JPH06294831A - 波形信号処理装置 - Google Patents
波形信号処理装置Info
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- JPH06294831A JPH06294831A JP5075246A JP7524693A JPH06294831A JP H06294831 A JPH06294831 A JP H06294831A JP 5075246 A JP5075246 A JP 5075246A JP 7524693 A JP7524693 A JP 7524693A JP H06294831 A JPH06294831 A JP H06294831A
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- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims abstract description 21
- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 abstract 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 abstract 1
- 238000000844 transformation Methods 0.000 abstract 1
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
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- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ランダムなノイズ成分を含む周期性波形をデジ
タル処理するに当り、ノイズ成分の影響を実質的に受け
ることなく、高精度、高信頼度の波形処理を行なう。 【構成】周期性波形信号が入力され、対応する信号を出
力する波形信号処理装置である。周期性波形信号を多数
回サンプリングする。得られたサンプリング値に基づい
て各周期毎にフーリエ変換を行なう。フーリエ変換に基
づいて予め選定された次数の周波数成分の位相角を求め
る。位相角を基準にして各周期毎に同一位相となるサン
プリング点を特定する。同一位相となるサンプリング値
の多重加算平均値を算出し出力する。
タル処理するに当り、ノイズ成分の影響を実質的に受け
ることなく、高精度、高信頼度の波形処理を行なう。 【構成】周期性波形信号が入力され、対応する信号を出
力する波形信号処理装置である。周期性波形信号を多数
回サンプリングする。得られたサンプリング値に基づい
て各周期毎にフーリエ変換を行なう。フーリエ変換に基
づいて予め選定された次数の周波数成分の位相角を求め
る。位相角を基準にして各周期毎に同一位相となるサン
プリング点を特定する。同一位相となるサンプリング値
の多重加算平均値を算出し出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は波形信号処理装置に関す
る。本発明に係る波形信号処理装置はランダムなノイズ
成分を含む周期性波形をデジタル処理するに当り、その
前処理として波形に含まれる種々のランダムノイズ成分
を除去し、本来の信号波形を抽出して出力する場合に有
用なものである。用途例としては、各種波形解析装置、
オシロスコープまたは記録媒体もしくはヘッドの特性測
定への適用等を挙げることができる。
る。本発明に係る波形信号処理装置はランダムなノイズ
成分を含む周期性波形をデジタル処理するに当り、その
前処理として波形に含まれる種々のランダムノイズ成分
を除去し、本来の信号波形を抽出して出力する場合に有
用なものである。用途例としては、各種波形解析装置、
オシロスコープまたは記録媒体もしくはヘッドの特性測
定への適用等を挙げることができる。
【0002】
【従来の技術】周期性波形をデジタル処理するに当り、
その波形に含まれる種々のランダムなノイズ成分を除去
する手段の一つとして、多重加算平均値処理が広く知ら
れている。多重加算平均値処理は、周期性波形信号を多
数回サンプリングし、各周期毎に位相の対応するサンプ
リング点で得られたサンプリング値の多重加算平均値を
求める手法である。この多重加算平均値によりノイズ成
分が実質的に除去される。
その波形に含まれる種々のランダムなノイズ成分を除去
する手段の一つとして、多重加算平均値処理が広く知ら
れている。多重加算平均値処理は、周期性波形信号を多
数回サンプリングし、各周期毎に位相の対応するサンプ
リング点で得られたサンプリング値の多重加算平均値を
求める手法である。この多重加算平均値によりノイズ成
分が実質的に除去される。
【0003】多重加算平均値処理において、得られる信
号の信頼性を高めるためには、被測定波形をサンプリン
グする際、各周期の同一サンプリング点が、時間軸上の
同一点、換言すれば同一位相に対応しているという保証
がなければならない。その手段として、従来は、周期性
波形の例えばピーク点またはゼロクロス点等を検出し、
これらを時間軸上の基準点として、多重加算平均をとっ
ていた。
号の信頼性を高めるためには、被測定波形をサンプリン
グする際、各周期の同一サンプリング点が、時間軸上の
同一点、換言すれば同一位相に対応しているという保証
がなければならない。その手段として、従来は、周期性
波形の例えばピーク点またはゼロクロス点等を検出し、
これらを時間軸上の基準点として、多重加算平均をとっ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被測定
対象となっている周期性波形は種々のランダムなノイズ
成分を含んでいるのであるから、ピーク点またはゼロク
ロス点がノイズ成分に応じて変化する。このため、時間
軸上の基準点となるピーク点またはゼロクロス点が各周
期毎に時間軸上の同一点で生じるという保証を得ること
ができない。
対象となっている周期性波形は種々のランダムなノイズ
成分を含んでいるのであるから、ピーク点またはゼロク
ロス点がノイズ成分に応じて変化する。このため、時間
軸上の基準点となるピーク点またはゼロクロス点が各周
期毎に時間軸上の同一点で生じるという保証を得ること
ができない。
【0005】そこで、本発明の課題は、上述する従来の
問題点を解決し、ランダムなノイズ成分を含む周期性波
形をデジタル処理するに当り、ノイズ成分の影響を実質
的に受けることなく、高精度、高信頼度の波形処理を行
なうことの可能な波形信号処理装置を提供することであ
る。
問題点を解決し、ランダムなノイズ成分を含む周期性波
形をデジタル処理するに当り、ノイズ成分の影響を実質
的に受けることなく、高精度、高信頼度の波形処理を行
なうことの可能な波形信号処理装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明は、周期性波形信号が入力され、対応する信
号を出力する波形信号処理装置であって、前記周期性波
形信号を多数回サンプリングし、得られたサンプリング
値に基づいて各周期毎にフーリエ変換を行ない、前記フ
ーリエ変換に基づいて予め選定された次数の周波数成分
の位相角を求め、前記位相角を基準にして各周期毎に同
一位相となるサンプリング点を特定し、各周期毎に前記
サンプリング点で得られたサンプリング値の多重加算平
均値を出力する。
め、本発明は、周期性波形信号が入力され、対応する信
号を出力する波形信号処理装置であって、前記周期性波
形信号を多数回サンプリングし、得られたサンプリング
値に基づいて各周期毎にフーリエ変換を行ない、前記フ
ーリエ変換に基づいて予め選定された次数の周波数成分
の位相角を求め、前記位相角を基準にして各周期毎に同
一位相となるサンプリング点を特定し、各周期毎に前記
サンプリング点で得られたサンプリング値の多重加算平
均値を出力する。
【0007】
【作用】周期性波形信号を多数回サンプリングし、得ら
れたサンプリング値に基づいて各周期毎にフーリエ変換
を行ない、フーリエ変換に基づいて予め選定された次数
の周波数成分の位相角を求める。この位相角は、周波数
成分の次数に固有のものであってノイズ成分には影響さ
れない。例えば、予め選定された次数の周波数成分が基
本波成分である場合は、高次のノイズ成分に影響される
ことがない。従って、各周期におけるノイズ成分に影響
を受けない時間軸上の基準点として、前記位相角を利用
することができる。
れたサンプリング値に基づいて各周期毎にフーリエ変換
を行ない、フーリエ変換に基づいて予め選定された次数
の周波数成分の位相角を求める。この位相角は、周波数
成分の次数に固有のものであってノイズ成分には影響さ
れない。例えば、予め選定された次数の周波数成分が基
本波成分である場合は、高次のノイズ成分に影響される
ことがない。従って、各周期におけるノイズ成分に影響
を受けない時間軸上の基準点として、前記位相角を利用
することができる。
【0008】上述の位相角を基準にして各周期毎にほぼ
同一位相のサンプリング点を特定し、各周期毎にサンプ
リング点で得られたサンプリング値の多重加算平均値を
出力する。このため、ノイズ成分による時間的基準のず
れを生じることなく、多重加算平均値をとり、ノイズ成
分を除去した波形信号のサンプリング値を得ることがで
きる。
同一位相のサンプリング点を特定し、各周期毎にサンプ
リング点で得られたサンプリング値の多重加算平均値を
出力する。このため、ノイズ成分による時間的基準のず
れを生じることなく、多重加算平均値をとり、ノイズ成
分を除去した波形信号のサンプリング値を得ることがで
きる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る波形信号処理装置の構成
を概念的に示すブロック図である。図において、1は本
発明に係る波形信号処理装置、INは入力端子、OUT
は出力端子である。入力端子INには周期性波形信号F
1が入力される。出力端子OUTは入力された周期性波
形信号に対応する信号を出力する。波形信号処理装置1
は、第1ステップとして、図2に示すように、周期性波
形信号F1〜Fnを多数回サンプリングし、サンプリン
グ値(S11〜S1m)〜(Sn1〜Snm)を得る。
サンプリング値(S11〜S1m)〜(Sn1〜Sn
m)はデジタル量として得られる。波形F1〜Fnの発
生形態には、図2に示すように、時間的に離散して発生
する場合と、図3に示すように時間的に連続して発生す
る場合がある。
を概念的に示すブロック図である。図において、1は本
発明に係る波形信号処理装置、INは入力端子、OUT
は出力端子である。入力端子INには周期性波形信号F
1が入力される。出力端子OUTは入力された周期性波
形信号に対応する信号を出力する。波形信号処理装置1
は、第1ステップとして、図2に示すように、周期性波
形信号F1〜Fnを多数回サンプリングし、サンプリン
グ値(S11〜S1m)〜(Sn1〜Snm)を得る。
サンプリング値(S11〜S1m)〜(Sn1〜Sn
m)はデジタル量として得られる。波形F1〜Fnの発
生形態には、図2に示すように、時間的に離散して発生
する場合と、図3に示すように時間的に連続して発生す
る場合がある。
【0010】第2ステップとして、得られたサンプリン
グ値(S11〜S1m)〜(Sn1〜Snm)に基づい
て各波形信号F1〜Fnのそれぞれ毎にフーリエ変換を
行なう。この場合のフーリエ変換は離散フーリエ変換
(DFT)または高速フーリエ変換(FFT)である。
DFT及びFFTは波形信号を取扱う場合によく用いら
れる。フーリエ変換によって得られたフーリエ展開式は
次のように表現される。
グ値(S11〜S1m)〜(Sn1〜Snm)に基づい
て各波形信号F1〜Fnのそれぞれ毎にフーリエ変換を
行なう。この場合のフーリエ変換は離散フーリエ変換
(DFT)または高速フーリエ変換(FFT)である。
DFT及びFFTは波形信号を取扱う場合によく用いら
れる。フーリエ変換によって得られたフーリエ展開式は
次のように表現される。
【0011】まず、波形信号F1に関して、 F1(t)= a01 +a11cosωt +a12cos2ωt +a13cos3ωt+・・・+ a1mcos mωt +b01 +b11sinωt +b12sin2ωt +b13sin3ωt+・・・+ b1msin mωt 波形信号F2に関して、 F2(t)= a02 +a21cosωt +a22cos2ωt +a23cos3ωt+・・・+ a2mcos mωt +b02 +b21sinωt +b22sin2ωt +b23sin3ωt+・・・+ b2msin mωt 以下同様に、波形信号Fnに関して、 Fn(t)= a0n +an1cosωt +an2cos2ωt +an3cos3ωt+・・・+ anmcos mωt +b0n +bn1sinωt +bn2sin2ωt +bn3sin3ωt+・・・+ bnmsin mωt 次のステップでは、前記フーリエ変換に基づいて、予め
選定された次数の周波数成分の位相角を求める。具体例
として、基本波成分(ωt )に着目した場合、各波形信
号F1〜Fnの各位相角φ1 〜φnは、 として算出される。
選定された次数の周波数成分の位相角を求める。具体例
として、基本波成分(ωt )に着目した場合、各波形信
号F1〜Fnの各位相角φ1 〜φnは、 として算出される。
【0012】図4に波形信号F1〜Fnのそれぞれ毎の
基本波成分f1〜fnと位相角φ1〜φn との関係を図
示してある。次のステップとして、位相角φ1 〜φnを
基準にして、各波形信号F1〜Fnのそれぞれにおい
て、同一位相となるサンプリング点を特定する。具体例
として、波形信号F1では位相角φ1 がサンプリング点
2点に相当する分だけ進んでいるので、サンプリング点
2点分だけ位相を遅らせる方向にシフトさせる。一点鎖
線で示す波形信号f10は上述の位相合せによって得ら
れた波形を示している。波形信号F10上で見た位相合
せの後のサンプリング点の列は、 t1(m−1)、t1m、t11、・・・・t1(m−
2) の順序になる。
基本波成分f1〜fnと位相角φ1〜φn との関係を図
示してある。次のステップとして、位相角φ1 〜φnを
基準にして、各波形信号F1〜Fnのそれぞれにおい
て、同一位相となるサンプリング点を特定する。具体例
として、波形信号F1では位相角φ1 がサンプリング点
2点に相当する分だけ進んでいるので、サンプリング点
2点分だけ位相を遅らせる方向にシフトさせる。一点鎖
線で示す波形信号f10は上述の位相合せによって得ら
れた波形を示している。波形信号F10上で見た位相合
せの後のサンプリング点の列は、 t1(m−1)、t1m、t11、・・・・t1(m−
2) の順序になる。
【0013】波形信号F2では位相角φ2がサンプリン
グ点3点分だけ遅れているので、位相がサンプリング点
3点分だけ進む方向にシフトさせる。一点鎖線で示す波
形f20は上述の位相合せによって得られた波形を示し
ている。波形f20上で見た位相合せの後のサンプリン
グ点の列は、 t24、t25、・・・・、t2m、t21、t22、
t23 の順序になる。
グ点3点分だけ遅れているので、位相がサンプリング点
3点分だけ進む方向にシフトさせる。一点鎖線で示す波
形f20は上述の位相合せによって得られた波形を示し
ている。波形f20上で見た位相合せの後のサンプリン
グ点の列は、 t24、t25、・・・・、t2m、t21、t22、
t23 の順序になる。
【0014】同様にして、波形信号Fnでは位相角φn
が3点のサンプリング点に相当する分だけ進んでいるの
で、サンプリング点3点分だけ位相を遅らせる方向にシ
フトさせる。一点鎖線で示す波形f2nは上述の位相合
せによって得られた波形を示している。波形fn0上で
見た位相合せの後のサンプリング点の列は、 tn(m−2)、tn(m−1)、tnm、tn1・・
・、tn(m−3) の順序になる。
が3点のサンプリング点に相当する分だけ進んでいるの
で、サンプリング点3点分だけ位相を遅らせる方向にシ
フトさせる。一点鎖線で示す波形f2nは上述の位相合
せによって得られた波形を示している。波形fn0上で
見た位相合せの後のサンプリング点の列は、 tn(m−2)、tn(m−1)、tnm、tn1・・
・、tn(m−3) の順序になる。
【0015】次のステップでは、各波形信号F1〜Fn
のそれぞれ毎に、同一位相となるサンプリング点で得ら
れたサンプリング値の多重加算平均値を算出して出力す
る。上記例の場合、第1サンプリング点の多重加算平均
値は、 波形信号F1においてサンプリング点t1(mー1)で
得られたサンプリング値S1(m−1)と、 波形信号F2においてサンプリング点t24で得られた
サンプリング値S24と、 ・ ・ 波形信号Fnにおいてサンプリング点tn(m−2)で
得られたサンプリング値Sn(m−2)と を加算し平均をとることによって求められる。即ち、多
重加算平均値S1は S1={S1(m−1)+S24+・・・・・+Sn(m−2)}/n 第2サンプリング点の多重加算平均値S2は、 S2={S1m+S25+・・・・・+Sn(m−1)}/n 以下同様にして、第mサンプリング点の多重加算平均値
Smは、 Sm={S1(m−2)+S23+・・・・・+Sn(m−3)}/n として求められる。
のそれぞれ毎に、同一位相となるサンプリング点で得ら
れたサンプリング値の多重加算平均値を算出して出力す
る。上記例の場合、第1サンプリング点の多重加算平均
値は、 波形信号F1においてサンプリング点t1(mー1)で
得られたサンプリング値S1(m−1)と、 波形信号F2においてサンプリング点t24で得られた
サンプリング値S24と、 ・ ・ 波形信号Fnにおいてサンプリング点tn(m−2)で
得られたサンプリング値Sn(m−2)と を加算し平均をとることによって求められる。即ち、多
重加算平均値S1は S1={S1(m−1)+S24+・・・・・+Sn(m−2)}/n 第2サンプリング点の多重加算平均値S2は、 S2={S1m+S25+・・・・・+Sn(m−1)}/n 以下同様にして、第mサンプリング点の多重加算平均値
Smは、 Sm={S1(m−2)+S23+・・・・・+Sn(m−3)}/n として求められる。
【0016】上述のように、周期性波形信号を多数回サ
ンプリングし、得られたサンプリング値に基づいて各周
期毎にフーリエ変換を行ない、フーリエ変換に基づいて
予め選定された次数の周波数成分の位相角を求める。こ
の位相角は、周波数成分の次数に固有のものであってノ
イズ成分には影響されない。従って、ノイズ成分の影響
を受けない時間軸上の基準点として、前記位相角を利用
することができる。
ンプリングし、得られたサンプリング値に基づいて各周
期毎にフーリエ変換を行ない、フーリエ変換に基づいて
予め選定された次数の周波数成分の位相角を求める。こ
の位相角は、周波数成分の次数に固有のものであってノ
イズ成分には影響されない。従って、ノイズ成分の影響
を受けない時間軸上の基準点として、前記位相角を利用
することができる。
【0017】また、位相角を基準にして各周期毎に同一
位相となるサンプリング点を特定し、各周期毎にサンプ
リング点で得られたサンプリング値の多重加算平均値を
算出して出力する。このため、ノイズ成分による時間的
基準のずれを生じることなく、多重加算平均値をとり、
ノイズ成分を除去した波形信号を得ることができる。
位相となるサンプリング点を特定し、各周期毎にサンプ
リング点で得られたサンプリング値の多重加算平均値を
算出して出力する。このため、ノイズ成分による時間的
基準のずれを生じることなく、多重加算平均値をとり、
ノイズ成分を除去した波形信号を得ることができる。
【0018】図5は本発明に係る波形信号処理装置の構
成を概念的に示すブロック図、図6は図5に示した波形
信号処理装置の一部を取出して示すブロック図である。
2はアナログ/デジタル変換部(以下A/D変換部と称
する)、3は切替部、41〜4nはメモリ部、51〜5
nはフーリエ変換部、61〜6nは位相角検出部、71
〜7nは位相シフト部、8は多重加算平均値算出部、9
はパルス発生部である。図示は省略されているが、全体
を統括制御する制御部が備えられている。また、各部は
コンピュータの一部として構成されていることもあり、
そのような場合は、各部は処理ステップを示すものとし
て把握され得る。
成を概念的に示すブロック図、図6は図5に示した波形
信号処理装置の一部を取出して示すブロック図である。
2はアナログ/デジタル変換部(以下A/D変換部と称
する)、3は切替部、41〜4nはメモリ部、51〜5
nはフーリエ変換部、61〜6nは位相角検出部、71
〜7nは位相シフト部、8は多重加算平均値算出部、9
はパルス発生部である。図示は省略されているが、全体
を統括制御する制御部が備えられている。また、各部は
コンピュータの一部として構成されていることもあり、
そのような場合は、各部は処理ステップを示すものとし
て把握され得る。
【0019】A/D変換部2は、入力端子INに入力さ
れた周期性波形信号をサンプリングし、サンプリング値
をデジタル量に変換して出力する。切替部3はA/D変
換部2から与えれるサンプリング値を、各周期毎に区切
って出力する。従って、切替部3はn周期のサンプリン
グ値を得ようとする場合、n個の出力端を備える。
れた周期性波形信号をサンプリングし、サンプリング値
をデジタル量に変換して出力する。切替部3はA/D変
換部2から与えれるサンプリング値を、各周期毎に区切
って出力する。従って、切替部3はn周期のサンプリン
グ値を得ようとする場合、n個の出力端を備える。
【0020】メモリ部41〜4nは切替部3の出力数n
に対応してn個備えられる。メモリ部41〜4nのそれ
ぞれは、各周期毎のサンプリング値を格納するもので、
例えばRAMによって構成される。サンプリング値は各
サンプリング点毎にメモリ部41〜4nの各アドレスA
1〜Amに記憶される。
に対応してn個備えられる。メモリ部41〜4nのそれ
ぞれは、各周期毎のサンプリング値を格納するもので、
例えばRAMによって構成される。サンプリング値は各
サンプリング点毎にメモリ部41〜4nの各アドレスA
1〜Amに記憶される。
【0021】フーリエ変換部51〜5nは、得られたサ
ンプリング値に基づいて各周期毎にフーリエ変換を行な
う。フーリエ変換は前述した離散フーリエ変換(DF
T)または高速フーリエ変換(FFT)による。
ンプリング値に基づいて各周期毎にフーリエ変換を行な
う。フーリエ変換は前述した離散フーリエ変換(DF
T)または高速フーリエ変換(FFT)による。
【0022】位相検出部61〜6nはフーリエ変換に基
づいて予め選定された次数の周波数成分の位相角を求め
る。一般には基本波成分の位相角を求めるが、それ以外
の次数の周波数成分の位相角を求めてもよいことは前述
した通りである。
づいて予め選定された次数の周波数成分の位相角を求め
る。一般には基本波成分の位相角を求めるが、それ以外
の次数の周波数成分の位相角を求めてもよいことは前述
した通りである。
【0023】位相シフト部71〜7nは、位相角を基準
にして各周期毎に同一位相となるサンプリング点を特定
する。多重加算平均値算出部8は各周期毎に同一位相と
なるサンプリング点で得られたサンプリング値の多重加
算平均値を算出して出力する。位相シフト部71〜7n
の位相シフト及び多重加算平均値算出部8の多重加算平
均値処理は前述した通りである。
にして各周期毎に同一位相となるサンプリング点を特定
する。多重加算平均値算出部8は各周期毎に同一位相と
なるサンプリング点で得られたサンプリング値の多重加
算平均値を算出して出力する。位相シフト部71〜7n
の位相シフト及び多重加算平均値算出部8の多重加算平
均値処理は前述した通りである。
【0024】本発明に係る波形信号処理装置は各種波形
解析装置、オシロスコープまたは記録デバイス等に用い
ることができる。記録デバイス、特に磁気ディスク及び
ヘッドの特性測定装置として用いる場合、磁気ヘッドか
ら出力されるアナログ波形信号を本発明に係る波形信号
処理装置によって処理した後、その出力を利用して、T
AA測定、分解能測定、オーバライト特性測定、S/N
比測定、PW50測定、ETW測定、ウィグル測定、孤
立波測定等を行なうことができる。
解析装置、オシロスコープまたは記録デバイス等に用い
ることができる。記録デバイス、特に磁気ディスク及び
ヘッドの特性測定装置として用いる場合、磁気ヘッドか
ら出力されるアナログ波形信号を本発明に係る波形信号
処理装置によって処理した後、その出力を利用して、T
AA測定、分解能測定、オーバライト特性測定、S/N
比測定、PW50測定、ETW測定、ウィグル測定、孤
立波測定等を行なうことができる。
【0025】図7は本発明に係る波形信号処理装置を磁
気ディスク及びヘッドの特性測定装置に適用する場合の
パルス発生部9の具体例を示している。図において、9
1はメモリ部、92はセクタ・カウンタ、93及び94
はANDゲート、95はフリップ・フロップ、96はパ
ルス幅設定回路、97はマルチプレクサ、98はバッフ
ァ回路、99はフリップ・フロップである。外部アドレ
ス信号、外部データ信号、測定イネーブル信号及びクリ
アパルスは図示しない外部装置、例えばコンピュータか
ら与えられる。セクタパルスは磁気ディスクを回転駆動
する回転モータ(図示しない)の回転角度信号として与
えられる。
気ディスク及びヘッドの特性測定装置に適用する場合の
パルス発生部9の具体例を示している。図において、9
1はメモリ部、92はセクタ・カウンタ、93及び94
はANDゲート、95はフリップ・フロップ、96はパ
ルス幅設定回路、97はマルチプレクサ、98はバッフ
ァ回路、99はフリップ・フロップである。外部アドレ
ス信号、外部データ信号、測定イネーブル信号及びクリ
アパルスは図示しない外部装置、例えばコンピュータか
ら与えられる。セクタパルスは磁気ディスクを回転駆動
する回転モータ(図示しない)の回転角度信号として与
えられる。
【0026】上述のパルス発生部9は、2つのステップ
を伴って動作する。第1のステップは、磁気ディスク上
において各トラック毎に設定される各セクタについて、
波形信号処理をすべきか否かについての情報を、メモリ
部91に格納するステップである。この第1のステップ
では、図示しないコンピュータから供給される外部デー
タを、同じくコンピュータから与えられる外部アドレス
に基づき、メモリ部91の所定アドレスに記憶する処理
を行なう。このとき、メモリ部91のアドレスはセクタ
のアドレスに対応し、メモリ部91に格納されるデータ
は、そのセクタが波形信号処理をすべきか否かの情報に
対応する。測定イネーブル信号は測定不可に対応する論
理値1になっている。
を伴って動作する。第1のステップは、磁気ディスク上
において各トラック毎に設定される各セクタについて、
波形信号処理をすべきか否かについての情報を、メモリ
部91に格納するステップである。この第1のステップ
では、図示しないコンピュータから供給される外部デー
タを、同じくコンピュータから与えられる外部アドレス
に基づき、メモリ部91の所定アドレスに記憶する処理
を行なう。このとき、メモリ部91のアドレスはセクタ
のアドレスに対応し、メモリ部91に格納されるデータ
は、そのセクタが波形信号処理をすべきか否かの情報に
対応する。測定イネーブル信号は測定不可に対応する論
理値1になっている。
【0027】第2のステップは第1のステップが完了し
た後に行なわれる。第2のステップは、メモリ部91の
記憶内容を読み出し、各セクタ毎の波形信号処理の要否
を出力する。測定イネーブル信号は測定可に対応する論
理値0になる。これにより、メモリ部91への外部アド
レス及び外部データの書き込みが停止される。一方、図
示しない磁気ディスク装置を駆動することにより、磁気
ディスク装置を構成する回転モータ等から、所定の回転
角度毎にセクタパルスが与えられる。セクタパルスはA
NDゲート93及びセクタパルス・カウンタ92に供給
される。セクタパルス・カウンタ92は供給されたセク
タパルスを計数し、対応するアドレス指定信号を、マル
チプレクサ97を介して、メモリ部91に供給する。こ
れにより、メモリ部91の記憶内容、即ち、各セクタ毎
の波形信号処理の要否が読み出される。メモリ部91か
ら読み出された情報は、ANDゲート93に与えられ
る。そして、ANDゲート93にセクタパルスが入力さ
れるタイミングで、ANDゲート93が開き、フリップ
・フロップ95がセットされ、波形信号処理の要否を含
む測定パルス信号が出力される。フリップ・フロップ9
5はパルス幅設定回路96から与えられるパルス幅設定
信号によってリセットされる。測定パルス信号は図5の
A/D変換部2及び切替部3の動作のために利用され
る。
た後に行なわれる。第2のステップは、メモリ部91の
記憶内容を読み出し、各セクタ毎の波形信号処理の要否
を出力する。測定イネーブル信号は測定可に対応する論
理値0になる。これにより、メモリ部91への外部アド
レス及び外部データの書き込みが停止される。一方、図
示しない磁気ディスク装置を駆動することにより、磁気
ディスク装置を構成する回転モータ等から、所定の回転
角度毎にセクタパルスが与えられる。セクタパルスはA
NDゲート93及びセクタパルス・カウンタ92に供給
される。セクタパルス・カウンタ92は供給されたセク
タパルスを計数し、対応するアドレス指定信号を、マル
チプレクサ97を介して、メモリ部91に供給する。こ
れにより、メモリ部91の記憶内容、即ち、各セクタ毎
の波形信号処理の要否が読み出される。メモリ部91か
ら読み出された情報は、ANDゲート93に与えられ
る。そして、ANDゲート93にセクタパルスが入力さ
れるタイミングで、ANDゲート93が開き、フリップ
・フロップ95がセットされ、波形信号処理の要否を含
む測定パルス信号が出力される。フリップ・フロップ9
5はパルス幅設定回路96から与えられるパルス幅設定
信号によってリセットされる。測定パルス信号は図5の
A/D変換部2及び切替部3の動作のために利用され
る。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る波形信
号処理装置は、周期性波形信号を多数回サンプリング
し、得られたサンプリング値に基づいて各周期毎にフー
リエ変換を行ない、フーリエ変換に基づいて予め選定さ
れた次数の周波数成分の位相角を求め、位相角を基準に
して各周期毎に同一位相となるサンプリング点を特定
し、各周期毎にサンプリング点で得られたサンプリング
値の多重加算平均値を出力するから、ランダムなノイズ
成分を含む周期性波形をデジタル処理するに当り、ノイ
ズ成分の影響を実質的に受けることなく、高精度、高信
頼度の波形処理を行なうことの可能な波形信号処理装置
を提供することができる。
号処理装置は、周期性波形信号を多数回サンプリング
し、得られたサンプリング値に基づいて各周期毎にフー
リエ変換を行ない、フーリエ変換に基づいて予め選定さ
れた次数の周波数成分の位相角を求め、位相角を基準に
して各周期毎に同一位相となるサンプリング点を特定
し、各周期毎にサンプリング点で得られたサンプリング
値の多重加算平均値を出力するから、ランダムなノイズ
成分を含む周期性波形をデジタル処理するに当り、ノイ
ズ成分の影響を実質的に受けることなく、高精度、高信
頼度の波形処理を行なうことの可能な波形信号処理装置
を提供することができる。
【図1】本発明に係る波形信号処理装置を概念的に示す
図である。
図である。
【図2】本発明における周期性波形のサンプリング処理
を説明する図である。
を説明する図である。
【図3】本発明における周期性波形のサンプリング処理
を説明する図である。
を説明する図である。
【図4】本発明に係る波形信号処理装置における基本波
成分と各周期毎の位相角との関係を示す図でる。
成分と各周期毎の位相角との関係を示す図でる。
【図5】本発明に係る波形信号処理装置の構成を概念的
に示すブロック図である。
に示すブロック図である。
【図6】図4に示した波形信号処理装置の一部を取出し
て示すブロック図である。
て示すブロック図である。
【図7】本発明に係る波形信号処理装置を磁気ディスク
装置に適用する場合のパルス発生部の具体例を示すブロ
ック図である。
装置に適用する場合のパルス発生部の具体例を示すブロ
ック図である。
1 波形信号処理装置 2 A/D変換部 3 切替部 41〜4n メモリ部 51〜5n フーリエ変換部 61〜6n 位相角検出部 71〜7n 位相シフト部 8 多重加算平均値算出部 9 パルス発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠山 耕一 東京都武蔵野市西久保3丁目2番25号 日 本 テクノビュート株式会社内 (72)発明者 酒井 正則 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 テイ ー ディーケイ株式会社内 (72)発明者 富田 克彦 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーデ ィーケイ株式会社内 (72)発明者 江▲崎▼ 城一朗 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーデ ィーケイ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 周期性波形信号が入力され、対応する信
号を出力する波形信号処理装置であって、 前記周期性波形信号を多数回サンプリングし、得られた
サンプリング値に基づいて各周期毎にフーリエ変換を行
ない、前記フーリエ変換に基づいて予め選定された次数
の周波数成分の位相角を求め、前記位相角を基準にして
各周期毎に同一位相となるサンプリング点を特定し、各
周期毎に前記サンプリング点で得られたサンプリング値
の多重加算平均値を出力する波形信号処理装置。 - 【請求項2】 前記予め選定された次数の周波数成分
は、基本波成分である請求項1に記載の波形信号処理装
置。 - 【請求項3】 オシロスコープに用いられ請求項1また
は2に記載の波形信号処理装置。 - 【請求項4】 記録媒体もしくはヘッドの特性測定に用
いられる請求項1または2に記載の波形信号処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07524693A JP3319524B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 波形信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07524693A JP3319524B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 波形信号処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294831A true JPH06294831A (ja) | 1994-10-21 |
| JP3319524B2 JP3319524B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=13570680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07524693A Expired - Fee Related JP3319524B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 波形信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3319524B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0835506A4 (en) * | 1996-04-30 | 2000-11-22 | Quantum Corp | METHOD AND DEVICE FOR SPECTRAL ANALYSIS IN A DISK RECORDING SYSTEM |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP07524693A patent/JP3319524B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0835506A4 (en) * | 1996-04-30 | 2000-11-22 | Quantum Corp | METHOD AND DEVICE FOR SPECTRAL ANALYSIS IN A DISK RECORDING SYSTEM |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3319524B2 (ja) | 2002-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011114 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020605 |
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