JPH06308373A - 視線検出機能付カメラ - Google Patents

視線検出機能付カメラ

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Publication number
JPH06308373A
JPH06308373A JP5117643A JP11764393A JPH06308373A JP H06308373 A JPH06308373 A JP H06308373A JP 5117643 A JP5117643 A JP 5117643A JP 11764393 A JP11764393 A JP 11764393A JP H06308373 A JPH06308373 A JP H06308373A
Authority
JP
Japan
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line
sight
distance measuring
point
selection
Prior art date
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Pending
Application number
JP5117643A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Konishi
一樹 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5117643A priority Critical patent/JPH06308373A/ja
Publication of JPH06308373A publication Critical patent/JPH06308373A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2213/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Viewfinders (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 様々な撮影状況下におけるカメラの諸動作の
制御を行う情報を得るべく領域の選択を最適に行う。 【構成】 撮影モード設定手段9により設定された撮影
モードに応じて、選択手段1による選択領域を切り換え
る選択領域切換手段1を設け、設定される撮影モードに
応じて、カメラの諸動作の制御を行う情報を得るべく選
択手段による領域の選択を異ならせるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AF(自動焦点調節)
やAE(自動露出制御)等のカメラの諸動作の制御を行
う情報を得るべく領域(測距点,測光点等)の選択を行
う手段を備えたスチルカメラやビデオカメラ等の視線検
出機能付カメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の視線検出手段を有するカメラにお
いては、撮影モードが全自動モード(グリーンモード)
の時には、視線による(制御の為の情報を得る)領域の
選択を禁止し、その他の撮影モードにおいては、選択可
能な全ての測距点,測光点等のカメラの動作を制御する
べく情報を得る点の選択を、視線検出手段にて得られる
視線(視点)情報のみによって行うようにしている。
【0003】すなわち、全自動モードの時には、視線検
出を行うサブルーチンをコールすることなく、AF用セ
ンサから得られる全ての測距点の出力(各測距点の距離
情報)を用いて最適と思われる測距点を一つもしくは複
数選択し、その点においてAF,AEを行うようにして
いる。
【0004】逆に、全自動モード以外のモードの時は、
視線検出を行うサブルーチンをコールし、視線検出を行
う。そして検出が成功した場合には、 1)その検出結果に最も近い測距点,測光点を選択す
る。
【0005】2)予めカメラのファインダ上をいくつか
の領域に分割しておき、検出された視点が存在する領域
を、測距点,測光点等のカメラの動作を制御する情報を
得る領域とする。などして視線検出手段の出力に基づく
測距点,測光点の選択を行い、その点においてAF,A
Eを行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来例では、全自動モード以外のモード時において
は、視線検出手段の出力を用いてカメラの諸動作(A
F,AE等の撮影準備動作)を制御する情報を得るべく
領域(測距点,測光点等)を選択するときに、その信頼
性を考慮する事なしに領域の選択を行っていた為、信頼
性の低い際には最適な領域の選択が困難であった。
【0007】また、この様な際に、他の情報(例えばA
Fセンサより得られる距離情報)を視線検出手段の出力
とともに用いるようなことは行っていなかった為、様々
な撮影の状況において、被写体の移動速度,被写体の大
きさ,撮影者の意図する被写界深度などが考慮された最
適の測距点を選択することができないという問題があっ
た。
【0008】すなわち、スポーツ写真など被写体の移動
速度の大きいものは、撮影者の視線が十分に被写体に動
きに追従できない時は、一つずれた測距点を選択するこ
とになる。また、風景写真などでは、視線の存在する点
より、その近傍で撮影者からの距離が最も近いもの(大
きな被写体)にピントを合せた方が写真としての出来映
えが良いことがある。逆に、クローズアップ(マクロ)
撮影の際は、被写界深度が浅いことが多いので、どの点
にピントを合せたいかという撮影者の意図が重要にな
る。そしてポートレート撮影の際には、撮影者の意図す
る被写界深度とともに人物のどこにピントを合せるかと
いうことも考慮されなければならない。このような様々
な撮影の状況に対応することが従来の方法では困難であ
った。
【0009】(発明の目的)本発明の第1の目的は、カ
メラの諸動作の制御を行う情報を得るべく領域の選択を
より最適に行うことのできる視線検出機能付カメラを提
供することである。
【0010】本発明の第2の目的は、様々な撮影状況下
におけるカメラの諸動作の制御を行う情報を得るべく領
域の選択を最適に行うことのできる視線検出機能付カメ
ラを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、選択手段によ
る選択領域を、視線検出手段の出力の信頼性によって切
り換える選択領域切換手段を設け、又、選択手段による
領域の選択に際して、視線検出手段の出力の信頼性によ
ってこの視線検出手段の出力のみによって行わせるか否
かを、前記選択手段に指示する指示手段を設け、視線検
出手段の出力の信頼性によって、カメラの諸動作の制御
を行う情報を得るべく選択手段による領域の選択を異な
らせるようにしている。
【0012】また、本発明は、撮影モード設定手段によ
り設定された撮影モードに応じて、選択手段による選択
領域を切り換える選択領域切換手段を設け、又、選択手
段による領域の選択に際して、撮影モード設定手段によ
り設定された撮影モードに応じて視線検出手段の出力の
みによって行わせるか否かを、前記選択手段に指示する
指示手段を設け、設定される撮影モードに応じて、カメ
ラの諸動作の制御を行う情報を得るべく選択手段による
領域の選択を異ならせるようにしている。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例における視線
検出機能付カメラの要部構成を示すブロック図であり、
1はMPU(マイクロプロセッシングユニット)、2は
メモリ、3は後述するCCD及びIREDのドライバ回
路、4はイメージセンサであるところのCCD、5は複
数のIREDから構成されるIRED群、6はAFを行
うためのレンズ駆動ユニット、7は絞り駆動ユニット、
8はシャッタユニット、9は撮影モード設定ダイヤルで
ある。
【0015】この実施例においては、イメージセンサ
(CCD4)からの画像信号を演算することにより撮影
者の視線を求めるわけであるが、その原理は以下の通り
である。
【0016】撮影者の眼球に平行光(もしくは発散光)
を照射すると、この光が角膜前面で反射し、発光ダイオ
ードの虚像が生じる。この虚像はプルキンエ像と呼ばれ
るが、その発生位置は眼球の回転角が零の際は瞳孔中心
と一致し、眼球が回転するにつれてプルキンエ像と瞳孔
中心の間隔は、回転角の正弦にほぼ比例する形で拡がっ
ていく。よって、イメージセンサ上の画像信号よりプル
キンエ像の位置,瞳孔中心の位置、さらにその間隔を算
出してやれば、眼球の回転角、さらには撮影者の視点を
知ることができる(カメラのファインダの光学特性によ
り、頭部がカメラに対して動いても、眼球の回転角が等
しければ、ピント板上の視点は同じである)。
【0017】次に、上記の視線検出機能を備えたカメラ
の動作について、図2のフローチャートにしたがって説
明する。
【0018】レリーズボタンの第1ストロークによりオ
ンするスイッチSW1がオンするなどして視線検出の要
求がなされると(ステップ101)、MPU1は視線検
出のルーチンに入る。
【0019】まず、MPU1は演算に使用する変数の初
期化等の初期化処理を行い(ステップ102)、次い
で、蓄積時間の設定を眼鏡の有無,外光の強度等を考慮
して行う。同時にそのときのカメラの位置(縦位置か横
位置か)を不図示の位置センサから受け、眼鏡の有無を
考慮して点灯するIREDの選択も行う(ステップ10
3)。
【0020】この後、蓄積制御のステップに移る。
【0021】まず、MPU1はクリアモードの動作を行
うための指示をドライバ回路3に対して行う(ステップ
104)。指示を受けたドライバ回路3はクリア動作を
行い、CCD4のメモリゾーン,電荷転送ライン等に残
っている電荷を消去する。次いで、選択された点灯IR
EDを点灯するためにIRED選択信号をドライバ回路
3に送信し、その後蓄積信号をハイレベルにする(ステ
ップ105)。これにより、蓄積が開始され、この蓄積
に同期してIREDが点灯される。そして、設定された
蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレベルにして蓄積
を終了する。
【0022】次いで、MPU1は光像ブロック(プルキ
ンエ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う。
【0023】まず、ドライバ回路3を介して1ライン分
の画像信号を順次読み込み、A/D変換を行い、メモリ
2にその値を記憶していく(ステップ106)。そして
このデータを使って光像ブロック(プルキンエ像候補)
並びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行っていく(ステッ
プ107)。MPUはこの処理をCCDのライン数分だ
け行う(ステップ106→107→108→106…
…)。
【0024】全ラインについてこの処理が終了したなら
ば、プルキンエ像,瞳孔エッジの選択の処理を行う。そ
して選択された瞳孔エッジを用いて瞳孔中心及び瞳孔半
径を求める(ステップ109)。この方法として最小二
乗法を用いればよい。
【0025】その後、MPU1はプルキンエ像と瞳孔中
心の位置を用いて眼球の回転角、さらには個人差補正等
を行い、カメラのピント板上での視点位置を演算する
(ステップ110)。
【0026】そして、この視点からAFの指示がなされ
た際に焦点検出を行う点、いわゆる測距点並びに測光点
を決定する。
【0027】ところで、一般に銀塩フィルムを用いるカ
メラにおいては、測距点を増せばそれと同数の測距ユニ
ットを必要とする。そのため、コスト的,スペース的な
デメリットから測距点の数は制限される。したがって、
ピント板上の視点位置に対応する測距点が存在しない可
能性がある。
【0028】そこで、以下のようにして補間処理を行
う。
【0029】その第1の方法としては、ピント板上の視
点位置に対応する測距点が存在しない場合は、ピント板
上の視点位置から最も近い測距点をその視点の測距点と
する。
【0030】例えば、図3(A)に示すように測距点が
設定されている場合、視点位置の座標(X,Y)と、a
〜eの5点の測距点の中央位置の座標(Xa, Ya)
(Xb, Yb) (Xc, Yc) (Xd, Yd) (Xe,
Ye) の距離Lを L=((X−Xa) 2 +(Y−Ya)2) (測距点
aの場合) なる式で求め、その値が最小となるものを、その視線位
置の測距点とする。
【0031】また、第2の方法としては、予め測距点と
ともに、その測距点を選択するエリアを設定しておく方
法が考えられる。
【0032】例えば、図3(B)に示すように、測距点
a〜eとその選択エリアを設定する。
【0033】測光点の決定に関しても同様のことが云え
るが、測光センサはエリア分割されたものを用いること
が多いため、第2の方法が主になる。
【0034】ところで、実際の撮影者の視点は常に被写
体にあるわけではなく、ある程度ふらついたり、画面外
の表示を見たりする。そこで、視点が画面外にあるとき
は領域の追従動作の対象外にしたり、公知の手法で撮影
者の注視点を抽出するなどの処理が必要となる。
【0035】このようにして視線検出手段による測距点
の選択が終了したならば、撮影モード設定ダイヤル9の
設定状態を読み込み(ステップ111)、これがポート
レートモード,クローズアップ(マクロ)モード,マニ
ュアルモード,絞り優先モードなどの撮影モードが設定
されていたならば、そのままの点をAF,AEに用いる
(ステップ112)。
【0036】このようにすることにより、クローズアッ
プ(マクロ)撮影の際のどの点にピントを合せたいかと
いう撮影者の意図、そして、ポートレート撮影の際には
撮影者の意図する被写界深度とともに人物のどこにピン
トを合せるかという撮影者の意図を反映することができ
る。
【0037】これにより、全ての測距点とそれに連動す
る測光点を独立に視線検出手段による選択が可能にな
る。
【0038】この連動する測光点は、評価測光,部分測
光,重点平均測光などが測光モードとして指定されてい
たならば、選択された測距点を中心にその周辺の点を含
めたエリアをAEを行う際の測光点(測光エリア)とす
る。また、スポット測光が指定されたならば、選択され
た測距点をAEを行う際の測光点とする。
【0039】そして、AF,AE動作の要求がなされた
ならば、AF動作と測光を行う。
【0040】AF動作は、まずMPU1がセンサから決
定された測距点に対応する部分の信号を読み込み、その
信号を演算することによりレンズ駆動量を求める。その
後、レンズ駆動ユニット6を制御して焦点調整を行う。
また、MPU1は測光センサからの信号に基づき指定さ
れた撮影モードにしたがって露出定数(シャッタ速度、
絞り値等)を求める。その後、レリーズ要求がなされた
ならば、算出された絞り値への絞りの駆動を絞り駆動ユ
ニット7を介して行い、次いでシャッタユニット8を介
してシャッタの開閉を行い、次いでフィルムの巻上げな
どのレリーズに関連する一連の動作を行う(ステップ1
13)。
【0041】また、撮影モード設定ダイヤル9の設定状
態を読み込み(ステップ111)、風景モード,スポー
ツモード,シャッタ速度優先モード,プログラムAEモ
ードが設定されていた場合は、いわゆるグレーゾーンを
用いてAF,AEエリアの決定を行う(ステップ11
2)。
【0042】ここで、グレーゾーンを用いた測距点,測
光点の決定の仕方について説明する。
【0043】今、独立した5つの測距点がファインダ視
野内に存在する場合を仮定する。この場合、図4に示す
ように三つのグレーゾーンを設ける。
【0044】次に、この場合の測距点選択の手順を図5
のフローチャートにしたがって説明する。
【0045】視線検出手段で選択された測距点が“ゾー
ン1”に存在するの場合(測距点a,bを選択した場
合)は、AF用センサの出力から測距点a,bの位置に
存在する被写体の距離La,Lb(これは相対的距離で
もかまわない)を求め(ステップ201→202)、両
者の関係が「La<Lb」であれば測距点aをAFを行
う測距点として選択し(ステップ203→204)、一
方、「La≧Lb」であったならば測距点bをAFを行
う測距点として選択する(ステップ203→205)。
【0046】また、視線検出手段で選択された測距点が
“ゾーン2”に存在するの場合(測距点cを選択した場
合)は、測距点cをそのままAFを行う測距点として選
択する(ステップ201→206)。
【0047】また、視線検出手段で選択された測距点が
“ゾーン3”に存在するの場合(測距点d,eを選択し
た場合)は、AF用センサの出力から測距点d,eの位
置に存在する被写体の距離Ld,Le(これは相対的距
離でもかまわない)を求め(ステップ201→20
7)、両者の関係が「Ld<Le」であれば測距点dを
AFを行う測距点として選択し(ステップ208→20
9)、一方、「Ld≧Le」であったならば測距点eを
AFを行う測距点として選択する(ステップ201→2
10)。
【0048】次いで、選択された測距点に連動した測光
点を求める(ステップ211)。
【0049】このようにすることにより、スポーツ写真
など被写体の移動速度の大きいものは、撮影者の視線が
十分に被写体の動きに追従できないため、一つずれた測
距点を選択するといった不都合を防止できる。
【0050】また、風景写真などでは、視線の存在する
点よりその近傍で撮影者からの距離が最も近いものにピ
ントを合せ、写真としての出来映えを向上させることが
できる。
【0051】再び図2に戻って、AF,AE動作の要求
がなされたならば、前述と同様、AF動作と測光を行
う。
【0052】つまり、AF動作は、まずMPU1がセン
サから決定された測距点に対応する部分の信号を読み込
み、その信号を演算することによりレンズ駆動量を求め
る。その後、レンズ駆動ユニット6を制御して焦点調整
を行う。また、MPU1は測光センサからの信号に基づ
き指定された撮影モードにしたがって露出定数(シャッ
タ速度、絞り値等)を求める。その後、レリーズ要求が
なされたならば算出された絞り値への絞りの駆動を絞り
駆動ユニット7を介して行い、次いでシャッタユニット
8を介してシャッタの開閉を行い、次いでフィルムの巻
上げなどのレリーズに関連する一連の動作を行う(ステ
ップ113)。
【0053】(第2の実施例)図6及び図7は本発明の
第2の実施例における測距点選択に係る図である。な
お、この実施例における視線検出機能付カメラの回路構
成及びそのメインフローチャートは、上記第1の実施例
における図1及び図2と同様であるのでここでは省略
し、これらに相当する部分の説明は図1の符号並びに図
2のステップ番号を用いることにする。
【0054】レリーズボタンの第1ストロークによりオ
ンするスイッチSW1がオンするなどして視線検出の要
求がなされると(ステップ101)、MPU1は視線検
出のルーチンに入る。
【0055】まず、MPU1は演算に使用する変数の初
期化等の初期化処理を行い(ステップ102)、次い
で、蓄積時間の設定を眼鏡の有無,外光の強度等を考慮
して行う。同時にそのときのカメラの位置(縦位置か横
位置か)を不図示の位置センサから受け、眼鏡の有無を
考慮して点灯するIREDの選択も行う(ステップ10
3)。
【0056】この後、蓄積制御のステップに移る。
【0057】まず、MPU1はクリアモードの動作を行
うための指示をドライバ回路3に対して行う(ステップ
104)。指示を受けたドライバ回路3はクリア動作を
行い、CCD4のメモリゾーン,電荷転送ライン等に残
っている電荷を消去する。次いで、選択された点灯IR
EDを点灯するためにIRED選択信号をドライバ回路
3に送信し、その後蓄積信号をハイレベルにする(ステ
ップ105)。これにより、蓄積が開始され、この蓄積
に同期してIREDが点灯される。そして、設定された
蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレベルにして蓄積
を終了する。
【0058】次いで、MPU1は光像ブロック(プルキ
ンエ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う。
【0059】まず、ドライバ回路3を介して1ライン分
の画像信号を順次読み込み、A/D変換を行い、メモリ
2にその値を記憶していく(ステップ106)。そして
このデータを使って光像ブロック(プルキンエ像候補)
並びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行っていく(ステッ
プ107)。MPUはこの処理をCCDのライン数分だ
け行う(ステップ106→107→108→106…
…)。
【0060】全ラインについてこの処理が終了したなら
ば、プルキンエ像,瞳孔エッジの選択の処理を行う。そ
して選択された瞳孔エッジを用いて瞳孔中心及び瞳孔半
径を求める(ステップ109)。この方法として最小二
乗法を用いればよい。
【0061】その後、MPU1はプルキンエ像と瞳孔中
心の位置を用いて眼球の回転角、さらには個人差補正等
を行い、カメラのピント板上での視点位置を演算する
(ステップ110)。
【0062】そして、この視点からAFの指示がなされ
た際に焦点検出を行う点、いわゆる測距点並びに測光点
を決定する。
【0063】このようにして視線検出手段による測距点
の選択が終了したならば、撮影モード設定ダイヤル9の
設定状態を読み込み(ステップ111)、これがポート
レートモード,クローズアップ(マクロ)モード,マニ
ュアルモード,絞り優先モードなどの撮影モードが設定
されていたならば、そのままの点をAF,AEに用いる
(ステップ112)。
【0064】このようにすることにより、クローズアッ
プ(マクロ)撮影の際のどの点にピントを合せたいかと
いう撮影者の意図、そして、ポートレート撮影の際には
撮影者の意図する被写界深度とともに人物のどこにピン
トを合せるかという撮影者の意図を反映することができ
る。
【0065】これにより、全ての測距点とそれに連動す
る測光点を独立に視線検出手段による選択が可能にな
る。
【0066】そして、AF,AE動作の要求がなされた
ならば、AF動作と測光を行う。
【0067】AF動作は、まずMPU1がセンサから決
定された測距点に対応する部分の信号を読み込み、その
信号を演算することによりレンズ駆動量を求める。その
後、レンズ駆動ユニット6を制御して焦点調整を行う。
また、MPU1は測光センサからの信号に基づき指定さ
れた撮影モードにしたがって露出定数(シャッタ速度、
絞り値等)を求める。その後、レリーズ要求がなされた
ならば、算出された絞り値への絞りの駆動を絞り駆動ユ
ニット7を介して行い、次いでシャッタユニット8を介
してシャッタの開閉を行い、次いでフィルムの巻上げな
どのレリーズに関連する一連の動作を行う(ステップ1
13)。
【0068】また、撮影モード設定ダイヤル9の設定状
態を読み込み(ステップ111)、風景モード,スポー
ツモード,シャッタ速度優先モード,プログラムAEモ
ードが設定されていた場合は、いわゆるグレーゾーンを
用いてAF,AEエリアの決定を行う(ステップ11
2)。
【0069】ここで、グレーゾーンを用いた測距点,測
光点の決定の仕方について説明する。
【0070】今、独立した5つの測距点がファインダ視
野内に存在する場合を仮定する。この場合、図6に示す
ように三つのグレーゾーンを設ける。
【0071】次に、この場合の測距点選択の手順を図7
のフローチャートにしたがって説明する。
【0072】視線検出手段で選択された測距点が“ゾー
ン1”に存在するの場合(測距点a,bを選択した場
合)は、AF用センサの出力から測距点a,bの位置に
存在する被写体の距離La,Lb(これは相対的距離で
もかまわない)を求め(ステップ301→302)、両
者の関係が「La<Lb」であれば測距点aをAFを行
う測距点として選択し(ステップ303→304)、一
方、「La≧Lb」であったならば測距点bをAFを行
う測距点として選択する(ステップ303→305)。
【0073】また、視線検出手段で選択された測距点が
“ゾーン2”に存在するの場合(測距点b,c,dを選
択した場合)は、AF用センサの出力から測距点b,
c,dの位置に存在する被写体の距離Lb,Lc,Ld
(これは相対的距離でもかまわない)を求め(ステップ
301→306)、三者の中で距離が最短のものをAF
を行う測距点として選択する。すなわち、距離Lbが最
短なら測距点bを(ステップ307→305)、距離L
cが最短なら測距点cを(ステップ307→308)、
距離Ldが最短なら測距点dを(ステップ307→30
9)、AFを行う測距点として選択する。
【0074】また、視線検出手段で選択された測距点が
“ゾーン3”に存在するの場合(測距点d,eを選択し
た場合)は、AF用センサの出力から測距点d,eの位
置に存在する被写体の距離Ld,Le(これは相対的距
離でもかまわない)を求め(ステップ301→31
0)、両者の関係が「Ld<Le」であれば測距点dを
AFを行う測距点として選択し(ステップ312→30
9)、一方、「Ld≧Le」であったならば測距点eを
AFを行う測距点として選択する(ステップ312→3
13)。
【0075】次いで、選択された測距点に連動した測光
点を求める(ステップ314)。
【0076】このようにすることにより、スポーツ写真
など被写体の移動速度の大きいものは、撮影者の視線が
十分に被写体の動きに追従できないため、一つずれた測
距点を選択するといった不都合を防止できる。
【0077】また、風景写真などでは、被写体の大きく
視線検出線の存在する点よりその近傍で撮影者からの距
離が最も近いものにピントを合せ、写真としての出来映
えを向上させることができる。
【0078】再び図2に戻って、AF,AE動作の要求
がなされたならば、前述と同様、AF動作と測光を行
う。
【0079】つまり、AF動作は、まずMPU1がセン
サから決定された測距点に対応する部分の信号を読み込
み、その信号を演算することによりレンズ駆動量を求め
る。その後、レンズ駆動ユニット6を制御して焦点調整
を行う。また、MPU1は測光センサからの信号に基づ
き指定された撮影モードにしたがって露出定数(シャッ
タ速度、絞り値等)を求める。その後、レリーズ要求が
なされたならば算出された絞り値への絞りの駆動を絞り
駆動ユニット7を介して行い、次いでシャッタユニット
8を介してシャッタの開閉を行い、次いでフィルムの巻
上げなどのレリーズに関連する一連の動作を行う(ステ
ップ113)。
【0080】(第3の実施例)図8乃至図11は本発明
の第3の実施例における測距点選択に係る図である。な
お、この実施例における視線検出機能付カメラの回路構
成及びそのメインフローチャートは、上記第1の実施例
における図1及び図2と同様であるのでここでは省略
し、これらに相当する部分の説明は図1の符号並びに図
2のステップ番号を用いることにする。
【0081】レリーズボタンの第1ストロークによりオ
ンするスイッチSW1がオンするなどして視線検出の要
求がなされると(ステップ101)、MPU1は視線検
出のルーチンに入る。
【0082】まず、MPU1は演算に使用する変数の初
期化等の初期化処理を行い(ステップ102)、次い
で、蓄積時間の設定を眼鏡の有無,外光の強度等を考慮
して行う。同時にそのときのカメラの位置(縦位置か横
位置か)を不図示の位置センサから受け、眼鏡の有無を
考慮して点灯するIREDの選択も行う(ステップ10
3)。
【0083】この後、蓄積制御のステップに移る。
【0084】まず、MPU1はクリアモードの動作を行
うための指示をドライバ回路3に対して行う(ステップ
104)。指示を受けたドライバ回路3はクリア動作を
行い、CCD4のメモリゾーン,電荷転送ライン等に残
っている電荷を消去する。次いで、選択された点灯IR
EDを点灯するためにIRED選択信号をドライバ回路
3に送信し、その後蓄積信号をハイレベルにする(ステ
ップ105)。これにより、蓄積が開始され、この蓄積
に同期してIREDが点灯される。そして、設定された
蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレベルにして蓄積
を終了する。
【0085】次いで、MPU1は光像ブロック(プルキ
ンエ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う。
【0086】まず、ドライバ回路3を介して1ライン分
の画像信号を順次読み込み、A/D変換を行い、メモリ
2にその値を記憶していく(ステップ106)。そして
このデータを使って光像ブロック(プルキンエ像候補)
並びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行っていく(ステッ
プ107)。MPUはこの処理をCCDのライン数分だ
け行う(ステップ106→107→108→106…
…)。
【0087】全ラインについてこの処理が終了したなら
ば、プルキンエ像,瞳孔エッジの選択の処理を行う。そ
して選択された瞳孔エッジを用いて瞳孔中心及び瞳孔半
径を求める(ステップ109)。この方法として最小二
乗法を用いればよい。
【0088】その後、MPU1はプルキンエ像と瞳孔中
心の位置を用いて眼球の回転角、さらには個人差補正等
を行い、カメラのピント板上での視点位置を演算する
(ステップ110)。
【0089】そして、この視点からAFの指示がなされ
た際に焦点検出を行う点、いわゆる測距点並びに測光点
を決定する。
【0090】このようにして視線検出手段による測距点
の選択が終了したならば、撮影モード設定ダイヤル9の
設定状態を読み込み(ステップ111)、これがポート
レートモード,クローズアップ(マクロ)モード,マニ
ュアルモード,絞り優先モードなどの撮影モードが設定
されていたならば、そのままの点をAF,AEを行う
か、図4に示すグレーゾーンを用いるかを視線検出の信
頼性情報により判断する(ステップ112)。
【0091】この場合の手順を、図8のフローチャート
にしたがって説明する。
【0092】すなわち、視線検出の信頼性が高ければ
(信頼性の出力値がしきい値を越えたならば)、視線検
出手段によって選択された点をそのまま用いてAF,A
Eを行う(ステップ401→412)。
【0093】逆に、視線検出の信頼性が低ければ(信頼
性の出力値がしきい値に満たなければ)、図4に示すグ
レーゾーンを用いる。これは、第1の実施例と同様にし
て行われ、独立した五つの測距点がファインダ視野内に
存在する場合を仮定した場合は、図4に示すように三つ
のグレーゾーンを設ける。
【0094】そして、視線検出手段で選択された測距点
が“ゾーン1”に存在するの場合(測距点a,bを選択
した場合)は、AF用センサの出力から測距点a,bの
位置に存在する被写体の距離La,Lb(これは相対的
距離でもかまわない)を求め(ステップ402→40
3)、両者の関係が「La<Lb」であれば測距点aを
AFを行う測距点として選択し(ステップ404→40
5)、一方、「La≧Lb」であったならば測距点bを
AFを行う測距点として選択する(ステップ404→4
06)。
【0095】また、視線検出手段で選択された測距点が
“ゾーン2”に存在するの場合(測距点cを選択した場
合)は、測距点cをそのままAFを行う測距点として選
択する(ステップ402→407)。
【0096】また、視線検出手段で選択された測距点が
“ゾーン3”に存在するの場合(測距点d,eを選択し
た場合)は、AF用センサの出力から測距点d,eの位
置に存在する被写体の距離Ld,Le(これは相対的距
離でもかまわない)を求め(ステップ402→40
8)、両者の関係が「Ld<Le」であれば測距点dを
AFを行う測距点として選択し(ステップ409→41
0)、一方、「Ld≧Le」であったならば測距点eを
AFを行う測距点として選択する(ステップ409→4
11)。
【0097】次いで、選択された測距点に連動した測光
点を求める(ステップ412)。
【0098】このようにすることにより、クローズアッ
プ(マクロ)撮影の際のどの点にピントを合せたいかと
いう撮影者の意図、そして、ポートレート撮影の際には
撮影者の意図する被写界深度とともに人物のどこにピン
トを合せるかという撮影者の意図を反映することができ
る。
【0099】そして、AF,AE動作の要求がなされた
ならば、AF動作と測光を行う。
【0100】AF動作は、まずMPU1がセンサから決
定された測距点に対応する部分の信号を読み込み、その
信号を演算することによりレンズ駆動量を求める。その
後、レンズ駆動ユニット6を制御して焦点調整を行う。
また、MPU1は測光センサからの信号に基づき指定さ
れた撮影モードにしたがって露出定数(シャッタ速度、
絞り値等)を求める。その後、レリーズ要求がなされた
ならば算出された絞り値への絞りの駆動を絞り駆動ユニ
ット7を介して行い、次いでシャッタユニット8を介し
てシャッタの開閉を行い、次いでフィルムの巻上げなど
のレリーズに関連する一連の動作を行う(ステップ11
3)。
【0101】また、撮影モード設定ダイヤル9の設定状
態を読み込み、風景モード,スポーツモード,シャッタ
速度優先モード,プログラムAEモードが設定されてい
た場合は、二種のグレーゾーンを用いて測距点,測光点
の決定を行う(ステップ112)。
【0102】この二種のグレーゾーンを用いた測距点,
測光点の決定の仕方について説明する。
【0103】今、独立した5つの測距点がファインダ視
野内に存在する場合を仮定する。この場合、図4に示す
ように三つのグレーゾーン(“ゾーン1”〜“ゾーン
3”)と図9に示すように五つのグレーゾーン(“ゾー
ン1’”〜“ゾーン5’”)を設け、この二つを視線検
出の信頼性情報により切換える。
【0104】この場合の測距点選択の手順を、図10及
び図11のフローチャートにしたがって説明する。
【0105】まず、視線検出の信頼性が高い場合は、図
4に示すに示すグレーゾーン(“ゾーン1”〜“ゾーン
3”)を用い、図5にて説明したのと同様の動作を実行
し(ステップ502〜512)、測距点,測光点の選択
を行う。
【0106】また、視線検出の信頼性が低い場合は、図
8に示すグレーゾーン(“ゾーン1’”〜“ゾーン
5’”)を用いる。この場合も上記の各実施例と同様
に、それぞれのゾーンに存在する測距点の位置の被写体
の距離AF用センサの出力から求め、距離が最短になる
点をAFを行う点として選択する。
【0107】例えば、視線検出手段で選択された測距点
が“ゾーン1’”に存在する場合には、測距点a,bの
位置の被写体の距離La,Lbを求め(ステップ513
→514)、両者の関係が「La<Lb」であるなら測
距点aを(ステップ515→516)、一方、「La≧
Lb」ならば測距点bをAFを行う測距点として選択す
る(ステップ515→517)。
【0108】また、視線検出手段で選択された測距点が
“ゾーン2’”に存在する場合には、測距点a,b,c
の位置の被写体の距離La,Lb,Lcを求め(ステッ
プ513→518)、これらの内で距離Laが最短なら
測距点aを(ステップ519→516)、距離Lbが最
短なら測距点bを(ステップ519→520)、距離L
cが最短なら測距点cをAFを行う測距点として選択す
る(ステップ519→521)。
【0109】他の“ゾーン3’”〜“ゾーン5’”に測
距点が存在する場合も、同様にして図11に示すように
てAFを行う測距点として選択する。
【0110】次いで、選択された測距点に連動した測光
点を求める(ステップ512)。
【0111】このようにすることにより、スポーツ写真
など被写体の移動速度の大きいものは、撮影者の視線が
十分に被写体の動きに追従できないため、一つずれた測
距点を選択するといった不都合を防止できる。
【0112】また、風景写真などでは、視線の存在する
点よりその近傍で撮影者からの距離が最も近いものにピ
ントを合せ、写真としての出来映えを向上させることが
できる。
【0113】再び図2に戻って、AF,AE動作の要求
がなされたならば、前述と同様、AF動作と測光を行
う。
【0114】つまり、AF動作は、まずMPU1がセン
サから決定された測距点に対応する部分の信号を読み込
み、その信号を演算することによりレンズ駆動量を求め
る。その後、レンズ駆動ユニット6を制御して焦点調整
を行う。また、MPU1は測光センサからの信号に基づ
き指定された撮影モードにしたがって露出定数(シャッ
タ速度、絞り値等)を求める。その後、レリーズ要求が
なされたならば算出された絞り値への絞りの駆動を絞り
駆動ユニット7を介して行い、次いでシャッタユニット
8を介してシャッタの開閉を行い、次いでフィルムの巻
上げなどのレリーズに関連する一連の動作を行う(ステ
ップ113)。
【0115】(第4の実施例)図12は本発明の第4の
実施例における視線検出機能付カメラの要部構成を示す
ブロック図である。
【0116】図12において、51はMPU(マイクロ
プロセッシングユニット)、52はメモリ、53は後述
するCCD及びIREDのドライバ回路、54はイメー
ジセンサであるところのCCD、55は複数のIRED
から構成されるIRED群、56はAFを行うためのレ
ンズ駆動ユニット、57は絞り駆動ユニット、58は撮
影モード設定スイッチ、59はA/D変換機能を有する
インターフェイス回路、60はカメラの姿勢位置を検知
するための位置センサ、61はゲ−ト回路、62は撮影
用の撮像素子、63は撮影レンズ、64は絞りユニット
である。
【0117】この第4の実施例では、上記の第1乃至第
3の実施例とは異なり、ビデオカムコーダに好適なシス
テムである。その特徴は、撮影モード及び視線検出手段
から出力される視線検出の信頼性情報によってAF,A
Eエリアの大きさを変えている点である。
【0118】AF,AEエリアは図13に示す三つの大
きさのものがあり、この中から選択される。
【0119】次に、図14のフローチャートにしたがっ
て動作説明を行う。
【0120】スイッチが押されるなどして視線検出の要
求がなされると(ステップ601)、MPU1は視線検
出のルーチンに入る。
【0121】まず、MPU1は演算に使用する変数の初
期化等の初期化処理を行い(ステップ602)、次い
で、蓄積時間の設定を眼鏡の有無,外光の強度等を考慮
して行う。同時にそのときのカメラの位置(縦位置か横
位置か)を位置センサ60から受け、眼鏡の有無を考慮
して点灯するIREDの選択も行う(ステップ60
3)。
【0122】この後、蓄積制御のステップに移る。
【0123】まず、MPU51はクリアモードの動作を
行うための指示をドライバ回路53に対して行う(ステ
ップ604)。指示を受けたドライバ回路53はクリア
動作を行い、CCD54のメモリゾーン,電荷転送ライ
ン等に残っている電荷を消去する。次いで、選択された
点灯IREDを点灯するためにIRED選択信号をドラ
イバ回路53に送信し、その後蓄積信号をハイレベルに
する(ステップ605)。これにより、蓄積が開始さ
れ、この蓄積に同期してIREDが点灯される。そし
て、設定された蓄積時間が経過したら蓄積信号をローレ
ベルにして蓄積を終了する。
【0124】次いで、MPU51は光像ブロック(プル
キンエ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う。
【0125】まず、ドライバ回路53を介して1ライン
分の画像信号を順次読み込み(ステップ606)、A/
D変換を行い、メモリ52にその値を記憶していく。そ
してこのデータを使って光像ブロック(プルキンエ像候
補)並びに瞳孔エッジ候補の抽出処理を行っていく(ス
テップ607)。MPUはこの処理をCCDのライン数
分だけ行う(ステップ606→607→608→606
……)。
【0126】全ラインについてこの処理が終了したなら
ば、プルキンエ像,瞳孔エッジの選択の処理を行う。そ
して選択された瞳孔エッジを用いて瞳孔中心及び瞳孔半
径を求める(ステップ609)。この方法として最小二
乗法を用いればよい。
【0127】その後、MPU51はプルキンエ像と瞳孔
中心の位置を用いて眼球の回転角、さらには個人差補正
等を行い、カメラのピント板上での視点位置を演算する
(ステップ610)。
【0128】そして、この視点からAFの指示がなされ
た際に焦点検出を行う点、いわゆる測距点並びに測光点
を決定する。
【0129】ところで、実際の撮影者の視点は常に被写
体にあるわけではなく、ある程度ふらついたり、画面外
の表示を見たりする。そこで、視点が画面外にあるとき
は領域の追従動作の対象外にしたり、公知の手法で撮影
者の注視点を抽出するなどの処理が必要となる。
【0130】このようにして視線検出手段による測距点
の選択が終了したならば、撮影モ−ド設定スイッチ58
の設定状態を読み込む(ステップ611)。
【0131】もし、ポ−トレートモード・クローズアッ
プ(マクロ)モードなどの撮影モードが設定されていた
ならば、AF,AEエリアとして、図13に示す最小の
エリア(エリア1)を用いるか、二番目の大きさのエリ
ア(エリア2)を用いるかを視線検出の信頼性情報によ
り判断する(ステップ612)。
【0132】この場合の手順を、図15のフローチャー
トにしたがって説明する。
【0133】すなわち、視線検出の信頼性が高ければ
(信頼性の出力値がしきい値を越えたならば)、視線検
出手段によって選択された点を中心にした最小のエリア
(エリア1)でAF,AE行う(ステップ701→70
2→703)。このエリア1は非常に小さいので、視線
検出手段によって選択された点をそのまま用いるのと同
等の効果がある。
【0134】逆に、視線検出の信頼性が低ければ(信頼
性の出力値がしきい値に満たなければ)、二番目の大き
さのエリア(エリア2)をAF,AEエリアとして用い
る(ステップ701→702→704)。このエリア2
の大きさは、図4などに示す測距点を二つ含む程度の大
きさであるので、図4に示すグレーゾーンを選択したの
と同等の効果がある。
【0135】また、撮影モード設定スイッチ58の設定
状態を読み込み、風景モード,スポーツモード,シャッ
タ速度優先モード,プログラムAEモードなどが設定さ
れていた場合には、二番目のエリア(エリア2)、また
は、最大のエリア(エリア3)のどちらかをAF,AE
エリアとする。この二つのエリア2又は3からの選択は
視線検出の信頼性情報により行われる。
【0136】まず、視線検出の信頼性が高い場合は、二
番目の大きさのエリア2をAF,AE用のエリアとして
用いる(ステップ701→705→704)。このエリ
ア2の大きさは、図4などに示す測距点を二つ含む程度
の大きさであるので、図4に示すグレーゾーンを選択し
たのと同等の効果がある。
【0137】また、視線検出の信頼性が低い場合は、最
大のエリア(エリア3)をAF,AEエリアとして用い
る(ステップ701→705→706)。このエリアの
大きさは、図4などに示す測距点を三つ含む程度の大き
さであるので、図9に示すグレーゾーンを選択したのと
同等の効果がある。
【0138】以上のようにしてAF,AEエリアを決定
したなら、MPU51は決定したAF,AEエリア情報
をゲート回路61に出力する。
【0139】これにより、ゲート回路61からA/D変
換機能を有するインターフェイス回路59に出力される
映像信号の範囲(AF,AEを行うエリア)が設定され
る。そして、ゲート回路61を通して出力された撮像素
子62のAF,AEエリア内の信号はインターフェイス
回路59でディジタル信号に変換された後、MPU51
に読み込まれる。
【0140】MPU51はこの信号を用いてAF演算,
AE演算を行い、レンズ駆動量,絞り駆動量を算出し、
その値をレンズ駆動ユニット56,絞り駆動ユニット5
7へ出力する(ステップ613)。
【0141】両駆動ユニットは、入力される値に基づい
て、撮影レンズ63,絞りユニット64を駆動する。
【0142】次いで、MPU51はスイッチが押される
などして視線検出の要求が再度なされている場合は、再
び視線検出のルーチンに入る(ステップ614→603
→……)。
【0143】以上の各実施例によれば、撮影者の視線を
検出する視線検出手段を有し、カメラの撮影モードの設
定状態により、選択可能なすべての測距点の選択を視線
検出手段の出力のみによって行うか否かを切換えるよう
にしている為、様々な撮影の状況において、被写体の移
動速度,被写体の大きさ,撮影者の意図する被写界深度
などが考慮された最適の測距点を選択することが可能と
なる。
【0144】すなわち、ポートレートモード,クローズ
アップ(マクロ)モード,マニュアルモード,絞り優先
モードなどの撮影モードが設定された場合は、全ての測
距点を独立に選択できるようにし、クローズアップ(マ
クロ)撮影の際のどの点にピントを合せたいかという撮
影者の意図、そしてポートレート撮影の際の撮影者の意
図する被写界深度とともに人物のどこにピントを合せる
かということを撮影者の意図を十分に反映させることを
可能にしている。
【0145】また、風景モード,スポーツモード,シャ
ッタ速度優先モード,プログラムAEモードが設定され
た場合には、視線情報のみならずAFセンサより得られ
る距離情報もを用いて、いわゆるグレーゾーンを選択す
るようにし、スポーツ写真など被写体の移動速度の大き
いものは撮影者の視線が十分に被写体に動きに追従でき
ない時に生じていた一つずれた測距点を選択するといっ
たことを防止したり、また風景写真などでは、視線の存
在する点よりその近傍で撮影者からの距離が最も近いも
のにピントを合せ写真としての出来映えを向上させたり
することを可能にしている。
【0146】以上の様にして、従来の装置の問題点を解
決し、最適な測距点を選択することを可能にしている。
【0147】また、視線検出の信頼性により、選択可能
なすべての測距点の選択を視線検出手段の出力のみによ
って行うか否か(AF用センサよりの距離情報をも用い
るか)を切換えることにより、より一層最適な測距点を
選択することを可能にしている。
【0148】さらに、測光もこの測距点に連動させるこ
とで、どのような撮影の状況においても最適の測光点を
選択可能となる。
【0149】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
選択手段による選択領域を、視線検出手段の出力の信頼
性によって切り換える選択領域切換手段を設け、又、選
択手段による領域の選択に際して、視線検出手段の出力
の信頼性によってこの視線検出手段の出力のみによって
行わせるか否かを、前記選択手段に指示する指示手段を
設け、視線検出手段の出力の信頼性によって、カメラの
諸動作の制御を行う情報を得るべく選択手段による領域
の選択を異ならせるようにしている。
【0150】よって、カメラの諸動作の制御を行う情報
を得るべく領域の選択をより最適に行うことができる。
【0151】また、本発明によれば、撮影モード設定手
段により設定された撮影モードに応じて、選択手段によ
る選択領域を切り換える選択領域切換手段を設け、又、
選択手段による領域の選択に際して、撮影モード設定手
段により設定された撮影モードに応じて視線検出手段の
出力のみによって行わせるか否かを、前記選択手段に指
示する指示手段を設け、設定される撮影モードに応じ
て、カメラの諸動作の制御を行う情報を得るべく選択手
段による領域の選択を異ならせるようにしている。
【0152】よって、様々な撮影状況下におけるカメラ
の諸動作の制御を行う情報を得るべく領域の選択を最適
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における視線検出機能付
カメラの要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のMPUの動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第1の実施例において視線情報のみに
て測距点を選択する際について説明する為の図である。
【図4】本発明の第1の実施例において測距点の選択に
ついて説明する為の図である。
【図5】本発明の第1の実施例において測距点の選択時
の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例において測距点の選択に
ついて説明する為の図である。
【図7】本発明の第2の実施例において測距点の選択時
の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例において測距点の選択時
の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例において測距点の選択に
ついて説明する為の図である。
【図10】図8とは異なる撮影モード時における測距点
選択時の動作を示すフローチャートである。
【図11】図10の動作に続きを示すフローチャートで
ある。
【図12】本発明の第4の実施例における視線検出機能
付カメラの要部構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第4の実施例において測距点の選択
について説明する為の図である。
【図14】図12のMPUの動作を示すフローチャート
である。
【図15】本発明の第4の実施例において測距点の選択
時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,51 MPU 4,54 CCD 5,55 IRED群 9,58 撮影モード設定スイッチ 62 撮像素子 59 インターフェイス回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/02 9120−2K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影者の視線を検出する視線検出手段
    と、該視線検出手段の出力に基づいてカメラの諸動作の
    制御を行う情報を得るべく領域を、撮影画面内より選択
    する選択手段とを備えた視線検出機能付カメラにおい
    て、前記視線検出手段の出力の信頼性によって、前記選
    択手段による選択領域を切り換える選択領域切換手段を
    設けたことを特徴とする視線検出機能付カメラ。
  2. 【請求項2】 撮影者の視線を検出する視線検出手段
    と、少なくとも該視線検出手段の出力に基づいてカメラ
    の諸動作の制御を行う情報を得るべく領域を、撮影画面
    内より選択する選択手段と、該選択手段による領域の選
    択に際して、前記視線検出手段の出力の信頼性によって
    この視線検出手段の出力のみによって行わせるか否か
    を、前記選択手段に指示する指示手段を設けたことを特
    徴とする視線検出機能付カメラ。
  3. 【請求項3】 撮影者の視線を検出する視線検出手段
    と、撮影モードを設定する撮影モード設定手段と、前記
    視線検出手段の出力に基づいてカメラの諸動作の制御を
    行う情報を得るべく領域を、撮影画面内より選択する選
    択手段とを備えた視線検出機能付カメラにおいて、前記
    撮影モード設定手段により設定された撮影モードに応じ
    て、前記選択手段による選択領域を切り換える選択領域
    切換手段を設けたことを特徴とする視線検出機能付カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 撮影者の視線を検出する視線検出手段
    と、撮影モードを設定する撮影モード設定手段と、少な
    くとも前記視線検出手段の出力に基づいてカメラの諸動
    作の制御を行う情報を得るべく領域を、撮影画面内より
    選択する選択手段と、該選択手段による領域の選択に際
    して、前記撮影モード設定手段により設定された撮影モ
    ードに応じて前記視線検出手段の出力のみによって行わ
    せるか否かを、前記選択手段に指示する指示手段を設け
    たことを特徴とする視線検出機能付カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002244176A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Canon Inc 露出制御装置及び露出制御装置を有する撮影装置
EP1956831A2 (en) 2007-02-08 2008-08-13 Canon Kabushiki Kaisha Focus adjusting device, image pickup apparatus, and focus adjustment method

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