JPH06294930A - 視線検出機能付カメラ - Google Patents
視線検出機能付カメラInfo
- Publication number
- JPH06294930A JPH06294930A JP5104926A JP10492693A JPH06294930A JP H06294930 A JPH06294930 A JP H06294930A JP 5104926 A JP5104926 A JP 5104926A JP 10492693 A JP10492693 A JP 10492693A JP H06294930 A JPH06294930 A JP H06294930A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- line
- displayed
- image
- purkinje
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2213/00—Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
- G03B2213/02—Viewfinders
- G03B2213/025—Sightline detection
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Viewfinders (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮影者の意図する撮影画面内の点を正確に注
視点として判別する。 【構成】 撮影画面内における視点を表示する表示手段
9によって表示された点とその点が表示された時点にお
いて視線検出手段にて検出された視点を比較する比較手
段1と、該比較手段の比較結果に基づいて、前記表示手
段に表示された点が撮影者の注視点か否かを判別する判
別手段1とを備え、表示された点とその点が表示された
時点での撮影者の視点が略等しい場合、この点を注視点
として用いるようにしている。
視点として判別する。 【構成】 撮影画面内における視点を表示する表示手段
9によって表示された点とその点が表示された時点にお
いて視線検出手段にて検出された視点を比較する比較手
段1と、該比較手段の比較結果に基づいて、前記表示手
段に表示された点が撮影者の注視点か否かを判別する判
別手段1とを備え、表示された点とその点が表示された
時点での撮影者の視点が略等しい場合、この点を注視点
として用いるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影者の視点を検出す
る視線検出手段を備え、撮影者が撮影画面内のどの位置
を見ているかを自動的に検出することの機能を有するカ
メラの改良に関するものである。
る視線検出手段を備え、撮影者が撮影画面内のどの位置
を見ているかを自動的に検出することの機能を有するカ
メラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、観察者(撮影者)が観察面上
のどの位置を観察しているかを検出する、いわゆる視線
を検出する視線検出装置は種々提案されている。
のどの位置を観察しているかを検出する、いわゆる視線
を検出する視線検出装置は種々提案されている。
【0003】例えば特開昭61−172552号広報に
おいては、光源からの平行光束を被検者の前眼部へ投射
し、角膜からの反射光に基づく角膜反射像(プルキンエ
像)と瞳孔の結像位置を利用して視軸(注視点)を求め
ている。
おいては、光源からの平行光束を被検者の前眼部へ投射
し、角膜からの反射光に基づく角膜反射像(プルキンエ
像)と瞳孔の結像位置を利用して視軸(注視点)を求め
ている。
【0004】図4は視線検出方法の原理図である。
【0005】同図において、204は観察者に対して不
感の赤外光を放射する発光ダイオ−ド等の光源であり、
投光レンズ206の焦点面に配置されている。
感の赤外光を放射する発光ダイオ−ド等の光源であり、
投光レンズ206の焦点面に配置されている。
【0006】この光源204より発せられた赤外光は、
投光レンズ206により平行光となり、ハーフミラー2
05で反射し、眼球200の角膜201を照明する。こ
の時、角膜201の表面で反射した赤外光の一部に基づ
くプルキンエ像dは、ハーフミラー205を通過し受光
レンズ207により集光され、イメージセンサ209上
の位置d’にプルキンエ像dを再結像する。
投光レンズ206により平行光となり、ハーフミラー2
05で反射し、眼球200の角膜201を照明する。こ
の時、角膜201の表面で反射した赤外光の一部に基づ
くプルキンエ像dは、ハーフミラー205を通過し受光
レンズ207により集光され、イメージセンサ209上
の位置d’にプルキンエ像dを再結像する。
【0007】また、虹彩203の端部a,bからの光束
は、ハーフミラー205,受光レンズ207を介してイ
メージセンサ209上に導光され、その位置a’,b’
に該端部a,bの像を結像する。
は、ハーフミラー205,受光レンズ207を介してイ
メージセンサ209上に導光され、その位置a’,b’
に該端部a,bの像を結像する。
【0008】前記受光レンズ207の光軸アに対する眼
球の光軸イの回転角θが小さい場合、虹彩203の端部
a,bのZ座標をZa,Zbとすると、虹彩203の中
心位置cの座標Zcは Zc≒(Za+Zb)/2 と表される。
球の光軸イの回転角θが小さい場合、虹彩203の端部
a,bのZ座標をZa,Zbとすると、虹彩203の中
心位置cの座標Zcは Zc≒(Za+Zb)/2 と表される。
【0009】また、プルキンエ像の発生位置dのZ座標
をZd、角膜201の曲率中心oと虹彩203の中心c
までの距離をLocとすると、眼球光軸イの回転角θは Loc・sinθ≒Zc−Zd ………………(1) の関係式を略満足する。このため、イメージセンサ20
9上に投影された各特徴点(プルキンエ像の発生位置d
及び虹彩203の端部a,bのイメージセンサ209上
の像Za’,Zb’,Zd’)の位置を検出する事によ
り、眼球光軸イの回転角θを求める事ができる。この
時、上記(1)式は β・Loc・sinθ=(Za’−Zb’)/2−Zd’ ……(2) と書き換えられる。但し、βはプルキンエ像の発生位置
dと受光レンズ207との距離L1 と受光レンズ207
とイメージセンサ209との距離L0 で決る倍率で、通
常ほぼ一定の値となっている。
をZd、角膜201の曲率中心oと虹彩203の中心c
までの距離をLocとすると、眼球光軸イの回転角θは Loc・sinθ≒Zc−Zd ………………(1) の関係式を略満足する。このため、イメージセンサ20
9上に投影された各特徴点(プルキンエ像の発生位置d
及び虹彩203の端部a,bのイメージセンサ209上
の像Za’,Zb’,Zd’)の位置を検出する事によ
り、眼球光軸イの回転角θを求める事ができる。この
時、上記(1)式は β・Loc・sinθ=(Za’−Zb’)/2−Zd’ ……(2) と書き換えられる。但し、βはプルキンエ像の発生位置
dと受光レンズ207との距離L1 と受光レンズ207
とイメージセンサ209との距離L0 で決る倍率で、通
常ほぼ一定の値となっている。
【0010】この様に、観察者の眼球200の視線の方
向(注視点)を検出することにより、例えば一眼レフカ
メラやビデオカメラにおいては撮影者がピント面上のど
の位置を観察しているかを知ることができる。
向(注視点)を検出することにより、例えば一眼レフカ
メラやビデオカメラにおいては撮影者がピント面上のど
の位置を観察しているかを知ることができる。
【0011】これは、例えば自動焦点検出装置におい
て、測距点を画面中心のみならず画面内の複数箇所に設
けた場合、観察者がそのうちの1つの測距点を選択して
自動焦点検出を行うとする場合、その1つを選択入力す
る手間を省き、観察者が観察している点を測距点とみな
し、該測距点を自動的に選択して自動焦点検出を行うの
に有効である。
て、測距点を画面中心のみならず画面内の複数箇所に設
けた場合、観察者がそのうちの1つの測距点を選択して
自動焦点検出を行うとする場合、その1つを選択入力す
る手間を省き、観察者が観察している点を測距点とみな
し、該測距点を自動的に選択して自動焦点検出を行うの
に有効である。
【0012】又、撮影範囲内を複数の領域に分割し、各
領域において測光を行う分割測光においても、各領域の
測光情報の重み付けに前述した注視点の情報を用いるこ
とにより、観察者の意図する範囲に露出が合う確率が著
しく向上する等の効果がある。
領域において測光を行う分割測光においても、各領域の
測光情報の重み付けに前述した注視点の情報を用いるこ
とにより、観察者の意図する範囲に露出が合う確率が著
しく向上する等の効果がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
人の眼球の運動には、画像特徴を抽出する際に生じる運
動で最高速度が300度/秒に達する跳躍的運動と、3
0〜35度/秒以下の移動対象に対して生じる低速平滑
な随従運動があり、そのほかに中心に対象物体を捉える
ために不随的に生じる不規則な微小運動である固視微動
等が存在する。又スチルカメラ・ビデオカメラ等におい
ては、ファインダ内の視野外の表示を見ることもある。
人の眼球の運動には、画像特徴を抽出する際に生じる運
動で最高速度が300度/秒に達する跳躍的運動と、3
0〜35度/秒以下の移動対象に対して生じる低速平滑
な随従運動があり、そのほかに中心に対象物体を捉える
ために不随的に生じる不規則な微小運動である固視微動
等が存在する。又スチルカメラ・ビデオカメラ等におい
ては、ファインダ内の視野外の表示を見ることもある。
【0014】このため、従来例に示す様な視線検出装置
では、観察者(すなわち撮影者)の意図する対象に対す
る視線方向(すなわち注視点)を正確に検出することが
困難であった。
では、観察者(すなわち撮影者)の意図する対象に対す
る視線方向(すなわち注視点)を正確に検出することが
困難であった。
【0015】(発明の目的)本発明の目的は、撮影者の
意図する撮影画面内の点を正確に注視点として判別する
ことのできる視線検出機能付カメラを提供することであ
る。
意図する撮影画面内の点を正確に注視点として判別する
ことのできる視線検出機能付カメラを提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮影画面内に
おける視点を表示する表示手段によって表示された点と
その点が表示された時点において視線検出手段にて検出
された視点を比較する比較手段と、該比較手段の比較結
果に基づいて、前記表示手段に表示された点が撮影者の
注視点か否かを判別する判別手段とを備え、表示された
点とその点が表示された時点での撮影者の視点が略等し
い場合、この点を注視点として用いるようにしている。
おける視点を表示する表示手段によって表示された点と
その点が表示された時点において視線検出手段にて検出
された視点を比較する比較手段と、該比較手段の比較結
果に基づいて、前記表示手段に表示された点が撮影者の
注視点か否かを判別する判別手段とを備え、表示された
点とその点が表示された時点での撮影者の視点が略等し
い場合、この点を注視点として用いるようにしている。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例における視線
検出機能付カメラの概略構成を示すブロック図である。
検出機能付カメラの概略構成を示すブロック図である。
【0019】図1において、1はMPU(マイクロプロ
セッシングユニット)、2はメモリ、3は後述のCCD
及びIRED(赤外発光ダイオード)を駆動する為のド
ライバ回路、4は二次元撮像素子であるところのCC
D、5は観察者の眼球に対して不感の赤外光を投射する
複数のIREDから構成されるIRED群であり、水平
・垂直方向に所定間隔をもってペアとなって配置されて
いる。6はAF(オートフォーカス)を行うためのレン
ズ駆動ユニット、7は絞り駆動ユニット、8はシャッタ
ユニットである。9は、ファインダ内に配置され、後述
の様な視線検出のルーチンによって得られる視線位置な
どを表示するファインダ内表示器である。
セッシングユニット)、2はメモリ、3は後述のCCD
及びIRED(赤外発光ダイオード)を駆動する為のド
ライバ回路、4は二次元撮像素子であるところのCC
D、5は観察者の眼球に対して不感の赤外光を投射する
複数のIREDから構成されるIRED群であり、水平
・垂直方向に所定間隔をもってペアとなって配置されて
いる。6はAF(オートフォーカス)を行うためのレン
ズ駆動ユニット、7は絞り駆動ユニット、8はシャッタ
ユニットである。9は、ファインダ内に配置され、後述
の様な視線検出のルーチンによって得られる視線位置な
どを表示するファインダ内表示器である。
【0020】図2は上記構成から成る視線検出機能付カ
メラのメイン動作を示すフローチャートである。
メラのメイン動作を示すフローチャートである。
【0021】カメラの不図示のレリーズ釦の第1ストロ
ーク操作に連動するスイッチSW1のONなどにより視
線検出の要求がなされると(ステップ101)、MPU
1はステップ102からの視線検出のルーチンに入る。
ーク操作に連動するスイッチSW1のONなどにより視
線検出の要求がなされると(ステップ101)、MPU
1はステップ102からの視線検出のルーチンに入る。
【0022】ステップ102においては、演算に使用す
る変数の初期化処理を行い、次のステップ103におい
て、蓄積時間の設定を行う(ステップ103)。これは
眼鏡の有無・外光の強度等を考慮して行い、同時にIR
ED群5内より点灯させるべくIREDペアの選択も行
う。そして、ステップ104以降の蓄積制御動作へと移
る。
る変数の初期化処理を行い、次のステップ103におい
て、蓄積時間の設定を行う(ステップ103)。これは
眼鏡の有無・外光の強度等を考慮して行い、同時にIR
ED群5内より点灯させるべくIREDペアの選択も行
う。そして、ステップ104以降の蓄積制御動作へと移
る。
【0023】まず、ステップ104においては、CCD
4の電荷クリア動作を行うための指示をドライバ回路3
に対して行う。この指示を受けたドライバ回路3はクリ
ア動作を行い、CCD4のメモリゾーン、電荷転送ライ
ン等に残っている電荷を消去する。次いで、ステップ1
05において、上記ステップ103において選択したI
REDペアを点灯させるためにIRED選択信号をドラ
イバ回路3に送信すると同時に、蓄積信号をハイレベル
にしてCCD4による蓄積を開始し、上記の設定した蓄
積時間が経過したら蓄積信号をローレベルにし、蓄積を
終了する。この蓄積に同期して選択されたIREDペア
は点灯することになる。
4の電荷クリア動作を行うための指示をドライバ回路3
に対して行う。この指示を受けたドライバ回路3はクリ
ア動作を行い、CCD4のメモリゾーン、電荷転送ライ
ン等に残っている電荷を消去する。次いで、ステップ1
05において、上記ステップ103において選択したI
REDペアを点灯させるためにIRED選択信号をドラ
イバ回路3に送信すると同時に、蓄積信号をハイレベル
にしてCCD4による蓄積を開始し、上記の設定した蓄
積時間が経過したら蓄積信号をローレベルにし、蓄積を
終了する。この蓄積に同期して選択されたIREDペア
は点灯することになる。
【0024】次いで、MPU1は光像ブロック(プルキ
ンエ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行うステッ
プ106以降の動作へと移る。
ンエ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行うステッ
プ106以降の動作へと移る。
【0025】まず、ステップ106においては、ドライ
バ回路3を介してCCD4の1ライン分の画像信号を順
次読み込み、A/D変換を行い、メモリ2にその値を記
憶していく。そして、次のステップ107において、こ
のデータを使って光像ブロック(プルキンエ像候補)並
びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行っていく。この処理
はCCD4のライン数分だけ行う。
バ回路3を介してCCD4の1ライン分の画像信号を順
次読み込み、A/D変換を行い、メモリ2にその値を記
憶していく。そして、次のステップ107において、こ
のデータを使って光像ブロック(プルキンエ像候補)並
びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行っていく。この処理
はCCD4のライン数分だけ行う。
【0026】ここで、上記ステップ107において行わ
れる「光像ブロック(プルキンエ像候補)に関して、図
3のフローチャートを用いて説明する。
れる「光像ブロック(プルキンエ像候補)に関して、図
3のフローチャートを用いて説明する。
【0027】MPU1は、ステップ201において、1
ライン分のデータを読み込む。そして、TUGINOス
テップ102,103において、光像ブロックの立上
り、立下り条件を満たすか否かの判別を行う。すなわ
ち、ある一定値以上の輝度を持ち、その両端の傾斜があ
る程度急峻か否かを判別する。なお、光像ブロック幅、
例えばある一定値以上の輝度である画素数が一定値以上
のもののみを有効とみなしてもよい。
ライン分のデータを読み込む。そして、TUGINOス
テップ102,103において、光像ブロックの立上
り、立下り条件を満たすか否かの判別を行う。すなわ
ち、ある一定値以上の輝度を持ち、その両端の傾斜があ
る程度急峻か否かを判別する。なお、光像ブロック幅、
例えばある一定値以上の輝度である画素数が一定値以上
のもののみを有効とみなしてもよい。
【0028】今、あるラインのi番目の画素の輝度をd
[i]とした時、次に示す条件 (1)d[i]≧Const1 AND d[i]−d[i
−a]≧Const2 (2)d[j]≧Const1 AND d[j]−d[j
+a]≧Const2 但し、Const1,Const2,aは定数、jはi+1以上
の変数を満たした場合、これを光像ブロック(プルキン
エ像候補)と認識し、ステップ204において、iを立
上り点座標、jを立下り点座標として記憶する。
[i]とした時、次に示す条件 (1)d[i]≧Const1 AND d[i]−d[i
−a]≧Const2 (2)d[j]≧Const1 AND d[j]−d[j
+a]≧Const2 但し、Const1,Const2,aは定数、jはi+1以上
の変数を満たした場合、これを光像ブロック(プルキン
エ像候補)と認識し、ステップ204において、iを立
上り点座標、jを立下り点座標として記憶する。
【0029】そして、ステップ205において、それ以
前に光像ブロックが抽出されていると判別した場合は、
次のステップ206において、いま記憶した立上り点、
立下り点がその光像ブロックと同一か否かの判定を行
う。すなわち [抽出済光像ブロックの右側境界≦現光像ブロックの右
端と左端の平均〔(i+j)/2〕≦抽出済光像ブロッ
クの左側境界] の条件を満たしたならば、同一の光像ブロックとみな
し、ステップ207へ移行し、このステップにおいて、
光像ブロック立上り点(光像ブロックの右側境界)、光
像ブロック立下り点(光像ブロックの左側境界)、並び
に、光像ブロックの下側境界(垂直方向の光像ブロック
幅)の値を更新する。n番目の抽出済の光像ブロックの
上下左右の境界の座標を各々Bny1,Bny2,Bn
x1,Bnx2とした時、 Bnx1>i なら Bnx1=i Bnx2<j なら Bnx2=j Bny2=Bny2+1 と各境界の値を更新する。
前に光像ブロックが抽出されていると判別した場合は、
次のステップ206において、いま記憶した立上り点、
立下り点がその光像ブロックと同一か否かの判定を行
う。すなわち [抽出済光像ブロックの右側境界≦現光像ブロックの右
端と左端の平均〔(i+j)/2〕≦抽出済光像ブロッ
クの左側境界] の条件を満たしたならば、同一の光像ブロックとみな
し、ステップ207へ移行し、このステップにおいて、
光像ブロック立上り点(光像ブロックの右側境界)、光
像ブロック立下り点(光像ブロックの左側境界)、並び
に、光像ブロックの下側境界(垂直方向の光像ブロック
幅)の値を更新する。n番目の抽出済の光像ブロックの
上下左右の境界の座標を各々Bny1,Bny2,Bn
x1,Bnx2とした時、 Bnx1>i なら Bnx1=i Bnx2<j なら Bnx2=j Bny2=Bny2+1 と各境界の値を更新する。
【0030】また、条件を満していなかった場合には、
新たな光像ブロックが生じたと判断してステップ208
へ移行し、このステップにおいて、光像ブロックの上下
左右の境界の座標を以下のように記憶する。
新たな光像ブロックが生じたと判断してステップ208
へ移行し、このステップにおいて、光像ブロックの上下
左右の境界の座標を以下のように記憶する。
【0031】Bnx1=i Bnx2=j Bny1=(読み出したラインのライン数) Bny2=(読み出したラインのライン数) そして、ステップ209において、1ライン分の動作が
終了したことを判別すると、次のステップ210におい
て、瞳孔エッジ抽出処理を行う。
終了したことを判別すると、次のステップ210におい
て、瞳孔エッジ抽出処理を行う。
【0032】再び図2に戻り、次のステップ108にお
いて、全ラインについてこの処理が終了したことを判別
すると、ステップ109へ移り、「プルキンエ像選択」
の処理を開始する。
いて、全ラインについてこの処理が終了したことを判別
すると、ステップ109へ移り、「プルキンエ像選択」
の処理を開始する。
【0033】この「プルキンエ像選択」動作は、以下の
ようにして行われる。
ようにして行われる。
【0034】ここにおける一番目の処理では、各々の光
像ブロックの水平・垂直方向のブロック幅を調べ、その
幅がともに定数Const3以下のもののみ採用する。これ
以上ブロック幅が大きいものは、眼鏡のゴースト、外光
に照明された瞼等での反射などプルキンエ像以外の光像
である為、排除する。
像ブロックの水平・垂直方向のブロック幅を調べ、その
幅がともに定数Const3以下のもののみ採用する。これ
以上ブロック幅が大きいものは、眼鏡のゴースト、外光
に照明された瞼等での反射などプルキンエ像以外の光像
である為、排除する。
【0035】二番目の処理では、一番目の処理で採用し
た光像ブロックの垂直方向座標を調べる。もし、ある光
像ブロックとある光像ブロックが、垂直方向に重なって
いるか接している時は、この二つの光像ブロックの垂直
方向座標は略等しいと判断する。すなわち、n番目の光
像ブロックの上下左右の境界位置を各々Bny1,Bn
y2,Bnx1,Bnx2とした時、m番目の光像ブロ
ックの上下左右の境界位置を各々Bmy1,Bmy2,
Bmx1,Bmx2とした時、 Bny1≦Bmy2 かつ Bny2≧Bmy1 の条件式が成り立った場合、二つの光像ブロックの垂直
方向座標は略等しいと判断する。次いで、この垂直方向
座標の略等しいものの無い光像ブロックを排除する。そ
の後、略等しいものの有る光像ブロックについて各々の
水平方向のブロック間隔Δmnを調べ、その値が所定範
囲内(Δ1≦Δmn≦Δ2)のもののみを採用する(但
し、Δ1,Δ2は定数)。
た光像ブロックの垂直方向座標を調べる。もし、ある光
像ブロックとある光像ブロックが、垂直方向に重なって
いるか接している時は、この二つの光像ブロックの垂直
方向座標は略等しいと判断する。すなわち、n番目の光
像ブロックの上下左右の境界位置を各々Bny1,Bn
y2,Bnx1,Bnx2とした時、m番目の光像ブロ
ックの上下左右の境界位置を各々Bmy1,Bmy2,
Bmx1,Bmx2とした時、 Bny1≦Bmy2 かつ Bny2≧Bmy1 の条件式が成り立った場合、二つの光像ブロックの垂直
方向座標は略等しいと判断する。次いで、この垂直方向
座標の略等しいものの無い光像ブロックを排除する。そ
の後、略等しいものの有る光像ブロックについて各々の
水平方向のブロック間隔Δmnを調べ、その値が所定範
囲内(Δ1≦Δmn≦Δ2)のもののみを採用する(但
し、Δ1,Δ2は定数)。
【0036】例えば、光像ブロックB1,B2,B3の
三つの垂直方向座標が略等しい場合、B1とB2の間隔
Δ12,B2とB3の間隔Δ23,B3とB1の間隔Δ
31を求め、それが所定値内にあるか否かを調べ、その
結果、Δ12,Δ23が所定値内にあれば、プルキンエ
像候補ペアとして[B1,B2][B2,B3]の組み
合わせを採用する。この時点でプルキンエ像候補ペアが
一つあれば(光像ブロックの数が二つであれば)、これ
をプルキンエ像として採用する。もしこの時点でプルキ
ンエ像が決定できない場合には次の処理を行う。
三つの垂直方向座標が略等しい場合、B1とB2の間隔
Δ12,B2とB3の間隔Δ23,B3とB1の間隔Δ
31を求め、それが所定値内にあるか否かを調べ、その
結果、Δ12,Δ23が所定値内にあれば、プルキンエ
像候補ペアとして[B1,B2][B2,B3]の組み
合わせを採用する。この時点でプルキンエ像候補ペアが
一つあれば(光像ブロックの数が二つであれば)、これ
をプルキンエ像として採用する。もしこの時点でプルキ
ンエ像が決定できない場合には次の処理を行う。
【0037】三番目の処理では、プルキンエ像ペアの中
心座標とこれとは別個に求められる瞳孔中心の座標を比
較し、瞳孔中心の座標に最も近いもの、すなわちプルキ
ンエ像ペアの中心座標と瞳孔中心の座標の距離が最小と
なるものをプルキンエ像として選択する。(説明の都合
上、プルキンエ像選択の三つのステップをまとめて記載
したが、実際の処理においては次に説明する瞳孔円演算
の後にこの三番目の処理は行われる。)以上のようにし
て決定されたプルキンエ像ペアP1,P2及びプルキン
エ像Pcの座標は P1x=(Bnx1+Bnx2)/2 P1y=(Bny1+Bny2)/2 P2x=(Bmx1+Bmx2)/2 P2y=(Bmy1+Bmy2)/2 Pcx=(P1x+P2x)/2 Pcy=(P1y+P2y)/2 のように計算する。但し、P1x,P1y,P2x,P
2y,Pcx,Pcyはプルキンエ像ペアP1,P2及
びプルキンエ像Pcの水平垂直座標である。また、n番
目,m番目の光像ブロックがプルキンエ像として選択し
たものとする。
心座標とこれとは別個に求められる瞳孔中心の座標を比
較し、瞳孔中心の座標に最も近いもの、すなわちプルキ
ンエ像ペアの中心座標と瞳孔中心の座標の距離が最小と
なるものをプルキンエ像として選択する。(説明の都合
上、プルキンエ像選択の三つのステップをまとめて記載
したが、実際の処理においては次に説明する瞳孔円演算
の後にこの三番目の処理は行われる。)以上のようにし
て決定されたプルキンエ像ペアP1,P2及びプルキン
エ像Pcの座標は P1x=(Bnx1+Bnx2)/2 P1y=(Bny1+Bny2)/2 P2x=(Bmx1+Bmx2)/2 P2y=(Bmy1+Bmy2)/2 Pcx=(P1x+P2x)/2 Pcy=(P1y+P2y)/2 のように計算する。但し、P1x,P1y,P2x,P
2y,Pcx,Pcyはプルキンエ像ペアP1,P2及
びプルキンエ像Pcの水平垂直座標である。また、n番
目,m番目の光像ブロックがプルキンエ像として選択し
たものとする。
【0038】次に、ステップ110へ移り、瞳孔円の演
算を以下のようにして行う。
算を以下のようにして行う。
【0039】上記の瞳孔エッジ抽出処理においてMPU
1は、抽出した瞳孔エッジの座標、そのラインLの最低
輝度MIN(L) 及び画像全体の最低輝度MIN0をメモ
リ2に記憶している。
1は、抽出した瞳孔エッジの座標、そのラインLの最低
輝度MIN(L) 及び画像全体の最低輝度MIN0をメモ
リ2に記憶している。
【0040】そこで、まずMPU1は、瞳孔エッジが抽
出されているエリアの最低輝度(MIN(L) )と画像全
体の最低輝度(MIN0+定数)を比較し、 MIN(L) ≦MIN0+定数 の条件を満たさない場合は、そのエリアに存在する瞳孔
エッジは不適切なものとしてこれを排除する。
出されているエリアの最低輝度(MIN(L) )と画像全
体の最低輝度(MIN0+定数)を比較し、 MIN(L) ≦MIN0+定数 の条件を満たさない場合は、そのエリアに存在する瞳孔
エッジは不適切なものとしてこれを排除する。
【0041】次いで、先のプルキンエ像選択の二番目ま
でのステップ109で求めたプルキンエ像(候補)の周
辺の瞳孔エッジを排除する。これは、プルキンエ像候補
(光像ブロック)の水平垂直座標(Pnx,Pny)を
中心にしたエリア内のもの、例えば、(Pnx−定数,
Pny−定数),(Pnx−定数,Pny+定数),
(Pnx+定数,Pny−定数),(Pnx+定数,P
ny+定数)の4点で囲まれた四角形内のものを排除す
ることにより行われる。プルキンエ像は2個存在するの
で、この処理は各々のプルキンエ像について行う。
でのステップ109で求めたプルキンエ像(候補)の周
辺の瞳孔エッジを排除する。これは、プルキンエ像候補
(光像ブロック)の水平垂直座標(Pnx,Pny)を
中心にしたエリア内のもの、例えば、(Pnx−定数,
Pny−定数),(Pnx−定数,Pny+定数),
(Pnx+定数,Pny−定数),(Pnx+定数,P
ny+定数)の4点で囲まれた四角形内のものを排除す
ることにより行われる。プルキンエ像は2個存在するの
で、この処理は各々のプルキンエ像について行う。
【0042】さらに、これまでに選択した瞳孔エッジ候
補の座標の平均値mと標準偏差σを求め、[平均値m−
a*標準偏差σ〜平均値m+a*標準偏差σ(但し、a
は定数)]の範囲内のもののみを採用する。
補の座標の平均値mと標準偏差σを求め、[平均値m−
a*標準偏差σ〜平均値m+a*標準偏差σ(但し、a
は定数)]の範囲内のもののみを採用する。
【0043】この演算は水平方向のみに関して行っても
よいし、水平垂直両方向に関して行ってもよい。また、
この処理を二重に行ってもよい。すなわち、[平均値m
−a*標準偏差σ〜平均値m+a*標準偏差σ]の範囲
内に入ったものの平均値m′と標準偏差σ′を再び求
め、この二量によって定められる範囲[平均値m′−a
*標準偏差σ′〜平均値m′+a*標準偏差σ′]内の
もののみを採用する。
よいし、水平垂直両方向に関して行ってもよい。また、
この処理を二重に行ってもよい。すなわち、[平均値m
−a*標準偏差σ〜平均値m+a*標準偏差σ]の範囲
内に入ったものの平均値m′と標準偏差σ′を再び求
め、この二量によって定められる範囲[平均値m′−a
*標準偏差σ′〜平均値m′+a*標準偏差σ′]内の
もののみを採用する。
【0044】次いで、以上に様にして選択した瞳孔エッ
ジを用い、瞳孔中心及び瞳孔半径を求める。この方法と
しては最小二乗法を用いれば良い。
ジを用い、瞳孔中心及び瞳孔半径を求める。この方法と
しては最小二乗法を用いれば良い。
【0045】その後、ステップ111へ移り、プルキン
エ像と瞳孔中心の位置を用いて眼球の回転角、さらには
カメラのピント板上での視点位置を演算する。
エ像と瞳孔中心の位置を用いて眼球の回転角、さらには
カメラのピント板上での視点位置を演算する。
【0046】次に、ステップ112において、視線検出
の1回目か否かの判別を行い、1回目の場合はステップ
113へ移り、上記ステップ111にて得られた視線位
置をメモリ2に記憶する。そして、次のステップ114
において、ファインダ内表示器9に上記の視点位置を表
示する。
の1回目か否かの判別を行い、1回目の場合はステップ
113へ移り、上記ステップ111にて得られた視線位
置をメモリ2に記憶する。そして、次のステップ114
において、ファインダ内表示器9に上記の視点位置を表
示する。
【0047】そして、MPU1はステップ102へ戻
り、再び視線検出のルーチン(ステップ102〜11
1)を繰り返す。
り、再び視線検出のルーチン(ステップ102〜11
1)を繰り返す。
【0048】つまり、先ず演算に使用する変数の初期化
等の初期化処理を行い、その後蓄積時間の設定を行う。
この際、同時に点灯するIREDペアの選択も行われ
る。この後蓄積制御のステップに移り、クリアモードの
動作を行うための指示をドライバ回路3に対して行う。
指示を受けたドライバ回路3はクリア動作を行い、CC
D4のメモリゾーン・電荷転送ライン等に残っている電
荷を消去する。次いで、選択したIREDペアを点灯さ
せるためにIRED選択信号をドライバ回路3に送信す
る。その後蓄積信号をハイレベルにして蓄積を開始し、
設定された蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレベル
にして蓄積を終了する。そして、この蓄積に同期してI
REDが点灯される。次いで、光像ブロック(プルキン
エ像候補)・瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う。まず、
ドライバ回路3を介して1ライン分の画像信号を順次読
み込み、A/D変換を行い、メモリ2にその値を記憶し
ていく。そして、このデータを使って光像ブロック(プ
ルキンエ像候補)並びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行
っていく。この処理をCCDのライン数分だけ行う。そ
の後プルキンエ像・瞳孔エッジの選択、さらにプルキン
エ像・瞳孔中心の決定、眼球の回転角、視点位置の演算
を行う。
等の初期化処理を行い、その後蓄積時間の設定を行う。
この際、同時に点灯するIREDペアの選択も行われ
る。この後蓄積制御のステップに移り、クリアモードの
動作を行うための指示をドライバ回路3に対して行う。
指示を受けたドライバ回路3はクリア動作を行い、CC
D4のメモリゾーン・電荷転送ライン等に残っている電
荷を消去する。次いで、選択したIREDペアを点灯さ
せるためにIRED選択信号をドライバ回路3に送信す
る。その後蓄積信号をハイレベルにして蓄積を開始し、
設定された蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレベル
にして蓄積を終了する。そして、この蓄積に同期してI
REDが点灯される。次いで、光像ブロック(プルキン
エ像候補)・瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う。まず、
ドライバ回路3を介して1ライン分の画像信号を順次読
み込み、A/D変換を行い、メモリ2にその値を記憶し
ていく。そして、このデータを使って光像ブロック(プ
ルキンエ像候補)並びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行
っていく。この処理をCCDのライン数分だけ行う。そ
の後プルキンエ像・瞳孔エッジの選択、さらにプルキン
エ像・瞳孔中心の決定、眼球の回転角、視点位置の演算
を行う。
【0049】以上の視線検出ルーチンを終了すると、前
述と同様ステップ112へ進み、視線検出の1回目か否
かの判別を行うが、この際は1回目ではないのでステッ
プ115へ移る。そして、このステップ115におい
て、今回(二回目に)得られた視点位置と前記ステップ
114において表示された点(視線位置)とを比較し、
この二点が略等しくなければ、前述したステップ113
へと移り、同様の動作を繰り返す。
述と同様ステップ112へ進み、視線検出の1回目か否
かの判別を行うが、この際は1回目ではないのでステッ
プ115へ移る。そして、このステップ115におい
て、今回(二回目に)得られた視点位置と前記ステップ
114において表示された点(視線位置)とを比較し、
この二点が略等しくなければ、前述したステップ113
へと移り、同様の動作を繰り返す。
【0050】一方、ステップ115において、今回(二
回目に)得られた視点位置と前記ステップ114におい
て表示された点(視線位置)が略等しいと判別した場合
は、ステップ116へ移り、この二点の平均値を注視点
位置として採用する。
回目に)得られた視点位置と前記ステップ114におい
て表示された点(視線位置)が略等しいと判別した場合
は、ステップ116へ移り、この二点の平均値を注視点
位置として採用する。
【0051】ここで、例えば、二点の距離が一定値以下
の場合に略等しいというようにすれば、ソフト的にもハ
ード的にも簡単に実現することができる。また、この一
定値は使用されているレンズの焦点距離・撮影シーン
(測光値より明暗を知り室内外を判断する)などにより
変化させれば効果的である。
の場合に略等しいというようにすれば、ソフト的にもハ
ード的にも簡単に実現することができる。また、この一
定値は使用されているレンズの焦点距離・撮影シーン
(測光値より明暗を知り室内外を判断する)などにより
変化させれば効果的である。
【0052】このように表示・視線の再検出を行うこと
で一定の遅延時間を設け、二度の視線検出を行い、その
結果が略等しければこの一定時間視線が略等しい点に停
留していたと判断することができる。また、見ている点
と同一の点に表示が行われた場合は、人間の眼球は(眼
球を移動する意志の無い場合)ほとんど動かないが、異
なる点が表示された場合、これに刺激され人間の眼球は
移動してしまうという生理的特性からも、この判断は妥
当である。
で一定の遅延時間を設け、二度の視線検出を行い、その
結果が略等しければこの一定時間視線が略等しい点に停
留していたと判断することができる。また、見ている点
と同一の点に表示が行われた場合は、人間の眼球は(眼
球を移動する意志の無い場合)ほとんど動かないが、異
なる点が表示された場合、これに刺激され人間の眼球は
移動してしまうという生理的特性からも、この判断は妥
当である。
【0053】そして、次のステップ117において、こ
の注視点と判断された点を基にAFポイント等を決定
し、カメラの制御を行う。
の注視点と判断された点を基にAFポイント等を決定
し、カメラの制御を行う。
【0054】(第2の実施例)本発明の第2の実施例と
して、光像ブロック(プルキンエ像候補)抽出に輝度を
考慮した視線検出機能付カメラについて説明する。
して、光像ブロック(プルキンエ像候補)抽出に輝度を
考慮した視線検出機能付カメラについて説明する。
【0055】なお、回路構成は図1に示した第1の実施
例と同様であり、また、該カメラのメインルーチンも図
2に示した第1の実施例と基本的には同一であるので、
この動作に関わる部分の説明では同一の回路番号及びス
テップ番号を付すものとする。
例と同様であり、また、該カメラのメインルーチンも図
2に示した第1の実施例と基本的には同一であるので、
この動作に関わる部分の説明では同一の回路番号及びス
テップ番号を付すものとする。
【0056】第1の実施例と同様、カメラの不図示のレ
リーズ釦の第1ストローク操作に連動するスイッチSW
1のONなどにより視線検出の要求がなされると、MP
U1はステップ102からの視線検出のルーチンに入
る。
リーズ釦の第1ストローク操作に連動するスイッチSW
1のONなどにより視線検出の要求がなされると、MP
U1はステップ102からの視線検出のルーチンに入
る。
【0057】ステップ102においては、演算に使用す
る変数の初期化処理を行い、次のステップ103におい
て、蓄積時間の設定を行う(ステップ103)。これは
眼鏡の有無・外光の強度等を考慮して行い、同時にIR
ED群5内より点灯させるべくIREDペアの選択も行
う。そして、ステップ104以降の蓄積制御動作へと移
る。
る変数の初期化処理を行い、次のステップ103におい
て、蓄積時間の設定を行う(ステップ103)。これは
眼鏡の有無・外光の強度等を考慮して行い、同時にIR
ED群5内より点灯させるべくIREDペアの選択も行
う。そして、ステップ104以降の蓄積制御動作へと移
る。
【0058】まず、ステップ104においては、CCD
4の電荷クリアモードの動作を行うための指示をドライ
バ回路3に対して行う。この指示を受けたドライバ回路
3はクリア動作を行い、CCD4のメモリゾーン、電荷
転送ライン等に残っている電荷を消去する。次いで、ス
テップ105において、上記ステップ103において選
択したIREDペアを点灯させるためにIRED選択信
号をドライバ回路3に送信すると同時に、蓄積信号をハ
イレベルにしてCCD4による蓄積を開始し、上記の設
定した蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレベルに
し、蓄積を終了する。この蓄積に同期して選択されたI
REDペアは点灯することになる。
4の電荷クリアモードの動作を行うための指示をドライ
バ回路3に対して行う。この指示を受けたドライバ回路
3はクリア動作を行い、CCD4のメモリゾーン、電荷
転送ライン等に残っている電荷を消去する。次いで、ス
テップ105において、上記ステップ103において選
択したIREDペアを点灯させるためにIRED選択信
号をドライバ回路3に送信すると同時に、蓄積信号をハ
イレベルにしてCCD4による蓄積を開始し、上記の設
定した蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレベルに
し、蓄積を終了する。この蓄積に同期して選択されたI
REDペアは点灯することになる。
【0059】次いで、MPU1は光像ブロック(プルキ
ンエ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行うステッ
プ106以降の動作へと移る。
ンエ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行うステッ
プ106以降の動作へと移る。
【0060】まず、ステップ106においては、ドライ
バ回路3を介してCCD4の1ライン分の画像信号を順
次読み込み、A/D変換を行い、メモリ2にその値を記
憶していく。そして、次のステップ107において、こ
のデータを使って光像ブロック(プルキンエ像候補)並
びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行っていく。この処理
はCCD4のライン数分だけ行う。
バ回路3を介してCCD4の1ライン分の画像信号を順
次読み込み、A/D変換を行い、メモリ2にその値を記
憶していく。そして、次のステップ107において、こ
のデータを使って光像ブロック(プルキンエ像候補)並
びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行っていく。この処理
はCCD4のライン数分だけ行う。
【0061】ここで、上記ステップ107において行わ
れる「光像ブロック抽出」に関して、前出の図3のフロ
ーチャートにより説明する。
れる「光像ブロック抽出」に関して、前出の図3のフロ
ーチャートにより説明する。
【0062】まず、MPU1はステップ201におい
て、1ライン分のデータを読み込み、次のステップ20
2及び203において、光像ブロックの立上り、立下り
条件を満たすか否かの判別を行う。すなわち、ある一定
値以上の輝度を持ち、その両端の傾斜がある程度急峻か
否かを判別する。
て、1ライン分のデータを読み込み、次のステップ20
2及び203において、光像ブロックの立上り、立下り
条件を満たすか否かの判別を行う。すなわち、ある一定
値以上の輝度を持ち、その両端の傾斜がある程度急峻か
否かを判別する。
【0063】今、あるラインのI番目の画素の輝度をd
[i]とした時、次に示す条件 (1)d[i]≧Const1 AND d[i]−d[i
ーa]≧Const2 (2)d[j]≧Const1 AND d[j]−d[j
+a]≧Const2 但し、Const1,Const2,aは定数、jはi+1以上
の変数 を満たした場合、これを光像ブロック(プルキンエ像候
補)と認識し、ステップ204において、iを立上り点
座標、jを立下り点座標として記憶する。
[i]とした時、次に示す条件 (1)d[i]≧Const1 AND d[i]−d[i
ーa]≧Const2 (2)d[j]≧Const1 AND d[j]−d[j
+a]≧Const2 但し、Const1,Const2,aは定数、jはi+1以上
の変数 を満たした場合、これを光像ブロック(プルキンエ像候
補)と認識し、ステップ204において、iを立上り点
座標、jを立下り点座標として記憶する。
【0064】この抽出演算は左方(画素番号の小さい
方)から順次行った場合、立上り点座標iは初めに上記
(1)の条件を満たした点を採用するが、立下り点座標
jは上記(2)の条件を満たす最後の点を採用する。ま
た、当然のことながら1ラインに複数の光像ブロックが
存在することが十分に考えられるので、この抽出演算処
理は、そのラインの有効とみなされる全ての画素につい
て行う。
方)から順次行った場合、立上り点座標iは初めに上記
(1)の条件を満たした点を採用するが、立下り点座標
jは上記(2)の条件を満たす最後の点を採用する。ま
た、当然のことながら1ラインに複数の光像ブロックが
存在することが十分に考えられるので、この抽出演算処
理は、そのラインの有効とみなされる全ての画素につい
て行う。
【0065】そして、ステップ205において、それ以
前に光像ブロックを抽出していると判別した場合は、次
のステップ206において、いま記憶した立上り点、立
下り点がその光像ブロックと同一か否かの判定を行う。
すなわち [抽出済光像ブロックの右側境界≦現光像ブロックの右
端と左端の平均〔(i+j)/2〕≦抽出済光像ブロッ
クの左側境界] の条件を満たしたならば、同一の光像ブロックとみな
し、ステップ207へ移行し、このステップにおいて、
光像ブロック立上り点(光像ブロックの右側境界)、光
像ブロック立下り点(光像ブロックの左側境界)、並び
に、光像ブロックの下側境界(垂直方向の光像ブロック
幅)の値を更新する。n番目の抽出済ブロックの上下左
右の境界の座標を各々Bny1,Bny2,Bnx1,
Bnx2とした時、 Bnx1>i なら Bnx1=i Bnx2<j なら Bnx2=j Bny2=Bny2+1 と各境界の値を更新する。さらに、この範囲内の像信号
に関して輝度(信号強度)の和Si[n]及び輝度とそ
の水平座標、垂直座標の積の和Six[n],Siy
[n]を次式にしたがって求め、その値を記憶してい
く。
前に光像ブロックを抽出していると判別した場合は、次
のステップ206において、いま記憶した立上り点、立
下り点がその光像ブロックと同一か否かの判定を行う。
すなわち [抽出済光像ブロックの右側境界≦現光像ブロックの右
端と左端の平均〔(i+j)/2〕≦抽出済光像ブロッ
クの左側境界] の条件を満たしたならば、同一の光像ブロックとみな
し、ステップ207へ移行し、このステップにおいて、
光像ブロック立上り点(光像ブロックの右側境界)、光
像ブロック立下り点(光像ブロックの左側境界)、並び
に、光像ブロックの下側境界(垂直方向の光像ブロック
幅)の値を更新する。n番目の抽出済ブロックの上下左
右の境界の座標を各々Bny1,Bny2,Bnx1,
Bnx2とした時、 Bnx1>i なら Bnx1=i Bnx2<j なら Bnx2=j Bny2=Bny2+1 と各境界の値を更新する。さらに、この範囲内の像信号
に関して輝度(信号強度)の和Si[n]及び輝度とそ
の水平座標、垂直座標の積の和Six[n],Siy
[n]を次式にしたがって求め、その値を記憶してい
く。
【0066】Si[n]=Si[n]+Σ(d[x]) Six[n]=Si[n]+Σ(d[x]*x] Siy[n]=Si[n]+Σ(d[x]*処理中のラ
イン数L) また、条件を満たさなかった場合には、新たな光像ブロ
ックが生じたと判断してステップ208へ移行し、この
ステップにおいて、上下左右の境界の座標を以下のよう
に記憶する。
イン数L) また、条件を満たさなかった場合には、新たな光像ブロ
ックが生じたと判断してステップ208へ移行し、この
ステップにおいて、上下左右の境界の座標を以下のよう
に記憶する。
【0067】Bnx1=i Bnx2=j Bny1=(読み出したラインのライン数) Bny2=(読み出したラインのライン数) さらに、この範囲内の像信号に関して輝度(信号強度)
の和Si[n]及び輝度とその水平座標、垂直座標の積
の和Six[n],Siy[n]を次式にしたがって求
め、その値を更新し記憶していく。
の和Si[n]及び輝度とその水平座標、垂直座標の積
の和Six[n],Siy[n]を次式にしたがって求
め、その値を更新し記憶していく。
【0068】Si[n]=Σ(d[x]) Six[n]=Σ(d[x]*x) Siy[n]=Σ(d[x]*処理中のライン数L) そして、ステップ209において、1ライン分の動作が
終了したことを判別すると、次のステップ210におい
て、瞳孔エッジ抽出処理を行う。
終了したことを判別すると、次のステップ210におい
て、瞳孔エッジ抽出処理を行う。
【0069】再び図2に戻り、ステップ108におい
て、全ラインについてこの処理が終了したことを判別す
ると、ステップ109へ移り、「プルキンエ像選択」の
処理を開始する。
て、全ラインについてこの処理が終了したことを判別す
ると、ステップ109へ移り、「プルキンエ像選択」の
処理を開始する。
【0070】この「プルキンエ像選択」動作は、以下の
ようにして行われる。
ようにして行われる。
【0071】ここにおける一番目の処理では、各々の光
像ブロックの水平・垂直方向のブロック幅を調べ、その
幅がともに定数Const3以下のもののみ採用する。これ
以上ブロック幅が大きいものは、眼鏡のゴースト、外光
に照明された瞼等での反射などプルキンエ像以外の光像
である為、排除する。
像ブロックの水平・垂直方向のブロック幅を調べ、その
幅がともに定数Const3以下のもののみ採用する。これ
以上ブロック幅が大きいものは、眼鏡のゴースト、外光
に照明された瞼等での反射などプルキンエ像以外の光像
である為、排除する。
【0072】二番目の処理では、一番目の処理で採用し
た光像ブロックの垂直方向座標を調べる。もし、ある光
像ブロックとある光像ブロックが、垂直方向に重なって
いるか接している時は、この二つの光像ブロックの垂直
方向座標は略等しいと判断する。すなわち、n番目の光
像ブロックの上下左右の境界位置を各々Bny1,Bn
y2,Bnx1,Bnx2とした時、m番目の光像ブロ
ックの上下左右の境界位置を各々Bmy1,Bmy2,
Bmx1,Bmx2とした時、 Bny1≦Bmy2 かつ Bny2≧Bmy1 の条件式が成り立った場合、二つの光像ブロックの垂直
方向座標は略等しいと判断する。次いで、この垂直方向
座標の略等しいものの無い光像ブロックを排除する。そ
の後、略等しいものの有る光像ブロックについて各々の
水平方向のブロック間隔Δmnを調べ、その値が所定範
囲内(Δ1≦Δmn≦Δ2)のもののみを採用する(但
し、Δ1,Δ2は定数)。この時点でプルキンエ像候補
ペアが一つあれば(光像ブロックの数が二つであれ
ば)、これをプルキンエ像として採用する。もしこの時
点でプルキンエ像が決定できない場合には次の処理を行
う。
た光像ブロックの垂直方向座標を調べる。もし、ある光
像ブロックとある光像ブロックが、垂直方向に重なって
いるか接している時は、この二つの光像ブロックの垂直
方向座標は略等しいと判断する。すなわち、n番目の光
像ブロックの上下左右の境界位置を各々Bny1,Bn
y2,Bnx1,Bnx2とした時、m番目の光像ブロ
ックの上下左右の境界位置を各々Bmy1,Bmy2,
Bmx1,Bmx2とした時、 Bny1≦Bmy2 かつ Bny2≧Bmy1 の条件式が成り立った場合、二つの光像ブロックの垂直
方向座標は略等しいと判断する。次いで、この垂直方向
座標の略等しいものの無い光像ブロックを排除する。そ
の後、略等しいものの有る光像ブロックについて各々の
水平方向のブロック間隔Δmnを調べ、その値が所定範
囲内(Δ1≦Δmn≦Δ2)のもののみを採用する(但
し、Δ1,Δ2は定数)。この時点でプルキンエ像候補
ペアが一つあれば(光像ブロックの数が二つであれ
ば)、これをプルキンエ像として採用する。もしこの時
点でプルキンエ像が決定できない場合には次の処理を行
う。
【0073】三番目の処理では、プルキンエ像ペアの中
心座標とこれとは別個に求められる瞳孔中心の座標を比
較し、瞳孔中心の座標に最も近いもの、すなわちプルキ
ンエ像ペアの中心座標と瞳孔中心の座標の距離が最小と
なるものをプルキンエ像として選択する。(説明の都合
上、プルキンエ像選択の三つのステップをまとめて記載
したが、実際の処理においては次に説明する瞳孔円演算
の後にこの三番目の処理は行われる。)以上のようにし
て決定されたプルキンエ像ペアP1,P2及びプルキン
エ像Pcの座標は P1x=Six[n]/Si[n] P1y=Siy[n]/Si[n] P2x=Six[m]/Si[m] P2y=Siy[m]/Si[m] Pcx=(P1x+P2x)/2 Pcy=(P1y+Pyx)/2 のように計算される。但し、P1x,P1y,P2x,
P2y,Pcx,Pcyはプルキンエ像ペアP1,P2
及びプルキンエ像Pcの水平垂直座標である。また、n
番目,m番目の光像ブロックがプルキンエ像として選択
されたものとする。
心座標とこれとは別個に求められる瞳孔中心の座標を比
較し、瞳孔中心の座標に最も近いもの、すなわちプルキ
ンエ像ペアの中心座標と瞳孔中心の座標の距離が最小と
なるものをプルキンエ像として選択する。(説明の都合
上、プルキンエ像選択の三つのステップをまとめて記載
したが、実際の処理においては次に説明する瞳孔円演算
の後にこの三番目の処理は行われる。)以上のようにし
て決定されたプルキンエ像ペアP1,P2及びプルキン
エ像Pcの座標は P1x=Six[n]/Si[n] P1y=Siy[n]/Si[n] P2x=Six[m]/Si[m] P2y=Siy[m]/Si[m] Pcx=(P1x+P2x)/2 Pcy=(P1y+Pyx)/2 のように計算される。但し、P1x,P1y,P2x,
P2y,Pcx,Pcyはプルキンエ像ペアP1,P2
及びプルキンエ像Pcの水平垂直座標である。また、n
番目,m番目の光像ブロックがプルキンエ像として選択
されたものとする。
【0074】次に、ステップ110へ移り、瞳孔円の演
算を以下のようにして行う。
算を以下のようにして行う。
【0075】前述の瞳孔エッジ抽出処理においてMPU
1は、抽出した瞳孔エッジの座標、そのラインLの最低
輝度MiN(L) 及び画像全体の最低輝度MiN0をメモ
リ2に記憶している。
1は、抽出した瞳孔エッジの座標、そのラインLの最低
輝度MiN(L) 及び画像全体の最低輝度MiN0をメモ
リ2に記憶している。
【0076】そこで、まずMPU1は、瞳孔エッジが抽
出されているエリアの最低輝度(MiN(L) )と画像全
体の最低輝度(MiN0+定数)を比較し、 MiN(L) ≦MiN0+定数 の条件を満たさない場合は、そのエリアに存在する瞳孔
エッジは不適切なものとしてこれを排除する。
出されているエリアの最低輝度(MiN(L) )と画像全
体の最低輝度(MiN0+定数)を比較し、 MiN(L) ≦MiN0+定数 の条件を満たさない場合は、そのエリアに存在する瞳孔
エッジは不適切なものとしてこれを排除する。
【0077】次いで、先のプルキンエ像選択の二番目ま
でのステップで求めたプルキンエ像(候補)の周辺の瞳
孔エッジを排除する。これは、プルキンエ像候補(光像
ブロック)の水平垂直座標(Pnx,Pny)を中心に
したエリア内のもの、例えば、(Pnx−定数,Pny
−定数),(Pnx−定数,Pny+定数),(Pnx
+定数,Pny−定数),(Pnx+定数,Pny+定
数)の4点で囲まれた四角形内のものを排除することに
より行われる。プルキンエ像は2個存在するので、この
処理は各々のプルキンエ像について行われる。
でのステップで求めたプルキンエ像(候補)の周辺の瞳
孔エッジを排除する。これは、プルキンエ像候補(光像
ブロック)の水平垂直座標(Pnx,Pny)を中心に
したエリア内のもの、例えば、(Pnx−定数,Pny
−定数),(Pnx−定数,Pny+定数),(Pnx
+定数,Pny−定数),(Pnx+定数,Pny+定
数)の4点で囲まれた四角形内のものを排除することに
より行われる。プルキンエ像は2個存在するので、この
処理は各々のプルキンエ像について行われる。
【0078】さらに、これまでに選択した瞳孔エッジ候
補の座標の平均値mと標準偏差σを求め、[平均値m−
a*標準偏差σ〜平均値m+a*標準偏差σ(但し、a
は定数)]の範囲内のもののみを採用する。
補の座標の平均値mと標準偏差σを求め、[平均値m−
a*標準偏差σ〜平均値m+a*標準偏差σ(但し、a
は定数)]の範囲内のもののみを採用する。
【0079】この演算は水平方向のみに関して行っても
よいし、水平垂直両方向に関して行ってもよい。また、
この処理を二重に行ってもよい。すなわち、[平均値m
−a*標準偏差σ〜平均値m+a*標準偏差σ]の範囲
内に入ったものの平均値m′と標準偏差σ′を再び求
め、この二量によって定められる範囲[平均値m′−a
*標準偏差σ′〜平均値m′+a*標準偏差σ′]内の
もののみを採用する。
よいし、水平垂直両方向に関して行ってもよい。また、
この処理を二重に行ってもよい。すなわち、[平均値m
−a*標準偏差σ〜平均値m+a*標準偏差σ]の範囲
内に入ったものの平均値m′と標準偏差σ′を再び求
め、この二量によって定められる範囲[平均値m′−a
*標準偏差σ′〜平均値m′+a*標準偏差σ′]内の
もののみを採用する。
【0080】次いで、以上に様にして選択した瞳孔エッ
ジを用い、瞳孔中心及び瞳孔半径を求める。この方法と
しては最小二乗法を用いれば良い。
ジを用い、瞳孔中心及び瞳孔半径を求める。この方法と
しては最小二乗法を用いれば良い。
【0081】その後、ステップ111へ移り、プルキン
エ像と瞳孔中心の位置を用いて眼球の回転角、さらには
カメラのピント板上での視点位置を演算する。
エ像と瞳孔中心の位置を用いて眼球の回転角、さらには
カメラのピント板上での視点位置を演算する。
【0082】次に、ステップ112において、視線検出
の1回目か否かの判別を行い、1回目の場合はステップ
113へ移り、上記ステップ111にて得られた視線位
置をメモリ2に記憶する。そして、次のステップ114
において、ファインダ内表示器9に上記の視点位置を表
示する。
の1回目か否かの判別を行い、1回目の場合はステップ
113へ移り、上記ステップ111にて得られた視線位
置をメモリ2に記憶する。そして、次のステップ114
において、ファインダ内表示器9に上記の視点位置を表
示する。
【0083】そして、MPU1はステップ102へ戻
り、再び視線検出のルーチン(ステップ102〜11
1)を繰り返す。
り、再び視線検出のルーチン(ステップ102〜11
1)を繰り返す。
【0084】つまり、先ず演算に使用する変数の初期化
等の初期化処理を行い、その後蓄積時間の設定を行う。
この際、同時に点灯するIREDペアの選択も行われ
る。この後蓄積制御のステップに移り、クリアモードの
動作を行うための指示をドライバ回路3に対して行う。
指示を受けたドライバ回路3はクリア動作を行い、CC
D4のメモリゾーン・電荷転送ライン等に残っている電
荷を消去する。次いで、選択したIREDペアを点灯さ
せるためにIRED選択信号をドライバ回路3に送信す
る。その後蓄積信号をハイレベルにして蓄積を開始し、
設定された蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレベル
にして蓄積を終了する。そして、この蓄積に同期してI
REDが点灯される。次いで、光像ブロック(プルキン
エ像候補)・瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う。まず、
ドライバ回路3を介して1ライン分の画像信号を順次読
み込み、A/D変換を行い、メモリ2にその値を記憶し
ていく。そして、このデータを使って光像ブロック(プ
ルキンエ像候補)並びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行
っていく。この処理をCCDのライン数分だけ行う。そ
の後プルキンエ像・瞳孔エッジの選択、さらにプルキン
エ像・瞳孔中心の決定、眼球の回転角、視点位置の演算
を行う。
等の初期化処理を行い、その後蓄積時間の設定を行う。
この際、同時に点灯するIREDペアの選択も行われ
る。この後蓄積制御のステップに移り、クリアモードの
動作を行うための指示をドライバ回路3に対して行う。
指示を受けたドライバ回路3はクリア動作を行い、CC
D4のメモリゾーン・電荷転送ライン等に残っている電
荷を消去する。次いで、選択したIREDペアを点灯さ
せるためにIRED選択信号をドライバ回路3に送信す
る。その後蓄積信号をハイレベルにして蓄積を開始し、
設定された蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレベル
にして蓄積を終了する。そして、この蓄積に同期してI
REDが点灯される。次いで、光像ブロック(プルキン
エ像候補)・瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う。まず、
ドライバ回路3を介して1ライン分の画像信号を順次読
み込み、A/D変換を行い、メモリ2にその値を記憶し
ていく。そして、このデータを使って光像ブロック(プ
ルキンエ像候補)並びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行
っていく。この処理をCCDのライン数分だけ行う。そ
の後プルキンエ像・瞳孔エッジの選択、さらにプルキン
エ像・瞳孔中心の決定、眼球の回転角、視点位置の演算
を行う。
【0085】以上の視線検出ルーチンを終了すると、前
述と同様ステップ112へ進み、視線検出の1回目か否
かの判別を行うが、この際は1回目ではないのでステッ
プ115へ移る。そして、このステップ115におい
て、今回(二回目に)得られた視点位置と前記ステップ
114において表示された点(視線位置)とを比較し、
この二点が略等しくなければ、前述したステップ113
へと移り、同様の動作を繰り返す。
述と同様ステップ112へ進み、視線検出の1回目か否
かの判別を行うが、この際は1回目ではないのでステッ
プ115へ移る。そして、このステップ115におい
て、今回(二回目に)得られた視点位置と前記ステップ
114において表示された点(視線位置)とを比較し、
この二点が略等しくなければ、前述したステップ113
へと移り、同様の動作を繰り返す。
【0086】一方、ステップ115において、今回(二
回目に)得られた視点位置と前記ステップ114におい
て表示された点(視線位置)が略等しいと判別した場合
は、ステップ116へ移り、この二点の平均値を注視点
位置として採用する。
回目に)得られた視点位置と前記ステップ114におい
て表示された点(視線位置)が略等しいと判別した場合
は、ステップ116へ移り、この二点の平均値を注視点
位置として採用する。
【0087】ここで、例えば、初めの視点を対角線の交
点とする四角形の内部に二回目の視点が存在する場合に
略等しいというようにすれば、簡単に実現することがで
きる。四角形の縦横の辺の長さを異ならせることで、水
平垂直方向の検出精度の違いによる影響を除去できる。
この水平垂直方向の精度の違いは、眼球の生理的特性
(縦方向に眼球は回転しにくい)・エリアセンサの読出
し方向・読出し方向に関連する視線演算の仕方等により
生じるので、基本的に避けることはできない。また、こ
の四角形の辺の長さは、使用されているレンズの焦点距
離・撮影シーン(測光値より明暗を知り室内外を判断す
る)などにより変化させれば効果的である。
点とする四角形の内部に二回目の視点が存在する場合に
略等しいというようにすれば、簡単に実現することがで
きる。四角形の縦横の辺の長さを異ならせることで、水
平垂直方向の検出精度の違いによる影響を除去できる。
この水平垂直方向の精度の違いは、眼球の生理的特性
(縦方向に眼球は回転しにくい)・エリアセンサの読出
し方向・読出し方向に関連する視線演算の仕方等により
生じるので、基本的に避けることはできない。また、こ
の四角形の辺の長さは、使用されているレンズの焦点距
離・撮影シーン(測光値より明暗を知り室内外を判断す
る)などにより変化させれば効果的である。
【0088】このように表示・視線の再検出を行うこと
で、一定の遅延時間を設け、二度の視線検出を行い、そ
の結果が略等しければ、この一定時間視線が略等しい点
に停留していたと判断することができる。また、見てい
る点と同一の点に表示が行われた場合は、人間の眼球は
(眼球を移動する意志の無い場合)ほとんど動かない
が、異なる点が表示された場合これに刺激され人間の眼
球は移動してしまうという生理的特性からもこの判断は
妥当である。
で、一定の遅延時間を設け、二度の視線検出を行い、そ
の結果が略等しければ、この一定時間視線が略等しい点
に停留していたと判断することができる。また、見てい
る点と同一の点に表示が行われた場合は、人間の眼球は
(眼球を移動する意志の無い場合)ほとんど動かない
が、異なる点が表示された場合これに刺激され人間の眼
球は移動してしまうという生理的特性からもこの判断は
妥当である。
【0089】そして、次のステップ117において、こ
の注視点と判断された点を基にAFポイント等を決定
し、カメラの制御を行う。
の注視点と判断された点を基にAFポイント等を決定
し、カメラの制御を行う。
【0090】以上の各実施例によれば、ファインダ内表
示器9によって表示された点とその点が表示された時点
の視線検出結果を比較し、表示された点とその点が表示
された時点での撮影者の視点が略等しい場合、この点を
注視点として用いるようにしている為、正確に注視点を
検出することが可能となる。
示器9によって表示された点とその点が表示された時点
の視線検出結果を比較し、表示された点とその点が表示
された時点での撮影者の視点が略等しい場合、この点を
注視点として用いるようにしている為、正確に注視点を
検出することが可能となる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影画面内における視点を表示する表示手段によって表
示された点とその点が表示された時点において視線検出
手段にて検出された視点を比較する比較手段と、該比較
手段の比較結果に基づいて、前記表示手段に表示された
点が撮影者の注視点か否かを判別する判別手段とを備
え、表示された点とその点が表示された時点での撮影者
の視点が略等しい場合、この点を注視点として用いるよ
うにしている。
撮影画面内における視点を表示する表示手段によって表
示された点とその点が表示された時点において視線検出
手段にて検出された視点を比較する比較手段と、該比較
手段の比較結果に基づいて、前記表示手段に表示された
点が撮影者の注視点か否かを判別する判別手段とを備
え、表示された点とその点が表示された時点での撮影者
の視点が略等しい場合、この点を注視点として用いるよ
うにしている。
【0092】よって、撮影者の意図する撮影画面内の点
を正確に注視点として判別することが可能となる。
を正確に注視点として判別することが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例における視線検出機能付
カメラの要部構成を示すブロック図である。
カメラの要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のMPUの主要部分の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】図2のステップ107での詳細な動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】視線検出原理について説明する為の図である。
1 MPU 2 メモリ 4 CCD 5 IRED群 9 ファインダ内表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/02 9120−2K 9119−2K G03B 3/00 A
Claims (2)
- 【請求項1】 撮影者の視点を検出する視線検出手段
と、該視線検出手段にて得られた、撮影画面内における
視点を表示する表示手段と、該表示手段によって表示さ
れた点とその点が表示された時点において前記視線検出
手段にて検出された視点を比較する比較手段と、該比較
手段の比較結果に基づいて、前記表示手段に表示された
点が撮影者の注視点か否かを判別する判別手段とを備え
た視線検出機能付カメラ。 - 【請求項2】 判別手段は、表示手段にて表示された点
とその点が表示された時点において視線検出手段にて検
出された視点が略等しい場合、この点を撮影者の注視点
とする手段であることを特徴とする請求項1記載の視線
検出機能付カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5104926A JPH06294930A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 視線検出機能付カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5104926A JPH06294930A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 視線検出機能付カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294930A true JPH06294930A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=14393710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5104926A Pending JPH06294930A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 視線検出機能付カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294930A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6097894A (en) * | 1998-05-26 | 2000-08-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical apparatus and camera capable of line of sight detection |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP5104926A patent/JPH06294930A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6097894A (en) * | 1998-05-26 | 2000-08-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical apparatus and camera capable of line of sight detection |
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