JPH06294973A - 液晶表示装置用アレイ基板 - Google Patents
液晶表示装置用アレイ基板Info
- Publication number
- JPH06294973A JPH06294973A JP8080693A JP8080693A JPH06294973A JP H06294973 A JPH06294973 A JP H06294973A JP 8080693 A JP8080693 A JP 8080693A JP 8080693 A JP8080693 A JP 8080693A JP H06294973 A JPH06294973 A JP H06294973A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- layer
- molybdenum
- gate electrode
- wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ゲート電極および配線とガラス基板との密着
性に優れ、エッチング残渣が残らない液晶表示装置用ア
レイ基板を提供する。 【構成】 ガラス基板1上に、モリブデン・タンタル合
金膜21、モリブデン膜22、アルミニウム膜23およびモリ
ブデン・タンタル合金膜24を積層形成し、4層構造のゲ
ート電極および配線4を形成する。ゲート電極および配
線4とガラス基板1との接触部分にモリブデン・タンタ
ル合金膜21を設けたので、ゲート電極および配線4とガ
ラス基板1との密着性が向上する。モリブデン・タンタ
ル合金膜21とアルミニウム膜23との間にモリブデン膜22
を形成するため、モリブデン膜22をアルミニウム膜23と
同時にエッチングでき、エッチング残渣が出ない。アル
ミニウム膜23は、モリブデン・タンタル合金膜21により
覆い囲まれているため、低抵抗かつ耐薬品性の優れたゲ
ート電極および配線4が得られる。
性に優れ、エッチング残渣が残らない液晶表示装置用ア
レイ基板を提供する。 【構成】 ガラス基板1上に、モリブデン・タンタル合
金膜21、モリブデン膜22、アルミニウム膜23およびモリ
ブデン・タンタル合金膜24を積層形成し、4層構造のゲ
ート電極および配線4を形成する。ゲート電極および配
線4とガラス基板1との接触部分にモリブデン・タンタ
ル合金膜21を設けたので、ゲート電極および配線4とガ
ラス基板1との密着性が向上する。モリブデン・タンタ
ル合金膜21とアルミニウム膜23との間にモリブデン膜22
を形成するため、モリブデン膜22をアルミニウム膜23と
同時にエッチングでき、エッチング残渣が出ない。アル
ミニウム膜23は、モリブデン・タンタル合金膜21により
覆い囲まれているため、低抵抗かつ耐薬品性の優れたゲ
ート電極および配線4が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング素子とし
て薄膜トランジスタを用いた液晶表示装置用アレイ基板
に関する。
て薄膜トランジスタを用いた液晶表示装置用アレイ基板
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、非晶質シリコン膜(a−Si膜)
を用いた薄膜トランジスタをスイッチング素子とした液
晶表示装置が用いられつつある。すなわち、絶縁性基板
としてガラス基板を用い、低温で形成できる非晶質シリ
コン膜を用いて薄膜トランジスタアレイを構成すること
により、大面積、高精彩、高画質かつ低コストなフラッ
トパネルディスプレイが実現できるためである。
を用いた薄膜トランジスタをスイッチング素子とした液
晶表示装置が用いられつつある。すなわち、絶縁性基板
としてガラス基板を用い、低温で形成できる非晶質シリ
コン膜を用いて薄膜トランジスタアレイを構成すること
により、大面積、高精彩、高画質かつ低コストなフラッ
トパネルディスプレイが実現できるためである。
【0003】ここで、従来の液晶表示装置用アレイ基板
を、図2に示す逆スタガー型の薄膜トランジスタ部の製
造工程を参照して説明する。
を、図2に示す逆スタガー型の薄膜トランジスタ部の製
造工程を参照して説明する。
【0004】まず、絶縁性基板としてガラス基板1を用
い、このガラス基板1上にアルミニウム膜2を形成し、
このアルミニウム膜2を覆うようにモリブデン・タンタ
ル(Mo−Ta)合金膜3を形成し、これらアルミニウ
ム膜2およびモリブデン・タンタル合金膜3にてゲート
電極および配線4を形成する。
い、このガラス基板1上にアルミニウム膜2を形成し、
このアルミニウム膜2を覆うようにモリブデン・タンタ
ル(Mo−Ta)合金膜3を形成し、これらアルミニウ
ム膜2およびモリブデン・タンタル合金膜3にてゲート
電極および配線4を形成する。
【0005】そして、ゲート電極および配線4の表面に
は、シリコン酸化膜5およびシリコン窒化膜6の複合膜
からなるゲート絶縁膜7を堆積する。続いて、このゲー
ト絶縁膜7上に半導体膜として非晶質シリコン膜8を順
次堆積する。さらに、非晶質シリコン膜8上のゲート電
極および配線4の上方にシリコン窒化膜からなるエッチ
ングストッパ層9を形成した後、このエッチングストッ
パ層9上に、非晶質シリコン(n+ a−Si)膜からな
るオーミックコンタクト層10を堆積する。
は、シリコン酸化膜5およびシリコン窒化膜6の複合膜
からなるゲート絶縁膜7を堆積する。続いて、このゲー
ト絶縁膜7上に半導体膜として非晶質シリコン膜8を順
次堆積する。さらに、非晶質シリコン膜8上のゲート電
極および配線4の上方にシリコン窒化膜からなるエッチ
ングストッパ層9を形成した後、このエッチングストッ
パ層9上に、非晶質シリコン(n+ a−Si)膜からな
るオーミックコンタクト層10を堆積する。
【0006】次に、このオーミックコンタクト層10、非
晶質シリコン膜8およびシリコン窒化膜6をレジストパ
ターンをマスクとしてパターニングした後、ITO(In
diumTin Oxide)膜の画素電極11を形成する。そして、
この画素電極11上に一端が接続されたモリブデンとアル
ミニウムとの2層膜で構成されるソース電極12を一方の
オーミックコンタクト層10上に形成するとともに、他方
のオーミックコンタクト層10上に同様にモリブデンとア
ルミニウムとの2層膜で構成されるドレイン電極13を形
成する。この後、同じレジストパターンをマスクとして
露出したオーミックコンタクト層10をエッチングして、
互いに電気的に分離されたソース、ドレイン領域を形成
し、薄膜トランジスタ14を構成する。
晶質シリコン膜8およびシリコン窒化膜6をレジストパ
ターンをマスクとしてパターニングした後、ITO(In
diumTin Oxide)膜の画素電極11を形成する。そして、
この画素電極11上に一端が接続されたモリブデンとアル
ミニウムとの2層膜で構成されるソース電極12を一方の
オーミックコンタクト層10上に形成するとともに、他方
のオーミックコンタクト層10上に同様にモリブデンとア
ルミニウムとの2層膜で構成されるドレイン電極13を形
成する。この後、同じレジストパターンをマスクとして
露出したオーミックコンタクト層10をエッチングして、
互いに電気的に分離されたソース、ドレイン領域を形成
し、薄膜トランジスタ14を構成する。
【0007】さらに、薄膜トランジスタ14の上部には、
シリコン窒化膜の保護膜15を形成して、薄膜トランジス
タ14を有する液晶表示装置用アレイ基板が完成する。
シリコン窒化膜の保護膜15を形成して、薄膜トランジス
タ14を有する液晶表示装置用アレイ基板が完成する。
【0008】ところが、アルミニウム膜2をモリブデン
・タンタル合金膜3にて覆った構造のゲート電極および
配線4では、アルミニウム膜2とガラス基板1との密着
性があまり良好でないため、熱CVD(Chemical Vapor
Deposition )法、または、プラズマCVD法によるゲ
ート絶縁膜7の成膜工程における高温熱処理によって、
アルミニウム膜2に膨らみが生じ、ゲート電極および配
線4とガラス基板1との間に空洞ができてしまうおそれ
がある。
・タンタル合金膜3にて覆った構造のゲート電極および
配線4では、アルミニウム膜2とガラス基板1との密着
性があまり良好でないため、熱CVD(Chemical Vapor
Deposition )法、または、プラズマCVD法によるゲ
ート絶縁膜7の成膜工程における高温熱処理によって、
アルミニウム膜2に膨らみが生じ、ゲート電極および配
線4とガラス基板1との間に空洞ができてしまうおそれ
がある。
【0009】また、ゲート電極および配線4とガラス基
板1との間の密着性を向上させ空洞を防止する構成とし
て、たとえば図3に示すような液晶表示装置用アレイ基
板が知られている。
板1との間の密着性を向上させ空洞を防止する構成とし
て、たとえば図3に示すような液晶表示装置用アレイ基
板が知られている。
【0010】この図3に示す液晶表示装置用アレイ基板
は、図2に示す液晶表示装置用アレイ基板において、ガ
ラス基板1上に高融点金属膜であるモリブデン・タンタ
ル(Mo−Ta)合金膜16を形成し、このモリブデン・
タンタル合金膜16上にアルミニウム膜2を形成し、この
アルミニウム膜2をモリブデン・タンタル合金膜3で覆
い、ゲート電極および配線4を3層構造にしたものであ
る。
は、図2に示す液晶表示装置用アレイ基板において、ガ
ラス基板1上に高融点金属膜であるモリブデン・タンタ
ル(Mo−Ta)合金膜16を形成し、このモリブデン・
タンタル合金膜16上にアルミニウム膜2を形成し、この
アルミニウム膜2をモリブデン・タンタル合金膜3で覆
い、ゲート電極および配線4を3層構造にしたものであ
る。
【0011】ところが、モリブデン・タンタル合金膜1
6、アルミニウム膜2およびモリブデン・タンタル合金
膜3からなる3層構造のゲート電極および配線4にする
と、ゲート絶縁膜7の成膜工程における高温熱処理によ
って、モリブデン・タンタル合金膜16とアルミニウム膜
2との界面にモリブデン・タンタル合金膜16のタンタル
(Ta)とアルミニウム膜2のアルミニウム(Al)と
の化合物が形成される。このタンタルとアルミニウムと
の化合物のため、モリブデン・タンタル合金膜16および
モリブデン・タンタル合金膜3の同時エッチング後にエ
ッチング残渣が生じてしまう。
6、アルミニウム膜2およびモリブデン・タンタル合金
膜3からなる3層構造のゲート電極および配線4にする
と、ゲート絶縁膜7の成膜工程における高温熱処理によ
って、モリブデン・タンタル合金膜16とアルミニウム膜
2との界面にモリブデン・タンタル合金膜16のタンタル
(Ta)とアルミニウム膜2のアルミニウム(Al)と
の化合物が形成される。このタンタルとアルミニウムと
の化合物のため、モリブデン・タンタル合金膜16および
モリブデン・タンタル合金膜3の同時エッチング後にエ
ッチング残渣が生じてしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図2に
示す構成の場合には、アルミニウム膜2とガラス基板1
との密着性があまり良好でないため、熱CVD法、また
は、プラズマCVD法による高温熱処理によって、アル
ミニウム膜2に膨らみが生じ、ゲート電極および配線4
とガラス基板1との間に空洞が生じてしまい、図3に示
す構成の場合には、モリブデン・タンタル合金膜16とア
ルミニウム膜2との界面に、タンタルとアルミニウムと
の化合物が形成され、エッチング後にエッチング残渣が
生じてしまう問題を有している。
示す構成の場合には、アルミニウム膜2とガラス基板1
との密着性があまり良好でないため、熱CVD法、また
は、プラズマCVD法による高温熱処理によって、アル
ミニウム膜2に膨らみが生じ、ゲート電極および配線4
とガラス基板1との間に空洞が生じてしまい、図3に示
す構成の場合には、モリブデン・タンタル合金膜16とア
ルミニウム膜2との界面に、タンタルとアルミニウムと
の化合物が形成され、エッチング後にエッチング残渣が
生じてしまう問題を有している。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、ゲート電極および配線とガラス基板との密着性に優
れ、エッチング残渣が残らない液晶表示装置用アレイ基
板を提供することを目的とする。
で、ゲート電極および配線とガラス基板との密着性に優
れ、エッチング残渣が残らない液晶表示装置用アレイ基
板を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁性基板上
に形成されたゲート電極および配線と、前記ゲート電極
上にゲート絶縁膜を介して形成された半導体膜と、この
半導体膜に接して形成されたソース電極およびドレイン
電極とを有する薄膜トランジスタを備えた液晶表示装置
用アレイ基板において、前記ゲート電極および配線は、
前記絶縁性基板上に形成され高融点金属膜からなる第1
層と、この第1層上に形成されアルミニウムとともにエ
ッチング可能な高融点金属膜からなる第2層と、この第
2層上に形成されアルミニウム膜からなる第3層と、こ
れら第1層ないし第3層を覆う耐薬品性の強い高融点金
属膜からなる第4層とを具備したものである。
に形成されたゲート電極および配線と、前記ゲート電極
上にゲート絶縁膜を介して形成された半導体膜と、この
半導体膜に接して形成されたソース電極およびドレイン
電極とを有する薄膜トランジスタを備えた液晶表示装置
用アレイ基板において、前記ゲート電極および配線は、
前記絶縁性基板上に形成され高融点金属膜からなる第1
層と、この第1層上に形成されアルミニウムとともにエ
ッチング可能な高融点金属膜からなる第2層と、この第
2層上に形成されアルミニウム膜からなる第3層と、こ
れら第1層ないし第3層を覆う耐薬品性の強い高融点金
属膜からなる第4層とを具備したものである。
【0015】
【作用】本発明は、第1層の高融点金属膜によりゲート
電極および配線と絶縁性基板との密着性が向上し、ゲー
ト絶縁膜の成膜時の熱により発生する第3層のアルミニ
ウム膜の膨れによる空洞を防止でき、第2層の高融点金
属膜は第3層のアルミニウム膜と同時にエッチングする
ことができ、エッチング残渣が出ることなく形成でき、
さらに、第3層のアルミニウム膜が第4層の耐薬品性の
強い高融点金属により覆い囲まれているため、低抵抗か
つ耐薬品性の優れたゲート電極および配線を得られる。
電極および配線と絶縁性基板との密着性が向上し、ゲー
ト絶縁膜の成膜時の熱により発生する第3層のアルミニ
ウム膜の膨れによる空洞を防止でき、第2層の高融点金
属膜は第3層のアルミニウム膜と同時にエッチングする
ことができ、エッチング残渣が出ることなく形成でき、
さらに、第3層のアルミニウム膜が第4層の耐薬品性の
強い高融点金属により覆い囲まれているため、低抵抗か
つ耐薬品性の優れたゲート電極および配線を得られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の液晶表示装置用アレイ基板の
一実施例を図面を参照して説明する。なお、図2および
図3に示す従来例に対応する部分には、同一符号を付し
て説明する。
一実施例を図面を参照して説明する。なお、図2および
図3に示す従来例に対応する部分には、同一符号を付し
て説明する。
【0017】まず、絶縁性基板としてのガラス基板1
に、スパッタ法によりモリブデン・タンタル(Mo−T
a)合金を1000オングストロームの厚さで堆積し、
このモリブデン・タンタル合金上にモリブデン(Mo)
を500オングストロームの厚さで堆積する。さらに、
モリブデン上にアルミニウム(Al)を1000オング
ストロームの厚さで堆積した後、フォトリソグラフィー
およびエッチングにより、第1層となる高融点金属膜で
あるモリブデン・タンタル合金膜21、アルミニウムとと
もにエッチング可能な高融点金属膜であり第2層となる
モリブデン膜22および第3層となるアルミニウム膜23を
積層形成する。
に、スパッタ法によりモリブデン・タンタル(Mo−T
a)合金を1000オングストロームの厚さで堆積し、
このモリブデン・タンタル合金上にモリブデン(Mo)
を500オングストロームの厚さで堆積する。さらに、
モリブデン上にアルミニウム(Al)を1000オング
ストロームの厚さで堆積した後、フォトリソグラフィー
およびエッチングにより、第1層となる高融点金属膜で
あるモリブデン・タンタル合金膜21、アルミニウムとと
もにエッチング可能な高融点金属膜であり第2層となる
モリブデン膜22および第3層となるアルミニウム膜23を
積層形成する。
【0018】さらに、アルミニウム膜23上にモリブデン
・タンタル合金膜を2000オングストロームの厚さで
堆積し、リン酸系エッチング液でモリブデン膜22および
アルミニウム膜23とともにエッチングして、モリブデン
膜22およびアルミニウム膜23を覆い囲むように、第4層
となる耐薬品性の強い高融点金属膜のモリブデン・タン
タル合金膜24を形成する。なお、このエッチングは、リ
ン酸系エッチング液によるエッチングに限らず、塩素
(Cl)系ガスでのドライエッチングでも同様の効果を
得られる。
・タンタル合金膜を2000オングストロームの厚さで
堆積し、リン酸系エッチング液でモリブデン膜22および
アルミニウム膜23とともにエッチングして、モリブデン
膜22およびアルミニウム膜23を覆い囲むように、第4層
となる耐薬品性の強い高融点金属膜のモリブデン・タン
タル合金膜24を形成する。なお、このエッチングは、リ
ン酸系エッチング液によるエッチングに限らず、塩素
(Cl)系ガスでのドライエッチングでも同様の効果を
得られる。
【0019】次に、ゲート電極および配線4の表面に、
熱CVD(Chemical Vapor Deposition )法によりガラ
ス基板1の温度430℃のもとでシリコン酸化膜5を3
500オングストロームの厚さで堆積する。
熱CVD(Chemical Vapor Deposition )法によりガラ
ス基板1の温度430℃のもとでシリコン酸化膜5を3
500オングストロームの厚さで堆積する。
【0020】さらに、このシリコン酸化膜5上に、プラ
ズマCVD法によりシリコン窒化層を500オングスト
ローム、非晶質シリコン(a−Si)層を500オング
ストローム、シリコン窒化層を2000オングストロー
ムの厚さで連続堆積する。また、このシリコン窒化層上
にエッチングストッパ層9を形成した後、オーミックコ
ンタクト層として非晶質シリコン(n+ a−Si)層を
プラズマCVDによって500オングストロームの厚さ
で堆積する。
ズマCVD法によりシリコン窒化層を500オングスト
ローム、非晶質シリコン(a−Si)層を500オング
ストローム、シリコン窒化層を2000オングストロー
ムの厚さで連続堆積する。また、このシリコン窒化層上
にエッチングストッパ層9を形成した後、オーミックコ
ンタクト層として非晶質シリコン(n+ a−Si)層を
プラズマCVDによって500オングストロームの厚さ
で堆積する。
【0021】そして、シリコン窒化層、非晶質シリコン
層およびシリコン窒化層の上から3層を島状にパターニ
ングし、シリコン窒化膜6、半導体膜としての非晶質シ
リコン膜8および非晶質シリコン(n+ a−Si)膜か
らなるオーミックコンタクト層10を形成し、シリコン酸
化膜5のITO(Indium Tin Oxide)を1000オング
ストロームの厚さで堆積した後、画素電極11のパターン
を形成する。
層およびシリコン窒化層の上から3層を島状にパターニ
ングし、シリコン窒化膜6、半導体膜としての非晶質シ
リコン膜8および非晶質シリコン(n+ a−Si)膜か
らなるオーミックコンタクト層10を形成し、シリコン酸
化膜5のITO(Indium Tin Oxide)を1000オング
ストロームの厚さで堆積した後、画素電極11のパターン
を形成する。
【0022】なお、シリコン酸化膜5およびシリコン窒
化膜6の複合膜でゲート絶縁膜7が形成される。
化膜6の複合膜でゲート絶縁膜7が形成される。
【0023】次に、スパッタ法によりモリブデンとアル
ミニウムとの2層膜を4500オングストロームの厚さ
で堆積し、ソース電極12およびドレイン電極13をレジス
トパターンを用いてパターン形成する。なお、ソース電
極12の一端は、画素電極11の上に接続するように形成す
る。
ミニウムとの2層膜を4500オングストロームの厚さ
で堆積し、ソース電極12およびドレイン電極13をレジス
トパターンを用いてパターン形成する。なお、ソース電
極12の一端は、画素電極11の上に接続するように形成す
る。
【0024】この後、同じレジストパターンをマスクと
して露出したオーミックコンタクト層10をエッチングし
て、互いに電気的に分離されたオーミックコンタクト層
10からなるソース領域およびドレイン領域を形成し、逆
スタガー型の薄膜トランジスタ14を構成する。
して露出したオーミックコンタクト層10をエッチングし
て、互いに電気的に分離されたオーミックコンタクト層
10からなるソース領域およびドレイン領域を形成し、逆
スタガー型の薄膜トランジスタ14を構成する。
【0025】最後に、薄膜トランジスタ14の上部にシリ
コン窒化膜からなる保護膜15を形成して、薄膜トランジ
スタ14を有する液晶表示装置用アレイ基板が完成する。
コン窒化膜からなる保護膜15を形成して、薄膜トランジ
スタ14を有する液晶表示装置用アレイ基板が完成する。
【0026】なお、アルミニウム膜23は、アルミニウム
のみに限らず、Al−Si(1wt.%)−Cu(0.
5wt.%)、あるいは、Al−Ta(12wt.%)
などのアルミニウム合金にて形成してもよい。
のみに限らず、Al−Si(1wt.%)−Cu(0.
5wt.%)、あるいは、Al−Ta(12wt.%)
などのアルミニウム合金にて形成してもよい。
【0027】また、上記実施例では、第1層および第4
層のいずれも同一のモリブデン・タンタル合金を用いて
いるが、第1層と第4層とは異なる金属を用いて構成し
てもよい。
層のいずれも同一のモリブデン・タンタル合金を用いて
いるが、第1層と第4層とは異なる金属を用いて構成し
てもよい。
【0028】上記実施例によれば、ゲート電極および配
線4のガラス基板1との接触部分を高融点金属であるモ
リブデン・タンタル合金膜21にて構成したことにより、
ゲート電極および配線4とガラス基板1との密着性が向
上し、熱CVD法によるゲート絶縁膜7の成膜後に発生
するアルミニウム膜23の膨れを防止でき、空洞ができな
い。実験によれば、熱CVD法により基板温度430℃
のもとでシリコン酸化膜5を3500オングストローム
の厚さで堆積した後、CVD装置からガラス基板1を取
り出しても、ゲート電極および配線4のアルミニウム膜
23の膨れは生じなかった。
線4のガラス基板1との接触部分を高融点金属であるモ
リブデン・タンタル合金膜21にて構成したことにより、
ゲート電極および配線4とガラス基板1との密着性が向
上し、熱CVD法によるゲート絶縁膜7の成膜後に発生
するアルミニウム膜23の膨れを防止でき、空洞ができな
い。実験によれば、熱CVD法により基板温度430℃
のもとでシリコン酸化膜5を3500オングストローム
の厚さで堆積した後、CVD装置からガラス基板1を取
り出しても、ゲート電極および配線4のアルミニウム膜
23の膨れは生じなかった。
【0029】また、熱CVDの高温熱処理によりモリブ
デン・タンタル合金膜21とアルミニウム膜23との界面に
できる合金の残渣などの問題も、モリブデン・タンタル
合金膜21とアルミニウム膜23との間にモリブデン膜22を
形成することにより、モリブデン膜22をアルミニウム膜
23と同時にエッチングすることができるので、エッチン
グ残渣が出ることなくゲート電極および配線4を形成で
きる。
デン・タンタル合金膜21とアルミニウム膜23との界面に
できる合金の残渣などの問題も、モリブデン・タンタル
合金膜21とアルミニウム膜23との間にモリブデン膜22を
形成することにより、モリブデン膜22をアルミニウム膜
23と同時にエッチングすることができるので、エッチン
グ残渣が出ることなくゲート電極および配線4を形成で
きる。
【0030】さらに、アルミニウム膜23が、耐薬品性の
強い高融点金属膜であるモリブデン・タンタル合金膜21
により覆い囲まれているため、低抵抗かつ耐薬品性の優
れたゲート電極および配線4が得られる。
強い高融点金属膜であるモリブデン・タンタル合金膜21
により覆い囲まれているため、低抵抗かつ耐薬品性の優
れたゲート電極および配線4が得られる。
【0031】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置用アレイ基板によ
れば、第1層を高融点金属膜にて形成することにより、
ゲート電極および配線と絶縁性基板との密着性が向上
し、ゲート絶縁膜の成膜時の熱により発生する第3層の
アルミニウム膜の膨れによる空洞を防止でき、第2層の
高融点金属膜は第3層のアルミニウム膜と同時にエッチ
ングすることができ、エッチング残渣が出ることなく形
成できることにより、さらに、第3層のアルミニウム膜
が第4層の耐薬品性の強い高融点金属により覆い囲まれ
ているため、低抵抗かつ耐薬品性の優れたゲート電極お
よび配線を得ることができる。
れば、第1層を高融点金属膜にて形成することにより、
ゲート電極および配線と絶縁性基板との密着性が向上
し、ゲート絶縁膜の成膜時の熱により発生する第3層の
アルミニウム膜の膨れによる空洞を防止でき、第2層の
高融点金属膜は第3層のアルミニウム膜と同時にエッチ
ングすることができ、エッチング残渣が出ることなく形
成できることにより、さらに、第3層のアルミニウム膜
が第4層の耐薬品性の強い高融点金属により覆い囲まれ
ているため、低抵抗かつ耐薬品性の優れたゲート電極お
よび配線を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例の液晶表示装置用アレイ基板
の一部を示す断面図である。
の一部を示す断面図である。
【図2】従来例の液晶表示装置用アレイ基板の一部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】他の従来例の液晶表示装置用アレイ基板の一部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 絶縁性基板としてのガラス基板 4 ゲート電極、配線 7 ゲート絶縁膜 8 半導体膜としての非晶質シリコン膜 12 ソース電極 13 ドレイン電極 14 薄膜トランジスタ 21 第1層としてのモリブデン・タンタル合金膜 22 第2層としてのモリブデン膜 23 第3層としてのアルミニウム膜 24 第4層としてのモリブデン・タンタル合金膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/784
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁性基板上に形成されたゲート電極お
よび配線と、前記ゲート電極上にゲート絶縁膜を介して
形成された半導体膜と、この半導体膜に接して形成され
たソース電極およびドレイン電極とを有する薄膜トラン
ジスタを備えた液晶表示装置用アレイ基板において、 前記ゲート電極および配線は、 前記絶縁性基板上に形成され高融点金属膜からなる第1
層と、 この第1層上に形成されアルミニウムとともにエッチン
グ可能な高融点金属膜からなる第2層と、 この第2層上に形成されアルミニウム膜からなる第3層
と、 これら第1層ないし第3層を覆う耐薬品性の強い高融点
金属膜からなる第4層とを具備したことを特徴とする液
晶表示装置用アレイ基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080693A JPH06294973A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 液晶表示装置用アレイ基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080693A JPH06294973A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 液晶表示装置用アレイ基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294973A true JPH06294973A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13728716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8080693A Pending JPH06294973A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 液晶表示装置用アレイ基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294973A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5825437A (en) * | 1995-11-21 | 1998-10-20 | Lg Electronics Inc. | Structure of a liquid crystal display device and a method of manufacturing same |
| KR20010088415A (ko) * | 2000-03-10 | 2001-09-26 | 가나이 쓰토무 | 액정표시장치 |
| KR100701654B1 (ko) * | 1999-06-29 | 2007-03-30 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시소자의 데이터 라인 형성방법 |
| JP2007281459A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Samsung Electronics Co Ltd | 薄膜トランジスタ表示板およびその製造方法 |
| US7456910B2 (en) * | 2000-08-08 | 2008-11-25 | Lg Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device and fabricating method thereof |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP8080693A patent/JPH06294973A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5825437A (en) * | 1995-11-21 | 1998-10-20 | Lg Electronics Inc. | Structure of a liquid crystal display device and a method of manufacturing same |
| KR100701654B1 (ko) * | 1999-06-29 | 2007-03-30 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정표시소자의 데이터 라인 형성방법 |
| KR20010088415A (ko) * | 2000-03-10 | 2001-09-26 | 가나이 쓰토무 | 액정표시장치 |
| US7456910B2 (en) * | 2000-08-08 | 2008-11-25 | Lg Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device and fabricating method thereof |
| US8497949B2 (en) | 2000-08-08 | 2013-07-30 | Lg Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device and fabricating method thereof |
| JP2007281459A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Samsung Electronics Co Ltd | 薄膜トランジスタ表示板およびその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6859252B2 (en) | Active matrix substrate and manufacturing method thereof | |
| JPH09171197A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
| JP2002341367A (ja) | 液晶表示装置及びその製造方法 | |
| JPH09172018A (ja) | アルミニウム信号ラインおよび半導体装置ならびにそれらの製造方法 | |
| JPH1093102A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
| JPH0715017A (ja) | 平板表示装置およびその製造方法 | |
| JPH0766423A (ja) | 液晶表示装置用アレイ基板 | |
| JP2000081632A (ja) | 薄膜トランジスタ及び液晶表示装置 | |
| JP3199404B2 (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
| JPH06294973A (ja) | 液晶表示装置用アレイ基板 | |
| JP2809153B2 (ja) | 液晶表示装置及びその製造方法 | |
| JP2937255B2 (ja) | 透明導電膜のパターニング方法 | |
| JPH0640585B2 (ja) | 薄膜トランジスタ | |
| KR100750913B1 (ko) | 배선의 제조 방법 및 그 배선을 포함하는 액정 표시장치용 박막 트랜지스터 기판 및 그 제조 방법 | |
| JPH0766422A (ja) | 液晶表示装置用アレイ基板 | |
| US20040197964A1 (en) | Method for fabricating thin film transistor for liquid crystal display device | |
| JP3962800B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
| JPH07254714A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP2003152188A (ja) | 薄膜トランジスタパネル | |
| KR100507281B1 (ko) | 액정표시장치의 비아홀 형성 방법 | |
| KR100275953B1 (ko) | 박막트랜지스터의 제조방법 | |
| KR100709707B1 (ko) | 박막 트랜지스터 기판 및 그 제조 방법 | |
| JP3149034B2 (ja) | 薄膜トランジスタ | |
| JPH08160458A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0713145A (ja) | 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法 |