけのた
め簡単にシール作業ができると共に従来のシリコン等の
封止材のように界面剥離をおこさなく十分な耐湿性が得
られる。また分割体18,19はシリコングリスのよう
に熱伝導性を向上する材料を介して吸熱部9や放熱部1
0に嵌合して取り付けられる。吸熱部9と放熱部10と
の間には筒状の支持部材14が介装され、吸熱部9から
支持部材14内を介して放熱部10にネジ8′を螺入し
て組み立てられる。
により詳述する。本実施例の場合、吸熱部9の突出部9
bの上部を分割体18として分割してあり、放熱部10
の突出部10bを分割体19としてある。分割体18の
挟持面12と分割体19の挟持面13との間には熱電素
子1が挟持され、分割体18から分割体19にネジ8′
を螺入して一体化してある。分割体18の外周面20と
分割体19の外周面21とに亙るように難透湿性薄膜材
料からなるフィルム7′が巻き付けられ、フィルム7′
が外周面20,21に熱融着等で固着してある。熱融着
する場合、加熱融着性のある難透湿性材料が予め外周面
20,21に塗布され、フィルム7′が熱融着される。
フィルム7′の巻き付ける始端と終端の両端16同士は
重ね合わせて熱融着等で固着される。フィルム7′を巻
き付けたとき透孔17からリード線4が突出され、フィ
ルム7′の固着後に難透湿性材料からなる接着剤等で封
止される。このようにして熱電素子1部がフィルム7′
で囲まれた空間に密封される。上記のように分割体1
8,19間に熱電素子1を挟持した状態でフィルム7′
で封止すると、小さな部品の状態で封止できてシール作
業が簡単になると共に製造上の取り扱いもしやすくな
り、またフィルム7′の使用量も少なくできる。また上
記のようにフィルム7′を巻き付けて固着するだけのた
め簡単にシール作業ができると共に従来のシリコン等の
封止材のように界面剥離をおこさなく十分な耐湿性が得
られる。また分割体18,19はシリコングリスのよう
に熱伝導性を向上する材料を介して吸熱部9や放熱部1
0に嵌合して取り付けられる。吸熱部9と放熱部10と
の間には筒状の支持部材14が介装され、吸熱部9から
支持部材14内を介して放熱部10にネジ8′を螺入し
て組み立てられる。
【0021】次に本発明の第6実施例を図11乃至図1
3により詳述する。本実施例の場合、難透湿性薄膜材料
のフィルム7′が矩形でテーパを有する筒状に形成され
ており、内周に全周に亙るように固着縁22を設けてあ
り、フィルム7′の外周に全周に亙るように固着縁23
を設けてある。この筒状のフィルム7′が吸熱部9の挟
持面12の上に載置され、固着縁22が挟持面12に熱
融着等で固着される。そして挟持面12に熱電素子1を
載せると共に放熱部10を載せて挟持面12,13に熱
電素子1を挟持し、ネジ8の締結に組み立て後、フィル
ム7′の外周の固着縁23を放熱部3の水平板10aの
下面の平坦面に熱融着等で固着する。リード線4は偏平
になっており、固着縁22と挟持面12との間から気密
的に導出される。このようにすると、組み立て工程で簡
単にフィルム7′で封止できる。
3により詳述する。本実施例の場合、難透湿性薄膜材料
のフィルム7′が矩形でテーパを有する筒状に形成され
ており、内周に全周に亙るように固着縁22を設けてあ
り、フィルム7′の外周に全周に亙るように固着縁23
を設けてある。この筒状のフィルム7′が吸熱部9の挟
持面12の上に載置され、固着縁22が挟持面12に熱
融着等で固着される。そして挟持面12に熱電素子1を
載せると共に放熱部10を載せて挟持面12,13に熱
電素子1を挟持し、ネジ8の締結に組み立て後、フィル
ム7′の外周の固着縁23を放熱部3の水平板10aの
下面の平坦面に熱融着等で固着する。リード線4は偏平
になっており、固着縁22と挟持面12との間から気密
的に導出される。このようにすると、組み立て工程で簡
単にフィルム7′で封止できる。
【0022】次に本発明の第7実施例を図14乃至図1
6により詳述する。本実施例の場合も、難透湿性薄膜材
料のフィルム7′が矩形でテーパを有する筒状に形成さ
れており、内周に全周に亙るように固着縁22を設けて
あり、フィルム7′の外周に全周に亙るように固着縁2
3を設けてある。本実施例の場合、一対のフィルム7′
を一組として密封するようになっている。下に配置した
フィルム7′の内周の固着縁22は吸熱部9の挟持面1
2に熱融着等で固着してあり、上に配置したフィルム
7′の内周の固着縁22が放熱部10の挟持面13に熱
融着等で固着してあり、吸熱部9の挟持面12と放熱部
10の挟持面13との間に熱電素子1を挟持して組み立
てた後、上下のフィルム7′の外周の固着縁23同士を
熱融着等で固着してある。このようにすると、組み立て
工程で簡単に一対のフィルム7′にて封止できる。
6により詳述する。本実施例の場合も、難透湿性薄膜材
料のフィルム7′が矩形でテーパを有する筒状に形成さ
れており、内周に全周に亙るように固着縁22を設けて
あり、フィルム7′の外周に全周に亙るように固着縁2
3を設けてある。本実施例の場合、一対のフィルム7′
を一組として密封するようになっている。下に配置した
フィルム7′の内周の固着縁22は吸熱部9の挟持面1
2に熱融着等で固着してあり、上に配置したフィルム
7′の内周の固着縁22が放熱部10の挟持面13に熱
融着等で固着してあり、吸熱部9の挟持面12と放熱部
10の挟持面13との間に熱電素子1を挟持して組み立
てた後、上下のフィルム7′の外周の固着縁23同士を
熱融着等で固着してある。このようにすると、組み立て
工程で簡単に一対のフィルム7′にて封止できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は叙述のように熱電素子部を難透
湿性薄膜材料からなる封止袋で包んでいるので、外部か
ら湿気が浸入しにくくなり、その結果、熱電素子の電気
的腐食を防止できるものである。また、請求項2や3の
ように封止袋の内部を不活性ガス雰囲気または真空雰囲
気にすることにより、熱電素子の耐蝕性を更に向上する
ことができる。
湿性薄膜材料からなる封止袋で包んでいるので、外部か
ら湿気が浸入しにくくなり、その結果、熱電素子の電気
的腐食を防止できるものである。また、請求項2や3の
ように封止袋の内部を不活性ガス雰囲気または真空雰囲
気にすることにより、熱電素子の耐蝕性を更に向上する
ことができる。
【0024】また請求項4のようにリード線を薄板状に
構成し、封止袋の末端部を圧着シールすることにより、
リード線取り出し部の気密不良を防止をすることができ
るものである。また請求項5のように封止袋を、難透湿
性であり更に熱伝導性のよい薄膜材料にすると、熱電素
子に吸熱部や放熱部を組み付けて電子加熱冷却装置にし
た場合、熱電素子からの吸熱及び放熱が効率よく行わ
れ、その結果冷却、加熱特性の優れた電子加熱冷却装置
を提供することができるものである。
構成し、封止袋の末端部を圧着シールすることにより、
リード線取り出し部の気密不良を防止をすることができ
るものである。また請求項5のように封止袋を、難透湿
性であり更に熱伝導性のよい薄膜材料にすると、熱電素
子に吸熱部や放熱部を組み付けて電子加熱冷却装置にし
た場合、熱電素子からの吸熱及び放熱が効率よく行わ
れ、その結果冷却、加熱特性の優れた電子加熱冷却装置
を提供することができるものである。
【0025】さらに請求項6や請求項7のように静電気
や電熱素子の加熱により封止袋を吸熱部及び加熱部に密
着させると、熱電素子と、吸熱部や放熱部との間に空気
層が存在することなく、熱電素子からの吸熱及び放熱が
効率よく行われ、その結果、冷却、加熱特性の優れた電
子加熱冷却装置を提供することができるものである。ま
た請求項8記載の発明にあっては、吸熱部の外周面と放
熱部の外周面とに亙り且つ全周に亙るように難透湿性薄
膜材料からなるフィルムを巻回し、フィルムの両端同士
を熱融着等で固着すると共にフィルムを吸熱部の外周面
と放熱部の外周面に熱融着等で固着してフィルムにて熱
電素子部を封止しているので、熱電素子部のみならず、
吸熱部と放熱部との間に支持部材も封止でき、支持部材
に吸湿性のある材料を使用しても吸湿による支持部材の
強度低下を防止できるものであり、またフィルムを簡単
に固定して十分な耐湿性が得られるものであり、さらに
熱電素子を直接吸熱部や放熱部に接触させることができ
て熱伝導性が向上するものである。
や電熱素子の加熱により封止袋を吸熱部及び加熱部に密
着させると、熱電素子と、吸熱部や放熱部との間に空気
層が存在することなく、熱電素子からの吸熱及び放熱が
効率よく行われ、その結果、冷却、加熱特性の優れた電
子加熱冷却装置を提供することができるものである。ま
た請求項8記載の発明にあっては、吸熱部の外周面と放
熱部の外周面とに亙り且つ全周に亙るように難透湿性薄
膜材料からなるフィルムを巻回し、フィルムの両端同士
を熱融着等で固着すると共にフィルムを吸熱部の外周面
と放熱部の外周面に熱融着等で固着してフィルムにて熱
電素子部を封止しているので、熱電素子部のみならず、
吸熱部と放熱部との間に支持部材も封止でき、支持部材
に吸湿性のある材料を使用しても吸湿による支持部材の
強度低下を防止できるものであり、またフィルムを簡単
に固定して十分な耐湿性が得られるものであり、さらに
熱電素子を直接吸熱部や放熱部に接触させることができ
て熱伝導性が向上するものである。
【0026】また請求項9記載の発明にあっては、吸熱
部及び放熱部の熱電素子の挟持面の近傍部分を分割体と
して分割し、吸熱部の分割体の外周面と放熱部の分割体
の外周面とに亙り且つ全周に亙るように難透湿性薄膜材
料からなるフィルムを巻回し、フィルムの両端同士を熱
融着等で固着すると共にフィルムを吸熱部の分割体の外
周面と放熱部の分割体の外周面に熱融着等で固着してフ
ィルムにて熱電素子部を封止しているので、熱電素子と
分割体とを組み立てた小さな部品の状態でフィルムによ
る封止ができて封止が簡単にできると共にフィルム材料
の削減を図ることができるものである。
部及び放熱部の熱電素子の挟持面の近傍部分を分割体と
して分割し、吸熱部の分割体の外周面と放熱部の分割体
の外周面とに亙り且つ全周に亙るように難透湿性薄膜材
料からなるフィルムを巻回し、フィルムの両端同士を熱
融着等で固着すると共にフィルムを吸熱部の分割体の外
周面と放熱部の分割体の外周面に熱融着等で固着してフ
ィルムにて熱電素子部を封止しているので、熱電素子と
分割体とを組み立てた小さな部品の状態でフィルムによ
る封止ができて封止が簡単にできると共にフィルム材料
の削減を図ることができるものである。
【0027】また請求項10記載の発明にあっては、難
透湿性薄膜材料にて形成された筒状のフィルムを熱電素
子を囲むように配置し、筒状のフィルムの内周の固着縁
を吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると共に筒状のフ
ィルムの外周の固着縁を放熱部の平面部に熱融着等で固
着してフィルムにて熱電素子部を封止しているので、組
み立て途中に簡単にフィルムを組み込んで封止できるも
のである。
透湿性薄膜材料にて形成された筒状のフィルムを熱電素
子を囲むように配置し、筒状のフィルムの内周の固着縁
を吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると共に筒状のフ
ィルムの外周の固着縁を放熱部の平面部に熱融着等で固
着してフィルムにて熱電素子部を封止しているので、組
み立て途中に簡単にフィルムを組み込んで封止できるも
のである。
【0028】また請求項11記載の発明にあっても、難
透湿性薄膜材料に形成された筒状のフィルムを熱電素子
を囲むように上下に一対配置し、吸熱部側のフィルムの
内周の固着縁を吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると
共に放熱部側のフィルムの内周の固着縁を放熱部の挟持
面に熱融着等で固着し、両方のフィルムの外周の固着縁
同士を熱融着等で固着してフィルムにて熱電素子部を封
止しているので、組み立て途中に簡単に一対のフィルム
を組み込んで封止できるものである。
透湿性薄膜材料に形成された筒状のフィルムを熱電素子
を囲むように上下に一対配置し、吸熱部側のフィルムの
内周の固着縁を吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると
共に放熱部側のフィルムの内周の固着縁を放熱部の挟持
面に熱融着等で固着し、両方のフィルムの外周の固着縁
同士を熱融着等で固着してフィルムにて熱電素子部を封
止しているので、組み立て途中に簡単に一対のフィルム
を組み込んで封止できるものである。
【図1】本発明の第1実施例の熱電素子部分の断面図で
ある。
ある。
【図2】同上の吸熱部や放熱部を設けた状態の断面図で
ある。
ある。
【図3】同上の第2実施例の断面図である。
【図4】同上の第3実施例の断面図である。
【図5】同上の第4実施例の正面断面図である。
【図6】図5の側面断面図である。
【図7】図5の分解斜視図である。
【図8】同上の第5実施例の正面断面図である。
【図9】図8の側面断面図である。
【図10】図8の分解斜視図である。
【図11】同上の第6実施例の正面断面図である。
【図12】図11の側面断面図である。
【図13】図11の分解斜視図である。
【図14】同上の第7実施例の正面断面図である。
【図15】図14の側面断面図である。
【図16】図14の分解斜視図である。
【図17】従来例を説明する断面図である。
1 熱電素子 2 P型半導体素子 3 N型半導体素子 4 リード線 5 金属板電極 6 セラミック基板 7 封止袋 7′フィルム 9 吸熱部 10 放熱部
Claims (11)
- 【請求項1】 熱電素子と、熱電素子の一端に設けられ
たリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱部
及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、熱電素
子部を難透湿性薄膜材料からなる封止袋で包んで成るこ
とを特徴とする電子加熱冷却装置。 - 【請求項2】 前記難透湿性薄膜材料からなる封止袋の
内部に不活性ガスを充填して成ることを特徴とする請求
項1記載の電子加熱冷却装置。 - 【請求項3】 前記難透湿性薄膜材料からなる封止袋の
内部が真空であることを特徴とする請求項1記載の電子
加熱冷却装置。 - 【請求項4】 前記リード線は薄板状であることを特徴
とする請求項1記載の電子加熱冷却装置。 - 【請求項5】 前記封止袋は、難透湿性であり更に熱伝
導性のよい薄膜材料であることを特徴とする請求項1記
載の電子加熱冷却装置。 - 【請求項6】 前記封止袋は、静電気により吸熱部及び
放熱部に密着させていることを特徴とする請求項1記載
の電子加熱冷却装置。 - 【請求項7】 前記封止袋は、熱電素子を加熱すること
により吸熱部及び放熱部に密着させていることを特徴と
する請求項1記載の電子加熱冷却装置。 - 【請求項8】 熱電素子と、熱電素子の一端に設けられ
たリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱部
及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、吸熱部
の外周面と放熱部の外周面とに亙り且つ全周に亙るよう
に難透湿性薄膜材料からなるフィルムを巻回し、フィル
ムの両端同士を熱融着等にて固着すると共にフィルムを
吸熱部の外周面と放熱部の外周面に熱融着等に固着して
フィルムにて熱電素子部を封止して成ることを特徴とす
る電子加熱冷却装置。 - 【請求項9】 熱電素子と、熱電素子の一端に設けられ
たリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱部
及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、吸熱部
及び放熱部の熱電素子の挟持面の近傍部分を分割体とし
て分割し、吸熱部の分割体の外周面と放熱部の分割体の
外周面とに亙り且つ全周に亙るように難透湿性薄膜材料
からなるフィルムを巻回し、フィルムの両端同士を熱融
着等で固着すると共にフィルムを吸熱部の分割体の外周
面と放熱部の分割体の外周面に熱融着等で固着してフィ
ルムにて熱電素子部を封止して成ることを特徴とする電
子加熱冷却装置。 - 【請求項10】 熱電素子と、熱電素子の一端に設けら
れたリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱
部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、難透
湿性薄膜材料にて形成された筒状のフィルムを熱電素子
を囲むように配置し、筒状のフィルムの内周の固着縁を
吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると共に筒状のフィ
ルムの外周の固着縁を放熱部の平面部に熱融着等で固着
してフィルムにて熱電素子部を封止して成ることを特徴
とする電子加熱冷却装置。 - 【請求項11】 熱電素子と、熱電素子の一端に設けら
れたリード線と、熱電素子の両面に取り付けられた吸熱
部及び放熱部を備えた電子加熱冷却装置において、難透
湿性薄膜材料に形成された筒状のフィルムを熱電素子を
囲むように上下に一対配置し、吸熱部側のフィルムの内
周の固着縁を吸熱部の挟持面に熱融着等で固着すると共
に放熱部側のフィルムの内周の固着縁を放熱部の挟持面
に熱融着等で固着し、両方のフィルムの外周の固着縁同
士を熱融着等で固着してフィルムにて熱電素子部を封止
して成ることを特徴とする電子加熱冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5228913A JPH06294562A (ja) | 1993-02-10 | 1993-09-14 | 電子加熱冷却装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-22867 | 1993-02-10 | ||
| JP2286793 | 1993-02-10 | ||
| JP5228913A JPH06294562A (ja) | 1993-02-10 | 1993-09-14 | 電子加熱冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294562A true JPH06294562A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=26360155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5228913A Withdrawn JPH06294562A (ja) | 1993-02-10 | 1993-09-14 | 電子加熱冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294562A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5841064A (en) * | 1995-05-26 | 1998-11-24 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Peltier module |
| US6530231B1 (en) * | 2000-09-22 | 2003-03-11 | Te Technology, Inc. | Thermoelectric assembly sealing member and thermoelectric assembly incorporating same |
| JP2007294864A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Kyocera Corp | 熱電モジュール |
| JP2012060156A (ja) * | 2006-03-31 | 2012-03-22 | Kyocera Corp | 熱電モジュール |
| KR20200085568A (ko) * | 2019-01-07 | 2020-07-15 | 엘지이노텍 주식회사 | 열전모듈 |
| CN114637082A (zh) * | 2020-12-16 | 2022-06-17 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种光模块 |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5228913A patent/JPH06294562A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5841064A (en) * | 1995-05-26 | 1998-11-24 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Peltier module |
| US6530231B1 (en) * | 2000-09-22 | 2003-03-11 | Te Technology, Inc. | Thermoelectric assembly sealing member and thermoelectric assembly incorporating same |
| US6662571B1 (en) | 2000-09-22 | 2003-12-16 | Te Technology, Inc. | Thermoelectric assembly sealing member and thermoelectric assembly incorporating same |
| JP2007294864A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Kyocera Corp | 熱電モジュール |
| JP2012060156A (ja) * | 2006-03-31 | 2012-03-22 | Kyocera Corp | 熱電モジュール |
| KR20200085568A (ko) * | 2019-01-07 | 2020-07-15 | 엘지이노텍 주식회사 | 열전모듈 |
| CN114637082A (zh) * | 2020-12-16 | 2022-06-17 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种光模块 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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