JPH0629570A - 発光素子構造 - Google Patents
発光素子構造Info
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- JPH0629570A JPH0629570A JP18011892A JP18011892A JPH0629570A JP H0629570 A JPH0629570 A JP H0629570A JP 18011892 A JP18011892 A JP 18011892A JP 18011892 A JP18011892 A JP 18011892A JP H0629570 A JPH0629570 A JP H0629570A
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Landscapes
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 pn接合部から放出される光を効率的に外部
へ取り出すことができ、高輝度の発光が可能なLED等
の発光素子構造を提供すること。 【構成】 p型/n型半導体層とn型/p型半導体層と
をpn接合し、光取り出し面上に上部電極を、反対側裏
面上に下部電極を形成する発光素子構造であって、上部
電極7直下方向のpn接合部1と上部電極7間に電流ブ
ロック層2を形成してなり、望ましくは該電流ブロック
層2が、n型またはp型半導体層あるいは電気絶縁性層
であって、さらに望ましくは該電流ブロック層2が、上
部電極と同一または相似形に形成されてなり、その横断
面積が上部電極の少なくとも1/2を有し、かつ、その
厚さが0.05〜10.0μmに形成されるものであ
る。
へ取り出すことができ、高輝度の発光が可能なLED等
の発光素子構造を提供すること。 【構成】 p型/n型半導体層とn型/p型半導体層と
をpn接合し、光取り出し面上に上部電極を、反対側裏
面上に下部電極を形成する発光素子構造であって、上部
電極7直下方向のpn接合部1と上部電極7間に電流ブ
ロック層2を形成してなり、望ましくは該電流ブロック
層2が、n型またはp型半導体層あるいは電気絶縁性層
であって、さらに望ましくは該電流ブロック層2が、上
部電極と同一または相似形に形成されてなり、その横断
面積が上部電極の少なくとも1/2を有し、かつ、その
厚さが0.05〜10.0μmに形成されるものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高輝度が得られる発光
ダイオード(LED)等の発光素子構造に関する。
ダイオード(LED)等の発光素子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】LED等の発光素子は、計器等の数値表
示や各種表示板に多用されている。一般的に使用される
発光素子構造は、例えば図5で示すように、n型/p型
半導体基板6上に積層したn型/p型半導体層5とp型
/n型半導体層4とを接合させてpn接合部1を形成
し、上記p型/n型半導体層4あるいは必要に応じてさ
らに電流拡散層3を積層して、この表面(以下、光取り
出し面という)上にドット状の電極(以下、上部電極と
いう)7を設け、上記基板6の表面(以下、裏面とい
う)上に平板状の電極(以下、下部電極という)8を形
成している。
示や各種表示板に多用されている。一般的に使用される
発光素子構造は、例えば図5で示すように、n型/p型
半導体基板6上に積層したn型/p型半導体層5とp型
/n型半導体層4とを接合させてpn接合部1を形成
し、上記p型/n型半導体層4あるいは必要に応じてさ
らに電流拡散層3を積層して、この表面(以下、光取り
出し面という)上にドット状の電極(以下、上部電極と
いう)7を設け、上記基板6の表面(以下、裏面とい
う)上に平板状の電極(以下、下部電極という)8を形
成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の発光素子構造に
よれば、上部電極7の直下方向のpn接合部が、最も電
流が注入される領域となるので、発光素子はこの部分で
発光量が最も多くなり強発光となる。ところが、この強
発光は、光取り出し面に向かって発せられるが、その直
上部にある上部電極によって吸収され、素子外部に効率
的に取り出すことができず、発光素子の輝度が低下す
る。このように、従来の発光素子構造では輝度が低く、
市場ではさらに高輝度の発光素子の開発が強く望まれて
いる。これに応じて様々な改良が提案されているが、上
記要望を十分満足させる発光素子は未だ開発されていな
いのが現状である。
よれば、上部電極7の直下方向のpn接合部が、最も電
流が注入される領域となるので、発光素子はこの部分で
発光量が最も多くなり強発光となる。ところが、この強
発光は、光取り出し面に向かって発せられるが、その直
上部にある上部電極によって吸収され、素子外部に効率
的に取り出すことができず、発光素子の輝度が低下す
る。このように、従来の発光素子構造では輝度が低く、
市場ではさらに高輝度の発光素子の開発が強く望まれて
いる。これに応じて様々な改良が提案されているが、上
記要望を十分満足させる発光素子は未だ開発されていな
いのが現状である。
【0004】本発明の目的は、上記の課題を解消し、p
n接合部から放出される光を効率よく外部に取り出すこ
とができ、高輝度の発光が可能なLED等の発光素子構
造を提供することにある。
n接合部から放出される光を効率よく外部に取り出すこ
とができ、高輝度の発光が可能なLED等の発光素子構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記問題
を解消するため種々検討した結果、上部電極直下方向の
pn接合部に電流が集中して注入されない構造とするこ
とで、上記目的が達成できることを見出し本発明を完成
した。即ち、本発明の発光素子構造は、n型半導体層と
p型半導体層とをpn接合し、光取り出し面上に上部電
極を、反対側裏面上に下部電極を形成する発光素子構造
であって、該上部電極直下方向のpn接合部と上部電極
間に電流ブロック層を形成してなり、望ましくは該電流
ブロック層が、n型またはp型半導体層あるいは電気絶
縁性層であって、さらに望ましくは該電流ブロック層
が、上部電極と同一または相似形に形成されてなり、そ
の面積が上部電極の少なくとも1/2を有し、かつ、そ
の厚さが0.05〜10.0μmに形成されるものであ
る。
を解消するため種々検討した結果、上部電極直下方向の
pn接合部に電流が集中して注入されない構造とするこ
とで、上記目的が達成できることを見出し本発明を完成
した。即ち、本発明の発光素子構造は、n型半導体層と
p型半導体層とをpn接合し、光取り出し面上に上部電
極を、反対側裏面上に下部電極を形成する発光素子構造
であって、該上部電極直下方向のpn接合部と上部電極
間に電流ブロック層を形成してなり、望ましくは該電流
ブロック層が、n型またはp型半導体層あるいは電気絶
縁性層であって、さらに望ましくは該電流ブロック層
が、上部電極と同一または相似形に形成されてなり、そ
の面積が上部電極の少なくとも1/2を有し、かつ、そ
の厚さが0.05〜10.0μmに形成されるものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成によれば、上部電極とその直下方向の
pn接合部間に電流ブロック層を形成したので、電流は
このブロック層を迂回して流れるようになり、上記ブロ
ック層直下方向のpn接合部周囲に電流が集中して流れ
る。したがって、上部電極直下のpn接合部分に電流が
集中することが防止される。また、ブロック層直下方向
のpn接合部周囲に電流が集中して流れるので、この部
分が強発光となり、この強発光は上部電極に吸収されに
くくなる。したがって、発光素子の強発光を効率的に外
部に取り出すことが可能となり、発光素子の輝度を向上
させることができる。
pn接合部間に電流ブロック層を形成したので、電流は
このブロック層を迂回して流れるようになり、上記ブロ
ック層直下方向のpn接合部周囲に電流が集中して流れ
る。したがって、上部電極直下のpn接合部分に電流が
集中することが防止される。また、ブロック層直下方向
のpn接合部周囲に電流が集中して流れるので、この部
分が強発光となり、この強発光は上部電極に吸収されに
くくなる。したがって、発光素子の強発光を効率的に外
部に取り出すことが可能となり、発光素子の輝度を向上
させることができる。
【0007】以下、本発明を図面に基づきより詳細に説
明する。図1は、本発明の発光素子の基本構成を示す模
式断面図である。前記従来の発光素子と同一箇所には同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。同図におい
て、前記図5と相違するところは、上部電極7の直下方
向の電流拡散層3とp型/n型半導体層4との境界部9
に電流ブロック層2を形成している点である。
明する。図1は、本発明の発光素子の基本構成を示す模
式断面図である。前記従来の発光素子と同一箇所には同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。同図におい
て、前記図5と相違するところは、上部電極7の直下方
向の電流拡散層3とp型/n型半導体層4との境界部9
に電流ブロック層2を形成している点である。
【0008】本発明の発光素子を構成する半導体材料と
しては特に制限はなく、通常LED等の発光素子材料と
して用いられるものがいずれも使用できる。その具体例
としては、InP系,GaAs系,GaP系,AlGa
As系,GaInP系,GaInAs系等の各種p型ま
たはn型半導体を用いたものが挙げられる。図4は発光
素子の伝導型を示すものであって、本発明の発光素子構
造では図4(a)または(b)のいずれの構成としても
よい。
しては特に制限はなく、通常LED等の発光素子材料と
して用いられるものがいずれも使用できる。その具体例
としては、InP系,GaAs系,GaP系,AlGa
As系,GaInP系,GaInAs系等の各種p型ま
たはn型半導体を用いたものが挙げられる。図4は発光
素子の伝導型を示すものであって、本発明の発光素子構
造では図4(a)または(b)のいずれの構成としても
よい。
【0009】なお、電流拡散層3は必要に応じて設けら
れ、通常キャリア濃度が5×1017cm-3以上の高キャリ
ア濃度層が適用される。上部電極直下に該層3を設ける
ことにより、電流拡散性が改善されて、上部電極とpn
接合部との距離が近接していても、しかも上部電極とし
て面積の小さいドット状電極を用いた場合でも、pn接
合部の全面に電流が流れるようになり、発光素子の輝度
が向上するので好ましい。
れ、通常キャリア濃度が5×1017cm-3以上の高キャリ
ア濃度層が適用される。上部電極直下に該層3を設ける
ことにより、電流拡散性が改善されて、上部電極とpn
接合部との距離が近接していても、しかも上部電極とし
て面積の小さいドット状電極を用いた場合でも、pn接
合部の全面に電流が流れるようになり、発光素子の輝度
が向上するので好ましい。
【0010】この電流拡散層は、例えばGaInp系に
ついて述べると、p型GaInp層上に高キャリア濃度
のp+ GaInp層をエピタキシャル成長により形成す
る方法、p型GaInp層としてエピタキシャル成長し
た後、Zn,Mg,Be,Cd等の不純物拡散によって
表面層のキャリア濃度を高くして電流拡散層とする方
法、p型の不純物をイオン化してp型GaInp層表面
に打ち込むイオン注入法によって電流拡散層を形成する
方法などが挙げられる。
ついて述べると、p型GaInp層上に高キャリア濃度
のp+ GaInp層をエピタキシャル成長により形成す
る方法、p型GaInp層としてエピタキシャル成長し
た後、Zn,Mg,Be,Cd等の不純物拡散によって
表面層のキャリア濃度を高くして電流拡散層とする方
法、p型の不純物をイオン化してp型GaInp層表面
に打ち込むイオン注入法によって電流拡散層を形成する
方法などが挙げられる。
【0011】この電流拡散層の厚さは、この層自身が光
の自己吸収性を有するため、電流拡散効果を発揮する限
りにおいては可及的に薄い方が好ましく、通常は5μm
以下、好ましくは3μm以下とするのがよい。
の自己吸収性を有するため、電流拡散効果を発揮する限
りにおいては可及的に薄い方が好ましく、通常は5μm
以下、好ましくは3μm以下とするのがよい。
【0012】上部電極7は、直下層がp層の場合、Au
Be,AuZn,AuSn、また、直下層がn層の場
合、AuGe等の材料を、半導体素子の光取り出し面の
表面に真空蒸着等の方法により被着した後、パターニン
グ、アニーリング等の通常の処理を施し、半導体の光取
り出し面の中央部や端部等の適当な位置に任意の形状に
成形する。この電極の形状は、特に制限はなく各種形状
が採用可能であるが、形成の容易性などの点からドット
状電極とすることが好ましい。
Be,AuZn,AuSn、また、直下層がn層の場
合、AuGe等の材料を、半導体素子の光取り出し面の
表面に真空蒸着等の方法により被着した後、パターニン
グ、アニーリング等の通常の処理を施し、半導体の光取
り出し面の中央部や端部等の適当な位置に任意の形状に
成形する。この電極の形状は、特に制限はなく各種形状
が採用可能であるが、形成の容易性などの点からドット
状電極とすることが好ましい。
【0013】下部電極8は、直下層がn層の場合、Au
Be,AuZn,AuSn、直下層がp層の場合、Au
Ge等の材料を、上部電極7の場合と同様にして発光素
子下部表面に被着し、ダイシング等の方法により平板状
等の任意の大きさに成形する。
Be,AuZn,AuSn、直下層がp層の場合、Au
Ge等の材料を、上部電極7の場合と同様にして発光素
子下部表面に被着し、ダイシング等の方法により平板状
等の任意の大きさに成形する。
【0014】電流ブロック層2は、電流を阻止する機能
を有するものであればよく、本発明では、p型またはn
型半導体あるいは電気絶縁性材料により電流ブロック層
を形成して電流阻止機能を持たせるものである。上記p
型またはn型半導体からなる電流ブロック層は、半導体
の整流作用を利用して電流阻止機能を持たせるものであ
る。この整流作用とは、図3で示すように、半導体中に
pn接合部を形成すると、例えば(A)の場合では、電
流は半導体中を流れるが、(B)の場合では、電流は流
れず絶縁体になることをいい、本発明はこの絶縁体にな
る性質を利用するものである。
を有するものであればよく、本発明では、p型またはn
型半導体あるいは電気絶縁性材料により電流ブロック層
を形成して電流阻止機能を持たせるものである。上記p
型またはn型半導体からなる電流ブロック層は、半導体
の整流作用を利用して電流阻止機能を持たせるものであ
る。この整流作用とは、図3で示すように、半導体中に
pn接合部を形成すると、例えば(A)の場合では、電
流は半導体中を流れるが、(B)の場合では、電流は流
れず絶縁体になることをいい、本発明はこの絶縁体にな
る性質を利用するものである。
【0015】上記p型またはn型半導体としては基板に
格子整合する材料であればいずれも使用でき、例えばA
lGaInP/GaAs sub.系ではGaAs層が
一般的に使用でき、GaInP/GaAsP sub.
系ではGaInP層、GaAsP層が使用できる。ま
た、電気絶縁性材料としては、電流を阻止する機能を有
するものであればよく、例えばSiO2 ,SiN,Al
2 O3 等が使用できるが、本発明では基板との格子整合
が可能でブロック層上への他層の成長を容易とできる上
記p型またはn型半導体の使用が好ましい。
格子整合する材料であればいずれも使用でき、例えばA
lGaInP/GaAs sub.系ではGaAs層が
一般的に使用でき、GaInP/GaAsP sub.
系ではGaInP層、GaAsP層が使用できる。ま
た、電気絶縁性材料としては、電流を阻止する機能を有
するものであればよく、例えばSiO2 ,SiN,Al
2 O3 等が使用できるが、本発明では基板との格子整合
が可能でブロック層上への他層の成長を容易とできる上
記p型またはn型半導体の使用が好ましい。
【0016】上記電流ブロック層2は、上記材料をMO
CVD法,MBE法,LPE法等を用いた多段階成長に
よって、上部電極7の直下の電流拡散層3とp型/n型
半導体層4との境界部に、あるいはp型/n型半導体層
4中に形成する。
CVD法,MBE法,LPE法等を用いた多段階成長に
よって、上部電極7の直下の電流拡散層3とp型/n型
半導体層4との境界部に、あるいはp型/n型半導体層
4中に形成する。
【0017】この電流ブロック層2は、上部電極の形状
に応じて任意の形状に形成できるので、上部電極の形状
と同一または相似形とし、その面積が上部電極の1/2
以上、好ましくは0.8〜2、特に好ましくは1.0〜
1.5になるように形成すればよい。例えば、上部電極
がドット状であれば、その直径の少なくとも1/2以上
の直径を有するドット状の電流ブロック層とすればよ
い。また、例えば、上部電極の最大幅の4/5の幅を有
し、一方向へ帯状に形成したものでもよい。上記電流ブ
ロック層の面積が上部電極の1/2未満であれば、電極
直下に流れ易くなり電流ブロック効果が小さくなり好ま
しくない。一方、2倍を越えるようになると、発光する
pn接合部の面積が小さくなり、発光素子の高輝度化が
達成できないので好ましくない。
に応じて任意の形状に形成できるので、上部電極の形状
と同一または相似形とし、その面積が上部電極の1/2
以上、好ましくは0.8〜2、特に好ましくは1.0〜
1.5になるように形成すればよい。例えば、上部電極
がドット状であれば、その直径の少なくとも1/2以上
の直径を有するドット状の電流ブロック層とすればよ
い。また、例えば、上部電極の最大幅の4/5の幅を有
し、一方向へ帯状に形成したものでもよい。上記電流ブ
ロック層の面積が上部電極の1/2未満であれば、電極
直下に流れ易くなり電流ブロック効果が小さくなり好ま
しくない。一方、2倍を越えるようになると、発光する
pn接合部の面積が小さくなり、発光素子の高輝度化が
達成できないので好ましくない。
【0018】この電流ブロック層2の厚さは、0.05
〜10μm、好ましくは0.1〜5μm ,特に好ましく
は0.5〜2μm である。電流ブロック層の厚さが、
0.05μm未満となると、膜厚の制御が困難となり、
また、電流をブロックできなくなり好ましくない。一
方、10μmを越えると、電流拡散層が厚くなり発光素
子の光取り出し効率が低下するとともに、コストが高く
つき好ましくない。
〜10μm、好ましくは0.1〜5μm ,特に好ましく
は0.5〜2μm である。電流ブロック層の厚さが、
0.05μm未満となると、膜厚の制御が困難となり、
また、電流をブロックできなくなり好ましくない。一
方、10μmを越えると、電流拡散層が厚くなり発光素
子の光取り出し効率が低下するとともに、コストが高く
つき好ましくない。
【0019】上記電流ブロック層2および上部電極7
は、電流ブロック層2が上部電極7の直下方向に位置す
るようにそれぞれ形成する。図1では、上部電極7を光
取り出し面の中央部に、電流ブロック層2を上記上部電
極7の直下方向の電流拡散層3とp型/n型半導体層4
の境界面に位置するように形成しているが、図2に示す
ように、上部電極7を光取り出し面の端部に形成し、上
記と同様にそれに対応する位置に電流ブロック層2を形
成することができる。このように、電流ブロック層2が
上部電極7の直下方向に位置するように形成されれば、
どの位置でも差し支えない。
は、電流ブロック層2が上部電極7の直下方向に位置す
るようにそれぞれ形成する。図1では、上部電極7を光
取り出し面の中央部に、電流ブロック層2を上記上部電
極7の直下方向の電流拡散層3とp型/n型半導体層4
の境界面に位置するように形成しているが、図2に示す
ように、上部電極7を光取り出し面の端部に形成し、上
記と同様にそれに対応する位置に電流ブロック層2を形
成することができる。このように、電流ブロック層2が
上部電極7の直下方向に位置するように形成されれば、
どの位置でも差し支えない。
【0020】本発明の発光素子構造、例えば図4(a)
に示す構造では、上部電極7を正極に下部電極8を負極
として通電すると、電流は半導体の整流作用によって、
n型半導体2からp型半導体4へは流れない。このため
電流は上部電極7の直下部分にあたるn型半導体層2を
迂回するように流れる。したがって、電流は上部電極7
の直下部分の周囲を集中して流れるので、発光素子Hは
この部分で強発光となる。また、上部電極7の直下方向
のpn接合部では、ほとんど発光しないので、この発光
が上部電極7に吸収されるとしても発光素子全体の発光
量にはほとんど影響ない。この結果、発光素子の発光効
率が向上する。
に示す構造では、上部電極7を正極に下部電極8を負極
として通電すると、電流は半導体の整流作用によって、
n型半導体2からp型半導体4へは流れない。このため
電流は上部電極7の直下部分にあたるn型半導体層2を
迂回するように流れる。したがって、電流は上部電極7
の直下部分の周囲を集中して流れるので、発光素子Hは
この部分で強発光となる。また、上部電極7の直下方向
のpn接合部では、ほとんど発光しないので、この発光
が上部電極7に吸収されるとしても発光素子全体の発光
量にはほとんど影響ない。この結果、発光素子の発光効
率が向上する。
【0021】なお、上記例では、電流拡散層3および半
導体層4をp型半導体に、電流ブロック層2をn型半導
体として形成したが、本発明では、図4(b)に示すよ
うに、このp型とn型を逆にして、電流を下部電極8b
から上部電極7bへ流す構成としても、上記図4(a)
と同様の作用、効果が得られる。
導体層4をp型半導体に、電流ブロック層2をn型半導
体として形成したが、本発明では、図4(b)に示すよ
うに、このp型とn型を逆にして、電流を下部電極8b
から上部電極7bへ流す構成としても、上記図4(a)
と同様の作用、効果が得られる。
【0022】
【実施例】以下、実施例を示し本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明がこれに限定されるものでないことは
言うまでもない。 実施例1 厚さ350μmのn型GaAsP基板上に、厚さ10μ
mのn型GaInP層および厚さ3μmのp型GaIn
P層を順次エピタキシャル成長した後、このp型GaI
nP層上に、LPE法によって厚さ2μmのn型GaI
nP層を全面に成長させた。その後、フォトリソグラフ
ィーを用いてドット状のGaInP層を残し、それ以外
をエッチングで除去し電流ブロック層を形成した。さら
にこの電流ブロック層およびp型GaInP層上に厚さ
5μmのp型GaInP層をエピタキシャル成長させ
た。ついで、成長後のウエハー表面にAuBeを真空蒸
着した後、パターニング処理を施し、チップ化したとき
の光取り出し面となるチップ表面中央部に直径150μ
mの円形電極を形成した。一方、ウエハー裏面にAuS
nを真空蒸着した後、ダイシングしてチップ化し、図1
に示す構成の発光素子Hを作製した。
る。なお、本発明がこれに限定されるものでないことは
言うまでもない。 実施例1 厚さ350μmのn型GaAsP基板上に、厚さ10μ
mのn型GaInP層および厚さ3μmのp型GaIn
P層を順次エピタキシャル成長した後、このp型GaI
nP層上に、LPE法によって厚さ2μmのn型GaI
nP層を全面に成長させた。その後、フォトリソグラフ
ィーを用いてドット状のGaInP層を残し、それ以外
をエッチングで除去し電流ブロック層を形成した。さら
にこの電流ブロック層およびp型GaInP層上に厚さ
5μmのp型GaInP層をエピタキシャル成長させ
た。ついで、成長後のウエハー表面にAuBeを真空蒸
着した後、パターニング処理を施し、チップ化したとき
の光取り出し面となるチップ表面中央部に直径150μ
mの円形電極を形成した。一方、ウエハー裏面にAuS
nを真空蒸着した後、ダイシングしてチップ化し、図1
に示す構成の発光素子Hを作製した。
【0023】この発光素子Hの上部電極7と下部電極8
間に20mAの電流を加え、発光素子Hを発光させた。
このときの輝度を輝度測定計(フォトメーターモデル5
50−1 EG&G社製)を用いて測定したところ、表
1に示すような結果が得られた。
間に20mAの電流を加え、発光素子Hを発光させた。
このときの輝度を輝度測定計(フォトメーターモデル5
50−1 EG&G社製)を用いて測定したところ、表
1に示すような結果が得られた。
【0024】実施例2〜3 上記実施例1において、電流ブロック層の直径を変える
以外は全く同様にして発光素子を作製した。電流ブロッ
ク層の直径120μmのものを実施例2、直径180μ
mのものを実施例3とし、これらの発光素子の輝度を上
記実施例1と同様に測定したところ、表1に示す結果が
得られた。
以外は全く同様にして発光素子を作製した。電流ブロッ
ク層の直径120μmのものを実施例2、直径180μ
mのものを実施例3とし、これらの発光素子の輝度を上
記実施例1と同様に測定したところ、表1に示す結果が
得られた。
【0025】比較例1 上記実施例1において、p型GaInP層内に電流ブロ
ック層を形成しない以外は全く同様にして発光素子を作
製した。この発光素子の輝度を上記実施例1と同様に測
定したところ、表1に示す結果が得られた。
ック層を形成しない以外は全く同様にして発光素子を作
製した。この発光素子の輝度を上記実施例1と同様に測
定したところ、表1に示す結果が得られた。
【0026】比較例2〜3 上記実施例1において、電流ブロック層の面積を表1に
示すように変更した以外は全く同様にして発光素子を作
製した。電流ブロック層の直径20μmのものを比較例
2、直径300μmのものを比較例3とし、これらの発
光素子の輝度を上記実施例1と同様に測定したところ、
表1に示す結果が得られた。
示すように変更した以外は全く同様にして発光素子を作
製した。電流ブロック層の直径20μmのものを比較例
2、直径300μmのものを比較例3とし、これらの発
光素子の輝度を上記実施例1と同様に測定したところ、
表1に示す結果が得られた。
【0027】
【表1】
【0028】上記表1から明らかなように、本発明の発
光素子構造のものは、輝度が5.2mcd と高い値を示
し、従来電流ブロック層を形成しない発光素子構造のも
のよりも、輝度が57%向上したものであった。
光素子構造のものは、輝度が5.2mcd と高い値を示
し、従来電流ブロック層を形成しない発光素子構造のも
のよりも、輝度が57%向上したものであった。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
上部電極とその直下方向のpn接合部間に電流ブロック
層を形成したので、上部電極直下のpn接合部分に電流
が集中することが防止される。また、ブロック層直下方
向のpn接合部周囲に電流が集中して流れるので、発光
素子の強発光を効率的に外部に取り出すことが可能とな
り、発光素子の輝度を向上させることができる。したが
って、従来の発光素子構造のものよりもその輝度を大幅
に向上させることができ、高輝度の発光素子となる。
上部電極とその直下方向のpn接合部間に電流ブロック
層を形成したので、上部電極直下のpn接合部分に電流
が集中することが防止される。また、ブロック層直下方
向のpn接合部周囲に電流が集中して流れるので、発光
素子の強発光を効率的に外部に取り出すことが可能とな
り、発光素子の輝度を向上させることができる。したが
って、従来の発光素子構造のものよりもその輝度を大幅
に向上させることができ、高輝度の発光素子となる。
【図1】本発明の一実施例による発光素子構造を示す模
式断面図である。
式断面図である。
【図2】本発明の他の実施例による発光素子構造を示す
模式断面図である。
模式断面図である。
【図3】半導体の整流作用を説明する模式図である。
【図4】本発明の発光素子構造における半導体伝導型構
成を示す模式断面図である。
成を示す模式断面図である。
【図5】従来の発光素子構造を示す模式断面図である。
1 pn接合部 2 電流ブロック層 3 p型/n型電流拡散層 4 p型/n型半導体層 5 n型/p型半導体層 6 n型/p型半導体基板 7 上部電極 8 下部電極 9 境界部 H 発光素子
Claims (3)
- 【請求項1】 n型半導体層とp型半導体層とをpn接
合し、光取り出し面上に上部電極を、反対側裏面上に下
部電極を形成する発光素子構造であって、該上部電極直
下方向のpn接合部と上部電極間に電流ブロック層を形
成してなる発光素子構造。 - 【請求項2】 電流ブロック層が、n型またはp型半導
体層あるいは電気絶縁性層である請求項1記載の発光素
子構造。 - 【請求項3】 電流ブロック層が、上部電極と同一また
は相似形に形成されてなり、その面積が上部電極の少な
くとも1/2を有し、かつ、その厚さが0.05〜1
0.0μmである請求項1記載の発光素子構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18011892A JPH0629570A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 発光素子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18011892A JPH0629570A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 発光素子構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629570A true JPH0629570A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16077738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18011892A Pending JPH0629570A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 発光素子構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629570A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003023181A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Showa Denko Kk | GaP系発光ダイオード及びその製造方法 |
| JP2005123526A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Oki Data Corp | 半導体装置、ledヘッド、及び画像形成装置 |
| WO2006080958A1 (en) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Cree, Inc. | Led with curent confinement structure and surface roughening |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP18011892A patent/JPH0629570A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003023181A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Showa Denko Kk | GaP系発光ダイオード及びその製造方法 |
| JP2005123526A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Oki Data Corp | 半導体装置、ledヘッド、及び画像形成装置 |
| WO2006080958A1 (en) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Cree, Inc. | Led with curent confinement structure and surface roughening |
| US7335920B2 (en) | 2005-01-24 | 2008-02-26 | Cree, Inc. | LED with current confinement structure and surface roughening |
| US8541788B2 (en) | 2005-01-24 | 2013-09-24 | Cree, Inc. | LED with current confinement structure and surface roughening |
| US8772792B2 (en) | 2005-01-24 | 2014-07-08 | Cree, Inc. | LED with surface roughening |
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